JP2000051765A - 模様塗装システム - Google Patents

模様塗装システム

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JP2000051765A
JP2000051765A JP10227726A JP22772698A JP2000051765A JP 2000051765 A JP2000051765 A JP 2000051765A JP 10227726 A JP10227726 A JP 10227726A JP 22772698 A JP22772698 A JP 22772698A JP 2000051765 A JP2000051765 A JP 2000051765A
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marker
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paint
coating material
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Minoru Saito
実 斎藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 模様の細かい部分で変化があっても1ロット
の塗装全体でみれば、均一な模様とすることである。 【構成】 ダイコーター装置E内にベース塗料αおよび
1つ以上のマーカー塗料βを圧力下において連続して供
給すると共に、ベース塗料αとマーカー塗料βの流量を
それぞれ測定し流量比を検出してその結果を積分演算す
ることにより、過去に使用されたベース塗料αとマーカ
ー塗料βの量を把握し、少なくともこれから塗装するた
めに使用するベース塗料αもしくはマーカー塗料βを供
給するどちらか一方の圧力を調整することにより、1ロ
ットの塗装全体としてベース塗料とマーカー塗料の流量
比を一定にする模様塗装システムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は長尺状の薄金属板や
プラスチックフィルム等の基材(ワーク)の表面に、連
続的に模様を形成する塗装システム(塗装方法)に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ダイコーター塗装装置を用いて、
長尺の基材に2種類の塗料にて連続的に帯、筋、縞目等
の模様を形成する塗装システムとしては、特公昭64−
106号公報に記載された被覆層形成の方法がある。
【0003】すなわちこの塗装方法では、ダイコーター
塗装装置内に塗料を供給する制御手法としては、2種類
の塗料を同じ圧力にて供給し、2つの塗料の量的な差
(流量比)は供給されるオリフィスの差(すなわち、供
給管の直径の寸法の大小)によって決定することが記載
されている。
【0004】さらに、2つの塗料の供給管の途中には3
つの開閉弁が存在し、この開閉弁を電気的にオン・オフ
することにより、供給量を制御する手法が記載されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記装
置システムでは、2つの塗料の流量比の値を大幅に変更
するには、径の異なる供給管自体を交換する必要があ
り、塗装中に流量を調整することはできず、従って、過
去の塗装状態を把握して、今後の塗装のための流量を調
整することはでないもので有り、どちらかの塗料に偏っ
た模様が形成される場合があった。また、開閉弁を電気
的にオン・オフすることにより、供給量を制御する手法
では、弁のオン・オフのみでは大ざっばな調整となり、
きめの細かい調整は不可能であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するために、ダイコーター装置内にベース塗料お
よび1つ以上のマーカー塗料を圧力下において連続して
供給すると共に、ベース塗料とマーカー塗料の流量をそ
れぞれ測定し流量比を検出してその結果を積分演算する
ことにより、過去に使用されたベース塗料とマーカー塗
料の量を把握し、少なくともこれから塗装するために使
用するベース塗料もしくはマーカー塗料を供給するどち
らか一方の圧力を調整することにより、1ロットの塗装
全体としてベース塗料とマーカー塗料の流量比を一定に
するので、塗装した結果、模様の細かい部分で変化があ
っても1ロットの塗装全体でみれば、均一な模様とする
ことができる模様塗装システムを提案するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に図面を用いて、本発明に係
る模様塗装システムの代表的な一実施例について詳細に
