JP5836876B2 - 電動工具 - Google Patents

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Description

本発明は、電動工具に関し、詳しくは、手で握って使用する電動工具に関する。
電力により回転駆動する駆動モータを内蔵する電動工具が広く使用されている。このような電動工具には、例えばディスクグラインダのように、手で握って使用する電動工具が知られている。このような電動工具は、駆動モータを内装するハウジングの外周に手握り可能となるグリップ形状が形成されている。
一方、電動工具に内蔵される駆動モータは、スピンドルを回転駆動させるために発熱してしまう。このため、このような駆動モータには、冷却風となる風を当てる冷却ファンが設けられている。この冷却ファンは、回転駆動するスピンドルに取り付けられてスピンドルと一体回転する。このように取り付けられた冷却ファンは、スピンドルの回転駆動とともに回転して、電動工具外部の空気(外気)を電動工具内部に吸引し、モータ冷却風として風を駆動モータに吹き当てる。
他方、駆動モータは、磁力を発生する部品(以下、「磁力発生部品」と称することがある。)を具備して構成されるため、駆動モータに対して吹き当てられるモータ冷却風に鉄粉等の粉塵が混入していると、磁力発生部品の磁力を低下させてしまう原因にもなりかねない。このため、上記したモータ冷却風から、このような粉塵を除去するようにしておきたい。そこで、従来では、電動工具外部から電動工具内部に吸引される吸気部分に複雑化した通気路(ラビリンス構造)を配設したり(特許文献1参照)、電動工具内部に吸引される吸気部分に除塵フィルタを配設したりして(特許文献2および特許文献3参照)、吸引される外気に混ざる粉塵を除去するようにしたものが知られている。
特開2008−302467号明細書 実開平2−85555号明細書 特開2002−283255号明細書
ところで、上記した特許文献1〜3にて開示される電動工具にあっては、従来の電動工具に対して、外気に混ざる粉塵を除去する構造が付加されることによって成し得るものとなっていた。しかしながら、このような構成では、従来の電動工具自体に対して粉塵を除去する構造を付加するだけ、電動工具の大きさを大きくさせてしまったり、電動工具の総重量を重くさせてしまったりする。そうすると、このような電動工具を手で握って使用しようとすると、このように付加した構造によって従来の電動工具よりも扱い難いものとなってしまう。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、本発明が解決しようとする課題は、手で握って使用する電動工具において、電動工具自体の大きさや総重量をなるべく変えないようにして従来の電動工具と同様の扱い易さを維持しながら、駆動モータを冷却するモータ冷却風を除塵するようにすることにある。
上記した課題を解決するにあたって、本発明に係る電動工具は次の手段をとる。
すなわち、本発明の第1の発明に係る電動工具は、外部に使用時に手で握られるグリップ形状が設けられ、且つ内部に駆動源となる電動式のブラシレスモータが内装される装置ハウジングを備えた電動工具であって、前記ブラシレスモータには、該ブラシレスモータの回転駆動力を受けて回転することによりモータ冷却風を生ずる冷却ファンが設けられており、前記装置ハウジングには、前記冷却ファンにより生じたモータ冷却風により、該装置ハウジングの内部に該装置ハウジングの外部の外気を吸引させる吸気口が設けられており、前記装置ハウジングに設けられた前記吸気口から、該装置ハウジングの内部の前記ブラシレスモータまでの間に、前記吸気口から吸引された外気を除塵する除塵構造が配設されている、ことを特徴とする。
この第1の発明に係る電動工具によれば、使用時に装置ハウジングの外部のグリップ形状を手で握って使用することができる。また、装置ハウジングの内部には、モータ冷却風を生ずる冷却ファンが設けられているので、この冷却ファンにて生じたモータ冷却風により、回転駆動することによって発熱するブラシレスモータを冷却することができる。ここで、装置ハウジングに設けられた吸気口から、装置ハウジングの内部のブラシレスモータまでの間には、吸気口から吸引された外気を除塵する除塵構造が配設されているので、吸気口から吸引された外気に混入される粉塵を除去して、ブラシレスモータを冷却するモータ冷却風を綺麗な風にして送ることができる。このようにして、電動工具自体の大きさや総重量をなるべく変えないようにして従来の電動工具と同様の扱い易さを維持しながら、電動式のブラシレスモータを冷却するモータ冷却風を除塵することができる。なお、ここで称する『粉塵』の語義は、鉄や石等を研磨する際に生じる切り粉をはじめとして木屑や水滴等も含み、これら粉塵に類するもの全てを総称するものとなっている。
第2の発明に係る電動工具は、前記第1の発明に係る電動工具において、前記除塵構造は、前記吸気口から吸引された外気に前記装置ハウジングの内部で旋回気流を生じるように該吸気口から吸引された外気に作用する気流発生機構を備え、前記吸気口から吸引され前記気流発生機構により前記装置ハウジングの内部で旋回気流が生じた外気は、該旋回気流による遠心分離作用によって除塵される、ことを特徴とする。
この第2の発明に係る電動工具によれば、吸気口から吸引され気流発生機構により装置ハウジングの内部で旋回気流が生じた外気は、この旋回気流による遠心分離作用によって除塵されることとなるので、フィルタ等の濾過構成を介さずに外気を除塵することができる。これによって、濾過構成により冷却ファンによる吸引風の風圧を下げることなく、外気を吸引することができる。したがって、外気を装置ハウジングの外部から吸引するにあたって、この吸引される外気の風量を良好な風量にすることができながら、この吸引された外気を除塵することができる。
