JP6147573B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

酸化物半導体を用いる半導体装置及びその作製方法に関する。
なお、本明細書中において半導体装置とは、半導体特性を利用することで機能しうる装置全般を指し、電気光学装置、半導体回路および電子機器は全て半導体装置である。
近年、半導体装置の開発が進められ、LSIやCPUやメモリが主に用いられている。CPUは、半導体ウェハから切り離された半導体集積回路(少なくともトランジスタ及びメモリ)を有し、接続端子である電極が形成された半導体素子の集合体である。
LSIやCPUやメモリなどの半導体回路(ICチップ)は、回路基板、例えばプリント配線板に実装され、様々な電子機器の部品の一つとして用いられる。
また、チャネル形成領域に酸化物半導体膜を用いてトランジスタなどを作製する技術が注目されている。例えば、酸化物半導体膜として酸化亜鉛(ZnO)を用いるトランジスタや、InGaO(ZnO)を用いるトランジスタが挙げられる。
特許文献1には基板上に第1の多元系酸化物半導体層、該第1の多元系酸化物半導体層上に一元系酸化物半導体層、該一元系酸化物半導体層上に第2の多元系酸化物半導体層を積層した三層構造が開示されている。
特開2011−155249号公報
酸化物半導体層を用いるトランジスタは、酸化物半導体層と接する絶縁膜の影響、即ち、酸化物半導体層と絶縁膜の界面状態により電気特性が左右される。
例えば、絶縁膜としてシリコンを含む絶縁膜を用いる場合において、酸化シリコン膜上に酸化物半導体層をスパッタ法によって成膜すると、スパッタリング時にシリコンが酸化物半導体層中に混入する恐れがある。酸化物半導体層中にシリコンが混入するとトランジスタの電界効果移動度の低下を招く恐れがある。
また、絶縁膜として窒化シリコン膜を用いると、窒化シリコン膜と酸化物半導体層の界面にキャリアが多く流れるため、トランジスタ特性を得ることが困難となる。
電界効果移動度の高いトランジスタ構造を提供することを課題の一つとする。
そこで、キャリアを流す酸化物半導体層がゲート絶縁膜に接していない構造とするため、キャリアを流す酸化物半導体層がシリコンを含むゲート絶縁膜から離れている埋め込みチャネル構造とする。具体的にはゲート絶縁膜と酸化物半導体層の間にバッファ層を設ける。酸化物半導体層とバッファ層はともにインジウムと金属元素を含む材料を用いる。この金属元素Mとしてはガリウム、またはハフニウムなどが挙げられる。酸化物半導体層に含まれる金属元素M、例えばガリウムに対するインジウムの組成は、バッファ層に含まれるガリウムに対するインジウムの組成より高くする。また、バッファ層は酸化物半導体層よりも膜厚を小さくし、酸化物半導体層に含まれる金属元素に対するインジウムの組成が少ない材料を用いる。
また、キャリアを流す酸化物半導体層がシリコンを含む絶縁膜と接しないようにするため、第1のバッファ層と第2のバッファ層とで酸化物半導体層を挟む構造とすることが好ましい。
本明細書に開示する本発明の構成は、絶縁表面上に第1の絶縁層と、第1の絶縁層上に第1のバッファ層と、第1のバッファ層上に酸化物半導体層と、酸化物半導体層上に第2のバッファ層と、第2のバッファ層上に第2の絶縁層とを有し、酸化物半導体層、第1のバッファ層、及び第2のバッファ層は少なくともインジウムとガリウムを含む酸化物半導体材料であり、酸化物半導体層に含まれるガリウムに対するインジウムの組成は、第1及び第2のバッファ層に含まれるガリウムに対するインジウムの組成より高く、酸化物半導体層の膜厚は、第1のバッファ層の膜厚より大きい、且つ、第2のバッファ層の膜厚より大きいことを特徴とする半導体装置である。
ボトムゲート型トランジスタの場合、上記構成に加えて、さらにゲート電極層を絶縁表面上と第1の絶縁層の間に有する構造である。
また、トップゲート型トランジスタの場合、上記構成に加えて、さらにゲート電極層を第2の絶縁層上に有する構造である。
また、酸化物半導体層の上下にゲート電極層を有するデュアルゲート型トランジスタの場合、上記構成に加えて、さらに第1のゲート電極層を絶縁表面上と第1の絶縁層の間に有し、第2の絶縁層上に第2のゲート電極層を有する構造である。
以下では、酸化物半導体膜の構造について説明する。
酸化物半導体膜は、単結晶酸化物半導体膜と非単結晶酸化物半導体膜とに大別される。非単結晶酸化物半導体膜とは、非晶質酸化物半導体膜、微結晶酸化物半導体膜、多結晶酸化物半導体膜、CAAC−OS(C Axis Aligned Crystalline Oxide Semiconductor)膜などをいう。
非晶質酸化物半導体膜は、膜中における原子配列が不規則であり、結晶成分を有さない酸化物半導体膜である。微小領域においても結晶部を有さず、膜全体が完全な非晶質構造の酸化物半導体膜が典型である。
微結晶酸化物半導体膜は、例えば、1nm以上10nm未満の大きさの微結晶(ナノ結晶ともいう。)を含む。従って、微結晶酸化物半導体膜は、非晶質酸化物半導体膜よりも原子配列の規則性が高い。そのため、微結晶酸化物半導体膜は、非晶質酸化物半導体膜よりも欠陥準位密度が低いという特徴がある。
CAAC−OS膜は、複数の結晶部を有する酸化物半導体膜の一つであり、ほとんどの結晶部は、一辺が100nm未満の立方体内に収まる大きさである。従って、CAAC−OS膜に含まれる結晶部は、一辺が10nm未満、5nm未満または3nm未満の立方体内に収まる大きさの場合も含まれる。CAAC−OS膜は、微結晶酸化物半導体膜よりも欠陥準位密度が低いという特徴がある。以下、CAAC−OS膜について詳細な説明を行う。
CAAC−OS膜を透過型電子顕微鏡(TEM:Transmission Electron Microscope)によって観察すると、結晶部同士の明確な境界、即ち結晶粒界(グレインバウンダリーともいう。)を確認することができない。そのため、CAAC−OS膜は、結晶粒界に起因する電子移動度の低下が起こりにくいといえる。
CAAC−OS膜を、試料面と概略平行な方向からTEMによって観察(断面TEM観察)すると、結晶部において、金属原子が層状に配列していることを確認できる。金属原子の各層は、CAAC−OS膜の膜を形成する面(被形成面ともいう。)または上面の凹凸を反映した形状であり、CAAC−OS膜の被形成面または上面と平行に配列する。
