JPS6118546A - ブレーキ装置 - Google Patents

ブレーキ装置

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Publication number
JPS6118546A
JPS6118546A JP60134437A JP13443785A JPS6118546A JP S6118546 A JPS6118546 A JP S6118546A JP 60134437 A JP60134437 A JP 60134437A JP 13443785 A JP13443785 A JP 13443785A JP S6118546 A JPS6118546 A JP S6118546A
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JP
Japan
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piston
valve
switching valve
pressure
brake
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Application number
JP60134437A
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English (en)
Inventor
ユアン・ベラルト
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Continental Teves AG and Co oHG
Original Assignee
Alfred Teves GmbH
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Publication date
Application filed by Alfred Teves GmbH filed Critical Alfred Teves GmbH
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/34Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
    • B60T8/44Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition co-operating with a power-assist booster means associated with a master cylinder for controlling the release and reapplication of brake pressure through an interaction with the power assist device, i.e. open systems
    • B60T8/446Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition co-operating with a power-assist booster means associated with a master cylinder for controlling the release and reapplication of brake pressure through an interaction with the power assist device, i.e. open systems replenishing the released brake fluid volume via the master cylinder
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T13/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
    • B60T13/12Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being liquid
    • B60T13/14Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being liquid using accumulators or reservoirs fed by pumps
    • B60T13/142Systems with master cylinder
    • B60T13/145Master cylinder integrated or hydraulically coupled with booster
    • B60T13/146Part of the system directly actuated by booster pressure

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
  • Braking Systems And Boosters (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ブレーキペダルにより作動されるマスタピ
ストンを少なくとも1個備えたマスタシリンダが設けら
れ、マスタピストンにより作用される圧力を受けるマス
タシリンダ内の第1の圧力チャンバはホイールシリンダ
を備えた少なくとも1個のブレーキ回路に接続され、ブ
レーキペダルとマスタピストンとの間にはブレーキ弁が
配設され、ブレーキペダルが作動した時、リザーバに連
結されたポンプにより供給される圧力媒体が制御された
状態でマスタピストンにブレーキ弁を介して伝達される
共に、制御圧が他のブレーキ回路に直接的にブレーキ弁
を介して伝達され、ホイールにスリップが発生し始めた
時、このホイールが回転できる値までホイールのブレー
キ力を自動的に減少させるホイールスリップ用ブレーキ
装置が設けられ、制御圧が伝達される常閉の第1の切換
弁が設けられ、ホイールにスリップが発生し始めた時、
この第1の切換弁が開成して、制御圧はマスタピストン
