JPH0472100B2 - - Google Patents

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JPH0472100B2
JPH0472100B2 JP57225494A JP22549482A JPH0472100B2 JP H0472100 B2 JPH0472100 B2 JP H0472100B2 JP 57225494 A JP57225494 A JP 57225494A JP 22549482 A JP22549482 A JP 22549482A JP H0472100 B2 JPH0472100 B2 JP H0472100B2
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JP
Japan
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pressure
valve
oil passage
oil
spool
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JP57225494A
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Nobuaki Miki
Fumitomo Yokoyama
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Aisin AW Co Ltd
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Aisin AW Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子制御式の車両用自動変速機を制
御するための油圧制御装置に関し、特に、同油圧
制御装置におけるカツトバツク弁部の構成に関す
る。 〔従来の技術〕 電子制御式自動変速機は、油圧サーボにより作
動される摩擦係合要素の選択的な係合および開放
により変速制御がなされるもので、油圧サーボへ
の作動油の給排は、油圧制御装置と電子制御装置
からなる制御装置により制御される。油圧制御装
置は第1図に示す如く、スロツトル弁14とプラ
イマリレギユレータ弁12とカツトバツク弁17
とが設けられており、スロツトル弁14は、油路
1から供給されるプライマリライン圧をスロツト
ル開度に対応して調圧し、油路9にスロツトル圧
を出力するよう作用し、プライマリレギユレータ
弁12は、油路9に生じるスロツトル圧または油
路9のスロツトル圧を入力に応じて調圧するスロ
ツトルモジユレータ弁18が油路9Bに発生させ
るスロツトルモジユレータ圧を入力とし、オイル
ポンプから吐出される圧油を調圧して油路1にラ
イン圧を発生させる作用を行い、カツトバツク弁
17は、ライン圧を車両が必要とするトルク容量
に応じて、低速時に高くし中低速時に低くする作
用を行う。 従来の電子制御式自動変速機の油圧制御装置に
おけるカツトバツク弁は、第1図に示す如く、自
動変速機が第2速以上中、高速段となるとき油路
2Aを介して供給されるライン圧と同等のシフト
信号圧をスプール172の受圧部で受け、スプリ
ング171の偏倚力に抗して油路9のスロツトル
圧をスロツトル弁のスプール140にフイードバ
ツクさせてスロツトル圧を降圧させ、これにより
スロツトル圧またはそれに関連して変化するスロ
ツトルモジユレータ圧を入力するプライマリレギ
ユレータ弁のライン圧をレベルダウンさせるよう
構成されており、カツトバツク弁を切換復帰させ
る手段としてスプリング171が用いられてい
る。 〔発明が解決しようとする問題点〕 ところで、前記のようなライン圧のレベルダウ
ンの解除は、例えばキツクダウンによる第2速か
ら第1速へのダウンシフト時に行われるわけであ
るから、ライン圧を急速に回復させるべくカツト
バツク弁の迅速な応答が要求されるが、復帰手段
としてのスプリングには製造誤差があり、一定の
バネ弾性を維持することが困難なため、スプリン
グによりスプールに負荷するセツト荷重はこの誤
差を見込んだ分低く設定しなければならない。し
かしながら、このような設定はカツトバツク弁の
応答を遅くする問題点をもっている。 一方、車両用電子制御式自動変速機の油圧制御
装置は、変速機構の下方に組み込まれており、そ
の補修には多くの手間を必要とするため、油圧制
御装置の信頼性を向上させることは、重要なフア
クターである。したがつて、油圧制御装置におけ
る構成部品を減少させることも、その信頼性を向
上さる上で重要な意味をもつている。 上記の観点から、本発明は、カツトバツク弁に
おけるスプールの偏倚手段としてスプリングに代
えて油圧制御装置中のスロツトル圧を用いるよう
にしてカツトバツク弁の応答を速め、それにより
