JPH1119564A - 塗工装置 - Google Patents

塗工装置

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JPH1119564A
JPH1119564A JP18150697A JP18150697A JPH1119564A JP H1119564 A JPH1119564 A JP H1119564A JP 18150697 A JP18150697 A JP 18150697A JP 18150697 A JP18150697 A JP 18150697A JP H1119564 A JPH1119564 A JP H1119564A
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JP
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coating
web
lip
side edge
discharge port
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JP18150697A
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English (en)
Inventor
Masataka Kishida
正孝 岸田
Mitsutaka Murata
充孝 村田
Takeo Hiasa
丈夫 日浅
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Hirano Tecseed Co Ltd
Hirano Steel Recycle Co
Original Assignee
Hirano Tecseed Co Ltd
Hirano Steel Recycle Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウエブ1の表面に塗工液2を均一に且つ確実
に塗工することができる塗工装置を提供する。 【解決手段】 塗工リップ部22の塗工側エッジ36
を、塗工液2の流通路32の容積が吐出口34の方向へ
行くほど増加するように円弧状に形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙、布、フィル
ム、金属製のメッシュ、薄い金属板等のウエブへ、塗工
液を片面または両面に塗工するための塗工装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、バックアップロールを走行す
るウエブ1に塗工液2を塗工する装置として、図21及
び図22のような塗工装置500が知られている。
【0003】この塗工装置500は、図21に示すよう
にバックアップロール502の外周面に配されたダイ5
04より形成されている。このダイ504の先端部は、
一対のリップ部506,508が突出し、ダイ504の
内部に設けられた流通路510の吐出口512から塗工
液2を吐出する。
【0004】この一対のリップ部506,508の構造
を図22に基づいてさらに詳しく説明する。
【0005】ウエブ1の進行方向に位置する塗工リップ
部506と、その進行方向とは反対に位置する非塗工リ
ップ部508とは、それぞれ相対向する面506a,5
08aが直線状に形成され、流通路510と連続してい
る。また、一対のリップ部506,508の先端部、す
なわち、ウエブ1の表面と相対向する面506b,50
8bは、ウエブ1とほぼ平行に形成されている。そし
て、相対向する面506bが成膜面となっている。
【0006】この塗工装置500の塗工状態を図22に
基づいて説明する。
【0007】流通路510を流れる塗工液2は、吐出口
512から吐出され、走行するウエブ1に沿って直角に
曲がって、成膜面506bとウエブ1との間に流れて、
この位置でウエブ1に成膜される。
【0008】これにより、ウエブ1の片面に塗工液2を
塗工することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
塗工装置500には次のような問題がある。
【0010】第1には、塗工液2を吐出口512から吐
出した場合に、塗工液2が直角に曲がるP点で最も圧力
が高くなるため、塗工液2が、ウエブ1の進行方向とは
反対側に溢れ出したり、はみ出したりするという問題点
があった。
【0011】第2に、塗工液2の粘度が高い場合には、
P点での圧力が高くなり、塗工液2を流通路510に圧
送しても、P点における圧力が高いため、吐出口512
から塗工液2が吐出されず、ウエブ1の表面にかすれ状
態が発生したり、均一な塗工ができないという問題点が
あった。
【0012】また、図22に示すような構造であると、
塗工液2の粘度が低い場合には、塗工液2を直線に押し
出しただけでは塗工液2の圧力は低く、ウエブ1に塗工