一方、CAAC−OS膜を、試料面と概略垂直な方向からTEMによって観察(平面TEM観察)すると、結晶部において、金属原子が三角形状または六角形状に配列していることを確認できる。しかしながら、異なる結晶部間で、金属原子の配列に規則性は見られない。
断面TEM観察および平面TEM観察より、CAAC−OS膜の結晶部は配向性を有していることがわかる。
CAAC−OS膜に対し、X線回折(XRD:X−Ray Diffraction)装置を用いて構造解析を行うと、例えばInGaZnOの結晶を有するCAAC−OS膜のout−of−plane法による解析では、回折角(2θ)が31°近傍にピークが現れる場合がある。このピークは、InGaZnOの結晶の(009)面に帰属されることから、CAAC−OS膜の結晶がc軸配向性を有し、c軸が被形成面または上面に概略垂直な方向を向いていることが確認できる。
一方、CAAC−OS膜に対し、c軸に概略垂直な方向からX線を入射させるin−plane法による解析では、2θが56°近傍にピークが現れる場合がある。このピークは、InGaZnOの結晶の(110)面に帰属される。InGaZnOの単結晶酸化物半導体膜であれば、2θを56°近傍に固定し、試料面の法線ベクトルを軸(φ軸)として試料を回転させながら分析(φスキャン)を行うと、(110)面と等価な結晶面に帰属されるピークが6本観察される。これに対し、CAAC−OS膜の場合は、2θを56°近傍に固定してφスキャンした場合でも、明瞭なピークが現れない。
以上のことから、CAAC−OS膜では、異なる結晶部間ではa軸およびb軸の配向は不規則であるが、c軸配向性を有し、かつc軸が被形成面または上面の法線ベクトルに平行な方向を向いていることがわかる。従って、前述の断面TEM観察で確認された層状に配列した金属原子の各層は、結晶のab面に平行な面である。
なお、結晶部は、CAAC−OS膜を成膜した際、または加熱処理などの結晶化処理を行った際に形成される。上述したように、結晶のc軸は、CAAC−OS膜の被形成面または上面の法線ベクトルに平行な方向に配向する。従って、例えば、CAAC−OS膜の形状をエッチングなどによって変化させた場合、結晶のc軸がCAAC−OS膜の被形成面または上面の法線ベクトルと平行にならないこともある。
また、CAAC−OS膜中の結晶化度が均一でなくてもよい。例えば、CAAC−OS膜の結晶部が、CAAC−OS膜の上面近傍からの結晶成長によって形成される場合、上面近傍の領域は、被形成面近傍の領域よりも結晶化度が高くなることがある。また、CAAC−OS膜に不純物を添加する場合、不純物が添加された領域の結晶化度が変化し、部分的に結晶化度の異なる領域が形成されることもある。
なお、InGaZnOの結晶を有するCAAC−OS膜のout−of−plane法による解析では、2θが31°近傍のピークの他に、2θが36°近傍にもピークが現れる場合がある。2θが36°近傍のピークは、CAAC−OS膜中の一部に、c軸配向性を有さない結晶が含まれることを示している。CAAC−OS膜は、2θが31°近傍にピークを示し、2θが36°近傍にピークを示さないことが好ましい。
CAAC−OS膜を用いたトランジスタは、可視光や紫外光の照射による電気特性の変動が小さい。よって、当該トランジスタは、信頼性が高い。
なお、酸化物半導体膜は、例えば、非晶質酸化物半導体膜、微結晶酸化物半導体膜、CAAC−OS膜のうち、二種以上を有する積層膜であってもよい。
本明細書において、「平行」とは、二つの直線が−10°以上10°以下の角度で配置されている状態をいう。従って、−5°以上5°以下の場合も含まれる。また、「垂直」とは、二つの直線が80°以上100°以下の角度で配置されている状態をいう。従って、85°以上95°以下の場合も含まれる。
また、本明細書において、結晶が三方晶または菱面体晶である場合、六方晶系として表す。
CAAC−OS膜は、例えば、多結晶である酸化物半導体スパッタリング用ターゲットを用い、スパッタリング法によって成膜する。当該スパッタリング用ターゲットにイオンが衝突すると、スパッタリング用ターゲットに含まれる結晶領域がa−b面から劈開し、a−b面に平行な面を有する平板状またはペレット状のスパッタリング粒子として剥離することがある。この場合、当該平板状のスパッタリング粒子が、結晶状態を維持したまま基板に到達することで、スパッタリング用ターゲットの結晶状態が基板に転写され、CAAC−OS膜を成膜することができる。
また、CAAC−OS膜を成膜するために、以下の条件を適用することが好ましい。
成膜時の不純物濃度を低減することで、不純物によって結晶状態が崩れることを抑制できる。例えば、成膜室内に存在する不純物(水素、水、二酸化炭素および窒素など)を低減すればよい。また、成膜ガス中の不純物を低減すればよい。具体的には、露点が−80℃以下、好ましくは−100℃以下である成膜ガスを用いる。
また、成膜時の基板加熱温度を高めることで、基板付着後にスパッタリング粒子のマイグレーションが起こる。具体的には、基板加熱温度を100℃以上740℃以下、好ましくは200℃以上500℃以下として成膜する。成膜時の基板加熱温度を高めることで、平板状のスパッタリング粒子が基板に到達した場合、基板上でマイグレーションが起こり、平らな面が基板に付着する。
また、成膜ガス中の酸素割合を高め、電力を最適化することで成膜時のプラズマダメージを軽減すると好ましい。成膜ガス中の酸素割合は、30体積%以上、好ましくは100体積%とする。
スパッタリング用ターゲットの一例として、In−Ga−Zn−O化合物ターゲットについて以下に示す。
InO粉末、GaO粉末およびZnO粉末を所定の比率で混合し、加圧処理後、1000℃以上1500℃以下の温度で加熱処理をすることで多結晶であるIn−Ga−Zn−O化合物ターゲットとする。なお、X、YおよびZは任意の正数である。ここで、所定の比率は、例えば、InO粉末、GaO粉末およびZnO粉末が、2:2:1、8:4:3、3:1:1、1:1:1、4:2:3または3:1:2のmol数比である。なお、粉末の種類、およびその混合する比率は、作製するスパッタリング用ターゲットによって適宜変更すればよい。
CAAC−OS膜を用いたトランジスタは、可視光や紫外光の照射による電気特性の変動が小さい。よって、当該トランジスタは、信頼性が高い。
酸化物半導体層としてCAAC−OS膜を用い、バッファ層としてCAAC−OS膜を用いる場合、同一の結晶構造であるため、界面に欠陥が少なく、高い電界効果移動度が実現できる。また、CAAC−OS膜である酸化物半導体層上に接してバッファ層を形成すると、酸化物半導体層を結晶の種としてその上に形成されるバッファ層も結晶化しやすくなり、同一の結晶構造とすることができ好ましい。