油圧制御装置の構成部品数を減らして装置の動作
の信頼性を向上させるとともに、スプールにラン
ド差を設けることによる製造誤差の発生を防いだ
油圧制御装置を提供することを目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、上述の事情に鑑みなされたものであ
つて、スロツトル開度に応じてスロツトル圧を出
力するスロツトル弁と、該スロツトル圧と関連す
る圧力を入力圧とし油圧源から供給される圧力を
調圧してライン圧とするプライマリレギユレータ
弁と、第2速以上の中、高速段へのシフト信号圧
を入力圧とし、該シフト信号圧が入力されたとき
前記スロツトル圧をスロツトル弁のスプールにフ
イードバツクさせ、スロツトル弁の出力するスロ
ツトル圧を降圧させるカツトバツク弁とを備えた
電子制御式自動変速機の油圧制御装置において、
前記カツトバツク弁のスプールに、前記シフト信
号圧を端面に受ける第1のランドと外径を同一と
した第2のランドを設け、該第2のランドの端面
を前記第1のランドの端面と背反する受圧部とす
べく、前記第2のランドの受圧部に前記スロツト
ル圧を導入したことを特徴とする。 〔作用及び発明の効果〕 上述の本発明の油圧制御装置では、カツトバツ
ク弁のスプールの第1のランドの端面をシフト信
号圧を受ける受圧部とし、第2のランドの端面を
スロツトル圧を受ける受圧部としている。このよ
うにすると、カツトバツク弁に入力されるシフト
信号圧はライン圧と同等であり、そのライン圧は
スロツトル圧に関連して常にスロツトル圧より高
く保たれる関係にあるため、アツプシフトのとき
に円滑なカツトバツク動作が行われる。また、例
えばキツクダウンにより第2速から第1速へシフ
トダウンされ、シフト信号圧の入力が解除される
ときには、スロツトル圧が高くなつているのでス
プリングで負荷する場合に比べて高い偏倚力が得
られ、迅速にカツトバツク弁の切換えが行われ、
ライン圧のレベルダウンが解除されるため、必要
なライン圧が迅速に得られるようになる。 そして、このようにスプリングの代わりにスロ
ツトル圧を用いているので、構成部品点数が減少
する。 また、ランドの外径を同一としているので、ラ
ンド差を設けた場合のように製造誤差を層じるこ
とがなく、したがつて、製造誤差によるスロツト
ル圧のばらつき、それによるライン圧のばらつき
を防ぐことができるため、誤差を見込んだ高めの
ライン圧設定を行う必要がなく、結果としてオイ
ルポンプロス及び燃費の増大を招くこともない。 〔実施例〕 以下、図面に沿い、本発明の実施例について説
明する。 まず、本発明の油圧制御装置により制御される
変速部について説明する。第2図は、フロントエ
ンジン、フロントドライブ式の自動車用自動変速
機を示すもので、この自動変速機は、流体継手1
00と、ギアトレーン200とで構成されてい
る。そして、ギアトレーン200は、流体継手1
00の出力軸101に同軸的に連結された前進3
段後進1段変速を行うための第1のアンダードラ
イブ変速機210、該変速機210に並列して連
結された前進2段の変速を行うための第2のアン
ダードライブ変速機250および該第2のアンダ
ードライブ変速機250の出力軸に連結されたデ
イフアレンシヤルギア270から構成されてい
る。 流体継手100は、エンジンの出力軸に連結さ
れたポンプインペラ102、出力軸101に連結
されたタービンランナ103および一方向クラツ
チ104を介して自動変速機ケースに固定された
ステータ105からなるトルクコンバータであ
り、直結クラツチ106を備えている。 第1のアンダードライブ変速機は、流体継手1
00の出力軸101を入力軸としており、この入
力軸とその左方(図示左方、以下同じ)に同軸的
に配設された出力軸211との間には、第1のプ
ラネタリギアセツト220、第2のプラネタリギ
アセツト230、これらプラネタリギアセツトの
構成要素を係合、解放又は固定する多板クラツチ
C1,C2、バンドブレーキB1、多板ブレーキ
B2,B3、一方向クラツチなどの摩擦係合装置
を配置してなる。 第1のプラネタリギアセツト220は、前記流
体継手の出力軸101に連結されたシリンダ22
1に多板クラツチC1を介して連結されたリング
ギア222、第1のアンダードライブ変速機の出
力軸211に外嵌されるとともに回転自在に支持
されたサンギア軸212の右端(図示右端、以下
同じ)に形成されたサンギア223、前記出力軸
の右端に連結されたキヤリヤ224、前記リング
ギア222とサンギア223とに噛み合わされる
とともに前記キヤリヤ224に回転自在に保持さ
れたプラネタリギア225からなる。前記サンギ
ア軸212には前記第1のプラネタリギアセツト
220を収納する状態でドラム226がその左端
(図示左端)側壁において取付けられ、該ドラム
226は開口した右端が多板クラツチC2を介し
