JPS6363782B2 - - Google Patents

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JPS6363782B2
JPS6363782B2 JP58057495A JP5749583A JPS6363782B2 JP S6363782 B2 JPS6363782 B2 JP S6363782B2 JP 58057495 A JP58057495 A JP 58057495A JP 5749583 A JP5749583 A JP 5749583A JP S6363782 B2 JPS6363782 B2 JP S6363782B2
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hydraulic servo
hydraulic
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valve
clutch
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Publication of JPS6363782B2 publication Critical patent/JPS6363782B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/02Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
    • F16H63/30Constructional features of the final output mechanisms
    • F16H63/3003Band brake actuating mechanisms
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/04Smoothing ratio shift
    • F16H61/06Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure
    • F16H61/065Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure using fluid control means
    • F16H61/068Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure using fluid control means using an orifice control valve

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は自動変速機の制御装置に係り、主に車
両に搭載され入力軸と出力軸との間に異なる変速
比の複数の変速段を選択的に得る多段式自動変速
機の制御装置に関する。 プラネタリギアセツトなど歯車装置と、その構
成要素を相互に連結するか、または構成要素と入
力軸または出力軸とを連結するか、または構成要
素を自動変速機ケースなど固定部材に固定する摩
擦係合装置とを備えた自動変速機において、たと
えばキツクダウンなどのダウンシフト時など高速
段(たとえば第3速)から低速段(たとえば第2
速)への変速を達成するために第1摩擦係合装置
の解放と第2摩擦係合装置の係合とを必要とする
場合、係合と解放のタイミングを調整しないと変
速時に衝撃が生じる場合がある。 従来この係合と解放のタイミングは、自動変速
機内に設けた一方向クラツチ、自動変速機の油圧
制御装置内に設けたアキユームレータまたは油圧
サーポへの作動油の給排順序を制御するタイミン
グ弁などにより調整されて来たが、何れも自動変
速機のメカニカル部または油圧制御装置の相当の
複雑化を伴う。 本発明の目的は、比較的簡単な機構で、前記2
つの摩擦係合装置間の作動のタイミングを取るこ
とが可能な自動変速機の制御装置の提供にある。 本発明の他の目的は達成される低速段(高減速
比変速段)への移行のタイミングが、原動機出力
などの条件に応じて適切に変更できる自動変速機
の制御装置の提供にある。 本発明は、トルクコンバータの回転力を伝達す
る第1および第2のクラツチ、該第1クラツチに
より伝達される回転力によりリングギアを駆動さ
れ、あるいは前記第2クラツチにより伝達される
回転力によりサンギアを駆動される第1プラネタ
リギアセツト、前記第2クラツチにより伝達され
る回転力により第1プラネタリギアセツトのサン
ギアとともにサンギアを駆動される第2プラネタ
リギアセツト、前記第1プラネタリギアセツトの
サンギアおよび前記第2プラネタリギアセツトの
サンギアの回転を止めるバンドブレーキ、前記第
2プラネタリギアセツトのピニオンを支持するプ
ラネツトキヤリヤの回転を止める多板ブレーキ、
前記第1プラネタリギアセツトのピニオンを支持
するプラネツトキヤリヤと前記第2プラネタリギ