また、ゲート絶縁膜の界面から5nmぐらいのところをキャリアが流れるため、バッファ層の膜厚は2nm以上15nm以下、好ましくは5nm以上10nm以下とする。また、酸化物半導体層の膜厚は、バッファ層の膜厚より大きくする。このような構成とすることで、キャリアは、バッファ層と酸化物半導体層の界面または酸化物半導体層内を流れる構成、即ちキャリアを流す酸化物半導体層がシリコンを含むゲート絶縁膜から離れている構成とすることができる。
電界効果移動度の高いトランジスタ構造を実現できる。
本発明の一態様を示す工程断面図である。 本発明の一態様を示す断面図及び上面図及びエネルギーバンド図である。 本発明の一態様を示す断面図である。 半導体装置の一形態を示す断面図及び回路図。 半導体装置の一形態を示す断面図及び回路図。 半導体装置の一形態を示す回路図。 半導体装置の一形態を示す斜視図。 半導体装置の一形態を示すブロック図及び回路図。 電子機器を説明する図。 電子機器を説明する図。
以下では、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。ただし、本発明は以下の説明に限定されず、その形態および詳細を様々に変更し得ることは、当業者であれば容易に理解される。また、本発明は以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
(実施の形態1)
本実施の形態では、半導体装置及び半導体装置の作製方法の一形態を、図1を用いて説明する。本実施の形態では、酸化物半導体膜を有するトランジスタの作製方法の一例を示す。
まず、絶縁表面を有する基板400上に絶縁膜433を形成し、その上にスパッタリング法、蒸着法などを用いて導電膜を形成し、該導電膜をエッチングして、導電層491、配線層434、436を形成する。
絶縁表面を有する基板400に使用することができる基板に大きな制限はないが、少なくとも、後の熱処理に耐えうる程度の耐熱性を有していることが必要となる。例えば、バリウムホウケイ酸ガラスやアルミノホウケイ酸ガラスなどのガラス基板、セラミック基板、石英基板、サファイア基板などを用いることができる。また、シリコンや炭化シリコンなどの単結晶半導体基板、多結晶半導体基板、シリコンゲルマニウムなどの化合物半導体基板、SOI基板などを適用することもでき、これらの基板上に半導体素子が設けられたものを、基板400として用いてもよい。
絶縁膜433の材料は、酸化シリコン、酸化ガリウム、酸化ハフニウム、酸化イットリウム、若しくは酸化アルミニウムなどの酸化絶縁膜、又は、窒化シリコン、若しくは窒化アルミニウムなどの窒化絶縁膜、又は、酸化窒化シリコン、若しくは酸化窒化アルミニウムなどの酸化窒化絶縁膜、又は、窒化酸化シリコンなどの窒化酸化絶縁膜から選ばれた一の絶縁膜、又は、複数が積層された絶縁膜で形成できる。なお、「窒化酸化シリコン」とは、その組成として、酸素よりも窒素の含有量が多いものをいい、「酸化窒化シリコン」とは、その組成として、窒素よりも酸素の含有量が多いものをいう。また、半導体素子が設けられた基板を用いる場合、絶縁膜433としてプラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)法を用いて、シラン(SiH)と窒素(N)の混合ガスを供給して成膜する窒化シリコン膜を用いることが好ましい。この窒化シリコン膜はバリア膜としても機能し、水素又は水素化合物が、後に形成する酸化物半導体層へ混入することを抑制して半導体装置の信頼性を向上させる。また、プラズマCVD法の供給ガスをシラン(SiH)、窒素(N)及びアンモニア(NH)の混合ガスとして成膜された窒化シリコン膜は、供給ガスをシラン(SiH)と窒素(N)の混合ガスとして成膜された窒化シリコン膜よりも膜中欠陥を低減することができる。シラン(SiH)、窒素(N)及びアンモニア(NH)の混合ガスとして成膜された窒化シリコン膜を膜厚300nm以上400nm以下で設けることで、ESD耐性を300V以上とすることができる。従って、シラン(SiH)、窒素(N)及びアンモニア(NH)の混合ガスとして成膜された窒化シリコン膜を膜厚300nm以上400nm以下で形成し、その上にシラン(SiH)と窒素(N)の混合ガスを供給して成膜する窒化シリコン膜を積層した積層膜を絶縁膜433として用いると、高いESD耐性を有する高いバリア膜を実現できる。
導電層491、配線層434、436の材料は、モリブデン、チタン、タンタル、タングステン、アルミニウム、銅、クロム、ネオジム、スカンジウム等の金属材料またはこれらを主成分とする合金材料を用いて形成することができる。また、導電層491、配線層434、436としてリン等の不純物元素をドーピングした多結晶シリコン膜に代表される半導体膜、ニッケルシリサイドなどのシリサイド膜を用いてもよい。導電層491、配線層434、436は、単層構造としてもよいし、積層構造としてもよい。
また、導電層491、配線層434、436の材料は、酸化インジウム酸化スズ、酸化タングステンを含むインジウム酸化物、酸化タングステンを含むインジウム亜鉛酸化物、酸化チタンを含むインジウム酸化物、酸化チタンを含むインジウム錫酸化物、酸化インジウム酸化亜鉛、酸化ケイ素を添加したインジウム錫酸化物などの導電性材料を適用することもできる。また、上記導電性材料と、上記金属材料の積層構造とすることもできる。
また、ノーマリーオフのスイッチング素子を実現するために、5eV(電子ボルト)以上、好ましくは5.5eV(電子ボルト)以上の仕事関数を有する材料をゲート電極層として用いて、トランジスタのしきい値電圧をプラスにすることが好ましい。具体的には、In−N結合を有し、且つ、固有抵抗が1×10−1〜1×10−4Ω・cm、好ましくは固有抵抗が5×10−2〜1×10−4Ω・cmを有する材料をゲート電極層として用いる。その材料の一例としては、窒素を含むIn−Ga−Zn系酸化物膜や、窒素を含むIn−Sn−O膜や、窒素を含むIn−Ga−O膜や、窒素を含むIn−Zn−O膜や、窒素を含むIn−O膜や、金属窒化膜(InNなど)などが挙げられる。
次いで、導電層491、及び配線層434、436上に酸化物絶縁膜を形成する。酸化物絶縁膜は導電層491及び配線層434、436の形状を反映した表面に凸部を有する膜である。
