JP3299972B2 - 粉末塗料中の配合成分としてオルガノポリマー皮膜を有する予備架橋されたシリコーンエラストマー粒子 - Google Patents

粉末塗料中の配合成分としてオルガノポリマー皮膜を有する予備架橋されたシリコーンエラストマー粒子

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、粉末塗料中の配合成分としてオルガノポリ
マー皮膜を有する架橋されたシリコーンエラストマー粒
子の使用、ならびにオルガノポリマー皮膜を有する予備
架橋されたシリコーンエラストマー粒子を有する熱可塑
性または熱硬化性結合剤をベースとする粉末塗料組成物
に関する。
粉末塗料は、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、アク
リル樹脂またはポリエステル樹脂のような熱可塑性また
は熱硬化性プラスチック、顔料およびたとえば架橋触媒
のような他の添加剤をベースとする固体結合剤からな
る。これらの組成物は、粉末状でとくに金属支持体上に
塗布される。上述した熱可塑性または熱硬化性結合剤
は、一般に硬いが脆く、従って塗料性質の改善のために
は屡々ポリマー系の靭性改質(Zaehmodifizierung)が
必要である。
存在する硬度、形状不変性および機械的強度のような
所望のポリマー性質を同時に維持して良好な衝撃強さを
達成するために、靭性改質剤を、最適化された粒度およ
び粒形を有する別個の離散した微小相(Mikrophase)の
形で熱可塑性プラスチックないしは熱硬化性プラスチッ
ク系中へ組入れなければならない。これは、靭性改質剤
を定義された粒度および粒度分布を有する粒子の形で配
合成分として使用することによってのみ、制御された再
現可能な方法で実現できるにすぎない。さらに、ポリマ
ーマトリックスとの個々の改質剤の良好な相溶性が与え
られていなければならない。その際、改質剤相領域の大
きさが全粒径にわたり正確に定義される。完全な相分離
の場合にだけ、硬度、形状不変性および機械的強度のよ
うなポリマーマトリックスの性質の損失ないしは不利な
影響をもたらすポリマーマトリックスの不所望の柔軟化
は起きない。
シリコーンは、熱可塑性プラスチックまたは熱硬化性
プラスチック用改質剤として公知であり、とくに重要で
ある、それというのもこれは衝撃強度を高めるだけでな
く、低温撓み性、耐候性、温度変化による外部応力に対
する安定性および熱可塑性性および熱硬化性の有機ポリ
マー系の化学的安定性を改善するからである。しかし、
シリコーンの有機ポリマーとの原則的不相溶性が一般に
不利である。この不相溶性により、シリコーン油および
シリコーン樹脂を粉末塗料用結合剤に対する添加剤とし
て使用する場合に、一般に混合装置および押出装置にお
ける汚染のような加工上の問題が生じる。適用する場合
に、流展障害が起きることがあり、シリコーンの移行に
より付着問題および重ね塗りの際に問題が惹起される。
米国特許(US−A)5280098号には、エポキシ官能性
シリコーン樹脂が粉末塗料を調製するための単独結合剤
としてないしは有機樹脂と組合せて結合剤成分として記
載される。エポキシ基の導入により、弾性および有機樹
脂との相溶性が改善されるべきである。制御された微小
相分離の計画は、エポキシ官能性シリコーン樹脂では実
現できない、それというのもこれは定義された粒径を有
する個々の構造を有しないからである。
米国特許(US−A)5227435号には、粉末塗料中のポ
リエステル結合剤を、OH官能性シロキサンをグリコール
と縮合させ、カルボン酸でエステル化し、引き続き無水
物とエステル交換することにより得られるシリコーン変
性ポリエステルにより置換することが提案される。ヨー
ロッパ特許(EP−A)275051号は、就中アクリレートで
グラフトされたシリコーン樹脂に関し、該樹脂はそれに
より得られる被覆フィルムの改善された性質プロフィル
を有する粉末塗料用結合剤として記載される。
米国特許(US−A)5227435号およびヨーロッパ特許
(EP−A)275051号による先行技術において不利なの
は、それに記載されたシリコーンコポリマーが慣用の熱
