JP6356269B2 - 定義された設計サイズを有する電子整流式の電動モータと、少なくとも1つの電圧階級の再充電可能なバッテリとを少なくとも含むシステム - Google Patents

定義された設計サイズを有する電子整流式の電動モータと、少なくとも1つの電圧階級の再充電可能なバッテリとを少なくとも含むシステム Download PDF

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Description

本発明は、定義された設計サイズを有する電子整流式の電動モータと、少なくとも1つの電圧階級の再充電可能なバッテリとを少なくとも含むシステムに関する。
独立請求項の構成要件を備える本発明のシステムは、少なくとも、1つの電圧階級の少なくとも1つの再充電可能なバッテリと対応することができる少なくとも1つの第1のインターフェースを有する少なくとも1つの第1の手動工作機械を含んでいる。「対応する」とは、ここでは特に、手動工作機械への電気エネルギー供給のために再充電可能なバッテリが設けられていることを意味するものとする。電気エネルギーは手動工作機械のインターフェースを介して伝送することができる。エネルギー伝送はケーブル式またはケーブルレス式に行うことができる。ケーブルレス式のエネルギー伝送は、たとえば誘導式のエネルギー伝送を通じて行うことができる。
さらにこのシステムは、定義された設計サイズの少なくとも1つの電子整流式の電動モータを含んでいる。設計サイズとは、ここでは長さと直径を意味するものとする。電子整流式の電動モータの長さは、積層鉄心長さを通じて定義される。直径はモータハウジングの直径によって形成される。
少なくとも1つの第1の電子装置ユニットが、少なくとも、電子整流式の電動モータを開ループ制御および/または閉ループ制御するために設けられている。「開ループ制御する」とは、特に、電子装置ユニットが電子整流式の電動モータのパラメータに依存することなく、電子整流式の電動モータに対する制御信号を提供することを意味するものとする。「閉ループ制御する」とは、特に、電子装置ユニットが電子整流式の電動モータのパラメータに依存して、電子整流式の電動モータに対する制御信号を提供することを意味するものとする。
少なくとも1つの第1の切換部材が、電子整流式の電動モータを活動化させる。「活動化させる」とは、切換部材が操作されたときに電子整流式の電動モータが回転し始めることを意味するものとする。
さらにこのシステムは、1つの電圧階級の再充電可能なバッテリと対応することができる少なくとも1つの第2のインターフェースを有する少なくとも1つの第2の手動工作機械を含んでいる。少なくとも1つの第2の電子装置ユニットが、電子整流式の電動モータを開ループ制御および/または閉ループ制御するために設けられている。少なくとも1つの第2の切換部材が、電子整流式の電動モータを活動化させるために設けられている。
さらにこのシステムは、1つの電圧階級の少なくとも1つの再充電可能なバッテリを含んでいる。1つの電圧階級の再充電可能なバッテリは、第1の手動工作機械の第1のインターフェースと対応することができるか、または、第2の手動工作機械の第2のインターフェースと対応することができることが提案される。「対応する」とは、ここでは特に「接続する」または「取り付ける」ことを意味するものとする。このように1つの電圧階級の再充電可能なバッテリは、第1の手動工作機械に電気エネルギーを供給するか、または、第2の手動工作機械に電気エネルギーを供給するかのいずれかであるのが好ましい。このことは、本発明によるシステムを臨機応変に取り扱うことができるという利点がある。
従属請求項に記載されている構成要件により、主請求項に記載のシステムの好ましい発展形が可能である。
1つの好ましい実施形態では、電子整流式の電動モータは手動工作機械の第1のハウジング部分により収納される。
電子整流式の電動モータは、従動軸と同軸に位置する第1の軸を定義するのが好ましい。従動軸は少なくとも加工工具を駆動するために設けられている。電子整流式の電動モータは従動軸を直接的に駆動するのが好ましい。「直接的に」とは、ここでは特に、従来式の伝動装置を介在させることなく、電子整流式の電動モータが従動軸を介して加工工具と連結されることを意味するものとする。それにより、磨耗を最低限に抑えながら高い効率が実現される。電子整流式の電動モータの長さが第1のハウジング部分の長さを定義することによって、第1のハウジング部分のコンパクトな設計形態を実現することができる。従来式の伝動装置を省略することで、設計スペースを節減することができるからである。それにより、高いトルクを出すのに適し、それによって伝動装置を省略してダイレクトドライブとして作動することができる電動モータを収容するのに適した設計スペースが手動工作機械に創出される。
1つの好ましい実施形態では、電子装置ユニットは少なくとも部分的に第2のハウジング部分により収容される。電子装置ユニットは、この実施形態では、少なくとも第2のハウジング部分のx方向で、少なくとも部分的にインターフェースと第1のハウジング部分との間に配置される。「x方向」とは、ここでは特に第2のハウジング部分の主伸長方向を意味するものとする。このようにして、第2のハウジング部分のコンパクトな設計形態が実現される。
1つの好ましい実施形態では、再充電可能なバッテリは少なくとも部分的に第2のハウジング部分に組み込まれている。第2のハウジング部分が、バッテリ長さlの大部分を収容することができると特別に好ましい。「バッテリ長さlの大部分」とは、ここでは特に、バッテリ長さlの50%以上に相当する割合を意味するものとする。それにより、手動工作機械の主伸長方向でコンパクトな設計形態が実現される。
再充電可能なバッテリは第2のハウジング部分とともに、再充電可能なバッテリの差込方向と同軸に位置する第2の軸を定義するのが好ましい。
別の好ましい実施形態では、再充電可能なバッテリは少なくとも部分的に第2のハウジング部分に配置されており、バッテリ長さlの大部分が第2のハウジング部分の外部に位置しており、再充電可能なバッテリは第2のハウジング部分とともに、再充電可能なバッテリの差込方向に対して角度をなして位置する、特に直角に位置する第2の共通の軸を形成する。このようにして、手動工作機械の主伸長方向でいっそうコンパクトな設計形態が実現される。
1つの好ましい実施形態では、第1の軸は第2の軸に対して、60°から120°の間、特に80°から100°の間であり、ただし好ましくは約90°である角度aで位置している。
別の好ましい実施形態では、第1の軸は第2の軸に対して、10°から20°の間、特に5°から10°の間であり、ただし好ましくは約0°である角度aで位置している。
第2のハウジング部分はハンドグリップとして構成されるのが好ましい。第2のハウジング部分はハンドグリップとしての役目をするのが特別に好ましい。「ハンドグリップ」とは、ここでは特に、手動工作機械を操るために操作者の少なくとも1つの手を少なくとも部分的に置くことができるためのコンポーネントを意味するものとする。
手動工作機械は、手動工作機械を再充電可能なバッテリと接続し、ないしは接続を再び外すことを可能にする機械的なインターフェースを装備しているのが好ましい。それによって再充電可能なバッテリを交換可能であり、このことはシステムの臨機応変な取扱を可能にする。
切換部材は第2のハウジング部分に配置されるのが好ましく、切換部材は切換スライダ、デッドマンスイッチ、加速スイッチ、または係止スイッチとして施工されていてよい。あるいは、切換部材が電子スイッチ、センサスイッチなどとして施工されることも考えられる。複数の切換部材が切換システムを構成することができ、そこから臨機応変に選択をすることができる。
電子整流式の電動モータの1つの好ましい実施形態では、電子整流式の電動モータは12から30mmの間、特に15から25mmの間であり、ただし好ましくは18から24mmの間の長さlを有している。さらにこの実施形態では電子整流式の電動モータは、30から50mmの間、特に35から44mmの間であり、ただし好ましくは38mmである直径dを有している。このようにして、第1のハウジング部分のコンパクトな設計形態と結びついた、高性能の手動工作機械が実現される。
電子整流式の電動モータの別の好ましい実施形態では、電子整流式の電動モータは、10から30mmの間、特に15から25mmの間であり、ただし好ましくは20mmである長さlを有している。さらにこの実施形態では電子整流式の電動モータは、30から50mmの間、特に35から45mmの間であり、ただし好ましくは44mmである直径dを有している。このようにして、第1のハウジング部分のコンパクトな設計形態と結びついた、高性能の手動工作機械が実現される。
