JPH11511379A - 移動する紙又は厚紙ウエブの被覆方法及び装置 - Google Patents

移動する紙又は厚紙ウエブの被覆方法及び装置

Info

Publication number
JPH11511379A
JPH11511379A JP9511482A JP51148297A JPH11511379A JP H11511379 A JPH11511379 A JP H11511379A JP 9511482 A JP9511482 A JP 9511482A JP 51148297 A JP51148297 A JP 51148297A JP H11511379 A JPH11511379 A JP H11511379A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
web
spray
dryer
coater unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9511482A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4271726B2 (ja
Inventor
ユッカ コスキンネン
エルッキ キルヴェスカリ
ヴィルホ ニッシネン
ヨルマ キンヌネン
セッポ ルオミ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Valmet Technologies Oy
Original Assignee
Valmet Oy
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Valmet Oy filed Critical Valmet Oy
Publication of JPH11511379A publication Critical patent/JPH11511379A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4271726B2 publication Critical patent/JP4271726B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H5/00Special paper or cardboard not otherwise provided for
    • D21H5/0005Processes or apparatus specially adapted for applying liquids or other fluent materials to finished paper or board, e.g. impregnating, coating
    • D21H5/0047Processes or apparatus specially adapted for applying liquids or other fluent materials to finished paper or board, e.g. impregnating, coating by spraying or projecting
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H23/00Processes or apparatus for adding material to the pulp or to the paper
    • D21H23/02Processes or apparatus for adding material to the pulp or to the paper characterised by the manner in which substances are added
    • D21H23/22Addition to the formed paper
    • D21H23/50Spraying or projecting

Landscapes

  • Paper (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)
  • Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 移動する紙又は厚紙ウエブの被覆方法に関する。この方法では、被覆すべきウエブはコーターステーションに送られ、そこで被覆層がウエブの少なくとも1表面に付着され、そしてウエブは少なくとも或る程度まで乾燥されて、次の処理工程へ送られる。被覆はウエブ表面に高圧噴霧ノズルによってコーティングミックスを噴霧することによって付着され、その際単一ノズルによってカバーされるパターン幅は被覆されるウエブのクロス−マシン幅より実質上狭い。