アセツトのリングギアとに固定される出力軸とか
らなる自動変速機と、前記第1クラツチを接続駆
動する第1油圧サーボと、前記第2クラツチを接
続駆動する第2油圧サーボと、前記バンドブレー
キを締結駆動する第3油圧サーボと、前記多板ブ
レーキを締結駆動する第4油圧サーボと、前記第
3油圧サーボにより、駆動される可動体を逆向き
に駆動させ、前記バンドブレーキを解放駆動する
第5油圧サーボと、前記各油圧サーボを制御し、
第2速の選択時に前記第1油圧サーボと前記第3
油圧サーボとを作動させ、第3速の選択時に前記
第1油圧サーボと前記第2油圧サーボとを作動さ
せる油圧制御装置とからなる自動変速機の制御装
置において、前記油圧制御装置は、前記第5油圧
サーボの油圧供給路に、前記第5油圧サーボへの
油圧供給時に開口するチエツク弁と、油圧の流量
を制限するオリフイスと、原動機の出力に応じて
通路を制御し出力が小さい時その通路を連通し、
大きい時その通路を遮断する制御弁とを互いに並
列に設けるとともに、前記第5油圧サーボの油圧
供給路は前記第2油圧サーボの油圧供給路に接続
されることにより、第3速から第2速へのシフト
ダウンの際の衝撃を減少させることを技術的手段
とする。 つぎに本発明を図に示す実施例に基づき説明す
る。 第1図は車両用自動変速機を示し、固定部材で
ある自動変速機ケース100と、流体継手である
トルクコンバータ120と、本実施例ではプラネ
タリギアセツトである歯車装置と複数の摩擦係合
装置とを組合せてなる遊星歯車変速機構140
と、カウンターシヤフト180と、デイフアレン
シヤル機構190とからなる。 自動変速機ケース100は、遊星歯車変速機構
140およびカウンターシヤフト180を収納す
るトランスミツシヨンケース101、該トランス
ミツシヨンケース101のエンジンがわ(図示右
方)に締結され、流体継手が収納されるトルクコ
ンバータ120とデイフアレンシヤル機構190
を収納するエンジンがわケース105、および前
記トランスミツシヨンケース101のエンジンと
反対がわ(他方がわという以下同じ)に締結され
たギアカバー108とからなる。 トルクコンバータ120は、公知の構成を有
し、第3図にも示す如くエンジン出力軸102に
連結されたフロントカバー121、該フロントカ
バー121に連結されたポンプインペラー12
3、該ポンプインペラー123と前記フロントカ
バー121との間に配されたタービンランナ12
5、自動変速機ケース100に固定されたスリー
ブ103に一方向クラツチ127を介して支持さ
れたステータ129、前記スリーブ103内に挿
通されたトルクコンバータ出力軸131、フロン
トカバー121とタービンランナ125との間に
配された直結クラツチ135からなり、ポンプイ
ンペラー123の軸心部には前記スリーブ103
の外周に配され、オイルポンプ130を駆動する
駆動スリーブ137が連結されている。 遊星歯車変速機構140は前記トルクコンバー
タ出力軸131と一体の入力軸141と該入力軸
141に直列して配された出力軸142との間に
第1のプラネタリギアセツト150、第2のプラ
ネタリギアセツト160、本発明の第1油圧サー
ボである油圧サーボC―1により駆動される第1
多板クラツチC1、本発明の第2油圧サーボであ
る油圧サーボC―2により駆動される第2多板ク
ラツチC2、本発明の第3油圧サーボおよび第5
油圧サーボを備える油圧サーボ機構B―1により
駆動されるバンドブレーキB1、本発明の第4油
圧サーボである油圧サーボB―2により作動され
る多板ブレーキB2および一方向クラツチF1を
備える。 第1のプラネタリギアセツト150は、クラツ
チC1を前記入力軸141に介して連結されたリ
ングギア151、出力軸142にスプライン嵌合
されたキヤリヤ155、前記入力軸141に多板
クラツチC2およびバンドブレーキB1を介して
連結されたサンギア153およびピニオン157
を有する。 第2のプラネタリギアセツト160は出力軸1
42にスプライン嵌合されたリングギア161、
ブレーキB2および該ブレーキB2と並列された
一方向クラツチF1を介して自動変速機ケース1
00に固定されるキヤリヤ165および前記クラ
ツチC2およびブレーキB1を介して入力軸14
1に連結されたサンギア163、およびピニオン
167からなる。第1のプラネタリギアセツト1
50のサンギア153および第2のプラネタリギ
アセツト160のサンギア163は本実施例では
一体のサンギア軸159上に設けられている。 バンドブレーキB1は、変速機ケースのオイル
ポンプカバー110に設けられたスリーブ状ボス
部111に回転自在に外嵌されている油圧サーボ
C―2の環状シリンダ171の外周に一端が溶接
され、他端はサンギア軸159にスプライン嵌合
され、クラツチC1、クラツチC2、第1のプラ
ネタリギアセツト150を内包して配されたブレ
ーキドラム172と、一端173は自動変速機ケ
ース100に枢着され、他端は係止金具174が
