JPH0715310B2 - 無段変速機の制御装置 - Google Patents
無段変速機の制御装置Info
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- JPH0715310B2 JPH0715310B2 JP1206668A JP20666889A JPH0715310B2 JP H0715310 B2 JPH0715310 B2 JP H0715310B2 JP 1206668 A JP1206668 A JP 1206668A JP 20666889 A JP20666889 A JP 20666889A JP H0715310 B2 JPH0715310 B2 JP H0715310B2
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- Japan
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/66—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
- F16H61/662—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members
- F16H61/66254—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling
- F16H61/66259—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling using electrical or electronical sensing or control means
-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/14—Control of torque converter lock-up clutches
- F16H61/143—Control of torque converter lock-up clutches using electric control means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
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- F16H2061/6604—Special control features generally applicable to continuously variable gearings
- F16H2061/6608—Control of clutches, or brakes for forward-reverse shift
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/12—Detecting malfunction or potential malfunction, e.g. fail safe; Circumventing or fixing failures
Description
【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、無段変速機の制御装置に関するものである。
（ロ）従来の技術 従来の無段変速機の制御装置として、例えば特開昭61−
105351号公報に示されるものがある。これに示される無
段変速機の制御装置では、１つの電磁弁によって調圧さ
れる調整圧をロックアップクラッチ制御及び前後進用ク
ラッチの容量制御に用いている。すなわち、変速モータ
によって軸方向に移動する変速比指令弁の変速比指令ス
プールが、最大変速比に対応する位置と最小変速比に対
応する位置との間にある場合には電磁弁によって得られ
る調整圧をロックアップ制御弁に導き、一方変速比指令
スプールが最大変速比位置を越えたオーバーストローク
領域にある場合には調整圧をスロットル弁に導くように
油路が構成される。変速比指令スプールがオーバースト
ローク領域にある場合にはロックアップ制御弁のパイロ
ットポートに一定圧が作用し、ロックアップクラッチは
必ず解除状態とされる。発進時などのように目標変速比
として変速比の最大値が指令されている場合には、アイ
ドル状態が解除れると同時に（すなわち、アクセルペダ
ルの操作を開始すると同時に）変速比指令スプールはオ
ーバーストローク領域から最大変速比位置まで移動し、
ロックアップクラッチの締結が可能な状態とする。所定
の運転条件となった場合に電磁弁が作動し、これによっ
て得られる調整圧によってロックアップ制御弁が切り換
えられ、ロックアップクラッチが締結される。
105351号公報に示されるものがある。これに示される無
段変速機の制御装置では、１つの電磁弁によって調圧さ
