JP2015055904A - 自転車レンタルシステム - Google Patents

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善章 中田
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Abstract

【課題】自転車レンタルシステムにおいてゲート通過の不正を起こりにくくする。【解決手段】自転車レンタルシステムは、自転車通路と自転車収容スペースとの間の自転車の通過を規制状態又は許可状態とする内側ゲートと、自転車通路と自転車収容スペースの外側との間の自転車の通過を規制状態又は許可状態とする外側ゲートと、内側ゲートと外側ゲートとの間に配置され、利用者を特定する情報の入力を受付ける利用者情報入力部と、内側ゲートと外側ゲートとの間に配置され、自転車通路を通過する自転車に搭載されたICチップから当該自転車を特定する情報を読取るICチップ読取り部と、利用者情報入力部を介して利用者を特定する情報の入力を受付け、ICチップ読取り部によって自転車を特定する情報を読取ることにより、自転車貸出処理を行う制御部と、を具備する。【選択図】図1

Description

本発明は、自転車レンタルシステムに関する。
外出先での短距離の移動手段として、自転車のレンタル利用が注目されている。利用者は、目的地の最寄り駅までは例えば鉄道で移動し、最寄り駅から目的地まではレンタルした自転車で移動することができる。一例として、下記の特許文献1には、レンタル用自転車を貸出/返却する複数のレンタル基地を設け、各レンタル基地における自転車の過剰又は不足が生じないよう自転車を融通させることが記載されている。さらに、特許文献1には、レンタル基地のゲートにおいて、利用者の会員証を読取り、且つ、レンタル用自転車に予め設けられたタグやバーコードを読取り、その後、ゲートを開放して自転車を貸出すことが記載されている。
しかしながら、特許文献1の構成では、例えば一人の利用者が貸出の手続きを済ませてゲートを通過した直後に、別の利用者が、ゲートが開放されている隙に、貸出の手続きをしないでゲートを通過してしまうような不正を防ぐことはできない。
特開2000−172747号公報
本発明は、自転車レンタルシステムにおいてゲート通過の不正を起こりにくくすることを課題とする。
上述の課題を解決するため、本発明の1つの観点に係る自転車レンタルシステムは、自転車収容スペースと当該自転車収容スペースの外側との間で自転車を出入りさせる自転車通路に配置される、自転車レンタルシステムであって、自転車通路と自転車収容スペースとの間の自転車の通過を規制状態又は許可状態とする内側ゲートと、自転車通路と自転車収容スペースの外側との間の自転車の通過を規制状態又は許可状態とする外側ゲートと、内側ゲートと外側ゲートとの間に配置され、利用者を特定する情報の入力を受付ける、利用者情報入力部と、内側ゲートと外側ゲートとの間に配置され、自転車通路を通過する自転車に搭載されたICチップから当該自転車を特定する情報を読取る、ICチップ読取り部と、利用者情報入力部を介して利用者を特定する情報の入力を受付け、ICチップ読取り部によって自転車を特定する情報を読取ることにより、自転車貸出処理を行う制御部と、を具備する。
本発明の第1の実施形態に係る自転車レンタルシステムが配置されるレンタル基地の一部の構成を示す。 上記自転車レンタルシステムにおいて各種信号を送受信するコンピュータシステムの構成を示す。 上記自転車レンタルシステムにおける制御部11の動作を示すフローチャートである。 図3に示される貸出モードの処理を示すフローチャートである。 図4に示される貸出成功処理を示すフローチャートである。 図4に示される貸出失敗処理を示すフローチャートである。 図3に示される返却モードの処理を示すフローチャートである。 図7に示される返却成功処理を示すフローチャートである。 図7に示される返却失敗処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る自転車レンタルシステムにおいて各種信号を送受信するコンピュータシステムの構成を示す。 第2の実施形態に係る自転車レンタルシステムにおいて各自転車に搭載されるGPS受信機の構成を示す。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。以下に説明する実施形態は、本発明の1つの例を示すものであって、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、実施形態で説明される構成及び動作の全てが本発明の構成及び動作として必須であるとは限らない。また同一の構成要素には同一の参照符号を付して、重複する説明を省略する。
