JPH0130663B2 - - Google Patents

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JPH0130663B2
JPH0130663B2 JP56172707A JP17270781A JPH0130663B2 JP H0130663 B2 JPH0130663 B2 JP H0130663B2 JP 56172707 A JP56172707 A JP 56172707A JP 17270781 A JP17270781 A JP 17270781A JP H0130663 B2 JPH0130663 B2 JP H0130663B2
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Japan
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piston
positioning piston
control device
positioning
brake
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JP56172707A
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JPS57172863A (en
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Beraruto Yuan
Burugudorufu Yotsuhien
Kiruhiaa Deiitaa
Buretsukuman Hansuubiruherumu
Baise Rutsutsu
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Continental Teves AG and Co OHG
Original Assignee
Alfred Teves GmbH
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Publication date
Application filed by Alfred Teves GmbH filed Critical Alfred Teves GmbH
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Publication of JPH0130663B2 publication Critical patent/JPH0130663B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T13/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
    • B60T13/12Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being liquid
    • B60T13/14Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being liquid using accumulators or reservoirs fed by pumps
    • B60T13/142Systems with master cylinder
    • B60T13/145Master cylinder integrated or hydraulically coupled with booster
    • B60T13/146Part of the system directly actuated by booster pressure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/34Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
    • B60T8/44Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition co-operating with a power-assist booster means associated with a master cylinder for controlling the release and reapplication of brake pressure through an interaction with the power assist device, i.e. open systems
    • B60T8/446Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition co-operating with a power-assist booster means associated with a master cylinder for controlling the release and reapplication of brake pressure through an interaction with the power assist device, i.e. open systems replenishing the released brake fluid volume via the master cylinder

