JPS5930944B2 - 自動変速機の変速シヨツク軽減装置 - Google Patents

自動変速機の変速シヨツク軽減装置

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JPS5930944B2
JPS5930944B2 JP53120980A JP12098078A JPS5930944B2 JP S5930944 B2 JPS5930944 B2 JP S5930944B2 JP 53120980 A JP53120980 A JP 53120980A JP 12098078 A JP12098078 A JP 12098078A JP S5930944 B2 JPS5930944 B2 JP S5930944B2
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JP
Japan
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pressure
valve
oil passage
spool
throttle
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JP53120980A
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一喜 岩永
一彦 菅野
邦雄 大塚
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Nissan Motor Co Ltd
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/04Smoothing ratio shift
    • F16H61/06Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure
    • F16H61/065Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure using fluid control means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16H2061/0485Smoothing ratio shift during range shift from neutral (N) to reverse (R)
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/04Smoothing ratio shift
    • F16H2061/0488Smoothing ratio shift during range shift from neutral (N) to drive (D)
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動変速機の変速ショックを軽減するための装
置に関するものである。
自動変速機は通常の前進3速後退1速の場合、フロント
クラッチと、リヤクラッチと、セカンドブレーキと、ロ
ー・アンド・リバース・ブレーキとの4個の摩擦要素を
具備し、マニュアルバルブをDレンジにした前進自動変
速定行中、常時リヤクラッチを締結しておき、この状態
でセカンドブレーキを作動させることにより第1速から
第2速にシフトアップしてこの第2速を選択でき、セカ
ンドブレーキを解放作動すると共にフロントクラッチを
締結することにより第2速から第3速へシフトアップし
てこの第3速を選択できる。
更にマニュアルバルブを後退走行(R)レンジにした時
、フロントクラッチを締結すると共番こロー・アンド・
リバース−・ブレーキを作動させることで後退走行が可
能である。
そして、上記各摩擦要素の作動は、これらにレギュレー
タバルブにより調圧されたライン圧を適宜供給して行な
うが、従来レギュレータバルブには、これにスロットル
開度比例のスロットル圧を調圧因子として導入し、スロ
ットル圧比例のライン圧を作り出すよう機能させるのが
普通であった。
又、変速点の制御は、これを司どるシフトバルブに上記
スロットル開度比例のスロットル圧を車速に対応したガ
バナ圧と対向するよう導ひいて、これを行なうのが普通
であった。
しかし、かようにスロットル開度比例のスロツトル圧で
変速点を決定し、スロットル圧比例のライン圧で摩擦要
素を作動させるので、前述の如くフロントクラッチを締
結して第2速から第3速へのシフトアップを行なう時、
先ずスロットル開度を小さくしている低負荷運転中は、
変速点がほぼ一定の車速で変速した方が変速が不必要に
何度も変わらなくなってよいlこもかかわらず、この小
さなスロットル開度中も変速点の車速か変化してしまい
、又上記スロットル圧比例のライン圧でフロントクラッ
チを締結すると、このフロントクラッチの容量を低開度
から全開度にわたるあらゆるスロットル開度で最適の容
量とすることができず、これらの理由から変速ショック
を免れ得なかった。
この傾向は、フロントクラッチが前述の如く第3速選択
時と後退選択時とで兼用されるため、そのクラッチ容量
を後退選択時の大きな減速比に合せて設定することにも
起因する。
ここで、第2速から第3速へのシフトアップ時に作動し
ている摩擦要素、即ちリヤクラッチとフロントクラッチ
の要求クラッチ容量につき考察するに、リヤクラッチは
前進走行中、常時締結されているので、エンジンの出力
トルクに比例する圧力を供給しておけば足りるが、フロ
ントクラッチは上記第2速から第3速へのシフトアップ
に際し締結され、その締結時のクラッチ容量が変速ショ
ックに関与することから、フロントクラッチにはシフト
アップ時におけるエンジンの出力エネルギー、即ちエン
ジンの出力トルクと回転数とを乗じた値に比例する圧力
を供給して、クラッチ容量をエネルギー比例にする必要
がある。
又、上記シフトアップ時における変速点については、ス
ロットル開度を小さくしている低負荷運転中は、変速点
の車速を一定のままにし、それ以上のスロットル開度で
はエンジンに高負荷運転を要求していることから、変速
点の車速をスロットル開度が大きくなるにつれて高くす
る必要がある。
本発明は以上の観点から、スロットル開度に比例するス
ロットル圧をプレッシャモディファイア弁により一定の
スロットル開度以上でほぼ一定となるよう制限して、ト
ルク曲線に形状が近似した特性のプレッシャモディファ
イア圧を作り、このプレッシャモディファイア圧をレギ
ュレータバルブに供給してライン圧をトルク比例となし
、このライン圧をスロットルモジュレータバルブにより
中スロットル開度より立上がりその後はぼスロットル開
度比例となるよう調圧してスロットルモジュレータ圧を
作り、このスロットルモジュレータ圧を2−3シフトバ
ルブに供給して変速点を前記の要求が満足されるように
し、2−3シフトバルブからフロントクラッチへの油圧
供給路中にフロントクラッチ減圧弁を挿入すると共(こ
、トルク信号でもある上記プレッシャモディファイア圧
と回転信号でもある上記スロットルモジュレータ圧と(
7)積にほぼ近似するスロットル開度比例のスロットル
圧により上記フロントクラッチ減圧弁を制御して、フロ
ントクラッチに供給されるライン圧をエネルギー比例と
なるよう減圧して、変速ショックを軽減するよう自動変
速機を改良したものである。
以下、図示の実施例により本発明を詳述する。
第1図は前進3速後退1速の自動変速機の内部における
動力伝達部分の構造を示したもので、エンジンにより駆
動されるクランクシャフト100、トルク・コンバータ
101、インプットシャフト102、フロント・クラッ
チ104、リア・クラツーF−105、セカンド・ブレ
ーキ106.0−・アンド・リバース・ブレーキ101
、ワンウェイ・クラッチ108、中間シャフト109、
第1遊星歯車群110、第2遊星歯車群111、アウト
プットシャフト112、第1ガバナ・バルブ113、第
2ガバナ・バルブ114、オイル・ポンプ115より構
成される。
トルク・コンバータ101はポンプ・インペラP1ター
ビン・ランナT1ステータSより成り、ポンプ・インペ
ラPはクランク・シャフト100により、駆動され、中
ζこ入っているトルク・コンバータ作動油を回しインプ
ットシャフト102に固定されたタービン・ランナTに
トルクを与える。
トルクは更にインプットシャフト102によって変速歯
車列に伝えられる。
ステータSはワンウェイクラッチ103を介してスリー
ブ116上に置かれる。