れる調整圧をロックアップクラッチ制御及び前後進用ク
ラッチの容量制御に用いている。すなわち、変速モータ
によって軸方向に移動する変速比指令弁の変速比指令ス
プールが、最大変速比に対応する位置と最小変速比に対
応する位置との間にある場合には電磁弁によって得られ
る調整圧をロックアップ制御弁に導き、一方変速比指令
スプールが最大変速比位置を越えたオーバーストローク
領域にある場合には調整圧をスロットル弁に導くように
油路が構成される。変速比指令スプールがオーバースト
ローク領域にある場合にはロックアップ制御弁のパイロ
ットポートに一定圧が作用し、ロックアップクラッチは
必ず解除状態とされる。発進時などのように目標変速比
として変速比の最大値が指令されている場合には、アイ
ドル状態が解除れると同時に（すなわち、アクセルペダ
ルの操作を開始すると同時に）変速比指令スプールはオ
ーバーストローク領域から最大変速比位置まで移動し、
ロックアップクラッチの締結が可能な状態とする。所定
の運転条件となった場合に電磁弁が作動し、これによっ
て得られる調整圧によってロックアップ制御弁が切り換
えられ、ロックアップクラッチが締結される。
（ハ）発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような従来の無段変速機の制御装
置には、電磁弁がロックアップ締結側の油圧を出力する
状態で故障した場合に発進が不可能になるという問題点
がある。すなわち、アクセルペダルの操作を開始すると
同時に変速比指令スプールが最大変速比位置に移動する
ため、電磁弁による油圧がロックアップ制御弁に作用
し、直ちにロックアップクラッチが締結されてしまう。
このため、エンジンが停止し、発進を行なうことができ
ない。本発明はこのような課題を解決することを目的と
している。
置には、電磁弁がロックアップ締結側の油圧を出力する
状態で故障した場合に発進が不可能になるという問題点
がある。すなわち、アクセルペダルの操作を開始すると
同時に変速比指令スプールが最大変速比位置に移動する
ため、電磁弁による油圧がロックアップ制御弁に作用
し、直ちにロックアップクラッチが締結されてしまう。
このため、エンジンが停止し、発進を行なうことができ
ない。本発明はこのような課題を解決することを目的と
している。
（ニ）課題を解決するための手段 本発明は、所定車速以上になるまでは変速比指令スプー
ルをオーバーストローク領域に保持させ、ロックアップ
クラッチを必ず解除状態としておくことにより、上記課
題を解決する。すなわち、本発明は、変速比を指令する
電気信号に応じて作動する変速モータと、変速モータの
回転に応じて軸方向に移動する変速比指令スプールを有
する変速比指令弁と、与えられる電気信号に応じて油圧
を制御可能な電磁弁と、ロックアップ機構の作動状態を
制御可能なロックアップ制御弁とを有し、変速比指令弁
の変速比指令スプールは、これが最大変速比位置と最小
変速比位置との間にある場合には電磁弁によって得られ
る油圧によりロックアップ制御弁の作動位置が制御可能
となるように油路を接続し、変速比指令スプールが最大
変速比位置を越えたオーバーストローク領域にある場合
にはロックアップ制御弁をロックアップ解除側に作動さ
せるように油路を接続するように構成されている無段変
速機の制御装置を対象としたものであり、目標変速比と
して変速比の最大値が指令されていることを検知する最
大変速比指令検知手段と、車速が所定値以上であること
を検知する所定車速以上検知手段と、目標変速比として
変速比の最大値が指令されている際には、車速が上記所
定値以上の場合に変速比指令弁の変速比指令スプールを
最大変速比に対応する位置に移動させ、上記以外の場合
に変速比指令スプールをオーバーストローク領域に移動
させるオーバーストローク位置保持手段と、を有するこ
とを特徴としている。
ルをオーバーストローク領域に保持させ、ロックアップ
クラッチを必ず解除状態としておくことにより、上記課
題を解決する。すなわち、本発明は、変速比を指令する
電気信号に応じて作動する変速モータと、変速モータの
回転に応じて軸方向に移動する変速比指令スプールを有
する変速比指令弁と、与えられる電気信号に応じて油圧
を制御可能な電磁弁と、ロックアップ機構の作動状態を
制御可能なロックアップ制御弁とを有し、変速比指令弁
の変速比指令スプールは、これが最大変速比位置と最小
変速比位置との間にある場合には電磁弁によって得られ
る油圧によりロックアップ制御弁の作動位置が制御可能
となるように油路を接続し、変速比指令スプールが最大
変速比位置を越えたオーバーストローク領域にある場合
にはロックアップ制御弁をロックアップ解除側に作動さ
せるように油路を接続するように構成されている無段変
速機の制御装置を対象としたものであり、目標変速比と
して変速比の最大値が指令されていることを検知する最
