JP2019030946A - 充電式ポリッシャ - Google Patents

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Abstract

【課題】いわゆるアングルタイプの充電式ポリッシャは、モータハウジングの前方にギヤハウジングを備え、モータハウジングの後方にハンドルハウジングを備えた、前後方向に延びた形状を有している。バッテリをハンドルハウジングの後端部に装着可能に設けたとき、バッテリが上方や下方に突出するような構造であると、バッテリが使用者の腕や作業面等に干渉してしまう問題が発生する。本発明は、充電式ポリッシャにおいて、バッテリが使用者の腕や作業面等に干渉しないように配置することで、使用感を向上させることを目的とする。
【解決手段】バッテリ41は、ハンドルハウジング30の後端部に設けられたバッテリ保持ハウジング40に、左右方向を長手方向にとって装着される。装着されたバッテリ41は、モータハウジング10やハンドルハウジング30に対して上方や下方に突出しない。
【選択図】図2

Description

この発明は、たとえば自動車のボンネット等の表面を磨くとき等に用いられる充電式ポリッシャに関する。
この種のポリッシャは、駆動源である電動モータを収容するモータハウジングと、ボンネット等の表面(作業面)を磨くためのウールパッド等の先端工具を下面に取り付け可能な出力軸を有するギヤハウジングと、使用者が把持するためのハンドルハウジングと、バッテリを装着するためのバッテリ保持ハウジングと、を備えている。
株式会社マキタ著、「マキタ総合カタログ」カタログNo.Z11203C1、モデル番号PV7001C、2017年6月、p.97
充電式ポリッシャは、自動車のボンネット等の広い作業面に対して手を伸ばしながら使用することが想定される。たとえば、非特許文献1のAC電源コードと同様に、ハンドルハウジングの後端部にバッテリ保持ハウジングを配置すると、バッテリ保持ハウジングに取り付けられたバッテリの上部が腕に干渉してしまい、使用感を損ねることが考えられる。干渉を防ぐためにバッテリの装着位置を下方向にずらすと、今度はバッテリの下部が作業面に当たり、作業面を傷つけてしまう恐れが出てくる。
バッテリの上部と下部が使用者の腕や作業面等に干渉しないように、バッテリの長手方向を作業面に対して水平方向かつ充電式ポリッシャの長手方向(機長方向)と平行になるように配置すると、充電式ポリッシャの機長が長くなってしまう。充電式ポリッシャは、作業面に対してほぼ平行に動かして使用するため、充電式ポリッシャの機長が長くなって重心が出力軸から離れてしまうと、使用者がハンドルハウジングを把持して動かすときの負担が大きくなってしまう。
本発明は、充電式ポリッシャにおいて、バッテリが使用者の腕や作業面等に干渉しないように当該バッテリを配置することで、使用感を向上させることを目的とする。なお、充電式のグラインダにおいては、バッテリが作業面を傷つけるという問題は起きない。
上記の課題は以下の各発明により解決される。
第1の発明は、前後方向に延びるロータ軸を有する電動モータと、電動モータを収容するモータハウジングと、電動モータの前方に配置されるギヤハウジングと、ギヤハウジングに保持され、ロータ軸とほぼ直交する出力軸と、モータハウジングの後方に配置されるハンドルハウジングと、ハンドルハウジングの後端に配置され、バッテリを横差し可能なバッテリ保持ハウジングと、を有する充電式ポリッシャである。なお、モータハウジングとハンドルハウジングとは、一体に設けられていてもよいし、別体に設けられていてもよい。
第1の発明によれば、バッテリを、充電式ポリッシャの機長方向(前後方向)と交差する方向かつ作業面と沿った方向、すなわち横差し方向(左右方向)でバッテリ保持ハウジングに対して移させすることで取り付ける。このため、バッテリ保持ハウジングに取り付けたバッテリの上下方向のコンパクト化を図ることができる。これにより、バッテリの上部と下部が使用者の腕や作業面等と干渉することを防止することができる。
第2の発明は、前後方向に延びるロータ軸を有する電動モータと、電動モータを収容するモータハウジングと、電動モータの前方に配置されるギヤハウジングと、ギヤハウジングに保持され、ロータ軸とほぼ直交する出力軸と、モータハウジングの後方に配置されるハンドルハウジングと、ハンドルハウジングの後端に配置され、バッテリを保持するためのバッテリ保持ハウジングと、を有する充電式ポリッシャである。第2の発明において、バッテリ保持ハウジングに保持された状態のバッテリは、横方向が前後方向よりも大きいように構成されている。
第2の発明によれば、バッテリがその長手方向を横方向(左右方向)に位置させた向きで取り付けられることから、バッテリの上部と下部が使用者の腕や作業面等に干渉することを回避することができる。また、第2の発明によれば、バッテリは、横方向(左右方向)が機長方向(前後方向)よりも大きいように取り付けられることから、バッテリを含めた充電式ポリッシャの機長が短くなるようにバッテリを配置することができる。これにより、バッテリを含めた充電式ポリッシャの重心を出力軸(前側)に近づけることができる。重心が出力軸側(前側)に近づくことにより、使用者は、ベースが作業面に対して水平な状態で、充電式ポリッシャを把持しやすい。このため、使用者が充電式ポリッシャを把持する負担を軽減させることができる。
