JP2581762B2 - 自動変速機のライン圧制御装置 - Google Patents

自動変速機のライン圧制御装置

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JP2581762B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動変速機の変速制御を司どるライン圧制御
装置に関するものである。
(従来の技術) 自動変速機はライン圧により各種摩擦要素(クラッチ
やブーキ等)を選択的に油圧作動させて所定変速段を選
択し、作動させる摩擦要素の変更により他の変速段への
変速を行う。
ところで、上記のライン圧は伝達すべきトルクに対応
したものであるを要し、これより低いと摩擦要素が滑っ
て早期摩耗し、高いと大きな変速ショックを生ずる。
そこで従来ライン圧を制御するに当っては、例えば19
87年日産自動車(株)「RE4R01A型オートマチックトラ
ンスミッション整備要領書」(A261C07)に記載の自動
変速機における如く、第12図に対応するテーブルデータ
からエンジン負荷(トルク)を代表するスロットル開度
THに対応するデューティDをライン圧ソレノイドに付与
し、これによりライン圧PLを同図に示す如くに制御する
ことが行われていた。
(発明が解決しようとする課題) しかし、かようにライン圧をリアルタイムにスロット
ル開度に応じた値に制御する方式では、踏込んでいるア
クセルペダルを急に戻してスロットル開度を急減する
時、自動変速機の伝達トルクが未だそれに見合った小さ
なものにならないうちに、ライン圧が、減少したスロッ
トル開度に対応するものに急低下され、ライン圧が要求
より低いものにされるという問題を生じていた。この実
情を2〜3のケースについて次に説明する。
ストール状態からアクセルペダルを釈放した直後は、
エンジン回転数の低下によって発生するイナーシャトル
クがエンジン出力トルクより大きい。それにもかかわら
ず、ライン圧がスロットル開度(エンジン出力トルク)
に応じた値に急低下されるため、このライン圧により作
動される摩擦要素は上記イナーシャトルクに対して容量
不足となり、滑って寿命低下を招いたり、ジャダーを発
生する。
又例えば第6図に示すように、スロットル開度TH=0/
8の停車状態から瞬時t1に発進しようとしてスロットル
開度THを4/8に開くも、直ちに瞬時t2でTH=0/8に戻すよ
うなアクセル操作をした時を考えると、エンジン出力ト
ルクが図示の如くに変動してTH=0に戻した後も低下遅
れにともなって瞬時t3迄比較的大きなトルク値を示す。
これに対しライン圧PL(ライン圧ソレノイド駆動デュー
ティD)は図中実線の如くTH=0/8に戻すと同時にこれ
に対応した値に低下され、T0期間中においてライン圧が
エンジン出力トルクに対し低過ぎ、この場合も摩擦要素
の容量不足によりジャダーを生ずる。
更に例えば第9図及び第11図に示す如く瞬時t1にスト
ール状態からアクセルペダルを釈放した場合を考える
と、エンジン回転数Neが慣性のため図示の如く徐々に低
下するのに対し、ライン圧PLはアクセルペダルの釈放瞬
時t1に実線の如くスロットル開度に応じた値に低下され
る。従って、エンジン回転数の低下遅れの間、トルクコ
ンバータから大きなトルクが自動変速機に入力されるに
もかかわらず、ライン圧PLが瞬時t1にスロットル開度0
に対応した値に低下されることとなり、この間ライン圧
が低過ぎて摩擦要素の容量不足にともなうジャダーを生
ずる。
本発明はライン圧の低下を実情に合せて遅らせること
により上述の諸問題を解決することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明はこの目的のため第1図に概念を示す如く、ラ
イン圧により各種摩擦要素を選択的に油圧作動させて所
定変速段を選択し、前記ライン圧をエンジン負荷の上昇
に応じ高めるようにした自動変速機において、 前記エンジン負荷の変化速度を検出するエンジン負荷