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  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Braking Systems And Boosters (AREA)
  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、補助圧源とアンチスキツド制御装置
とを備える車両液圧ブレーキ装置における液圧流
体の圧力を調整する圧力制御装置に関する。
補助圧源及びアンチスキツド制御装置を備える
車両用液圧ブレーキ装置に用いる制御装置には
種々の型式のものが知られている。更に、補助圧
源から液圧流体を供給される制御装置を備える車
両用液圧ブレーキ装置に、ブレーキペダル作動の
マスタシリンダを設けたものが知られている。こ
のマスタシリンダは、少なくとも1の作動ピスト
ンと補給チヤンバとを有し、この補給チヤンバは
補給孔を介して作動ピストンのブレーキペダル側
端面に近接するスペースに連通し、このスペース
から更に、作動ピストンの反対側端面すなわち作
動面で形成された作動チヤンバに液圧流体を供給
することができる。この車両用液圧ブレーキ装置
の制御装置の構造はドイツ特許公開公報第
2443545号に記載されている。このブレーキ装置
では、マスタシリンダはタンデム型に形成され、
ブレーキペダル側の作動ピストンにピストンロツ
ドが一体に設けられ、このブレーキペダル側端部
にフランジ部が設けられ、このフランジ部の径は
作動ピストンの径よりも大径に形成されている。
移動制限ばねがブレーキペダルで作動されるブレ
ーキ弁装置とフランジ部との間に設けられてお
り、このブレーキ弁装置はブレーキペダルとマス
タシリンダとの間に配置され、補助圧源からの液
圧流体の供給を制御する。この移動制限ばねの主
目的は、ブレーキペダルを踏込むときにドライバ
に良好なペダル感覚を与えるためである。通常の
制動中、すなわちアンチスキツド制御装置が作動
していないときには、補助圧源からの液圧流体は
ブレーキ弁装置のブレーキ弁を介してマスタシリ
ンダの補給チヤンバに供給され、この補給チヤン
バから作動ピストンのブレーキペダル側スペース
に供給される。作動ピストンの径より大径に形成
され、周部をマスタシリンダのハウジングにシー
ルされる周部フランジは、通常の作動中、マスタ
シリンダのハウジングのブレーキペダル側に設け
られた軸線方向当接部に当接し、両作動ピストン
を初期位置あるいは始動位置に確実に保持する。
作動ピストンのブレーキペダル側に供給された液
圧流体は、作動ピストンに形成された軸線方向補
給孔を介してマスタシリンダの作動チヤンバに流
れ、ここから関連するホイールブレーキの作動シ
リンダに送られる。
補助圧源が故障した場合、ブレーキペダル側作
動ピストンの周部フランジはハウジングの軸線方
向当接部に保持されなくなり、2つの作動ピスト
ンは一体的に作動方向に移動できる。これによ
り、マスタシリンダは通常の態様で作動し、作動
チヤンバ内の液圧流体を加圧し、ホイールブレー
キ作動シリンダを静圧で作動することができる。
この液圧ブレーキ装置は種々の利点を有する
が、作動ピストンのブレーキペダル側の構造が複
雑となる大きな問題がある。これは、ピストンロ
ツドのブレーキペダルに近接する端部に作動ピス
トンの径を超える周部フランジを設けるためであ
る。更に、通常の作動中に作動ピストンが初期位
置に保持されるため、ドライバに良好なペダル感
覚を与えるための移動制限ばねを設ける必要があ
る。ブレーキ弁装置自体はこのために適したもの
ではない。作動ピストンが通常の制動中に静止し
ているため(何等の作用を行なつていない)、作
動ピストンに欠陥(例えば作動ピストンのリツプ
シールの漏れ)があるか否かを発見することはで
きない。
本発明は上述に鑑みてなされたもので、従来の
ブレーキ装置の欠点を解消し、構造が簡単かつコ
ンパクトで、安価に製造でき、信頼性の高い制御
装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明によれば、ブレーキ
管路を介してホイールブレーキの作動シリンダに
接続される作動チヤンバとブレーキペダルで作動
方向に移動されて作動チヤンバ内に液圧を形成す
る作動ピストンとをハウジングの小径内孔部に内
包するマスタシリンダと、この小径内孔部に隣接
する大径内孔部内に、前記作動ピストンから延長
された延長部と、この延長部の外周部から突出す
る係止手段と、この延長部の外周面及び前記大径
内孔部の内周面に対して密封状に摺接し、前記係
止手段に当接して作動ピストンを前記作動方向と
反対方向に移動する位置決めピストンと、前記作
動シリンダ内の流体圧を制御し、制動時における
車輪ロツクを防止するアンチスキツド制御装置
と、このアンチスキツド制御装置の作動中に前記
作動チヤンバ及び大径部内に液圧流体を供給し、
前記位置決めピストンを作動方向と反対方向に押
圧する補助圧補給装置とを備え、アンチスキツド
制御装置が作動してないときにブレーキペダルに
より作動ピストンを前記作動方向に移動可能とし
たことを特徴とする車両液圧ブレーキ装置用流体
圧制御装置が提供される。
この圧力制御装置によると、通常の制動中はブ
レーキペダルを踏込むことにより、マスタシリン
ダの作動ピストンが移動され、この作動チヤンバ
内に圧力が形成される。この作動チヤンバ内の圧
力はブレーキ管路を介してホイールブレーキの作
動シリンダを静圧作動する。アンチスキツド制御
が開始すると、補助圧補給装置から大径内孔部内