説明する。図1は本発明に係る模様塗装システムの概略
を示す説明図であり、一点鎖線にて大別したように、液
送動力系A、ベース供給系B、マーカー供給系C、液送
調整系D、ダイコーター塗装装置Eに分別できるもので
ある。
【0008】液送動力系Aは図2に拡大して示すよう
に、後記するベース塗料αとマーカー塗料βをダイコー
ター塗装装置Eに供給するための圧力を形成する装置部
であり、例えば、エアコンプレッサー1と加圧力設定器
2とが送気管3にて連結されているものである。
【0009】エアコンプレッサー1は各塗料を圧力下で
液送するための圧縮空気を作成するものである。加圧力
設定器2はエアコンプレッサー1にて形成された圧縮空
気の圧力を任意値になるように一定に調整し、送気管4
によりベース供給系Bへ、送気管5により液送調整系D
を介してマーカー供給系Cへ送気するものである。
【0010】勿論、加圧力設定器2より、送気管4と送
気管5を介して送気される圧縮空気の圧力は、それぞれ
別々の任意値に設定することができるものである。
【0011】ベース供給系Bは図3に拡大して示すよう
に、ベース調色缶6、供給ポンプ7、ベース加圧タンク
8とからなるものである。ベース調色缶6内にはベース
塗料αが予めストックされているものであり、供給ポン
プ7にて送液管9を介してベース加圧タンク8内に供給
されるものである。
【0012】また、ベース加圧タンク8内には送気管4
により圧縮空気が送気されており、これにより、一定の
圧力下の状態におかれている。そして、ベース塗料αを
後記するダイコーター塗装装置Eに送液管10を介し
て、一定圧力および一定の流量にて供給するものであ
る。
【0013】なお、ベース加圧タンク8内には、液切れ
を防止するために、液面制御センサー11を設置し、ベ
ース加圧タンク8内にてベース塗料αが常に一定範囲の
液面の高さにあるように、リード線(電気的制御信号)
や赤外線等の通信手段12を介して供給ポンプ7の供給
量を調節することが好ましいものである。
【0014】さらに、ベース加圧タンク8内には、スク
リュウ付きの攪はん器13を設置して、ベース塗料αの
成分(樹脂成分、顔料成分、シンナー等の触媒、希釈成
分等)がより均一となるように配慮すれば、より好まし
いものである。
【0015】マーカー供給系Cは図4に拡大して示すよ
うに、マーカー調色缶14、供給ポンプ15、マーカー
加圧タンク16とからなるものである。マーカー調色缶
14内にはマーカー塗料βが予めストックされているも
のであり、供給ポンプ15にて送液管17を介してマー
カー加圧タンク16内に供給されるものである。
【0016】また、マーカー加圧タンク16内には、後
記する加減圧コントローラー23を介して、送気管5に
より圧縮空気が送気されており、これにより、一定の圧
力下の状態におかれている。そして、マーカー塗料βを
後記するダイコーター塗装装置Eに送液管18を介し
て、一定圧力および一定の流量にて供給するものであ
る。
【0017】なお、マーカー加圧タンク16内には、ベ
ース加圧タンク8と同様に液切れを防止するために、液
面制御センサー11を設置し、マーカー加圧タンク16
内にてマーカー塗料βが常に一定範囲の液面の高さにあ
るように、リード線や赤外線等の通信手段12を介して
供給ポンプ15の供給量を調節することが好ましいもの
である。
【0018】さらに、マーカー加圧タンク16内には、
スクリュウ付きの攪はん器13を設置して、マーカー塗
料βの成分(樹脂成分、顔料成分、シンナー等の触媒、
希釈成分、溶剤等)がより均一となるように配慮すれ
ば、より好ましいものである。
【0019】液送調整系Dは図5に拡大して示すよう
に、ベース流量検出器19、マーカー流量検出器20、
流量比検出器21、積分演算装置22、電空変換器2
3、加減圧コントローラー24とから形成されるもので
ある。
【0020】ベース流量検出器19はベース加圧タンク
8からダイコーター塗装装置Eへの供給経路である送液
管10の途中に配設するものであり、供給されるベース
塗料αの流量(単位時間当たりの断面積)を測定し検出
するものである。
【0021】マーカー流量検出器20はマーカー加圧タ
ンク16からダイコーター塗装装置Eへの供給経路であ
る送液管18の途中に配設するものであり、供給される
マーカー塗料βの流量(単位時間当たりの断面積)を測
定し検出するものである。
【0022】流量比検出器21は、ベース流量検出器1
9およびマーカー流量検出器20とそれぞれ通信手段1
2を介してベース塗料αとマーカー塗料βの流量比を計
算、検出するものである。
【0023】積分演算装置22は流量比検出器21にて
検出された流量比の情報を通信手段12を介して受け取
