JP6667236B2 - グラインダ、カバー及びカバーセット - Google Patents

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Description

本発明は、グラインダに関する。
従来、被加工材に対して研削、研磨及び切断等の加工を行うことが可能なグラインダが知られている。グラインダは、駆動デバイスにより回転駆動されるスピンドルを備える。スピンドルには、種々の先端工具が着脱可能に装着される。グラインダには、先端工具の上方を覆う保護カバーが通常装着される(例えば特許文献1参照)。
特開2013−78823号公報
ところで、粉塵の飛散抑制のために、保護カバーにより先端工具を覆う面積を増やすと、保護カバーが被加工材に干渉して、作業性及びグラインダの加工能力が低下する。
そのため、従来では、先端工具の種類毎に、保護カバーが用意されていた。先端工具の種類毎に専用の保護カバーは、加工作業に適した形状によって、粉塵の飛散を抑制しながら、高い作業性及び加工能力を実現することができる。
しかしながら、先端工具の取替と併せて、保護カバーを取り替えることは、作業者にとって非常に手間である。このため、従来では、保護カバーを取り替えずに、先端工具のみを取り替えて、作業する作業者も多かった。
そこで、本発明の一側面では、粉塵の飛散を抑制する能力を有しながら、利便性の高いグラインダ及びカバーを提供できることが望ましい。
本発明の一側面に係るグラインダは、モータと、ハウジングと、スピンドルと、第一及び第二のカバーと、を備える。ハウジングは、モータを収容する。スピンドルは、ハウジングから下方に突出し、モータにより駆動されて回転する。第一及び第二のカバーは、スピンドルに装着される先端工具を少なくとも部分的に覆う。
本発明の一側面によれば、第一のカバーは、スピンドルの周方向に設けられ及びハウジングに固定されて、先端工具の上方を少なくとも部分的に覆うように構成される。第二のカバーは、第一のカバーに着脱可能に装着される。
上記第一及び第二のカバーを備えるグラインダによれば、先端工具の種類、それによる被加工材の加工方法の違いに合わせて、第二のカバーを第一のカバーに対して着脱することができる。従って、本発明の一側面によれば、利便性の高いグラインダを提供することができる。第二のカバーの第一のカバーに対する装着は、第一のカバーが覆う領域を第二のカバーで補強するため、又は、第一のカバーで覆われない領域を、第二のカバーで覆うために行うことができる。
本発明の一側面によれば、第二のカバーは、第一のカバーに装着された状態で、第一のカバーにより覆われない先端工具の領域を少なくとも部分的に覆うように構成され得る。この構成によれば、先端工具の周囲のうち、第一及び第二のカバーにより覆われる先端工具の領域を、第二のカバーの着脱によって調整可能である。
着脱は、例えば、加工作業時の先端工具と被加工材との干渉を抑えるために行うことが可能である。あるいは、先端工具の取替時の先端工具とカバーとの干渉を抑えるために行うことが可能である。従って、本発明の一側面によれば、複数種類の先端工具が利用される場合にも、利便性の高いグラインダを提供することができる。
本発明の一側面によれば、第二のカバーは、第一のカバーにより覆われない先端工具の下方の領域を少なくとも部分的に覆うように構成されてもよい。周知のように、加工作業時に被加工材と接近する先端工具の部位は、先端工具の種類及び加工方法によって異なる。ある作業では、先端工具の下面が利用され、別の作業では、先端工具の側面又は側縁が利用される。従って、第二のカバーの着脱により、先端工具の下方の被覆を変更可能なグラインダによれば、上述した複数の作業に対して高い作業性を示す。
本発明の一側面によれば、第二のカバーは、少なくとも部分的に弾性材料によって構成されてもよい。第二のカバーは、弾性的な変形を伴って第一のカバーに着脱される構成にされてもよい。この構成によれば、作業者が第二のカバーを第一のカバーに簡単に着脱することができ、弾性的な変形により、第二のカバーを第一のカバーに適切に固定することができる。換言すれば、上記構成によれば、作業者が第二のカバーの着脱作業に対して煩わしさを感じるのを抑制することができ、必要に応じて適切に第二のカバーを着脱するように作業者に促すことができる。
本発明の一側面によれば、グラインダは、第二のカバーが、複数の向きで第一のカバーに装着可能であるように構成されてもよい。グラインダは、第一及び第二のカバーにより覆われる先端工具の領域が、第二のカバーの向きに応じて変化するように構成され得る。こうしたグラインダの構成によれば、作業者は、粉塵の飛散抑制を考慮しながら、被覆によって作業性が低下しないように、第二のカバーの向きを変更することができる。
本発明の一側面によれば、第二のカバーは、複数の向きの内、第一の向きで第一のカバーに装着される場合には、第一のカバーの上部外面と第二のカバーの先端工具を向く内面とが近接するように第一のカバーに装着されて、第一のカバーの上部外面側に収容されるように構成され得る。第二のカバーは、複数の向きの内、第二の向きで第一のカバーに装着される場合には、第二のカバーの内面と第一のカバーの先端工具を向く内面とが対向するように第一のカバーに装着されて、第一のカバーの内面との間に先端工具を収容する空間を形成し、先端工具の下方を少なくとも部分的に覆うように構成され得る。
あるいは、第二のカバーは、複数の向きの内、第一の向きで第一のカバーに装着される場合には、第二のカバーの先端工具を向く内面とは反対側の外面が、第一のカバーの先端工具を向く内面と近接するように第一のカバーに装着されて、第一のカバーの内面側に収容されるように構成されてもよい。
これらの構成によれば、第二のカバーの向きの変更によって、覆われる先端工具の下方の領域を変更することができる。更に、第二のカバーを先端工具の下方の領域を覆う目的で使用しないときにも、第一のカバーに向きを変えて装着しておくことができる。従って、第二のカバーが第一のカバーから取り外されたままとされることにより、作業者が第二のカバーを紛失してしまう可能性を抑制することができる。即ち、この構成によれば、利便性の高いグラインダを提供することができる。
本発明の一側面によれば、第一及び第二のカバーは、第二のカバーが第一のカバーに装着された状態において互いに連通する孔を有した構成にされてもよい。この場合、第二のカバーは、第一のカバーに装着された状態で孔に装着される固定具の機能によって第一のカバーに固定されるとよい。グラインダは、孔に着脱可能な固定具を有し得る。第一及び第二のカバーは、第二のカバーが第一のカバーに対して上記複数の向きのいずれで装着される場合においても、又は、上記第一及び第二の向きのいずれで装着される場合においても、連通する孔を有した構成にされ得る。こうした構成によれば、着脱可能でありながら、第二のカバーを適切に第一のカバーに固定することができる。
本発明の一側面によれば、第一のカバーは、上部構成体及び上部構成体の側縁から下方に延びる側部構成体を有して、先端工具の上方及び側方を少なくとも部分的に覆い、下方に開口部を有した構成にされてもよい。この場合、第二のカバーは、第一のカバーの開口部に着脱可能に装着されて、先端工具の下方を少なくとも部分的に覆うように構成され得る。
本発明の一側面によれば、第一のカバーは、開口部の内側に沿って延びる凸条を備えた構成にされてもよく、第二のカバーは、第一のカバーが備える凸条と係合する凹部を第二のカバーの側縁に備え、凸条に係合するように第一のカバーに装着され、凸条に支持されて、開口部で先端工具の下方を少なくとも部分的に覆うように構成されてもよい。
あるいは、第一のカバーは、開口部の内側に沿って延びる凹条を備えた構成にされてもよく、第二のカバーは、第一のカバーが備える凹条と係合する側縁を有し、凹条に係合するように第一のカバーに装着され、凹条に支持されて、開口部で先端工具の下方を少なくとも部分的に覆うように構成されてもよい。
本発明の一側面によれば、モータと、ハウジングと、スピンドルと、スピンドルの周方向に設けられ及びハウジングに固定されて、スピンドルに装着される先端工具の上方を少なくとも部分的に覆う第一のカバーと、第一のカバーに着脱可能に装着され、第一のカバーにより覆われない先端工具の領域を少なくとも部分的に覆う第二のカバーと、を備え、第二のカバーが第一のカバーに螺子で固定されるグラインダが提供されてもよい。
本発明の一側面によれば、モータと、ハウジングと、スピンドルと、スピンドルの周方向に設けられ及びハウジングに固定されて、スピンドルに装着される先端工具の上方を少なくとも部分的に覆う第一のカバーと、第一のカバーとは独立して、ハウジングに装着される第二のカバーと、を備えるグラインダが提供されてもよい。第二のカバーは、ハウジングに着脱可能に装着され得る。第二のカバーは、第一のカバーにより覆われない先端工具の領域を少なくとも部分的に覆うように構成され得る。
本発明の一側面によれば、ハウジングは、作業者により把持されるグリップを着脱可能に固定するためのグリップ固定部を備えていてもよく、第二のカバーは、グリップ固定部でハウジングに着脱可能に固定されてもよい。この構成によれば、グラインダが備えるグリップ固定部を有効活用して、第二のカバーを容易かつ適切に固定することができる。
本発明の一側面によれば、ハウジングは、作業者により把持されるグリップを着脱可能に固定するためのグリップ固定部を備える上部ハウジングと、上部ハウジングに固定され、スピンドルを下方に突出する下部ハウジングと、を含み得る。この場合、第一のカバーは、下部ハウジングに固定されてもよく、第二のカバーは、グリップ固定部で上部ハウジングに着脱可能に固定されて、第一のカバーにより覆われない先端工具の領域を少なくとも部分的に覆うように構成されてもよい。