ワンウェイクラッチ103はステータSにクランクシャ
フト100と同方向の回転すなわち矢印方向の回転(以
下正転と略称する)は許すが反対方向の回転(以下逆転
と略称する)は許さない構造になっているみ第1遊星歯
車群110は中間シャフト109に固定されるインター
ナルギヤ117、中空伝導シャフト118に固定される
サン・ギヤ119、インターナルギヤ117およびサン
・ギヤ119のそれぞれに噛み合いながら自転と同時に
公転し得る2個以上のプラネット・ピニオン120、ア
ウトプットシャフト112に固定されプラネット・ピニ
オン120を支持するフロント・プラネット・キャリア
121から構成され、第2遊星歯車群111はアウトプ
ットシャフト112に固定されるインターナル・ギヤ1
22、中空伝導シャフト118に固定されるサン・ギヤ
123、インターナル・ギヤ122およびサン・ギヤ1
23のそれぞれ噛み合いながら自転と同時に公転し得る
2個以上のプラネット・ピニオン124、該プラネット
・ピニオン124を支持するリア・プラネット・キャリ
ア125より構成される。
フロント・クラッチ104はタービン・ランナTにより
駆動されるインプットシャフト102と両サン・ギヤ1
19,123と一体になって回転する中空伝導シャフト
118とをドラム126を介して結合し、リア・クラッ
チ105は中間シャフト109を介してインプットシャ
フト102と第1遊星歯車群110のインターナル・ギ
ヤ117とを結合する働きをする。
セカンド・ブレーキ106は中空伝導シャツN 18i
こ固定されたドラム126を巻いて締付けることにより
、両サン・ギヤ119,123を固定し、ロー・アンド
・リバース・ブレーキ107は第2遊星歯車群111の
リア・プラネット・キャリア125を固定する動きをす
る。
ワンウェイ・クラッチ108はリア・プラネット・キャ
リア125に正転は許すが、逆転は許さない構造になっ
ている。
第1ガバナ、バルブ113および第2ガバナ・バルブ1
14はアウトプットシャフト112に固定され車速に応
じたガバナ圧を発生する。
次にセレクト・レバーをD(前進自動変速)位置に設定
した場合(こおける動力伝動列を説明する。
この場合は始めに前進入力クラッチであるリア・クラッ
チ105のみが締結されている。
エンジンからトルク・コンバータ101を経た動力は、
インプットシャフト102からリア・クラッチ105を
通って第1遊星歯車群110のインターナノ匹ギヤ11
7に伝達される。
インターナル・ギヤ117はプラネット・ギヤ120を
正転させる。
従ってサン・ギヤ119は逆転し、サン・ギヤ119と
一体(こなって回転する第2遊星歯車群111のサン・
ギヤ123を逆転させるため第2遊星歯車群111のプ
ラネット・ギヤ124は正転する。
ワンウェイ・クラッチ108はサン・ギヤ123がリア
・プラネット・キャリア125を逆転させるのを阻止し
、前進反力ブレーキとして働く。
このため第2遊星歯車群111のインターナル・ギヤ1
22は正転する。
従ってインターナル・ギヤ122と一体回転するアウト
プットシャフト112も正転し、前進第1速の減速比が
得られる。
この状態において車速が上がりセカンド・ブレーキ10
6が締結されると第1速の場合と同様にインプットシャ
フト102からリア・クラッチ105を通った動力はイ
ンターナル・ギヤ117に伝達される。
セカンド・ブレーキ106はドラム126を固定し、サ
ン・ギヤ119の回転を阻止し前進反力ブレーキとして
働く。
このため静止したサン・ギヤ119のまわりをプラネッ
ト・ピニオン120が自転しながら公転し、従ってフロ
ント・プラネット・キャリア121およびこれと一体に
なっているアウトプットシャフト112は減速されては
いるが、第1速の場合よりは早い速度で正転し、前進第
2速の減速比が得られる。
更に車速か上が、リセカンド・ブレーキ106が解放さ
れフロント・クラッチ104が締結されると、インプッ
トシャフト102に伝達された動力は、一方はリア・ク
ラッチ105を経てインターナル・ギヤ117(こ伝達
され、他方はフロントクラッチ104を経てサン・ギヤ
119に伝達される。
従ってインターナル・ギヤ117、サン・ギヤ119は
インターロックされ、フロント・プラネット・キャリア
121およびアウトプット・シャフト112と共にすべ
て同一回転速度で正転し前進第3速が得られる。
この場合、入力クラッチに該当するものはフロントクラ
ッチ104およびリアクラッチ105であり、遊星歯車
によるトルク増大は行われないため反力ブレーキはない
次にセレクトレバーをR(後退走行)位置に設定した場
合の動力伝動列を説明する。
この場合はフロント・クラッチ104とロー・アンド・
リバース・ブレーキ107が締結される。
エンジンからトルクコンバータ101を経た動力は、イ
ンプット・シャフト102からフロントクラッチ104
、ドラム126を通ってサン・ギヤ119.123に導
かれる。
このとき、リア・プラネット・キャリア125がロー・
アンド・リバ−ス・ブレーキ107により固定されてい
るので、サン・ギヤ119,123が正転するとインタ
ーナル・ギヤ122が減速されて逆転し、該インターナ
ル・ギヤ122と一体回転するアウトプットシャフト1
12も逆転し、後退の減速比が得られる。
第2図は本発明の変速ショック軽減装置を上記自動変速
機の変速制御回路に設けて示す油圧系統で、レギュレー
タバルブ1、マニュアルバルブ2、■−2シフトバルブ
3.2−3シフトバルブ4.3−2ダウンシフトバルブ
5、ライン圧ブースタバルブ6、プレッシャモディファ
イアバルブ7、スロットルバルブ8、スロットルフェー
ルセーフバルブ9、スロットルモジュレータバルブ10
.1速固定レンジ減圧バルブ11、アキュムレータ12
.2−3タイミングバルブ13.3−2タイミングバル
ブ14、フロントクラッチ減圧バルブ15を具え、これ
らをトルクコンバータ101、リヤクラッチ105、前
記セカンドブレーキ106(第1図参照)を作動、非作
動にするバンドサーボ106′、ロー・アンド・リバー
スブレーキ107、ガバナバルブ113,114、オイ
ルポンプ115に対し、図示の回路網により接続して構
成され、本発明の変速ショック軽減装置はプレッシャモ
ディファイアバルブ7、スロットルモジュレータバルブ
10、フロントクラッチ減圧バルブ15を主たる構成要
素とする。
オイルポンプ115はエンジンによりクランクシャフト
100、トルクコンバータ101のポンプ翼車Pを介し
て駆動され、エンジン作業中は常時図示せざるリザ゛−
バからオイルストレーナ(図示せず)を通して有害なゴ
ミを除去された油を吸い上げ、ライン圧回路16へ送り
出す。
この油を所定の圧力に調整するためのレギュレータバル
ブ1はばね1aで図中左半部lこ示す上昇位置へ附勢さ
れたスプール1bをハウジング1c内に摺動自在に嵌合
して具え、4個の室1d、le、lf。
1gを有する。
室1d、INこはライン圧回路16内の油圧が油路17
,1Bを経て供給されている。
又、室1eには、後述するDレンジ、■レンジ、■レン
ジのときのマニュアルバルブ2のポーBbから油路22
を経てライン圧が供給される。
又、11はプラグで、この上の室1jとスプール1bの
下の室1gとは油路54に接続する。
スプール1bのランド1 b’はハウジング1cの対応
突条1C′より若干小径として、両者間に可変オリフィ
スとして作用する微小隙間を設定する。
この隙間を軽で室1f内の油はドレンポーHhより常時
、ランド1b′と突条1c′とのオーバーラツプ量によ
り決定される速度で抜取られており、このオーバーラツ
プ量に比例してライン圧回路16内に高いライン圧を発
生させることができる。
又、スプール1bのランド1「もハウジング1cの孔1
Jより若干小さくして、両者間に微小隙間を設定し、こ
の隙間を経て室1f内の油を油路19よりトルクコンバ
ータ101、オイルクーラ20及び変速機内の各種潤滑
部21に供給するようにする。
ライン圧回路16のライン圧はマニュアルバルブ2に送
られ、このマニュアルバルブは運転者がセレクトレバー
(図示せず)をセレクト操作することによって、ライン
圧回路16を適宜選択的にポート’la、2b、2c、
’ldに通じさせる流体方向切換バルブの用をなし、ハ
ウジング2e内にスプール2fを摺動自在に嵌合して構
成される。
そして、スプール2・fには中立(N)、前進自動変速
走行(D)、第2速固定(II)、第1速固定(I)、
後退走行(R)及びパーキングCP)の6位置が設定さ
れており、上記セレクト操作によりスプール2fを各レ
