JPH08206565A - 押出塗工機 - Google Patents

押出塗工機

Info

Publication number
JPH08206565A
JPH08206565A JP3627295A JP3627295A JPH08206565A JP H08206565 A JPH08206565 A JP H08206565A JP 3627295 A JP3627295 A JP 3627295A JP 3627295 A JP3627295 A JP 3627295A JP H08206565 A JPH08206565 A JP H08206565A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
width
extrusion coating
thickness
desired width
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3627295A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3599402B2 (ja
Inventor
Tadashi Matsumoto
正 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyowa KK
Original Assignee
Kyowa KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyowa KK filed Critical Kyowa KK
Priority to JP3627295A priority Critical patent/JP3599402B2/ja
Publication of JPH08206565A publication Critical patent/JPH08206565A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3599402B2 publication Critical patent/JP3599402B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C5/00Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
    • B05C5/02Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work the liquid or other fluent material being discharged through an outlet orifice by pressure, e.g. from an outlet device in contact or almost in contact, with the work
    • B05C5/0254Coating heads with slot-shaped outlet
    • B05C5/0266Coating heads with slot-shaped outlet adjustable in length, e.g. for coating webs of different width

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一台で塗工剤の種類の変化に簡単に対応でき
る押出塗工機を提供する。 【構成】 所望幅の中央付近に圧送注入した塗工剤を所
望幅に亘って分配して押出塗工する押出塗工機におい
て、前記所望幅の幅方向に多数の分配用バルブV1〜V
8を配設し、この各分配用バルブV1〜V8の開閉を個
々に調節することによって分配した塗工剤の吐出口11
aからの供給量が幅方向に均一になるようにして塗工膜
の厚みが所望幅に亘り均一になるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、糊,樹脂,ペイント
等の塗工剤(塗液)をテープ,フィルム,布帛,紙,薄
板等の連続状帯状物の上に押出塗工する押出塗工機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】糊,樹脂,ペイント等の塗工剤は蒸発に
よって原料変化が起るために塗工厚みが変化する。この
塗工厚みの変化,特に幅方向の両端部分を変化させない
ために、密閉状態で塗工する必要がある。そのために、
従来は、例えば糊をテープに塗工する装置として、図2
6,図27に示すようなハンガーダイコーターを使用し
ている。
