JPH0239398A - 防災監視装置 - Google Patents

防災監視装置

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JPH0239398A
JPH0239398A JP63189729A JP18972988A JPH0239398A JP H0239398 A JPH0239398 A JP H0239398A JP 63189729 A JP63189729 A JP 63189729A JP 18972988 A JP18972988 A JP 18972988A JP H0239398 A JPH0239398 A JP H0239398A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、火災等の異常を監視する防災監視装置に関し
、特に分散配置した複数の監視制御部で異常が発生した
際にバックアップ伝送を確立する防災監視装置に関する
[従来の技術] 従来、受信機に対し複数の監視制御部としての中継盤を
分散配置した防災監視装置にあっては、例えば受信機に
対し各警戒区域毎に配置した複数の中継盤をループ式多
重伝送方式をとるケーブルネットワークで接続したシス
テム構成をとっている。
一方、このような分散型防災監視装置において、中継盤
に設けたCPUでなる制御部でハードエラー等の異常が
起きた場合、中継盤による受信はとの間の防災情報の伝
送機能が失われてしまうことから、別途設けたバックア
ップ線を使用して受信機と中継盤との間で必要最小限の
情報伝送ができるようにしている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の分散型防災監視装置に
おける中継盤制御部の異常に対するバックアップ方式に
あっては、本来のケーブルネットワークに他にバックア
ップ線を別途布設しなければならないため、ケーブルネ
ットワークの構成が複雑となり、またバックアップ線に
よる情報伝送は、通常の情報伝送に対し必要最小限の情
報、例えば火災等の有無を示すオン・オフ信号しか伝送
できず、監視は能の低下が著しいという問題があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、中継盤制御部の故障に対し情報伝送能力を低下さ
せることなく適切に対応できるようにした信頼性の高い
分散型の防災監視装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するため本発明におっては、まず次の構
成をもった分散型の防災監視装置を対象とする。
即ち、主制御部と副制御部とを備えた受信機と、主制御
部と副制御部を備えた少なくとも1つの中Il!盤とで
構成され、受信機の主制御部と中継盤の主制御部とは主
伝送路を介してループ接続され、受信機の副制御部と中
継盤の副制御部とは副伝送路を介してループ接続され、
定常監視状態にあっては、主伝送路を使用して受信機と
中継盤間で防災情報を伝送すると共に、副伝送路を使用
して受信機と中継盤間で防災情報以外の情報を伝送する
防災監視装置を対象とする。
このような防災監視装置に対し本発明にあっては、中継
盤に主制御部の異常を監視する異常監視手段と、主制御
部に接続している端末機器を副制脚部側に切換可能な切
換手段とを設け、異常監視手段で主制御部の異常を検出
した際には、前記切換手段により主制御部に接続してい
る端末機器を副制脚部側に切換え、副伝送路を使用して
受信機との間で防災情報を伝送するようにしたものであ
る。
[作用] このような構成を備えた本発明の防災監視装置にあって
は、中継盤で主制御部の異常、例えば主制御部を構成す
るCPUの暴走等が検出されると、主制御部に接続され
ていた端末機器が副制脚部側に切換えられ、それまで副
制御部により伝送されていた防災情報以外の情報伝送を
禁止するか又は優先して防災情報伝送を副伝送路を使用
して受信機との間で行なうようになり、このため防災情
報の伝送能力を低下させることなくバックアップ伝送を
確立することができ、バックアップ状態においても充分
な防災監視を継続することができる。
また副伝送路は、定常監視状態にあっては、防災情報以
外の情報、例えば空調制御に必要なデータ伝送に使用さ
れている伝送路を利用するするものであり、バックアッ
プ専用に設けているものではないことから、バックアッ
プ線のようにシステム構成を複雑化することにはならな
い。
[実施例] 第1図は本発明のシステム構成を示したブロック図であ
る。
第1図において、10は受信機、12−1.12−2.
