JP2761015B2 - 自動変速機の油圧制御装置 - Google Patents

自動変速機の油圧制御装置

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JP2761015B2
JP2761015B2 JP1003051A JP305189A JP2761015B2 JP 2761015 B2 JP2761015 B2 JP 2761015B2 JP 1003051 A JP1003051 A JP 1003051A JP 305189 A JP305189 A JP 305189A JP 2761015 B2 JP2761015 B2 JP 2761015B2
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    • F16H61/08Timing control

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両等に備えられる自動変速機の動作を油
圧を利用して制御するようにされた自動変速機の油圧制
御装置に関する。
(従来の技術) 車両に備えられる自動変速機として、トルクコンバー
タと多段ギア式の変速機構とを組合わせて構成されるも
のが汎用されている。斯かる自動変速機には、通常、油
圧回路部を主要構成部とする油圧制御装置が付設され
る。
油圧制御装置の油圧回路部においては、通常、オイル
ポンプからの油圧を調整してライン圧を形成するレギュ
レータ弁等から成るライン圧形成部と、変速レンジを切
り換えるべく手動操作されるマニュアル操作弁,ライン
圧形成部からのライン圧に基づいて作動圧を形成し、そ
の作動圧を変速機構におけるクラッチ,ブレーキ等の油
圧制御式の複数の摩擦係合要素に選択的に供給する複数
のシフト弁、及び、そのシフト弁の動作状態を切り換え
る複数のソレノイド弁等から成る作動圧供給部とが設け
られる。そして、自動変速機における変速制御において
は、油圧制御装置に備えられたコントロールユニットに
より、内蔵メモリにマップ化されて記憶されている、シ
フトパターン線図における変速線にエンジンの負荷及び
車速が照合されて、複数の変速条件のうちの何れが成立
したかが判定され、成立したと判定された変速条件に従
って、コントロールユニットから作動圧供給部に設けら
れた所定のソレノイド弁に駆動信号が供給されてシフト
弁の動作状態が切り代えられ、それにより、複数の摩擦
係合要素のうちの選択されたものが締結、もしくは、解
放せしめられて、変速動作が行われる。
斯かる油圧制御装置にあっては、よりきめ細かな制御
が行われるようにすべく、ライン圧形成部にソレノイド
弁が設けられ、このソレノイド弁の開弁期間が制御され
ることにより、ライン圧が変化するようにされたもの
が、例えば、特公昭54−2349号公報に示される如くに知
られている。さらに、自動変速機における変速動作が行
われるとき、摩擦係合要素の摩擦が低減され、かつ、変
速ショックの抑制が図られるべく、ライン圧が変速動作
の態様に応じて変化するようにされた油圧制御装置を考
えられている。
(発明が解決しようとする課題) 上述の如くの自動変速機の油圧制御装置においては、
通常、ライン圧についての制御量が、例えば、スロット
ル開度に応じて一律に定められるように予め設定される
ので、自動変速機の特性上のばらつき及び経年変化等が
反映されず、従って、特性上のばらつき及び経年変化に
起因して、ライン圧についての制御量が変速動作に適合
したものとならなくなり、その結果、変速動作期間が適
正なものでなくなってしまうという虞がある。それゆ
え、例えば、特公昭63−3183号公報にも示される如く、
各変速動作に対応する目標変速動作期間が、コントロー
ルユニットの内蔵されたメモリに予め記憶されて、実際
の変速動作における変速動作期間とメモリに記憶された
目標変速動作期間との比較がなされ、その比較の結果に
基づき、ライン圧についての制御量が補正されるように
なされた自動変速機の油圧制御装置が提案されている。
しかしながら、上述の公報に示される如くの、実際の
変速動作期間と予め設定された目標変速動作期間との比
較に基づいて、ライン圧についての制御量が補正される
ようになされた自動変速機の油圧制御装置においては、
ライン圧についての制御量の補正が実際のスロットル開
度に関わりなくなされるので、ライン圧についての補正
された制御量がエンジンの運転状態もしくは車両の走行
状態に応じたものとならなくなってしまう虞がある。こ
のような問題に対処すべく、コントロールユニットに内
蔵されたメモリに、スロットル開度に対応するものとさ
れた多数の目標変速動作期間を記憶しておき、それら
を、実際のスロットル開度に応じて選択的に読み出し
て、ライン圧についての制御量の補正に用いることが考
えられるが、このようにされた場合には、予めメモリに
記憶される目標変速動作期間の設定に労力が要されると
ともに、必要とされるメモリの容量が大なるものとなっ
て、自動変速機における油圧制御装置が高価なものとな
ってしまうという不都合がある。
斯かる点に鑑み、本発明は、自動変速機における摩擦
係合要素に作動圧を供給する作動圧供給手段に供給され
るライン圧についての制御量が、それが自動変速機にお
ける特性上のばらつき及び経年変化に起因して変速動作
に適合しないものとなることを回避すべく、予めメモリ
に記憶された目標変速動作期間と実際の変速動作期間と
の比較に基づいて補正されるようになされ、しかも、そ
のライン圧についての制御量の補正が、予めメモリに記
憶される目標変速動作期間の設定に労力が要されること
なく、また、必要とされるメモリの容量が大なるものと
なることなく、従って、装置全体が高価なものになるこ
とが回避されたもとで、エンジンの運転状態もしくは車
両の走行状態に応じたものとなるようにされた自動変速
機の油圧制御装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上述の目的を達成すべく、本発明に係る自動変速機の