ンジに応じて移動させる時ライン圧回路16は次表中○
印のポートに通じる。
なお、ライン圧回路16六通じないポートは全てハウジ
ング2eの両側における開口部と通じてドレンポートと
なる。
第1ガバナ・バルブ113及び第2ガバナ・バルブ11
4は前進走行中車速に対応したガバナ圧を発生するもの
で、上表から明らかなようにマニュアルバルブ2がり、
I[及びIの各前進走行レンジの時、ライン圧回路1
6と通じるポート2bより回路22を経て、先ず第2ガ
バナ・バルブ114にライン圧が送られ、車が走行すれ
ば、第2ガバす・バルブ114によりライン圧が調圧さ
れて車速に応じたガバナ圧が生じ、このガバナ圧は第1
ガバナ・バルブ113に達する。
そして、所定の車速以上になると、第1ガバナバルブ1
13がこれに導びかれていた上記ガバナ圧をガバナ圧回
路23IC出力し始める。
このガバナ圧は回路23よりi−2シフトバルブ3.2
−3シフトバルブ4及ヒ3−2ダウンシフトバルブ5に
夫々供給され、これらバルブの作動を後述の如くに制御
する。
1−2シフトバルブ3はハウジング3a内tこ2個のス
プール3b、3cを同軸、且つ摺動自在に突合せて嵌合
することにより構成する。
スプール3Cから遠いスプール3bの端面にばね3dを
作用させ、スプール3bから遠いスプール3cの端面を
室3eに臨ませる。
スプール3bに順次直径を大きくしたランド3f、3g
、3hを設け、これらランドに対する突条3i、3j、
3kをハウジング3aに形成する。
スプール3cにはランド31.3mと、これらランドよ
り大径のランド3n 、3oとを設け、ランド31に対
する2個の突条3p 、3qと、ランド3mに対する突
条3rとをハウジング3aに形成する。
1−2シフトバルブ3には図示の如くにガバナ圧回路2
3、キックダウン圧回路24、変速制御圧回路25を接
続し、更にランド31の位置により油路26又はドレン
ポート3Sに連通される油路27を接続する。
ガバナ圧回路23は室3eに接続し、キックダウン圧回
路24はスプール3bが図中右半部にあるときランド3
g 、3h間に通じ、スプール3bが図中左半部にある
ときランド3g、3h問およびランド3f、3g間「こ
通じるようfこする。
又、変速制御圧回路25はスプール3cが図中右半部に
あるときランド3m、3o間に通じ、スプール3Cが図
中左半部にあるときランド3nにて遮断されるようにす
る。
油路26はシャトル弁28の出カポ−Mこ接続し、油路
21はロー・アンド・リバースブレーキ107に接続す
る。
■−2シフトバルブ3には更に、マニュアルバルブ2の
ポート2bよりガバナバルブ113,114tこ向う油
路22の途中より分岐してリヤクラッチ105に至る油
路29から延びる油路30を接続し、ランド3nの位置
に応じて油路30に対し連通又は遮断される油路31を
1−2シフトバルブ3と2−3シフトバルブ4との間l
こ接続して設ける。
なお、油路31は、スプール3Cが図中右半部に示す位
置にあるとき、ドレンポート3tに通じる。
油路29の途中にはオリフィス74とチェックバルブ7
7とを並列に挿入する。
2−3シフトバルブ4はハウジング4a内に2個のスプ
ール4b 、4cを同軸、且つ摺動自在に突合せて嵌合
することにより構成する。
スプール4Cから遠いスプール4bの端面(こばね4d
を作用させ、スプール4bから遠いスプール4cの端面
を室4elこ臨ませ、更にスプール4b、40間にばね
4fを縮設する。
スプール4bに順次直径を大きくしたランド4g、4h
、4iを設け、これらランドに対する突条4j、4に、
41をハウジング4aに形成する。
スプール4Cには2個のランド4m、4nを形成し、ラ
ンド4mの位置に応じて途中にオリフィス73を有する
油路31と連通、又は遮断される油路32を2−3シフ
トバルブ4に接続する。
油路32は、スプール4Cが図中右半部に位置するとき
ドレンポート4rに両スプール4b、4c間にできる室
4oを油路33によりシャトルバルブ34の出力ポート
に接続する。
このシャトルバルブは一方の入力ポートを油路351こ
ヨリマニュアルバルブ2のホード2clこ接続すると共
に、他方の入力ポートを油路36に接続する。
室4eはガバナ圧回路23に接続し、ばね4dを収納し
た室4pは油路37によりキックダウン圧回路24に接
続する。
キックダウン圧回路24は、スプール4bが図中右半部
にあるときはランド4gの上側受圧面に、又スプール4
bが図中左半部にあるときはランド4gの上下両受圧面
およびランド4hの上側受圧面にキックダウン圧を作用
させるようにする。
2−3シフトバルブ4には更に、スプール4bが図中右
半部に位置するときランド4hとランド41との間に変
速制御圧を作用させ得るよう油路38を経て変速制御圧
回路25を接続すると共に、スプール4bが図中左半部
に位置するときランド4hとランド41との間に通ずる
ドレンポート4qを設ける。
3−2ダウンシフトバルブ5はハウジング5a内にスプ
ール5bを摺動自在に嵌合して構成する。
スプール5bの一端面にばね5cを作用させ、他端面を
室5dに臨ませる。
3−2ダウンシフトバルブ5には、スプール5bのラン
ド5eの位置に応じて変速制御圧回路25から延びる油
路39又はドレンポート5fに連通されるよう前記の油
路36を接続し、室5dはガバナ圧回路23に接続する
ライン圧ブースタバルブ6はハウジング6a内にスプー
ル6bを摺動自在に嵌合して具え、このスプール6bを
ばね6Cで図中左方へ附勢する。
スプール6bは条溝6ct 、5eと、この条溝6eを
室6fに通じさせる油路6gとを持つ。
このライン圧ブースタバルブ6には、スプール6bの左
行時その条溝6eに通ずる油路40と、左行時条溝6e
に通ずる油路41とを接続する。
油路40は油路32と合流させて2−3タイミングバル
ブ13及びフロントクラッチ減圧バルブ15に導びき、
油路41は油路31に接続すると共に、これら油路を油
路42によりバンドサーボ106’のサーボアプライ室
106’aに接続する。
ライン圧ブースタバルブ6には更に、条溝6dと常時通
ずる油路43を接続すると共に、スプール6bの位置に
応じ、条溝6dを介して油路43に選択的に連通される
油路44,45を接続する。
油路43はシャトルバルブ46の一方の入力ポートに、
油路44はばね6Cを収納した室6hからの油路47を
経てスロットルフェールセーフバルブ9に、又油路45
はマニュアルバルブ2のポート2cに夫夫接続する。
スロットルバルブ8はハウジング8a内にスプール8b
を摺動自在lこ嵌合して具え、このスプールにばね8C
を介してプランジャ8dを同軸に対設する。
プランジャ8dはアクセルペダルにリンケージなどを介
して連動し、アクセルペダルの踏込みにより図中上半部
に示すアイドル位置から図の右方へ押込まれ、ばね8C
のばね力を増すことができる。
スプール8bは条溝8eを有し、この条溝と常時通ずる
ようスロットル圧回路48及び油路49をスロットルバ
ルブ8に接続する。
スロットルバルブ8には更に、スプール8bの位置に応
じ、条溝8eを経てスロットル圧回路48と連通される
ドレンポート8f及びライン圧回路16からの油路50
を開口させて設け、油路49を室8gに通じさせる。
アクセルペダルの踏込みによりプランジャ8dを右方向
に移動させてばね8Cのばね力を増加させると、室8q
内の油圧がばね力に釣合うように油路50からのライン
圧をドレンポート8fヘドレンして作ったスロットル圧
をスロットル圧回路48に出力する。
かくて、スロットルバルブ8はばね8cのばね力(アク
スルペダル踏込量)に対応した、スロットル開度に比例
する、スロットル圧をライン圧の調圧により出力する。
なお、アクセルペダルをキックダウン位置に踏込むと、
プランジャ8dはばね8cを完全に撓ませてスプール8
bに消液して、このスプール8bを限界まで押込むこと
によりドレンポート8fを遮断してスロットル圧回路4
8を油路50に通じさせる。
従って、このときスロットル圧は第3図にc−dで示す
如くライン圧と同じ値になる。
スロットル圧回路48はシャトルバルブ46の他方の入
力ポートに接続すると共に、油路51を経てスロットル
フェールセーフバルブ9に導ひく。
スロットルフェールセーフバルブ9はスロットルバルブ
8のプランジャ8dをガイドするよう同じくそのハウジ
ング8a内に摺動自在に嵌合されたスリーブ9aを具え
、このスリーブの左行をばね9bで弾性的に抑止する。
ライン圧ブースタバルブ6とスロットルフェールセーフ
バルブ9とを結ぶ油路47は通常、スロットルフェール