て前記シリンダ221に連結されるとともに外周
がハンドブレーキB1を介して自動変速機ケース
に固定されるようになっている。またサンギア軸
212は、中間部が一方向クラツチF1および該
一方向クラツチF1と直列された多板ブレーキB
2を介して自動変速機ケースに固定されるように
なつている。 第2のプラネタリギアセツト230は、前記第
1のアンダードライブ変速機の出力軸211の左
側部に連結されたリングギア231、前記サンギ
ア軸212の左端に形成されたサンギア232、
一方向クラツチF2および該一方向クラツチF2
と並列された多板ブレーキB3を介して自動変速
機ケースに固定されるキヤリヤ233、前記リン
グギア231およびサンギア232に噛み合わさ
れるとともに前記キヤリヤ233に回転自在に支
持されたプラネタリギア234からなる。 第1のアンダードライブ装置の出力軸211の
左端には第1のアンダードライブ装置210の出
力ギア213が固着されており、該出力ギア21
3は第2のアンダードライブ装置250の入力軸
251の左端に固着された入力ギア252と噛合
している。 第2のアンダードライブ装置250は、前記第
1のアンダードライブ装置の入出力軸と並列され
た入力軸251と該入力軸251の左端に外嵌さ
れ回転自在に支持され外周に出力ギア255が形
成された中空出力軸254との間に第3のプラネ
タリギアセツト260と、その構成要素を係合、
解放または固定する多板クラツチC3、多板ブレ
ーキB4および一方向クラツチF3など摩擦係合
装置を配してなる。 第3のプラネタリギアセツト260は、第2の
アンダードライブ装置の入力軸251の右側部に
連結されたリングギア261、入力軸251に回
転自在に外嵌されるとともに左側部がブレーキB
4および該ブレーキB4と並列された一方向クラ
ツチF3を介して自動変速機ケースに固定される
サンギア軸253の右端部に形成されたサンギア
262、前記第3のプラネタリギアセツト260
を収納するとともに、右端は前記出力軸254に
連結され左端は多板クラツチC3を介して前記サ
ンギア軸253の左側部に連結され、外周にガバ
ナドライブギア256およびパーキングギア25
7が形成されているドラム258に連結されたキ
ヤリヤ263、および前記リングギア261とサ
ンギア262とに噛合されるとともに前記キヤリ
ヤ263に回転自在に支持されたプラネタリギア
264とからなる。 デフアレンシヤルギア270は、前記第2のア
ンダードライブ装置の出力ギア255と噛合する
駆動大歯車271、デフアレンシヤルギアボツク
ス272、差動ギア273、駆動車輪に連結され
る出力軸274および275からなる。 第3図は第2図に示したギアトレーン200の
摩擦係合装置であるクラツチC1〜C3、ブレー
キB1〜B4を作動させるそれぞれの油圧サーボ
C−1〜C−3、B−1〜B−4に作動油を選択
的に給排し、該ギアトレーンの減速比を変更する
油圧制御装置を示す。 この油圧制御装置は、油溜め10、オイルポン
プ11、プライマリレギユレータ弁12、セカン
ダリレギユレータ弁13、スロツトル弁14、キ
ツクダウン弁15、カツトバツク弁17、スロツ
トルモジユレータ弁18、アキユムレータコント
ロール弁19、マニユアル弁30、2−3シフト
弁31、1−2シフト弁33、3−4シフト弁3
5、ローコーストモジユレータ弁37、2ndコー
ストモジユレータ弁39、ロツクアツプシグナル
弁91、ロツクアツプ制御弁93、アキユムレー
タ51,52,53,54,55、排油圧リリー
フ弁61、クーラーバイパス弁62、第1の電磁
ソレノイド弁71、第2の電磁ソレノイド弁7
2、第3の電磁ソレノイド弁73、チエツク弁付
オリフイスとオリフイスとを組み合せてなる流量
制御弁、チエツク弁および油路の各所に挿入され
たオリフイス、オイルストレーナ、からなる。 オイルポンプ11はエンジンにより駆動され、
該油溜め10からオイルストレーナ700を介し
て作動油を吸引し油路1に圧油を吐出する。 プライマリレギユレータ弁12は、一方にスプ
リング121が背設されたスプール120と、該
スプール120のスプリング121側に直列され
たレギユレータプランジヤ110を有する。スプ
ール120は、オリフイス801を介して、出力
油圧のフイードバツクを受ける上端(図示上端、
以下同じ)ランド125と、油路1と油路6との
連通面積を調整するとともにポンプ流量が過大と
なり油路6への連通のみではライン圧を調整しき
れない場合にドレインポート124へ排出するラ
ンド127とを備え、レギユレータプランジヤ1
10は油路5から入力するライン圧を受ける大径
の上側ランド115と、スロツトルモジユレータ
圧が油路9Bからスロツトルモジユレータ圧が印
加される小径の下側ランド117とを備える。レ
ギユレータプランジヤ110は入力油圧である前