Description

【発明の詳細な説明】 移動する紙又は厚紙ウエブの被覆方法及び装置 本発明はアプリケーター又はレベリング装置をウエブに非接触方式で作業させ る様式で紙又は厚紙の移動するウエブを被覆するための請求項1の前文に記載し た方法を提供するものである。 本発明はまた、前記方法を実施するのに適した装置、即ち被覆が所望厚さの被 覆層として非接触方式でウエブに直接付着されてなるアプリケーター装置を提供 するものである。 紙の印刷性を改善するために、紙はミネラル顔料と結合剤成分を含むコーティ ング処方(formulation)で被覆される。多年にわたり、被覆の付着とレベリング( levelling)は色々な装置を用いて実施されてきた。高いウエブ速度とプロセス効 率及び紙品質の組み合わせに対する大きな要求がアプリケーター設備の開発を推 進する刺激を構成する。 最初は、顔料−含有の処方はゲートロール形式のコーターを用いて実施され、 その場合、コーティングミックスは先ず、1セットのトランスファーロールにそ してそこから更に移動する紙ウエブにファーニッシュ(furnish)ロールの助けを かりて計量供給された。しかし、かかるコーターの機能は400m/minを超える ウエブ速度で損なわれる。ロールのニップはコーティングミックスの跳ね返りを 投げ始め、そしてコーティング被覆プロセスは許容可能な被覆品質を達成するの に必要な安定性を欠く。更に、被覆重量の良好な制御は上記技術を用いたとき達 成が困難である。 特に表面サイジングのためには、下方に走行するウエブがロールによってシー ルされた被覆ミックスポンドを通過さられる型式のサイジングプレスが用いられ る。この場合、ウエブ中の水分含量の大幅な増大と、付着したサイズ(size)の正 確な量の困難な制御性とから問題が生じる。 キス(kiss)−コーティング技法では、コーティングミックスは紙ウエブ表面に キャスティング(casting)ロールから直接ニップ中に計量供給される。以前には 、 そして今日ですら厚紙被覆では、過剰の被覆は空気ナイフを用いて除去手入れさ れる。500m/minより上のウエブ速度ではスロットオリフィスから出る空気流 の衝撃力はウエブ表面に付着される被覆層の有効な手入れ(doctoring)には不十 分である。 コーティング速度の実質的増大は仕上げ被覆重量を制御するためのドクターブ レードレベリング技法の採用により簡単化される。ブレードコーターの最初の世 代では、ウエブは上から下へ走行するよう配置され、コーティングミックスは支 持ロールとブレード間の凹所に形成したポンド内にポンプ送りされた。事実、同 じ技法が2側面コーティングにまだ使用されている。 ブレードコーティング技法の実際のブレークスルー(break-through)はトラン スファー被覆法の採用と共に起こった。この場合、被覆はトランスファーロール と支持ロール間のニップ中で直接ウエブ表面に付着される。過剰の被覆は全ウエ ブ幅に亘って延在するドクターブレードによって除去される。この種のコーティ ング技法はウエブ速度を約1300m/minに増大させることを可能にする。これ より上のウエブ速度では、ニップにおける被覆の跳ね返りと移動するウエブと一 緒にニップ中に連行されて、被覆ウエブにスキップ(skip)マークを生ぜしめる空 気膜が、この方法に使用を、不可能にはしないにしても、極めて複雑になす。ウ エブ速度が高ければ、高いほど、被覆ミックス成分の選択の自由度は小さくなる 。この場合、コーティングミックス処方は、時には最終製品の品質と妥協してさ えも、ウエブランナビリティの拘束の下で選択されなければならなない。 トランスファーコーターの不十分なランナビリティ(runnability)に起因して 、ショート−ドエル(short-dwell)ドクターブレードコーターは軽い被覆を薄− カリパー(caliper)紙グレードに付着するための代案技法を提供するために開発 された。この型式のコーターでは、ウエブはスロットオリフィスボックスを通っ て案内され、このボックスはショート−ドエル付着チャンバとドクターブレード によって形成されそして支持ロールに対して作動するよう適用される。この方法 は当業者に極めて普及しており、有効なオン−マシン(on-machine)コーティング を簡単化した。また、この方法では、最大の実用ウエブ速度はさらなる発展のた めの制限ファクターとなった。1300m/minより上のウエブ速度では、アプリ ケ ーターフロー(flow)チャンバ内の乱れに起因して、ストリッピング(striping)が 9g/m2より高い被覆重量で現れるだろう。更に、クロス−マシン(cross-machine )被覆形状の実質的障害が高い被覆重量で生じる。 紙の表面サイジングに典型的に使用されるフィルムトランスファー型コーター のデザインの改良はまた、これらのコーターの顔料被覆の付着への使用を拡大さ せた。この場合、先ず、コーティングミックスがショート−ドエルコーターに類 似の装置によってトランスファーロールへ計量供給され、そこから被覆フィルム は更に2つのロールのニップ内で紙ウエブ表面に移される。この新規な技法は最 初に表面サイジングに導入されそして後で異常に高いウエブ速度で顔料被覆の付 着に導入された。しかし、ウエブがフィルムトランスファーニップを出たとき被 覆フィルムの分割点に生じる跳ね返りと被覆ミストの形で問題が生じる。高ウエ ブ速度で付着したとき、10g/m2より重い被覆はオレンジ−皮組織と仕上げ最終 製品に設定された仕様のすべてを満足することができない他の低−品質表面特性 を欠点としてもつ。 付着ロール上で起こる被覆跳ね返りとウエブスキッピングの問題はより高いウ エブ速度の方向により広い許容範囲を与えるノズル付着技法によって一般的に克 服された。更に、重い被覆重量を付着するより良い能力はより長いドエルタイム によって提供される一層有効な水排出を通じて達成された。更に、被覆はドクタ ーブレードを支持するより高い固体含量の層をベースシート表面に接近して形成 し、それによってブレード安定性が改良されて、改良された平坦性をもつクロス −マシン形状が得られる。 ドクターブレードに基づくノズル付着工程と、スクレーパー素子に基づく後続 のレベリング工程が同じ支持素子に対して実施されるとき、ウエブ中のフォーム クリース(form creases)及び/又はバッグ(bags)のランナビリティの複雑化が一 般に生じる。この問題は別個の支持素子に対して付着及びレベリング工程を実行 することによって排除することができる。ドエルタイムと紙水分含量の結果とし て生じる増大により、若干の困難が軽量かつ高−水分−吸収紙グレードのランナ ビリティに生じる。 ショート−ドエルコーターのストライピング(striping)問題は被覆のフィルム トランスファーコーティング方法から既知のダム(dam)ブレード構造で軽減され た。しかし、上記付着方法のすべては機械的接触とコーターによりウエブに及ぼ される負荷とによって妨げられる。特にウエブコーターでは、紙製造はベースシ ートの欠陥によって簡単に中断させられる。コーターラインの効率を改良するた めに製紙工場は強力な駆動装置をもつ。明らかに、価値ある製造時間はウエブ破 断により失われる。慣例の付着技術では、ウエブ破断後に許容可能の品質を回復 する時間は過度に長い時間がかかる。 ウエット−オン−ウエット(wet-on wet)コーティングのために、ブレードコー ターは必ずしも最良の可能な代案ではない。このコーティング方法ではウエブの 同じ側に少なくとも2つの被覆層が付着され、第1被覆上に、まだ湿っている間 に、次の被覆層が中間乾燥なしに、直接付着されるようにされる。特に、前被覆 の付着では、ストライピングや凹凸の如きウエブ欠陥は極めて有害である。それ 故、ブレードコーターは被覆重量をその設定値に保つために連続制御を必要とす る。それ故、制御された被覆付着を維持するためには前被覆重量を測定するため の設備が必須である。被覆層の連続付着工程間で作動するかかる被覆重量測定シ ステムは高価であり、時には配置することが不可能ですらある。それ故、後続の 被覆層の付着とレベリングが既に付着したまだ湿っている被覆層を損ずることな く、実施できるように、安定な作業がウエット−オン−ウエットコーターに要求 される。 支持されたウエブ通し(threading)の助けを借りて、製紙機械のランナビリテ ィ(runnability)とコーティングステーションを改良する試みがなされてきた。 その場合、極めて平滑な表面がコーターに使用される支持ワイヤ又はベルトから 要求される。更に、支持表面の最小の不規則性は特にブレードコーターのみなら ずトランスファーコーターにさえにも、被覆マーキングを生ぜしめる。 高ウエブ速度では、オフ−マシン(off-machine)コーターの巻き戻し器上で満 足に実施されたフライングスプライシング(flying splicing)のレート(rate)は 大きく低下する。ここで要求されるスプライシング装置は高価になり、それにも かかわらず、スプライシングの正確なタイミングに問題が生じる。それ故、コー ターの将来の発展は、スプライシングとロール交換に関連するかかる問題が仕上 げ処理を乱すことのないオン−マシン(on-machine)コーターの実例を提供するこ とを意図しなければならない。 ウエブに付着された被覆の手入れをなすブレードはブレード刃の下に塵集団を 蓄積する傾向があるか、これは被覆のストリッピングを生じる。かかるコーティ ングの欠陥に起因して、大量の仕上げ紙がスクラップに転じる。 コーティングミックスの流動学的特性はブレードチップ領域の被覆ミックスに 作用する高いシヤーレート(shear rate)の極めて強い界域に起因して、ウエブラ ンナビリティの問題を生じるかも知れない。従って、可能なコーティングミック ス処方の選択はしばしばブレード形状に関連する流動学的制約によって縮小され る。 上記欠点を解消するために、紙コーティングは好適には、非接触法を用いて実 施される。ウエブコーティングのための非接触法の使用により、ベースシートの 欠陥が仕上げ処理を乱すことは防止される。ワイヤやベルトにより完全に支持さ れるウエブスレッディング(threading)システムで補完すれば、破断無しの完全 自動化のコーティングプロセスを達成することは可能である。この場合、紙ウエ ブの欠陥は欠陥検出器で確認され、それらがその後の処理を妨げるのを防止する ために、中間巻き取り中に除去される。高ウエブ速度用の設備の開発はウエブに 加わる負荷によってはもはや妨げられない。付着被覆のオパシファイングパワー は、今日では厚紙コーターの最大速度を制限する主ファクターである空気ナイフ が新規な技術によって置き換えられ得るように、良くなる。かくして、コーティ ングライン効率とコーターの製造処理量は、著しく高いレベルに上昇させること ができる。 非接触コーティング法は例えば特許出願PCT/US91/03830、FI 925404およFI933323に記載されている。上記したコーターでは、 コーティングミックスは別個のダクトを経てノズルに送られ、コーティングミッ クスの微粒化はノズルを通過する圧縮空気の助けを借りて行われる。しかし、本 文中で詳細に後述するテストでは、不十分な微粒化は圧縮空気による送風−拡散 に基づきノズルの使用からもたらされることが分かった。更に、かかる強力な空 気流はコーティングミックス滴がシート面に衝突する前に、コーティングミック ス滴の過剰の蒸発乾燥を生ぜしめる。被覆ミスト中の過剰サイズの滴はあばたの ある、凸凹状に被覆された仕上げ表面を作り、これはクレータや山として被覆形 状に現れる。 特許出願FI911390、US248,177及びPCT/FI89/00 177はコーティングミックスエアゾルがガス−液体ノズル又は超音波ディフュ ーザノズルを用いて別個のチャンバ又は装置で形成されて成るプリケーター装置 を開示している。被覆エアゾルがアプリケーターノズルに送られ、この場合エア ゾルがシート表面に衝突するよう別個のガス射出により指向される。ウエブに接 着しないコーティングミックスエアゾルの一部分は吸引によりコーティングミッ クス循環部に戻される。かかる装置では、コーティングミックス滴はシート表面 に達する前に蒸発させられ、それによってそれらのシートへの接着が損なわれる 。続いて、紙が印刷工場で使用されるとき、多量の塵が印刷機械ロール上に堆積 し、被覆がトリミング及び折り畳み設備内でダストを放出する。 特許出願PCT/FI93/00453に記載した装置では、被覆は上記方法 を用いて付着され、次いでドクターユニットを用いて平坦化される。この方法は 、上述の短所をもつ慣例のドクターブレード技法を除いては、一種の直接付着を 意味する。 非接触コーター設備は周知であり、塗装及びコーティングシステム技術分野で しばしば使用される装置である。適当なノズルを有する高圧噴霧設備は塗装用に 市場で入手可能である。しかし、詳細に後述する様式でコーティングミックスを 移動する紙又は厚紙ウエブに付着するために高圧噴霧を使用することは非接触付 着技術の新規な応用である。 被覆すべき表面にコーティングミックス又は材料を噴霧することを可能ならし めるために、流体材料は小滴に分散させなければならない。この工程は微粒化(a tomization)と称される。微粒化の基本的思想は塗装から色々な燃焼設備、エン ジン、及びガススクラバーや蒸発タワーの如きマス(mass)及びヒートトランスフ ァー用の装置に亘る多様な異なった用途をカバーする。一般的用語として、微粒 化は流体材料の滴形状(即ち、丸い又は同様の形の粒子)への変換を指す。噴霧 の型式は噴霧ジェットの横断面形状に従って類別される。