【0003】図26,図27において、1は巻出機2と
巻取機3とで張架されたテープ、4は塗工機で、バッキ
ングロール5上のハンガーダイコーター6により構成さ
れている。7はホッパー8内の糊9をハンガーダイコー
ター6に必要量定量ずつ圧送注入する定量ポンプ、10
は乾燥機である。
【0004】ハンガーダイコーター6は、吐出する糊9
の厚みが幅方向に均一になるように予め設計されてい
る。従って、このハンガーダイコーター6の一仕様(一
機種)において、例えば、粘度:12000cps,固
形分25%,温度:28℃の糊9を、図27において定
量ポンプ7により圧送される糊9の流量:3500cc
/minとして、テープ1上に幅H=1200mm,厚
みM=20μmの塗工をした場合、図28に示すように
通常の粘着テープとしては十分な精度の塗工膜(厚みM
0が幅方向に20μm±1μmの範囲にある。なお、こ
の厚みは乾燥後に測定した。)が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】粘着テープは用途の数
に合った多くの種類があり、その数だけ糊の種類(粘
度,温度、さらには糊付け幅,厚みが異なる)も多くあ
る。一方、ハンガーダイコーター6は、ダイの内面に一
定条件下で均等な糊の流れをつくるために精密な加工
(実際に糊を流し追加工する)がなされているので、高
価である。
【0006】そこで、前記した従来の技術で示したハン
ガーダイコーター6の仕様品で、粘度:8000cp
s,固形分25%,温度:25℃の異種の糊9aを、同
条件(流量:3500cc/min,H=1200m
m,M=20μm)で塗工すると、図29に示すように
幅中央部(+4μm)が厚く,両端部(−7μm)が極
端に薄い塗工膜となった。このように幅方向に厚みが不
均一なものではとても粘着テープとして使えないので、
ハンガーダイコーター6のランナーを調整(装置を停
止、何度もテストの繰返し)して、図30に示すように
幅中央部(+2μm),両端部(−3μm)のところま
で幅方向に厚みをならせた塗工膜としたが、これでもま
だまだ粘着テープとしては精度上使えないことは明らか
であり、結局本機種は異種の糊9aに対応できないので
ある。
【0007】このようにハンガーダイコーター6による
従来の塗工機4では、糊の種類による変化に対応でき
ず、対応できる範囲は極めて小さくそれも調整に大変な
労力と時間が必要であった。
【0008】しかしながら、糊の種類に合わせて仕様の
異なるハンガーダイコーター6をそれぞれ準備すれば、
準備した機種については対応は可能であるが、一台が高
価であるために設備費が膨大になる。
【0009】この発明はかかる問題点を解消するために
なされたもので、一台で塗工剤の種類の変化に簡単に対
応できる押出塗工機を得ることを目的とする。また、こ
の発明は幅調整器により塗工した塗工剤の幅調整が簡単
にできる押出塗工機を得ることを目的とする。さらに、
この発明はならし器により塗工した塗工剤の厚みの均一
化が容易になると共に高精度になる押出塗工機を得るこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る押出塗工
機は、所望幅の中央付近に圧送注入した塗工剤を所望幅
に亘って分配して押出塗工する押出塗工機において、前
記所望幅の幅方向に多数の分配用バルブを配設し、この
各分配用バルブの開閉を個々に調節することによって分
配した塗工剤の吐出口からの供給量が幅方向に均一にな
るようにして塗工膜の厚みが所望幅に亘り均一になるよ
うにしたものである。
【0011】また、この発明は所望幅の端部において吐
出口の端部を開閉調節する幅調整器を設けたものであ
る。さらに、この発明は吐出口から供給された塗工剤が
乾燥しない位置にならし器を設け、このならし器によっ
て塗工膜の幅方向の厚みを均一にならすようにしたもの
である。
【0012】
【作用】この発明においては、所望幅の中央付近に圧送
注入した塗工剤を所望幅に亘って分配した後、各分配用
バルブの開閉を個々に調節することによって、吐出口か
らの塗工剤の供給量が幅方向に均一になる。
【0013】また、この発明においては、幅調整器によ
って吐出口の端部を開閉調節することにより、塗工する
塗工剤の幅を調整できる。さらに、この発明において
は、ならし器によって吐出口から供給された塗工剤をこ
れが乾燥しない位置でならすことにより、塗工した塗工
剤の幅方向の厚みを均一にできる。
【0014】
【実施例】
実施例1.請求項1の発明の一実施例を図1について説
明する。図1は概略斜視図であり、前記従来のものと同
一または相当部分には同一符号を付して説明を省略す