に供給される液圧流体により、位置決めピストン
は作動ピストンの作動方向と反対方向に移動さ
れ、係止手段を介して作動ピストンを非作動方向
に戻す。このとき、マスタシリンダの作動チヤン
バ内にも補助圧補給装置から液圧流体が供給され
ており、したがつて作動シリンダは動圧制御され
る。補助圧補給装置が故障した場合には、大径内
孔部内に液圧流体が供給されないため、位置決め
ピストンは作動ピストンを押圧することができ
ず、作動ピストンがブレーキペダルにより移動さ
れる。
このため、作動ピストンにこれより大径の周部
フランジを設ける必要がなく、また、通常作動中
は作動ピストンがブレーキペダルで移動されるた
め、ドライバに良好なペダル感覚を与えるための
移動制限ばねを設ける必要がなく、作動ピストン
を簡単な構造に形成することができる。更に、通
常作動中に作動ピストンのシール状態を確認する
ことができ、作動信頼性が高まる。
マスタシリンダをタンデム型に形成する場合に
は、通常構造の作動ピストンとほぼ同一構造の作
動ピストンを使用することができる。通常の制動
中、ブレーキペダルを踏込み、ホイールブレーキ
の作動シリンダをマスタシリンダにより静圧作動
することができる。このため、通常の作動中にマ
スタシリンダの作動をモニタすることができる。
同時に、ドライバは良好なブレーキ感覚を得るこ
とができ、所要に応じて移動制限装置あるいはシ
ユミレータ装置を省略することができる。位置決
めピストンを設けることにより、ブレーキペダル
を踏込んだ場合でもマスタシリンダの作動チヤン
バ内に通常の制動作用を行なうのに充分な液圧流
体が確保され、緊急時(例えば補助圧補給装置の
故障、一方のブレーキ回路の故障及びアンチスキ
ツド制御装置の故障時)に有益である。位置決め
ピストンの対抗する力は充分大きく、ブレーキペ
ダルは所定位置に保持される。したがつて、ブレ
ーキペダルは完全には戻らず、境界状態でドライ
バが不快感を感じることがない。
ハウジングは大径内孔部内に位置決めピストン
の軸線方向当接部を有し、ばね手段が位置決めピ
ストンを作動方向前方に押圧して当接部に係合さ
せることが有益である。この場合、ばね手段はブ
レーキペダルに近接する位置決めピストンの一側
に配置される。
更に、位置決めピストンは外周部に環状のフラ
ンジを有し、ハウジングはこの環状フランジに対
向する環状領域を環状フランジよりもブレーキペ
ダル側に有し、圧縮ばねが位置決めピストンの周
部に配置されてこの環状フランジと環状領域とに
作用する。この圧縮ばねは位置決めピストンの休
止位置を調整する作用をなし、各シールの摩擦力
を克服できる大きさに形成される。
更に他の実施例では、ハウジングにストツパが
設けられ、このストツパは、位置決めピストンが
ばねの押圧力に抗して作動ピストンを作動方向と
反対方向に移動したときに、この位置決めピスト
ンに当接する。このストツパの位置は、位置決め
ピストンと係止手段に当接する作動ピストンの所
定位置が作動ピストンの中間位置となるように配
置される。
マスタシリンダがタンデム型に形成された場合
には、両作動ピストンがマスタシリンダの小径内
孔部内に配置されてそれぞれ作動チヤンバを形成
し、ブレーキペダル側の作動ピストンにのみ位置
決めピストンが設けられる。
制御装置の他の実施例では、位置決めピストン
に当接する軸線方向当接部を内孔の大径内孔部内
に有し、位置決めピストンを後方に向けて当接部
に押圧するばねが設けられる。この場合には、ば
ねは位置決めピストンのブレーキペダルから離隔
する側に配置される。
この実施例では、位置決めピストンが外側に環
状フランジを有し、ハウジングがこの環状フラン
ジの前方に環状領域を有し、ばねが位置決めピス
トンを囲んで環状フランジと環状領域とに作用す
る圧縮ばねである場合には有益である。
特に有益な実施例では、この圧力制御装置は少
なくとも1の戻り管路と、この戻り管路に介挿さ
れて内孔の大径内孔部内に装着された戻り弁とを
備え、この戻り弁が前方かつ外方に傾斜した面を
ブレーキペダル側の後方端部に有して、位置決め
ピストンが所定位置に近接したときに戻り弁の作
動部に係合して開位置に向けて移動する液圧ブレ
ーキ装置に用いられる。
特に有益な実施例では、延長部の先端部に外部
環状突起と、位置決めピストンに環状接触領域と
を有する。更に、絞り弁の少なくとも一部が作動
ピストン内に収容され、あるいは、この延長部で
形成される。
以下、添付図面を参照して本発明の実施例を詳
細に説明する。
第1図は、アンチスキツド制御装置を備える車
両の液圧ブレーキ装置に用いる圧力制御装置1を
示す。この圧力制御装置1はマスタシリンダ2
と、このマスタシリンダの作動方向後方すなわち
マスタシリンダ2とブレーキペダル9との間に配
置されたブレーキ弁装置3とを備える。このマス
タシリンダ2はタンデム型に形成され、ブレーキ
弁装置3は通常の態様でブレーキペダル9に結合
可能な制御弁部材を有する液圧ブースタで形成さ
れている。マスタシリンダ2は2つの作動ピスト
ン34を有し、これら作動ピストンには補給チヤ
ンバ22が設けられている。半径方向の補給孔が
補給チヤンバ22を作動ピストン34のブレーキ
ペダル9の側のスペースに接続する。更に、作動
ピストン34には軸線方向の補給孔61が設けら
れており、この補給孔は作動ピストン34のブレ
ーキペダル側スペースからこれと反対側の作動チ
ヤンバに液圧流体を連通し、これと反対方向の流
れを遮断する。マスタシリンダ2の2つの補給チ
ヤンバ22は液圧管路10を介して制動力ブース
タ3の補助圧出口側に接続され、これらブースタ
