JP5458467B2 - 決済システム、決済サーバおよび店舗システム - Google Patents

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Description

本発明は、決済システム、決済サーバおよび店舗システムに関し、特に車載器を用いた決済システムおよび決済方法に関する。
高速道路等の自動車専用道路において、料金所を一旦停止せずに、料金所側に設置されたアンテナの様な無線通信装置と、車両に設置された車載器との間で無線通信を行うことで通行料の支払いを行うETC(Electronic Toll Collection System;ノンストップ自動料金収受システム)が普及している。
車載器には専用のカード(ETCカード)を挿入することで、無線通信によって通行料の支払いを行う。今日では、車載器の固有番号を識別することで、料金所以外でも料金の決済を行える仕組みが整いつつある。例えば、ガソリンスタンドの会員となり、そのガソリンスタンドに個人情報、ETC車載器の固有番号、料金の引き落とし情報等を登録しておけば、給油時にアンテナの下を通過することで自動的に料金が引き落とされるようになり、利用者の利便性が向上する。
しかし、アンテナの下を通過しただけで無条件に決済処理が行われてしまい、引き落とされた金額の確認が決済と同時または決済の後になってしまう問題がある。また、利用者が車載器による決済を希望しない場合には、アンテナの下を通過する前に店員にその旨を伝えなければならない問題もある。さらに、店側にとっても利用者が車載器による決済を行うかどうかは決済処理時にしか分からないため、利用者が車載器による決済を希望しない場合に、店側の対応が混乱するという問題もあった。
このような問題を解決するための技術として、例えば特許文献1がある。特許文献1には、決済確認手段を持たない車載器において、利用者が自らの意思で決済承認が可能な手段を提供する方法が記載されている。
特開2006−209335号公報
車載器による決済が行われた場合、支払いは車載器の契約時に事前に設定された口座またはクレジットカードから行われる。しかし、クレジットカードによる決済を設定し、自動車専用道路の通行料金の支払い時にETCを使用した場合において、クレジットカードの利用限度額を超えていた場合にETCの使用を不可にしてしまうと、料金所のバーが上がらず、バーに車両が激突してしまうおそれがある。従って、クレジットカードの利用限度額を超えていた場合であっても、車載器にETCカードが差し込まれ、料金所側の無線通信装置と通信が正常に行われれば、全ての車両の通行を許可していた。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、自動車専用道路以外の場所で料金の決済を行う場合に、事前に口座の残金の有無やクレジットカードの利用限度額の確認を行うことで料金の決済が可能な、新規かつ改良された決済システム、決済サーバおよび店舗システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、車両に搭載される車載器との間で無線通信を行って前記車両の通過を検知する注文用および代金支払い用の少なくとも2つの検知装置と;前記検知装置から前記車載器を識別する車載器識別情報を受信して前記車載器識別情報を用いて代金の決済を行う決済サーバと;前記決済サーバから前記車載器による決済の情報を取得して表示する情報処理端末と;前記決済サーバに対して前記車載器による決済の承認を行う承認手段と;を含み、前記決済サーバは、顧客の情報が格納される顧客データベースと;前記検知装置から受信した前記車載器識別情報を用いて前記顧客データベースを検索する検索部と;前記検索部の検索の結果、前記車載器による決済の可否を確認する決済可否確認部と;前記決済可否確認部による確認の結果、前記車載器による決済が可能である場合に前記車載器を使用している顧客の決済手段を前記情報処理端末に対して出力する検索結果通知部と;を備え、前記決済可否確認部は、注文時には前記注文用の検知装置から受信した情報に基づいて、決済可否を確認し、代金支払い時には前記代金支払い用の検知装置から受信した情報に基づいて、決済可否を確認することを特徴とする、決済システムが提供される。
かかる構成によれば、検知装置は車両に搭載される車載器との間で無線通信を行って車両の通過を検知し、決済サーバは検知装置から車載器を識別する車載器識別情報を受信して車載器識別情報を用いて代金の決済を行い、情報処理端末は決済サーバから車載器を用いた決済の情報を取得して表示し、承認手段は決済サーバに対して車載器を利用した決済の承認を行う。そして、顧客データベースには顧客の情報が格納されており、検索部は検知装置から受信した車載器識別情報を用いて顧客データベースを検索し、決済可否確認部は検索部の検索の結果、車載器の決済方法が登録されている場合に決済方法による決済の可否を確認し、検索結果通知部は決済可否確認部による確認の結果、決済方法による決済が可能である場合に車載器を使用している顧客の決済手段を情報処理端末に対して出力する。その結果、自動車専用道路以外の場所で料金の決済を行う場合に、事前に口座の残金の有無やクレジットカードの利用限度額の確認を行うことで料金の決済を行うことができる。