セーフバルブ9のドレンポート9CIこ通じる。
油路51は一方でばね9bを収納した室9dに通じ、他
方でポート9eを経てプランジャ8dの拡大部8jが臨
む室9fに通じ、更にキックダウン圧回路24はポート
9gに通じる。
又、スロットルフェールセーフバルブ9には、ライン圧
回路16より分岐した油路52を導びき、この油路を通
常は遮断しておくが、後で説明するようにスリーブ9a
が図中下半部の位置にある異常時には、油路47に連通
可能とする。
かくて、プランジャ8dの前記押込み中、スロットル圧
回路48内のスロットル圧が油路51、ポート9eを経
て室9fに及んでプランジャ8dの拡大部8jに作用し
、プランジャ8dに押込み方向の力を附与してばね8C
に対向することによりアクセルペダルの踏力がばね8C
により重くなるのを防止できる。
又、プランジャ8dがキックダウン位置lこ押込まれる
と、それまでポート9gを経てドレンポー)8hに通じ
ていたキックダウン圧回路24が、ドレンポート8hか
ら遮断されると共にポート9e、室9f、ポート9gを
経て油路51と通じる。
このとき前述したようにスプール8bが図中右方に押込
まれて油路50のライン圧がそのままドレンされること
なくスロットル圧回路48に供給されるので、回路24
にはライン圧に等しいキックダウン圧が出力される。
このキックダウン圧は油路53を経てスロットルモジュ
レータバルブ10fこも供給される。
ところで、アクセルペダルとプランジャ8dとを連係す
るアクセルリンケージに異常をきたしてプランジャ8d
とアクセルペダルとの連結が外れ、図示しない戻しばね
にてプランジャ8dが図中上半部に示すアイドル位置以
上(コ戻された場合、スリーブ9aはプランジャ8dに
係合されて図中下半部に示すように左行される。
この時、スプール8bにはね8Cが作用しないので、ス
プール8bはドレンポート8fをほんのわずか開き、油
路50をほぼ閉じた状態となる。
また、油路51はポート9es室9fを経てドレンポー
ト9Cに通じてスロットル圧を零となす一方、油路47
を油路52に通じさせて、油路47にライン圧を導びく
油路4γのライン圧はライン圧ブースタバルブ6、油路
43、シャトルバルブ46を経てプレッシャモディファ
イアバルブ7に至り、ここでスプール7bが図中左半部
にある時のばね7cのばね力に等しい大きさに調圧され
、更に油路54を経てプレッシャレギュレータバルブ1
の室1g。
11に最高値で供給されライン圧を最高値まで高める。
この結果、最高値のライン圧により摩擦要素を締結する
ことにより、摩擦要素の滑りによる焼付きを生ずること
なく、車両を修理工場まで自走させ得る。
プレッシャモディファイアバルブ7はハウジングTa内
にスプール7bを摺動自在に嵌合して構成し、その一端
面にばね7cを作用させると共に、他端面を室7dlこ
臨ませる。
スプール7bに条溝7eを形成する一方、この条溝と常
時正対する出力ポードアf、 ドレンポート7g1人
カポ−ドアhをハウジング7aにそれぞれ形成する。
ポート7g、7hはスプール7bの移動中一方のポート
が開き始める時他方のポートが閉じ終えるような位置に
配置し、ポート7fを油路54により一方で室7dに、
他方でレギュレータバルブ1の室1g及びスプール1b
に対設したプラグ11が臨む室1jlこ夫々接続し、ポ
ー)7hをシャトルバルブ46の出力ポートに接続する
かくて、プレッシャモディファイアバルブ7は、ポート
7hlこ入力された油圧がばね7cのセット力(スプー
ル7bが図中左半部の位置にあるときのばね7Cのばね
力)より小さいときはスプール7bをばね7cにより図
中左半部の位置より下側に位置させてドレンポート1g
を遮断すると共tこポート7fをポー1−7hに通じさ
せており、ポート7hに入力された油圧はそのままポー
ト7f及び油路54を経てレギュレータバルブ1に供給
される。
この間中、この油圧は室γdにも導びかれており、油圧
上昇につれ、スプール7bを図中右半部に示す位置から
左半部に示す位置へばね7cのばね力に抗して押動させ
る。
しかし、それ以上にポー)7fから出力される油圧が上
昇しようとすると、スプール7bが図中左半部に示す位
置より更に上昇して、ポート7fをドレンポート7gに
通じること(こより、油路54に出力される油圧は、ス
プール7bが図中左半部に示す位置にある時のばね7C
のばね力で決定される大きさ以上にはなり得す、ポート
7hに回路48のスロットル圧がシャトル弁46を経て
供給される時、プレッシャモディファイアバルブ7から
油路54に出力される油圧は第3図にa −e −fで
示す如く、例えば2/4スロットル開度以後上昇しない
ように変化するプレッシャモディファイア圧となる。
スロットルモジュレータバルブ10は、ハウジング10
a内に、3個のランド10b、10C。
10dを有するスプール10eを摺動自在に嵌合して具
え、その一端面に、アジャスタ10fでばね力調整の可
能なばね10gを作用させ、他端面を室10hに臨ませ
る。
スプール10eのランド10b、IOC間における条溝
と常時通ずるようハウジング10aに回路25を接続し
、油路53及びマニュアルバルブ2のポート2bから延
びる油路56を、スプール10eの移動中一方の油路が
開き始める時他方の油路が閉じ終えるようハウジング1
0aに接続する。
ハウジング10aには更に、回路25の接続部と対応す
る箇所に油路57を接続し、油路57をはね10gが収
納された室10iに通じきせる。
又、室10hは油路49にてスロットルバルブ8に通じ
させる。
かかるスロットルモジュレータバルブ10は、油路49
より室10hに導びかれるスロットル圧が零の時、スプ
ール10eがばね10gにより図中下半部に示す位置に
された状態となる。
この時、マニュアルバルブ2からの油路56がスプール
10bにて回路25、油路57から遮断されると共に変
速制御圧回路25及び油路5Tが油路53、スロットル
フェールセーフ弁9のポート9gを経てドレンポート8
hに通じており、回路25及び油路574こ油圧は生じ
ない。
スロットル圧の上昇につれ、スプール10eかばね10
gに抗し図中上半部に示す位置を越えて移動し、マニュ
アルバルブ2のポート2bより油路56にライン圧が導
ひかれると、このライン圧は油路57を経て室10iに
導びかれ、ばね10gと協働してスプール10eを図中
上半部の位置に押戻しこの位置でバランスする。
かくて、スロットルモジュレータバルブ10は、油路5
6からのライン圧を室10h内に導びかれたスロットル
圧により制御しつつ、例えば第3図にg−hで示すよう
に、2/4スロットル開度より立上がり、その後はぼス
ロットル開度に比例するスロットルモジュレータ圧ヲ変
速制御圧回路25に出力することができる。
なお、スロットルバルブ8のプランジャ8dを押込んだ
キックダウン状態では、前述の如くポート9gがドレン
ポート8hから遮断され、ポート9gよりライン圧相当
のスロットル圧(第3図b −c −d参照)が油路5
3を経てスロットルモジュレータバルブ10に供給され
るため、変速制御圧回路25および油路57にはライン
圧相洒の圧力が出力されること(こなり、この圧力が室
10iに及んでスプール10eを図中左方へ限界位置ま
で押動するため、キックダウン状態では回路25に常時
第3図にh −c −dの如くライン圧相蟲の圧力が出
力されることになる。
第1速固定減圧バルブ11はハウジング11a内(こス
プール11bを摺動自在に嵌合して具え、その一端面に
ばね11Cを作用させると共に、他端面を室11dに臨
ませる。
スプール11bに条溝11eを形成し、この条溝と常時
通ずるよう油路58をハウジング11aに接続すると共
に、油路58をシャトルバルブ28の一方の入力ポート
及び室11dに通じさせる。
ハウジング11aには更にドレンポート11fを設ける
と共に、マニュアルバルブ2のポート2dからの油路5
9を接続し、これらドレンポート11fと油路59とは
スプール11bの移動中一方が開き始める時他方が閉じ
終えるよう配置する。
従って、1速固定レンジ減圧バルブ11は、■レンジセ
レクト時、マニュアルバルブ2かう油路59に出力され
たライン圧の一部をドレンポー・ト11fにドレンして
減圧し、ばね11Cが図中左半部の位置にある場合のば
ね力で決定された一定の減圧油を油路58に出力するこ
とにより後退時兼用するローアンドリバースブレーキ1
07が容量過大となるのを防止する。
マニュアルバルブ2のポー)2a、は油路60によりシ
ャトルバルブ28の他方の入力ポートに接続すると共に
、シャトルバルブ61の一方の入力ポートに接続し、ト
