JP3105758B2 - 塗工装置 - Google Patents
塗工装置Info
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- JP3105758B2 JP3105758B2 JP07118307A JP11830795A JP3105758B2 JP 3105758 B2 JP3105758 B2 JP 3105758B2 JP 07118307 A JP07118307 A JP 07118307A JP 11830795 A JP11830795 A JP 11830795A JP 3105758 B2 JP3105758 B2 JP 3105758B2
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Description
ルム、布地、金属フオイルなどの基材に顔料、接着剤な
どの塗工液を塗布する場合に適用される塗工装置に関す
る。
地、金属フオイルなどの基材に顔料、接着剤などの塗工
液を塗布する場合に使用されている従来の塗工装置の説
明図である。図において、本塗工装置は塗工ヘッドによ
り基材に塗工液を塗布した後、計量、平滑化を行うよう
になっており、用途に応じてロールタイプ、バータイ
プ、ブレードタイプ、エアーナイフなどの塗工ヘッドが
使用されているが、本塗工装置はブレードタイプの一種
で、頂部に長さ方向にスリット状のリップ2が設けられ
たヘッダー1が外周面にゴムなどの弾性体が巻付けられ
たバッキングロールaの下方にバッキングロールaと平
行に配置され、可変量ポンプ4により加圧供給される塗
工液がスリット状のリップ2から走行する基材dに塗布
され、ブレードeにより余剰の塗工液が掻き落されて計
量、平滑化されるようになっている。図における符号3
は塗工液の供給管、5は可変量ポンプ4のタンク、9は
塗工液の供給管である。
ような従来の塗工装置においてはヘッダー1の両端側か
ら塗工液を可変量ポンプ4により加圧供給すると、ヘッ
ダー1の両端から供給される塗工液はヘッダー1の中央
でぶつかり合って中央では幅方向および高さ方向の速度
成分が極めて小さくなり、リップ2の中央部に圧力の低
い部分fを生じて塗工液の吐出高さhが不均一になる。
このため、ヘッダー1中央の下部側に弁8を有する排出
管を設置して一部の塗工液を排出し、吐出高さhの不均
一を防止する対策が講じられているが、リップ2から吐
出される塗工液の量以外に排出管から塗工液が排出され
るために塗工液の供給量を増加しなければならない。
上記課題の解決を目的にしており、筒状をなすヘッダー
の両端へ配管を介して塗工液を供給し上記ヘッダーに長
さ方向に沿って設けられたリップから塗工液を吐出させ
て走行する基材に塗布する塗工装置において、上記配管
にそれぞれ介装された塗工液の調節弁と、該調節弁を交
互に開閉して上記ヘッダーへ供給される塗工液の流量を
増減する手段とを備えた構成を特徴とする。
をなすヘッダーの両端へ配管を介して塗工液を供給しヘ
ッダーに長さ方向に沿って設けられたリップから塗工液
を吐出させて走行する基材に塗布する塗工装置における
配管にそれぞれ塗工液の調節弁が介装され交互に開閉し
てヘッダーへ供給する塗工液の流量を増減するようにな
っており、塗工液をヘッダーの両端へ供給する配管にそ
れぞれ設けられた流量の調節弁が交互に開閉してヘッダ
ーへ供給する塗工液の流量を増減することによりヘッダ
ー中央で塗工液を排出しなくても常にヘッダー内を塗工
液が流れ、リップから吐出する塗工液の高さがヘッダー
の幅方向に一定になる。
明図である。図において、本実施例に係る塗工装置は
紙、プラスチックフィルム、布地、金属フオイルなどの
基材に顔料、接着剤などの塗工液を塗布する場合に適用
されるもので、塗工ヘッドにより基材に塗工液を塗布し
た後、計量、平滑化を行うようになっており、本塗工装
置はブレードタイプの一種で、頂部に長さ方向にスリッ
ト状のリップ2が設けられたヘッダー1が外周面にゴム
などの弾性体が巻付けられたバッキングロールの下方に
バッキングロールと平行に配置され、可変量ポンプ4に
より加圧供給される塗工液がスリット状のリップ2から
走行する基材に塗布され、ブレードにより余剰の塗工液
が掻き落されて計量、平滑化されるようになっている。
それぞれ塗工液の供給管3が接続され、供給管3にはタ
ンク5内の塗工液が可変量ポンプ4により配管9を介し
て等しい圧力で両端から供給されるようになっている。
この配管9にはシーケンサ7により制御される流量の調
節弁6が設けられており、シーケンサ7により調節弁6
の開閉を交互に行うことにより左右の供給管3から供給
