JP2022175056A - 動力工具用集塵アタッチメント及び動力工具 - Google Patents

動力工具用集塵アタッチメント及び動力工具 Download PDF

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Abstract

【課題】動力工具へ簡単に取り付け可能とする。【解決手段】補助ハンドル62を取り付け可能なグラインダ50へ取り付けるための取付部3と、取付部3に連結される集塵部2とを有する動力工具用集塵アタッチメント1であって、取付部3は、補助ハンドル62を取り付けるためにグラインダ50に設けられたネジ孔61を利用して取り付け可能となっている。【選択図】図5

Description

本開示は、グラインダ等の動力工具に取り付けて使用される動力工具用集塵アタッチメントと、当該集塵アタッチメントを取り付けた動力工具とに関する。
グラインダ等の研磨工具を用いて金工作業を行う場合、作業時に発生する切り屑や切削屑の飛散を防止する対策が施されている。例えば特許文献1には、グラインダの砥石を覆う砥石ガードに、集塵ホースを接続したフードを取り付け、フード表面に永久磁石又は電磁石を設けて磁性体の切り屑等の集塵を図る発明が開示されている。また、特許文献2には、砥石等の先端工具を覆う保護フード(砥石ガード)に、作業時に発生する切り屑等の飛散を防止する遮蔽部材を設けた発明が開示されている。
特開2007-210078号公報 特開2009-196010号公報
上記従来のフードや遮蔽部材は、何れも砥石ガードに取り付けられるため、砥石ガードにフード等を取り付けるための加工が別途必要となり、コストアップに繋がる。
そこで、本開示は、動力工具へ簡単に取り付けできる動力工具用集塵アタッチメント及び動力工具を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、本開示は、補助ハンドルを取り付け可能な動力工具へ取り付けるための取付部と、前記取付部に連結される集塵部とを有する動力工具用集塵アタッチメントであって、
前記取付部は、前記補助ハンドルを取り付けるために前記動力工具に設けられたハンドル取付部を利用して取り付け可能であることを特徴とする。
本開示によれば、ハンドル取付部を、動力工具用集塵アタッチメントの取付用に兼用できる。よって、簡単な構造で動力工具用集塵アタッチメントを動力工具に取り付けることができる。また、動力工具の外部スペースを動力工具用集塵アタッチメント用に有効利用することができる。
実施例1の動力工具用集塵アタッチメントの斜視図である。 実施例1の動力工具用集塵アタッチメントの正面図である。 実施例1の動力工具用集塵アタッチメントの側面図である。 実施例1の動力工具用集塵アタッチメントを取り付けたグラインダの下方からの斜視図である。 実施例1の動力工具用集塵アタッチメントを取り付けたグラインダの正面図である。 実施例1の動力工具用集塵アタッチメントを取り付けたグラインダの側面図である。 実施例1の動力工具用集塵アタッチメントを取り付けたグラインダの底面図である。 図6のA-A線拡大断面図である。 図7のB-B線拡大断面図である。 実施例2の動力工具用集塵アタッチメントの上方からの斜視図である。 実施例2の動力工具用集塵アタッチメントの前方からの斜視図である。 実施例2の動力工具用集塵アタッチメントを取り付けたグラインダの上方からの斜視図である。 実施例2の動力工具用集塵アタッチメントを取り付けたグラインダの正面図である。 実施例2の動力工具用集塵アタッチメントを取り付けたグラインダの平面図である。 実施例2の動力工具用集塵アタッチメントを取り付けたグラインダの側面図である。
本開示の一実施形態において、取付部は、補助ハンドルの取り付けによってハンドル取付部に取り付け可能であってもよい。この構成によれば、補助ハンドルの取り付け操作と同時に動力工具用集塵アタッチメントを取り付けでき、取付作業が簡略化する。
本開示の一実施形態において、取付部は、ハンドル取付部に取り付けられた補助ハンドルと動力工具との間に挟まれることで取り付けられるものであってもよい。この構成によれば、補助ハンドルの取り付け操作と同時に動力工具用集塵アタッチメントを挟持固定できる。
本開示の一実施形態において、補助ハンドルは、先端にネジ部を有し、ハンドル取付部は、ネジ部が螺合するネジ孔であってもよい。この構成によれば、動力工具用集塵アタッチメントを確実に固定することができる。