設けられるとともに自由端とされ、前記ブレーキ
ドラム172に巻設されたブレーキバンド175
とからなる。油圧サーボ機構B―1は油圧シリン
ダ176、該シリンダ176内に嵌め込まれたピ
ストン177、該ピストンのリターンスプリング
178、先端が前記係止金具174に当接し、後
端は係止用スプリング179が背設された押圧棒
186を備える。ピストン177は係止用スプリ
ング179を先方に変位させ前記リターンスプリ
ング178を圧縮させ押圧棒186を押してブレ
ーキB1を係合させるための第3油圧サーボb1
と、前記第2油圧サーボである油圧サーボC―2
に連通されており、ピストンを後方に変位させブ
レーキB1を解放するため前記第3油圧サーボb
1に対向して設けられた第5油圧サーボb2とを
備える。本実施例では解放用の第5油圧サーボb
2はピストン内に設けられた連絡油路187で連
絡された2つの油室からなるいわゆるダブルピス
トンを採用し、外径のコンパクト化を計ると共に
係合用の第3油圧サーボb1に油圧が供給された
状態において第5油圧サーボb2に油圧を供給し
た場合においてブレーキB1の解放が円滑にでき
るよう構成している。 出力軸142の他方がわにはカウンターシヤフ
トドライブギア143がスプライン嵌合され、カ
ウンターシヤフト180の他方がわ端にスプライ
ン嵌合されたカウンターシヤフトドリブンギア1
81と歯合している。 カウンターシヤフト180のエンジンがわ端に
はデイフアレンシヤルドライブギア182が形成
され、デイフアレンシヤル機構190の入力大ギ
ア191と歯合している。 第3図は第1図および第2図に示した自動変速
機の油圧制御装置を示す。 21は油圧源であるオイルポンプ、23および
27は調圧弁であるプライマリレギユレータ弁お
よびセカンダリレギユレータ弁、29は信号油圧
弁であるスロツトル弁、33,34および36は
それぞれ切り換え弁であるマニユアル弁、1―2
シフト弁、および2―3シフト弁、38はローコ
ーストモジユレータ弁(low coast modulate
valve)、40は2ndレンジブースト弁(2nd
range boost valve)、42はオリフイスコント
ロール弁、44はロツクアツプリレー弁(look
―up rilay valve)、46はC―1アキユームレ
ータ、48はB―1アキユームータ、50はクー
ラーバイパス弁、51,52,53,54はチエ
ツク弁とオリフイスとを並列してなる流量制御機
構、S1は1―2シフト弁制御用ソレノイド弁、
S2は2―3シフト弁制御用ソレノイド弁、S3
はロツクアツプリレー弁制御用ソレノイド弁、6
0はソレノイド弁S1〜S3を制御するための電
子制御回路である。本実施例においてはオリフイ
スコントロール弁42と流量制御機構52とが、
第2油圧サーボである油圧サーボC―2と第5油
圧サーボb2とを連通する油路に配設され、信号
油圧弁であるスロツトル弁29からの信号圧に応
答して第2油圧サーボC―2と第5油圧サーボb
2との連通度合を制御する制御弁機構70を構成
する。 つぎに各弁の構成およびこの油圧制御装置の作
動を説明する。 オイルポンプ21はオイルストレーナ20を介
して油溜め(図示せず)から吸い上げた油を油路
1に吐出する。 プライマリレギユレータ弁23は、一方(図示
下方)にスプリング231が背設されたスプール
24と該スプール24に直列して配されたレギユ
レータプランジヤ25とを備える。レギユレータ
プランジヤ25は、シヤツトル弁55を介して油
路5および油路3Bと連絡した油路5Aから、後
記する油路5のライン圧または後記する油路3B
の2ndレンジブースト圧を受ける大径ランド25
1と、油路9から後記するスロツトル圧を受ける
小径ランド253とを備え、これら入力油圧(ラ
イン圧およびスロツトル圧)に応じてスプール2
4を図示上方に押圧する。スプール24は図示上
方からオリフイス232を介して図示上端ランド
241に印加される出力油圧(ライン圧)のフイ
ードバツクを受け、図示下方から前記スプリング
231のばね荷重と、レギユレータプランジヤ2
5による押圧力とを受けて変位し、油路1に連絡
するポート233と、油路7に連絡するアウトポ
ート234、およびドレインポート235の開開
口面積を調整し、油路1の油圧をオイルポンプ吐
出圧、および前記入力油圧に応じて調圧し油路1
の油圧を調圧してライン圧とするとともに、余剰
油を油路7に供給し、さらに余つた油を油路8か
らオイルストレーナ20内に排出する。これによ
り油路1には車速、スロツトル開度など車両走行
条件に応じて調圧されたライン圧が発生する。な
お油路1と油路7とはオリフイス236を介して
も連絡されており、スプール24の位置にかかわ
らず必要最小限の油が油路7へ供給される。 セカンダリレギユレータ弁27は、一方(図示
下方)にスプリング271が背設されたスプール
28を備える。スプール28は一方からスプリン
グ271のばね荷重と油路9を介して印加される
スロツトル圧とを受け、他方からは図示上端ラン
