JPH11500175A - 粉末塗料中の配合成分としてオルガノポリマー皮膜を有する予備架橋されたシリコーンエラストマー粒子 - Google Patents

粉末塗料中の配合成分としてオルガノポリマー皮膜を有する予備架橋されたシリコーンエラストマー粒子

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Abstract

(57)【要約】 本発明の対象は、熱可塑性または熱硬化性結合剤をベースとする粉末塗料組成物中の配合成分としてオルガノポリマー皮膜を有する予備架橋されたシリコーンエラストマー粒子の使用に関し、その際シリコーンエラストマー粒子は、a)一般式(R2SiO2/2x.(RSiO3/2y.(SiO4/2Z[x=5〜99.5モル%、y=0.5〜95モル%、z=0〜30モル%であり、Rは同じかまたは異なる、1〜6個のC原子を有する一価のアルキル基またはアルケニル基を表わすか、アリール基または置換炭化水素基を表わす]の芯ポリマーを、共重合体の全重量に対して、5〜95重量%含有し、b)単一または多重エチレン性不飽和モノマーの有機ポリマーからなる皮膜を、共重合体の全重量に対して、5〜95重量%含有する。

Description

【発明の詳細な説明】 粉末塗料中の配合成分としてオルガノポリマー皮膜を有する予備架橋されたシリ コーンエラストマー粒子 本発明は、粉末塗料中の配合成分としてオルガノポリマー皮膜を有する架橋さ れたシリコーンエラストマー粒子の使用、ならびにオルガノポリマー皮膜を有す る予備架橋されたシリコーンエラストマー粒子を有する熱可塑性または熱硬化性 結合剤をベースとする粉末塗料組成物に関する。 粉末塗料は、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリル樹脂またはポリエス テル樹脂のような熱可塑性または熱硬化性プラスチック、顔料およびたとえば架 橋触媒のような他の添加剤をベースとする固体結合剤からなる。これらの組成物 は、粉末状でとくに金属支持体上に塗布される。上述した熱可塑性または熱硬化 性結合剤は、一般に硬いが脆く、従って塗料性質の改善のためには屡々ポリマー 系の靭性改質(Zaehmodifizierung)が必要である。 存在する硬度、形状不変性および機械的強度のような所望のポリマー性質を同 時に維持して良好な衝撃強さを達成するために、靭性改質剤を、最適化された粒 度および粒形を有する別個の離散した微小相(Mikrophase)の形で熱 可塑性プラスチックないし は熱硬化性プラスチック系中へ組入れなければならない。これは、靭性改質剤を 定義された粒度および粒度分布を有する粒子の形で配合成分として使用すること によってのみ、制御された再現可能な方法で実現できるにすぎない。さらに、ポ リマーマトリックスとの個々の改質剤の良好な相容性が与えられていなければな らない。その際、改質剤相領域の大きさが全粒径にわたり正確に定義される。完 全な相分離の場合にだけ、硬度、形状不変性および機械的強度のようなポリマー マトリックスの性質の損失ないしは不利な影響をもたらすポリマーマトリックス の不所望の柔軟化は起きない。 シリコーンは、熱可塑性プラスチックまたは熱硬化性プラスチック用改質剤と して公知であり、とくに重要である、それというのもこれは衝撃強度を高めるだ けでなく、低温撓み性、耐候性、温度変化による外部応力に対する安定性および 熱可塑性および熱硬化性の有機ポリマー系の化学的安定性を改善するからである 。しかし、シリコーンの有機ポリマーとの原則的不相容性が一般に不利である。 この不相容性により、シリコーン油およびシリコーン樹脂を粉末塗料用結合剤に 対する添加剤として使用する場合に、一般に混合装置および押出装置における汚 染のような加工上の問題が生じる。