12−3は中継盤であり、受信機10と中継盤12−1
〜12−3は主伝送路14及び副伝送路16によりルー
プ接続されている。
即ち、受信機10には主制御部を構成するメインCPU
18と副制御部を構成するサブCPU 2Oが設けられ
、メインCPtJ 18を主伝送路14に接続し、サブ
CPU20を副伝送路16に接続している。
一方、中継盤12−1〜3のそれぞれには、中継盤12
〜1に代表して示すように、受信t11Qと同様、主制
御部を構成するメインCPU22と副制御部を構成する
サブCPtJ24が設けられ、同様にメインCPU22
を主伝送路14に接続し、サブCPtJ24を副伝送路
16に接続している。
具体的には中継盤12−1に示すように、メインCPU
22は主線インタフェース26を介して主伝送路14に
接続され、またサブCPU24は副線インタフェース2
8を介して副伝送路16に接続されている。メインCP
U22に対しては伝送インタフェース30、切換インタ
フェース32を介して信号線34が警戒区域に引き出さ
れ信号線34には複数の防災端末36が中継器70を介
して接続されている。この防災端末36としては感知器
、防火戸、ダンパ等が含まれる。
一方、サブCPU24についても伝送インタフェース3
8及び切換インタフェース40を介して信号線42が引
き出され、信号線42に複数の空調端末44を中継器4
6を介して接続しており、空調端末44としては例えば
温度センサや空調ダンパ等が含まれる。
更に、メインCPU22に対してはCPUの暴走を監視
するウォッチドッグ回路48が設けられる。ウォッチド
ッグ回路48はメインCPU22が正常に動作している
場合には一定周期毎にパルス信号の入力を受けるが、ハ
ードエラー等によりメインCPLI22が暴走すると、
一定周期のパルス信号が得られなくなり、このパルス信
号の停止ニヨってメインCPU22の暴走を検出するこ
とができる。ウォッチドッグ回路48でメインCPU2
2の暴走を検出すると、サブCPU24に対しメインC
PLJ22の異常を通知すると同時に切換インタフェー
ス32.40に切換制御信号を出力する。メインCPU
22が正常に動作している定常監視状態において、切換
インタフェース32は信号線34を伝送インタフェース
30に接続しており、また切換インタフェース40は信
号線42を伝送インタフェース38に接続している。ウ
ォッチドッグ回路48によるメインCPU22の暴走検
出で切換制御信号が切換インタフェース32及び40に
与えられると、切換インタフェース32は信号線34を
伝送インタフェース30に対する接続からサブCPU2
=1側の切換インタフェース40に対する接続に切換え
る。また、切換インタフェース40はウォッチドッグ回
路48より切換制御信号を受けると、信号線42の伝送
回路38に対する接続を切り離し、メインCPU22側
の切換インタフェース32を伝送インタフェース38に
接続するようになる。
更に、ウォッチドッグ回路48でメインCPU22の暴
走を検出した際には、主線インタフェース26を後の説
明で明らかにするように、主伝送路14から切り離すよ
うにしても良い。
第2図は第1図の中継盤12−1に設けた主線インタフ
ェース26及び副線インタフェース28の具体的な実施
例を他の回路部と共に示した説明図である。
第2図において、メインCPU22側の主線インタフェ
ースは、切換スイッチ50a、ANDゲート52a、O
Rゲート54a、デコーダ56a、切換スイッチ58a
で構成される。
即ち、主伝送路14を切換スイッチ50aを介してAN
Dゲート52aの一方に入力し、ANDゲート52aの
入力段からメインCPU22の入力ポートIlに入力接
続し、主伝送路14の伝送データをメインCPU22に
取り込むようにしている。ANDゲート52aの他方の
反転入力にはメインCPU22の制御ポートC1が接続
され、メインCPU22から受信機に対し情報を伝送す
る際には、制御ポートC1をHレベルとしてANDゲー
ト52aを禁止状態とし、メインCPU22がデータ送
出を行なわないときには制御ポートC1はLレベルとな
ってANDゲート52aを許容状態としている。
ANDゲート52aの出力はORゲート54aの一方に
入力され、ORゲート54aの他方の入力にはメインC
PU22の出力ポート01が接続される。出力ポート0
1からはメインCPU22による受信機に対する伝送デ
ータが出力される。
勿論、出力ポート01からデータを伝送する際には、制
御ボートC1はHレベルとなってANDゲート52aは
禁止状態に置かれる。
ORゲート54aの出力はデコーダ56aに与えられ、
デコーダ56aはメインCPU22の制御ポートC2か
らの制御信号により制御される。
