JPS633183B2 - - Google Patents

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JPS633183B2
JPS633183B2 JP55089298A JP8929880A JPS633183B2 JP S633183 B2 JPS633183 B2 JP S633183B2 JP 55089298 A JP55089298 A JP 55089298A JP 8929880 A JP8929880 A JP 8929880A JP S633183 B2 JPS633183 B2 JP S633183B2
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JP
Japan
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line pressure
signal
shift
transmission
correction
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Application number
JP55089298A
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English (en)
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JPS5610851A (en
Inventor
Jee Uyukoitsuchi Uiriamu
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Motors Liquidation Co
Original Assignee
Motors Liquidation Co
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Publication date
Application filed by Motors Liquidation Co filed Critical Motors Liquidation Co
Publication of JPS5610851A publication Critical patent/JPS5610851A/ja
Publication of JPS633183B2 publication Critical patent/JPS633183B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/04Smoothing ratio shift
    • F16H61/08Timing control
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/0021Generation or control of line pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/02Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used
    • F16H61/0202Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being electric
    • F16H61/0251Elements specially adapted for electric control units, e.g. valves for converting electrical signals to fluid signals
    • F16H2061/0255Solenoid valve using PWM or duty-cycle control

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 発明の利用分野 本発明は、車両用の多歯車比自動変速機用の補
償型ライン圧力調整器に関するものである。
(ロ) 従来技術及びその問題点 一般に自動変速機におけるライン圧力は油ポン
プおよび圧力調整弁により維持され、またこのラ
イン圧力は選択的に作動されるギヤー・シフトバ
ルブを介して、変速比を変えるための様々な摩擦
クラツチ部材の噛合いを制御する流体作動型サー
ボに供給される。ここでライン圧力が高過ぎる
と、クラツチ部材は速く噛合いすぎ、急激かつ心
地の悪いギヤー・シフトが行われてしまう。又、
ライン圧力が低過ぎると、シフト期間が長くな
り、クラツチ部材が過剰に摩耗したり又熱を発生
することとなる。したがつて、このような従来の
多くの変速機では、通常、車両のスロツトル位置
に依存してライン圧力を変える流体装置が設けら
れている。また、伝動ライン圧力をソレノイド作
動型圧力調整弁を利用して電気装置により制御す
ることも提案されている。このようなシステムで
は、ライン圧力は電子制御ユニツトにより決定さ
れるモードで特定のエンジンおよび変速機作動用
パラメータにしたがつて変えられる。このような
電子制御では、融通性、正確性、及び精密性また
重量およびコストの節減化の点より一般的に望ま
しいものである。しかしながら、このような従来
の構造は、電子制御から得られる正確さという利
点を達成するために、高価な精密ソレノイドまた
は通常の閉ループ型制御装置を使用しなければな
らず、さらに、従来のものでは、車両が運転時に
要求される様々な条件に適合できる制御設備をあ
まり設けていなかつた。
発明の目的 本発明は車両用多歯車比自動シフトトランスミ
ツシヨンであつてそのライン圧力が、ソレノイド
作動型の弁で制御されるものである車両用多歯車
比自動シフトトランスミツシヨン用のライン圧力
補償用調整装置であつて、シフト車両運転と非シ
フト車両運転の双方に対して少なくとも一つの車
両作動パラメータ(例えば、スロツトル角度、車
両スピードに応じトランスミツシヨンで用いられ
るべき所望のライン圧力を示す第1電気信号を発
生する機能発生手段と、印加された電気制御信号
の関数として可変なライン圧力を出力する電気的
に付勢可能な手段を含む手段と;トランスミツシ
ヨンの作動状態の実際の値に応じ、トランスミツ
シヨン状態信号を発生するフイードバツク手段
と、前記作動状態の所望な値に対応する基準信号
を発生する基準手段と、前記トランスミツシヨン
状態信号と前記基準信号とを比較してその比較に
もとずく補正信号を発生する比較手段と、前記第
1電気信号を前記補正信号にもとずいて修正し
て、電気制御信号を発生する修正手段と、 前記電気制御信号を前記電気的に付勢可能な手
段に印加する出力手段とを含み、前記第1の電気
信号がライン圧力を調整し、実際のライン圧力と
所望のライン圧力とが実質的に一致するように補
償されることを、特徴とするライン圧力補償用調
整装置を提供するものである。
更に本発明は車両用多歯車比自動シフトトラン
スミツシヨンであつて、そのライン圧力が、ソレ
ノイド作動弁型で制御される車両用多歯車比自動
シフトトランスミツシヨン用のライン圧力補償用
調整装置において、該トランスミツシヨンが手動
型範囲セレクタを有し該調整装置が範囲セレクタ
の位置に応じ、該範囲セレクタが第1の位置にあ
る時、トランスミツシヨンで使用されるべき所望
のライン圧力を表わし、車両運転パラメータの関
数であつて、前記範囲セレクタが第2の位置にあ
る時のライン圧力の所定の値に対応する第1電気
信号を少なくとも1つの車両作動パラメータの関
数として発生する手段と、印加された電気制御信
号の関数として可変なライン圧力を発生する電気
的に付勢可能な手段を含む手段と、 トランスミツシヨンと連通され、トランスミツ
シヨンライン圧力を前記所定の値と比較する圧力
スイツチと、前記圧力スイツチに応じ、前記範囲
セレクタが前記第2の位置にある時に前記比較に
もとずく補正信号を発生する手段と、前記第1電
気信号を前記補正信号にもとずいて修正して制御
信号を出力する手段と、前記制御信号を前記電気
的に付勢可能な手段に印加する手段とを含み前記
歯車セレクタが前記第2の位置にある時、前記第
1電気信号を補償し、実際のライン圧力と所望の
ライン圧力を車両の全運転範囲にわたつて実質的
に一致させることを特徴とする車両用多歯車比自
動シフトトランスミツシヨン用ライン圧力補償用
調整装置を提供する。
要約すると、本発明はある特定の車両の運転用
パラメータの関数として所望のライン圧力を示す
電気信号を発生し、出力の実際値と所望値との間