記ライン圧とスロツトルモジユレータ圧とにより
上方向(図示上方向、以下同じ)の圧力を受けス
プール120を上方に押圧し、これによりスプー
ル120は一方からスプリング121のばね荷
重、および前記プランジヤ110による押圧力を
受け、他方からフイードバツクされた出力油圧
(油路1のライン圧)を受け変位され、油路1と
油路6の連通面積を調整して油路1のオイルポン
プ吐出圧を入力油圧に応じた第4図に示すライン
圧に調圧するとともに余剰油を油路6に供給し、
さらに不用な余剰油をドレインポート124およ
び126からドレインさせる。ドレインされた油
は油路8を介して油溜め10に帰還する。 セカンダリレギユレータ弁13は、一方にスプ
リング131が背設されたスプール130を備え
る。該スプール130は、一方から図示下端の小
径ランド135に油路9Bを介して印加されるス
ロツトルモジユレータ圧と前記スプリング131
によるばね荷重とを受け他方からオリフイス80
2を介して上端ランド133に出力油圧(油路6
の油圧)のフイードバツクを受けて変位され、こ
れら入力油圧に応じて油路6と潤滑油供給油路6
Eおよびドレイン油路6Dとの連通面積を調整
し、油路6のセカンダリ圧を所定流体継手作動油
圧に調圧するとともに油路6Eの潤滑油圧を調圧
し、余剰油を油路6Dに排出する。油路6Dに排
出された油はオリフイス803を介して油溜め1
0に連絡する帰還油路8に流出し、油路6Dの油
圧が高いときはオリフイス803と並設された排
油圧リリーフ弁61を介して油路6Dから油路8
に流出する。また油路6Eに供給された潤滑油は
それぞれオリフイス811〜813を介して潤滑
必要部81〜83に供給される。 スロツトル弁14は一方にスプリング141が
背設され、大径のランド142、中径のランド1
43、小径のランド144を有するスプール14
0を備える。該スプール140は、一方から前記
スプリング141によるばね荷重と、ランド14
2とランド143との面積差を受圧面積としオリ
フイス715を介して入力する出力油圧(油路9
のスロツトル圧)のフイードバツク油圧と、油路
9Aを介して入力されランド143とランド14
4との面積差を受圧面積とするカツトバツク弁1
7からカツトバツク圧とを受け地方から該スプー
ル140とスプリング151を介して直列された
キツクダウン弁15のスプール150を介して伝
達されるスロツトルペダルの踏み込み量などに対
応した押圧力を受けて変位し、前記入力油圧およ
びスロツトルペダルの踏み込み量により、油路1
から供給されたライン圧をスロツトル開度等に応
じて調圧し第5図に示すスロツトル圧Pthとして
油路9に出力する。 キツクダウン弁15はスプール150を有し、
該スプール150はスロツトルペダルにリンクさ
れ、該ペダルの踏み込み量に応じて回転するスロ
ツトルカム152により押圧されて移動しスプリ
ング151を介してペダル踏み込み量に応じた押
圧力をスプール140に伝えたスロツトル圧を発
生させる。また油路9Aから大径の上端ランド1
53と小径の下端ランド155との間に入力する
カツトバツク圧とによりスプール150がスロツ
トル開度およびカツトバツク圧に応じた押圧力で
図示上方に押圧され、ペダル踏み込み時の荷重を
軽減する役割を持つている。 カツトバツク弁17は、スプール170を備え
ており、このスプールにシフト信号圧を受ける受
圧部と、これに背反したスロツトル圧を受ける受
圧部が設けられている。そして、シフト信号圧を
受ける受圧部は第1のランド17Aの端面とさ
れ、これと背反するスロツトル圧を受ける受圧部
が第2のランド17Bの端面とされており、第2
速へのシフト信号油圧であるライン圧は油路2A
を介して第1のランド17Aの端面で受け、他方
から油路9を介して供給されるスロツトル圧は第
2のランド17Bの端面で受ける構成とされてい
る。したがつて、一方から油路2Aを介してシフ
ト信号油圧(ライン圧)が印加されたとき、スプ
ール170は図示下方に偏倚し、油路9と油路9
Aとを連絡して油路9Aからカツトバツク圧を出
力する。そして、シフト信号油圧がないときは、
従来のものと異なり、スプリングの偏倚力によら
ずに、スロツトル圧によりスプール170が押し
上げられてカツトバツク圧は遮断される。ところ
で、この弁において、スロツトル圧は、シフト信
号油圧がないとき、スプール170を図示上方に
偏倚させる作用をするものであるが、切換信号と
してのシフト信号圧は、第2速以上のときに供給
されるライン圧と同等な圧力であるのに対して、
スロツトル圧はライン圧と関連して常にライン圧
より低く保たれる圧力であるため、ランド17A
およびランド17Bの外径を同一としているにも
拘らず、いかなるライン圧のときにも迅速はカツ
トバツク弁の作動を得ることができる。 スロツトルモジユレータ18は一方にスプリン
