JPH03240329A - 一斉通報の呼出方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は防災行政無線システム等における一斉通報の呼
出し方式に関するものである。

〔発明の概要〕

無線周波数の有効利用と呼損率低減等のために。

都道府県や政令指定都市の防災行政無線システムでは、
マルチチャネル　アクセス方式が採用され。

１つの系の親局に数１０局から１００局以上もの端末局
が接続されるようになった。

従って、端末局が話中であった場合には２強制的に通話
を終了させた後、一斉通報の選択信号を送り、全局から
の応答を受信するには、数１０秒から１分以上もかかっ
てしまう〇 一斉通報前の端末局の接続状況確認や通報後の受令確認
のための時間は情報を迅速に伝達する上で大きな問題と
なっている。

本発明は、各端末局に制御用と通話用に少なくとも２つ
の受信機を設け、一斉通報時端末局が話中であっても、
制揖チャネルを用いて親局から全ての対象端末局に選択
信号を送り、同時に通話中の端末局に対して（ｉ強切音
、復旧信号を送って。

強制的に通話を終了させ、端末局では一斉通報回線への
接続を行ない、接続完了等の信号を送出することにより
、一斉通報の応答信号を親局が受信するまでの時間を短
縮し、上記問題点を解決したものである。

〔従来の技術〕

第２図は従来の都道府県防災行政無線システムにおける
一斉通報時のシーケンスを示すもので親局のＴの線上に
は送信信号を、Ｒの線上には受信信号を示す。端末局１
〜端末局ｎの各Ｔの線上には送信信号なＲの線上には受
信信号を示す。

一斉通報が起動すると、対象局が通話中であれば親局か
ら強切音ａか送出され、数秒間の時間をおいて復旧信号
すを出し、その後に親局は一斉通報の選択信号等Ｃを送
出し、端末局からの応答信号ｄを確認してから一斉通報
１行なっていた。この方法では、一斉通報が起動してか
ら一斉通報が行なわれるまでに数１０秒から１分以上の
時間が必要であった。

〔発明が解決しようとする課題〕

前述の従来技術では、一斉通報起動から通話中のチャネ
ルの強勢処理の時間、一斉通報の選択呼出時間がシリア
ルになるため迅速性に欠ける欠点があった。

本発明はこの欠点を解決するため、一斉指令の選択呼出
と通話中の強勢処理を平行して行ない。

一斉通報が起動して一斉通報が行なわれるまでの時間を
短縮することを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は上記の目的を達成するため、端末局に少な（と
も２つの受信機を設け、一斉指令の選択信号受信と通話
の強勢処理を同時に行なうようにしたものである。

〔作用〕

その結果、親局で一斉通報起動の信号を受信して、一斉
通報が行なわれるまでの時間が大幅に短縮されることに
なる。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を第１図により説明する。第
１図は、親局と端末局が通話チャネルの１つを用いて通
話中、他のチャネルから一斉通報を行なうため９通話中
のチャネルの強勢処理な行なうと同時に制御チャネルを
用いて、一斉通報に必要な情報の送受を行ない９通話強
勢の後に一斉通報を開始するようにした構成を示すもの
である。

一斉通報の操作卓ｌから起動すると中継交換装置２を経
由して親局の回線制御装置３が起動される。回線制御装
置３は制御チャネル４と複数の通話チャネル５．さらに
これらのチャネルの制御をする共通制御部６から構成さ
れており、制御チャネル４に接続されている無線装竜は
、連続送信状態で端末局の接続制真に必要な信号の授受
を行なう。

一斉通報の起動は、共通制御部６に接続され。

一斉通報の情報が伝送される。共通制御部６は。

一斉通報の呼出に必要な情報を制御チャネル４に伝送す
ると共に、一斉通報の対象局で通話チャネル５を用いて
通話中の局に対しては、一定の処理を行なった後に強制
切断する。制御チャネル４は端末局９に対して一斉通報
の１別や対象局情報等を含む呼出信号を下り回線７から
送出する。その間に対象局となった通話中の通話チャネ
ル５は強切音が流れ、その後数秒の経過の後に強制切断
される。強制切断の後９通話チャネル５の回線の１つ８
を使って通報が行なわれる。

端末局９はチャネルを任意に切換えられる送受信部１０
．制御部１１．受令電話機１２等から構成されている。

第３図は一斉通報の呼出と強制切断のシーケンスを示し
たもので９通話中の端末局に一斉通報が入ったときの強
勢処理を示している。ＣＴ、ＣＲは制御チャネルの送信
信号と受信信号、　ＤＴ、ＤＲは通話チャネルの送信信
号と受信信号をそれぞれ示している。一斉通報が起動す
ると親局の制御チャネルから一斉通報起動Ｃが送出され
、待受状態にあった局からは、制御チャネルの上り回線
１３により応答信号ｄ、が返される。通話中の端末局に
は、対象局であれば親局から強切音ａが送られ。

数秒間の時間をおいて、復旧信号すが送出され強制切断
される。その後、一斉通報チャネル（図ではＣＨＩ　）
に切換えられてから、一斉通報が始まるＱ 〔発明の効果〕 本発明によれば、一斉通報の選択呼出と通話中の強制処
理を２つのチャネルで同時に行なうことができるので、
一斉通報が起動して、一斉通報が行なわれるまでの時間
を大幅に短縮することが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の全体の構成例を示す図、第２図は従来
の方法による動作７−ケンスを示す図。 第３図は本発明の動作シーケンスを示す図である。 ｌ：操作卓、２：中継交換装置、３：回線制御装置、４
、二制御チャネル、５：通話チャネル、６：共通制御部
、７：制御チャネルの下り回線、８：通話チャネルの回
線、９：端末局、１０：　送受信部、１１：制動部、１
２：受令電話機、１３：制御チャネルの上り回線。 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、マルチチャネルアクセス方式により、親局から多数
   の端末間に対し、一斉通報を行なう場合、通報前の端末
   間の信号受信状況確認や通報後の受令確認を行なうシス
   テムにおいて、端末局に制御チャネルと通話チャネルを
   同時に受信できるように少なくとも２つの受信機を設け
   、一斉通報の対象端末局が話中であっても、親局で一斉
   通報の起動を受信した場合、親局は直ちに制御チャネル
   から全ての対象端末局に一斉通報の選択信号を送り、接
   続確認等の信号を受信しながら、同時に話中端末局には
   強切音、復旧信号を送って通話を終了させるようにした
   ことを特徴とする一斉通報の呼出方式。