り、積分演算することにより、経過時間当たりの流量比
の情報をストックしておくものである。
【0024】また、積分演算することにより、任意時間
分の過去に使用されたベース塗料とマーカー塗料の量を
把握することができ、1ロッドの塗装全体としてベース
塗料αとマーカー塗料βの使用量の比を一定にするた
め、これから塗装するために使用するマーカー塗料βの
供給量を調節する判断情報となるものである。
【0025】この判断は、例えば人間によって任意にお
こなわれたり、あるいはコンピュータ等の電子機器によ
って自動的に行われ、その判断情報は通信手段12を介
して後記する電空変換器23に送られるものである。
【0026】電空変換器23は、送られて情報(制御用
電圧)を、送信手段12を介して加減圧コントローラー
24に加減用空気圧の情報に変換して送信するものであ
る。
【0027】加減圧コントローラー24は加圧力設定器
2とマーカー加圧タンク16とを結ぶ送気管5の途中に
配置するものであり、電空変換器23から送られてきた
情報をもとに、空気圧を加、減圧することにより、ベー
ス塗料αとマーカー塗料βの流量比を調節するものであ
る。
【0028】以上により、ダイコーター塗装装置Eに供
給されるベース塗料αとマーカー塗料βの流量比は、1
回の生産(1ロット)の塗装全体として、ベース塗料α
とマーカー塗料βの流量比を一定に保つことができ、塗
装した結果、模様の細かい部分で変化があっても1ロッ
トの塗装全体でみれば、均一な模様とすることができる
ものであり、色味がばらつかないよう調整できるもので
ある。
【0029】ダイコーター塗装装置Eは図6に拡大して
示すように、基材(ワーク)25、バックアップロール
26、ダイコーター27とからなるものである。
【0030】基材25は長尺状で連続した各種薄金属
板、プラスチックフィルム等からなるものであり、幅は
任意、厚さは約0.1〜1.5mm位のものであり、ダ
イコーター塗装装置Eにより表面に模様を塗装される被
塗装体である。
【0031】バックアップロール26は図に示すよう
に、矢印方向に回転し、基材25の裏面と密着し基材2
5を次工程(乾燥、焼き付け、切断等(図示せず))に
移動させるものであり、基材25に対してテンションを
加え、基材25が搬送途中に蛇行したり、たわんだりし
ないように安定して移動させるものである。
【0032】ダイコーター27は、基材25とバックア
ップロール26が接している円の外周の任意の位置に固
定して設置するものであり、基材25の表面全面、もし
くは表面の任意の部分に模様を塗装するものである。
【0033】ダイコーター27の形状としては、図8
(a)、(b)の斜視図、および図9の断面図に示すよ
うに、略四角柱のダイス28と、ダイス28の一側面の
基材25に面するヘッド29と、ヘッド29略中央部分
に断面半円状の細いキャビティー30(塗装溝)を形成
したものである。
【0034】さらに、ヘッド29の下方端部には切り欠
いてとがらせたエッジ31を設ける。また、ダイス28
内にキャビティー30と平行となるように混合室32を
設け、混合室32の奥には、ベース塗料αを供給する送
液管10が連結されている第1パイプ33が設置されて
おり、第1パイプ33の途中には、マーカー塗料βを供
給する送液管18が連結されている第2パイプ34が設
置されている。
【0035】また、キャビティー30と混合室32は複
数の接続パイプ35によって接続されており、各々の接
続パイプ35の途中には、開閉自在なバルブ36が設け
られている。
【0036】基材25の表面に模様が形成される仕組み
としては、図6および図7に示すように、第1パイプ3
3からベース塗料αを供給し、第2パイプ34から異な
る色のマーカー塗料βをそれぞれ供給すると、ベース塗
料α、マーカー塗料βは混合室32に充填されると共に
回転しはじめ、半練り状(完全にではなく半分混じりあ
っている状態)となり、接続パイプ35内を移動して、
キャビティー30内でさらに回転を加え、そこを基材2
5の表面が移動することにより、基材25の表面に連続
的な帯、筋、縞目状の模様が形成されるものである。
【0037】なお、ベース塗料α、マーカー塗料βとし
てはアクリル系、ウレタン系、エポキシ系、ポリエステ
ル系、フッ素樹脂系等の一種以上の塗料からなり、少な
くともそれぞれの色が異なるものである。勿論、ベース
塗料αおよびマーカー塗料βの性質自体が異なるもので
もよい。さらに、ベース塗料αおよびマーカー塗料βの
どちらか一方をインク等の各種顔料のみとして供給して
もよい。
【0038】また、ベース塗料α、マーカー塗料βの何
れか一方、もしくは両方に、塗料の回転による混合を助
長する溶剤を混入しておくものである。溶剤は、ダイコ
ーター塗装装置Eに至る前に予め混合しておくものであ