ド281にオリフイス272を介してフイードバ
ツクされる油路7の油圧を受けて変位され、油路
7に連絡するポート273と油路11に連絡した
ドレインポート275の開口との開口面積を調整
して油路7にセカンンダリライン圧を発生させる
とともに余剰油を油路10から潤滑必要部に潤滑
油として供給し、さらに余つた油を油路11から
オイルストレーナ20内に排出する。なお潤滑油
供給油路10はオリフイス276を介して油路7
と連絡されておりスプール28の位置の如何にか
かわらず必要最小限の潤滑油が油路10に供給さ
れ、潤滑必要部の焼付を防止している。 スロツトル弁29は、一方(図示上方)にスプ
リング291が背設されたスプール30、中間ス
プリング292を介してスプール30に直列され
たスロツトルプランジヤ31、エンジンのスロツ
トル開度に応じてスロツトルプランジヤ31を変
位させるスロツトルカム32およびスプールの変
位量を制限する係止板293を備える。スロツト
ルプランジヤ31は、油路9のスロツトル圧のフ
イードバツクとスロツトルペダルにリンク機構
(図示せず)を介して連絡され該ペダルの踏み込
み量に応じて回転するカム32による押圧力とを
受けて図示上方に変位され、前記中間スプリング
292を介してスプール30を押圧する。スプー
ル30は図示上方からスプリング291のばね荷
重と油路9のスロツトル圧のフイードバツクとを
受け、図示下方から前記中間スプリング292に
よる押圧力を受けて変位させ、油路1に連絡した
インポート294とドレインポート295との開
口面積を調節して油路9に原動機の出力に関係付
けられた信号の1つであるスロツトル開度の増大
に応じて増大するスロツトル油圧を発生する。ま
た、スロツトル弁29の第3図示上方端の室(ス
プリング291を配装した室)に、車速(または
出力軸142の回転速度)の増大に応じて増大す
る信号油圧を印加した場合には、スロツトル開度
の増大に応じて増大し、且つ車速(または出力軸
142の回転速度)の増大に応じて低下する、ス
ロツトル油圧を発生させることができる。 マニユアル弁33は、運転席に設けられたシフ
トレバー(図示せず)により手動されるスプール
313を備え、シフトレバーの設定位置(設定レ
ンジ)P(パーク)、R(リバース)、N(ニユート
ラル)、D(ドライブ)、2(セカンド)、L(ロー)
に応じて、表1に示す如くライン圧の発生油路1
と油路2〜油路6とを連絡する。油路2は流量制
御機構51およびその下流に設けられたアキユム
ータ46を介して前進用クラツチC1の油圧サー
ボC―1に連絡されるとともにロツクアツプリレ
ー弁44に制御圧を供給する。油路3は1―2シ
フト弁34および2ndレンジブースト弁40にラ
イン圧を供給する。油路4は2―3シフト弁36
にライン圧を供給するとともに2ndレンジブース
ト弁40に制御圧を供給する。油路5は2―3シ
フト弁36、ローコーストモジユレータ弁38お
よびスロツトル弁29に制御圧を供給する。油路
6は1―2シフト弁34にライン圧を供給する。
【表】 電子制御装置60は、車速センサ、スロツトル
開度センサ、マニユアル弁33の設定位置センサ
および自動変速機とマニユアル変速との切り換え
スイツチなど車両走行条件を検出する装置を備
え、これらセンサまたはスイツチからの入力(車
両走行条件)に応じてソレノイド弁S1,S2,
S3を制御する出力を発生する。 運転者は運転席に設けた自動変速スイツチとマ
ニユアル変速スイツチとを選択的にONさせるこ
とにより、マニユアル弁の設定位置、D、2nd、
Lに対して表2に示す如く自動変速または特定変
速段による走行が行われる。この自動変速または
特定変速段による走行の設定は前記自動変速スイ
ツチおよびマニユアル変速スイツチからの信号を
入力する電子制御回路60がソレノイド弁S1お
よびS2をそれぞれの自動変速または特定変速段
への固定がなされるよう出力することで行われ
る。
【表】 1―2シフト弁34は、一方(図示下方)にス
プリング341が背設されたスプール35を備え
る。スプール35は一方から前記スプリング34
1のばね荷重を受け、他方から上端ランド351
に、オリフイス342を介して油路1に連絡する
とともに電磁ソレノイド弁S1が取付けられた油
路1Aの油圧P1を受けて変位される。ソレノイ
ド弁S1がON通電されているとき、ソレノイド
弁S1の弁口は開かれ油路1Aは排圧され油圧P
1はローレベルとなり、スプール35はスプリン
グ341の作用で第1速がわである図示上方に設
定される。これにより油路3に連絡するインポー
ト343は閉され、油路6と第2速用ブレーキB
1の油圧サーボ機構B―1に設けられた係合用の
第2油圧サーボb1に連絡する油路3Aとが連絡
し、且つドレインポート344とローコーストモ
ジユレータ弁38への連絡油路6Aとが連絡す
る。マニユアル弁33がD、N、R、Pの各レン
ジに設定されているときは、表1に示す如く油路
6はマニユアル弁のドレインポート332に連絡
