JPS6145147A - 車両用自動変速機の油圧制御装置 - Google Patents

車両用自動変速機の油圧制御装置

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JPS6145147A
JPS6145147A JP16736784A JP16736784A JPS6145147A JP S6145147 A JPS6145147 A JP S6145147A JP 16736784 A JP16736784 A JP 16736784A JP 16736784 A JP16736784 A JP 16736784A JP S6145147 A JPS6145147 A JP S6145147A
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JP
Japan
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pressure
oil
valve
oil passage
accumulator
Prior art date
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Pending
Application number
JP16736784A
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English (en)
Inventor
Eiji Kato
栄治 加藤
Yoshikazu Sakaguchi
坂口 吉一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は車両用自動変速機において変速時に生じる衝撃
(ショック)の低減に関わる。
[従来の技術] 車両用自動変速機は、遊星歯車式、常時噛合式などの歯
車変速機構と、その回転する構成要素を他の回転または
固定構成要素に係脱自在に連結する係合要素とを備え、
前記係合要素は流体圧アクチュエータである油圧サーボ
により作動される。
前記油圧サーボへの作動油の供給は、車速、スロットル
開度など車両走行条件に応じて行なわれ、゛変速比の変
更(変速)には、1つの係合要素を解放するとともに他
の係合要素を係合して達成される場合がある。この場合
前記2つの係合要素間の係合と解放のタイミングが適正
でないと変速時に生じるショック(シフトショック)が
大ぎくなるため、歯車変速機構に一方向クラッチを設け
たり、前記変速時に係合する係合要素の油圧サーボへの
作動油供給油路にアキュームレータを設けて該油圧サー
ボの昇圧特性を調整することにより、係合のタイミング
が取られている。しかるに同じ特定変速段(例えば最高
変速段である第4速)から他の特定変速段(例えば第3
速)へのダウンシフトにおいて、運転者が降坂路走行中
に強いエンジンブレーキを効かせるため選速機構を操作
しドライブ(D)レンジからセカンド(S)レンジに設
定して行なう強制的な低変速段への4−3ダウンシフト
(マニュアルダウンシフト)と、通常のエンジンブレー
キ状態でのコースト走行(惰行)中白動的になされる4
−3ダウンシフト(コーストダウンシフト)とでは、前
者は第3図に示す如く、伝達トルク(絶対値を意味する
。以下同じ)Tmが大きく、後者は第4図に示す如く伝
達トルクTnが小さい状態にあるため、係合から摩擦係
合要素の係合に必要な油圧サーボの油圧(サーボ圧)P
Sはマニュアルダウンシフトでは高く、コーストダウン
シフトでは低い。
[発明が解決しようとする問題点] 従来のアキュームレータは、シリンダ内にばね定数が一
定のスプリングを配設した構造であったため、アキュー
ムレータによる調圧(アキュームレータ圧Pa)は前記
サーボ圧Psの差幅に十分対応できず、スプリングのば
ね定数をコニストダウンシフト時のサーボ圧に合せて設
定した場合は第3図に示す如くマニュアルシフトダウン
時にはアキュームレータによる調圧期間taが終了した
後に摩擦係合要素の係合がなされ伝達トルク変動のピー
クTpが発生してシフトショックが大きくなり、前記ス
プリングのばね定数をマニュアルダウンシフト時のサー
ボ圧に合せて設定した場合は第4図に示す如くコースト
ダウンシフト時にはアキュームレータによる調圧期間t
a開始前に摩擦係合要素の係合がなされ伝達トルク変動
のピークTpが発生して変速ショックが大きくなり、マ
ニュアルダウンシフトとコーストダウンシフトの双方に
おけるサーボ圧をアキュームレータの調圧範囲に収める
ことは困難であった。
本発明の目的は、マニュアルダウンシフトにおいてもコ
ーストダウンシフトにおいてもアキュームレ:りの調圧
中に摩擦係合要素を係合させることができ、シフトショ
ックが低減できる車両用自動変速機の油圧制御装置の提
供にある。
[問題を解決するための手段] 本発明の車両用自動変速機の油圧制御装置は、1つの摩
擦係合要素の係合と、他の摩擦係合要素の解放とにより
なされる一方面クラッチを介さないダウンシフトを有し
、前記係合される1つの摩擦係合要素の流体圧アクグー
ユエータは作動流体の供給油路にアキュームレータを備
え、前記係合はアキュームレータの作動の中に行なわれ
る、車両用自動変速機の油圧制御装置において、前記ア
キュームレータは、シリンダ内に作動前期において小さ
く、作動後期において大きいばね定数特性を有するよう
1または2以上のスプリングを配設したピストンを嵌め
込んでなることを構成とする。。
[作用および発明の効果] アキュームレータはその作動前期において小さく、その
作動後期において大きいばね定数を有するスプリングを
