JPH03222739A - 複合金属板の製造方法 - Google Patents
複合金属板の製造方法Info
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- JPH03222739A JPH03222739A JP2019951A JP1995190A JPH03222739A JP H03222739 A JPH03222739 A JP H03222739A JP 2019951 A JP2019951 A JP 2019951A JP 1995190 A JP1995190 A JP 1995190A JP H03222739 A JPH03222739 A JP H03222739A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
この発明は、複合金属板の製造方法に関し、特に、塗布
される樹脂の膜厚が所定の値に保たれるようにしたもの
である。
される樹脂の膜厚が所定の値に保たれるようにしたもの
である。
〔従来の技術]
二枚の金属板の間に樹脂層を介在させた複合金属板は、
その樹脂層の厚さを適宜調整することにより、単なる金
属板に比べて、制振性や断熱性等に優れていたり、或い
は軽量化が図られる等の有利な点がある。そして、この
ような複合金属板の従来の製造方法としては、例えば、
特開昭62−234917号公報に開示されたものが知
られている。
その樹脂層の厚さを適宜調整することにより、単なる金
属板に比べて、制振性や断熱性等に優れていたり、或い
は軽量化が図られる等の有利な点がある。そして、この
ような複合金属板の従来の製造方法としては、例えば、
特開昭62−234917号公報に開示されたものが知
られている。
この従来の技術は、特に導電性に優れた複合金属板の製
造方法に関するものであって、搬送される金属板の表面
に、導電性金属粉及び液状樹脂からなる混合体をスプレ
ー等で均一に分散積層した後に、その樹脂が塗布された
金属板の表面上に他の金属板を重ね、そして、それら二
枚め金属板を圧着ロールで一体として複合金属板を製造
するものである。
造方法に関するものであって、搬送される金属板の表面
に、導電性金属粉及び液状樹脂からなる混合体をスプレ
ー等で均一に分散積層した後に、その樹脂が塗布された
金属板の表面上に他の金属板を重ね、そして、それら二
枚め金属板を圧着ロールで一体として複合金属板を製造
するものである。
ここで、導電性金属粉を含んだ樹脂を用いたのは、複合
金属板の導電性を上げるためであり、これにより、通常
の鋼板等と同様に複合金属板のスポット溶接が可能とな
る。
金属板の導電性を上げるためであり、これにより、通常
の鋼板等と同様に複合金属板のスポット溶接が可能とな
る。
さらに、複合金属板が所望の特性を発揮するためには、
樹脂層の膜厚が重要である。
樹脂層の膜厚が重要である。
しかし、樹脂が塗布される金属板の搬送速度は操業の途
中でも変動することがあるので、樹脂塗布装置の樹脂吐
出量が一定であると、金属板の単位面積当たりの塗布量
が変わって樹脂膜厚が目標値から外れてしまう。
中でも変動することがあるので、樹脂塗布装置の樹脂吐
出量が一定であると、金属板の単位面積当たりの塗布量
が変わって樹脂膜厚が目標値から外れてしまう。
そこで、従来のスプレー式の樹脂塗布装置にあっては、
スプレーに送られるエアー圧によって樹脂の吐出量が決
まることから、金属板の搬送速度及び樹脂の目標膜厚に
応じて適切なエアー圧を設定し、もって、搬送速度が変
化しても、樹脂膜厚が目標膜厚に調整されるようにして
いた。
スプレーに送られるエアー圧によって樹脂の吐出量が決
まることから、金属板の搬送速度及び樹脂の目標膜厚に
応じて適切なエアー圧を設定し、もって、搬送速度が変
化しても、樹脂膜厚が目標膜厚に調整されるようにして
いた。
(発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、導電性金属粉を含んだ樹脂をスプレー式
の樹脂塗布装置で塗布する場合、樹脂塗布装置における
エアー圧と吐出量との関係は、極狭い範囲を除いて精度
が非常に悪いことが知られている。つまり、エアー圧を
上げても吐出量が充分増加しない領域や、エアー圧を下
げると急激に吐出量が低下してしまう領域がある。