本開示の一実施形態において、ハンドル取付部は、動力工具に複数設けられており、取付部は、何れのハンドル取付部にも取り付け可能であってもよい。この構成によれば、作業形態に合わせた適正な位置を選択して動力工具用集塵アタッチメントを取り付けることができる。
本開示の一実施形態において、集塵部は、各ハンドル取付部ごとに取付態様が異なるものであってもよい。この構成によれば、作業形態に合わせたハンドル取付部の選択が行える。
本開示の一実施形態において、動力工具は、先端工具を有し、集塵部は、先端工具に対する位置を変更可能であってもよい。この構成によれば、作業形態に合わせて集塵部の位置を調整できる。
本開示の一実施形態において、集塵部は、先端工具の中心との同心円上で位置を変更可能であってもよい。この構成によれば、集塵部の位置を変更しても、集塵部が先端工具から離れ過ぎたり、近づき過ぎたりすることがない。
本開示の一実施形態において、集塵部は、集塵口を有し、集塵部は、先端工具に対する集塵口の向きを変更可能であってもよい。この構成によれば、集塵部を、作業形態に合わせて切り屑を効率よく集塵できる向きに変更できる。
本開示の一実施形態において、集塵部は、内面が金属製で、外面の少なくとも一部が樹脂製であってもよい。この構成によれば、金工作業で発生する金属製の切り屑も支障なく集塵できる。
本開示の一実施形態において、動力工具は、先端工具の外側を部分的に覆うカバーを有し、取付部は、カバーに係合することで先端工具の軸線方向で位置決めされるものであってもよい。この構成によれば、カバーを利用して取付部をがたつきなく取り付けることができる。
以下、本開示の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、動力工具用集塵アタッチメント(以下単に「アタッチメント」という。)の一例を示す斜視図である。図2は、アタッチメントの正面図、図3は、アタッチメントの側面図である。アタッチメント単独では、集塵部の集塵口が設けられる面を正面(前方)として説明する。
アタッチメント1は、集塵部2と、取付部3と、集塵部2と取付部3とを連結するツマミネジ4とを備えている。
集塵部2は、前後方向に延びる帯状の底板5を有している。底板5の上面には、図9にも示すように、底板5よりも左右幅が小さい箱状の貯留室6が設けられている。貯留室6の上部は、側面視が半円状に形成されている。貯留室6の正面下部には、上下方向に延びる四角形状の集塵口7が形成されている。底板5は、集塵口7を越えて前方に延びている。
貯留室6の前面には、集塵口7の左右から前方へ向かうに従って互いの間隔が広くなる一対の受け板8,8が設けられている。受け板8,8の下端は、底板5と繋がっている。
ここでは、底板5と貯留室6と受け板8,8とが金属製となっている。貯留室6には、図9にも示すように、樹脂製のカバー9が上方から被せられてネジ止めされている。受け板8,8より上方で貯留室6の前面より後側には、カバー9を含んで貯留室6を左右方向に貫通する一対の透孔10,10が形成されている。
取付部3は、左右一対の側板15,15と、側板15,15の上端同士を繋ぐ上板16とを備えている。側板15,15は、貯留室6の前部でカバー9の左右外側に位置している。側板15,15は、側面視円弧状に形成されている。側板15,15には、円弧状の長孔17,17が形成されている。側板15及び長孔17の円弧中心は、集塵部2の前方に位置している。左側の側板15の上部には、下部よりも前方へ突出する同じ円弧状の突出片18が形成されている。
上板16は、集塵部2の前側上方を覆う格好で左右方向に延びている。上板16の右側には、取付片19が一体に設けられている。取付片19は、右側の側板15よりも右側へ突出し、且つ上板16よりも前側へ突出している。取付片19の右前隅には、円形凹部20が形成されている。円形凹部20の中心には、取付片19を厚み方向に貫通する貫通孔21が形成されている。
上板16の前端には、突出片18と取付片19とによって嵌合凹部22が形成されている。
ツマミネジ4は、ボルト25の頭部に、ツマミ部26を一体に設けてなる。ボルト25は、側板15,15の長孔17,17を貯留室6及びカバー9の透孔10,10の外側に位置させた状態で、取付部3の左側から、長孔17,17及び透孔10,10を貫通している。取付部3を貫通したボルト25の先端には、ワッシャ27を介してナット28が螺合されている。