<1.第1の実施形態の構成>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る自転車レンタルシステムが配置されるレンタル基地の一部の構成を示す。図2は、上記自転車レンタルシステムにおいて各種信号を送受信するコンピュータシステムの構成を示す。まず、図1及び図2を参照しながら、自転車レンタルシステムの構成を説明する。
自転車レンタルシステムが配置されるレンタル基地は、フェンス20によって周りを囲まれた自転車収容スペース40と、自転車収容スペース40とその外側50との間で自転車を出入りさせる自転車通路10と、を有している。自転車収容スペース40には、貸出可能な複数の自転車Bを整列状態で待機させるための複数のスタンド21が設置されている。また、自転車収容スペース40とその外側50との間のフェンス20には、自転車通路10とは別に、人が出入りすることのできる入退場口22が設けられている。入退場口22は、自転車Bが通過することはできない程度の幅を有している。
自転車通路10は、例えば、自転車一台とその利用者一人とが通れる程度の幅を有している。また、自転車通路10は、自転車二台が横に並んで通過することも、自転車二台がすれ違うこともできない程度の幅を有している。自転車通路10は、自転車の通過方向に沿って通路の幅を画成するフェンス23を有している。
さらに、自転車通路10は、自転車の通過方向に沿って自転車の車輪を案内する溝26及び溝27を有している。溝26は、例えば、自転車の左側に立って自転車を押しながら歩く利用者が、自転車収容スペース40から外側50へ移動しようとする場合に、自転車の車輪を案内する。溝27は、例えば、自転車の左側に立って自転車を押しながら歩く利用者が、外側50から自転車収容スペース40へ移動しようとする場合に、自転車の車輪を案内する。図示されているように、溝26及び溝27の位置は、自転車の通過方向に互いにずれている。なお、ここでは合計2本の溝26及び溝27が設けられる場合について説明したが、溝が1本でもよい。
自転車通路10と自転車収容スペース40との間には、自転車の通過が規制された状態又は許可された状態とする内側ゲート25iが設けられている。自転車通路10と自転車収容スペース40の外側50との間には、自転車の通過が規制された状態又は許可された状態とする外側ゲート25oが設けられている。内側ゲート25iと外側ゲート25oとの間の距離は、自転車一台が入れる程度の長さを有している。また、内側ゲート25iと外側ゲート25oとの間の距離は、自転車二台が縦に並んで入ることはできない程度の長さを有している。
図1においては、内側ゲート25i及び外側ゲート25oが、それぞれ閉じられた状態、すなわち、自転車の通過が規制された状態となっていることが、示されている。内側ゲート25i及び外側ゲート25oは、それぞれ図1における矢印A方向に回転して、それぞれ開かれた状態、すなわち、自転車の通過が許可された状態となることができる。内側ゲート25i及び外側ゲート25oが回転する矢印A方向は、自転車の通過方向とほぼ垂直となっている。このため、内側ゲート25iと外側ゲート25oとの間の距離が、自転車一台が入れる程度の長さとなるように、スペースを無駄なく確保できる。内側ゲート25iの開閉は、内側ゲート25iに内蔵された内側ゲート駆動部16i(図2参照)によって行われる。外側ゲート25oの開閉は、外側ゲート25oに内蔵された外側ゲート駆動部16o(図2参照)によって行われる。
内側ゲート25iは、さらに、内側ゲートセンサ15iを備えている。内側ゲートセンサ15iは、内側ゲート25iに近づく人体を検出する。外側ゲート25oは、さらに、外側ゲートセンサ15oを備えている。外側ゲートセンサ15oは、外側ゲート25oに近づく人体を検出する。内側ゲートセンサ15i及び外側ゲートセンサ15oは、例えば、人体からの放射熱を検出する赤外線センサによってそれぞれ構成される。
自転車通路10の途中には、貸出及び返却の手続きを行う管理ポストステーション19が設置されている。管理ポストステーション19は、制御部11(図2参照)と、ICチップ読取り部12と、利用者情報入力部13と、表示部14と、電子マネーリーダライタ18とを有している。制御部11は、コンピュータ装置によって構成されている。
ICチップ読取り部12は、個々の自転車Bに固定されているICチップCから、個々の自転車Bを特定する情報を、無線で読取ることができる。このICチップCは、RFIDタグであってもよい。ICチップ読取り部12は、自転車Bが自転車通路10に存在する場合に、当該自転車Bに固定されているICチップCから情報を読取ることができ、自転車通路10の外に存在する自転車BのICチップCからは情報を読取らないように、読取り感度と指向性とが設計されていることが望ましい。
