JP2672063B2 - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

自動変速機の制御装置

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JP2672063B2
JP2672063B2 JP5078312A JP7831293A JP2672063B2 JP 2672063 B2 JP2672063 B2 JP 2672063B2 JP 5078312 A JP5078312 A JP 5078312A JP 7831293 A JP7831293 A JP 7831293A JP 2672063 B2 JP2672063 B2 JP 2672063B2
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    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/04Smoothing ratio shift
    • F16H61/0437Smoothing ratio shift by using electrical signals
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H2061/0075Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by a particular control method
    • F16H2061/0087Adaptive control, e.g. the control parameters adapted by learning
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/04Smoothing ratio shift
    • F16H61/08Timing control

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機(トランス
ミッション)の制御装置に関し、特に、変速比をかえる
シフト操作を円滑な質の高いものにするための制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に関連する型式の自動変速機はク
ラッチ等の数個の流体作動トルク伝達装置を備え、これ
らのトルク伝達装置は所定のパターンに従って自動的に
係合又は係合解除(離反)し、自動変速機の入力シャフ
トと出力シャフトとの間に異なる変速比を確立する。入
力シャフトはトルクコンバータの如き流体カップリング
を介してエンジンに接続し、出力シャフトは1以上の車
両の車輪を駆動するように機械的に接続されている。
【0003】自動変速機の種々の変速比は典型的にはN
i/No比(Niは入力シャフト速度、Noは出力シャ
フト速度)により決まる。大きな数値を有する変速比は
小さな出力速度を提供し、小さな数値を有する変速比は
大きな出力速度を提供する。従って、一定の変速比から
それより高い変速比へのシフトはダウンシフトと呼び、
一定の速比からそれより低い変速比へのシフトをアップ
シフトと呼ぶ。
【0004】大半の自動変速機においては、変速比シフ
トはポンプの流体圧力出力(ライン圧力)を1以上のシ
フト弁を介して自動変速機の種々のクラッチへ選択的に
導くことにより実行される。高い変速比からそれより低
い変速比へのアップシフトにおいては、例えば、対応す
るシフト弁を(電気的又は液圧的に)作動させて、低い
変速比側即ち目標変速比を達成するクラッチ(本明細書
では、これをオンカミングクラッチという)への流体圧
力の供給を開始する。それと同時に、これまで係合され
ていた高い変速比のクラッチ(本明細書においては、こ
れをオフゴーイングクラッチという)を解除する。これ
は、このクラッチへ供給されていた流体圧力を排圧する
か、オンカミングクラッチが所要のトルク伝達容量に達
したときに無効(オーバーライド)になる1方向装置を
設けることにより、行われる。
【0005】質の高いシフトを行うためには、オンカミ
ングクラッチへ供給される圧力を種々の状況に応じて所
望の値に制御することが知られている。クラッチにおけ
る流体圧力の上昇を制御するために液圧アキュムレータ
を利用する自動変速機においては、クラッチ圧力を修正
するようにアキュムレータの背圧(トリム圧力)を調整
することにより行うことができる(例えば、米国特許第
4,283,970号明細書を参照されたい)。
【0006】所定の圧力プロフィールに従ってクラッチ
圧力の直接制御を提供するような自動変速機において
は、スケジュールした圧力即ち供給圧力はクラッチ圧力
を修正するように調整できる(例えば、米国特許第4,
653,350号明細書を参照されたい)。いずれにし
ても、制御される圧力は、テーブル検索により決定した
基礎圧力値と、同じ型式の先のシフト期間中に観察され
た実際のシフト時間と所望のシフト時間との間のずれに