のシャトルバルブの出力ポートを油路62によりフロン
トクラッチ104に通じさせる。
油路60の途中にはオリフィス78とチェックバルブ1
9とを並列に挿入すると共にこの上流を分岐してアキュ
ムレータ12の室12aに通じさせる。
このアキュムレータは、段付ピストン12bと、これを
嵌め合せた段付シリンダ12cとで構成することにより
、上記室12aの他に2個の室12d、12eを画成す
ると共に、はね12fでピストン12bを図中上方に附
勢する。
室12dは油路63により油路29に、又室12eは油
路64Nこより油路42に夫々通じさせる。
油路42のアキュムレータ12より上流側にはオリフィ
ス75とチェックバルブ76とを並列に挿入する。
2−3タイミングバルブ13はハウジング13a内にス
プール13bを摺動自在に嵌合して具え、その一端面に
ばね13Cを作用させると共に、他端面を室13dに臨
ませ、室13dを油路40に通じさせる。
スプール13bはばね13Cにより図中右半部に示す下
降位置で油路65をドレンポーN3eに、又固在半部C
コ示す上昇位置で油路65を室13dを経て油路40に
通じさせる作用をなすものとする。
3−2タイミングバルブ14はハウジング14a内にス
プール14bを摺動自在に嵌合して具え、その一端面に
ばね14Cを作用させると共に、他端面を室14dに臨
ませる。
スプール14bは、油路66を経てガバナ圧回路23よ
り室14dに導びかれたガバナ圧(こ応動させ、スプー
ル14bが図中右半部に示す下降位置にある時、油路6
5がバンドサーボ106′のサーボレリーズ室106b
’fこ至る油路67と通じ、図中左半部に示す上昇位置
にある時、油路65は油路67から遮断されるものとす
る。
又油路65.67間には3−2タイミングバルブ14を
バイパスさせてチェックバルブ68とオリフィス69と
の並列回路80を介挿する。
フロントクラッチ減圧バルブ15はハウジング15a内
にスプール15bを摺動自在に嵌合して具え、その一端
面にばね15cを作用させると共に、他端面を室15d
(こ臨ませる。
スプール15b(こ条溝15eを形成してその両側にラ
ンドを設定すると共に、これらランドより大径のランド
15fを設ける。
ハウジング15aに条溝15eと常時通ずるよう油路7
0を接続し、この油路をシャトルバルブ61の他方の入
力ポートに接続する。
ハウジング1Saには更1こドレンポート15gを形成
すると共に、油路40を接続し、これらをスプール15
bの移動中一方が開き始める時他方が閉じ終えるよう配
置する。
又、ハウジング15aには油路70と対向する箇所に油
路71を接続し、この油路を室15dに通じさせ、ばね
15cを収納した室15hを油路72によりスロットル
圧回路48に接続する。
かかるフロントクラッチ減圧バルブ15は通常スプール
15bがばね15Cにより図中右半部に示す下降位置に
され、油路70をドレンポート15gから遮断し、油路
40に通じさせている。
従って、油路40に、後述する2−3シフトバルブ4の
作用下で、油路31,32を経てライン圧が導ひかれる
と、このライン圧は油路70及びシャトルバルブ61を
経てフロントクラッチ104に導びかれる。
しかし、このライン圧は油路31中のオリフィス73に
より絞られるため当初低く、その抜栓々に立上がる。
この圧力は油路71を経て室15dにも導びかれ、スプ
ール15bを図中上方へ押上げる。
一方、室15旧こはスロットル圧回路48より油路72
を経てスロットル開度lこ比例したスロットル圧(第3
図のa −b −c −d参照)が供給されており、こ
のスロットル圧はばね15Cと協力してスプール15b
を図中下向きに押下げ、この押下げ力と上記押上げ力と
が釣合う位置lこスプール15bはとどまる。
ところで、フロントクラッチ104への供給圧がその立
上がり後一定値に達すると、スプール15bは図中左半
部の位置に上昇され、油路70が油路40との連通を断
たれると共に、ドレンポーt−15gGこ通じるように
なり、図中左半部の位置でバランスする。
従って、フロントクラッチ供給圧は上記一定値以上には
なり得ない。
しかし、室15hにスロットル圧が導びかれて、フロン
トクラッチ供給圧の制御(こ関与するため、フロントク
ラッチ供給圧は、第3図にi−jで示す如くスロットル
開度の増大につれ上昇する。
なお、キックダウン状態では前述の如くスロットル圧が
ライン圧まで上昇する(第3図のb −c −d参照)
ため、これlこ応じフロントクラッチ供給圧も第3図に
j−に−1で示すように変化する。
上述の如くに構成した本発明装置を具える変速制御回路
の作用を次に説明する。
先ずレギュレータバルブ1は、その室1dにオイルポン
プ115からのポンプ圧が、又室1jにプレッシャモデ
ィファイアバルブ7からのプレッシャモディファイア圧
および、Dレンジ、■レンジ、■レンジのときのみ室1
eにマニュアルバルブ2のポート2hからのライン圧に
導ひかれて、スプール1bに図中下向きの力が附与され
、又室1gにプレッシャモディファイア圧が導びかれ、
スプール1bをばね1aのばね力とで図中上向きに押し
ている。
かくて、スプール1bはこれら力がバランスする位置に
保たれることで、このスプール位置により決定されるラ
イン圧を回路16内に作り出すことができ、このライン
圧は回路16ヨリマニユアルバルブ2の対応ポートに常
時導びかれている。
なお、Pレンジ、■レンジおよびNレンジにあっては、
レギュレータバルブ1の室1eがマニュアルバルブ2の
ポート2bを通じてドレンされる結果、レギュレータバ
ルブ1は、室1eのライン圧によりスプール1bを下向
きに押圧する力が発生しないので、回路16のライン圧
はDレンジ、■レンジ、■レンジのときに比べて高まる
ここで、運転者がマニュアルバルブ2をNレンジからD
レンジにすると、ライン圧回路16はポート2bに通じ
、ライン圧はポート2bから一方で油路56を通りスロ
ットルモジュレータバルブ10に達し、他方で油路22
,29を通りリヤクラッチ105に供給される。
油路56を経てスロットルモジュレータバルブ10に供
給されたライン圧はこのバルブにより前記スロットルモ
ジュレ−タ圧に調圧され、油路25より出力される。
油路29を通るライン圧はリヤクラッチ105に向う途
中でオリフィス74により絞られ、当初低く、その後徐
々に立上がりつつリヤクラッチ105に供給される。
このリヤクラッチ供給圧は油路63を経てアキュムレー
タ室12dにも達し、段付ピストン12bを大径側へば
ね12fに抗して押下げる。
これによりリヤクラッチ供給圧はゆっくり上昇され、リ
ヤクラッチ105はマニュアルバルブ2をNレンジから
Dレンジにした時のセレクトショックを生ずることなく
、ゆっくり締結され、このリヤクラッチの締結で自動変
速機は第1速での発進が可能な状態となる。
又、マニュアルバルブ2のポート2bより油路22に出
たライン圧はガバナバルブ113,114にも導びかれ
、これらガバナバルブは前記したように車速に対応した
ガバナ圧を回路23に出力する。
このガバナ圧は、マニュアルバルブ2のポート2bが前
述したように前進走行レンジ(D) 、 (II) 。
(I)の全てでライン圧回路16と通じ、油路22にラ
イン圧が導ひかれているため、マニュアルバルブ2が上
記前進走行レンジにある間、常時ガバナ圧回路23に出
力される。
自動車の発進後、車速が成る値になり、この車速に対応
した、回路23より1−2シフトバルブ3の室3eに達
するガバナ圧が、図中右半部位置(こあるスプール3b
、3cを、ばね3dによる下向き力と、回路25から
のスロットルモジュレータ圧がランド3m、3nの受圧
面積差に作用して生ずる下向き力とに打勝つと、スプー
ル3b。
3cは図中右半部位置から上昇する。
この間、ランド3mが突条3rから外れると、ランド3
m。
30間の室がドレンポート3Sに通じ、回路25からの
スロットルモジュレータ圧がランド3m。
3nの面積差lこ作用してスプール3Cを下向きに押し
ていた力がなくなり、スプール3b 、3cは一瞬にし
て図中左半部位置に上昇する。
これにより、油路29より分岐した油路30が油路31
に通じ、前述の如く油路29に導びかれていたライン圧
が油路30、■・−2シフトバルブ3を経て油路31に
出力される。
このライン圧はその後油路42を通りサーボアプライ室
106 a’に供給されるが、その途中でオリフィス7
5により絞られるため、サーボアプライ圧は消初低く、
その後徐々lこ立上がる。
このサーボアプライ圧は油路64を経てアキュムレータ
室12eにも達し、前述の如く下降位置にある段付ピス