顧客データベースは、車載器識別情報をキーとした情報を格納していてもよい。その結果、車載器識別情報を用いた検索を迅速に行うことができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、車両に搭載される車載器を識別する車載器識別情報を、注文用および代金支払い用の少なくとも2つの検知装置から受信して前記車載器識別情報を用いて代金の決済を行う決済サーバと;前記決済サーバから前記車載器による決済の情報を取得して表示する情報処理端末と;前記決済サーバに対して前記車載器による決済の承認を行う承認手段と;を含み、前記決済サーバは、顧客の情報が格納される顧客データベースと;受信した前記車載器識別情報を用いて前記顧客データベースを検索する検索部と;前記検索部の検索の結果、前記車載器による決済の可否を確認する決済可否確認部と;前記決済可否確認部による確認の結果、前記車載器による決済が可能である場合に前記車載器を使用している顧客の決済手段を前記情報処理端末に対して出力する検索結果通知部と;を含み、前記決済可否確認部は、注文時には前記注文用の検知装置から受信した情報に基づいて、決済可否を確認し、代金支払い時には前記代金支払い用の検知装置から受信した情報に基づいて、決済可否を確認することを特徴とする、決済システムが提供される。
かかる構成によれば、決済サーバは車両に搭載される車載器を識別する車載器識別情報を受信して車載器識別情報を用いて代金の決済を行い、情報処理端末は決済サーバから車載器を用いた決済の情報を取得して表示し、承認手段は決済サーバに対して車載器を利用した決済の承認を行う。そして、顧客データベースには顧客の情報が格納されており、検索部は受信した車載器識別情報を用いて顧客データベースを検索し、決済可否確認部は検索部の検索の結果、車載器の決済方法が登録されている場合に決済方法による決済の可否を確認し、検索結果通知部は決済可否確認部による確認の結果、決済方法による決済が可能である場合に車載器を使用している顧客の決済手段を情報処理端末に対して出力する。その結果、自動車専用道路以外の場所で料金の決済を行う場合に、事前に口座の残金の有無やクレジットカードの利用限度額の確認を行うことで料金の決済を行うことができる。
顧客データベースは、車載器識別情報をキーとした情報を格納していてもよい。その結果、車載器識別情報を用いた検索を迅速に行うことができる。
また、上記課題を解決するために、本発明のさらに別の観点によれば、車両に搭載される車載器を識別する車載器識別情報を、注文用および代金支払い用の少なくとも2つの検知装置から受信して代金の決済を行う決済サーバであって:顧客の情報が格納される顧客データベースと;受信した前記車載器識別情報を用いて前記顧客データベースを検索する検索部と;前記検索部の検索の結果、前記車載器による決済の可否を確認する決済可否確認部と;前記決済可否確認部の問い合わせの結果、前記車載器による決済が可能である場合に前記車載器を使用している顧客の決済手段の情報を出力する検索結果通知部と;を含み、前記決済可否確認部は、注文時には前記注文用の検知装置から受信した情報に基づいて、決済可否を確認し、代金支払い時には前記代金支払い用の検知装置から受信した情報に基づいて、決済可否を確認することを特徴とする、決済サーバが提供される。
かかる構成によれば、顧客データベースには顧客の情報が格納されており、検索部は車載器識別情報を用いて顧客データベースを検索し、決済可否確認部は検索部の検索の結果、車載器の決済方法が登録されている場合に決済方法による決済の可否を確認し、検索結果通知部は決済可否確認部による確認の結果、その決済方法による決済が可能である場合に車載器を使用している顧客の決済手段を情報処理端末に対して出力する。その結果、自動車専用道路以外の場所で料金の決済を行う場合に、事前に口座の残金の有無やクレジットカードの利用限度額の確認を行うことで料金の決済を行うことができる。
また、上記課題を解決するために、本発明のさらに別の観点によれば、車両に搭載される車載器を識別する車載器識別情報を、注文用および代金支払い用の少なくとも2つの検知装置から受信して代金の決済を行う決済サーバとの間で情報の授受を行う店舗システムであって:前記決済サーバは、顧客の情報が格納される顧客データベースと;受信した前記車載器識別情報を用いて前記顧客データベースを検索する検索部と;前記検索部の検索の結果、前記車載器による決済の可否を確認する決済可否確認部と;前記決済可否確認部の問い合わせの結果、前記車載器による決済が可能である場合に前記車載器を使用している顧客の決済手段の情報を出力する検索結果通知部と;を含み、前記決済可否確認部は、注文時には前記注文用の検知装置から受信した情報に基づいて、決済可否を確認し、代金支払い時には前記代金支払い用の検知装置から受信した情報に基づいて、決済可否を確認し、前記店舗システムは、前記車載器による決済の情報を前記決済サーバから取得して表示する情報処理端末と;前記決済サーバに対して前記車載器による決済の承認を行う承認手段と;を含むことを特徴とする、店舗システムが提供される。