本発明の一側面によれば、第二のカバーは、先端工具の下方を少なくとも部分的に覆うカバー本体と、(例えばグリップ固定部で)ハウジングに着脱可能に固定される一端を有し、一端から先端工具の下方に延びてカバー本体を先端工具の下方に保持する保持具と、を備えた構成にされてもよい。カバー本体は、保持具に対して、周方向に回転可能に保持され、先端工具を覆う領域を変更可能に構成されてもよい。
この他、本発明の一側面によれば、グラインダに装着される上述の第一及び第二のカバーが提供されてもよい。本発明の一側面によれば、グラインダが備えるハウジングから下方に突出するスピンドルに装着される先端工具を少なくとも部分的に覆うカバーセットであって、第一及び第二のカバーを備え、第一及び第二のカバーが上述した特徴の少なくとも一つを有するカバーセットが提供されてもよい。本発明の一側面によれば、上述の第一のカバー、及び、第二のカバーが夫々単体で提供されてもよい。
本発明の一側面によれば、ハウジングから下方に突出するスピンドルと、スピンドルの周方向に設けられ及びハウジングに固定されて、スピンドルに装着される先端工具の上方を少なくとも部分的に覆う付属カバーと、を備えるグラインダ用の補助カバーであって、少なくとも部分的に弾性材料によって構成され、弾性的な変形を伴って付属カバーに着脱可能に装着され、付属カバーにより覆われない先端工具の領域を少なくとも部分的に覆うように構成される補助カバーが提供されてもよい。
本発明の一側面によれば、グラインダが備えるハウジングであって、グリップ固定部を備えるハウジングから下方に突出するスピンドルに装着される先端工具を少なくとも部分的に覆うカバーであって、先端工具の下方を少なくとも部分的に覆うカバー本体と、グリップ固定部でハウジングに固定される一端を有し、一端から先端工具の下方に延びてカバー本体を先端工具の下方に保持する保持具と、を備えるカバーが提供されてもよい。
グラインダの内部構成を表す断面図である。 従来型の保護カバーが装着された状態でのスピンドル周囲の構成を表す断面図である。 第一実施形態のグラインダの前方からの斜視図である。 第一実施形態のグラインダが備える第二保護カバーの斜視図である。 第一実施形態のグラインダの側面図である。 第一実施形態のグラインダの下方からの斜視図である。 第二実施形態のグラインダの前方からの斜視図である。 第二実施形態のグラインダが備える第二保護カバーの斜視図である。 第三実施形態のグラインダの前方からの斜視図である。 第三実施形態のグラインダが備える第二保護カバーの斜視図である。 第三実施形態のグラインダの側面図である。 第三実施形態のグラインダの下方からの斜視図である。 第四実施形態のグラインダが備える第二保護カバーの斜視図である。 第一保護カバーに装着された第四実施形態の第二保護カバーの斜視図である。 第四実施形態のグラインダの下面図である。 第五実施形態のグラインダの第一態様を表す斜視図である。 第二保護カバーが上向きで第一保護カバーに装着される前の第五実施形態の第一保護カバー及び第二保護カバーの斜視図である。 第二保護カバーが上向きで第一保護カバーに装着及び固定された状態における第五実施形態の第一保護カバー及び第二保護カバーの斜視図である。 第二保護カバーが上向きで第一保護カバーに固定される前の第五実施形態の第一保護カバー、第二保護カバー及び固定具の断面図である。 第二保護カバーが上向きで第一保護カバーに固定された状態における第五実施形態の第一保護カバー、第二保護カバー及び固定具の断面図である。 第二保護カバーが下向きで第一保護カバーに装着される前の第五実施形態の第一保護カバー及び第二保護カバーの斜視図である。 第二保護カバーが下向きで第一保護カバーに装着及び固定された状態における第五実施形態の第一保護カバー及び第二保護カバーの斜視図である。 第二保護カバーが下向きで第一保護カバーに固定された状態における第五実施形態の第一保護カバー、第二保護カバー及び固定具の断面図である。 第五実施形態のグラインダの第二態様を表す斜視図である。 第六実施形態のグラインダの第一態様を表す斜視図である。 第二保護カバーが上向きで第一保護カバーに固定された状態における第六実施形態の第一保護カバー及び第二保護カバーの斜視図である。 第二保護カバーが下向きで第一保護カバーに固定された状態における第六実施形態の第一保護カバー及び第二保護カバーの斜視図である。 第六実施形態のグラインダの第二態様を表す下面図である。 第七実施形態のグラインダの下面図である。 第七実施形態のグラインダが備える第一保護カバーの斜視図である。 第二保護カバーが第一保護カバーに固定された状態における第七実施形態の第一保護カバー及び第二保護カバーの側面図である。 第二保護カバーが第一保護カバーに固定された状態における第七実施形態の第一保護カバー及び第二保護カバーの拡大断面図である。 第二保護カバーが第一保護カバーに固定された状態における第七実施形態の第一保護カバー及び第二保護カバーの一部透過下面図である。 第八実施形態のグラインダの第一態様を表す斜視図である。 第二保護カバーが第一保護カバーに装着される前の第八実施形態の第一保護カバー及び第二保護カバーの斜視図である。 第二保護カバーが第一保護カバーに固定された後の第八実施形態の第一保護カバー及び第二保護カバーの側面図である。 第八実施形態のグラインダの第二態様を表す下面図である。
以下に本発明の例示的実施形態を図面と共に説明する。
[基本構成]
最初に、基本的なグラインダ1の内部構成を説明する。グラインダ1は、ディスク(円板)状の先端工具40が取り付けられる所謂ディスクグラインダである。このグラインダ1は、先端工具40の回転により被加工材を加工する。先端工具40には、切断砥石及び研削砥石等の各種砥石、更にはワイヤブラシが含まれる。グラインダ1は、先端工具40を取替可能に構成される。
このグラインダ1に続いて説明される第一実施形態〜第八実施形態のグラインダ100,200,300,400,500,600,700,800は、図1に示すグラインダ1又は類似のグラインダに、各実施形態に特徴的な保護カバーが取り付けられた構成にされる。
これら複数の実施形態では、長尺なグラインダ本体の軸線、又は、それに対応するモータ12の回転軸14に沿って前後方向を定義する。具体的には、グラインダ本体のスピンドル24が設けられている側を「前」、その反対側を「後」と定義する。
また、スピンドル24の軸線を基準に上下方向を定義する。具体的には、スピンドル24の第一ギヤハウジング6及び第二ギヤハウジング30に収納される側を「上」、スピンドル24の先端工具40が取り付けられる側を「下」と定義する。また、上下方向に広がる面を「側面」と定義し、方向に関する用語を用いる。
図1に示すグラインダ1は、モータハウジング4と、第一ギヤハウジング6と、リアカバー8とを備える。グラインダ1は、更に第二ギヤハウジング30を備える。グラインダ1が備える内部要素は、モータハウジング4、第一ギヤハウジング6、第二ギヤハウジング30、及び、リアカバー8によって主に形成されるグラインダ本体の内部空間に収容される。
モータハウジング4は、略円筒形状のハウジングであり、モータ12を収容する。モータ12の回転軸14は、隣接する第一ギヤハウジング6に向かって突出するように配置されている。リアカバー8は、モータハウジング4の後方に設けられ、モータ12に駆動電流を入力しモータ12を駆動するための回路系を収容する。回路系には、図1では示されない電源コード18(図3等参照)を通じて外部から電力が供給される。グラインダ1の駆動は、外部に露出するように設けられる図1では示されないスイッチ操作部19に対する作業者の操作を通じて、オン/オフされる。
第一ギヤハウジング6は、モータハウジング4の前方に設けられ、第一ベベルギヤ20、第二ベベルギヤ22、スピンドル24、及び、ベアリング26,28を収容する。
第一ベベルギヤ20は、第一ギヤハウジング6内でモータ12の回転軸に固定される。第二ベベルギヤ22及びスピンドル24は、ベアリング26を介して、第一ギヤハウジング6とは別体で構成された第二ギヤハウジング30に回転可能に設けられる。第二ベベルギヤ22及びスピンドル24の上部は、第二ギヤハウジング30が第一ギヤハウジング6に固定されることで、第一ギヤハウジング6内に収容される。
第二ギヤハウジング30は、スピンドル24がモータ12の回転軸14と直交するように、第一ギヤハウジング6に固定される。第二ギヤハウジング30は、例えば第一ギヤハウジング6に螺子止めされる。
第二ベベルギヤ22は、スピンドル24に固定されている。第二ベベルギヤ22は、第一ギヤハウジング6内で第一ベベルギヤ20と噛合い、モータ12の回転出力をスピンドル24の軸周りの回転力に変換する。
スピンドル24の一端は、ベアリング28を介して、第一ギヤハウジング6に回転自在に支持されており、スピンドル24の他端は、第二ギヤハウジング30から下方に突出している。
スピンドル24の第二ギヤハウジング30からの突出部分には、ディスク状の先端工具40を位置決め固定するためのインナーフランジ32が設けられる。スピンドル24のインナーフランジ32よりも更に先端の外周部分には、ロックナット34を螺合するための螺子部25が形成されている。ロックナット34は、スピンドル24の下端に螺子留めにより固定されて、インナーフランジ32との間で先端工具40を挟持及び固定する。
このように構成されたグラインダ1では、スイッチ操作部19を用いてオン操作すると、モータ12が回転し、その回転出力が、第一ギヤハウジング6内のギヤ機構(ベベルギヤ20,22)を介してスピンドル24に伝達される。即ち、スピンドル24は、ハウジング4,6,30に収容されるモータ12及びギヤ機構を含む駆動デバイスによって回転駆動される。
このため、ロックナット34を介して、先端工具40がスピンドル24に固定された状態では、スピンドル24の回転に合わせて、先端工具40が回転する。先端工具40の回転により、グラインダ1は、被加工材に対する研削、研磨、及び切断等の加工を行う。但し、実現可能な加工は、スピンドル24に取り付けられる先端工具40の種類による。
モータ12の回転軸14には、リアカバー8の吸入孔から外気を導入して、第一ギヤハウジング6に設けられた排出孔7から空気を排出させるファン15が設けられている。