配設したピストンを有するのでマニュアルダウンシフト
においてもコーストダウンシフトにおいてもアキューム
レータの調圧中に摩擦係合要素を係合させることができ
、シフトショックが低減できる。
[実施例] イ)実施例の構成 第1図において、C−0はリターンスプリング26が配
設されたピストン25を有し、4−3ダウンシフト時に
係合される摩擦係合要素である多板クラッチCOの油圧
サーボ、1Fは該油圧ザーボC−Oへの作動油の供給お
よび排出(給排)油路、540は一方にスプリング54
1が配設されたスプール542を有し、油圧源に連絡し
、ライン圧が発生している油路1またはドレインボート
d1と、前記油路1Fとの連絡を切換えるとともに4−
3ダウンシブト時に解放される摩擦係合要素である多板
ブレーキ80への作動油の給排油路(図示せず)と、ド
レインポートまたは前記油路1との連絡を切換える3−
4シフト弁、601は前記油路1Fに設けられ、絞りと
チェック弁とを組合せてなり、前記油圧サーボC−0へ
の作動油の供給は絞りを介して徐々に行ない、前記油圧
サーボC−0からの排圧は主にチェック弁を介して迅速
に行なうヂエック弁材流量制御弁、560は前記チェッ
ク弁材流量制御弁601と油圧サーボC−0との間の油
路粁に設けられ、主に油路1Fの昇圧特性を調整する油
圧サーボである。アキュームレータ560は本実施例で
はシリンダ8S内にばね定数の小さい第1皿ばね8nと
、ばね定数の大きい第2皿ばね8mとが直列されて背設
されたスプール8pとを備える。第1皿ばね8nは大径
の外周縁部(図示下端)がシリンダ8Sの大径底部8b
に差し込まれてシリンダ8Sの底がわに保持され、第2
皿ばね8IIlはピストン8pの後端(図示下端)に設
けられた段部8qに大径の外周縁部(図示上端)が嵌め
込まれて、対向して同軸心を有するよう装着されている
。また本実施例では第2皿ばね8I11の下端部が第1
皿ばね8nの上端部内に突入されて同軸心が確保できる
ようにしである。
口)実施例の作用 4−3ダウンシフトはブレーキBOが解放されるととも
にクラッチCOが係合してなされる。このとき3−4シ
フト弁540のスプール542は図示左端油室543へ
の入力油圧P1により図示右方に設定され、油路1と油
路1Fとを連絡するとともに図示しない油圧サーボB−
0の作動油給排油路とドレインポートとを連絡する。こ
れにより油圧サーボB−〇は比較的迅速に排圧されてブ
レーキBOは解放するとともに油圧サーボQ−0へはヂ
エック弁材流量制御井601の絞りを介して徐々に圧油
が供給される。油圧サーボQ−0は、油路1Fに供給さ
れた作動油によりまずピストン25の端25Aが多板ク
ラッチCOの摩擦板25Bとの隙間11を埋めて当接す
るまでピストン25がスプリング26を圧縮して迅速に
移動する。つぎにアキュームレータ560のピストン8
pが、第1皿ばね8nを圧縮しながら図示下方に変異す
る。これが第2図に示す昇圧勾配の小さい初期のアキュ
ームレータ圧Panとなり、コーストダウンシフト時に
おいては、クラッチCOの伝達トルクが小さいため、こ
の初期にクラッチCOの係合が完了する。前記第1皿ば
ね8nの圧縮が終了するとつぎに第2皿ばね8mの圧縮
が開始される。
これが第2図に示す昇圧勾配の大きい後期のアキューム
レータ圧Pamとなり、マニュアルダウンシフト時にお
いてはクラッチCOでの伝達トルクが大きいためこの後
期においてクラッチCOの係合は完了する。
ハ)実施例の効果 これにより第2図に示す伝達トルク特性エロ、Tmの如
くコーストダウンシフトおよびマニュアルダウンシフト
の双方においてシフトショックが小さい車両用自動変速
機の油圧制御装置が得られる。
第5図はアキュームレータの第2実施例を示f。
本実施例では、常接のコイルスプリングS1と、該コイ
ルスプリングS1と並列にシリンダ底に保持された皿ば
ねS2とによりピストン80pの変異の初期において小
さく、後期において大きい所定のばね定数特性を得てい
る。
第6図はアキュームレータの第3実施例を示す。
本実施例では常接の大径コイルスプリングs3と、該コ
イルスプリングの内がわに同軸的に設けられ、ピストン
80pが所定量変位したことにピストン80pとシリン
ダ80sの底との間に圧縮されるばね定数の大きい小径
のコイルスプリングS4とを用いて前記ばね定数特性を
得ている。
第7図はアキュームレータの第4実施例を示す。
本実施例では春ピッチが図示上方が密でばね定数が小さ
く、図示下方では下でばね定数が大きい不等巻ピッチの
常接のコイルスプリングS5を用いて前記所定のばね定
数特性を達成している。尚ピストン80pの変位の初期
において小さく、後期において大きいばね定数特性を得
るために他の組合せまたは単一の背設スプリングを用い
ても良い。
つぎに第8図および第9図に本発明の車両用自動変速機
の油圧制御装置の適用例を示す。
本発明の直結クラッチ付自動変速機の油圧制御装置を図
に示す一実施例に基づき説明する。
第8図は車両用自動変速機の断面を示す。
自動変速ill 100は、流体伝動装置(本実施例で
はトルクコンバータ)200と、トランスミッション3
00と、油圧制御装置400とから構成される。。
トランスミッション300は、第1プラネタリギアセツ
トp1、油圧サーボにより作動される1つの多板クラッ
チC011つの多板ブレーキBO1および1つの一方向
りラッチFOを備えるオーバードライブ遊星歯車変速装
ri1ioと、第2プラネタリギアセツトp2、第3プ
ラネタリギアセツトp3、油圧サーボにより作動される
2つの多板クラッチC1、C2,1つのベルトブレーキ
B1.2つの多板ブレーキ82 、B3 、および2つ