かかる構成によれば、情報処理端末は車両に搭載される車載器を利用した決済の情報をサーバから取得して表示し、承認手段はサーバに対して車両に搭載される車載器を利用した決済の承認を行う。その結果、その結果、自動車専用道路以外の場所で料金の決済を行う場合に、サーバから取得した情報に基づいて決済の承認を行うことで、料金の決済を行うことができる。
承認手段は、決済金額の表示を行う表示部と;表示部に表示された金額で決済処理を決済サーバに依頼する決済承認部と;を含んでいてもよい。かかる構成によれば、表示部は決済金額の表示を行い、決済承認部は表示部に表示された金額で決済処理を決済サーバに依頼する。その結果、決済の前に決済金額を表示することで、顧客に対して決済の確認を行い、表示された金額で車載器を利用した決済処理を依頼することができる。
以上説明したように本発明によれば、自動車専用道路以外の場所で料金の決済を行う場合に、事前に口座の残金の有無やクレジットカードの利用限度額の確認を行うことで料金の決済が可能な、新規かつ改良された決済システム、決済サーバおよび店舗システムを提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる決済システム10の構成について説明する説明図である。以下、図1を用いて本発明の一実施形態にかかる決済システム10の構成について説明する。
図1に示したように、本発明の一実施形態にかかる決済システム10は、車両100と、第1のDSRC(Dedicated Short Range Communication)アンテナ112と、第2のDSRCアンテナ114と、店舗システム120と、バックヤードシステム130と、ネットワーク150と、決済機関システム160と、を含んで構成される。
車両100には、自動車専用道路の料金所で無線通信によって通行料の支払いを行う車載器102が搭載されている。車載器102は、本発明の検知装置の一例である第1のDSRCアンテナ112および第2のDSRCアンテナ114との間で無線通信を行う。
第1のDSRCアンテナ112は、車載器102との間で無線通信を行う。本実施形態においては、第1のDSRCアンテナ112は店舗において利用者が注文を行う場所に設置される。第1のDSRCアンテナ112は、車両100が接近すると、車両100に搭載された車載器102を識別する識別情報を読み取り、読み取った識別情報をバックヤードシステム130に送信する。本実施形態において、第1のDSRCアンテナ112が読み取る車載器102の識別情報としては、例えば車載器102に固有の製造番号や、車載器102が搭載されている車両の車両番号等であってもよい。
第2のDSRCアンテナ114は、車載器102との間で無線通信を行う。本実施形態においては、第2のDSRCアンテナ114は店舗において利用者が料金を支払う場所に設置される。第1のDSRCアンテナ112は、車両100が接近すると、車両100に搭載された車載器102の識別情報を読み取り、読み取った識別情報をバックヤードシステム130に送信する。
店舗システム120は店舗に設置されるものであり、店舗に来店した顧客が使用している車両100に搭載されている車載器102についての情報を確認したり、店舗の店員や店舗に来店した顧客が決済方法を確認したりするものである。本実施形態において、店舗システム120は、情報表示装置122と、承認装置124と、を含んで構成される。
情報表示装置122は、本発明の情報処理端末の一例であり、第1のDSRCアンテナ112および第2のDSRCアンテナ114で読み取った車載器102の識別情報を、バックヤードシステム130を経由して表示する。情報表示装置122で表示する車載器102の識別情報の詳細については後述する。情報表示装置122は情報を表示するための画面を備えている。情報表示装置122として、例えばデスクトップ型またはノート型のパーソナルコンピュータであってもよく、商品代金の授受を行うPOS(Point Of Sales)システムであってもよい。
承認装置124は、情報表示装置122に接続されている。本発明の一実施形態にかかる承認装置124は、表示窓126と、承認ボタン128と、を含んで構成される。承認装置124は、商品の決済金額を本発明の表示部の一例である表示窓126に表示するものである。また、承認装置124は本発明の決済承認部の一例である承認ボタン128を備えており、店舗の店員または商品の購入者が承認ボタン128を押下することで、決済を承認するデータを上位の情報表示装置122を経由してバックヤードシステム130に送信する。
なお、本実施形態においては、承認装置124は、情報表示装置122に接続されているが、本発明はかかる例に限定されず、バックヤードシステム130と直接接続されていてもよい。バックヤードシステム130と直接接続されていることで、情報表示装置122に障害が発生した場合であっても、決済額の表示および決済の承認を行うことができる。
バックヤードシステム130は、第1のDSRCアンテナ112並びに第2のDSRCアンテナ114、店舗システム120および決済機関システム160と接続されている。バックヤードシステム130は、第1のDSRCアンテナ112および第2のDSRCアンテナ114で読み取った車載器102の識別情報から顧客情報の検索を行ったり、利用者が購入した商品の代金決済処理を行ったりする。