可塑性プラスチックまたは熱硬化性プラスチックと代替
するための結合剤として記載されることである。従っ
て、シリコーン成分を費用のかかる化学反応によりそれ
ぞれのポリマー系中に組入れねばならず、各特殊な結合
剤系は完全に新しく合成しなければならない。シリコー
ンに代表的な汚染問題は、かかる結合剤系によっても排
除されない。制御された微小相分離はここでも同様に与
えられていない、それというのもこれは再び個別の構造
を有する改質剤ではないからである。
ヨーロッパ特許(EP−A)217257号は、未架橋または
架橋されていてもよい、有機ポリマーでグラフトされた
ジオルガノシロキサン重合体に関する。これらの粉末
は、それ自体加工され、添加剤としては使用されない。
圧延、カレンダリングおよび混練りによる加工におい
て、ゴム弾性のゴム材料が得られるが、熱可塑性プラス
チックまたは熱硬化性プラスチック粉末をベースとする
粉末状の塗料組成物は得られない。
従って、改善された衝撃強さおよび耐候性を、同時に
硬度、形状不変性および機械的強度のような存在する所
望の結合剤のポリマー性質を維持して有する、慣用の熱
可塑性または熱硬化性の結合剤をベースとする粉末塗料
組成物を提供する課題が生じた。
意外にもこの課題は、熱可塑性または熱硬化性結合剤
をベースとする粉末塗料における配合成分として有機ポ
リマー皮膜を有する予備架橋されたシリコーンエラスト
マー粒子の使用により解決することができた。
本発明の対象は、熱可塑性または熱硬化性結合剤をベ
ースとする粉末塗料組成物における配合成分として有機
ポリマー皮膜を有する予備架橋されたシリコーンエラス
トマー粒子の使用であり、その際シリコーンエラストマ
ー粒子は、 a)一般式(R2SiO2/2 x.(RSiO3/2y.(SiO4/2
[x=5〜99.5モル%、y=0.5〜95モル%、z=0
〜30モル%であり、Rは同じかまたは異なる、1〜6個
のC原子を有する一価のアルキル基またはアルケニル基
を表わすか、アリール基または置換炭化水素基を表わ
す]の芯ポリマーを、共重合体の全重量に対して、5〜
95重量%含有し、および b)単一または多重エチレン性不飽和モノマーの有機ポ
リマーからなる皮膜を、共重合体の全重量に対して、5
〜95重量%含有する。
本発明のもう一つの対象は、熱可塑性または熱硬化性
結合剤をベースとする、配合成分として予備架橋された
有機ポリマー皮膜を有するシリコーンエラストマー粒子
を含有する粉末塗料組成物であり、その際シリコーンエ
ラストマー粒子は a)一般式(R2SiO2/2x.(RsiO3/2y.(SiO4/2
[x=5〜99.5モル%、y=0.5〜95モル%、z=0〜3
0モル%であり、Rは同じかまたは異なる、1〜6個の
C原子を有する一価のアルキル基またはアルケニル基を
表わすか、アリール基または置換炭化水素基を表わす]
の芯ポリマーを、共重合体の全重量に対して、5〜95重
量%含有し、および b)単一または多重エチレン性不飽和モノマーの有機ポ
リマーからなる皮膜を、共重合体の全重量に対して、5
〜95重量%含有する。
配合成分として使用される、有機ポリマー皮膜を有す
るシリコーンエラストマー粒子ならびにその製造方法
は、ヨーロッパ特許(EP−A492376号、US−A5223586
号)に記載されている。予備架橋されたシリコーンエラ
ストマー粒子は、これが(RSiO3/2)単位および(SiO
4/2)単位を介して架橋されていることを表わす。
有機ポリマー皮膜を有するシリコーンエラストマー粒
子は、とくに a)芯ポリマー(R2SiO2/2x.(RSiO3/2y.(Si
O4/2[x=50〜99モル%、y=1〜50モル%、z=
0〜20モル%であり、Rは上記の意味を有する]を、コ
ポリマーの全重量に対して、20〜80重量%含有し、およ
び b)単一または多重エチレン性不飽和モノマーの有機ポ
リマーからなる皮膜を、コポリマーの全重量に対して、
20〜80重量%含有する。
微細なグラフト共重合体は、とくに10〜300nm、とく
に好ましくは30〜150nmの平均粒径を有する。粒度は上
記の範囲内で変動することができ、とくに最大σ=0.