油圧制御装置の第1の態様は、第1−A図にその基本構
成が示される如く、自動変速機に備えられた油圧発生源
からの油圧を調整してライン圧を得るライン圧形成手段
と、ライン圧に基づいて作動圧を得、その作動圧を自動
変速機に備えられた摩擦係合要素に供給する作動圧供給
手段と、自動変速機に接続されたエンジンの負荷の検出
を行い、その結果をあらわす第1の検出出力を発生する
第1の検出手段と、自動変速機における変速動作期間も
しくはタービン回転数変化率の検出を行い、その結果を
あらわす第2の検出出力を発生する第2の検出手段と、
第1の検出出力に基づいてライン圧の制御に用いられる
ライン圧制御量を設定する制御量設定手段と、第1の検
出出力に応じて、第2の検出出力を、エンジンの負荷が
予め定められた基準状態にあるとき第2の検出手段から
発せられることになる第2の検出出力に相当するものに
補正する補正手段と、エンジンの負荷が基準状態にある
ときにおける目標変速動作期間もしくは目標タービン回
転数変化率を記憶する記憶手段と、補正手段によって補
正された第2の検出出力とエンジンの負荷が基準状態に
あるときにおける目標変速動作期間もしくは目標タービ
ン回転数変化率をあらわす基準出力との差に基づいて、
エンジンの負荷が基準状態にあるとき得られるべきライ
ン圧補正量を設定するライン圧補正量設定手段と、ライ
ン圧補正量設定手段により設定されたライン圧補正量を
更新記憶する補正量更新記憶手段と、自動変速機におけ
る変速動作時に、補正量更新記憶手段から得られるライ
ン圧補正量を第1の検出出力に応じて修正し修正された
ライン圧補正量を得る補正量修正手段と、自動変速機に
おける変速動作時に、修正されたライン圧補正量を用い
てライン圧制御量に補正を加え、補正されたライン圧制
御量を得る制御量補正手段と、自動変速機における変速
動作時に、制御量補正手段によって補正されたライン圧
制御量をもってライン圧を形成する動作をライン圧形成
手段に行わせる制御手段とが備えられて構成される。
また、本発明に係る自動変速機の油圧制御装置の第2
の態様は、第1−B図にその基本構成が示される如く、
自動変速機に備えられた油圧発生源からの油圧を調整し
てライン圧を得るとともに、そのライン圧に基づく作動
圧を形成する作動圧形成手段と、作動圧を自動変速機に
備えられた摩擦係合要素に供給する作動圧供給手段とを
備え、作動圧形成手段が、自動変速機に接続されたエン
ジンの負荷を検出する負荷検出手段と、エンジンの負荷
が特定の状態にあるときにおける目標変速動作期間を記
憶する目標変速動作期間記憶手段と、負荷検出手段によ
り検出されるエンジンの負荷に基づいてライン圧の制御
に用いられるライン圧制御量を設定する制御量設定手段
と、自動変速機における変速動作時に、その自動変速機
における実際の変速動作期間を計測し、その結果とエン
ジンの負荷とに基づいてエンジンの負荷が特定の状態に
あるときにおける変速動作期間を推測し、その結果をあ
らわす検出出力を発生する変速期間推測手段と、自動変
速機における変速動作時に、変速期間推測手段から得ら
れる変速動作期間と目標変速動作期間とを比較して、そ
の比較結果をあらわす比較出力を送出する比較手段と、
比較手段からの比較出力に基づいてライン圧補正量を設
定するライン圧補正量正設定手段と、ライン圧補正量設
定手段により設定されたライン圧補正量を更新記憶する
補正量更新記憶手段と、自動変速機における変速動作時
に、補正量更新記憶手段から得られるライン圧補正量
を、負荷検出手段により検出されるエンジンの負荷に応
じて修正し修正されたライン圧補正量を得る補正量修正
手段と、修正されたライン圧補正量を用いてライン圧制
御量に補正を加え、補正されたライン圧制御量を得る制
御量補正手段と、油圧発生源からの油圧を補正されたラ
イン圧制御量に応じて調整してライン圧を得るととも
に、ライン圧に基づく作動圧を送出する作動圧送出手段
とを備えて構成される。
(実施例) 第2図は、本発明に係る自動変速機の油圧制御装置の
一例を、それが適用された車両用の自動変速機とともに
示す。
第2図において、自動変速機10は、トルクコンバータ
14及び多段ギア式の変速機構20を含み、さらに、それら
の動作制御に用いられる油圧を生成する油圧回路部40が
付随するものとされている。
トルクコンバータ14は、ポンプインペラー14a,タービ
ンランナー14b,ステータ14c及びケース11から成り、ポ
ンプインペラー14aが連結されるエンジンの出力軸12に
は、ポンプ駆動軸16を介してオイルポンプ15が連結され
ている。タービンランナー14bは、中空のタービン軸17
を介して変速機構20に連結されるとともにロックアップ
クラッチ19を介して出力軸12に連結され、また、スター
タ14cとケース11との間には、ワンウエイクラッチ18が
介装されていて、スタータ14cが、ポンプインペラー14a
及びタービンランナー14bと同方向に回転するようにな
されている。
変速機構20は、前進4段後退1段を得るためのプラネ
タリギアユニット21を備えている。プラネタリギアユニ
ット21は、小径サンギア22,大径サンギア23,ロングピニ
オン24,ショートピニオン25、及び、リングギア26を有
するものとされる。小径サンギア22とタービン軸17との
間には、前進走行用のフォワードクラッチ27とコーステ
ィングクラッチ28とが併設され、小径サンギア22とフォ
ワードクラッチ27との間には、ワンウエイクラッチ29が
介装されている。大径サンギア23とタービン軸17との間
には、後退走行用のリバースクラッチ30が設けられると
ともに、2−4ブレーキ31が配設され、また、ロングピ
ニオン24とタービン軸17との間には、3−4クラッチ32
が設けられている。ロングピニオン24はキュリア33及び
ワンウエイクラッチ34を介して変速機ケース35に連結さ
れ、キャリア33と変速機ケース35とは、ローリバースブ
レーキ36により係脱されるようになされている。そし