酸化物絶縁膜としては、プラズマCVD法又はスパッタリング法等により、酸化シリコン、酸化窒化シリコン、酸化アルミニウム、酸化窒化アルミニウム、酸化ハフニウム、酸化ガリウム、酸化ガリウム亜鉛、酸化亜鉛、又はこれらの混合材料を用いて形成することができる。酸化物絶縁膜は、単層でも積層でもよい。
そして、研磨処理(例えば、化学的機械研磨法(Chemical Mechanical Polishing:CMP))を行い、平坦化された酸化物絶縁膜435を形成し、配線層434、436の上面及び導電層491の上面を露呈させている。CMPを行った後は洗浄を行い、基板に付着している水分を除去する加熱処理を行う。ここまでの工程を終えた断面図が図1(A)に相当する。
平坦化させた後は、絶縁膜437と酸化物半導体膜の積層403を形成する。ここまでの工程を終えた断面図が図1(B)に相当する。
そして、同一マスクを用いてパターニングを行い、絶縁膜437と酸化物半導体膜の積層403を選択的にエッチングする。ここまでの工程を終えた断面図が図1(C)に相当する。絶縁膜437と酸化物半導体膜の積層403は大気に触れることなく連続的に成膜すると、膜界面の不純物汚染を防ぐことができ、好ましい。
絶縁膜437は、プラズマCVD法やスパッタ法で形成する。プラズマCVD法を用いる場合、特にマイクロ波の電界エネルギーを利用してプラズマを発生させ、プラズマにより絶縁膜の原料ガスを励起させ、励起させた原料ガスを被形成物上で反応させて反応物を堆積させるプラズマCVD法(マイクロ波プラズマCVD法ともいう。)を用いて形成することが好ましい。マイクロ波を用いたプラズマCVD法で形成した絶縁膜は緻密な膜となることから、当該絶縁膜を加工して形成される絶縁膜437も緻密な膜である。絶縁膜437の膜厚は、5nm以上300nm以下とする。
絶縁膜437の材料は、酸化シリコン、酸化ガリウム、酸化ハフニウム、酸化イットリウム、若しくは酸化アルミニウムなどの酸化絶縁膜、又は、酸化窒化シリコン、若しくは酸化窒化アルミニウムなどの酸化窒化絶縁膜、又は、窒化酸化シリコンなどの窒化酸化絶縁膜から選ばれた一の絶縁膜、又は、複数が積層された絶縁膜で形成できる。また、絶縁膜437の他の材料として、In:Ga:Zn=1:3:2の原子数比のターゲットを用いて成膜されるIn−Ga−Zn系酸化物膜を用いてもよい。
本実施の形態では、図1(C)に示すように酸化物半導体膜の積層403は、第1の酸化物半導体膜403a、第2の酸化物半導体膜403b、第3の酸化物半導体膜403cの順に積層した3層構造とする。
酸化物半導体膜は、少なくともInを含み金属元素M(MはGa、Hf、Zn、Mg、Snなど)を含む酸化物、例えば二元系金属の酸化物であるIn−Zn系酸化物、In−Mg系酸化物、In−Ga系酸化物、三元系金属の酸化物であるIn−Ga−Zn系酸化物(IGZOとも表記する。)、In−Sn−Zn系酸化物、In−Hf−Zn系酸化物、In−La−Zn系酸化物、In−Ce−Zn系酸化物、In−Pr−Zn系酸化物、In−Nd−Zn系酸化物、In−Sm−Zn系酸化物、In−Eu−Zn系酸化物、In−Gd−Zn系酸化物、In−Tb−Zn系酸化物、In−Dy−Zn系酸化物、In−Ho−Zn系酸化物、In−Er−Zn系酸化物、In−Tm−Zn系酸化物、In−Yb−Zn系酸化物、In−Lu−Zn系酸化物、四元系金属の酸化物であるIn−Sn−Ga−Zn系酸化物、In−Hf−Ga−Zn系酸化物、In−Sn−Hf−Zn系酸化物などを用いることができる。
第1の酸化物半導体膜403aとしては、In:Ga:Zn=1:1:1の原子数比のターゲットを用いて成膜される膜厚10nmのIn−Ga−Zn系酸化物膜を用いる。なお、第1の酸化物半導体膜403aは、第1のバッファ層と呼ぶことができる。
また、第2の酸化物半導体膜403bとしては、In:Ga:Zn=3:1:2の原子数比のターゲットを用いて成膜される膜厚20nmのIn−Ga−Zn系酸化物膜を用いる。第2の酸化物半導体膜403bに含まれるガリウムに対するインジウムの組成は、第1のバッファ層に含まれるガリウムに対するインジウムの組成より高くする。好ましくは、第2の酸化物半導体膜403bにおいて膜中のインジウムがガリウムより多くなる組成とする。
また、第3の酸化物半導体膜403cとしては、In:Ga:Zn=1:1:1の原子数比のターゲットを用いて成膜される膜厚10nmのIn−Ga−Zn系酸化物膜を用いる。なお、第3の酸化物半導体膜403cは、第2のバッファ層と呼ぶことができる。
第1のバッファ層及び第2のバッファ層は、キャリアを流す第2の酸化物半導体膜403bよりも膜厚が小さくする。また、第1のバッファ層及び第2のバッファ層は、キャリアを流す第2の酸化物半導体膜403bよりも、酸化物半導体層に含まれる金属元素に対するインジウムの組成が小さい材料を用いる。好ましくは、第1のバッファ層及び第2のバッファ層において膜中のインジウムがガリウムと同じ、または以下となる組成とする。
このような積層構造とすることでキャリアを流す第2の酸化物半導体膜403bがシリコンを含む絶縁膜に接していない構造とする。
また、第1の酸化物半導体膜403a及び第3の酸化物半導体膜403cを形成する際に用いるターゲットと、第2の酸化物半導体膜403bを形成する際に用いるターゲットは多結晶ターゲットを用い、CAAC−OS膜とすることが好ましい。また、第2の酸化物半導体膜403bを結晶化しやすい組成を用いることで、第2の酸化物半導体膜403bと接する第1の酸化物半導体膜403a及び第3の酸化物半導体膜403cも結晶化させることができる。第1の酸化物半導体膜403aと第2の酸化物半導体膜403bの界面に欠陥が少なく、且つ、第2の酸化物半導体膜403bと第3の酸化物半導体膜403cの界面に欠陥が少ないため、高い電界効果移動度が実現できる。望ましくはキャリアが流れるのを第2の酸化物半導体膜403bのみとなるように膜厚や組成を調節する。
絶縁膜437と第1の酸化物半導体膜403aを大気に触れることなく連続的に成膜すると、絶縁膜437と第1の酸化物半導体膜403aの界面の不純物汚染を防ぐことができ、第2の酸化物半導体膜403bと第3の酸化物半導体膜403cを大気に触れることなく連続的に成膜すると、第2の酸化物半導体膜403bと第3の酸化物半導体膜403cの界面の不純物汚染を防ぐことができる。また、第3の酸化物半導体膜403cは、第2の酸化物半導体膜403bが後の工程のエッチングなどにより大気に触れることから保護する保護膜としても機能する。キャリアを流す第2の酸化物半導体膜403bの膜中及び膜の上下の界面にシリコンなどの不純物を混入させないようにすることで高い電界効果移動度を実現する。