2の多分散性指数を有する単モードの粒度分布が存在す
る。
とくに、基Rはメチル基、エチル基、n−プロピル
基、イソプロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、
アミル基、ヘキシル基のようなアルキル基、ビニル基、
アリル基、ブテニル基および1−ヘキセニル基のような
アルケニル基、フェニル基のようなアリール基、または
ハロゲン化炭化水素基、メルカプトアルキル基、シアノ
アルキル基、アミノアルキル基、アシルオキシアルキル
基、ヒドロキシアルキル基のような置換炭化水素基であ
る。
メチル基、エチル基、プロピル基、フェニル基、ビニ
ル基、アリル基、1−ヘキセニル基、3−メタクリルオ
キシプロピル基および3−メルカプトプロピル基がとく
に好ましく、その際シロキサン重合体中の基の30モル%
以下はビニル基、3−メタクリルオキシプロピル基また
は3−メルカプトプロピル基である。
有機ポリマー成分b)のモノマーとしては、とくにア
クリル酸エステルまたはメタクリル酸エステルならびに
1〜10個のC原子を有する脂肪族アルコールおよびジオ
ールのフマル酸およびマレイン酸とのモノエステルおよ
びジエスル、アクリル酸アミドおよびメタクリル酸アミ
ド、アクリルニトリル、スチロール、p−メチルスチロ
ール、α−メチルスチロール、ジビニルベンゾール、酢
酸ビニル、プロピオン酸ビニル、マレインイミド、塩化
ビニル、モノ−およびジビニルエーテル、エチレン、ブ
タジエン、イソプレンおよびクロロプレンが使用され
る。スチロールならびに1〜4個のC原子を有する脂肪
族アルコールのアクリル酸エステルおよびメタクリル酸
エステル、たとえばメチル(メタ)アクリレート、ブチ
ル(メタ)アクリレートおよびグリシジル(メタ)アク
リレートがとくに好ましい。有機ポリマー成分として
は、既述したモノマーのホモ重合体ならびに共重合体が
適当である。
ポリシロキサングラフト基幹の製造は、乳化重合法に
よりタイプRaSi(OR′)4−a′[ここでa=0、1ま
たは2である]のモノマーシランまたは場合により一般
式(R2SiO)[n=3〜8である]の低分子シロキサ
ンの相応する混合物を、運動する乳化剤/水の混合物に
配量することによって行われる。基Rは既述した意味を
有する。R′は1〜6個のC原子を有するアルキル基を
表わすか、アリール基または置換炭化水素基を表わし、
メチル基、エチル基およびプロピル基が好ましい。シラ
ンまたはシラン混合物ないしはシラン/シロキサン混合
物は、計量して添加される。乳化重合は30〜90℃、とく
に60〜85℃の温度およびとくに常圧で実施される。重合
混合物のpHは1〜4、とくに2〜3である。
適当なシランの例は、一般式R2Si(OR′)のシラン
に対してはジメチルジエトキシシランまたはジメチルジ
メトキシシランであり、式(R2SiO)[n=3〜8で
ある]のオリゴマーに対してはオクタメチルシクロテト
ラシロキサンまたはヘキサメチルシクロトリシロキサン
であり、一般式RSi(OR′)のシランに対してはメチ
ルトリメトキシシラン、フェニルトリエトキシシラン、
3−クロルプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプ
トプロピルトリメトキシシランまたはメタクリルオキシ
プロピルトリメトキシシランであり、一般式Si(OR′)
のシランに対してはテトラメトキシシランまたはテト
ラエトキシシランである。
製造方法の最終工程において、既述したエチレン性不
飽和モノマーがポリシロキサングラフト基幹にグラフト
される。グラフトは、水溶性またはモノマー可溶性のラ
ジカル開始剤の存在において乳化重合法により行われ