電子整流式の電動モータの別の好ましい実施形態では、電子整流式の電動モータは10から35mmの間、特に15から30mmの間であり、ただし好ましくは26mmである長さlを有している。さらにこの実施形態では電子整流式の電動モータは、40から60mmの間、特に45から55mmの間であり、ただし好ましくは50mmである直径dを有している。このようにして、第1のハウジング部分のコンパクトな設計形態と結びついた、高性能の手動工作機械が実現される。
電子整流式の電動モータは、インナーロータ型モータまたはアウターロータ型モータとして構成されていてよいのが好ましい。電子整流式の電動モータがインナーロータ型モータであるとき、高い回転数と高い出力密度を実現可能である。電子整流式の電動モータがアウターロータ型モータであるとき、電動モータによる駆動装置が頑丈に設計され、高いトルクを即座に供給することができる。それに応じてこのような駆動装置は、特に低い回転数で高いトルクが要求される用途に特別に適している。
電子整流式の電動モータはロータとセンサ素子とを有しているのが好ましい。センサ素子は、電子装置ユニットにより評価されるロータの角度位置を認識するために設けられるのが好ましい。それによって整流を行うことができるのが特別に好ましく、電子整流式の電動モータの必要なトルクを生成することができる。あるいは、整流がセンサレス式に行われることも考えられる。
特別に好ましい実施形態では、第1のハウジング部分の長さは50から150mmの間、特に80から120mmの間である。しかしながら、第1のハウジング部分の長さは100mmであるのが特別に好ましい。このことは、第1のハウジング部分の長さを主として定義する、電子整流式の電動モータのコンパクトな設計形態によって具体化される。
電子装置ユニットは電子整流式の電動モータと接続されているのが好ましい。それにより、電子整流式の電動モータに関わる少なくとも1つのパラメータを監視できるという利点がある。このパラメータは、電子整流式の電動モータの回転数、電流、および/または電圧であってよい。電子装置ユニットは、電子整流式の電動モータに関わるパラメータの少なくとも1つの値の目標値・実際値の比較によって、電子整流式の電動モータに対する少なくとも1つの制御信号を算出する。
電子装置ユニットは内部スイッチと接続されているのが好ましい。内部スイッチとは、ここでは外部の切換部材の操作によって活動化されるスイッチを意味するものとする。
このとき、内部スイッチに関わる少なくとも1つのパラメータを監視できるという利点がある。このパラメータは、切換接点を通って流れる短絡電流であってよい。電子装置ユニットは、内部スイッチに関わるパラメータの少なくとも1つの値の目標値・実際値の比較によって、電子整流式の電動モータに対する少なくとも1つの制御信号を算出する。
電子装置ユニットは再充電可能なバッテリと接続できるのが好ましい。それにより、再充電可能なバッテリに関わる少なくとも1つのパラメータを監視できるという利点がある。このパラメータは、再充電可能なバッテリの少なくとも1つの容量および/または再充電可能なバッテリの過負荷状態である。電子装置ユニットは、再充電可能なバッテリに関わるパラメータの少なくとも1つの値の目標値・実際値の比較によって、電子整流式の電動モータに対する少なくとも1つの制御信号を算出する。
バッテリ電圧は3.6から42Vの間、特に7.2から18Vの間の範囲内にある。しかしながら、バッテリ電圧は10.8Vであるのが特別に好ましい。バッテリ電圧の値は、考えられるバッテリ電圧変動を考慮に入れていない。
電子整流式の電動モータが最善の作業点で作動できるようにするために、ないしは効率的に作動できるようにするために、1つの好ましい実施形態では、エコモードとブーストモードとの間で切換をすることができる。
「エコモード」とは、特に、電子整流式の電動モータが特別に効率的に作動するモードを意味するものとする。「効率的」とは、ここでは電子整流式の電動モータが最善の作業点で作動することを意味するものとする。
「ブーストモード」とは、電子整流式の電動モータが特別に高出力で作動するモードを意味するものとする。電子整流式の電動モータに対する出力要求は時間的に制限されていてよく、場合により、電子整流式の電動モータの過負荷領域に位置することができる。ブーストモードはスイッチを介して作動化可能である。ブーストモードのとき、電子整流式の電動モータの過剰出力は10%から100%の間、特に20%から50%の間であり、ただし好ましくは33%である。ブーストモードの時間的制約は0から5分の間、特に0から2.5分の間である。ブーストモードの時間的制約は30秒から1分の間であるのが好ましい。
手動工作機械は次の実施形態のうち少なくとも1つとして施工されるのが好ましい:
a.アンギュラ研削機
b.偏心研削機
c.直線研削機
d.振動型マルチツール
e.ルータ
f.電動スクレーパ
g.回しびき鋸
h.丸鋸
i.リベッター
j.サンダー
上記以外の利点や好ましい実施形態は、図面の説明と図面から読み取ることができる。
図面には本発明によるシステム、本発明によるコンポーネント、ならびに本発明による手動工作機械が示されている。
本発明によるシステムを示す模式図である。 本発明による第1の手動工作機械を模式図として示す部分図である。 第2のハウジング部分を模式図として示す部分図である。 本発明による第2の手動工作機械を模式図として示す部分図である。 定義された設計サイズの第1の電子整流式の電動モータを示す模式図である。 定義された設計サイズの第1の電子整流式の電動モータを模式図として示す部分図である。 定義された設計サイズの第2の電子整流式の電動モータを示す模式図である。 定義された設計サイズの第2の電子整流式の電動モータを模式図として示す部分図である。 定義された設計サイズの第3の電子整流式の電動モータを示す模式図である。 定義された設計サイズの第3の電子整流式の電動モータを模式図として示す部分図である。 アウターロータ型モータを模式図として示す部分図である。 本発明による第1の手動工作機械の第2の実施形態を示す模式図である。 本発明による第1の手動工作機械の第3の実施形態を示す模式図である。 本発明による第3の手動工作機械を示す模式図である。 本発明による第3の手動工作機械を模式図として示す部分図である。 本発明による第2の手動工作機械を模式図として示す部分図である。 本発明による第2の手動工作機械の別の実施形態を模式図として示す部分図である。 本発明による第4の手動工作機械を模式図として示す部分図である。 本発明による第5の手動工作機械を示す模式図である。 本発明による第6の手動工作機械を模式図として示す部分図である。 本発明による第6の手動工作機械を部分的に分解図として示す図である。 本発明による第6の手動工作機械の別の実施形態を模式図として示す図である。 本発明による第7の手動工作機械を示す模式図である。 本発明による第8の手動工作機械を示す模式図である。 本発明による第9の手動工作機械を示す模式図である。 本発明による第10の手動工作機械を示す模式図である。
それぞれ異なる実施例に現れる同じコンポーネントについては、同一の符号が使われている。
図1は、定義された設計サイズの電子整流式の電動モータ12と、1つの電圧階級の再充電可能なバッテリ14とを含むシステム10を示している。再充電可能なバッテリ14は、さまざまな手動工作機械16aから16jのための、ただし少なくとも図2に示すような第1の手動工作機械16aのための、電気エネルギー源としての役目を果たす。図2の実施例では、手動工作機械16aはアンギュラ研削機として構成されている。別の実施形態では、手動工作機械16bから16jは、偏心研削機、直線研削機、振動型マルチツール、ルータ、電動スクレーパ、回しびき鋸、丸鋸、リベッター、またはサンダーとして構成される。第1の手動工作機械16aは、電子整流式の電動モータ12aと、再充電可能なバッテリ14とを装備している。電子整流式の電動モータ12aは、ある程度の製造公差内で、定義された設計サイズを有している。電子整流式の電動モータ12aと再充電可能なバッテリ14との間には、再充電可能なバッテリ14のための第1のインターフェース18aが配置されている。電子装置ユニット20aは、電子整流式の電動モータ12aを開ループ制御および/または閉ループ制御するために設けられている。切換部材22aが操作されると、電子整流式の電動モータ12aが活動化される。