される塗工液の流量が増減するようになっている。左右
の供給管3から供給される塗工液の流量は流量比W/
S:D/S=1:0〜0:1の間を連続的に変化させる
ようにし、この流量が変化する周期を通常は0.1〜1
1.0sec 程度とする。但し、この周期は塗工液の物性
およびヘッダー1の塗工幅によって変える。
れた流量の調節弁6を交互に開閉することにより、ヘッ
ダー1に供給されてリップ2から吹出される塗工液はヘ
ッダー1の下部側で塗工液を特に排出しなくても常に塗
工液がどちらか一方向に流れ、塗工液が吐出する高さが
幅方向に一定になって均一な塗工が行われる。
側から塗工液を可変量ポンプにより加圧供給すると、ヘ
ッダーの両端から供給される塗工液はヘッダーの中央で
ぶつかり合って中央では幅方向および高さ方向の速度成
分が極めて小さくなり、リップ2の中央部に圧力の低い
部分を生じて塗工液の吐出高さが不均一になる。このた
め、ヘッダー中央の下部側に弁を有する排出管を設置し
て一部の塗工液を排出し、吐出高さの不均一を防止する
対策が講じられているが、リップから吐出される塗工液
の量以外に排出管から塗工液が排出されるために塗工液
の供給量を増加しなければならない。これに対し、本塗
工装置においては供給する塗工液の量を減少させるとと
もに塗工液の吐出高さを幅方向に均一にするためにヘッ
ダー1の両端から塗工液を供給する供給管3入口にそれ
ぞれ流量の調節弁6を設けてこの調節弁6の開度を左右
交互に変えながら塗工液をヘッダー1へ供給するように
しており、これにより左右の供給管3からヘッダー1両
端へ供給される塗工液がヘッダー1の中央で塗工液を排
出しなくても常にヘッダー1内を流れるようになり、供
給する塗工液の全量がリップ3から吐出されて基材に塗
布されるとともに、塗工液の吐出高さがヘッダー1の幅
方向に一定になって均一な塗工が行われ、被塗工製品の
品質を向上させることができる。
成されており、ヘッダー中央で塗工液を排出しなくても
リップから吐出する塗工液の高さがヘッダーの幅方向に
一定になるので、ヘッダーへ供給される塗工液の全量が
リップから吐出されて塗布されるとともに均一な塗工が
行われる。
る塗工ヘッドの正面図である。
(b)は同図(a)におけるB−B矢視図、同図(c)
は従来の塗工装置における塗工ヘッドの正面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 筒状をなすヘッダーの両端へ配管を介し
て塗工液を供給し上記ヘッダーに長さ方向に沿って設け
られたリップから塗工液を吐出させて走行する基材に塗
布する塗工装置において、上記配管にそれぞれ介装され
た塗工液の調節弁と、該調節弁を交互に開閉して上記ヘ
ッダーへ供給される塗工液の流量を増減する手段とを備
えたことを特徴とする塗工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07118307A JP3105758B2 (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | 塗工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07118307A JP3105758B2 (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | 塗工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08309254A JPH08309254A (ja) | 1996-11-26 |
JP3105758B2 true JP3105758B2 (ja) | 2000-11-06 |
Family
ID=14733451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07118307A Expired - Fee Related JP3105758B2 (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | 塗工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3105758B2 (ja) |
-
1995
- 1995-05-17 JP JP07118307A patent/JP3105758B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08309254A (ja) | 1996-11-26 |
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