大変速比指令検知手段と、車速が所定値以上であること
を検知する所定車速以上検知手段と、目標変速比として
変速比の最大値が指令されている際には、車速が上記所
定値以上の場合に変速比指令弁の変速比指令スプールを
最大変速比に対応する位置に移動させ、上記以外の場合
に変速比指令スプールをオーバーストローク領域に移動
させるオーバーストローク位置保持手段と、を有するこ
とを特徴としている。
（ホ）作用 所定車速以上検知手段によって所定車速以上が検知され
るまでは、変速比指令弁の変速比指令スプールはオーバ
ーストローク領域に保持される。この状態では、電磁弁
の作動状態にかかわらず、ロックアップクラッチは解除
状態とされる。従って、電磁弁が故障していたとして
も、アクセルペダル操作を同時にロックアップクラッチ
が締結されるといった事態は発生せず、エンジン停止の
発生が防止される。ロックアップクラッチが締結可能と
なるのは、車速が所定値以上となってからである。
るまでは、変速比指令弁の変速比指令スプールはオーバ
ーストローク領域に保持される。この状態では、電磁弁
の作動状態にかかわらず、ロックアップクラッチは解除
状態とされる。従って、電磁弁が故障していたとして
も、アクセルペダル操作を同時にロックアップクラッチ
が締結されるといった事態は発生せず、エンジン停止の
発生が防止される。ロックアップクラッチが締結可能と
なるのは、車速が所定値以上となってからである。
（ヘ）実施例 第２図に無段変速機の動力伝達機構を示す。この無段変
速機はフルードカップリング12、前後進切換機構15、Ｖ
ベルト式無段変速機構29、差動装置56等を有しており、
エンジン10の出力軸10aの回転を所定の変速比及び回転
方向で出力軸66及び68に伝達することができる。この無
段変速機は、フルードカップリング12（ロックアップ油
室12a、ポンプインペラー12b、タービンランナ12c等を
有している）、回転軸13、駆動軸14、前後進切換機構1
5、駆動プーリ16（固定円すい部材18、駆動プーリシリ
ンダ室20（室20a、室20b）、可動円すい部材22、みぞ22
a等からなる）、遊星歯車機構17（サンギア19、ピニオ
ンギア21、ピニオンギア23、ピニオンキャリア25、イン
ターナルギア27等から成る）、Ｖベルト24、従動プーリ
26（固定円すい部材30、従動プーリ）シリンダ室32、可
動円すい部材34等から成る）、従動軸28、前進用クラッ
チ40、駆動ギア46、アイドラギア48、後進用ブレーキ5
0、アイドラ軸52、ピニオンギア54、ファイナルギア4
4、ビニオンギア58、ピニオンギア60、サイドギア62、
サイドギア64、出力軸66、出力軸68などから構成されて
いるが、これらについての詳細な説明は省略する。な
お、説明を省略した部分の構成については本出願人の出
願に係る特開昭61−105353号公報に記載されている。
速機はフルードカップリング12、前後進切換機構15、Ｖ
ベルト式無段変速機構29、差動装置56等を有しており、
エンジン10の出力軸10aの回転を所定の変速比及び回転
方向で出力軸66及び68に伝達することができる。この無
段変速機は、フルードカップリング12（ロックアップ油
室12a、ポンプインペラー12b、タービンランナ12c等を
有している）、回転軸13、駆動軸14、前後進切換機構1
5、駆動プーリ16（固定円すい部材18、駆動プーリシリ
ンダ室20（室20a、室20b）、可動円すい部材22、みぞ22
a等からなる）、遊星歯車機構17（サンギア19、ピニオ
ンギア21、ピニオンギア23、ピニオンキャリア25、イン
ターナルギア27等から成る）、Ｖベルト24、従動プーリ
26（固定円すい部材30、従動プーリ）シリンダ室32、可
動円すい部材34等から成る）、従動軸28、前進用クラッ
チ40、駆動ギア46、アイドラギア48、後進用ブレーキ5
0、アイドラ軸52、ピニオンギア54、ファイナルギア4
4、ビニオンギア58、ピニオンギア60、サイドギア62、
サイドギア64、出力軸66、出力軸68などから構成されて
いるが、これらについての詳細な説明は省略する。な
お、説明を省略した部分の構成については本出願人の出
願に係る特開昭61−105353号公報に記載されている。
第３図に無段変速機の油圧制御装置を示す。この油圧制
御装置は、オイルポンプ101、ライン圧調圧弁102、マニ
アル弁104、変速制御弁106、変速比指令弁108、変速モ
ータ（ステップモータ）110、変速操作機構112、スロッ
トル弁114、一定圧調圧弁116、電磁弁118、カップリン
グ圧調圧弁120、ロックアップ制御弁122等を有してお
り、これらは互いに図示のように接続されており、また
前進用クラッチ40、後進用ブレーキ50、フルードカップ
リング12、ロックアップ油室12a、駆動プーリシリンダ
室20及び従動プーリシリンダ室32とも図示のように接続