る。エマルションからのグラフト共重合体の単離は、公
知方法に従って行うことができる。たとえば塩添加また
は極性溶媒の添加によるラテックスの凝固によるかまた
は噴霧乾燥による。
その際、シリコーン芯の架橋度はその弾性を決定し、
出発成分の適当な選択により、(RSiO3/2)単位ないし
は(SiO4/2)単位を得るための相応するアルコキシシラ
ンおよび/またはシロキサンを当業者に公知の方法で意
図的に調節することができる。オレフィン性不飽和二重
結合、たとえばビニル基または3−メタクリルオキシプ
ロピル基を有するシラン成分の組入れは、後続のグラフ
ト重合において共有結合によるシリコーン芯に対するオ
ルガノポリマー皮膜の化学的結合を可能にする。有機ポ
リマー皮膜b)を構成するための適当なモノマーの選択
により、有機ポリマー皮膜を意図的にジメンションに合
わせて構成する(Massgeschneidert)ことができる。そ
れで、たとえばメチルメタクリレート(高いTg)および
n−ブチルアクリレート(低いTg)からなる共重合体皮
膜を、架橋されたシリコーン芯にグラフトすることによ
りポリマー皮膜の軟化温度を意図的に調節し、それと共
に粉末塗料成分の加工、就中押出しにおける要求に正確
に適合させることができる。架橋されたシリコーン芯に
対して、たとえばメチルメタクリレートおよびグリシジ
ルメタクリレートからなる共重合体皮膜をグラフトする
ことにより、グリシジルメタクリレートにより導入され
た、有機ポリマー皮膜中のエポキシ官能基によって一方
では調節剤粒子と粉末塗料組成物の結合剤樹脂との間の
マトリックス結合を得ることができ、他方ではこの調節
剤粒子はポリエステル樹脂をベースとする結合剤中の架
橋成分として作用することができる。
それにより、(R2SiO2/2x.(RSiO3/2)[x=8
0〜99モル%およびy=1〜20モル%であり、Rは同じ
かまたは異なっていてもよく、R=メチル、3−メタク
リルオキシプロピルの意味を有する]からなる芯および
ポリ(メチルメタクリレート)からなる皮膜またはメチ
ルメタクリレートおよびブチルアクリレートないしはグ
リシジルメタクリレートからなる共重合体皮膜を有する
架橋されたシリコーンエラストマー粒子が大抵好まれ
る。
コポリマー全重量に対する芯ポリマーの割合は、とく
に好ましくは50〜75重量%、それと共にオルガノポリマ
ー皮膜の割合はとくに好ましくは25〜50重量%である。
これは、33〜100%の有機ポリマーグラフト度に相当す
る。
有機ポリマー皮膜を有するシリコーンエラストマー粒
子の添加特性および配合による簡単な混入が、粉末塗料
用のすべての慣用結合剤系との使用を可能にする。粉末
塗料用の結合剤系の例は、エポキシ樹脂、エポキシノボ
ラック樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ−ポリエステ
ル樹脂、ポリエステル−ハイブリッド樹脂、ポリアクリ
レート樹脂、ポリメタクリレート樹脂、ポリウレタン樹
脂、ポリエチレン樹脂(HD−PE、LD−PE、LLD−PE)、
ポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、エチレン/
酢酸ビニル共重合体、ポリアミドおよびセルロースエス
テルである。
一般に、有機ポリマー皮膜を有するシリコーンエラス
トマー粒子は、それぞれシリコーンエラストマー分量お
よび結合剤分量の全重量に対して、0.5〜20重量%、と
くに1.0〜10重量%の量で添加される。有機ポリマー皮
膜を有するシリコーンエラストマー粒子は、結合剤、顔
料およびたとえば硬化剤のような他の添加剤と予備混合
した後、5〜160℃、とくに60〜110℃の温度範囲内での