正規には、中空又は固 体円錐形又はファン形(fanned)噴霧が使用される。噴霧到達範囲(coverage)はノ ズルチップから或る一定距離の箇所での噴霧パターンの幅として定義される。噴 霧角度はノズルにより放出される噴霧円錐体の開き角度である。 微粒化ノズルは4つの異なったクラスに分類される: 1)高圧空気無しノズル(圧力アトマイザー) 2)回転遠心微粒化に基づくアトマイザー(回転アトマイザー) 3)空気−援助及び空気−送風ノズル(双子流体アトマイザー) 4)他の方法 高圧アトマイザーは、微粒化がその中で起こり、微粒化される流体の内圧によ ってのみ駆動される点に特徴を有する。微粒化空気は使用しない。実用テストで は、空気無し微粒化ノズルは空気送風ノズルより優れていることが分かった。 本発明のパイロット規模テストでは、噴霧技術は最初に、コーティングミック スの付着工程に適用された。付着した被覆のレベリングは慣例のドクターブレー ド技術を用いて行われた。しかし、この組み合わせは従来のノズル付着方法を超 える利益を与えなかった。 この方法では以下の欠点が分かった: − テストに使用したノズル型式に対しては、コーティングミックスの粘度は、 平滑な被覆を付着させるのに十分なコーティングミックスの微粒化を許すには高 過ぎた; − コーティングミックス滴はシート表面に十分に接着して広がるのに十分な運 動エネルギーを得られなかった; − 流体微粒化ノズルに使用した圧力レベルはコーティングミックスの微粒化に 不十分であった。 微粒化付着方法に使用したコーティングミックスは、滴を平坦化してウエブ表 面に接着させるようノズルホーム(home)に形成された被覆滴をシート表面に対し て打ち付けるのに十分な高い運動エネルギーをもたなければならない。また、高 いウエブ速度で滴は移動するシート表面と一緒に進行する空気フィルムによって 形成されたバリヤーを貫通できなければならない。これらの要件は空気送風微粒 化ノズルによっては満たすことはできない。というのは、送風空気流は被覆滴を 強く蒸発させ、それによってシート表面上におけるコーティングミックスの沈着 と広がりを悪化させるからである。それ故、達成可能な被覆品質は不満足なまま に留まる。 本発明の目的は、上記技術の欠点のない非接触式被覆付着方法を提供すること にある。 本発明の目的は、高圧ノズルの助けを借りてシート表面に被覆噴霧工程を実施 することによって達成される。 更に詳細には、本発明の方法は請求項1の特徴部分に挙げた構成に特徴を有す る。 更に、本発明の装置は、請求項12の特徴部分に規定した構成に特徴を有する 。 本発明は大きな利益を与える。 本願の、被覆の手入れ(doctoring)を何ら必要としない全体的に非接触式の被 覆付着方法は、コーティング設備のランナビリティを大幅に改良することができ る。この方法はウエブには強い力を負荷させず、それによってコーティングは支 持ロール又はベルト上を走行するウエブに対して実施することができ、この場合 ウエブは不支持とすることさえできる。高圧空気無し噴霧ノズルは極めて平滑な 表面を与え、この表面は空気ナイフによって得られるものと同様の被覆形状をも つ。しかしより平滑な表面では、或る場合には手入れした被覆のものより平滑で すらある。明らかに、被覆したウエブの平滑性はベースシート形状に影響される 。それ故、被覆すべきベースシートは、有利には、噴霧した被覆の付着前にプリ カレンダー処理工程を通して走行させられる。この方法では、被覆はベースシー ト表面上に一定厚さの均一層として定着し、それによって被覆層の高いオパシフ ァイングパワー(opacifying power)が達成される。それ故、該方法は半漂白した 厚紙グレードのみをコーティングするのに特に適する。被覆重量と形状の制御は ノズル数と個々の各ノズルに対する被覆ポンピング(pumping)レートを変えるこ とによって簡単にできる。実施したテストに基づけば、シート上への被覆噴霧の 衝撃はコーティングミックスからベースシート内への水の強力な移動を起こさな い。該方法はウエット−オン−ウエットコーティングに極めて良く適する。とい うのは、ノズルによって放出される被覆噴霧は前に付着した層を攪乱せず、そし て湿 っているウエブに加わる負荷は低いままに留まるからである。 以下、本発明を図に基づき詳細に説明する。 図1は本発明による第1コーティングライン構成を示す。 図2は本発明による第2コーティングライン構成を示す。 図3は本発明による第3コーティングライン構成を示す。 図4は本発明による第4コーティングライン構成を示す。 図5は本発明による第5コーティングライン構成を示す。 図6は本発明による第6コーティングライン構成を示す。 図7は本発明による第7コーティングライン構成を示す。 図8は本発明による第8コーティングライン構成を示す。 図9は本発明による第9コーティングライン構成を示す。 図10は本発明による第10コーティングライン構成を示す。 図11は本発明による第11コーティングライン構成を示す。 図12は本発明による第12コーティングライン構成を示す。 図13は単一支持ロールの回りに据え付けた3つのアプリケーター組立体を有 する本発明によるコーターユニットを示す。 図14は単一支持ロールの回りに据え付けた4つのアプリケーター組立体を有 する本発明によるコーターユニットを示す。 本発明によれば、被覆が高圧の無空気式噴霧ノズルによってウエブ1に付着さ れる。流体コーティングミックスがノズルヘッドで小オリフィスのノズルを通し て加圧液体を通過させることによって微粒化される。次いで、噴霧コーター装置 の中心成分は被覆微粒化ノズルである。テストの結果、無空気型式の高圧噴霧ノ ズルは一般に好適なものであることが分かった。流体は1乃至1000バールの 範囲に加圧される。しかし、当業者において典型的な圧力は100乃至300バ ールの範囲内で変化する。また、100バールより下の圧力は無条件にコーティ ングミックスを十分小さいサイズの小滴に微粒化できることが分かった。 典型的には、噴霧コーター装置はファン形噴霧を放出するよう設計したノズル を有するノズル組立体を含む。ノズルのファン形噴霧パターンの主軸はノズル組 のクロス−マシン(cross-machine)主軸に関して、ほぼ7乃至15°だけ回転さ せられ、それによって比較的スムースな被覆形状を生じる。ノズル組立体はまた 、ノズル間距離と、全ノズル組立体のベースシートからの距離の調節設備に特徴 を有する。ノズル調節の最も複雑でないデザインは該システムのすべてのノズル を同時に調節して、すべてのノズルにできるだけ同じ条件を提供するようなもの である。明らかに、各ノズルの個別調節はノズル噴霧パターンのクロス−マシン 幅に亘る被覆形状制御に或る許容範囲を与える。更に、ノズルの個別制御は或る 程度まではノズルオリフィスの摩耗の補償のために使用することができる。 実施したテストに基づき、単一ノズルによって達成可能な有効な実用的噴霧パ ターン幅は約10乃至30cmであることが分かった。これは10乃至30個のノ ズルが夫々、ウエブ幅の直線1メートル当たりに要求されることを意味する。均 一な被覆品質は全ウエブ幅に亘って延在する単一線形配列によって得ることがで きないと思われるので、噴霧コーター装置は有利には、複数の線形ノズル配列か らなる。 被覆ミストの形成は有効な解決策を要する問題の1つである。被覆ミスト形成 の排除は4つの仕事に類別することができる:1)コーティングミックス噴霧の 条件は、ウエブ上への噴霧粒子の沈着が出来るだけ妨害されずに起こるように作 られる。これは、特に、移動ウエブの表面と共に進行する空気膜の除去を意味す る;2)出来るだけ均一なサイズの小滴を生じるようなノズルデザインが選択さ れ、それによって小さいサイズと運動エネルギーをもつ小滴の数が最小限とされ る;3)ウエブへの被覆小滴の接着は必ず最大限にされ、それによって小滴の静 電充電、コーティングミックス処方、及びウエブに加わる流体小滴の適切な衝撃 力の如き動作パラメータが評価されなければならない;4)適切な機械的ミスト 収集システムが使用される。 噴霧ノズルユニットは適切な支持面に対して十分緊密にシーリングされるよう に配置されなければならない。かかる面は少なくともウエブ支持ロール、ベルト 、フェルト又はワイヤによって提供される。このような関係において、用語、シ ーリングはアプリケーターユニットの周囲領域及びウエブの縁領域のシーリング 、並びに噴霧コーターの送入ポート及び送出ポートにおけるウエブの制御進行を 指す。かかるシーリングは離散した噴霧被覆ミストの適切な収集にとって極めて 重 要である。 噴霧コーティングはウエブと共に進行する空気膜を効率良く除去する必要があ る。空気膜はウエブ上への噴霧粒子の沈着に対するバリヤーを形成する。また空 気膜も除去は被覆ミストの形成を減少させるのを助けるので、空気膜は出来るだ け効率良く、かつ噴霧コーターユニットの送入ポートに出来るだけ接近して除去 されるべきである。ウエブ面からの空気膜の除去はドクターブレード様式で、又 は別法として、ウエブ進行方向に抗して吹き付ける空気ナイフを適用することに よって、行うことができる。対照的に、噴霧コーターユニット内でのウエブ表面 からの空気膜の除去は複雑な仕事になるが、その理由は、被覆ミストが噴霧コー ターユニット内では如何なる表面にも沈着する傾向があるからである。 空気膜の手入れ(doctoring-away)は噴霧コーティング組立体の送入側の直前で 実施されるべき重要な工程である。かかる空気膜のドクタリング(手入れ)は例 えば、ウエブ進行方向とは逆の、空気ナイフからの空気射出に基づく逆吹き付け によって実行することができる。また、色々なドクターブレード(doctor blade) 装置が空気膜の除去に適する。かかる空気層ドクタリング用アクセサリーの最適 な場所は噴霧コーター送入側の直近である。アクセサリー素子はまた、噴霧コー ターユニットのハウジング内に置くことができ、かかる置き換えは追加の清浄− 維持装置を必要とする。 コーティングミックスは各コーティングラン(run)について別々にコーターの コーティングミックスマシンタンク内に備えなければならない。新鮮なコーティ ングミックスの機械タンク内への補給は連続的又はバッチ式で行うように配置さ れる。ここで本質的要件はコーティングミックスが適切な物理的特性をもつ均質 な組成をもつことである。所望のコーティングミックスの処方の成分は各ベース シート形式とグレード毎に個別に決められる。コーティングミックスの粘度と固 体含量は調節され、噴霧‐コーティング法と両立できるよう調節される。一般に 噴霧‐コーティングに最適なコーティングミックス処方はドクターブレードコー ターに使用されるコーティングミックスと比較して低い固体含量と粘度をもつ。 以下、被覆付着用の噴霧‐コーターユニットを用いる色々なコーティングライ ン装置についての実例を挙げる。噴霧‐コーターユニット自体はFI Pat.Appl. No.954,745に基づく同時係属出願に記載されている。 図1に示すのは、紙ウエブの単層2側面コーティングに適用する単一オフ‐マ シン(off-machine)コーティングラインである。該ラインの第1ユニットは巻き 戻し器1であり、その後、ウエブは例えば2つの軟質ロール と1つの硬質ロー ルのニップ からなるプリカレンダー2に送られる。次にプリカレンダー2の後 には噴霧‐コーター ユニット3があり、このユニットでは所望の被覆層がウエ ブの第1側面に付着される。実際のコーターユニットはベルト‐支持されたコー ターからなり、このコーターでは被覆はベルトによって支持されたウエブに2工 程で付着される。かかるコーターユニットは単一パスで強力な被覆を付着するこ とができる。コーティングに続いて、ウエブは赤外線ドライヤー4に通され、そ の後空輸式ドライヤー5で、最後に シリンダドライヤー6で乾燥される。乾燥 の直後、乾燥されたウエブは第2の噴霧‐コーターユニット7に行き、その後赤 外線ドライヤー8,空輸式ドライヤー9及びシリンダドライヤー10からなる上 記設備であるもう1つの配列に送られる。乾燥に続き、紙ウエブは4つのニップ から成る機械カレンダー11で再カレンダー処理され、巻き取り器で巻物に再巻 き取りされる。図2のコーティングラインは巻き取り器が第2コーターとドライ ヤーセクションの直後に適用される点で上記システムと異なる。該ラインはカレ ンダー、軟質ニップカレンダー13,及びスーパーカレンダー14で補完される 。 図1,2に示すコーティングラインの利点の1つはそれらの単純な構造にある か、しかし、前及び後カレンダー処理の助けをかりて、噴霧‐被覆の極めて良好 なオパシファイングパワー(opacifying power)と組み合わされた非常にスムース な被覆を提供することができる。追加として、図2の設備はコーティングミック ス処方及びカレンダー処理の程度を変えることによって異なった仕上げの紙グレ ードを作るために容易に変更できる。図3,4のコーティングラインは 製紙機 械15に直接連結される点を除けば、上記のものと同等である。 図5には、製紙機械15とその後に続く紙ウエブの2側面コーティング用のコ ーティングラインを示す。製紙機械15を出るウエブは先ず、プリカレンダー2 に送られ、その後に噴霧‐コーターステーション16に送られる。このステーシ ョンは図示の如く、3つの噴霧‐コーターユニットからなり、これらのすべては 支持ロール上で被覆をウエブに付着するために適用される。第1被覆層の付着後 、ウエブは上記の手法で乾燥され、その後、ウエブの他側が支持ロール型式のコ ーターステーション17で被覆され、次いで、乾燥され、最後に中間カレンダー 18に送られる。