変化率検出手段と、 該手段により検出したエンジン負荷の変化速度から、
エンジン負荷の低下速度が設定以上のエンジン負荷急減
状態であるのを検知するエンジン負荷急減検知手段と、 該手段によりエンジン負荷の急減状態が検知される
時、該検知時の直前におけるエンジン負荷を初期値と
し、前記エンジン負荷の急減に伴うエンジン回転数の低
下割合に見合った所定割合で減少する擬似エンジン負荷
を設定する擬似エンジン負荷設定手段と、 エンジン負荷の急減時は、実際のエンジン負荷に代え
て前記擬似エンジン負荷を基にライン圧を制御するよう
にしたエンジン負荷急減時用ライン圧制御手段とを設け
たことを特徴とするものである。
(作 用) 自動変速機はライン圧により各種摩擦要素を選択的に
油圧作動させて所定変速段を選択することができる。そ
してライン圧を基本的にはエンジン負荷の増大に応じ高
め、これにより摩擦要素の締結容量を適正にして摩擦要
素の滑りや変速ショックを防止する。
ところで、エンジン負荷急減検知手段が、エンジン負
荷急減検出手段により検出されたエンジン負荷の変化速
度から、エンジン負荷急減状態であるのを検知する時、
擬似エンジン負荷設定手段は、エンジン負荷急減状態の
検知直前におけるエンジン負荷を初期値とし、エンジン
負荷の急減に伴うエンジン回転数の低下割合に見合った
所定割合で減少する擬似エンジン負荷を設定する。そし
て、エンジン負荷急減時用ライン圧制御手段は、当該エ
ンジン負荷の急減時、実際のエンジン負荷に代えて上記
擬似エンジン負荷を基にライン圧を制御する。
従って、エンジン負荷の急減時、自動変速機の伝達ト
ルクの低下が遅れると雖も、これに符合するようライン
圧を徐々に低下させ得ることとなり、当該エンジン負荷
の急減時においてライン圧が低くなり過ぎることがなく
なり、この間、摩擦要素が締結容量不足を生じて寿命低
下を招いたり、ジャダーが発生するのを防止することが
できる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基き詳細に説明する。
第2図は本発明一実施の態様になるライン制御装置を
具えた自動変速機の変速制御システムで、1は自動変速
機、2はその前段に設けたエンジンを夫々示す。
自動変速機1は第1シフトソレノイド3、第2シフト
ソレノイド4及びライン圧デューティソレノイド5を含
む変速制御油圧回路を内蔵したバルブボデー6を具え、
両シフトソレノイド3,4の次表に示すON,OFFの組合せに
より自動変速機1内の図示せざる各種摩擦要素をライン
圧で選択的に油圧作動させて対応変速段を得ることがで
きる。
なお、上記のライン圧はソレノイド5の駆動デューテ
ィDに応じ制御され、第12図の如くデューティDの増大
につれライン圧は低下されるものとする。
そして自動変速機1は、エンジン2の動力を選択変速
段に応じたギヤ比で変速し、図示せざる車輪に出力して
車両を走行させることができる。
ソレノイド3〜5は夫々コンピュータ7により制御
し、このコンピュータにはエンジン2のスロットル開度
THを検出するスロットルセンサ8からの信号、及び車速
Vを検出する車速センサ9からの信号を夫々入力する。
コンピュータ7はこれら入力情報を基に第3図の制御プ
ログラムを実行して、ソレノイド3〜5を介し自動変速
機1の変速制御及びライン圧制御を行うものとする。
第3図のプログラムは一定時間ΔT毎の定時割込みに
より繰返し実行されるもので、先ずステップ20において
入力情報TH,Vを読込み、次のステップ21で今回のスロッ
トル開度TH(エンジン負荷)から前回のスロットル開度
TH(OLD)を減算してスロットル開度の変化量ΔTHを求
める。ところで、第3図のプログラムが一定時間ΔT毎
に処理されることから、上記のΔTHはスロットル開度の
変化速度を示す。
ステップ22,23ではスロットル開度変化速度ΔTHか
ら、スロットル開度を|ΔTH|≧K(Kは設定値)で表
わされる高速で急減させたか否かをチェックし、それ以
外の加速走行、定速走行、緩減速走行中は、ステップ24