押出加工または比較可能な混合方法により粉末塗料に加
工することができる。これは、粉末塗料製造のための常
法に一致する。粉砕、磨砕および篩別は、技術水準によ
り実施することができる。
一般に、結合剤成分を予備粉砕し、シリコーンエラス
トマー粒子、顔料、触媒および添加剤とたとえば流動ミ
キサー中で激しく混合するように行われる。混合物は、
計量供給装置を経て押出機に入り、この中で材料は結合
剤の軟化点以上で架橋触媒(硬化剤)の活性温度以下の
温度で溶融され、均質化される。押出されたペースト状
材料は、押出ノズルから出た後にロールで2〜3mmの層
厚に圧延され、冷却され、粉砕され、かつ微細に磨砕さ
れ、引き続き粉末は所望の粒微細度に篩別される。
こうして得られた粉末塗料組成物は、粉末塗料に公知
の塗布法で、たとえば静電吹付塗装、静電被覆、トリボ
(Tribo)−およびコロナ法、流動焼結、静電流動焼
結、堆積焼結および遠心流し込成形によって加工でき
る。すべての焼結法に共通なのは、材料は層形成の際熱
の影響下に溶融し、熱硬化性 プラスチックの場合なお
硬化サイクルが続くことである。静電塗布法に共通なの
は、粉末は通例接地された冷基材上に塗布されることで
ある。粉末粒子はその静電荷に基づき加工品に付着し、
それから該加工品は炉中で加熱され、それにより粒子は
溶融し、一硬化しうるプラスチックの場合には一硬化さ
せる。
本発明による粉末塗料組成物は、すべての粉末塗料適
用、たとえば自動車分野におけるメタリック塗装(クリ
ヤラッカー、上塗りニス、内装ラッカー、目止め材、石
衝撃保護および床裏面部保護)、軌条車両および飛行機
(外装ラッカー)、家庭用具(たとえばフリーザー、冷
蔵庫、食器洗い機)、建物部品外部(窓枠、ファサード
外装、ドア、出入口)および内部(金属家具、ランプシ
エード)、自転車、スノーモービル、コンテナ、標識、
アルフェルゲン(Alufelgen)のメタリック塗装に適し
ている。
本発明による粉末塗料組成物中の、熱可塑性プラスチ
ックおよび熱硬化性プラスチックにおける衝撃強さを改
善するための微小相分離の必要とされる基準は、硬度、
形状不変性および機械的強度のような存在するポリマー
の性質を同時に維持して達成される。(低温)衝撃強さ
の改善の外に、粉末塗料組成物で、たとえばなお改善さ
れた光沢保持(耐候性)および引掻抵抗が得られ、その
際硬度、形状不変性および機械的強度は不利な影響を受
けない。有機ポリマー皮膜を有するシリコーンエラスト
マー粒子は、簡単かつ問題なく、配合成分として慣用の
方法技術により粉末塗料組成物中に混入可能(配合可
能)である。汚染の問題および流展障害は起きない。得
られる粉末塗料の重ね塗り可能性は与えられている。
下記の例における試験結果は、粉末塗料の(衝撃)強
さは、低い温度でも、有機ポリマー皮膜を有するシリコ
ーンエラストマー粒子の添加によって、粉末塗料の硬度
および付着性が不利な影響を受けることなしに、改善さ
れる。さらに、なお耐候性も改善される。
実施例: 例1〜2、比較例1(第1表): カルボキシル基含有ポリエステル粉末塗料(主剤Ural
ac、DSM社)を、(R2SiO2/2x.(R′SiO3/2(x
=95モル%、y=5モル%、R=メチル、R′=メチ
ル、3−メタクリルオキシプロピル)からなる芯および
ポリメチルメタクリレート皮膜(PMMAグラフト度50重量
%、一次粒度100nm)と混合し、押出し(押出機:MP2000
PC、APV−Baker社)、粉砕し、篩別し、引き続き粉末用
ハンドピストル(ESB Integural 2020、Wagner社)を
用いアルミニウム板ないしは金属板上に吹き付けた。焼
付け工程を200℃で10分実施した。粉末塗料の試験結果