基づく適応圧力値との組合せ関数としてスケジュールさ
れる。
【0007】
【発明の構成並びに作用効果】本発明に係る制御装置の
特徴とするところは、目標の変変速比へのシフト期間中
に、変変速比の所定の変化の測定持続期間に対応する測
定シフト時間信号を発生するための測定手段と;変変速
比の所定の変化の所望の持続時間に対応する所望のシフ
ト時間信号を発生するための手段と;所望の持続時間及
び測定持続時間にそれぞれ対応する第1圧力信号及び第
2圧力信号を発生するため、所定のシフト時間対供給圧
力特性に所望のシフト時間信号及び測定シフト時間信号
を適用するための手段と;第1圧力信号と第2圧力信号
との間の差に関連する圧力修正信号を発生するための手
段と;トルク伝達装置の以後の係合期間中に、圧力修正
信号に従って所定の圧力指令信号を調整するための修正
手段と;を有することである。
【0008】本発明は、流体圧力とシフト時間との間の
関係における非線形性を考慮した適応圧力制御を提供す
る。このような非線形性を考慮するため、本発明の制御
装置は、経験的に導いたシフト時間対制御圧力のテーブ
ルを使用して、シフト時間誤差の代わりに未修正の圧力
誤差を発生させる。次いで、累算圧力誤差に関連して適
応圧力修正を行う。これにより、適応制御から装置の非
線形性の影響を除去し、従来達成されていたものより一
層正確な適応収れんを可能にする。
【0009】
【実施例】図1、2を参照すると、自動車の駆動列10
はエンジン12と、1つの後進変速比及び5つの前進変
速比を有する自動(遊星)変速機14とを具備する。エ
ンジン12はアクセルペダル(図示せず)の如き運転手
操作装置に機械的に接続したスロットル機構16を有し
ていて、エンジンの吸入空気を規制する。エンジン12
は吸入空気に関連して普通の方法で燃料供給を受け、こ
れに比例する出力トルクを発生させる。このトルクはエ
ンジンの出力シャフト18を介して自動変速機14へ供
給される。自動変速機14は、トルクコンバータ24と
1以上の(流体作動)クラッチC1−C5、OC、後進
クラッチCR及び1方向クラッチ26ー30とを介し
て、エンジン出力トルクを変速機の出力シャフト20へ
伝達する。これらのクラッチは所定のスケジュールに従
って係合(適用)又は係合解除せしめられ、変速機の所
望の変速比を確立する。
【0010】自動変速機14を更に説明すると、トルク
コンバータ24の入力部材即ちインペラ36は入力シェ
ル38を介してエンジン出力シャフト18により回転駆
動せしめられるように接続している。トルクコンバータ
24の出力部材即ちタービン40はインペラ36との間
の流体伝達によりこのインペラによって回転駆動せしめ
られ、タービンシャフト42を回転駆動するように接続
している。ステータ部材44はインペラ36をタービン
40に結合させるように流体を導く。ステータ部材は1
方向装置46を介して自動変速機14のハウジングに接
続している。
【0011】トルクコンバータ24はまた、タービンシ
ャフト42に固定したクラッチ板50を有するクラッチ
TCCを具備する。クラッチ板50はエンジン出力シャ
フト18とタービンシャフト42との間に直接的な機械
的駆動を提供するように入力シェル38の内面に係合す
るようになった摩擦表面52を有する。クラッチ板50
は入力シェル38とタービン40との間の空間を2つの
流体室、即ち適用室54及び解除室56に分割する。
【0012】適用室54内の流体圧力が解除室56内の
流体圧力を越えた場合は、クラッチ板50の摩擦表面5
2が移動して入力シェル38と係合し、クラッチTCC
を係合させてトルクコンバータ24に並列な機械的駆動
連結を提供する。この場合、インペラ36とタービン4
0との間にはスリップが生じない。解除室56内の流体
圧力が適用室54内の流体圧力を越えた場合は、クラッ
チ板50の摩擦表面52が入力シェル38から離れるよ
うに移動し(図1)、上記機械的駆動連結を解除し、イ
ンペラ36とタービン40との間のスリップを許容す
る。
【0013】タービンシャフト42は入力として前進遊
星ギヤセットfのキャリヤCfに接続する。サンギヤS
fは1方向クラッチ(F5)26と摩擦クラッチOCと
の並列組合せ体を介してキャリヤCfに接続する。クラ
ッチC5は選択的に係合してサンギヤSfを固定でき
る。リングギヤRfは、1方向クラッチ(F1)28と
摩擦クラッチC3との組合せ体を介して、入力として複
合後進遊星ギヤセットrのサンギヤS1rに接続する。
クラッチC2は(前進ギヤセットの)リングギヤRfを
(後進ギヤセットの)リングギヤRrに選択的に接続
し、後進クラッチCRはリングギヤRrを選択的に固定
する。サンギヤS2rはクラッチC4により又は1方向
クラッチ(F2)30を介してクラッチC1により選択
的に固定せしめられる。ピニオンPrはピニオンギヤを
機械的に結合し、出力として変速機の出力シャフト20
に接続する。
【0014】種々の変速比及びこれらを確立するに必要
な種々のクラッチ状態を図3の表に示す。図3を参照す
ると、駐車/ニュートラル状態(P/N)はクラッチO
