JP2005148981A - 無線タグを利用したレンタル自転車の運営管理方法 - Google Patents

無線タグを利用したレンタル自転車の運営管理方法 Download PDF

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利男 谷崎
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輝世 野口
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博行 多田
Kazuaki Arashi
員章 嵐
Shigeru Tsujiyama
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Abstract

【課題】本発明はレンタル自転車の利便性を高めることにより、個人で所有からみんなで共用への転換を計り通勤、通学用に代表される駅前、市街地中心部等の駐輪スペースの不足を解決し、さらにレンタル自転車の効率的運営を実現することを課題とする。
【解決手段】レンタル自転車に自転車を識別する情報を書き込んだ無線タグを取り付け、さらにレンタル自転車の利用者には利用者を識別する情報を書き込んだ無線タグを組み込んだ会員証を持たせ、これらの情報をコンピューターシステムで一元管理することにより、異なった場所での貸出し、返却を可能にし、さらに貸出し/返却場所以外に余剰自転車を一時的に保管するバックヤードを設けることにより、貸出し、返却の運営に必要なスペースを極小にすることを実現する仕組み。
【選択図】図2

Description

本発明は自転車の駐輪場やレンタル自転車の運用の仕組みに関する。
レンタル自転車においては一部の例外を除き、借りた場所へ必ず返すということが原則になっており、利便性の問題から観光地以外においてはほとんど利用がなされていない。一方、都市部においては自動車による道路の交通渋滞が深刻な問題であり、従来より自転車の利用が推奨されているが通勤、通学等、自宅と最寄駅との間を往復する利用がほとんどであり、利用時間が朝方と夕方に集中し、昼間は全く使用されないため駅前の駐輪場ではスペース的に収容しきれず、結果的に大量の不法駐輪を生んでいる。また自転車を購入したものの一時的にしか使用せず、その後全く使わなくなったが、経済面あるいはスペース的な問題で長期的に合法的な駐輪をすることが困難との理由で不法放置等の問題も発生している。
本発明はレンタル自転車の利便性を高めることにより、個人で所有からみんなで共用への転換を計り通勤、通学用に代表される駅前、市街地中心部等の駐輪スペースの不足を解決し、さらにレンタル自転車の効率的運営を実現することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような特徴を有する。
レンタル自転車に当該自転車を識別する情報を書き込んだ無線タグを取り付け、さらにレンタル自転車の利用者には当該利用者を識別する情報を書き込んだ無線タグを組み込んだ会員証を持たせ、自転車の貸出し/返却場所(以下、ステーションという)での自転車の貸出し、返却時に自転車の無線タグからは自転車を識別する情報を読み込み、利用者の会員証からは利用者を識別できる情報を読み込み、両者の情報をコンピューターで一元管理することにより、複数のステーション間での貸出し、返却の運用を可能にし、さらにステーションとは別に余剰自転車の一時保管場所(以下、ストックヤードという)を設け、各ステーションの利用状況をリアルタイムにコンピューターで把握し、季節、曜日、天候、時間帯等により変動するレンタル自転車の利用需要量に応じて、各ステーション間での待機自転車の移動、ステーションとストックヤード間での不足自転車の供給、余剰自転車の引取りを行うことを行うことにより駅前、市街地中心部等の地価が高く、また利用出来る土地のスペースに限りのある場所に位置するステーションのスペースを極小化できることを特徴とするレンタル自転車の運営管理方法。
本発明により、
異なるステーションでの貸出し、返却が可能となるため従来のように利用する自転車を必ず貸りたステーションへ返却しないといけないという制約がなくなり、利用者にとっての利便性が格段に向上する。
駅前、市街地中心部等に配置されるステーションの運用スペースを極小に押さえることが出来るため、地代等にかかわるレンタル自転車の運営コストを安くすることができ、利便性を高めるためにより多くの場所にステーションを設置することが出来る。さらに余剰な自転車は常に他のステーションもしくはバックヤードへ搬送されるため全てのステーションにおいて常時、必要な空きスペースを確保することができるので駅前、市街地中心部等で社会的問題になっている不法駐輪の問題を解消するもことも出来る。
自転車を個人が所有からレンタルでみんなで共有するという仕組みにより、1台の自転車を有効に活用することができるため、結果として自己所有の自転車を含めた当該地域での自転車の絶対台数が減り、駐輪場不足の解消に繋がる。また利便性が高まることにより、自己所有からレンタル利用への転換が進み、一時的に使用するからとの理由で購入したもののその後使用しなくなり処置に困って不法放置という問題の解消にも繋がる。
以下、図1から図4により本発明の実施例について説明する。
異なるステーション間での貸出し、返却の運営を可能にするため、図1に示すようにレンタル自転車10に当該自転車を識別する情報を予め書き込んだ無線タグ11を取り付ける。
自転車の貸出しにあたっては図2に示すように自転車10の無線タグ11からは無線タグ用リーダー14により当該自転車10の識別情報を読み込み、当該利用者12からは利用者12に予め発行しておいた利用者12を識別できる情報を書き込んだ無線タグを組み込んだ会員証13により利用者12を識別できる情報を会員証用リーダー15により読み込み、これらの情報を貸出したステーション50のコンピューター16を経由して有線あるいは無線にて統括管理コンピューター51へ伝送し、統括管理コンピューター51で貸出す自転車と利用者の両者の情報を結合させ、自転車情報として利用状態を更新し、利用者情報として使用情報を更新し、ステーション情報としては自転車待機台数、空きスペースの情報を更新する。