中間カレンダー処理の後、先ずコーターステーション19でウ エブの第1側面に第2被覆層が付着され、その後赤外線ドライヤー20、空輸式 ドライヤー21,及びシリンダドライヤーからなる乾燥配列が続く。ウエブの他 側はコーターステーション23で被覆され、ドライヤー24,25,26で乾燥 され、その後カレンダー処理工程27と巻き取り工程が続く。すべての慣例の被 覆方法に亘って噴霧‐コーターラインのランナビリティの改良のおかげで、該方 法はオン‐マシン(on-machine)式コーティングに極めて適する。図5に示す構成 は極めてスムースな紙を作るが、それはプリカレンダー処理されて既に噴霧被覆 された紙が比較的スムースな表面をもち、それが中間カレンダー処理によって更 にスムースにされるからである。次いで、第2段階で付着された被覆層がスムー スな紙面上に噴霧され、それによって最終カレンダー処理の前にその平滑性を改 良し、これが更に被覆の平滑性を高める。更に、二重層コーティングは異なった 種類の被覆を用いてなすことができ、それによって仕上げシートの白さ及び他の 特性をかなり良くすることができる。 図6の構成は紙ウエブの2側面コーティング用のオフ‐マシン(off-machine) コーティングラインである。この場合、コーターステーションはベルト支持した 噴霧‐コーターステーション3,7,29,30であり、これらは大量の被覆を 付着するために使用することができる。この場合乾燥は赤外線、空輸式ドライヤ ー、及びシリンダドライヤーで上記の例と同様にして実行される。第1と第2の 被覆層の付着の間の中間カレンダー処理過程は省略されるが、構成は個別の軟質 ‐ニップカレンダー13とスーパーカレンダー14で補完される。それ故、色々 異なったカレンダー処理方法を使用して、仕上げシートの表面光沢に影響を及ぼ して図6の構成を、コーティングミックスの処方とカレンダー処理方法をかえる ことによって色々な印刷目的にとって最適な紙グレードを製造するのに適するよ うになすべく使用することができる。 図7には二重層コーティング構成を示し、この構成では、第1被覆層が噴霧‐ コーティング方法で、第2層がブレードコーターによって付着される。紙仕上げ は巻き戻し器1から始まり、その後プリカレンダー処理段階2と、ベルト‐支持 型噴霧‐コーターステーション3が続く。乾燥は前の例と同様にして行われる。 ウエブの他側は上述の手法で被覆され、乾燥され、続いてウエブの両側へのブレ ードコーティングが続く。図示の実例では、ブレードコーティングはキス(kiss) ‐コーターステーション31、32で行われる。キャスチングロール(casting r oll)により付着される被覆は噴霧被覆と同じ手法で乾燥されるが、コーターステ ーション31,32の変更構造に起因して、ウエブは僅かに異なった様式で通さ れる。ウエブの2側面コーティング及び乾燥の後、ウエブは巻き取り器へ受け取 られ、必要に応じて個別の軟質‐ニップ及びスーパーカレンダー13、14でカ レンダー処理される。このコーター構成では、紙表面はブレードコーティングの 被覆平滑特性に仕上げされ、それによってシート表面品質は噴霧‐コーティング により作られたものとは僅かに異なる。更に、ブレードコーティングは噴霧‐コ ーティングとは異なった被覆処方を使用することができるので、望ましくはトッ プ被覆に使用されるコーティングミックスが例えばその高い粘度に起因して、噴 霧‐コーティング用に適さない場合にはブレードコーティングを使用することが できる。また、この配置は極めて高い表面品質を提供する。というのは、それは は噴霧‐コーティングの良好なオパシファイニング(opacifyning)パワーをブレ ード‐被覆シートの平滑形状及び高い表面品質と結合させるからである。 図8にはコーティングライン構成が示されており、この構成では、噴霧‐コー ターとブレードコーターセクションのオーダー(order)が介入している。このコ ーティングラインでは、ドクターブレード装置を用いる第1コーターセクション はウエブの細孔を充填することができる被覆層をシート面に付着させ、それによ ってウエブ面が、この平滑表面の次に付着される噴霧被覆もまた平滑仕上げ被覆 形状を与えるように平滑化される。しかし、噴霧‐コーティングにより得られる 被覆形状は手入れ処理した表面ほど平坦でないので、最終被覆品質は図7のコー ティングライン構成によって得られるものと僅かに異なる。噴霧‐コーティング に起因して、極めて良好なオパシファイニングパワーが両構成で得られる。 図9のコーティング構成では、噴霧‐コーターセクションはフィルムトランス ファーコーターセクションと結合される。この場合、フィルムトランスファーコ ーティングは大部分の従来のコーター配置と同じ様式で第1付着段階として実施 される。フィルムトランスファーコーティング方法はウエブに最小限のストレス を与え、かつ信頼性が高いので、図9のコーティングラインはウエブに加わる低 い負荷と組み合わされる極めて良好なランナビリティを提供する。この構成では 、ウエブは巻き戻し器1の直後でプリカレンダー2に通され、その後、フィルム トランスファーコーター35で第1被覆層の付着が行われる。ウエブの他側は次 のフィルムトランスファーコーター36により同様に処理され、その後前の例と 同様な手法で乾燥される。ウエブの両側が処理された後、ウエブは中間カレンダ ー18に通され、続いて、噴霧‐コーター29,30で被覆され、巻き取られる 。必要なときには、仕上げカレンダー処理は別々の軟質‐ニップカレンダー13 又はスーパーカレンダー14でなすことができる。この構成の主利点は良好なラ ンナビリティと組み合わされた付着被覆の良好なオパシファイニングパワーであ る。特に、優れたランナビリティによって、図示の構成は最も軽量のベースシー トを被覆するために使用できる。 図9の構成は、第1被覆層を付着するために使用するフィルムトランスファー コーターがブレードコーター33,34によって置き換えられることを除外すれ ば、上記のものと同等である。それ故、この配置は、中間カレンダー18を除け ば、図8のものと同様である。かかる中間カレンダー処理に起因して、この構成 は図8の構成によって提供されるものより平滑な紙をも製造することが可能であ る。 図11,12は慣例のコーティングラインより優れたランナビリティを特徴と する構成を示す。両例では、コーティングと乾燥は非接触的に行われる。図11 の構成では、巻き戻し器1にはプリカレンダーが直接後続し、そこからウエブは ベルト‐支持型噴霧‐コーター3に通される。コーター3からウエブは、本質的 にその方向を赤外線ドライヤー4にそしてそこから空輸式ドライヤー5に偏向さ せること無しに、真っ直ぐに通される。乾燥後、ウエブの他側は同様な様式で被 覆され、乾燥され、その後第2被覆層の付着と乾燥が続く。ウエブは2つの付着 段階を通るそのパスにわたり実質上真っ直ぐに通され、そして噴霧‐コータース テーション3,7,29,30の支持ベルトに接触するだけである。 ウエブの二重層コーティングの後、ウエブはベルト支持型噴霧‐コーター38 ,39,40,41上の第2二重層コーティング配列のために上方及び後方へ進 むよう案内ロール37によって偏向させられる。夫々の乾燥工程をもつ第3と第 4のコーティング工程のこの配列は2つの前の被覆工程のものと同様の様式で行 われ、最後にウエブは巻き取り器12に送られる。必要なときには、仕上げカレ ンダー処理が別個の軟質‐ニップカレンダー13又はスーパーカレンダー14に よって行われる。 図12の構成はすべてのコーティング工程が単一コーティングラインで実施さ れる点を除外すれば、図11のものと同様である。この構成の利点はウエブの全 体的な線形パスにあるが、しかしマシン方向に長い足跡をもつという不便を含ん でいる。 図11、12の構成により、非接触式噴霧−コーティングの利点は最大の利益 であり、それはウエブが殆ど機械的支持なしに全コーティングラインを通過する からである。更に、負荷がコーティング又は乾燥中ウエブに加わらないからであ る。また、利点はコスト効率の良い構造と、噴霧−コーターの小さい寸法からも 生じる。これらは紙処理作業の比較的広い範囲に容易に適用できる。噴霧−コー ティング方法は極めて薄い被覆を付着できるので、たと全体にわたる被覆厚さが 比較的小さくなければならないときにも、或る種の被覆を得るために4パスまで の多層付着が経済的に実施できる。明らかに、同じコーティング方法が厚い被覆 を付着することができる。それ故、この型式の多層コーティングは特別の用途に 良く合わせて作ることができる改良した紙グレードを製造する新しい可能性を開 く。コーティングラインは紙グレードの迅速な変化の申し出に極めて適応可能で あり、それによって顧客の要請とマーケット需要の応じてより少ないロットが順 応的に製造できる。 本発明の噴霧コーティング方法は前に付着した被覆層を乱さないので、上記実 施例のコーティングラインはもし設備スペースの不足又は設備費の交渉の必要性 によって、ドライヤーの数を減少させるのが望ましいならば、ウエット−オン− ウエット(wet-on-wet)式コーティングラインに構成することができる。この場合 、 本発明の1つの大きな利点が使用される、即ち、ウエブは、1つの付着工程後で 次の付着工程前に、全体的に乾燥する必要は必ずしもないことである。 図13、14は噴霧−コーターユニットの2つの実施例を示す。図14のコー ターユニットは支持ロール45と4つのアプリケーター組立体42からなり、そ の各々は3つの平行な線形ノズル配列43を含む。この様式では、4つの連続す る被覆層付着の配列が単一コーターユニットに適用できる。図15のコーターユ ニットは3つのアプリケーター組立体をもつ。これらの実例の唯一の目的は本発 明による噴霧−コーターユニットの実用的構造を提供すること及びかかるコータ ーの最小スペースの要求を評価することである。それらの簡単な構造と最小スペ ース要求のために、コーターユニットはコーティングライン中の殆どすべての位 置に配置するこができ、それによってこれらのコーターはコーティングラインの 広い多様性を実現するこができる。噴霧−コーターユニットの色々な構造は本出 願と同じ優先権に基づく同時係属特許出願に詳細に記載されている。 本発明の方法は以下に説明する結果をもつコーティングテストに適用されてい る。 テストでの全−幅ウエブのコーティングは思いがけなく良好な程度にまですら も一般的に成功した。3つの隣接した噴霧領域は高いウエブ速度を得るのに十分 な能力を提供しなかった。コーティング能力は220m/minウエブ速度でほぼ1 0g/m2であり、470m/minでほぼ5g/m2であった。コーティングミックスの固 体含量は40%であった。このテストは該方法の最大性能値を決定することを意 図していなかった。 噴霧−コーティングはコーティングミックス粒子による噴霧点環境の強いダス ト散乱によって妨害された。小さいコーティングミックス滴の微粒化噴霧は、制 御方式で収集分離されなければ、空気流と共にどこへも拡散することができる。 更に、移動するウエブ面と共に進行する空気膜はダストを一緒に連れて行く傾向 がある。このテスト作業では、ポリアクリレイトのシートから作ったブレードが 空気膜を手入れするのに使用された。 噴霧された小滴に与えられた運動エネルギーは、噴霧がウエブ面に衝突する前 ですら移動する空気膜がコーティングミックス噴霧を同伴して行くのを防止する ためには、特に高いウエブ速度では十分に高くなければならない。 テストランでは、単位時間当たりのノズルの能力が測定された。ウエブに接着 するコーティングミックス量が既知であるとき、環境中に失われる部分は計算す ることができる。吸引ファン能力の調節は付着される被覆重量に大きな影響を与 えることが分かった。吸引力が強ければ強い程、ウエブ面に沈着する被覆は少な くなる。 ノズルの能力が2つの異なった型式のノズルにつき測定された。ノズルコード FF−610は60°噴霧角度と、0.010″(0.254mm)ノズルオリフ ィス直径をもつノズルを表す。テストされた他のノズルは同じ噴霧角度をもつが 、0.012″(0.305mm)オリフィスをもっていた。 実際テストは160バール圧力でFF−610ノズルに実施され、その場合ノ ズル出力はウエットコーティングミックスの7.5g/sであった。異なったウエ ブ速度でのコーティング効率(噴霧されらコーティングミックスの全量からウエ ブに付着したコーティングミックスの部分)は表1に計算されている。 上記の如く、コーティング効率は83−93%の範囲内で変化した。平均では 、噴霧した被覆ミックスのロスは12%であった。 ウエブはベース重量のクロス−マシン形状、アッシュ(ash)及びカリパー(call per)につき測定された。測定を促進するため、すべての5つの形状が同じ形状 プロットに連続してプリントされた。 測定結果は、個々のノズルのファン形の噴霧パターンが非常に明瞭に検出可能 のままに留まり、被覆重量形状はピークとなることを示した。公称被覆重量から の形状の逸れは側面当たりに約6g/m2の大きさとすることができる。ピークはフ ァン縁の交差点で被覆重量形状に見られる。被覆形状の検査は全被覆重量からの 40−60%のピーク−対−ピーク(peak-to-peak)の逸れを与える。しかし興味 ある観察は形状エラーが特に仕上げ製品には見えず、これは被覆の良好なオパシ ファイングパワーを示す。噴霧の縁領域はノズルの噴霧角度を広くすることによ り、よりスムースに融合されることができ、高いウエブ速度で要求される噴霧領 域の大きな数は最後にはファン交差(intersection)エラーを無意味なレベルまで 減少させる。