絶縁膜437と酸化物半導体膜の積層403を形成した後、導電膜を形成する。この導電膜を選択的にエッチングして電極層445a、445b、及び導電層442が形成される。ここまでの工程を終えた断面図が図1(D)に相当する。このエッチングの際に複数回のエッチングを行うことで下端部に突出した領域を有する断面構造の電極を形成している。なお、下端部に突出した領域を有する電極層445aまたは電極層445bは、トランジスタのソース電極層またはドレイン電極層である。電極層445aは、配線層436上に接して設けられ、電極層445bは、配線層434上に接して設けられている。
電極層445a、445bの間隔は、トランジスタのチャネル長Lとなる。また、トランジスタのチャネル長Lを50nm未満、例えば30nm程度とする場合には、電子ビームを用いてレジストを露光し、現像したマスクを導電膜のエッチングマスクとして用いることが好ましい。電子ビームは、加速電圧が高いほど微細パターンを得ることができる。また、電子ビームは、マルチビームとして基板1枚あたりの処理時間を短縮することもできる。電子ビームの照射が可能な電子ビーム描画装置において、例えば、加速電圧は5kV〜50kVであることが好ましい。また、電流強度は、5×10−12〜1×10−11Aであることが好ましい。また、最小ビーム径は、2nm以下であることが好ましい。また、作製可能なパターンの最小線幅が8nm以下であることが好ましい。上記条件により、例えばパターンの幅を30nm以下、好ましくは20nm以下さらに好ましくは8nm以下にすることができる。
そして、電極層445a、445b、及び導電層442上に絶縁膜402を設け、酸化物半導体膜の積層403上にも絶縁膜402を形成する。絶縁膜402の材料としては、酸化シリコン膜、酸化ガリウム膜、酸化ガリウム亜鉛膜、Ga(Gd)膜、酸化亜鉛膜、酸化アルミニウム膜、窒化シリコン膜、酸化窒化シリコン膜、酸化窒化アルミニウム膜、または窒化酸化シリコン膜を用いて形成することができる。また、他の材料として導電性の低いIn−Ga−Zn系酸化物膜も絶縁膜402の材料として用いることができる。導電性の低いIn−Ga−Zn系酸化物膜は、In:Ga:Zn=1:3:2[原子数比]の酸化物ターゲットを用い、基板温度を室温とし、スパッタリングガスにアルゴン、またはアルゴンと酸素の混合ガスを用いて形成すればよい。
絶縁膜402は、化学量論的組成よりも過剰に酸素を含む領域(酸素過剰領域)を含むことがより好ましい。酸化物半導体膜の積層403と接する絶縁層が酸素過剰領域を含むことで、酸化物半導体膜の積層403へ酸素を供給することが可能となり、酸化物半導体膜の積層403からの酸素の脱離を防止するとともに酸素欠損に酸素を供給することが可能となるためである。絶縁膜402に酸素過剰領域を設けるには、例えば、酸素雰囲気下にて絶縁膜402を形成すればよい。又は、成膜後の絶縁膜402に酸素を導入して、酸素過剰領域を形成してもよい。また、絶縁膜402は、積層構造とすることが望ましく、酸素過剰領域を含む絶縁膜上に0.17W/cm以上0.5W/cm以下、さらに好ましくは0.26W/cm以上0.35W/cm以下の高周波電力を供給する条件により、酸化シリコン膜または酸化窒化シリコン膜を形成する。具体的には、原料ガスであるシラン(SiH)を160sccm、原料ガスである一酸化二窒素(NO)を4000sccm供給し、処理室内の圧力を200Paに制御し、27.12MHzの高周波電源を用いて1500Wの電力を供給して酸化窒化シリコン膜を形成する。また、酸化窒化シリコン膜を形成する際の基板温度は220℃とする。
次いで、絶縁膜402を選択的にエッチングして導電層442に達する開口を形成した後、導電膜を形成し、導電膜を選択的にエッチングすることで導電層442と電気的に接続する電極層438と、絶縁膜402を介して酸化物半導体膜の積層403上にゲート電極層401とを形成する。そして、ゲート電極層401及び電極層438を覆い、バリア膜として機能する絶縁膜407を設ける。
絶縁膜407は、プラズマCVD法を用いて、シラン(SiH)と窒素(N)の混合ガスを供給して成膜する窒化シリコン膜を用いることが好ましい。この窒化シリコン膜はバリア膜として機能し、水素又は水素化合物が、酸化物半導体膜へ混入することを抑制して半導体装置の信頼性を向上させる。
ゲート電極層401及び電極層438の材料は、モリブデン、チタン、タンタル、タングステン、アルミニウム、銅、クロム、ネオジム、スカンジウム等の金属材料またはこれらを主成分とする合金材料を用いて形成することができる。また、ゲート電極層401及び電極層438としてリン等の不純物元素をドーピングした多結晶シリコン膜に代表される半導体膜、ニッケルシリサイドなどのシリサイド膜を用いてもよい。ゲート電極層401及び電極層438は、単層構造としてもよいし、積層構造としてもよい。
本実施の形態では、絶縁膜402上に接するゲート電極層401として、タングステン膜を用いる。
以上の工程で、本実施の形態のトランジスタ415を作製することができる(図2(A)参照)。トランジスタ415は、デュアルゲート構造のトランジスタの一例であり、図2(A)は、トランジスタ415のチャネル長方向の断面図である。なお、デュアルゲート構造のトランジスタ415において、絶縁膜437は第1のゲート絶縁膜、絶縁膜402は第2のゲート絶縁膜となる。
また、導電層491はトランジスタ415の電気的特性を制御する第2のゲート電極層(いわゆるバッグゲートともいう)として機能することができる。例えば導電層491の電位をGND(または固定電位)とすることでトランジスタ415のしきい値電圧をよりプラスとし、ノーマリーオフのトランジスタとすることができる。
また、導電層491を設けなければ、トップゲート構造のトランジスタを作製することもでき、工程数を変更することなく、レイアウトを変更することで同一基板上にデュアルゲート構造のトランジスタとトップゲート構造のトランジスタの両方を作製することもできる。
また、図2(B)は、トランジスタ415の上面図の一例であり、図2(B)中の鎖線XYで切断した断面が図2(A)に相当する。