C以外のすべてのクラッチを解除する(OFFする)こ
とにより確立されることが分かる。後進(R)へのガレ
ージシフトはクラッチC3、CRを係合(ON)させる
ことにより実行する。前進変速比レンジにおいては、1
速へのガレージシフトはクラッチC1、C4を係合させ
ることにより実行する。この場合、前進遊星ギヤセット
fはロックアップされ、1方向クラッチF1がタービン
速度Ntを入力として後進遊星ギヤセットrのサンギヤ
素子Srへ供給して、3.61のNi/No比を提供す
る。
【0015】車速が増大すると、クラッチC2を係合さ
せることにより1速から2速へのアップシフトが行われ
る。オンカミングクラッチC2が十分なトルク伝達容量
を発生させた直後に、1方向クラッチF1はオーバーラ
ンする。前進遊星ギヤセットfはロックアップされたま
まであり、クラッチC2はタービン速度Ntを入力とし
て後進遊星ギヤセットrのリングギヤ素子Rrへ供給し
て、1.85のNi/No比を提供する。2速から1速
へのダウンシフトはクラッチC2を解除することにより
行われる。
【0016】2速から3速へのアップシフトは、前進遊
星ギヤセットfがオーバードライブとして作動するよう
にクラッチC5を係合させクラッチOCを解除すること
により行われ、1.37のNi/No比を提供する。3
速から2速へのダウンシフトは、クラッチC5を解除す
ると共にクラッチOCを係合させて前進遊星ギヤセット
fをロックアップ状態へ戻すことにより、行われる。
【0017】3速から4速へのアップシフトは、前進遊
星ギヤセットfをロックアップ状態へ戻すようにクラッ
チC5を解除すると共にクラッチOCを係合させ、後進
遊星ギヤセットrをロックアップするようにクラッチC
4を解除すると共にクラッチC3を係合させ、1方向ク
ラッチF2により後進ピニオンPrを解除させることに
より、行われる。この場合、タービン速度Ntは変速機
の出力シャフト20へ直接伝達され、1.00のNi/
No比を提供する。4速から3速へのダウンシフトは前
進遊星ギヤセットfをオーバードライブ状態へ戻すよう
にクラッチOCを解除すると共にクラッチC5を係合さ
せ、タービン速度Ntを入力としてリングギヤ素子Rr
へ供給するようにクラッチC3を解除すると共にクラッ
チC4を係合させることにより、行われる。
【0018】4速から5速へのアップシフトは、前進遊
星ギヤセットfをオーバードライブ状態で作動させるよ
うにクラッチC5を係合させる(エンジンブレーキを選
択する場合には、クラッチOCをも解除する)ことによ
り、行われ、0.74のNi/No比を提供する。5速
から4速へのダウンシフトはクラッチC5を解除する
(エンジンブレーキを選択する場合には、クラッチOC
をも係合させる)ことにより、行われる。
【0019】(容積式液圧)ポンプ60はエンジン出力
シャフト18により機械的に駆動せしめられる。ポンプ
60はフィルタ65を介して流体リザーバ64から低圧
液圧流体を受取り、出力ライン66を介して変速機制御
素子へライン圧力(Pline)流体を供給する。圧力
調整弁(PRV)68は出力ライン66に接続し、ライ
ン圧力の一部をライン70を介して流体リザーバ64へ
戻すことによりライン圧力を規制する機能を果たす。圧
力調整弁68の一端はライン71内の絞られたライン圧
力により偏倚され、他端はバネ力と、ライン72内の後
進比流体圧力(REV)と、ライン74内の制御された
バイアス圧力との合力により偏倚されている。
【0020】後進比流体圧力は後述する手動弁76によ
り供給される。制御されたバイアス圧力は電力モータ8
0へ供給された電流に関連して圧力を発生させるライン
圧力バイアス弁78により供給される。ライン圧力はラ
イン82、圧力制限弁84及びフィルタ85を介して入
力としてライン圧力バイアス弁78へ供給される。制限
されたライン圧力(ACT FEED圧力として参照す
る)はライン86を介して入力として制御装置の他の電
動アクチュエータへ供給される。上述の弁構成のため、
自動変速機14のライン圧力は電力モータ80により電
気的に規制されることが分かる。
【0021】ライン圧力の規制に加えて、圧力調整弁6
8はトルクコンバータ24のための規制されたコンバー
タ供給(CF)圧力をライン88内に発生させる。CF
圧力は入力としてTCC制御弁90へ供給され、この弁
は、開コンバータ作動が必要な場合に、CF圧力をトル
クコンバータ24の解除室56へ導く。この場合、トル
クコンバータ24からの帰還流体はライン94、TCC
制御弁90、オイルクーラー96及びオリフィス98を
介して排液される。
【0022】閉コンバータ作動が必要な場合は、TCC
制御弁90はトルクコンバータ24の解除室56内の圧
力をオリフィス付き排出部100へ排圧し、ライン10
2内の規制したTCC供給圧力を適用室54へ供給し、
クラッチTCCを係合させる。ライン102内のTCC
供給圧力はTCC調整弁104によりライン圧力から発
生せしめられる。
【0023】TCC制御弁90及びTCC調整弁104
は開コンバータ作動を生じさせるようにバネ偏倚されて