されている。これらの弁等についての詳細な説明は省略
する。説明を省略した部分については前述の特開昭61−
105353号公報に記載されている。なお、第３図中の各参
照符号は次の部材を示す。ピニオンギア110a、タンク13
0、ストレーナ131、油路132、リリーフ弁133、弁穴13
4、ポート134a〜ｅ、スプール136、ランド136a〜ｂ、油
路138、一方向オリフィス139、油路140、油路142、一方
向オリフィス143、弁穴146、ポート146a〜ｇ、スプール
148、ランド148a〜ｅ、スリーブ150、スプリング152、
スプリング154、変速比伝達部材158、油路164、油路16
5、オリフィス166、オリフィス170、弁穴172、ポート17
2a〜ｅ、スプール174、ランド174a〜ｃ、スプリング17
5、油路176、オリフィス177、レバー178、油路179、ピ
ン181、変速比指令スプール182、ランド182a〜ｂ、ラッ
ク182c、ピン183、ピン185、弁穴186、ポート186a〜
ｄ、油路188、油路189、油路190、弁穴192、ポート192a
〜ｇ、スプール194、ランド194a〜ｅ、負圧ダイヤフラ
ム198、オリフィス199、オリフィス202、オリフィス20
3、弁穴204、ポート204a〜ｅ、スプール206、ランド206
a〜ｂ、スプリング208、油路209、フィルター211、オリ
フィス216、ポート222、ソレノイド224、プランジャ224
a、スプリング225、弁穴230、ポート230a〜ｅ、スプー
ル232、ランド232a〜ｂ、スプリング234、油路235、オ
リフィス236、弁穴240、ポート240a〜ｈ、スプール24
2、ランド242a〜ｅ、油路243、油路245、オリフィス24
6、オリフィス247、オリフィス248、オリフィス249、チ
ョーク形絞り弁250、リリーフバルブ251、チョーク形絞
り弁252、保圧弁253、油路254、クーラー256、クーラー
保圧弁258、オリフィス259、切換検出スイッチ278。
御装置は、オイルポンプ101、ライン圧調圧弁102、マニ
アル弁104、変速制御弁106、変速比指令弁108、変速モ
ータ（ステップモータ）110、変速操作機構112、スロッ
トル弁114、一定圧調圧弁116、電磁弁118、カップリン
グ圧調圧弁120、ロックアップ制御弁122等を有してお
り、これらは互いに図示のように接続されており、また
前進用クラッチ40、後進用ブレーキ50、フルードカップ
リング12、ロックアップ油室12a、駆動プーリシリンダ
室20及び従動プーリシリンダ室32とも図示のように接続
されている。これらの弁等についての詳細な説明は省略
する。説明を省略した部分については前述の特開昭61−
105353号公報に記載されている。なお、第３図中の各参
照符号は次の部材を示す。ピニオンギア110a、タンク13
0、ストレーナ131、油路132、リリーフ弁133、弁穴13
4、ポート134a〜ｅ、スプール136、ランド136a〜ｂ、油
路138、一方向オリフィス139、油路140、油路142、一方
向オリフィス143、弁穴146、ポート146a〜ｇ、スプール
148、ランド148a〜ｅ、スリーブ150、スプリング152、
スプリング154、変速比伝達部材158、油路164、油路16
5、オリフィス166、オリフィス170、弁穴172、ポート17
2a〜ｅ、スプール174、ランド174a〜ｃ、スプリング17
5、油路176、オリフィス177、レバー178、油路179、ピ
ン181、変速比指令スプール182、ランド182a〜ｂ、ラッ
ク182c、ピン183、ピン185、弁穴186、ポート186a〜
ｄ、油路188、油路189、油路190、弁穴192、ポート192a
〜ｇ、スプール194、ランド194a〜ｅ、負圧ダイヤフラ
ム198、オリフィス199、オリフィス202、オリフィス20
3、弁穴204、ポート204a〜ｅ、スプール206、ランド206
a〜ｂ、スプリング208、油路209、フィルター211、オリ
フィス216、ポート222、ソレノイド224、プランジャ224
a、スプリング225、弁穴230、ポート230a〜ｅ、スプー
ル232、ランド232a〜ｂ、スプリング234、油路235、オ
リフィス236、弁穴240、ポート240a〜ｈ、スプール24
2、ランド242a〜ｅ、油路243、油路245、オリフィス24
6、オリフィス247、オリフィス248、オリフィス249、チ
ョーク形絞り弁250、リリーフバルブ251、チョーク形絞
り弁252、保圧弁253、油路254、クーラー256、クーラー
保圧弁258、オリフィス259、切換検出スイッチ278。
第４図にステップモータ110及びソレノイド224の作動を
制御するコントロールユニット300を示す。コントロー
ルユニット300は、入力インターフェース311、基準パル
ス発生器312、CPU（中央処理装置）313、ROM（リードオ