低いウエブ速度は単一付着領域のエラーが過度に明白になるのを防 止するためにノズル低出力ノズルの使用を必要とする。3列の配列に配置された とき、ここでテストされたノズルは220m/minウエブ速度で10g/m2の被覆重 量を付着するのに十分である。440m/minのウエブ速度で同じ被覆重量を付着 するためには、噴霧−コーターはウエブ速度880m/min12−列型の組立体等 について、6−列型のノズル組立体を必要とするだろう。そのとき、単一ノズル により生じる形状エラーは夫々減少するだろう。 シムサイザーサイズプレス(Symsizer size press)を通過した紙の被覆形状は ピーク−フリー(peak-free)となり、ドライブサイド(drive side)に向かって或 る量の歪みが見られる。明白な谷が被覆重量形状にドライブサイド縁に非常に接 近して生じる。 テストに先立ち、最大の疑問が噴霧被覆の表面強さに関して示された。直観的 に、被覆ミストはスノーフレイクと同様な様式でシート面上に定着すると予想さ れた。しかし、シムサイザーサイズプレスを通過した紙とは異なり、被覆面強度 の差は認められなかった。また、スーパーカレンダーと印刷機械のロールは被覆 塵の蓄積を免れたままに留まった。更に、かかる高い被覆面強度は、ノズルを出 るときコーティングミックスが相分離を受けないことを示した。 被覆紙は原寸のスーパーカレンダー上で噴霧−被覆紙のランナビリティをテス トするためにそしてその挙動をシムサイザーサイズプレスを通過したスーパーカ レンダー処理した紙のそれとを比較するために、スーパーカレンダー処理された 。噴霧−被覆紙グレードはカレンダー上をラン(run)するのが複雑でないことが 分 かった。カレンダーロールは被覆塵の蓄積から免れるたままに留まった。 噴霧−被覆紙クルードは容易に印刷可能であった。印刷工場から戻ったサンプ ルに基づけば、以下のことが観察できた: − 噴霧−コーティングはウエブを被覆するための可変付着方法である; − 噴霧−被覆紙を使用する印刷機械のロール上への被覆塵の蓄積は取るに足ら ない程度に留まる; − 明白な差がトランスファー−被覆されかつ噴霧−被覆された紙グレードの表 面間に見られ、これは高い被覆重量で一層強調される; − 噴霧−コーティングはより平滑な外観を与えるが、印刷面の光沢及び密度は トランスファー−被覆された紙により与えられるもの程良くない。 − オレンジ−皮組織はトランスファー−被覆シート上で一層明白になる; − ベースシートのスーパーカレンダー処理は明らかに噴霧−被覆紙の表面品質 を改良する。 噴霧技術によるウエブコーティングの全結果は該方法に課される期待を著しく 凌いだ。カレンダー処理及び印刷における紙表面強度は該方法のさらなる改良の ために不可欠の前提条件である。少なくとも実施したテストに基づけば、被覆表 面の十分な強度は達成可能と思われる。 シムサイザーサイズプレス(Symsizer size press)を通過した比較サンプルと 視覚的に比較すれば、紙表面と印刷品質は平滑であり、将来有望なようである。 視覚的検査では、噴霧−被覆紙の印刷光沢と密度は比較サンプルの品質レベルに 到達しなかった。 紙表面は十分に不透明化(opacified)され、“クラッカービード(cracker bead )”効果(即ちシート表面上に大きな滴として被覆が跳ねかかること)のしるし は無かった。明らかに、噴霧技術により付着された被覆層の完全に順応した沈着 により、該方法は若干の特別な特性をもち、かくしてコーティングプロセスに或 る要件を設定する。従って、ベースシートは最大限に平滑な表面をもたなければ ならない。 ノズルの作業寿命は実施したテストのタイムスパン内で評価することはできな い。印刷技術に使用した同様のノズルからの経験によれば、ノズル寿命が比較的 制限されることが示される。というのは、ノズルの摩耗が噴霧角度を徐々に狭め て、ノズルオリフィスを広げ、それによって表面品質と被覆形状の両方が悪化す るからである。それ故、コーティングミックスの噴霧におけるノズルの使用寿命 は詳細に査定される必要がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 キンヌネン ヨルマ フィンランド国 00810 ヘルシンキ ヨ ハン セデルホルミンティエ 2 ベー 22 (72)発明者 ルオミ セッポ フィンランド国 04440 イェルヴェンペ ー プルクヤ 2 アー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.被覆すべきウエブがコーターステーションに送られ、そこで被覆層がウエブ の少なくとも1表面に付着され、そしてウエブが少なくとも或る程度乾燥されて 次の処理工程に送られてなる紙又は厚紙の移動するウエブの被覆方法において、 被覆が高圧噴霧ノズルによってウエブ表面にコーティングミックスを噴霧す ることによって付着され、その際単一ノズルによってカバーされるパターン幅が 被覆されるウエブのクロス−マシン幅より実質上狭いことを特徴とする被覆方法 。 2.被覆されるウエブはコーティングに先立ってプリカレンダー処理されること 特徴とする請求項1に記載の方法。 3.被覆は少なくとも2つの個別の工程で被覆すべきウエブの何れの側にでも噴 霧され、噴霧された被覆はこれらの工程間で乾燥されること特徴とする請求項1 又は2に記載の方法。 4.被覆は少なくとも3つの個別の工程で被覆すべきウエブの何れの側にでも噴 霧され、噴霧された被覆はこれらの工程間で乾燥されること特徴とする請求項1 から3の何れか1項に記載の方法。 5.連続する被覆層がまだ湿っている前の層上に噴霧されるように被覆が少なく とも2つの個別の工程で被覆すべきウエブの何れの側にでも噴霧されること特徴 とする請求項1から4の何れか1項に記載の方法。 6.少なくとも2つの異なった被覆処方がウエブ上に噴霧されること特徴とする 請求項3から5の何れか1項に記載の方法。 7.第1被覆層が最初にロールアプリケーターによってウエブに付着され、続い て高圧噴霧ノズルによってまだ湿っている第1層上に少なくとも1つの連続被覆 層が噴霧コーティングされること特徴とする請求項1に記載の方法。 8.第1被覆層が最初にショート−ドエルアプリケーターによってウエブに付着 され、続いて高圧噴霧ノズルによってまだ湿っている第1層上に少なくとも1つ の連続被覆層が噴霧コーティングされること特徴とする請求項1に記載の方 法。 9.ウエブ表面は最初に1つのコーターステーションで2つの被覆層を付着され 、続いてウエブ乾燥が行われ、そして乾燥したウエブに少なくとも1つの連続し た被覆層が付着されること特徴とする請求項1に記載の方法。 10.被覆される紙ウエブの表面に少なくとも1つの被覆層が製紙機械上で付着さ れること特徴とする請求項1から9の何れか1項に記載の方法。 11.紙ウエブが少なくとも2つのコーティング工程で被覆され、そして次の被覆 層の後続の付着に先立って中間カレンダー処理を施されること特徴とする請求項 1から10の何れか1項に記載の方法。 12.紙又は厚紙の移動するウエブの被覆装置が、被覆すべきすべきウエブをコー ターステーション(3)に送る手段(1)を含み、前記ステーションで被覆層が ウエブの少なくとも1側に付着され、更に、ウエブを少なくとも或る程度まで乾 燥させる手段(4、5、6)と、ウエブを次の処理工程に送るための手段(7) を含んでなる被覆装置において、 少なくとも1つの噴霧コーター(3)が高圧噴霧ノズルの少なくとも1つの 線形配列を含み、単一噴霧によってカバーされるウエブ上のパターン幅が被覆さ れるウエブの幅より実質上狭いこと特徴とする被覆装置。 12.プリカレンダー(1)が移動するウエブのマシン方向で第1の噴霧−コータ (3)の前に配置されたことを特徴とする請求項11に記載の装置。 13.移動するウエブのマシン方向にプリカレンダー(2)と、第1噴霧コーター ユニット(3)と、少なくとも1つのドライヤー(4、5、6)と、第2噴霧コ ーターユニット(7)と、少なくとも1つのドライヤー(8、9、10)と、カ レンダーからなる配列を含むこと特徴とする請求項12に記載の装置。 14.移動するウエブのマシン方向にプリカレンダー(2)と、第1噴霧コーター ユニット(3)と、少なくとも1つのドライヤー(4、5、6)と、第2噴霧コ ーターユニット(7)と、少なくとも1つのドライヤー(8、9、10)と、個 別のカレンダー(13、14)と組み合わせた巻き取り器(12)からなる配列 を含むこと特徴とする請求項12に記載の装置。 15.前記装置は製紙機械(15)と直接関連して作動するよう適用され、かつ、 移動するウエブのマシン方向に前記製紙機械(15)から送られるウエブを処理 するために適したプリカレンダー(2)と、第1噴霧コーターユニット(16) と、少なくとも1つのドライヤー(4、5、6)と、第2噴霧コーターユニット (17)と、少なくとも1つのドライヤー(8、9、10)と、中間カレンダー (18)と、第3噴霧コーターユニット(19)と、少なくとも1つのドライヤ ー(20、21、22)と第4噴霧コーターユニット(23)と、少なくとも1 つのドライヤー(24、25、26)と、カレンダー(27)と、巻き取り器か らなる配列を含むこと特徴とする請求項12に記載の装置。 16.移動するウエブのマシン方向に巻き戻し器(1)と、第1噴霧コーターユニ ット(3)と、少なくとも1つのドライヤー(4、5、6)と、第2噴霧コータ ーユニット(7)と、少なくとも1つのドライヤー(8、9、10)と、第3噴 霧コーターユニット(29)と、少なくとも1つのドライヤー(20)21、2 2)と、第4噴霧コーターユニット(30)と、少なくとも1つのドライヤー( 24、25、26)と、巻き取り器(12)と、少なくとも1つの個別のカレン ダー(13、14)からなる配列を含むこと特徴とする請求項12に記載の装置 。 17.移動するウエブのマシン方向に巻き戻し器(1)と、プリカレンダー(2) と、第1噴霧コーターユニット(3)と、少なくとも1つのドライヤー(4、5 、6)と、第2噴霧コーターユニット(7)と、少なくとも1つのドライヤー( 8、9、10)と、第1ブレードコーターユニット(31)と、少なくとも1つ のドライヤー(20、21、22)と、第2ブレードコーターユニット(32) と、少なくとも1つのドライヤー(24、25、26)と、巻き取り器(12) からなる配列を含むこと特徴とする請求項12に記載の装置。 18.移動するウエブのマシン方向に巻き戻し器(1)と、プリカレンダー(2) と、第1ブレードコーターユニット(33)と、少なくとも1つのドライヤー( 4、5、6)と、第2ブレードコーターユニット(34)と、少なくとも1つの ドライヤー(8、9、10)と、第1噴霧コーターユニット(31)と、少なく とも1つのドライヤー(20、21、22)と、第2噴霧コーターユニット(3 2)と、少なくとも1つのドライヤー(24、25、26)と、少な くとも1つの個別のカレンダー(13、14)と組み合わせた巻き取り器(12 )からなる配列を含むこと特徴とする請求項12に記載の装置。 19.移動するウエブのマシン方向に巻き戻し器(1)と、プリカレンダー(2) と、第1トランスファーコーターユニット(35)と、少なくとも1つのドライ ヤー(4、5、6)と、第2トランスファーコーターユニット(36)と、少な くとも1つのドライヤー(8、9、10)と、中間カレンダー(18)と、第1 噴霧コーターユニット(29)と、少なくとも1つのドライヤー(20、21、 22)と、第2噴霧コーターユニット(30)と、少なくとも1つのドライヤー (24、25、26)と、少なくとも1つの別個のカレンダー(13、14)と 組み合わせた巻き取り器(12)からなる配列を含むこと特徴とする請求項12 に記載の装置。 20.移動するウエブのマシン方向に巻き戻し器(1)と、プリカレンダー(2) と、第1ブレードコーターユニット(33)と、少なくとも1つのドライヤー( 4、5、6)と、第2ブレードコーターユニット(34)と、少なくとも1つの ドライヤー(8、9、10)と、第1噴霧コーターユニット(29)と、少なく とも1つのドライヤー(20、21、22)と、第2噴霧コーターユニット(3 0)と、少なくとも1つのドライヤー(24、25、26)と、巻き取り器(1 2)からなる配列を含むこと特徴とする請求項12に記載の措置。 21.ドライヤーが非接触型ドライヤーからなり、前記コーターユニットの後にイ ン−ライン方式で配置されていて、ウエブ通路が各コーターユニットの送出側に 実質上真っ直ぐに連続していること特徴とする請求項12から20の何れか1項 に記載の装置。 22.少なくとも8個のコーターステーションを含むこと特徴とする請求項21に 記載の装置。
JP51148297A 1995-10-05 1996-10-07 移動する紙又は厚紙ウエブの被覆方法及び装置 Expired - Lifetime JP4271726B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FI954745 1995-10-05
FI954745A FI108061B (fi) 1995-10-05 1995-10-05 Menetelmä liikkuvan paperi- tai kartonkirainan päällystämiseksi
PCT/FI1996/000525 WO1997013035A1 (en) 1995-10-05 1996-10-07 Method and apparatus for coating a moving paper or cardboard web