利用者情報入力部13は、個々の利用者を特定する情報の入力を受付ける装置である。利用者情報入力部13は、例えば、利用者が自らを特定する情報を入力するためのキーボード又はテンキーを含んでいる。また、利用者情報入力部13は、利用者の会員カードに印刷された二次元コードから利用者を特定する情報を読取るバーコードリーダであってもよい。また、利用者情報入力部13は、利用者の会員カードに内蔵されたICチップから利用者を特定する情報を読取るように構成されてもよい。利用者情報入力部13は、さらに、個々の利用者が利用するためのパスワードを入力できるように構成されてもよい。
表示部14は、利用者情報入力部13などによる入力結果(読取り成功、読取り失敗など)や、制御部11による処理結果などを画像又は文字などによって表示する装置である。
電子マネーリーダライタ18は、利用者が所持するカード又は携帯端末に内蔵されたICチップから電子マネーのデータを読取り、利用料相当額を減算して当該ICチップに残高を書込む装置である。
図2に示されるように、制御部11は、管理サーバー31と通信可能に構成されている。例えば、自転車レンタルシステムが配置されたレンタル基地は地域内に複数設けられ、1つの管理サーバー31に、これらの自転車レンタルシステムのそれぞれに含まれる制御部11が接続されている。管理サーバー31は、複数の自転車レンタルシステムを統括して管理する機能を有する。複数の自転車レンタルシステムが統括して管理される結果、利用者は、自転車レンタルシステムがそれぞれ配置された複数のレンタル基地のうちの、1つのレンタル基地において自転車を借り、その自転車を、他の1つのレンタル基地において返却することもできる。
管理サーバー31は、自転車情報記憶部32、利用者情報記憶部33及び貸出履歴記憶部34にアクセス可能に構成されている。自転車情報記憶部32は、管理サーバー31が管理する個々の自転車Bを特定する情報と、個々の自転車Bが貸出中であるか、あるいは複数のレンタル基地のうちのどのレンタル基地に収容されて待機しているかを示す情報と、を記憶している。
利用者情報記憶部33は、自転車レンタルシステムの利用者のプライベート情報と、一定期間の利用料を前払いした定期利用者か、利用の都度支払うスポット利用者かの区別を示す情報と、自転車を現在貸出中であるかを示す情報とを記憶している。自転車レンタルシステムの利用者のプライベート情報には、例えば、定期利用者に関しては、住所、氏名、携帯電話番号、クレジットカード情報の一部、利用者情報入力部13に入力すべき利用者を特定する情報などが含まれる。また、自転車レンタルシステムの利用者のプライベート情報には、例えば、スポット利用者に関しては、携帯電話番号、利用者情報入力部13に入力すべき利用者を特定する情報などが含まれる。
貸出履歴記憶部34は、自転車レンタルシステムにおいて行われた貸出及び返却の履歴情報を記憶している。貸出の履歴情報は、例えば、貸出された自転車を特定する情報と、複数のレンタル基地のうちのどのレンタル基地で貸出されたかを示す情報と、貸出日時と、利用者を特定する情報とを含む。返却の履歴情報は、例えば、複数のレンタル基地のうちのどのレンタル基地で返却されたかを示す情報と、返却日時と、スポット利用者が借りた場合は徴収した利用料とを含む。
ICチップ読取り部12及び利用者情報入力部13は、それぞれ読取り又は入力された情報を、制御部11に送信する。内側ゲートセンサ15i及び外側ゲートセンサ15oは、それぞれ人体を検出したことを示す信号を、制御部11に送信する。電子マネーリーダライタ18は、制御部11による制御に従って、電子マネーの読取り又は書込みを行う。制御部11は、ICチップ読取り部12、利用者情報入力部13、内側ゲートセンサ15i、外側ゲートセンサ15o及び電子マネーリーダライタ18から受信した情報に基づいて、内側ゲート駆動部16i及び外側ゲート駆動部16oを制御する。
<2.第1の実施形態の動作>
図3は、上記自転車レンタルシステムにおける制御部11の動作を示すフローチャートである。図3を参照しながら、制御部11の動作を説明する。
まず、制御部11は、自転車レンタルシステムを待機状態とする(S100)。待機状態においては、内側ゲート25i及び外側ゲート25oの両方を閉じられた状態とする。
次に、制御部11は、自転車通路10に進入しようとする者がいるか否かを判定する(S200)。この判定は、例えば、自転車通路10に近づく人体を、内側ゲートセンサ15i又は外側ゲートセンサ15oによって検出したか否かによって行うことができる。あるいは、内側ゲート25i又は外側ゲート25oに位置する図示しないボタンが操作されたか否かによって判定してもよい。
次に、制御部11は、貸出か返却かを判定する(S300)。例えば、自転車収容スペース40から自転車通路10に近づく人体を、内側ゲートセンサ15iによって検出した場合には、貸出と判定する。また例えば、自転車収容スペース40の外側50から自転車通路10に近づく人体を、外側ゲートセンサ15oによって検出した場合には、返却と判定する。