の樹脂塗布装置で塗布する場合、樹脂塗布装置における
エアー圧と吐出量との関係は、極狭い範囲を除いて精度
が非常に悪いことが知られている。つまり、エアー圧を
上げても吐出量が充分増加しない領域や、エアー圧を下
げると急激に吐出量が低下してしまう領域がある。
このため、金属板の搬送速度の変化幅が大きいと、エア
ー圧の調整だけでは追従できず、樹脂膜厚が所望の値か
ら外れてしまう恐れがある。
ー圧の調整だけでは追従できず、樹脂膜厚が所望の値か
ら外れてしまう恐れがある。
この発明は、このような従来の技術が有する未解決の課
題に着目してなされたものであり、導電性金属粉を含む
樹脂を、スプレー式の樹脂塗布装置で塗布する場合、金
属板の搬送速度が広い範囲で変動しても、樹脂膜厚を確
実に目標膜厚に調整することができる複合金属板の製造
方法を提供することを目的としている。
題に着目してなされたものであり、導電性金属粉を含む
樹脂を、スプレー式の樹脂塗布装置で塗布する場合、金
属板の搬送速度が広い範囲で変動しても、樹脂膜厚を確
実に目標膜厚に調整することができる複合金属板の製造
方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、搬送中の金属板
の表面に、導電性金属粉を含む樹脂をスプレー式の樹脂
塗布装置で塗布し、次いで、前記金属板を前記表面を内
側にして他の金属板と張り合わせ、そして、それら二枚
の金属板を圧着して複合金属板を製造する方法において
、吐出量可変のスプレー式の樹脂塗布装置を複数設ける
とともに、前記金属板の搬送速度と、塗布される樹脂の
目標膜厚とに基づいて、前記樹脂塗布装置の稼働台数を
設定し、そして、前記金属板の搬送速度と、前記目標膜
厚と、前記樹脂塗布装置の稼働台数とに基づいて、前記
樹脂塗布装置の吐出量を調整するようにした。
の表面に、導電性金属粉を含む樹脂をスプレー式の樹脂
塗布装置で塗布し、次いで、前記金属板を前記表面を内
側にして他の金属板と張り合わせ、そして、それら二枚
の金属板を圧着して複合金属板を製造する方法において
、吐出量可変のスプレー式の樹脂塗布装置を複数設ける
とともに、前記金属板の搬送速度と、塗布される樹脂の
目標膜厚とに基づいて、前記樹脂塗布装置の稼働台数を
設定し、そして、前記金属板の搬送速度と、前記目標膜
厚と、前記樹脂塗布装置の稼働台数とに基づいて、前記
樹脂塗布装置の吐出量を調整するようにした。
〔作用]
本発明にあっては、金属板の搬送速度と、樹脂の目標膜
厚とに基づいて、樹脂塗布装置の稼働台数が設定され、
金属板の搬送速度と、樹脂の目標膜厚と、樹脂塗布装置
の稼働台数とに基づいて、樹脂塗布装置の吐出量が調整
されるので、金属板に塗布される樹脂の量は、樹脂塗布
装置の設置台数と、樹脂塗布装置の吐出量変化幅とで決
まる比較的広い範囲で可変となる。
厚とに基づいて、樹脂塗布装置の稼働台数が設定され、
金属板の搬送速度と、樹脂の目標膜厚と、樹脂塗布装置
の稼働台数とに基づいて、樹脂塗布装置の吐出量が調整
されるので、金属板に塗布される樹脂の量は、樹脂塗布
装置の設置台数と、樹脂塗布装置の吐出量変化幅とで決
まる比較的広い範囲で可変となる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第5図は、本発明の一実施例を示す図である
。
。
第1図において、金属板1及び2は、それぞれ別個の搬
送ラインを搬送されていて、一方の金属板1は、6台の
樹脂塗布装置3.・・・、3によってその表面にフィラ
ー入り樹脂を塗布された後、乾燥炉4において乾燥され
、そして、樹脂が塗布された面を下側に向けて圧着ロー
ル5の入側に送り込まれる。また、他方の金属板2は、
6台の樹脂塗布装置6.・・・、6によってその表面に
樹脂を塗布された後、乾燥炉7において乾燥され、そし
て、樹脂が塗布された面を上側に向けて圧着ロール5の
入側に送り込まれる。
送ラインを搬送されていて、一方の金属板1は、6台の
樹脂塗布装置3.・・・、3によってその表面にフィラ
ー入り樹脂を塗布された後、乾燥炉4において乾燥され
、そして、樹脂が塗布された面を下側に向けて圧着ロー
ル5の入側に送り込まれる。また、他方の金属板2は、
6台の樹脂塗布装置6.・・・、6によってその表面に
樹脂を塗布された後、乾燥炉7において乾燥され、そし
て、樹脂が塗布された面を上側に向けて圧着ロール5の