第3の発明は、前後方向に延びるロータ軸を有する電動モータと、電動モータを収容するモータハウジングと、電動モータの前方に配置されるギヤハウジングと、ギヤハウジングに保持され、ロータ軸とほぼ直交する出力軸と、モータハウジングの後方に配置されるハンドルハウジングと、ハンドルハウジングよりも前方に配置され、バッテリを保持するためのバッテリ保持ハウジングと、を有する充電式ポリッシャである。
第3の発明によれば、バッテリを取り付けた状態の充電式ポリッシャの重心を出力軸側(前側)に接近せることができる。これにより、使用者がハンドルハウジングを把持して使用するときの負担を減らすことができる。また、第3の発明によれば、使用者の腕が干渉しない位置、かつ作業面に当たらない位置に、バッテリを配置することができる。これにより、充電式ポリッシャの使用感が損なわれない。
第4の発明は、先端工具を有し、作業面に対して直交する方向に延びる出力軸と、出力軸と直交する方向に延びるハウジングと、ハウジングに収容される電動モータと、を有する充電式ポリッシャである。第4の発明において、出力軸とハウジングとが延びる方向からなる平面と直交する方向にバッテリの長手方向を一致させている。
第4の発明によれば、バッテリがその長手方向を、出力軸とハウジングとが延びる方向からなる平面と直交する方向(横方向すなわち左右方向)に一致させた横向きで取り付けられることから、バッテリの上部と下部が使用者の腕や作業面等に干渉することを回避することができる。また、第4の発明によれば、バッテリを含めた充電式ポリッシャの機長が短くなるようにバッテリを配置することができる。これにより、第4の発明によれば、バッテリを含めた充電式ポリッシャの重心を出力軸(前側)に近づけることができる。重心が出力軸側(前側)に近づくことにより、使用者は、ベースが作業面に対して水平な状態で、充電式ポリッシャを把持しやすい。このため、第4の発明によれば、使用者が充電式ポリッシャを把持する負担を軽減させることができる。
第1実施形態に係る充電式ポリッシャの全体斜視図である。 第1実施形態に係る充電式ポリッシャの全体左側面図である。 第1実施形態に係る充電式ポリッシャの全体平面図である。 図3のIV−IV断面矢視を示す図であって、第1実施形態に係る充電式ポリッシャの縦断面図である。 第2実施形態に係る充電式ポリッシャの全体左側面図である。本図では、モータハウジングおよびハンドルハウジングの外形以外については図示省略されている。 第2実施形態に係る充電式ポリッシャの全体平面図である。本図では、モータハウジングおよびハンドルハウジングの外形以外については図示省略されている。 第3実施形態に係る充電式ポリッシャの全体左側面図である。本図では、モータハウジングおよびハンドルハウジングの左半割部を外した状態を示している。 第4実施形態に係る充電式ポリッシャの全体左側面図である。本図では、モータハウジングおよびハンドルハウジングの外形以外については図示省略されている。
次に、本発明の第1実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。図1に示すように第1実施形態の充電式ポリッシャ1は、駆動源である電動モータ11を収容するモータハウジング10と、ボンネットの表面等(作業面W)を磨くためのウールパッド等の先端工具を下面に取り付け可能な出力軸21を有するギヤハウジング20と、使用者が把持するためのハンドルハウジング30と、バッテリ41を取り付けるためのバッテリ保持ハウジング40と、を備えている。充電式ポリッシャ1において、モータハウジング10の前方にギヤハウジング20が設けられ、モータハウジング10の後方にハンドルハウジング30が設けられている。図に示すように、以下の説明において、上下前後左右方向については使用者を基準とする。
図1に示すようにモータハウジング10は、前後方向に延びる略円筒形状をしている。図4に示すようにモータハウジング10の内部には、電動モータ11と、電動モータ11の駆動を制御する回路基板12とが収容されている。
モータハウジング10に収容される電動モータ11は、いわゆるインナロータ形のDCブラシレス電動モータである。図4に示すように電動モータ11は、充電式ポリッシャ1の長手方向(前後方向)にロータ軸11aを沿わせてモータハウジング10に収容されている。ロータ軸11aは、上下左右方向についてモータハウジング10の略中心に配置されている。ロータ軸11aは、モータハウジング10の前後に備えられた軸受11bと軸受11cによって回転可能に支持されている。ロータ軸11aの前端部には、駆動側ベベルギヤ11dが、ロータ軸11aと一体になって回転可能に設けられている。軸受11bの後側には、送風ファン13が、ロータ軸11aと一体になって回転可能に設けられている。