第3の発明に係る電動工具は、前記第2の発明に係る電動工具において、前記気流発生機構は、前記装置ハウジングの内部で前記グリップ形状の長手軸方向に沿って旋回気流が生じるように、前記吸気口から吸引された外気の気流をガイドするように作用する気流ガイド壁構造が設けられることにより構成されている、ことを特徴とする。
この第3の発明に係る電動工具によれば、気流発生機構は、装置ハウジングの内部でグリップ形状の長手軸方向に沿って旋回気流が生じるように、吸気口から吸引された外気の気流をガイドするように作用する気流ガイド壁構造が設けられるので、旋回気流が流れるモータ冷却風の道程を最も長い距離に設定することができる。これによって、旋回気流の遠心分離作用によって外気を除塵するにあたって、グリップ形状の長さに応じてなるべく長い長さに設定して、旋回気流を発生させることができる。したがって、なるべく長い距離で旋回させることができるようにして、遠心分離作用による除塵効果を良好に発揮することができる。
第4の発明に係る電動工具は、前記第2の発明に係る電動工具において、前記気流発生機構は、前記装置ハウジングの内部で前記グリップ形状の長手軸方向に沿って旋回気流が生じるように、前記吸気口から吸引された外気を該グリップ形状の長手軸方向に沿った方向から該長手軸方向と交差する方向に気流の吹出し方向を設定するガイド開口部が設けられることにより構成されている、ことを特徴とする。
この第4の発明に係る電動工具によれば、気流発生機構は、グリップ形状の長手軸方向に沿った方向から長手軸方向と交差する方向に気流の吹出し方向を設定するガイド開口部が設けられているので、このガイド開口部により長手軸方向と交差する旋回方向に沿って気流の吹出し方向を設定することができる。これによって、装置ハウジングの内部で旋回気流を生じさせるにあたって、この旋回させる方向に沿って外気を吹出して気流の旋回を良好に得ることができて、遠心分離作用による除塵効果を良好に発揮することができる。
第5の発明に係る電動工具は、前記第2の発明に係る電動工具において、前記気流発生機構は、前記装置ハウジングの内部で前記グリップ形状の長手軸方向に沿って旋回気流が生じる遠心分離室が設けられることにより構成されており、該遠心分離室を形成する遠心分離用ハウジングは、該装置ハウジングとは別で該装置ハウジングの内部に設けられている、ことを特徴とする。
この第5の発明に係る電動工具によれば、遠心分離室を形成する遠心分離用ハウジングは、装置ハウジングとは別で装置ハウジングの内部に設けられているので、装置ハウジングの内部で旋回気流を生じさせるにあたって、遠心分離作用を良好に得ることができるように、モータ冷却風の吸引風力に応じて遠心分離室の形状および内部容量を設定することができる。これによって、装置ハウジングの形状および内部容量に関わらず、モータ冷却風の吸引風力に対応した遠心分離室を設定することができて、気流の旋回を良好に得ることができる。したがって、遠心分離室の形状および内部容量の設定により、旋回気流の旋回を良好に得ることができて、遠心分離作用による除塵効果を良好に発揮することができる。
第6の発明に係る電動工具は、前記第1から前記第5のいずれかの発明に係る電動工具において、前記除塵構造には、鉄を吸引する磁石が配設されて鉄粉を吸引可能に構成されている、ことを特徴とする。
この第6の発明に係る電動工具によれば、除塵構造には鉄を吸引する磁石が配設されて鉄粉を吸引可能に構成されているので、吸気口から吸引された外気に混入される粉塵のうち、混入される鉄粉をより有利に除去することができる。これによって、電動式のブラシレスモータに回転駆動力を下げる要因となる鉄粉を有利に除去することができて、電動式のブラシレスモータの製品寿命を長くすることができて、電動工具としての製品寿命を延ばすことができることとなる。
第7の発明に係る電動工具は、前記第1から前記第6のいずれかの発明に係る電動工具は、金工作業に利用可能に構成されている、ことを特徴とする。
この第7の発明に係る電動工具によれば、電動工具は、金工作業に利用可能に構成されているので、吸気口から吸引された外気に混入される粉塵を除去するにあたり、電動式のブラシレスモータに回転駆動力を下げる要因となる鉄粉を除去することができる。これによって、電動式のブラシレスモータの製品寿命を長くすることができて、電動工具としての製品寿命を延ばすことができることとなる。
第1の発明に係る電動工具によれば、電動工具自体の大きさや総重量をなるべく変えないようにして従来の電動工具と同様の扱い易さを維持しながら、電動式のブラシレスモータを冷却するモータ冷却風を除塵することができる。
第2の発明に係る電動工具によれば、吸引される外気の風量を良好な風量にすることができながら、この吸引された外気を除塵することができる。
第3の発明に係る電動工具によれば、なるべく長い距離で旋回させることができるようにして、遠心分離作用による除塵効果を良好に発揮することができる。
第4の発明に係る電動工具によれば、ガイド開口部の設定にて旋回気流の旋回を良好に得ることができて、遠心分離作用による除塵効果を良好に発揮することができる。
第5の発明に係る電動工具によれば、遠心分離室の形状および内部容量の設定により、旋回気流の旋回を良好に得ることができて、遠心分離作用による除塵効果を良好に発揮することができる。
第6の発明に係る電動工具によれば、電動式のブラシレスモータの製品寿命を長くすることができて、電動工具としての製品寿命を延ばすことができることとなる。
第7の発明に係る電動工具によれば、鉄粉を除去に貢献して、電動式のブラシレスモータの製品寿命を長くすることができて、電動工具としての製品寿命を延ばすことができることとなる。
第1の実施の形態となる電動工具の内部半割り構造を示す断面図である。 図1の電動工具の内部を斜視にて示す内部斜視図である。 ブラシレスモータを回転駆動させるコントローラの回路図である。 第2の実施の形態となる電動工具の内部半割り構造を示す断面図である。 図4の電動工具のV−V断面矢視を示す内部断面図である。
[第1の実施の形態]