内側ゲートセンサ15iによる検出と外側ゲートセンサ15oによる検出とがほぼ同時である場合、つまり、貸出の利用者と返却の利用者とが同時に自転車通路10に近づいた場合には、制御部11が、貸出又は返却のいずれかを選択する。例えば、前回の処理が貸出であった場合には、今回は返却と判定し、前回の処理が返却であった場合には、今回は貸出と判定する。すなわち、本実施形態においては、1つの自転車通路10において貸出も返却も可能とするが、貸出の手続きと返却の手続きとを同時に行うことはしない。また、貸出の手続きが終わらないうちに返却の手続きを始めることもしないし、返却の手続きが終わらないうちに貸出の手続きを始めることもしない。
S300において貸出を選択した場合には、S400の貸出モードの処理に移行する。この処理の詳細については図4〜図6を参照しながら説明する。
S300において返却を選択した場合には、S500の返却モードの処理に移行する。この処理の詳細については図7〜図9を参照しながら説明する。
S400の貸出モードの処理が終了した場合、又は、S500の返却モードの処理が終了した場合には、制御部11は、本フローチャートによる処理を終了する。その後、図3の処理が最初からスタートする。
<2−1.貸出モード>
図4は、図3に示される貸出モードの処理を示すフローチャートである。図4に示される処理は、図3におけるS400のサブルーチンとして、制御部11によって行われる。
まず、制御部11は、外側ゲート25oが閉じられた状態のまま、内側ゲート25iを閉じられた状態から開かれた状態とするように、内側ゲート駆動部16iを制御する(S410)。これにより、利用者は、自転車収容スペース40において選んだ自転車Bを、内側ゲート25iから自転車通路10に持ち込むことができる。なお、以下に説明される貸出モードの処理において、貸出成功処理(S450)に入るまで、あるいは、図4の貸出モードを終了するまで、外側ゲート25oが開かれることはない。
次に、制御部11は、ICチップ読取り部12によって読取られた情報に基づいて、管理サーバー31を介して自転車情報記憶部32を検索し、自転車の特定が成功したか否かを判定する(S420)。
S420において、自転車の特定が成功した場合には(S420;YES)、貸出可能な自転車が内側ゲート25iから自転車通路10に持ち込まれたことになる。そこで、制御部11は、外側ゲート25oが閉じられた状態のまま、内側ゲート25iを開かれた状態から閉じられた状態とするように、内側ゲート駆動部16iを制御する(S430)。これにより、他の利用者は、自転車を自転車通路10に持ち込むことができなくなる。
次に、制御部11は、利用者情報入力部13に入力された情報に基づいて、管理サーバー31を介して利用者情報記憶部33を検索し、利用者の認証が成功したか否かを判定する(S440)。なお、予め会員登録を済ませていない利用者は、会員登録をする必要がある。会員登録は、例えば、利用者の携帯端末と、管理サーバー31との間での通信によって行われる。会員登録は、以下の手順で行われる。(1)利用者が、携帯端末を用いて、管理サーバー31によって提供される会員登録フォームのURLにアクセスする。(2)利用者が、携帯端末を用いて、会員登録フォームに必要事項を入力して管理サーバー31に送信する。(3)管理サーバー31が、会員登録を完了し、利用者情報入力部13に入力すべき利用者を特定する情報を、利用者の携帯端末に送る。
上記(1)の会員登録フォームのURLは、例えば、管理ポストステーション19に貼り付けられた二次元コードから、利用者の携帯端末を用いて読取られる。あるいは、管理ポストステーション19に貼り付けられた電話番号に、利用者の携帯端末を用いて電話をかけると、管理サーバー31が、その発信者番号に基づいて、ショートメッセージサービス(SMS)により利用者の携帯端末にURLを送信する仕組みでもよい。ショートメッセージサービスとは、携帯端末の電話番号あてにテキストメッセージを送信できるようにしたサービスである。
上記(2)の必要事項は、定期利用者に関しては住所、氏名、携帯電話番号、クレジットカード情報でよい。このクレジットカード情報に基づいて定期利用の料金が支払われた場合には、定期利用が可能となる。また、上記(2)の必要事項は、例えば、スポット利用者に関しては携帯電話番号でよい。
上記(3)の利用者情報入力部13に入力すべき利用者を特定する情報は、例えば、携帯電話番号の下四桁の数字と新たに生成された別の四桁の数字とを組合せた数字であってもよい。利用者を特定する情報は、ショートメッセージサービスにより利用者の携帯端末に送信されてもよい。
S440において、利用者の認証が成功した場合には(S440;YES)、制御部11は、S450の貸出成功処理に移行する。この処理の詳細については図5を参照しながら説明する。
S450の貸出成功処理が終了した場合には、制御部11は、本フローチャートによる処理を終了するので、その後、図3の処理が最初からスタートする。これにより、例えば次の利用者が、自転車を自転車通路10に持ち込むことができるようになる。