が作用する前記第1の圧力チャンバに切換弁を介して伝
達され、流体的にブレーキペダルを保持する構成体が設
けられ、この構成体は開成した第1の切換弁を介して伝
達される制御圧を受けて、第1の切換弁が開成した時の
ブレーキペダルの大きな移動を防止するブレーキ装置に
関する。
[従来の技術] ホイールスリップが自動車のホイールに発生された時、
ホイールシリンダに配設された開閉弁が周期的に開閉し
て、ホイールのロック状態が回避されるスリップ値まで
ホイールシリンダ内のブレーキ圧が制限される。開閉弁
の周期的な開閉により、マスタシリンダ内において所定
量の圧力媒体が必要なだけ消費され、これによりホイー
ルシリンダの正常な動作を確保することができる。
ドイツ特許出願用3.040,561号に記載されたブ
レーキ装置において、1個以上のマスタピストンに配設
されかつ弁として機能するシーリングカップを介して制
御圧が直接的に伝達され、シーリングカップの前方に位
置するチャンバがリザーバに接続しないでこのチャンバ
に制御圧が伝達されるように、切換弁がホイールスリッ
プ用ブレーキ制御装置により切換えられる。この従来の
ブレーキ装置において、ブレーキペダルへの反動力が無
くなるので、何等かの手段がないと、ブレーキを作動さ
せるブレーキペダルは踏み抜かれることになる。従って
、運転者は不安を感じるだけでなく、補助エネルギー装
置が故障した場合、ブレーキの非常時の作動が確保され
ていない。この欠点の為に従来の自動車のブレーキ装置
は位置調整ピストンを備えている。切換弁が切換えられ
た時、この位置調整ピストンには制御圧が切換弁を介し
て伝達されて、位置調整ピストンがマスタピストンと反
対方向に移動する。補助エネルギー装置が正常な時、ス
トッパによりマスタピストンが所定の位置を越えて移動
することが防止されている。このように切換弁が切換え
られた時、ブレーキペダルが最後まで踏み込まれていな
いので、補助エネルギー装置が故障した場合、非常時の
停止に必要なブレーキペダルの充分なストロークが確保
されている。
しかし従来のブレーキ装置において、特別な部材即ち位
置調整ピストンが必要であり、この位置調整ピストンは
マスタピストンに対して移動可能であり、かつマスタピ
ストン及びマスタシリンダに対してシールにより密接し
なくてはならない。
さらにこの位置調整ピストンとこの位置調整ピストンの
移動に必要な遊びにより全体のスペースが大きくなる。
[発明が解決しようとする問題点] この発明の目的は切換弁が切換えられた時、ブレーキペ
ダルが押し下げられることなく、かつ従来の位置調整ピ
ストンを必要としないブレーキ装置を提供することにあ
る。
[問題点を解決するための手段] この発明は、Mlの切換弁の出口はマスタピストンによ
り作用される圧力を受ける第1の圧力チャンバに第2の
切換弁及び逆止め弁を介して連結され、第1の切換弁の
出口から供給される圧力が第1の圧力チャンバ内の圧力
より大きい時、逆止め弁は開成し、かつ他の状態では閉
成し、ブレーキ弁が連結されたマスタピストンとマスタ
シリンダとにはマスタピストンにより伝達される圧力を
受ける第1の圧力チャンバの方向に拡径した延長部が夫
々設けられ、ブレーキペダルを保持する第2の圧力チャ
ンバは通常リザーバに第1の切換弁により制御されるブ
レーキペダルを保持する弁を介して連結され、かつホイ
ールスリップが発生した時、大気から遮断され、第1の
切換弁が開成した時、制御圧は逆止め弁に第2の切換弁
を介して伝達され、他の状態では逆止め弁はリザーバに
第2の切換弁を介して接続されていることを特徴とする
この発明の実施例に従えば、切換弁が切換えられて開成
した時、制御圧がブレーキペダルの作動に抗してマスタ
ピストンに伝達され、ブレーキペダルを押し下げる力の
代わりに、ブレーキペダルを戻す流体圧がマスタピスト
ンに作用する。この時、マスタピストン及びブレーキペ
ダルの急激な戻り動作を避けるために、拡径した延長部
で形成されたブレーキペダルを保持する環状チャンバと
リザーバとの接続が遮断され、かつ大気から遮断されて
いる。この結果、切換弁が切換えられた時の状態にブレ
ーキペダルが保持される。補助エネルギー装置が故障し
ている場合、制御圧がなくなり、ブレーキペダルを保持
゛する弁が開成するので、逆止め弁が閉成する。さらに
、ブレーキペダルの直接的な作動によりマスタピストン
が移動して、充分な圧力媒体がブレーキ回路に伝達され
る。
この発明に係るブレーキ装置においは、更に付加的部材
を設ける必要が無く、かつマスタシリンダは充分に小形
化される。付加的に必要とされるブレーキペダルを保持
する弁は比較的に小形であり、マスタシリンダの外側の
適当な位置に配置することができる。
この発明の実施例に従えば、ブレーキペダルを保持する
弁には第1の切換弁により伝達される圧力を受けるピス
トンスライド構成体が設けられ、このピストンスライド
構成体は弁ハウジングに収納され、この弁ハウジング内
の圧力チャンバから離れたシリンダチャンバにはリザー
バに接続した流体ラインが第1の連結部を介して連結さ
れ、かつブレーキペダルを保持する圧力チャンバに接続
された流体ラインが第2の連結部を介して連結され、第
1及び第2の連結部はシリンダチャンバを介して接続さ
れ、第1の切換弁が開成して、ピストンスライド構成体
が移動された時、第1の連結部と第2の連結部とは流体
的に分離される。さらに、ピストンスライド構成体はバ
ルブスライドとして形成され、ピストンスライド構成体
が摺動した時、前記第1の連結部が閉じられる。ピスト
ンスライド構成体のシリンダチャンバ側に配置された閉
塞部材は、ピストンスライド構成体が摺動した時、ピス
トンスライド構成体に対向して配置されている第1の連
結部を閉じる。
この発明の実施例に従えば、マスタシリンダには拡径し
た延長部を備えたマスタピストンが配設され、このマス
タピストンはブレーキペダルの作動と制御圧により発生
される補助エネルギーとを受け、かつ制御圧が第1の圧
力チャンバに作用し、この第1の圧力チャンバにはブレ
ーキ回路と第2の逆止め弁が接続されている。
この発明の実施例に従えば、ホイールスリップが発生し
た場合、比較的大きなペダルを保持する力が必要とされ
、マスタピストンの第1の圧力チャンバに対向した端部
には軸方向に円筒形のボアが形成され、このボアにはマ
