JP3599402B2 - 押出塗工機 - Google Patents

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    • B05C5/0266Coating heads with slot-shaped outlet adjustable in length, e.g. for coating webs of different width

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、糊,樹脂,ペイント等の塗工剤(塗液)をテープ,フィルム,布帛,紙,薄板等の連続状帯状物の上に押出塗工する押出塗工機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
糊,樹脂,ペイント等の塗工剤は蒸発によって原料変化が起るために塗工厚みが変化する。この塗工厚みの変化,特に幅方向の両端部分を変化させないために、密閉状態で塗工する必要がある。
そのために、従来は、例えば糊をテープに塗工する装置として、図26,図27に示すようなハンガーダイコーターを使用している。
【0003】
図26,図27において、1は巻出機2と巻取機3とで張架されたテープ、4は塗工機で、バッキングロール5上のハンガーダイコーター6により構成されている。7はホッパー8内の糊9をハンガーダイコーター6に必要量定量ずつ圧送注入する定量ポンプ、10は乾燥機である。
【0004】
ハンガーダイコーター6は、吐出する糊9の厚みが幅方向に均一になるように予め設計されている。従って、このハンガーダイコーター6の一仕様(一機種)において、例えば、粘度:12000cps,固形分25%,温度:28℃の糊9を、図27において定量ポンプ7により圧送される糊9の流量:3500cc/minとして、テープ1上に幅H=1200mm,厚みM=20μmの塗工をした場合、図28に示すように通常の粘着テープとしては十分な精度の塗工膜(厚みM0が幅方向に20μm±1μmの範囲にある。なお、この厚みは乾燥後に測定した。)が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
粘着テープは用途の数に合った多くの種類があり、その数だけ糊の種類(粘度,温度、さらには糊付け幅,厚みが異なる)も多くある。
一方、ハンガーダイコーター6は、ダイの内面に一定条件下で均等な糊の流れをつくるために精密な加工(実際に糊を流し追加工する)がなされているので、高価である。
【0006】
そこで、前記した従来の技術で示したハンガーダイコーター6の仕様品で、粘度:8000cps,固形分25%,温度:25℃の異種の糊9aを、同条件(流量:3500cc/min,H=1200mm,M=20μm)で塗工すると、図29に示すように幅中央部(+4μm)が厚く,両端部(−7μm)が極端に薄い塗工膜となった。このように幅方向に厚みが不均一なものではとても粘着テープとして使えないので、ハンガーダイコーター6のランナーを調整(装置を停止、何度もテストの繰返し)して、図30に示すように幅中央部(+2μm),両端部(−3μm)のところまで幅方向に厚みをならせた塗工膜としたが、これでもまだまだ粘着テープとしては精度上使えないことは明らかであり、結局本機種は異種の糊9aに対応できないのである。
【0007】
このようにハンガーダイコーター6による従来の塗工機4では、糊の種類による変化に対応できず、対応できる範囲は極めて小さくそれも調整に大変な労力と時間が必要であった。
【0008】
しかしながら、糊の種類に合わせて仕様の異なるハンガーダイコーター6をそれぞれ準備すれば、準備した機種については対応は可能であるが、一台が高価であるために設備費が膨大になる。
【0009】
この発明はかかる問題点を解消するためになされたもので、一台で塗工剤の種類の変化に簡単に対応できる押出塗工機を得ることを目的とする。
また、この発明は幅調整器により塗工した塗工剤の幅調整が簡単にできる押出塗工機を得ることを目的とする。
さらに、この発明はならし器により塗工した塗工剤の厚みの均一化が容易になると共に高精度になる押出塗工機を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る押出塗工機は、所望幅の中央付近に圧送注入した塗工剤を所望幅に亘って分配して押出塗工する押出塗工機において、前記所望幅の幅方向に多数の分配用バルブを配設し、この各分配用バルブの開閉を個々に調節することによって分配した塗工剤の吐出口からの供給量が幅方向にほぼ均一になるようにして塗工膜の厚みが所望幅に亘りほぼ均一になるようにしたこと、及び吐出口から供給された塗工剤が乾燥しない位置にならし器を設け、このならし器によって塗工膜の幅方向の厚みを均一にならすようにしたことを特徴とするものである。
【0011】
また、この発明は所望幅の端部において吐出口の端部を開閉調節する幅調整器を設けたものである。
【0012】
【作用】
この発明においては、所望幅の中央付近に圧送注入した塗工剤を所望幅に亘って分配した後、各分配用バルブの開閉を個々に調節することによって、吐出口からの塗工剤の供給量が幅方向にほぼ均一になり、さらに、ならし器によって吐出口から供給された塗工剤をこれが乾燥しない位置でならすことにより、塗工した塗工剤の幅方向の厚みを均一にできる。
【0013】
また、この発明においては、幅調整器によって吐出口の端部を開閉調節することにより、塗工する塗工剤の幅を調整できる。
【0014】
【実施例】
実施例1.