上述のS420において、自転車の特定が成功しなかった場合には(S420;NO)、貸出可能な自転車が自転車通路10に持ち込まれていないことになる。そこで、制御部11は、自転車を自転車通路10に持ち込むのに十分な時間として予め設定された一定時間が経過するまで、待機する(S460)。それでも自転車の特定が成功しない場合に、制御部11は、S490の貸出失敗処理に移行する。この処理の詳細については図6を参照しながら説明する。
上述のS440において、利用者の認証が成功しなかった場合には(S440;NO)、当該利用者が会員登録を未だ済ませていないか、当該利用者が過去に借りた自転車を未だ返却していないか、利用者が自らを特定する情報の入力を間違えたか、等の理由が考えられる。そこで、制御部11は、少なくとも利用者が自らを特定する情報を入力し直すのに十分な時間として予め設定された一定時間が経過するまで、待機する(S470)。
それでも利用者の認証が成功しない場合には、制御部11は、外側ゲート25oが閉じられた状態のまま、内側ゲート25iを閉じられた状態から開かれた状態とするように、内側ゲート駆動部16iを制御する(S480)。これにより、利用者は、自転車通路10に持ち込んだ自転車を自転車収容スペース40に戻すことができる。
次に、制御部11は、自転車通路10に持ち込んだ自転車を自転車収容スペース40に戻すのに十分な時間として予め設定された一定時間が経過するまで、待機する(S485)。
この一定時間が経過したら、制御部11は、S490の貸出失敗処理に移行する。この処理の詳細については図6を参照しながら説明する。
S490の貸出失敗処理が終了した場合には、制御部11は、本フローチャートによる処理を終了するので、その後、図3の処理が最初からスタートする。これにより、例えば次の利用者が、自転車を自転車通路10に持ち込むことができるようになる。
図4のフローチャートにおいて、S420と、S430と、S440との順序は、互いに入れ替わってもよい。例えば、内側ゲート25iが閉じられた後で(S430)、自転車の特定(S420)及び利用者の承認(S440)を並行して行ってもよい。また、自転車の特定(S420)及び利用者の承認(S440)が終わった後で、内側ゲート25iが閉じられてもよい(S430)。
<2−1−1.貸出成功処理>
図5は、図4に示される貸出成功処理を示すフローチャートである。図5に示される処理は、図4におけるS450のサブルーチンとして、制御部11によって行われる。
まず、制御部11は、内側ゲート25iが閉じられた状態のまま、外側ゲート25oを閉じられた状態から開かれた状態とするように、外側ゲート駆動部16oを制御する(S451)。これにより、各種認証を済ませた利用者は、外側ゲート25oを通って、自転車収容スペース40の外側50に自転車を持ち出すことができる。このとき、内側ゲート25iは閉じられている。従って、外側ゲート25oが開かれた隙に、別の利用者が自転車収容スペース40から自転車通路10を通って外側50に不正に持ち出すことはできないようになっている。
次に、制御部11は、図4において、S420でICチップ読取り部12によって読取られた自転車を特定する情報と、S440で利用者情報入力部13に入力された利用者を特定する情報と、を対応付けて、貸出履歴記憶部34に記憶させる(S452)。より詳しくは、制御部11は、これらの情報を対応付けて管理サーバー31に送信し、管理サーバー31がこれらの情報を貸出の履歴情報として貸出履歴記憶部34に記憶させるようにする。貸出履歴記憶部34だけでなく、さらに、自転車情報記憶部32や利用者情報記憶部33の情報が更新されるようにしてもよい。
次に、制御部11は、自転車通路10から自転車を自転車収容スペース40の外側50に持ち出すのに十分な時間として予め設定された一定時間が経過するまで、待機する(S453)。
この一定時間が経過したら、制御部11は、内側ゲート25iが閉じられた状態のまま、外側ゲート25oを開かれた状態から閉じられた状態とするように、外側ゲート駆動部16oを制御する(S454)。
次に、制御部11は、内側ゲート25i及び外側ゲート25oの両方が閉じられた状態で、自転車通路10内に自転車が存在するか否かを判定する(S455)。この判定は、例えば、ICチップ読取り部12が何らかの情報を読取れるか否かにより、ICチップ読取り部12の読取り範囲に自転車が存在するか否かを判定するものであってもよい。
S455において、自転車通路10内に自転車が存在する場合には(S455;YES)、自転車通路10から自転車を持ち出すべき利用者が未だ持ち出していないか、又は、自転車通路10から自転車が持ち出された後で、外側ゲート25oから別の利用者が別の自転車を持ち込んでしまったことが考えられる。仮に、この状態で本フローチャートを終了してしまうと、その後、図3の処理が最初からスタートすることになる。ここで貸出モード(S400)に移行すると、図4のS410で内側ゲート25iが開く。そうすると、自転車通路10にいた利用者が、返却の手続き(後述)を経ていない自転車を自転車収容スペース40に不正に持ち込んでしまう可能性がある。