グ181が背設されたスプール180を有し、該
スプール180は一方から前記スプリング181
のばね荷重と油路9から中間ランド183と下端
ランド185との面積差を有効受圧面積として印
加されるスロツトル圧を受け、他方からオリフイ
ス804を介して大径のランド187に印加され
る出力油圧(油路9Bのスロツトルモジユレータ
圧)のフイードバツクを受けて変位され、オイル
ストレーナ603を介して油路9から供給された
スロツトル圧を油路9Bに第5図に示すにスロツ
トルモジユレータ圧Pthとして出力する。 アキユムレータコントロール弁19は、一方に
スプリング191が背設されたスプール190
と、該スプールのスプリング191側に直列され
た小径のプランジヤ192を有し、前記スプール
190は、一方から前記スプリング191による
ばね荷重と、油路9Bからスプール190の下端
ランド194とプランジヤ192との間に印加さ
れるスロツトルモジユレータ圧と、油路5Cを介
して前記プランジヤ192に印加されるライン圧
を受け、他方からはオリフイス805を介してス
プール190の上端ランド197に出力油圧であ
るアキユムレータコントロール圧のフイードバツ
クを受けて変位され、油路1から供給されたライ
ン圧を調圧しアキユムレータコントロール圧とし
て油路1Kに出力する。 マニュアル弁30は、運転席に設けられたシフ
トレバーに連動するスプール300を備える。該
スプールはP(パーク)、R(リバース)、N(ニユ
ートラル)、D(ドライブ)、S(セカンド)、L(ロ
ー)の各設定位置を有し、これら各設定位置に設
定されたとき表1に示す如く油路1と油路2〜油
路5とを連絡する。
【表】 2−3シフト弁31は一方にスプリング311
が背設されたスプール310を備え、該スプール
310は一方から前記スプリング311のばね荷
重および油路4を介してスプール310の左端ラ
ンド313に印加されるライン圧を受け、他方か
ら第1の電磁ソレノイド弁71により制御されス
プールの右端ランド315に印加される油路2E
のソレノイド圧が印加されて変位される。 (a) 油路4がマニユアル弁30のドレインポート
304に連絡して排圧され、該油路4にライン
圧が生じていないとき。 ソレノイド弁71がONされ油路2Eのソレ
ノイド圧がローレベルにあるときスプール31
0は右側に設定され、油路1と油路1A、油路
3と油路3A、油路5と油路1B、油路4と油
路4Aとをそれぞれ連絡し、第3速、第4速の
油路の連絡状態となる。ソレノイド弁71が
OFFされ油路2Eのソレノイド圧がハイレベ
ルにあるときスプール310は左側に設定さ
れ、油路1と油路1B、油路3と油路1A、油
路5と油路4A、油路3Aとドレインポート3
12とをそれぞれ連絡し、第1速、第2速の油
路の連絡状態となる。 (b) 油路4からスプール310の左端ランド31
3にライン圧が印加されているときスプール3
10は、ソレノイド弁71のON、OFFにかか
わらず右側に固定される。 1−2シフト弁33は一方にスプリング33
1が背設されたスプール330を有し、該スプ
ール330は、一方から前記スプリング331
のばね荷重および油路1Bから左端ランド33
3に印加されるライン圧を受け、他方から第2
の電磁ソレノイド弁72により制御され、スプ
ール330の右端ランド335に印加される油
路1Hのソレノイド圧を受けて変位される。 (c) 油路1Bが2−3シフト弁31、油路5、マ
ニユアル弁30、およびマニユアル弁30のド
レインポート302を介して排圧されていると
き。 ソレノイド弁72がONされると油路1Hの
ソレノイド圧がロウレベルにあるためスプール
330は右側に設定されて、油路5と油路5
C、油路2と油路2A、油路3Cと油圧サーボ
B−1に連絡する油路3Dとをそれぞれ連絡
し、第2速、第3速、第4速の油路の連絡状態
となる。ソレノイド弁72がOFFされると油
路1Hのソレノイド圧がハイレベルとなるため
スプール330は左側に設定され油路4Cと油
路5C、油路2Aとドレインポート335、油
路3Dとドレインポート337をそれぞれ連絡
し、第1速の油路の連絡パターンとなる。 (d) 油路1Bに油圧(ライン圧)が供給されてい
るときスプール330はソレノイド弁72の
ON、OFFにかかわらず右方に固定される。 3−4シフト弁35は、一方にスプリング3
51が背設されたスプール350を有し、該ス
プール350は一方から前記スプリング351
のばね荷重および油路1Aを介して図示左端ラ
ンド353に印加されるライン圧を受け、他方
からは図示右端ランド355に油路1Hのソレ
ノイド圧を受けて変位される。 (e) 油路1Aが2−3シフト弁31、油路3、マ
ニユアル弁30およびマニユアル弁30に設け
られたドレインポート304を介して排圧され
ているとき第2のソレノイド弁72がONし、