る。図において、11は吐出ノズルで、所望幅H(図面
では1200mm)の吐出口11aを有している。12
は吐出ノズル11に並設した流動分配チャンバーで、幅
方向中央に定量ポンプ7により糊9が圧送注入される。
13は吐出ノズル11と流動分配チャンバー12とを連
通してその幅方向に多数(図面では8本)配設された分
配管で、それぞれに分配用バルブV1〜V8を有してい
る。なお、この8本の分配管13は、例えば中央より両
端部に向けて左右対称にa=90mm,b=175m
m,c=165mm,d=95mmの間隔で、全長L=
1050mmの幅内に配設してある。
【0015】今、従来の技術で示した塗工機4の時と同
条件,つまり粘度:12000cps,固形分25%,
温度:28℃の糊9を定量ポンプ7による糊9の流量:
3500cc/min,塗工膜の幅H=1200mm,
厚みM=20μmとして塗工するとき、各分配用バルブ
V1〜V8の開度を図2に示すようにすると、図3に示
すように通常の粘着テープとしては十分な精度の塗工膜
(厚みM0が幅方向に20μm±1μmの範囲にある)
が得られた。
【0016】次に、本機により、粘度:8000cp
s,固形分25%,温度:25℃の異種の糊9aを同条
件(流量:3500cc/min,H=1200mm,
M=20μm)で塗工するときには、各分配用バルブV
1〜V8の開度を図4に示すようにすることにより、図
3に示す先ほどの場合と同様に通常の粘着テープとして
は十分な精度の塗工膜(厚みM0が幅方向に20μm±
1μmの範囲にある)が得られた。
【0017】各分配用バルブV1〜V8の開度の調整,
この場合には分配用バルブV3,V6の開度を15%開
から10%開に,および分配用バルブV4,V5の開度
を15%開から7%開にそれぞれ調整するのは、機械を
停止することなく運転中に瞬時に行える。この各分配用
バルブV1〜V8の開度調整は、手動が簡単で安上がり
ではあるが、全自動方式としてもよい。
【0018】実施例2.上記実施例1の具体的な構造例
を図5〜図11について説明する。図5は斜視図、図6
は図5の横断平面図、図7は図5の分解図、図8は図6
の線VIII−VIIIの断面図、図9は図8の変化図、図10
は使用状態図、図11は図10の縦断側面図であり、前
記従来のものと同一または相当部分には同一符号を付し
て説明を省略する。
【0019】図5〜図7に示すように、本体14は、前
板15,前座16,旋回ブロック17,下座18,底板
19,ツマミ20,ハンドル21,固定板22,旋回ブ
ロック23,ゴムブロック24などから構成する。前座
16の内側に糊9を保持する長い空間25を設ける。前
座16の上に前座と貫通する隙孔26がならんでいる。
その中央に注入口27を有する注入ヘッド28を設け
る。前座16の前方に貫通の隙孔29を有する前板15
をつけて、各隙孔29の上にワッシャー30がある。ワ
ッシャー30は前座16の中にある旋回ブロック17を
固定するために使う。ワッシャー30の前方に旋回ブロ
ック17を旋回するためのツマミ20をつける。ツマミ
20と旋回ブロック17は固定ピン31で固定する。旋
回ブロック17の中央に凹槽32がある。凹槽32の中
のOリング33のはたらきによって、前座16と隙孔2
6が密閉の空間になる。前板15の前方にワッシャー3
0を設けて、旋回ブロック17の下にスリット34のあ
る調整板35が下座18の前までのため、旋回ブロック
17は非常に安定的で前板15から分離しない。前座1
6の後にある下座18の中に複数の保持空間36を設け
る。保持空間36の上に糊9の注入口37を設ける。
【0020】図8,図9に示すように、旋回ブロック1
7の旋回によって、調整板35の上に設けてあるスリッ
ト34と下座18の上に設けてある注入口37が開閉具
合状態になっている。図8に示すように調整板35の上
のスリット34と下座18の注入口37がオープン状
態、この時糊9の流量が全オープンの最大流量である。
調整板35のスリット34と下座18の注入口37が部
分オープンの状態になった時(図には示していない)、
糊9の流量は全オープンの時よりやや少なくなる。図9
に示す状態は糊9が下座18の注入口37を経て、その
中にある複数の保持空間36の内に入れることが完全に
できない。
【0021】次に下座18の両側に隙孔38を設置し
て、その隙孔38は塗工幅を調整する機構部品の収容空
間を提供する(後に詳しく述べる)。下座18の下の方
に底板19を外に設置して、その一側は糊9の流れだし
に利用する隙間39になっている。
【0022】次に、本機の動作を図10,図11につい
て説明する。図11に示すように、糊9が前座16の注
入口27から前座16の内部の長い空間25に入ってか
