JP2018022355A - 車両共有サービス管理サーバおよびコンピュータプログラム - Google Patents

車両共有サービス管理サーバおよびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 カーシェアリングなどの車両共有サービスに係る利用料金の未収金の発生抑制が可能となる情報処理技術を提供する。【解決手段】 カーシェアリングなどの車両共有サービスの予約時に会員に係るクレジットカードのオーソリーを実行し、残高がない場合には予約を受け付けない。また、利用終了後に、確定した利用料金についてクレジットカードのオーソリーを実行する。利用料金の残高が確保できていない場合には、会員登録を抹消するとともに、その会員に関わる他の予約もキャンセルする。【選択図】 図3

Description

本発明は、カーシェアリングやカーレンタルなど車両の貸し出しサービスにおいて、借り主(ユーザ)に対するサービス対価の支払いの確実性を確保することに寄与する情報処理技術に関する。
複数の車両を複数のユーザが共同で使用するカーシェアリングシステムが、普及しつつある。
カーシェアリングを利用する利用者は、カーシェアリングの会員登録を済ませ、カーシェアリング用の自動車(シェアカー)を確保している駐車場に出向いて直接利用する。または、携帯電話やパーソナルコンピュータを用いて利用予定の時間帯などを事前に連絡する予約制度を活用する。
図1を用いて、一般のカーシェアリングにおける利用予約時の情報処理についての典型例を説明する。
カーシェアリングサービスを提供する事業者は、事前に会員登録がなされた会員に対して、会員を識別するICカードたる会員カード(登録済みカードα)を提供する。
会員ユーザは、自己に係るパソコンや携帯端末などの通信端末を介してインターネットを経由して予約管理システムに対し、予約データを送信する。予約システムにおけるカーシェア管理サーバは、利用を希望するサービス対象車両(シェアカー)に対し、車両管理データベースを参照して希望時間枠を予約する。そして、予約が完了した場合、予約に係るシェアカーの車載機へ、予約データを送信する。
会員ユーザは、予約時間に予約したシェアカーに赴き、その車両に備えられた会員識別装置に対してその識別装置に読み込まれた会員識別子を使って、予約条件と予約した会員である旨が照合された場合に、そのシェアカーが使用可能となる。
多くのカーシェアリングの車両には、専用のカーナビゲーション装置を搭載している。また、カーシェアリングに用いる車両を管理するための車両管理サーバとの通信を実行する車載器を搭載している。そして、この車載器と車両管理サーバとの通信によって、車両の貸し出し、返却に関する管理を自動化(無人化)している。
図2を用いて、一般のカーシェアリングにおける利用終了時の情報処理についての典型例を説明する。
会員ユーザがサービス対象車両の利用を終了して、所定の駐車場へ停車させたら、登録済みカードαにて車両解錠センサにて施錠する。すると、サービス対象車両に搭載されている通信装置であるデータ送信手段が終了データを、カーシェアリング管理サーバへ送信する。車両管理データベースにて利用開始時刻、終了時刻などを決定し、料金算出手段が当該会員ユーザの利用料金を算出し、会員データベースへ蓄積するとともに、その利用料金を会員ユーザに係る通信端末へ送信する。
さて、特許文献1には、ユーザがクレジットカード払いを申し込む際の手続きを簡素化して継続的なクレジットカード払いへの移行を促進するための技術が開示されている。
特許文献2には、予約時において予約対象のサービスの利用料金がクレジットカードの利用可能額を超えてしまっているような場合であっても、その後に決済を済ませた場合は、クレジットカードでの決済が可能となる予約を受け付けることができる情報処理技術が開示されている。
特開2010−26608号公報 特開2013−182315号公報
クレジットカードの有効性は、一ヶ月に一度、ファイル伝送を実行することでチェックしている(このチェックのことを「洗い替え」と言う)。カーシェアリング運営会社は、一ヶ月単位で売上金額を集計し、クレジットカード会社へファイル伝送して納品する。