で今回のスロットル開度読込値THを次の割込み時ステッ
プ21で使用するためにTH(OLD)としてメモリする。次
のステップ25では、第12図に対応するテーブルデータを
基にスロットル開度読込値THに対応したデューティDを
ルックアップして決定し、ステップ26でこのデューティ
Dをソレノイド5に出力することによりライン圧PLを第
12図に示す特性に沿って通常通りに制御する。
しかしてスロットル開度THを急減させた時は、ステッ
プ27〜29及び26で本発明が目的とするライン圧制御を以
下の如くに行う。ステップ27ではスロットル開度前回値
TH(OLD)(初回はステップ24、次回以後ステップ28の
メモリ値)から前記の設定値Kを減算して擬似スロット
ル開度TH(IM)を求め、次のステップ28でこのTH(IM)
を次回の割込み時におけるステップ21,27のためにTH(O
LD)としてメモリする。この擬似スロットル開度TH(I
M)は、スロットル開度THを例えば第4図中点線で示す
如く急減させた場合につき述べると、同図中実線で示す
如く一定時間ΔT毎に設定値Kづつ低下するようなもの
となる。ステップ29では、このTH(IM)から第12図に対
応するテーブルデータを基にデューティDをルックアッ
プして決定し、ステップ26でこのデューティDをソレノ
イド5に出力することによりライン圧を決定する。
よってこのスロットル開度急減時、ライン圧はスロッ
トル開度読込値THでなく、これよりゆるやかに減少する
擬似スロットル開度TH(IM)に基いて制御させることと
なる。これがため、ストール状態からアクセルペダルを
釈放した直後は、エンジン回転数の低下によって発生す
るイナーシャトルクがエンジン出力トルクより大きいの
に対応して、ライン圧をスロットル開度読込値対応より
高くしておくことができ、この間摩擦要素が容量不足と
なって滑ったり、ジャダーを発生するのを防止すること
ができ、前記の問題をなくし得る。
第3図中ステップ30〜33ではライン圧による通常の変
速制御を行う。ステップ30では、スロットル開度TH及び
車速Vより運転状態にマッチした要求変速段を決定し、
次のステップ31でこの要求変速段が現在の選択変速段と
違うか否かにより変速すべきか否かを判別する。変速す
べきなら変速指令によりステップ32でシフトソレノイド
3,4のON,OFF切換えを要求変速段に対応するようセット
し、ステップ33でこの切換えを実行する。かかる切換え
後ステップ31はステップ33を選択し、ソレノイド3,4のO
N,OFFを上記の切換え後の状態に保って変速を進行させ
る。
第5図はライン圧制御の他の例で、図中第3図におけ
ると同様のステップを同一符合にて示す。本例では、ス
テップ40においてフラグFLGがFLG≠1と判別する間、つ
まり本発明によるライン圧制御が開始されていない間、
ステップ22,41でΔTH及びVをチェックし、本発明によ
るライン圧制御を開始すべきかどうかを判断する。ΔTH
<0且つV<VS(VSは微小設定値)以外は、本発明によ
るライン圧制御が不要であるから、ステップ42で上記の
フラグFLG及び後述のタイマTMをクリアした後、ステッ
プ25,26で通常のライン圧制御を行う。
ステップ22,41で、車速Vが微少設定値VS以下の間に
スロットル開度THを減少させた(ΔTH<0)と判別する
時、以下の如くに本発明によるライン圧制御を行う。つ
まり、ステップ43でこの時のスロットル開度THを疑似ス
ロットル開度TH(IM)としてメモリし、ステップ44で本
発明によるライン圧制御の開始を示すようにフラグFLG
を1にセットする。次のステップ45で、本発明によるラ
イン圧制御を断続時間を計測するようなタイマTMをイン
クリメントする。ステップ43,44は本発明によるライン
圧制御の開始時1回のみ実行され、以後はFLG=1のた
めステップ40がステップ45を選択する。よってΔTH<0
且つV<VSになった時のスロットル開度THが擬似スロッ
トル開度TH(IM)として保持される。ステップ46では、