液2が塗工されないという問題点があった。
【0013】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、ウエ
ブ1の表面に塗工液2を均一に且つ確実に塗工すること
ができる塗工装置を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の発明の塗工装置
は、走行するウエブへ塗工液を塗工する塗工装置であっ
て、前記ウエブの幅方向に沿って設けられた塗工液の流
通路の出口である吐出口を、前記ウエブの進行方向に位
置する塗工リップ部と前記ウエブの進行方向とは反対側
に位置する非塗工リップ部とを相対向するように配して
形成したダイを有した塗工装置において、前記非塗工リ
ップ部に面する前記塗工リップ部の塗工側エッジを、前
記流通路の容積が前記吐出口の方向へ行く程増加するよ
うに形成したものである。
【0015】第2の発明は、走行するウエブへ塗工液を
塗工する塗工装置であって、前記ウエブの幅方向に沿っ
て設けられた塗工液の流通路の出口である吐出口を、前
記ウエブの進行方向に位置する塗工リップ部と前記ウエ
ブの進行方向とは反対側に位置する非塗工リップ部とを
相対向するように配して形成したダイを有した塗工装置
において、前記非塗工リップ部に面する前記塗工リップ
部の塗工側エッジを、前記流通路の容積が前記吐出口の
方向へ行く程減少するように形成したものである。
【0016】
【作 用】第1の発明の塗工装置は、非塗工リップ部に
面する塗工リップ部の塗工側エッジを、塗工液の流通路
の容積が吐出口の方向へ行くほど増加するように形成し
ている。
【0017】そのため、吐出口の付近で塗工液の圧力が
極端に高くなることがないので、粘度の高い塗工液をウ
エブにスムーズに塗工することができる。
【0018】第2の発明の塗工装置は、非塗工リップ部
に面する塗工リップ部の塗工側エッジを、塗工液の流通
路の容積が吐出口の方向へ行くほど減少するように形成
している。
【0019】そのため、吐出口の付近で塗工液の圧力が
高くなり、粘度の低い塗工液をウエブにスムーズに塗工
することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
(第1の実施例)以下、本発明の第1の実施例の塗工装
置10について図1〜図3に基づいて説明する。
【0021】塗工装置10は、ウエブ1が走行するバッ
クアップロール12の外周面にダイ14を配したもので
ある。
【0022】ダイ14は、図1に示すように、一対の左
ダイ本体16と右ダイ本体18と、その上の一対の非塗
工リップ部20と塗工リップ部22とよりなる。また、
ダイ14は、図2に示すように、ウエブ1の幅方向に沿
って設けられている。
【0023】左ダイ本体16には、塗工液2を供給する
ためのパイプなどよりなる供給管24が接続され、左ダ
イ本体16内部には、塗工液2が流れる流通路26が設
けられている。この流通路26は、供給管24の位置か
ら屈曲して右ダイ本体18との接触面に至り、この接触
面に沿って直線状に延びている。
【0024】左ダイ本体16の上部には、非塗工リップ
部20がボルト28により着脱自在に設けられ、右ダイ
本体18の上部には、塗工リップ部22がボルト30に
よって着脱自在に設けられている。
【0025】一対のリップ部20,22は、図1に示す
ように走行するウエブ1に対して、人間の唇のように突
き出た形となっており、一対のリップ部20,22の間
に流通路32が形成され、その上端が吐出口34であ
る。なお、流通路26と流通路32とは連続したものと
なっており、ウエブ1の幅方向に沿って設けられてい
る。
【0026】次に、一対のリップ部20,22の吐出口
34付近の構造について、図3に基づいて説明する。
【0027】非塗工リップ部20と相対向する面である
塗工リップ部22の塗工側エッジ36は円弧状に形成さ
れ、さらに、塗工側エッジ36と連続して、ウエブ1の
走行面とほぼ平行に成膜面38が形成されている。な
お、このウエブ1の走行面とは、詳しく説明すると、バ
ックアップロール12の接線方向と同じである。
【0028】塗工側エッジ36と相対向する面にある非
塗工リップ部20の非塗工側エッジ40は、ウエブ1の
法線方向とほぼ平行に直線状に形成され、さらに直角に
曲がって、ウエブ1の走行面と平行に通過面42が形成
されている。
【0029】また、非塗工リップ部20の高さH1と塗
工リップ部22の高さH2とは、同じ高さである。
【0030】上記構成の塗工装置10において、バック
アップロール12を走行するウエブ1に塗工液2を塗工
する場合について、図3に基づいて説明する。
【0031】塗工液2が圧送されて流通路26,32を
流れ、吐出口34に至り、ウエブ1の走行に合わせてそ
の表面に塗工され、さらに、成膜面38において成膜さ
れる。
【0032】この場合に、非塗工側エッジ40は直線状