入側に送り込まれる。
なお、圧着ロール5で圧着されて送り出された複合金属
板8は、図示しない後処理工程を経て巻き取りロールに
巻き取られる。
板8は、図示しない後処理工程を経て巻き取りロールに
巻き取られる。
そして、乾燥炉4の入側及び出側には、金属板1の表面
の樹脂膜厚を測定する膜厚センサ10a及び10bが配
設され、それら膜厚センサ10a及び10bの測定値は
、マイクロコンピュータ等から構成され且つ樹脂塗布装
置3.・・・、3を制御するコントローラ15に供給さ
れている。
の樹脂膜厚を測定する膜厚センサ10a及び10bが配
設され、それら膜厚センサ10a及び10bの測定値は
、マイクロコンピュータ等から構成され且つ樹脂塗布装
置3.・・・、3を制御するコントローラ15に供給さ
れている。
また、乾燥炉7の入側及び出側には、金属板2の表面の
樹脂膜厚を測定する膜厚センサlla及びtibが配設
され、それら膜厚センサlla及び11bの測定値は、
マイクロコンピュータ等から構成され且つ樹脂塗布装置
6.・・・、6を制御するコントローラ16に供給され
ている。
樹脂膜厚を測定する膜厚センサlla及びtibが配設
され、それら膜厚センサlla及び11bの測定値は、
マイクロコンピュータ等から構成され且つ樹脂塗布装置
6.・・・、6を制御するコントローラ16に供給され
ている。
さらに、コントローラ15及び16には、搬送ラインに
おける金属板1及び2の搬送速度■が供給されている。
おける金属板1及び2の搬送速度■が供給されている。
搬送速度Vは、搬送ラインに設けられたロールの径と回
転速度とがら求めることができる。
転速度とがら求めることができる。
樹脂塗布装置3.・・・、3及び6.・・・、6は、後
述するようにスプレー式の樹脂塗布装置であって、個別
に稼働することができるとともに、金属板1及び2の搬
送方向に沿って並べられている。
述するようにスプレー式の樹脂塗布装置であって、個別
に稼働することができるとともに、金属板1及び2の搬
送方向に沿って並べられている。
そして、コントローラ15.16は、搬送速度Vと、金
属板1.2に塗布される樹脂の目標膜厚とに基づき、稼
働させる樹脂塗布装置3.6の台数を設定し、そして、
その設定された台数と、搬送速度Vと、上記目標膜厚と
に基づき、樹脂塗布装置3.6における樹脂の吐出量を
調整する。
属板1.2に塗布される樹脂の目標膜厚とに基づき、稼
働させる樹脂塗布装置3.6の台数を設定し、そして、
その設定された台数と、搬送速度Vと、上記目標膜厚と
に基づき、樹脂塗布装置3.6における樹脂の吐出量を
調整する。
第2図は、樹脂塗布装置3の構成の一例を示す図である
。なお、樹脂塗布装置6は、樹脂塗布装置3と同じ構成
でよいため、その図示及び説明は省略する。
。なお、樹脂塗布装置6は、樹脂塗布装置3と同じ構成
でよいため、その図示及び説明は省略する。
即ち、樹脂塗布装置3は、エアースプレーガン20と静
電ガン21とを備えた静電エアースプレ一方式の樹脂塗
布装置である。
電ガン21とを備えた静電エアースプレ一方式の樹脂塗
布装置である。
エアースプレーガン20は、図示しない駆動装置によっ
て金属板1の幅方向に所定速度で往復移動しつつ、導電
性金属粉としてのフィラーを含んだ液状の樹脂を吐出す
る装置である。
て金属板1の幅方向に所定速度で往復移動しつつ、導電
性金属粉としてのフィラーを含んだ液状の樹脂を吐出す
る装置である。
また、静電ガン21は、エアースプレーガン20が霧状
に吐出した樹脂に電荷を与えることにより、金属板lの
表面への樹脂の付着を促す装置である。
に吐出した樹脂に電荷を与えることにより、金属板lの
表面への樹脂の付着を促す装置である。
制御信号I、はリニアに変化する電圧信号であって、空
気圧源と、エアースプレーガン20のレギュレータ20
aとの間に介在する吐出量コントロールユニット22に
供給される。
気圧源と、エアースプレーガン20のレギュレータ20
aとの間に介在する吐出量コントロールユニット22に
供給される。
制御信号I2は、論理値“1゛又は“′0′”のディジ
タルな電圧信号であって、空気圧源と、エアースプレー
ガン20との間に介在し、エアースプレーガン20を稼
働状態若しくは非稼働状態とする制御弁23に供給され
ている。つまり、制御信号I2が論理値“1゛である場