り、アルコール類、ケトン類、エステル類、グリコール
エーテル類、エーテル類、炭化水素類のうち、1種以上
からなるものである。
【0039】帯、筋、縞目状の模様の幅は、ベース塗料
α、マーカー塗料βが次第に混じり合う段階に応じて、
キャビティー30内の接続パイプ35が連結されている
箇所に近い部分が広く、離れるに従って狭くなるもので
ある。
【0040】なお、供給するベース塗料α、マーカー塗
料βの流量比の値、および溶剤の量比によっても帯、
筋、縞目状の模様の幅や表れる間隔等が変化するもので
あり、この量比は任意に選択することができるものであ
る。
【0041】さらに図6に示すように、ダイコーター2
7に形成したエッジ31は基材25の表面から△Tの距
離(クリアランス)を設けて設置するものであり、塗料
切れを良くし、塗装膜の厚みを一定に保つ働きをするも
のである。
【0042】さらに、基材25の表面全面に一時にして
塗装するには、キャビティー30の幅を基材25の幅よ
り広幅し、基材25の一部表面に塗装するにはキャビテ
ィー30の幅を基材25の幅より狭幅とすれば良く任意
に行えるものである。
【0043】なお、バルブ36は、キャビティー30内
にベース塗料α、マーカー塗料βを充填する際の各接続
パイプ35からの供給量を調節することで、模様に変化
を持たせるために、必要に応じて設けるものであり、具
体的にはロータリーエアーバルブ等からなるものであ
る。
【0044】さらに、図示しないが、1つのベース塗料
αに対して、2つ以上のマーカー塗料を供給して、3種
類以上の異なる塗料の混じりあった塗装を行うこともで
きるものである。
【0045】
【その他の実施例】以上説明したのは本発明に係る模様
塗装システムの代表的な一実施例であり、図10〜図1
7に示すような部材を用いたり、模様塗装システムとし
たりすることもできる。
【0046】すなわち、図10はダイコーター27の変
形例であり、図10(a)に示すように、ヘッド29の
両端近傍までの幅を有するキャビティー30の幅を調節
する弾性体37をキャビティー30内に嵌装し、図10
(b)に示すように弾性体37と接続した調整棒38に
よってキャビティー30の幅を調整し、基材25の幅の
変化に対応して、塗装する幅を矢印方向に任意に変更し
たりする際に有効なものである。
【0047】図11、12はダイコーター塗装装置Eの
変形例であり、図11(a)はバックアップロール26
に支持された基材25に直接ダイコーター26にて塗装
する例、図11(b)は転写ロール39を介して基材2
5に塗装する例を示すものである。なお、転写ロール3
9の回転方向としては、図中左右のどちらでも任意に回
転させて塗装することができる。
【0048】図12は転写ロール39とダイコーター2
7との間に載塗料ロール40を介在したダイコーター塗
装装置Eの例を示すものであり、ベース塗料αおよびマ
ーカー塗料βの混合を良好にするために使用された溶剤
を、蒸散させるための過程を長くすることができ、異な
る種類の塗料の混合と、焼き付けの際の塗膜の爆発の防
止を同時に達成する上で有効である。
【0049】図13に示す模様塗装システムは、送液調
整系Dにおいて、加減圧コントローラー24をベース塗
料α側に設置して、マーカー塗料βの流量に対して、ベ
ース塗料αの流量を調節し、その比を一定にして供給す
る例を示すものである。
【0050】図14に示す模様塗装システムは、送液調
整系Dにおいて、加減圧コントローラー24をベース塗
料α側、およびマーカー塗料β側の両方に設置して、よ
り細かい制御、調整により両塗料の流量比を一定にして
供給する例を示すものである。
【0051】図15に示す模様塗装システムは、ベース
加圧タンク8、マーカー加圧タンク16、送液管10、
送液管18、ダイコーター26の1つ以上に調温装置F
を設置した例を示すものである。調温装置Fは雰囲気状
態等で加温、冷却を行うものであり、ベース塗料αおよ
びマーカー塗料βの粘度管理をシンナー等の希釈溶剤を
用いずに、液温で行うのに有用である。すなわち、各塗
料の希釈率を固定することができ、塗料の固型残分の比
を計算するのが容易になるものである。
【0052】図16に示す模様塗装システムは、液送動
力系Aをエアーコンプレッサー1に替えて、液送ポンプ
41を用いた例を示すものである。液送ポンプ41とし
てはダイアクラムポンプや電動ポンプ等からなるが、こ
の際は、ポンプの脈動による塗料流量のバラツキを低減
する必要がある。
【0053】図17に示す模様塗装システムは、液送調
整系Dにおいて、流量比検出器21の下方に積分演算装
置22を通信手段12にて連結し、流量比検出器21と
電空変換器23を通信出段12にて連結した模様塗装シ