適用する場合に、流展障害が起きることがあ り、シリコーンの移行により付着問題および重ね塗り の際に問題が惹起される。 米国特許(US−A)5280098号には、エポキシ官能性シリコーン樹脂 が粉末塗料を調製するための単独結合剤としてないしは有機樹脂と組合せて結合 剤成分として記載される。エポキシ基の導入により、弾性および有機樹脂との相 容性が改善されるべきである。制御された微小相分離の計画は、エポキシ官能性 シリコーン樹脂では実現できない、それというのもこれは定義された粒径を有す る個々の構造を有しないからである。 米国特許(US−A)5227435号には、粉末塗料中のポリエステル結合 剤を、OH官能性シロキサンをグリコールと縮合させ、カルボン酸でエステル化 し、引き続き無水物とエステル交換することにより得られるシリコーン変性ポリ エステルにより置換することが提案される。ヨーロッパ特許(EP−A)275 051号は、就中アクリレートでグラフトされたシリコーン樹脂に関し、該樹脂 はそれにより得られる被覆フィルムの改善された性質プロフィルを有する粉末塗 料用結合剤として記載される。 米国特許(US−A)5227435号およびヨーロッパ特許(EP−A)2 75051号による先行技術において不利なのは、それに記載されたシリコーン コポリマーが慣用の熱可塑性プラスチックまたは熱硬化性プラスチックと代替す るための結合剤として記載 されることである。従って、シリコーン成分を費用のかかる化学反応によりその 都度のポリマー系中に組入れねばならず、各特殊な結合剤系は完全に新しく合成 しなければならない。シリコーンに代表的な汚染問題は、かかる結合剤系によっ ても排除されない。制御された微小相分離はここでも同様に与えられていない、 それというのもこれは再び個別の構造を有する改質剤ではないからである。 ヨーロッパ特許(EP−A)217257号は、未架橋または架橋されていて もよい、有機ポリマーでグラフトされたジオルガノシロキサン重合体に関する。 これらの粉末は、それ自体加工され、添加剤としては使用されない。圧延、カレ ンダリングおよび混練りによる加工において、ゴム弾性のゴム材料が得られるが 、熱可塑性プラスチックまたは熱硬化性プラスチック粉末をベースとする粉末状 の塗料組成物は得られない。 従って、改善された衝撃強さおよび耐候性を、同時に硬度、形状不変性および 機械的強度のような存在する所望の結合剤のポリマー性質を維持して有する、慣 用の熱可塑性または熱硬化性の結合剤をベースとする粉末塗料組成物を提供する 課題が生じた。 意外にもこの課題は、熱可塑性または熱硬化性結合剤をベースとする粉末塗料 における配合成分として有機ポリマー皮膜を有する予備架橋されたシリコーンエ ラストマー粒子の使用により解決することができた。 本発明の対象は、熱可塑性または熱硬化性結合剤をベースとする粉末塗料組成 物における配合成分として有機ポリマー皮膜を有する予備架橋されたシリコーン エラストマー粒子の使用であり、その際シリコーンエラストマー粒子は、 a)一般式(R2SiO2/2x.(RSiO3/2y.(SiO4/2z[x=5〜9 9.5モル%、y=0.5〜95モル%、z=0〜30モル%であり、Rは同じ かまたは異なる、1〜6個のC原子を有する一価のアルキル基またはアルケニル 基を表わすか、アリール基または置換炭化水素基を表わす]の芯ポリマーを、共 重合体の全重量に対して、5〜95重量%含有し、および b)単一または多重エチレン性不飽和モノマーの有機ポリマーからなる皮膜を、 共重合体の全重量に対して、5〜95重量%含有する。 本発明のもう一つの対象は、熱可塑性または熱硬化性結合剤をベースとする、 配合成分として予備架橋された有機ポリマー皮膜を有するシリコーンエラストマ ー粒子を含有する粉末塗料組成物であり、その際シリコーンエラストマー粒子は a)一般式(R2SiO2/2x.