おり、それぞれの場合、バネ力はライン106内の電気
的に発生した制御圧力に対抗する。ライン106内の制
御圧力は(ソレノイド作動)TCCバイアス弁108に
よるライン110内の流体圧力の比例的規制によって発
生せしめられる。
【0024】閉コンバータ作動が必要な場合は、TCC
バイアス弁108のソレノイドが制御されたデューティ
サイクルでパルス幅変調せしめられ、ライン106内の
バイアス圧力を増大させる。TCC制御弁90を閉コン
バータ状態へ移動させるに要する圧力以上のバイアス圧
力を用いて、TCC調整弁104によりライン102内
に発生せしめられたTCC供給圧力を制御する。このよ
うにして、TCCバイアス弁108は、閉コンバータ作
動が必要な場合にクラッチTCCのトルク伝達容量を制
御するために使用される。
【0025】摩擦クラッチC1−C5、OC、CRは普
通の流体作動ピストンP1−P5、POC、PCRによ
りそれぞれ作動せしめられる。これらのピストンは、上
述の手動弁76、シフト弁120、122、124及び
アキュムレータ126、128、130を有する流体供
給装置に接続している。手動弁76は、運転手による変
速機のレンジセレクタ77の位置決めに応じて、後進
(REV)レンジ及び種々の前進レンジ(DR、D3
2)のための供給圧力を発生させる。REV圧力、DR
圧力及びD32圧力はライン72、132、134を介
して種々のシフト弁120ー124へ供給され、流体作
動ピストンP1−P5、POC、PCRへ適用される。
シフト弁120、122、124は制御されたバイアス
圧力に対抗してそれぞれバネ偏倚され、制御されたバイ
アス圧力はソレノイド作動弁A、C、Bにより発生せし
められる。アキュムレータ126、128、130はク
ラッチC5、C2、C3の係合(及び時には解除)に対
してそれぞれクッションを与えるために使用される。
【0026】変速機の種々の変速比を確立するためのソ
レノイド弁A、C、BのON/OFF状態の表を図4に
示す。ニュートラル及び駐車においては、ソレノイド
A、B、CはすべてOFF状態にある。この状態におい
ては、ライン圧力はオリフィス176を通してクラッチ
ピストンPOCへ供給されるが、残りのクラッチはすべ
て解除状態にある。運転手によるレンジセレクタ77の
移動に応答して手動弁76により発生せしめられた後進
比流体圧力はライン72、73、140を介してクラッ
チピストンP3へ直接供給され、ライン72、142、
オリフィス144及びシフト弁124を介してクラッチ
ピストンPCRへ供給される。
【0027】前進(ドライブ)レンジへのガレージシフ
トは、手動弁76をD(ドライブ)位置へ移動させてラ
イン圧力をDR圧力供給ライン132へ接続したときに
行われる。DR圧力はライン146及びオリフィス14
8を介してクラッチピストンP1へ供給され、クラッチ
C1を漸進的に係合させる。同時に、ソレノイド作動弁
A、Cが付勢され、シフト弁120、122を作動させ
る。シフト弁122はライン132内のDR圧力を調整
弁150及びライン152を介してクラッチピストンP
4へ導く。シフト弁120はライン154を介してバイ
アス圧力を調整弁150へ供給し、クラッチC4の圧力
を昇圧させる。このようにして、クラッチC1、C4、
OCが係合し、1速を確立する。
【0028】図4の表を参照すると、1ー2アップシフ
トは、ソレノイド作動弁Aを去勢してシフト弁120を
その不履行状態へ戻すことにより、行われる。これによ
り、ライン132内のDR圧力はシフト弁120、ライ
ン156、158、162及びオリフィス160を介し
てクラッチピストンP2へ導かれ、クラッチC2を係合
させる。ライン162はまた入力としてアキュムレータ
128へ接続され、その反対側は弁164により発生せ
しめられた規制圧力に維持される。それ故、クラッチC
2の係合に対しては、バネ力により抵抗を受けるC2ク
ラッチ供給圧力がアキュムレータ128のピストンをス
トローク運動させるときに、クッションが与えられる。
もちろん、2ー1ダウンシフトはソレノイド作動弁Aを
付勢することにより行われる。
【0029】2ー3アップシフトは、ソレノイド作動弁
Bを付勢してシフト弁124を作動させることにより、
行われる。これにより、オリフィス166を介してクラ
ッチピストンPOCの圧力が排圧されてクラッチOCを
解除し、ライン66内のライン圧力がオリフィス168
及びライン170を介してクラッチピストンP5へ供給
され、クラッチC5を漸進的に係合させる。ライン17
0はライン172を介してアキュムレータ126へ入力
として接続され、その反対側は弁164により発生せし
められた規制圧力に維持される。それ故、クラッチC5
の係合に対しては、バネ力により抵抗を受けるC5クラ
ッチ供給圧力がアキュムレータ126のピストンをスト
ローク運動させるときに、クッションが与えられる。も
ちろん、3ー2ダウンシフトはソレノイド作動弁Bを去
勢することにより行われる。
【0030】3ー4アップシフトは、ソレノイド作動弁
B、Cを去勢してシフト弁124、122をその不履行