スタシリンダの底部から固定して延びる側マスタシリン
ダが挿入され、シールカップ状の逆止め弁が側マスタシ
リンダとマスタピストンの環状部分との間に配設され、
環状部分は軸方向のボアにより制限され、かつ段状の延
長部を備え、第1の切換弁がマスタピストンのボアから
突出した側マスタシリンダの部分を囲む環状チャンバに
接続し、第2の切換弁により通常環状チャンバとリザー
バとが接続され、ホイールスリップが発生した場合、第
2の切換弁により環状チャンバと第1の切換弁とが接続
される。
この発明の実施例に従えば、マスタピストンの第1の圧
力チャンバ側の端部には軸方向に円筒形のボアが形成さ
れ、このボアにはマスタシリンダの底部から固定して延
びる側マスタシリンダが挿入され、このマスタシリンダ
はマスタシリンダの部分内で軸方向に摺動可能であり、
シールカップ状の逆止め弁が側マスタシリンダとマスタ
ピストンの環状部分との間に配設され、環状部分は軸方
向のボアにより制限され、かつ段状の延長部を備え、第
1の切換弁がマスタピストンのボアから突出した側マス
タシリンダの部分を囲む環状チャンバに接続し、第2の
切換弁により通常環状チャンバとリザーバとが接続され
、ホイールスリップが発生した場合、第2の切換弁によ
り環状チャンバと第1の切換弁とが接続され、第2の切
換弁が第3の逆止め弁を介して第4の圧力チャンバに接
続され、この第4の圧力チャンバは副マスタピストンに
より作用される圧力を受け、かっこの第4の圧力チャン
バから第2のブレーキ回路が分岐されている。
また、マスタピストンの環状部分で径方向内側の環状チ
ャンバが配設され、この環状チャンバには第1のブレー
キ回路が接続され、かつボアを介して第2の圧力チャン
バに接続されている。M2の切換弁はピストンを有し、
このピストンには開口部が配設され、かつこのピストン
に伝達される圧力に抗して戻しばねの力が作用し、この
第2の切換弁内には一端部に閉塞プレートを備えた閉塞
プッシュロッドが配設され、この閉塞プレートは出口ポ
ートと対向し、この閉塞プレートが出口ポートに当接し
た時、この出口ポートが閉じられ、閉塞プッシュロッド
の他端部にはピストンの開口部を閉じる弁が協働して、
出口ポートが閉じられてピストンが更に移動した時、閉
塞プッシュロッドにより弁が開成して、出口ポートが第
1の切換弁に接続するようにこの弁が作用し、出口ポー
トはリザーバとピストン及び出口ポートとの間に位置す
るチャンバに接続され、さらに連結ポートを介して環状
チャンバに接続される。
この発明の実施例に従えば副マスタピストンが配設され
ている場合、即ち逆止め弁がマスタシリンダの底部に固
定される場合でも、この逆止め弁がシーリングカップと
して形成することができる。
この場合には、第3の逆止め弁が円筒形の支持部材に配
置され、この支持部材はマスタシリンダの底部に配設さ
れ、この支持部材の第2の切換弁に接続する側には穴付
きリングが配設され、かつこの第3の切換弁が穴付きリ
ングに対向したシーリングカップとして形成されている
。マスタピストンとマスタシリンダ底部との間には戻し
ばねが延びている。マスタピストンとマスタシリンダの
底部との間にはストッパが延び、 このストッパによりマスタピストンに関連した戻り動作
が制限される。
[実施例〕 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示すように、マスタシリンダ11は内〜側に突
出した環状段部83を有し、かっこのマスタシリンダ1
1にはこの環状段部83に対応して突出した形状を備え
たマスタピストン24が軸方向に摺動可能に収納されて
いる。このマスタピストン24には拡径した第1の延長
部24Aが形成され、マスタシリンダ11には拡径した
第2の延長部11Aが形成されている。ブレーキペダル
16とマスタピストン24との間には一点鎖線で示され
たブレーキ弁17が設けられ、このブレーキ弁17には
ポンプ18及びアキュムレータ20により供給される圧
力媒体が第1の逆止め弁19を介して伝達される。ポン
プ18及びアキュムレータ20は、互いに並列して配設
されている。ブレーキペダル16が作動した時、ブレー
キ弁17により制御圧GDがマスタピストン24の前面
84と第1図に示すように常閉の切換弁21とに制御さ
れた状態で伝達される。第1の圧力チャンバ76、第2
の圧力チャンバ25び第3の圧力チャンバ84Aとの間
に夫々必要なシールを形成するために、シール96・・
・が設けられている。ブレーキ弁17は第1の流体ライ
ン85を介してリザーバ27に接続され、ブレーキ作動
が解除されている間、流出した圧力媒体がこのリザーバ
27に戻される。ブレーキ弁17及びこのブレーキ弁1
7に連結されるブレーキパワーブースタ(図示しない)
は、ドイツ出願公開用3,040,561号及び第3,
317.636号に記載されているように構成すること
ができる。
マスタピストン24の前面84に伝達された制御圧GD
は、第2の流体ライン86及び第1の常開の開閉弁20
1を介して第3のブレーキ回路■の第1のりャホイール
シリンダ14及び第2のりャホイールシリンダ15に伝
達される。これら第1及び第2のりャホイールシリンダ
14.15は、互いに並列して配設されている。第1及
び第2のりャホイールシリンダ14.15がら第3の流
体ライン87が常開の第2の開閉弁202を介してリザ
ーバ27に導かれている。
第1及び第2の開閉弁201.202はその制御ライン
88.88を介してホイールスリップ用ブレーキ制御装
置(図示しない)により制御される。センサによりリヤ
ホイールでブレーキスリップが検出された場合、第1の
開閉弁20−1が閉成して、第1及び第2のりャホイー
ルシリンダ14.15内の圧力が制限される。この圧力
の制限だけではホイールスリップが回避されない時、第
2の開閉弁202が開成する。通常ホイールスリップの
初期状態では、第1及び第2の開閉弁201.202が
周期的に開成及び開成を繰返して、圧力媒体が消費され
るので、この結果、所定銀の圧力媒体をポンプ18によ
り補充する必要がある。
マスタピストン24により圧力が伝達される第1の圧力
チャンバ76において、戻しばね82が底部79とマス
タピストン24との間を延びるように配設され、ブレー
キが作動している間、戻しばね82によりマスタピスト