以下、本発明に係る電動工具を実施するための第1の実施の形態について、図1を参照しながら説明する。図1の断面図では、本発明に係る電動工具の第1の実施の形態となるディスクグラインダ10の内部半割り構造を示している。なお、以下に説明するディスクグラインダ10は、説明をする上で分かり易くするために、図示記載の通りでディスクグラインダ10の上下前後左右を規定している。また、図1に示すディスクグラインダ10の上下の規定は、このディスクグラインダ10の常用定置姿勢に基づく。つまり、このディスクグラインダ10の下側は、重力方向の向く方向と一致する。
図1に示す電動工具は、金工作業に利用可能に構成されるディスクグラインダ10である。このディスクグラインダ10は、グリップ23を手で握って使用する、いわゆる手持ち式の電動工具である。このディスクグラインダ10は、円盤型の砥石Bを回転させ、この砥石Bを被研磨材に当て被研磨材を研磨する。このため、ディスクグラインダ10は、電動式のブラシレスモータ31を内蔵して構成される。なお、このブラシレスモータ31は、本発明に係る駆動源となる駆動モータに相当する。また、ディスクグラインダ10の工具本体15には、電源となる充電式バッテリ91が装着される。具体的には、工具本体15の最後部にはバッテリ装着部90が設けられている。このバッテリ装着部90には、充電式バッテリ91が装着可能となっている。このバッテリ装着部90に装着された充電式バッテリ91は、このディスクグラインダ10の電源として機能し、後に詳述する駆動源となる電動式のブラシレスモータ31に電力供給することができる。なお、ブラシレスモータ31の回転駆動は、モータ軸34によってギヤ機構42に向けて出力され、このギヤ機構42を経てスピンドル45を回転させ、スピンドル45の先端に取り付けられた砥石Bを回転させる。このようにスピンドル45の回転を受けて回転する砥石Bは、被研磨材に当てることにより被研磨材を研磨することができる。
工具本体15は、概略、装置ユニット20と、ギヤユニット40とを備える。装置ユニット20は、工具本体15の中間範囲から後部範囲にかけてを構成する。また、ギヤユニット40は、工具本体15の前部範囲を構成する。
装置ユニット20は、図示前後方向が長手方向として設定された略円柱形状にて形成される。この装置ユニット20は、最後部が上記したバッテリ装着部90として構成され、最前部はギヤユニット40が配設されるように構成される。このため、装置ユニット20の最後部をなすバッテリ装着部90には、充電式バッテリ91を装着させることができる構成が設けられている。また、この装置ユニット20の最前部には、後に説明するギヤユニット40を配設することができる構成が設けられている。なお、このバッテリ装着部90は、充電式バッテリ91をスライド装着可能な適宜のスライド可能な装着形状を有するとともに、充電式バッテリ91と電気接続可能な接続構造を有して構成されている。なお、この充電式バッテリ91は、専用の充電器にて充電可能に構成される。
この装置ユニット20は、工具本体15の外装をなしつつ、各種の装置を内装する装置ハウジング21を備える。この装置ハウジング21は、図1に示すように、半割り構造をなす樹脂の成形品にて形成され、この半割り構造を合体させることにより略円筒形状のハウジング構造をなす。このようにハウジング構造をなす装置ハウジング21は、内部に適宜の形状が設けられて、各種の機構および装置が内装可能に構成されている。
すなわち、装置ハウジング21の外部は、ディスクグラインダ10のグリップ23として形成されている。このグリップ23は、ディスクグラインダ10を使用するにあたってユーザにより手で握られる部分である。なお、このグリップ23は、使用時に限られず、一般的に持ち運ぶ場合にも手で握られ部分となっている。このため、グリップ23は、ユーザが手握りし易い略円柱形状を有したグリップ形状にて形成されている。なお、装置ハウジング21の後部は、バッテリ装着部90の形状に応じて次第に拡がっていく形状にて形成される。これに対して装置ハウジング21の前部は、ギヤユニット40が配設可能となるように次第に拡がっていく形状にて形成されている。また、装置ハウジング21の前部には、このディスクグラインダ10を操作するためのスライドスイッチ29が設けられている。このスライドスイッチ29は、グリップ23を手握りした状態で操作することができるように外部に露出して配設されている。このスライドスイッチ29は、前後方向にスライドさせることにより、ブラシレスモータ31の駆動をオンオフできる。また、このスライドスイッチ29は、詳しくは図示していないが、スイッチオン状態をロックできるオン状態ロック機構が設けられている。このオン状態ロック機構は、ロックによりスイッチオン状態を維持することができる。
ところで、略円筒形状をなす装置ハウジング21の内部には、コントローラ50、モータユニット30、除塵構造60が配設されている。図1に示すように、装置ハウジング21の後部には、吸気口25が設けられている。この吸気口25は、装置ユニット20の外部と内部とを連通する開口形状を有して多数並べられて装置ハウジング21に形成されている。このように連通する開口形状の吸気口25は、装置ユニット20の外部から装置ユニット20の内部に外気を吸気することができるようになっており、ブラシレスモータ31を冷却するための構造の一部を構成する。
この吸気口25の内側には、コントローラ50が配置されている。このコントローラ50は、装置ハウジング21の内周面から内側に突き出されたハウジングリブ27にて支持されている。このコントローラ50は、バッテリ装着部90に装着された充電式バッテリ91と通信可能となっており、この充電式バッテリ91の蓄電状態やブラシレスモータ31の回転駆動を鑑みて該充電式バッテリ91からの電力供給を適宜制御する機能を有する。このため、このコントローラ50は、充電式バッテリ91に蓄電される電力をブラシレスモータ31に供給できるように、適宜に電気配線されるものとなっている。なお、このコントローラ50の構成および制御に関しては、ブラシレスモータ31のステータ32の説明とともに詳述する。