の一方向りラッチF1 、F2を備える前進3段後進1
段のアンダードライブ遊星歯車変速装置40とから構成
される。
自動変速@ 100のケース110は、トルクコンバー
タ200を収容するトルクコンバータハウジング120
、オーバードライブ遊星歯車変速装置1oとアンダード
ライブ遊星歯車変速装置40とを直列的に収容するトラ
ンスミッションケース130、自動変速* iooの後
側を蓋するエクステンションハウジング140とからな
り、これらトルクコンバータハウジング12Gと、トラ
ンスミッションケース130と、エクステンションハウ
ジング140とはそれぞれ多数のボルトで馬軸心を有す
るよう締結されている。
トルクコンパ、−夕200は、前記トルクコンバータハ
ウジング120の前方(エンジン側)が問いたトルクコ
ンバータ室121に収容され、エンジンの出力軸に連結
した入力部材であるフロントカバー111、該フロント
カバー111に外周で溶接された円環板状のリアカバー
112、該リアカバー112の内周壁面の内壁に周設さ
れたポンプインペラ205、該ポンプインペラ205に
対向して配置されたタービンランナ206、該タービン
ランナ206を保持しているタービンシェル207、一
方向クラッチ202を介して固定軸203に支持される
ステータ201、および前記フロントカバー111の内
面に設けられた摩擦面20と出力部材であるタービンハ
ブ208に内周が連結された円環板状のクラッチディス
ク50からなり、前記フロントカバー111とタービン
ハブ208との間を直結する直結クラッチ(ロックアツ
プクラッチ)80を備えている。前記トルクコンバータ
室121とその後方に連続する前記トランスミッション
ケース130の筒状の変速装置室132との間には、内
部に歯車式オイルポンプ150が設けられるとともに中
心部に前向きに突出する筒状部152を有する環状オイ
ルポンプボディ151がトランスミッションケース13
0の前がね端面にインロー嵌合されるとともに締結され
、また前記オイルポンプボディ151の後側には、前記
筒状部152と同軸心を有し侵向きに突出する筒状のフ
ロントサポート153を有するオイルポンプカバー15
4が締着されている。前記オイルポンプボディ151と
オイルポンプカバー154とはオイルポンプハウジング
155を形成し、前記トルクコンバータ室121と変速
装置室132どの隔壁であるとともにトランスミッショ
ン300の前部支壁となっている。また、前記トランス
ミッションケース130の変速装置室132中間にはオ
ーバードライブ機構室133とアンダードライブ機構室
134とを区隔するとともに後向きに突出する筒状のセ
ンターサポート158を有する中間支壁159が別体で
鋳造されて嵌め込まれている。トランスミッションケー
ス130の後部には、前向きに突出する筒状のリアサポ
ート156を有する後部支壁157がトランスミッショ
ンケース130と一体鋳造されて設けられている。前記
オイルポンプハウジング(前部支壁または隔IJ)  
155と後部支壁157の間が前記トランスミッション
300を収納する変速装置室132をなし、後部支壁1
57とエクステンションハウジング140の間が変速装
置の出力軸室141を形成していて、該出力軸室141
内には電子制御式センサロータ143、スピードメータ
ドライブギア144が出力軸に固着されて設けられ、ま
た後端部には前記フロントサポート153と同軸心にブ
Oベラシャフト(図示せず)に連結されて図示しないス
リーブヨークが挿通される。
前記フロントサポート153の内側には前記固定軸20
3の内側にトルクコンバータ200の出力軸であるトラ
ンスミッションの入力軸11が回転自在に支持されてい
る。該入力軸11はフロントサポート153の後方に外
周にフランジ部12aが設けられた大径後端部12を有
し、該後端部12の軸心には後向きの中心穴13が形成
されている。前記入力軸11の後方には、入力軸11に
同軸心を有し直列的に配された中間伝動軸14が回転自
在に設けられている。
該中間伝動軸14は、その先端が前記中心穴13内に差
し込まれて、該中心穴13の内周壁とメタルベアリング
を介して回転自在に摺接し、その大径後端部15には軸
心に後向きの中心穴16が形成されている。中間伝動軸
14の後方には該中間伝動軸14と同軸心を有し直列的
に配された出力軸36が回転自在に設けられている。該
出力軸36はその先端が前記中間伝動軸14の中心穴1
6内に差し込まれ、該中心穴16の内壁とメタルベアリ
ングを介して摺接している。出力軸36は、中間部37
で第3プラネタリギアセツトp3のリングギアR2と噛
合する後方に突出した軸支部81を設けているフランジ
板82とスプライン嵌合し、後部38で前記スリーブヨ
ークとスプライン嵌合している。
オーバードライブ機構室133において、前記入力軸1
1の後側に第1プラネタリギアセツトp1が設けられ、
そのリングギアROは中間伝動軸14にフランジ板22
を介して結合され、プラネタリキャリアPOは入力軸1
1のフランジ部12aと結合され、サンギアSOはイン
ナレース軸23に形成されている。第1プラネタリギア
セツトp1の前側には、後方に開口する第1油圧サーボ
ドラム24がインナレース軸23に固着され、その外周
壁とインナレース軸23の間に環状ピストン25が嵌め
込まれてクラッチCOの油圧サーボC−0を形成すると
共にインナレース軸23側にリターンスプリング26、
外周壁の内側にクラッチCOが装着され、該クラッチC
Oを介してプラネタリキャリアPOと連結されている。
第1油圧サーボドラム24の内周にインナレース軸23
をインナレースとする一方向りラッチFOが設けられ、