よって、ツマミ部26のねじ込み操作により、ボルト25をナット28に締め付けると、左右の側板15,15がカバー9の両側面に押圧され、取付部3は集塵部2に固定される。ツマミ部26の逆操作でボルト25を緩めると、側板15,15の押圧が解除されるため、長孔17,17の範囲内でツマミネジ4の相対位置を変えることができる。これにより、集塵部2と取付部3との相対位置、すなわち取付片19に対する集塵口7の角度が変更可能となる。
図4~図7は、動力工具の一例であるグラインダ50に、アタッチメント1を取り付けた例を示している。なお、アタッチメント1の取り付け状態では、グラインダ50を基準にして前後左右及び上下方向を説明する。
グラインダ50は、モータ52(図8)を収容して前後方向に延びる本体ハウジング51を有する。本体ハウジング51の前側には、スピンドル54を下向きに突出するギヤハウジング53が組み付けられている。本体ハウジング51の後側には、電源となるバッテリパック55が装着されている。本体ハウジング51の後部には、細径のグリップ部56が形成されている。
スピンドル54の下端には、円盤状の先端工具(例えば砥石)57が直交状に装着されている。ギヤハウジング53には、ホイールカバー58が取り付けられている。ホイールカバー58は、先端工具57の上面の一部を上方から覆う平面視扇状の上面部59と、先端工具57の周面の一部を径方向外側から覆う側面視帯板状の周面部60とを備えている。
図8に示すように、ギヤハウジング53の左右の側面には、ネジ孔61,61が形成されている。ネジ孔61,61には、補助ハンドル62が取り付け可能となっている。補助ハンドル62は、直線状の補助グリップ部63を有している。補助グリップ部63は、ギヤハウジング53側の端部にフランジ部64を有している。フランジ部64の中心には、ギヤハウジング53側へ突出する軸状の突出部65が形成されている。突出部65から、補助グリップ部63の軸心に設けたボルトのネジ部66が突出している。このネジ部66を、ネジ孔61,61の何れか一方にねじ込むことで、補助ハンドル62は、ギヤハウジング53の側面から斜め前方へ突出した状態で取り付け可能となっている。
アタッチメント1は、補助ハンドル62と共にネジ孔61,61に取り付け可能である。ここでは図8に示すように、ネジ部66を、取付片19の貫通孔21に貫通させて、そのままネジ孔61(ここでは左側)にねじ込む。このとき図4及び図6に示すように、上板16の嵌合凹部22をホイールカバー58の周面部60に嵌合させる。すると、補助ハンドル62の突出部65が円形凹部20に嵌合して外側から取付片19を押圧する。よって、取付片19は、突出部65とギヤハウジング53の側面との間に挟持されてネジ部66と直交状に固定される。
この状態で、取付部3では、嵌合凹部22がホイールカバー58に係合すると共に、側板15,15が周面部60の上下に位置する。このときホイールカバー58の下側に位置する突出片18は、図7に示すように、周面部60の下面に沿って当接する。よって、取付部3は、上下方向(スピンドル54の軸線方向)で位置決めされてがたつきなく固定される。
こうして取付部3が固定されると、集塵部2は、先端工具57の後方で横向きに支持される。貯留室6の集塵口7は、先端工具57の外周面に後方から対向して外周面と平行に延びている。受け板8,8の一部は、上下方向で先端工具57とオーバーラップしている。
作業者は、一方の手で本体ハウジング51のグリップ部56を把持し、他方の手で補助ハンドル62の補助グリップ部63を把持してグラインダ50を支持する。そして、作業者は、図7の実線矢印方向に回転する先端工具57で研磨作業等を行う。このとき、点線矢印で示す接線方向に飛散する切り屑は、集塵口7から貯留室6内に入り、そのまま貯留される。受け板8,8は、先端工具57に向けて上下に拡開する格好となるため、切り屑を受け板8,8で捕捉して集塵口7へ導くことができる。
研磨角度等によって切り屑の飛散方向が変わる場合は、ツマミネジ4のツマミ部26を緩めて、集塵部2を、図7の二点鎖線で示すように、長孔17,17に沿った任意の位置へ移動させることができる。アタッチメント1の取り付け状態で、長孔17の円弧中心は、スピンドル54の軸線(先端工具57の回転中心O)と一致している。よって、集塵部2は、周面部60への嵌合凹部22の嵌合状態及び、周面部60の下面への突出片18の当接状態を変えることなく回転中心Oを中心として回転移動できる。すなわち、集塵部2の位置調整を行っても、先端工具57から離れることなく集塵口7の向きを変更でき、切り屑を集塵口7で捕捉して貯留室6内に貯留することができる。
