JPS6192351A - 自動変速機の油圧制御装置 - Google Patents

自動変速機の油圧制御装置

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JPS6192351A
JPS6192351A JP59212212A JP21221284A JPS6192351A JP S6192351 A JPS6192351 A JP S6192351A JP 59212212 A JP59212212 A JP 59212212A JP 21221284 A JP21221284 A JP 21221284A JP S6192351 A JPS6192351 A JP S6192351A
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JP
Japan
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pressure
valve
throttle
clutch
spool
Prior art date
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Pending
Application number
JP59212212A
Other languages
English (en)
Inventor
Fujio Oshima
大島 不二夫
Yutaka Hatano
裕 畑野
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動変速機の油圧制御装置に関する。
(従来の技術) 従来一般に用いられている自動車用の自動変速機は、ト
ルクコン′バークに多段変速歯車機構が組合わされた形
式であり、この多段変速歯車a横は、それに組合わされ
たブレーキおよびクラッチの選択的な作動により、任意
の変速段が選ばれるように構成されている。この変速歯
車機構のブレーキおよびクラッチを作動させるために油
圧制御装置が設けられている。
この油圧制御装置としては、例えば特公昭55−313
40号に示されているように、スロットル開度に応じて
スロットル圧を調整するためのスロット、ルモジュレー
タバルブを(11行えたものや、実開昭59−7954
号に示されているように、エンジンブレーキ作動変速段
においてバックアップ信号を発生するスロットルバック
アップバルブを備えたものが知られている。
(発明が解決しようとする問題点) 上述のスロットルモジューレークバルブとスロットルバ
ックアップバルブは、上記したように互いに単独で用い
られていたが、これらを併用すると以下に述べるような
問題がある。
スロットルバックアップ圧をプレッシャレギュレータバ
ルブに作用させるには、例えば上記実開昭59−795
4号に記載されているように、バキュームスロットルバ
ルブのドレンポートを利用して、マニュアルシフトバル
ブの所定のポートからの作動油をプッシャーレギュレー
タバルブに供給させればよい。しかしながら、スロット
ルバルブとしてケーブル−カム式のスロットルバルブを
用いる場合には、該スロットルバルブのドレンボートの
シールが構造上、大変に困難であるので、この方式を用
いることができず、スロットルバックアップ圧はスロッ
トルバルブを通さずにブツシャレギュレータバルブに作
用させなければならない。このようにするには、スロッ
トルモジューレークバルブからの信号圧路に、バックア
ップバルブからの信号圧路を連結することが考えられる
が、この場合、両者の干渉が生ずるという問題がある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであって、自
動変速機の油圧制御装置ライン圧を調整する調圧弁、ス
ロットル開度に対応してスロットル圧を調整するスロッ
トルモジューレークバルブ、およびエンジンブレーキ作
動変速段においてバックアップ信号圧を発生するスロッ
トルバックアラ□ プバルブを備え、前記スロットルモ
ジューレータ圧とバックアップ信号圧とを別々に前記調
圧弁に作用させことを特徴とするものである。
(作用・効果) □  本発明は、上記のような構成であるので、スロッ
トルモジューレーク圧とバックアップ信号性が互いに干
渉することなく、従って自動変速機の油圧制御回路が正
確に作動するようになる。
(実施例) 以下に、トルクコンバータの出力軸に変速歯車機構が連
結された形式の自動変速機に本発明を適用した実施例に
ついて説明する。
変速機の基本構成 第1図は、本発明の油圧制御装置が組み込まれる自動変