ら、下座18の注入口37を経て複数の保持空間36の
中に達する。そしてテープ1がバッキングロール5から
出る時、その上方の本体14が糊9を平均に塗布する。
流量の大小はツマミ20で調整できる。下座18の両側
にあるハンドル21の旋回で塗工幅の調節ができる。ゴ
ムブロック24は糊9が流れ出す隙間39の減量具合を
調節する。塗布に使う糊9は流れ出すことが出来ないか
ら、溶剤の蒸散ガスによる作業環境の汚染がない。な
お、図10において、符号V1〜V8は、上記実施例1
における分配用バルブV1〜V8に相当することを示し
ている。
【0023】実施例3.請求項4の発明の一実施例を図
12,図13について説明する。図12は上記実施例2
の図6の部分拡大図、図13は図12に対し塗工幅を狭
くした図であり、上記実施例2と同一または相当部分に
は同一符号を付して説明を省略する。
【0024】図に示すように、下座18の両側に設けて
ある隙孔38の上に隙孔40の固定板22を設置して、
それは後方にスリット41、前方凸柱42を設けてある
旋回ブロック23の収容空間を提供する。旋回ブロック
23の中央に凹槽43があり、その目的はOリング44
を収容し、それで下座18との間の隙孔38が閉鎖の状
態になっている。旋回ブロック23のスリット41の中
に、やや厚いゴムブロック24を設けてある。その目的
は固定板22の前方のハンドル21が旋回する時に、下
座18と底板19との間に形成した隙間39の幅調節が
出来る。ハンドル21は旋回ブロック23の中央に設置
してある固定ネジ45とその前方の凸柱42との切込み
によって固定する。その外に固定ネジ45を利用して緊
密に結合する。
【0025】図12は旋回ブロック23のゴムブロック
24を一番外側に旋回して、塗工膜の幅Hを例えば12
00mmに設定した状態である。このようにゴムブロッ
ク24を旋回させると、旋回ブロック23本体の後と底
板19との間に隙間39を形成して、それで糊9の幅H
が広く設定される。
【0026】図13は旋回ブロック23のゴムブロック
24を旋回させて、塗工膜の幅HOを例えば1150m
mに設定した状態である。このようにゴムブロック24
を旋回させると、旋回ブロック24より厚いゴムブロッ
ク24がハンドル21と共に旋回して下座18と底板1
9との間に形成した隙間39の端の部分に接近し、ゴム
ブロック24が糊9の出入口を塞いで小さくする。この
ようにハンドル21の旋回によって塗工膜の幅調節が可
能となる。
【0027】実施例4.上記実施例2の本機を用いて上
記実施例3の幅調整器により塗工膜の幅H=1200m
mをHO=1150mmに幅調整する場合の、バルブ開
度の調節の具体例について説明する。
【0028】同一条件の糊9(粘度:12000cp
s,固形分25%,温度:28℃)を定量ポンプ7によ
り流量:3500cc/min送って塗工膜の幅H=1
200mmに塗工する場合には、上記実施例1の図2に
示すようにバルブ開度を調整すれば、図3に示すように
厚みMO=20μm±1μmの塗工膜が得られることは
すでに説明したとおりである。
【0029】これを図14に示すように幅調整器46
(上記実施例3のもの)により塗工膜の幅HOを115
0mmに狭くすると、バルブ開度がそのままの場合図1
5に示すように両端部(+3.5μm)が厚くなって精
度上粘着テープとして使えないので、すぐさま分配用バ
ルブV1〜V8の開度の調整,この場合には図16に示
すように分配用バルブV1,V8の開度を90%開から
80%開に調節しても、まだ図17に示すように全体と
して少し厚く(両端部が+1.5μm,幅中央部が+
0.5μm)なって粘着テープとしての精度(20μm
±1μm)が得られない。そこで、定量ポンプ7の糊送
り量を流量:3500cc/minから3350cc/
minに下げると、図18に示すように粘着テープとし
て十分な精度の塗工膜(厚みMOが幅方向に20μm±
1μmの範囲にある)が得られた。
【0030】以上の操作,分配用バルブV1,V8の開
度調節および定量ポンプ7の流量調節は、瞬時にできる
ので、勿論本機を停止する必要がないし、継目時に対応
できる。以上の説明では幅調整器46により塗工膜の幅
をHからHOに変更したが、幅Hを狭くするのであれ
ば、両端側の分配用バルブV1,V8を閉じても幅Hを
狭くすることができる。
【0031】実施例5.上記実施例1において分配用バ
ルブV1〜V8に変えて図19に示すように分配用定量
ポンプP1〜P8を用いることもできる。この実施例は
請求項2の一実施例に相当する。
【0032】同一条件の糊9(粘度:12000cp
s,固形分25%,温度28℃)を定量ポンプ7により