バックヤードシステム130は、決済サーバ131と、顧客情報登録端末140と、を含んで構成される。決済サーバ131は、第1のDSRCアンテナ112および第2のDSRCアンテナ114で読み取った車載器102の識別情報を受け取り、受け取った車載器102の識別情報を用いて顧客情報の検索を行ったり、利用者が購入した商品の代金決済処理を行ったりする。顧客情報登録端末140は、決済サーバ131と接続されており、決済サーバ131に登録されている顧客情報の登録、更新、削除等のメンテナンス処理を行うものである。
ネットワーク150は、バックヤードシステム130と決済機関システム160との間を繋ぐものである。ネットワーク150の形態は、本発明においては限定されず、例えば専用線であっても、インターネットであってもよい。
決済機関システム160は、クレジット会社、決済代行会社、金融機関等、与信処理を行う会社等に設置されるシステムである。決済機関システム160には、顧客データベース162が含まれている。決済機関システム160は、ネットワーク150を経由してバックヤードシステム130から決済データを受け取ると、受け取った決済データを基に顧客データベース162を検索し、該当する顧客に対して決済処理を行って、決済結果をバックヤードシステム130に送信する。
以上、本発明の一実施形態にかかる決済システム10の構成について説明した。次に、本発明の一実施形態にかかる決済サーバ131の構成について説明する。
図2は、本発明の一実施形態にかかる決済サーバ131の構成について説明する説明図である。以下、図2を用いて本発明の一実施形態にかかる決済サーバ131の構成について説明する。
図2に示したように、本発明の一実施形態にかかる決済サーバ131は、通信部132と、検索部133と、決済可否確認部134と、決済部135と、検索結果通知部136と、メンテナンス部137と、顧客データベース138と、ログ記録部139と、を含んで構成される。
通信部132は、ネットワークを通じて第1のDSRCアンテナ112並びに第2のDSRCアンテナ114、顧客情報登録端末140、店舗システム120および決済機関システム160との間でデータの授受を行うものである。
検索部133は、通信部132を介して決済サーバ131に送られてきた車載器102の識別情報を用いて、顧客データベース138の検索を行う。決済可否確認部134は、検索部133の検索の結果、顧客データベース138に登録されている決済手段での決済の可否を決済機関システム160に対して確認する。決済部135は、決済機関システム160に対して顧客が購入した商品の代金の決済処理を行う。検索結果通知部136は、検索部133での検索および決済可否確認部134での確認の結果を店舗システム120に通知する。メンテナンス部137は、顧客情報登録端末140で入力された情報に基づいて、顧客データベース138のメンテナンスを行う。
顧客データベース138は、店舗を利用する顧客の情報が登録されているデータベースである。ログ記録部139は、店舗を利用する顧客の利用状況がログデータとして記録されるものである。以下、顧客データベース138およびログ記録部139に記録される情報の一例を説明する。
図5は、本発明の一実施形態にかかる顧客データベース138およびログ記録部139に記録される情報について説明する説明図である。図5の(a)は本発明の一実施形態にかかる顧客データベース138に記録される情報を示したものであり、図5の(b)は本発明の一実施形態にかかるログ記録部139に記録される情報を示したものである。
顧客データベース138には、顧客番号、顧客名、車載器固有番号、車載器識別番号、連絡先、E−Mail(電子メール)アドレス、決済可否情報、決済情報、与信情報、与信照会日他の情報が登録される。顧客データベース138に登録する情報は、顧客情報登録端末140を用いて入力することで、メンテナンス部137によってメンテナンスが行われる。
なお、顧客データベース138は、車載器102を特定するために車載器を識別する識別情報の例である車載器固有番号および/または車載器識別番号をキー情報としてもよい。
ログ記録部139には、車載器と通信した日時、顧客番号、決済種別、決済額、店舗を識別するための店舗コード他の情報が記録され、店舗で決済処理が行われる度に順次情報が記録される。ログ記録部139に記録される情報を照会することで、いつ、どの店舗で、どのような決済が行われたかを確認することができる。
もちろん、図5に示した情報は本発明を実施する上での一例に過ぎないことは言うまでもない。顧客データベース138やログ記録部139は、図5に示した情報以外の情報を含んでいてもよく、図5に示した情報の一部を別の情報に置き換えたものであってもよい。
以上、図2を用いて本発明の一実施形態にかかる決済サーバ131の構成について説明した。次に、本発明の一実施形態にかかる決済システム10を用いた決済処理について説明する。本実施形態においては、ドライブスルーのような店舗形態において、注文場所と商品受け取り場所の2ヶ所にDSRCアンテナが設置されている場合を例に挙げて説明する。
図3は、本発明の一実施形態にかかる決済システム10を用いた決済処理において、顧客が注文を行う場所における処理の流れについて説明する説明図である。以下、図3を用いて顧客が注文を行う場所における処理の流れについて説明する。