速機を概略的に示す骨子図である。
この第1図において符号lは、人力軸であるエンジン(
図示せず)のクランク軸を示し、このクランク軸1と同
軸にトルクコンバータ2および多段変速歯車装置10が
エンジン側から順次配置されている。上記トルクコンバ
ータ2は、ポンプ3、タービン4およびステーク5を備
えており、ポンプ3は、クランク軸1に固定されている
。ステータ5は、一方向クラッチ6を介して上記多段変
速歯車装置10のケース11と一体の固定軸7上で回転
する。上記一方向クラッチ6は、ステータ5をポンプ3
と同方向の回転は許すが、逆転は許さない作用をなすも
のである。
多段変速歯車装置10は、基端が上記クランク軸1に固
定され、先端が該多段変速歯車装置の中央を貫通して延
び、該装置の側壁に配置されたオイルポンプPを゛祇動
するため、該ポンプに連結された中実軸12を備えてい
る。この中実軸12の外方には、基端が上記トルクコン
バータ2のタービン4に連結され、先端が上記多段変速
歯車装置10の上記側壁まで延び、この側壁に回転自、
在に支持された中空のタービンシャフト13が設けられ
ている。このタービンシャフト13上には、ラビニョ型
プラネタリギャユニッ)14が設けられており、このプ
ラネタリギヤユニット14は1、小径サンギヤ15、こ
の小径サンギヤ15のエンジンから遠い側の側方に配置
された大径サンギヤ16、ロングピニオンギヤ17、シ
ョートピニオンギヤ18およびリングギヤ19からなっ
ている。
このプラネタリギヤユニット14のエンジンから遠い側
の側方には、第一および第二のクラッチ装置20.21
が並列して配置されている。上記第一のクラッチ装置2
0は、前進走行用のクラッチであり、第一のワンウェイ
クラッチ22を介して上記小径サンギヤ15とタービン
シャフト13の間の動力伝達を断続するものである。一
方、上記第二のクラッチ装置21は、上記第一のクラッ
チ装置20と並列で上記小径サンギヤI5とタービンシ
ャフト13の間の動力伝達を断続するものである。上記
第二のクラッチ装置21の半径方向外方には、第一のブ
レーキ装置23が配置されている。この第一のブレーキ
装置23は、バンドブレーキである。上記大径サンギヤ
16に連結されたブレーキドラム23−1とこのブレー
キドラムに掛けられたブレーキバンド23−2を有する
。上記第一のクラッチ装置20の半径方向外方であって
、かつ上記第一のブレーキ装置23の側方には、第三の
クラッチ装置24が配置されており、この第三のクラッ
チ装置24は、後進走行用のクラッチであり、上記第一
のブレーキ装置23のブレーキドラム23−1を介して
上記大径サンギヤ16とタービンシャフト13の間の動
力伝達の断続を行なうものである。
上記プラネタリギヤユニット14の半径方向外方には、
工亥ブラネクリギャユニット14のキャリヤ14aと多
段変速歯車装置10のケース10aとを係脱する第二の
ブレーキ装置25が配置されている。上記第一および第
二のブレーキ装置23および25の間には、該第ニブレ
ーキ装置25と並列で上記キャリヤ14aとケース10
aとを係脱する第二のワンウェイクラッチ装置26が配
置されている。上記プラネタリギヤユニット14のエン
ジン側の側方には、該プラネタリギヤユニットのキャリ
ヤ14aと上記タービンシャフト13の間の動力伝達を
断続する第四のクラッチ装置27が配置されている。こ
の第四のクラ、ツチ装置27のエンジン側の側方には、
リングキャ19に連結されたアウトプットギヤ28が配
置されており、このギヤ28はアウトプットシャフト2
8aに取り付けられている。なお、図中符号29は、タ
ービンシャフト13とクランクシャフト1をトルクコン
バータ2を介さずに直結するためのロックアツプクラッ
チを示す。
多段変速歯車装置10の機能 以上説明した構造の多段変速歯車装置10は、それ自体
で前進4段、後進1段の変速段を有し、第一、第二、第
三および第四のクラッチ装置20゜21.24および2
7、および第一および第二のブレーキ装置23および2
5を適宜作動させることにより所要の変速段を得ること
ができる。以上の構成において、各変速段とクラッチ、
ブレーキの作動関係を下表に示す。
油圧制御回路 この油圧制御回路は、エンジン出力軸により駆動される
オイルポンプ100を有し、このポンプ100から圧力
ライン101に作動油が吐出される。ポンプ100から
圧力ライン101に吐出された作動油は調圧弁102に
導びかれる。この調圧弁162は、ポンプ100からの
上記作動油を、スロットル圧、スロットルモジュレータ