ン24が初期位置に戻される。マスタシリンダ11とマ
スタピストン24との間には一点鎖線で示された第1及
び第2のストッパ92.93が配設され、この第1及び
第2のストッパ92.93によりマスタピストン24の
初期位置を規定し、この初期位置は後述する第2図の変
形例の初期位置と同じである。
第1の圧力チャンバ76から第1及び第2のフロントホ
イールシリンダ12.13に接続された第1のブレーキ
回路工には、第1の圧力チャンバ76から第4の流体ラ
イン97が延びている。第4の流体ライン97は第2の
フロントホイールシリンダ13の常開の第3の開閉弁2
03に第5の流体ライン98を介して導かれ、さらに第
4の流体ライン97は第1のフロントホイールシリンダ
12の常開の第4の開閉弁204に第6の流体ライン9
9を介して導かれている。第1のフロントホイールシリ
ンダ12の第4の開閉弁204及び第5の開閉弁205
、又第2のフロントホイールシリンダ13の第3の開閉
弁204及び第6の開閉弁206機能は、第1及び第2
のりャホイールシリンダの第1及び第2の開閉弁201
.202の機能と同じである。第1の切換弁21は制御
ライン88Aを介してホイールスリップ用ブレーキ制御
装置に接続され、第1のフロントホイールシリンダ12
に接続されたフロントホイール又は第2のフロントホイ
ールシリンダ13に接続されたフロントホイールにブレ
ーキスリップが検出された時、第1の切換弁21は開位
置に切換えられる。
これらの状態で、制御圧GDが第1の切換弁21、第7
の流体ライン100、第2の切換弁34、第8の流体ラ
イン101、及び第8の流体ライン101に連結された
第2の逆止め弁23を介して、マスタシリンダ11の第
1の圧力チャンバ76に伝達される。第7の流体ライン
100内の圧力が第1の圧力チャンバ76内の圧力より
大きい時、第2の逆止め弁23が開成し、この結果、圧
力媒体が第1の圧力チャンバ76に第1の切換弁21及
び第2の逆止め弁23を介して流入し、かつこの第1の
圧力チャンバ76から第1のブレーキ回路1内の第1及
び第2のフロントホイールシリンダ12.13に流入し
、ホイールスリップが発生した時にこの状態が必要とさ
れるので、多くの圧力媒体が消費される。第2の切換弁
34は軸方向に摺動可能なピストン64を備え、このピ
ストン64にはその中を閉塞プッシュロッド66が延び
る中心の開口部65が形成され、この閉塞プッシュロッ
ド66の開口部65から離れている端部には閉塞”プレ
ート66Aが支持され、この閉塞プレート66Aが出口
ポート67に当接した時、この閉塞プレート66Aによ
り連結ポート67が液体的に閉塞される。
出口ポート67は第9の流体ライン102を介してリザ
ーバ27に接続され、このリザーバ27は安全性を確保
するために僅かに高さの小さい壁103により2個の隔
室に分割されている。閉塞プッシュロッド66の出口ポ
ート67から離れている端部には弁68が配設され、こ
の弁68は円錐状の弁体68Aと開口部65の縁部によ
り構成されている。一方のスプリング69は圧力入口ポ
ート70の方向にピストン64を前もって付勢し、他方
のスプリング104はピストン64の開口部65の縁部
に抗して弁体68Aを付勢している。
第1の切換弁21が開成した時、制御圧GDにより第1
図の右側の方向にピストン64が移動して、閉塞プレー
ト66Aが出口ポート67を閉塞するように一方のスプ
リング69の力の大きさが決められている。ピストン6
4がさらに右側に移動して、他方のスプリング104が
圧縮杢れ、この結果、弁68が開成して、開口部65の
縁部と閉塞プッシュロッド66との間には軸方向に圧力
媒体の通路が形成されている。これにより、この通路を
介して、ピストン64及び出口ポート67との間に配置
されたチャンバ71から分岐した第8の流体ライン10
1と第7の流体ライン100とが接続される。この時、
制御圧GDが第2の逆止め弁23に伝達される。従って
、ホイールスリップが発生されていないブレーキの作動
状態の場合、第2の逆止め弁23はリザーバ27に第2
の切換弁34を介して接続され、圧力媒体が第2の逆止
め弁23を介して第1の圧力チャンバに流入する。しか
し、ホイールスリップが発生して、第1の切換弁21が
開成して、第2の切換弁34が切換えられた時、第2の
逆止め弁23とリザーバ27との接続が遮断さる代わり
に、第2の逆止め弁23と第1の切換弁21とが接続さ
れる。
第1の切換弁21が開成して、第2の逆止め弁23が開
成した時、第1の圧力チャンバ76内の圧力が増加され
るので、復帰力がマスタピストン24に作用し、かつこ
の復帰力は前面84に作用する反対方向の力より大きい
。従って、ブレーキペダル17を維持する第2の圧力チ
ャンバ25がマスタピストン11の環状段部83で形成
され、この第2の圧力チャンバ25は流体ライン32を
介してブレーキペダル17を保持する弁26に接続され
ている。このブレーキペダル17を保持する弁26はシ
リンダ29内を摺動するピストンスライド構成体28を
備え、ピストンスライド構成体28に隣接した圧力チャ
ンバ105は第1の切換弁21が開成した時、圧力媒体
が伝達される第11の流体ライン106を介して第7の
流体ライン100に接続されている。ピストンスライド
構成体28の圧力チャンバ105から離れた端部には縮
径の中間部分107が設けられ、この中間部分107に
はスライドピストン108が設けられ、このスライドピ
ストン108の径は中間部分107とピストンスライド
構成体28との径の中間の大きさであり、かつスライド
ピストン108は縮径したシリンダ部分109内を摺動
する。戻しスプリング110は圧力が伝達される方向と
反対の方向にピストンスライド構成体28を前もって付
勢するので、圧力がピストンスライド構成体28に伝達
されていない場合、常にピストンスライド構成体28は
第1図の位置に維持されている。
中間部分107の周囲には環状のシリンダチャンバ30
が配設され、このシリンダチャンバ30には夫々軸方向
に隔てられた第1の連結部73と第2の連結部74とが
形成されている。環状のシリンダチャンバ30とスプリ
ング110が収納されたチャンバとの間には圧力平衡ラ
イン111が配設され、この圧力平衡ライン111は中
間部分107及びスライドピストン108内に形成され
ている。第10の流体ライン32は第2の連結部74に