て、リングギア26は、自動変速機10の出力軸37を介して
アウトプットギア38に連結され、出力軸37に得られるト
ルクが、図示されないディファレンシャルギアユニット
等を介して車両の駆動輪とされる前輪に伝達される。
斯かる構成を有する多段ギア式の変速機構20において
は、摩擦係合要素であるフォワードクラッチ27,コース
ティングクラッチ28,リバースクラッチ30,2−4ブレー
キ31,3−4クラッチ32及びローリバースブレーキ36が、
夫々、適宜選択作動せしめられることにより、Pレンジ
(パーキングレンジ),Rレンジ(リバースレンジ),Nレ
ンジ(ニュートラルレンジ)、及び、フォワードレンジ
を構成するDレンジ,Sレンジ(2レンジ)及びLレンジ
(1レンジ)の各レンジと、フォワードレンジにおける
1速〜4速の各変速段とが得られる。
そして、クラッチ27,28,32及び30、及び、ブレーキ31
及び36の夫々を作動させる作動圧は、油圧回路部40にお
いて形成され、斯かる油圧回路部40の動作制御を行うコ
ントロールユニット100が備えられている。
コントロールユニット100には、エンジンの吸気通路
におけるスロットル開度を検出するスロットル開度セン
サ51から得られる検出信号Stと、タービンランナー14b
の回転数(タービン回転数)を検出するタービン回転数
センサ52から得られる検出信号Srと、車速を検出する車
速センサ53から得られる検出信号Svと、シフトレバーの
操作位置を検出するシフトポジションセンサ54から得ら
れる検出信号Ssと、ブレーキペダルの踏込み状態を検出
するブレーキセンサ55から得られる検出信号Sbと、油圧
回路部40における作動油の温度を検出する油温センサ56
から得られる検出信号Suとが供給されるとともに、自動
変速機10の制御に必要なイグニッションスイッチの動作
状態等をあらわす他の検出信号Sxも供給される。
コントロールユニット100は、上述の各種検出信号に
基づいて自動変速機10における変速制御及びロックアッ
プ制御を行う。
コントロールユニット100による変速制御及ぶロック
アップ制御が行われる際には、コントロールユニット10
0における内蔵メモリにマップ化されて記憶されてい
る、第3図に示される如くの、縦軸にスロットル開度TH
がとられ横軸に車速Vがとられてあらわされるシフトパ
ターン線図における、変速線La,Lb,Lc,Ld,Le及びLfに、
検出信号Stがあらわすスロットル開度及び検出信号Svが
あらわす車速が照合されて、複数のシフトアップ条件及
びシフトダウン条件のうちのいずれが成立したかが判定
され、また、ロックアップ作動線Lg及びLi、及び、ロッ
クアップ解除線Lh及びLjに、検出信号Stがあらわすスロ
ットル開度及び検出信号Svがあらわす車速が照合され
て、複数のロックアップ作動条件及びロックアップ解除
条件のうちの何れが成立したかが判定される。
なお、第3図において示される変速線La,Lb及びLc
は、夫々、1速から2速へ,2速から3速へ,3速から4速
へのシフトアップに、また、変速線Ld,Le及びLfは、夫
々、2速から1速へ,3速から2速へ,4速から3速へのシ
フトダウンに関するものであり、さらに、ロックアップ
作動線Lg及びLiは、夫々、3速及び4速状態でのロック
アップの作動に、ロックアップ解除線Lh及びLjは、夫
々、3速及び4速状態でのロックアップの解除に関する
ものである。
そして、コントロールユニット100は、検出信号Ssに
基づいて、自動変速機10の変速機構20における変速レン
ジの切換動作が検知された場合、及び、1速から2速
へ,1速から3速へ,1速から4速へ,2速から3速へ,2速か
ら4速へ及び3速から4速へのシフトアップ条件、及
び、4速から3速へ,4速から2速へ,4速から1速へ,3速
から2速へ,3速から1速へ及び2速から1速へのシフト
ダウン条件のうちの何れが成立したかが判定されたとき
には、その判定された変速条件に従って、適宜、駆動信
号Ca,Cb,Cc及びCdを形成して、それらを油圧回路部40に
おける作動圧供給部に備えられたソレノイド弁61,62,63
及び64に夫々選択的に供給するようにされる。それによ
り、作動圧供給部に備えられた各種のシフト弁等の動作
状態が変化せしめられて、複数の摩擦係合要素の夫々に
対する作動圧の給排制御が行われ、それらが選択的に締
結状態もしくは解放状態にされ、所望の変速レンジ及び
変速段が得られる。
また、コントロールユニット100は、ロックアップ作
動条件が成立したと判断されたときには、駆動信号Ceを
形成して、それを油圧回路部40における作動圧供給部に
備えられたソレノイド弁65に供給し、また、ロックアッ
プ解除条件が成立したと判断されたときには、ソレノイ
ド弁65に対する駆動信号Ceの供給を停止するようにされ
る。それにより、複数の摩擦係合要素のうちのロックア
ップクラッチ19が、ロックアップ作動線Lg及びLi、及
び、ロックーアップ解除線Lh及びLjに従って、締結状態
と解放状態とを選択的にとるものとされる。
さらに、コントロールユニット100は、油圧回路部40
におけるライン圧を後述される如くに変化させるべき、
油圧回路部40におけるライン圧形成部に内蔵されたソレ
ノイド弁66に、後述される如くにして設定されるデュー
ティに応じたパルス幅を有する駆動信号Cfを供給して、
油圧回路部40において形成される作動圧の基礎となるラ
イン圧を調整するライン圧制御を行う。
このような構成を有する本発明に係る自動変速機の油
圧制御装置の一例は、特に、変速機構20における変速動
作の態様に応じてライン圧を調整することに特徴を有す
るものであり、それについて、第4図に示される油圧回
路部40におけるライン圧形成部44の具体構成の説明を含
めて、述べる。
第4図において、ライン圧形成部44は、油路71を介し
てオイルポンプ15に接続されたレギュレータ弁72及びリ
デューシィング弁73と、レギュレータ弁72とリデューシ
ィング弁73との間に配設されたモジュレータ弁75と、モ
ジュレータ弁75の動作制御を行う常閉型のソレノイド弁