されているため、油路3Aには油圧が発生せずブ
レーキB1は解放される。ソレノイド弁S1が
OFF(非通電)されているとき、ソレノイド弁S
1の弁口は閉され、油路1Aの油圧P1はライン
圧と同等のハイレベルとなり、スプール35は第
2速がわである図示下方に設定される。これによ
り油路3と第2速用ブレーキB1の油圧サーボ機
構B―1に設けられた係合用の第2油圧サーボb
1に連絡する油路3Aとが連絡し、且つ油路6と
ローコーストモジユレータ弁38への連絡油路6
Aとが連絡される。また油圧サーボ機構B―1の
第2油圧サーボb1へは油路3Aに設けられた流
量制御機構53およびその下流に設けられた流量
制御機構52を介してライン圧が供給され、ブレ
ーキB1が係合される。 2―3シフト弁36は、一方(図示下方)にス
プリング361が背設されたスプール37を備え
る。スプール37は、一方から前記スプリング3
61のばね荷重および油路5にライン圧が発生し
ているときは図示下端ランド372に油路5のラ
イン圧を受け、他方から図示上端ランド371に
オリフイス360を介して油路4に連絡し、電磁
ソレノイド弁S2が設けられた油路4Aの油圧P
2を受けて変位される。ソレノイド弁S2がON
(通電)されているとき前記1―2シフト弁の場
合と同様油路4Aの油圧P2はローレベルとなる
のでスプール37は図示上方(第2速がわ)に設
定され、油路4とクラツチC2への連絡油路4B
との連絡を遮断される。ソレノイド弁S2が
OFF(非通電)されているときはスプール37は
図示下方(第3速がわ)に設定され、油路4と油
路4Bとが連絡され、油路4のライン圧は流量制
御機構54を介してクラツチC2の油圧サーボC
―2へ連絡されるとともにさらに流量制御機構5
2を介してブレーキB1の油圧サーボ機構B―1
内の解放用の第5油圧サーボb2へライン圧が供
給される。これによりクラツチC2が係合される
とともにブレーキB1が解放される。また油路5
にライン圧が発生しているとき(マニユアル弁が
L位置に設定されているとき)スプールは図示下
端ランド372に加わるライン圧およびスプリン
グ361のばね荷重で図示上方(第2速がわ)に
固定される。 ローコーストモジユレータ弁38は、一方にス
プリング381が背設されたスプール39を有
し、一方から前記スプリング381のばね荷重と
油路5に発生するライン圧とを受け、他方からは
図示左端ランド382に出力油圧のフイードバツ
クを受けて変位される。油路6Aに連結されたイ
ンポート383、ブレーキB2の油圧サーボB―
2に連絡する油路6Bに連結されたアウトポート
385、ドレインポート387を有し、スプール
39の変位に応じてインポート383とドレイン
ポート387との開口面積を調整し、油路6Aか
ら供給されたライン圧を調圧して油路6Bに出力
する。油路6Aと油路6Bはローコーストモジユ
レータ弁38を介して連絡されるとともにチエツ
ク弁380を介して連絡され油路6Bから油路6
Aへの排油はこのチエツク弁380を介して迅速
になされる。 2ndレンジブースト弁40は、一方にスプリン
グ401が背設されたスプール41を有する。ス
プール41は一方から前記スプリング401のば
ね荷重を受け、他方から図示右端ランド411に
油路4のライン圧を受けて変位する。マニユアル
弁33がDレンジ以外の設定位置にあり油路4に
ライン圧が供給されていないとき、スプール41
はスプリング401の作用で図示右方に設定され
油路3はシヤツトル弁55を介してプライマリレ
ギユレータ弁のプランジヤー31への入力油路5
Aに連絡する油路3Bに連通される。これにより
運転者がマニユアル変速を選択し、マニユアル弁
32が2ndに設定され、第2速発進を行うときに
は油路5Aからライン圧の入力によりプライマリ
レギユレータ弁の出力するライン圧はレベルアツ
プされ、第1速発進に比較して低減速比での発生
に伴う伝達トルクの増大に対して、クラツチC1
およびブレーキB1の油圧サーボC―1およびB
―1のトルク容量を増大させ第2速発進を円滑に
行わせる。またマニユアル弁33がDレンジに設
定されたときは、油路4にライン圧が供給され、
スプール41は図示右方に設定され、油路3Bは
ドレインポート402に連絡されドレインされ
る。 これによりプライマリレギユレータ弁23は油
路5Aからのライン圧の入力がないので通常(レ
ベルアツプなく)のライン圧とされマニユアル弁
がDレンジのとき行われる自動変速時の不必要な
トルク容量の増大は防止され、自動変速時の衝撃
の増大も生じない。 第2油圧サーボC―2と第5油圧サーボb2と
の連通度合を制御する制御弁機構70において、
オリフイスコントロール弁42は、一方にスプリ
ング421が背設されたスプール43を有する。
スプール43は一方から前記スプリング421に
よるばね荷重を受け他方からは図示右端ランド4
31に油路9のスロツトル圧を受けて変位され、
油路4Bと流量制御機構52を介して油路4Bに
連絡するとともにブレーキB1の解放用の第5油