グラインダ1には更に、ディスク状の先端工具40を覆う保護カバー60が設けられる(図2参照)。この保護カバー60は、当技術分野においてホイールカバー又はディスクカバーとも呼ばれる。本明細書における「覆う」との記載は、対象を少なくとも部分的に覆うことを意味し、特段の言及がない限りにおいて、対象全体を覆うことに限定されない。
図2には、図1に示すグラインダ1に従来型の保護カバー60が装着された状態でのスピンドル24及び先端工具40周辺の断面構成を示す。
図2に示される保護カバー60は、ディスク状の先端工具40における上部後方の半円部分を覆うための半円状の上部構成体61と、上部構成体61の外周端縁から下方に延びる側部構成体63とを備える。この保護カバー60は、上部構成体61及び側部構成体63が一体に形成された構成にされる。例えば、上部構成体61及び側部構成体63は、金属材料により一体に形成された構成にされる。側部構成体63は、下端に湾曲部64を備え、下端で僅かに径方向内側に湾曲した構成にされる。
保護カバー60は、第二ギヤハウジング30に保護カバー60を固定するための円筒部67を更に有する。円筒部67は、上部構成体61の外周円弧と同心の円筒部として上部構成体61に設けられる。この円筒部67は、内径が第二ギヤハウジング30に設けられた円状の側面を有するカバー接続部31の外径よりも僅かに大きいサイズに設計される。
図2には示されないが、円筒部67は、上下方向に垂直な面に沿う断面が開環形状を示すように構成され、周方向において開いた部分に、第二ギヤハウジング30のカバー接続部31に対して円筒部67を径方向内側に締め付けるための締付部を備える。図13には同等の構成を有する円筒部450及び締付部455が示される。
この締付部は、この締付部を両側から挟む螺子とナットとの位置関係が変化することにより、円筒部67の内側を、第二ギヤハウジング30のカバー接続部31に締め付けて、保護カバー60を第二ギヤハウジング30に固定するように機能する。図2に示される保護カバー60は、例えば、研削砥石により被加工材を加工するときに用いられる。
付言すると、保護カバー60は、カバー接続部31に対して周方向に任意の角度(向き)で取り付け可能である。図2に示される配置は、研削加工において一般的な配置である。以下の各実施形態で説明する第一保護カバーも、グラインダに対して任意の角度で取り付け可能である。従って、保護カバーの構成要素に関し前後左右を説明するときには、この研削加工時の一般的に配置に基づいて方向を説明しているだけであり、グラインダに対する保護カバーの周方向の向きが特定方向に限定されるわけではないことを理解されたい。
[第一実施形態]
第一実施形態のグラインダ100は、図1に示すグラインダ1又は類似のグラインダに、保護カバーセット110として、図3〜図6に示す第一保護カバー120及び第二保護カバー170が装着された構成にされる。
第一保護カバー120は、スピンドル24の周方向に広がるカバー本体130と、カバー本体130を第二ギヤハウジング30に固定するためのレバー固定部150を備える。
カバー本体130は、上述の保護カバー60と同様に、先端工具40の上部後方の半円部分を覆うための半円状の上部構成体131と、上部構成体131の外周端縁から下方に延びる側部構成体133とを、備える。この構成により、カバー本体130は、スピンドル24の周方向に広がって先端工具40の上方及び側方を覆うように機能する。上部構成体131及び側部構成体133は、例えば金属材料により一体に形成される。側部構成体133は、図示されないが径方向内側に湾曲した湾曲部を下端に備える。
レバー固定部150は、レバー155により径方向内側に締付け可能なリング状部材として上部構成体131に設けられる。上部構成体131は、第二ギヤハウジング30のカバー接続部31の周方向に沿って、上方に延びる延設部位を有し、この延設部位でレバー固定部150に接続される。
レバー固定部150は、図3に示されるように、回動軸153を中心に回動するレバー155を有し、このレバー155が径方向内側に倒されると、レバー固定部150の内側を、第二ギヤハウジング30のカバー接続部31に締め付けるように機能する。
このレバー固定部150の機能により、第一保護カバー120は、第二ギヤハウジング30に固定される。第一保護カバー120は、第二ギヤハウジング30のカバー接続部31に嵌め込まれた後、締め付けられることにより、カバー接続部31に固定される。
第二保護カバー170は、図3及び図4に示されるように、第一保護カバー120とは独立して、グラインダ100の第一ギヤハウジング6に着脱可能に固定される。グラインダ100は、図3に示すように、作業者により把持されるグリップ70を着脱可能に固定するための一対のグリップ固定部6Aを、第一ギヤハウジング6の表面において左右に備える。グリップ固定部6Aの実体は、螺子孔である。グリップ70は、グリップ本体71の一旦に螺子部73を備え、グリップ70は、螺子部73がグリップ固定部6Aと螺合することにより、第一ギヤハウジング6に固定される。
第二保護カバー170は、このグリップ固定部6Aで第一ギヤハウジング6に着脱可能に固定され、第一保護カバー120の下方で、第一保護カバー120によっては覆われない先端工具40の下方領域を覆う。具体的に、第二保護カバー170は、第一保護カバー120の下方を覆うカバー本体171と、カバー本体171を第一保護カバー120の下方で保持する保持具180と、を備えた構成にされる。
保持具180は、図4に示されるように長尺な板状部材により構成される。保持具180は、グリップ固定部6Aにおいてグリップ70の螺子部73に貫挿される貫通孔181を一端に備える。保持具180は、図3に示されるように、貫通孔181に螺子部73が貫挿された状態で、グリップ70がグリップ固定部6Aに螺子留めされることにより、グリップ70とグリップ固定部6Aとの間に挟持される。この挟持により、第二保護カバー170は、グリップ固定部6Aで第一ギヤハウジング6に固定される。第二保護カバー170は、グリップ70の螺子部73に代えて、汎用的な螺子を用いてグリップ固定部6Aで固定されてもよい。
保持具180は、図3及び図5に示すように、第一ギヤハウジング6に固定された状態で、板状部材が、貫通孔181を備える一端から、第一保護カバー120を避けるように、第一及び第二ギヤハウジング6,30並びに第一保護カバー120の側方を通って下方に延びるように構成されている。更に言えば、保持具180は、板状部材が第一保護カバー120の下端を抜けた地点で湾曲して、上下方向に垂直な面に沿ってスピンドル24の軸線と重なる地点まで延びた構成にされている。保持具180は、グリップ固定部6Aに固定される一端とは反対側の端で、カバー本体171を、回動ピン175を通じて回動可能に保持する。
カバー本体171は、第一保護カバー120の形状に対応した半円状の金属板又は樹脂板により構成され、スピンドル24の下方で、周方向(スピンドル24の回転方向又は外周方向)に回動可能に、保持具180に保持される。
即ち、カバー本体171は、カバー本体171の外周に沿う円の中心を通る軸周りに回動可能に、保持具180に保持される。カバー本体171は、その外周に沿う円の中心付近に保持具180との接続部173を有しており、接続部173において保持具180と回動ピン175を通じて回動可能に接続される。
カバー本体171は更に、左右端に上方を向く延設部177を有している。延設部177は、カバー本体171が第一保護カバー120の下方に配置されたときに、第一保護カバー120の側部構成体133と係合して、カバー本体171を第一保護カバー120に対して回動しないように保持する。カバー本体171の保持具180に対する回動構造は、第二ギヤハウジング30のカバー接続部31に取り付けられる第一保護カバー120の周方向の向きに合わせて、カバー本体171を、第一保護カバー120の下方に配置するために設けられている。
本実施形態によれば、従来型の保護カバー60と同様の構成を有する第一保護カバー120とは独立して、グリップ固定部6Aにおいてグリップ70と共に第一ギヤハウジング6に着脱可能に固定される第二保護カバー170が提供される。従って、作業者は必要に応じて、簡単に第二保護カバー170を着脱して、先端工具40を覆う領域を調整することができる。結果、本実施形態によれば、グラインダ100の作業性及び粉塵の飛散抑制能力が向上する。
即ち、作業者は、研削砥石を先端工具40として用いて研削加工作業を行う場合には、第二保護カバー170を取り付けずに、第一保護カバー120のみがグラインダ100に装着された状態で、先端工具40の下面を用いて加工作業を行うことができる。
一方、作業者は、切断砥石を先端工具40として用いて切断加工作業を行う場合には、第一保護カバー120の下方に、第二保護カバー170を、グリップ固定部6Aを通じて固定して、先端工具40の下方をカバー本体171により覆った状態で、切断加工作業を行うことができる。
先端工具40として切断砥石を用いる場合には、先端工具40を被加工材に対し垂直に配置し、先端工具40の側縁で被加工材を加工する状況が発生する。この状況では、先端工具40の下方が作業者側を向く可能性がある。従って、作業者は、先端工具40の下方領域が覆われるように第二保護カバー170を装着することで、第二保護カバー170を取り付けない場合よりも良好な環境で切断加工作業を行うことができる。図6に示されるグラインダ100では、第一保護カバー120の周方向の向きが、切断加工作業に適した向きに調整されており、それに合わせてカバー本体171の向きも保持具180の向きから回動により調整されている。
[第二実施形態]