の差の関数として修正量を提供し、前記電気信号
を全体的運転範囲にわたつて前記修正量により修
正し、この修正された電気信号にしたがつて伝動
ライン圧力を発生することよりなる。
実施例の説明 以下本発明についての2つの実施例をもつて説
明する。
本発明の第1の実施例は、車両および変速機の
性能の変動が一般的に補償される、可変車両運転
パラメータにしたがつて自動変速機のライン圧力
を制御するための電子制御システムに関する。
更に具体的には本発明のこの第1の実施例にお
いては、所望のライン圧力を示す電気信号は第1
の歯車比から第2の歯車比にシフトするのに要す
る実際の時間と、そのシフトを行うための所望の
時間との間の差の関数として修正される。
本発明の第2の実施例は、可変車両運転パラメ
ータにしたがつて自動変速機のライン圧力を制御
する電子制御システムに関し、制御の精度に悪影
響を与える電気―流体間にインターフエースの公
差の変動を補償するものである。更に具体的に
は、本発明のこの第2の実施例においては、所望
のライン圧力を示す電気信号は実際のライン圧力
と所望のライン圧力との間の差の関数として修正
される。
この第2の実施例ではインターフエース間の変
動を補償し、また前記第1の実施例は、車両およ
び制御装置の構成要素の漸進的劣化、伝動クラツ
チ面間の摩擦係数の変化、および高度、チユーニ
ング、エージングおよび摩耗等によるエンジン性
能の変動のような他の誤差源を付加的に補償す
る。
本発明の両実施例は、好ましくはプログラミン
グされた汎用型デイジタルマイクロプロセツサを
使用することにより構成されるが、別々の電子部
品により構成してもよい。
以下、本発明を図面に示す第1、第2の実施例
をさらに詳細に説明する。
全体構成 第1図を見ると、符号10は総体的に、エンジ
ン12、スロツトル14、液体トルクコンバータ
16、タービン軸17、多歯車比自動変速機1
8、歯車または範囲セレクタ20および駆動軸2
2よりなる車両用動力装置および駆動系統を示し
ている。入力速度変換器24はトルクコンバータ
16と自動変速機18との間に配置され、タービ
ン軸17の回転速度に関するデイジタル情報を提
供する。速度変換器26は同様に、出力軸22の
回転速度に関するデイジタル情報を提供する。変
換器26の出力は車両の速度の表示として出力す
ることができる。変換器24と26は例えば米国
特許第4009699号明細書に開示された磁気ピツク
アツプ型のものでよく、この磁気ピツクアツプは
回転軸に取付けられた歯付きのホイールの回転速
度に比例する速度で電気パルスを発生するもので
ある。セレクタ位置変換器28は歯車セレクタ2
0の位置に関する情報を提供し、スロツトル位置
変換器30はエンジンスロツトル14の位置に関
する情報を提供する。変換器28と30はエンジ
ンおよび変速機の制御装置の技術に精通した技術
者により類推により設置されることができ、また
アナログ―デイジタル(A/D)変換器29と3
1はこれらのアナログ信号をデイジタル型式に変
換するものでよく知られた態様で作動する。変換
器24と26、A/D変換器29と31、および
シフトポイントゼネレータ32の出力は入力とし
てライン圧力制御ユニツト34に印加され、この
制御ユニツト34については第4図〜第8図に関
して後に説明する。シフトポイントゼネレータ3
2とライン圧力制御ユニツト34の出力はライン
33と35のそれぞれを介し変速機18内の適当
なソレノイド制御弁に入力として印加される。シ
フトポイントゼネレータ32の性質はそこから電
気的なシフト指令が得られる限り本発明にとつて
重要なものではない。この要求を満足するシフト
ポイントゼネレータとしては従来多くのものが存
在し、このような装置の一例は米国特許第
3448640号明細書に開示されている。
ライン圧力により制御されるトランスミツシヨン
の構成及び動作 第2図は第1図に示す自動変速機18の内部を
示し、符号40はソレノイド作動型の圧力調整弁
を総体的に示しており、この圧力調整弁40は固
定の吐出ポンプ41から管路44を経て入力用の
オイルを受取り、かつ圧力管42内の平均圧力を
制御するようパルス巾変調する。圧力調整弁40
は好ましくは米国特許第3321056号明細書に開示
された形式の流体弁であり、弁要素のばねのつい
ていない側に対するパルス巾変調されたバイアス
圧力を受取るよう改変されている。ばね50は弁
体と弁要素46の一側との間に配置され、該弁要
素46を弁体停止部材48に抗して左側に押圧す
る。ポンプ41がチヤンバ52に対して油圧を印
加するにつれて、ばね54により提供される力は
打消され、弁要素46は第2図に示すように右側
に移動し、オイルをオリフイス54を通つて流体
トルクコンバータ16に供給する。チヤンバ52
に印加する油圧が増大し続けるにつれて、弁要素
46はさらに同じ方向に移動し、排出口56を露
出させ、この排出口56は符号39で示すポンプ
41の吸入用の溜に接続される。チヤンバ52か
ら排出口56を通つて油を排出することにより、
該チヤンバ52内の圧力は低下し、ばね50によ
り押圧された弁要素46は元の位置に戻り、排出
口56を閉じる。このようにして、管路42の圧
力は調整された圧力となり、その調整された圧力
の大きさはばね50のばね定数の関数である。
弁要素46の位置はさらにチヤンバ58に印加
される圧力によつて影響を受ける。標準トランス
ミツシヨン圧力調整弁(図示されていない)から
得られる一定の基準圧力は管路66を経て通路6
0に印加される。ニードルバルブのステム62と
コイル64はソレノイドを形成し、それにより該
コイル64の選択的な付勢で通路60内の流量の
制限量を制御する。スロツト付きのナツト63は
ニードルバルブ62に取付けられ、ばね70は該
スロツト付ナツト63と弁体リム67との間に配
置されて、ニードルバルブ62を第2図に示すよ
うに閉鎖位置に押圧し、通路60を完全に制限す
る。この位置においては、チヤンバ58内の流体
はスロツト付ナツト63を通つて排出通路65に
排出される。ソレノイド用のコイル64が作動さ
れる時、ニードルバルブ62はばね70の力に抗
して開放位置に移動し、通路60を閉鎖されいな
い状態とし、かつ排出通路65を閉鎖する。チヤ
ンバ58内の圧力は、チヤンバ52内のポンプ圧
力が弁要素46をばね50の力に抗して右側にに
移動させるのを補助する。このようにして、チヤ
ンバ58内に油圧が存在することにより、そのよ
うな油圧が存在しない場合よりも多くのオイルが
排出口56を通つて排出され、圧力管路42内の
出力圧を減少させる傾向がある。このようにし
て、圧力管路42内の調整された圧力はチヤンバ
58内の圧力の大きさを制御することにより変え
ることができる。通路60が閉鎖されたならば
(ソレノイドは作動していない)、圧力管路42内
の圧力は最大となり、またもし通路60が閉鎖さ
れていない場合(ソレノイドが作動されている)
には、圧力管路42内の圧力は最小となる。この
ような特性は、有益な電気的故障モードに貢献す
るものであることがわかるであろう。なぜなら
ば、変速機は最大のライン圧力で適当に機能する
からである。
ライン圧力を制御する手段 ソレノイド用のコイル64はライン圧力制御ユ
ニツト34の出力から得られるパルス巾変調され
た信号により系路35を介して駆動される。この
駆動信号はデユーテイサイクルという術語により
表わされるものであり、すなわちコイル64が作
動されている時間要素に関連する。例えばデユー
テイサイクルとは連続的作動に対応し、またデユ
ーテイサイクルとは連続的不作動に対応する。チ
ヤンバ58内の平均圧力はこのデユーテイサイク
ルに正比例し、管路42内の出力圧はこのデユー
テイサイクルに反比例する。
圧力調整弁40とポンプ41に加えて、第2図
には、シフトバルブ80、アキユームレータ10
0およびバンドアプライサーボ120を含む自動
変速機に代表的に使用されるいくつかの流体要素
が示されている。図示した要素は単に変速機の一
部分であり、ライン圧力は他の流体要素について
も印加されるものであることを理解すべきであ
る。図示された要素は変換機を第1の歯車から第
2の歯車1―2にシフトさせるよう作動し、また
本発明の作動をより明確に説明するために図示さ
れている。
シフトバルブの説明 符号80は総体的にソレノイド作動型のシフト
バルブを示し、このシフトバルブ80は、ライン
33を介してシフトポイントゼネレータ32によ
り作動される時、ライン圧力をアキユームレータ
バルブ100とサーボ120に供給するよう作動
される。調整されたライン圧力は入力ポート82
に印加され、ばね86は弁要素84を停止部材8
