JPH02141041A

JPH02141041A - データ通信回線の切替制御方式

Info

Publication number: JPH02141041A
Application number: JP63293470A
Authority: JP
Inventors: Mayumi Araki; 荒木　真弓
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1988-11-22
Filing date: 1988-11-22
Publication date: 1990-05-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（概要）データ通信回線の切替方式に係り、特に専用回線を主回
線とし、公衆回線を予備回線とし、この回線で接続され
た計算機間のデータの伝送を行なう伝送装置と、少なく
とも一方の計算機側に主回線と予備回線との切り替えを
行なう切替装置とを設けて、メインチャンネルとセカン
ダリチャンネルとでデータの伝送を行なうデータ通信回
線の回線切替方式において、容易且つ確実に回線の切り
替えを行なうことができるようにすることを目的とし、
このセカンダリチャンネルを通じて伝送装置及び回線の
状態を監視する監視手段と、上記切替装置に対し切り替
えを指示する切替信号を上記セカンダリチャンネルを使
用して発信する切替信号出力手段を有するネットワーク
監視装置を設けると共に上記切替装置には、回線を上記
主回線と上記予備回線とを切り替える切替手段と、上記
ネットワーク監視装置がセカンダリチャンネルを使用し
て発信した切替信号を検出すると共に、上記切替信号の
検出により、上記切替手段に切り替え指示を出す切替信
号検出手段とを設けるものとして構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明はデータ通信回線の切替方式に係り、特に専用回
線を主回線とし、公衆回線を予備回線とし、この各回線
で接続された計算機間でデータの伝送を行なう伝送装置
と、主回線と予備回線との切り替えを行なう切替装置を
設けてデータの伝送を行なうデータ通信回線に適用する
データ通信回線の回線切替方式に関する。

（従来の技術）従来、通信回線を通じてデータの伝送を行なうシステム
として第５図に示すようなものがある。

同図において１１はホストコンピュータ、１２はデータ
伝送を行なう回線を専用回線１３と公衆回線１４との間
で切り替える機能をも有する伝送装置である変復調装置
（モデム）である。

また、同図において１５は両回線１３．１４に接続され
る端末装置で、この端末装置１５には専用回線１３と公
衆回線１４に夫々対応する２台の変復調装置装置（モデ
ム）１６．１７と端末装置１５をどちらの回線に接続す
るかを切り替える切替装置１８とを設けてなるものであ
る。

そして、このデータ通信システムにおいて専用回線１３
に故障が発生した場合には、データの伝送路を専用回線
１３から公衆回線１４に切り替えるものとしている。

（発明が解決しようとする課題）ところで、このような専用回線１３から公衆回線１４へ
の切り替えは、主として端末側で手動で行なわれること
となるため、例えば切替装置１８が端末装置１５と離れ
た所にあるような場合にはオペレータがその都度端末装
置１５から離れて切替装置１８の操作を行なわなければ
ならず煩雑であるという問題がある。また従来のデータ
通信システムにおいてもホスト側にネットワーク監視装
置（ＭＤＭＳ）１９を設けて、回線の伝送品質が劣化し
てきたと判断したときに端末側に設けた切替装置１８に
送信しているデータ中に切替装置１８を公衆回線側に切
り替えるよう指示信号を出すことができるが、この指示
信号も伝送の途中において雑音により消滅してしまう場
合もあり、信頼性に欠けるという問題がある。

そこで、本発明は容易且つ確実に回線の切替を行なうこ
とができるデータ通信回線の切替制御方式を提供するこ
とを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明にあって、上記の課題を解決するための手段は、
第１図に示すように、専用回線１を主回線とし、公衆回
線２を予備回線とし、この回線で接続された計算機間の
データの伝送を行なう伝送装置３，４と、少なくとも一
方の計算機側に主回線と予備回線との切り替えを行なう
切替装置５゜６とを設けて、メインチャンネルとセカン
ダリチャンネルとでデータの伝送を行なうデータ通信回
線の回線切替方式において、上記他方の計算機側には、
このセカンダリチャンネルを通じて伝送装置４及び回線
の状態を監視する監視手段９と、上記切替装置６に対し
切り替えを指示する切替信号を上記セカンダリチャンネ
ルを使用して発信する切替信号出力手段１０を有するネ
ットワーク監親装置７を設けると共に、上記切替装置に
は、回線を上記主回線と上記予備回線とを切り替える切
替手段１２と、上記ネットワーク監視装置がセカンダリ
チャンネルを使用して発信した切替信号を検出すると共
に、上記切替信号の検出により、上記切替手段に切り替
え指示を出す切替信号検出手段１１を設けたことである
。