他方、装置ハウジング21の前部には、図1に示すように、モータユニット30が内装されている。モータユニット30は、概略、上記したブラシレスモータ31と冷却ファン37とを備えて構成される。ブラシレスモータ31は、いわゆる整流子が廃止された電動式のモータであり、外周側にステータ(固定子)32が配置され、内周側にロータ(回転子)33が配置される。ステータ32は、装置ハウジング21によって固定支持される。このステータ32は、上記したようにコントローラ50から電力が供給されて励磁される構成を備える。これに対してロータ33は、永久磁石が設けられて構成される。このロータ33には、ステータ32の中心軸線で前後方向に延びるモータ軸34が取り付けられており、このロータ33の回転とともに一体回転するようになっている。このモータ軸34は、ステータ32の前後位置にて配置されるベアリング35,36にて回転可能に支持される。なお、ベアリング35は装置ハウジング21にて固定支持され、ベアリング36はギヤハウジング41にて固定支持される。このようにステータ32は、三相式の励磁制御により磁束方向を変化させることにより、ステータ32の中心に配置される永久磁石のロータ33を回転させるように作用する。なお、ステータ32の三相式の励磁制御は、後に詳述するコントローラ50の回路構成によるものとなっている。
上記したブラシレスモータ31のロータ33が回転すると、ロータ33と一体化されたモータ軸34も回転する。ここで、モータ軸34の前側範囲には、冷却ファン37が配設されている。この冷却ファン37は、シロッコファンのように機能する遠心式ファンである。この冷却ファン37は、装置ハウジング21にて固定支持されるファンハウジング38と、モータ軸34と一体回転するファン本体39とを備える。このように構成される冷却ファン37は、モータ軸34との一体回転により回転するファン本体39の回転により、モータ軸34の回転軸線方向の後側から前側に向けて吸気し、モータ軸34の遠心方向に排気するように構成されている。このようにして、冷却ファン37は、ブラシレスモータ31の回転駆動力を受けて回転することにより、後側から前側に向けて吸引風を発生させてモータ冷却風として機能するようになっている。このように冷却ファン37によりモータ冷却風が生じると、上記した吸気口25を通じて、装置ハウジング21の外部の外気を装置ハウジング21の内部に吸引する。なお、このように冷却ファン37により吸引された外気は、モータ冷却風としてブラシレスモータ31(ステータ32)を冷却する。この後に、このモータ冷却風は、冷却ファン37を通じてギヤハウジング41の内部に入る。そして、このギヤハウジング41に設けられた排気口49を通じて、ギヤハウジング41の内部からギヤハウジング41の外部に排気される。
また、モータ軸34の回転駆動力は、ギヤユニット40のギヤ機構42に伝達される。このギヤユニット40は、装置ユニット20の前部に配設されている。このギヤユニット40は、概略、ギヤハウジング41と、ギヤ機構42と、スピンドル45とを備える。ギヤハウジング41は、ギヤ機構42等を内装する金属製のハウジング構造にて構成される。このギヤハウジング41は、上記したベアリング36を固定支持しているとともに、スピンドル45を回転可能に支持するベアリング46,47も固定支持している。また、モータ軸34の先端には、ギヤ機構42の一部をなす駆動ギヤ43が取り付けられている。また、スピンドル45の基端には、従動ギヤ44が取り付けられている。これら駆動ギヤ43と従動ギヤ44とは、互いに噛合するベベルギヤ同士にて構成されてギヤ機構42をなしている。このように噛合する駆動ギヤ43と従動ギヤ44とにより、スピンドル45の出力回転方向は、モータ軸34の駆動回転方向に対して直交する方向に変換している。また、このように噛合する駆動ギヤ43と従動ギヤ44とにより、スピンドル45の出力回転数は、モータ軸34の駆動回転数に対して減速するように変換している。なお、図示符号48は、砥石Bの後ろ半分を覆うカバー体である。また、図示符号49は、ギヤハウジング41に設けられる排気口である。
図3の回路図は、ブラシレスモータ31を回転駆動させるコントローラ50を示している。なお、図3に示す符号32は、三相式の励磁制御により磁束方向を変化させるステータである。また、符号91は、バッテリ装着部90に装着される充電式バッテリである。また、符号29は、ディスクグラインダ10をオンオフするスライドスイッチである。
図3に示すように、コントローラ50は、概略、電子スイッチ回路51と、各種の検出回路52,53,54,55と、マイコン56とを具備して構成される。電子スイッチ回路51は、上記したステータ32の三相式の励磁コイルに対して順次に電力を供給して該励磁コイルを励磁する回路である。このため、電子スイッチ回路51は、ステータ32の三相式の励磁コイルに対応した6つのFET(Field effect transistor)[Q1]〜[Q6]を有して構成される。この6つのFET[Q1]〜[Q6]は、ステータ32の三相式の励磁コイルに対して順次切り替わるよう電力供給するため、電気接続状態がオンオフ切り替わるように構成される。なお、この電力供給は、スライドスイッチ29のオン操作に基づいて、充電式バッテリ91に蓄電された電力の供給によるものとなっている。このように充電式バッテリ91から電力が供給された電子スイッチ回路51は、マイコン56に基づく、電子スイッチ回路51の6つのFET[Q1]〜[Q6]の電気接続状態のオンオフ切替りにより、ステータ32の三相式の励磁コイルの励磁を順次に切り替えて、永久磁石のロータ33を回転させるように作用する。なお、このように供給される電力は、ステータ32の三相式の励磁コイルを励磁した後に、さらに1つのFET(Field effect transistor)[Q7]を経てアースされる。このFET[Q7]も、マイコン56により電気接続状態がオンオフ切り替わるようになっている。