第2の手動工作機械16bが図4に偏心研削機として示されている。第2の手動工作機械16bは、定義された設計サイズの電子整流式の電動モータ12bと、再充電可能なバッテリ14とを装備している。電子整流式の電動モータ12bと再充電可能なバッテリ14との間には、第2のインターフェース18bが配置されている。第2の電子装置ユニット20bは、電子整流式の電動モータ12bを開ループ制御および/または閉ループ制御するために設けられている。第2の切換部材22bが操作されると、電子整流式の電動モータ12bが活動化される。再充電可能なバッテリ14は、第1のインターフェース18aに取付可能であり、第1の手動工作機械16aのためのエネルギー源としての役目をするためばかりでなく、第2のインターフェース18bに取付可能であり、第2の手動工作機械16bのためのエネルギー源としての役目をするためにも設けられている。すなわち再充電可能なバッテリ14は、それぞれ異なる型式の手動工作機械16aから16jのためのエネルギー源としての役目を果たすことができる。
図2に明らかなように、電子整流式の電動モータ12aは第1のハウジング部分30aにより収容される。電子整流式の電動モータ12aは、同じく第1のハウジング部分30aに収容された従動軸32aを駆動する。従動軸32aは工具スピンドル24aへと引き継がれる。電子整流式の電動モータ12aは工具スピンドル24aを直接駆動する。すなわち電子整流式の電動モータ12aは、従来式の伝動装置を介在させることなく、工具スピンドル24aと連結されている。このような設計の実施形態に基づき、電子整流式の電動モータ12aの長さが、第1のハウジング部分30aの長さlG1を主として定義する。すなわち従来式の伝動装置が省略されることで、設計スペースを節減することができる。設計スペースに関わる要求は、少なくとも、モータ軸受23a1,23a2の取付によっていっそう課せられる。
加工工具25aが従動側に配置されている。加工工具25aは、図2および3の実施例では一例として研削ホイール、やすりホイール、または切断ホイールである。電子整流式の電動モータ12aは第1のハウジング部分30aとともに、第1の軸26aを形成する。第1の軸26aは従動軸32aと同軸に位置している。
電子装置ユニット20aは第2のハウジング部分34aにより収容される。第2のハウジング部分34aは、第1のハウジング部分30aと再充電可能なバッテリ14との間に配置されている。両方のハウジング部分30aおよび34aは一体的に施工され、または別々の構成部品ユニットとして施工されていてよい。別々の構成部品ユニットとして両方のハウジング部分がねじ止め、溶接等されていてよい。両方のハウジング部分は、相互に回転可能なように互いに結合されていてよい。電子装置ユニット20aは、第2のハウジング部分34aのx方向における電子装置ユニット20aの幾何学的な寸法が、第2のハウジング部分34aのx方向における再充電可能なバッテリ14のバッテリ長さlの大部分と重なり合うように、第2のハウジング部分34aの中に配置されている。それにより、最大の設計スペースを節減することができる。「バッテリ長さlの大部分」の割合は、図2および3の実施例では、バッテリ長さlの50%よりも大きくなっている。
第2のハウジング部分34aとともに、再充電可能なバッテリ14は第2の軸28aを形成する。第2の軸28aは再充電可能なバッテリ14を貫き、第2のハウジング部分34aに沿って、第2のハウジング部分34aの軸方向に延びている。ここで軸方向とは、手動工作機械10aのx方向として定義される。
両方の軸26aおよび28aは、60°から120°の間、ただし特に80°から100°の間である角度aを互いになしている。しかしながら、第1の軸26aと第2の軸28aの間の角度aは約90°であるのが好ましい。角度の指定は製造公差を考慮していない。
別の好ましい実施形態では、両方の軸26aおよび28aは、10°から20°の間、特に5°から10°の間であり、ただし好ましくは約0°である角度aを互いになしている。
別の好ましい実施形態(図3)では、再充電可能なバッテリ14は、バッテリ長さlの大部分が第2のハウジング部分34aの外部に位置するように、第2のハウジング部分34aに配置される。第2の軸28aはこのとき再充電可能なバッテリ14の差込方向に対して角度をなして位置し、特に直角に位置する。
第2のハウジング部分34aはハンドグリップとして構成され、ないしはハンドグリップとしての役目を果たす。「ハンドグリップ」という概念は、手動工作機械16aを操るために操作者の少なくとも1つの手を少なくとも部分的に置くことができるためのコンポーネントを意味するものとする。
第1のインターフェース18aは、本実施例では機械的なインターフェースである。機械的なインターフェースは、両方のハウジング部分30a,34aの機械的に固定された、ただし取外し可能な結合を成立させる。第1のハウジング部分30aは、第2のハウジング部分34aと機械的なインターフェース18aを介して固定的に、ただし手動式もしくは適当な工具によって取外し可能に結合される。
切換部材22aが操作されると、電子装置ユニット20aをオンにする内部スイッチ36aが操作される。電子装置ユニット20aは、電子整流式の電動モータ12aを通電させ、および/または閉ループ制御し、および/または開ループ制御する。切換部材22aと電子装置ユニット20aは第2のハウジング部分34aにより収容される。図2の実施例では、切換部材22aは切換スライダとして施工されている。
あるいは、切換部材22aがデッドマンスイッチ、加速スイッチ、または係止スイッチとして施工されることも可能である。
切換システムは、少なくとも1つのスライダスイッチと、デッドマンスイッチと、加速スイッチと、係止スイッチとを含むことができる。
図5および5aは、第1の設計サイズの電子整流式の電動モータ12を示している。電子整流式の電動モータ12は、12から30mmの間、特に15から25mmの間であり、ただし好ましくは18から24mmの間である長さlを有している。電子整流式の電動モータ12は長さlをもって、さまざまに異なる手動工作機械16aから16jへ挿入することができる。電子整流式の電動モータ12の長さlの値は、モータ製造プロセスで生じる製造公差を考慮に入れていない。
第1の設計サイズの電子整流式の電動モータ12は、30から50mmの間、特に35から44mmの間であり、ただし好ましくは38mmである直径dを有している。電子整流式の電動モータ12は直径dをもって、さまざまに異なる手動工作機械16aから16jへ挿入することができる。電子整流式の電動モータ12aの直径dの値は、モータ製造プロセスで生じる製造公差を考慮に入れていない。
図6および6aは、第2の設計サイズの電子整流式の電動モータ12を示している。電子整流式の電動モータ12は、10から30mmの間、特に15から25mmの間であり、ただし好ましくは20mmである長さlを有している。電子整流式の電動モータ12は長さlをもって、さまざまに異なる手動工作機械16aから16jへ挿入することができる。電子整流式の電動モータ12の長さlの値は、モータ製造プロセスで生じる製造公差を考慮に入れていない。
第2の設計サイズの電子整流式の電動モータ12は、30から50mmの間、特に35から45mmの間であり、ただし好ましくは44mmである直径dを有している。電子整流式の電動モータ12は直径dをもって、さまざまに異なる手動工作機械16aから16jへ挿入することができる。電子整流式の電動モータ12の直径dの値は、モータ製造プロセスで生じる製造公差を考慮に入れていない。
図7および7aは、第3の設計サイズの電子整流式の電動モータ12を示している。電子整流式の電動モータ12は、10から35mmの間、特に15から30mmの間であり、ただし好ましくは26mmである長さlを有している。電子整流式の電動モータ12は長さlをもって、さまざまに異なる手動工作機械16aから16jへ挿入することができる。電子整流式の電動モータ12の長さlの値は、モータ製造プロセスで生じる製造公差を考慮に入れていない。
第3の設計サイズの電子整流式の電動モータ12は、40から60mmの間、特に45から55mmの間であり、ただし好ましくは50mmである直径dを有している。電子整流式の電動モータ12は直径dをもって、さまざまに異なる手動工作機械16aから16jへ挿入することができる。電子整流式の電動モータ12の直径dの値は、モータ製造プロセスで生じる製造公差を考慮に入れていない。
図5、5a、6、6a、7および7aでは、電子整流式の電動モータはインナーロータ型モータとして施工されている。この形式のモータでは、電流を通す巻線を担持するステータがモータハウジングにある。永久磁石を担持するロータは、従動軸と結合されている。インナーロータ型モータの利点は、高い出力密度で実現されるべき高い回転数にある。
図8はアウターロータ型モータの断面図を示している。この形式のモータでは、巻線44を担持するステータ42がロータ46で取り囲まれる。磁界は、ロータ46に配置された永久磁石48により生成される。ロータ46は、通常、従動軸32に取り付けられ、それに対して、ステータ42はステータ支持体に配置される。このようなモータの考えられる利点は、実現されるべき高いトルクにある。アウターロータ型モータ12は長さlからlを有することができる。アウターロータ型モータ12は直径dからdを有することができる。