7に抗して左側に押圧し、入力ポート82を出力
口90から分離する。圧力管路66内のものと同
じにすることができる基準圧力は管路95を経て
通路88に印加され、ソレノイドコイル89の作
動によりニードルバルブのステム72の位置が制
御され、チヤンバ96への基準圧力の印加を制御
する。スロツト付ナツト98がニードルバルブ7
2に取付けられ、ばね97は弁体リム99とナツ
ト98との間に配置され、ニードルバルブ72を
第2図に示す閉鎖された不作動位置に押圧する。
この位置においては、通路88は完全に閉鎖さ
れ、チヤンバ96内の圧力はスロツト付ナツト9
8を通つて排出通路74に排出される。ソレノイ
ド用のコイル89が作動されると、ニードルバル
ブ72はばね97の力に抗して開放位置に移動
し、通路88を閉鎖されていない状態とし、排出
通路74を閉じる。この位置においては、基準圧
力はチヤンバ96に印加され、弁要素84をばね
86の力に抗して開放位置に移動させ、入力ポー
ト82の出力ポート90に連通させる。ソレノイ
ド用コイル86が不作動状態になると、ニードル
バルブ72は閉鎖状態に戻り、ばね86の力によ
り弁要素84が元の位置に移動し、入力ポート8
2と出力ポート90とを分離される。シフトポイ
ントゼネレータ32に関して同様に、シフトバル
ブ80がソレノイド作動型のものであるかどうか
ということは本発明にとつて重要なものではな
い。このことは単にシフトポイントゼネレータ3
2の出力と両立できることが必要なだけである。
符号100は総体的に1―2アキユームレータ
を示し、このアキユームレータにおいては、ピス
トン102はハウジング104内に摺動可能に配
置され、アキユームレータチヤンバ106とコン
トロールチヤンバ108を形成する。ばね110
はピストンとコントロールチヤンバ108の他端
部との間に配置され、該ピストン102を停止部
材112に対して押圧する。シフトバルブ80の
ソレノイド用コイル89が作動されるのに先立つ
て、アキユームレータチヤンバ106には圧力管
路114を経てライン圧力用のオイルが満たさ
れ、ピストン102をばね110の力に抗して上
方向に移動させる。このようにして、チヤンバ1
08内のオイルは圧力管路116と94、シフト
バルブ用オリフイス74、および排出管路78を
通つて排出される。排出管路78はもし所望であ
れば、オイルポンプ41の入力用の溜39に接続
することができる。シフトバルブのソレノイド用
コイル89が作動されると、ライン圧力は圧力管
路98と116を介してチヤンバ108に入り、
ばね110により提供される下方向への力を補助
し、ピストン102を元の位置に戻す。“ストロ
ーキング”アキユームレータ100の前記した作
動の重要性はシフテイングのシーケンに関してさ
らに説明する。
ブレーキバンド用サーボの作動符号120は総
体的にブレーキバンド用サーボを示し、このサー
ボ120は、米国特許第3321056号明細書に開示
されているように、多くの従来のプラネタリ型変
速機において使用されるバンド型ブレーキを作動
するロツド122を有している。ピストン124
はそれぞれキヤツプ部材128とトランスミツシ
ヨンハウジング128内のシール136と138
上に摺動自在に配置されている。ロツド122は
ピストン124に連結されかつ該ピストン124
と共に変位できる。ばね130はピストン124
を第2図に示す解放位置に押し進める。二段の直
径を持つピストン124はポート134を介して
排出される差動領域チヤンバ132を形成する。
チヤンバ144は排出管路146を介して排出さ
れる。ロツド122は中央通路140を有し、こ
の中央通路140を通つて第2のギヤオイルが圧
力管路141を介してチヤンバ142に供給され
る。供給された圧力が十分に大きい時には、ピス
トン124とロツド122はばね130の力に抗
してバンドブレーキ(図示せず)と係合する。
トランスミツシヨンの作動状態 図示した流体要素に関するシフテイングのシー
ケンスについてここで説明する。シフトポイント
ゼネレータ32によるシフト指令に先立つて、圧
力調整弁40からの調整されたライン圧力がシフ
トバルブ80の入力口およびアキユームレータチ
ヤンバ106に与えられ、アキユームレータピス
トン102をばね110の力に抗して上方向に移
動させる。シフトポイントゼネレータ32からの
シフト指令はシフトバルブのソレノイド用コイル
89を作動させて弁要素84を、入力口82と出
力口90との間の通路を開く方向に移動させる。
ライン圧力はそれによりアキユームレータ100
のチヤンバ108およびサーボ120のチヤンバ
142に印加される。サーボチヤンバ142はそ
れによつて満たされ、サーボピストン124をば
ね130に抗して移動させ、変速ブレーキバンド
に印加して第2の歯車との噛合いを始める。それ
と同時に、ライン圧力はアキユームレータ100
のチヤンバ108に入り、ばね110がアキユー
ムレータピストン102を下方向に移動させるの
を補助する。それにより、チヤンバ106から排
出されたオイルはライン圧力として他の流体要素
に供給される。ばね130が完全に圧縮されかつ
ばね110が完全に伸張している時、全ライン圧
力はロツド122を介してブレーキバンドに付与
され、シフトシーケンスは完了する。しかし、第
2の歯車比は、全ライン圧力がブレーキバンドに
付与される時間よりも幾分前の時間に完全に噛み
合つている。アキユームレータピストン102の
ストロークにより、管路94を介してシフトバル
ブ80により供給されたライン圧力オイルのいく
らかは吸収され、その結果ブレーキバンドにはラ
イン圧力が突然適用されることはない。アキユー
ムレータピストン102が移動する速度、したが
つてブレーキバンドが適用される速度はばね13
0と110のばね定数の関数およびライン圧力の
大きさの関数であり、一方この関数は、系路圧力
制御ユニツト34により圧力調整用のソレノイド
コイル64に適用されるデユーテイサイクルの関
数である。
ライン圧力とシフト時間との関係 第3図のグラフは変速機のライン圧力とシフト
時間との間の関数を示す。グラフAは代表的な1
―2シフトについてタービン速度を時間に対して
プロツトしたものを示し、グラフBは同じシフト
について時間に対してプロツトしたクラツチまた
はバンドに印加される圧力を示す。実線は電子制
御ユニツトにより発生された所望のライン圧力に
おいて行われるシフトに対応し、また破線は不適
当なライン圧力において行われたシフトに対応し
ている。符号150は1―2のシフト指令がシフ
トバルブにより受取られた瞬間を示す。アツプシ
フトの間、タービン速度はクラツチまたはバンド
圧力が増大するにつれて低下し、タービン速度が
符号151で示す低レベルまで低下した時には第
2の歯車は完全に噛合つている。グラフBに示さ
れかつ符号152と154で表わされる増大する
クラツチまたはバンド圧力の二つの傾斜部分は、
それぞれサーボばね130とアキユームレータバ
ルブのばね110のばね定数に対応している。ア
キユームレータピストン102が完全に移動した
時、クラツチまたはバンド圧力は符号156で示
すように急激に上昇し、グラフBの上部に符号1
58で示すように調整されたライン圧力まで上昇
する。
図示された三つのライン圧力の各々はグラフB
の下部に示すように異なるシフト時間を生じる。
時間T1は所望のライン圧力に対応する適正なシ
フト時間を示し、時間T2とT2はそれぞれ不当
に高いライン圧力および不当に低いライン圧力に
対応するシフト時間を示す。すなわち、シフト時
間T1に対応する電子制御ユニツトの出力信号
は、エンジン―変速機性能の変化および圧力調整
弁に使用される特定のソレノイドに依存して、T
2からT3まで変化するシフト時間をもたらす。
したがつて、瞬間的な車両速度およびエンジンス
ロツトル角度については、時間T2はあまりにも
短くかつ急激なシフト時間を示し、乗客に対して
不快感を与え、またクラツチ要素の破壊の可能性
をもたらす。他方、T3はあまりにも長くかつ引
き伸ばされたシフト時間を示し、過剰なクラツチ
の滑りおよびそれにより生じる過剰な熱によるク
ラツチの破壊の可能性をもたらす。
本発明は、ソレノイド対ソレノイドの公差の変
動を補償するため、もし補正しないとするとソレ
ノイドコイル64に印加されるであろう圧力信号
を修正することによりこれらの問題を解決するも
のである。低い公差変動を有する従来の閉ループ
型制御装置または精密ソレノイドを使用する別な
解決策は本発明においては使用されていない。第
4図は第1の実施例を概略的に示し、第5図は第
2の実施例を概略的に示している。