第二実施形態のグラインダ200は、図1に示すグラインダ1又は類似のグラインダに対して、第一実施形態と同一構成の第一保護カバー120が第二ギヤハウジング30のカバー接続部31に装着された構成にされる。更に、本実施形態によれば、第一保護カバー120とは独立して、グラインダ本体に対して着脱可能な第二保護カバー270が提供される。即ち、本実施形態によれば、保護カバーセット210として、図7及び図8に示す第一保護カバー120及び第二保護カバー270の組み合わせが提供される。
本実施形態の第二保護カバー270は、第一実施形態と同一構成のカバー本体171が、本実施形態に特徴的な保持具280に回動可能に接続された構成にされる。保持具280は、第一実施形態の保持具180の形状に対応した部位がスピンドル24の軸線(回動ピン175の回転軸)を通って前後方向に延びる面を基準に、左右対称(面対称)に設けられた構成にされる。
保持具280は、図8に示されるように長尺な板状部材により構成される。保持具280は、貫通孔281を両端に備える。保持具280は、これら二つの貫通孔281にグリップ70の螺子部73又は汎用的な螺子が貫挿されて、左右のグリップ固定部6Aに螺子留めされる。この螺子留めにより、第二保護カバー270は、グリップ固定部6Aで第一ギヤハウジング6に固定される。
保持具280は、第一ギヤハウジング6に固定された状態で、板状部材が、貫通孔281を備える端部から、第一保護カバー120を避けるように、第一及び第二ギヤハウジング6,30並びに第一保護カバー120の側方を通って下方に延びるように構成されている。更に言えば、保持具280は、板状部材が第一保護カバー120の下端を抜けた地点で湾曲して、上下方向に垂直な面に沿ってスピンドル24の軸線と重なる地点まで延びた構成にされる。保持具280は、スピンドル24の軸線に重なる位置で、カバー本体171を、回動ピン175を通じて回動可能に保持する。本実施形態によれば、第二保護カバー270を左右のグリップ固定部6Aを通じて安定的に強固に固定することが可能である。
[第三実施形態]
第三実施形態のグラインダ300は、図1に示すグラインダ1又は類似のグラインダに対して、第一実施形態と同一構成の第一保護カバー120が第二ギヤハウジング30のカバー接続部31に装着された構成にされる。更に、本実施形態によれば、第一保護カバー120とは独立して、グラインダ本体に対して着脱可能な第二保護カバー370が提供される。即ち、本実施形態によれば、保護カバーセット310として、図9〜図12に示す第一保護カバー120及び第二保護カバー370の組み合わせが提供される。
本実施形態の第二保護カバー370は、第一実施形態と同一構成のカバー本体171が、本実施形態に特徴的な保持具380に回動可能に接続された構成にされる。保持具380は、カバー本体171とは異なりグラインダ300に対して回転不可能に配置される当該保持具380が被加工材に干渉して作業性が低下するのを抑制可能な構成を有する。即ち、保持具380は、第一実施形態及び第二実施形態とは異なり、第一保護カバー120の側方ではなく後方を通って、カバー本体171を回動可能に保持する構成にされる。
保持具380は、図10に示されるように、スピンドル24の軸線(回動ピン175の回転軸)を通って前後方向に延びる面を基準に、左右対称(面対称)な形状を有する。保持具380は、左右のグリップ固定部6Aに対応する二つの貫通孔381を備える。保持具380は、これら二つの貫通孔381にグリップ70の螺子部73又は汎用的な螺子が貫挿されて、左右のグリップ固定部6Aに螺子留めされる。この螺子留めにより、第二保護カバー370は、グリップ固定部6Aで第一ギヤハウジング6に固定される。
保持具380は、図9及び図11に示すように、第一ギヤハウジング6に固定された状態で、貫通孔381を備える二つの接続部383が、第二ギヤハウジング30の後方に向かって湾曲するように延びた構成にされる。これら二つの接続部383は、第二ギヤハウジング30の後方で、カバー本体保持部385に連結された構成にされる。カバー本体保持部385は、第二ギヤハウジング30の後方から、第一保護カバー120の後方を通って下方に延びるように構成されている。
カバー本体保持部385は、第一保護カバー120の下端を抜けた地点で湾曲して、上下方向に垂直な面に沿ってスピンドル24の軸線と重なる地点まで延びた構成にされている。カバー本体保持部385は、スピンドル24の軸線と重なる地点で、カバー本体171を、回動ピン175を通じて回動可能に保持する。
本実施形態によれば、保持具380がスピンドル24の軸線と重なるカバー本体171との回動部から左右に広がらず、後方を通って、第一ギヤハウジング6のグリップ固定部6Aに延びているため、加工作業時に保持具380が被加工材と干渉する可能性を抑えることができる。
図12に示されるグラインダ300では、第一保護カバー120の周方向の向きが、切断加工作業に適した向きに調整されており、それに合わせてカバー本体171の向きも保持具380の向きから回動により調整されている。本実施形態によれば、このような状態においても保持具380は、第一保護カバー120によって覆われる先端工具40の下方領域を通ってカバー本体171に接続される。従って、加工作業時に保持具380が被加工材と干渉する可能性を抑えることができる。
保持具380が第一保護カバー120の後方を通ることは、グラインダ300を把持する作業者側を通ること、グラインダ300の作業者によって把持される側を通ること、加工作業時に被加工材と接触する先端工具40の部位とは反対側を通ること若しくは当該部位から離れた位置を通ること、又は、長尺なグラインダ300のスピンドル24及び先端工具40が位置する側とは反対側を通ることに対応する。
[第四実施形態]
第四実施形態のグラインダ400は、図1に示すグラインダ1又は類似のグラインダに対して、第一実施形態から第三実施形態と類似した構成を有する第一保護カバー420が第二ギヤハウジング30のカバー接続部31に装着された構成にされる。
更に、本実施形態によれば、第一保護カバー420に対して着脱可能な第二保護カバー470が提供される。即ち、本実施形態によれば、保護カバーセット410として、図13〜図15に示す第一保護カバー420及び第二保護カバー470の組み合わせが提供される。
本実施形態によれば、第二ギヤハウジング30のカバー接続部31に固定された第一保護カバー420に対して、図13及び図14に示すように第二保護カバー470が着脱されることにより、保護カバーセット410によって覆われる先端工具40の下方領域が変化する。
第一保護カバー420は、上述の保護カバー60と同様に構成され、スピンドル24の周方向に広がるカバー本体430と、カバー本体430を第二ギヤハウジング30に固定するための円筒部450を備える。
カバー本体430は、半円状の上部構成体431と、上部構成体431の外周端縁から下方に延びる側部構成体433とを、備える。この構成により、カバー本体430は、スピンドル24の周方向に広がって先端工具40の上方及び側方を覆うように機能する。上部構成体431及び側部構成体433は、例えば金属材料により一体に形成される。
上部構成体431は、円筒部450に対応する位置で上方に延びる延設部位を有し、この延設部位で円筒部450に接続される。円筒部450は、この延設部位と一体に構成される、又は、延設部位とは別体に構成される。
円筒部450は、円筒部67と同様に開環形状にされ、図13に示されるように、周方向において開いた部分に、第二ギヤハウジング30のカバー接続部31に対して円筒部450を締め付けるための締付部455を備える。
締付部455は、この締付部455を両側から挟む螺子とナットとの位置関係が変化することにより、円筒部450の内側を、第二ギヤハウジング30のカバー接続部31に締め付けるように機能する。この円筒部450の機能により、第一保護カバー420は、第二ギヤハウジング30に固定される。
第二保護カバー470は、弾性材料、具体的にはゴム材料により、その全体が構成される。この第二保護カバー470は、第一保護カバー420が備えるカバー本体430の上面を覆うための半円状の上部構成体471と、上部構成体471の外周端縁から下方に延びる側部構成体473と、側部構成体473の下端から、上下方向に垂直な面に沿って、径方向内側(スピンドル24の軸線側)に延びる下部構成体475と、を備える。下部構成体475は、第二保護カバー470が第一保護カバー420に装着された際に、第一保護カバー420により覆われない先端工具40の下方領域を覆うために設けられる。
第二保護カバー470は、上部構成体471、側部構成体473及び下部構成体475によって形成される内部空間の形状が、第一保護カバー420の外面形状とおよそ一致するように構成される。これにより、第二保護カバー470は、第一保護カバー420に、その外側から装着されたときに第一保護カバー420の外面にフィットするように配置される。第二保護カバー470は、第一保護カバー420から簡単には抜けないように、第一保護カバー420に装着された状態で、自身を構成するゴム材料が伸長し、第一保護カバー420の外面に強く密着するような大きさに設計されてもよい。
本実施形態によれば、第二保護カバー470は、第一保護カバー420から簡単には抜けないように、側部構成体473の左右端部に、第一保護カバー420が備える側部構成体433の左右端部と係合する係合部477を更に備える。係合部477は、側部構成体433の左右端部を外側から内側に囲むように湾曲している。係合部477は、この湾曲により、第二保護カバー470が第一保護カバー420から抜けるのを阻害する。係合部477は、弾性材料としてのゴム材料により、上部構成体471及ぶ側部構成体473と一体に形成される。
本実施形態によれば、作業者は、研削砥石を用いて研削加工作業を行う場合には、第二保護カバー470を取り付けずに、第一保護カバー420がグラインダ400に装着された状態で、先端工具40の下面を用いて加工作業を行うことができる。