そこで、制御部11は、内側ゲート25iが閉じられた状態のまま、外側ゲート25oを閉じられた状態から開かれた状態とするように、外側ゲート駆動部16oを制御するとともに、図示しないスピーカーにより警告音を発生し、又は表示部14によって警告表示を行う(S456)。その後、制御部11は、処理を上述のS453に戻してそれ以降の処理を繰り返す。
S455において、自転車通路10内に自転車が存在しない場合には(S455;NO)、制御部11は、本フローチャートによる処理を終了するので、その後、図3の処理が最初からスタートする。これにより、例えば次の利用者が、自転車を自転車通路10に持ち込むことができるようになる。
なお、S455において、自転車通路10内の自転車が退出しない限り、次の貸出の処理は行うべきでないことを説明したが、返却モードに切り替えることができるようにしてもよい。すなわち、S455において、自転車通路10内の自転車が退出しない場合には、現在の貸出モードを終了して、図7のS520に示される自転車の特定を試みるようにしてもよい。
<2−1−2.貸出失敗処理>
図6は、図4に示される貸出失敗処理を示すフローチャートである。図6に示される処理は、図4におけるS490のサブルーチンとして、制御部11によって行われる。
まず、制御部11は、外側ゲート25oが閉じられた状態のまま、内側ゲート25iを開かれた状態から閉じられた状態とするように、内側ゲート駆動部16iを制御する(S494)。
次に、制御部11は、内側ゲート25i及び外側ゲート25oの両方が閉じられた状態で、自転車通路10内に自転車が存在するか否かを判定する(S495)。この判定は、例えば、ICチップ読取り部12が何らかの情報を読取れるか否かにより、ICチップ読取り部12の読取り範囲に自転車が存在するか否かを判定するものであってもよい。
S495において、自転車通路10内に自転車が存在する場合には(S495;YES)、仮に、この状態で本フローチャートを終了してしまうと、その後、図3の処理が最初からスタートすることになる。ここで返却モード(S500)に移行すると、図7のS510で外側ゲート25oが開く。そうすると、自転車通路10にいた利用者が、貸出の手続きを経ていない自転車を自転車収容スペース40の外側50に不正に持ち出してしまう可能性がある。
そこで、制御部11は、外側ゲート25oが閉じられた状態のまま、内側ゲート25iを閉じられた状態から開かれた状態とするように、内側ゲート駆動部16iを制御するとともに、図示しないスピーカーにより警告音を発生し、又は表示部14によって警告表示を行う(S496)。
次に、制御部11は、自転車通路10から自転車を自転車収容スペース40に戻すのに十分な時間として予め設定された一定時間が経過するまで、待機する(S497)。
この一定時間が経過したら、制御部11は、処理を上述のS494に戻してそれ以降の処理を繰り返す。
S495において、自転車通路10内に自転車が存在しない場合には(S495;NO)、制御部11は、本フローチャートによる処理を終了するので、その後、図3の処理が最初からスタートする。これにより、例えば次の利用者が、自転車を自転車通路10に持ち込むことができるようになる。
<2−2.返却モード>
図7は、図3に示される返却モードの処理を示すフローチャートである。図7に示される処理は、図3におけるS500のサブルーチンとして、制御部11によって行われる。図8は、図7に示される返却成功処理を示すフローチャートである。図9は、図7に示される返却失敗処理を示すフローチャートである。
図7〜図9に示される処理は、図4〜図6に示された「貸出」の手続きが、「返却」の手続きとなる点で異なる。返却の手続きにおいて、スポット利用者は、利用の都度、利用料を支払う必要がある(図7のS540)。利用料の支払いは、例えば、利用者が所持するカード又は携帯端末に内蔵されたICチップを、電子マネーリーダライタ18にかざすことにより、行うことができる。定期利用者については、自転車の特定が成功した段階で(S520;YES)、貸出履歴記憶部34を参照すれば、その自転車が一定期間の利用料を前払いした定期利用者によって借りられたものであることがわかるので、精算はしなくてもよい。利用者を特定する情報については、入力を要求してもよいし、しなくてもよい。
また、図4〜図6に示された「貸出」を行う利用者の進行方向が、図7〜図9に示される「返却」を行う利用者の進行方向では逆になる。そのため、図4〜図6に示された「内側ゲート」の処理は、図7〜図9においては「外側ゲート」の処理となり、図4〜図6に示された「外側ゲート」の処理は、図7〜図9においては「内側ゲート」の処理となる。他の点は、図4〜図6に示された処理と同様であり、図4〜図6におけるS400番台のステップ番号を、図7〜図9においてはS500番台のステップ番号とすればよいので、詳細な説明を省略する。