請求項1の発明の一実施例を図1について説明する。図1は概略斜視図であり、前記従来のものと同一または相当部分には同一符号を付して説明を省略する。図において、11は吐出ノズルで、所望幅H(図面では1200mm)の吐出口11aを有している。12は吐出ノズル11に並設した流動分配チャンバーで、幅方向中央に定量ポンプ7により糊9が圧送注入される。13は吐出ノズル11と流動分配チャンバー12とを連通してその幅方向に多数(図面では8本)配設された分配管で、それぞれに分配用バルブV1〜V8を有している。なお、この8本の分配管13は、例えば中央より両端部に向けて左右対称にa=90mm,b=175mm,c=165mm,d=95mmの間隔で、全長L=1050mmの幅内に配設してある。
【0015】
今、従来の技術で示した塗工機4の時と同条件,つまり粘度:12000cps,固形分25%,温度:28℃の糊9を定量ポンプ7による糊9の流量:3500cc/min,塗工膜の幅H=1200mm,厚みM=20μmとして塗工するとき、各分配用バルブV1〜V8の開度を図2に示すようにすると、図3に示すように通常の粘着テープとしては十分な精度の塗工膜(厚みM0が幅方向に20μm±1μmの範囲にある)が得られた。
【0016】
次に、本機により、粘度:8000cps,固形分25%,温度:25℃の異種の糊9aを同条件(流量:3500cc/min,H=1200mm,M=20μm)で塗工するときには、各分配用バルブV1〜V8の開度を図4に示すようにすることにより、図3に示す先ほどの場合と同様に通常の粘着テープとしては十分な精度の塗工膜(厚みM0が幅方向に20μm±1μmの範囲にある)が得られた。
【0017】
各分配用バルブV1〜V8の開度の調整,この場合には分配用バルブV3,V6の開度を15%開から10%開に,および分配用バルブV4,V5の開度を15%開から7%開にそれぞれ調整するのは、機械を停止することなく運転中に瞬時に行える。この各分配用バルブV1〜V8の開度調整は、手動が簡単で安上がりではあるが、全自動方式としてもよい。
【0018】
実施例2.