一方、作業者は、切断砥石を用いて切断加工作業を行う場合には、ゴム製の第二保護カバー470の第一保護カバー420への挿入口480を左右に広げるように変形させて、係合部477が第一保護カバー420の側部構成体433と係合するように、第二保護カバー470を、第一保護カバー420に装着することができる。このようにして、作業者は、第一保護カバー420により覆われない先端工具40の下方領域を、第二保護カバー470で覆うことができる。作業者は、このように先端工具40の下方を覆った状態で、切断加工作業を行うことができる。
従って、作業者は、研削砥石を用いた加工作業及び切断砥石を用いた加工作業を行う場合のいずれに場合においても、先端工具40を適切に覆って、作業性良く加工作業を行うことができる。
[第五実施形態]
第五実施形態のグラインダ500は、図1に示すグラインダ1又は類似のグラインダに対して、第一実施形態の第一保護カバー120に一部類似した構成を有する第一保護カバー520が第二ギヤハウジング30のカバー接続部31に装着された構成にされる。
更に、本実施形態によれば、第一保護カバー520に対して着脱可能な第二保護カバー570が提供される。即ち、本実施形態によれば、保護カバーセット510として、図16〜図24に示す第一保護カバー520及び第二保護カバー570の組み合わせが提供される。
本実施形態によれば、第一保護カバー520に対して第二保護カバー570が異なる向きで装着されることにより、保護カバーセット510によって覆われる先端工具40の領域が変化する。
第一保護カバー520は、第一実施形態の第一保護カバー120に第二保護カバー570を固定するための長方形状の貫通孔535が設けられた構成にされる。即ち、第一保護カバー520は、スピンドル24の周方向に広がるカバー本体530と、カバー本体530を第二ギヤハウジング30に固定するための円筒部550とを備える。
カバー本体530は、先端工具40の上部後方の半円部分を覆うための半円状の上部構成体531と、上部構成体531の外周端縁から下方に延びる側部構成体533とを、備える。上部構成体531及び側部構成体533は、例えば金属材料により一体に形成される。カバー本体530は、周方向に0度から180度の範囲で延びる側部構成体533の90度の位置に、固定具590を装着するための貫通孔535を備える。側部構成体533は、径方向内側に湾曲した湾曲部534を下端に備える。
円筒部550は、第一実施形態の円筒部150と同様に構成され、上部構成体531に設けられる。第一保護カバー520は、円筒部550を介して第二ギヤハウジング30のカバー接続部31に固定される。
第二保護カバー570は、第一保護カバー520のカバー本体530の外面に沿う内面を有した構成にされる。具体的に、第二保護カバー570は、第一保護カバー520の上部構成体531の外面に対応した内面形状を有する上部構成体571と、上部構成体571の外周端縁から下方に延びる側部構成体573と、を備える。上部構成体571及び側部構成体573は、例えば金属材料により一体に形成される。側部構成体573は、第一保護カバー520の側部構成体533の外面に対応した内面形状を有する。但し、側部構成体573は、図19及び図20から理解できるように、第一保護カバー520が備える湾曲部534に対応する部分を備えない構成にされる。
第二保護カバー570は、周方向に0度から180度の範囲で延びる側部構成体573の90度の位置に、固定具590を装着するための貫通孔575を備える。この貫通孔575は、第二保護カバー570が、第一保護カバー520に対して上向き及び下向きのいずれの向きで配置された場合においても、第一保護カバー520の貫通孔535と連通するように配置される。
図16、図17、図18、図19及び図20は、第二保護カバー570が第一保護カバー520に対して上向きで装着される例を示す。図21、図21、図22、図23及び図24は、第二保護カバー570が第一保護カバー520に対して下向きで装着される例を示す。
図16〜図20に示すように、第二保護カバー570は、上向きで第一保護カバー520に装着される場合には、第一保護カバー520の上部外面と第二保護カバー570の先端工具40を向く内面とが近接するように第一保護カバー520に装着される。これにより、第二保護カバー570は、第一保護カバー520の上部外面側に収容される。
このようにして第二保護カバー570が第一保護カバー520に上向きで装着されると、第一保護カバー520の貫通孔535と、第二保護カバー570の貫通孔575とが連通する。この連通する貫通孔535及び貫通孔575には、作業者の操作により、第二保護カバー570の外側から固定具590が挿入される。固定具590は、作業者によるツマミ591の操作により、固定具590の軸線を中心に90度回転される。これにより、第二保護カバー570は、第一保護カバー520から抜けないように、第一保護カバー520に固定される。
図19及び図20に示すように、固定具590は、ツマミ591と、ツマミ591から貫通孔535,575への挿入方向に沿って突出する鍵部593と、を備えた構成にされる。鍵部593は、ツマミ591から挿入方向に延びる括れ部593Aと、括れ部593Aの挿入方向先端に設けられた長方形状の係合部593Bと、を有する。
括れ部593Aは、貫通孔535,575に挿入可能であって、挿入方向に対応する固定具590の軸線周りのツマミ591の回転によらず、貫通孔535,575に干渉しない径サイズの棒形状にされる。括れ部593Aは、ツマミ591からの突出量が、側部構成体533,573の厚みに対応するように設計される。
係合部593Bは、固定具590の軸線に垂直な断面が貫通孔535,575よりも僅かに小さい相似形状にされる。
このように構成される固定具590によれば、作業者は、図19に示すように、係合部593Bが貫通孔535,575を貫通して、第一保護カバー520の内側に出た後、ツマミ591を回して、図20に示すように、係合部593Bを、貫通孔535,575の長方形に対して90度に傾いた状態にすることで、第二保護カバー570を、第一保護カバー520から抜けないように固定することができる。
図21〜図24に示すように、第二保護カバー570が下向きで第一保護カバー520に装着される場合には、第二保護カバー570の内面と第一保護カバー520の内面とが対向して、第二保護カバー570の内面と第一保護カバー520の内面との間に先端工具40を収容する空間が形成される。これにより、第二保護カバー570は、第一保護カバー520が覆わない先端工具40の下方領域を被覆可能に配置される。
第二保護カバー570が第一保護カバー520に下向きで装着された場合にも、第一保護カバー520の貫通孔535と、第二保護カバー570の貫通孔575とは、連通する。この連通する貫通孔535及び貫通孔575には、作業者の操作により、第二保護カバー570の外側から固定具590が挿入され、ツマミ591が回される。これにより、第二保護カバー570は、第一保護カバー520から抜けないように、第一保護カバー520に固定される。
本実施形態によれば、第二保護カバー570の向きの変更によって、保護カバーセット510により覆われる先端工具40の領域を変更することができる。例えば、作業者は、研削砥石を用いた研削加工時に、第二保護カバー570を上向きで第一保護カバー520に取り付けて、加工作業を行うことができる。作業者は、切断砥石を用いた切断加工時には、第二保護カバー570を下向きで第一保護カバー520に取り付けて、先端工具40の下方領域を覆った状態で、加工作業を行うことができる。
従って、本実施形態によれば、利便性の高いグラインダ500を提供することができる。特に、本実施形態によれば、第二保護カバー570を先端工具40の下方領域を覆う目的で使用しないときにも、第一保護カバー520に向きを変えて装着しておくことができる。従って、第二保護カバー570が第一保護カバー520から取り外されたままとされることにより、作業者が第二保護カバー570を紛失してしまう可能性を抑制することができる。
[第六実施形態]
第六実施形態のグラインダ600は、図1に示すグラインダ1又は類似のグラインダに対して、第一実施形態の第一保護カバー120に一部類似した構成を有する第一保護カバー620が第二ギヤハウジング30のカバー接続部31に装着された構成にされる。
更に、本実施形態によれば、第一保護カバー620に対して着脱可能な第二保護カバー670が提供される。即ち、本実施形態によれば、保護カバーセット610として、図25〜図27に示す第一保護カバー620及び第二保護カバー670の組み合わせが提供される。
本実施形態によれば、第一保護カバー620に対して第二保護カバー670が異なる向きで装着されることにより、保護カバーセット610によって覆われる先端工具40の領域が変化する。
第一保護カバー620は、第一実施形態の第一保護カバー120に第二保護カバー670を固定するための螺子孔635,637が設けられた構成にされる。即ち、第一保護カバー620は、カバー本体630及び円筒部650を備え、カバー本体630が、半円状の上部構成体631と、上部構成体631の外周端縁から下方に延びる側部構成体633と、を備えた構成にされる。側部構成体633は、径方向内側に湾曲した湾曲部634を下端に備える。第一保護カバー620は、円筒部650を介して第二ギヤハウジング30のカバー接続部31に固定される。カバー本体630及び円筒部650は、第一保護カバー120が備えるカバー本体130及び円筒部150に対応する。
このカバー本体630は、側部構成体633の左右両端に、第二保護カバー670が上向きで装着されるときに、第二保護カバー670の貫通孔675と連通する螺子孔635と、第二保護カバー670が下向きで装着されるときに、第二保護カバー670の貫通孔675と連通する螺子孔637と、を備える。
第二保護カバー670は、第一保護カバー620のカバー本体630の外面に沿う内面を有した構成にされる。具体的に、第二保護カバー670は、第一保護カバー620の上部構成体631の外面に対応した内面形状を有する上部構成体671と、上部構成体671の外周端縁から下方に延びる側部構成体673と、を備える。上部構成体671及び側部構成体673は、例えば金属材料により一体に形成される。側部構成体673は、第一保護カバー620の側部構成体633の外面に対応した内面形状を有する。