トン12bをはね12fとの共働により押戻す。
これによりサーボアプライ圧はゆっくり上昇し、バンド
サーボ10&’はセカンドブレーキ106をゆっくり作
動させる。
このセカンドブレーキの作動により自動変速機は、前記
したリヤクラッチ105の締結と相俟って第1速から第
2速へシフトアップされるが、このシフトアップ時の変
速ショックをアキュムレータ12の上記作動により緩和
できる。
第2速での走行中車速が更に上昇すると、この車速に対
応した、回路23より2−3シフトバルブ4の室4eに
達するガバナ圧は、図中右半部位置にあるスプール4b
、4cを、ばね4dによる下向き力と、回路25.3
8からのスロットルモジュレータ圧がランド4hとラン
ド41との受圧面積差lこ作用して生ずる下向き力とに
打勝ち、スプール4b、4cを図中右半部位置から上昇
させる。
この間ランド4hが突条4kから外れると、ランド4h
、4d間の室がドレンポート4qに通じて上記スロット
ルモジュレータ圧による下向き力がなくなり、スプール
4b、4cは一瞬にして図中左半部位置に上昇する。
これにより、油路31に油路32が通じ、前述の如く油
路31に導びかれていたライン圧は2−3シフトバルブ
4及び油路32を経て油路40に出力される。
このライン圧は油路40より、一方でライン圧ブースタ
バルブ6の通路6e 、6gを経て室6fに及び、スプ
ール6bをばね6cに抗して図中上半部位置から下半部
位置へ右行させ、他方で2−3タイミングバルブ13の
室13d及びフロントクラッチ減圧バルブ15の対応ポ
ートに導ひかれる。
ところで、油路40に導びかれるライン圧は油路31の
途中に設けたオリフィス73で絞られているため、当初
低く、その後、徐々に立上がる。
従って、油路40より室13dに導びかれた油圧は消初
スプール13bをばね13Cに抗して上昇させ得す、ス
プール13bは図中右半部位置にあり、同様に油路40
よりフロントクラッチ減圧バルブ15の室15dへ油路
71を経て導ひかれた圧力も、当初スプール15bを、
ばね15ctこよる下向き力と、スロットル圧回路48
より油路72を経て室15旧こ達したスロットル圧(こ
よる下向き力とに打勝って図中右半部位置から上昇させ
得ない。
これがため、油路40より室13dに供給された圧力は
ここで行止まり、油路40よりフロントクラッチ減圧バ
ルブ15に供給された圧力はそのまま油路70及びシャ
トルバルブ61を通り、油路62を経てフロントクラッ
チ104に供給される。
その後油路40内の圧力が立上がり、これでスプール1
5bが図中左半部位置に上昇された後は、フロントクラ
ッチ減圧バルブ15の前記した調圧作用によりフロント
クラッチ104にはライン圧そのものでなく、これを前
記の如く減圧し油路72のスロットル圧に応じて調圧す
ることによりエンジンの出力エネルギにほぼ比例された
圧力が供給される。
この間、油路40内の圧力が2−3タイミングバルブ1
3のばね13Cに打勝つ値Gこ上昇した時点で、この圧
力はスプール13bを図中右半部位置から左半部位置に
上昇させ、室13dを油路65に通じさせ、油路40よ
り室13dに達していた圧力が油路65に出力される。
その後、この圧力は油路65よりチェックバルブ68を
設けた油路80を経由し、油路67を経てサーボレリー
ズ室106 b’に供給される。
サーボレリーズ室i 06 b’cこライン圧が供給さ
れると、バンドサーボ106のピストンはサーボアプラ
イ室106a’側よりサーボレリーズ室106 b’の
方が受圧面積が大きいため、上記ピストンはサーボアプ
ライ室106 a’側へ押戻される。
以上の作用によりフロントクラッチ104への供給圧が
成る値以上になってこのフロントクラッチを締結開始し
た後初めてサーボレリーズ室106 b’への圧力供給
(バンドサーボ106′によるセカンドブレーキ106
の開放)を行なわせることができ、フロントクラッチの
締結をセカンドブレーキの作動と若干オーバーラツプさ
せて、両者が共に解放されることによりエンジンが空吹
きするのを防止しつつ、フロントクラッチ104の締結
により、リヤクラッチ105の前記した締結保持と相俟
って自動変速機を第2速から第3速へシフトアップさせ
ることができる。
第3速での走行中、車速が成る値以上で、この車速に対
応した、回路23より3−2ダウンシフトバルブ5の室
5dに至るガバナ圧により当該バルブのスプール5bが
ばね5cに抗し図中左半部位置に上昇された状態におい
て、アクセルペダルを踏込みスロットル開度を増すと、
このスロットル開度に対応した、変速制御圧回路25よ
り油路39を経て3−2ダウンシフトバルブ5に至るス
ロットルモジュレータ圧が、ランド5eとランド5gと
の受圧面積差に作用して、ばね5Cとの共働によりスプ
ール5bを図中右半部位置に押下げる。
これにより、油路36,39間が導通し、スロットルモ
ジュレータ圧は油路39,36及びシャトルバルブ34
を経て2−3シフトバルブ4の室4oに入り、スプール
4cを室4e内のガバナ圧lこ打勝って図中左半部位置
から右半部位置へと押下げる。
これにより油路31,32間が遮断され、油路32への
ライン圧供給を断たれると同時に、油路32はドレンポ
ート4rに通じ、第3速でフロントクラッチ104及び
サーボレリーズ室106 b’に供給されていた圧力は
次に説明する如くに抜取られる。
即ち、フロントクラッチ圧は、フロントクラッチ減圧バ
ルブ15の室15dに圧力が生じなくなるため、スプー
ル15bかばね15Cにより図中右半部位置にされて油
路40゜70間を導通していることから、油路62、シ
ャトル弁61、油路70,40.32及びドレンポート
4rを経て比較的速やかに抜取られる。
一方、サーボレリーズ圧は、2−3タイミングバルブ1
3の室13dに圧力が生じなくなるため、スプール13
bがはね13Cにより図中右半部位置にされて油路65
をドレンポート13eに通ずることから、油路67、油
路80、オリフィス69、油路65及びドレンポーN3
eを経て比較的ゆ□っくり抜取られる。
ここで、車速がある程度低くなると、この車速に対応し
た、ガバナ圧回路23より油路66を経て3−2タイミ
ングバルブ14の室14dに及ぶガバナ圧はスプール1
4bをばね14cに抗して図中左半部位置に上昇させ得
ず、スプール14bは図中右半部位置に下降して、油路
65,67間を通ずる。
この場合、サーボレリーズ圧は油路67.3−2タイミ
ングバルブ14、油路65、ドレンポーN3eを経て前
記車速が高いときより比較的速やかに抜取られる。
以上の作用により、フロントクラッチ圧の抜けに対しサ
ーボレリーズ圧は、車速か高い場合、オリフィス69で
決定されるゆっくりした速度で、又車速が低い場合、比
較的速く抜取られる。
これがため、高車速ではフロントクラッチ104の解放
に対してバンドサーボ106’(セカンドブレーキ10
6)の作動が遅れ、ニュートラルインタバルを長くとる
ことができ、その間にエンジン回転が車速に見合うだけ
上昇し、変速ショックを少なくして第3速から第2速へ
のシフトダウンを行なうことができる。
又、低車速では、フロントクラッチ104の解放に対す
るセカンドブレーキ106の作動遅れを少なくシ、この
作動遅れを、丁度エンジン回転が車速に見合う分だけ上
昇するに必要な時間に合せることができ、上記シフトダ
ウン時の変速ショックを軽減可能である。
なお、3−2ダウンシフトバルブ5は、車速が低下し、
室5dに及ぶガバナ圧がこれに対応して低下する時も、
スロットル開度を増した場合につき前記したと同様の作
用を生じ、同様な第3速から第2速へのシフトダウンを
自動変速機に行なわせることができる。
次に、車速が更に低下すると、■−2シフトバルブ3の
室3e内におけるガバナ圧がばね3dのばね力に抗しき
れず、このばねでスプール3b。
3cは図中左半部位置より右半部位置に下降して油路3
0,31間を遮断すると共に、油路31をドレンポート
3tに通じさせる。
これにより、サーボアプライ室106 a’に供給され
ていたライン圧は油路42のチェックバルブ76を通り
、油路31及びドレンポート3tを経て抜取られ、バン
ドサーボ106′の解放作動によりセカンドブレーキ1
06は作動解除される。
かくて、摩擦要素はりャクラッチ105のみが締結され
ることになり、自動変速機は第2速から第1速へシフト
ダウンされる。
その後マニュアルバルブ2をNレンジに戻スト、ポート
2bがドレンされることから、リヤクラッチ105に供
給されていたライン圧は油路29、チェックバルブ77
、油路22を通りマニュアルバルブ2のポート2bより