その外周にアウタレース27とトランスミッションケー
ス130の間にクラッチCoおよびブレーキ80が設け
られ、その後側の中間支壁159の外筒部31の前側に
ピストン29が嵌め込まれブレーキBoの油圧サーボB
−oを形成し、該外筒部31の先端にリターンスプリン
グ32が設けられている。
アンダードライブ機構室134内において、まず前方に
は、後方に開口する第2油圧サーボドラム41がセンタ
ーサポート158に回転自在に外嵌され、その内外周壁
間に環状ピストン42が嵌め込まれてクラッチC2の油
圧サーボC−2を形成すると共に内周壁側にリターンス
プリング44、外周壁の内側にクラッチC2が装着され
ている。前記第2油圧サーボドラム41の後側には、後
方に開口すると共に前方に筒状クラッチハブ35が溶接
された第3油圧サーボドラム46が中間伝動軸14の後
端部15に固着され、該後端部15と外周壁との間に環
状ピストン47が嵌め込まれてクラッチC1の油圧サー
ボC−1を形成すると共に内周側にリターンスプリング
49、さらにクラッチハブ35の外周にクラッチC2が
装着され、クラッチC2を介して第2油圧サーボドラム
41、および第3油圧サーボドラム46が連結されてい
る。該第3油圧サーボドラム46の後側には、第2プラ
ネタリギアセツトp2が設けられ、そのリングギアR1
は筒状クラッチハブ48およびクラッチC1を介して第
3油圧サーボドラム46に連結され、プラネタリキャリ
アP1は前記出力軸36の先端部にスプライン嵌合し、
サンギアS1はサンギア軸45に一体に形成されている
。また、第2油圧サーボドラムおよび第3油圧サーボド
ラム41.46および第2プラネタリギアセツトp2を
最小空間でカバーするよう成型された連結ドラム60が
、その先端で第2油圧サーボドラム41の外周に固着さ
れ、後端は、第2プラネタリギアセツトp2の後側でサ
ンギア軸45に連結され、外周側にベルトブレーキB1
が設けられている。
前記ブレーキB2の後側のトランスミッションケース1
30内側に形成されたスプライン75には、前方からブ
レーキB2のブレーキディスクb2、第4油圧サーボド
ラム72のアウタスプライン76、ブレーキB3のブレ
ーキディスクb3がスプライン嵌合され、その後側の後
部支壁157のリアサポート156外周側とトランスミ
ッションケース130の間の環状穴にピストン77が嵌
め込まれてブレーキB3の油圧サーボB−3を形成し、
また該油圧サーボB−3のリターンスプリング79はリ
アサポート156先端に装着されたフランジ板82によ
り支持されている。前記ブレーキB2の内側には、サン
ギア軸45をインナレースとする一方向りラッチF1が
設けられ、アウタレース39がブレーキB2と接続され
、前記一方向クラッチF1の後側にインナレース83を
第4油圧サーボドラム72と外側内径においてスプライ
ン嵌合した一方向クラッチF2が装着されている。第3
プラネタリギアセツトp3は、サンギアS2がサンギア
軸45と一体に形成され、プラネタリキャリアP2が前
側の一方向クラッチF2のアウタレース86に連結され
ると共にブレーキB3と連結され、外周にパーキングギ
ア85を周設したリングギアR2が出力軸36の中間部
37に連結されている。前記パーキングギア85は自動
変速機のシフトレバ−をパーキング(P)位置に選択し
たとき、パーキング爪84がパーキングギア85に噛み
合い出力軸36を固定する。
第2プラネタリギアセツトp2外側の連結ドラム60の
後側の余剰空間61には、前方に開口した環状の第4油
圧サーボドラム72が設けられている。該第4油圧サー
ボドラム72内の所定位置より突設し、前記第4油圧サ
ーボドラム72と溶接部71Aにより連結され、油圧サ
ーボの油圧もれを防止する中間筒71をプレス成型して
いる。前記第4油圧サーボドラム72と中間筒71との
間に環状ピストン73が嵌め込まれてブレーキB2の油
圧サーボB−2を形成すると共に、第4油圧サーボドラ
ム72の内周壁と中間筒71との間にリターンスプリン
グ74、外周壁の内側にブレーキB2が装着されている
。前記中間筒71はピストン73の面積を最適な径とし
ている。
トランスミッション300は、車速、スロワ1〜ル開度
など車両の走行条件に応じてトランスミッションケース
130の下部にボルト402により締結されたオイルパ
ン401に内蔵されたバルブボディ403内の油圧制御
装置400から各摩擦係合装置の油圧サーボに選択的に
出力する油圧により、各クラッチおよびブレーキの係合
または解放が行われ、前進4段の変速または後進1段の
変速を行うようになっている。各クラッチ、ブレーキ、
一方向クラッチの作動と達成される変速段(RANGE
)の−例を表1に示す。
表1 表1において、Eは対応するクラッチ、ブレーキが係合
していることを示す。(L)は対応する一方向クラッチ
がエンジンドライブ状態においてのみ係合し、エンジン
ブレーキ状態においては係合しないことを示す。さらに
しは対応する一方向クラッチはエンジンドライブ状態に
おいて係合しているが、その係合はこれと並列に組込ま
れたクラッチあるいはブレーキによって動力の伝達が保
証されていることから必ずしも必要とされないこと(ロ
ック)を示す。ざらにfは対応する一方向クラッチがフ
リーであることを示す。ざらに×は対応するクラッチお
よびブレーキが解放していることを示す。Sl、B2の
0はソレノイドONを示す。Sl、B2の×はソレノイ
ドOFFを示す。
B3のOはソレノイドS3のデユーティ比に応じて直結
クラッチがONできる場合を示す。
第9図は第8図に示した自動変速機の油圧制御装置40
0の油圧回路を示す。