(RsiO3/2y.(SiO4/2z[x=5〜 99.5モル%、y=0.5〜95モル%、z=0〜30モル%であり、Rは同 じかまたは異なる、1〜6個のC原子を有する一価のアルキル基またはアルケニ ル基を表わすか、アリール基または置換炭化水素基を表わす]の芯ポリマーを、 共重合体の全重量に対して、5〜95重量%含有し、および b)単一または多重エチレン性不飽和モノマーの有機ポリマーからなる皮膜を、 共重合体の全重量に対して、5〜95重量%含有する。 配合成分として使用される、有機ポリマー皮膜を有するシリコーンエラストマ ー粒子ならびにその製造方法は、ヨーロッパ特許(EP−A492376号、U S−A5223586号)に記載されている。予備架橋されたシリコーンエラス トマー粒子は、これが(RSiO3/2)単位および(SiO4/2)単位を介して架 橋されていることを表わす。 有機ポリマー皮膜を有するシリコーンエラストマー粒子は、とくに a)芯ポリマー(R2SiO2/2X.(RSiO3/2y.(SiO4/2z[x= 50〜99モル%、y=1〜50モル%、z=0〜20モル%であり、Rは上記 の意味を有する]を、コポリマーの全重量に対して、20〜80重量%含有し、 および b)単一または多重エチレン性不飽和モノマーの有機ポリマーからなる皮膜を、 コポリマーの全重量に対して、20〜80重量%含有する。 微細なグラフト共重合体は、とくに10〜300nm、とくに好ましくは30 〜150nmの平均粒径を有する。粒度は上記の範囲内で変動することができ、 とくに最大σ2=0.2の多分散率を有する単モードの粒度分布が存在する。 とくに、基Rはメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n− ブチル基、sec−ブチル基、アミル基、ヘキシル基のようなアルキル基、ビニ ル基、アリル基、ブテニル基および1−ヘキセニル基のようなアルケニル基、フ ェニル基のようなアリール基、またはハロゲン化炭化水素基、メルカプトアルキ ル基、シアノアルキル基、アミノアルキル基、アシルオキシアルキル基、ヒドロ キシアルキル基のような置換炭化水素基である。 メチル基、エチル基、プロピル基、フェニル基、ビニル基、アリル基、1−ヘ キセニル基、3−メタクリルオキシプロピル基および3−メルカプトプロピル基 がとくに好ましく、その際シロキサン重合体中の基の30モル%以下はビニル基 、3−メタクリルオキシプロピル基または3−メルカプトプロピル基である。 有機ポリマー成分b)のモノマーとしては、とくにアクリル酸エステルまたは メタクリル酸エステルならびに1〜10個のC原子を有する脂肪族アルコールお よびジオールのフマル酸およびマレイン酸とのモノエステルおよびジエステル、 アクリル酸アミドおよびメ タクリル酸アミド、アクリルニトリル、スチロール、p−メチルスチロール、α −メチルスチロール、ジビニルベンゾール、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、 マレインイミド、塩化ビニル、モノ−およびジビニルエーテル、エチレン、ブタ ジエン、イソプレンおよびクロロプレンが使用される。スチロールならびに1〜 4個のC原子を有する脂肪族アルコールのアクリル酸エステルおよびメタクリル 酸エステル、たとえばメチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレー トおよびグリシジル(メタ)アクリレートがとくに好ましい。有機ポリマー成分 としては、既述したモノマーのホモ重合体ならびに共重合体が適当である。 ポリシロキサングラフト基幹の製造は、乳化重合法によりタイプRaSi(O R′)4ーa′[ここでa=0、1または2である]のモノマーシランまたは場合 により一般式(R2SiO)n[n=3〜8である]の低分子シロキサンの相応す る混合物を、運動する乳化剤/水の混合物に配量することによって行われる。