（作用）本発明によれば、ホスト側に設けられたネットワーク監
視装置はセカンダリチャンネルを通じて伝送装置及び回
線の状態を監視すると共に、端末側の切替装置を切り替
える切替信号をセカンダリチャンネルで発信する。また
更に、回線側の切替装置に設けた監視手段は端末側の伝
送装置の状態を監視し、信号の状態が一定状態より悪い
ときには回線切替手段を切り替える。従って、回線の切
り替えは容易且つ確実に行なわれる。

〔実施例〕

以下本発明に係るデータ通信回線の切替制御方式の実施
例を図面に基づいて説明する。

第２図乃至第４図は本発明に係るデータ通信回線の切替
制御方式の実施例を示すものである。第２図は本発明の
一実施例を示すシステム構成図である。データ通信回線
は従来と同様に専用回線２１を主回線、公衆回線２２を
予備回線とし、ホストコンピュータ２３側には回線切替
機能付きの伝送機器としてのモデム２４とネットワーク
監視装置２５とを備えるものとしている。また、この回
線において信号はメインチャンネル（０，６ＫＨｚ　〜
３．４ｋＨｚ）とセカンダリチャンネル（０，３ｋＨｚ
〜０．６ｋＨｚ）の２つのチャンネルで伝送するものと
し、伝送すべきデータはメインチャンネルにおいて伝送
するものとしている。そして端末装置２６には回線の切
替装置２７と、専用回線２１及び公衆回線２２に対応し
た２台のモデム２８．２９を接続している。

上記切替装置２７にはこの回線及びモデムの状態、例え
ばキャリア検出（ＣＤ）や回線品質（ＳＱＤ）の状態を
監視し、信号の状態が一定状態より悪いときには切替装
置を切り替える監視部（第２図中には表れていない）を
設けるものとしている。

また、上述のネットワーク監視装置２５は回線のセカン
ダリチャンネル（０，３ｋＨｚ〜０．６ｋＨｚ）でモデ
ムの状態を監視すると共にこのセカンダリチャンネルを
通じて端末装置側の切替装置２７を切り替える切替信号
を発生するものとしている。

このセカンダリチャンネルを通じて端末装置側に送られ
てくる切替信号により、回線の切り替えを行うシステム
の動作を蜆明する。

第２図（ｂ）はシステムの動作フローチャートである。

ホスト２３と端末装置２６とはモデム２４゜２８及び専
用回線２１を介して、データ送受信ステップ■で示すよ
うに、データの送受信を行っている。

もし、ホスト側に設けられたネットワーク監視装置が回
線の品質の劣化を回線品質劣化検出ステップ■により検
出すると、切替信号出力ステップ■により切替信号をセ
カンダリチャンネルを通じて端末装置側に送信する。

この切替信号が送られてきたことを切替信号検出ステッ
プ■により検出すると切替指示信号を出力し、この信号
により切替スイッチ部３０は専用回線から公衆回線へ切
替ステップ■により、ホスト２３と接続された回線を専
用回線２１から公衆回線２２に切り替える。

また、ホスト側でもこれに合わせて回線を専用回線２１
から公衆回線２２へ専用回線から公衆回線へ切替ステッ
プ■により切り替える。

上述したように、専用回線２１の劣化を検出して、公衆
回線２２に切り替えることにより、回線劣化により、誤
データの送信を防止し、手作業による切り替えを無くし
、確実な切替を行える。

尚、回線を専用回線２１から公衆回線２２に切り替えた
ことを端末装置側の図示しないディスプレイ等に表示す
れば、保守の時期も確実に知ることができより良いデー
タ伝送を行うことができる。