このコントローラ50には、次の4つの検出回路52,53,54,55が設けられている。すなわち、充電式バッテリ91と電子スイッチ回路51との間には、第1電圧検出回路52が設けられている。この第1電圧検出回路52は、充電式バッテリ91から供給される電力の電圧を検出して該検出信号をマイコン56に送るようになっている。つまり、第1電圧検出回路52は、充電式バッテリ91から供給される電力の電圧が所望の電圧であるか否かをマイコン56により検査するためのものである。また、FET[Q7]と、接地(アース)点との間には、電流検出回路53が設けられている。この電流検出回路53は、ステータ32の三相式の励磁コイルを励磁した後の電流を検出して該検出信号をマイコン56に送るようになっている。つまり、電流検出回路53は、ステータ32の三相式の励磁コイルに供給した後の電流が所望の電流であるか否かをマイコン56により検査するためのものである。また、電子スイッチ回路51には、第2電圧検出回路54が設けられている。この第2電圧検出回路54は、ステータ32の三相式の励磁コイルを励磁した後の電圧を検出して該検出信号をマイコン56に送るようになっている。つまり、第2電圧検出回路54は、ステータ32の三相式の励磁コイルに供給した後の電圧が所望の電圧であるか否かをマイコン56により検査するためのものである。また、ブラシレスモータ31には、ロータ位置検出回路55が設けられている。このロータ位置検出回路55は、ロータ33の回転位置を検出して該検出信号をマイコン56に送るようになっている。つまり、ロータ位置検出回路55は、ブラシレスモータ31の回転状態をマイコン56に送るためのものである。
電子スイッチ回路51を制御するマイコン56は、概略、ゲート駆動信号生成回路57と、過電流検出回路58と、[Q7]故障判定回路59とを具備して構成される。ゲート駆動信号生成回路57は、上記した7つのFET[Q1]〜[Q7]の電気接続状態をオンオフ切り替えるように制御する回路となっている。このゲート駆動信号生成回路57は、7つのFET[Q1]〜[Q7]に対して、生成された電気接続オンオフに関する制御信号を送信するようになっている。過電流検出回路58は、上記した電流検出回路53から送られる信号に基づき、ステータ32の三相式の励磁コイルを励磁した後の電流が、過電流となっているか否かを検出する回路である。この電流が過電流となっている場合には、その旨の信号をゲート駆動信号生成回路57に送る。[Q7]故障判定回路59は、上記した第2電圧検出回路54から送られる信号に基づき、FET[Q7]が故障していないかを判定する回路である。具体的には、[Q7]故障判定回路59は、この第2電圧検出回路54から送られる信号と他の信号とを照合して、FET[Q7]がショートしている条件を満たしていないかを判定する。FET[Q7]がショートしている条件を満たしている場合には、[Q7]故障判定回路59は、FET[Q7]が故障であると判定し、その旨の信号を電子スイッチ回路51に送信する。
なお、上記した6つのFET[Q1]〜[Q6]を具備する電子スイッチ回路51とFET[Q7]とは、互いに電気接続として直列配列となる接続構造となっている。このため、電子スイッチ回路51が故障した場合には、FET[Q7]を操作することにより電子スイッチ回路51の通電状態を切断することができる。このようなFET[Q7]による電子スイッチ回路51の通電状態の切断は、上記したスイッチオン状態を維持するオン状態ロック機構が設けられたスライドスイッチ29において、特に有利に機能することとなる。つまり、電気接続の強制遮断がFET[Q7]を用いて達成することができる。
ここで、装置ハウジング21の内部には、吸気口25から吸引された外気を除塵する除塵構造60が配設されている。この除塵構造60は、装置ハウジング21の内部のうち、ブラシレスモータ31の上流側に配設されている。具体的には、除塵構造60は、装置ハウジング21に設けられた吸気口25から、装置ハウジング21の内部のブラシレスモータ31までの間に配設されている。
この第1の実施の形態の除塵構造60は、第1気流発生機構61を備えて構成される。図2の内部斜視図では、図1のディスクグラインダ10の内部を斜視にて示している。この第1気流発生機構61は、上記した吸気口25から吸引された外気が装置ハウジング21の内部で旋回気流となるように、この吸気口25から吸引された外気に作用する機構として構成される。すなわち、第1気流発生機構61は、装置ハウジング21の内部で旋回気流を生ずるためのサイクロン構造を有する。
第1気流発生機構61は、概略、旋回ガイド構造62と、隔壁構造66とを備え、吸気口25から吸引された外気の気流をガイドするように作用するように気流ガイド壁構造をなしている。なお、図2に示す隔壁構造66は、旋回ガイド構造62の形状を見え易くするために、半割りされた形状で図示している。
旋回ガイド構造62は、図2にも示すように、装置ハウジング21に固定されて装置ハウジング21に対して回転不可とされる軸流ファンのように構成される。すなわち、この旋回ガイド構造62は、概略、外周支持壁63と、固定羽体64と、連結軸体65とを備える。図2に示すように、外周支持壁63は略円筒形状にて形成される。この外周支持壁63は、外側に位置する装置ハウジング21に固定支持される。この外周支持壁63の内側には、外縁部分が外周支持壁63と一体に固定される固定羽体64が4つ設けられている。これら4つの固定羽体64は、軸流ファンに設けられる可動羽形状と似た形状で、前後に連通しつつ傾斜した形状を有して形成される。これら4つの固定羽体64の中心軸部分も、互いに一体に連結する連結軸体65として形成される。このため、これら4つの固定羽体64は、外周支持壁63と連結軸体65とにより、装置ハウジング21と一体となるように固定支持される。