上記実施例1の具体的な構造例を図5〜図11について説明する。図5は斜視図、図6は図5の横断平面図、図7は図5の分解図、図8は図6の線VIII−VIIIの断面図、図9は図8の変化図、図10は使用状態図、図11は図10の縦断側面図であり、前記従来のものと同一または相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0019】
図5〜図7に示すように、本体14は、前板15,前座16,旋回ブロック17,下座18,底板19,ツマミ20,ハンドル21,固定板22,旋回ブロック23,ゴムブロック24などから構成する。前座16の内側に糊9を保持する長い空間25を設ける。前座16の上に前座と貫通する隙孔26がならんでいる。その中央に注入口27を有する注入ヘッド28を設ける。前座16の前方に貫通の隙孔29を有する前板15をつけて、各隙孔29の上にワッシャー30がある。ワッシャー30は前座16の中にある旋回ブロック17を固定するために使う。ワッシャー30の前方に旋回ブロック17を旋回するためのツマミ20をつける。ツマミ20と旋回ブロック17は固定ピン31で固定する。旋回ブロック17の中央に凹槽32がある。凹槽32の中のOリング33のはたらきによって、前座16と隙孔26が密閉の空間になる。前板15の前方にワッシャー30を設けて、旋回ブロック17の下にスリット34のある調整板35が下座18の前までのため、旋回ブロック17は非常に安定的で前板15から分離しない。
前座16の後にある下座18の中に複数の保持空間36を設ける。保持空間36の上に糊9の注入口37を設ける。
【0020】
図8,図9に示すように、旋回ブロック17の旋回によって、調整板35の上に設けてあるスリット34と下座18の上に設けてある注入口37が開閉具合状態になっている。図8に示すように調整板35の上のスリット34と下座18の注入口37がオープン状態、この時糊9の流量が全オープンの最大流量である。調整板35のスリット34と下座18の注入口37が部分オープンの状態になった時(図には示していない)、糊9の流量は全オープンの時よりやや少なくなる。図9に示す状態は糊9が下座18の注入口37を経て、その中にある複数の保持空間36の内に入れることが完全にできない。
【0021】
次に下座18の両側に隙孔38を設置して、その隙孔38は塗工幅を調整する機構部品の収容空間を提供する(後に詳しく述べる)。下座18の下の方に底板19を外に設置して、その一側は糊9の流れだしに利用する隙間39になっている。
【0022】
次に、本機の動作を図10,図11について説明する。
図11に示すように、糊9が前座16の注入口27から前座16の内部の長い空間25に入ってから、下座18の注入口37を経て複数の保持空間36の中に達する。そしてテープ1がバッキングロール5から出る時、その上方の本体14が糊9を平均に塗布する。流量の大小はツマミ20で調整できる。下座18の両側にあるハンドル21の旋回で塗工幅の調節ができる。ゴムブロック24は糊9が流れ出す隙間39の減量具合を調節する。塗布に使う糊9は流れ出すことが出来ないから、溶剤の蒸散ガスによる作業環境の汚染がない。
なお、図10において、符号V1〜V8は、上記実施例1における分配用バルブV1〜V8に相当することを示している。
【0023】
実施例3.
請求項4の発明の一実施例を図12,図13について説明する。図12は上記実施例2の図6の部分拡大図、図13は図12に対し塗工幅を狭くした図であり、上記実施例2と同一または相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0024】
図に示すように、下座18の両側に設けてある隙孔38の上に隙孔40の固定板22を設置して、それは後方にスリット41、前方凸柱42を設けてある旋回ブロック23の収容空間を提供する。旋回ブロック23の中央に凹槽43があり、その目的はOリング44を収容し、それで下座18との間の隙孔38が閉鎖の状態になっている。旋回ブロック23のスリット41の中に、やや厚いゴムブロック24を設けてある。その目的は固定板22の前方のハンドル21が旋回する時に、下座18と底板19との間に形成した隙間39の幅調節が出来る。ハンドル21は旋回ブロック23の中央に設置してある固定ネジ45とその前方の凸柱42との切込みによって固定する。その外に固定ネジ45を利用して緊密に結合する。
【0025】
図12は旋回ブロック23のゴムブロック24を一番外側に旋回して、塗工膜の幅Hを例えば1200mmに設定した状態である。このようにゴムブロック24を旋回させると、旋回ブロック23本体の後と底板19との間に隙間39を形成して、それで糊9の幅Hが広く設定される。
【0026】
図13は旋回ブロック23のゴムブロック24を旋回させて、塗工膜の幅HOを例えば1150mmに設定した状態である。このようにゴムブロック24を旋回させると、旋回ブロック24より厚いゴムブロック24がハンドル21と共に旋回して下座18と底板19との間に形成した隙間39の端の部分に接近し、ゴムブロック24が糊9の出入口を塞いで小さくする。このようにハンドル21の旋回によって塗工膜の幅調節が可能となる。
【0027】
実施例4.