まず、車載器102を搭載した車両100が、第1のDSRCアンテナ112の下を通過する(ステップS101)。車載器102が第1のDSRCアンテナ112の下を通過すると、車載器102と第1のDSRCアンテナ112との間で無線通信が行われる。第1のDSRCアンテナ112が車載器102から車載器識別情報の読み取りを試みると(ステップS102)、車載器102は第1のDSRCアンテナ112に対して車載器識別情報の送信を行う(ステップS103)。
ここで、第1のDSRCアンテナ112が読み取る車載器識別情報には、車載器102を識別する車載器識別情報が含まれる。車載器識別情報としては、例えば車載器102を利用している車両100の番号または車載器102のWireless Call Number(WCN;車載器102を識別する固有の番号)であってもよい。
車載器102から車載器識別情報を読み取った第1のDSRCアンテナ112は、決済サーバ131に向けて読み取った車載器識別情報を送信する(ステップS104)。車載器識別情報を受信した決済サーバ131は、受信した車載器識別情報を用いて顧客データベース138の確認を行う(ステップS105)。本実施形態においては、検索部133が、顧客データベース138の確認を、通信部132で受信した車載器識別情報に含まれる車載器識別情報を用いて行う。検索部133の検索処理によって、顧客の登録の有無、車載器による決済の可否等の情報を取得することができる。
顧客データベース138に顧客情報が登録されており、さらにその顧客が車載器による決済を可能としているならば、決済サーバ131は決済機関システム160に対して決済の可否を確認する(ステップS106)。決済機関システム160への決済可否の確認は決済可否確認部134が行う。
決済機関システム160は、決済サーバ131からの決済可否確認を受信すると、該当する顧客が指定された決済手段で決済が可能かどうかを、顧客データベース162を検索する等して確認し、確認結果を決済サーバ131に応答する(ステップS107)。
図6は、本発明の一実施形態にかかる決済可否確認時に授受される情報について説明する説明図である。
まず、店舗側から決済機関に対して決済の可否を要求する。店舗側から決済機関に送られる情報、つまり決済サーバ131から決済機関システム160に送られる情報には、問い合わせ種別、問い合わせ日付、コード1〜コード3および金額が含まれる。
本実施形態においては、問い合わせ種別として送られる情報は与信情報の照会(「与信照会」)である。問い合わせ種別として店舗側から「与信照会」を送信することで、決済機関システムは与信照会を行う。コード1として店舗側から送られる情報は決済処理を行う企業コードであり、本実施形態ではドライブスルー店舗に割り振られた固有のコードである。また、コード2として送られる情報は決済先の企業コードであり、車載器を用いて決済を行う際の金融機関やクレジット会社に割り振られた固有のコードである。そして、コード3として送られる情報は顧客の決済コードであり、車載器を用いて決済を行う際の顧客の口座番号やクレジットカード番号等の固有の番号である。
決済機関は、店舗側から送られてきた情報を基に回答を行う。決済機関から店舗側に送られる情報、つまり決済機関システム160から決済サーバ131に送られる情報には、回答種別、回答日付、コード1〜コード3および確認結果が含まれる。
回答種別として送られる情報は与信照会に対する回答(「与信照会回答」)であり、コード1〜コード3として送られる情報は、店舗側から決済機関に送られる情報と同一の情報である。そして、確認結果として送られる情報は、店舗側がコード2で指定した決済先において、コード2およびコード3で特定される顧客の決済可否情報である。指定された決済先で顧客が決済可能である場合、例えば銀行口座の残高が足りている場合やクレジットカードの利用限度額を超過していない場合には、確認結果として「OK」を回答し、指定された決済先で顧客が決済不可である場合、例えば銀行口座の残高が不足している場合やクレジットカードの利用限度額を超過している場合には、確認結果として「NG」を回答する。
店舗側では、決済機関から送られてきた回答を基に、車載器による決済が可能かどうかを判断する。店舗の店員は、顧客に対して車載器による決済を利用するかどうかを確認したり、車載器による決済が利用できない旨を伝えたりすることができる。
もちろん、図6に示した情報は本発明を実施する上での一例に過ぎないことは言うまでもない。店舗側と決済機関との間で授受される情報は、図6に示した情報以外の情報を含んでいてもよく、図6に示した情報の一部を別の情報に置き換えたものであってもよい。
決済機関システム160からの確認結果を受信した決済サーバ131は、受信した確認結果を店舗システム120の情報表示装置122に送信し、確認結果が情報表示装置122に表示される(ステップS108)。店舗の店員は情報表示装置122に表示された確認結果をチェックし(ステップS109)、顧客に対して車載器による決済を行うかどうかを確認する(ステップS110)。