圧オヨヒバックアップ圧により調圧して、セレクト弁1
03のポートgに供給する。、このセレクト弁103は
、マニュアルシフトバルブであり、手動により、P・R
−N・D・2・ルンジにシフトされ、各レンジで上記ポ
ートgから所定のポートに上記作動圧を供給する。上記
ポートgは、セレクト弁103がルンジに設定されてい
るときポートaSd。
eに連通され、セレクト弁が2レンジに設定されている
ときポー)aSc、dに連通され、セレクト弁がDレン
ジに設定されているときポートa1Cに連通され1.キ
レクト弁がRレンジに設定されているときポートfに連
通される。
セレ外ト弁103のポートaは1−2シフト弁110に
接続されており、この1−2シフト弁110には、その
スプリング110.aと対抗して作動油が作用しており
、これによってこの1−2シフト弁110は、1−2用
ソレノイド弁110bがOFFのとき第1速、ONのと
き作動油をドレンして第2速の状態になるようになって
いる。またこの1−2シフト弁110においては、セレ
クト弁103がDレンジに設定されているとき、該セレ
クト弁103のポートaから作動油が供給され、1−2
用ソレノイド弁110bをONにしての第1速から第2
速への変速時に、第1ブレーキ装置23のアプライ側2
3aに3−4シフト弁130を介して作動油を供給する
。なお、Dレンジにおいて上記1−2゛用ソレノイド弁
110bがOFFのときには、■−2シフト弁110を
バイパスした上記ポー)aからの作動圧がクラッチ20
および21に供給されて、第1速状態を達成する。更に
この1−2シフト弁110は、ルンジの第2速時には、
上記セレクト弁103のポートeかるの作動油をロー減
圧弁140を介してブレーキ装置25に供給すると同時
に、スロットルバックアップ141に信号圧を送るよう
になっている。
上記セレクト弁103のポートaは2−3シフト弁12
0にも接続されており、この2−3シフト弁120には
、そのスプリング120aと対抗して作動油が作用して
おり、これによってこの2−3シフト弁120は、2−
3用ソレノイド弁120bがONのとき作動油をドレン
して第2速、OFFのとき第3速の状態になるようにな
っている。なお、第2速から第3速へ変速したときには
、セレクト弁103のポートCからの作動油を、サーボ
コントロールバルブ142、l−3タイミングバルブ1
43を介して最終的にはクラッチ27に供給してこれを
作動させるとともに、ブレーキ装置23のレリーズ側2
3bに供給して、これを非作動状態とする。
上記3−4シフト弁130には、上記1−2シフト弁1
10および2−3シフト弁120と同様に、上記セレク
ト弁103のポートaからスプリング130aと対抗し
て作動油が供給されており、この3−4シフト弁130
は、3−4用ソレノイド弁130bがOFFのとき第3
速、ONのとき上記作動油をドレンして第4速状態に設
定されるようになっている。上記第3速状態では、1−
2シフト弁110を経た作動油をオリフィスを介さない
でブレーキ装置23のアプライ側23aに供給するとと
もに、上記1−2シフト弁110をバイパスした上記セ
レクト弁103のポートaから作動油を該3−4シフト
弁130およびN−Dアキニームレータ144を介して
クラッチ21に供給して、これを達成する。3−4用ソ
レノイドバルブ130bがONにされて作動油がドレン
されると、第3速から第4速への変速動作が行なわれ、
1−2シフト弁110を経た作動油が、オリフィスとチ
ェックバルブを備えtこ回路145を介してブレーキ装
置23のアプライ側23aに供給される。これと同時に
、上記ブレーキ装置23のレリーズ側23bがオリフィ
ス、3−4キヤパシテイコントロールバルブ145を介
してドレンされてて該ブレーキ装置23が作動し、これ
とともにクラッチ21に作用していた作動油もドレンさ
れる。
上記ロー減圧弁14C1は、上記セレクト弁103がル
ンジに設定されているとき、該セレクト弁103のポー
トeからの作動油を受け、自己調圧によりこの作動油を
減圧して1−12シフト弁110に供給し、そして第1
速状態ではこの作動油は該1−2シフト弁110を経て
ブレーキ装置25に供給される。このようにこのロー減
圧弁140は、作動油を減圧することにより変速ショッ
クの緩和を図るものである。なお、この弁140は、D
レンジにおいては作動せず、また上記1−2シフト弁1
10を経た作動油は、スロットルバックアップバルブ1
41に信号圧として供給されるようになっている。
上記スロットルバックアップバルブ141は、上記ロー