上記実施例2の本機を用いて上記実施例3の幅調整器により塗工膜の幅H=1200mmをHO=1150mmに幅調整する場合の、バルブ開度の調節の具体例について説明する。
【0028】
同一条件の糊9(粘度:12000cps,固形分25%,温度:28℃)を定量ポンプ7により流量:3500cc/min送って塗工膜の幅H=1200mmに塗工する場合には、上記実施例1の図2に示すようにバルブ開度を調整すれば、図3に示すように厚みMO=20μm±1μmの塗工膜が得られることはすでに説明したとおりである。
【0029】
これを図14に示すように幅調整器46(上記実施例3のもの)により塗工膜の幅HOを1150mmに狭くすると、バルブ開度がそのままの場合図15に示すように両端部(+3.5μm)が厚くなって精度上粘着テープとして使えないので、すぐさま分配用バルブV1〜V8の開度の調整,この場合には図16に示すように分配用バルブV1,V8の開度を90%開から80%開に調節しても、まだ図17に示すように全体として少し厚く(両端部が+1.5μm,幅中央部が+0.5μm)なって粘着テープとしての精度(20μm±1μm)が得られない。そこで、定量ポンプ7の糊送り量を流量:3500cc/minから3350cc/minに下げると、図18に示すように粘着テープとして十分な精度の塗工膜(厚みMOが幅方向に20μm±1μmの範囲にある)が得られた。
【0030】
以上の操作,分配用バルブV1,V8の開度調節および定量ポンプ7の流量調節は、瞬時にできるので、勿論本機を停止する必要がないし、継目時に対応できる。
以上の説明では幅調整器46により塗工膜の幅をHからHOに変更したが、幅Hを狭くするのであれば、両端側の分配用バルブV1,V8を閉じても幅Hを狭くすることができる。
【0031】
実施例5.
上記実施例1において分配用バルブV1〜V8に変えて図19に示すように分配用定量ポンプP1〜P8を用いることもできる。この実施例は請求項2の一実施例に相当する。
【0032】
同一条件の糊9(粘度:12000cps,固形分25%,温度28℃)を定量ポンプ7により流量:3500cc/min送って塗工膜の幅H=1200mmに塗工する場合には、分配用定量ポンプP1〜P8の各流量(糊送り量)を図20に示すように調節すればよく、図3に示すように厚みMO=20μm±1μmの塗工膜が得られる。
【0033】
次に、異なる粘度:8000cps,固形分25%,温度:25℃の糊9aを同条件(流量:3500cc/min,H=1200mm,M=20μm)で塗工するときにも、分配用定量ポンプP1〜P8の各流量は図20に示した同じ調節で良い。
【0034】
また、幅調整器46により塗工膜の幅H=1200mmをHO=1150mmに幅調節すると、ポンプ流量がそのままの場合図21に示すように両端部(+3μm)が厚くなって精度上粘着テープとして使えないので、すぐさま分配用定量ポンプP1〜P8の流量を調節,この場合には図22に示すように分配用定量ポンプP1,P8の流量を355cc/minから310cc/minに調節すると、図18に示すように厚みMO=20μm±1μmの塗工膜が得られた。
【0035】
実施例6.
上記実施例5ではホッパー8内の糊9を定量ポンプ7により流動分配チャンバー12に送るものを示したが、図23に示すように定量ポンプ7は無くてもよく、各分配用定量ポンプP1〜P8の流量が図20あるいは図22に示すように設定できればよい。この実施例6は請求項3の一実施例に相当する。
【0036】
なお、この実施例6ではホッパー8の糊が流動分配チャンバー12の幅方向中央に入る構成のものを示したが、流動分配チャンバー12は無くてもよく、各分配管13にホッパー8から直接糊が入るようにしてもよい。
【0037】
実施例7.