接続され、第1の連結部73とリザーバ27に導かれた
第12の流体ライン102とを接続する第13の流体ラ
イン31が第1の連結部73に設けられている。
以下、第1図に示すブレーキ装置の動作について説明す
る。
ブレーキペダル16が作動した時、制御圧GDは第1及
び第2のりャホイールシリンダ14.15が接続された
第3のブレーキ回路■に直接的に伝達され、マスタピス
トン24が第1図の左側に移動した時、第1及び第2の
フリントホイールシリンダ12.13にはマスタシリン
ダ24により作用される力が伝達される。ブレーキペダ
ル16の力と前面84に作用する制御圧GDとの合成力
によりマスタピストン24が左側に移動する。
ブレーキが作動している間にリヤホイールにホイールス
リップが発生し始めた場合、第1及び第の開閉弁201
.202が制御ライン88からの信号によりホイールス
リップに応じて周期的に開閉される。゛この作動中に消
費される圧力媒体に応じた分だけポンプ18及びアキュ
ムレータ20により第2の流体ライン86を介して補充
されるので、この場合には問題が生じない。フロントホ
イールにブレーキスリップが発生した場合、ホイールス
リップ用ブレーキ制御装置により第1のフロントホイー
ルシリンダ12の第4及び第5の開閉弁204.205
と第2のフロントホイールシリンダ13の第3及び第6
の開閉弁203.206が切換えられ、さらに制御ライ
ン88Aを介して第1の切換弁21が開成する。
この状態で、制御圧GDは第7の流体ライン100、第
2の切換弁34及び第8の流体ライン101を介して第
2の逆止め弁23に伝達される。
第1の圧力チャンバ76に接するマスタピストン24の
端面は前面84より大きいので、第1の圧力チャンバ7
6内の圧力は前面84に伝達される制御圧GDより小さ
い。充分な制御圧GDが第1の切換弁21及び第8の流
体ライン101を介して第2の逆止め弁23に伝達され
て、この第2の逆止め弁23が開成して、制御圧GDは
第1の圧力チャンバ76を介して第1のブレーキ回路工
に直接的に伝達される。この時、消費された圧力媒体の
量に応じた分だけがポンプ18により即座に直接的に補
充される。さらに、ピストンスライド構成体28は第1
1の流体ライン106を介して圧力チャンバ105に伝
達する制御圧GDの作用を受けるので、ピストンスライ
ド構成体28は第1図に示す下側の位置に移動して、ス
プリング110が圧縮され、ピストンスライド構成体2
8が第1の連結部73を閉じる。この結果、ブレーキペ
ダル16を保持する第2の圧力チャンバ25とリザーバ
27との接続が遮断される。この状態で第2の逆止め弁
23が開成した時、マスタピストン24の復帰が防止さ
れる。
充分な量の圧力媒体がポンプ18により第2の逆止め弁
23と第1の圧力チャンバ76とを介して直接的に第1
のブレーキ回路■に供給され、ブレーキペダル16は第
1の切換弁21が切換えられた時の位置に維持されてい
る。補助エネルギー装置が故、降した場合、例えばポン
プ18が故障したり流体ラインから圧力媒体が漏れた場
合、圧力媒体が流入したりして、ブレーキペダル16を
保持する弁26が開成するので、第2の逆止め弁23が
再び即座に閉成し、ブレーキペダル16の踏込みにより
第1の圧力チャンバ76内で必要な圧力が増加される。
何故ならば、マスタピストン24の第1の圧力チャンバ
76に対向した側からの圧力媒体の供給により、第2の
逆止め弁23が開成した時にマスタピストン24の移動
が停止されるからである。第2の逆止め弁23とリザー
バ27とが第2の切換弁34を介して再び接続して、圧
力媒体が必要な限り供給される。
ホイールスリップの制御の終期において、第1の切換弁
21が再び閉成して、第2の逆止め弁23が閉成して、
自動車のブレーキ動作が正常な状態で実行される。即ち
、リヤアクスル側の第3のブレーキ回路■には制御圧G
Dが直接的に伝達され、フロントアクスル側の第1のブ
レーキ回路■には第1の圧力チャンバ76内でマスタピ
ストン24により発生される圧力が供給される。
第2図に示すブレーキ装置の変形例において、マスタピ
ストン24のブレーキペダル16から離れた側の端部に
は軸方向のボア78が形成され、このボア78はピスト
ン底部24Bにより前面84から隔てられている。マス
タピストン24には環状部分24Cが設けられ、この環
状部分24C内にはマスタシリンダ底部79からの副マ
スタピストン80が延びている。この側マスタシリンダ
80はマスタシリンダ底部79に固定されている。
シーリングカップの機能を果たす第2の逆止め弁23が
環状部分24Gの内壁に配設されて、かつ副ピストン8
0の外表面に当接してこの副ピストン80をシールし、
この第2の逆止め弁23の後端部は穴付きリング89に
よりその軸方向を1限されている。穴付きリング89か
ら環状部分24Cがマスタシリンダ底部79の方向に延
び、この環状部分24Cには凹部81が形成□され、こ
の凹部81を介して穴付きリング89が副マスタピスト
ン80の周囲に配置する第1の環状チャンバ22に接続
し、この第1の環状チャンバ22は第2の切換弁34に
第8の流体ライン101を介して接続されている。
第2の逆止め弁23がシールカップとして配設されてい
るので、第1の環状チャンバ22内の圧力が第1の圧力
チャンバ76内の圧力より大きい時、第2の逆止め弁2
3が開成して圧力媒体の通路が開く。第2の逆止め弁2
3の上流側の側マスタシリンダ80と環状部分24Cと
の間には環状ギャップ90が形成され、この環状ギャッ
プ90により第1の環状チャンバ22と第1の圧力チャ
ンバ76との間に継続的な圧力媒体の通路が形成される
。第2の副マスタピストン8oの前端部には軸方向の凹
部91が形成され、この凹部91にはマスタピストン2
4のピストン底部24Bまで延びる戻しばね82が配設
されている。この凹部91内には軸方向に延びるストッ
プボルト92が収納され、このストップボルト92の一
端部は副マスタピストン80に配設され、ストップボル
ト92の他端部のヘッドはストップブッシング93の一
端部に係合可能であり、このストップブッシング93の
他端部はマスタピストン24のビストン底部24Bに固
定されている。これらの構成体に従って、戻しばね82
により生じるマスタピストン24の復帰の動作が制限さ
れる。