減圧弁140からの信号圧をスプリング対抗圧として受
けるようになっており、この信号圧のON、OFFによ
り、上記セレクト弁103のポートdからの作動油をレ
ギュレータバルブ102に供給し、あるいはカットする
。すなわち、該バルブ141は、上記セレクト弁103
がルンジあるいは2レンジに設定されている七きであっ
てかつ信号圧を受けていない場合には、該セレクト弁1
03のポートdからの作動油をレギュレータバルブ10
2に供給して、その圧力を高め、エンジンブレーキ容量
を確保する。
上記レギュレータバルブ102には、スロットルバルブ
146がスロットルモジュレータバルブ147を介して
接続されている。このスロットルバルブ146は、アク
セル開度に応答して作動し、該開度に比例した油圧を発
生し、モジュレークバルブ147は、この油圧を適宜減
圧してレギュレ ゛−タバルブ103に供給し、これに
よってエンジントルクにマツチした圧力の作動油を得る
上記サーボコントロールバルブ142および2−3タイ
ミングバルブ143は、第2速から第3速への変速時に
生ずる変速ショックを緩和するためのものである。第2
速から第3速への変速時には、クラッチ27を締結し、
ブレーキ23を不作勅状態とすればよく、従って該クラ
ッチと、ブレーキ装置23のレリーズ側23bとに作動
油を供給すればよい。しかしながら、上記クラッチ27
の締結ショックを低減するために、オリフィスとアキュ
ームレーク148が設けられているので、単純に上記ク
ラッチ27と、ブレーキ装置23のレリーズ側23bに
作動油を供給すると、オリフィスと管路抵抗の作用によ
りクラッチ27の油圧の立上がりが遅くなり、その分ニ
ュートラル時間が長くなり、吹上がりが発生することが
考えられる。そこで、上記ブレーキ装置23のレリーズ
側23への作動油の供給ラインに上記サーボコントロー
ルバルブ142を配置するとともに、このバルブ142
にクラッチ27の作動圧を作用させ、該クラッチ27の
作動油がある程度高圧になるまでは、上記供給ラインを
断っておきレリーズ圧の立上がりを抑えている。また、
2−3タイミングバルブ143は、アクセル開度にに応
じてクラッチ27の締結タイミングを制御し、上記サー
ボコントロールバルブ142ではコントロールでキナい
変速ショックを緩和する作用を有している。つまり、特
にアクセル開度が小のときにアクセルを瞬間的に低開度
側に戻したときに生じる第2速から第3速へのシフトア
ップでは、上記クラッチ27が急激に締結されると変速
ショックを感じ易い。
このため、2−3タイミングバルブ143によって、ア
クセル開度が小のときは締結時のすべり時間を長くし、
大開度では短かくコントロールしている。
第3速から第4速へのシフトアップ時の変速ショック低
減のためには、上記3−4キヤパシテイバルブ145が
設けられている。3−4シフト弁130が、3〜4用ソ
レノイド弁、130bのON作動により作動油がドレン
されて第4速側に移動すると、クラッチ21と、ブレー
キ23のレリーズ側23bの作動油がドレンされるが、
このときのレリーズ側23bのドレンを該3−4キヤパ
シテイバルブ145によりコントロールして上記変速シ
ョックを低減している。この3−4キヤパシテイバルブ
145においては、上記ドレンの初期には、クラッチ2
10作動圧ふよび自己圧がスプリング力に対抗して打ち
勝っているため、そのスプールが図の位置にあり、従っ
てライン11 および12が連通されており、ストレー
トにドレンされる。ある程度ドレンされると、今度はス
プリング力が打ち勝ってスプールは図において左方に動
かされ、ライン!、 、l、の連通を断ち、この結果、
ドレンはオリフィスを通じてのみ行なわれる。
すなわち、ブレーキ装置23のレリーズ側23bのドレ
ン時の作動圧は、ドレン初期においては急激に下がり、
後期においては徐々に下がるようになる。従って、この
ブレーキ装置23の締結圧を上記ドレン後期の適宜な圧
力と同じ圧力に設定しておけば、すべり時間が長くなり
、締結ショックが緩和される。
第3速から第2速への変速時、における変速ショックを
スロットル開度に応じて低減するため、3−2キヤパシ
テイバルブ149と3−2タイミンクバルブ150が設
けられている。3−2キヤパシテイバルブ149には、
スプリング力と自己圧すなわちレリーズドレン圧を加え
たものに対抗してスロットルモジュレータ圧が作用して
おり、従ってこのバルブ149は、3−4キヤパシテイ
バルブ145と同様に、ドレン初期すなわち高圧時には
バイパスを通し、その後はオリフィスを介してドレンす
る。この3−2キヤパシテイバルブ149のドレンは、