このように、実施例1のアタッチメント1及びグラインダ50において、アタッチメント1の取付部3は、補助ハンドル62を取り付けるためにグラインダ50(動力工具)に設けられたネジ孔61(ハンドル取付部)を利用して取り付け可能である。
すなわち、補助ハンドル62の取付用のネジ孔61を、アタッチメント1の取付用に兼用できる。よって、簡単な構造でアタッチメント1をグラインダ50に取り付けることができる。また、グラインダ50の外部スペースをアタッチメント1用に有効利用することができる。
取付部3は、補助ハンドル62の取り付けによってネジ孔61に取り付け可能である。よって、補助ハンドル62の取り付け操作と同時にアタッチメント1を取り付けでき、取付作業が簡略化する。
取付部3は、ネジ孔61に取り付けられた補助ハンドル62とグラインダ50との間に挟まれることで取り付けられる。よって、補助ハンドル62の取り付け操作と同時にアタッチメント1を挟持固定できる。
補助ハンドル62は、先端にネジ部66を有し、ハンドル取付部は、ネジ部66が螺合するネジ孔61である。よって、アタッチメント1を確実に固定することができる。
ネジ孔61は、グラインダ50に2カ所(複数)設けられており、取付部3は、何れのネジ孔61にも取り付け可能である。よって、作業形態に合わせた適正な位置を選択してアタッチメント1を取り付けることができる。
集塵部2は、各ネジ孔61ごとに取付態様が異なる。よって、作業形態に合わせたネジ孔61の選択が行える。
グラインダ50は、先端工具57を有し、集塵部2は、先端工具57に対する位置を変更可能である。よって、作業形態に合わせて集塵部2の位置を調整できる。
集塵部2は、先端工具57の回転中心Oとの同心円上で位置を変更可能である。よって、集塵部2の位置を変更しても、集塵部2が先端工具57から離れ過ぎたり、近づき過ぎたりすることがない。
集塵部2は、集塵口7を有し、集塵部2は、先端工具57に対する集塵口7の向きを変更可能である。よって、集塵部2を、作業形態に合わせて切り屑を効率よく集塵できる向きに変更できる。
集塵部2は、内面が金属製で、外面の一部が樹脂製である。よって、金工作業で発生する金属製の切り屑も支障なく集塵できる。
グラインダ50は、先端工具57の外側を部分的に覆うホイールカバー58(カバー)を有し、取付部3は、ホイールカバー58に係合することで先端工具57の軸線方向で位置決めされる。よって、ホイールカバー58を利用して取付部3をがたつきなく取り付けることができる。
次に、実施例1の変更例について説明する。
集塵部の形状は、適宜変更可能である。例えば、先端工具の外周に沿って集塵口が開口する円弧状の箱体としてもよい。
取付部に対する集塵部の移動構造も、ツマミネジを貫通させずに、集塵部と取付部との一方に設けた凸部を他方に設けた円弧状の凹部に嵌合させて行ってもよい。但し、集塵部は、先端工具の中心と同心円上の移動に限らず、直線状の移動であってもよい。
集塵部は、外面の全体を樹脂としてもよい。このような二重構造に限らず、集塵部は、金属のみで形成してもよいし、樹脂のみで形成してもよい。
上記実施例では、左側のネジ孔にアタッチメントを取り付けているが、右側のネジ孔に補助ハンドルと共にアタッチメントを取り付けてもよい。この場合、集塵部及び取付部の向きは左側のネジ孔への取付態様とは左右対称であってもよいし、左右対称でなくてもよい。
上記実施例1では、補助ハンドルの取り付けによってハンドル取付部にアタッチメントが取り付けられる構造となっているが、アタッチメントは、補助ハンドルを取り付けることなく単独でハンドル取付部に取り付け可能としてもよい。以下、その実施例を説明する。なお、動力工具は、実施例1と同じグラインダである。
図10及び図11に示すアタッチメント1Aは、集塵部30と、取付部31と、集塵部30と取付部31とを連結するアーム32とを備えている。
集塵部30は、直線状に延びる支持アーム33の先端に、枠体34を備えている。支持アーム33及び枠体34は、金属製或いは耐火性の樹脂で形成されている。枠体34は、支持アーム33の延長状に延びると共に、全体が円弧状に湾曲している。枠体34の先端は、先細り状となっている。枠体34で囲まれる内面には、金網35が張設されている。支持アーム33における枠体34と反対側の端部には、一対の連結片36,36が突設されている。