3の出口側と補給チヤンバ22との間に下記詳細
に説明する弁装置30が配置されている。
作動ピストン34はマスタシリンダ2内にそれ
ぞれ作動チヤンバを形成する。第1静圧ブレーキ
回路の供給管路すなわちブレーキ管路17はその
上流側でこれらの作動チヤンバの出口の一方に連
通し、その下流側を前軸側ホイールブレーキの作
動シリンダ11,12に連通する。この第1ブレ
ーキ管路17には電磁作動可能な通常開の2ウエ
イ2位置弁である入口弁15が介挿され、これら
の入口弁15はアンチスキツド制御装置によりア
ンチスキツド制御時に閉じられる。このアンチス
キツド制御装置は通常のものであるため図示して
ない。ホイールブレーキの作動シリンダ11,1
2は戻り管路20を介してリザーバ4に接続され
ている。この戻り管路20には各作動シリンダ1
1,12に設けられた電磁作動可能な2ウエイ2
位置弁である出口弁16が介挿されている。この
出口弁16は通常の制動中は閉じており、電流が
供給されたときに開く。この出口弁16もアンチ
スキツド制御装置に接続されており、このアンチ
スキツド制御装置はタイヤと路面との間のスリツ
プが許容値を超えると、これらの入口弁15及び
出口弁16を通常の態様で制御する。
同様に、第2ブレーキ回路18はマスタシリン
ダ2の他方の出口にその上流側で連通し、下流側
をホイールブレーキの作動シリンダ13,14に
連通している。このブレーキ管路18と戻り管路
20にもそれぞれ対応する2ウエイ2位置弁であ
る入口弁15出口弁16とが介挿されている。
本実施例の圧力制御装置1を備える液圧ブレー
キ装置は、補助圧補給装置として電動モータで駆
動される液圧ポンプ5と、アキユムレータ8と、
リザーバ4と液圧ポンプ5との間に配置したフイ
ルタユニツト6と、液圧ポンプ5とアキユムレー
タ8との間に配置され、アキユムレータ8方向に
開の逆止弁7とを備える。このアキユムレータ8
の出口は、制動ブースタ3の入口側に液圧管路を
介して接続されている。制動力ブースタ3の入口
は通常の方法により、ブレーキペダル9の作動に
応じて液圧管路10に連通するその出口に接続す
ることができる。
ブレーキペダル9側の作動ピストン34はその
ブレーキペダル側に位置決めピストン67を備
え、この位置決めピストンはピストンロツドすな
わち作動ピストン34の延長部70を同軸状にシ
ールされて囲む。この位置決めピストン67の外
径は作動ピストン34の外径よりも大きく、マス
タシリンダハウジング73の内孔の大径内孔部内
にシールされて収容され、軸線方向に移動するこ
とができる。位置決めピストン67の外側には同
軸状に圧縮ばね68が配置されており、この圧縮
ばねは位置決めピストン67をマスタシリンダハ
ウジング73の軸線方向当接部69に向け、ブレ
ーキペダル9の踏力Fの方向に押圧する。軸線方
向当接部69は内孔の周方向に沿つて延設され
る。圧縮ばね68の予張力すなわち押圧力は、位
置決めピストン67がシール材の摩擦力を克服す
る力で休止位置に押圧されるように選定される。
作動ピストン34とこの延長部70と位置決めピ
ストン67とにより、作動ピストン34のブレー
キペダル側に補給チヤンバ22と連通する密閉ス
ペースを形成する。軸線方向当接部69はその内
周部に傾斜面を有し、位置決めピストン67が係
合したときに、位置決めピストン67の内縁部7
5が密閉スペースに露出する。これによりアンチ
スキツド制御中に位置決めピストン67の端面に
補助圧補給装置からの液圧流体が作用する。
軸線方向当接部69から離隔する位置決めピス
トン67の端部には当接領域72が周方向に延設
され、この当接領域は必要な場合、作動ピストン
34が中間位置にある作動中に延長部70の拡径
端部である係止手段71に係合することができ
る。マスタシリンダハウジング74には軸線方向
当接部69と同様な周方向縁部であるストツパ7
6がブレーキペダル9に近接して形成されてお
り、このストツパ76には、補助圧補給装置の流
体圧が位置決めピストン67に作用し、後述する
ように作動ピストン34が所定の位置にあるとき
にこの位置決めピストン67が軸線方向に当接す
る。
制動力ブースタ3とマスタシリンダ2の2つの
補給チヤンバ22との間に延設された液圧管路1
0には、通常閉の電磁作動可能な2ウエイ2位置
弁23と、この下流側に設けられた弁装置30と
が介挿されており、この弁装置はリザーバ4に延
設される戻り管路20の開閉弁として作用する。
この弁装置30の内部には一端からばねで押圧さ
れる摺動ピストン31が設けられており、この摺
動ピストン31の他端には補助圧供給管路を介し
てアキユムレータ8の圧力が作用する。
両作動ピストン34の補給チヤンバ22内には
ばねで付勢された傾斜弁29が収容されており、
この傾斜弁はブレーキペダル9が踏込まれていな
い状態では各作動ピストン34で機械的に開位置
に作動され、補給チヤンバ22からリザーバ4に
延設された液圧管路38を連通する。弁装置30
のばねを収容したスペースに延設される補償管路
37は液圧管路38に接続される。
第1図の圧力制御装置1の作動中、ホイールブ
レーキ作動シリンダ11,12,13,14は、
ブレーキペダル9が踏力Fの方向に踏込まれるの
に応じて2つのブレーキ管路内圧力で静圧制御さ
れる。この静圧制御中、液圧管路10の2ウエイ
2位置弁23は閉じ、したがつてブレーキ弁3は
ブースタとして作用する。弁装置30は補助圧補
給装置が使用できる通常の作動中は液圧管路10
と戻り管路20とを連通する。アンチスキツド制
御装置が作動すると、2ウエイ2位置弁23が開
位置に切換えられ、これにより位置決めピストン