に形成され、塗工側エッジ36は円弧状に形成されてい
るため、流通路32の容積が、吐出口34の方向にいく
ほど増加する。そのため、塗工液2の粘度が高くても、
ウエブ1の塗工部分であるQ点で、塗工液2の圧力が極
端に高くなることがなく、ウエブ1にスムーズに塗工液
2を塗工することができ、また、非塗工リップ部22の
通過面42の方向に塗工液2が流れたり、塗工液2が流
通路32を逆流したりすることがない。
【0033】(第2の実施例)第2の実施例について、
図4に基づいて説明する。
【0034】本実施例と、第1の実施例の異なる点は、
非塗工リップ部20の高さH1にある。すなわち、第1
の実施例では,非塗工リップ部20の高さH1と塗工リ
ップ部22の高さH2とは、同じ高さであるが、本実施
例では非塗工リップ部20の高さH1を塗工リップ部2
2の高さH2より高くしている。
【0035】これにより、非塗工側エッジ40で、塗工
液2を覆い被せるような構造となるため、塗工液2が通
過面42の方向に流れるのをさらに防止することができ
る。
【0036】なお、第1の実施例の一対のリップ部2
0,22を第2の実施例の一対のリップ部20,22に
取替える場合には、ボルト28,30を取り外すことに
よって取替えができる。以下、第3の実施例から第17
の実施例も同様である。
【0037】(第3の実施例)第3の実施例について、
図5に基づいて説明する。
【0038】本実施例と、第1の実施例の異なる点は、
非塗工側エッジ40の形状にある。すなわち、第1の実
施例では非塗工側エッジ40の形状をウエブ1の法線方
向と平行に直線状に形成したが、本実施例では、塗工側
エッジ36と平行になるように円弧状に形成している。
【0039】これにより、塗工液2は、塗工側エッジ3
6と非塗工側エッジ40とによって形成された円弧状の
流通路32に沿って流れるため、その流れがスムーズに
なり、かつ、吐出口34のR点で塗工液2の圧力が極端
に高くなることがないので、粘度の高い塗工液2でもウ
エブ1にスムーズに塗工液2を塗工することができる。
【0040】(第4の実施例)第4の実施例について、
図6に基づいて説明する。
【0041】本実施例と、第1の実施例の異なる点は、
塗工側エッジ36と連続して成膜面38を形成せず、塗
工側エッジ36の上端部が、ドクターナイフにしている
ことが特徴となる。
【0042】したがって、塗工側エッジ36によって、
ウエブ1に対する塗工液2の圧力がS点で最も高くな
り、確実にウエブ1に塗工液2を塗工することができ
る。また、吐出口34で圧力が高くなることがないの
で、塗工液2の流れもスムーズとなる。
【0043】(第5の実施例)第5の実施例について図
7に基づいて説明する。
【0044】本実施例と、第1の実施例の異なる点は、
塗工側エッジ36の形状にある。すなわち、第1の実施
例では塗工側エッジ36は円弧状に形成されていたが、
本実施例では直線状の傾斜面から形成されている。
【0045】したがって、第1の実施例のように塗工側
エッジ36を円弧状に加工するには精密性を要求される
が、本実施例では直線状の面であるため、加工が行い易
い。なお、本実施例であっても、塗工液2をスムーズに
塗工することができる。
【0046】(第6の実施例)第6の実施例について図
8に基づいて説明する。
【0047】本実施例と第5の実施例の異なる点は、塗
工側エッジ36の直線状の面を2段階に分けて形成して
いる。この構造であると、塗工側エッジ36が円弧状の
面にさらに近づくため、よりスムーズに塗工液2を塗工
することができる。
【0048】(第7の実施例)第7の実施例について図
9に基づいて説明する。
【0049】本実施例と第1の実施例の異なる点は、非
塗工側エッジ40の形状にある。すなわち、本実施例で
は、非塗工側エッジ40も円弧状に形成し、流通路32
の形状が、吐出口34の方向に行くほど広がるように形
成している。
【0050】本実施例においても、吐出口34のT点
で、塗工液2の圧力が最も高くなることがないので、ス
ムーズにウエブ1に塗工液2を塗工することができる。
【0051】(第8の実施例)第8の実施例について図
10に基づいて説明する。
【0052】本実施例と、第7の実施例と異なる点は、
塗工側エッジ36と非塗工側エッジ40の形状を円弧状
でなく直線状に形成したことにある。
【0053】この形状であると、塗工側エッジ36と非
塗工側エッジ40のそれぞれの加工を行い易い。
【0054】(第9の実施例)第9の実施例について図
11に基づいて説明する。
【0055】本実施例と、第8の実施例の異なる点は、
直線状の傾斜面を2段階にした点にあり、この形状であ
ると、製造が行いやすく、かつ、円弧状の形状に近づく
ため、よりスムーズにウエブ1に塗工液2を塗工するこ
とができる。
【0056】(第10の実施例)第10の実施例につい
て図12に基づいて説明する。
【0057】本実施例と第7の実施例の異なる点は、非