状態へ戻す(図1、2)ことにより、行われる。これに
より、シフト弁124は(イ)クラッチピストンP5及
びアキュムレータ126の圧力をライン170及びオリ
フィス174を介して排圧し、クラッチC5を解除し、
(ロ)ライン66、171及びオリフィス176を介し
てクラッチピストンPOCに圧力を供給し、クラッチO
Cを係合させる。シフト弁122は(イ)ライン152
及びオリフィス178を介してクラッチピストンP4の
圧力を排圧し、クラッチC4を解除し、(ロ)シフト弁
120、オリフィス180及びライン182、184、
73、140を介してライン132内のDR圧力をクラ
ッチピストンP3へ供給し、クラッチC3を係合させ
る。
【0031】ライン182はライン186を介して入力
としてアキュムレータ130へ接続され、その反対側は
弁164により発生せしめられた規制圧力に維持され
る。それ故、クラッチC3の係合に対しては、バネ力に
より抵抗を受けるC3クラッチ供給圧力がアキュムレー
タ130のピストンをストローク運動させるときに、ク
ッションが与えられる。もちろん、4ー3ダウンシフト
はソレノイド作動弁B、Cを付勢することにより行われ
る。
【0032】4ー5アップシフトは、ソレノイド作動弁
Bを付勢してシフト弁124を作動させることにより、
行われる。これにより、オリフィス166を介してクラ
ッチピストンPOCの圧力が排圧されてクラッチOCを
解除し、ライン66内のライン圧力がオリフィス168
及びライン170を介してクラッチピストンP5へ供給
され、クラッチC5を漸進的に係合させる。後述する
が、ライン170はまたライン172を介してアキュム
レータ126へ入力として接続され、このアキュムレー
タは、クラッチC5の係合に対して、バネ力により抵抗
を受けるC5クラッチ供給圧力がアキュムレータ126
のピストンをストローク運動させるときに、クッション
を与える。もちろん、5ー4ダウンシフトはソレノイド
作動弁Bを去勢することにより行われる。
【0033】ソレノイド作動弁A、B、C、TCCバイ
アス弁108及びライン圧力バイアス弁78はすべてラ
イン192ー196を介して(コンピュータベースの)
変速機制御ユニット(TCU)190により制御され
る。上述のように、ソレノイド作動弁A、B、Cは簡単
なON/OFF制御で済むが、バイアス弁108、78
はパルス幅変調(PWM)せしめられる。制御は、ライ
ン197上のエンジンスロットル信号%T、ライン19
8上のタービン速度信号Nt及びライン199上の出力
速度信号Noを含む多数の入力信号に応答して実行され
る。スロットル信号はトランスデューサTにより感知さ
れるが如きスロットル機構16の位置に基づくものであ
り、タービン速度信号はセンサ200により感知される
が如きタービンシャフト42の速度に基づくものであ
り、出力速度信号はセンサ202により感知されるが如
き変速機の出力シャフト20の速度に基づくものであ
る。制御を実行するに当り、TCU190は後述する図
8,9及び図10ー12のフローチャートにより表され
る一連のコンピュータプログラムインストラクションを
実施する。
【0034】上述のように、本発明は公差の変化、摩耗
等による変化を補償する手段として所定の圧力スケジュ
ールのための適応修正を行う技術に関する。上記米国特
許第4,283,970号及び同第4,653,350
号各明細書に開示されているように、シフトの質は測定
した実際のシフト時間と基準即ち所望のシフト時間とを
比較することにより判断できる。通常のシフト条件の下
で、測定したシフト時間が所望のシフト時間より顕著に
長い場合は、次の同様なシフトの期間中に、スケジュー
ルした圧力に修正圧力を加え、シフト時間を減少させ
る。測定したシフト時間が所望のシフト時間より顕著に
短い場合は、次の同様なシフトの期間中に、スケジュー
ルした圧力から修正圧力を差し引き、シフト時間を増大
させる。多数のシフトにわたって、圧力修正が種々の誤
差源を補償し、測定したシフト時間を所望のシフト時間
に対応させる。
【0035】測定したシフト時間は前のシフト値から後
のシフト値へ変化させるために変速機の変速比に必要な
時間(インターバル)として最も正確に特徴づけられ
る。このインターバルは、従来、慣性相として参照され
てきた。図5は2ー3アップシフトにおける2速から3
速への変速機の変速比の進行を示す。変速比進行の初期
及び終期ステージにおける非線形性を排除するため、好
ましくは、シフト時間は変速比進行の所定の中間部分の
期間中に経過した時間として定義される。図5を参照す
ると、図示の実施例では、シフト時間はインターバル
(時間期間)ta−tbとして定義され、変速比の進行
は時間taで20%の完了度、時間tbで80%の完了
度である。
【0036】上述のように、所望のシフト時間からの測
定シフト時間のずれに基づいて適当な圧力修正を行うの
が困難なのは、シフト時間と制御圧力との間の関係が非
線形なためである。上記米国特許第4,653,350
号明細書に開示されているように、圧力修正ゲインテー
ブルが一定の所望のシフト時間における非線形性を補償