油路1Hのソレノイド圧がロウレベルにあると
スプール350は右側に設定され、油路1と油
圧サーボB−4に連絡する油路1Dとが連絡さ
れるとともに油路1Rはドレインポート354
に連絡され第4速の油路の連絡パターンが得ら
れる。ソレノイド弁72がOFFし、油路1H
のソレノイド圧がハイレベルとなるとスプール
350は左側に設定され油路1と油路1Rとが
連絡されるとともに油路1Dはドレインポート
355に連絡されて第3速の油路の連絡パター
ンとなる。 (f) 油路1Aに油圧(ライン圧)が供給されてい
るときはスプール350はソレノイド弁72の
ON、OFFにかかわらず図示右方に固定され
る。 ローコーストモジユレータ弁37は、前記2−
3シフト弁31と1−2シフト弁33との間に設
けられ、シフトレバーがL位置に設定されたとき
に係合される摩擦係合要素(ブレーキB3)の油
圧サーボへの供給油圧をライン圧から所定圧だけ
レベルダウンさせる。 2ndコーストモジユレータ弁39は、前記2−
3シフト弁31と1−2シフト弁33との間に設
けられシフトレバーが2位置にシフトされたとき
に係合される摩擦係合要素(ブレーキB1)の油
圧サーボへの供給油圧をライン圧から所定圧だけ
レベルダウンさせる。 アキユムレータ51は、流量制御弁801を介
して油路2と連絡するとともにクラツチC1の油
圧サーボC−1に連絡する油路2Cに取付けら
れ、アキユムレータ52は、2−3シフト弁31
を介して油路1に連絡する油路1B、流量制御弁
802を介して該油路1Bに連絡するとともにク
ラツチC2の油圧サーボC−2に連絡する油路1
Cに取付けられ、アキユムレータ53は1−2シ
フト弁33を介して油路2に連絡する油路2Aに
流量制御弁803を介して連絡するとともにブレ
ーキB2の油圧サーボB−2に連絡する油路2B
に取付けられ、アキユムレータ54は3−4シフ
ト弁35を介して油路1に連絡する油路1Dに流
量制御弁804を介して連絡するとともにブレー
キB4の油圧サーボB−4に連絡する油路1Eに
取付けられて、アキユムレータ55は3−4シフ
ト弁35を介して油路1に連絡する油路1Rに流
量制御弁805を介して連絡するとともにクラツ
チC3の油圧サーボC−3に連絡する油路1Gに
取付けられている。これらアキユムレータは流量
制御弁とともに各油に生ずる油圧の昇圧速度を調
整し、これにより各油圧サーボに供給される油圧
はその昇圧特性が適切にコントロールされクラツ
チまたはブレーキの係合をなめらかに行わしめる
とともに係合のタイミングを調整している。また
アキユムレータ52,53および55のスプール
は油路1Kからアキユムレータコントロール弁1
9の出力油圧であるアキユムレータコントロール
圧を背圧として入力している。 ロツクアツプシグナル弁91は、一方にスプリ
ング911が背設されたスプール910を有し、
該スプールは一方から前記スプリング910のば
ね荷重を受け、他方からオリフイス805を介し
て油路1に連絡し第3の電磁ソレノイド弁73に
より制御される油路1Jのソレノイド圧を受けて
作動される。ソレノイド弁73がOFFのとき油
路1Jのソレノイド圧がハイレベルにあるため下
側に設定されて油路2Aと油路2Dとを連絡し、
ソレノイド弁73がONのとき油路1Jのソレノ
イド圧がロウレベルに反転するためスプール91
0は上側に設定され油路2Dはドレインポート9
15に連絡されて排圧される。 ロツクアツプクラツチ制御弁93は、一方にス
プリング931が背設され小径のプランジヤ93
2と該プランジヤ932に直列して挿入されたス
プール930を有し、該スプール930は一方か
ら前記プランジヤ932を介してスプリング93
1のばね荷重と、前記プランジヤ932に油路1
から常時印加されているライン圧とを受け、他方
から図示上端ランド937に前記油路2Dからの
入力油圧(ライン圧)を受けて変位される。ソレ
ノイド弁73がONし、油路2Dに油圧が生じて
いるときスプール300は図示下方向に設定され
て油路6と油路6Bが連絡されるとともに油路6
Aとドレインポート933とが連絡し、直結クラ
ツチ106は係合され、またソレノイド73が
OFFし油路2Dが排圧されたときスプール93
0は上側に設定されて、油路6と油路6Aとが連
絡し、油路6Bはクーラー回路6Cと連絡する。 クーラーバイパス弁62はクーラー回路6Cに
設けられ、該クーラー回路6Cの油圧が設定値以
上となったときオイルクーラーの保護のため圧油
を連絡油路65へ漏らす。 この油圧制御装置は、車両運転者の行うマニユ
アル弁の設定位置と後記する電子制御回路の出力
により電磁ソレノイド弁71〜73がON、OFF
され、第1図に示す自動変速機を表2に示す如く
前進4段後進1段に自動変速させる。
【表】 表2において○は電磁ソレノイド弁のON、ク