必要な整流のために、ロータ46の中の永久磁石48の角度位置が1つまたは複数のセンサ50を通じて検出されて、電子装置ユニットにより評価される。ロータ46の角度位置および希望される回転方向を参照したうえで、電子装置ユニットにより相応の巻線44に通電がなされて、必要なトルクを生成する。あるいは、ステータの巻線で惹起される逆電圧を検出することで、整流をセンサレス式に行うことも考えられる。
さらに、キックバックおよび/または加工工具の誤組立および/または手動工作機械16aから16jの作動時における加工工具のバーストおよび/または手動工作機械16aから16jの落下を検知するために、センサ装置が設けられていてよい。
電子整流式の電動モータ12aから12jを備える手動工作機械10aから10jでは、電子装置ユニット20aから20jは、ブラシモータの場合よりも常に高性能に、かつサイズと容積に関して大型に設計されるので、冷却がいっそう重要な役割を果たし、最善の冷却の必要性をもたらす。冷却部は受動式または能動式に施工されていてよい。受動式の冷却では、対流による熱エネルギーの運び出しが行われる。能動式の冷却では、冷却されるべきコンポーネントの熱エネルギーが冷却システムを用いて運び出される。
図2の実施例では、冷却システムはファン52aである。ファン52aは従動軸32aに取り付けられるとともに、電子整流式の電動モータ12aと加工工具25aとの間に配置されている。あるいは、ファン52aが従動軸32aに取り付けられるのではなく、ベルトや歯付きベルトのような部材を介して従動軸32aと連結されることも考えられる。ペルチエ素子、放熱体、空気案内部材を備える追加のアクチュエータなど、これ以外の冷却システムが利用されることも同じく十分に考えられる。
電子装置ユニット20aは電子整流式の電動モータ12aと接続されている。電子装置ユニット20aは、電子整流式の電動モータ12aに関わるパラメータのうち少なくとも1つを監視する。電子整流式の電動モータ12aに関わるパラメータとは、電子整流式の電動モータ12aの次のパラメータのうち少なくとも1つを意味するものとする:負荷トルク、過負荷トルク、回転数、電流、電機子電圧、および/または電子整流式の電動モータ12aの温度。負荷トルクは、駆動トルクに対するカウンタトルクとして工作物により生成されるトルクを表す。継続的な作動時における負荷トルクの上昇は、回転数の低下につながる。回転数の低下は、電子整流式の電動モータ12aによって消費される電流および/または電圧を増加させ、その際にファン52aの冷却効果を低下させるので、電子整流式の電動モータ12aで測定した温度が上昇する。それに応じて、次のパラメータのうちの少なくとも1つを監視することができる:過負荷トルクの超過、回転数の限界値の下回り、電流の限界値の超過、電機子電圧の限界値の超過、および/または温度の限界値の超過。1つまたは複数のパラメータを並行して監視することができる。過負荷トルクとは、これを超過すると電子整流式の電動モータ12aのコンポーネントにとって温度上昇がクリティカルになるトルクを意味するものとし、すなわち、電子整流式の電動モータ12aの破損の可能性を排除できなくなる。電子装置ユニット20aは、パラメータの少なくとも1つの値の目標値・実際値の比較を用いて、電子整流式の電動モータ12aに対する少なくとも1つの制御信号を算出する。
さらに電子装置ユニット20aは、内部スイッチ36aと接続されている。このとき電子装置ユニット20aは、内部スイッチ36aに関わる少なくとも1つのパラメータを監視する。このパラメータは少なくとも次のパラメータを意味するものとする:切換接点37aを通って流れる短絡電流。切換接点37aは、内部スイッチ36aと電子装置ユニット20aとの間にある。
電子装置ユニット20aは、パラメータの少なくとも1つの値の目標値・実際値の比較を用いて、電子整流式の電動モータ12aに対する少なくとも1つの制御信号を算出する。
さらに電子装置ユニット20aは、再充電可能なバッテリ14と接続されている。電子装置ユニット20aは、再充電可能なバッテリ14に関わる少なくとも1つのパラメータを監視する。このパラメータは、再充電可能なバッテリ14の次のパラメータのうち少なくとも1つを意味するものとする:再充電可能なバッテリ14の容量、および/または再充電可能なバッテリ14の過負荷状態。
電子装置ユニット20aは、パラメータの値の目標値・実際値の比較を用いて、電子整流式の電動モータ12aに対する少なくとも1つの制御信号を算出する。
バッテリ電圧は3.6から42Vの間、特に7.2から14.4Vの範囲内にあり、ただし好ましくは10.8Vである。このときバッテリ電圧値はバッテリ電圧の公称電圧値であり、考えられるバッテリ電圧変動を考慮していない。バッテリの公称電圧は、直列につながれたセルの個数から求められる。再充電可能なバッテリ14の公称電圧は、再充電可能なバッテリ14の無負荷電圧には等しくない。
再充電可能なバッテリ14は特にリチウムイオンバッテリセルでできている。このとき再充電可能なバッテリ14は、1つまたは複数の列のバッテリセルを含んでおり、これらがさらに互いに並列につながれている。それぞれ個々のセルは約65mmの長さと約18mmの直径を有している。あるいは、1つのセルが65から70mmの長さと14から約20mmの直径を有することも考えられる。この指定は考えられる製造公差を考慮していない。リチウムイオン蓄電池はエネルギー密度が高く、負荷が大きいときでも熱への安定性があることを特徴としており、このことは高い性能を意味する。さらに別の大きな利点は、耐用期間が長い場合にも蓄電池の使用準備が整っているようにする少ない自己放電である。これらの利点から、本発明による手動工作機械16aから16jの利点がもたらされ、特に、高い性能と結びついた手動工作機械16aから16jのコンパクト性がもたらされる。
あるいは、再充電可能なバッテリ14がリチウム空気セル、リチウム硫黄セル、リチウムポリマーセルなどでできていることも考えられる。さらに再充電可能なバッテリ14は、たとえば方形の実施形態など、図示している幾何学的な実施形態とは別様に具体化されていてもよい。
1つの実施例では、手動工作機械16aから16jはエコモードでもブーストモードでも作動可能である。
エコモードのとき、手動工作機械16aから16jの電子整流式の電動モータ12aから12jは最善の作業点で作動する。
ブーストモードのとき、電子整流式の電動モータ12aから12jは特別に高性能に作動する。ブーストモードでは、電子整流式の電動モータ12aから12jの過剰出力は公称出力の10%から100%の間、特に20%から50%の間であり、ただし好ましくは33%である。ブーストモードの時間的制約は0から5分の間、特に0から2.5分の間である。ブーストモードの時間的制約は、30秒から1分の間であるのが好ましい。
図9には、手動工作機械16aの第2の実施形態が示されている。手動工作機械16aの第1のハウジング部分30aに照明装置56aが配置されている。あるいは照明装置56aは、第2のハウジング部分34aに配置されていてもよい。照明装置56aは作業領域を照明することができ、あるいは、工作物および/または周辺に光学情報を投影することもできる。照明装置56aは、単独の照明手段で構成することも、複数の照明手段で構成することもでき、たとえば単一のLEDでも複数のLEDでも有することができる。照明手段はさまざまな設計形態とサイズで設けられていてよい。あるいは照明装置56aは、点状の光源として施工されていてもよい。あるいは、照明装置56aが投影装置として施工されていることも考えられる。照明装置56aは、第1のハウジング部分30aおよび/または第2のハウジング部分34aに種々の構成で配置されていてよい照明部材を有することができる。
照明装置56aは閉じた発光リングとして構成されていてよい。発せられる光はさまざまな色を有することができる。発光リングから発せられる光は明度に関して変更することができる。発光リングから発せられる光は、明度を周期的に変化させる点滅光であってよい。発光リングは、第1のハウジング部分30aおよび/または第2のハウジング部分34aと接着、係止、クランプ、クリップ止めなどによって結合されていてよい。
照明装置56aは移動点滅光として構成されていてよい。移動点滅光から発せられる光はさまざまな色を有することができる。移動点滅光から発せられる光は明度に関して変更することができる。移動点滅光は、第1のハウジング部分30aおよび/または第2のハウジング部分34aと接着、係止、クランプ、クリップ止めなどによって結合されていてよい。
さらに図9の照明装置56aは、手動工作機械16aの操作者に、手動工作機械16aのパラメータに関わる表示を提供するために設けられている。手動工作機械16aに属するパラメータは少なくとも次のものである:
・再充電可能なバッテリ14の容量