は、第1表に要約されている。
表に記載した試験規格の外に、次の試験法を適用し
た: ケーニッヒ(Koenig)による振り子衝撃硬度(Pendel
haerte)を、DIN53137により調べた。裏面衝撃は、エリ
クセン球衝撃試験装置を用いる球衝撃試験により確かめ
た。格子カットは、DIN53151による方法により確かめ
た。
これらは、靭性(裏面衝撃)および付着((格子カッ
ト(Gitterschnitt)、表面凝結水滴−気候(Schwitzwa
sser−Klima))はPMMA皮膜を有するシリコーンエラス
トマー粉末の添加により改善され、硬さは不利な影響を
受けないことを示す。2000時間のQUV−B−屋外暴露
(3領域光沢測定装置 Dr.Lange)後の光沢低下の測定
は、比較例1からの粉末塗料について、例1からの粉末
塗料と比較してほぼ200%の光沢低下を生じた。粉末のQ
UV−B−屋外暴露に対する安定性は、オルガノポリマー
皮膜を有するシリコーンエラストマー粒子の添加によ同
様に改善された。
例3: アクリレート粉末塗料(主剤Alftalat、Hoechst社)
を、例1〜2によるシリコーン粒子2重量%、5重量%
および10重量%と混合し、押出し(押出機:MP2000PC、A
PV−Baker社)、粉砕し、篩別し、引き続き粉末用ハン
ドピストル(ESB Integral 2020,Wagner社)を用いて
アルミニウム板ないしは金属板上に吹き付けた。焼付け
工程を160℃で20分実施した。測定結果(−20℃)は、P
MMA皮膜を有するシリコーンエラストマー粒子の量を2
重量%から10重量%に増加すると裏面衝撃値は約50%増
加したことを示した。
例4: エポキシ樹脂粉末塗料(主剤Araldite、Ciba Geigy
社)を、例1〜2によるシリコーン粒子5重量%および
10重量%と混合し、押出し(押出機:ZSK 25、Werner&
Pfleiderer社)、引き続き粉末用ハンドピストル(Mars
II PL−6、Boellhofer社)を用いて金属板上に吹き
付けた。焼き付け工程を、180℃で10分実施した。測定
結果は、PMMA皮膜を有するシリコーンエラストマー粒子
を5重量%および10重量%添加した場合、裏面衝撃値は
約10%ないしは40%増加したことを示した。同時に、耐
石衝撃性が改善された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴァルター ゲーブルマイアー ドイツ連邦共和国 D−84329 ヴルマ ンスクヴィック ロッグルフィング ド ルフシュトラーセ 18アー (72)発明者 ベルンヴァルト ドイブツァー ドイツ連邦共和国 D−84489 ブルク ハウゼン フィルホフシュトラーセ 14 (72)発明者 エッケハルト パトリック ドイツ連邦共和国 D−84508 ブルク キルヒェン ホッホゲルンヴェーク 1 (56)参考文献 特開 昭63−182320(JP,A) 特開 昭62−81412(JP,A) 特開 平5−311019(JP,A) 特開 平6−256717(JP,A) 特開 平7−188355(JP,A) 特開 平8−92334(JP,A) 特開 平9−20815(JP,A) 特開 平7−286129(JP,A) 特開 平5−209149(JP,A) 特開 平5−263037(JP,A) 特開 平8−100035(JP,A) 特開 平8−134153(JP,A) 特開 昭48−8890(JP,A) 特開 昭64−20212(JP,A) 特開 平4−261454(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09D 151/08 C08F 283/12 C09D 5/03