なお、図7〜図9においては、返却成功処理(S550)に入るまで、あるいは、図7の返却モードを終了するまで、内側ゲート25iが開かれないようになっているが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、自転車の特定は成功したが(S520;YES)、精算できなかった(S540;NO)という場合には、外側ゲート25oが閉じられた状態のまま、内側ゲート25iが開かれてもよい。これにより、ひとまず自転車の返却だけは認め、後日精算することにして、未払い金額の情報を利用者情報記憶部33に記憶させてもよい。
<3.第1の実施形態の効果>
以上説明したように、この実施形態によれば、自転車レンタルシステムにおける不正を起こりにくくすることができる。
また、この実施形態においては、利用料の支払いを、電子マネーリーダライタ18を用いたり、定期利用者による前払いとしたりしており、会員登録も、上述の通り利用者の携帯端末で行えるようにしているので、レンタル基地において現金を収受する必要がない。このため、現金を収受したり現金を保管したりする設備をレンタル基地に設ける必要がなく、盗難被害を発生しにくくすることができる。
なお、この実施形態においてレンタルされる自転車の種類は、特に限定されない。例えば、放置自転車の利用が可能である。公共施設の周辺などで放置された放置自転車は、交通の妨げとなり、交通渋滞、交通事故、景観の悪化などを引き起こすことがある。このため、地方自治体が条例に基づいて放置自転車を撤去することが行われている。撤去された放置自転車は、その持ち主が現れれば、手数料の徴収と引き換えに持ち主に返却されるが、持ち主が現れない場合も多い。そのような放置自転車を、この実施形態におけるレンタル用の自転車として再利用することにより、資源の有効活用を図ることができる。そして、初期設備投資は、従来の方法の3分の1以下に削減可能となる。
<4.第2の実施形態>
図10は、本発明の第2の実施形態に係る自転車レンタルシステムにおいて各種信号を送受信するコンピュータシステムの構成を示す。図10に示されるように、管理サーバー31は、通信基地局システム35と通信可能に構成されている。
図11は、第2の実施形態に係る自転車レンタルシステムにおいて各自転車に搭載されるGPS受信機の構成を示す。第2の実施形態においては、貸出し可能な複数の自転車にそれぞれGPS受信機が搭載される。
図11に示されるように、自転車Bに搭載されるGPS受信機は、GPS電波受信部B1と、情報処理部B2と、無線送信部B3と、を有している。GPS電波受信部B1は、図示しない複数のGPS衛星からそれぞれの電波信号を受信する。情報処理部B2は、これらの電波信号に含まれるGPS衛星の位置情報と、これらの電波信号に含まれる発信時刻情報とに基づいて、当該GPS受信機が搭載された自転車Bの現在位置を算出する。無線送信部B3は、情報処理部B2によって算出された自転車Bの現在位置を、通信基地局システム35を介して管理サーバー31に送信する。
管理サーバー31は、複数の自転車の位置情報を受信して、これらの複数の自転車を追跡して管理することができる。
例えば、制御部11は、返却モード(S500)において、自転車の特定が成功し(S520;YES)、返却成功処理(S550)に移行した場合に、履歴情報を更新する(S552)。このとき、管理サーバー31は、制御部11からの信号に基づいて、複数のレンタル基地のうちのどのレンタル基地で返却されたかを示す情報を貸出履歴記憶部34に記憶させる。さらに、管理サーバー31は、GPS受信機から当該自転車の位置情報を受信する。そして、管理サーバー31は、制御部11からの信号に基づく返却場所の情報と、GPS受信機から受信した当該自転車の位置情報とを比較し、それらが同じ場所であるか否かを判定する。もし同じ場所でない場合には、何らかの不正が行われた可能性が高いので、警報信号を出力してもよい。
また例えば、管理サーバー31は、貸出履歴記憶部34を参照し、貸出が行われたときから一定期間以上にわたって返却されない自転車がある場合に、GPS受信機から受信した当該自転車の位置情報を参照する。あるいは、自転車の返却期限が設定されており、管理サーバー31は、設定された返却期限を経過したにも関わらず返却されない自転車がある場合に、GPS受信機から受信した当該自転車の位置情報を参照する。この位置情報を出力することにより、自転車レンタルシステムの運営者が自転車を回収しに行けるようにしてもよい。
また例えば、管理サーバー31は、現在貸出中である複数の自転車の位置情報を監視して、自転車が将来返却される場所の偏りを予測する。