・手動工作機械16aの過負荷状態、特に電子整流式の電動モータ12a、電子装置20a、および/または再充電可能なバッテリ14の過負荷状態
・電子整流式の電動モータ12aの回転数
・電子整流式の電動モータ12aの電流、電圧、および/または温度
・電子整流式の電動モータ12aおよび/または電子装置20aの温度
手動工作機械16aのパラメータの表示は、たとえば次のような表示可能性によって具体化することができる:
・光の色の変化
・光強度の変化
・異なる長さの発光パルス
・異なる明度の発光パルス
・光の進行方向が変化する移動点滅光
・パルス周波数および/または明度に関して変化する光パルス
さらに、手動工作機械16aのパラメータの、当業者に有意義と思われるこれ以外の表示が可能である。
図10は、本発明による手動工作機械16aの別の実施形態を示している。この手動工作機械16aは、手動工作機械16a、特に手動工作機械16aの電子装置20aと、外部の通信ユニットおよび/またはデータ処理ユニット60との間のデータ交換、特に電子式のデータ交換を可能にするために設けられたインターフェース58aを装備している。電子装置20aと外部の通信ユニットおよび/またはデータ処理ユニット60との間のデータ交換は、たとえばブルートゥース(登録商標)接続、ブルートゥース(登録商標)ローエナジー、WLAN接続、NFC接続、赤外線接続などを用いて、ケーブルレス式に行われるのが好ましい。電子装置20aは、手動工作機械16aのパラメータに依存して、電子整流式の電動モータ12aを開ループ制御および/または閉ループ制御するのが好ましい。
外部の通信ユニットおよび/またはデータ処理ユニット60は、インターフェース58aとの通信のためにアプリを有するスマートインターフェースとして、たとえばスマートフォンとして構成されているのが好ましい。しかしながら、外部の通信ユニットおよび/またはデータ処理ユニット60が外部の携帯型の通信ユニットおよび/またはデータ処理ユニット、固定的に設置された通信ユニットおよび/またはデータ処理ユニット、または当業者に有意義と思われるその他の集中式または分散式の通信ユニットおよび/またはデータ処理ユニットとして構成されることも考えられる。このようにして、電子データの同期化を可能にできるという利点がある。外部の通信ユニットおよび/またはデータ処理ユニット60に保存されている設定事項、たとえば設定された回転数、最大出力などを、たとえば手動工作機械16aへ直接伝送することができる。
図11では、手動工作機械16cは直線研削機16cとして構成されている。第2のハウジング部分34cはハンドグリップとして構成されている。別の実施形態では、ハウジング部分34cはカップ型ハウジングとして構成されていてもよい。あるいは、第1のハウジング34cが別のハウジング部分で構成され、たとえば蓋で構成されることも考えられる。
ハウジング部分34cには電子整流式の電動モータ12cが配置されている。電子整流式の電動モータ12は、再充電可能なバッテリ14と工具収容部64cとの間に配置されている。電子整流式の電動モータ12cはブレーキを介して、特に電子式のブレーキを介して、能動的に制動することができる。電子装置14cも同じくハウジング部分34cに配置されている。電子装置20cは電子整流式の電動モータ12cへ通電をさせる。再充電可能なバッテリ14は、電子整流式の電動モータ12cのためのエネルギー源としての役目を果たす。電子整流式の電動モータ12cは工具スピンドルを駆動する。工具収容部64cは、直線研削機16cのための詳しくは図示しない加工工具を収容するための役目を果たす。工具収容部24cはコレットチャックとして構成されている。加工工具は、詳しくは図示しないフライス加工体、研磨加工体、研削加工体などであってよい。
工具収容部64cは、4.0から8.0mmの間である直径dを有している。直径dは6.0mmであるのが好ましい。この指定は製造公差を考慮していない。
図11aには、本発明による直線研削機16cが部分図として模式的に示されている。
図11aに明らかなとおり、電子整流式の電動モータ12cはインナーロータ型モータである。電子整流式の電動モータ12cは、図5に示す電子整流式の電動モータであってよい。
調節部材70cを通じて、工具スピンドルで測定することができる回転数が調節される。本実施例では、工具スピンドルにおける公称回転数は少なくとも15000min−1である。回転数は、最大50000min−1まで高めることができる。
ファン52cが第2のハウジング部分34cに組み込まれている。電子整流式の電動モータ12と工具収容部64cとの間にファン52cが組み込まれると特別に好ましい。あるいはファン52cは、電子整流式の電動モータ12と電子装置20cとの間に配置されていてもよい。ファン52cを省略し、たとえばインテリジェントに配置された冷却リブおよび/または冷却体を通じて冷却を具体化することも同じく十分に考えられる。
図11に明らかなとおり、環状ディスク形をしたハウジング壁68cに4つの空気出口開口部72cが穿設されている。4つよりも少ない、またはこれよりも多い空気出口開口部72cが環状ディスク形のハウジング壁68cに穿設されていることも、同じく十分に考えられる。
第2のハウジング部分34cに、空気入口開口部74cが穿設されている。冷却流がファン52cにより生成され、空気入口開口部74cから空気出口開口部72cへと流れる。
本実施例では、工具収容部64cと反対を向いているほうの直線研削機16cの側75cに、再充電可能なバッテリ14が接続されている。バッテリ電圧は3.6から42Vの間、特に7.2から14.4Vの間の範囲内にあり、ただし好ましくは10.8Vである。バッテリ電圧の値は、考えられるバッテリ電圧変動を考慮していない。再充電可能なバッテリ14は、ここでは再充電可能なバッテリ14の大部分が直線研削機16cの内部のハウジングに位置し、そのようにしてコンパクトな設計形態に貢献するように、直線研削機10cと接続されている。
さらに、切換部材を操作することで、工具スピンドルを係止するためのブロック装置を活動化させることが可能である。ブロック装置はスライダ、ピン、またはレバーとして施工されていてよい。スピンドル係止は形状接合式および/または摩擦接合式に行うことができる。このとき、たとえば係止ディスクや摩擦ディスクなどの部材が従動軸32cに装着されていることが考えられる。ブロック装置は別個のコンポーネントとして施工されていてよい。あるいは、ブロック装置が既存のコンポーネントに組み込まれ、もしくはこれと組み合わされることも考えられる。そのようなコンポーネントは切換部材、調節部材などであり得る。スピンドル係止は自動式に行うことができる。あるいは、スピンドル係止が手動式に操作されることも考えられる。
図12には、偏心研削機16bとして構成された第2の手動工作機械16bが模式図として示されている。第1のハウジング部分30bに、電子整流式の電動モータ12bが配置されている。電子整流式の電動モータ12bは従動軸32bと結合されている。従動軸32bは、偏心的に配置された軸受を介して、加工工具25bを支持する支持軸と結合されている。手動工作機械16bの加工工具25bは本実施例では研削ディスクであり、その下面に工作物を表面加工するための研削手段を取付可能である。手動工作機械16bの加工工具25bは、75から150mmの間であり、ただし好ましくは115から125mmの間である直径dを有している。軸受はボールベアリングとして施工されていてよく、加工工具25bの回転軸を同時になす回転軸を中心とする支持軸の自己回転を可能にする。支持軸の回転軸は、従動軸32bの回転軸78bに対して平行に、偏心的な間隔をおいて位置している。
第2のハウジング部分34bはハンドグリップ76bとして構成されており、ないしは、手動工作機械16bの操作者にとってハンドグリップとしての役目を果たす。第1のハウジング部分30bとハンドグリップ76bとは互いに角度をなして配置されている。第1のハウジング部分30bとハンドグリップ76bは、互いに約90°の角度をなすのが好ましい。角度の指定は製造公差を考慮していない。
第2のハウジング部分34bには電子装置20bが配置されている。電子装置20bは、電子整流式の電動モータ12bに通電をするために設けられている。本実施例では、電子装置20bは第2のハウジング部分34bに配置されている。あるいは、電子装置20bがたとえば電子整流式の電動モータ12bに組み込まれ、もしくは別個に施工されていることも考えられる。
手動工作機械16bの特別に扱いやすい操作を実現するために、第1のハウジング部分30bに第2のグリップ領域80bを配置するのが好ましい。第2のグリップ領域80bは特にノブとして構成され、このことは視覚的な観点からも魅力ある外観をもたらす。第2のグリップ領域80bは、特別に人間工学的に操作者の手になじむように構成されている。