決済の確認が終わると、顧客と店員との間で商品の注文に関するやり取りが行われ、注文が完了すると、顧客は(または顧客が乗車している車両100の運転手は)車両100を商品受け取り場所へと移動させる。
なお、上述の処理は、決済サーバ131の内部にコンピュータプログラムを記憶させておき、記憶したコンピュータプログラムを順次呼び出すことによって実行してもよい。
以上、本発明の一実施形態にかかる、顧客が注文を行う場所における処理の流れについて説明した。次に、本発明の一実施形態にかかる、顧客が商品を受け取る場所および代金を支払う場所における処理の流れについて説明する。
図4は、本発明の一実施形態にかかる、顧客が商品を受け取る場所および代金を支払う場所における処理の流れについて説明する流れ図である。以下、図4を用いて、本発明の一実施形態にかかる、顧客が商品を受け取る場所および代金を支払う場所における処理の流れについて説明する。
まず、車載器102を搭載した車両100が、第2のDSRCアンテナ114の下を通過する(ステップS111)。車載器102が第2のDSRCアンテナ114の下を通過すると、車載器102と第2のDSRCアンテナ114との間で無線通信が行われる。第2のDSRCアンテナ114が車載器102から車載器識別情報の読み取りを試みると(ステップS112)、車載器102は第2のDSRCアンテナ114に対して車載器識別情報の送信を行う(ステップS113)。ここで、第2のDSRCアンテナ114が読み取る車載器識別情報には、車載器102を識別する車載器識別情報が含まれる。車載器識別情報としては、例えば車載器102を利用している車両100の番号または車載器102のWireless Call Numberである。
車載器102から車載器識別情報を読み取った第2のDSRCアンテナ114は、決済サーバ131に向けて読み取った車載器識別情報を送信する(ステップS114)。決済サーバ131は、受信した車載器識別情報に基づいて決済用のデータを顧客データベース138から取得する(ステップS115)。顧客データベース138からの決済用のデータの取得は、通信部132で受信した車載器識別情報に含まれる車載器識別情報を用いて検索部133が行う。
決済用のデータを取得すると、決済サーバ131は情報表示装置122に対して決済手段の確認を要求する(ステップS116)。情報表示装置122が決済手段の確認要求を受信することで、情報表示装置122は店舗の店員に対して決済手段の確認を促すことができる。店舗の店員は、情報表示装置122に表示された内容を確認し(ステップS117)、顧客に対して決済手段の確認を行う(ステップS118)。
顧客は車載器を利用して代金を決済するかどうかを判断し(ステップS119)、車載器を用いて決済すると判断した場合には、店員に対して車載器を利用して決済する旨を伝え(ステップS120)、店員は情報表示装置122に対して車載器による決済を選択する(ステップS121)。車載器による決済が選択された情報表示装置122は、決済サーバ131に対して車載器による決済が選択された旨を送信する(ステップS122)。
車載器による決済が選択された旨の通知を受けた決済サーバ131は、情報表示装置122に対して、車載器を利用して代金を支払うことの承認確認を送信する(ステップS123)。承認確認を受信した情報表示装置122は、情報表示装置122は店舗の店員に対して決済の承認を促す旨を画面に表示する(ステップS124)。
店員は、情報表示装置122の画面に決済の承認を促す旨の表示がされたのを確認すると、顧客に対して承認装置124を提示し、承認ボタン128の押下を依頼する(ステップS125)。顧客は、承認装置124の表示窓126に表示されている金額を確認し、車載器による決済を承認する場合には承認ボタン128を押下する(ステップS126)。
なお、本発明においては、顧客が承認ボタン128を押下して承認する際に、支払い方法や支払い回数を指定してもよい。
承認ボタン128が押下されると、承認装置124は情報表示装置122を経由して、または直接、決済サーバ131に対して承認確認を通知する(ステップS127)。承認確認の通知を受けた決済サーバ131は、代金の決済処理を行う(ステップS128)。代金の決済処理は決済部135が行う。そして、決済サーバ131から決済機関システム160に対して決済結果の確認を行い(ステップS129)、決済機関システム160は決済結果の応答を決済サーバ131に通知する(ステップS130)。
図7は、本発明の一実施形態にかかる決済処理時に授受される情報について説明する説明図である。
まず、店舗側から決済機関に対して決済処理を要求する。店舗側から決済機関に送られる情報、つまり決済サーバ131から決済機関システム160に送られる情報には、問い合わせ種別、問い合わせ日付、コード1〜コード、決済金額および支払い方法が含まれる。
本実施形態においては、問い合わせ種別として送られる情報は与信である。また、コード1〜コード3として送られる情報は、決済可否確認の際に店舗と決済機関との間で授受される情報と同一の情報である。そして、支払い方法として送られる情報は、一括払いか分割払いかを指定する情報である。
決済機関は、店舗側から送られてきた情報を基に回答を行う。決済機関から店舗側に送られる情報、つまり決済機関システム160から決済サーバ131に送られる情報には、回答種別、回答日付、コード1〜コード3、金額、支払い方法、結果および承認番号が含まれる。