図4に示すように電動モータ11を制御する回路基板12は、電動モータ11の後方であって、モータハウジング10の下側に配置されている。回路基板12には、電動モータ11の駆動制御を行うマイコンからなる制御回路、電動モータ11の電流をスイッチングするFETからなる駆動回路、後述するバッテリ41の電力供給状態を検出して、その結果に応じて過放電または過電流状態とならないように電動モータ11への電力供給を遮断するオートストップ回路等が搭載されている。回路基板12の下方であって、モータハウジング10の左右側部には、モータハウジング10の内外を貫通する複数の吸気孔10aが設けられている。
ロータ軸11aの回転と一体になって送風ファン13が回転することにより、図4の中黒線矢印で示すようにモータハウジング10内を後方から前方に向かって冷却風が流れる。冷却風は、吸気孔10aからハウジング10内に流入し、回路基板12と電動モータ11を冷却しながら前方へと向かう。送風ファン13に吸い込まれた冷却風は、図4の中黒線矢印の終点近傍に設けられており、図では見えていない排気孔から排出される。
図4に示すようにギヤハウジング20には、上下方向に延びる出力軸21が、軸受21aと軸受21bによって回転可能に支持されている。出力軸21の中間部には、従動側ベベルギヤ21cが、出力軸21と一体になって回転可能に設けられている。従動側ベベルギヤ21cは、駆動側ベベルギヤ11dと噛合するように設けられている。この噛合により、ロータ軸11aの回転駆動が、ロータ軸11aと交差(直交)する方向に延びる出力軸21へと伝達され、出力軸21が回転する。
出力軸21の下部であって軸受21bよりも下側には、出力軸21と軸方向が同じで軸中心が偏心している偏心軸21dが設けられている。また、軸受21aの下側かつ従動側ベベルギヤ21cの上側には上部バランスウエイト21eが、軸受21bの下側かつ偏心軸21dの上側には下部バランスウエイト21fが、それぞれ出力軸21と一体になって回転可能に設けられている。下部バランスウエイト21fは、出力軸21の軸中心に対して偏心軸21dが偏心している方向と逆方向(図4では後側)に、当該下部バランスウエイト21fの重心がくるように設けられている。上部バランスウエイト21eは、出力軸21の軸中心に対して下部バランスウエイト21fの重心がある方向と逆方向(図4では前側)に、当該上部バランスウエイト21eの重心がくるように設けられている。上側バランスウウエイト21eと下部バランスウエイト21fによって、偏心軸21dの偏心に伴う出力軸21の軸振れを抑えることができる。
偏心軸21dの軸周り外側には、スリーブ21gと軸受21h、21iを介して、連結軸22が、偏心軸21dと同軸で回転可能に支持されている。連結軸22の下端には、ボルト23によって円板形状のベース24が連結されている。ベース24の下面は、ウールパッドやサンディングディスク等の作業面を磨くための先端工具を取り付けることが可能になっている。連結軸22の外周には、駆動ギヤ25が、外周方向に歯を向けて設けられている。ギヤハウジング20の内周であって、駆動ギヤ25と対向する位置には、内歯ギヤ26が、軸受26aを介して出力軸21と同軸回りに回転可能に設けられている。内歯ギヤ26は、偏心軸21dが偏心している側の駆動ギヤ25の歯と噛合するように設けられている。内歯ギヤ26の回転が許容される状態と、規制される状態を切り替えることにより、ベース24に取り付けた先端工具の回転動作状態を切り替えることができる。内歯ギヤ26の回転が許容される状態と、規制される状態は、図1〜図3に示すようにギヤハウジング20の左側部に設けたモード切替スイッチ27の回転操作により切り替えることができる。モード切替スイッチ27を図示するように「強制自転モード」に切り替えると、内歯ギヤ26の回転がロックされ、その結果先端工具は、偏心軸21dの軸線周りを強制的に自転しながら出力軸21の軸線周りに公転して迅速な研磨作業を実現できる。モード切替スイッチ27を図示する位置から時計回り方向に約180度回転操作した「フリー自転モード」に切り替えると、内歯ギヤ26の回転が許容される状態となる。このフリー自転モードでは、先端工具が作業面から受ける抵抗の増減により内歯ギヤ26が自動的に回転、停止して、より研磨面がきれいな研磨作業を実現できる。
図2〜図3に示すように、ハンドルハウジング30の上部前端には、スピード調整ダイヤル31が設けられている。スピード調整ダイヤル31がこの位置に設けられていることにより、使用者がハンドルハウジング30を把持しながら、スピード調整ダイヤル31を指で回し操作することができる。スピード調整ダイヤル31を回し操作することで、電動モータ11の最高回転数の設定を変更させることができる。
ハンドルハウジング30のモータハウジング側(前側)下部には、上方向に引き操作可能なトリガ32が設けられている。トリガ32を引き操作することにより、その引き操作量に応じた回転数で電動モータ11が駆動する。トリガ32を握り込んで最大限まで引き操作すると、電動モータ11は、スピード調整ダイヤル31で設定した最高回転数で駆動する。トリガ32の引き操作を止めると、電動モータ11は停止する。