基 Rは既述した意味を有する。R′は1〜6個のC原子を有するアルキル基を表わ すか、アリール基または置換炭化水素基を表わし、メチル基、エチル基およびプ ロピル基が好ましい。シランまたはシラン混合物ないしはシラン/シロキサン混 合物は、計量して添加される。乳化重合は30〜90℃、とくに60〜85℃の 温度およびとくに常圧で実施される。重合混合物のpH は1〜4、とくに2〜3である。 適当なシランの例は、一般式R2Si(OR′)2のシランに対してはジメチル ジエトキシシランまたはジメチルジメトキシシランであり、式(R2SiO)n[ n=3〜8である]のオリゴマーに対してはオクタメチルシクロテトラシロキサ ンまたはヘキサメチルシクロトリシロキサンであり、一般式RSi(OR′)3 のシランに対してはメチルトリメトキシシラン、フェニルトリエトキシシラン、 3−クロルプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリメトキシ シランまたはメタクリルオキシプロピルトリメトキシシランであり、一般式Si (OR′)4のシランに対してはテトラメトキシシランまたはテトラエトキシシ ランである。 製造方法の最終工程において、既述したエチレン性不飽和モノマーがポリシロ キサングラフト基幹にグラフトされる。グラフトは、水溶性またはモノマー可溶 性のラジカル開始剤の存在において乳化重合法により行われる。エマルションか らのグラフト共重合体の単離は、公知方法に従って行うことができる。たとえば 塩添加または極性溶媒の添加によるラテックスの凝固によるかまたは噴霧乾燥に よる。 その際、シリコーン芯の架橋度はその弾性を決定し、出発成分の適当な選択に より、(RSiO3/2)単位ないしは(SiO4/2)単位を得るための相応する アルコキシシランおよび/またはシロキサンを当業者に公知の方法で意図的に調 節することができる。オレフィン性不飽和二重結合、たとえばビニル基または3 −メタクリルオキシプロピル基を有するシラン成分の組入れは、後続のグラフト 重合において共有結合によるシリコーン芯に対するオルガノポリマー皮膜の化学 的結合を可能にする。有機ポリマー皮膜b)を構成するための適当なモノマーの 選択により、有機ポリマー皮膜を意図的にジメンションに合わせて構成する(M assgeschneidert)ことができる。それで、たとえばメチルメタ クリレート(高いTg)およびn−ブチルアクリレート(低いTg)からなる共 重合体皮膜を、架橋されたシリコーン芯にグラフトすることによりポリマー皮膜 の軟化温度を意図的に調節し、それと共に粉末塗料成分の加工、就中押出しにお ける要求に正確に適合させることができる。架橋されたシリコーン芯に対して、 たとえばメチルメタクリレートおよびグリシジルメタクリレートからなる共重合 体皮膜をグラフトすることにより、グリシジルメタクリレートにより導入された 、有機ポリマー皮膜中のエポキシ官能基によって一方では調節剤粒子と粉末塗料 組成物の結合剤樹脂との間のマトリックス結合を得ることができ、他方ではこの 調節剤粒子はポリエステル樹脂をベースとする結合剤中の架橋成分として作用す ることができる。 それにより、(R2SiO2/2x.(RSiO3/2y) [x=80〜99モ ル%およびy=1〜20モル%であり、Rは同じかまたは異なっていてもよく、 R=メチル、3−メタクリルオキシプロピルの意味を有する]からなる芯および ポリ(メチルメタクリレート)からなる皮膜またはメチルメタクリレートおよび ブチルアクリレートないしはグリシジルメタクリレートからなる共重合体皮膜を 有する架橋されたシリコーンエラストマー粒子が大抵好まれる。 