上記3−2タイミングバルブ150を介して2−3シフ
トバルブ120で行なわれる。この3−2タイミングバ
ルブ150においては、スプリング力にスロットルモジ
ュレータ圧が対抗して作用しており、スプリング力に比
べてモジュレータ圧が高いときにはオリフィスを通し、
低いときにはバイパスしてドレンする。これは、モジュ
レータ圧が高いときにはスロットル開度が大でありかつ
エンジン回転が高いときであるので、オリフィスを通し
てドレンすることによりブレーキ装置23のレリーズ圧
の抜けを遅くする。
つまり、該ブレーキ装置の締結を遅らせることにより、
急激な締結を防止し、ショックを防止するのである。
上記N−Dアキュームレータ144は、クラッチ20の
作動油路に設けられており、その作用は他のアキューム
レークと同じであるが、そのアキュームレータ作用によ
るアキュームレータピストンの動きを利用して、クラッ
チ21への作動油の供給タイミングをクラッチ20への
作動油の供給タイミングより若干遅らせる作用が付加さ
れている。これは、クラッチ21がエンジンブレーキの
ための容量しか確保していないときに、例えばアクセス
をふかした状態で、NレンジからDレンジにシフトした
場合にクラッチ21が先に締結し異常摩耗するのを防止
するのである。
ロックアツプクラッチ29の作動油路には、ロックアツ
プコントロールバルブ151が設けられており、このロ
ックアツプコントロールバルブ151においては、作動
油圧が、スプリング力とクラッチ20の作動圧を加えた
ものに対抗して作用している。上記作動油を、ロックア
ツプ用ソレノイド151a  ONでドレンすることに
より、作動油の供給を解放室側から締結室側に切換え、
解放室圧をドレンしてロックアツプをONにするように
なっている。
フォワードクラッチであるクラッチ20の作動油路I!
3 を、セレクト弁103のポートaに連通された作動
油路l、と、Dレンジのときドレンされ、他の前進走行
レンジすなわちIレンジおよび2レンジにおいて油圧が
立上がるポートdに連通された作動油路l、の間で切換
えるためニュートラルバルブ160が設けられている。
このニュートラルバルブ160には、圧力ライン101
からスプリング160aに抗して作動油が供給されてい
る。この作動油の供給油路には、アイドルカット用ソレ
ノイド弁161が設けられており、このソレノイド弁1
61は制御回路162によりその作動が制御されるよう
になっている。この制御回路162には、ブレーキが作
動したことを検知し、ブレーキ信号S1を出力するブレ
ーキ検知回路163、スロットル開度が零となったこと
を検知し、開度零信号S2を出力する零スロットル開度
検知回路164、およびエンジン回転数が所定1直以下
の低回転になったことを検知し、低回転信号S3を出力
する低エンジン回転検知回路165に接続されている。
この低エンジン回転検知回路165は、エンジン回転数
センサ166および比較器167からなっている。上記
制御回路162は、上記3つの検知回路163.164
および165から信号S1、S2、S3を同時に受けた
とき、上記アイドルカット用ソレノイド弁161をON
にして、上記作動油をドレンする。
このニュートラルバルブ160は、アイドルカット用ソ
レノイド弁161がOFFのとき上記作動油の作用によ
り、そのスプール160bが図に示された右端位置に位
置付けられて、油路13 を油路14 に連通し、その
結果ポートaからの作動油をクラッチ20に供給する。
一方、上記アイドルカット用ソレノイド161がONの
ときには、上記スプリング160aに抗して作用してい
る作動油がドレンされるため、スプール160bが図に
おいて左方に移動し、その結果油路13 は油路p、と
の連通から断たれ、今度は油路15  と連通される。
上述のように、油路R5が連通されているポートdは、
セレクト弁103がDレンジに設定されているときドレ
ンされるようになっているので、Dレンジでエンジン回
転数が低く、スロットル開度が零であり、しかもブレー
キが作動している場合には、クラッチ20の作動油をド
レンして、このクラッチ20を解除し、これによって上
記状態において発生するおそれがある振動の発生を防止
している。
とコロが、上記ニュートラルバルブ160がクラッチ2
0の作動油をドレンした状態で故障し、スティック状態
すなわち固着状態になったときには、上記クラッチがフ
ォワードクラッチであることから、車両の前進走行が全
く不可能になってしまう。
そこでセレクト弁103がDレンジ以外の他の前進走行
レンジ、例えば実施例の場合にはルンジおよび2レンジ