66とを有するものとされる。
ライン圧形成部44においては、オイルポンプ15から吐
出された油圧が、油路71を通じてリデューシィング弁73
に供給され、リデューシィング弁73により減圧されて所
定の値をとるものとされる。リデューシィング弁73によ
り減圧された油圧は、油路76及びソレノイド弁66が接続
された油路77aを通じてモジュレータ弁75におけるポー
トaに供給されるとともに、油路76及び77bを通じてモ
ジュレータ弁75におけるポートb及びcにも供給され
る。斯かる際、モジュレータ弁75におけるポートaに供
給される油圧は、駆動信号Cfが有するパルス幅に応じた
ものとなるソレノイド弁66の開弁期間に応じて変化せし
められ、それにより、モジュレータ弁75におけるポート
b及びcの実効開口面積が変化して、リデューシィング
弁73からポートb及びcに供給される油圧が調整され
る。そして、その調整された油圧がポートdに導かれて
ポートeに供給されるとともに、ダンパー78が接続され
た油路80を通じてレギュレータ弁72におけるポートfに
パイロット圧として供給される。
レギュレータ弁72は、2つのスプール72a及び72bとそ
れらの間に配されたスプリング72cとを有し、ポートf
の他に、ポートg及びh、及び、作動圧供給部42に通じ
る油路81,82及び83の夫々に接続されたポートi,j及びk
が設けられている。斯かるレギュレータ弁72において
は、駆動信号Cfが有するパルス幅に応じて調整されて油
路80を通じてポートfに供給されたパイロット圧に応じ
て、ポートg及びhの実効開口面積が変化せしめられ、
それに得られる油圧が調整されて、ライン圧が形成され
る。そして、そのライン圧が、ポートg及びhから油路
85及びその分岐路を通じて作動圧供給部42に供給され、
作動圧供給部42においてそれらに備えられたシフト弁等
の動作状態に応じたものに調整されて、もしくは、その
まま作動圧として変速機構20における複数の摩擦係合要
素に選択的に供給され、それにより、摩擦係合要素が締
結もしくは解放せしめられる。
上述の如くにしてライン圧形成部44により形成される
ライン圧に対してのコントロールユニット100によるラ
イン圧制御は、変速機構20における変速動作が行われて
いない定常時において行われる定常ライン圧制御と、変
速機構20における変速動作が行われる変速時に行われる
変速ライン圧制御と区別される。
定常ライン圧制御にあっては、検出信号Stがあらわす
スロットル開度及び検出信号Svがあらわす車速に応じた
基本ライン圧値が設定され、設定された基本ライン圧値
と作動油の温度(油温)をあらわす検出信号Suとに基づ
いて、駆動信号Cfのパルス幅を定めるデューティ値が設
定される。その場合、デューティ値は、基本ライン圧値
が小である程、また、油温が高い程大なる値をとるよう
に設定される。
このようにして設定されたデューティ値は、第5図に
示される如くの、イグニッションスイッチがオフ状態か
らオン状態にされた時点t1から所定の期間Taが経過する
時点t2までは時間tに応じた値をとるように設定され、
期間Taが経過した後においては1をとるように設定され
るものとなされた補正係数Hkが乗じられることにより、
補正される。斯かる補正は、イグニッションスイッチが
オフ状態からオン状態にされた直後においては、油圧回
路部40における作動油中に空気が混入している虞がある
ので、空気が混入していることに起因して、油圧回路部
40におけるライン圧及び作動圧が所要の値より低下した
ものとなることを回避するために行われる。次いで、補
正されて得られた値をとるデューティに応じたパルス幅
を有する駆動信号Cfが形成され、それがソレノイド弁66
に供給されて、ソレノイド弁66が駆動信号のCfのパルス
幅に応じた期間だけ開状態とされ、油路77aを通じてモ
ジュレータ弁75のポートaに供給されるパイロット圧が
減圧される。それにより、レギュレータ弁72のポートg
及びhに得られるライン圧が調整される。
変速ライン圧制御にあっては、成立した変速条件がシ
フトダウン条件である場合には、変速機構20におけるシ
フトダウン動作の態様と検出信号Srがあらわすタービン
回転数とに応じた基本ライン圧値が設定される。その場
合、基本ライン圧値は、タービン回転数が大である程大
なるものとなるようにされる。そして、設定された基本
ライン圧値に補正係数Kが乗じられて最終ライン圧値が
設定される。補正係数Kは、第6図に示される如く、ス
ロットル開度の変化率ΔTHが値Δa1以上の値をとるもと
では一定値をとるように設定され、変化率ΔTHが所定の
値Δa1未満の値をとるもとでは、変化率ΔTHが大なる値
をとる程大なる値をとるように設定されるものとなされ
る。このようにして得られた最終ライン圧値と油温をあ
らわす検出信号Suとに基づいて、駆動信号Cfのパルス幅
を定めるデューティ値が設定される。その場合、デュー
ティ値は、最終ライン圧値及び油温が大である程大なる
値に設定される。そして、デューティ値が設定された後
は、定常時の場合と同様にしてデューティ値が補正さ
れ、補正された値をとるデューティに対応したパルス幅
を有する駆動信号Cfが形成される。
一方、成立した変速条件がシフトアップ条件である場
合には、変速機構20におけるシフトアップ動作の態様と
検出信号Stがあらわすスロットル開度に応じた基本ライ
ン圧値が設定される。その場合、基本ライン圧値は、ス
ロットル開度が大である程大なる値に設定される。そし
て、このようにして設定された基本ライン圧値がライン
圧制御量とされ、その制御量が、ライン圧を適正な値と
するための学習値とされるライン圧補正量が用いられて
補正されることにより、補正されたライン圧制御量が設
定される。
斯かるライン圧補正量が設定されるにあたっては、シ
フトアップ動作が、ブレーキペダルが踏み込まれていな
いこと,変速レンジがDレンジもしくはSレンジである
こと,油温が所定の値以上であること,イグニッション
スイッチがオン状態にされてから所定の期間Taが経過し