トリガ32の上方であって、ハンドルハウジングの左側部には、ロックオンスイッチ33が、押し操作可能に設けられている。ロックオンスイッチ33を押し操作すると、トリガ32を最大限まで引き操作した位置に固定することができ、これにより使用者は引き操作を解除してもスピード調整ダイヤル31で設定した最高回転数で電動モータ11が駆動する状態を維持することができる。トリガ32を固定した後にトリガ32を引き操作すると、トリガ32のロックが自動的に解除される。
ハンドルハウジング30の基部側(モータハウジング10側)には、左右方向にハンドルハウジング30を貫通するトリガロック34が設けられている。トリガロック34は、右端部34aと左端部34bが、ハンドルハウジング30の左右側部からそれぞれ突出するように設けられている。右端部34aあるいは左端部34bをハンドルハウジング30の内側方向へと押し操作することにより、トリガロック34を左右方向に変位させることができる。トリガロック34は、左右方向について3箇所の位置で留まるように設けられている。トリガロック34を、右端部34aと左端部34bの左右方向への突出長さが等しくなる位置(中間位置)に変位させると、トリガ32の引き操作とロックオンスイッチ33の押し操作がロックされた状態となる。トリガロック34をこの中間位置に留めて充電式ポリッシャ1の運搬や保管をすることにより、トリガ32やロックオンスイッチ33の誤作動を防止することができる。トリガロック34を、左端部34bが突出する位置(左位置)に変位させると、流れる電流が最大の状態で電動モータ11を駆動させることができる。トリガロック34を、右端部34aが突出する位置(右位置)に変位させると、電動モータ11の出力が抑制されて電力の消費を抑えることができる。
図1に示すようにハンドルハウジング30の後端部には、バッテリ保持ハウジング40が設けられている。バッテリ保持ハウジング40は、バッテリ取付面40aを後方に向けて設けられている。バッテリ取付面40aは、バッテリ41を、その長手方向を左右方向に横倒しした姿勢で取り付け可能とする横差し可能な構成を備えている。バッテリ取付面40aには、上下一対のレール受け部40dが設けられている。上下のレール受け部40dは、相互に平行で左右方向(バッテリ41の取り付け、取り外し方向)に長く延びている。図4に示すようにバッテリ41側に設けたスライドレール部41fを上下のレール受け部40dに係合させることにより、バッテリ保持ハウジング40に対するバッテリ41の左右方向のスライド動作(取り付け、取り外し動作)が案内される。これにより、バッテリ41をバッテリ取付面40aに対して横差し状態で取り付けることができる。上下のレール受け部40d間に、1対の電極端子部40bが設けられている。1対の電極端子部40bは、後述するバッテリ41のスライド方向(左右方向)にそれぞれ延びており、バッテリ41のスライド方向と交差する方向(上下方向)に横並びになっている。また、バッテリ取付面40aには、後述するロック爪部41eと係合するロック凹部40cが設けられている。ロック凹部40cは、図3に示されているほか、図7中の61cおよび図8中の71cでも示されている。
バッテリ41は、概ね直方体形状を有するバッテリケースに複数本のバッテリセルを収容したもので、ねじ締め工具等の他の充電式電動工具の電源としても用いられるリチウムイオンバッテリである。バッテリ41は、別途用意した充電器に取り付けて充電することにより、繰り返し電源として使用することができる。バッテリ41は、バッテリ取付面40aへのスライド方向を最も長手とし、バッテリ取付面40aに取り付けた状態においてバッテリ取付面40aと交差(直交)する方向を最も短手とする形状を有している。
図4に示すようにバッテリ41の取付面41a側には、電極端子部40bに係合する端子受け部41bが、バッテリ41のスライド方向(図4において奥行き方向)に延びて設けられている。端子受け部41bには、図では見えていないが電極端子部40bが接続される受け端子部が設けられている。バッテリ41をバッテリ保持ハウジング40に取り付けることで、端子受け部41bの受け端子部は、電極端子部40bと係合して電気的に接続される。端子受け部41b同士の間には、複数の信号端子41cが設けられている。信号端子41cは、端子受け部41bが延びる方向と交差する方向に並列配置されている。信号端子41cは、別途用意した充電器にバッテリ41を取り付けたときに、バッテリ41と充電器との間で各種制御信号を送受信するために設けられている。
図1〜図2に示すように、バッテリ41の取り付け方向に対して後側(図1〜図2において左側)には、ロック解除ボタン41dが設けられている。ロック解除ボタン41dは、取付面41aから突出するロック爪部41e(図5に示されている)と一体に設けられている。ロック爪部41eは、取付面41aから突出する方向にばね付勢されている。ロック解除ボタン41dを押し操作すると、ロック爪部41eは、ばね付勢力に抗して取付面41aの内側方向へと引き込まれる。