換言すれば、あるクレジットカードによるカード決済ができないと判明するのは、前述した洗い替えによるので、支払いができないにもかかわらず、そのクレジットカードによる決済ができてしまう期間が最大で一ヶ月弱、存在することとなる。
あるクレジットカードについての有効性については、有りまたは無しの二択である。したがって、そのクレジットカードの利用可能額が僅かであっても、有効性が有ると判断されれば、次の一ヶ月はそのクレジットカードのユーザは、クレジットカードによる支払い手続き(支払いの完了ではない)や、クレジットカードを用いた予約を実行できる。
このため、クレジットカード会社が保証している範囲(フロアリミット)を越えてそのクレジットカードが使われてしまった場合、フロアリミットの超過分は金銭回収が困難となる。
カーシェアリングサービスの事業における課金の特殊性について補足する。
カーシェアリングサービスの場合、ユーザがシェアカーの提供を受けて利用したサービスの対価額は、シェアカーの利用を完了するまで決定されないという特徴がある。そのため、予約時にサービス対価の一部または全額を一旦決済してしまう、という課金方式は採用しにくい。
また、カーシェアリングサービスの事業では、会員ユーザによる予約制度が完備されているが、課金に対する支払いが滞るおそれのある会員ユーザであっても、そのクレジットカードが無効とならない限り、カーシェアリングの予約を入れることもできる。そのため、金銭回収が困難となる不良債権を潜在的に抱えつつ、放置された状態であった。
本発明が解決しようとする課題は、車両共有サービスに係る利用料金の未収金の発生抑制が可能となる情報処理技術を提供することにある。
(第一の発明)
第一の発明は、車両共有サービスを実行するための各種データを管理する管理サーバに係る(図4参照)。
会員登録を予め済ませたユーザに係る支払い用のクレジットカード問い合わせ用データを蓄積した会員データベースと、
共有されるサービス対象車両の管理データを蓄積する車両管理データベースと、
会員ユーザに係る端末からの予約データを受信する予約データ受信手段と、
その予約データに係るユーザのクレジットカード問い合わせ用データを前記の会員データベースから読み出して、そのクレジットカードデータに係るクレジットカードが利用可能か否かクレジットカード会社管理サーバへオーソリー打診を実行するオーソリー送信手段と、
そのオーソリー送信手段によるオーソリー打診の結果データをクレジットカード会社管理サーバから受信するオーソリー受信手段と、を備えるとともに、
そのオーソリー打診の結果データが利用不可である場合に、前記の予約データに係る予約が不能である旨の予約不能データを前記の会員ユーザに係る端末へ送信する予約不能データ送信手段と、
を備えた車両共有サービス管理サーバである。
(用語説明)
「車両共有サービス」とは、カーシェアリングを管理運営するサービス、およびカーレンタルサービスの両方を指すものとする。
「サービス対象車両」とは、カーシェアリングであれば「シェアカー」、カーレンタルサービスであれば「レンタルされる車両(レンタカー)」を指すものとする。
「オーソリー打診」とは、所定のクレジットカードにおける決済可能額が存在するか否かをクレジットカード会社管理サーバへ打診することである。一般的には、最低単位である「1円」が決済可能か否か、を打診する。
(作用)
会員登録を予め済ませたユーザに係る支払い用のクレジットカード問い合わせ用データを会員データベースが蓄積している。 また、共有されるサービス対象車両の管理データを車両管理データベースが蓄積している。
会員ユーザに係る端末からの予約データを予約データ受信手段が受信する。 その予約データに係るユーザのクレジットカード問い合わせ用データをオーソリー送信手段が前記の会員データベースから読み出して、そのクレジットカードデータに係るクレジットカードが利用可能か否か、クレジットカード会社管理サーバへオーソリー打診をする。
そのオーソリー送信手段によるオーソリー打診の結果データを、オーソリー受信手段がクレジットカード会社管理サーバから受信する。
そのオーソリー打診の結果データが利用不可である場合に、前記の予約データに係る予約が不能である旨の予約不能データを予約不能データ送信手段が前記の会員ユーザに係る端末へ送信する。
オーソリー打診にて残高を残していない会員ユーザは、予約ができない。これによって、サービス提供者が抱えてしまうこれまでのリスク(サービス対価の未収金の発生)を未然に抑制できる。