ていることの各条件から成る安定走行条件が成立したも
とで行われた場合には、シフトアップ条件が成立した時
点から、例えば、検出信号Srがあらわすタービン回転数
と変速機構20における変速比とに基づいて求められる変
速動作完了時点までの変速動作期間が計測されて、その
計測結果に応じた変速動作期間検出出力が得られる。そ
して、計測された変速動作期間が所定の期間以下であ
り、また、その変速動作期間中におけるスロットル開度
の変化量が所定の値以下であり、さらに、その変速動作
期間中に新たなシフトアップ条件が成立しなかった場合
には、内蔵メモリに記憶されている最適変速動作期間マ
ップにそのときのシフトアップ動作の態様が照合され
て、それに対応する最適変速動作期間が読み出される。
斯かる最適変速動作期間マップは、シフトアップ動作の
態様と、スロットル弁が全開状態に対して1/2とされる
基準開度THAにされているとき、実質的に変速ショック
の抑制及び摩擦係合要素の摩耗の低減が共に図られるこ
とになる最適変速動作期間との関係を示すものとされて
いる。
次に、変速動作開始時点におけるスロットル開度の値
に変速動作完了時点におけるスロットル開度の値が加算
されて得られた値に1/2が乗じられてシフトアップ動作
中におけるスロットル開度の平均値Thmが算出され、内
蔵メモリに記憶されている補正係数マップに算出さえた
平均値Thmが照合されて、それに対応する、上述の変速
動作期間検出出力を、スロットル弁が基準開度状態をと
るとき計測されることになる変速動作期間に応じたもの
に補正するための補正係数Ksが読み出される。斯かる補
正係数マップは、第7図に示される如く、平均値Thm
と、平均値Thmが大なる値をとる程小なる値をとり、か
つ、平均値Thmが基準開度THAをとるとき1をとるように
設定された補正係数Ksとの関係を示すものとされてい
る。
このようにして補正係数Ksが設定された後、変速動作
期間検出出力に補正係数Ksが乗じられて補正変速動作期
間検出出力が算出され、算出された補正変速動作期間検
出出力から最適変速動作期間マップより読み出された最
適変速動作期間をあらわす値が減じられて差ΔTが算出
され、それが内蔵メモリに記憶されているライン圧補正
量マップに照合されて、それに対応するライン圧補正量
Esが読み出される。斯かるライン圧補正量マップは、第
8図に示される如く、差ΔTと、それに比較するものと
されたライン圧補正量Esとの関係が示されている。
次に上述の如くにして設定されたライン圧補正量Es
と、既に設定されて内蔵メモリに記憶されているライン
圧補正量ESnとの和に1/2が乗じられて新たなライン圧補
正量ESnが設定されて内蔵メモリに記憶され、ライン圧
補正量ESnの更新記憶が行われる。斯かるライン圧補正
量ESnの更新記憶は、上述の安定走行条件が成立したも
とでシフトアップ動作が行われる毎に行われる。
次に、検出信号Stによりあらわされるシフトアップ条
件が成立した時点におけるスロットル開度の値に対応す
る修正係数Gsが内蔵メモリから読み出される。内蔵メモ
リには、スロットル開度と、そのスロットル開度が大な
る値をとる程大なる値をとるように設定された修正係数
Gsとの関係がマップ化されて記憶されている。そして、
その読み出された修正係数Gsが、内蔵メモリに更新記憶
された後読み出されたライン圧補正量ESnに乗じられて
修正ライン圧補正量ES′が算出され、その算出された修
正ライン圧補正量ES′がライン圧制御量に加算されるこ
とにより、補正されたライン圧制御量が設定される。
一方、安定走行条件が成立していないもとでシフトア
ップ動作が行われた場合には、内蔵メモリにおけるライ
ン圧補正量ESnの更新記憶が行われることなく、既に内
蔵メモリに記憶されているライン圧補正量ESnに上述の
修正係数Gsが乗じられて修正ライン圧補正量ESn′が算
出される。そして、その算出された修正ライン圧補正量
ES′をライン圧制御量に加算することにより、補正され
たライン圧制御量が設定される。
このようにして得られた補正されたライン圧制御量と
油温をあらわす検出信号Suとに基づいて、駆動信号Cfの
パルス幅を定めるデューティ値が設定される、斯かる場
合にも、デューティ値は、ライン圧制御量及び油温が大
である程大なる値に設定される。そして、デューティ値
が設定された後は、定常時の場合と同様にしてデューテ
ィ値が補正され、補正された値をとるデューティに対応
したパルス幅を有する駆動信号Cfが形成され、得られた
駆動信号Cfによるライン圧制御が行われる。
このようにして、安定走行条件が成立しているもとで
のシフトアップ動作時におけるライン圧制御が行われる
ことにより、個々の自動変速機に経年変化あるいはばら
つきが生じても、シフトアップ動作時には、スロットル
開度の値に応じた最適値となるように制御量が補正さ
れ、その結果、変速ショックの抑制及び摩擦係合要素の
摩耗の低減が共に図られることになる。また、それに加
えて、最適変速動作期間はスロットル弁が全開に対して
1/2とされる基準開度THAをとるときについてのみ設定さ
れればよく、また、スロットル弁が基準開度THAをとる
ときのみについてのライン圧補正量ESnの更新記憶が行
われればよいので、メモリ容量の増大を回避することも
可能となる。
なお、上述の例においては、ライン圧補正量の設定に
あたり、変速動作期間の検出出力が用いられているが、
それに代えて、自動変速機におけるタービン回転数の変
化率等の変速状況をあらわす値が用いられてもよい。
上述の如くの制御動作を行うコントロールユニット10
0は、マイクロコンピュータが用いられて構成される
が、斯かる場合におけるマイクロコンピュータが実行す
るライン圧制御を行うに際してのプログラムの一例を、
第9図〜第12図のフローチャートを参照して説明する。
第9図のフローチャートで示されるメインプログラム
においては、スタート後、プロセス101において、各種
フラッグを零に設定するとともに、カウンターのカウン
ト値を零にする初期設定を行い、プロセス102におい