抜取られ、自動変速機は全ての摩擦要素が非作動にされ
、動力伝達の行なわれない中立状態となる。
なお、前記した第3速での走行中、アクセルペダルをい
っばい踏込んでキックダウン状態にすると、前記した如
くスロットルバルブ8のプランジャ8dが図中右方へ限
界まで押込まれて、回路24にキックダウン圧(ライン
圧)が出力される。
このキックダウン圧は一方で1−2シフトバルブ3のポ
ート3uに、他方で2−3シフトバルブ4の室4qに油
路37を経て夫々供給される。
室4q)こ供給されたキックダウン圧は、図中左半部位
置にあるスプール4bのランド4gの上下両受圧面とラ
ンド4hの上側受圧面とに作用し、ばね4dとの共働に
よりスプール4b、4cを図中右半部位置に押下げる。
これにより2−3シフトバルブ4は前述したと同様にし
て自動変速機を第3速から第2速にシフトダウンさせる
又、車速が更に低下すると、回路24から1−2シフト
バルブ3のポート3uに供給されたキックダウン圧は、
ランド3hの上側受圧面、ランド3gの上下両受圧面、
およびランド3fの下側受圧面に作用し、ばね3dと共
働してスプール3b、3cを室3e内のガバナ圧に抗し
図中左半部位置から右半部位置へ押下げる。
これにより1−2シフトバルブ3は前述したと同様にし
て自動変速機を第2速から第1速へシフトダウンさせる
第1速での走行中キックダウン状態にすると、前記した
如く回路25に出力されるライン圧が1−2シフトバル
ブ3の図中右半部位置にあるスプール3cのランド3m
、3n間における受圧面積差に作用すると共に、2−3
シフトバルブ4の図中右半部位置にあるスプール4bの
ランド4h。
41間における受圧面積差に作用し、夫々の、スプール
を下向きに押している。
又、回路24のキックダウン圧は1−2シフトバルブ3
の図中右半部位置にあるスプール3bのランド3g、3
h間(こおける受圧面積差に作用すると共に、2−3シ
フトバルブ4の図中右半部位置にあるスプール4bのラ
ンド4gに作用し、夫々のスプールを下向キに押してい
る。
更に両シフトバルブ3,4のスプールには夫々ばね3d
、4dによる下向きの力が働いている。
各シフトバルブ3,4のスプールには上記の下向き力に
対向するよう室3 e +4e内においてガバナ圧が作
用し、ガバナ圧が1−2シフトバルブのスプールに加わ
る下向き力に打勝つような車速になると、前記したよう
にして1−2シフトバルブ3は第1速から第2速へのシ
フトアップを行ない、カバナ圧が2−3シフトバルブ4
のスプールに加わる下向き力に打勝つような車速になる
と、前記したようにして2−3シフトバルブ4は第2速
から第3速へのシフトアップを行なうことができる。
しかし、両シフトバルブ3.4のスプールに加わる下向
き力は上述した処から明らかなように、前記した通常の
スロットル開度時における下向き力より太きいため、通
常のスロットル開度時より高速になるまでシフトアップ
せず、低速ギヤの大きな駆動力で加速できる。
次に、マニュアルバルブ2をDレンジにシタ第3速での
走行中、■レンジにセレクトした場合の作用を次に説明
する。
Dレンジにした第3速での走行中は、油路40に導びか
れたライン圧が条溝6e、油路6gを通り室6fに達し
、スプール6bを図中上半部位置から下半部位置へばね
6cに抗して移動させ、このスプール位置はその後油路
31.41より条溝5e、油路6gを経て室6fに至る
ライン圧(こより保持されている。
ここでマニュアルバルブ2を■レンジに切換えると、ラ
イン圧回路16はポート2b、2cに通じ、ライン圧は
ポート2bからは前記したと同じ場所lこ達し、ボー)
2Cからは一方で油路35、シャトル弁34及び油路3
3を経て2−3シフトバルブ4の室4oに達し、ランド
4mに作用してスプール4cを図中左半部位置から右半
部位置へ押下げ、他方で油路45に供給される。
従って、2−3シフトバルブ4は前記したダウンシフト
状態と同じになり、自動変速機はフロントクラッチ10
4及びサーボレリーズ室106 b’に供給された圧力
が抜取られることで第3速から第2速へとシフトダウン
され、室4oに供給されるライン圧でスプール4Cが上
記下降位置を保持されることから、車速上昇lこよって
も第3速へシフトアップされることはない。
油路45に導びかれたライン圧は、ライン圧ブースタバ
ルブ6が上記の状態にあることから、油路43及びシャ
トル弁46を経てスロットルモディファイアバルブ7の
ポート7hに導びかれる。
かくて、スロットルモディファイアバルブ7は前記した
調圧作用により油路54に、全スロット開度中調圧上限
値(第3図e−f参照)のスロットルモディファイア圧
を出力し、レギュレータバルブ1にこのスロットルモデ
ィファイア圧が供給される。
この結果、レギュレータバルブ1は前記の作用により、
その調圧上限値(第3図n−d参照)に和尚するライン
圧を全スロットル開度に亘り、ライン圧回路16内に作
り出す。
これがため、小又は中スロットル開度においても十分高
いライン圧が得られて、リヤクラッチ105及ヒハンド
サーボ106′を強力に作動させることができ、■レン
ジでのエンジンブレーキの効きを十分確保することがで
きる。
上記■レンジでの走行中車高が成る値まで低下すると、
1−2シフトバルブ3は、スプール3b。
3cがばね3dにより図中左半部位置より右半部位置に
下降することから、前記したと同様にして自動変速機を
第2速から第1速にシフトダウンさせる。
この時、油路31内に油圧がなくなり、この結果ライン
圧ブースタバルブ6のスプール6bは図中下半部に示す
右行位置に保持される力を失い、上半部に示す位置へば
ね6cで戻される。
これにより、油路45のライン圧はライン圧ブースタバ
ルブ6で行止まりとなり、油路43は油路44.47を
経てスロットルフェールセーフ弁9のドレンポート9c
に通ずる。
かくて、プレッシャモディファイアバルブ7のポート7
hへは、シャトル弁46の切換動作により回路48のス
ロットル圧が導ひかれるようになり、プレッシャモディ
ファイアバルブ7は前記したようにプレッシャモディフ
ァイア圧を油路54を経てレギュレータバルブ1に供給
し、レギュレータバルブ1に前記したライン圧を回路1
6内に作り出すような機能をさせることができる。
その後車速が上がり、■−2シフトバルブ3の室3e内
に及ぶガバナ圧でこのシフトバルブがアップシフト状態
になると、前述したようにして自動変速機は第1速から
第2速にシフトアップされる。
しかし、この時油路31内に生じたライン圧が油路41
を経てライン圧ブースタバルブ6に供給されても、この
バルブの図中上半部位置のスプール6bは最早右行する
ことはない。
従って、ライン圧ブースタバルブ6は第3速での走行牛
用レンジスプール3bはこの下端面とランド3hとに投
入し、第2速になる場合及び後述するように第3速での
走行中ルンジに投入して第2速になる場合のみ、前述の
如くライン圧を全スロットル開度に亘り一定の高い値【
こ保ってセカンドブレーキがクラッチドラムをつかむと
き必要な容量を確保し、■レンジにしたときのエンジン
ブレーキの効きを確実にするが、一度第1速になればこ
の後第1速から第2速へのシフトアップ、第2速から第
1速へのシフトダウンを繰返してもライン圧をブースト
することがなく、変速ショックを大きくすることはない
なおりレンジの第2速から■レンジ又はIレンジにする
ときは、セカンドブレーキがクラッチドラムをあらかじ
めつかまえているのでその容量は、エンジンブレーキ時
でも上記のように第3速から■レンジへセレクトすると
きより小さくて済み、ライン圧ブースタバルブにてライ
ン圧を高める必要はない。
次でマニュアルバルブ2をIレンジにすると、ライン圧
回路16はポー1−2b、2Cに加え、ポート2dとも
通じる。
ライン圧はポート2b。2cからは前記したと同じ場所
に達し、ポート2dからは第1速固定レンジ減圧バルブ
11に供給される。
減圧バルブ11は室11dに尚初圧力がないため、スプ
ール11bをばね11cにより図中右半部位置に押下げ
られているが、油路59からのライン圧が油路58より
室11dに達してスプール11bを押し上げ、ライン圧
の一部をドレンポート11fからドレンすることにより
図中左半部の位置でバランスし、この位置におけるばね
11Cのばね力に等しい大きさまで減圧される。
従って、油路59に導びかれたライン圧は一定の大きさ
に減圧されて、油路58、シャトル弁28、油路26を
通り、■−2シフトバルブ3のスプールランド31に作
用し、スプール3cfこ下向きの力を及ぼす。
この下向き力より室3e内にガバナ圧による上向き力の