ラツチまたはブレーキの係合、一方向クラツチの
ロツクの各状態を示し、×は電磁ソレノイド弁の
OFF、クラツチまたはブレーキの解放、一方向
クラツチのフリーの各状態を示し、◎は直結クラ
ツチの係合可能状態を示し、ソレノイド弁73が
ONにて係合、OFFにて解放する。△は一方向ク
ラツチがコースト時にフリー、エンジンドライブ
走行時にロツクすることを示す。 つぎに各マニユアル弁の設定(シフト)位置に
おける本実施例の電子制御式自動変速機の制御装
置の作用を説明する。 (イ) マニユアル弁30をDレンジにシフトしたと
き。 表1に示す如く油路2に油圧が供給され、こ
れにより流量制御弁801、油路2Cを介して
ライン圧が供給されてクラツチC1が係合され
る。第1速の走行は表2に示す如くソレノイド
弁71が通電、(ON)、ソレノイド弁72が非
通電(OFF)され1−2シフト弁33のスプ
ール330は左側にあり、ブレーキB1,B2
に連絡する油路3D,2Aは排圧され、ブレー
キB3に連絡する油路5Cにも油圧が供給され
ていないのでブレーキB1,B2,B3は解放
されている。車速が予め設定した大きさになっ
たとき電子制御装置の出力でソレノイド弁72
が通電され1−2シフト弁の制御油圧である油
路1Hのソレノイド圧はロウレベルに反転する
ので、1−2シフト弁33のスプール330は
右側に移動し、油路2、1−2シフト弁33、
油路2A、流量制御弁803、油路2Bを経て
油圧が供給されブレーキB2は係合して第2速
へのシフトが生ずる。このときに3−4シフト
弁は油路1A圧により右側に固定されているた
め、ソレノイド弁72が通電されても3速状態
のままである。第3速へのアツプシフトは、車
速、スロツトル開度等が所定値に達したとき電
子制御装置の出力でソレノイド弁71が非通電
され、2−3シフト弁31のスプール310は
左側に移動し、油路1、2−3シフト弁31、
油路1B、流量制御弁802、油路1Cを経て
油圧が供給されてクラツチC2が係合し、同時
に1−2シフト弁33のスプール330は油路
1Bから左端ランド333に供給されたライン
圧により右側(第2速、第3速および第4速
側)に固定されてなる。このとき油路1A圧が
排圧されるため、ソレノイド弁72により制御
可能な状態となる。第4速へのアツプシフトは
上記と同様電子制御装置の出力でソレノイド弁
72が非通電され油路1Hから3−4シフト弁
35の右端ランド355に供給されていた3−
4シフト弁の制御油圧であるソレノイド圧がハ
イレベルに反転し、3−4シフト弁のスプール
350が左側に移動し、油路1Dが排圧される
とともに油路1Rに油圧が供給され、ブレーキ
B4が解放されるとともにクラツチC3が係合
してなされる。 (ロ) マニユアル弁30がSレンジにあるとき。 表1に示す如く油路2に加えて油路3にライ
ン圧が供給される。第1、第2、第3速は上記
Dレンジのときと同様のシフトがなされるが、
油路1,2−3シフト弁31、油路1Aを経て
3−4シフト弁のスプールの左側ランド353
にライン圧が印加されスプール350は右側に
固定されるので、第4速へのシフトは生じな
い。またマニユアル弁30がD位置で第4速の
走行中に手動でD−3シフトを行つた場合前記
の如くスプールの左端ランド353へのライン
圧の導入によりただちに第3速にダウンシフト
がなされ、また、予定した速度まで減速した時
点で電子制御装置の出力がソレノイド弁71を
通電させ、3−2ダウンシフトを生じさせる。
この3−2ダウンシフトを生じさる。この3−
2ダウンシフトが生じた場合油路3、2−3シ
フト弁31、油路3A、ローコーストモジユレ
ータ弁39、オリフイス807、1−2シフト
弁33、油路3Dを介してブレーキB1の油圧
サーボB−1にローコーストモジユレータ圧が
供給され、ブレーキB1はゆるく係合してエン
ジンブレーキの効く第2速が得られる。 (ハ) マニユアル弁30がL位置に設定されている
とき。 油路2、油路3に加えて油路4にもライン圧
が供給される。第2速はマニユアル弁がDレン
ジにあるときと同じであり、2−3シフト31
のスプール310は右側に固定される。また第
1速では油路4、2−3シフト弁31、油路4
A、ローコーストモジユレータ弁37、油路4
B、油路4C、1−2シフト弁33、油路5C
を経てブレーキB3の油圧サーボB−3にロー
コーストモジユレータ圧が供給されブレーキB
3を係合させエンジンブレーキが効く第1速が
得られるようになされている。また第3速状態
で走行中Lレンジに手動シフトしたときは、前
記の如くスプールの左端ランド313へ油路4
からライン圧が印加されるとともにソレノイド
弁71がONして、ただちに第2速にダウンシ
フトがなされ、また、予定した速度まで減速し
た時点で電子制御装置の出力がソレノイド弁7
2を通電させ、2−1ダウンシフトを生じさ