第1の実施例の詳細な説明 ここで第4図を見ると、デイジタル制御システ
ムの第1の実施例が変速機18のライン圧力を制
御するよう示されている。この制御システムは多
数の慣用の半導体読出専用メモリ(以下ROMと
称する)を組込んでいる。各ROMは、記憶され
た値を該ROMのアドレスを行うために使用され
た一つまたはそれ以上の独立変数の関数として検
索するためのルツクアツプテーブルとして見るこ
とができる。ROMから以前に記憶されたデータ
を検索するためのアドレス配置は電子技術に精通
した技術者にはよく知られているので図示しな
い。例えば、ROM160は前記した米国特許第
4009699号の第2図に示されたものとほぼ類似し
た関数マツプを提供するが、本実施例の場合には
所望の変速機系路圧力に対応する以前に誘導され
たデータは車両速度(MPH)およびエンジンス
ロツトル角(%T)により表わされるエンジン出
力トルクの関数として記憶されている。車両速度
の瞬間値(速度変換器26により得られる)およ
びエンジンスロツトル角の瞬時値(A/D変換器
31から得られる)はROM160のアドレスの
ために使用され、またアドレス値に対応する変速
機系路圧力は出力に現れる。
より詳細には、ROM160の出力は、圧力調
整用のソレノイドコイル64に印加された時に変
速機18内に適切なライン圧力を生じるデユーテ
イサイクルを示している。
ROM160の出力はデイジタル加算器165
を介してパルス巾変調(PWM)用ソレノイドラ
イバ170に印加される。PWMドライバ170
は単に加算器165から受取つたデイジタルデユ
ーテイサイクルの数字は、電子制御技術に精通し
た技術者にはよく知られているように、デユーテ
イサイクルに対応する一連の電流パルスに変換す
るだけである。PWMドライバ170により発生
される電流パルスは変速機18の圧力調整用のソ
レノイドコイル64に印加され、第2図に関して
説明したように対応する調整された圧力が圧力管
路42内に現われるようにする。
タービン軸17の回転速度を表わす信号を出力
する変換器24の出力、および出力軸22の回転
速度を示す信号を出力する変換器26の出力は割
算器172に入力として印加される。割算器17
2の出力は変速機出力速度に対する変速機入力速
度の比を表わすデイジタル数字である。第1およ
び第2の歯車についての入力対出力変速速度比は
知られているので、第1の歯車の離脱およびそれ
に続く第2の歯車の係合は、割算器172の出力
を既知の比と比較することにより検知される。割
算器172の出力は両コンパレータ174と17
5の第1の入力に印加される。第1の歯車比を表
わす基準数字はコンパレータ174の第2の入力
に印加され、また第2の歯車比を表わす基準数字
はコンパレータ175の第2の入力に印加され
る。第1の歯車比は噛合い状態でなくなつた時に
はコンパレータ174の出力が付勢され、第2の
歯車比が噛合つた時にはコンパレータ175の出
力が付勢される。カウンタ177はコンパレータ
対173の出力に応答し、第1の歯車の離脱で始
まり(START入力における信号により表わされ
る)、かつ第2の歯車の噛合いで終わる(STOP)
入力における信号により表わされる)時間を測定
するために設けてある。
シフトポイントゼネレータ32からの1―2シ
フト指令信号はエネーブル入力(EN)に印加さ
れ、カウンタ177がコンパレータ対173の出
力にしたがつてクロツク176からのクロツクパ
ルスをカウントするのを許容する。1―2シフト
が完了すると、カウンタ177の出力は第1の歯
車から第2の歯車にシフトするための実際のシフ
ト時間を表示する。このようにして、コンパレー
タ対173、カウンタ177、およびクロツク1
76の組合せは、第1の歯車の離脱と第2の歯車
の噛合いの間の持続時間を検知するためのタイマ
ーを構成する。1―2シフト指令の発生と第1の
歯車の離脱との間には流体の遅れが存在するの
で、コンパレータ174はカウンタ177を始動
することが要求される。
また、1―2シフト指令に応答して、ROM1
80は瞬間的スロツトル角度(%T)の関数とし
て所望のシフト時間を表わす信号を出力する。
ROM180は、従属変数(所望のシフト時間)
が単一の独立変数(スロツトル角度)の関数とし
て検索されることを除いて、ROM160と同じ
態様で作動する。第1図に示すように、ROM1
80のアドレスを行うためのスロツトル角度信号
(%T)はA/D変換器31からも得ることがで
きる。ROM180に記憶されるシフト時間デー
タは経験的に求められかつ運転者がアクセレータ
ペダルでセツトするスロツトル角に基づいて予測
するシフト感覚にほぼ対応している。ROM18
0の出力はカウンタ177の出力と共にコンパレ
ータ185に印加される。それにより、コンパレ
ータ185の出力はカウンタ177により測定さ
れた実際のシフト時間とROM180から読出さ
れた所望のシフト時間との間の差を表わす。この
差はソレノイド公差またはエンジン―変速機性能
の変動から生じるシフト時間誤差に関係する。コ
ンパレータ185の出力はROM190のアドレ
スのために使用され、該ROM190はシフト時
間誤差の関数としてソレノイドデユーテイサイク
ルの形式で圧力補正値を発生する。すなわち、
ROM190はシフト時間誤差を圧力調整用ソレ
ノイドコイル64に印加されるデユーテイサイク
ルの形式のライン圧力誤差に変換する。ROM1
90からの補正値は補正レジスタ192に印加さ
れ、該補正レジスタ192内に記憶された数字を
該ROM190からの補正値に等しい量だけ修正
する。補正レジスタ192内に記憶された値は蓄
積された補正量である。この値はROM160の
出力と共に入力として加算器165に適用され、
その結果得られた合計はPWMドライバ170に
適用される。ROM160の出力は入力パラメー
タの変化につれて継続的に変化し、補正レジスタ
192内に記憶された補正量はROM160の各
出力値に代数的に加算される。最初、補正レジス
タ192内にはいかなる数字も記憶されていな
い。ROM190から読出された最初の補正値は
補正レジスタ192内に記憶され、その後該レジ
スタ192内の補正量は、補正されていない誤差
すなわち残りの誤差を反映するROM190の出
力により各1―2シフト後に更新される。ROM
190内に記憶された補正数字は、その量により
補正レジスタ192の内容が修正される正および
負の量の両方を表わすのが望ましい。ROMの
各々に記憶されたデータはフイールドテステイン
グを通じて得られ、好ましくは心地の良い応答可
能なシフト感覚およびシフト時間誤差の補正を行
えるよう選ぶのが好ましい。
第4図のデイジタル制御システムの前記説明は
開示された制御ブロツク間の様々な信号のクロツ
クおよびゲートに関する詳細な情報を含んでおら
ず、またROMのアドレスおよびそれに続く
ROMからの検索に関する詳細についても前記説
明には含まれていない。なぜならば、これらの技
術は電子技術に精通した技術者にとつて良く知ら
れたことであるからである。しかし、前記制御シ
ステムは、次の工程が第4図の作動に関して行わ
れていることを理解すべきである。エンジンが運
転されている限り、制御システムは次のような工
程を反復的に遂行する。すなわちこの工程はそれ
ぞれ変換器26およびA/D変換器31から車両
速度(MPH)およびエンジンスロツトル角(%
T)の入力パラメータを読出しかつ該入力パラメ
ータによりROM160のアドレスを行い、
ROM160と補正レジスタ192の出力を加算
器165に加算し、加算器165の出力に対応す
るPWM信号をPWMドライバ170内に発生さ
せ、該PMW信号を圧力調整用ソレノイドコイル
64に適用することよりなる。第1にはROM1
80は適当な所望のシフト時間を検索するようエ
ネーブル(EN)化され、カウンタ177はコン
パレータ対173からの出力にしたがつてクロツ
ク176からクロツクパルスをカウントするよう
エネーブル(EN)化される。1―2シフトが完
了すると(コンパレータ175の出力により感知
される)、カウンタ177とROM180の出力
はコンパレータ185により比較され、それらの
差はROM190のアドレス入力に適用される。
最後にROM190の出力(衝撃係数補正数)は
補正レジスタ192の内容を修正する。
理想的な条件の下では、ROM160から検索
された系路圧力衝撃係数は、圧力調整用ソレノイ
ドコイル64に適用される時ROM180の出力
に対応するシフト時間を発生する。しかしながら
圧力調整弁40内のソレノイド公差の変動はエン
ジン―トランスミツシヨン性能変動と同様に、第