油圧回路は、第8図で示したオイルパン401に内蔵さ
れた油圧バルブボディ403の板面に締結されたオイル
ストレーナ410、オイルポンプ411、クーラバイパ
ス弁415、プレッシャリリーフ弁416、レリーズク
ラッチコントロール弁417、レリーズブレーキコント
ロール弁418、本発明における第1スプール弁である
ロックアツプリレー弁420、圧力調整弁(レギュレー
タ弁) 430 、第2圧力調整弁4501カツトバツ
ク弁460、本発明におけるレリーフコントロール弁で
あり、前記直結クラッチ50の解放時における前記ロッ
クアツプリレー弁420からのドレイン油路60からの
排圧速度を制御するロックアツプコントロール弁470
、第1のアキュームレータ制御弁480、第2のアキュ
ームレータ制御弁490、スロットル弁5001運転者
の手動による油圧切換え弁であるマニュアル弁510、
自動による油圧切換え弁である各シフト弁(1−2シフ
ト弁520,2−3シフト弁530,3−4シフト弁5
40 ) 、ブレーキB1への供給油圧を調整すると共
に第3速時にブレーキB1の供給油圧を遮断するインタ
ーミイデイエイトコーストモジュレータ弁545、ブレ
ーキB3への供給油圧を調整するローコーストモジュレ
ータ弁550、クラッチCOの係合、解放を円滑になさ
しめるアキュームレータ560、ブレーキBOの係合を
円滑になさしめるアキュームレータ570、クラッチC
2の係合を円滑になさしめるアキュームレータ5801
ブレーキB2の係合を円滑になさしめるアキュームレー
タ590、クラッチC01C2およびブレーキ80 、
B1.82の各油圧サーボへ供給される圧油の流量を制
御するチェック弁付流最制御弁(絞り) 601.60
3.604.605.606.607.608.609
 、シャツトル弁602、電子回路(コンピュータ)の
出力で開閉され2−3シフト弁530を制御する第1の
ソレノイド弁S1.1−2シフト弁520と3−4シフ
ト弁540の双方を制御する第2のソレノイド弁S2、
本発明における制御手段であり、前記ロックアツプリレ
ー弁4201およびロックアツプコントロール弁470
を制御する第3のツレノド弁S3、並びに各弁間および
タラッチ、ブレーキの油圧シリンダを連絡する油路、お
よび前記直結クラッチ50の解放時における前記ロック
アツプリレー弁420からのドレイン油路6Dに前記ロ
ックアツプコントロール弁470と並列して設けられた
絞り「1を含む各油路に適宜に挿入された絞りからなり
、Sは各油路間に設けられたオイルストレーナを示す。
オイルパン403からオイルストレーナ410を介して
油圧ポンプ411により汲み上げられた作動油は圧力調
整弁430で所定の油圧(ライン圧)に調整されて油路
1へ供給される。油路1に圧力調整弁430を介して連
絡した油路6に流出した余剰圧油は第2圧力調整弁45
0により、所定のセカンダリライン圧(トルクコンバー
タ圧)、トランスミッション300の潤滑油路L1およ
びエクステンションハウジング140のflll滑油路
L2への潤滑油圧に調圧される。またオイルポンプ吐出
口の一部は油路1または油路6よりロックアツプリレー
弁420を介してオイルクーラO/Cに供給され冷却さ
れる。
圧力調整弁430は、図示上方にスプリング431が背
設されたスプール432と、該スプール432に当接し
て直列されたプランジャ438を有し、スプール432
は、一方の油路9から前記7ランジヤ438の上端ラン
ド436に印加されるスロットル圧とスプリング431
によるばね荷重とを受け、後進時にはさらに油路5から
プランジャ438の下端ランド437に印加されるライ
ン圧を受け、他方からはスプール432の下端ランド4
33に印加されるライン圧のフィードバック圧を受けて
変位し、油路1と油路6およびドレインボート435と
の連通面積を調整して油路1に車両走行条件に応じたラ
イン圧を出力する。
マニュアル弁510は、運転席に設けられ、変速範囲を
選定するためのシフトレバ−(セレクトレバー)と連結
されており、手動操作によりシフトレバ−のレンジに応
じてP、R,N、DまたはSまたはLの各位置に移動す
る。表2に各シフトレバ−のシフトレンジにおける油路
1と油路2〜5との連通状態を示す。Oは各油路2〜5
が油路1に連通してライン圧が供給されている場合を示
し、×は各油路2〜5がマニュアル弁のドレインボート
に排圧されている状態を表す。
表2 スロットル弁500は、アクセルペダルの踏み込み伝に
応じてカム505が回転してスロットルプランジャ50
1がストロークして該プランジャ501とばね504が
背設されたスプール502との間のばね503を介して
スプール502を動かし、油路1から供給されたライン
圧をスロットル開度に応じたスロットル圧Pthに調圧
して油路9に出力する。
ロックアツプコントロール弁420は、大径ランドを有
するスプール422(図示上部)と小径ランドを有する
プランジャ424(図示下部)とがスプリング426を
開して直列された構成を有する。スプール422は図示
上端ランド422A、中間ランド422Bおよび図示下
端ランド422Cを有し、上方からは、絞り632を介
して油路2Aに連絡されると共に前記ソレノイド弁S3
が設けられた油路2Bのソレノイド圧Psを受け、下方
からは前記スプリング42Gのばね荷重を受けて変位さ
れる。前記ソレノイド圧Psが設定値Ps1以下のとき
スプール432はスプリング426のばね荷重の方が大
きいため図示上方に設定され、油圧源である油路6と直
結クラッチ解放がね油路6Aとを連絡すると共に本実施
例ではオイルクーラーの循環油路であるドレイン油路6
Cと直結クラッチの係合がね油路6Bとを連絡する。こ