回答種別、回答日付、コード1〜コード3、金額、支払い方法は、決済サーバ131から決済機関システム160に送られる情報と同一の情報が送られる。そして、決済が成功すれば決済結果として「OK」を回答し、決済が失敗すれば決済結果として「NG」を回答する。そして、承認番号は決済が成功した場合に付される情報であり、クレジット会社がクレジットカードによる決済を承認したことを証明する番号である。
店舗側は、決済機関から送られてきた回答を基に、車載器による決済が正常に行われたかどうかを判断し、顧客に対して車載器による決済の結果を伝えることができる。
もちろん、図7に示した情報は本発明を実施する上での一例に過ぎないことは言うまでもない。店舗側と決済機関との間で授受される情報は、図7に示した情報以外の情報を含んでいてもよく、図7に示した情報の一部を別の情報に置き換えたものであってもよい。
決済結果の通知を受けた決済サーバ131は、情報表示装置122に対して決済結果を通知し、情報表示装置122に決済結果を表示させる(ステップS131)。店舗の店員は情報表示装置122に表示された決済結果を確認し(ステップS132)、店員は顧客に対して決済結果の伝達を行う(ステップS133)。
なお、上記ステップS119で、顧客が車載器での決済を選択しなかった場合には、従来の決済方法による決済を行う(ステップS134)。従来の決済方法による決済とは、例えば現金による支払い、デビットカードによる支払い、商品券による支払い、クレジットカードによる支払い等である。
以上、図4を用いて本発明の一実施形態にかかる、顧客が商品を受け取る場所および代金を支払う場所における処理の流れについて説明した。
なお、上述の処理は、決済サーバ131の内部にコンピュータプログラムを記憶させておき、記憶したコンピュータプログラムを順次呼び出すことによって実行してもよい。
以上説明したように、本発明の一実施形態によれば、自動車専用道路以外の場所で料金の決済を行う場合に、事前に口座の残金の有無やクレジットカードの利用限度額の確認を行うことで料金の決済が可能となる。その結果、利用者が車載器による決済を希望しない場合や、車載器による決済を希望していても、クレジットカードの利用限度額を超過してしまっている場合に、車載器による代金の決済が行われてしまうことを防止することができる。また、利用者が車載器による決済を承認した場合に限り、車載器を利用した決済を行うことができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態においては、検知装置としてDSRCアンテナを2ヶ所に設けて決済方法の確認および決済処理の実行を行っていたが、本発明は係る例に限定されず、検知装置は1ヶ所のみ設けてもよく、3ヶ所以上設けてもよい。例えば、商品の注文と受け渡しが1箇所でできる場合であれば、車載器を検知する検知装置を1ヶ所だけ設けて、決済方法の確認および決済処理の実行を行ってもよい。
本発明の一実施形態にかかる決済システム10の構成について説明する説明図である。 本発明の一実施形態にかかる決済サーバ131の構成について説明する説明図である。 顧客が注文を行う場所における処理の流れについて説明する説明図である。 顧客が商品を受け取る場所および代金を支払う場所における処理の流れについて説明する流れ図である。 本発明の一実施形態にかかる顧客データベース138およびログ記録部139に記録される情報について説明する説明図である。 本発明の一実施形態にかかる決済可否確認時に授受される情報について説明する説明図である。 本発明の一実施形態にかかる決済処理時に授受される情報について説明する説明図である。
符号の説明
10 決済システム
100 車両
102 車載器
112 第1のDSRCアンテナ
114 第2のDSRCアンテナ
120 店舗システム
122 情報表示装置
124 承認装置
126 表示窓
128 承認ボタン
130 バックヤードシステム
131 決済サーバ
132 通信部
133 検索部
134 決済可否確認部
135 決済部
136 検索結果通知部
137 メンテナンス部
138 顧客データベース
139 ログ記録部
140 顧客情報登録端末
150 ネットワーク
160 決済機関システム
162 顧客データベース

Claims (7)

  1. 車両に搭載される車載器との間で無線通信を行って前記車両の通過を検知する注文用および代金支払い用の少なくとも2つの検知装置と;
    前記注文用および代金支払い用の少なくとも2つの検知装置から前記車載器を識別する車載器識別情報を受信して、前記注文用の検知装置から受信した前記車載器識別情報を用いて決済の可否を確認し、前記代金支払い用の検知装置から受信した前記車載器識別情報を用いて代金の決済処理を行って決済の結果を確認する決済サーバと;
    前記決済サーバから前記車載器による決済の情報を取得して表示する情報処理端末と;
    前記決済サーバに対して前記車載器による決済の承認を行う承認手段と;
    を含み、前記決済サーバは、
    顧客の情報が格納される顧客データベースと;