コポリマー全重量に対する芯ポリマーの割合は、とくに好ましくは50〜75 重量%、それと共にオルガノポリマー皮膜の割合はとくに好ましくは25〜50 重量%である。これは、33〜100%の有機ポリマーグラフト度に相当する。 有機ポリマー皮膜を有するシリコーンエラストマー粒子の添加特性および配合 による簡単な混入が、粉末塗料用のすべての慣用結合剤系との使用を可能にする 。粉末塗料用の結合剤系の例は、エポキシ樹脂、エポキシノボラック樹脂、ポリ エステル樹脂、エポキシ−ポリエステル樹脂、ポリエステル−ハイブリッド樹脂 、ポリアクリレート樹脂、ポリメタクリレート樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエ チレン樹脂(HD−PE、LD−PE、LLD−PE)、ポリプロピレン樹脂、 ポリ塩化ビニル樹脂、エチレン/酢酸ビニル共重合体、ポリアミドおよびセルロ ースエステルである。 一般に、有機ポリマー皮膜を有するシリコーンエラストマー粒子は、その都度 シリコーンエラストマー分量および結合剤分量の全重量に対して、0.5〜20 重量%、とくに1.0〜10重量%の量で添加される。有機ポリマー皮膜を有す るシリコーンエラストマー粒子は、結合剤、顔料およびたとえば硬化剤のような 他の添加剤と予備混合した後、5〜160℃、とくに60〜110℃の温度範囲 内での押出加工または比較可能な混合方法により粉末塗料に加工することができ る。これは、粉末塗料製造のための常法に一致する。粉砕、磨砕および篩別は、 技術水準により実施することができる。 一般に、結合剤成分を予備粉砕し、シリコーンエラストマー粒子、顔料、触媒 および添加剤とたとえば流動ミキサー中で激しく混合するように行われる。混合 物は、計量供給装置を経て押出機に入り、この中で材料は結合剤の軟化点以上で 架橋触媒(硬化剤)の活性温度以下の温度で溶融され、均質化される。押出され たペースト状材料は、押出ノズルから出た後にロールで2〜3mmの層厚に圧延 され、冷却され、粉砕され、かつ微細に磨砕され、引き続き粉末は所望の粒微細 度に篩別される。 こうして得られた粉末塗料組成物は、粉末塗料に公知の塗布法で、たとえば静 電吹付塗装、静電被覆、トリボ(Tribo)−およびコロナ法、流動焼結、静 電流動焼結、堆積焼結および遠心流し込成形によって加工できる。すべての焼結 法に共通なのは、材料は層形成の際熱の影響下に溶融し、熱硬化性 プラスチッ クの場合なお硬化サイクルが続くことである。静電塗布法に共通なのは、粉末は 通例接地された冷基材上に塗布されることである。粉末粒子はその静電荷に基づ き加工品に付着し、それから該加工品は炉中で加熱され、それにより粒子は溶融 し、−硬化しうるプラスチックの場合には−硬化させる。 本発明による粉末塗料組成物は、すべての粉末塗料適用、たとえば自動車分野 におけるメタリック塗装(クリヤラッカー、上塗りニス、内装ラッカー、目止め 材、石衝撃保護および床裏面部保護)、軌条車両および飛行機(外装ラッカー) 、家庭用具(たとえばフリーザー、冷蔵庫、食器洗い機)、建物部品外部(窓枠 、ファサード外装、ドア、出入口)および内部(金属家具、ランプシエード)、 自転車、スノーモービル、コンテナ、標識、アルフェルゲン(Alufelge n)のメタリック塗装に適している。 本発明による粉末塗料組成物中の、熱可塑性プラスチックおよび熱硬化性プラ スチックにおける衝撃強さを改善するための微小相分離の必要とされる基準は、 硬度、形状不変性および機械的強度のような存在するポリマーの性質を同時に維 持して達成される。(低温)衝撃強さの改善の外に、粉末塗料組成物で、たとえ ばなお改善された光沢保持(耐候性)および引掻抵抗が得られ、その際硬度、形 状不変性および機械的強度は不利な影響を受けない。