にあるとき、上記ポートdを作動油供給ポートであるポ
ートgに連通させるようにし、これによってポー)dの
油圧を立上がらせ、この油圧を今度は油路I!sを介し
て油路jl!3に供給し、クラッチ20を締結させ、車
両の前進走行を可能にしている。なお、この場合には、
ボートdはドレン路との連通からは遮断されるようにな
っている。
上述のように本発明においては、調圧弁102は、スロ
ットルバックアップバルブ141とスロットルモジュー
レータバルブ147が接続されており、バルブ141か
らはスロットルバックアップ圧を、バルブ147からは
スロットルモジューレーク圧をそれぞれ受けるようにな
っている。そこで、これらのバックアップ圧とモジュー
レーク圧が、調圧弁102において干渉し合わないよう
に、該バルブ102は、次のような構造になっている。
すなわち、この調圧弁102のスプールは、互いに別体
である第1スプール102aと第2スプール102bお
よび第3スプール102Cとからなっており、スロット
ルバックアップバルブ141からのバックアップ圧は上
記第2スプール102bと第3スプール102cの間に
導入され、スロットルモジコーレータバルブ147から
のモジューレーク圧は第3スプール102cの図におい
て右側すなわち第2スプール102bと反対側に導入さ
れるようになっていにる。従って、バックアップ圧は、
第2スプール102bの右端面に直接作用して、これを
作動させることができ、一方、モジコーレーク圧は、第
3スプール102cを左方に移動させ、これを第2スプ
ール弁102bと合体させ、これによって該第1スプー
ル弁を作動させ、それぞれの圧に応じて第1スプール1
02aを作動して調圧弁102に調圧作用を行なわさせ
る。また、スロットルモジューレーク圧が作用する第2
スプール102bとバックアップ圧が作用する第3スプ
ール102Cとを別体にし第3スプールをフリーピスト
ン式にしたため、両スプールの油圧作用面積を同じ、つ
まり、スプール径を同じにできるため、一体型で面積差
を設けたスプール構造に比べ、軸方向、径方向のコンパ
クト化が図れるとともに構造を簡単にすることができる
また、スロットルバックアップ圧およびスロットルモジ
ューレーク圧の油圧を低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の油圧制御装置が組み込まれる自動変
速機の基本構成を説明する骨子図、第2図は、本発明の
実施例による油圧制御装置の回路図である。 l・・・・・・クランク軸、2・・・・・・トルクコン
バータ、10・・・・・・多段変速歯車装置、12・・
・・・・中実軸、13・・・・・・タービンシャフト、 14・・・・・・プラネタリギヤユニット、15・・・
・・・小径サンギヤ、 16・・・・・・大径サンギヤ、 17・・・・・・ロングピニオンギヤ、18・・・・・
・ショートピニオンギヤ、19・・・・・・リングギヤ
、 20・・・・・・第一のクラッチ装置、21・・・・・
・第二のクラッチ装置、22・・・・・・第一のワンウ
ェイクラッチ装置、23・・・・・・第一のブレーキ装
置、24・・・・・・第三のクラッチ装置、25・・・
・・・第二のブレーキ装置、26・・・・・・第二のワ
ンウェイクラッチ、27・・・・・・第四のクラッチ装
置、28・・・・・・アウトプットギヤ、 102・・・・・・調圧弁、102b・・・・・・第1
スプール、102c・・・・・・第2スプール。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ライン圧を調整する調圧弁、スロットル開度に対応して
    スロットル圧を調整するスロットルモジュレータバルブ
    、およびエンジンブレーキ作動変速段においてバックア
    ップ信号圧を発生するスロットルバックアップバルブを
    備え、前記スロットルモジュレータ圧とバックアップ信
    号圧とを別々に前記調圧弁に作用させたことを特徴とす
    る自動変速機の油圧制御装置。
JP59212212A 1984-10-08 1984-10-08 自動変速機の油圧制御装置 Pending JPS6192351A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111306123A (zh) * 2019-12-23 2020-06-19 武汉华喜特种液压设备有限公司 一种可自调心的阻尼式安全溢流阀

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