合には、エアースプレーガン20は稼働状態となり、制
御信号I2が論理値“0゛である場合には、エアースプ
レーガン20は非稼働状態となる。
タルな電圧信号であって、空気圧源と、エアースプレー
ガン20との間に介在し、エアースプレーガン20を稼
働状態若しくは非稼働状態とする制御弁23に供給され
ている。つまり、制御信号I2が論理値“1゛である場
合には、エアースプレーガン20は稼働状態となり、制
御信号I2が論理値“0゛である場合には、エアースプ
レーガン20は非稼働状態となる。
信号■、は、電磁弁24のON、OFF信号でリリーフ
弁25a、25bを作動させる。一方のリリーフ弁25
aは、エアースプレーガン20が吐出する樹脂の拡がり
具合を調整する、いわゆる吐出パターンを決めるパター
ンエアー用のリリーフ弁であり、他方のリリーフ弁25
bは、エアースプレーガン20が吐出する樹脂を霧状に
するアトマイジングエアー用のリリーフ弁である。
弁25a、25bを作動させる。一方のリリーフ弁25
aは、エアースプレーガン20が吐出する樹脂の拡がり
具合を調整する、いわゆる吐出パターンを決めるパター
ンエアー用のリリーフ弁であり、他方のリリーフ弁25
bは、エアースプレーガン20が吐出する樹脂を霧状に
するアトマイジングエアー用のリリーフ弁である。
そして、制御信号■、は、静電ガン21に供給される制
御信号である。なお、静電ガン21には、その先端部分
が、エアースプレーガン20から吐出された霧状の樹脂
で汚れるのを防止するための汚れ防止エアーが供給され
ている。
御信号である。なお、静電ガン21には、その先端部分
が、エアースプレーガン20から吐出された霧状の樹脂
で汚れるのを防止するための汚れ防止エアーが供給され
ている。
第3図は、吐出量コントロールユニット22に供給され
る制御信号I、と、レギュレータ20aによるエアース
プレーガン20でのエアー圧との関係の一例を示すグラ
フである。
る制御信号I、と、レギュレータ20aによるエアース
プレーガン20でのエアー圧との関係の一例を示すグラ
フである。
また、第4図は、エアースプレーガン20におけるエア
ー圧と吐出量との関係を示すグラフであり、○で示すの
はフィラーを含んでいない樹脂を塗布した場合であり、
・で示すのはフィラーを含んでいる樹脂を塗布した場合
である。
ー圧と吐出量との関係を示すグラフであり、○で示すの
はフィラーを含んでいない樹脂を塗布した場合であり、
・で示すのはフィラーを含んでいる樹脂を塗布した場合
である。
第3図によると、制御信号11とエアー圧との関係は、
広い範囲で線形性を有することが判る。
広い範囲で線形性を有することが判る。
しかし、第4図から判るように、エアー圧と吐出量とは
、フィラーを含んでいない樹脂を塗布する場合は広い範
囲で線形性の関係を有しているが、フィラーを含んでい
る樹脂を塗布する場合は非線形の関係にある。
、フィラーを含んでいない樹脂を塗布する場合は広い範
囲で線形性の関係を有しているが、フィラーを含んでい
る樹脂を塗布する場合は非線形の関係にある。
このため、フィラーを含んでいる樹脂の吐出量を高精度
に制御するには、広い範囲で吐出量を変動させることは
得策ではない。第4図の例であれば、200〜400
g/l1in程度の範囲で吐出量を変動させれば、比較
的高精度の制御が望める。
に制御するには、広い範囲で吐出量を変動させることは
得策ではない。第4図の例であれば、200〜400
g/l1in程度の範囲で吐出量を変動させれば、比較
的高精度の制御が望める。
つまり、−台の樹脂塗布装置3では、吐出量の最小と最
大との比は2倍程度が限界である。
大との比は2倍程度が限界である。
従って、−台の樹脂塗布装置3で樹脂を塗布していると
仮定すると、搬送ラインにおける金属板1の搬送速度が
2倍を越えて変化した場合に、樹脂膜厚が目標膜厚から
外れてしまうことになる。
仮定すると、搬送ラインにおける金属板1の搬送速度が
2倍を越えて変化した場合に、樹脂膜厚が目標膜厚から
外れてしまうことになる。
しかし、本実施例の構成であると、樹脂塗布装置3を複
数備え′ていて、コントローラ15は、搬送速度Vと、
予め設定された目標樹脂膜厚とに応じて、稼働させる樹
脂塗布装置3の台数を適宜設定し、その設定台数の樹脂
塗布装置3のみが稼働するように、各樹脂塗布装置3に
対する制御信号I2を出力する。