    前記注文用または代金支払い用の検知装置から受信した前記車載器識別情報を用いて前記顧客データベースを検索する検索部と;
    前記検索部の検索の結果、前記車載器による決済の可否を確認する決済可否確認部と;
    前記決済可否確認部による確認の結果、前記車載器による決済が可能である場合に前記車載器を使用している顧客の決済手段を前記情報処理端末に対して出力する検索結果通知部と;
    を備え、
    前記決済可否確認部は、注文時に前記注文用の検知装置から受信した情報に基づいて、決済可否を確認することを特徴とする、決済システム。
  2. 前記顧客データベースは、前記車載器識別情報をキーとした情報を格納していることを特徴とする、請求項1に記載の決済システム。
  3. 車両に搭載される車載器を識別する車載器識別情報を、注文用および代金支払い用の少なくとも2つの検知装置から受信して、前記注文用の検知装置から受信した前記車載器識別情報を用いて決済の可否を確認し、前記代金支払い用の検知装置から受信した前記車載器識別情報を用いて代金の決済処理を行って決済の結果を確認する決済サーバと;
    前記決済サーバから前記車載器による決済の情報を取得して表示する情報処理端末と;
    前記決済サーバに対して前記車載器による決済の承認を行う承認手段と;
    を含み、前記決済サーバは、
    顧客の情報が格納される顧客データベースと;
    前記注文用または代金支払い用の検知装置から受信した前記車載器識別情報を用いて前記顧客データベースを検索する検索部と;
    前記検索部の検索の結果、前記車載器による決済の可否を確認する決済可否確認部と;
    前記決済可否確認部による確認の結果、前記車載器による決済が可能である場合に前記車載器を使用している顧客の決済手段を前記情報処理端末に対して出力する検索結果通知部と;
    を含み、
    前記決済可否確認部は、注文時には前記注文用の検知装置から受信した情報に基づいて、決済可否を確認し、代金支払い時には前記代金支払い用の検知装置から受信した情報に基づいて、決済結果を確認することを特徴とする、決済システム。
  4. 前記顧客データベースは、前記車載器識別情報をキーとした情報を格納していることを特徴とする、請求項3に記載の決済システム。
  5. 車両に搭載される車載器を識別する車載器識別情報を、注文用および代金支払い用の少なくとも2つの検知装置から受信して、前記注文用の検知装置から受信した前記車載器識別情報を用いて決済の可否を確認し、前記代金支払い用の検知装置から受信した前記車載器識別情報を用いて代金の決済処理を行って決済の結果を確認する決済サーバであって:
    顧客の情報が格納される顧客データベースと;
    前記注文用または代金支払い用の検知装置から受信した前記車載器識別情報を用いて前記顧客データベースを検索する検索部と;
    前記検索部の検索の結果、前記車載器による決済の可否を確認する決済可否確認部と;
    前記決済可否確認部の問い合わせの結果、前記車載器による決済が可能である場合に前記車載器を使用している顧客の決済手段の情報を出力する検索結果通知部と;
    を含み、
    前記決済可否確認部は、注文時には前記注文用の検知装置から受信した情報に基づいて、決済可否を確認し、代金支払い時には前記代金支払い用の検知装置から受信した情報に基づいて、決済結果を確認することを特徴とする、決済サーバ。
  6. 車両に搭載される車載器を識別する車載器識別情報を、注文用および代金支払い用の少なくとも2つの検知装置から受信して、前記注文用の検知装置から受信した前記車載器識別情報を用いて決済の可否を確認し、前記代金支払い用の検知装置から受信した前記車載器識別情報を用いて代金の決済処理を行って決済の結果を確認する決済サーバとの間で情報の授受を行う店舗システムであって:
    前記決済サーバは、
    顧客の情報が格納される顧客データベースと;
    前記注文用または代金支払い用の検知装置から受信した前記車載器識別情報を用いて前記顧客データベースを検索する検索部と;
    前記検索部の検索の結果、前記車載器による決済の可否を確認する決済可否確認部と;
    前記決済可否確認部の問い合わせの結果、前記車載器による決済が可能である場合に前記車載器を使用している顧客の決済手段の情報を出力する検索結果通知部と;
    を含み、
    前記決済可否確認部は、注文時には前記注文用の検知装置から受信した情報に基づいて、決済可否を確認し、代金支払い時には前記代金支払い用の検知装置から受信した情報に基づいて、決済結果を確認し、
    前記店舗システムは、
    前記車載器による決済の情報を前記決済サーバから取得して表示する情報処理端末と;
    前記決済サーバに対して前記車載器による決済の承認を行う承認手段と;
    を含むことを特徴とする、店舗システム。
  7. 前記承認手段は、
    決済金額の表示を行う表示部と;
    前記表示部に表示された金額で決済処理を前記決済サーバに依頼する決済承認部と;
    を含むことを特徴とする、請求項6に記載の店舗システム。

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