電子整流式の電動モータ12bは支持軸を特に直接的に駆動する。「直接的に」とは、たとえば遊星歯車装置、かさ歯車伝動装置、平歯車のような従来式の伝動装置を介在させることなく、電子整流式の電動モータ12bが支持軸と結合されることを意味するものとする。
手動工作機械16bの偏心的に配置された加工工具25bは、振動性の運動を行う。その際に生じるストロークは、ここでは支持軸の回転軸と軸78bとの間の偏心的な距離の2倍の大きさである。
図12に明らかなとおり、電子整流式の電動モータ12bはインナーロータ型モータである。電子整流式の電動モータ12bは、図5に示す電子整流式の電動モータであってよい。
本発明による手動工作機械16bのさらに別の実施形態が図12aに示されている。図12aに明らかなとおり、電子整流式の電動モータ12bはアウターロータ型モータである。
本実施例では、回転数は3,000min−1から15,000min−1の間であり、特に好ましくは8,000rpmから11,000rpmである。さらに、調節部材を通じて回転数を引き下げることができる。
ファン52bは第1のハウジング部分30bに組み込まれている。図12の実施例では、ファン52bは電子整流式の電動モータ12と加工工具25bとの間に組み込まれている。しかしながら、ペルチエ素子、閉じた冷却循環路などのようなこれ以外の冷却システムが適用されることも考えられる。ファンを省略し、たとえばインテリジェントに配置された冷却リブおよび/または放熱体を通じて冷却を具体化することも同じく十分に考えられる。
ダスト吸出装置82bが第1のハウジング部分30bに取り付けられている。加工工具25bには円周にわたって配分された穴が穿設されていて、これらの穴を通じて、工作物の加工時に発生する研削屑がダストファン83bにより第1のハウジング部分30bへ吸い込まれ、ダストファン83bは従動軸32bと固定的に結合されている。加工工具25bの穴を通して運ばれる研削屑は、ダスト吸出装置82bを介して、図示しないダスト捕集容器へと案内される。
バッテリ電圧は3.6から42Vの間、特に7.2から14.4Vの間の範囲内にあり、ただし好ましくは10.8Vである。バッテリ電圧の値は、考えられるバッテリ電圧変動を考慮していない。
図13では、手動工作機械16dが振動型マルチツール16dとして構成されている。
第1のハウジング部分30dには、従動軸32dを駆動する電子整流式の電動モータ12dが配置されている。工具軸84dが図示しない振動駆動されるべき工具を支持する。第2のハウジング部分34dは、第1のハウジング部分32dに後続している。第1のハウジング部分32dと第2のハウジング部分34dは一体的に、または別個のコンポーネント単位として施工されていてよい。
第2のハウジング部分34dは、手動工作機械16dの利用者にとってハンドグリップの役目を果たし、またはハンドグリップとして構成されている。さらに第2のハウジング部分34dは、再充電可能なバッテリ14を差し込むために設けられている。
図13の実施例では、電子整流式の電動モータ12dはインナーロータ型モータである。電子整流式の電動モータ12は、図5に示す電子整流式の電動モータであってよい。
従動軸32dと工具軸84dは互いに平行に配置されている。あるいは従動軸32dと工具軸84dは、−30から30°の間、特に−10から10°の間であり、ただし好ましくは−3.0から3.0°の間である角度を互いになして配置されていてもよい。角度の指定は、角度の指定で考えられえる公差を考慮していない。
従動軸32dの回転運動は、連結/結合部材86dを介して、工具軸84dへと伝達される。連結/結合部材86dは従動軸32dと工具軸84dとの間に配置されている。連結/結合部材86dにより、従動軸32dの回転運動が工具軸84dの振動性の振り子運動へと伝達される。
振動性の振り子運動は0.4から2.5°の間、特に0.8から1.6°の間の角度範囲にあり、ただし好ましくは1から1.4°の間にある。1秒間に最大30000回の振り子運動が行われ、ただし特に1秒間に25000回の振り子運動、ただし好ましくは1秒間に最大20000回の振り子運動が行われる。
図13から明らかなように、従動軸32dは工具のほうを向いている端面のところで第1の軸受88dに回転可能に受容されるとともに、工具と反対を向いている側では、第2の軸受89dで回転可能に受容されている。工具軸84dは工具のほうを向いている端面のところで第3の軸受90dに回転可能に受容されるとともに、工具と反対を向いている側では、第4の軸受91dで回転可能に受容されている。
両方の軸受88d,90dは、特に軸受プレート92dを介して相互に連結される。軸受プレート92dは、ここでは第1のハウジング部分30dに対して別個のコンポーネントとして施工されている。軸受プレート92dは金属素材または複合素材から構成され、それによって強度を高めることができる。
4つの軸受88d,89d,90d,91dは固定ベアリングまたは浮動ベアリングとして施工されていてよい。
ファン52dは第1のハウジング部分30dに配置されている。ファン52dは従動軸32dに取り付けられるとともに、電子整流式の電動モータ12dと偏心部材94dとの間に配置されている。あるいは、ファン52dが従動軸32dに取り付けられるのではなく、ベルトや歯付きベルトのような部材を介して従動軸32dと連結されることも考えられる。ペルチエ素子、放熱体、空気案内部材を備える追加のアクチュエータなど、これ以外の冷却システムが適用されることも同じく十分に考えられる。
手動工作機械16dの第2のハウジング部分34dには、再充電可能なバッテリ14が少なくとも部分的に配置されている。ここではバッテリ長さlの大部分が、第2のハウジング部分34dに組み込まれている。再充電可能なバッテリ14の差込方向は、ここでは第2のハウジング部分34dの主伸長方向に対して同軸に位置している。
バッテリ電圧は3.6から42Vの間、特に7.2から18Vの範囲内である。しかしながらバッテリ電圧は10.8Vであるのが好ましい。バッテリ電圧の値は、考えられるバッテリ電圧変動を考慮していない。
調節部材70dが第2のハウジング部分34dの下側に配置されている。調節部材70dは、回転数および/またはたとえばエコモードやブーストモードのような動作モードを調節するために設けられている。
収容部材96dが同じく第2のハウジング部分34dの下側に配置されている。収容部材は、加工工具の交換のために用意されている工具98dを収容する。
押圧部材100dが第1のハウジング部分30dに配置されており、ツールなしで加工工具を交換することを可能にするために設けられている。
図14は、ルータ16eとして構成された手動工作機械16eを示している。電子整流式の電動モータ12eは、第1のハウジング部分30eに配置されている。電子整流式の電動モータ12eは従動軸32eと結合されている。従動軸32eは工具スピンドル102eとして引き継がれる。あるいは、従動軸32eが継手を介して工具スピンドル102eと連結されることも考えられる。あるいは、従動軸32eが従来式の伝動装置またはベルト伝動装置を介して、工具スピンドル102eと連結されることも考えられる。工具スピンドル102eは、詳しくは図示しない工具ホルダを担持する。工具ホルダはたとえばコレットチャックである。コレットチャックに加工工具が差し込まれ、ユニオンナットによってクランプ固定される。加工工具はたとえばフライス加工工具である。ルータ16eは、たとえば溝をフライス加工するため、ないしはエッジのフライス加工をするために適している。
電子装置20eは、特に、電子整流式の電動モータ12eへ通電をするために設けられている。電子装置20eは第1のハウジング部分30eに配置されている。
電子装置ユニット20eは、ルータ16eを特徴づける1つのパラメータの値を評価し、またはルータ16eを特徴づける複数のパラメータを評価する。
1つまたは複数のパラメータを測定して評価することができる。パラメータのうちの1つの実際値が目標値から許容されない形で相違しているとき、特に、電子整流式の電動モータ12eへの電力出力が低減されるように、電子整流式の電動モータ12eの電圧についての制御信号が選択される。
本実施例では、電子整流式の電動モータ12eはインナーロータ型モータである。電子整流式の電動モータ12eは、図5に示す電子整流式の電動モータであってよい。
図14に明らかなとおり、従動軸32eは工具のほうを向いている側において、第1の軸受88eで回転可能に受容されるとともに、工具と反対を向いている側では第2の軸受89eに回転可能に受容されている。
第1のハウジング部分30eには、再充電可能なバッテリ14が少なくとも部分的に接続されている。ここではバッテリ長さlの大部分が、第1のハウジング部分30eに組み込まれている。再充電可能なバッテリ14の差込方向は、ルータ16eのy方向に沿って延びている。