れによりクラッチディスク5oのクラッチ解放がわ面5
QAはクラッチ係合がゎ面5013より高油圧となり、
クラッチディスク50はフロントカバーの摩擦面20か
ら離脱し、直結クラッチ80は解放する。また油路2B
のソレノイド圧psが設定領域Ps2以上のときスプー
ル422は図示下方に設定され油路6は前記油路6Bと
連絡し、油路6Aは本実施例では絞りrlを介してドレ
インボートに連絡すると共にレリーフ弁としてし機弾も
有するロックアツプコントロール弁410のドレインボ
ート47bに連絡したドレイン油路6Dと連絡する。
これによりクラッチディスク50のクラッチ係合がわ面
5OBの油圧はクラッチ解放がわ面50Aの油圧より低
くなり、クラッチディスク50は摩擦面20に圧接され
て直結クラッチ80は係合される。この場合において油
路20のソレノイド圧はソレノイド弁S3がデユーティ
制御されているため、車速、スロットル開度などの車両
走行条件に応じて精密な油圧制御が可能であると共に滑
らかに昇降圧できるので半クラツチ状態を介した直結ク
ラッチの滑らかな係合および解放ができる。
ロックアツプコントロール弁470は、スプール472
(図示下部)とプランジャ474(図示上部)とが直列
されスプール472の下端にスプリング476が前設さ
れた構成を有する。スプール472およびプランジャ4
74の大径ランド474Aに図示上端油室471に印加
される前記油路2Dのソレノイド圧PSを受け、下方か
ら前記スプール472に付与される前記スプリング47
6のばね荷重および油路1から図示下端油室478に入
力されるライン圧を受け、さらに前記スプール472と
プランジャ474との中間の油室475に絞りr2を介
して供給される前記ドレイン油路60の油圧を受けて変
位される。
油路60が前記油路6Aと連絡されたとき、スプール4
72はソレノイド圧PSが設定値以下の場合は上端ラン
ド472Aに加わる油路6Dからの油圧とスプリング4
76のばね荷重とにより変位し、またソレノイド圧PS
が設定値以上の場合はソレノイド圧Psとスプリング4
76のはね荷重とにより変位し、油路6Dに連絡した常
開インボート47aとドレインボート47bとの連通度
合を調整し、ドレインボート47bからの排油速度を調
整(レリーフコントロール)する。この排圧は前記直結
クラッチのクラッチディスク50が摩擦面20に接触す
るまでなされる。これにより直結クラッチ80は係合の
開始が迅速になされる。前記接触後の油路60の排圧は
リレーフコントロール弁であるロックアツプコントロー
ル弁470に並設された絞りrlを介して徐々になされ
、直結クラッチ容aはなめらかに増大する。このドレイ
ンボート47bからの排圧はソレノイド圧S3のデユー
ティ比が第1の領域Z2にあるととぎなされるように設
定されており、これにより車速、スロットル開度など車
両走行条件に応じて前記クラッチディスク50のクラッ
チ解放がわ面50Aにかかる油圧を徐々に降圧させ、広
範囲の車両走行条件において直結クラッチ80の係合を
スムーズに行い、直結クラッチ80の係合ショックを低
減させている。またインボート47aの図示上方には油
路6に連絡したボート47Cが設けられており、スプー
ル472が図示上方に設定されているときは油路60と
油路6とを連絡してドレインボート47bは閉じられ、
スプール472が図示下方に設定されているときはボー
ト47cは閉じられ、油路47aはドレインボート47
bと連絡する。またスプール472が中間にあるときは
ボート47Cおよびドレインボート47bの開口度合は
スプール472の位置により調整される。これにより油
路6Dからの排圧速度のコントロールがトルクコンバー
タ内の降圧を伴わずなめらかに制御でき、トルクコンバ
ータ内でのキャビテーション防止効果が向上できる。。
この場合において、油路2Dのソレノイド圧はソレノイ
ド弁S3のデユーティ制御により脈動するので、上端油
室471のインボートに近い部分に絞りまたはキャパシ
タなどの比較的強力な油圧振動減衰装置を入れることが
望ましい。また同じくスプール472の揺動を防止する
ためロックアツプコントロール弁470の各インアウト
ボートに絞りなどの減衰装置を取付けると良い。
また本実施例ではスプリング476が背設された図示下
端油室477に主に車速に関連して変化する油圧Piの
一例である油路1のライン圧P1を導入し、前記直結ク
ラッチの係合の開始時期および伝速トルク容命の立上り
を車両走行条件に関連させている。これにより車両走行
条件の広い範囲において直結クラッチの係合が最適にコ
ントロールできる。
第1のツレイド弁S1は、絞りrllを介し油路2と連
絡した油路2Gにハイレベルのソレノイド圧(ライン圧
に等しい゛)を生じせしめ、通電時には油路2Gの圧油
を排出させロウレベルのソレノイド圧を生じる。
第2のソレノイド弁S2は、非通電時には絞りr12を
介し油路1と連絡した油路1Hにハイレベルのソレノイ
ド圧を生ぜしめ、通電時には油路1Hの圧油を排出させ
ロウレベルのソレノイド圧を生じる。
第3のソレノイド弁S3は、前述の如くデユーティ−制
御され油路2と絞りrloを介して連通した油路20に
連絡するロックアツプリレー弁420の図示上端油室4
21およびロックアツプコントロール弁470の図示上
端油室471の油圧を制御する。
前記表1に電子回路によりl!lI制御されるソレノイ
ド弁S1およびS2の通電(O)、非通電(×)と、シ
フトレバ−のシフト位置と、自動変速機の変速状態の関
係を示した。
1−2シフト弁520は、図示下方にばね521を背設
したスプール522を備え、ソレノイド弁S2が非道!