隔壁構造66は、旋回ガイド構造62の前側に、適宜の空間を隔てて配設されている。この隔壁構造66は円筒形状をなす隔壁67を有して形成される。なお、図1および図2に示す隔壁構造66は、半割りされた形状により図示している。この隔壁67は、装置ハウジング21から内側に突き出される連結リブ68を介して装置ハウジング21と固定支持されている。このように装置ハウジング21に固定支持される隔壁67および連結リブ68は、装置ハウジング21との間で径方向で空間を形成しつつ、モータユニット30との間で装置ハウジング21の内部を区画する壁として機能する。
このように構成された第1気流発生機構61によれば、次のようにサイクロン風を生み出すこととなる。すなわち、冷却ファン37の吸引風によって上記した吸気口25を通じて装置ハウジング21の外部の外気が、装置ハウジング21の内部に吸引される。このように吸気口25から吸引された外気は、旋回ガイド構造62を通過することにより、この旋回ガイド構造62の固定羽体64のガイドを受けることとなる。つまり、旋回ガイド構造62を通過した外気は、渦を巻くように旋回して後側から前側に進んでいく。なお、この渦を巻く外気は、隔壁構造66によって、より効果的に旋回するように作用される。このようにして、第1気流発生機構61は、装置ハウジング21の内部でグリップ形状の長手軸方向に沿ったディスクグラインダ10の前後方向で旋回気流が生じるように、装置ハウジング21の内部に吸引された外気に対して作用することとなる。このように旋回気流が生じると、この装置ハウジング21の内部に吸引された外気は、旋回気流による遠心分離作用によって除塵されて、ブラシレスモータ31に向けて送られることとなる。
また、上記したディスクグラインダ10によれば、使用時に装置ハウジング21の外部のグリップ23を手で握って使用することができる。また、装置ハウジング21の内部にはモータ冷却風を生ずる冷却ファン37が設けられているので、この冷却ファン37にて生じたモータ冷却風により、回転駆動することによって発熱するブラシレスモータ31を冷却することができる。ここで、装置ハウジング21に設けられた吸気口25から、装置ハウジング21の内部のブラシレスモータ31までの間には、吸気口25から吸引された外気を除塵する除塵構造60が配設されているので、吸気口25から吸引された外気に混入される粉塵を除去して、ブラシレスモータ31を冷却するモータ冷却風を綺麗な風にして送ることができる。このようにして、ディスクグラインダ10自体の大きさや総重量をなるべく変えないようにして従来のディスクグラインダ10と同様の扱い易さを維持しながら、電動式のブラシレスモータ31を冷却するモータ冷却風を除塵することができる。また、上記したディスクグラインダ10によれば、吸気口25から吸引され第1気流発生機構61により装置ハウジング21の内部で旋回気流が生じた外気は、この旋回気流による遠心分離作用によって除塵されることとなるので、フィルタ等の濾過構成を介さずに外気を除塵することができる。これによって、濾過構成により冷却ファン37による吸引風の風圧を下げることなく、外気を吸引することができる。したがって、外気を装置ハウジング21の外部から吸引するにあたって、この吸引される外気の風量を良好な風量にすることができながら、この吸引された外気を除塵することができる。
また、上記したディスクグラインダ10によれば、第1気流発生機構61は、装置ハウジング21の内部でグリップ23の長手軸方向に沿って旋回気流が生じるように、吸気口25から吸引された外気の気流をガイドするように作用する旋回ガイド構造62と隔壁構造66とが設けられるので、旋回気流が流れるモータ冷却風の道程を最も長い距離に設定することができる。これによって、旋回気流の遠心分離作用によって外気を除塵するにあたって、グリップ23の長さに応じてなるべく長い長さに設定して、旋回気流を発生させることができる。したがって、なるべく長い距離で旋回させることができるようにして、遠心分離作用による除塵効果を良好に発揮することができる。また、上記したディスクグラインダ10によれば、ディスクグラインダ10は、金工作業に利用可能に構成されているので、吸気口25から吸引された外気に混入される粉塵を除去するにあたり、電動式のブラシレスモータ31に回転駆動力を下げる要因となる鉄粉を除去することができる。これによって、電動式のブラシレスモータ31の製品寿命を長くすることができて、ディスクグラインダ10としての製品寿命を延ばすことができることとなる。
[第2の実施の形態]
次に、上記した第1の実施の形態とは相違する、本発明に係る電動工具を実施するための第2の実施の形態について、図4および図5を参照しながら説明する。なお、この第2の実施の形態のディスクグラインダ10Aと、上記した第1の実施の形態のディスクグラインダ10とは、除塵構造60の構成のみが相違するものとなっている。つまり、上記した第1の実施の形態の除塵構造60は、第1気流発生機構61を備えて構成されるものであったが、この第2の実施の形態の除塵構造70は、第2気流発生機構71を備えて構成されるものとなっている。このため、以下では第2気流発生機構71の構成についてのみを説明するものとし、その他の構成については上述にて用いた符号と同一符号を図面に付し、その説明を省略するものとする。
図4の断面図では、本発明に係る電動工具の第2の実施の形態となるディスクグラインダ10Aの内部半割り構造を示している。図5は、図4に示すディスクグラインダ10のV−V断面矢視を示す内部断面図である。この第2の実施の形態の除塵構造70も、上記した第1の実施の形態の除塵構造60と同様、装置ハウジング21に設けられた吸気口25から、装置ハウジング21の内部のブラシレスモータ31までの間に配設されている。
この除塵構造70の第2気流発生機構71も、上記した吸気口25から吸引された外気が装置ハウジング21の内部で旋回気流となるように、この吸気口25から吸引された外気に作用するサイクロン構造を有して構成される。