67は第1図の右方に向けてハウジング73のス
トツパ76に当接するまで、あるいは、作動ピス
トン34の係止手段71がストツパ76よりも位
置決めピストン67に近接している場合にはこの
ストツパ71に当接するまで右方に移動する。こ
れにより、マスタシリンダ2内に液圧流体が保持
される。位置決めピストン67の周方向縁部72
が作動ピストン34の係止手段71に係合する場
合は、位置決めピストン67はこの周方向縁部す
なわち当接領域72がハウジング73のストツパ
76に当接するまで更に図の右方に移動すること
ができる。
補助圧補給装置からの制御された液圧流体は、
作動ピストン34のブレーキペダル側から軸線方
向補給孔61を介して作動ピストン34の左方の
作動チヤンバ内に流入し、この作動チヤンバから
各作動シリンダ11,12,13,14に送ら
れ、したがつて、アンチスキツド制御中はこれら
の作動シリンダは動圧で制御される。
補助圧補給装置から供給される液圧流体の圧力
が低下すると、弁装置30のばねの押圧力で摺動
ピストン31が第1図の右方に移動し、液圧管路
10と戻り管路20が遮断される。この場合には
アンチスキツド制御を行なうことは事実上できな
いが、この緊急時には液圧流体がマスタシリンダ
2内及びブレーキ回路中に保持され、リザーバ4
には流れない。液圧流体の圧力低下により、圧縮
ばね68が位置決めピストン67を左方の初期位
置に移動するため、作動ピストン34は位置決め
ピストン67により動きを阻害されることなく図
の左方に、補助圧源が正常作動して位置決めピス
トン67を右方に押圧するときの位置を超えて移
動できる。このようにして、ホイールブレーキの
作動シリンダ11,12,13,14を静圧で作
動することによりブースタ作用なしの緊急制動を
行なうことができる。
第2図は他の実施例による圧力制御装置であ
り、第1図のものと対応する部分には同じ符号を
付してその説明を省略する。
第2図の実施例においては、マスタシリンダ2
は1つの作動チヤンバを有するシングルピストン
型に形成され、したがつて作動チヤンバの出口か
ら延長されるブレーキ管路17がダイアゴナル配
置の一方の対のホイールブレーキ作動シリンダ1
2,13に接続される。
ホイールブレーキ作動シリンダ11,14はダ
イアゴナル配置の他方の対として補助圧補給装置
から供給される液圧流体で制御される。この作動
を制御するため、動圧ブレーキ回路19が設けら
れ、このブレーキ回路はシユミレータ弁59を有
し、ブースタ3の出口から作動シリンダ11,1
4に延設される。この動圧ブレーキ回路の戻り管
路21は、静圧ブレーキ回路の戻り管路20とは
別に、作動シリンダ11,14からリザーバに延
設されており、したがつて静圧ブレーキ回路の戻
り管路20だけが弁装置30を介してリザーバ4
に接続されている。
第2図の実施例では、第1図の実施例における
ものと同様な位置決めピストン67が設けられ
る。しかし、位置決めピストン67の当接領域7
6として作用する周方向縁部はハウジング73に
設けてない。
第3図に示す実施例の圧力制御装置1は上述の
実施例と同様な弁を有しかつ同様な機能を有し、
したがつて対応する部材には同様な符号を付し、
詳細な説明を省略する。
第3図の実施例では、マスタシリンダ2はタン
デム型に形成され、圧力制御装置は2つの静圧回
路と1つの動圧回路を制御することができる。後
軸側のホイールブレーキ作動シリンダ13,14
は共通の動圧制御回路で制御され、2ウエイ2位
置弁で形成された入口弁15及び出口弁16で制
御される。この動圧回路は独立した戻り管路21
を有し、この戻り管路はマスタシリンダ2の補償
チヤンバ28を介してリザーバ4に連通する。作
動シリンダ11,12は前軸側の車輪に配置さ
れ、独立したブレーキ管路17,18内の圧力で
静圧制御され、スリツプしそうになつた場合には
対応する入口弁15及び出口弁16で独立して制
御される。上記の実施例とは異なり、位置決めピ
ストン67はブレーキペダルから離隔する側に設
けられた圧縮ばね68で作動される。この圧縮ば
ね68はハウジングの対応する縁部に係合する。
アンチスキツド制御中、ブレーキペダル9側の作
動ピストン34の拡径端部すなわち係止手段71
が位置決めピストン周縁部の当接領域72に当接
し、この作動ピストン34したがつてブレーキペ
ダルをその係合位置に保持し、補助圧源が完全に
作動している間は踏力Fの方向にそれ以上移動し
ないようにする。
第3図に示す圧力制御装置1は更に、第1図及
び第2図の実施例における傾斜弁29及び弁装置
30の機能をなす弁ユニツト60を備える。この
弁ユニツト60は2つのチヤンバに区画される内
孔を形成したハウジングを備える。これらの各チ
ヤンバ内には第1,第2摺動ピストン51,52
が収容されており、圧縮ばね53,54で互いに
離隔する方向に押圧されている。これにより第3
図で左方の第1摺動ピストン51がハウジングの
当接部に当接し、第2摺動ピストン52は作動中
上記弁装置30と同様に補助圧源からの液圧流体
がこの摺動ピストン52の右端面に作動すると軸
線方向浮動位置に保持される。補助圧補給装置の
液圧流体は入口ポートSpを介して弁ユニツト6
0内に供給される。軸線方向に配設された摺動ピ
ストン51,52は内部連絡通路を開閉する。弁
ユニツト60のハウジングは弁装置30の管路1
0,20及び補助圧管路33のポートに対応する
ポートSp,GD,B3,SG,B1を有する。更
に、第1摺動ピストン51の領域に接続ポートB
4と半径方向ポートB5とが設けられ、この半径