(第一の発明のバリエーション1)
第一の発明は、以下のように形成してもよい(図7参照)。
すなわち、会員ユーザによる車両共有サービスの利用終了に関する終了データを受信する終了データ受信手段と、
その終了データに基づく車両共有サービスの代金である料金データを算出する料金算出手段と、を備え、
前記のオーソリー送信手段は、前記の料金データを含んだオーソリー打診を実行し、
前記のオーソリー受信手段は、前記の料金データが決済可能か否かの結果データをクレジットカード会社管理サーバから受信するとともに、その結果データが決済不能である場合には、当該会員ユーザに紐付けた決済不能の結果データを前記の会員データベースへ蓄積することとしてもよい。
(作用)
会員ユーザによる車両共有サービスの利用終了に関する終了データを終了データ受信手段が受信する。その終了データに基づいて、車両共有サービスの代金である料金データを料金算出手段が算出する。
前記のオーソリー送信手段は、前記の料金データを含んだオーソリー打診を実行する。そのオーソリー打診では、料金データが決済可能か否かの結果データをクレジットカード会社管理サーバから受信する。その結果データが決済不能である場合には、当該会員ユーザに紐付けた決済不能の結果データを前記の会員データベースへ蓄積する。
(第一の発明のバリエーション2)
前述のバリエーション1は、結果データが決済不能である場合には、前記の会員データベースにおいて当該会員の登録を無効とする登録無効手段を備えることとすると、より効果的である。
(作用)
結果データが決済不能である場合には、登録無効手段が前記の会員データベースにおいて当該会員の登録を無効とする。
登録無効に係る会員ユーザは、事後の予約をできなくなる。そのため、サービス提供者が被る可能性の高い未収金の発生も未然防止に寄与できる。
(第一の発明のバリエーション3)
第一の発明は、以下のように形成してもよい。
すなわち、結果データが決済不能である場合には、前記の予約キャンセル手段は、当該ユーザに係る予約済みデータが前記の車両管理データベースに存在する場合には、その予約済みデータをキャンセルすることとしてもよい(図8(b)参照)。
(第二の発明)
第二の発明は、会員登録を予め済ませた会員ユーザに係る支払い用のクレジットカード問い合わせ用データを蓄積した会員データベースと、 共有されるサービス対象車両の管理データを蓄積する車両管理データベースと、を備え、 車両共有サービスを実行するための各種データを管理する管理サーバを制御するためのコンピュータプログラムに係る。
そのコンピュータプログラムは、会員ユーザに係る端末からの予約データを受信する予約データ受信手順と、
その予約データに係るユーザのクレジットカード問い合わせ用データを前記の会員データベースから読み出して、そのクレジットカード問い合わせ用データに係るクレジットカードが利用可能か否かクレジットカード会社管理サーバへオーソリー打診を実行するオーソリー送信手順と、
そのオーソリー送信手順によるオーソリー打診の結果データをクレジットカード会社管理サーバから受信するオーソリー受信手順と、
そのオーソリー打診の結果データが利用不可である場合に、前記の予約データに係る予約が不能である旨の予約不能データを前記の会員ユーザに係る端末へ送信する予約不能データ送信手順と、
を車両共有サービス管理サーバに実行させることとしたコンピュータプログラムである。
(第二の発明のバリエーション1)
第二の発明は、以下のように形成してもよい。
すなわち、会員ユーザによる車両共有サービスの利用終了に関する終了データを受信する終了データ受信手順と、
その終了データに基づく車両共有サービスの代金である料金データを算出する料金算出手順と、
前記の料金データを含んだオーソリー打診を実行する料金データオーソリー手順と、
前記の料金データが決済可能か否かの結果データをクレジットカード会社管理サーバから受信するとともに、その結果データが決済不能である場合には、当該会員ユーザに紐付けた決済不能の結果データを前記の会員データベースへ蓄積する決済不能結果データ蓄積手順と、
を車両共有サービス管理サーバに実行させることとしてもよい。
(第二の発明のバリエーション2)