塗工側エッジ40の形状を円弧状ではあるが、円弧の線
が凹むように形成されている点にある。
【0058】このような非塗工側エッジ40の形状に成
すことにより、図12に示すように流通路32を流れる
塗工液2の流れが、ウエブ1の進行方向に沿って回転す
るようにスムーズに流れるため、より確実に塗工を行う
ことができる。また、吐出口34U点で圧力が極端に高
くなることがない。
【0059】(第11の実施例)第11の実施例につい
て図13に基づいて説明する。
【0060】本実施例と第10の実施例の異なる点は、
塗工側エッジ36と非塗工側エッジ40の形状を円弧状
でなく直線状に形成している点にある。この形状である
と、塗工側エッジ36と非塗工側エッジ40の加工が行
い易い。
【0061】(第12の実施例)第12の実施例につい
て図14に基づいて説明する。
【0062】本実施例と第11の実施例の異なる点は、
塗工側エッジ36の形状を2段階に分けて直線状に形成
している点にある。この形状であると、より円弧状に近
いため、より確実に塗工液2の流れをスムーズにするこ
とができる。
【0063】(第13の実施例)第13の実施例につい
て図15に基づいて説明する。
【0064】本実施例と第10の実施例の異なる点は、
塗工側エッジ36と連続して成膜面38を設けることな
く、塗工側エッジ36の上端部44をドクターナイフの
形状にした点にある。
【0065】このようにすることでドクターナイフの先
端部置44で最も圧力が高くなってより確実にウエブ1
に塗工液2を塗工することができる。
【0066】(第14の実施例)第14の実施例につい
て図16に基づいて説明する。
【0067】本実施例は、先端が三角形状の塗工側エッ
ジ36と非塗工側エッジ40を設けることにより、塗工
側エッジ36の先端部46がドクターナイフの役割を果
たす点にある。
【0068】そのため、塗工液2の圧力は吐出口34の
W点で最も高くしつつ、先端部46の上方であるV点で
塗工するために、粘度の低い塗工液2をスムーズにウエ
ブ1に塗工することができる。
【0069】(第15の実施例)第15の実施例につい
て図17に基づいて説明する。
【0070】本実施例は、塗工液2の粘度が低い場合に
適したものであり、非塗工リップ部20と塗工リップ部
22を傾斜させて、流通路32の容積を吐出口34に行
く程小さくしたものである。
【0071】この場合であると、吐出口34のX点にお
いて、塗工液2の圧力が最大となり、ウエブ1に対しそ
の粘度が低くても確実に塗工することができる。
【0072】(第16の実施例)第16の実施例につい
て図18に基づいて説明する。
【0073】本実施例は、第15の実施例の変形例であ
り、非塗工リップ部20と塗工リップ部22との形状を
スカート状にしたものである。
【0074】この構造であっても、吐出口34で塗工液
2の圧力が最大となり、その粘度は低くても確実にウエ
ブ1に塗工液2を塗工することができる。
【0075】(第17の実施例)第17の実施例につい
て図19に基づいて説明する。
【0076】本実施例も第15の実施例の変形例であ
り、非塗工リップ部20と塗工リップ部22との形状を
円弧状に狭くなるようになしたものである。
【0077】この構造であっても、吐出口34の付近で
塗工液2の圧力が最大となり、その粘度が低くても塗工
液2を確実にウエブ1に塗工することができる。
【0078】(第18の実施例)第18の実施例につい
て図20に基づいて説明する。
【0079】本実施例と第1の実施例の異なる点は、ダ
イ14をバックアップロール12の外周部に配したもの
でなく、一対のダイ14,14の間にウエブ1を走行さ
せた点にある。
【0080】これにより、ウエブ1の両面に同時に塗工
液2を塗工することができる。
【0081】なお、この両面側塗工装置10において
も、一対のリップ部20,22は、片面の塗工と同じよ
うに、第2の実施例〜第17の実施例の一対のリップ部
20,22を用いることができる。
【0082】(変更例)上記実施例における塗工側エッ
ジ36と非塗工側エッジ40の円弧状の曲率は、図面に
記載したものに限らず、使用する塗工液2の粘度等に応
じて自由に設計変更することができる。また、同じよう
に、直線状の傾斜面を形成する場合もその傾斜角を自由
に設計変更することができる。
【0083】
【発明の効果】本発明の塗工装置であると、塗工側エッ
ジを流通路の容積が吐出口の方向へ行くほど増加するよ
うに形成しているため、塗工液の圧力が吐出口の位置で
最も増加することがなく、塗工液の粘度が高くても、ウ
エブに塗工液をスムーズに塗工することができる。
【0084】また、別の発明であると、非塗工リップ部
と塗工リップ部との容積を吐出口の方向へいくほど減少
するように形成するため、塗工液の粘度が低くても、吐
出口付近で最大の圧力を得ることができ、確実にウエブ