アーム32は、樹脂製である。アーム32の一端部は、連結片36,36の間に挿入されて、ボルト37及びナット38によって連結されている。ボルト37は、枠体34の短手幅方向と平行に設けられている。
アーム32の他端部には、半球状に拡開するカップ39が一体に形成されている。カップ39には、拡開側の端部から中心に向かって複数の切込み40,40・・が形成されている。よって、カップ39は拡縮方向へ弾性変形可能である。カップ39には、ネジ41が外側から螺合されている。
取付部31は、樹脂製の球体45と、球体45から突出するネジ部46とを備えている。このネジ部46が、グラインダ50のネジ孔61,61に螺合可能となっている。球体45にアーム32のカップ39を被せることで、ボールジョイント47が形成される。このボールジョイント47により、アーム32は、取付部31に対して全方向へ回転可能に連結される。選択した角度でネジ41をねじ込めば、ネジ41が球体45を押圧し、カップ39を介してアーム32を固定することができる。
こうしてアタッチメント1Aは、集塵部2と取付部3との間に、ボルト37を中心として回転可能な関節部48Aと、ボールジョイント47によって全方向へ回転可能な関節部48Bとを有することになる。
アタッチメント1Aは、補助ハンドル62を取り付けないネジ孔61,61に取り付け可能である。ここでは図12及び図13に示すように、取付部31のネジ部46を、ネジ孔61(ここでは右側)にねじ込んでいる。すると、取付部31がギヤハウジング53の右側面に固定される。
こうして取付部31が固定されると、図14及び図15に二点鎖線で示すように、2つの関節部48A,48Bを利用して集塵部30を任意の位置及び角度に調整できる。すなわち、関節部48Aでは、支持アーム33をボルト37を中心に回転させ、関節部48Bでは、アーム32を球体45を中心に所望の角度に回転させる。よって、枠体34の金網35を、切り屑が飛散する先端工具57の接線方向に向けることができる。
作業者は、必要であれば、アタッチメント1Aを取り付けない左側のネジ孔61に補助ハンドル62を取り付ける。そして、作業者は、グラインダ50を支持して先端工具57で研磨作業等を行う。このとき、図14に点線矢印で示す接線方向に飛散する切り屑は、枠体34の金網35に当接し、そのまま金網35に捕集される。捕集されなかった切り屑は、枠体34の下方に落下する。
このように、実施例2のアタッチメント1A及びグラインダ50において、アタッチメント1Aの取付部31は、補助ハンドル62を取り付けるためにグラインダ50(動力工具)に設けられたネジ孔61(ハンドル取付部)を利用して取り付け可能である。
すなわち、補助ハンドル62の取付用のネジ孔61を、アタッチメント1Aの取付用に兼用できる。よって、簡単な構造でアタッチメント1Aをグラインダ50に取り付けることができる。また、グラインダ50の側方のスペースをアタッチメント1A用に有効利用することができる。
ネジ孔61は、グラインダ50に2カ所(複数)設けられており、取付部31は、何れのネジ孔61にも取り付け可能である。よって、作業形態に合わせた適正な位置を選択してアタッチメント1Aを取り付けることができる。
集塵部30は、各ネジ孔61ごとに取付態様が異なる。よって、作業形態に合わせたネジ孔61の選択が行える。
集塵部30は、先端工具57に対する位置を変更可能である。よって、作業形態に合わせて集塵部30の位置を調整できる。
集塵部30は、先端工具57に対する向きを変更可能である。よって、集塵部30を、作業形態に合わせて切り屑を効率よく集塵できる向きに変更できる。
次に、実施例2の変更例について説明する。
枠体の形状及び大きさは上記実施例に限定されない。例えば枠体の幅や深さを大きくしたりしてもよい。金網も、かご状にして深く形成することもできる。
取付部とアームとの継手も適宜変更できる。上記実施例では、取付部側を球体、アーム側をカップとしているが、これと逆に、取付部側をカップ、アーム側を球体としてもよい。ボールジョイント以外の自在継手も採用できる。ボルト等による一軸継手でもよい。
アームと集塵部との継手も、上記実施例に限らない。例えば、取付部側と同様のボールジョイントも採用できる。
集塵部と取付部との間は、1つのアームに限らず、複数のアームで接続して関節部を3つ以上設けてもよい。継手はそれぞれ選択できる。アームは、可撓性を有するものも採用できる。但し、アームを省略して、集塵部を取付部に直接連結することもできる。