第二の発明におけるバリエーション1は、結果データが決済不能である場合には、前記の会員データベースにおいて当該会員の登録を無効とする登録無効手順を車両共有サービス管理サーバに実行させることとしてもよい。
(第二の発明のバリエーション3)
第二の発明は、以下のように形成してもよい。
すなわち、結果データが決済不能である場合には、当該ユーザに係る予約済みデータが前記の車両管理データベースに存在する場合にはその予約済みデータをキャンセルする決済不要予約キャンセル手順
を車両共有サービス管理サーバに実行させることとしてもよい。
第二の発明に係るコンピュータプログラムを、記録媒体へ記憶させて提供することもできる。
ここで、「記録媒体」とは、それ自身では空間を占有し得ないプログラムを担持することができる媒体である。例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−R、DVD−R、SSD、フラッシュメモリなどである。
また、この発明に係るプログラムを格納したコンピュータから、通信回線を通じて他の端末手段へ伝送することも可能である。
第一の発明によれば、車両共有サービスに係る利用料金の未収金の発生抑制に寄与する車両共有管理サーバを提供することができた。
第二の発明によれば、車両共有サービスに係る利用料金の未収金の発生抑制に寄与する車両共有管理サーバ制御用のコンピュータプログラムを提供することができた。
一般のカーシェアリングの予約時における情報処理を示した概念図である。 一般のカーシェアリングの利用終了時における情報処理を示した概念図である。 本実施形態に係るカーシェアリングの予約時における情報処理の手順を示すフローチャートである。 本実施形態に係るカーシェアリングの予約時における情報処理を示した概念図である。 予約時のオーソリーの結果がNGである場合、会員ユーザに係る通信端末へ表示されるメッセージの一例を示したものである。 本実施形態に係るカーシェアリングの利用終了時における情報処理の手順を示すフローチャートである。 本実施形態に係るカーシェアリングの利用終了時における情報処理を示した概念図である。 利用後のオーソリーの結果がNGである場合、会員ユーザに係る通信端末へ表示されるメッセージの一例を示したものである。
以下、本発明を実施形態に基づいて説明する。ここで使用する図面は、図3から図8である。
以下、本実施形態においては、車両共有サービスとしてカーシェアリングを採用しており、車両共有サービスに用いる自動車を「サービス対象車両」とする。また、図中の「DB」は、「データベース」を略記したものである。
本実施形態において説明するカーシェアリングサービスをユーザが利用するには、管理および運営上の都合から、まず会員登録を済まさなければならないこととしている。すなわち、以下の実施形態に示すサービスを受けることができる「予約者」や「ユーザ」は、全て会員登録を済ませていることとなる。
会員登録は、氏名や住所の他、利用料金の支払い方法などの会員データを予め登録する。その登録データは、会員データベースへ蓄積されるとともに、会員であることを認証するためのIDカード(図4中「会員カード」、「登録済みカードα」と表している)が発行される。このIDカードは、そのユーザが会員であることを認証するために必要なデータがICチップへ格納されたICカードであり、サービス対象車両に搭載されたカードリーダ(車両解錠センサ・図示を省略)にかざすことでそのデータが読み取れるようになっている。施錠されているデリバリ対象車両の解錠も、前記の登録済みカードにて行うことができる。
(図3)
図3のフローチャートを用いて、カーシェアリングサービスを会員ユーザが予約する場合についての流れを説明する。このフローチャートでは、カーシェア管理サーバにおける情報処理の手順が示されている。
会員ユーザは、会員データを伴う予約データを自らの情報端末から送信する(S1)。カーシェア管理サーバが受信した予約データには、サービス対象車両の利用を開始する予定の日時、乗降する場所(駐車場)、返却予定の日時、サービス対象車両の車種などが含まれる。
受信した予約データに係る会員データに基づいて、その会員ユーザが利用料金の支払いをするクレジットカードに対するオーソリーを打診する(S2、S3)。1円以上の残高があれば予約手続に入るが(S4)、残高がゼロの場合には予約ができない旨を会員へ連絡する(S6)。