(OFF)され油路1Hにハイレベルのソレノイド油圧
が生じているときは図示上端の油室524に該ハイレベ
ルのソレノイド圧が入り、該油圧の印加によりスプール
522は図示下方に設定されて第1速の位置となり、ソ
レノイド弁S2が通電<ON)され油路1Hの圧油が排
圧されてロウレベルのソレノイド圧となったときはスプ
ール522は図示上方に設定されて第2速の位置が得ら
れる。第3.4速においては油路1および2−3シフト
弁530を介して油路1Bと連絡した油路1Cから下端
油室523にライン圧が入り、スプール522はソレノ
イド圧の如何にかかわらず図示上方に固定される。
2−3シフト弁530は、図示下方にばね531を背設
したスプール532を備え、ソレノイド弁$1が通電さ
れており油路2Gがロウレベルのソレノイド圧となって
いるときスプール532ばばね531の作用で図示上方
に設定されて第1.2速の位置となり、ソレノイド弁S
1が非通電されているときは油路2Gにハイレベルのソ
レノイド圧が生じて油室534に印加されこのソレノイ
ド圧の作用でスプール532は図示下方に設定されて第
3.4速の位置となる。油路4にライン圧が供給された
ときは、下端油室533にライン圧が供給されスプール
532は第1速および第2速かねである図示上方にロッ
クされる。
3−4シフト弁540は、図示下方にばね541を背設
したスプール542を備え、油路1.2−3シフト弁5
30、油路1Bを介して下端油室544にライン圧が供
給されている第1速、第2速のとき、スプール542は
該ライン圧およびばね541の作用でソレノイド圧の如
何にかかわらず図示上方(第3速がね)にロックされ、
ソレノイド弁S2が通電され油路1Hは排圧されロウレ
ベルの油圧となる第2速、第3速は、ばね541の作用
でスプール542は図示上方に設定され、第4速ではソ
レノイド弁S2が非通電され油路1Hにハイレベルのソ
レノイド圧が生じて上端油室543に印加され、このソ
レノイド圧の作用でスプール542は図示下方に設定さ
れる。
カットバック弁460は、図示上方から背設されたスプ
リング461のばね荷重を受け、他方からは油路2Aの
ライン圧を受けて変位するスプール462を有し、油路
2Aにライン圧が供給されると、スプール462は図示
上方に設定されてスロットル圧が発生している油路9と
カットバック圧出力油路9Aとを連通させて該スロット
ル圧をカットバック圧として出力し、スロットル弁50
0のスブール502の図示下端ランド507にカットバ
ック圧を印加させ、油路9に発生しているスロットル圧
をレベルダウンする。このスロットル圧のレベルダウン
により、該スロットル圧を入力油圧とするレギュレータ
弁430ではスプール432が図示上方に変位し、油路
1のライン圧をレベルダウンさせる、いわゆるライン圧
のカットバックがなされる。
第1のアキュームレータ制御弁480は、図示下方にス
プール481を有し、図示上方にスプール481に直列
され、ばね482を背設し、スプール側外周部の図示上
先端をスプール481のプランジャ側外周部の図示下端
で包含するよう(図示下方へ)突出した筒状部を形成し
た大径のプランジャ483を有し、スプール481は下
方より油路1を介して下端油室484にライン圧を受け
、上方よりばね482によるばね荷重と、絞りr13を
介して油路1Mより上端油室485に印加される出力油
圧のフィードバックを受けて変位され、油路1から供給
されたライン圧を調圧し、出力油圧として油路1Hに出
力する。
第2のアキュームレータ制御弁490は、図示下方にば
ね491を背設したスプール492を有し、該スプール
492の上端ランド493には絞りr14を有する油穴
が形成され、上端油室495と中間油室496を連絡し
、スプール492は、下方よりばね491によるばね荷
重と、油路9からスプール492の下端ランド497に
印加されるスロットル圧を受け、上方より油路1Hおよ
びオリフィス494を介して上端ランド493に印加す
る第1のアキュームレータ制御弁480の出力油圧を受
けて変位され、油路1Hから供給された第1のアキュー
ムレータ制御弁の出力油圧を調圧し、アキュームレータ
コントロール圧として油路1Qに出力する。
つぎにマニュアル弁510の手動シフトによる2油圧制
御装置の作動を説明する。
マニュアル弁510がNレンジにシフトされているとき
表2に示す如く油路1は油路2〜5のいずれとも連絡せ
ず、表1に示す如く第1および第2のソ  −レノイド
弁S1は通電、B2は非通電されている。
このため1−2シフト弁520.2−3シフト弁530
.3−4シフト弁540のスプールはいずれもばねの作
用で図示上方に位置されている。マニュアル弁510を
介さず油路1に3−4シフト弁540、油路1Fおよび
チェック回付流量制御弁601を介して直接連絡してい
るクラッチCOのみが係合している。
マニュアル弁510をDレンジにシフトしたとき。
表2に示す如く油路2にライン圧が供給されてクラッチ
C1が係合される。
車両の発進時は表1に示す如くソレノイド弁$1が通電
、ソレノイド弁S2が非通電され1−2シフト弁520
のスプール522は図示下方にあり、ブレーキB1.8
2に連絡する油路3B、  2Aは排圧され、ブレーキ
B3に連絡する油路5Cにも油圧が供給されてないので
ブレーキ81、B2、B3は解放され、第1速走行がな
される。自動変速時は表1に示す如く車速が予め設定し
た大きさになったときコンピュータの出力でソレノイド
弁S2が通電され1−2シフト弁520の油室524に
印加されたソレノイド圧はロウレベルに反転するので、
1−2シフト弁520のスプール522は図示上方に移
動し、油路2.1−2シフト弁520、油路2A、チェ
ック回付流量制御弁608、油路2Dを経て油圧が供給
され、ブレーキB2が係合して第2速へのアップシフト
が生ずる。
第3速へのアップシフトは車速、スロットル開度などが
所定値に達したときコンピュータの出力でソレノイド弁
S1が非通電され、2−3シフト弁530のスプール5
32は図示下方に移動し、油路1.2−3シフト弁53
01油路IB、シャツトル弁602、チェック回付流量
制御弁603、油路1Pを経て油圧が供給されてクラッ
チC2が係合し、同時に1−2シフト弁520のスプー