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性または熱硬化性結合剤をベースと
    する粉末塗料組成物中の配合成分として使用するための
    有機ポリマー皮膜を有する予備架橋されたシリコーンエ
    ラストマー粒子からなる配合剤において、シリコーンエ
    ラストマー粒子が a)一般式(R2SiO2/2x.(RSiO3/2y.(SiO4/2
    [x=5〜99.5モル%、y=0.5〜95モル%、z=0〜3
    0モル%であり、Rは同じかまたは異なる、1〜6個の
    C原子を有する一価のアルキル基またはアルケニル基を
    表わすか、アリール基または置換炭化水素基を表わす]
    の芯ポリマーを、共重合体の全重量に対して、5〜95重
    量%含有し、および b)1〜10個のC原子を有するアルコール及びジオール
    のアクリル酸エステル及びメタクリル酸エステルの単独
    重合体及び共重合体からなる皮膜を、共重合体の全重量
    に対して、5〜95重量%含有する、粉末塗料組成物中の
    配合成分として使用するための有機ポリマー皮膜を有す
    る予備架橋されたシリコーンエラストマー粒子からなる
    配合剤。
  2. 【請求項2】有機ポリマー皮膜を有する予備架橋された
    シリコーンエラストマー粒子が a)芯ポリマー(R2SiO2/2x.(RSiO3/2y.(Si
    O4/2[x=50〜99モル%、y=1〜50モル%、z=
    0〜20モル%であり、Rは上記請求項のRと同じ意味を
    有する]を、共重合体の全重量に対して、20〜80重量%
    含有し、および b)単一または多重エチレン性不飽和モノマーの有機ポ
    リマーからなる皮膜を、共重合体の全重量に対して、20
    〜80重量%含有する、請求項1記載の配合剤。
  3. 【請求項3】予備架橋されたシリコーンエラストマー粒
    子が、(R2SiO2/2x.(RSiO3/2[x=80〜99モル
    %、y=1〜20モル%であり、Rは同じかまたは異なっ
    ていてもよく、R=メチル、3−メタクリルオキシプロ
    ピルの意味を有する]からなる芯、およびポリ(メチル
    メタクリレート)からなる皮膜またはメチルメタクリレ
    ートおよびブチルアクリレートないしはグリシジルメタ
    クリレートからなる共重合体皮膜を含有する、請求項1
    記載の配合剤。
  4. 【請求項4】有機ポリマー皮膜を有する予備架橋された
    シリコーンエラストマー粒子が10〜300nmの平均粒径を
    有する、請求項1から3までのいずれか1項記載の配合
    剤。
  5. 【請求項5】有機ポリマー皮膜を有する予備架橋された
    シリコーンエラストマー粒子が最大σ=0.2の多分散
    性指数を有する単モードの粒度分布を有する、請求項1
    から4までのいずれか1項記載の配合剤。
  6. 【請求項6】有機ポリマー皮膜を有する予備架橋された
    シリコーンエラストマー粒子が、それぞれシリコーンエ
    ラストマー成分および結合剤成分の全重量に対して、0.
    5〜20重量%の量で、粉末塗料組成物中に含有されてい
    る、請求項1から5までのいずれか1項記載の配合剤。
  7. 【請求項7】配合成分として、請求項1から6までのい
    ずれか1項記載の配合剤を含有する、熱可塑性または熱
    硬化性結合剤をベースとする粉末塗料組成物。
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