に塗工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す塗工装置の縦断面
図である。
【図2】ダイの平面図である。
【図3】一対のリップ部の拡大縦断面図である。
【図4】第2の実施例の一対のリップ部の拡大縦断面図
である。
【図5】第3の実施例の一対のリップ部の拡大縦断面図
である。
【図6】第4の実施例の一対のリップ部の拡大縦断面図
である。
【図7】第5の実施例の一対のリップ部の拡大縦断面図
である。
【図8】第6の実施例の一対のリップ部の拡大縦断面図
である。
【図9】第7の実施例の一対のリップ部の拡大縦断面図
である。
【図10】第8の実施例の一対のリップ部の拡大縦断面
図である。
【図11】第9の実施例の一対のリップ部の拡大縦断面
図である。
【図12】第10の実施例の一対のリップ部の拡大縦断
面図である。
【図13】第11の実施例の一対のリップ部の拡大縦断
面図である。
【図14】第12の実施例の一対のリップ部の拡大縦断
面図である。
【図15】第13の実施例の一対のリップ部の拡大縦断
面図である。
【図16】第14の実施例の一対のリップ部の拡大縦断
面図である。
【図17】第15の実施例の一対のリップ部の拡大縦断
面図である。
【図18】第16の実施例の一対のリップ部の拡大縦断
面図である。
【図19】第17の実施例の一対のリップ部の拡大縦断
面図である。
【図20】第18の実施例の一対のダイの説明図であ
る。
【図21】従来の実施例の塗工装置の説明図である。
【図22】従来の塗工装置における一対のリップ部の拡
大縦断面図である。
【符号の説明】
10 塗工装置 12 バックアップロール 14 ダイ 20 非塗工リップ部 22 塗工リップ部 32 流通路 34 吐出口 36 塗工側エッジ 38 成膜面 40 非塗工側エッジ 42 通過面

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行するウエブへ塗工液を塗工する塗工装
    置であって、前記ウエブの幅方向に沿って設けられた塗
    工液の流通路の出口である吐出口を、前記ウエブの進行
    方向に位置する塗工リップ部と前記ウエブの進行方向と
    は反対側に位置する非塗工リップ部とを相対向するよう
    に配して形成したダイを有した塗工装置において、 前記非塗工リップ部に面する前記塗工リップ部の塗工側
    エッジを、前記流通路の容積が前記吐出口の方向へ行く
    程増加するように形成したことを特徴とする塗工装置。
  2. 【請求項2】前記塗工リップ部の塗工側エッジを、円弧
    状になして記流通路の容積が前記吐出口の方向へ行く程
    増加するようにしたことを特徴とする請求項1記載の塗
    工装置。
  3. 【請求項3】前記塗工リップ部の塗工側エッジを、直線
    状に傾斜させて前記流通路の容積が前記吐出口の方向へ
    行く程増加するようにしたことを特徴とする請求項1記
    載の塗工装置。
  4. 【請求項4】前記塗工リップ部の塗工側エッジから、さ
    らに、前記ウエブと平行な成膜面を形成したことを特徴
    とする請求項1記載の塗工装置。
  5. 【請求項5】前記塗工リップ部に面する前記非塗工リッ
    プ部の非塗工側エッジを、前記ウエブの法線方向と平行
    に直線状に形成したことを特徴とする請求項1記載の塗
    工装置。
  6. 【請求項6】前記塗工リップ部に面する前記非塗工リッ
    プ部の非塗工側エッジを、前記流通路の容積が前記吐出
    口の方向へ行く程増加するように形成したことを特徴と
    する請求項1記載の塗工装置。
  7. 【請求項7】走行するウエブへ塗工液を塗工する塗工装
    置であって、前記ウエブの幅方向に沿って設けられた塗
    工液の流通路の出口である吐出口を、前記ウエブの進行
    方向に位置する塗工リップ部と前記ウエブの進行方向と
    は反対側に位置する非塗工リップ部とを相対向するよう
    に配して形成したダイを有した塗工装置において、 前記非塗工リップ部に面する前記塗工リップ部の塗工側
    エッジを、前記流通路の容積が前記吐出口の方向へ行く
    程減少するように形成したことを特徴とする塗工装置。
  8. 【請求項8】前記ダイを、前記ウエブが走行するバック
    アップロールの外周部に配し、 前記ウエブの片面に塗工液を塗工することを特徴とする
    請求項1記載の塗工装置。
  9. 【請求項9】前記ダイを、前記走行するウエブの両側に
    それぞれ相対向するように一対配し、 前記ウエブの両面に塗工液を塗工することを特徴とする
    請求項1記載の塗工装置。
JP18150697A 1997-07-07 1997-07-07 塗工装置 Pending JPH1119564A (ja)

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