第二保護カバー670は更に、第二保護カバー670が第一保護カバー620に対して上向きに装着されるときには、第一保護カバー620の螺子孔635と連通し、第二保護カバー670が第一保護カバー620に対して下向きに装着されるときには、第一保護カバー620の螺子孔637と連通する貫通孔675を、側部構成体673の左右両端に備える。貫通孔675は、図26及び図27において螺子690か装着されている側部構成体673の位置に存在すると理解されたい。
図25及び図26に示すように、第二保護カバー670は、上向きで第一保護カバー620に装着される場合、第一保護カバー620の上部外面と第二保護カバー670の先端工具40を向く内面とが近接するように第一保護カバー620に装着される。これにより、第二保護カバー670は、第一保護カバー620の上部外面側に収容される。
一方、図27及び図28に示すように、第二保護カバー670が下向きで第一保護カバー620に装着される場合には、第二保護カバー670の内面と第一保護カバー620の内面とが対向して、第二保護カバー670の内面と第一保護カバー620の内面との間に先端工具40を収容する空間が形成される。これにより、第二保護カバー670は、第一保護カバー620が覆わない先端工具40の下方領域を被覆可能に配置される。
作業者は、研削砥石を用いた研削加工時には、第二保護カバー670を上向きで第一保護カバー620に取り付けて、加工作業を行うことができる。このとき、作業者は、貫通孔675を通じて、第一保護カバー620の螺子孔635に螺子690を螺合することにより、第二保護カバー670を第一保護カバー620に螺子留めすることができる。第二保護カバー670が上向きで第一保護カバー620に取り付けられている状態では、先端工具40の下方領域が実質的に覆われないので、作業者は、先端工具40の下面を使って、効率よく加工作業を行うことができる。
一方、作業者は、切断砥石を用いた切断加工時には、第二保護カバー670を下向きで第一保護カバー620に取り付けて、先端工具40の下方領域を覆った状態で、加工作業を行うことができる。このとき、作業者は、貫通孔675を通じて、第一保護カバー620の螺子孔637に螺子690を螺合することにより、第二保護カバー670を第一保護カバー620に螺子留めすることができる。
このように、本実施形態によれば、第二保護カバー670の第一保護カバー620に対する装着向きによって、保護カバーセット610を研削加工に適した形態、及び、切断加工に適した形態に切り替えて配置することができるので、利便性の高いグラインダ600を提供することができる。第二保護カバー670を先端工具40の下方領域を覆う目的で使用しないときにも、第一保護カバー620に向きを変えて装着しておくことができることの利点は、第五実施形態と同様である。
[第七実施形態]
第七実施形態のグラインダ700は、図1に示すグラインダ1又は類似のグラインダに対して、第一実施形態の第一保護カバー120に一部類似した構成を有する第一保護カバー720が第二ギヤハウジング30のカバー接続部31に装着された構成にされる。
更に、本実施形態によれば、第一保護カバー720に対して着脱可能な第二保護カバー770が提供される。即ち、本実施形態によれば、保護カバーセット710として、図29〜図33に示す第一保護カバー720及び第二保護カバー770の組み合わせが提供される。
本実施形態によれば、第一保護カバー720に対して第二保護カバー770が着脱されることにより、保護カバーセット710によって覆われる先端工具40の領域が変化する。第一保護カバー720は、第一実施形態の第一保護カバー120に、第二保護カバー770を固定するための螺子790と係合する切欠き735(図33参照)が設けられた構成にされる。
即ち、第一保護カバー720は、図30に示すようにカバー本体730及び円筒部750を備え、カバー本体730が、半円状の上部構成体731と、上部構成体731の外周端縁から下方に延びる側部構成体733と、を備えた構成にされる。
側部構成体733は、径方向内側に湾曲した湾曲部734を下端に備える。湾曲部734は、側部構成体733の左右端近傍の湾曲部734の領域に、螺子790と係合する切欠き735を備えた構成にされる。第一保護カバー720は、円筒部750を介して第二ギヤハウジング30のカバー接続部31に固定される。
第二保護カバー770は、図31及び図32に示すように、半円状の金属板又は樹脂板からなるカバー本体771と、カバー本体771の外周を構成する側縁において周方向に設けられた凹条773と、を備える。カバー本体771は、作業者の視界を遮らないようにするための透明な樹脂板又はメッシュ状の板で構成されてもよい。凹条773は、第一保護カバー720の下方で、周方向に延びる湾曲部734を挟むようにして、湾曲部734と係合し、第二保護カバー770を、第一保護カバー720の開口部739に保持する。ここで言う開口部739は、図33に示されるように、周方向に延びる湾曲部734の端縁から、その端縁に沿う円の径方向内側に位置する第一保護カバー720の下側領域である。
第二保護カバー770は、第一保護カバー720の横から、開口部739の内側に沿って延びる凸条としての湾曲部734と凹条773とが係合するように、湾曲部734に沿って挿入されて、第一保護カバー720の開口部739を閉塞するように装着される。このとき、第二保護カバー770は、図33に示すように湾曲部734に支持される。図33においては、湾曲部734と凹条773との係合態様を示すために、第二保護カバー770を透過して表す。
第二保護カバー770のカバー本体771は、第二保護カバー770が第一保護カバー720に装着された状態で切欠き735と連通する貫通孔775を備える。第二保護カバー770が第一保護カバー720に装着された後には、この貫通孔775及び切欠き735に螺子790が装着され、第二保護カバー770が第一保護カバー720に螺子留めされる。
作業者は、研削砥石を用いた研削加工時には、第二保護カバー770を第一保護カバー720に取り付けずに、加工作業を行うことができる。この状態では、先端工具40の下方領域が実質的に覆われないので、作業者は、先端工具40の下面を使って、効率よく加工作業を行うことができる。
作業者は、切断砥石を用いた切断加工時には、第二保護カバー770を第一保護カバー720に取り付けて、第一保護カバー720では覆われない先端工具40の下方領域を覆った状態で、加工作業を行うことができる。このとき、作業者は、貫通孔775及び切欠き735を通じて、第二保護カバー770を第一保護カバー720の螺子留めすることにより、第二保護カバー770を第一保護カバー720に簡単に固定することができる。従って、本実施形態によれば、作業性及び粉塵の飛散抑制能力に優れたグラインダ700を提供することができる。
[第八実施形態]
第八実施形態のグラインダ800は、図1に示すグラインダ1又は類似のグラインダに対して、第一実施形態の第一保護カバー120に一部類似した構成を有する第一保護カバー820が第二ギヤハウジング30のカバー接続部31に装着された構成にされる。
更に、本実施形態によれば、第一保護カバー820に対して着脱可能な第二保護カバー870が提供される。即ち、本実施形態によれば、保護カバーセット810として、図34〜図37に示す第一保護カバー820及び第二保護カバー870の組み合わせが提供される。
本実施形態によれば、第一保護カバー820に対して第二保護カバー870が着脱されることにより、保護カバーセット810によって覆われる先端工具40の領域が変化する。第一保護カバー820は、第一実施形態の第一保護カバー120に第二保護カバー870を支持するための支持体840が設けられた構成にされる。
即ち、第一保護カバー820は、カバー本体830、支持体840、及び、円筒部850を備え、カバー本体830が、半円状の上部構成体831と、上部構成体831の外周端縁から下方に延びる側部構成体833と、を備えた構成にされる。
側部構成体833は、径方向内側に湾曲した湾曲部834を下端に備える。支持体840は、側部構成体833の外周に沿う内面を有する側部構成体841と、側部構成体841の下端から径方向内側に延びる凹条構成体843と、を備えた構成にされる。側部構成体841及び凹条構成体843は、例えば金属材料により一体に形成される。
側部構成体841は、側部構成体833の外周で、側部構成体833と結合される。例えば、側部構成体841は、側部構成体833と溶接される。凹条構成体843は、湾曲部834の僅かに下方に配置されて、湾曲部834の下面と、凹条構成体843の上面との間に、開口部839の内側に沿って延びる周方向の凹条845を構成する。開口部839は、図35に示すように、周方向に延びる湾曲部834の端縁から、その端縁に沿う円の径方向内側に位置する第一保護カバー820の下側領域である。
凹条845には、第二保護カバー870の側縁が上下方向に垂直な横方向から挿入される。側部構成体841の左右端には、第二保護カバー870を第一保護カバー820に固定するための螺子890と螺合する螺子孔847が設けられる。
第二保護カバー870は、半円状の金属板又は樹脂板であるカバー本体871に、螺子890と係合する係合部873が設けられた構成にされる。係合部873は、カバー本体871において、螺子孔847から側部構成体841の内側に突出する螺子890の先端部を収容するための切欠きとして構成される。
第二保護カバー870は、第一保護カバー820の横から、湾曲部834と凹条構成体843との間(凹条845)に、カバー本体871の側縁が収容されるように挿入されて、第一保護カバー820の開口部839を閉塞するように装着される。このとき、第二保護カバー870は、図36に示すように凹条構成体843に支持される。