予約手続に入る場合には、前記の予約データに係る予約が可能であるか否かを確認し、予約の完了を連絡する(S5)。
(図4)
図4は、前述した図3の流れを実現するためのハードウェア、およびそのハードウェアを行き来するデータの種類を示している。
会員ユーザにおいては、通信端末(パソコンなど)を用いてカーシェア管理サーバへ予約データを送信する。
カーシェア管理サーバにおいては、予約データ受信手段がその予約データを受信し、会員データベースの会員属性情報と照合して、クレジットカード問い合わせ用データを引き出す。
そのクレジットカード問い合わせ用データにて、クレジットカード会社管理サーバへ、オーソリー送信手段がオーソリーを打診する。
クレジットカード会社管理サーバでは、そのオーソリー打診をオーソリー受信手段が受信し、カードデータベースを参照してオーソリー判断手段が、そのオーソリー打診に対する結果データを判断する。そして、結果データをカーシェア管理サーバへ返信する。
その結果データが「1円以上の残高あり」であれば、前記の予約データに対する予約可否を車両管理データベースへアクセスして判断して、予約可否データを予約可否出力手段が会員ユーザに係る通信端末へ返信する。予約が完了したら、予約完了の旨を予約完了出力手段が送信する。
(図5)
図5(a)は、図4における予約可否データが会員ユーザに係る通信端末に出力された場合の一例を示している。予約が受け付けられなかった旨、有効なクレジットカードの登録のお願いなどを連絡している。
図5(b)は、加えて、既に存在していた予約を取り消す、ということを実行する場合がある。その場合、予約を取り消した旨を連絡している。予約の取消によって、回収できないおそれが高い不良債権を未然に防いでいる。
(図6)
図6のフローチャートを用いて、サービス対象車両を会員ユーザが返却をする際のデータ処理の手順を説明する。
サービス対象車両を所定の駐車場へ返却し、会員ユーザが施錠すると、サービス利用に関する金額が決定できる(S11)。その金額が引き落とせる残高を、会員ユーザの所定口座に備えているか否かをオーソリー打診する(S12)。
決済可能な残高がある場合には、決済額が確定する(S13,S14)。
決済可能な残高がない場合には、決済ができない旨を会員ユーザへ連絡する(S15)。また、その会員ユーザによる予約が既に存在するか否かを検証し(S16)、存在する場合にはその予約をキャンセルする(S17)。
(図7)
会員ユーザがサービス対象車両を所定の駐車場へ返却する場合、車両解錠センサにて、当該サービス対象車両を施錠する。すると、そのサービス対象車両に搭載されているデータ送信手段がサービスを完了した旨の終了データをカーシェア管理サーバへ送信する。
その終了データは、終了データ受信手段が受信し、車両管理データベースおよび会員データベースへ入力する。車両管理データベースに蓄積された各種のデータを用いて、料金算出手段がその会員ユーザに対して請求すべき料金を算出し、その料金データを決済可能かどうか、オーソリー送信手段がオーソリー打診する。
クレジットカード会社管理サーバは、そのオーソリー打診を受信し、カードデータベースを参照してその料金データに係る金額引き落とせる残高を、会員ユーザの所定口座に備えているか否かを、オーソリー判断手段が判断する。そして、その結果を結果データとしてカーシェア管理サーバへ返信する。
返信された結果データは、オーソリー受信手段が受信する。結果データがOK(引き落とし可能な残高が存在する)である場合には、料金データ出力手段が会員ユーザに係る通信端末へ料金データを送信する。
結果データがNG(引き落とし可能な残高に達していない)である場合には、会員データベースへ、その結果データを登録する。要注意会員である、等のステータスを保存するのである。あるいは、「登録の仮抹消」としてもよい。
また、車両管理データベースを検証し、その会員ユーザによる予約が既に存在するか否かを検証し、存在する場合にはその予約をキャンセルする(予約取消データを送信して蓄積する)。
そのキャンセルは、「仮キャンセル」としてもよい。
なお、予約をキャンセルした旨は、当該会員に係る通信端末へ送信するが、その旨の図示は省略している。