バッテリ電圧は3.6から42Vの間、特に7.2から18Vの間の範囲内にある。しかしながらバッテリ電圧は10.8Vであるのが好ましい。バッテリ電圧の値は、考えられるバッテリ電圧変動を考慮していない。
回転数および/または動作モード、たとえばエコモードやブーストモードを調節するために調節装置が設けられている。
本発明によるルータ16eの回転数は8000から35000min−1の間、特に10000から25000min−1の間である。回転数は20000min−1であるのが好ましい。
さらにルータ16eは自動モードで作動可能である。自動モードでは、加工工具のパラメータおよび/または用途固有のパラメータに位存して回転数が自動的に制御される。
加工工具のパラメータおよび/または用途固有のパラメータは、たとえば送り速度、加工工具の直径および/または幾何学寸法、ないし加工工作物の材料である。
図14の実施例では、ルータ16eの第2のハウジング部分34eに照明装置56eが配置されている。あるいは照明装置56eは、第1のハウジング部分30eに配置されていてもよい。あるいは照明装置56eは工具ホルダに配置されていてもよい。照明装置56eは作業領域を照明することができ、あるいは、周辺に光学情報を投影することもできる。照明装置56eは、単一のLEDでも複数のLEDでも有することができる。LEDはさまざまな設計形態とサイズで設けられていてよい。あるいは照明装置56eは、点状の光源として施工されていてもよい。あるいは、照明装置56eが投影装置として施工されていることも考えられる。照明装置56eは、第1のハウジング部分30eおよび/または第2のハウジング部分34eに種々の構成で配置されていてよい照明部材を有することができる。
ファン52eは従動軸32eに取り付けられるとともに、電子整流式の電動モータ12eと工具スピンドル102eとの間に配置されている。あるいは、ファン52eが従動軸32eに取り付けられるのではなく、ベルトや歯付きベルトのような部材を介して従動軸32eと連結されることも考えられる。ペルチエ素子、放熱体、空気案内部材を備える追加のアクチュエータなど、これ以外の冷却システムが利用されることも同じく十分に考えられる。
図15は、表面を削ぎ取り加工するための電動スクレーパ16fとして構成された手動工作機械16fを示している。電動スクレーパ16fは、加工工具25fを駆動するために設けられた、第1のハウジング部分30fに配置された電子整流式の電動モータ12fを有している。加工工具25fはスクレーパ、ヘラ、カッターなどであってよい。電子整流式の電動モータ12fは従動軸32fと結合されている。従動軸32fは偏心部材94fを担持する。偏心部材94fには、図15aに示すように、ボールベアリング104fが組み付けられている。加工工具25fのほうを向いている偏心部材94fの端部が、連行部材108fの貫通孔106fに係合する。
図15aに明らかなとおり、連行部材108fとボールベアリング104fとの間にワッシャ110fとばね部材112fが配置されている。閉止部材114fが、第1のハウジング部分30fの下側の開口部116fを閉止する。閉止部材114fを操作すると、電動スクレーパ16fの加工工具25fを取り外すことができる。連行部材108fはラグ118fによって、加工工具25fのシャンク122fの挟み込み端部の切欠き120fに係合する。従動軸32fが回転するとただちに、偏心部材94fがその回転軸を中心として回転し、これに連行部材108fが追随する。
さらに図15aに示すように、加工工具25fは長手方向ガイド124fの中で案内されている。長手方向ガイド124fは、加工工具25fのシャンク122fを取り囲むように構成されている。長手方向ガイド124fは、連続する長方形のガイドスリット126fを備えている。ガイドスリット126fを通って加工工具25fのシャンク122fが貫通する。封止部材128fが第1のハウジング部分30fの前側の開口部を閉止する。第1のハウジング部分30fの前側の開口部を通って、加工工具25fのシャンク122fが貫通する。
ばね部材112f、ワッシャ110f、連行部材108f、閉止部材114f、加工工具25f、長手方向ガイド124f、および封止部材128fは、図15aでは分解図として示されている。
本実施例では、電子整流式の電動モータ12fはインナーロータ型モータである。電子整流式の電動モータ12fは、図6に示す電子整流式の電動モータであってよい。
第2のハウジング部分34fに、再充電可能なバッテリ14が少なくとも部分的に接続されている。ここではバッテリ長さlの大部分が第2のハウジング部分34fに組み込まれており、これとともに、再充電可能なバッテリ14の差込方向に対して同軸に位置する共通の軸を形成する。
バッテリ電圧は3.6から42Vの間、特に7.2から18Vの間の範囲内にある。しかしながらバッテリ電圧は10.8Vであるのが好ましい。バッテリ電圧の値は、考えられるバッテリ電圧変動を考慮していない。
第2のハウジング部分34fは、電動スクレーパ16fの利用者にとってハンドグリップとしての役目を果たし、もしくはハンドグリップとして構成されている。
ファン52fは従動軸32fに取り付けられるとともに、電子整流式の電動モータ12fと偏心部材94fとの間に配置されている。あるいは、ファン52fが従動軸32fに取り付けられるのではなく、ベルトや歯付きベルトのような部材を介して従動軸32fと連結されることも考えられる。ペルチエ素子、放熱体、空気案内部材を備える追加のアクチュエータなど、これ以外の冷却システムが利用されることも同じく十分に考えられる。
図15bは、高さhを調節および/または固定する装置130fを備えた電動スクレーパ16fの実施形態を示している。装置130fは第1のハウジング部分34fに配置されている。ここで高さhは、加工工具25fの作業端部132fと、第1のハウジング部分30fの下側のハウジング壁134fに沿って電動スクレーパ16fのx方向に延びる仮想的な延長線との間の間隔である。加工工具25fが高さhに関して案内されて固定され、それにより、事前設定された切込み深さに制限をしながら、加工工具25fを作業材料へ侵入させることができる。装置130fは、少なくとも1つの第1の高さ調節手段136fと、第2の高さ調節手段138fとを含んでいる。高さ調節手段136f,138fは、少なくとも1つの高さ調節可能な取付手段140fによって調節可能かつ固定可能である。第1の高さ調節手段136fと第2の高さ調節手段138fは、軸142fを介して相互に連結されている。読取ユニット144fが、電動スクレーパ16fの操作者に切込み深さを表示する役目を果たす。
図16に明らかなとおり、手動工作機械16gは回しびき鋸16gとして構成されている。
図17に明らかなとおり、手動工作機械16hは丸鋸16hとして構成されている。
図18に明らかなとおり、手動工作機械16iはリベッター16iとして構成されている。
図19に明らかなとおり、手動工作機械16jはローラサンダー16jとして構成されている。
10 システム
12a,12b 電子整流式の電動モータ
14 再充電可能なバッテリ
16a 第1の手動工作機械
16b 第2の手動工作機械
18a 第1のインターフェース
18b 第2のインターフェース
20a 第1の電子装置ユニット
20b 第2の電子装置ユニット
22a 第1の切換部材
22b 第2の切換部材
26a,26b 軸
28a,28b 第2の共通の軸
30a,30b 第1のハウジング部分
32a,32b 従動軸
34a,34b 第2のハウジング部分
36a,36b 内部スイッチ
37a,37b 切換接点
46 ロータ
50 センサ素子

Claims (28)

  1. システム(10)において、少なくとも、
    少なくとも1つの再充電可能なバッテリ(14)と、
    定義された設計サイズの少なくとも1つの電子整流式の電動モータ(12a)と、当該電子整流式の電動モータ(12a)を開ループ制御および/または閉ループ制御するために少なくとも設けられた少なくとも1つの第1の電子装置ユニット(20a)と、当該電子整流式の電動モータ(12a)を活動化させるための少なくとも1つの第1の切換部材(22a)とを備える、前記再充電可能なバッテリ(14)の取り付けのための少なくとも1つの第1のインターフェースを有する少なくとも1つの第1の手動工作機械(16a)
    定義された設計サイズの少なくとも1つの電子整流式の電動モータ(12b)と、当該電子整流式の電動モータ(12b)を通電するために少なくとも設けられた少なくとも1つの第2の電子装置ユニット(20b)と、当該電子整流式の電動モータ(12b)を活動化させるための少なくとも1つの第2の切換部材(22b)とを備える、前記再充電可能なバッテリ(14)の取り付けのための少なくとも1つの第2のインターフェース(18b)を有する少なくとも1つの手動工作機械であって、前記第1の手動工作機械(16a)と異なる型式の手動工作機械である第2の手動工作機械(16b)と、