第二保護カバー870が第一保護カバー820に装着された状態で、作業者は、螺子890を、側部構成体841の内側に突出するように螺子孔847に螺合することができる。この突出により螺子890の先端は、第二保護カバー870が第一保護カバー820の凹条845から抜けないように、第二保護カバー870を第一保護カバー820に保持する。
本実施形態によれば、作業者は、研削砥石を用いた研削加工時には、第二保護カバー870を第一保護カバー820に取り付けずに、加工作業を行うことができる。この状態では、先端工具40の下方領域が実質的に覆われない。一方、作業者は、切断砥石を用いた切断加工時には、第二保護カバー870を第一保護カバー820に取り付けて、第一保護カバー820では覆われない先端工具40の下方領域を覆った状態で、加工作業を行うことができる。従って、本実施形態によれば、作業者が良好な環境で効率よく作業可能なグラインダ800を提供することができる。
本実施形態によれば、図34及び図35に示すように、作業者が第二保護カバー870を第一保護カバー820の下方に配置しないときに、第二保護カバー870を収容するための収容部832が、上部構成体831上に設けられている。作業者は、第二保護カバー870を使用しないとき、第二保護カバー870を、この収容部832に嵌め込んで、第一保護カバー820上に固定することができる。上部構成体831は、第二保護カバー870が第一保護カバー820上に配置されるときに、第二保護カバー870の貫通孔875と連通する螺子孔831Aを備える。作業者は、螺子890を、貫通孔875を通じて螺子孔831Aに螺合することにより、第二保護カバー870を第一保護カバー820上に固定することができる。従って、本実施形態によれば、利便性の高いグラインダ800を提供することができる。
[他の実施形態]
以上に、第一実施形態から第八実施形態について説明したが、本発明のグラインダ、カバーセット及びカバーは、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。
上記実施形態における1つの構成要素が有する機能は、複数の構成要素に分散して設けられてもよい。複数の構成要素が有する機能は、1つの構成要素に統合されてもよい。上記実施形態の構成の一部は、省略されてもよい。上記実施形態の構成の少なくとも一部は、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換されてもよい。特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
1…グラインダ、4…モータハウジング、6…第一ギヤハウジング、6A…グリップ固定部、8…リアカバー、12…モータ、14…回転軸、20…第一ベベルギヤ、22…第二ベベルギヤ、24…スピンドル、25…螺子部、26…ベアリング、28…ベアリング、30…第二ギヤハウジング、31…カバー接続部、32…インナーフランジ、34…ロックナット、40…先端工具、60…保護カバー、61…上部構成体、63…側部構成体、64…湾曲部、67…円筒部、70…グリップ、71…グリップ本体、73…螺子部、100…グラインダ、110…保護カバーセット、120…第一保護カバー、130…カバー本体、131…上部構成体、133…側部構成体、150…レバー固定部、155…レバー、170…第二保護カバー、171…カバー本体、173…接続部、175…回動ピン、177…延設部、180…保持具、181…貫通孔、200…グラインダ、210…保護カバーセット、270…第二保護カバー、280…保持具、281…貫通孔、300…グラインダ、310…保護カバーセット、370…第二保護カバー、380…保持具、381…貫通孔、383…接続部、385…カバー本体保持部、400…グラインダ、410…保護カバーセット、420…第一保護カバー、430…カバー本体、431…上部構成体、433…側部構成体、450…円筒部、455…締付部、470…第二保護カバー、471…上部構成体、473…側部構成体、475…下部構成体、477…係合部、480…挿入口、500…グラインダ、510…保護カバーセット、520…第一保護カバー、530…カバー本体、531…上部構成体、533…側部構成体、534…湾曲部、535…貫通孔、550…円筒部、570…第二保護カバー、571…上部構成体、573…側部構成体、575…貫通孔、590…固定具、591…ツマミ、593…鍵部、593A…括れ部、593B…係合部、600…グラインダ、610…保護カバーセット、620…第一保護カバー、630…カバー本体、631…上部構成体、633…側部構成体、634…湾曲部、635…螺子孔、637…螺子孔、650…円筒部、670…第二保護カバー、671…上部構成体、673…側部構成体、675…貫通孔、690…螺子、700…グラインダ、710…保護カバーセット、720…第一保護カバー、730…カバー本体、731…上部構成体、733…側部構成体、734…湾曲部、735…切欠き、739…開口部、750…円筒部、770…第二保護カバー、771…カバー本体、773…凹条、775…貫通孔、790…螺子、800…グラインダ、810…保護カバーセット、820…第一保護カバー、830…カバー本体、831…上部構成体、831A…螺子孔、832…収容部、833…側部構成体、834…湾曲部、839…開口部、840…支持体、841…側部構成体、843…凹条構成体、845…凹条、847…螺子孔、850…円筒部、870…第二保護カバー、871…カバー本体、873…係合部、875…貫通孔、890…螺子。

Claims (19)

  1. モータと、
    前記モータを収容するハウジングと、
    前記ハウジングから下方に突出し、前記モータにより駆動されて回転するスピンドルと、
    前記スピンドルの周方向に設けられ及び前記ハウジングに固定されて、前記スピンドルに装着される先端工具の上方を少なくとも部分的に覆う第一のカバーと、
    前記第一のカバーに着脱可能に装着される第二のカバーと、
    を備え、前記第二のカバーは、全体が弾性材料によって構成され、弾性的な変形を伴って前記第一のカバーに着脱され、前記第一のカバーに装着された状態で、前記第一のカバーにより覆われない前記先端工具の下方の領域を少なくとも部分的に覆うグラインダ。
  2. 前記第二のカバーは、全体がゴムによって構成される請求項1記載のグラインダ。
  3. モータと、
    前記モータを収容するハウジングと、
    前記ハウジングから下方に突出し、前記モータにより駆動されて回転するスピンドルと、
    前記スピンドルの周方向に設けられ及び前記ハウジングに固定されて、前記スピンドルに装着される先端工具の上方を少なくとも部分的に覆う第一のカバーと、
    前記第一のカバーに着脱可能に装着される第二のカバーと、
    を備え、
    前記第二のカバーは、前記周方向に垂直な上下方向において異なる第一の向き及び第二の向きで前記第一のカバーに装着され、
    前記第一のカバーは、下方に前記先端工具を覆わない開口部を有し、前記第二のカバーの向きに応じて、前記第二のカバーにより覆われる前記開口部の面積が変化するグラインダ。
  4. モータと、
    前記モータを収容するハウジングと、
    前記ハウジングから下方に突出し、前記モータにより駆動されて回転するスピンドルと、
    前記スピンドルの周方向に設けられ及び前記ハウジングに固定されて、前記スピンドルに装着される先端工具の上方を少なくとも部分的に覆う第一のカバーと、
    前記第一のカバーに着脱可能に装着される第二のカバーと、
    を備え、
    前記第二のカバーは、第一の向き及び第二の向きで前記第一のカバーに装着され、
    前記第一及び前記第二のカバーにより覆われる前記先端工具の領域は、前記第二のカバーの向きに応じて変化し、
    前記第二のカバーは、前記第一の向きで前記第一のカバーに装着される場合には、前記第一のカバーの上部外面と前記第二のカバーの前記先端工具を向く内面とが近接するように前記第一のカバーに装着されて、前記第一のカバーの上部外面側に収容され、前記第二の向きで前記第一のカバーに装着される場合には、前記第二のカバーの前記内面と前記第一のカバーの前記先端工具を向く内面とが対向するように前記第一のカバーに装着されて、前記第一のカバーの前記内面との間に前記先端工具を収容する空間を形成し、前記先端工具の下方を少なくとも部分的に覆うグラインダ。
  5. 前記第一及び前記第二のカバーは、前記第二のカバーが前記第一のカバーに装着された状態において互いに連通する孔を有し、
    前記グラインダは、前記孔に着脱可能な固定具を有し、
    前記第二のカバーは、前記第一のカバーに装着された状態で前記孔に装着される前記固定具の機能によって前記第一のカバーに固定される請求項又は請求項に記載のグラインダ。
  6. 前記第一のカバーは、上部構成体及び前記上部構成体の側縁から下方に延びる側部構成体を有して、前記先端工具の上方及び側方を少なくとも部分的に覆い、下方に開口部を有した構成にされ、
    前記第二のカバーは、前記第一のカバーに着脱可能に装着されて、前記開口部を少なくとも部分的に覆う請求項1又は請求項2記載のグラインダ。
  7. 前記第一のカバーは、上部構成体及び前記上部構成体の側縁から下方に延びる側部構成体を有して、前記先端工具の上方及び側方を少なくとも部分的に覆い、下方に開口部を有した構成にされ、
    前記第二のカバーは、前記第一の向きでは、前記開口部を覆わず、前記第二の向きでは、前記開口部を少なくとも部分的に覆うように、前記第一のカバーに着脱可能に装着されて、前記第二の向きでは、前記開口部を少なくとも部分的に覆うことにより、前記先端工具の下方を少なくとも部分的に覆う請求項又は請求項記載のグラインダ。
  8. モータと、
    前記モータを収容するハウジングと、
    前記ハウジングから下方に突出し、前記モータにより駆動されて回転するスピンドルと、