環状ギャップ90から径方向の幅が狭い環状チャンバ9
5まで延びる径方向のボア94が配設され、この環状チ
ャンバ95はマスタピストン24とマスタシリンダ11
との間に形成され、かつ一方のシール96と一弛方のシ
ール96との間に配設されている。環状チャンバ95に
は第1のブレーキ回路工に延びる第4の流体ライン97
が接続され、この第11の流体ライン97には第5の流
体ライン98と第6の流体ライン99とが接続され、第
5の流体ライン98は第1のフロントホイールシリンダ
12の常開の第4の開閉弁204に接続され、第6の流
体ライン99は第2のフロントホイールシリンダ13の
常開の第3の開閉弁203に接続されている。第1のフ
ロントホイールシリンダ12は常開の第5の開閉弁20
5を介して第3の流体ライン87に接続され、第2のフ
ロントホイールシリンダ13は常閉の第6の開閉弁20
6を介して第3の流体ライン87に接続されている。
フロントホイールにホイールスリップが発生し始めた時
のブレーキ動作は第1図の実施例に示すブレーキ装置と
同じであり、即ち、圧力媒体が第1及び第2のフロント
ホイールシリンダ12.13内で消費されている場合、
ポンプ18及びアキュムレータ20により補充に必要な
量の圧力媒体が第1の圧力チャンバ76、第1のフロン
トホイールシリンダ12及び第2のフロントホイールシ
リンダ13に第2の切換弁34及び第1の環状チャンバ
22を介して矢印fに沿って供給される。
この場合マスタピストン24が移動している間、第1の
環状チャンバ22とリザーバ27とが第2の切換弁34
を介して接続され、第1の環状チャンバ22内の不必要
な圧力の増加が防止される。
換言すれば、第1の環状チャンバ22内の圧力媒体はそ
の圧力が増加しなくても第2の切換弁34を介してリザ
ーバ27に伝達され、ブレーキが作動している時、リザ
ーバ27から圧力媒体を流出させることができる。ホイ
ールスリップの初期状態で第1の切換弁21が開成した
時、第1の環状チャンバ22の本質的な機能が発揮され
る。
第2図に示すブレーキ装置の動作を概要すれば以下のよ
うになる。
フロントホイールにホイールスリップが発生した時、ホ
イールスリップ用ブレーキ制御装置により第1のフロン
トホイールシリンダ12の第4及び第5の切換弁204
.205及び第2のフロントホイールシリンダ13の第
3及び第6の切換弁203.206が切換えられ、かつ
制御ライン88Aを介して第1の切換弁21が切換えら
れ、以下の動作が開始される。
第1番目として、第2の切換弁34内の閉塞プレート6
6Aが連結ポート67に当接することにより、第8の流
体ライン101、チャンバ71及び第12の流体ライン
102を介した第1の環状チャンバ22とリザーバ27
との接続が遮断される。
第2番目として、さらにピストン64が移動して、弁6
8が開成するので、制御圧GDが第1の環状チャンバ2
2に伝達される。
第3番目として、制御圧GDがビス゛トンスライド構成
体28に第11の流体ライン106及び圧力チャンバ1
05を介して作用して、ピストンスライド構成体28が
第2図に示す下側の位置に移動して、第1の連結部73
を閉じる。この結果、ブレーキペダル16を保持する第
2の圧力チャンバ25とリザーバ27との接続が遮断さ
れるので、第1の環状チャンバ22内で圧力が増加する
にも関わらず、マスタピストン24の復帰動作は生じな
い。
第1の切換弁21が開成している時、ポンプ18及びア
キュムレータ20により補充用圧力媒体が第7の流体ラ
イン100、第2の切換弁34、第8の流体ライン10
1及び第1の環状チャンバ22を介して矢印fに沿って
第1及び第2のフロントホイールシリンダ12.13に
供給される。
ホイールスリップが回避された時、第1の切換弁21が
再び閉成し、弁26はスリング110の復帰力により初
期位置に戻され、第2の切換弁34はスプリング69.
104の復帰力により初期位置に戻される。第1の環状
チャンバ22は再びリザーバ27に接続され、ブレーキ
動作が正常の状態に維持される。
第3図には他の変形例が示されている。この他の変形例
において、第2図に示すシングルマスタシリンダの代わ
りにタンデム型マシタシリンダ11が設けられ、このタ
ンデム型マシタシリンダ11は副シリンダ11Bを備え
ている。副マスタピストン80はマスタピストン24内
で軸方向に摺動可能であり、かつ副マスタピストン80
の後端部は副シリンダ11B内に延び、この副シリンダ
11.8はマスタシリンダ底部79からスリーブ形状と
して第1の環状チャンバ22内に突出し、かつ第1のブ
レーキ回路■即ち第1のフロントホイールシリンダ12
の常開の第4の開閉弁204に第5の流体ライン98を
介して接続されている。
マスタピストン24″t−形成された第2の環状チャン
バ95は第6の流体ライン99を介して第2のフロント
ホイールシリンダ13の常開の第3の開閉弁203に接
続され、このフロントホイールシリンダ13は第2のブ
レーキ回路■に接続されている。
第2の切換弁34は、第2図のブレーキ装置で説明した
ように第1の環状チャンバ22に接続されている。第7
の流体ライン100から延びる第14の流体ライン10
1Aが第3の切換弁34Aを介して第3の環状チャンバ
122に接続され、この第3の切換弁34Aは第2の切
換弁34と構成が等しくかつ第3の切換弁34Aの接続
関係は、第1図に示す第2の切換弁34の場合と同様で
ある。第3の環状チャンバ122はタンデム型マスタシ
リンダ11のマスタシリンダ底部79の後部に形成され
、かつ第3の環状チャンバ122は穴付きリング189
及びシールカップ形状の第3の逆止め弁123を介して
第4の圧力チャンバ176に接続され、この第4の圧力
チャンバ176は側マスタシリンダ80により伝達され
る圧力の作用を受ける。戻しスプリング82とストップ
ボルト92とストップブッシング93と同じ様に、他の
戻しスプリング192、他のストップボルト192、及
びストップブッシング193が副マスタピストン80と
マスタシリンダ底部79に装着された円筒の支持部材1
80との間に配設され、この支持部材180に穴付きリ
ング189と第3の逆止め弁123が配設されている。
ホイールスリップが開始され始めた時、フロントホイー
ルシリン12が接続されている第1のブレーキ回路■に