圧サーボb2へ連絡した連絡油路4Cとの連絡を
行う。すなわち油路9のスロツトル圧が設定値以
上のとき油路4Bと油路4Cとの連絡を遮断しス
ロツトル圧が設定値以下のとき油路4Bと油路4
Cとを連絡する。 このオリフイスコントロール弁42の第3図示
左方端の室(スプリング421を配装した室)
に、車速(または出力軸142の回転速度)の増
大に応じて増大する信号油圧を印加した場合に
は、スロツトル開度の増大に応じてスプールが第
3図左方に変位し、且つ車速(または出力軸14
2の回転速度)の増大に応じてスプールが第3図
示左方に変位するようにできる。この場合、油路
4Bと油路4Cとの連絡、遮断は車速等に対応し
た信号油圧とスロツトル油圧との差圧力によつて
切り換えられる。 3―2キツクダウンシフト時の変速シヨツクの
防止対策としては、少なくとも原動機の出力を考
慮することが必要で、一般に原動機の出力に関係
付けられた信号の1つであるスロツトル開度に対
応し、スロツトル開度が大のときにはブレーキB
1の係合を遅く、スロツトル開度が小のときには
ブレーキB1の係合を早く設定すればよいもので
ある。しかして、制御弁機構70は摩擦係合装置
であるブレーキB1の係合タイミングを最適にコ
ントロールし得る。 また、3―2キツクダウンシフトでのシヨツク
防止対策においては、ブレーキB1の係合タイミ
ングの設定に際し原動機の出力に加え車速をも考
慮すれば、さらに良好なタイミングコントロール
を成し得る。すなわち、低車速時でスロツトル開
度が大のときにはブレーキB1の係合を遅く、高
車速時でスロツトル開度が小のときにはブレーキ
B1の係合を早く設定すれば良い。このために
は、前述した如くオリフイスコントロール弁42
の第3図示左方端の室(スプリング421を配装
した室)に、車速(または出力軸142の回転速
度)の増大に応じて増大する信号油圧を印加すれ
ば良い。また別の手段としては、前述した如くス
ロツトル圧をスロツトル開度の増大に応じて増大
し、且つ車速(または出力軸142の回転速度)
の増大に応じて低下するものとすれば良い。オリ
フイスコントロール弁42はこのクラツチC2の
油圧サーボC―2への供給圧を排圧とするダブル
ピストンタイプのブレーキB1において、クラツ
チC2圧のドレーンを車速に応じても調整し、ブ
レーキB1の係合タイミングを設定する。車速が
小さくスロツトル圧が設定値以上のときオリフイ
スコントロール弁42のスプール43は図示左方
に設定され、油路4Bと油路4Cとの連絡が遮断
されるためブレーキB1の第5油圧サーボb2の
排圧は油路4C、流量制御機構52、油路4B、
2―3シフト弁36、油路5、マニユアル弁3
3、ドレインポート332を介して徐々に排圧さ
れ、車速が大きくスロツトル圧が設定値以下のと
きは前記スプール43は図示右方に設定され、油
路4Bと油路4Cとが連絡されるため第5油圧サ
ーボb2の排圧は油路4C、オリフイスコントロ
ール弁42、油路4B、2―3シフト弁36、油
路5、マニユアル弁33、ドレインポート332
を介して迅速に排圧され、ブレーキB1の係合タ
イミングは車速が高く且つスロツトル開度が大の
ときは早く、車速が低く且つスロツトル開度が小
のときは遅く設定される。このように流量制御機
構52と、オリフイスコントロール弁42とは第
2油圧サーボC―2と第5油圧サーボb2との連
通度合(本実施例ではこれら2つの油圧サーボと
ドレインポートとの連通度合)を制御する制御弁
機構70を構成し摩擦係合装置であるブレーキB
1の係合タイミングを最適にコントロールしてい
る。 なおこの実施例ではオリフイスコントロール弁
と流量制御機構とをそれぞれ1つだけ用いた場合
について述べたが、ばね常数の異なるオリフイス
コントロール弁と流量制御機構との組み合せを2
以上並設させて第5油圧サーボb2からの排圧速
度をスロツトル圧に対し3段階以上に変化させて
も良い。 ロツクアツプリレー弁44は、一方にスプリン
グ581が背設されたスプール59を備える。ス
プール59は一方から前記スプリング581のば
ね荷重とオリフイス580を介して油路2と連絡
する油路2Aに取付けられたロツクアツプソレノ
イド弁S3により制御されるソレノイド圧を図示
上端ランド591に受けて変位される。 表3にシフトレバー位置P、R、N、D、2お
よびLと、ソレノイド弁S1,S2,S3の作動
およびクラツチC1,C2、ブレーキB1,B
2、一方向クラツチF1の作動を示す。
【表】 ×はソレノイド弁のOFF、〇はソレノイド弁
のON、クラツチブレーキの係合または一方向ク
ラツチのロツクを示し、◎は直結クラツチの係合
を示す。 イ マニユアル弁33がPレンジに設定されてい
るとき、表3に示す如く電子制御回路60はソ
レノイド弁S1〜S3を全てOFFさせるよう
出力し、表1に示す如く油路1と油路6とが連
絡し、ブレーキB2の油圧サーボB―2は、油
路6、1―2シフト弁34、油路6A、ローコ
ーストモジユレータ弁38、油路6Bを介して