て、各種検出信号を取り込み、ディシジョン103におい
てイグニッションスイッチ(IGスイッチ)がオフ状態か
らオン状態に変化したか否かを判断し、イグニッション
スイッチがオフ状態からオン状態に変化したと判断され
た場合には、プロセス104において内蔵タイマーをスタ
ートさせて、ディシジョン105に進み、また、ディシジ
ョン103における判断の結果、イグニッションスイッチ
の状態が変化していない、従って、既にオン状態にある
と判断された場合には、そのままディシジョン105に進
む。
ディシジョン105においては、変速動作中であるか否
かを判断し、変速動作中でないと判断された場合には、
プロセス106において、第10図のフローチャートで示さ
れる如くの定常ライン圧制御プログラムを実行してプロ
セス102に戻り、また、変速動作中であると判断された
場合には、プロセス107において、第11図のフローチャ
ートで示される如くの変速ライン圧制御プログラムを実
行してプロセス102に戻る。
第10図のフローチャートで示される定常ライン圧制御
プログラムにおいては、スタート後、プロセス121にお
いて、検出信号Stがあらわすスロットル開度Th及び検出
信号Svがあらわす車速vに応じた基本ライン圧値BLを設
定し、プロセス122において、基本ライン圧値BL及び油
温Wをあらわす検出信号Suに基づいてデューティ値Dpを
設定する。次に、ディシジョン123において、タイマー
の計測時間に基づいて、イグニッションスイッチがオン
状態にされてから経過した期間Txが所定の期間Taより大
であるか否かを判断し、経過した期間Txが所定の期間Ta
以下であると判断された場合には、プロセス125におい
て、補正係数Hkを、第5図に示される如くに、1より小
なる値に設定してプロセス128に進み、また、経過した
期間Txが所定の期間Taより大であると判断された場合に
は、プロセス126において、タイマーをストップしてプ
ロセス127に進む。そしてプロセス127において、補正係
数Hkを1に設定した後プロセス128に進む。プロセス128
においては、駆動信号Cfのパルス幅を定めるデューティ
DFを、プロセス122で設定されたデューティ値Dpに補正
係数Hkを乗じることにより求め、プロセス129におい
て、デューティDFに応じたパルス幅を有する駆動信号Cf
を形成し、それをソレノイド弁66に送出してこのプログ
ラムを終了する。
第11図のフローチャートで示される変速ライン圧制御
プログラムにおいては、スタート後、ディシジョン135
において、変速動作がシフトアップ動作か否かを判断
し、シフトアップ動作であると判断された場合には、プ
ロセス136において、シフトアップ動作の態様及びスロ
ットル開度Thの値Thaに基づく基本ライン圧値BLを求
め、それをライン圧制御量BLLとした後プロセス138に進
む。プロセス138においては、内蔵メモリに記憶されて
いるライン圧補正量マップにシフトアップ動作の態様を
照合して、対応するライン圧補正量ESnを読み出して設
定し、続くプロセス140において、内蔵メモリに記憶さ
れている修正係数マップにスロットル開度Thの値Thaを
照合して、それに対応する修正係数Gsを読み出し、プロ
セス141に進む、プロセス141においては、プロセス138
において設定されたライン圧補正量ESnにプロセス140に
おいて設定された修正係数Gsを乗じて、修正ライン圧補
正量ES′を設定し、プロセス143において、プロセス136
において設定されたライン圧制御量BLLに修正ライン圧
補正量ES′を加算して補正されたライン圧制御量BLL′
を求め、プロセス147に進む。
一方、ディシジョン135において、シフトアップ動作
はないと判断された場合、従って、変速動作がシフトダ
ウン動作であると判断された場合には、プロセス144に
おいて、シフトダウン動作の態様及び検出信号Srがあら
わすタービン回転数Ntに応じた基本ライン圧値BLを設定
し、プロセス145において、補正係数Kを、第6図に示
される如くに、スロットル開度THの変化率ΔTHに応じて
設定してプロセス146に進み、プロセス146において、基
本ライン圧値BLに補正係数Kを乗じることにより最終ラ
イン圧値BL′を設定してプロセス147に進む。そして、
プロセス147においては、プロセス143において得られた
補正されたライン圧制御量BLL′、もしくは、プロセス1
46において得られた最終ライン圧値BL′、及び、油温W
をあらわす検出信号Suに基づいてデューティ値Dpを設定
する。その後、プロセス148からプロセス153に到る各ス
テップを、第10図において示された定常ライン圧制御に
おけるプロセス123からプロセス129に到る各ステップと
同様に実行して、このプログラムを終了する。
上述のライン圧補正量ESnの設定は、第12図に示され
る補正量設定プログラムが実行されて行われる。この第
12図に示される補正量設定プログラムにおいては、スタ
ート後、プロセス171において、各種検出信号を取り込
み、ディシジョン172において、シフトアップ条件が成
立したとき1に設定されるフラッグFが1であるか否か
を判断し、フラッグFが1でないと判断された場合に
は、ディシジョン173において、ブレーキペダルが踏み
込まれているか否かを判断し、ブレーキペダルが踏み込
まれていないと判断された場合には、ディシジョン174
において、検出信号Ssに基づき変速レンジがDレンジも
しくはSレンジであるか否かを判断し、Dレンジもしく
はSレンジであると判断された場合には、ディシジョン
176に進む。
ディシジョン176においては、検出信号Suがあらわす
油温Wが所定の値Wk以上であるか否かを判断し、油温W
が値Wk以上であると判断された場合にはディシジョン17
7において、第9図のメインプログラムの実行において
スタートせしめられたタイマーの計測時間に基づいて、
イグニッションスイッチがオン状態にされてから経過し
た期間Txが所定の期間Taより大であるか否かを判断し、