ンリメモリ）314、RAM（ランダムアクセスメモリ）315
及び出力インターフェース316を有しており、これらは
アドレスバス319及びデータバス320によって連絡されて
いる。このコントロールユニット300には、エンジン回
転速度センサー301、車速センサー302、スロットル開度
センサー303、シフトポジションスイッチ304、タービン
回転速度センサー305、エンジン冷却水温センサー306、
アイドルスイッチ307及び切換検出スイッチ298からの信
号が直接又は波形成形器308、309及び322、及びAD変速
器310を通して入力され、一方増幅器317及び線317a〜ｄ
を通して変速モータ110へ信号が出力され、またソレノ
イド224へも信号が出力されるが、これらについての詳
細な説明は省略する。なお、説明を省略した部分の構成
については、前述の特開昭61−105353号公報に記載され
ている。
制御するコントロールユニット300を示す。コントロー
ルユニット300は、入力インターフェース311、基準パル
ス発生器312、CPU（中央処理装置）313、ROM（リードオ
ンリメモリ）314、RAM（ランダムアクセスメモリ）315
及び出力インターフェース316を有しており、これらは
アドレスバス319及びデータバス320によって連絡されて
いる。このコントロールユニット300には、エンジン回
転速度センサー301、車速センサー302、スロットル開度
センサー303、シフトポジションスイッチ304、タービン
回転速度センサー305、エンジン冷却水温センサー306、
アイドルスイッチ307及び切換検出スイッチ298からの信
号が直接又は波形成形器308、309及び322、及びAD変速
器310を通して入力され、一方増幅器317及び線317a〜ｄ
を通して変速モータ110へ信号が出力され、またソレノ
イド224へも信号が出力されるが、これらについての詳
細な説明は省略する。なお、説明を省略した部分の構成
については、前述の特開昭61−105353号公報に記載され
ている。
コントロールユニット300による発進時における変速比
指令弁108の変速比指令スプール182の制御は、第５図に
示す制御フローに従って行なわれる。まず、車速信号、
スロットル開度信号などの信号を読込み、目標変速比を
検索する。次いで、得られた目標変速比が変速比の最大
値であるかどうかを判断し、変速比の最大値でない場合
には目標変速比に対応した変速モータ位置ｘを求める。
一方、目標変速比として変速比の最大値が設定された場
合にはアイドルスイッチ307（これはアクセルペダルオ
フでオンとなり、アクセルペダルオンでオフとなるスイ
ッチである）がオンの場合には変速モータ110の位置ｘ
としてオーバーストローク領域に対応した値Poを設定
し、一方アイドルスイッチ307がオフの場合には車速が
所定値よりも大きいかどうかを判断する。車速が所定値
よりも大きい場合にはアイドルスイッチ307がオンの場
合と同様に変速モータ110の位置としてオーバーストロ
ーク領域に対応した値Poを設定する。一方、車速が所定
値よりも小さい場合には変速モータ110の位置ｘとして
最大変速比に対応した値P1を設定する。上述のようにし
て、変速モータ110の位置ｘを設定した後は、これを変
速モータ110に出力し、位置ｘまで変速モータ110を回転
させる。次いで、他の制御が行なわれる。
指令弁108の変速比指令スプール182の制御は、第５図に
示す制御フローに従って行なわれる。まず、車速信号、
スロットル開度信号などの信号を読込み、目標変速比を
検索する。次いで、得られた目標変速比が変速比の最大
値であるかどうかを判断し、変速比の最大値でない場合
には目標変速比に対応した変速モータ位置ｘを求める。
一方、目標変速比として変速比の最大値が設定された場
合にはアイドルスイッチ307（これはアクセルペダルオ
フでオンとなり、アクセルペダルオンでオフとなるスイ
ッチである）がオンの場合には変速モータ110の位置ｘ
としてオーバーストローク領域に対応した値Poを設定
し、一方アイドルスイッチ307がオフの場合には車速が
所定値よりも大きいかどうかを判断する。車速が所定値
よりも大きい場合にはアイドルスイッチ307がオンの場
合と同様に変速モータ110の位置としてオーバーストロ
ーク領域に対応した値Poを設定する。一方、車速が所定
値よりも小さい場合には変速モータ110の位置ｘとして
最大変速比に対応した値P1を設定する。上述のようにし
て、変速モータ110の位置ｘを設定した後は、これを変
速モータ110に出力し、位置ｘまで変速モータ110を回転
させる。次いで、他の制御が行なわれる。
結局、上記制御により、変速比の最大値が指令されてい
る場合にアイドルスイッチ307がオフかつ車速が所定値
以上の場合にのみ変速モータ110は最大変速比に対応す
る位置に移動し、これ以外の場合にはオーバーストロー