3図のグラフBに示すようにシフト時間誤差を生
じる。シフト時間誤差の生じる主な理由は圧力調
整用ソレノイドの性能特性にある。この種の誤差
は制御システムがROM160の出力を対応する
トランスミツシヨンライン圧力に正確に変換する
ことができないということに関係し、この誤差は
車両の全運転範囲にわたつて一定である。残留シ
フト時間誤差はエンジン―トランスミツシヨン性
能変動に起因し、この種の誤差はROM160の
出力の不正確さに関係する。以下により詳細に説
明するように、このような性能変動の例はエンジ
ンが時間ずれ状態で運転されている時に起こる。
この種の誤差は車両が駆動されるにつれて変化す
ることがわかるであろう。本発明の第1の実施例
はシフトポイントゼネレータ32が1―2シフト
指令を発生する時にはいつでも両方の種類の誤差
を補正する。1―2シフトの間、シフト時間誤差
はライン圧力デユーテイサイクルに変換され、こ
のライン圧力デユーテイサイクルは、ROM16
0の出力に加算されるかあるいは該出力から引き
算されかつTWMドライバ170に印加される
時、適当なトランスミツシヨンライン圧力を発生
する。車両の全運転範囲について、発生されたラ
イン圧力は瞬間的スロツトル角(%T)に基づく
適正なシフト時間およびシフト間隔をもたらす。
したがつて、第1の実施例は変速機のシフト時間
に悪影響を与えるあらゆるものについてROM1
60の出力を補償する。シフト時間誤差に関係す
る他のフアクターは、変速クラツチ面間の摩擦係
数の変化、車両および制御要素の漸進的性能低下
および高度、エージング、および摩耗によるエン
ジン性能の変動を含んでいる。補正量は変速機が
1―2シフトを行うたび毎に更新されるので、誤
差の原因は周期的に補償される。この意味におい
て第1の実施例は適応性のある補正システムと呼
ぶのにふさわしいものである。補償はもし所望で
あれば、他の任意のシフト点(例えば2―3)に
おいても容易に行うことができることを理解すべ
きである。しかし1―2シフトは周期的に起こる
が過剰ではなので、便利な校正点である。
第2の実施例の詳細な説明 第5図は本発明の第2の実施例を示すデイジタ
ル制御システムを示す。第4図に関して説明した
ブロツク要素のいくつかは第5図にも示されてお
り、したがつてここでは詳細に説明はしない。こ
のような要素はROM160、加算器165、お
よびPWMソレノイドドライバ170を含む。本
実施例においては、ROM160からのライン圧
力デユーテイサイクルは、変速歯車セレクタ20
が駆動(自動シフト)位置にある時にはいつで
も、加算器165の第1の入力に印加される。他
の全ての位置においては、基準ライン圧力を示す
メモリ162内に記憶された一定のデユーテイサ
イクルは同じ入力に印加される。すなわち、所望
のライン圧力信号は歯車セレクタ20が駆動位置
にある時にはROM160から供給され、また歯
車セレクタ20が他の任意の位置にある時にはメ
モリ162から供給される。同じ基準圧力にセツ
トされかつトランスミツシヨン圧力と関連するデ
イジタル圧力スイツチ195は二つの間の差に関
する情報を提供する。たとえば、圧力スイツチ1
95は圧力管路42内のライン圧力を感知するよ
う接続される。エンジンが始動した直後に発生さ
れる校正条件に応答して、補正量が差の関数とし
て発生されかつ加算器165の第2の入力に適用
される。
ほとんどの従来の自動トランスミツシヨン駆動
系統の場合と同様に、エンジン12は歯車セレク
タ20が駆動位置にある時には始動されない。特
にエンジン12は歯車セレクタ20が駐車位置ま
たは中立位置にある時のみ始動される。校正条件
はエンジンが始動した直後に与えられるので、校
正条件の発生は加算器165の第1の入力への一
定のデユーテイサイクル(メモリ162内に記憶
される)の印加と一致していなければならない。
さらに制御システムの速度は、運転者が歯車セレ
クタ20の位置を駆動位置に変えることができる
以前に補正信号を発生することを許容する。歯車
セレクタ20が駐車位置または中立位置にある時
にはトランスミツシヨントルクを伝達できないの
で基準圧力は任意の便利な値であつてもよい。校
正条件は例えば当業者には良く知られているよう
に、エンジン真空変換器(図示せず)により提供
される。
基準圧力を表わすデユーテイサイクルはメモリ
162内に記憶されかつROM160の出力と共
にマルチプレクサ(MUX)197に対して入力
として適応される。トランスミツシヨンが駆動位
置にあるかどうかを示すA/D変換器29からの
信号は導体206を経てマルチプレクサ197に
印加される。この信号はマルチプレクサ197の
SELECT入力に印加されるので、ROM160か
らのライン圧力デユーテイサイクルは歯車セレク
タ20が駆動位置にある時加算器165に印加さ
れ、メモリ162内に記憶された一定のデユーテ
イサイクルは歯車セレクタが他の任意の位置、特
に駐車位置または中立位置にある時には加算器1
65に適用される。このようにして、マルチプレ
クサ197は電子技術に精通した技術者にとつて
は容易に理解できるように、標準的な容易に代替
購入可能な素子である。
圧力スイツチの作動 圧力スイツチ195は次のように作動する。す
なわち、もしライン圧力が基準圧力を越えたなら
ば、圧力スイツチ195のスイツチは論理1電圧
レベルをとり、もしライン圧力が基準圧力より低
い場合には、圧力スイツチ195の出力は論理0
電圧レベルをとる。圧力スイツチ195は例えば
米国ノースカロライナ州シエルビー(Shelby)
のフアスコ(FASCO)社により製造されている
部品番号1745―2183の圧力スイツチのような容易
に購入可能な素子であるのが好ましい。圧力スイ
ツチ195の出力は加算器165に適用されるべ
き補正量を発生するため、補正レジスタ200に
印加される。校正条件が与えられると、メモリ2
20に記憶された一定の補正数が、圧力スイツチ
の出力に依存して、補正レジスタ200の内容に
加算されるかあるいは引き算される。もし圧力ス
イツチ195のスイツチが論理1である場合(ラ
イン圧力が基準圧力を越える場合)、メモリ22
0の内容は補正レジスタ200の内容から引き算
され、また圧力スイツチ195の出力が論理0で
ある場合(基準圧力がライン圧力を越える場合)、
メモリ220の内容は補正レジスタ200の内容
に加算される。このようにして補正レジスタ20
0の作動はアツプ/ダウンカウンタで行われ、そ
の場合校正条件はカウンタがメモリ220の内容
と等しい数字をカウントアツプまたはカウントダ
ウンすることを可能にし、圧力スイツチ195の
出力はカウント方向を制御する。圧力スイツチ1
95により提供されるライン圧力の比較にしたが
つて補正レジスタ200の内容を修正することに
より、PWMソレノイドドライバ170に印加さ
れるデユーテイサイクルは実際のライン圧力を所
望のライン圧力に向けて調整するよう作動する。
圧力スイツチ195のみが実際および所望のライ
ン圧力の総体的な大きさに関する情報を提供する
ので、補正レジスタ200は圧力スイツチ195
の出力が状態を変えるまで校正モードで連続的に
更新される。すなわち、圧力スイツチ195の出
力が補正量の更新の結果として状態を変化する
時、トランスミツシヨンライン圧力は実質的に基
準圧力に対応し、それ以上の補正は何ら必要でな
い。この場合、圧力スイツチ195の出力の変化
に応答する適当な論理回路(図示せず)が校正条
件をクリアし、それ以上の補正を阻止する。第1
の実施例と同様に、補正量は全運転範囲にわたつ
て所望のライン圧力デユーテイサイクルを連続的
に修正する。
第4図の場合と同様に、第5図に示すデイジタ
ル制御システムは制御ブロツク間の様々な信号の
クロツクおよびゲートに関する詳細な情報を含ん
でいない。この情報は電子技術に精通した技術者
にとつてよく知られた技術を含んでおり、本明細
書で詳細に説明する必要はない。しかしながらこ
の制御システムは第5図の作動に関して次の工程
が実施されるように構成されていることを理解す
べきである。エンジン12が運転されている限
り、制御システムは次の工程を反復的に行う。す
なわちこの工程はROM160のアドレスを行う
ための車両速度(MPH)およびエンジンスロツ
トル角(%T)の入力パラメータを読み出し、
ROM160およびメモリ162の出力をマルチ
プレクサ197の入力端子に適用し、A/D変換
器29の出力(歯車セレクタ20の位置を表わ
す)をマルチプレクサ197のSELECT入力に
印加し、マルチプレクサ197と補正レジスタ2
00の出力を加算器165に加算し、圧力調整用