経過した期間Txが所定の期間Taより大であると判断され
た場合には、ディシジョン179において、内蔵メモリに
記憶された第3図に示される如くのシフトパターン線図
に、検出信号Stがあらわすスロットル開度Th及び検出信
号Svがあらわす車速vを照合し、シフトアップ条件が成
立したか否かを判断する。そして、シフトアップ条件が
成立したと判断された場合には、ディシジョン180にお
いて、検出信号Stがあらわすスロットル開度Thの値Tha
を求め、続くプロセス181においてフラッグFを1に設
定して、プロセス182に進む。また、ディシジョン172に
おいて、フラッグFが1であると判断された場合には、
そのままプロセス182に進む。さらに、ディシジョン173
において、ブレーキペダルが踏み込まれていると判断さ
れた場合,ディシジョン174において変速レンジがDレ
ンジ及びSレンジの何れでもないと判断された場合,デ
ィシジョン176において油温Wが所定の値Wk以上でない
と判断された場合,ディシジョン177において、経過し
た期間Txが所定の期間Ta以下であると判断された場合、
及び、ディシジョン179において、シフトアップ条件が
成立していないと判断された場合には、元に戻る。
プロセス182においては、内蔵するタイマーをスター
トさせて、変速動作期間Tyの計測を開始し、続くディシ
ジョン184において、検出信号Srがあらわすタービン回
転数に基づいてシフトアップ動作が完了したか否かを判
断し、シフトアップ動作が完了していないと判断された
場合には、ディシジョン185において、シフトアップ条
件が成立したか否かを判断する。そして、シフトアップ
条件が成立したと判断された場合には、既に行われてい
るシフトアップ動作が完了していないもとで新たなシフ
トアップ動作が行われることになるので、斯かる場合に
は、プロセス187において、フラッグFを零に設定し、
プロセス188において、変速動作期間Tyを計測するタイ
マーをストップした後基に戻る。また、ディシジョン18
5において、シフトアップ条件が成立していないと判断
された場合には、そのまま元に戻る。
一方、ディシジョン184において、シフトアップ動作
が完了したと判断された場合には、プロセス190におい
て、検出信号Stがあらわすスロットル開度Thの値Thbを
求め、続くプロセス191においてフラッグFを零に設定
して、ディシジョン192に進む。ディシジョン192におい
ては、変速動作期間Tyが所定の期間Z以下であるか否か
を判断し、変速動作期間Tyが期間Z以下でないと判断さ
れた場合には元に戻り、変速動作期間Tyが期間Z以下で
あると判断された場合には、プロセス193において、シ
フトアップ条件が成立した時点におけるスロットル開度
Thの値Thaからシフトアップ動作が完了した時点におけ
るスロットル開度の値Thbを減じて差Δaを算出し、デ
ィシジョン194において差Δaが所定の値α以下である
か否かを判断し、差Δaが所定の値α以下でないと判断
された場合には、そのまま元に戻り、差Δaが値α以下
であると判断された場合には、プロセス195に進む。
プロセス195においては、内蔵メモリに記憶された最
適変速動作期間マップにそのときの変速動作態様を照合
して、それに対応する最適変速動作期間Tzを読み出し、
続くプロセス196において、変速動作期間Tyを計測した
タイマーをストップし、プロセス198において、シフト
アップ条件が成立した時点からシフトアップ動作が完了
した時点に到るまでスロットル開度Thの平均値Thmを、
式:Thm=1/2(Tha+Thb)により算出し、プロセス199に
おいて、内蔵メモリに記憶された補正係数マップに平均
値Thmを照合して、それに対応する補正係数Ksを読み出
す。そして、プロセス201において、計測された変速動
作期間Tyに応じた変速動作期間検出出力STに、補正係数
Ksに乗じて補正変速動作期間検出出力ST′が算出され、
続くプロセス202において、算出された補正変速動作期
間検出出力ST′から、プロセス195において読み出され
た最適変速動作期間Tzをあらわす値Szを減じて差ΔTを
算出してプロセス203に進む、プロセス203においては、
内蔵メモリに記憶されたライン圧補正量マップに差ΔT
を照合して、それに対応するライン圧補正量Esを読み出
し、プロセス204において、プロセス203において設定さ
れたライン圧補正量Esに、変速動作態様別に既に設定さ
れて内蔵メモリに記憶されているライン圧補正量ESn
加算して得られた値に1/2を乗じることにより、新たな
ライン圧補正量ESnを設定して、それを内蔵メモリに更
新記憶し、このプログラムを終了する。
(発明の効果) 以上の説明から明らかな如く、本発明に係る自動変速
機の油圧制御装置によれば、自動変速機における変速動
作時にライン圧制御が行われるにあたって、摩擦係合要
素に作動圧を供給する作動圧供給手段に供給されるライ
ン圧についての制御量が、エンジンの負荷、及び、変速
動作期間もしくはタービン回転数変化率に応じて適正に
変化せしめられ、それにより、個々の自動変速機に経年
変化あるいはばらつきが生じた場合にも、エンジンの負
荷、及び、変速動作期間もしくはタービン回転数変化率
に応じた最適値となるように制御量が補正されることに
なり、従って、変速ショックの抑制と摩擦係合要素の摩
耗の低減とが図られる。それに加えて、ライン圧につい
ての制御量を変化させるに用いられる最適変速動作期間
は、エンジンの負荷が予め設定された基準状態にあると
きのみについて設定されればよく、また、エンジンの負
荷が予め設定された基準状態にあるときのみについての
ライン圧補正量の更新記憶が行われればよいので、メモ
リ容量の増大を回避することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1−A図及び第1−B図は本発明に係る自動変速機の
油圧制御装置を特許請求の範囲に対応して示す基本構成
図、第2図は本発明に係る自動変速機の油圧制御装置の
一例を主要部を模式的に示す図、第3図は第2図に示さ