前記の「登録の仮抹消」については、当該料金の引き落とし前に、会員ユーザが残高を回復して無事に決済がなされた場合には、その「登録の仮抹消」を取り消して、元通り「会員ユーザ」として扱うことができる。
また、「仮キャンセル」も、当該料金の引き落とし前に、会員ユーザが残高を回復して無事に決済がなされた場合には、その「仮キャンセル」を取り消して、その予約を復活させることとしてもよい。
(図8)
図8(a)では、現時点で登録されているクレジットカードでは取引ができない旨、新規予約ができない旨、取引可能なクレジットカードの登録のお願い、を会員ユーザへ伝える送信を例示している。
なお、図示は省略するが、口座残高が不足している旨、会員登録を無効とする旨、決済ができた場合には会員登録が復活する旨、を会員ユーザに係る通信端末へ送信することとしてもよい。
図8(b)では、既に予約済みの件について、予約を取り消した旨の連絡を、会員ユーザに係る通信端末へ送信した場合を例示している。
(車載装置)
詳細な図示は省略したが、サービス対象車両に搭載されている車載機は、車両管理サーバとの無線通信のほか、車両解錠センサおよび多機能カーナビゲーション装置とのシリアル通信を行う。
多機能カーナビゲーション装置についても図示を省略しているが、タッチパネルを備えており、車載機を介して送り込まれた各種のデータを用いての会員ユーザへのメッセージ表示や、会員の意思表示をタッチパネルによる入力の受付(サービス用ボタン表示)、その入力内容を車載機への送信、などを行うことができる。
カーナビゲーション機能を担保するため、GPS(Global Position System)を利用して現在位置データを取得している。そしてその現在位置データは、車載機を介して車両管理サーバへ送信する。
(会員の通信端末)
予約時にはパソコン(図4)、返却時にはいわゆるスマートフォン(図7、図8)を図示しながら説明したが、若干の補足説明をする。
カーシェアリングサービスを利用使用とする会員ユーザに係る通信端末(携帯端末も含む)は、車両管理サーバとの無線通信が可能であるように、予め専用のアプリケーションをインストールしてある。そのアプリケーションは、カーシェアリングの予約、駐車場の予約などにも用いることができる。
ただし、専用のアプリケーションが必須であるとする必要はなく、車両管理サーバが予め把握しているメールアドレスにて、車両管理サーバからの連絡や確認用コードの受信などが可能である、としてもよい。
前述した実施形態によれば、車両共有サービスを利用したにもかかわらず、その代金を支払わない会員ユーザに対する警告(会員登録の抹消や予約のキャンセル)を発したり、未収金の増大を防いだりする、という効果がある。
予約時に1円の残高があれば予約を完了させることができ、その予約を実行(カーシェアリングの利用が完了)した際に1円の残高しかない、というような会員ユーザからは、その際のカーシェアリング利用代金を回収できない可能性はある。
しかし、一ヶ月に一度のオーソリーしか実行しなかった場合には、最大で一ヶ月間、カーシェアリングを使い倒されるおそれがあったので、それに比べると本実施形態は、最大で一回分の未収金発生で済むこととなる。
本発明は、カーシェアリングまたはレンタカーを管理運営するサービス業、カーシェアリングまたはレンタカーを実現するためのサポートをする情報通信サービス業、カーシェアリングまたはレンタカーの運営のためのコンピュータソフトウェアを作成するソフトウェア産業、カードクレジットサービス業、旅行代理業、営業用車両の管理を委託される代行業などにおいて利用可能性を有する。

Claims (8)

  1. 車両共有サービスを実行するための各種データを管理する管理サーバであって、
    会員登録を予め済ませた会員ユーザに係る支払い用のクレジットカード問い合わせ用データを蓄積した会員データベースと、
    共有されるサービス対象車両の管理データを蓄積する車両管理データベースと、
    会員ユーザに係る端末からの予約データを受信する予約データ受信手段と、
    その予約データに係るユーザのクレジットカード問い合わせ用データを前記の会員データベースから読み出して、そのクレジットカードデータに係るクレジットカードが利用可能か否かクレジットカード会社管理サーバへオーソリー打診を実行するオーソリー送信手段と、