請求項5の発明の一実施例を図24について説明する。図中47はバッキングロール5と向い合った位置に設けたならし器で、本機の吐出ノズル11から供給された糊の厚みを乾燥機10で乾燥される前に決める。このならし器47は均等な隙間(糊の厚み)をあけて取り付けてあるので、糊の厚みはこのならし器で正確に決定される。ゆえに上記各実施例1〜6における分配用バルブV1〜V8あるいは分配用定量ポンプP1〜P8の調節はラフでもよい。
【0038】
なお、ならし器47の設置位置は糊が乾燥しない位置,例えば図25に示す位置に設けてもよい。
【0039】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば一台で塗工剤の種類の変化に簡単に対応できるという効果が得られる。
【0040】
また、この発明によれば幅調整器により塗工した塗工剤の幅調整が簡単にできるという効果が得られる。
さらに、この発明によればならし器により塗工した塗工剤の厚みの均一化が容易になると共に高精度になるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す概略斜視図である。
【図2】実施例1のバルブ開度を示す図である。
【図3】実施例1の塗工膜を示す図である。
【図4】実施例1のバルブ開度を示す図である。
【図5】この発明の実施例2を示す斜視図である。
【図6】図5の横断平面図である。
【図7】図5の分解図である。
【図8】図6の線VIII−VIIIの断面図である。
【図9】図8の変化図である。
【図10】使用状態図である。
【図11】図10の縦断側面図である。
【図12】この発明の実施例3を示す要部拡大図である。
【図13】図12に対し塗工幅を狭くした図である。
【図14】この発明の実施例4を示す概略図である。
【図15】実施例4の塗工膜を示す図である。
【図16】実施例4のバルブ開度を示す図である。
【図17】実施例4の塗工膜を示す図である。
【図18】実施例4の塗工膜を示す図である。
【図19】この発明の実施例5を示す概略斜視図である。
【図20】実施例5のポンプ流量を示す図である。
【図21】実施例5の塗工膜を示す図である。
【図22】実施例5のポンプ流量を示す図である。
【図23】この発明の実施例6を示す概略斜視図である。
【図24】この発明の実施例7を示す概略図である。
【図25】実施例7の変形図である。
【図26】従来の塗工装置を示す概略図である。
【図27】図26の要部図である。
【図28】従来の塗工膜を示す図である。
【図29】従来の塗工膜を示す図である。
【図30】従来の塗工膜を示す図である。
【符号の説明】
1 テープ
5 バッキングロール
7 定量ポンプ
8 ホッパー
9 糊
9a 異種の糊
10 乾燥機
11 吐出ノズル
11a 吐出口
12 流動分配チャンバー
13 分配管
V1〜V8 分配用バルブ
46 幅調整器
47 ならし器
P1〜P8 分配用定量ポンプ
H 塗工膜の幅
M 塗工膜の厚み

Claims (4)

  1. 所望幅の中央付近に圧送注入した塗工剤を所望幅に亘って分配して押出塗工する押出塗工機において、
    前記所望幅の幅方向に多数の分配用バルブを配設し、この各分配用バルブの開閉を個々に調節することによって分配した塗工剤の吐出口からの供給量が幅方向にほぼ均一になるようにして塗工膜の厚みが所望幅に亘りほぼ均一になるようにしたこと、及び
    吐出口から供給された塗工剤が乾燥しない位置にならし器を設け、このならし器によって塗工膜の幅方向の厚みを均一にならすようにしたこと
    を特徴とする押出塗工機。
  2. 分配用バルブを分配用定量ポンプとしたことを特徴とする請求項1記載の押出塗工機。
  3. 塗工剤を所望幅に亘り押出塗工する押出塗工機において、
    前記所望幅の幅方向に多数の注入用定量ポンプを配設し、この各定量ポンプの吐出量を個々に調節することによって塗工剤の吐出口からの供給量が幅方向にほぼ均一になるようにして塗工膜の厚みが所望幅に亘りほぼ均一になるようにしたこと、及び
    吐出口から供給された塗工剤が乾燥しない位置にならし器を設け、このならし器によって塗工膜の幅方向の厚みを均一にならすようにしたこと
    を特徴とする押出塗工機。
  4. 所望幅の端部において吐出口の端部を開閉調節する幅調整器を設けたことを特徴とする請求項1〜3記載のいずれかの押出塗工機。
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