れる例の動作説明に供されるシフトパターン線図、第4
図は第2図に示される例における油圧回路部の主要部を
示す図、第5図〜第8図は第2図に示される例の動作説
明に供される特性図、第9図〜第12図は第2図に示され
る例のコントロールユニットにマイクロコンピュータが
用いられた場合における、斯かるマイクロコンピュータ
が実行するプログラムの一例を示すフローチャートであ
る。 図中、10は自動変速機、14はトルクコンバータ、20は変
速機構、40は油圧回路部、42は作動圧供給部、44はライ
ン圧形成部、51はスロットル開度センサ、52はタービン
回転数センサ、66はソレノイド弁、72はレギュレータ
弁、75はモジュレータ弁、100はコントロールユニット
である。
フロントページの続き (72)発明者 竹本 和雄 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−203948(JP,A) 特開 昭63−53349(JP,A) 特開 昭62−67354(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16H 61/00 - 61/24

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動変速機に備えられた油圧発生源からの
    油圧を調整してライン圧を得るライン圧形成手段と、 上記ライン圧に基づいて作動圧を得、該作動圧を上記自
    動変速機に備えられた摩擦係合要素に供給する作動圧供
    給手段と、 上記自動変速機に接続されたエンジンの負荷の検出を行
    い、その結果をあらわす第1の検出出力を発生する第1
    の検出手段と、 上記自動変速機における変速動作期間もしくはタービン
    回転数変化率の検出を行い、その結果をあらわす第2の
    検出出力を発生する第2の検出手段と、 上記第1の検出出力に基づいて上記ライン圧の制御に用
    いられるライン圧制御量を設定する制御量設定手段と、 上記第1の検出出力に応じて、上記第2の検出出力を、
    上記エンジンの負荷が予め定められた基準状態にあると
    き上記第2の検出手段から発せられることになる第2の
    検出出力に相当するものに補正する補正手段と、 上記エンジンの負荷が上記基準状態にあるときにおける
    目標変速動作期間もしくは目標タービン回転数変化率を
    記憶する記憶手段と、 上記補正手段によって補正された上記第2の検出出力と
    上記エンジンの負荷が上記基準状態にあるときにおける
    上記目標変速動作期間もしくは目標タービン回転数変化
    率をあらわす基準出力との差に基づいて、上記エンジン
    の負荷が上記基準状態にあるとき得られるべきライン圧
    補正量を設定するライン圧補正量設定手段と、 該ライン圧補正量設定手段により設定されたライン圧補
    正量を更新記憶する補正量更新記憶手段と、 上記自動変速機における変速動作時に、上記補正量更新
    記憶手段から得られるライン圧補正量を上記第1の検出
    出力に応じて修正し修正されたライン圧補正量を得る補
    正量修正手段と、 上記自動変速機における変速動作時に、上記修正された
    ライン圧補正量を用いて上記ライン圧制御量に補正を加
    え、補正されたライン圧制御量を得る制御量補正手段
    と、 上記自動変速機における変速動作時に、上記制御量補正
    手段によって補正されたライン圧制御量をもって上記ラ
    イン圧を形成する動作を上記ライン圧形成手段に行わせ
    る制御手段と、 を具備して構成される自動変速機の油圧制御装置。
  2. 【請求項2】自動変速機に備えられた油圧発生源からの
    油圧を調整してライン圧を得るとともに、該ライン圧に
    基づく作動圧を形成する作動圧形成手段と、上記作動圧
    を上記自動変速機に備えられた摩擦係合要素に供給する
    作動圧供給手段とを備え、 上記作動圧形成手段が、 上記自動変速機に接続されたエンジンの負荷を検出する
    負荷検出手段と、 上記エンジンの負荷が特定の状態にあるときにおける目
    標変速動作期間を記憶する目標変速動作期間記憶手段
    と、 上記負荷検出手段により検出されるエンジンの負荷に基
    づいて上記ライン圧の制御に用いられるライン圧制御量
    を設定する制御量設定手段と、 上記自動変速機における変速動作時に、該自動変速機に
    おける実際の変速動作期間を計測し、その結果とエンジ
    ンの負荷とに基づいて上記エンジンの負荷が特定の状態
    にあるときにおける変速動作期間を推測し、その結果を
    あらわす検出出力を発生する変速期間推測手段と、 上記自動変速機における変速動作時に、上記変速期間推
    測手段から得られる変速動作期間と上記目標変速動作期
    間とを比較して、その比較結果をあらわす比較出力を送
    出する比較手段と、 該比較手段からの比較出力に基づいてライン圧補正量を
    設定するライン圧補正量設定手段と、 該ライン圧補正量設定手段により設定されたライン圧補
    正量を更新記憶する補正量更新記憶手段と、 上記自動変速機における変速動作時に、上記補正量更新
    記憶手段から得られるライン圧補正量を、上記負荷検出
    手段により検出されるエンジンの負荷に応じて修正して
    修正されたライン圧補正量を得る補正量修正手段と、 上記修正されたライン圧補正量を用いて上記ライン圧制
    御量に補正を加え、補正されたライン圧制御量を得る制
    御量補正手段と、 上記油圧発生源からの油圧を上記補正されたライン圧制
    御量に応じて調整して上記ライン圧を得るとともに、該
    ライン圧に基づく作動圧を送出する作動圧送出手段と、 を具備して構成される自動変速機の油圧制御装置。
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