ステムの例である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る模様塗
装システムによれば、ベース塗料とマーカー塗料の流量
をそれぞれ測定し流量比を検出してその結果を積分演算
することにより、過去に使用されたベース塗料とマーカ
ー塗料の量を把握し、少なくともこれから塗装するため
に使用するベース塗料もしくはマーカー塗料を供給する
どちらか一方の圧力を調整することにより、1ロットの
塗装全体としてベース塗料とマーカー塗料の流量比を一
定にするので、塗装した結果、模様の細かい部分で変化
があっても1ロットの塗装全体でみれば、均一な模様と
することができる。等の効果、特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る模様塗装システムの代表例を示す
説明図である。
【図2】本発明に係る模様塗装システムを構成する液送
動力系の代表例を示す説明図である。
【図3】本発明に係る模様塗装システムを構成するベー
ス供給系の代表例を示す説明図である。
【図4】本発明に係る模様塗装システムを構成するマー
カー供給系の代表例を示す説明図である。
【図5】本発明に係る模様塗装システムを構成する液送
調整系の代表例を示す説明図である。
【図6】本発明に係る模様塗装システムを構成するダイ
コーター塗装装置の代表例を示す説明図である。
【図7】本発明に係る模様塗装システムを構成するダイ
コーター塗装装置の代表例を示す説明図である。
【図8】本発明に係る模様塗装システムを構成するダイ
コーターの代表例を示す説明図である。
【図9】本発明に係る模様塗装システムを構成するダイ
コーターの代表例を示す説明図である。
【図10】本発明に係る模様塗装システムを構成するダ
イコーターのその他の例を示す説明図である。
【図11】本発明に係る模様塗装システムを構成するダ
イコーター塗装装置のその他の例を示す説明図である。
【図12】本発明に係る模様塗装システムを構成するダ
イコーター塗装装置のその他の例を示す説明図である。
【図13】本発明に係る模様塗装システムのその他の例
を示す説明図である。
【図14】本発明に係る模様塗装システムのその他の例
を示す説明図である。
【図15】本発明に係る模様塗装システムのその他の例
を示す説明図である。
【図16】本発明に係る模様塗装システムのその他の例
を示す説明図である。
【図17】本発明に係る模様塗装システムのその他の例
を示す説明図である。
【符号の説明】
α ベース塗料 β マーカー塗料 A 液送動力系 B ベース供給系 C マーカー供給系 D 液送調整系 E ダイコーター塗装装置 F 調温装置 1 エアコンプレッサー 2 加圧力設定器 3 送気管 4 送気管 5 送気管 6 ベース調色缶 7 供給ポンプ 8 ベース加圧タンク 9 送液管 10 送液管 11 液面制御センサー 12 通信手段 13 攪はん器 14 マーカー調色缶 15 供給ポンプ 16 マーカー加圧タンク 17 送液管 18 送液管 19 ベース流量検出器 20 マーカー流量検出器 21 流量比検出器 22 積分演算装置 23 電空変換器 24 加減圧コントローラー 25 基材 26 バックアップロール 27 ダイコーター 28 ダイス 29 ヘッド 30 キャビティー 31 エッジ 32 混合室 33 第1パイプ 34 第2パイプ 35 接続パイプ 36 バルブ 37 弾性体 38 調整棒 39 転写ロール 40 載塗料ロール 41 送液ポンプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺薄板状の基材の表面に、ダイコータ
    ー塗装装置を用いて模様を形成する塗装システムにおい
    て、ダイコーター装置内にベース塗料および1つ以上の
    マーカー塗料を圧力下において連続して供給すると共
    に、ベース塗料とマーカー塗料の流量をそれぞれ測定し
    流量比を検出してその結果を積分演算することにより、
    過去に使用されたベース塗料とマーカー塗料の量を把握
    し、少なくともこれから塗装するために使用するベース
    塗料もしくはマーカー塗料を供給するどちらか一方の圧
    力を調整することにより、1ロットの塗装全体としてベ
    ース塗料とマーカー塗料の流量比を一定にすることを特
    徴とする模様塗装システム。
JP10227726A 1998-08-12 1998-08-12 模様塗装システム Pending JP2000051765A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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