ソレノイドコイル64の作動を制御するため加算
器165の出力をPWMソレノイドドライバ17
0に印加することよりなる。エンジン12が最初
に作動される時、補正レジスタ200はリセツト
され、前記した順序の工程はトランスミツシヨン
18内に基準ライン圧力を確立するため少なくと
も一度実施される。次に、校正条件が作り出さ
れ、圧力スイツチ195の出力が読取られる。圧
力スイツチ195の初期出力値は状態の変化を検
出できるように適当な回路(図示せず)により記
憶される。次いでメモリ220の内容が補正レジ
スタ200の内容に加算されるかあるいは該内容
から引き算される。補正レジスタ200の前記更
新プロセスは、圧力スイツチの出力が状態の変化
を生じるまで反復される。補正レジスタ200を
更新するための工程は次に中断され、エンジン1
2が再び始動するまで再開されない。しかし、エ
ンジン12が運転され続けている限り第1の工程
は継続される。
本発明のこの第2の実施例は圧力調整用ソレノ
イドにおける公差変動に起因する誤差についてト
ランスミツシヨンライン圧力を補償する。第2の
実施例はROM160からのライン圧力デユーテ
イサイクルが正しいという推定に基づいて作動さ
れ、その点とソレノイド形圧力調整弁40の出力
との間に位置する源からの誤差を補償する。これ
らの源に生じる誤差は車両が駆動されるにつれて
実質的に変化せず、補正量はエンジンが始動した
後に一度計算するだけで足りる。もちろん、補正
量はもし所望であれば歯車セレクタ20が駆動位
置にない時の各々の時について更新しても良い。
これにより制御装置の精度は増大するが車両の走
行当り一回だけの補正用の計算によつても十分受
け入れることのできる精度を得ることができる。
他方、第1の実施例は補正量を周期的に修正する
のにより適している。なぜならば、第1の実施例
は車両が運転されるにつれて変化する誤差を付加
的に補償するからである。
マイクロコンピユーターによる制御 本発明の両実施例は、第4図および第5図に示
すように別々の電子素子により構成されるが、両
実施例は第6図に総体的に示すようにプログラム
化された汎用型マイクロプロセツサを備えている
のが好ましい。第6図をより詳細に見ると、符号
230はプログラム化された指令の実行を命令す
るためのマイクロプロセツサユニツト(MPU)
を示している。符号232はプログラム指令およ
び例えば第4図と第5図に示すような永久データ
表を記憶するために使用される読出専用メモリ
(ROM)を示している。符号234は、例えば
補正量のような一時的データすなわち更新される
データを記憶するために使用される読出し―書込
みすなわちランダムアクセスメモリ(RAM)を
示している。符号236は速度およびスロツトル
情報のような入力データの取得、および衝撃係数
のデイジタル数表示のような出力データの転送を
制御するためのインタフエイス回路を示す。出力
衝撃係数は第4図および第5図に示すように圧力
調整弁40の出力圧を制御するためPWMソレノ
イドドライバ170に適用される。クロツク23
8は一連の電気パルスをMPU230のクロツク
入力に適用し、その周波数はマイクロプロセツサ
がROM230内に記憶されたプログラム化され
た指令を実行する速度を決定する。MPU230
は16ビツトアドレスバス240および8ビツトデ
ータバス242を介してシステムの他の要素と接
続されている。
MPU230は任意の良く知られた形式のもの
で良く、例えばモトローラ(Motorola)
MC6800マイクロプロセツサであつても良い。ま
た他の要素はこのMC6800と同等な多数の市販の
ユニツトのいずれでも良く例えばMCM6830の読
出専用メモリ(ROM)、MCM6810のランダムア
クセスメモリ(RAM)、およびI/O制御のた
めMC6820周辺インタフエイスアダプタ(I/
O)であつても良い。前記装置の各々は米国アリ
ゾナ州フエニツクス(Phoenix)のモトローラセ
ミコンダクタプロダクツ社(Motorola
Semiconductor Products,Inc.)により製造さ
れ、同社から入手可能なMC6800マイクロプロセ
ツサ応用マニユアルに説明されている。本発明は
前記MC6800マイクロプロセツサに限定されるも
のではなく、また多数の市販のユニツトのいずれ
かは前記した機能を等しく実行できるものである
ことを認識すべきである。
第1の実施例をマイクロコンピユータで実施した
ときのフローチヤート 第7図は本発明の第1の実施例を例えば第6図
に関して説明したようなプログラム化されたマイ
クロプロセツサについて実施するためのフローチ
ヤートである。このフローチヤートはプログラム
化されたマイクロプロセツサが実行する作業順序
を示し、また流れ図を特定のコンピユータプログ
ラム指令に翻訳することはコンピユータプログラ
ム技術に精通した技術者にとつては容易に実施で
きる技術である。エンジンが最初に始動すると、
マイクロプロセツサはブロツク250で示すよう
に一連のイニシヤライズ機能を遂行する。この手
続きはタイマ出力、補正レジスタ、および例えば
車両運転パラメータを表わすような何らかの入力
をリセツトすることを含む。次に、校正条件をセ
ツトするかどうかについて決定が下される。本実
施例においては、校正条件はシフトポイントゼネ
レータ32から1―2シフト指令を発生すること
であり、この条件はシフト指令に応答して特定の
メモリ位置でフラツグ(論理1)をセツトし、か
つそのメモリ位置の内容を周期的に読出すことに
よつて検出される。最初は、フラツグはセツトさ
れないであろう。このような手続きは流れ図にお
いてブロツク252で表わされている。フラツグ
がセツトされていないならば、デユーテイサイク
ルROM232(ブロツク254)から読出さ
れ、補正レジスタの内容はデユーテイサイクル
(ブロツク256)に加算され、合計はI/Oデ
バイス236を通つてPWMソレノイドドライバ
170(ブロツク258)に転送される。次いで
フラツグが再び読出され、もしフラツグがセツト
されていないならば、前記した作動順序(ブロツ
ク254、256および258)が反復される。
この作動順序は正常な作動モードであるので、プ
ログラムの主ループと呼ばれる。フラツグがセツ
トされかつブロツク252において検出された場
合、マイクロプロセツサは校正モードで作動し、
必要であれば補正量が更新される。この手続きは
1―2シフト時間を測定し、測定時間を所望時間
と比較し、さらに補正両をその差の関数として作
り出すことを含んでいる。まず第1に、トランス
ミツシヨンがまだ第1の歯車(ブロツク260)
であるかどうかを決定するためにチエツクが行わ
れる。シフト指令はすでに受取られているが、マ
イクロプロセツサのループサイクル時間はトラン
スミツシヨンの流体応答時間よりもかなり速いの
でチエツクを行うことが必要である。前記したよ
うに、何らかの歯車比の噛合いは、出力軸22の
回転速度をタービン軸17の回転速度で割算しか
つその比を既知の歯車比と比較することにより検
出することができる。トランスミツシヨンがまだ
第1の歯車にある場合、マイクロプロセツサは主
ループ指令に戻る。トランスミツシヨンが第1の
歯車にない場合、実際のシフト時間は始つてお
り、タイマはクロツクパルス(ブロツク262)
のカウントを開始する。次いで、第2の歯車が噛
合つているかどうかを決定するためにチエツクが
行われる(ブロツク264)。もし第2の歯車が
噛合つていないならば、タイマは継続しかつマイ
クロプロセツサは主ループ指令に戻る。第2の歯
車が噛合つている場合タイマは停止し、1−2シ
フトフラツグは論理0にクリアまたはリセツトさ
れる(ブロツク266)。所望のおよび実際のシ
フト時間が読取られかつ比較され(ブロツク26
8)、またこの比較に対応する補正数がROM2
32内の適正なルツクアツプテーブルから読取ら
れる(ブロツク270)。次いで、補正数は補正
レジスタの内容を更新し(ブロツク270)、そ
の更新内容はその後に読出される各ライン圧力デ
ユーテイサイクルに加算される。次に、マイクロ
プロセツサは次の1―2シフト指令が発生される
まで主ループ指令に戻り、1―2シフトフラツグ
を再びセツトする。第4図に示した装置は、第6
図および第7図に示したものと同様に本発明の第
1の実施例を実施するための別の方式であるこ
と、およびプログラム化されたマイクロプロセツ
サはその実施のための好ましい手段であることを
理解すべきである。
第2の実施例をマイクロコンピユータで実施した
ときのフローチヤート 第8図は本発明の第2の実施例をプログラム化
されたマイクロプロセツサーについて実施する流