また、図2(C)は、図2(A)における膜厚方向のエネルギーバンド図を示す図である。本実施の形態では、図2(C)に示すエネルギーバンド図となるように、第1の酸化物半導体膜403a、第2の酸化物半導体膜403b、及び第3の酸化物半導体膜403cの材料を選択する。ただし、伝導帯に埋め込みチャネルが形成されれば十分な効果が得られるため、必ずしも図2(C)のように伝導帯と価電子帯の両方に凹部を有するエネルギーバンド図に限定しなくともよく、例えば伝導帯のみに凹部を有するエネルギーバンド図が得られる構成としてもよい。
(実施の形態2)
本実施の形態では、ボトムゲート構造を有するトランジスタの作製方法の一例を以下に示す。なお、実施の形態1と途中の工程までは同一であるため、その部分の詳細な説明は省略することとする。
まず、実施の形態1に示した図1(C)と同じ段階までの工程を行う。まず、基板400上に導電層491、配線層434、436を形成する。導電層491、及び配線層434、436上に酸化物絶縁膜を形成する。そして、研磨処理を行い、平坦化された酸化物絶縁膜435を形成し、配線層434、436の上面及び導電層491の上面を露呈させている。CMPを行った後は洗浄を行い、基板に付着している水分を除去する加熱処理を行う。平坦化させた後は、絶縁膜437と酸化物半導体膜の積層403を形成する。そして、同一マスクを用いてパターニングを行い、絶縁膜437と酸化物半導体膜の積層403を選択的にエッチングする。ここまでが図1(C)と同じ段階までの工程である。
本実施の形態では、絶縁膜437と酸化物半導体膜の積層403を選択的にエッチングする工程で用いたレジストマスクをそのまま用い、酸化物絶縁膜435を部分的に薄くなるようにエッチングして、配線層434、436の上面の露出面積を増大させる。その後、導電膜を形成し、この導電膜を選択的にエッチングして電極層445a、445b、及び導電層442が形成される。
そして電極層445a、445b、導電層442、及び酸化物半導体膜の積層403上に絶縁膜402を形成する。
次いで、絶縁膜402を選択的にエッチングして導電層442に達する開口を形成した後、導電膜を形成し、導電膜を選択的にエッチングすることで導電層442と電気的に接続する電極層438を形成する。そして、電極層438を覆い、バリア膜として機能する絶縁膜407を設ける。
以上の工程で、本実施の形態のトランジスタ416を作製することができる(図3(A)参照)。トランジスタ416は、ボトムゲート構造のトランジスタの一例であり、図3(A)は、トランジスタ416のチャネル長方向の断面図である。
また、他のボトムゲート構造の一例を図3(B)に示す。図3(B)に示すトランジスタ417は、実施の形態1に示した図1(C)と同じ段階までの工程を行った後、層間絶縁膜439を設け、層間絶縁膜439に配線層434に達する開口と、配線層436に達する開口を形成する。そして、電極層445a、445bを形成し、電極層445aと配線層436を電気的に接続し、電極層445bと配線層434を電気的に接続している。
なお、層間絶縁膜439は、絶縁膜402と同一材料を用いればよい。
図3(A)に示すトランジスタ416及び図3(B)に示すトランジスタ417は、配線層434または配線層436を電極層445a、または電極層445bと確実に接続させることで歩留まりの向上を図ることのできる構造である。
本実施の形態は実施の形態1と自由に組み合わせることができる。
(実施の形態3)
本実施の形態では、実施の形態1に示すトランジスタを使用した半導体装置の例を図4を用いて説明する。
図4に示す半導体装置は、下部に第1の半導体材料を用いたトランジスタ740、750を有し、上部に第2の半導体材料を用いたトランジスタ610を有するものである。トランジスタ610は、実施の形態1で示すトランジスタ415と同様な構造を有する例である。また、図2と同じ箇所は同じ符号を用いて説明する。なお、図4(B)は図4(A)に相当する半導体装置の回路図である。
ここで、第1の半導体材料と第2の半導体材料は異なるバンドギャップを持つ材料とすることが望ましい。例えば、第1の半導体材料を酸化物半導体以外の半導体材料(シリコンなど)とし、第2の半導体材料を酸化物半導体とすることができる。シリコンなどの材料を用いたトランジスタは、高速動作が容易である。一方で、酸化物半導体を用いたトランジスタは、その特性により長時間の電荷保持を可能とする。
半導体装置に用いる基板は、シリコンや炭化シリコンなどの単結晶半導体基板、多結晶半導体基板、シリコンゲルマニウムなどの化合物半導体基板、SOI(Silicon on Insulator)基板などを用いることができ、トランジスタのチャネル形成領域は、半導体基板中、又は半導体基板上に形成することができる。図4(A)に示す半導体装置は、半導体基板中にチャネル形成領域を形成して下部のトランジスタを作製する例である。
図4(A)に示す半導体装置においては、基板700に単結晶シリコン基板を用いて、該単結晶シリコン基板にトランジスタ740、トランジスタ750を形成しており、第1の半導体材料として単結晶シリコンを用いている。トランジスタ740はnチャネル型トランジスタ、トランジスタ750はpチャネル型トランジスタであり、トランジスタ740及びトランジスタ750は電気的に接続されたCMOS(相補型金属酸化物半導体:Complementary Metal Oxide Semiconductor)回路760を形成している。
なお、本実施の形態では、基板700としてp型の導電型を有する単結晶シリコン基板を用いているため、pチャネル型トランジスタであるトランジスタ750の形成領域に、n型を付与する不純物元素を添加し、nウェルを形成する。トランジスタ750のチャネル形成領域753はnウェルに形成される。n型を付与する不純物元素としては、リン(P)やヒ素(As)等を用いることができる。
よって、nチャネル型トランジスタであるトランジスタ740の形成領域に、p型の導電型を付与する不純物元素の添加を行っていないが、p型を付与する不純物元素を添加することによりpウェルを形成してもよい。p型を付与する不純物元素としては、ボロン(B)やアルミニウム(Al)やガリウム(Ga)等を用いることができる。
一方、n型の導電型を有する単結晶シリコン基板を用いる場合には、p型を付与する不純物元素を添加してpウェルを形成してもよい。
トランジスタ740は、チャネル形成領域743、LDD(Lightly Doped Drain)領域やエクステンション領域として機能するn型不純物領域744、ソース領域又はドレイン領域として機能するn型不純物領域745、ゲート絶縁膜742、ゲート電極層741を有している。なお、n型不純物領域745の不純物濃度は、n型不純物領域744よりも高い。ゲート電極層741の側面には側壁絶縁層746が設けられており、ゲート電極層741及び側壁絶縁層746をマスクとして用いて、不純物濃度が異なるn型不純物領域744、n型不純物領域745を自己整合的に形成することができる。