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11511379A true JPH11511379A (ja) 1999-10-05
JP4271726B2 JP4271726B2 (ja) 2009-06-03

Family

ID=8544140

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9513998A Pending JPH11513303A (ja) 1995-10-05 1996-10-07 移動する紙ウェブ又は厚紙ウェブにコーティングする方法及び装置
JP51148297A Expired - Lifetime JP4271726B2 (ja) 1995-10-05 1996-10-07 移動する紙又は厚紙ウエブの被覆方法及び装置
JP2007029734A Expired - Fee Related JP4257748B2 (ja) 1995-10-05 2007-02-08 移動する紙ウェブ又は厚紙ウェブにコーティングする装置

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9513998A Pending JPH11513303A (ja) 1995-10-05 1996-10-07 移動する紙ウェブ又は厚紙ウェブにコーティングする方法及び装置

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007029734A Expired - Fee Related JP4257748B2 (ja) 1995-10-05 2007-02-08 移動する紙ウェブ又は厚紙ウェブにコーティングする装置

Country Status (11)

Country Link
US (2) US6063449A (ja)
EP (2) EP0856085B1 (ja)
JP (3) JPH11513303A (ja)
KR (2) KR100426387B1 (ja)
AT (2) ATE215147T1 (ja)
AU (2) AU7133496A (ja)
BR (2) BR9610768A (ja)
CA (2) CA2233900C (ja)
DE (2) DE69622418T2 (ja)
FI (1) FI108061B (ja)
WO (2) WO1997013036A1 (ja)