第2気流発生機構71は、概略、サイクロン構造72と、集塵ボックス79とを備えて構成される。これらサイクロン構造72と集塵ボックス79とは、一体化されて、装置ハウジング21に固定支持される。サイクロン構造72は、広く利用されるサイクロン構造と略同様に構成される。このサイクロン構造72は、概略、本発明に係る遠心分離用ハウジングに相当するサイクロン筒体73と、上記したモータ冷却風を導入するための冷却風導入筒体77とを備える。サイクロン筒体73は、図4に示すように略擂鉢をなす筒状に形成される。このサイクロン筒体73の内部は、装置ハウジング21の内部でグリップ形状の長手軸方向に沿って旋回気流が生じる遠心分離室74として形成される。つまり、この遠心分離室74を形成するサイクロン筒体73は、装置ハウジング21の内部に設けられ、装置ハウジング21とは別のハウジング構造を有して構成される。このサイクロン筒体73の周面には、吸気口25から吸引された外気をサイクロン筒体73の内部に吹き入れるガイド開口部75が設けられている。このガイド開口部75は、広く利用されるサイクロン構造と略同様に、吸気口25から吸引された外気を、グリップ形状の長手軸方向と交差する方向に、気流の吹出し方向を設定するものとなっている。なお、このガイド開口部75を通過するまでは、グリップ形状の長手軸方向に沿った方向で吸気口25から吸引されている。つまり、このガイド開口部75は、サイクロン筒体73の周面の接線方向に気流の吹出しを設定するように、このサイクロン筒体73に対して設けられている。
このようにガイド開口部75が設けられるサイクロン構造72は、装置ハウジング21の内部に配置される遠心分離室74で、グリップ形状の長手軸方向に沿って旋回気流が生じるようになる。このように旋回気流が生じると、この遠心分離室74に吸引された外気は、旋回気流による遠心分離作用によって除塵されることとなる。
旋回気流による遠心分離作用によって遠心分離室74で除塵された外気は、冷却風導入筒体77を介してブラシレスモータ31に向けて送られることとなる。詳しくは、遠心分離室74にて除塵された外気は、遠心分離室74の内部にある導入筒部78を通じてモータユニット30側に向けて排気される。この冷却風導入筒体77は、ブラシレスモータ31に向けて内周径が拡がるように設定されている。なお、このサイクロン筒体73の後部には集塵ボックス79が設けられている。この集塵ボックス79は、旋回気流による遠心分離作用によって遠心分離室74にて除塵された粉塵(鉄や石等を研磨する際に生じる切り粉をはじめとして木屑や水滴等も含む。)を集めておくためのボックスである。
上記したディスクグラインダ10Aによれば、第1の実施の形態のディスクグラインダ10と比較して、次のような作用効果を奏することができる。すなわち、上記したディスクグラインダ10Aによれば、グリップ形状の長手軸方向に沿った方向から長手軸方向と交差する方向に気流の吹出し方向を設定するガイド開口部75が設けられているので、このガイド開口部75により長手軸方向と交差する旋回方向に沿って気流の吹出し方向を設定することができる。これによって、装置ハウジング21の内部で旋回気流を生じさせるにあたって、この旋回させる方向に沿って外気を吹出して気流の旋回を良好に得ることができる。したがって、ガイド開口部75の設定にて旋回気流の旋回を良好に得ることができて、遠心分離作用による除塵効果を良好に発揮することができる。
また、上記したディスクグラインダ10Aによれば、遠心分離室74を形成するサイクロン筒体73は、装置ハウジング21とは別で装置ハウジング21の内部に設けられているので、装置ハウジング21の内部で旋回気流を生じさせるにあたって、遠心分離作用を良好に得ることができるように、モータ冷却風の吸引風力に応じて遠心分離室74の形状および内部容量を設定することができる。これによって、装置ハウジング21の形状および内部容量に関わらず、モータ冷却風の吸引風力に対応した遠心分離室74を設定することができて、気流の旋回を良好に得ることができて、遠心分離作用による除塵効果を良好に発揮することができる。
なお、本発明に係る電動工具にあっては、上記した実施の形態のディスクグラインダ10,10Aの構成に限定されるものではなく、適宜変更が加えられて構成されるものであってもよい。
すなわち、上記した実施の形態では、ディスクグラインダ10,10Aを本発明に係る電動工具の例に挙げて説明するものであった。しかしながら、本発明に係る電動工具としては、外部に使用時に手で握られるグリップ形状(23)が設けられ且つ内部に駆動源となる電動式のブラシレスモータ(31)が内装される装置ハウジング(21)を備えて構成されるものであればよく、シャー、カッター、マルチツール等の適宜の用途に利用される電動工具として構成されるものであってよい。
また、本発明に係る除塵構造としては、上記した実施の形態にて説明した気流発生機構61,71を具備する構成に限定されることなく、適宜の遠心分離作用のある気流発生機構を具備して構成されるものであってもよい。また、このような除塵構造には、適宜の部位に鉄を吸引する磁石が配設され、鉄粉を吸引可能に構成されるようにしてもよい。なお、このような鉄粉を吸着させる磁石は、遠心分離作用により鉄粉が集まり易くされる部位に配設されることが望ましい。もし仮に除塵構造60,70に鉄を吸引する磁石が配設されて鉄粉を吸引可能に構成されていると、吸気口25から吸引された外気に混入される粉塵のうち、電動式のブラシレスモータ31に回転駆動力を下げる要因となる鉄粉を有利に除去することができる。これによって、電動式のブラシレスモータ31の製品寿命を長くすることができて、ディスクグラインダ10,10A(電動工具)としての製品寿命を延ばすことができることとなる。
10,10A ディスクグラインダ(電動工具)
15 工具本体
20 装置ユニット
21 装置ハウジング
23 グリップ
25 吸気口
27 ハウジングリブ
29 スライドスイッチ
30 モータユニット
31 ブラシレスモータ(駆動源)
32 ステータ
33 ロータ
34 モータ軸
35,36 ベアリング
37 冷却ファン
38 ファンハウジング
39 ファン本体
40 ギヤユニット
41 ギヤハウジング
42 ギヤ機構
43 駆動ギヤ
44 従動ギヤ