圧力媒体を補充する方法は第2図で説明したホイールシ
リンダ13への補充と同じであり、即ち、第1の切換弁
21が開成して、制御圧GDが第7の流体ライン100
、第14の流体ライン101A、第3の切換弁34A、
第8の流体ライン101、第3の環状チャンバ122、
穴付きリング189及びシールカップ状の第3の逆止め
弁123を介して第4の圧力チャンバ176に伝達され
、この第4の圧力チャンバ176からさらに制御圧GD
が第1のフロントホイールシリンダ12に伝達され、消
費された圧力媒体に応じた分だけ迅速にポンプ18によ
り補充される。
第2図の変形例と同じように、ブレーキペダル16を保
持する弁26はマスタピストン24に関連している。何
故ならば、マスタピストン24のみがブレーキペダル1
6に連結し、少なくともホイールスリップが制御されて
いる場合、径の一定した副マスタピストン80の両面に
は略等しい圧力が作用しているからである。第4図には
ブレーキペダルを保持する弁26の変形例が示されてい
る。第11の流体ライン106の端部において、ピスト
ンスライド構成体28にはシール状態で第11の流体ラ
イン106を囲む環状カラー112が形成され、制御圧
GDが増加した時、この環状カラー112によりピスト
ンスライド構成体28が下側方向に移動され始める。第
2の連結部74がシリンダ29の側面に配設され、リザ
ーバ27に導かれる第1の連結部73はシリンダ2つの
底部の中心に配置されている。ピストンスライド構成体
28の下端部の軸上に配置された閉塞盤75が第1の連
結部73に当接して、第1の連結部73を閉塞すること
により、第1の連結部と第2の連結部との接続が遮断さ
れる。
第5図には第2の切換弁34の変形例が示されている。
。この第2の切換弁34内の弁68は弁体68Bを備え
、この弁体68Bはスプリング104Aにより開口部6
5の縁部に付勢されている。
ピストン64の延長部64A内には軸方向に摺動可能な
閉塞プッシュロッド66が収納され、ピストン64が下
側の方向に付勢された時、この閉塞プッシュロッド66
の閉塞盤66Aが出口ポート67の方向に付勢される。
閉塞盤66Aが出口ポート67に当接した時、閉塞プッ
シュロッド66がピストン64に対して上方に位置し、
ピストン64が更に下側に移動した時、弁68が開成す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブレーキ装置の概略
図、第2図はこの発明の変形例を示すブレーキ装置の概
略図、第3図はこの発明の他の変形例を示すブレーキ装
置の概略図、第4図は第1図乃至第3図のブレーキペダ
ルを保持する弁の変形例を示す断面図、第5図は第2図
及び第3図の第2の切換弁の変形例を示す断面図である
。 11・・・マスタシリンダ、12.13.14.15・
・・ブレーキ回路、16・・・ブレーキペダル、17・
・・ブレーキ弁、18・・・ポンプ、21・・・第1の
切換弁、23・・・逆止め弁(第2の逆止め弁)、24
・・・マスタピストン、25・・・第2の圧力チャンバ
、26・・・ブレーキペダルを保持する弁、27・・・
リザーバ、34・・・逆止め弁、76・・・第1の圧力
チャンバ、136・・・出口、GD・・・制御圧。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ブレーキペダルにより作動されるマスタピストン
    を少なくとも1個備えたマスタシリンダが設けられ、マ
    スタピストンにより作用される圧力を受けるマスタシリ
    ンダ内の第1の圧力チャンバはホイールシリンダを備え
    た少なくとも1個のブレーキ回路に接続され、 ブレーキペダルとマスタピストンとの間にはブレーキ弁
    が配設され、ブレーキペダルが作動した時、リザーバに
    連結されたポンプにより供給される圧力媒体が制御され
    た状態でマスタピストンにブレーキ弁を介して伝達され
    る共に、制御圧が他のブレーキ回路に直接的にブレーキ
    弁を介して伝達され、 ホイールにスリップが発生し始めた時、このホイールが
    回転できる値までホイールのブレーキ力を自動的に減少
    させるホイールスリップ用ブレーキ装置が設けられ、 制御圧が伝達される常閉の第1の切換弁が設けられ、ホ
    イールにスリップが発生し始めた時、この第1の切換弁
    が開成して、制御圧はマスタピストンが作用する前記第
    1の圧力チャンバに切換弁を介して伝達され、 流体的にブレーキペダルを保持する構成体が設けられ、
    この構成体は開成した第1の切換弁を介して伝達される
    制御圧を受けて、第1の切換弁が開成した時のブレーキ
    ペダルの大きな移動を防止するブレーキ装置において、 第1の切換弁の出口はマスタピストンにより作用される
    圧力を受ける第1の圧力チャンバに第2の切換弁及び逆
    止め弁を介して連結され、第1の切換弁の出口から供給
    される圧力が第1の圧力チャンバ内の圧力より大きい時
    、逆止め弁は開成し、かつ他の状態では閉成し、 ブレーキ弁が連結されたマスタピストンとマスタシリン
    ダとにはマスタピストンにより伝達される圧力を受ける
    第1の圧力チャンバの方向に拡径した延長部が夫々設け
    られ、 ブレーキペダルを保持する第2の圧力チャンバは通常リ
    ザーバに第1の切換弁により制御されるブレーキペダル
    を保持する弁を介して連結され、かつホイールスリップ
    が発生した時、大気から遮断され、 第1の切換弁が開成した時、制御圧は逆止め弁に第2の
    切換弁を介して伝達され、他の状態では逆止め弁はリザ
    ーバに第2の切換弁を介して接続されていることを特徴
    とするブレーキ装置。
  2. (2)ブレーキペダルを保持する弁には第1の切換弁に
    より伝達される圧力を受けるピストンスライド構成体が
    設けられ、このピストンスライド構成体は弁ハウジング
    に収納され、この弁ハウジング内の圧力チャンバから離
    れたシリンダチャンバにはリザーバに接続した流体ライ
    ンが第1の連結部を介して連結され、かつブレーキペダ
    ルを保持する第2の圧力チャンバに接続された流体ライ
    ンが第2の連結部を介して連結され、第1の連結部と第