また本実施例において切替装置２７は第３図に示すよう
に、切替スイッチ部４０とこの切替スイッチ部４０の作
動制御を行なうマイクロコンピュータ部とから構成され
ている。第３図において４１はクロックパルスを発生す
る発振器、４２はマイ、クロプロセッサ（ＭＰＵ）、４
３はリードオンリメモリ（ＲＯＭ）　、４４はランダム
アクセスメモリ（ＲＡＭ）　、４５は操作部、４６は表
示部、４７．４８はセカンダリチャンネルを通じて主回
線２１及び予備２１に監視情報を伝送したり、ネットワ
ーク監視装置からの切替信号を受は取るために、夫々の
回線に接続されるモデム１６．１７に接続された入出力
インターフェースを示している。本実施例によれば、こ
れらの構成により、切替装置の動作を第４図に示すよう
な機能ブロックで表現できる。即ち端末装置の回線を主
回線及び予備回線に接続されているモデムの何れかに切
り替えるラッチングリレー５１と、このラッチングリレ
ー５１の切り替え制御信号を入力する切替インターフェ
ース部５２と、回線及びモデムの状態を判断する判断部
５３と、判断部５３の判断結果に基いて切替インターフ
ェース部に指示を発生する制御部５４と、表示操作部５
５と、回線及びモデムの状態を主回線及び予備回線のセ
カンダリチャンネルを通じてホスト側のネットワーク監
視装置に伝送するための２つの入出力インターフェース
部５６．５７とを構成する。即ち、上記の判断部５３及
び制御部５４において監視手段を構成するものとしてい
る。

従って、本実施例によれば、専用回線または、専用回線
に接続したモデムに障害が発生しても、切替装置の一′
：町部はこの状態を検出して、制御部を２１・してラッ
チングリレーを主回線側から予備回線である公衆回線側
に切り替える。また、この回線上またはモデムの異常は
ホスト側のネットワーク監視装置においてもセカンダリ
チャンネルを介して監視されており、またネットワーク
監視装置から切替信号がセカンダリチャンネルを介して
切替信号が発せられる。従って、回線またはモデムに異
常が発生したとしても回線を容易且つ確実に切替えるこ
とができる。

（発明の効果〕以上説明したように、本発明によればデータ通信回線の
切替制御方式において、ホスト側にはこのセカンダリチ
ャンネルを通じて伝送装置及び回線の状態を監視すると
共に、端末側の切替装置を切り替える切替信号を上記セ
カンダリチャンネルで発信するネットワーク監視装置を
設け、上記端末側の切替装置には端末側の伝送装置から
の信号の状態を監視し信号の状態が一定状態より悪いと
きには回線切替手段を切り替える監視手段を設けるよう
にしたから、例え回線や伝送装置に異常が発生したとし
ても回線の切替を容易且つ迅速に行なうことができると
いう効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理図、第２図（ａ）は本発明の一実
施例を示すシステム構成図、第２図（ｂ）はシステムの
動作フローチャート、第３図は切替装置のブロック図、
第４図は切替装置の機能ブロック図、第５図は従来のデ
ータ通信回線の切替制御方式をすブロック図である。１・・・専用回線２・・・公衆回線３．４・・・伝送装置５．６・・・切替装置７・・・ネットワーク監視装置８．９・・・監視手段１０・・・切替信号出力手段１１・・・切替信号検出手段１２・・・切替手段シス１ムの動作７０−テ↑−ト第２図（ｂ））刀　賛　煤ンｉ　　ｒＩ　オゲ（會し１゛口　、・　
）ｌ第図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）専用回線（１）を主回線とし、公衆回線（２）を
予備回線とし、この回線で接続された計算機間のデータ
の伝送を行なう伝送装置（３）、（４）と、少なくとも
一方の計算機側に主回線と予備回線との切り替えを行な
う切替装置（５）、（６）とを設けて、メインチャンネ
ルとセカンダリチャンネルとでデータの伝送を行なうデ
ータ通信回線の回線切替方式において、上記他方の計算機側にはこのセカンダリチャンネルを通じて伝送装置（４）及び
回線の状態を監視する監視手段（９）と、上記切替装置
（６）に対し切り替えを指示する切替信号を上記セカン
ダリチャンネルを使用して発信する切替信号出力手段（
１０）を有するネットワーク監視装置（７）を設けると
共に、上記切替装置には、回線を上記主回線と上記予備回線とを切り替える切替手
段（１２）と、上記ネットワーク監視装置がセカンダリチャンネルを使
用して発信した切替信号を検出すると共に、上記切替信
号の検出により、上記切替手段に切り替え指示を出す切
替信号検出手段（１１）とを設けたことを特徴とするデ
ータ通信回線の切替制御方式。
（２）上記切替装置（６）には伝送装置（４）からの信
号の状態を監視し信号の状態が一定状態より悪いときに
は切替手段（１２）に切り替える指示を出力する監視手
段（８）を設けたことを特徴とするデータ通信回線の回
線切替方式。