する。しかし、所望のシフト時間は作動条件の変化に伴
って変化し、従って、単一のゲインテーブルでは非線形
性をモデル化できない。これを図6に示すが、図6にお
いては、実線曲線は制御される圧力の関数としての測定
シフト時間を示す。DSTaの所望のシフト時間、MS
Taの測定シフト時間、従ってDELTAのシフト時間
誤差を有する第1シフトはPEaの圧力誤差のために生
じる。DSTbの所望のシフト時間、MSTbの測定シ
フト時間、従って同じDETAのシフト時間誤差を有す
る第2シフトは圧力誤差PEaより大きな圧力誤差PE
bのために生じる。明らかに、所望のシフト時間に応じ
て一定のシフト時間誤差を修正するためには異なる圧力
修正が必要である。
【0037】本発明によれば、上述の困難は、図6に示
す経験的に導いた関数をTCU190に記憶させ、測定
シフト時間及び所望のシフト時間を記憶させた関数に適
用して、所要の圧力修正(誤差)を直接決定することに
より、克服する。決定した圧力誤差は低シフトトルク適
応修正セル及び高シフトトルク適応修正セルの中から割
り当てられ、セル誤差値はこれらを積分して適応修正値
を得る。
【0038】本発明の制御装置の概略構成を図7に示
す。ブロック220、222は各スケジュールしたアッ
プシフトの完了時の全体の圧力誤差PEを決定する。ブ
ロック220は目標変速比Rdes及びシフトトルクS
TQの見積もり値の関数として所望のシフト時間(DS
T)を提供する。シフトトルクSTQはシフトを完了さ
せるに必要な慣性トルクとギヤセット入力トルクとの合
計に従って決定される。ギヤセットトルクはエンジン出
力トルクとトルクコンバータ24により提供される見積
もりトルク倍率との積に関連して計算する。慣性トルク
はシフト開始時のタービン速度Ntに関連して見積もる
ことができる。ブロック220内に示す曲線224は一
定の目標比に対する記憶したDST対STQの関係を表
す。
【0039】ブロック220にて発生した所望のシフト
時間DST、測定したシフト時間MST及び目標変速比
Rdesは圧力誤差PEを発生させるためのブロック2
22への入力として提供される。ブロック222は、図
6に示した関数と同様、各目標変速比に対する測定シフ
ト時間MSTと変速機のライン圧力との間の経験的に導
いた関係を記憶している。測定シフト時間MST及び所
望シフト時間DSTは記憶された関数(関係)に適用さ
れ、対応するライン圧力値Pmst、Pdstを決定す
る。圧力値の差(Pmst−Pdst)は圧力誤差出力
PEを形成する。重要なことは、圧力誤差は正の値でも
負の値でもとることができ、同じ型式の以後のシフトに
おいて、スケジュールしたライン圧力を増大(正の場
合)又は減少(負の場合)させる。
【0040】ブロック222からの圧力誤差は制御装置
の特徴付け部分230へ適用される。制御装置のこの部
分は圧力誤差出力PEに基づき高低の圧力修正量PCh
i、PCloを形成する。これらの修正量はシフトトル
クSTQの関数として圧力修正の2点テーブルを定義づ
ける。図10ー12のフローチャートに関連して後述す
るが、シフト期間中の圧力指令信号はスケジュールした
基礎圧力と、2点修正テーブルから決定した修正値との
組合せ関数として決定される。
【0041】誤差特徴付け制御部分230は、ブロック
232ー238の作動を介して、高低の圧力誤差値PE
hi、PElo間で圧力誤差PEを最初に割り当てる。
ブロック232、236はシフトトルクSTQに関連し
て高低のセル重量因子HCWF、LCEFを発生させ、
これらの重量因子HCWF、LCWFはブロック23
8、234における圧力誤差PEに適用されて、高低の
圧力誤差値PEhi、PEloを形成する。高低の圧力
誤差値PEhi、PEloはブロック242、240で
個々に積分され、ブロック244のゲインテーブルに適
用されて、高低の積分因子IFhi、IFloを形成す
る。これらの積分因子IFhi、IFloはブロック2
48、246におけるPEhi、PEloにそれぞれ適
用され、高低の圧力修正項PChi、PCloを形成す
る。
【0042】ここで、図8ー9及び図10ー12を参照
すると、図8のフローチャートは本発明の制御を実施す
る際に車両の作動中に周期的に実行される主コンピュー
タプログラムを示す。ブロック240は、種々の項目及
びタイマー値を初期の状態に設定するために車両の各作
動の開始時に実行する一連のプログラムインストラクシ
ョンを示す。その後、フローチャートの流れに従ってブ
ロック242ー250を順々にしかも反復して実行す
る。
【0043】ブロック242においては、前述のTCU
190が図1で示した種々の入力を読取り、必要ならル
ープタイマーをアップデートさせる。ブロック244は
所望の変速比Rdes及び、所望の変速比を達成するた
めのソレノイド作動弁A、B、Cの所要の状態を決定す
る。所望の変速比Rdesはエンジンのスロットル位置
TPS及び車速Nvの所定の関数として普通の方法で決
定できる。
【0044】図9のフローチャートにおいて更に詳細に