上記のタイマTMが設定時間T0に達したか否かをチェック
し、T0未満の間はステップ29で上記擬似スロットル開度
TH(IM)に応じたデューティDを第12図に対応するテー
ブルデータからルックアップして決定し、ステップ26で
このデューティをソレノイド5に出力することにより本
発明のライン圧制御を行う。
しかして、ステップ46でTM≧T0になる瞬時から制御は
ステップ42,25,26へと進み、通常のライン圧制御に戻
る。
上記の本発明によるライン圧制御を、第6図中実線で
示す前記した如きスロットル開度(TH)操作を行った場
合につき述べると、擬似スロットル開度TH(IM)はアク
セルペダル釈放瞬時t2のスロットル開度4/8に保され
る。そして、瞬時t2から設定時間T0が経過する瞬時t3
の間、ライン圧PLはスロットル開度THでなく擬似スロッ
トル開度TH(IM)に基いで制御される。よってこの間ラ
イン圧PLはT0時間中、点線で示す如くTH(TM)に対応し
た値に高められてエンジン出力トルクの低下遅れに対応
され、この間も摩擦要素の容量不足を生ずることがな
く、ジャダーの発生を防止することができ、前記の問
題をなくし得る。
第7図は本発明の更に他の例を示し、本例ではコンピ
ュータ7にエンジン回転数Neを検出するセンサ10からの
信号をも入力し、このコンピュータに第8図の制御プロ
グラムを一定時間ΔT毎に繰返し実行させる。
第8図中第3図及び第5図と同様のステップは同一符
合にて示し、ステップ20ではエンジン回転数Neをも読込
む。本例では、ステップ50,51においてΔTH<−ΔTH
S(−ΔTHSは設定値となる急減速(スロットル開度THの
急減)をNe≧Neo(Neoは選択変速段毎に定めた設定エン
ジン回転数)の間に行ったと判別した時を本発明による
ライン圧制御が必要な時とし、このライン圧制御の開始
を示すように、ステップ44でフラグFLGを1セットし、
以後ステップ40がステップ50をスキップするようにな
す。ステップ52はデューティDを例えば第12図に示す設
定値DSに決定し、ステップ26の実行によりライン圧PL
D=DSに対応した一定値に保つ。
ステップ50でΔTH≧−ΔTHSと判別したり、ステップ5
1でNe≧Neoと判別する場合、ステップ53で上記のフラグ
FLGリセットした後、ステップ25,26の実行により通常の
ライン圧制御を行わせる。
上記のライン圧制御を第9図の場合につき述べると、
アクセルペダル釈放瞬時t1よりエンジン回転数Neが設定
値Neoに低下する瞬時t2迄の間、ライン圧PLは点線で示
す如くデューティD=DSに対応した一定値に保たれ、実
線で示すスロットル開度(TH=0)対応値より高くされ
ている。よって、アクセルペダル釈放瞬時t1直後におけ
るエンジン回転数Neの低下遅れに対応してライン圧PL
低下を遅らせることができ、この間にトルクコンバータ
から自動変速機へエンジン回転数の低下遅れに基く大き
なトルクが入力されると雖も、摩擦要素の容量不足はな
く、ジャダーの発生を防止することができ、前記の問
題をなくし得る。
なお第8図及び第9図の例では、第9図中瞬時t1〜t2
間においてライン圧PLを設定デューティDSに対応した一
定値にする構成としたが、第10図の制御プログラムによ
り第11図中点線で示す如くライン圧PLをエンジン回転数
Neの関数として低下させれば、一層実情にマッチしたラ
イン圧制御が可能である。
第10図のプログラムは第3図のプログラムとほぼ同様
であるが、ステップ23とステップ28との間に、第8図に
おけると同様の判別ステップ51を挿入すると共に、第3
図中のステップ27に代るステップ60を挿入する。ステッ
プ60ではTH(OLD)から、エンジン回転数Neの関数とし
て求めた値K(Ne)を減じ、擬似スロットル開度TH(I
M)を演算する。そして、ステップ29,26の実行によりこ
の擬似スロットル開度TH(IM)に基きライン圧PLを第11
図中点線で示す如くエンジン回転数Neの関数として漸減