ク領域の保持されることになる。変速モータ110がオー
バーストローク領域にある場合には第３図に示す変速比
指令弁108のポート186aは変速比指令スプール182のラン
ド182aによって閉鎖され、油路188の油圧は一定圧調圧
弁116によって調圧された所定の高い値となる。このた
め、ロックアップ制御弁122は第３図中下半部に示す状
態となり、ロックアップクラッチが解除される。このロ
ックアップ解除状態は電磁弁118の動作状態にかかわら
ず実現されるため、電磁弁118が油路190の油圧をドレー
ンする状態で故障したとしても、ロックアップクラッチ
が締結されることはない。従って、電磁弁118が故障し
ても車両の発進を行なうことができる。ロックアップク
ラッチが締結可能となるのは車速が所定値まで上昇し、
変速モータ110が最大変速比位置に対応する位置まで作
動した場合であり、この状態でロックアップクラッチが
締結されてもエンジンが停止することはなく、走行を続
行することができる。
る場合にアイドルスイッチ307がオフかつ車速が所定値
以上の場合にのみ変速モータ110は最大変速比に対応す
る位置に移動し、これ以外の場合にはオーバーストロー
ク領域の保持されることになる。変速モータ110がオー
バーストローク領域にある場合には第３図に示す変速比
指令弁108のポート186aは変速比指令スプール182のラン
ド182aによって閉鎖され、油路188の油圧は一定圧調圧
弁116によって調圧された所定の高い値となる。このた
め、ロックアップ制御弁122は第３図中下半部に示す状
態となり、ロックアップクラッチが解除される。このロ
ックアップ解除状態は電磁弁118の動作状態にかかわら
ず実現されるため、電磁弁118が油路190の油圧をドレー
ンする状態で故障したとしても、ロックアップクラッチ
が締結されることはない。従って、電磁弁118が故障し
ても車両の発進を行なうことができる。ロックアップク
ラッチが締結可能となるのは車速が所定値まで上昇し、
変速モータ110が最大変速比位置に対応する位置まで作
動した場合であり、この状態でロックアップクラッチが
締結されてもエンジンが停止することはなく、走行を続
行することができる。
（ト）発明の効果 以上説明してきたように、本発明によると、目標変速比
として変速比の最大値が指令されている場合には、車速
所定値以上となるまでは変速比指令弁の変速比指令スプ
ールをオーバーストローク領域に保持させるようにした
ので、電磁弁が故障した場合であっても所定車速となる
まではロックアップクラッチが締結されることが防止さ
れ、車両の発進を行なうことができる。なお、上述の実
施例のようにスロットル全閉条件を追加した場合には、
車両センサーが故障した場合にもスロットルの条件によ
ってロックアップクラッチの解除を行なうことができ
る。
として変速比の最大値が指令されている場合には、車速
所定値以上となるまでは変速比指令弁の変速比指令スプ
ールをオーバーストローク領域に保持させるようにした
ので、電磁弁が故障した場合であっても所定車速となる
まではロックアップクラッチが締結されることが防止さ
れ、車両の発進を行なうことができる。なお、上述の実
施例のようにスロットル全閉条件を追加した場合には、
車両センサーが故障した場合にもスロットルの条件によ
ってロックアップクラッチの解除を行なうことができ
る。
第１図は本発明の構成要素間の関係を示す図、第２図は
無段変速機の骨組図、第３図は無段変速機の油圧回路を
示す図、第４図は無段変速機のコントロールユニットを
示す図、第５図は制御フローを示す図である。 108……変速比指令弁、110……変速モータ、118……電
磁弁、122……ロックアップ制御弁、182……変速比指令
スプール、302……車速センサー、307……アイドルスイ
ッチ。
無段変速機の骨組図、第３図は無段変速機の油圧回路を
示す図、第４図は無段変速機のコントロールユニットを
示す図、第５図は制御フローを示す図である。 108……変速比指令弁、110……変速モータ、118……電
磁弁、122……ロックアップ制御弁、182……変速比指令
スプール、302……車速センサー、307……アイドルスイ
ッチ。
Claims (2)
- 【請求項１】変速比を指令する電気信号に応じて作動す
る変速モータと、変速モータの回転に応じて軸方向に移
動する変速比指令スプールを有する変速比指令弁と、与
えられる電気信号に応じて油圧を制御可能な電磁弁と、
ロックアップ機構の作動状態を制御可能なロックアップ
制御弁とを有し、変速比指令弁の変速比指令スプール
は、これが最大変速比位置と最小変速比位置との間にあ
る場合には電磁弁によって得られる油圧によりロックア
ップ制御弁の作動位置が制御可能となるように油路を接
続し、変速比指令スプールが最大変速比位置を越えたオ
ーバーストローク領域にある場合にはロックアップ制御