圧油が供給され係合されている。このブレーキ
B2の係合により第2のプラネタリギアセツト
160のキヤリヤ165を自動変速機ケース1
00に固定し、車軸をロツクする。 ロ マニユアル弁33がRレンジに設定されてい
るとき、表3に示す如く電子制御回路60はソ
レノイド弁S1〜S3を全てOFFさせるよう
出力し、表1に示す如く油路1は油路5と油路
6とに連絡する。 油路5にライン圧が係合されることにより油
路5→2―3シフト弁36→油路4Bを介して
油圧サーボC―2にライン圧が供給されクラツ
チC2が係合し後進のギアの係合が達成され、
且つ油路5→シヤツトル弁55→油路5Aを介
してレギユレータ弁にライン圧が入力され、ラ
イン圧がレベルアツプされる。 ハ P―Rシフト時 このとき電子制御回路60へP―Rシフト信
号が入力され電子制御回路60は一定時間(た
とえば1秒間)ソレノイド弁S1をONさせる
出力を発生する。これにより油路6と油路3A
とが一時的に連絡されブレーキB1の油圧サー
ボ機構B―1の第3油圧サーボb1にライン圧
が供給されてブレーキB1は一時的に係合す
る。よつてブレーキドラム172はブレーキB
1により一旦自動変速機ケース100に固定さ
れ前記電子制御回路60のソレノイド弁S1、
ON信号の停止とともに前記第3の油圧サーボ
b1は油路3A→1―2シフト弁34→油路3
→マニユアル弁のドレインポート333を介し
て排圧され解放される。この解放はブレーキB
1のリターンスプリング178の作用によりな
めらかになされる。このP―Rシフト時上記の
如くクラツチC2も係合されるがクラツチC2
への作動油供給路には流量制御機構54がある
ため、まずブレーキB1が係合され、つぎにク
ラツチC2が係合されブレーキB1が徐々に解
放されながら後進運動がなされ、クラツチC2
の係合によるP―Rシヨツクは防止される。 ニ マニユアル弁33がN位置に設定されたと
き、表3に示す如く電子制御回路60の出力に
よりソレノイド弁S1,S2,S3は全て
OFFされ、表1に示す如く油路1は油路2〜
油路6のいずれとも連絡せず、クラツチC1,
C2、ブレーキB1,B2は解放され、自動変
速機は入力軸と出力軸との連結が解除された状
態にある。 ホ マニユアル弁33がD位置に設定されたと
き、表1に示す如く、油路1は油路2、油路3
および油路4に連絡される。これにより前進用
クラツチC1の油圧サーボC―1に油路2から
ライン圧が供給されクラツチC1が係合され
る。 a 自動変速が選択されたとき、 発進時において、ソレノイド弁S1および
S2が共にONされ、これにより1―2シフ
ト弁のスプール35および2―3シフト弁の
スプール37は共に図示上方に設定されクラ
ツチC2、ブレーキB1、ブレーキB2の各
油圧サーボは排圧され第1速の発進および走
行がなされる。電子制御回路60は車速セン
サ、スロツトル開度センサ、マニユアル弁の
設定位置センサおよび自動変速、マニユアル
変換切り換えスイツチからの出力信号を入力
し車速およびスロツトル開度が第2速走行の
ための設定範囲になつたときソレノイド弁S
1をOFF、ソレノイド弁S2をONにする出
力を生じ、これによりブレーキB1が係合さ
れて第2速となり、さらに車速、スロツトル
開度が第3速走行のための設定範囲になつた
ときソレノイド弁S1,S2を共にOFFす
る出力を生じ、これによりクラツチC2が係
合されるとともにブレーキB1は油圧サーボ
b1および油圧サーボ2bに油圧が供給され
るために、第3速走行がなされる。 b マニユアル変速が選択されたとき、 電子制御回路60はソレノイド弁S1およ
びS2とともにOFFする出力のみを生じ、
自動変速機は第3速に固定される。 ヘ マニユアル弁33が2位置に設定されたと
き、 a 自動変速が選択されているとき、 油路1は油路2および油路3と連絡し油路
4は排圧される。 車速スロツトル開度が第1速走行のため設
定した範囲にあるときは表3に示す如くソレ
ノイド弁S1はON、ソレノイド弁S2は
OFFされる。これによりクラツチC1のみ
が係合した第1速の変速段が達成される。第
2速へのアツプはソレノイド弁S1およびソ
レノイド弁S2を共にOFFさせブレーキ1
を係合させてなされる。油路4が排圧されて
いるため2―3シフト弁のスプール37は図
示上方に固定され第3速へのアツプシフトは
生じない。 b マニユアル変速が選択されているとき、 電磁ソレノイド弁S1,S2は車速、スロ
ツトル開度の如何にかかわらず共にOFFさ
れ第2速への固定がなされる。 ト マニユアル弁33がL位置に設定されている
とき、 油路11は油路2および油路6に連絡する自
動変速マニユアル変速の選択の如何にかかわら
ず電磁ソレノイド弁S1およびS2は共に
OFFされクラツチC1とブレーキB2から係
合して第1速走行がなされる。ソレノイド弁S
3はマニユアル弁33がD、2レンジに設定さ
れており、且つトルクコンバータの入力軸と出
力軸との回転数差が設定値以下のときONされ