自転車の返却にあたっては貸出し時と同様、返却するステーション50において当該自転車10に取り付けられた無線タグ11からは自転車を識別する情報を、当該利用者12の会員証13からは利用者12を識別する情報を読み込み、これらの情報を返却するステーション50のコンピューター16を経由して有線あるいは無線にて統括管理コンピューター51へ伝送し、統括管理コンピューター51で返却される自転車と利用者の情報を結合させ、自転車情報として利用状態を更新し、利用者情報として使用情報を更新し、ステーション情報としては自転車待機台数、空きスペースの情報を更新する。
以上により、自転車を借りた利用者が借りた自転車を返却したことが統括管理コンピューター51上で判別できるため、異なるステーションでの貸出し、返却の運営が可能となる。
また各ステーション50での季節、曜日、天候、時間帯等での利用需要量に応じた適正待機台数および適正空きスペースの確保については図4に示すように統括管理コンピューター51に蓄積された各ステーション毎の季節、曜日、天候、時間帯等別の移動量(利用量)の基礎データを基に統括管理コンピューター51あるいは統括管理コンピューター51に有線もしくは無線にて接続される各ステーションのコンピューター16で各ステーション毎に季節、曜日、天候、時間帯等別に適正待機台数、適正空きスペースを決定し、これらと現在のステーションの待機台数、空きスペースとを比較し、統括管理コンピューター51でこれらの情報を一元管理することにより、
図3に示すように、適正待機台数に対して実際の待機台数が余剰のステーションにおいては余剰自転車を他の待機台数の不足しているステーションもしくはストックヤード60へ、統括管理コンピューター51から直接もしくはオペレーターを介しての自転車供給・引取りの指示62(移動元、移動先、移動台数)により運用される自転車供給・引取り用トラック61により搬送し
適正待機台数に対して実際の待機台数が不足するステーションにおいては同様に、不足する自転車を他の待機台数に余剰が発生しているステーションもしくはストックヤード60から統括管理コンピューター51から直接もしくはオペレーターを介しての自転車供給・引取り指示の62(移動元、移動先、移動台数)により運用される自転車供給・引取り用トラック61により搬送することにより
全てのステーションにおいて常に待機台数を適正に維持することが可能になる。待機台数が適正に維持されるということは、すなわち同時に空きスペースも適正に維持されるということであるから以上により、各ステーションでの季節、曜日、天候、時間帯等での利用需要量に応じた適正待機台数および適正空きスペースの確保が可能となり、極小スペースでのステーションの運営が可能となる。
以上により、いつでも借りられる、いつでも返せるという環境が確保されるため、通勤、通学用に代表される集中的な利用形態についての対応も可能となる。
他の実施形態1として利用者12に予め発行する会員証13については利用者を識別する情報を書き込んだ無線タグを組み込んだものの代わりに、利用者を識別する情報を書き込んだICカード、利用者を識別する情報を書き込んだ磁気カード等でも良い。
他の実施形態2として自転車10への自転車を識別するための情報を書き込んだ無線タグ11の取り付けについては図1以外の方法として取り付け位置については自転車の右側面、後部、上部等を含めた自転車本体の周囲、また、取り付け個数については複数個でも良い。
無線タグを装着した自転車を表した図である。 ステーション(レンタル自転車の貸出し/返却場所)を表した図である。 ステーション、ストックヤード、統括管理コンピュター間での自転車の供給・引取りの関係を表した図である。 各ステーションで常に適正な待機台数、空きスペースを維持できるよう自転車の供給・引取りの指示を自転車供給・引取りのトラックへ行うためのロジックを表した図である。
符号の説明
10 自転車
11 無線タグ
12 利用者
13 会員証
14 無線タグ用のリーダー
15 会員証のリーダー
16 コンピューター
50 ステーション
51 統括管理コンピューター
60 ストックヤード
61 自転車供給・引取りトラック
62 自転車供給・引取りの指示

Claims (1)

  1. レンタル自転車に当該自転車を識別する情報を書き込んだ無線タグを取り付け、さらにレンタル自転車の利用者には当該利用者を識別する情報を書き込んだ無線タグを組み込んだ会員証を持たせ、自転車の貸出し/返却場所(以下、ステーションという)での自転車の貸出し、返却時に自転車の無線タグからは自転車を識別する情報を読み込み、利用者の会員証からは利用者を識別できる情報を読み込み、両者の情報をコンピューターで一元管理することにより、複数のステーション間での貸出し、返却の運用を可能にし、さらにステーションとは別に余剰自転車の一時保管場所(以下、ストックヤードという)を設け、各ステーションの利用状況をリアルタイムにコンピューターで把握し、季節、曜日、天候、時間帯等により変動するレンタル自転車の利用需要量に応じて、各ステーション間での待機自転車の移動、ステーションとストックヤード間での不足自転車の供給、余剰自転車の引取りを行うことを行うことにより駅前、市街地中心部等の地価が高く、また利用出来る土地のスペースに限りのある場所に位置するステーションのスペースを極小化できることを特徴とするレンタル自転車の運営管理方法。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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