トランジスタ750は、チャネル形成領域753、LDD領域やエクステンション領域として機能するp型不純物領域754、ソース領域又はドレイン領域として機能するp型不純物領域755、ゲート絶縁膜752、ゲート電極層751を有している。なお、p型不純物領域755の不純物濃度は、p型不純物領域754よりも高い。ゲート電極層751の側面には側壁絶縁層756が設けられており、ゲート電極層751及び側壁絶縁層756をマスクとして用いて、不純物濃度が異なるp型不純物領域754、p型不純物領域755を自己整合的に形成することができる。
基板700において、トランジスタ740及びトランジスタ750は素子分離領域789により分離されており、トランジスタ740及びトランジスタ750上に絶縁膜788、及び絶縁膜687が積層されている。絶縁膜687上には、絶縁膜788及び絶縁膜687に形成された開口を介してn型不純物領域745に接する配線層647と、絶縁膜788及び絶縁膜687に形成された開口を介してp型不純物領域755に接する配線層657とを有する。また、絶縁膜687上には、トランジスタ740及びトランジスタ750を電気的に接続する配線層748が形成されている。配線層748は、絶縁膜788及び絶縁膜687に形成されてn型不純物領域745に達する開口でn型不純物領域745と電気的に接続され、絶縁膜788及び絶縁膜687に形成されてp型不純物領域755に達する開口でp型不純物領域755と電気的に接続される。
絶縁膜687、配線層647、配線層748、配線層657上に絶縁膜686が設けられ、絶縁膜686上に配線層658が形成されている。配線層658は、絶縁膜788、絶縁膜687、絶縁膜686に形成された開口を介してゲート配線と電気的に接続されている。ゲート配線は、ゲート絶縁膜742、及びゲート絶縁膜752上に形成されており、ゲート配線がそれぞれ分岐してゲート電極層741及びゲート電極層751となっている。
また、本実施の形態の半導体装置は図4(A)に示す構成に限定されず、トランジスタ740、750としてシリサイド(サリサイド)を有するトランジスタや、側壁絶縁層を有さないトランジスタを用いてもよい。シリサイド(サリサイド)を有する構造であると、ソース領域及びドレイン領域がより低抵抗化でき、半導体装置の高速化が可能である。また、低電圧で動作できるため、半導体装置の消費電力を低減することが可能である。
次に、図4の半導体装置における下部のトランジスタ上に設けられる上部の素子構成を説明する。
絶縁膜686及び配線層658上に絶縁膜684が積層され、絶縁膜684上に、導電層491、配線層434と配線層692が形成されている。
導電層491、配線層434、及び配線層692の間に酸化物絶縁膜435が設けられている。酸化物絶縁膜435上には、絶縁膜437と、絶縁膜437上に第1の酸化物半導体膜403aと、第1の酸化物半導体膜403a上に第1の酸化物半導体膜403aと組成の異なる第2の酸化物半導体膜403bと、第1の酸化物半導体膜403aと組成がほぼ同じ第3の酸化物半導体膜403cとを有する。そして、第3の酸化物半導体膜403c上に、突出した領域を下端部に有する電極層445a、及び突出した領域を下端部に有する電極層445bを有する。第2の酸化物半導体膜403bのうち、電極層445a及び電極層445bと重なっていない領域(チャネル形成領域)上に接して絶縁膜402を有し、その上にゲート電極層401が設けられている。
また、容量素子690も酸化物絶縁膜435上にトランジスタ610と同一の工程で形成しており、容量素子690は、電極層445aを一方の電極とし、容量電極層693をもう一方の電極とし、それらの間に設けられた絶縁膜402を誘電体とする容量である。なお、容量電極層693はゲート電極層401と同じ工程で形成される。
導電層491は、電位をGND(または固定電位)とすることでトランジスタ610の電気的特性を制御するバッグゲートとして機能させる。なお、導電層491は静電気に対する静電遮蔽機能も有する。ただし、導電層491を用いてトランジスタ610のしきい値を制御し、ノーマリーオフのトランジスタとする必要がない場合には、導電層491を設けなくともよい。また、ある特定の回路の一部にトランジスタ610を用いる場合に導電層491を設けると支障がでる恐れがある場合には、その回路には設けなくともよい。
配線層692は、絶縁膜684に形成された開口を介して配線層658と電気的に接続する。本実施の形態において、絶縁膜684はCMP法による平坦化処理を行っている例である。
絶縁膜684は半導体装置において下部と上部の間に設けられており、上部のトランジスタ610の電気的特性の劣化や変動を招く水素等の不純物が、下部から上部へ侵入しないように、バリア膜として機能する。よって、不純物等の遮断機能の高い、緻密な無機絶縁膜(例えば、酸化アルミニウム膜、窒化シリコン膜など)を用いることが好ましい。絶縁膜684は、実施の形態1に示した絶縁膜433と同じ材料を用いることができる。
トランジスタ610は実施の形態1に示した作製方法に従って作製すれば、トランジスタ415と同様に作製することができる。そして、絶縁膜407を形成した後、層間絶縁膜485を形成する。さらに、層間絶縁膜485に埋め込み配線を形成し、埋め込み配線上方に他の半導体素子や配線などを形成して多層構造を有する半導体装置を作製してもよい。
また、本実施の形態は、実施の形態1または実施の形態2と自由に組み合わせることができる。
(実施の形態4)
実施の形態1に示すトランジスタを使用した半導体装置の他の例として、論理回路であるNOR型回路の断面図の一例を図5(A)に示す。図5(B)は図5(A)に対応するNOR型回路の回路図であり、図5(C)はNAND型回路の回路図である。
図5(A)及び図5(B)に示すNOR型回路において、pチャネル型トランジスタであるトランジスタ801、802は、図4に示すトランジスタ750と同様な構造を有する、チャネル形成領域に単結晶シリコン基板を用いたトランジスタとし、nチャネル型トランジスタであるトランジスタ803、804は、図4に示すトランジスタ610、及び実施の形態1で示すトランジスタ415と同様な構造を有するチャネル形成領域に酸化物半導体膜を用いたトランジスタを用いる。