数備え′ていて、コントローラ15は、搬送速度Vと、
予め設定された目標樹脂膜厚とに応じて、稼働させる樹
脂塗布装置3の台数を適宜設定し、その設定台数の樹脂
塗布装置3のみが稼働するように、各樹脂塗布装置3に
対する制御信号I2を出力する。
なお、稼働台数の設定基準は、金属板1の幅寸法やエア
ースプレーガン20の往復速度、或いは、金属板1に塗
布される樹脂の模様や何層室りにするか等から決定する
。第1表に、搬送速度Vと稼働台数との関係の一例を示
す。
ースプレーガン20の往復速度、或いは、金属板1に塗
布される樹脂の模様や何層室りにするか等から決定する
。第1表に、搬送速度Vと稼働台数との関係の一例を示
す。
第1表
さらに、コントローラ15は、吐出量の微調整が行われ
るように、搬送速度■と、目標樹脂膜厚と、樹脂塗布装
置3の稼働台数とに基づいて、樹脂塗布装置3の吐出量
を設定し、それに見合ったエアー圧がレギュレータ20
aによってエアースプレーガン20に発生するような電
圧値の制御信号11を出力する。
るように、搬送速度■と、目標樹脂膜厚と、樹脂塗布装
置3の稼働台数とに基づいて、樹脂塗布装置3の吐出量
を設定し、それに見合ったエアー圧がレギュレータ20
aによってエアースプレーガン20に発生するような電
圧値の制御信号11を出力する。
つまり、本実施例にあっては、金属板1に塗布される樹
脂の量、即ち、樹脂膜厚は、樹脂塗布装置3の稼働台数
と樹吐出量とによって制御することができるから、広い
範囲で高精度の樹脂膜厚制御が行える。
脂の量、即ち、樹脂膜厚は、樹脂塗布装置3の稼働台数
と樹吐出量とによって制御することができるから、広い
範囲で高精度の樹脂膜厚制御が行える。
第5図は、本実施例の作用を示すグラフであり、乾燥炉
4の入側における金属板1の樹脂膜厚tと、金属板1の
搬送速度Vと、樹脂塗布装置3の稼働台数Xと、エアー
スプレーガン20の出力Pとの関係を表している。なお
、乾燥炉4の入側における金属板1の目標樹脂膜厚は、
100μmとしている。
4の入側における金属板1の樹脂膜厚tと、金属板1の
搬送速度Vと、樹脂塗布装置3の稼働台数Xと、エアー
スプレーガン20の出力Pとの関係を表している。なお
、乾燥炉4の入側における金属板1の目標樹脂膜厚は、
100μmとしている。
同図に示すように、搬送速度Vが時間とともに変動して
も、樹脂塗布装置3の稼働台数と、エアースプレーガン
20の出力(樹脂吐出量)とが適宜変化するので、金属
板1の単位面積当たりの塗布量は略一定値を保ち、樹脂
膜厚tは、目標膜厚に略一致する。なお、金属板2の樹
脂膜厚の制御に対しても、当然に同様の効果が得られる
。
も、樹脂塗布装置3の稼働台数と、エアースプレーガン
20の出力(樹脂吐出量)とが適宜変化するので、金属
板1の単位面積当たりの塗布量は略一定値を保ち、樹脂
膜厚tは、目標膜厚に略一致する。なお、金属板2の樹
脂膜厚の制御に対しても、当然に同様の効果が得られる
。
このため、複合金属板8の特性を決める重要な要素であ
る樹脂膜厚を、フィラー入り樹脂を用いた場合でも高精
度に調整することができるから、複合金属板8の品質の
向上が図られる。
る樹脂膜厚を、フィラー入り樹脂を用いた場合でも高精
度に調整することができるから、複合金属板8の品質の
向上が図られる。
なお、上記実施例では、樹脂塗布装置3及び6を、それ
ぞれ6台設けた場合について説明したが、これらの設置
台数は任意である。
ぞれ6台設けた場合について説明したが、これらの設置
台数は任意である。
また、搬送速度Vと稼働台数との関係は、上記第1表に
示す関係に限定されるものではなく、エアースプレーガ
ン20の性能や往復速度、金属板1.2の幅寸法、塗布
する樹脂の種類等に応じて最適な関係を選定すればよい
。
示す関係に限定されるものではなく、エアースプレーガ
ン20の性能や往復速度、金属板1.2の幅寸法、塗布
する樹脂の種類等に応じて最適な関係を選定すればよい
。
さらに、上記実施例では、スプレー式の樹脂塗布装置と
して、静電エアースプレ一方式の樹脂塗布装置を適用し
た場合について説明したが、これに限定されるものでは
なく、他の形式の樹脂塗布装置であっもよい。
して、静電エアースプレ一方式の樹脂塗布装置を適用し
た場合について説明したが、これに限定されるものでは
なく、他の形式の樹脂塗布装置であっもよい。