れ図を示している。電力が最初に制御システムに
適用されると、補正レジスタおよび入力データは
ブロツク279で示すようにイニシヤライズされ
る。次に校正条件が第1の実施例と同様にしてチ
エツクされる(ブロツク291)。この実施例に
おいては、校正条件はエンジンの始動であり、こ
の条件はエンジンの始動が行われる直後に特定の
メモリ位置においてフラツグ(論理1)をセツト
し、そのメモリ位置の内容を周期的に読取ること
によつて検出することができる。フラツグは実際
に、エンジンが運転中であることを表わすエンジ
ン真空スイツチのようなセンサの出力に応答して
セツトできる。シカシ、フラツグは、基準圧力が
トランスミツシヨンに確立されるように主ループ
が少くとも一度実行されるまで、セツトされては
ならない。フラツグがセツトされない限り、マイ
クロプロセツサはブロツク292〜295を含む
主ループ指令を反復的に実行する。変速機歯車セ
レクタの位置はチエツクされ(ブロツク292)、
もし歯車セレクタが駆動位置にない場合、基準圧
力を表わす一定のデユーテイサイクルがメモリか
ら読出される(ブロツク293)。歯車セレクタ
駆動位置にある場合、ライン圧力デユーテイサイ
クルはROM232内の適当なルツクアツプテー
ブルから読出される(ブロツク294)。補正レ
ジスタ内に記憶された数は適当なデユーテイサイ
クルに加算され、合計はI/Oデバイス236を
通つてPWMソレノイドドライバ170に転送さ
れる(ブロツク295)。校正条件は再チエツク
され、主ループを完成する。
条件フラツグがセツトされかつ検出されると、
圧力スイツチ195の出力は読出されかつ特定の
メモリ位置に記憶される(ブロツク284)。圧
力スイツチ195の出力は、適当な補正が以下に
説明するように行われた時をシステムが知るよう
に、この点においてループ内に記憶される。圧力
スイツチの出力の論理レベルが決定されブロツク
285)、補正レジスタは一定量だけ増大または
減少させられる。圧力スイツチの出力が論理0で
ある場合、基準圧力はライン圧力を越えており、
補正レジスタは増大される(ブロツク286)。
一方、圧力スイツチの出力が論理1である場合、
ライン圧力は基準圧力を越えており、補正レジス
タは減少させられる(ブロツク287)。補正レ
ジスタが適当に更新された後、基準圧力デユーテ
イサイクルがメモリから読出され、補正レジスタ
の内容に加算され、その合計はPWMソレノイド
ドライバ170に転送される(ブロツク288)。
次いで圧力スイツチの出力が補正の結果として変
化したかどうかを決定するためにチエツクが行わ
れる(ブロツク289)。この条件は、圧力スイ
ツチ195の出力レベルを読取りかつその読取値
をブロツク284に対応する、以前に記憶された
数と比較することにより決定できる。圧力スイツ
チの出力が同じであるならば、それ以上の補正が
必要であり、マイクロプロセツサはすぐに条件チ
エツクに戻り(ブロツク291)、その後校正フ
ラツグがセツトされたままであるので、さらに補
正が行われる。圧力スイツチが補正の結果として
変化した場合、所望のライン圧力と実際のライン
圧力は実質的に対応し、それ以上の補正を行う必
要はない。この場合条件フラツグはクリアされ
(ブロツク290)、マイクロプロセツサは主ルー
プに戻される。流体応答時間を考慮に入れるた
め、ブロツク288と289との間に遅れ時間を
挿入することが必要であろう。
補正量を増大または減少させる一定の数の大き
さは実際のライン圧力と所望のライン圧力との間
の受容可能な偏差を表わす。したがつて、実際の
ライン圧力と所望のライン圧力は、圧力スイツチ
が補正調整の結果として変化した時には実質的に
対応している。第7図について、第5図に示した
構成と第8図に示した構成は本発明の第2の実施
例を実施するための二つの方式であること、およ
びプログラム化されたマイクロプロセツサはその
実施のための好ましい手段であることを理解すべ
きである。
ライン圧力制御ユニツト34は、マイクロプロ
セツサまたは個別的な電子装置のいずれにより構
成されていても、該ユニツトが制御する流体変速
要素と比較して極めて有利な速度を有している。
したがつて好ましい実施例においては、本発明を
実施するための指令はマイクロプロセツサにより
実行される多数の指令セツトの内の単に一つのも
のよりなる。すなわち、同じマイクロプロセツサ
は他の機能、例えばシフトポイントの発生および
トルクコンバータのロツクアツプクラツチ制御を
制御することもできる。これに関して、本発明に
より得られるコスト的な利点はより増大する。な
ぜならば、同じ入力データ(例えばスロツトル位
置)はいくつかの機能を制御するために使用でき
るからである。
発明の効果 したがつて、本発明は、ソレノイド対ソレノイ
ドからの公差変動による不正確を所望のライン圧
力を表わす電子信号により補正することにより、
電子式トランスミツシヨンライン圧力調整器のた
めに安価なソレノイドインタフエイスを使用する
ことを可能にする。第2の実施例は実際のライン
圧力と所望のライン圧力との間の差の関数として
比較を行い、第1の実施例は特定の歯車変化につ
いて実際のシフト時間と所望のシフト時間との差
の関数として比較を行う。両実施例は同じ初期目
的を遂行するが、目的を遂行するための手段の差
の結果として注目すべき結果が生じる。第2の実
施例はメモリ内に記憶された基準ライン圧力に基
づいて補正量を得るもので、それによりその点と
圧力管路42内に生じたライン圧力との間に置か
れた誤差の源を補償する。この誤差の源は圧力調
整用ソレノイド、圧力調整器内の流体弁要素、
PWMソレノイドドライバ内の電子装置を含むも
のである。他方、第1の実施例は瞬間的なスロツ
トル位置を適正なシフト感覚に関係付ける所望の
シフト時間に基づいて補正量を得るものである。
それにより第1の実施例はシフト時間でセツトさ
れたスロツトル位置のために適正なものと考えら
れるシフト時間に影響を与える何らかのものによ
る誤差についてライン圧力デユーテイサイクルを
補償する。前記した誤差の原因に加えて、第1の
実施例は変速機内のクラツチまたはバンド要素の
摩擦係数の変化、および高度、チユーニング、エ
ージングおよび摩耗によるエンジン性能変動のよ
うな誤差の原因をも補償する。例えば変速クラツ
チ要素間の摩擦係数を減少させるような態様で過
熱されるかあるいは他の影響を受けている場合、
実際の1―2シフト時間はその状況においては所
望のシフト時間よりも対応的に長くなるであろ
う。このことは実際のライン圧力はROM160
内に記憶された所望のライン圧力と対応するけれ
ども真実である。このような状況においては、本
発明の第1の実施例は圧力調整用ソレノイドコイ
ル64に印加されるデユーテイサイクルを増大さ
せる実際の1―2シフト時間と所望の1―2シフ
ト時間との間の差の関数として補正量を作り出
し、実際のシフト時間(したがつてシフト感覚)
は、変速クラツチ要素の欠陥にもかかわらず、運
転者によつてセツトされたスロツトル位置に基づ
いて、所望のシフト時間と実質的に対応する。
出力パラメータが所望の信号と帰還信号との連
続的比較により制御される閉ループ型制御システ
ムと違つて、本発明の制御システムは所定の校正
条件が存在する時にのみ閉ループを作動させる。
本発明の両実施例は所望のライン圧力信号を連続
的に補償するための補正量を非同期的に発生し、
車両の全運転範囲にわたつてトランスミツシヨン
ライン圧力とシフト感覚の精密な電子制御を可能
にする。
したがつて、本発明は全体的車両性能の変動と
同様に制御要素の公差変動による不正確さがそれ
ぞれ連続的に補償されるような方式で、トランス
ミツシヨンライン圧力を制御するための電子制御
システムを得ることができる。
自動トランスミツシヨンライン圧力を制御する
ためのこのような電子制御システムは、低コスト
の、精密でないソレノイドインタフエイスを使用
することを可能にする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による補償されたライン圧力調
整器の第1の実施例を組込んだ制御システムを示
す全体的概略図、第2図はソレノイド作動型圧力
調整弁を含むトランスミツシヨンの構成を示す
図、第3図は補償されていない変動の効果を全体
的に示すようにクラツチ圧力とタービン速度を時
間に対してプロツトしたグラフ図、第4図は本発
明の第1の実施例の構成を示す概略図、第5図は
本発明の第2の実施例の構成を示す概略図、第6
図は本発明を実施するために適当な汎用性マイク
ロプロセツサ型制御装置のブロツク図、第7図は