即ら、メインCPU22がデータを送出しない場合、制
御ポートC2はLレベルに置かれ、デコーダ56aはA
NDゲート52a及びORゲート54aを介して他の中
継盤から伝送されてくるデータをそのまま送り先側の主
伝送路14に出力する。
一方、メインCPU22がデータを送出する際には制御
ポートC2はHレベルとなり、これによってデコーダ5
6aが動作状態となり、ORゲート54aより送出され
てくるメインCPU22からの送出データを例えばSF
K変調して主伝送路16に送出するようになる。
デコーダ56aと切換スイッチ58aとの間より分岐接
続したラインが障害検出回路60aに入力接続され、障
害検出回路60aは切換スイッチ58a側となる送り先
側の主伝送路14の断線又は短絡を検知してメインCP
U22に通知する。
サブCPU24側の副線インタフェース28についても
メインCPU22側と同様、切換スイッチ50b、AN
Dゲート52b、ORゲート54b、デコーダ56b、
切換スイッチ58bで構成され、同様に送り先となる副
伝送路16の断線又は短絡を検出する障害検出回路60
bを設けている。
一方、メインCPU22側に設けたウォッチドッグ回路
48は、メインCPU22の暴走を検知すると切換イン
タフェース32.40に切換制御信号を出力すると同時
にサブCPU24に通知し、防災端末を接続している信
号線34を切換インタフェース32.40を介してサブ
CPU24側の伝送インタフェース38に接続すると同
時に、空調端末を接続している信号線42を切り離す。
更にウォッチドッグ回路48の異常検出出力はメインC
PU22の主線インタフェースに設けた切換スイッチ5
0a、58aに与えられ、切換スイッチを破線で示すバ
イパス線62a側に切換えることでメインCPU22の
主線インタフェースを主伝送路14から切り離す。
ウォッチドッグ回路48によりメインCPU22の暴走
検出通知を受けたサブCPU24は、切換インタフェー
ス32.40によって信号線34に接続した防災端末3
6を伝送インタフェース38に接続した状態になること
から、それまでの信号線42に接続している空調端末4
4に関するデータ伝送を中断し、副伝送路16を使用し
て受信機との間で防災情報の伝送を行なうようになる。
サブCPU24側にもウォッチドッグ回路64が設けら
れており、同様にサブCPU24の暴走を検知すると切
換スイッチ50b、58bをバイパス線62b側に切換
え、暴走を起こしたサブCPU24を副伝送路16から
切り離すようになる。
尚、サブCPU24が暴走を起こして副伝送路16から
切り離されても、メインCPU22によるバックアップ
は行なわれず、暴走を起こしたサブCPU24による空
調データの伝送機能のみが停止することになる。
次に本発明の防災監視装置によるバックアップ制御を説
明する。
まず、定常監視状態にあっては、第1図に示したように
中継盤12−1〜12−3に設けているメインCPU2
2及びサブCPU24が共に正常に動作していることか
ら、受信機10と中継盤12−1〜12−3との間の防
災データの伝送は主伝送路14を使用して行なわれてお
り、一方、空調データの伝送については副伝送路16を
使用して個別に行なわれている。
このような定常監視状態で、例えば中継盤121に設け
たメインCPU22が暴走したとすると、メインCPU
22の暴走がウォッチドッグ回路48で検出され、サブ
CPLJ24にメインCPtJ22の暴走が通知される
と同時に切換インタフェース32.40の切換動作が行
なわれる。即ち、切換インタフェース32.40を介し
て信号線34に接続している防災端末36をサブCPU
24側の伝送インタフェース38に接続し、信号線42
に接続している空調端末44が切り離される。
このためメインCPU22が暴走を起こした中継盤12
−1と受信機10との間の防災データの伝送は副伝送路
16を使用して行なわれるようになる。
このとき他の中継盤12−2.12−3にあってはメイ
ンCPLJ22が正常に動作しており、副伝送路16に
対しては空調データの伝送が行なわれるが、メインCP
u22が暴走を起こした中継盤12−1のサブCPU2
4より他の中継盤12−2,3のサブCPU24に対し
中継盤12−1のザブCPU24が防災情報のバックア
ップモードに切換わったことを通知することで、他の中
継盤12−2.3から副伝送路16に対するデータの送
出を禁止するか、あるいは中継盤12−1のサブCPt
J24からの防災データの伝送を優先させるバックアッ
プモードを確立する。
従って、メインCPU22が暴走を起こした中継盤12
−1のサブCPU24より受信機10に対し他の中継盤
12−2.3による空調データ等の伝送制御に妨げられ