有機ポリマー皮膜を有する シリコーンエラストマー粒子は、簡単かつ問題なく、配合成分として慣用の方法 技術により粉末塗料組成物中に混入可能(配合可能)である。汚染の問題および 流展障害は起きない。得られる粉末塗料の重ね塗り可能性は与えられている。 下記の例における試験結果は、粉末塗料の(衝撃)強さは、低い温度でも、有 機ポリマー皮膜を有するシリコーンエラストマー粒子の添加によって、粉末塗料 の硬度および付着性が不利な影響を受けることなしに、改善される。さらに、な お耐候性も改善される。 実施例: 例1〜2、比較例1(第1表): カルボキシル基含有ポリエステル粉末塗料(主剤Uralac、DSM社)を 、(R2SiO2/2x.(R′SiO3/2y(x=95モル%、y=5モル%、R =メチル、R′=メチル、3−メタクリルオキシプロピル)からなる芯およびポ リメチルメタクリレート皮膜(PMMAグラフト度50重量%、一次粒度100 nm)と混合し、押出し(押出機:MP2000PC、APV−Baker社) 、粉砕し、篩別し、引き続き粉末用ハンドピストル(ESB Integura l 2020、Wagner社)を用いアルミ ニウム板ないしは金属板上に吹き付けた。焼付け工程を200℃で10分実施し た。粉末塗料の試験結果は、第1表に要約されている。 表に記載した試験規格の外に、次の試験法を適用した: ケーニッヒ(Koenig)による振り子衝撃硬度(Pendelhaert e)を、DIN53137により調べた。裏面衝撃は、エリクセン球衝撃試験装 置を用いる球衝撃試験により確かめた。格子カットは、DIN53151による 方法により確かめた。 これらは、靭性(裏面衝撃)および付着((格子カット(Gittersch nitt)、表面凝結水滴−気候(Schwitzwasser−Klima) )はPMMA皮膜を有するシリコーンエラストマー粉末の添加により改善され、 硬さは不利な影響を受けないことを示す。2000時間のQUV−B−屋外暴露 (3領域光沢測定装置 Dr.Lange)後の光沢低下の測定は、比較例1か らの粉末塗料について、例1からの粉末塗料と比較してほぼ200%の光沢低下 を生じた。粉末のQUV−B−屋外暴露に対する安定性は、オルガノポリマー皮 膜を有するシリコーンエラストマー粒子の添加により同様に改善された。 例3: アクリレート粉末塗料(主剤Alftalat、Hoechst社)を、例1 〜2によるシリコーン粒子 2重量%、5重量%および10重量%と混合し、押出し(押出機:MP2000 PC、APV−Baker社)、粉砕し、篩別し、引き続き粉末用ハンドピスト ル(ESB Integral 2020,Wagner社)を用いてアルミニ ウム板ないしは金属板上に吹き付けた。焼付け工程を160℃で20分実施した 。測定結果(−20℃)は、PMMA皮膜を有するシリコーンエラストマー粒子 の量を2重量%から10重量%に増加すると裏面衝撃値は約50%増加したこと を示した。 例4: エポキシ樹脂粉末塗料(主剤Araldite、Ciba Geigy社)を 、例1〜2によるシリコーン粒子5重量%および10重量%と混合し、押出し( 押出機:ZSK 25、Werner&Pfleiderer社)、引き続き粉 末用ハンドピストル(Mars II PL−6、Boellhofer社)を 用いて金属板上に吹き付けた。焼き付け工程を、180℃で10分実施した。測 定結果は、PMMA皮膜を有するシリコーンエラストマー粒子を5重量%および 10重量%添加した場合、裏面衝撃値は約10%ないしは40%増加したことを 示した。同時に、耐石衝撃性が改善された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベルンヴァルト ドイブツァー ドイツ連邦共和国 D−84489 ブルクハ ウゼン フィルホフシュトラーセ 14 (72)発明者 エッケハルト パトリック ドイツ連邦共和国 D−84508 ブルクキ ルヒェン ホッホゲルンヴェーク 1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.