説明するが、ブロック246は所望のライン圧力LPd
esを決定する。ブロック248は所望のライン圧力L
Pdesを電力モータ80のためのPWMデューティサ
イクルに変換し、電力モータ80、TCCバイアス弁1
08、ソレノイド作動弁A、B、Cを含む種々の電気液
圧素子を適当に付勢する。図10ー12のフローチャー
トにおいて更に詳細に説明するが、ブロック250は図
7の制御装置の構成図に関連して上述したように適応圧
力修正値を発生させる。
【0045】図9のライン圧力を決定するフローチャー
トを参照すると、ブロック260をまず実行して、自動
変速機14が非シフトモードにあるか、エンジンブレー
キモードにあるか、又はガレージシフトが進行中かを判
定する。これらの状態のうちのいずれかである場合、ブ
ロック262を実行して、モード特定検索テーブル(説
明しない)を利用して所望のライン圧力PLdesを決
定する。その他の場合は、自動変速機14はシフトモー
ドにあり、ブロック264ー270を実行して、シフト
トルクSTQ及び車速Nvの関数として基礎ライン圧力
LPdesを検索し、適当な偏り量OSを加え、適応修
正量LPadを検索し、適用する。
【0046】ブロック266で示される偏り量はダウン
シフト偏り量OSds及び温度偏り量OStmpを含
む。ダウンシフト偏り量OSdsはギヤ及び車速Nvの
関数として決定され、温度偏り量OStmpは変速機の
オイル温度の関数として決定される。
【0047】図7の制御装置に関連して上述したよう
に、適応圧力修正値LPadはシフトトルクSTQ及び
目標変速比の関数として決定される。この検索は図7に
関連して決定された高低の圧力修正値PChi、PCl
o間の補間を含む。
【0048】図10ー12の適応アップデートについて
のフローチャートにおいては、TCU190は図5に関
連して定められた如きシフト時間ta−tbを測定し、
図7に関連して定められた如き高低の圧力修正項PCh
i、PCloを発生させる。単一比のアップシフトが進
行中でない場合(ブロック282で判定)は、フローチ
ャートのライン(線)284にて示すように、ルーチン
の以後の実行を行わない。アップシフトが進行中である
と判定された場合は、ブロック286が作動して、比の
完成(RATCOMP)の百分率が少なくとも20%に
到達したか否かを判定する。
【0049】ブロック288で判定されるように、比の
完成の百分率が最初に20%に到達すると、ブロック2
90を実行して、シフト時間ta−tbを測定するため
のシフトタイマーを初期化する。ブロック292にて判
定されるように、比の完成の百分率が80%に到達する
と、ブロック294ー298を実行して、シフト進行中
インジケータ(表示器)をリセットし、シフトタイマー
を停止させ、図7のブロック220に関連して上述した
シフトトルクSTQ及び目標変速比Rdesに関して所
望のシフト時間DSTを検索する。更に、ブロック30
0は図7のブロック222に関連して上述した測定シフ
ト時間MST及び所望のシフト時間DSTに対応する圧
力Pldt、Pmdtを決定し、ブロック302は差
(Pmdt−Pldt)に従って全体の圧力誤差PEを
決定する。この差は正であっても負であってもよく、図
9のブロック264で決定された基礎圧力指令信号を増
大(正の場合)又は減少(負の場合)させる。
【0050】図10ー12を参照すると、ブロック32
0ー322をまず実行し、全体の圧力誤差PEの値が+
dbとーdbとで画定されるデッドバンド内に存在する
場合は、全体の圧力誤差をゼロに設定する。次いで、ブ
ロック324ー326を実行し、高低のセル重量因子H
CWF、LCWFに基づき、高低の圧力誤差セルPEh
i、PElo間で全体の圧力誤差を割り当てる。図7の
ブロック232、236で示したような重量因子はシフ
トトルクSTQに関連して決定される。
【0051】ブロック328ー334は低セル圧力誤差
PEloを低セル適応修正積分項ACIloと比較す
る。PEloが十分に負で、ACIloが正の場合(ブ
ロック328ー330で判定)は、ブロック336を実
行し、ACIloをゼロにリセットする。同様に、PE
loが十分に正で、ACIloが負の場合(ブロック3
32ー334で判定)は、ブロック338を実行し、A
CIloをゼロにリセットする。その他の場合は、ブロ
ック340を実行し、ACIloにPEloを加えて、
積分項をアップデートする。
【0052】ブロック342ー348は高セル圧力誤差
PEhiを高セル適応修正積分項ACIhiと比較す
る。PEhiが十分負で、ACIhiが正の場合(ブロ
ック342ー344で判定)は、ブロック350を実行
し、ACIhiをゼロにリセットする。同様に、PEh
iが十分正で、ACIhiが負の場合(ブロック346
ー348で判定)は、ブロック352を実行し、ACI
hiをゼロにリセットする。その他の場合は、ブロック
354を実行し、ACIhiにPEhiを加えて、積分
項をアップデートする。
【0053】ブロック328ー338及びブロック34
2ー352は一緒になって作動し、圧力誤差PEの決定