流量:3500cc/min送って塗工膜の幅H=12
00mmに塗工する場合には、分配用定量ポンプP1〜
P8の各流量(糊送り量)を図20に示すように調節す
ればよく、図3に示すように厚みMO=20μm±1μ
mの塗工膜が得られる。
【0033】次に、異なる粘度:8000cps,固形
分25%,温度:25℃の糊9aを同条件(流量:35
00cc/min,H=1200mm,M=20μm)
で塗工するときにも、分配用定量ポンプP1〜P8の各
流量は図20に示した同じ調節で良い。
【0034】また、幅調整器46により塗工膜の幅H=
1200mmをHO=1150mmに幅調節すると、ポ
ンプ流量がそのままの場合図21に示すように両端部
(+3μm)が厚くなって精度上粘着テープとして使え
ないので、すぐさま分配用定量ポンプP1〜P8の流量
を調節,この場合には図22に示すように分配用定量ポ
ンプP1,P8の流量を355cc/minから310
cc/minに調節すると、図18に示すように厚みM
O=20μm±1μmの塗工膜が得られた。
【0035】実施例6.上記実施例5ではホッパー8内
の糊9を定量ポンプ7により流動分配チャンバー12に
送るものを示したが、図23に示すように定量ポンプ7
は無くてもよく、各分配用定量ポンプP1〜P8の流量
が図20あるいは図22に示すように設定できればよ
い。この実施例6は請求項3の一実施例に相当する。
【0036】なお、この実施例6ではホッパー8の糊が
流動分配チャンバー12の幅方向中央に入る構成のもの
を示したが、流動分配チャンバー12は無くてもよく、
各分配管13にホッパー8から直接糊が入るようにして
もよい。
【0037】実施例7.請求項5の発明の一実施例を図
24について説明する。図中47はバッキングロール5
と向い合った位置に設けたならし器で、本機の吐出ノズ
ル11から供給された糊の厚みを乾燥機10で乾燥され
る前に決める。このならし器47は均等な隙間(糊の厚
み)をあけて取り付けてあるので、糊の厚みはこのなら
し器で正確に決定される。ゆえに上記各実施例1〜6に
おける分配用バルブV1〜V8あるいは分配用定量ポン
プP1〜P8の調節はラフでもよい。
【0038】なお、ならし器47の設置位置は糊が乾燥
しない位置,例えば図25に示す位置に設けてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば一台で
塗工剤の種類の変化に簡単に対応できるという効果が得
られる。
【0040】また、この発明によれば幅調整器により塗
工した塗工剤の幅調整が簡単にできるという効果が得ら
れる。さらに、この発明によればならし器により塗工し
た塗工剤の厚みの均一化が容易になると共に高精度にな
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す概略斜視図である。
【図2】実施例1のバルブ開度を示す図である。
【図3】実施例1の塗工膜を示す図である。
【図4】実施例1のバルブ開度を示す図である。
【図5】この発明の実施例2を示す斜視図である。
【図6】図5の横断平面図である。
【図7】図5の分解図である。
【図8】図6の線VIII−VIIIの断面図である。
【図9】図8の変化図である。
【図10】使用状態図である。
【図11】図10の縦断側面図である。
【図12】この発明の実施例3を示す要部拡大図であ
る。
【図13】図12に対し塗工幅を狭くした図である。
【図14】この発明の実施例4を示す概略図である。
【図15】実施例4の塗工膜を示す図である。
【図16】実施例4のバルブ開度を示す図である。
【図17】実施例4の塗工膜を示す図である。
【図18】実施例4の塗工膜を示す図である。
【図19】この発明の実施例5を示す概略斜視図であ
る。
【図20】実施例5のポンプ流量を示す図である。
【図21】実施例5の塗工膜を示す図である。
【図22】実施例5のポンプ流量を示す図である。
【図23】この発明の実施例6を示す概略斜視図であ
る。
【図24】この発明の実施例7を示す概略図である。
【図25】実施例7の変形図である。
【図26】従来の塗工装置を示す概略図である。
【図27】図26の要部図である。
【図28】従来の塗工膜を示す図である。
【図29】従来の塗工膜を示す図である。
【図30】従来の塗工膜を示す図である。
【符号の説明】
1 テープ 5 バッキングロール 7 定量ポンプ 8 ホッパー 9 糊 9a 異種の糊 10 乾燥機 11 吐出ノズル 11a 吐出口 12 流動分配チャンバー 13 分配管 V1〜V8 分配用バルブ 46 幅調整器 47 ならし器 P1〜P8 分配用定量ポンプ H 塗工膜の幅 M 塗工膜の厚み