弁をロックアップ解除側に作動させるように油路を接続
するように構成されている無段変速機の制御装置におい
て、 目標変速比として変速比の最大値が指令されていること
を検知する最大変速比指令検知手段と、車速が所定値以
上であることを検知する所定車速以上検知手段と、目標
変速比として変速比の最大値が指令されている際には、
車速が上記所定値以上の場合に変速比指令弁の変速比指
令スプールを最大変速比に対応する位置に移動させ、上
記以外の場合に変速比指令スプールをオーバーストロー
ク領域に移動させるオーバーストローク位置保持手段
と、を有することを特徴とする無段変速機の制御装置。 - 【請求項２】変速比を指令する電気信号に応じて作動す
る変速モータと、変速モータの回転に応じて軸方向に移
動する変速比指令スプールを有する変速比指令弁と、与
えられる電気信号に応じて油圧を制御可能な電磁弁と、
ロックアップ機構の作動状態を制御可能なロックアップ
制御弁とを有し、変速比指令弁の変速比指令スプール
は、これが最大変速比位置と最小変速比位置との間にあ
る場合には電磁弁によって得られる油圧によりロックア
ップ制御弁の作動位置が制御可能となるように油路を接
続し、変速比指令スプールが最大変速比位置を越えたオ
ーバーストローク領域にある場合にはロックアップ制御
弁をロックアップ解除側に作動させるように油路を接続
するように構成されている無段変速機の制御装置におい
て、 目標変速比として変速比の最大値が指令されていること
を検知する最大変速比指令検知手段と、スロットルが全
閉状態であることを検知するアイドル検知手段と、車速
が所定値以上であることを検知する所定車速以上検知手
段と、目標変速比として変速比の最大値が指令されてい
る際には、非スロットル全閉状態かつ車速が上記所定値
以上の場合に変速比指令弁の変速比指令スプールを最大
変速比に対応する位置に移動させ、上記以外の場合に変
速比指令スプールをオーバーストローク領域に移動させ
るオーバーストローク位置保持手段と、を有することを
特徴とする無段変速機の制御装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1206668A JPH0715310B2 (ja) | 1989-08-11 | 1989-08-11 | 無段変速機の制御装置 |
| US07/563,309 US5067372A (en) | 1989-08-11 | 1990-08-07 | Control system for continuously variable transmission |
| GB9017578A GB2235504B (en) | 1989-08-11 | 1990-08-10 | Control system for continuously variable transmission |
| DE4025455A DE4025455C2 (de) | 1989-08-11 | 1990-08-10 | Steuersystem für ein stufenlos regelbares Getriebe |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1206668A JPH0715310B2 (ja) | 1989-08-11 | 1989-08-11 | 無段変速機の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0374671A JPH0374671A (ja) | 1991-03-29 |
| JPH0715310B2 true JPH0715310B2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=16527153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1206668A Expired - Fee Related JPH0715310B2 (ja) | 1989-08-11 | 1989-08-11 | 無段変速機の制御装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
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| JP (1) | JPH0715310B2 (ja) |
| DE (1) | DE4025455C2 (ja) |
| GB (1) | GB2235504B (ja) |
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| JP2663675B2 (ja) * | 1990-04-06 | 1997-10-15 | 日産自動車株式会社 | ロックアップクラッチの制御装置 |