Families Citing this family (72)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19722159A1 (de) 1997-05-27 1998-12-03 Voith Sulzer Papiermasch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum direkten oder indirekten Auftragen eines flüssigen oder pastösen Auftragsmediums auf eine laufende Oberfläche
FI102982B1 (fi) 1997-09-08 1999-03-31 Valmet Corp Suihkupäällystysaseman suutinlaite sekä menetelmä suutinkappaleen vaihtamiseksi
DE19800954A1 (de) * 1998-01-13 1999-07-15 Voith Sulzer Papiertech Patent Vorrichtung zum direkten oder indirekten Auftragen eines flüssigen oder pastösen Auftragsmediums auf eine laufende Materialbahn, insbesondere aus Papier oder Karton
DE19816337A1 (de) * 1998-04-11 1999-10-14 Voith Sulzer Papiertech Patent Vorrichtung zum direkten oder indirekten, ein- oder beidseitigen Auftragen eines flüssigen oder pastösen Mediums auf eine laufende Oberfläche
DE19820432A1 (de) 1998-05-07 1999-11-11 Voith Sulzer Papiertech Patent Verfahren und Vorrichtung zum Aufbringen eines Auftragsmediums auf einen laufenden Untergrund
DE19826592A1 (de) * 1998-06-15 1999-12-16 Lohmann Therapie Syst Lts Verfahren zur Herstellung eines aus einzelnen Schichten bestehenden Laminats
FI104745B (fi) 1998-06-25 2000-03-31 Valmet Corp Menetelmä ja sovitelma paperin ja kartongin kalanteroimiseksi
FI105119B (fi) 1998-12-21 2000-06-15 Valmet Corp Sovitelma ja menetelmä spray-suuttimesta tulevan haitallisen suihkun paperirainalle suuntautumisen estämiseksi
FI111478B (fi) * 1999-01-18 2003-07-31 Metso Paper Inc Spray-päällystysmenetelmä ja -päällystyslaite
DE19901802B4 (de) * 1999-01-19 2004-02-12 Baldwin Germany Gmbh Vorrichtung zur Rückbefeuchtung einer getrockneten Papierbahn
FI108993B (fi) 1999-06-30 2002-05-15 Metso Paper Inc Menetelmä ja sovitelma käsittelyaineen levittämiseksi liikkuvalle pinnalle
US6352022B1 (en) * 1999-08-12 2002-03-05 Stora Enso North America Web calendering method and apparatus
FI20002251A (fi) * 2000-10-12 2002-04-13 Metso Paper Inc Menetelmä ja laite spraysuuttimen puhdistamiseksi
FI115150B (fi) * 2000-11-24 2005-03-15 Metso Paper Inc Paperinpäällystysmenetelmä
FI20010503A0 (fi) 2001-03-13 2001-03-13 Metso Paper Inc Menetelmä paperin tai kartongin päällystämiseksi ja päällystetty paperi
FI115314B (fi) * 2001-03-13 2005-04-15 Metso Paper Inc Sovitelma paperin tai kartongin käsittelemiseksi
EP1249533A1 (en) * 2001-04-14 2002-10-16 The Dow Chemical Company Process for making multilayer coated paper or paperboard
JP4020198B2 (ja) * 2001-05-23 2007-12-12 ボイス ペ−パ− パテント ゲ−エムベ−ハ− 塗布装置
SE524281C2 (sv) * 2001-09-06 2004-07-20 Stora Enso Ab Ytbehandlingskomposition, innefattande stärkelsepartiklar, metod vid framställning av papper eller kartong, papper eller kartong samt användning av en ytbehandlingskomposition
FI110957B (fi) * 2001-12-10 2003-04-30 Metso Paper Inc Menetelmä ja sovitelma monikerrospäällystyksen tekemiseksi
FI111870B (fi) * 2002-01-15 2003-09-30 Metso Paper Inc Suutinryhmä
US7364774B2 (en) * 2002-04-12 2008-04-29 Dow Global Technologies Inc. Method of producing a multilayer coated substrate having improved barrier properties
US7473333B2 (en) * 2002-04-12 2009-01-06 Dow Global Technologies Inc. Process for making coated paper or paperboard
DE20221953U1 (de) * 2002-06-21 2009-08-20 Voith Patent Gmbh Vorrichtung zum Auftragen von flüssigem oder pastösem Auftragsmedium auf eine Materialbahn, insbesondere aus Papier oder Karton
DE20221930U1 (de) * 2002-06-24 2009-05-20 Voith Patent Gmbh Maschine zur Behandlung einer Materialbahn vorzugsweise aus Papier und Karton sowie gegebenenfalls zur der Behandlung vorausgehenden Herstellung der Materialbahn, mit einer Kontaktlos-Auftragseinrichtung und einer Materialbahnglättungseinrichtung
US20050098285A1 (en) * 2002-06-24 2005-05-12 Richard Aust Machine for making/treating a sheet of material
US6918993B2 (en) * 2002-07-10 2005-07-19 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Multi-ply wiping products made according to a low temperature delamination process
FI113884B (fi) * 2002-09-26 2004-06-30 Metso Paper Inc Suutin
US20040121080A1 (en) * 2002-10-17 2004-06-24 Robert Urscheler Method of producing a coated substrate
US7743629B2 (en) * 2002-10-21 2010-06-29 Johns Manville Process of applying atomized binder to fiberous product using a rotary member
KR101087339B1 (ko) * 2003-09-02 2011-11-25 킴벌리-클라크 월드와이드, 인크. 실온에서 경화가능한 냄새가 적은 바인더
US6991706B2 (en) 2003-09-02 2006-01-31 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Clothlike pattern densified web
US7189307B2 (en) * 2003-09-02 2007-03-13 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Low odor binders curable at room temperature
US20050045293A1 (en) * 2003-09-02 2005-03-03 Hermans Michael Alan Paper sheet having high absorbent capacity and delayed wet-out
DE10343274A1 (de) * 2003-09-17 2005-04-21 Voith Paper Patent Gmbh Verfahren zur Behandlung der Oberfläche einer Materialbahn
SE526978C2 (sv) * 2004-04-20 2005-11-29 Metso Paper Karlstad Ab Skyddsanordning för sprayutrustning och sätt att skydda denna och dess omgivning
DE102004020069C5 (de) * 2004-04-24 2013-12-05 Voith Patent Gmbh Verfahren zum Satinieren einer Papierbahn
DE102004022416B4 (de) * 2004-05-06 2013-02-21 Voith Patent Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Behandeln einer Bahn aus Papier oder Karton
FI117444B (fi) * 2004-06-24 2006-10-13 Metso Paper Inc Menetelmä kuiturainan käsittelemiseksi pituusleikkauksen jälkeisessä vaiheessa
US7297231B2 (en) * 2004-07-15 2007-11-20 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Binders curable at room temperature with low blocking
FI121084B (fi) 2004-12-01 2010-06-30 Metso Paper Inc Menetelmä ja sovitelma kuituradan käsittelemiseksi
US7459179B2 (en) * 2004-12-02 2008-12-02 The Procter & Gamble Company Process for making a fibrous structure comprising an additive
US7976679B2 (en) 2004-12-02 2011-07-12 The Procter & Gamble Company Fibrous structures comprising a low surface energy additive
JP2006305470A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Oji Engineering Kk 塗布装置
WO2007007393A1 (ja) * 2005-07-11 2007-01-18 Sony Chemicals Corporation エッチング装置及びエッチング方法
FI20055576L (fi) * 2005-10-26 2007-04-27 Dryad Ltd Oy Monikerrospaperi ja menetelmä sen valmistamiseksi
PL2038478T3 (pl) * 2006-06-27 2012-09-28 Basf Se Sposób wykańczania papieru i wyrobów papierowych
US7758934B2 (en) * 2007-07-13 2010-07-20 Georgia-Pacific Consumer Products Lp Dual mode ink jet paper
US7740744B2 (en) * 2007-09-21 2010-06-22 Georgia-Pacific Consumer Products Lp Method and apparatus for removing residual tissue from parent rolls
FI20075783L (fi) 2007-11-05 2009-05-06 Metso Paper Inc Rainanmuodostuskone
DE102008012221B4 (de) * 2008-03-03 2011-06-01 Kronotec Ag Verfahren zum Streichen eines noch feuchten lagenförmigen Substrats
JP5479757B2 (ja) * 2008-11-28 2014-04-23 大王製紙株式会社 水解性シートの製造方法
JP5441490B2 (ja) * 2009-04-30 2014-03-12 大王製紙株式会社 高粘度溶液の塗布方法
JP5241748B2 (ja) * 2010-02-02 2013-07-17 信栄製紙株式会社 ウエブへ薬剤を噴霧する噴霧装置、ウエブへ薬剤を噴霧する噴霧方法
SE535270C2 (sv) * 2010-08-12 2012-06-12 Stora Enso Oyj En metod för ytbehandling av papper eller kartong
US20120138249A1 (en) * 2010-12-02 2012-06-07 Patrick Sundholm Method for improving paper and board's resistance to the penetration of liquids
DE102011002670A1 (de) * 2011-01-13 2012-07-19 Metso Paper, Inc. Leimmittelzufuhrsystem zum Zuführen von Leimmittel zu einer Papier- oder Kartonbahn
DE102011002671A1 (de) * 2011-01-13 2012-07-19 Metso Paper, Inc. Leimmittelzuführsystem zum Zuführen von Leimmittel zu einer Papier- oder Kartonbahn
CN102493280A (zh) 2011-12-02 2012-06-13 牡丹江恒丰纸业股份有限公司 一种具有阻燃带的卷烟纸的制造装置及制备方法
ITTO20120981A1 (it) * 2012-11-13 2014-05-14 Itt Italia Srl Metodo ed impianto per la verniciatura a polvere di elementi elettricamente non conduttivi, in particolare pastiglie freno
EP2735648A1 (en) * 2012-11-22 2014-05-28 Valmet Technologies, Inc. Device for treating a fiber web
EP2772584A1 (en) * 2013-02-27 2014-09-03 Valmet Technologies, Inc. Method and arrangement for a fiber web production line
EP2843130A1 (en) * 2013-08-26 2015-03-04 Valmet Technologies, Inc. Method and arrangement for applying a substance layer onto a running fiber web by foam application
EP2860312B1 (en) * 2013-10-08 2019-05-22 Valmet Technologies, Inc. Arrangement of a fiber web production line and method of a fiber web production line
EP2868802A1 (en) * 2013-10-31 2015-05-06 Valmet Technologies, Inc. Arrangement of a fiber web production line and method of a fiber web production line
US20160228911A1 (en) * 2015-02-09 2016-08-11 BMGI Corporation Spray coating system for fiber web
SE540051C2 (en) * 2016-12-08 2018-03-06 Valmet Oy A device for spraying a coating chemical onto a moving surface of a papermaking machine
US20190081317A1 (en) * 2017-09-11 2019-03-14 Andreas Keil Web coating and calendering system and method
US11396727B2 (en) 2017-12-28 2022-07-26 Corelex Shin-Ei Co., Ltd. Deodorant-paper manufacturing method
IT202000011668A1 (it) * 2020-05-20 2021-11-20 Sifa S P A Procedimento ed apparecchiatura perfezionata per il deposito di un rivestimento protettivo su supporti cartacei vergini e/o riciclati
DE102022105518B4 (de) * 2022-03-09 2024-03-21 Voith Patent Gmbh Auftragsdüse, Auftragswerk und Verfahren
EP4252545A1 (en) 2022-03-18 2023-10-04 Zoono Group Ltd. Methods and articles for keeping food fresher for longer and shelf-life extension to enhance food security and safety