    2の連結部とはシリンダチャンバを介して接続され、第
    1の切換弁が開成して、ピストンスライド構成体が移動
    された時、第1の連結部と第2の連結部とは流体的に分
    離されることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    ブレーキ装置。
  3. (3)前記ピストンスライド構成体はバルブスライド部
    材として形成されており、ピストンスライド構成体が摺
    動した時、前記第1の連結部が閉じられることを特徴と
    する特許請求の範囲第2項記載のブレーキ装置。
  4. (4)ピストンスライド構成体のシリンダチャンバ側に
    配置された閉塞部材は、ピストンスライド構成体が摺動
    した時、ピストンスライド構成体に対向して配置されて
    いる第1の連結部を閉じることを特徴とする特許請求の
    範囲第2項記載のブレーキ装置。
  5. (5)マスタシリンダには拡径した延長部を備えたマス
    タピストンが配設され、このマスタピストンはブレーキ
    ペダルの作動と制御圧により発生される補助エネルギー
    とを受け、かつ第1の制御圧が圧力チャンバに作用し、
    この第1の圧力チャンバにはブレーキ回路と第2の逆止
    め弁が接続されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項乃至第4項のいずれか1項に記載のブレーキ装置
  6. (6)マスタピストンの第1の圧力チャンバに対向した
    端部には軸方向に円筒形のボアが形成され、このボアに
    はマスタシリンダの底部から固定して延びる側マスタシ
    リンダが挿入され、シールカップ状の逆止め弁が副マス
    タシリンダとマスタピストンの環状部分との間に配設さ
    れ、環状部分は軸方向のボアにより形成され、かつ段状
    の延長部を備え、 第1の切換弁がマスタピストンのボアから突出した副マ
    スタシリンダの部分を囲む環状チャンバに接続し、 通常環状チャンバとリザーバとが第2の切換弁を介して
    接続され、ホイールスリップが発生した場合、環状チャ
    ンバと第1の切換弁とが第2の切換弁接続されることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれか
    1項に記載のブレーキ装置。
  7. (7)マスタピストンの第1の圧力チャンバ側の端部に
    は軸方向に円筒型のボアが形成され、このボアにはマス
    タシリンダの底部から固定して延びる副マスタシリンダ
    が挿入され、このマスタシリンダはマスタシリンダの部
    分内で軸方向に摺動可能であり、 シールカップ状の逆止め弁が副マスタシリンダとマスタ
    ピストンの環状部分との間に配設され、環状部分は軸方
    向のボアにより形成され、かつ段状の延長部を備え、 第1の切換弁がマスタピストンのボアから突出した副マ
    スタシリンダの部分を囲む環状チャンバに接続し、 通常環状チャンバとリザーバとが第2の切換弁を介して
    接続され、ホイールスリップが発生した場合、環状チャ
    ンバと第1の切換弁とが第2の切換弁を介して接続され
    、 第2の切換弁が他の逆止め弁を介して第4の圧力チャン
    バに接続され、この第4の圧力チャンバは副マスタピス
    トンにより作用される圧力を受け、かつこの第4の圧力
    チャンバから第2のブレーキ回路が分岐されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれ
    か1項に記載のブレーキ装置。
  8. (8)マスタピストンの環状部分で径方向内側の環状チ
    ャンバが配設され、この環状チャンバには第1のブレー
    キ回路が接続され、かつボアを介して第2の圧力チャン
    バに接続されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    6項又は第7項に記載のブレーキ装置。
  9. (9)第2の切換弁はピストンを有し、このピストンに
    は開口部が配設され、かつこのピストンに伝達される圧
    力に抗して戻しばね一の力が作用し、この第2の切換弁
    内には一端部に閉塞プレートを備えた閉塞プッシュロッ
    ドが配設され、この閉塞プレートは出口ポートと対向し
    、この閉塞プレートが出口ポートに当接した時、この出
    口ポートが閉じられ、 閉塞プッシュロッドの他端部にはピストンの開口部を閉
    じる弁が協働して、出口ポートが閉じられてピストンが
    更に移動した時、閉塞プッシュロッドにより弁が開成し
    て、出口ポートが第1の切換弁に接続するようにこの弁
    が一作用し、 前記出口ポートはリザーバとピストン及び出口ポートの
    間に位置するチャンバとに接続され、さらに環状チャン
    バに連結ポートを介して接続されることを特徴とする特
    許請求の範囲第6項乃至第8項のいずれか1項に記載の
    ブレーキ装置。
  10. (10)他の逆止め弁が円筒形の支持部材に配置され、
    この支持部材はマスタシリンダの底部に配設され、この
    支持部材の第2の切換弁に接続する側には穴付きリング
    が配設され、かつこの他の切換弁が穴付きリングに対向
    したシールカップとして形成されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第5項乃至第9項のいずれか1項に記
    載のブレーキ装置。
  11. (11)マスタピストンとマスタシリンダ底部との間に
    は戻しばねが延びていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項乃至第10項のいずれか1項に記載のブレーキ
    装置。
  12. (12)マスタピストンとマスタシリンダの底部との間
    にはストッパが延び、このストッパによりマスタピスト
    ンの戻り動作が制限されることを特徴とする特許請求の
    範囲第11項記載のブレーキ装置。
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