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望幅の中央付近に圧送注入した塗工剤
    を所望幅に亘って分配して押出塗工する押出塗工機にお
    いて、 前記所望幅の幅方向に多数の分配用バルブを配設し、こ
    の各分配用バルブの開閉を個々に調節することによって
    分配した塗工剤の吐出口からの供給量が幅方向に均一に
    なるようにして塗工膜の厚みが所望幅に亘り均一になる
    ようにしたことを特徴とする押出塗工機。
  2. 【請求項2】 分配用バルブを分配用定量ポンプとした
    ことを特徴とする請求項1記載の押出塗工機。
  3. 【請求項3】 塗工剤を所望幅に亘り押出塗工する押出
    塗工機において、 前記所望幅の幅方向に多数の注入用定量ポンプを配設
    し、この各定量ポンプの吐出量を個々に調節することに
    よって塗工剤の吐出口からの供給量が幅方向に均一にな
    るようにして塗工膜の厚みが所望幅に亘り均一になるよ
    うにしたことを特徴とする押出塗工機。
  4. 【請求項4】 所望幅の端部において吐出口の端部を開
    閉調節する幅調整器を設けたことを特徴とする請求項1
    〜3記載のいずれかの押出塗工機。
  5. 【請求項5】 吐出口から供給された塗工剤が乾燥しな
    い位置にならし器を設け、このならし器によって塗工膜
    の幅方向の厚みを均一にならすようにしたことを特徴と
    する請求項1〜4記載のいずれかの押出塗工機。
JP3627295A 1995-01-31 1995-01-31 押出塗工機 Expired - Lifetime JP3599402B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3627295A JP3599402B2 (ja) 1995-01-31 1995-01-31 押出塗工機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3627295A JP3599402B2 (ja) 1995-01-31 1995-01-31 押出塗工機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08206565A true JPH08206565A (ja) 1996-08-13
JP3599402B2 JP3599402B2 (ja) 2004-12-08