そして、各実施例に共通して、グラインダに設けるネジ孔の位置や数は、適宜変更できる。ハンドル取付部は、ネジ孔に限らない。
動力工具は、DC工具でなくAC工具であってもよい。
動力工具は、グラインダに限らない。サンダ、ポリッシャ等の他の研削・研磨工具、丸鋸、カッタ等の切断工具等であっても、ハンドル取付部を備えていれば、本開示のアタッチメントは取り付けできる。よって、動力工具は、電動工具に限らない。エア工具やエンジン工具等であっても、本開示のアタッチメントは採用可能である。本開示のアタッチメントは、金工作業以外にも使用できる。
1,1A・・動力工具用集塵アタッチメント、2,30・・集塵部、3,31・・取付部、4・・ツマミネジ、5・・底板、6・・貯留室、7・・集塵口、8・・受け板、9・・カバー、15・・側板、16・・上板、17・・長孔、18・・突出片、19・・取付片、21・・貫通孔、22・・嵌合凹部、25,37・・ボルト、32・・アーム、33・・支持アーム、34・・枠体、35・・金網、39・・カップ、45・・球体、46・・ネジ部、50・・グラインダ、51・・本体ハウジング、52・・モータ、53・・ギヤハウジング、54・・スピンドル、57・・先端工具、58・・ホイールカバー、60・・周面部、61・・ネジ部、62・・補助ハンドル、66・・ネジ部、O・・回転中心。

Claims (12)

  1. 補助ハンドルを取り付け可能な動力工具へ取り付けるための取付部と、前記取付部に連結される集塵部とを有する動力工具用集塵アタッチメントであって、
    前記取付部は、前記補助ハンドルを取り付けるために前記動力工具に設けられたハンドル取付部を利用して取り付け可能であることを特徴とする動力工具用集塵アタッチメント。
  2. 前記取付部は、前記補助ハンドルの取り付けによって前記ハンドル取付部に取り付け可能であることを特徴とする請求項1に記載の動力工具用集塵アタッチメント。
  3. 前記取付部は、前記ハンドル取付部に取り付けられた前記補助ハンドルと前記動力工具との間に挟まれることで取り付けられることを特徴とする請求項2に記載の動力工具用集塵アタッチメント。
  4. 前記補助ハンドルは、先端にネジ部を有し、前記ハンドル取付部は、前記ネジ部が螺合するネジ孔であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の動力工具用集塵アタッチメント。
  5. 前記ハンドル取付部は、前記動力工具に複数設けられており、前記取付部は、何れの前記ハンドル取付部にも取り付け可能であることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の動力工具用集塵アタッチメント。
  6. 前記集塵部は、各前記ハンドル取付部ごとに取付態様が異なることを特徴とする請求項5に記載の動力工具用集塵アタッチメント。
  7. 前記動力工具は、先端工具を有し、前記集塵部は、前記先端工具に対する位置を変更可能であることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の動力工具用集塵アタッチメント。
  8. 前記集塵部は、前記先端工具の中心との同心円上で前記位置を変更可能であることを特徴とする請求項7に記載の動力工具用集塵アタッチメント。
  9. 前記集塵部は、集塵口を有し、前記集塵部は、前記先端工具に対する前記集塵口の向きを変更可能であることを特徴とする請求項7又は8に記載の動力工具用集塵アタッチメント。
  10. 前記集塵部は、内面が金属製で、外面の少なくとも一部が樹脂製であることを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の動力工具用集塵アタッチメント。
  11. 前記動力工具は、前記先端工具の外側を部分的に覆うカバーを有し、前記取付部は、前記カバーに係合することで前記先端工具の軸線方向で位置決めされることを特徴とする請求項7乃至9の何れかに記載の動力工具用集塵アタッチメント。
  12. 補助ハンドルを取り付け可能なハンドル取付部を備え、前記ハンドル取付部に、請求項1乃至11の何れかに記載の動力工具用集塵アタッチメントを取り付けたことを特徴とする動力工具。
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