直結クラツチが係合される。 第4図および第5図は本発明の他の実施例を示
す。 本実施例においては第2油圧サーボC―2と第
5油圧サーボb2との連通度合を制御する制御弁
機構70は、スロツトル圧など原動機出力に関連
する入力油圧に応じて油路4Bと油路4Cとの連
通度合を連続的に変化させている。制御弁71は
一方にスプリング711が背設され、他方から前
記入力油圧が印加されるスプール72を有すると
ともにスプール72の変位に応じて連通面積が連
続的に変化し(図示実施例ではランドの肩をテー
パー状とし油路4Bおよび油路4Cに連絡するポ
ート間のバルブ穴内周壁との間隙が第5図に示す
如く全開から(図示下半)全閉(図示上半)まで
直接的に変化するよう構成している。)、スロツト
ル圧など入力油圧に応じて油路4Cから制御弁7
1を介して油路4Bに流出する第5油圧サーボb
2内の作動油の流量を制御している。油路4Bと
油路4Cとの連通度合を連続的に変化させる手段
は上記実施例以外にバルブ穴内壁にテーパー面を
設けるなど油路間の流通抵抗を漸変させる他のあ
らゆる手段が適用できる。本実施例の場合におい
ても油路4Bと油路4Cとの間に流量制御機構5
2を挿入しても良い。 以上の如く本発明の自動変速機の制御装置は、
原動機の出力に対応して前記2つの摩擦係合装置
間の作動のタイミングを適切に制御することが可
能であり、これにより変速時の衝撃が低減でき
る。また制御弁機構を流量制御機構とオリフイス
コントロール弁との複数の組み合せにより構成す
ることでタイミングの設定自由度が増大できる。
さらに制御弁機構に連通度合を連続的に変化する
機能を付与することで最適タイミングが達成でき
る制御領域が増大できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は車両用自動変速機の断面図、第2図は
B1ブレーキの断面図、第3図は本発明にかかる
自動変速機の制御装置の油圧回路図、第4図およ
び第5図は本発明の自動変速機の制御装置の他の
実施例の油圧回路図の要部を示す。 図中、C1…第1多板クラツチ、C2…第2多
板クラツチ、B1…バンドブレーキ、B2…多板
ブレーキ、C―1…第1油圧サーボ、C―2…第
2油圧サーボ、b1…第3油圧サーボ、B―2…
第4油圧サーボ、b2…第5油圧サーボ、70…
制御弁機構、150…第1プラネタリギアセツ
ト、160…第2プラネタリギアセツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 トルクコンバータの回転力を伝達する第1お
    よび第2のクラツチ、 該第1クラツチにより伝達される回転力により
    リングギアを駆動され、あるいは前記第2クラツ
    チにより伝達される回転力によりサンギアを駆動
    される第1プラネタリギアセツト、 前記第2クラツチにより伝達される回転力によ
    り第1プラネタリギアセツトのサンギアとともに
    サンギアを駆動される第2プラネタリギアセツ
    ト、 前記第1プラネタリギアセツトのサンギアおよ
    び前記第2プラネタリギアセツトのサンギアの回
    転を止めるバンドブレーキ、 前記第2プラネタリギアセツトのピニオンを支
    持するプラネツトキヤリヤの回転を止める多板ブ
    レーキ、 前記第1プラネタリギアセツトのピニオンを支
    持するプラネツトキヤリヤと前記第2プラネタリ
    ギアセツトのリングギアとに固定される出力軸と
    からなる自動変速機と、 前記第1クラツチを接続駆動する第1油圧サー
    ボと、 前記第2クラツチを接続駆動する第2油圧サー
    ボと、 前記バンドブレーキを締結駆動する第3油圧サ
    ーボと、 前記多板ブレーキを締結駆動する第4油圧サー
    ボと、 前記第3油圧サーボにより駆動される可動体を
    逆向きに駆動させ、前記バンドブレーキを解放駆
    動する第5油圧サーボと、 前記各油圧サーボを制御し、第2速の選択時に
    前記第1油圧サーボと前記第3油圧サーボとを作
    動させ、第3速の選択時に前記第1油圧サーボと
    前記第2油圧サーボとを作動させる油圧制御装置
    とからなる自動変速機の制御装置において、 前記油圧制御装置は、前記第5油圧サーボの油
    圧供給路に、前記第5油圧サーボへの油圧供給時
    に開口するチエツク弁と、油圧の流量を制限する
    オリフイスと、原動機の出力に応じて通路を制御
    し出力が小さい時その通路を連通し、大きい時そ
    の通路を遮断する制御弁とを互いに並列に設ける
    とともに、前記第5油圧サーボの油圧供給路は前
    記第2油圧サーボの油圧供給路に接続されること
    により、第3速から第2速へのシフトダウンの際
    の衝撃を減少させることを特徴とする自動変速機
    の制御装置。
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