バッテリ41は、図1の白抜き矢印で示すように、電極端子部40bに沿って左側から右側へとスライドさせることにより、バッテリ保持ハウジング40へと取り付けることができる。前述したロック爪部41eがばね付勢力によってバッテリ取付面40aのロック凹部40cと係合することにより、バッテリ41は、バッテリ保持ハウジング40に保持された状態でロックされる。バッテリ41は、ロック解除ボタン41dを押し操作してロック爪部41eとロック凹部40cの係合を解除しながら、図1の白抜き矢印で示すように右側から左側へとスライドさせることにより、バッテリ保持ハウジング40から取り外すことができる。図1〜図4に示すように、バッテリ保持ハウジング40に装着されたバッテリ41の長手方向は、出力軸21と交差する方向、かつモータハウジング10やハンドルハウジング30が延びる方向(前後方向)と交差する方向、すなわち充電式ポリッシャ1の左右方向となっている。
図2の一点鎖線h1、h2で示すように、ベース24が作業面Wと水平になる姿勢において、バッテリ保持ハウジング40に装着されたバッテリ41は、上側の一点鎖線h1で示すその上端がハンドルハウジング30の上端と概ね同じ高さになっており、下側の一点鎖線h2で示すその下端がモータハウジング10の下端と概ね同じ高さになっている。このようにバッテリ41を横差し状態で取り付ける構成としたことにより、バッテリ保持ハウジング40は、その上端および下端の高さが、当該バッテリ保持ハウジング40に装着されたバッテリ41とほぼ同じ高さになるように設けられて、ハンドルハウジング30やモータハウジング10に対して上下方向に大きくはみ出さない状態に設けられている。このため、モータハウジング10からハンドルハウジング30とバッテリ保持ハウジング40を経てバッテリ41まで、ほぼ水平に延びる形状になっている。
以上説明した第1実施形態の充電式ポリッシャ1によれば、バッテリ41が左右方向を長手方向にとった横差し姿勢でバッテリ保持ハウジング40に装着される。第1実施形態において、装着されたバッテリ41の上端の高さ(一点鎖線h1で示す高さ)は、ハンドルハウジング30の上端の高さと概ね同じ高さに抑えられている。このため、たとえば、使用者から遠い位置の作業面Wを磨くために使用者が手を伸ばしながら使用するときに、ハンドルハウジング30の後端に設けられたバッテリ保持ハウジング40および当該バッテリ保持ハウジング40に装着されたバッテリ41が、使用者の腕に干渉することを防ぐことができる。これにより、使用者は使用感を損なうことなく充電式ポリッシャ1を使用することができる。
また、第1実施形態の充電式ポリッシャ1によれば、バッテリ保持ハウジング40に装着されたバッテリ41の下端の高さ(一点鎖線h2で示す高さ)は、モータハウジング10の下端の高さと概ね同じ高さになっている。充電式ポリッシャ1は、通常、作業面Wに対してベース24が水平になるようにハンドルハウジング30を把持して使用する。このとき、充電式ポリッシャ1の機長方向も作業面Wに対してほぼ水平となる。このため、バッテリ41が下方向に突出せずに装着されることにより、バッテリ41が作業面Wに干渉して作業面Wを傷つける、ということを防ぐことができる。これにより、第1実施形態の充電式ポリッシャ1によれば、充電式ポリッシャ1の作業性が高められる。
また、第1実施形態の充電式ポリッシャ1によれば、バッテリ保持ハウジング40に装着されたバッテリ41の長手方向は、充電式ポリッシャ1の機長方向と交差(直交)する方向(横差し姿勢)になっている。このため、バッテリ41を含めた充電式ポリッシャ1の機長を短く抑えることができる。また、長手方向を左右方向に沿わせた横差し姿勢でバッテリ41が取り付けられることにより、バッテリ41を含めた充電式ポリッシャ1の重心を出力軸21側(前側)へと近づけることができる。これにより、使用者は、ベース24が作業面Wに対して水平になるようにした状態で、充電式ポリッシャ1を把持しやすい。このため、使用者が充電式ポリッシャ1を把持するときの負担を軽減させることができる。
次に、本発明の第2実施形態を図5〜図7に基づいて説明する。第2実施形態の充電式ポリッシャ50は、主としてバッテリ保持ハウジング51の配置について第1実施形態の充電式ポリッシャ1とは明確に異なる構成を有し、他の構成については充電式ポリッシャ1の構成と概ね共通している。このため、充電式ポリッシャ50については、充電式ポリッシャ1と共通する構成及び部材については同位の符合を用いてその説明は省略し、充電式ポリッシャ1と異なる構成についてのみ詳細に説明する。
図5〜図6に示すように、充電式ポリッシャ50の回路基板12は、電動モータ11の上方にオーバーラップするようにして、モータハウジング10内に配置されている。回路基板12の配置が第1実施形態の充電式ポリッシャ1とは異なるため、回路基板12等を冷却するための吸気を行う吸気孔10aも、充電式ポリッシャ1とは異なる位置に設けられている。吸気孔10aは、図5〜図6において図示省略されているが、後述する第3実施形態の充電式ポリッシャ60と配置が共通している。このため、図7を参照して、第2実施形態の充電式ポリッシャ50における吸気孔10aの配置やモータハウジング10内の冷却風の流れを説明する。