方向接続ポートB5は補給チヤンバ22に連通す
る。
第3図の実施例の圧力制御装置の作動は以下の
通りである。
ブレーキペダル9が踏込まれてない状態では、
位置決めピストン67は圧縮ばね69で押圧され
て図示の位置に配置される。マスタシリンダ2の
補償管路は接続ポートB5と、内部通路55と、
出口ポートB1とを介してリザーバに接続され、
戻り管路20,21の一方の流体は、軸線方向の
端部を位置決めピストン67とブレーキ弁3とで
限定されかつ周部をマスタシリンダ2のハウジン
グで限定される補償スペース28に流れる。更
に、ブレーキペダル9が作動されてない場合に
は、液圧流体の作用により弁ユニツト60の第2
摺動ピストン52は図示の位置を占め、第1摺動
ピストン51は圧縮ばね53の作用により第3図
の左方に移動し、したがつて接続ポートB4は閉
じる。
アンチスキツド制御が開始すると、電磁弁23
が開位置に切換えられ、第2摺動ピストン52が
ポートGD,B3を連通する開位置にあるため、
高圧の液圧流体がポートB4したがつて第1摺動
ピストン51の対応する端面に供給される。これ
により、第1摺動ピストン51は圧縮ばね53の
押圧力に抗して図の右方に移動され、ポートB5
はポートB4に接続されかつ通路55から遮断さ
れる。これと同時に、ポートSGは内部接続通路
55を介してポートB1に接続され、戻り管路2
0とリザーバ4とが連通する。
補助圧補給装置の圧力が所定の閾値より低下す
ると、圧縮ばね54が第2摺動ピストン52を第
3図の右方に移動し、第1摺動ピストン51の位
置とは無関係にポートGD,B3間、及び、ポー
トSG,B1間を遮断する。
したがつて、ブレーキペダル9は通常の制動中
の移動範囲を移動でき、ホイールブレーキの作動
シリンダは静圧及び動圧で作動される。一方、い
ずれかの車輪がアンチスキツド制御を必要とする
状態になると、電磁弁23は開位置に切換えら
れ、これにより後輪側作動シリンダ13,14だ
けでなく、前輪側の作動シリンダ11,12も動
圧で制御される。制動中にアンチスキツド制御が
継続していると、ブレーキペダルは係止手段71
と当接領域72とが互いに当接するまで踏込まれ
る。補助圧補給装置の液圧流体が作用する位置決
めピストン67はマスタシリンダ2の作動ピスト
ンの作動方向に対抗して作用するため、これ以上
ブレーキペダル9を踏込むことはできない。一
方、補助圧補給装置が故障した場合は、ブレーキ
ペダル9は位置決めピストン67を移動しつつ踏
込むことができ、ホイールブレーキを静圧で緊急
制動できる。
第4図は更に他の実施例を示し、この実施例で
は同様な部分には上記の実施例と同様な符号を付
してある。この圧力制御装置1はマスタシリンダ
2とこのブレーキペダル側に配置された絞り弁3
とを備え、この絞り弁はブレーキペダル9の踏力
Fに応じて図の左方に移動する。
この実施例においては、マスタシリンダ2は2
つの作動ピストン34と2つの補給チヤンバ22
とを有するタンデム型に形成されている。補給孔
61が作動ピストン34に形成され、このブレー
キペダル側スペースを作動ピストン34の反対側
の作動チヤンバに接続する。各作動ピストン34
には環状のリツプシールが設けられており、この
リツプシールは正常に作用している場合には各作
動ピストン34のブレーキペダル側スペースから
作動チヤンバ方向に流通させ、かつ、逆流を阻止
する逆止弁として作用する。
マスタシリンダ2の作動チヤンバすなわち作動
ピストン34に対してブレーキペダル9の反対側
に形成される作動チヤンバは、ブレーキ管路1
7,18を介して、ダイアゴナル配置のホイール
ブレーキ作動シリンダ12,13及び11,14
の各対に連通する。電磁作動可能な通常開の2ウ
エイ2位置弁で形成された入口弁15がブレーキ
管路17,18に設けられており、これらの入口
弁15はタイヤと路面との間のスリツプが許容値
を超えたときに図示しない通常のアンチスキツド
制御装置により作動される。
作動シリンダ11,12,13,14の全ては
戻り管路20を介してリザーバ4に接続されてお
り、この戻り管路20はマスタシリンダ2及び絞
り弁3からなるユニツト中を通る。
マスタシリンダ2のブレーキペダル側に配置さ
れた絞り弁3は、ソケツト状に形成されかつ作動
シリンダ34の延長部70の先端に設けられたシ
ート部材85と、ブレーキペダル9に結合された
弁部材84とを備える。シート部材85には、弁
部材84が離れたときにシート部材85のブレー
キペダル側をこれと反対側の補償チヤンバに連通
する内部通路86が設けられている。戻り管路2
0は補償チヤンバを介してリザーバ4に連通す
る。
内部通路86は弁部材84に近接する側で拡径
されており、この拡径部内に圧縮ばね83が収容
されている。ブレーキペダル9が作動されてない
場合は、この圧縮ばね83はシート部材85及び
弁部材84を互いに離隔する開位置方向に押圧す
る。この開位置では、リリーフ管路79を介して
リザーバ4から絞り弁の入口ポート80に連通
し、絞り弁出口ポート81からリザーバ4に戻る
リリーフ路が形成される。フイルタ6及びこの下
流側の液圧ポンプ5がリザーバ4と絞り弁入口ポ
ート80との間に配置され、この液圧ポンプはア
ンチスキツド制御中にのみ作動される。
液圧ポンプ5と絞り弁入口ポート80との間で
リリーフ管路79から補給管路10が分岐してお
り、この補給管路は各作動ピストン34の補給チ
ヤンバ22に接続される。
補給チヤンバ22はリリーフ枝管38を介して
リザーバ4に接続されている。ばねで付勢された
傾斜弁29が各補給チヤンバ22に設けられてい