Family Cites Families (46)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1228915B (de) * 1959-12-15 1966-11-17 Waldhof Zellstoff Fab Vorrichtung zum fortlaufenden Beschichten von Papier
US3089460A (en) * 1960-07-13 1963-05-14 Beloit Iron Works Apparatus for subjecting a paper web to a variety of finishing and/or coating treatment
US3413139A (en) * 1964-12-30 1968-11-26 Cons Papers Inc Method of making coated paper of low gloss and improved ink holdout
US3911191A (en) * 1970-01-12 1975-10-07 Blandin Paper Company Coated paper products
JPS5242978A (en) * 1975-10-01 1977-04-04 Kobayashi Seisakusho Improvement in paste permeation device for elastic pulp sheet
JPS5626565A (en) * 1979-08-08 1981-03-14 Oji Paper Co Ltd Treating method for double layer painting of travelling paper
US4369584A (en) * 1981-04-16 1983-01-25 W. R. Grace & Co. Preventing air film between web and roller
JPS57204264A (en) * 1981-06-10 1982-12-14 Kansai Paint Co Ltd Recovery of paint
JPS605456U (ja) * 1983-06-22 1985-01-16 日立プラント建設株式会社 塗料飛散防止装置
JPS60202768A (ja) * 1984-03-22 1985-10-14 Takasaki Seishi Container- Kk 防錆包装材の製造方法とその装置
JPS61161176A (ja) * 1984-12-29 1986-07-21 Nordson Kk エアレススプレイのスプレイ方法
JPH0454833Y2 (ja) * 1985-11-30 1992-12-22
US4748043A (en) * 1986-08-29 1988-05-31 Minnesota Mining And Manufacturing Company Electrospray coating process
FI81641C (fi) * 1987-07-03 1990-11-12 Valmet Paper Machinery Inc Foerfarande och anordning foer bestrykning av en materialbana.
CA1313388C (en) * 1988-01-19 1993-02-02 Jimek A.B. Spray dampener valve assembly and control system
DE347058T1 (de) * 1988-06-13 1994-02-24 Nordson Corp Verfahren zum Anbringen einer isolierenden feuchtigkeitsgeschützten Schicht auf gedruckten Leiterplatten.
JPH0659449B2 (ja) * 1988-09-20 1994-08-10 大日本塗料株式会社 塗装装置
US4944960A (en) * 1988-09-23 1990-07-31 Sundholm Patrick J Method and apparatus for coating paper and the like
JPH0753949B2 (ja) * 1988-11-21 1995-06-07 株式会社日本触媒 吸水性複合体の製造方法および連続的製造方法
US5112653A (en) * 1989-07-03 1992-05-12 Consolidated Papers, Inc. Method of and apparatus for coating high speed traveling webs
JPH0365266A (ja) * 1989-08-03 1991-03-20 Fuji Photo Film Co Ltd 塗布方法及び装置
DE68907058T2 (de) * 1989-11-16 1993-09-16 Beloit Corp Vorrichtung zur beschichtung.
JPH03222739A (ja) * 1990-01-30 1991-10-01 Kawasaki Steel Corp 複合金属板の製造方法
EP0470712B1 (en) * 1990-08-09 1995-12-13 Imperial Chemical Industries Plc Spraying of liquids
US5115972A (en) * 1991-02-06 1992-05-26 Minnesota Mining And Manufacturing Company Spray die for producing spray fans
JPH04327295A (ja) * 1991-04-30 1992-11-16 Kanzaki Paper Mfg Co Ltd 印刷用塗被紙の製造方法
JP3173814B2 (ja) * 1991-05-30 2001-06-04 株式会社タムラ製作所 フラックス塗布方法
JP3173813B2 (ja) * 1991-05-30 2001-06-04 株式会社タムラ製作所 フラックス塗布方法
JPH0525797A (ja) * 1991-07-11 1993-02-02 Kanzaki Paper Mfg Co Ltd 感熱塗料のエアーナイフ塗工方法
JPH05222700A (ja) * 1992-02-07 1993-08-31 Tokushu Seishi Kk 真珠光沢紙
DE4205313C2 (de) * 1992-02-21 1994-09-29 Voith Gmbh J M Düsenauftragswerk zum Auftragen von Streichfarbe auf eine Papierbahn
JPH05319220A (ja) * 1992-05-21 1993-12-03 Daifuku Co Ltd 液体塗布装置
WO1994011116A1 (en) * 1992-11-06 1994-05-26 Patrick Sundholm Method and apparatus for coating paper or the like
JPH06190308A (ja) * 1992-12-25 1994-07-12 Shiyuto Kosoku Doro Gijutsu Center スプレー塗装装置
JP3188020B2 (ja) * 1993-02-24 2001-07-16 三菱重工業株式会社 ブレードレス コータ
JP2812134B2 (ja) * 1993-04-04 1998-10-22 王子製紙株式会社 拭き布の製造方法および製造装置
JPH06315656A (ja) * 1993-04-30 1994-11-15 Kawasaki Steel Corp スプレー方式の塗布装置
JP3257720B2 (ja) * 1993-06-02 2002-02-18 三菱製紙株式会社 顔料塗被紙及びその製造方法
WO1995008026A1 (de) * 1993-09-14 1995-03-23 J. M. Voith Gmbh Verfahren und einrichtung zum beschichten einer laufenden warenbahn
FI98388C (fi) * 1993-11-29 1997-06-10 Valmet Paper Machinery Inc Sovitelma paperin päällystyslinjassa ja menetelmä paperiradan pään viemiseksi
FI96338C (fi) * 1994-04-19 1996-06-10 Valmet Corp Menetelmä ja laitteisto painopaperirainan kaksipuoliseksi päällystämiseksi
DE4414949A1 (de) * 1994-04-28 1995-11-02 Voith Gmbh J M Vorrichtung zum Auftragen von mindestens einem flüssigen Medium auf eine laufende Materialbahn
US5622599A (en) * 1994-06-28 1997-04-22 Sproule; Barry Method and apparatus for coating pulp products
FI95947C (fi) * 1994-06-29 1996-04-10 Valmet Paper Machinery Inc Menetelmä ja sovitelma liikkuvan paperiradan päällystämiseksi
US5849321A (en) * 1994-07-01 1998-12-15 Valmet Corporation Method and apparatus for spray-coating a paper or board web
FI97247C (fi) * 1994-07-01 1998-07-21 Valmet Paper Machinery Inc Spraypäällystysmenetelmä sekä spraypäällystin

Also Published As

Publication number Publication date
EP0856085A1 (en) 1998-08-05
AU7133496A (en) 1997-04-28
EP0856084B1 (en) 2002-07-17
DE69622418T2 (de) 2002-10-31
ATE215147T1 (de) 2002-04-15
JP4257748B2 (ja) 2009-04-22
BR9610768A (pt) 1999-07-13
US6063449A (en) 2000-05-16
CA2233855A1 (en) 1997-04-10
AU7133596A (en) 1997-04-28
WO1997013035A1 (en) 1997-04-10
WO1997013036A1 (en) 1997-04-10
ATE220747T1 (de) 2002-08-15
JP2007169874A (ja) 2007-07-05
KR19990063981A (ko) 1999-07-26
EP0856085B1 (en) 2002-03-27
JP4271726B2 (ja) 2009-06-03
DE69620210D1 (de) 2002-05-02
FI108061B (fi) 2001-11-15
BR9610747A (pt) 1999-07-13
DE69620210T2 (de) 2002-08-22
CA2233855C (en) 2005-03-08
CA2233900C (en) 2005-06-21
JPH11513303A (ja) 1999-11-16
FI954745A0 (fi) 1995-10-05
CA2233900A1 (en) 1997-04-10
DE69622418D1 (de) 2002-08-22
EP0856084A1 (en) 1998-08-05
US6106902A (en) 2000-08-22
KR100426387B1 (ko) 2005-01-15
KR19990063982A (ko) 1999-07-26
KR100543384B1 (ko) 2006-04-06
FI954745A (fi) 1997-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4271726B2 (ja) 移動する紙又は厚紙ウエブの被覆方法及び装置
US5622599A (en) Method and apparatus for coating pulp products
US3916077A (en) Web coating method
FI96894C (fi) Menetelmä ja laite paperin tai vastaavan päällystämiseksi
EP2772584A1 (en) Method and arrangement for a fiber web production line
US20100175846A1 (en) Paper machine
US20050089641A1 (en) Method and apparatus for making a multilayer coating
US7540940B2 (en) Machine for making/treating a sheet of material
US7390557B2 (en) Method for coating a web of paper or paperboard and a coated paper grade
US7563326B2 (en) Device for coating and drying both sides of a material web of paper or board
US3799111A (en) Web coating apparatus
US20040076759A1 (en) Method for coating paper
Husband et al. The trend towards low impact coating of paper and board
WO2006000626A1 (en) A method for coating a substrate

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060704

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061004

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20070413

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20070413

A72 Notification of change in name of applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A721

Effective date: 20070808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080617

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080917

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090127

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090226

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120306

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120306

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130306

Year of fee payment: 4