に際し疑似のデータの影響を減少させる。それぞれの誤
差セルの符号が突然変わったときに積分項をリセットす
ることにより、疑わしい圧力誤差情報に基づく適応圧力
修正を回避する。
【0054】次いで、ブロック358を実行し、図7の
ブロック244に関連して上述したACIhi、ACI
loにそれぞれ基づく高低の積分因子IFhi、IFl
oを決定する。次いで、ブロック360ー362がIF
hi、IFloを対応する高低の圧力誤差セルPEh
i、PEloに適用して、高低の圧力修正項PChi、
PCloを形成する。最後に、ブロック364を実行
し、目標変速比Rdesの関数として圧力修正項PCh
i、PCloを記憶させ、図9のブロック268におい
てアドレスする2点適応圧力修正テーブルをアップデー
トする。
【図面の簡単な説明】
【図1】(コンピュータベースの)制御ユニットにより
本発明に従って制御される(5速)自動変速機の一部の
構成図である。
【図2】(コンピュータベースの)制御ユニットにより
本発明に従って制御される(5速)自動変速機の残りの
部分の構成図である。
【図3】図1、2の自動変速機のクラッチの状態を示す
表である。
【図4】1つの変速比から別の変速比へのシフトを行う
に必要な電気的状態の変化を示す表である。
【図5】ダウンシフト期間中の変速機の変速比の変化を
示すグラフである。
【図6】測定シフト時間対圧力特性を示すグラフであ
る。
【図7】本発明の制御装置の概略構成図である。
【図8】本発明の制御を実施するに当って図1の制御ユ
ニットにより実行されるコンピュータプログラムインス
トラクションを表すフローチャートである。
【図9】本発明の制御を実施するに当って図1の制御ユ
ニットにより実行されるコンピュータプログラムインス
トラクションを表すフローチャートである。
【図10】本発明の制御を実施するに当って図1の制御
ユニットにより実行されるコンピュータプログラムイン
ストラクションを表すフローチャートである。
【図11】本発明の制御を実施するに当って図1の制御
ユニットにより実行されるコンピュータプログラムイン
ストラクションを表すフローチャートである。
【図12】本発明の制御を実施するに当って図1の制御
ユニットにより実行されるコンピュータプログラムイン
ストラクションを表すフローチャートである。
【符号の説明】
14 自動変速機 68 圧力調整弁 80 モータ 190 変速機制御ユニット C2、C3、C5 クラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−300559(JP,A) 特開 昭63−43059(JP,A) 特開 平1−169164(JP,A) 特開 平2−21059(JP,A) 特開 昭62−224764(JP,A) 特開 平4−224360(JP,A) 特開 平2−300559(JP,A) 特開 昭62−165050(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現在の変速比から目標の変速比へ自動変
    速機をシフトさせるように係合可能な流体作動式のトル
    ク伝達装置(C2、C3、C5)と、前記トルク伝達装
    置を係合させるために圧力指令信号に従って当該トルク
    伝達装置へ供給される流体圧力を規制するための規制手
    段(68、80)とを有する自動変速機(14)のため
    の制御装置において、 目標の変速比へのシフト期間中に、変速比の変化の測定
    持続期間に対応する測定シフト時間信号を形成するため
    の測定手段(190)と; 変速比の変化の所望の持続時間に対応する所望のシフト
    時間信号を形成するための手段(190)と; 前記所望のシフト時間信号及び前記測定シフト時間信号
    に基づき、所定のシフト時間対供給圧力特性から、前記
    所望の持続時間及び前記測定持続時間にそれぞれ対応す
    る第1圧力信号及び第2圧力信号を形成するための手段
    (190)と; 前記第1圧力信号と前記第2圧力信号との間の差に関連
    する圧力修正信号を形成するための手段(190)と; 前記トルク伝達装置の以後の係合期間中に、前記圧力修
    正信号に従って前記所定の圧力指令信号を調整するため
    の修正手段(190)と; を有することを特徴とする制御装置。
  2. 【請求項2】 前記修正手段が、前記圧力修正信号の積
    分に関連してゲイン因子を形成する手段と;前記圧力修
    正信号と前記ゲイン因子との積に従って前記所定の圧力
    指令信号を調整する手段と;を有することを特徴とする
    請求項1の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記圧力修正信号の積分に関連して当該
    圧力修正信号の符号が変化したときに、前記ゲイン因子
    をリセットするための手段を更に備えたことを特徴とす
    る請求項2の制御装置。
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