    前記スピンドルの周方向に設けられ及び前記ハウジングに固定されて、前記スピンドルに装着される先端工具の上方を少なくとも部分的に覆う第一のカバーと、
    前記第一のカバーに着脱可能に装着される第二のカバーと、
    を備え、
    前記第一のカバーは、上部構成体及び前記上部構成体の側縁から下方に延びる側部構成体を有して、前記先端工具の上方及び側方を少なくとも部分的に覆い、下方に開口部を有した構成にされ、
    前記第二のカバーは、前記第一のカバーの前記開口部に着脱可能に装着されて、前記先端工具の下方を少なくとも部分的に覆い、
    前記開口部は、半円状であり、
    前記第一のカバーは、前記開口部の内側に沿って前記開口部の周方向に半円弧状に延びる凸条を備え、
    前記第二のカバーは、前記第一のカバーの前記開口部を覆うための半円構造を有し、前記半円構造が前記第一のカバーが備える前記凸条と係合する凹部を周縁に備え、
    前記第二のカバーは、前記凸条に係合するように前記第一のカバーに装着され、前記凸条に支持されて、前記開口部を覆い、それによって前記先端工具の下方を少なくとも部分的に覆うグラインダ。
  9. モータと、
    前記モータを収容するハウジングと、
    前記ハウジングから下方に突出し、前記モータにより駆動されて回転するスピンドルと、
    前記スピンドルの周方向に設けられ及び前記ハウジングに固定されて、前記スピンドルに装着される先端工具の上方を少なくとも部分的に覆う第一のカバーと、
    前記第一のカバーに着脱可能に装着される第二のカバーと、
    を備え、
    前記第一のカバーは、上部構成体及び前記上部構成体の側縁から下方に延びる側部構成体を有して、前記先端工具の上方及び側方を少なくとも部分的に覆い、下方に開口部を有した構成にされ、
    前記第二のカバーは、前記第一のカバーの前記開口部に着脱可能に装着されて、前記先端工具の下方を少なくとも部分的に覆い、
    前記開口部は、半円状であり、
    前記第一のカバーは、前記開口部の内側に沿って前記開口部の周方向に半円弧状に延びる凹条を備え、
    前記第二のカバーは、前記第一のカバーの前記開口部を覆うための半円構造を有し、前記半円構造が前記第一のカバーが備える前記凹条と係合する周縁を有し、
    前記第二のカバーは、前記凹条に係合するように前記第一のカバーに装着され、前記凹条に支持されて、前記開口部を覆い、それによって前記先端工具の下方を少なくとも部分的に覆うグラインダ。
  10. グラインダが備えるハウジングから下方に突出するスピンドルに装着される先端工具を少なくとも部分的に覆うカバーセットであって、
    前記スピンドルの周方向に設けられ及び前記ハウジングに固定されて、前記先端工具の上方を少なくとも部分的に覆う第一のカバーと、
    前記第一のカバーに対して着脱可能に装着される第二のカバーと、
    を備え、前記第二のカバーは、全体が弾性材料によって構成され、弾性的な変形を伴って前記第一のカバーに着脱され、前記第一のカバーに装着された状態で、前記第一のカバーにより覆われない前記先端工具の下方の領域を少なくとも部分的に覆うカバーセット。
  11. 前記第二のカバーは、全体がゴムによって構成される請求項10記載のカバーセット。
  12. グラインダが備えるハウジングから下方に突出するスピンドルに装着される先端工具を少なくとも部分的に覆うカバーセットであって、
    前記スピンドルの周方向に設けられ及び前記ハウジングに固定されて、前記先端工具の上方を少なくとも部分的に覆う第一のカバーと、
    前記第一のカバーに対して着脱可能に装着される第二のカバーと、
    を備え、
    前記第二のカバーは、前記周方向に垂直な上下方向において異なる第一の向き及び第二の向きで前記第一のカバーに装着され、
    前記第一のカバーは、下方に前記先端工具を覆わない開口部を有し、前記第二のカバーの向きに応じて、前記第二のカバーにより覆われる前記開口部の面積が変化するカバーセット。
  13. グラインダが備えるハウジングから下方に突出するスピンドルに装着される先端工具を少なくとも部分的に覆うカバーセットであって、
    前記スピンドルの周方向に設けられ及び前記ハウジングに固定されて、前記先端工具の上方を少なくとも部分的に覆う第一のカバーと、
    前記第一のカバーに対して着脱可能に装着される第二のカバーと、
    を備え、
    前記第二のカバーは、第一の向き及び第二の向きで前記第一のカバーに装着され、
    前記第一及び前記第二のカバーにより覆われる前記先端工具の領域は、前記第二のカバーの向きに応じて変化し、
    前記第二のカバーは、前記第一の向きで前記第一のカバーに装着される場合には、前記第一のカバーの上部外面と前記第二のカバーの前記先端工具を向く内面とが近接するように前記第一のカバーに装着されて、前記第一のカバーの上部外面側に収容され、前記第二の向きで前記第一のカバーに装着される場合には、前記第二のカバーの前記内面と前記第一のカバーの前記先端工具を向く内面とが対向するように前記第一のカバーに装着されて、前記第一のカバーの前記内面との間に前記先端工具を収容する空間を形成し、前記先端工具の下方を少なくとも部分的に覆うカバーセット。
  14. 前記第一及び前記第二のカバーは、前記第二のカバーが前記第一のカバーに装着された状態において互いに連通する孔を有し、
    前記カバーセットは、前記孔に着脱可能な固定具を有し、
    前記第二のカバーは、前記第一のカバーに装着された状態で前記孔に装着される前記固定具の機能によって前記第一のカバーに固定される請求項12又は請求項13に記載のカバーセット。
  15. 前記第一のカバーは、上部構成体及び前記上部構成体の側縁から下方に延びる側部構成体を有して、前記先端工具の上方及び側方を少なくとも部分的に覆い、下方に開口部を有した構成にされ、
    前記第二のカバーは、前記第一のカバーに着脱可能に装着されて、前記開口部を少なくとも部分的に覆う請求項10又は請求項11記載のカバーセット。
  16. 前記第一のカバーは、上部構成体及び前記上部構成体の側縁から下方に延びる側部構成体を有して、前記先端工具の上方及び側方を少なくとも部分的に覆い、下方に開口部を有した構成にされ、
    前記第二のカバーは、前記第一の向きでは、前記開口部を覆わず、前記第二の向きでは、前記開口部を少なくとも部分的に覆うように、前記第一のカバーに着脱可能に装着されて、前記第二の向きでは、前記開口部を少なくとも部分的に覆うことにより、前記先端工具の下方を少なくとも部分的に覆う請求項12又は請求項13記載のカバーセット。
  17. グラインダが備えるハウジングから下方に突出するスピンドルに装着される先端工具を少なくとも部分的に覆うカバーセットであって、
    前記スピンドルの周方向に設けられ及び前記ハウジングに固定されて、前記先端工具の上方を少なくとも部分的に覆う第一のカバーと、
    前記第一のカバーに対して着脱可能に装着される第二のカバーと、
    を備え、
    前記第一のカバーは、上部構成体及び前記上部構成体の側縁から下方に延びる側部構成体を有して、前記先端工具の上方及び側方を少なくとも部分的に覆い、下方に開口部を有した構成にされ、
    前記第二のカバーは、前記第一のカバーの前記開口部に着脱可能に装着されて、前記先端工具の下方を少なくとも部分的に覆い、
    前記開口部は、半円状であり、
    前記第一のカバーは、前記開口部の内側に沿って前記開口部の周方向に半円弧状に延びる凸条を備え、
    前記第二のカバーは、前記第一のカバーの前記開口部を覆うための半円構造を有し、前記半円構造が前記第一のカバーが備える前記凸条と係合する凹部を周縁に備え、
    前記第二のカバーは、前記凸条に係合するように前記第一のカバーに装着され、前記凸条に支持されて、前記開口部を覆い、それによって前記先端工具の下方を少なくとも部分的に覆うカバーセット。
  18. モータと、
    前記モータを収容するハウジングと、
    前記ハウジングから下方に突出し、前記モータにより駆動されて回転するスピンドルと、
    前記スピンドルの周方向に設けられ及び前記ハウジングに固定されて、前記スピンドルに装着される先端工具の上方を少なくとも部分的に覆う第一のカバーと、
    前記第一のカバーに着脱可能に装着される第二のカバーと、
    を備え、
    前記第一のカバーは、上部構成体及び前記上部構成体の側縁から下方に延びる側部構成体を有して、前記先端工具の上方及び側方を少なくとも部分的に覆い、下方に開口部を有した構成にされ、
    前記第二のカバーは、前記第一のカバーの前記開口部に着脱可能に装着されて、前記先端工具の下方を少なくとも部分的に覆い、
    前記開口部は、半円状であり、
    前記第一のカバーは、前記開口部の内側に沿って前記開口部の周方向に半円弧状に延びる凹条を備え、
    前記第二のカバーは、前記第一のカバーの前記開口部を覆うための半円構造を有し、前記半円構造が前記第一のカバーが備える前記凹条と係合する周縁を有し、
    前記第二のカバーは、前記凹条に係合するように前記第一のカバーに装着され、前記凹条に支持されて、前記開口部を覆い、それによって前記先端工具の下方を少なくとも部分的に覆うカバーセット。
  19. ハウジングから下方に突出するスピンドルと、前記スピンドルの周方向に設けられ及び前記ハウジングに固定されて、前記スピンドルに装着される先端工具の上方を少なくとも部分的に覆う付属カバーと、を備えるグラインダ用のカバーであって、
    全体が弾性材料によって構成され、弾性的な変形を伴って前記付属カバーに着脱可能に装着され、前記付属カバーに装着された状態で、前記付属カバーにより覆われない前記先端工具の下方の領域を少なくとも部分的に覆うように構成されるカバー。
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