Family

ID=12465142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3627295A Expired - Lifetime JP3599402B2 (ja) 1995-01-31 1995-01-31 押出塗工機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3599402B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000343017A (ja) * 1999-06-02 2000-12-12 Hirano Tecseed Co Ltd 塗工装置
JP2002177841A (ja) * 2000-12-07 2002-06-25 Sumitomo Precision Prod Co Ltd 基板処理装置
JP2002520139A (ja) * 1998-07-09 2002-07-09 ラインハルド・デユースポール・マシーネンバウ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 接着剤塗布装置
JP2002543967A (ja) * 1999-05-10 2002-12-24 ノードソン コーポレーション 流体塗布装置
JP2016204381A (ja) * 2010-10-22 2016-12-08 モノソル アールエックス リミテッド ライアビリティ カンパニー 小フィルム細片の製造方法
CN115069472A (zh) * 2022-07-19 2022-09-20 云南欣城防水科技有限公司 一种防水涂料与防水卷材复合生产设备

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107537737A (zh) * 2017-10-30 2018-01-05 镇江环太硅科技有限公司 一种分流式批胶工具

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002520139A (ja) * 1998-07-09 2002-07-09 ラインハルド・デユースポール・マシーネンバウ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 接着剤塗布装置
JP2002543967A (ja) * 1999-05-10 2002-12-24 ノードソン コーポレーション 流体塗布装置
JP4711371B2 (ja) * 1999-05-10 2011-06-29 ノードソン コーポレーション 流体塗布装置
JP2000343017A (ja) * 1999-06-02 2000-12-12 Hirano Tecseed Co Ltd 塗工装置
JP2002177841A (ja) * 2000-12-07 2002-06-25 Sumitomo Precision Prod Co Ltd 基板処理装置
JP2016204381A (ja) * 2010-10-22 2016-12-08 モノソル アールエックス リミテッド ライアビリティ カンパニー 小フィルム細片の製造方法
US10272607B2 (en) 2010-10-22 2019-04-30 Aquestive Therapeutics, Inc. Manufacturing of small film strips
US10940626B2 (en) 2010-10-22 2021-03-09 Aquestive Therapeutics, Inc. Manufacturing of small film strips
CN115069472A (zh) * 2022-07-19 2022-09-20 云南欣城防水科技有限公司 一种防水涂料与防水卷材复合生产设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP3599402B2 (ja) 2004-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4442144A (en) Method for forming a coating on a substrate
US4142010A (en) Method for applying a viscous fluid to a substrate
CA1291679C (en) Method and apparatus for applying narrow, closely spaced beads of viscous liquid to a substrate
US4299186A (en) Method and apparatus for applying a viscous fluid to a substrate
JPH01281174A (ja) 薄く調整された流体コーティングの無条痕塗布方法及びそのためのスロットノズル―ローラ塗工塗布装置
US5000112A (en) Apparatus for the surface coating of glue
US4876982A (en) Apparatus for the application of liquid adhesives to a substrate
US5628827A (en) Non-recirculating, die supplied doctored roll coater with solvent addition
EA002873B1 (ru) Устройство для нанесения покрытий под давлением
US5871585A (en) Apparatus for applying a fluid to a moving web of material
US5807434A (en) Apparatus for two-sided coating of elongated strip articles
JPH08206565A (ja) 押出塗工機
US5395653A (en) Apparatus and method for controlling coating frowns in hopper coating
US7556692B2 (en) Device for coating a continuous web of material
KR100319952B1 (ko) 용매를 부가하고, 다이가 장착된 비 재순환식의닥터링롤코팅장치
US20120183700A1 (en) Method for dispensing foam onto substrates of large width
US4345543A (en) Apparatus for forming a coating on a substrate
KR100324050B1 (ko) 표면에 코팅액을 도포하는 장치 및 그 방법
JPS6010785B2 (ja) テ−プ状担体材料を被覆物質で被覆するための流しかけ塗布機
KR101670661B1 (ko) 코팅바 교체형 슬롯다이장치
JPS63291663A (ja) 塗布方法及び装置
EP0451862B1 (en) Method for Applying Magnetic Liquid to a Web by Use of an Extrusion Head with Excess Liquid
WO2019031313A1 (ja) 塗工装置及び塗工方法
JPH0440256A (ja) グラビア塗工供給装置
JPH06226181A (ja) スロットノズルコ−タ型塗装装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040827

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040914

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070924

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100924

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100924

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120924

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120924

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130924

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term