る。各傾斜弁29は関連する作動ピストン34に
より機械的に作動され、ブレーキペダル9が作動
されていないときにリリーフ枝管38を介するリ
ザーバ4との連通を阻害せず、作動ピストン34
が移動したときにリリーフ枝管38を閉じる。
位置決めピストン67は作動ピストン34のブ
レーキペダル9側で、作動ピストンの延長部70
を同心状にシールして囲み、この延長部70が位
置決めピストン67に対して軸線方向に移動でき
るように配置されている。
位置決めピストン67は、ハウジング73の内
孔の大径内孔部内に、このハウジング73に対し
て軸線方向に移動できるように収容されている。
このハウジング73に軸線方向当接部78が設け
られており、この圧縮ばね68が位置決めピスト
ン67をこの軸線方向当接部に向けて押圧する。
この圧縮ばね68の他端はハウジング73の対応
する周方向縁部に当接する。したがつて、圧縮ば
ね68は位置決めピストン67を予め定められた
力でブレーキペダルの踏力Fに対抗して押圧す
る。この押圧力の大きさは位置決めピストン67
と、ハウジング73及びピストン延長部70との
間のシール材の摩擦力を僅かに上回る程度に定め
られる。
シート部材85の補償チヤンバ側には周方向の
突起82が設けてあり、この突起82はブレーキ
ペダル9を踏込んだときに、位置決めピストン6
7のブレーキペダル側の当接領域72に係合す
る。この周方向の突起82の作用は位置決めピス
トン67と共に後述する。
更に、位置決めピストン67の当接領域72が
設けられた部分には、ブレーキペダル9方向に集
束する円錐状に形成され、周部に傾斜面89を備
える。この傾斜面89は戻り管路20に配設され
た戻り弁87のタペツトあるいは弁ステム88と
共に作用する。この弁ステム88はハウジング7
3の壁部を通して半径方向に延設され、半径方向
内方に向けてばねで押圧されている。戻り弁87
は、位置決めピストン67が軸線方向当接部78
に近接あるいは当接したときに、この周部の傾斜
面89に弁ステム88が係合するように配置さ
れ、この係合位置では戻り弁87が開き、戻り管
路20を介して液圧流体をリザーバ4に戻すこと
ができる。
一方、位置決めピストン67が図の左方位置を
占めると、周部の傾斜面89及び弁ステム88は
係合せず、したがつて戻り弁87は閉じる。
第4図の実施例による圧力制御装置1の作動は
以下の通りである。ブレーキペダル9が踏込まれ
ない場合は、絞り弁のシート部材85及び弁部材
84が閉じ、液圧ポンプ5は作動されない。アン
チスキツド制御が行われない通常の制動作動を行
なう程度にブレーキペダル9が踏込まれると、絞
り弁3の各部材が図の左方に一体的に移動し、マ
スタシリンダ2は静圧で作動シリンダ11,1
2,13,14を作動する通常の制動作用を行な
う。マスタシリンダの2つの傾斜弁29は、作動
ピストン34が図の左方に移動するために閉位置
に移動し、リザーバ4に接続されるリリーフ枝管
38からこの補給チヤンバ22を遮断する。
アンチスキツド制御が開始すると、電動モータ
で液圧ポンプ5が駆動され、液圧ポンプ5からの
液圧流体はリリーフ管路79を介して絞り弁3に
供給され、更に液圧管路10を介して補給チヤン
バ22と半径方向補給孔とに供給され、作動ピス
トン34のブレーキペダル側からこれと反対側の
作動チヤンバに流入することができる。したがつ
て、ホイールブレーキ作動シリンダ11,12,
13,14は静圧で制御されると共に、アンチス
キツド制御中は動圧で制御される。作動ピストン
34のブレーキペダル側に液圧流体が供給される
ため、位置決めピストン67にこの液圧流体の圧
力が作用し、図示の位置に保持される。この場
合、シート部材85の周方向突起82が位置決め
ピストン67の当接領域72に当接するまで、ブ
レーキペダル9を踏込むことができる。この状態
ではホイールブレーキの作動シリンダ11,1
2,13,14は動圧でのみ作用される。絞り弁
3は、液圧ポンプ5で形成される圧力がブレーキ
ペダルの踏力Fあるいはマスタシリンダ2内の静
圧よりも大きいときにのみ、弁部材84及びシー
ト部材85を開くことができるように形成されて
いる。したがつて、液圧ポンプ5で形成される動
圧が定常運転状態となつたときに静圧のレベルに
達すると、絞り弁3が開いて余分の圧力を逃が
す。そして、ブレーキペダル9を更に踏込むと、
戻り管路20は同時に閉じ、それ以上液圧流体は
リザーバ4に排出されない。
このようにして、ブレーキペダルで作動可能な
マスタシリンダに少なくとも1の作動ピストンと
補給チヤンバとを設けた液圧ブレーキ装置の圧力
制御装置が形成される。この補給チヤンバは半径
方向補給孔を介して作動ピストンのブレーキペダ
ル側に連通する。この作動ピストンのブレーキペ
ダル側には、周部をシールされた位置決めピスト
ンが軸線方向に移動可能に設けられ、この位置決
めピストンを作動ピストンのピストンロツドすな
わち延長部が同心状にシールされて挿通される。
作動ピストンのピストンロツドは、ブレーキペダ
ル側の端部に拡径した周方向突起が設けられてお
り、この周方向突起は補助圧補給装置からの液圧
流体が作動ピストンのブレーキペダル側に供給さ
れた後、ブレーキペダルを踏込むと位置決めピス
トンのブレーキペダル側周方向縁部に係合して、
作動ピストンがアンチスキツド制御中に所定位置
に移動されるようになり、このため、アンチスキ
ツド制御中にブレーキペダルを踏み抜くことはで
きない。このようにして、補助エネルギを節約し
た液圧ブレーキ装置による制御作用の安全が確保
される。あるいは、この位置決めピストンの係合