図5および図7に示すように、充電式ポリッシャ50(60)の吸気孔10aは、モータハウジング10の左右側部であって、電動モータ11の後方、かつ後述するバッテリ保持ハウジング51(61)の前方に設けられている。充電式ポリッシャ50(60)の吸気孔10aは、第1実施形態の充電式ポリッシャ1の吸気孔10aに比べて、上下方向に長く、前後方向に短い領域に設けられている。回路基板12は、当該回路基板12の後端が、前後方向について吸気孔10aの前端と後端との間になるように配置されている。モータハウジング10の内側には、回路基板12の後端から下方に延びる分流リブ10cが、吸気孔10aを跨って前後方向の風の流れを遮るようにして設けられている。
図7の中黒線矢印で示すように、送風ファン13が回転することによって吸気孔10aから流入する冷却風は、分流リブ10cによって大まかに二手に分かれて流れる。分流リブ10cに対して前側および後側下部の冷却風の分流は、電動モータ11を冷却しながら前方へと向かい、その後第1実施形態と同じく、排気孔(図では見えていない)から排出される。分流リブ10cに対して後側上部の冷却風の分流は、モータハウジング10の上側に向かって回路基板12の上面側を冷却しながら前方の送風ファン13へと向かい、前側の分流と同様にして排気孔から排出される。
図5〜図6に示すように、第2実施形態に係る充電式ポリッシャ50のバッテリ保持ハウジング51は、モータハウジング10に進入するようにして設けられている。バッテリ保持ハウジング51は、前後方向について電動モータ11および回路基板12より後方、かつハンドルハウジング30の前端に設けられたスピード調整ダイヤル31より前方に設けられている。バッテリ保持ハウジング51は、バッテリ取付面51aを上方に向けて設けられている。バッテリ保持ハウジング51は、上方及び左側方が開放された箱形を有している。バッテリ保持ハウジング51の底部がバッテリ取付面51aとなっている。バッテリ41は、図6の白抜き矢印で示すように左側から右側へとスライドさせることにより、バッテリ保持ハウジング51へと取り付けることができる。また、バッテリ41は、ロック解除ボタン41dを押し操作しながら、図6の白抜き矢印で示すように右側から左側へとスライドさせることにより、バッテリ保持ハウジング51から取り外すことができる。バッテリ保持ハウジング51に装着されたバッテリ41の長手方向は、出力軸21と交差する方向、かつモータハウジング10やハンドルハウジング30が延びる方向と交差する方向、すなわち充電式ポリッシャ50の左右方向となっている。
以上説明した第2実施形態の充電式ポリッシャ50によれば、バッテリ41を取り付けた状態の充電式ポリッシャ50の重心を第1実施形態よりも出力軸21側(前側)に接近さることができる。これにより、使用者は、ベース24が作業面Wに対して水平になるようにした状態で、充電式ポリッシャ50を把持しやすい。このため、充電式ポリッシャ50を把持する使用者の負担を軽減させることができる。また、充電式ポリッシャ50の重心が出力軸21側(前側)に接近することにより、充電式ポリッシャ50の自重のみによって、ベース24を作業面Wに対して適切な押圧力で上方から押さえつけることができる。このため、使用者が充電式ポリッシャ50をベース24の上方から押さえつけなくても、安定して作業を行うことができる。
また、第2実施形態の充電式ポリッシャ50によれば、使用者の手と干渉しない位置に設けられたモータハウジング10に、バッテリ保持ハウジング51およびバッテリ41を配置している。これにより、たとえば、使用者から遠い作業面Wに対して手を伸ばしながら作業するときにも、バッテリ保持ハウジング51およびバッテリ41が使用者の手に干渉することなく使用することができる。このため、充電式ポリッシャ50の使用感が損なわれない。
また、第2実施形態の充電式ポリッシャ50によれば、バッテリ保持ハウジング51は、バッテリ41を下から保持している。これにより、バッテリ41がバッテリ保持ハウジング51の下方へと突出しない構造となっている。このため、バッテリ41が作業面Wに当たることを防止しており、充電式ポリッシャ50の使用感が損なわれない。
また、第2実施形態の充電式ポリッシャ50によれば、バッテリ保持ハウジング51に装着されたバッテリ41の長手方向は、充電式ポリッシャ50の機長方向(前後方向)と交差(直交)する横差し方向(左右方向)になっている。このため、バッテリ41を含めた充電式ポリッシャ50の機長を短く抑えることができる。これにより、使用者が充電式ポリッシャ50を把持するときの負担を軽減させることができる。
次に、本発明の第3実施形態を図7に基づいて説明する。第3実施形態の充電式ポリッシャ60は、第2実施形態と同様に、主としてバッテリ保持ハウジング61の配置について、第1実施形態の充電式ポリッシャ1とは明確に異なる構成を有するものである。また、充電式ポリッシャ60は、吸気孔10aの配置や分流リブ10cを設けることについて、充電式ポリッシャ50と共通している。このため、充電式ポリッシャ60については、充電式ポリッシャ1、50と共通する構成及び部材については同位の符合を用いてその説明は省略し、充電式ポリッシャ1、50と異なる構成についてのみ詳細に説明する。