汎用マイクロプロセツサの使用による本発明の第
1の実施例のフローチヤート図、第8図は汎用マ
イクロプロセツサの使用による本発明の第2の実
施例のフローチヤート図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 補償型ライン圧力調整器であつて、 電気的に付勢可能な機構が少なくとも1つの車
    両運転パラメーターの関数として決定される所望
    のライン圧力制御信号を表す第1の電気信号にし
    たがいライン圧力を変化させる車両用多歯車比自
    動シフト変速機用の圧力調整器において、 前記変速機18の運転状態の実際の値に応答し
    て変速状態信号を出力するフイードバツク手段と
    172と; 前記変速状態の所望の値を示す変速状態基準信
    号を発生する基準手段180と; 前記変速状態基準信号と前記変速状態基準信号
    とを比較して、前記比較の関数である補正信号を
    出力する比較手段185,190と; 前記補正信号の関数として前記所望のライン圧
    力制御信号を周期的に修正し、以つて、変速運転
    状態の実際の値を、変速運転状態の所望の値と異
    ならせる原因となる変速機性能の変化に対して、
    前記所望のライン圧力制御信号を補償する修正手
    段を有していることを特徴とする変速機用補償型
    ライン圧力調整器。 2 特許請求の範囲第1項に記載の補償型ライン
    圧力調整器において、 前記フイードバツク手段が、第1及び第2のギ
    ア比間で変速機がシフトされるとき、前記第1の
    ギア比から前記第2のギア比までの経過時間を示
    すシフト時間信号を出力する手段を含み、 前記基準手段が前記第1のギア比から前記第2
    のギア比までのシフトに要する所望のシフト時間
    を示す基準信号を発生する手段を含み、 前期比較手段が、前記基準信号を前記シフト時
    間信号と比較し前記基準信号と前記シフト時間信
    号との差の関数である大きさを持つ補正信号を発
    生し、以つて、前記補正信号が変速運転状態の所
    望の値と異ならせる原因となる変速機性能の変化
    に対して、前記補正信号が、前記所望の圧力ライ
    ン制御信号を補償する手段を有していることを特
    徴とする補償型ライン圧力調整器。 3 特許請求の範囲第1項に記載の補償型ライン
    圧力調整器において、 エンジン出力トルク及び車両スピードに応答し
    て所望のライン圧力を出力する手段160と; 印加される電気的制御信号の関数である大きさ
    を有する可変のライン圧力を発生する電気的付勢
    可能手段を含む手段170と; 第1及び第2のギヤ比間の前記変速に応答し
    て、前記第1のギア比から前記第2のギア比まで
    の経過時間を示すシフト時間信号を発生する手段
    177と; エンジン出力トルクに応答して前記第2のギア
    比から第2のギア比へのシフトための所望のシフ
    ト時間を示す基準信号を発生する手段172と; 前記基準信号及び前記シフト時間信号に応答し
    て、前記基準信号と前記シフト時間信号との差の
    関数である大きさを有する補正信号を発生する手
    段185,190,192と; 前記第1の電気信号を前記補正信号の関数とし
    て修正し、制御信号を形成する手段165と; 前記制御信号を前記電気的に付勢可能な手段に
    印加し、以つて、前記変速機が前記第1のギア比
    から前記第2のギア比へシフトされるとき、ライ
    ン圧力を調整し、実際のシフト時間と所望のシフ
    ト時間とを実質的に一致させる手段とを含むこと
    を特徴とする補償型ライン圧力調整器。 4 特許請求の範囲第2項に記載の補償型ライン
    圧力調整器において、 前記比較手段が前記補正信号を記憶する手段
    と; 前記変速機が前記第1のギア比から前記第2の
    ギア比へシフトされるとき、前記記憶された補正
    信号を前記基準信号と前記シフト時間信号との差
    の関数として修正し、もつて、前記補正信号が前
    記第1の電気信号を、実際の変速機シフト時間が
    前記変速機が前記第1のギア比から前記第2のギ
    ア比にシフトされるごとに、異ならせる原因であ
    る変速機性能に対して、補償するため更新される
    手段を含むことを特徴とする補償型ライン圧力調
    整器。 5 特許請求の範囲第2または3項に記載の補償
    型ライン圧力調整器において、前記ダイ1の電気
    信号を出力するために利用される車両運転パラメ
    ータはエンジントルクであることを特徴とする補
    償型ライン圧力調整器。 6 補償型ライン圧力調整器であつて、 電気的に付勢可能な機構が少なくとも1つの車
    両運転パラメーターの関数として決定される所望
    のライン圧力制御信号を表す第1の電気信号にし
    たがいライン圧力を変化させる車両用多歯車比自
    動シフト変速機用の圧力調整器において、 前記多歯車比自動シフト変速機が手動型範囲セ
    レクターを有し、 前記ライン圧力調整器が: 前記範囲セレクターの位置に応じ前記範囲セレ
    クターが第1の位置にいるとき少なくとも1つの
    車両運転パラメータの関数として所望のライン圧
    力を示し前記範囲セレクターが第2の位置にある
    ときライン圧力の所定の値に相当する第1の電気
    信号を発生する手段29と; 印加される電気制御信号の関数として可変ライ
    ン圧力を出力する電気的付勢可能手段を含む手段
    170と; 前記変速機に接続され前記所定の値と変速機ラ
    イン圧力とを比較する圧力スイツチ195と; 前記圧力スイツチに応答して前記範囲セレクタ
    ーが前記第2の位置にあるとき前記比較の関数で
    ある補正信号を発生する手段200と; 前記補正信号の関数として前記第1の電気信号
    を修正し、制御信号を発生する手段165と; 前記制御信号を前記電気的付勢可能な手段に印
    加し、もつて、前記第1の電気信号が前記範囲セ
    レクターが第2の位置にあるとき、補償され、実
    際のライン圧力と所望のライン圧力とを実質的に
    一致させる手段を含むことを特徴とする補償型ラ
    イン圧力調整器。 7 補償型ライン圧力調整器であつて、 電気的に付勢可能な機構が少なくとも1つの車
    両運転パラメーターの関数として決定される所望
    のライン圧力制御信号を表す第1の電気信号にし
    たがいライン圧力を変化させる車両用多歯車比自
    動シフト変速機用の圧力調整器において、 前記多歯車比自動シフト変速機が手動型範囲セ
    レクターを有し、 前記ライン圧力調整器が: 前記範囲セレクターの位置に応じ前記範囲セレ
    クターが第1の位置にいるとき少なくとも1つの
    車両運転パラメータの関数として所望のライン圧
    力を示し前記範囲セレクターが駆動位置とは違う
    第2の位置にあるときライン圧力の所定の値に相
    当する第1の電気信号を発生する手段195と; 印加される電気制御信号の関数として可変ライ
    ン圧力を出力する電気的付勢可能手段を含む手段
    170と; 前記第1の電気信号に対する補正量を記憶する
    手段220,200と 前記第1の電気信号を前記記憶された補正量の
    関数として修正し、制御信号を出力する手段16
    5と; 前記制御信号を前記電気的に付勢可能な手段に
    印加し、もつて、ライン圧力が前記制御信号にし
    たがい、前記変速機において出力する手段と; 前記範囲セレクターが前記第2の位置にあると
    き、前記変速機ライン圧力と前記所定の値とを比
    較する手段197と; 前記比較に応答して、前記変速機ライン圧力が
    前記所定の値を越えたとき、前記補正量を減ら
    し、前記所定の値が前記変速機ライン圧力を越え
    たとき前記補正量を増やし、もつて、前記第1の
    電気信号が補償され、実際のライン圧力と所望の
    ライン圧力とを実質的に、車両運転の全範囲にわ
    たつて、一致させる手段を有することを特徴とす
    る補償型ライン圧力調整器。
JP8929880A 1979-07-02 1980-07-02 Pressure adjuster of compensation path Granted JPS5610851A (en)

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