以上説明したように、本発明によれば、導電性金属粉を
含んだ樹脂を塗布する場合であっても、樹脂膜厚を高精
度に制御することができるという効果があり、このため
、複合金属板の品質の向上が図られる。
含んだ樹脂を塗布する場合であっても、樹脂膜厚を高精
度に制御することができるという効果があり、このため
、複合金属板の品質の向上が図られる。
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は樹脂
塗布装置の一例を示す構成図、第3図は制御信号とエア
ー圧との関係の一例を示すグラフ、第4図はエアー圧と
吐出量との関係の一例を示すグラフ、第5図は本実施例
の作用を示すグラフである。 1.2・・・金属板、3.6・・・樹脂塗布装置、5・
・・圧着ロール、4.7・・・乾燥炉、8・・・複合金
属板、10a、10b、Ila、1lb−・・膜厚セン
サ、15.16・・・コントローラ、20・・・エアー
スプレーガン
塗布装置の一例を示す構成図、第3図は制御信号とエア
ー圧との関係の一例を示すグラフ、第4図はエアー圧と
吐出量との関係の一例を示すグラフ、第5図は本実施例
の作用を示すグラフである。 1.2・・・金属板、3.6・・・樹脂塗布装置、5・
・・圧着ロール、4.7・・・乾燥炉、8・・・複合金
属板、10a、10b、Ila、1lb−・・膜厚セン
サ、15.16・・・コントローラ、20・・・エアー
スプレーガン
Claims (1)
- (1)搬送中の金属板の表面に、導電性金属粉を含む樹
脂をスプレー式の樹脂塗布装置で塗布し、次いで、前記
金属板を前記表面を内側にして他の金属板と張り合わせ
、そして、それら二枚の金属板を圧着して複合金属板を
製造する方法において、吐出量可変のスプレー式の樹脂
塗布装置を複数設けるとともに、前記金属板の搬送速度
と、塗布される樹脂の目標膜厚とに基づいて、前記樹脂
塗布装置の稼働台数を設定し、そして、前記金属板の搬
送速度と、前記目標膜厚と、前記樹脂塗布装置の稼働台
数とに基づいて、前記樹脂塗布装置の吐出量を調整する
ことを特徴とする複合金属板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019951A JPH03222739A (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 複合金属板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019951A JPH03222739A (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 複合金属板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03222739A true JPH03222739A (ja) | 1991-10-01 |
Family
ID=12013511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019951A Pending JPH03222739A (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 複合金属板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03222739A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11513303A (ja) * | 1995-10-05 | 1999-11-16 | ヴァルメット コーポレイション | 移動する紙ウェブ又は厚紙ウェブにコーティングする方法及び装置 |
-
1990
- 1990-01-30 JP JP2019951A patent/JPH03222739A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11513303A (ja) * | 1995-10-05 | 1999-11-16 | ヴァルメット コーポレイション | 移動する紙ウェブ又は厚紙ウェブにコーティングする方法及び装置 |
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