図7に示すように、充電式ポリッシャ60のバッテリ保持ハウジング61は、第2実施形態と同じくモータハウジング10に進入するようにして設けられているが、第2実施形態とは異なって上方にのみ開放された箱形を有している。バッテリ保持ハウジング61は、前後方向について電動モータ11および回路基板12の後方、かつハンドルハウジング30の前端に設けられたスピード調整ダイヤル31の前方に設けられている。バッテリ保持ハウジング61の前壁部にバッテリ取付面61aが設けられている。バッテリ取付面61aは、後方に向けて設けられている。バッテリ41は、図7の白抜き矢印で示すように上側から下側へとスライドさせることにより、バッテリ保持ハウジング61へと取り付けることができる。また、バッテリ41は、ロック解除ボタン41dを押し操作しながら、図7の白抜き矢印で示すように下側から上側へとスライドさせることにより、バッテリ保持ハウジング61から上方へ抜き出すようにして取り外すことができる。バッテリ41は、その短手方向をモータハウジング10やハンドルハウジング30が延びる方向、すなわち、充電式ポリッシャ60の機長方向(前後方向)と一致させて、バッテリ保持ハウジング61に保持される。
以上説明した第3実施形態の充電式ポリッシャ60によれば、バッテリ41を取り付けた状態の充電式ポリッシャ60の重心を出力軸21側(前側)に接近せることができる。これにより、使用者は、ベース24が作業面Wに対して水平になるようにした状態で、充電式ポリッシャ60を把持しやすい。このため、充電式ポリッシャ60を把持する使用者の負担を軽減させることができる。また、充電式ポリッシャ60の重心が出力軸21側(前側)に接近することにより、充電式ポリッシャ60の自重のみによって、ベース24を上方から押さえつけることができる。このため、使用者が充電式ポリッシャ60をベース24の上方から押さえつけなくても、安定して作業を行うことができる。
また、第3実施形態の充電式ポリッシャ60によれば、装着されたバッテリ41の短手方向を充電式ポリッシャ60の機長方向と一致させるようにバッテリ保持ハウジング61が設けられているため、充電式ポリッシャ60の機長が短くなるように設けられている。この点によっても、バッテリ41を取り付けた状態の充電式ポリッシャ60の重心を出力軸21側(前側)に接近させることができ、充電式ポリッシャ60の取り回し性を向上させることができる。
また、第3実施形態の充電式ポリッシャ60によれば、使用者の手と干渉しない位置に設けられたモータハウジング10に、バッテリ保持ハウジング61およびバッテリ41を配置している。これにより、たとえば、使用者から遠い作業面Wに対して手を伸ばしながら作業するときにも、バッテリ保持ハウジング61およびバッテリ41が使用者の手に干渉することなく使用することができる。このため、充電式ポリッシャ60の使用感が損なわれない。
また、第3実施形態の充電式ポリッシャ60によれば、バッテリ保持ハウジング61は、バッテリ41の下方を覆う状態で設けられている。これにより、バッテリ41がバッテリ保持ハウジング61の下方へと突出しない構造となっている。このため、バッテリ41が作業面Wに当たることを防止しており、充電式ポリッシャ60の使用感が損なわれない。
次に、本発明の第4実施形態を図8に基づいて説明する。第4実施形態の充電式ポリッシャ70は、主としてバッテリ保持ハウジング71の配置について、第1実施形態の充電式ポリッシャ1とは明確に異なる構成を有するものである。このため、充電式ポリッシャ70については、充電式ポリッシャ1と共通する構成及び部材については同位の符合を付してその説明は省略し、充電式ポリッシャ1と異なる構成についてのみ詳細に説明する。
図8に示すように、充電式ポリッシャ70のバッテリ保持ハウジング71は、モータハウジング10の上面に設けられている。バッテリ保持ハウジング71は、電動モータ11および回路基板12の上方に設けられている。バッテリ保持ハウジング71は、バッテリ取付面71aを上方に向けて設けられている。バッテリ41は、図8の白抜き矢印で示すように後側から前側へとスライドさせることにより、バッテリ保持ハウジング71へと取り付けることができる。また、バッテリ41は、ロック解除ボタン41dを押し操作しながら、図8の白抜き矢印で示すように前側から後側へとスライドさせることにより、バッテリ保持ハウジング71から取り外すことができる。バッテリ41は、その短手方向を出力軸21の延びる方向(上下方向)と一致させて、バッテリ保持ハウジング71に保持される。
以上説明した第4実施形態の充電式ポリッシャ70によれば、バッテリ41を取り付けた状態の充電式ポリッシャ70の重心を出力軸21側(前側)に接近させることができる。これにより、使用者は、ベース24が作業面Wに対して水平になるようにした状態で、充電式ポリッシャ70を把持しやすい。このため、充電式ポリッシャ70を把持する使用者の負担を軽減させることができる。
また、第4実施形態の充電式ポリッシャ70によれば、ベース24を上方から押さえつける力が、モータハウジング10の上面に装着されたバッテリ41の自重によって大きくなっている。これにより、使用者が充電式ポリッシャ70をベース24の上方から押さえつけなくても、安定して作業を行うことができる。