熱可塑性または熱硬化性結合剤をベースとする粉末塗料組成物中の配合成 分として有機ポリマー皮膜を有する予備架橋されたシリコーンエラストマー粒子 の使用において、シリコーンエラストマー粒子が a)一般式(R2SiO2/2x.(RSiO3/2y.(SiO4/2z[x=5〜 99.5モル%、y=0.5〜95モル%、z=0〜30モル%であり、Rは同 じかまたは異なる、1〜6個のC原子を有する一価のアルキル基またはアルケニ ル基を表わすか、アリール基または置換炭化水素基を表わす]の芯ポリマーを、 共重合体の全重量に対して、5〜95重量%含有し、および b)単一または多重エチレン性不飽和モノマーの有機ポリマーからなる皮膜を、 共重合体の全重量に対して、5〜95重量%含有する、粉末塗料組成物中の配合 成分として有機ポリマー皮膜を有する予備架橋されたシリコーンエラストマー粒 子の使用。 2.配合成分として、有機ポリマー皮膜を有する予備架橋されたシリコーンエ ラストマーを含有する、熱可塑性または熱硬化性結合剤をベースとする粉末塗料 組成物において、シリコーンエラストマー粒子が a)一般式(R2SiO2/2x.(RSiO3/2y.(SiO4/2z[x=5〜9 9.5モル%、y=0. 5〜95モル%、z=0〜30モル%であり、Rは同じかまたは異なる、1〜6 個のC原子を有する一価のアルキル基またはアルケニル基を表わすか、アリール 基または置換炭化水素基を表わす]の芯ポリマーを、共重合体の全重量に対して 、5〜95重量%含有し、および b)単一または多重エチレン性不飽和モノマーのオルガノポリマーからなる皮膜 を、共重合体の全重量に対して、5〜95重量%含有する、熱可塑性または熱硬 化性結合剤をベースとする粉末塗料組成物。 3.有機ポリマー皮膜を有する予備架橋されたシリコーンエラストマー粒子が a)芯ポリマー(R2SiO2/2x.(RSiO3/2y.(SiO4/2z[x= 50〜99モル%、y=1〜50モル%、z=0〜20モル%であり、Rは上記 の意味を有する]を、共重合体の全重量に対して、20〜80重量%含有し、お よび b)単一または多重エチレン性不飽和モノマーの有機ポリマーからなる皮膜を、 共重合体の全重量に対して、20〜80重量%含有する、請求項1記載の使用ま たは請求項2記載の組成物。 4.予備架橋されたシリコーンエラストマー粒子が、(R2SiO2/2x.( RSiO3/2y[x=80〜99モル%、y=1〜20モル%であり、Rは同じ かまたは異なっていてもよく、R=メチル、3−メタ クリルオキシプロピルの意味を有する]からなる芯、およびポリ(メチルメタク リレート)からなる皮膜またはメチルメタクリレートおよびブチルアクリレート ないしはグリシジルメタクリレートからなる共重合体皮膜を含有する、請求項1 記載の使用または請求項2記載の組成物。 5.有機ポリマー皮膜を有する予備架橋されたシリコーンエラストマー粒子が 10〜300nmの粒径を有する、請求項1から4までのいずれか1項記載の使 用または組成物。 6.有機ポリマー皮膜を有する予備架橋されたシリコーンエラストマー粒子が 最大σ2=0.2の多分散性率を有する、請求項1から5までのいずれか1項記 載の使用または組成物。 7.有機ポリマー皮膜を有する予備架橋されたシリコーンエラストマー粒子が 、その都度シリコーンエラストマー成分および結合剤成分の全重量に対して、0 .5〜20重量%の量で、粉末塗料組成物中に含有されている、請求項1から6 までのいずれか1項記載の使用または組成物。
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