例えば、現在貸出中である自転車の台数が500台であって、そのうちの300台が、複数のレンタル基地のうちの第1のレンタル基地の近辺の第1エリアに位置し、150台が第2のレンタル基地の近辺の第2エリアに位置し、50台が第3のレンタル基地の近辺の第3エリアに位置していると仮定する。この場合には、今後第1のレンタル基地に返却される自転車の台数が、第2又は第3のレンタル基地に返却される自転車の台数よりも多いと予測してもよい。
また例えば、現在貸出中の自転車には返却期限が設定されており、返却期限までの時間が1時間以内である自転車の台数が500台であると仮定する。これらの自転車の現在位置の分布が上述の通りである場合には、今後1時間以内に、第1のレンタル基地に返却される自転車の台数が、第2又は第3のレンタル基地に返却される自転車の台数よりも多いと予測してもよい。
将来的には、大きい催し等において、臨時に自転車レンタルシステムを開設可能である。他の点については、第1の実施形態と同様であるので、第2の実施形態の構成及び動作についての詳細な説明を省略する。
10…自転車通路、11…制御部、12…ICチップ読取り部、13…利用者情報入力部、14…表示部、15i…内側ゲートセンサ、15o…外側ゲートセンサ、16i…内側ゲート駆動部、16o…外側ゲート駆動部、18…電子マネーリーダライタ、19…管理ポストステーション、20…フェンス、21…スタンド、22…入退場口、23…フェンス、25i…内側ゲート、25o…外側ゲート、26…溝、31…管理サーバー、32…自転車情報記憶部、33…利用者情報記憶部、34…貸出履歴記憶部、35…通信基地局システム、40…自転車収容スペース、50…外側、B…自転車、C…ICチップ、B1…GPS電波受信部、B2…情報処理部、B3…無線送信部

Claims (4)

  1. 自転車収容スペースと当該自転車収容スペースの外側との間で自転車を出入りさせる自転車通路に配置される、自転車レンタルシステムであって、
    前記自転車通路と前記自転車収容スペースとの間の自転車の通過を規制状態又は許可状態とする内側ゲートと、
    前記自転車通路と前記自転車収容スペースの外側との間の自転車の通過を規制状態又は許可状態とする外側ゲートと、
    前記内側ゲートと前記外側ゲートとの間に配置され、利用者を特定する情報の入力を受付ける、利用者情報入力部と、
    前記内側ゲートと前記外側ゲートとの間に配置され、前記自転車通路を通過する自転車に搭載されたICチップから当該自転車を特定する情報を読取る、ICチップ読取り部と、
    前記利用者情報入力部を介して前記利用者を特定する情報の入力を受付け、前記ICチップ読取り部によって前記自転車を特定する情報を読取ることにより、自転車貸出処理を行う制御部と、
    を具備する、自転車レンタルシステム。
  2. 前記自転車貸出処理は、
    前記外側ゲートを規制状態としたまま、前記内側ゲートを規制状態から許可状態とする第1の貸出ステップと、
    前記第1の貸出ステップの後、前記外側ゲートを規制状態としたまま、前記内側ゲートを許可状態から規制状態に戻す第2の貸出ステップと、
    前記第1の貸出ステップの後、前記ICチップ読取り部によって前記自転車を特定する情報を読取る第3の貸出ステップと、
    前記第1の貸出ステップの後、前記利用者情報入力部を介して前記利用者を特定する情報の入力を受付ける第4の貸出ステップと、
    前記第2、第3及び第4の貸出ステップの後、前記内側ゲートを規制状態としたまま、前記外側ゲートを規制状態から許可状態とする第5の貸出ステップと、
    を含む、請求項1記載の自転車レンタルシステム。
  3. 前記自転車貸出処理は、前記利用者を特定する情報と前記自転車を特定する情報とを対応付けて記憶部に格納するステップを含み、
    前記制御部は、さらに、
    自転車返却処理であって、
    前記内側ゲートを規制状態としたまま、前記外側ゲートを規制状態から許可状態とする第1の返却ステップと、
    前記第1の返却ステップの後、前記内側ゲートを規制状態としたまま、前記外側ゲートを許可状態から規制状態に戻す第2の返却ステップと、
    前記第1の返却ステップの後、前記ICチップ読取り部によって前記自転車を特定する情報を読取り、前記記憶部に記憶された情報と照合する第3の返却ステップと、
    前記第2及び第3の返却ステップの後、前記外側ゲートを規制状態としたまま、前記内側ゲートを規制状態から許可状態とする第4の返却ステップと、
    を含む前記自転車返却処理
    を行う、請求項1又は請求項2記載の自転車レンタルシステム。
  4. 複数の自転車にそれぞれ搭載されたGPS受信機から前記複数の自転車の位置情報を受信する管理サーバーをさらに具備する、
    請求項1〜請求項3のいずれか一項記載の自転車レンタルシステム。
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