    そのオーソリー送信手段によるオーソリー打診の結果データをクレジットカード会社管理サーバから受信するオーソリー受信手段と、を備えるとともに、
    そのオーソリー打診の結果データが利用不可である場合に、前記の予約データに係る予約が不能である旨の予約不能データを前記の会員ユーザに係る端末へ送信する予約不能データ送信手段と、
    を備えた車両共有サービス管理サーバ。
  2. 会員ユーザによる車両共有サービスの利用終了に関する終了データを受信する終了データ受信手段と、
    その終了データに基づく車両共有サービスの代金である料金データを算出する料金算出手段と、を備え、
    前記のオーソリー送信手段は、前記の料金データを含んだオーソリー打診を実行し、
    前記のオーソリー受信手段は、前記の料金データが決済可能か否かの結果データをクレジットカード会社管理サーバから受信するとともに、その結果データが決済不能である場合には、当該会員ユーザに紐付けた決済不能の結果データを前記の会員データベースへ蓄積することとした
    請求項1に記載の車両共有サービス管理サーバ。
  3. 結果データが決済不能である場合には、前記の会員データベースにおいて当該会員の登録を無効とする登録無効手段を備えることとした請求項2に記載の車両管理サーバ。
  4. 結果データが決済不能である場合には、前記の予約キャンセル手段は、当該ユーザに係る予約済みデータが前記の車両管理データベースに存在する場合にはその予約済みデータをキャンセルすることとした請求項2または請求項3のいずれかに記載の車両管理サーバ。
  5. 会員登録を予め済ませた会員ユーザに係る支払い用のクレジットカード問い合わせ用データを蓄積した会員データベースと、 共有されるサービス対象車両の管理データを蓄積する車両管理データベースと、を備え、 車両共有サービスを実行するための各種データを管理する管理サーバを制御するためのコンピュータプログラムであって、
    会員ユーザに係る端末からの予約データを受信する予約データ受信手順と、
    その予約データに係るユーザのクレジットカード問い合わせ用データを前記の会員データベースから読み出して、そのクレジットカードデータに係るクレジットカードが利用可能か否かクレジットカード会社管理サーバへオーソリー打診を実行するオーソリー送信手順と、
    そのオーソリー送信手順によるオーソリー打診の結果データをクレジットカード会社管理サーバから受信するオーソリー受信手順と、
    そのオーソリー打診の結果データが利用不可である場合に、前記の予約データに係る予約が不能である旨の予約不能データを前記の会員ユーザに係る端末へ送信する予約不能データ送信手順と、
    を車両共有サービス管理サーバに実行させるためのコンピュータプログラム。
  6. 会員ユーザによる車両共有サービスの利用終了に関する終了データを受信する終了データ受信手順と、
    その終了データに基づく車両共有サービスの代金である料金データを算出する料金算出手順と、
    前記の料金データを含んだオーソリー打診を実行する料金データオーソリー手順と、
    前記の料金データが決済可能か否かの結果データをクレジットカード会社管理サーバから受信するとともに、その結果データが決済不能である場合には、当該会員ユーザに紐付けた決済不能の結果データを前記の会員データベースへ蓄積する決済不能結果データ蓄積手順と、
    を車両共有サービス管理サーバに実行させることとした請求項5に記載のコンピュータプログラム。
  7. 結果データが決済不能である場合には、前記の会員データベースにおいて当該会員の登録を無効とする登録無効手順
    を車両共有サービス管理サーバに実行させることとした請求項5または請求項6のいずれかに記載のコンピュータプログラム。
  8. 結果データが決済不能である場合には、当該ユーザに係る予約済みデータが前記の車両管理データベースに存在する場合にはその予約済みデータをキャンセルする決済不要予約キャンセル手順
    を車両共有サービス管理サーバに実行させることとした請求項5から請求項7のいずれかに記載のコンピュータプログラム。
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