ることなく、優先的に副伝送路16を使用して防災デー
タを伝送することができる。
勿論、受信機10のサブCPU20に対してもメインC
PU22が暴走を起こした中継盤12−1のサブCPU
24より防災情報を伝送するためのバックアップモード
に切換わったことが通知されているため、受信機10の
サブCPU20は副伝送路16を介して防災データを受
信すると受信データをメインCPL118に引き渡し、
メインCPU22が暴走を起こした中継盤12−1の防
災監視を有効に行なうことができる。更に、メインCP
U22が暴走を起こした中継盤12−1に対し防災制御
データを送出する場合には、受信機10のメインCPt
J18からサブCPU20に制御データを引き渡し、サ
ブCPU20より副伝送路16に対し制御データを伝送
することでメインCPU22が暴走を起こしている中継
盤12−1のサブCPU24で受信機10からの制御デ
ータを受信し、信号線34に接続している防災端末36
を遠隔制御することができる。
尚、上記の実施例にあっては、ウォッチドッグ回路48
によりメインCPU22の暴走を検出した際に切換イン
タフェース32及び40により固定的に防災端末36の
信号線34をサブCPU24側の伝送インタフェース3
8に接続してサブCPU24より防災データのみを副伝
送路16に送出できるようにしているが、受信機10と
の間の防災データのやりとりは常時行なわれるものでは
ないことから、防災データの伝送空き時間については、
空調データの伝送制御を実行し、防災データの送受信を
検出したときには割り込み的に空調データの伝送を中断
して防災データの伝送に切換える優先制御とするように
しても良い。
[発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、受信機に対し
主伝送路を介してループ接続された中継盤の主制御部に
異常が起きたときには、主制御部側に接続している防災
端末を副制脚部側に切換え、副制御部により副伝送路を
使用して受信機との間で防災情報の伝送を行なうため、
主制御部に異常が発生しても同じ伝送能力を維持した防
災監視を継続することができ、中継盤の主制御部の故障
に対し高い信頼性を得ることができる。
また、副伝送路は定常監視状態にあっては、防災監視以
外の他の情報伝送に使用されており、バックアップ専用
に設けているものではないことから、従来のバックアッ
プ線のようにシステム構成を複雑化することがなく、利
用効率が高く、且つ充分なバックアップ機能を備えたケ
ーブルネットワークを構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシステム構成の一実施例を示したブロ
ック図; 第2図は中継盤の一実施例を示したブロック図である。 10:受信機 12−1〜12−3 :中継盤 14:主伝送路 16:副伝送路 18.22:メインCPU (主制御部)20.24:
ザブCPU (副制御部)26;主線インタフェース 28:副線インタフェース 30.38:伝送インタフェース 32.40:切換インタフェース 34.42:信号線 36:防災端末 70.46:中継器 44:空調端末 48.64:ウォッチドッグ回路 50a、50b、58a、58b:切換スイッチ52a
、52b:ANDゲート 54a、54b:ORゲート 56a、56b:デコーダ 60a、 6Qb:障害検出回路 62a、62b:バイパス線

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、主制御部と副制御部とを備えた受信機と、主制御部
    と副制御部とを備えた少なくとも1つの中継盤とで構成
    され、前記受信機の主制御部と中継盤の主制御部とは主
    伝送路を介してループ接続され、前記受信機の副制御部
    と中継盤の副制御部とは副伝送路を介してループ接続さ
    れ、定常監視状態にあつては、前記主伝送路を使用して
    受信機と中継盤間で防災情報を伝送すると共に、前記副
    伝送路を使用して受信機と中継盤間で防災情報以外の情
    報を伝送する防災監視装置に於いて、前記中継盤に主制
    御部の異常を監視する異常監視手段と、主制御部に接続
    している端末機器を副制脚部側に切換可能な切換手段と
    を設け、 前記異常監視手段で主制御部の異常を検出した際に、前
    記切換手段により主制御部に接続している端末機器を副
    制御部側に切換え、副伝送路を使用して受信機との間で
    防災情報を伝送することを特徴とする防災監視装置。
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