以上説明した第1〜第4実施形態の充電式ポリッシャ1、50、60、70には種々変更を加えてもよい。たとえば、各実施形態のバッテリ保持ハウジング40、51、61、71の配置を適宜組み合わせることにより、バッテリ41を複数個取り付けることが可能な構成としてもよい。バッテリ41の配置が各実施形態と同様であれば、バッテリ41の着脱方向や、バッテリ保持ハウジング40、51、61、71のバッテリ取付面40a、51a、61a、71aの向きを適宜変更してもよい。たとえば、充電式ポリッシャ1、50のバッテリ41の着脱方向を左右逆に変更したり、充電式ポリッシャ70のバッテリ41の着脱方向を前後逆に変更してもよい。また、たとえば、充電式ポリッシャ60のバッテリ取付面61aが前方を向くように配置してもよい。
第1〜第4実施形態の充電式ポリッシャ1、50、60、70に対して、リチウムイオンバッテリとは異なる電極材料のバッテリを採用してもよい。第1〜第4実施形態で例示したバッテリ41に限らず、バッテリの長手方向が、出力軸21とモータハウジング10もしくはハンドルハウジング30とが延びる方向からなる平面と直交する方向に一致するように装着可能であれば、他の形態を有するバッテリを用いてもよい。たとえば、スライド方向が異なるスライド式のバッテリや、差込式のバッテリを採用してもよい。
電動モータ11の配置や向きについて、第1〜第4実施形態で例示したものに限らず、適宜変更することができる。たとえば、電動モータ11を、ギヤハウジング20の前方であって、出力軸21よりも前側に設けてもよい。また、たとえば、ロータ軸11aの軸方向が出力軸21の軸方向に沿う姿勢で、電動モータ11を配置してもよい。
W…作業面
1…充電式ポリッシャ(第1実施形態)
10…モータハウジング
10a…吸気孔、10c…分流リブ
11…電動モータ
11a…ロータ軸、11b…軸受、11c…軸受、11d…駆動側ベベルギヤ
12…回路基板
13…送風ファン
20…ギヤハウジング
21…出力軸
21a…軸受、21b…軸受、21c…従動側ベベルギヤ
21d…偏心軸、21e…上部バランスウエイト、21f…下部バランスウエイト
21g…スリーブ、21h…軸受、21i…軸受
22…連結軸
23…ボルト
24…ベース
25…駆動ギヤ
26…内歯ギヤ、26a…軸受
27…モード切替スイッチ
30…ハンドルハウジング
31…スピード調整ダイヤル
32…トリガ
33…ロックオンスイッチ
34…トリガロック、34a…右端部、34b…左端部
40…バッテリ保持ハウジング(第1実施形態)
40a…バッテリ取付面、40b…電極端子部、40c…ロック凹部
40d…レール受け部
41…バッテリ
41a…取付面、41b…端子受け部、41c…信号端子
41d…ロック解除ボタン、41e…ロック爪部
50…充電式ポリッシャ(第2実施形態)
51…バッテリ保持ハウジング(第2実施形態)、51a…バッテリ取付面
60…充電式ポリッシャ(第3実施形態)
61…バッテリ保持ハウジング(第3実施形態)
61a…バッテリ取付面、61c…ロック凹部
70…充電式ポリッシャ(第4実施形態)
71…バッテリ保持ハウジング(第4実施形態)
71a…バッテリ取付面、71c…ロック凹部

Claims (4)

  1. 前後方向に延びるロータ軸を有する電動モータと、
    前記電動モータを収容するモータハウジングと、
    前記電動モータの前方に配置されるギヤハウジングと、
    前記ギヤハウジングに保持され、前記ロータ軸とほぼ直交する出力軸と、
    前記モータハウジングの後方に配置されるハンドルハウジングと、
    前記ハンドルハウジングの後端に配置され、バッテリを横差し可能なバッテリ保持ハウジングと、を有する充電式ポリッシャ。
  2. 前後方向に延びるロータ軸を有する電動モータと、
    前記電動モータを収容するモータハウジングと、
    前記電動モータの前方に配置されるギヤハウジングと、
    前記ギヤハウジングに保持され、前記ロータ軸とほぼ直交する出力軸と、
    前記モータハウジングの後方に配置されるハンドルハウジングと、
    前記ハンドルハウジングの後端に配置され、バッテリを保持するためのバッテリ保持ハウジングと、を有し、
    前記バッテリ保持ハウジングに保持された状態のバッテリは、横方向が前後方向よりも大きいように構成される充電式ポリッシャ。
  3. 前後方向に延びるロータ軸を有する電動モータと、
    前記電動モータを収容するモータハウジングと、
    前記電動モータの前方に配置されるギヤハウジングと、
    前記ギヤハウジングに保持され、前記ロータ軸とほぼ直交する出力軸と、
    前記モータハウジングの後方に配置されるハンドルハウジングと、
    前記ハンドルハウジングよりも前方に配置され、バッテリを保持するためのバッテリ保持ハウジングと、を有する充電式ポリッシャ。
  4. 先端工具を有し、作業面に対して直交する方向に延びる出力軸と、
    該出力軸と直交する方向に延びるハウジングと、
    該ハウジングに収容される電動モータと、を有し、
    前記出力軸と前記ハウジングとが延びる方向からなる平面と直交する方向にバッテリの長手方向を一致させて装着可能とした充電式ポリッシャ。
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