方が大きい高車速では、スプール3b 、3cは図中左
半部位置にされ、シフトバルブ3は自動変速機を第2速
の状態に保ち、高速走行中Iレンジを選択した場合等に
おけるエンジンのオーバーランを防止できる。
なおこの場合、第3速から■レンジを選択して第2速に
なる時のみ■レンジのところで説明したようにライン圧
ブースタバルブ6によりライン圧が高まる。
車速が低下し、室3e内のガバナ圧による上向き力が低
下すると、スプール3Cはスプールランド310こ作用
する前記一定の減圧油による下向き力とで図中右半部位
置へ下降され、作用する前記一定の減圧油による上向き
力により、ばね3dを縮めた状態で図中左半部位置に保
持されてスプール3cから離反される。
この時、ドレンポー1−38に通じていた油路27が油
路26と通じ、油路26内の一定の減圧油は油路27を
経てロー・リバース・ブレーキ107に供給され、この
ブレーキの作動と、リヤクラッチ105の締結保持とで
自動変速機はIレンジでエンジンブレーキを効かせなが
ら自動車を走行させることができる。
なお、第1速固定レンジ減圧バルブ11は油路59から
のライン圧をばね11Cで決まる一定値に減圧して油路
58に出力するもので、第1速固定レンジでの1−2シ
フトバルブ3の変速点を所望の一定車速に設定でき、い
かなるスロットル開度においても遅滞なくエンジンのオ
ーバーランを防止できる。
マニュアルバルブ2をNレンジからRレンジにすると、
ライン圧回路16はポー)2aのみに通じる。
ライン圧はポート2aから油路60を通り、一方でシャ
トル弁28及び油路26を経て1−2シフトバルブ30
こ至るが、この時ガバナ圧が前進時のみ発生することか
ら室3eにガバナ圧が生ぜず、スプール3b 、3cが
常時図中右半部位置にあるため、油路27を経てロー・
アンド・リバースブレーキ107に供給され、他方でオ
リフィス78、シャトル弁61及び油路62を経てフロ
ントクラッチ104に供給される。
フロントクラッチ104に向うライン圧は途中でオリフ
ィス78により絞られ、尚初低く、その抜栓々に立上が
る。
このフロントクラッチ供給圧は油路60の途中より分岐
してアキュムレータ室12aにも達シ、段付ピストン1
2bをばね12fに抗して押下げる。
これによりフロントクラッチ供給圧はゆっくり上昇され
、フロントクラッチ104は、マニュアルバルブ2をN
レンジからRレンジにした時のセレクトショックを生ず
ることなく、ゆっくり締結される。
かくて自動変速機はフロントクラッチ104の締結と、
ロー・リバース・ブレーキ107の作動とで後退走行が
可能な状態となる。
マニュアルバルブ2を更びNレンジに戻スト、ポート2
aがドレンに通じ、フロントクラッチ104内のライン
圧は油路62、シャトルバルブ61、油路60、チェッ
クバルブ79及びマニュアルバルブ2のポート2aを経
て速やか(こ抜取られ、ロー・リバース・ブレーキ10
7内のライン圧も油路27,26、シャトル弁28、油
路60及ヒマニユアルバルブ2のポート2aを経て速や
かに抜取られ、自動変速5機は中立状態となる。
かくして本発明の変速ショック軽減装置を設けた自動変
速機は、上述の如くレギュレータバルブ1のライン圧制
御信号としてスロットル開度比例のスロットル圧をその
まま用いず、プレツシャモディファイアバルブ7からの
プレッシャモディファイア圧、即ち第3図にa −e
−fで示す如く低、中スロットル開度でこれに比例し、
それ以上のスロットル開度ではほぼ一定となる圧力を用
いるこトiこより、レギュレータバルブ1に第3図のm
−n −dで示す如くエンジントルク比例のライン圧を
作り出させ、又変速制御信号としてスロットル圧を用い
ず、スロットルモジュレータバルブ10からのスロット
ルモジュレータ圧、即ち、第3図にg−hで示す如く中
以上のスロットル開度でこれ(こ比例する圧力を用い、
更に上記ライン圧を、エンジンの出力エネルギーにほぼ
比例するスロットル圧に応動するフロントクラッチ減圧
バルブ15によりエネルギー比例となるよう減圧して第
3速を選択するフロントクラッチ104に供給するよう
構成したから、フロントクラッチ104のクラッチ容量
をエンジンの出力エネルギーに正確に対応させることが
でき、このフロントクラッチが減速比の大きな後退選択
用の摩擦要素にも兼用されることから、兎角オーバーキ
ャパシティになり易いにもかかわらず、第2速から第3
速へのシフトアップ時における変速ショックを適確に軽
減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動変速機の動力伝達列を例示する概略系統図
、第2図は同じくその変速制御回路に本発明装置を設け
て示す油圧回路図、第3図は本発明装置に関与する各種
油圧の変化特性図である。 1・・・・・レギュレータバルブ、2・・・・・・マニ
ュアルバルブ、3・・・・・・1−2シフトバルブ、4
・・・・・・2−3シフトバルブ、5・・・・・・3−
2ダウンシフトバルブ、6・・・・・・ライン圧ブース
タバルブ、7・・・・・・プレッシャモディファイアバ
ルブ、8・・・・・・スロットルバルブ、9・・・・・
・ス田ノトルフエールセーフバルブ、10・・・・・・
スロットルモジュレータバルブ、111.。 ・・・l速固定レンジ減圧バルブ、12・・・・・・ア
キュムレータ、13・・・・・・2−3タイミングバル
ブ、14・・・・・・3−2タイミングバルブ、15・
・・・・・フロントクラッチ減圧バルブ、16・・・・
・・ライン圧回路、20・・・・・・オイルクーラ、2
1・・・・・・各柿潤滑部、25・・・・・・変速制御
圧回路、28,34,46゜61・・・・・・シャトル
バルブ、48・・・・・・スロットル圧回路、68,7
6.77.79・・・・・・チェックバルブ、69,7
3,74,75.78・・・・・・オリフィス、100
・・・・・・クランクシャフト、101・・・・・・ト
ルクコンバータ、102・・・・・・メインシャフト、
103・・・・・・ワンウェイクラッチ、104・・・
・・・フロントクラッチ、105・・・・・・リヤクラ
ッチ、106・・・・・・セカンドブレーキ、107・
・・・・・ロー・アンド・リバースブレーキ、108・
川・・ワンウェイクラッチ、109・・・・・・中間シ
ャフト、110・・・・・・第1遊星歯車群、111・
・・・・・第2遊星歯車群、112・・・・・・アウト
プットシャフト、113・・・・・・第1ガバナバルブ
、114・・・・・・第2ガバナバルブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 オイルポンプから供給される油をレギュレータバル
    ブにより調圧してライン圧とし、このライン圧をもとに
    作り出したガバナ圧と変速制御圧とを対向させてシフト
    バルブを作動させ、このシフトバルブの作動とマニュア
    ルバルブの操作とにより走行中常時締結され続ける第1
    の摩擦要素と走行中変速に応じて締結・解放される第2
    の摩擦要素とに作動油を供給あるいはドレンして各変速
    段を選択する自動変速機において、スロットル開度に比
    例するスロットル圧をプレッシャモディファイア弁によ
    り一定のスロットル開度以上でほぼ一定となるよう制限
    してプレッシャモディファイア圧を作り、このプレッシ
    ャモディファイア圧を前記レギュレータバルブに供給し
    て前記ライン圧をトルク比例とし、このライン圧をスロ
    ットルモジュレータバルブにより中スロットル開度より
    立上がりその後はぼスロットル開度比例となるよう調圧
    して変速制御圧としてのスロットルモジュレータ圧を作
    り、このスロットルモジュレータ圧を前記シフトバルブ
    に供給してその動作を制御し、このシフトバルブから前
    記第2の摩擦要素への油圧供給路中に減圧バルブを挿入
    すると共に、この減圧バルブを前記スロットル圧により
    制御して、前記トルク比例のライン圧をエンジンの出力
    エネルギー比例となるよう減圧し、この圧力を前記第2
    の摩擦要素に供給すること(こより、変速ショックを軽
    減するようにしたことを特徴とする自動変速機の変速シ
    ョック軽減装置。
JP53120980A 1978-09-29 1978-09-29 自動変速機の変速シヨツク軽減装置 Expired JPS5930944B2 (ja)

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