せ、前記エンジンブレーキが効く第1速が得ら
れる。 (ニ) マニユアル弁がNまたはP位置に設定されて
いるとき。 油路2〜5はいずれもライン圧が供給されて
おらず、第1のソレノイド弁71がON、第2
のソレノイド弁72がOFFされる。1−2シ
フト弁33および3−4シフト弁35の右端ラ
ンド335および355には油路1からオリフ
イス806を介して連絡する油路1Hのライン
圧が印加され、スプール330は左側(1st側)
に設定されスプール350は油路1、2−3シ
フト弁31、油路1Aから左側ランド353に
ライン圧が供給されているため右側(第1速、
第3速側)に設定され油路1、3−4シフト弁
35、油路1D、流量制御弁804、油路1E
からライン圧油が供給されブレーキB4のみが
係合しており、中立状態にある。 (ホ) マニユアル弁がR位置に設定されていると
き。 油路1と油路5が連絡し、油路3〜4は排圧
され第1のソレノイド弁71はON、第2のソ
レノイド弁72はOFFとなつている。2−3
シフト弁31のスプールは右側に設定され油路
1Bおよび1Aにいずれもライン圧が生じるた
め1−2シフト弁33および3−4シフト弁3
5のスプール330および350はいずれも右
側に固定され、クラツチC2、ブレーキB3お
よびブレーキB4が係合されて後進状態が得ら
れる。 マニユアル弁30がD、3、Lの各レンジに
シフトされ、油路2にライン圧が生じ、且つ1
−2シフト弁33が第2速側に設定されている
場合は、油路2Aにライン圧が生じ、ロツクア
ツプシグナル弁91の中間油室912にライン
圧が供給される。このライン圧により第3のソ
レノイド弁73が通電され油路1Jの油圧がロ
ウレベルとなつているとき、ロツクアツプシグ
ナル弁のスプール910は上側に設定され、油
路2Dを介してロツクアツプ制御弁93のスプ
ールの上端ランド937にライン圧が供給され
る。これによりロツクアツプ制御弁93のスプ
ール930は下側に動かされ油路6と油路6B
とが連絡し、トルクコンバータ100内に設け
られたロツクアツプクラツチ106は係合し、
トルクコンバータ100は直結状態となる。油
路2Aにライン圧が生じないかまたは油路2A
にライン圧が生じてもソレノイド弁73は非通
電され油路1Jにハイレベルのソレノイド圧が
生じ油路2Dの油圧がドレインポート915を
介して排圧されているときは、スプリング93
1およびプランジヤ932に加わるライン圧の
作用でスプール930は図示下方に位置する。
スプール930が図示下方に位置している間は
油路6は油路6Aに連絡しており、トルクコン
バータ直結クラツチ16は解放されている。ソ
レノイド弁73へ通電は電子制御装置により車
速とスロツトル開度が設定値以上のときなされ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電子制御式自動変速機の油圧制
御装置の油圧回路図、第2図は本発明に関係する
フロントエンジン、フロントドライブ式自動車用
自動変速機の骨格図、第3図は本発明にかかる自
動変速機の油圧制御装置の回路図、第4図はライ
ン圧特性を示すグラフ、第5図はスロツトル圧お
よびスロツトルモジユレータ圧特性を示すグラフ
である。 図中、12……プライマリレギユレータ弁、1
4……スロツトル弁、17……カツトバツク弁、
170……カツトバツク弁のスプール、17A…
…第1のランド、17B……第2のランド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 スロツトル開度に応じてスロツトル圧を出力
    するスロツトル弁と、該スロツトル圧と関連する
    圧力を入力圧とし油圧源から供給される圧力を調
    圧してライン圧とするプライマリレギユレータ弁
    と、第2速以上の中、高速段へのシフト信号圧を
    入力圧とし、該シフト信号圧が入力されたとき前
    記スロツトル圧をスロツトル弁のスプールにフイ
    ードバツクさせ、スロツトル弁の出力するスロツ
    トル圧を降圧させるカツトバツク弁とを備えた電
    子制御式自動変速機の油圧制御装置において、前
    記カツトバツク弁のスプールに、前記シフト信号
    圧を端面に受ける第1のランドと外径を同一とし
    た第2のランドを設け、該第2のランドの端面を
    前記第1のランドの端面と背反する受圧部とすべ
    く、前記第2のランドの受圧部に前記スロツトル
    圧を導入したことを特徴とする電子制御式自動変
    速機の油圧制御装置。
JP22549482A 1982-12-21 1982-12-21 電子制御式自動変速機の油圧制御装置 Granted JPS59113351A (ja)

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