させるとができる。これによりライン圧はアクセルペダ
ル釈放瞬時t1の直後、実線で示すスロットル開度(TH=
0)対応値より高くされることとなり、同様の目的を達
することができる。
(発明の効果) かくして本発明のライン圧制御装置は上述の如く、エ
ンジン負荷の急減時これに伴うエンジン回転数の低下割
合に見合った所定割合で減少する擬似エンジン負荷を設
定し、この擬似エンジン負荷に基づいてライン圧制御を
行わせる構成としたから、エンジン負荷の急減時自動変
速機の伝達トルクの低下が遅れると雖も、ライン圧をこ
れに対応した値にしておくことができ、摩擦要素が容量
不足により滑って寿命低下したり、ジャダーを発生する
ようなトラブルをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明ライン圧制御装置の概念図、 第2図は本発明装置の一実施例を示すシステム図、 第3図は同例におけるコンピュータの制御プログラムを
示すフローチャート、 第4図は同例における擬似スロットル開度の時系列変化
タイムチャート、 第5図は本発明の他の例を示す第3図と同様なフローチ
ャート、 第6図は同例の動作タイムチャート、 第7図は本発明装置の更に他の例を示すシステム図、 第8図は同例におけるコンピュータの制御プログラムを
示すフローチャート、 第9図は同例の動作タイムチャート、 第10図は本発明の更に別の例を示す制御プログラムのフ
ローチャート、 第11図は同例の動作タイムチャート、 第12図は一般的なライン圧変化特性図である。 1……自動変速機、2……エンジン 3……第1シフトソレノイド 4……第2シフトソレノイド 5……ライン圧デューティソレノイド 6……バルブボデー 7……コンピュータ 8……スロットルセンサ 9……車速センサ 10……エンジン回転センサ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ライン圧により各種摩擦要素を選択的に油
    圧作動させて所定変速段を選択し、前記ライン圧をエン
    ジン負荷の上昇に応じ高めるようにした自動変速機にお
    いて、 前記エンジン負荷の変化速度を検出するエンジン負荷変
    化率検出手段と、 該手段により検出したエンジン負荷の変化速度から、エ
    ンジン負荷の低下速度が設定以上のエンジン負荷急減状
    態であるのを検知するエンジン負荷急減検知手段と、 該手段によりエンジン負荷の急減状態が検知される時、
    該検知時の直前におけるエンジン負荷を初期値とし、前
    記エンジン負荷の急減に伴うエンジン回転数の低下割合
    に見合った所定割合で減少する擬似エンジン負荷を設定
    する擬似エンジン負荷設定手段と、 エンジン負荷の急減時は、実際のエンジン負荷に代えて
    前記擬似エンジン負荷を基にライン圧を制御するように
    したエンジン負荷急減時用ライン圧制御手段とを設けて
    なることを特徴とする自動変速機のライン圧制御装置。
  2. 【請求項2】前記エンジン負荷急減時用ライン圧制御手
    段は、エンジン回転数が設定値まで低下したところで、
    エンジン負荷急減時用のライン圧制御を終了するよう構
    成したことを特徴とする請求項1記載の自動変速機のラ
    イン圧制御装置。
JP63139232A 1988-06-08 1988-06-08 自動変速機のライン圧制御装置 Expired - Lifetime JP2581762B2 (ja)

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DE89110407T DE68908822T2 (de) 1988-06-08 1989-06-08 Motorlastabhängige Hydraulikdruckregelung für Fahrzeug-Automatikgetriebe.
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