| JP2663673B2 (ja) * | 1990-04-06 | 1997-10-15 | 日産自動車株式会社 | ロックアップクラッチの制御装置 |
| JPH0454362A (ja) * | 1990-06-21 | 1992-02-21 | Nissan Motor Co Ltd | 無段変速機の変速制御装置 |
| JP2687696B2 (ja) * | 1990-08-02 | 1997-12-08 | 日産自動車株式会社 | 無段変速機の変速制御装置 |
| JP2636520B2 (ja) * | 1991-01-23 | 1997-07-30 | 日産自動車株式会社 | 無段変速機の制御装置 |
| JP2906692B2 (ja) * | 1991-02-01 | 1999-06-21 | 日産自動車株式会社 | 無段変速機の変速制御装置 |
| US5233890A (en) * | 1992-03-31 | 1993-08-10 | Saturn Corporation | Transmission torque converter clutch disable control |
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| KR0183215B1 (ko) * | 1996-06-18 | 1999-04-01 | 박병재 | 차량용 무단 변속기 |
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| DE102013220068A1 (de) | 2013-10-02 | 2015-04-02 | Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg | Getriebevorrichtung mit einem CVT-Getriebe und mit einem Differenzial |
| JP5997193B2 (ja) * | 2014-02-14 | 2016-09-28 | 富士重工業株式会社 | 無段変速機の異常検知装置、及び、無段変速機の異常検知方法 |
| JP6212445B2 (ja) * | 2014-07-16 | 2017-10-11 | 本田技研工業株式会社 | 自動変速機の制御装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPS5917297B2 (ja) * | 1979-08-04 | 1984-04-20 | 日産自動車株式会社 | 自動変速機の直結クラツチ制御装置 |
| JPS6044649A (ja) * | 1983-08-22 | 1985-03-09 | Toyota Motor Corp | 車両用無段変速機の制御方法 |
| US4607731A (en) * | 1983-10-03 | 1986-08-26 | Nissan Motor Co., Ltd. | Hydraulic control system for automatic transmission having torque converter with lock-up mechanism |
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-
1989
- 1989-08-11 JP JP1206668A patent/JPH0715310B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-08-07 US US07/563,309 patent/US5067372A/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-08-10 DE DE4025455A patent/DE4025455C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-08-10 GB GB9017578A patent/GB2235504B/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5067372A (en) | 1991-11-26 |
| GB2235504A (en) | 1991-03-06 |
| JPH0374671A (ja) | 1991-03-29 |
| GB9017578D0 (en) | 1990-09-26 |
| DE4025455C2 (de) | 1995-08-17 |
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| GB2235504B (en) | 1993-10-06 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |