JPH05319220A - 液体塗布装置 - Google Patents

液体塗布装置

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JPH05319220A
JPH05319220A JP12781592A JP12781592A JPH05319220A JP H05319220 A JPH05319220 A JP H05319220A JP 12781592 A JP12781592 A JP 12781592A JP 12781592 A JP12781592 A JP 12781592A JP H05319220 A JPH05319220 A JP H05319220A
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JP
Japan
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liquid
wax
nozzle
applying
pump
Prior art date
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Pending
Application number
JP12781592A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Nishimura
充 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP12781592A priority Critical patent/JPH05319220A/ja
Publication of JPH05319220A publication Critical patent/JPH05319220A/ja
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 塗布対象物または液体噴出ノズルの移動速度
に変化が生じても、塗布対象物への2重掛けが生じない
液体塗布装置を提供する。 【構成】 ワックス(液体)を供給するポンプ26と、ポ
ンプ26より供給されたワックスを噴出しタイヤ(塗布対
象物)23に塗布するノズル22間に、ワックス遮断用の電
磁弁27を設け、洗車機本体1の移動速度を、走行モータ
4に連結されたパルスエンコーダ28のパルス信号を入力
することにより検出し、この移動速度に応じて単位時間
に電磁弁19を断続的に開閉する断続塗布回数を演算し、
この回数だけ電磁弁27を開閉するワックス制御装置30を
設けて構成する。 【効果】 洗車機本体1の速度に応じて断続塗布回数を
演算して断続的に塗布することにより、洗車機本体1の
移動速度が変化しても、2重掛けを防止でき、適切な使
用量にでき、コストを軽減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗布対象物または液体
噴出ノズルの少なくとも一方を移動させながら、ポンプ
より送られた液体をノズルより噴出し塗布対象物に塗布
する液体塗布装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、液体塗布装置は、塗布対象物に対
し、塗布対象物または液体噴出ノズルの一方を移動させ
ながら、連続的にポンプより送られた液体をノズルより
噴出し塗布対象物に塗布している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の液
体塗布装置では、塗布対象物または液体噴出ノズルの移
動速度に変化が生じると、同一箇所に2度液体が掛かる
2重掛けが生じ、適切なに使用量とすることができず、
また不要に消費されコストもアップするという問題があ
った。さらに、塗布対象物の表面に凹凸ムラが生じ、外
観を損なうという問題もあった。
【0004】本発明は上記問題を解決するものであり、
塗布対象物または液体噴出ノズルの移動速度に変化が生
じても適切な使用量とすることのできる液体塗布装置を
提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
第1の発明の液体塗布装置は、塗布対象物または液体噴
出ノズルの少なくとも一方を移動させながら、ポンプよ
り送られた液体をノズルより噴出し塗布対象物に塗布す
る液体塗布装置であって、前記ポンプとノズル間の配管
に前記液体の遮断弁を設け、前記塗布対象物または液体
噴出ノズルの移動速度に応じて前記遮断弁を断続的に開
閉する制御手段を設けたことを特徴とするものである。
【0006】また第2の発明の液体塗布装置は、塗布対
象物または液体噴出ノズルの少なくとも一方を移動させ
ながら、ポンプより送られた液体をノズルより噴出し塗
布対象物に塗布する液体塗布装置であって、前記ポンプ
とノズル間の配管に一定圧力以上で液体を流すチェック
弁を設け、前記塗布対象物または液体噴出ノズルの移動
速度に応じて前記ポンプを断続的に駆動する制御手段を
設けたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】上記第1、第2の構成により、塗布対象物また
は液体噴出ノズルの移動速度に応じて電磁弁あるいはボ
ンプが断続的に駆動されることによって、ノズルより液
体が断続的に塗布対象物に噴出され、液体の2重掛けが
防止され、適切な使用量に維持される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の一実施例におけるワックス(液
体)塗布装置の制御構成図、図2,図3は本発明の一実
施例におけるワックス塗布装置を設置した洗車機の側面
図および正面図である。
【0009】洗車機本体1は、正面視において門型をし
ており、複数個の輪体2を介してレール3上に載置して
あり、走行モータ4の作動によりレール3上を自在に往
復走行する。この門型の洗車機本体1内に、洗車される
車両乾燥用のトップノズル5、左右一対のサイドノズル
6ならびに両ノズル5,6に同時に連通して風を供給す
る左右一対のブロワ装置7を設けるとともに、車両洗浄
用のトップブラシ8と左右一対のサイドブラシ9を、そ
れぞれ揺動自在なアーム(図示せず)を介して取付け、
さらに洗車機本体1の両側下部に、左右一対のロッカー
ブラシ10を互いに接近離間自在に設けている。また、洗
車機本体1の正面上部に、洗車される車両11を検出する
ソニックセンサ12を設け、また正面側部に洗車スタート
スイッチ、洗車ストップスイッチ、洗車コース選択スイ
ッチなどが表面に配置された本体制御装置13を設けてい
る。また、洗車機本体1内に、第1洗浄水アーチ14と、
第1ワックスアーチ15と、第2洗浄水アーチ16と、第2
ワックスアーチ17と、洗剤アーチ18とをこの順で配設
し、さらにソニックセンサ12とロッカーブラシ10間に、
水アーチ19とタイヤワックスアーチ20を配設している。
水アーチ19の水噴射ノズル21とタイヤワックスアーチ20
のワックス噴出ノズル22は、車両11のタイヤ23の中心に
対向する位置に配置されている。
【0010】以下、本発明の要部であるタイヤワックス
アーチ20によるワックスの噴射装置について、詳細に説
明する。タイヤワックスアーチ20のワックス噴出ノズル
22には、図1に示すように、配管24を介してワックスタ
ンク25に接続されたワックス用ポンプ26よりタイヤワッ
クスが供給され、またノズル22とボンプ26間の配管24に
タイヤワックス遮断用の電磁弁27が設けられている。ま
た走行モータ4にはパルスエンコーダ28が連結され、こ
のパルスエンコーダ28からパルス信号、ソニックセンサ
12から車両検出信号を入力し、電磁弁27とポンプ26のモ
ータ29を制御するワックス制御装置30を設けている。
【0011】ワックス制御装置30を図4のブロック図に
より詳細に説明する。図4において、31は所定時間内の
パルスエンコーダ28からのパルス信号をカウントして洗
車機本体1の速度(zmm/sec)を検出する速度検出部、
32は速度検出部31の速度信号、およびソニックセンサ12
からの車両検出信号を入力して、車両11のタイヤ23の先
端にノズル22の噴出位置Bが到達したことを、式1にて
演算した時間T1 をカウントすることにより検出して噴
射開始信号を出力し、さらにタイヤ23の長さ(Wmm)か
らタイヤ23の終端にノズル22の噴出位置Bが到達したこ
とを、式2にて演算した時間T2 をカウントすることに
より検出して噴射終了信号を出力する噴射位置検出部で
ある。式1,2において、L(mm)は車両11の検出位置
Cからノズル22の噴出位置Bまで距離である。
【0012】T1 =L(mm)/z(mm/sec) …(1) T2 =(L+W)(mm)/z(mm/sec) …(2) また33は単位時間当たりの(ワックス)断続塗布回数
(R回数/sec)を入力し、この断続塗布回数により電磁
弁27を開閉する電磁弁駆動部、34は駆動信号に応じてモ
ータ29へ駆動信号を出力するモータ駆動部である。
【0013】35は本体制御装置13からの塗布指令信号に
より、モータ29の駆動信号をモータ駆動部34へ出力し、
さらに所定時間毎に速度検出部31より速度信号を入力し
て、式3により単位時間当たりの断続塗布回数(R回数
/sec)を演算し、噴射位置検出部32より噴射開始信号を
入力すると、噴射終了信号を入力するまで演算した断続
塗布回数(R回数/sec)を電磁弁駆動部33へ出力する制
御部である。噴射終了信号を入力すると断続塗布回数R
をゼロとしている。式3において、x(mm)は図5に示
すワックススプレーパターンの横方向(矢印A方向)の
幅、α(mm)は塗布均一化のための必要な重なり代であ
る。
【0014】 R=z(mm/sec)/(x−α)(mm) …(3) 以下、上記構成におけるタイヤ23へのワックス塗布作業
を説明する。洗車機本体1が走行起動されると、ワック
ス制御装置30において、パルスエンコーダ28からのパル
ス信号により洗車機本体1の速度を検出し、続いてワッ
クス制御装置30に本体制御装置13から塗布指令信号が入
力されると、断続塗布回数(R回数/sec)を演算し、ま
たモータ29を起動してポンプ26を駆動する。洗車機本体
1が移動し、ソニックセンサ12より車両検出信号が入力
されると、タイヤ23の先端がノズル22の噴出位置Bに到
達するまでの時間T1 をカウントし、到達と判断する
と、演算した断続塗布回数により電磁弁27を断続駆動
し、ノズル22よりワックスをタイヤ23へ噴出して、図
3,図5に示すように、ワックススプレーパターンによ
りワックスを塗布し、時間T2 をカウントすることによ
りタイヤ23の終端がノズル24の噴出位置Bに到達したこ
とを判断すると、電磁弁27を閉動作して、ワックスの塗
布を停止する。
【0015】このように、洗車機本体1の速度に応じて
断続塗布回数(R回数/sec)を演算して断続的にワック
スを塗布することにより、洗車機本体1の移動速度が変
化しても、同一箇所に2度ワックスが掛かる2重掛けを
防止でき、ワックスの使用量を適切にすることができ、
コストを軽減することができる。
【0016】なお、本実施例では、電磁弁27を断続的に
駆動しているが、この電磁弁27の代わりに、一定圧力
(背圧)以上でワックス(液体)を流すチェック弁を設
け、ワックス制御装置30により洗車機本体1の移動速度
に応じてポンプ26のモータ29を断続的に駆動することに
よっても、同一の効果を上げることができる。
【0017】また、本実施例では、洗車機本体1を矢印
A方向へ移動させているが、車両11を矢印Aとは逆方向
に移動させながらタンヤ23へワックスを塗布することも
できる。このとき、車両11の移動速度(ymm/sec)を検
出する手段を設ける必要がある。また、制御部35で演算
される式3は、 R=絶対値(y+z)(mm/sec)/(x−α)(mm) で表される。
【0018】また、本実施例では、タイヤ23を塗布対象
物とした洗車機のワックスの塗布装置について記載して
いるが、一般の液体塗布装置に使用できることはいうま
でもない。このとき、塗布対象物の表面に凹凸ムラが生
じ、美観を損なうという問題を解決することも可能であ
る。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ノズ
ルより液体が塗布対象物または液体噴出ノズルの移動速
度に応じて断続的に、塗布対象物に噴出されることによ
り、液体の2重掛けを防止でき、液体の使用量を適切に
することができ、コストを軽減することができる。ま
た、塗布対象物の表面に凹凸ムラが生じ、美観を損なう
という問題を解決することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における洗車機のワックス塗
布装置の構成図である。
【図2】同ワックス塗布装置を設置した洗車機の側面図
である。
【図3】同ワックス塗布装置を設置した洗車機の正面図
である。
【図4】同ワックス塗布装置の制御装置のブロック図で
ある。
【図5】同ワックス塗布装置によりワックスが塗布され
たタイヤの模式図である。
【符号の説明】 1 洗車機本体 4 走行モータ 11 車両 12 ソニックセンサ 22 ワックスノズル(液体噴出ノズル) 23 タイヤ(塗布対象物) 25 ワックスタンク 26 ポンプ 27 電磁弁 28 パルスエンコーダ 29 ポンプのモータ 30 ワックス制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗布対象物または液体噴出ノズルの少な
    くとも一方を移動させながら、ポンプより送られた液体
    をノズルより噴出し塗布対象物に塗布する液体塗布装置
    であって、 前記ポンプとノズル間の配管に前記液体の遮断弁を設
    け、前記塗布対象物または液体噴出ノズルの移動速度に
    応じて前記遮断弁を断続的に開閉する制御手段を設けた
    ことを特徴とする液体塗布装置。
  2. 【請求項2】 塗布対象物または液体噴出ノズルの少な
    くとも一方を移動させながら、ポンプより送られた液体
    をノズルより噴出し塗布対象物に塗布する液体塗布装置
    であって、 前記ポンプとノズル間の配管に一定圧力以上で液体を流
    すチェック弁を設け、前記塗布対象物または液体噴出ノ
    ズルの移動速度に応じて前記ポンプを断続的に駆動する
    制御手段を設けたことを特徴とする液体塗布装置。
JP12781592A 1992-05-21 1992-05-21 液体塗布装置 Pending JPH05319220A (ja)

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JP12781592A JPH05319220A (ja) 1992-05-21 1992-05-21 液体塗布装置

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JP12781592A JPH05319220A (ja) 1992-05-21 1992-05-21 液体塗布装置

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JPH05319220A true JPH05319220A (ja) 1993-12-03

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ID=14969355

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12781592A Pending JPH05319220A (ja) 1992-05-21 1992-05-21 液体塗布装置

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JP (1) JPH05319220A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007169874A (ja) * 1995-10-05 2007-07-05 Metso Paper Inc 移動する紙ウェブ又は厚紙ウェブにコーティングする装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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