は絞り弁の周方向突起に係合させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は車両の液圧ブレーキ装置に設けられた
本発明の実施例による圧力制御装置の図式的な部
分断面図、第2図は型式の異なる液圧ブレーキ装
置に設けた他の実施例による圧力制御装置の第1
図と同様な断面図、第3図は更に他の実施例によ
る第1図と同様な断面図、第4図は位置決めピス
トンの動きにしたがつて作動される戻り弁を備え
る第3と同様な断面図である。 1……圧力制御装置、2……マスタシリンダ、
3……ブレーキ弁、5……液圧ポンプ、8……ア
キユムレータ、11,12,13,14,……作
動シリンダ、15……入口弁、16……出口弁、
22……補給チヤンバ、34……作動ピストン、
29……傾斜弁、30……弁装置、31,51,
52……摺動ピストン、60……弁ユニツト、6
7……位置決めピストン、68……ばね、69…
…当接部、70……延長部、71……係止手段、
72……当接領域。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ブレーキ管路を介してホイールブレーキの作
    動シリンダに接続される作動チヤンバとブレーキ
    ペダルで作動方向に移動されて作動チヤンバ内に
    液圧を形成する作動ピストンとをハウジングの小
    径内孔部に内包するマスタシリンダと、この小径
    内孔部に隣接する大径内孔部内に、前記作動ピス
    トンから延長された延長部と、この延長部の外周
    部から突出する係止手段と、この延長部の外周面
    及び前記大径内孔部の内周面に対して密封状に摺
    接し、前記係止手段に当接して作動ピストンを前
    記作動方向と反対方向に移動する位置決めピスト
    ンと、前記作動シリンダ内の液圧を制御し、制動
    時における車輪ロツクを防止するアンチスキツド
    制御装置と、このアンチスキツド制御装置の作動
    中に前記作動チヤンバ及び大径内孔部内に液圧流
    体を供給し、前記位置決めピストンを作動方向と
    反対方向に押圧する補助圧補給装置とを備え、ア
    ンチスキツド制御装置が作動してないときにブレ
    ーキペダルにより作動ピストンを前記作動方向に
    移動可能としたことを特徴とする車両液圧ブレー
    キ装置用圧力制御装置。 2 前記係止手段は、延長部の外周部上で作動ピ
    ストンに対して反対側端部に設けられた環状の突
    出部で形成され、位置決めピストンに設けられた
    環状の当接領域に当接可能である特許請求の範囲
    第1項記載の制御装置。 3 前記ハウジングは、位置決めピストンが当接
    する当接部を前記大径内孔部内に有し、この当接
    部に向けて前記位置決めピストンがばねで押圧さ
    れる特許請求の範囲第1項記載の制御装置。 4 前記位置決めピストンは外周部に環状のフラ
    ンジを有し、前記ハウジングはこの環状フランジ
    に対向する環状領域を有し、前記ばねが位置決め
    ピストンの周部に配置されてこの環状フランジを
    前記環状領域に向けて押圧する特許請求の範囲第
    3項記載の制御装置。 5 前記ハウジングは、位置決めピストンがばね
    の押圧力に抗して作動ピストンを作動方向と反対
    方向に移動したときに、この位置決めピストンに
    当接するストツパを有する特許請求の範囲第1項
    記載の制御装置。 6 前記作動ピストンは、それぞれ前記小径内孔
    部内に作動チヤンバを形成するタンデム型に連結
    された2つのピストンを有し、一方のピストンに
    前記位置決めピストンが設けられている特許請求
    の範囲第1項記載の制御装置。 7 前記ハウジングは位置決めピストンが当接す
    る当接部を前記大径内孔部内に有し、ばねがこの
    当接部に向けて作動ピストンの作動方向と反対方
    向に位置決めピストンを押圧する特許請求の範囲
    第1項記載の制御装置。 8 前記位置決めピストンは外周部に環状フラン
    ジを有し、前記ハウジングはこの環状フランジに
    対向する環状領域を有し、前記ばねが位置決めピ
    ストンの周部に配置されてこの環状フランジを前
    記環状領域に向けて押圧させる圧縮ばねである特
    許請求の範囲第7項記載の制御装置。 9 前記ホイールブレーキの作動シリンダは、液
    圧流体を収容するリザーバに戻り管路を介して接
    続され、この戻り管路は戻り弁を有し、この戻り
    弁は前記大径内孔部内に突出して前記位置決めピ
    ストンにより開閉作動される作動部材を有し、前
    記位置決めピストンは作動方向に対して反対方向
    に向けて内方に傾斜する傾斜面を有し、位置決め
    ピストンが当接部に近接したときに戻り弁を開位
    置に移動する特許請求の範囲第7項記載の制御装
    置。 10 前記補助圧補給装置はアンチスキツド制御
    中に前記作動チヤンバ及び大径内孔部内に供給す
    る液圧流体の圧力を制御する絞り弁を有し、前記
    延長部はこの絞り弁の少なくとも一部を形成する
    特許請求の範囲第1項記載の制御装置。
JP56172707A 1980-10-28 1981-10-28 Pressure controlling mechanism Granted JPS57172863A (en)

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