    を含んでおり、
    前記再充電可能なバッテリ(14)は前記第1のインターフェース(18a)とも前記第2のインターフェース(18b)とも対応することができ
    前記第1の手動工作機械(16a)は、エネルギー節約モードおよびブーストモードで作動可能であり、
    前記第1の電子装置ユニット(20a)は、前記少なくとも1つの再充電可能なバッテリ(14)と接続されるとともに、当該再充電可能なバッテリ(14)に関わる少なくとも1つのパラメータを監視し、および/または、当該パラメータを閉ループ制御または開ループ制御し、当該パラメータは、当該再充電可能なバッテリ(14)の容量および/または過負荷状態であり、
    前記第2の手動工作機械(16b)は、エネルギー節約モードおよびブーストモードで作動可能であり、
    前記第2の電子装置ユニット(20b)は、前記少なくとも1つの再充電可能なバッテリ(14)と接続されるとともに、当該再充電可能なバッテリ(14)に関わる少なくとも1つのパラメータを監視し、および/または、当該パラメータを閉ループ制御または開ループ制御し、当該パラメータは、前記再充電可能なバッテリ(14)の容量および/または過負荷状態である、
    システム。
  2. 前記電子整流式の電動モータ(12a,12b)は、加工工具を駆動するために設けられ、当該電子整流式の電動モータ(12a,12b)により駆動可能である従動軸(32a,32b)と同軸に位置する第1の軸(26a,26b)を定義する、
    請求項1に記載のシステム(10)。
  3. 前記電子整流式の電動モータ(12a,12b)は、前記手動工作機械(16a,16b)の第1のハウジング部分(30a,30b)により収容される、
    請求項1または2に記載のシステム(10)。
  4. 前記第1のハウジング部分の長さは50から150mmの間である、
    請求項3に記載のシステム(10)。
  5. 前記電子装置ユニット(20a,20b)は第2のハウジング部分(34a,34b)により少なくとも部分的に収容され、少なくとも前記第2のハウジング部分(34a,34b)の伸長方向で少なくとも部分的に前記インターフェース(18a,18b)と前記第1のハウジング部分(30a,30b)との間に配置されている、
    請求項3または4に記載のシステム(10)。
  6. 前記再充電可能なバッテリ(14)は少なくとも部分的に前記第2のハウジング部分(34a,34b)に組み込まれており、前記第2のハウジング部分(34a,34b)はバッテリ長さlの大部分を収容する、
    請求項5に記載のシステム(10)。
  7. 前記再充電可能なバッテリ(14)の差込方向前記第2のハウジング部分(34a,34b)の伸長方向に沿っている
    請求項6に記載のシステム(10)。
  8. 前記再充電可能なバッテリ(14)は少なくとも部分的に前記第2のハウジング部分(34a,34b)に配置されており、バッテリ長さlの大部分が前記第2のハウジング部分(34a,34b)の外部に位置している、
    請求項5に記載のシステム(10)。
  9. 前記再充電可能なバッテリ(14)の差込方向前記第2のハウジング部分(34a,34b)の伸長方向に対して角度をなしている
    請求項8に記載のシステム(10)。
  10. 前記電子整流式の電動モータ(12a,12b)は、加工工具を駆動するために設けられ、当該電子整流式の電動モータ(12a,12b)により駆動可能である従動軸(32a,32b)と同軸に位置する第1の軸(26a,26b)は、前記第2のハウジング部分(34a,34b)の伸長方向に対して、60°から120°の間である角度aをなしている、
    請求項7または9に記載のシステム(10)。
  11. 前記電子整流式の電動モータ(12a,12b)は、加工工具を駆動するために設けられ、当該電子整流式の電動モータ(12a,12b)により駆動可能である従動軸(32a,32b)と同軸に位置する第1の軸(26a,26b)は、前記第2のハウジング部分(34a,34b)の伸長方向に対して、0°から20°の間である角度aをなしている、
    請求項7または9に記載のシステム(10)。
  12. 少なくとも前記第2のハウジング部分(34a,34b)はハンドグリップとして構成されており、および/またはハンドグリップとしての役目を果たす、
    請求項5から11のいずれか1項に記載のシステム(10)。
  13. 前記切換部材(22a,22b)は前記第2のハウジング部分(34a,34b)に配置されている、
    請求項5から12のいずれか1項に記載のシステム(10)。
  14. 前記インターフェース(18a,18b)は機械式のインターフェースである、
    請求項1から13のいずれか1項に記載のシステム(10)。
  15. 前記切換部材(22a,22b)は切換スライダ、デッドマンスイッチ、加速スイッチ、または係止スイッチとして施工されている、
    請求項1から14のいずれか1項に記載のシステム(10)。
  16. 複数の前記切換部材(22a,22b)によって切換システム(38)形成されている
    請求項15に記載のシステム(10)。
  17. 前記電子整流式の電動モータ(12a,12b)は12から30mmの間である長さlを有している、
    請求項1から16のいずれか1項に記載のシステム(10)。
  18. 前記電子整流式の電動モータ(12a,12b)は30から50mmの間である直径dを有している、
    請求項17に記載のシステム(10)。
  19. 前記電子整流式の電動モータ(12a,12b)は10から30mmの間である長さlを有している、
    請求項1から16のいずれか1項に記載のシステム(10)。
  20. 前記電子整流式の電動モータ(12a,12b)は30から50mmの間である直径dを有している、
    請求項19に記載のシステム(10)。
  21. 前記電子整流式の電動モータ(12a,12b)は10から35mmの間である長さlを有している、
    請求項1から16のいずれか1項に記載のシステム(10)。
  22. 前記電子整流式の電動モータ(12a,12b)は40から60mmの間である直径dを有している、
    請求項21に記載のシステム(10)。
  23. 前記電子整流式の電動モータ(12a,12b)はインナーロータ型モータまたはアウターロータ型モータとして構成されている、
    請求項17から22のいずれか1項に記載のシステム(10)。
  24. 前記電子整流式の電動モータ(12a,12b)は、ロータ(46)と、ロータ(46)の角度位置を認識するために設けられたセンサ素子(50)とを有している、
    請求項17から23のいずれか1項に記載のシステム(10)。
  25. 前記電子装置ユニット(20a,20b)は、前記電子整流式の電動モータ(12a,12b)と接続されるとともに、当該電子整流式の電動モータ(12a,12b)に関わる少なくとも1つのパラメータを監視し、および/または当該パラメータを閉ループ制御または開ループ制御し、前記パラメータは、前記電子整流式の電動モータ(12a,12b)の回転数、電流、または電圧である、
    請求項1から24のいずれか1項に記載のシステム(10)。
  26. 前記電子装置ユニット(20a,20b)はスイッチ(36a,36b)と接続されるとともに、前記スイッチ(36a,36b)に関わる少なくとも1つのパラメータを監視し、および/または当該パラメータを閉ループ制御または開ループ制御し、前記パラメータは接点(37a,37b)を通って流れる少なくとも1つの短絡電流であり得る、
    請求項1から25のいずれか1項に記載のシステム(10)。
  27. 前記再充電可能なバッテリ(14)は、3.6から42.0Vの間であるバッテリ電圧を有している、
    請求項1から26のいずれか1項に記載のシステム(10)。
  28. 前記手動工作機械(16aから16j)は次の群、すなわち
    a.アンギュラ研削機(16a)
    b.偏心研削機(16b)
    c.直線研削機(16c)
    d.振動型マルチツール(16d)
    e.ルータ(16e)
    f.電動スクレーパ(16f)
    g.回しびき鋸(16g)
    h.丸鋸(16h)
    i.リベッター(16i)
    j.ローラサンダー(16j)
    のうち少なくとも1つの手動工作機械として構成されている、
    請求項1から27のいずれか1項に記載のシステム(10)。
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