45 スピンドル
46,47 ベアリング
48 カバー体
49 排気口
50 コントローラ
51 電子スイッチ回路
52 第1電圧検出回路
53 電流検出回路
54 第2電圧検出回路
55 ロータ位置検出回路
56 マイコン
57 ゲート駆動信号生成回路
58 過電流検出回路
59 [Q7]故障判定回路
60 除塵構造
61 第1気流発生機構
62 旋回ガイド構造
63 外周支持壁
64 固定羽体
65 連結軸体
66 隔壁構造
67 隔壁
68 連結リブ
70 除塵構造
71 第2気流発生機構
72 サイクロン構造
73 サイクロン筒体(遠心分離用ハウジング)
74 遠心分離室
75 ガイド開口部
77 冷却風導入筒体
78 導入筒部
79 集塵ボックス
90 バッテリ装着部
91 充電式バッテリ(電源)
B 砥石

Claims (5)

  1. 外部に使用時に手で握られるグリップ形状が設けられ、且つ内部に駆動源となる電動式のブラシレスモータが内装される装置ハウジングを備えた電動工具であって、
    前記ブラシレスモータには、該ブラシレスモータの回転駆動力を受けて回転することによりモータ冷却風を生ずる冷却ファンが設けられており、
    前記装置ハウジングには、前記冷却ファンにより生じたモータ冷却風により、該装置ハウジングの内部に該装置ハウジングの外部の外気を吸引させる吸気口が設けられており、
    前記装置ハウジングに設けられた前記吸気口から、該装置ハウジングの内部の前記ブラシレスモータまでの間に、前記吸気口から吸引された外気を除塵する除塵構造が配設されており、
    前記除塵構造は、前記吸気口から吸引された外気に前記装置ハウジングの内部で旋回気流を生じるように該吸気口から吸引された外気に作用する気流発生機構を備え、
    前記吸気口から吸引され前記気流発生機構により前記装置ハウジングの内部で旋回気流が生じた外気は、該旋回気流による遠心分離作用によって除塵され
    前記気流発生機構は、前記吸気口から吸引された外気の気流をガイドするように作用する気流ガイド壁構造を有し、前記装置ハウジングの内部で前記グリップ形状の長手軸方向に沿って旋回気流を生じさせ、
    外部がグリップとして形成された前記装置ハウジングは、前側に前記ブラシレスモータが内装されていると共に、後側に前記気流ガイド壁構造が設けられている、ことを特徴とする電動工具。
  2. 外部に使用時に手で握られるグリップ形状が設けられ、且つ内部に駆動源となる電動式のブラシレスモータが内装される装置ハウジングを備えた電動工具であって、
    前記ブラシレスモータには、該ブラシレスモータの回転駆動力を受けて回転することによりモータ冷却風を生ずる冷却ファンが設けられており、
    前記装置ハウジングには、前記冷却ファンにより生じたモータ冷却風により、該装置ハウジングの内部に該装置ハウジングの外部の外気を吸引させる吸気口が設けられており、
    前記装置ハウジングに設けられた前記吸気口から、該装置ハウジングの内部の前記ブラシレスモータまでの間に、前記吸気口から吸引された外気を除塵する除塵構造が配設されており、
    前記除塵構造は、前記吸気口から吸引された外気に前記装置ハウジングの内部で旋回気流を生じるように該吸気口から吸引された外気に作用する気流発生機構を備え、
    前記吸気口から吸引され前記気流発生機構により前記装置ハウジングの内部で旋回気流が生じた外気は、該旋回気流による遠心分離作用によって除塵され
    前記気流発生機構は、前記吸気口から吸引された外気を該グリップ形状の長手軸方向に沿った方向から該長手軸方向と交差する方向に気流の吹出し方向を設定するガイド開口部を有し、前記装置ハウジングの内部で前記グリップ形状の長手軸方向に沿って旋回気流を生じさせ、
    外部がグリップとして形成された前記装置ハウジングは、前側に前記ブラシレスモータが内装されていると共に、後側に前記ガイド開口部が設けられている、ことを特徴とする電動工具。
  3. 外部に使用時に手で握られるグリップ形状が設けられ、且つ内部に駆動源となる電動式のブラシレスモータが内装される装置ハウジングを備えた電動工具であって、
    前記ブラシレスモータには、該ブラシレスモータの回転駆動力を受けて回転することによりモータ冷却風を生ずる冷却ファンが設けられており、
    前記装置ハウジングには、前記冷却ファンにより生じたモータ冷却風により、該装置ハウジングの内部に該装置ハウジングの外部の外気を吸引させる吸気口が設けられており、
    前記装置ハウジングに設けられた前記吸気口から、該装置ハウジングの内部の前記ブラシレスモータまでの間に、前記吸気口から吸引された外気を除塵する除塵構造が配設されており、
    前記除塵構造は、前記吸気口から吸引された外気に前記装置ハウジングの内部で旋回気流を生じるように該吸気口から吸引された外気に作用する気流発生機構を備え、
    前記吸気口から吸引され前記気流発生機構により前記装置ハウジングの内部で旋回気流が生じた外気は、該旋回気流による遠心分離作用によって除塵され
    前記気流発生機構は、前記装置ハウジングの内部で前記グリップ形状の長手軸方向に沿って旋回気流が生じる遠心分離室を有し、
    該遠心分離室を形成する遠心分離用ハウジングは、該装置ハウジングとは別で該装置ハウジングの内部に設けられており、
    外部がグリップとして形成された前記装置ハウジングは、前側に前記ブラシレスモータが内装されていると共に、後側に前記遠心分離室が設けられている、ことを特徴とする電動工具。
  4. 請求項1から請求項のいずれかに記載の電動工具において、
    前記除塵構造には、鉄を吸引する磁石が配設され鉄粉を吸引可能に構成されている、ことを特徴とする電動工具。
  5. 請求項1から請求項のいずれかに記載の電動工具は、金工作業に利用可能に構成されている、ことを特徴とする電動工具。
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