ル522は油路1Cから下端神室523に供給されたラ
イン圧により図示上方(2速がね)に固定される。
第4速へのアップシフトは上記と同様コンピュータの出
力でソレノイド弁S2が非通電され油路1F−1から上
端油室543に供給されていたソレノイド圧がハイレベ
ルに反転し、3−4シフト弁540のスプール542が
図示下方に移動し、油路1Fが排圧されると共に油路1
Pに油圧が供給され、チェック回付流量制御弁609を
介して油路1Lに油圧が供給されクラッチCOが解放さ
れると共にブレーキBOが係合してなされる。
マニュアル弁510がSレンジにあるとき。
油路2に加えて油路3にライン圧が供給される。
第1.2.3速は上記Dレンジのときと同様のシフトが
なされるが、油路3、油路1Eを経て3−4シフト弁5
40の左端油室544にライン圧が入りスプール542
は図示上方に固定されるので、第4速へのシフトは生じ
ない。
また第2速においては、前記Dレンジ第2速の如く油路
2から1−2シフト弁520を介して油路2A、2Dに
ライン圧が供給されると共に、油路3から2−3シフト
弁530、油路3A、1−2シフト弁520を介して油
路3Bにもライン圧が供給されるので、油路3Cにライ
ン圧が供給され、常時ブレーキB2およびブレーキB1
の両者が係合する第2速が達成され、Sレンジ第2速は
コースト時にエンジンブレーキが働くと共に伝動トルク
容量が増大する。
またマニュアル弁51GがD位置で第4速の走行中に手
動でD−8シフトを行った場合、前記の如り3−4シフ
ト弁540の下端油室544へのライン圧の導入により
ただちに第3速にダウンシフトがなされ、予定した速度
まで減速した時点でコンピュータの出力がソレノイド弁
S1を通電させ、3−2ダウンシフトを生じさせ、エン
ジンブレーキの効く第2速が得られる。
マニュアル弁510がしレンジにあるとき。
油路2、油路3に加えて油路4にもライン圧が供給され
る。第1.2速は上記Dレンジのときと同様のシフトが
なされるが油路4から2−3シフト弁530の下端油室
533にライン圧が入り、スプール532を図示上方に
固定するので第3速へのシフトは生じない。また第1速
は油路4.2−3シフト弁530′、油路4A、0−コ
ーストモジュレータ弁550、油路4B、1−2シフト
弁520、油路5Cを経て供給される油圧によりブレー
キB3を係合させエンジンブレーキが効くようになされ
ている。また第2速ではマニュアル弁510がSレンジ
にシフトされているときと同じである。また第3速状態
で走行中Lレンジに手動シフトしたとぎは、前記2−3
シフト弁530の下端油室533へのライン圧の導入に
よりただちに第2速へダウンシフトがなされ、予定した
速度まで減速した時点でコンピュータの出力がソレノイ
ド弁S2を通電させ、2−1ダウンシフトを生じさせる
マニュアル弁510がRレンジにあるとき。
表2に示す如く油路5に油圧が供給され、シャツトル弁
602、チェック回付流量制御弁603および油路1P
を介してライン圧が供給されてクラッチC2が係合され
る。またソレノイド弁S1がONされているため2−3
シフト弁540の上端油室534のソレノイド圧はロウ
レベルであり、スプール532は図示上方に設定され、
油路1から油路1Eにライン圧が供給され、3−4シフ
ト弁540の下端油室544にライン圧が供給され、ソ
レノイド弁のON、 OFF如何にかかわらず、スプー
ル542は上方に設定され、油路1より油路1Fにライ
ン圧が供給されてクラッチGOが係合される。また1−
2シフト弁520は、油路1Cを介して下端油室523
にライン圧が供給されているため、ソレノイド弁$2の
ON、 OFF如何にかかわらずスプール522は図示
上方に設定され、油路5Cにライン圧が供給されてブレ
ーキB3が係合される。
マニュアル弁510がDまたはS1SまたはLの各レン
ジにシフトされ、油路2にライン圧が生じ、且つ1−2
シフト弁520が第2速かね(図示上方)に設定されて
0る場合は、油路20にライン圧が生じ、前述の直結ク
ラッチ制御が行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の車両用自動変速機の油圧制御装置の構
成図、第2図は本発明の車両用自動変速機の油圧制御装
置における4−3ダウンシフト時の伝達トルク変化特性
およびサーボ圧の昇任特性を示ずグラフ、第3図は従来
の車両用自動変速機の油圧制御装置における4−3ダウ
ンシフ1〜時の伝達トルク変化特性およびサーボ圧の昇
圧特性を示すグラフ、第4図は従来の他の車両用自動変
速機の油圧制御装置における4−3ダウンシフト時の伝
達トルク変化特性およびサーボ圧の衝圧特性を示すグラ
フ、第5図はアキュームレータの第2実施例の断面図、
第6図はアキュームレータの第3実施例の断面図、第7
図はアキュームレータの第4実施例の断面図、第8図は
車両用自動変速機の断面図、第9図は本発明の車両用自
動変速機の油圧制御装置を適用した車両用自動変速機の
油圧制御装置の油圧回路図である。 図中  100・・・自動変速a  200・・・流体
式トルクコンバータ 300・・・トランスミッション
 400・・・油圧制御装置 560・・・アキューム
レータ CO・・・多板式クラッチ BO・・・多板式
ブレーキ C−0、B−o・・・油圧サーボ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)1つの摩擦係合要素の係合と、他の摩擦係合要素の
    解放とによりなされる一方向クラッチを介さないダウン
    シフトを有し、 前記係合される1つの摩擦係合要素の流体圧アクチュエ
    ータは作動流体の供給油路にアキュームレータを備え、
    前記係合はアキュームレータの作動の中に行なわれる、
    車両用自動変速機の油圧制御装置において、 前記アキュームレータは、シリンダ内に作動前期におい
    て小さく、作動後期において大きいばね定数特性を有す
    る1または2以上のスプリングを配設したピストンを嵌
    め込んでなることを特徴とする車両用自動変速機の油圧
    制御装置。
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