なお、図5(A)及び図5(B)に示すNOR型回路において、トランジスタ803、804は、酸化物半導体膜を介して、ゲート電極層と重なる位置にトランジスタの電気的特性を形御する導電層491を設ける。該導電層の電位を制御し、例えばGNDとすることでトランジスタ803、804のしきい値電圧をよりプラスとし、さらにノーマリーオフのトランジスタとすることができる。なお、本実施の形態は、NOR型回路において、トランジスタ803及びトランジスタ804に設けられ、バックゲートとして機能できる該導電層同士は電気的に接続する例である。しかしこれに限定されず、上記バックゲートとして機能できる導電層はそれぞれ独立して電気的に制御される構造であってもよい。
図5(A)に示す半導体装置は、基板800に単結晶シリコン基板を用いて、該単結晶シリコン基板にトランジスタ802を形成し、トランジスタ802上に、酸化物半導体膜の積層をチャネル形成領域に用いたトランジスタ803を積層する例である。
トランジスタ803のゲート電極層401は配線層832と電気的に接続している。また、配線層832は、配線層835と電気的に接続している。また、トランジスタ803のゲート電極層401は、埋め込み配線と電気的に接続し、埋め込み配線は、電極層842と電気的に接続している。なお、埋め込み配線は、第1のバリア金属膜486と、第2のバリア金属膜488と、第1のバリア金属膜486と第2のバリア金属膜488で囲まれた低抵抗導電層487とで構成される。
埋め込み配線は、層間絶縁膜485に電極層842に達するコンタクトホールを形成し、第1のバリア金属膜486を成膜し、その上に低抵抗導電層487を形成するための銅または銅合金膜を成膜する。そして、平坦化するために研磨を行い、露出した低抵抗導電層487を保護するため、第2のバリア金属膜488を形成する。埋め込み配線は、第1のバリア金属膜486と、第2のバリア金属膜488と、第1のバリア金属膜486と第2のバリア金属膜488で囲まれた低抵抗導電層487とで構成される。
第1のバリア金属膜486、及び第2のバリア金属膜488は、低抵抗導電層487に含まれる銅の拡散を抑える導電材料を用いればよく、例えば窒化タンタル膜、窒化モリブデン膜、窒化タングステン膜などを用いる。
配線層832は絶縁膜826及び絶縁膜830に形成された開口に設けられ、配線層835は絶縁膜833に形成された開口に設けられ、電極層842は配線層835上に形成される。
トランジスタ802の電極層825は配線層831及び配線層834を介して、トランジスタ803の電極層445bと電気的に接続する。配線層831は絶縁膜830に形成された開口に設けられ、配線層834は絶縁膜833に形成された開口に設けられている。なお、電極層445aまたは電極層445bは、トランジスタ803のソース電極層またはドレイン電極層である。
絶縁膜437上に接して第1の酸化物半導体膜403aが形成され、第2の酸化物半導体膜403b上に接して、第3の酸化物半導体膜403cが形成される。また、絶縁膜437及び絶縁膜402によって、不必要な酸素の放出が抑制でき、第2の酸化物半導体膜403bを酸素過剰な状態に維持することができる。従って、トランジスタ803において、効率よく第2の酸化物半導体膜403b中及び界面の酸素欠損に酸素の供給を行うことが可能となる。トランジスタ804も、トランジスタ803と同様の構成であり、同様の効果を有する。
図5(C)に示すNAND型回路では、pチャネル型トランジスタであるトランジスタ811、814は、図4に示すトランジスタ750と同様な構造を有し、nチャネル型トランジスタであるトランジスタ812、813は、図4に示すトランジスタ610と同様な構造を有するチャネル形成領域に酸化物半導体膜を用いたトランジスタを用いる。
なお、図5(C)に示すNAND型回路において、トランジスタ812、813は、酸化物半導体膜を介して、ゲート電極層と重なる位置にトランジスタの電気的特性を形御する導電層を設ける。該導電層の電位を制御し、例えばGNDとすることでトランジスタ812、813のしきい値電圧をよりプラスとし、さらにノーマリーオフのトランジスタとすることができる。なお、本実施の形態は、NAND型回路において、トランジスタ812及びトランジスタ813に設けられ、バックゲートとして機能する該導電層同士は電気的に接続する例である。しかしこれに限定されず、上記バックゲートとして機能できる導電層はそれぞれ独立して電気的に制御される構造であってもよい。
本実施の形態に示す半導体装置では、チャネル形成領域に酸化物半導体を用いたオフ電流の極めて小さいトランジスタを適用することで、消費電力を十分に低減することができる。
また、異なる半導体材料を用いた半導体素子を積層することにより、微細化及び高集積化を実現し、かつ安定で高い電気的特性を付与された半導体装置、及び該半導体装置の作製方法を提供することができる。
また、本実施の形態では、実施の形態1に示すトランジスタを使用したNOR型回路とNAND型回路の例を示したが、特に限定されず、実施の形態1または実施の形態2に示すトランジスタを使用してAND型回路やOR回路などを形成することができる。例えば、実施の形態1または実施の形態2に示すトランジスタを使用して電力が供給されない状況でも記憶内容の保持が可能で、かつ、書き込み回数にも制限が無い半導体装置(記憶装置)を作製することもできる。
図6に半導体装置の回路図を示す。
図6において、第1の配線(1st Line)とトランジスタ160のソース電極層とは、電気的に接続され、第2の配線(2nd Line)とトランジスタ160のドレイン電極層とは、電気的に接続されている。トランジスタ160は、本実施の形態で示したトランジスタ740、750、802を用いることができる。
また、第3の配線(3rd Line)とトランジスタ162のソース電極層又はドレイン電極層の一方とは、電気的に接続され、第4の配線(4th Line)と、トランジスタ162のゲート電極層とは、電気的に接続されている。そして、トランジスタ160のゲート電極層と、トランジスタ162のソース電極層又はドレイン電極層の他方は、容量素子164の電極の一方と電気的に接続され、第5の配線(5th Line)と、容量素子164の電極の他方は電気的に接続されている。
トランジスタ162は、実施の形態1または実施の形態2で示すトランジスタ415、416、417のいずれか一の構造を用いることができる。
図6に示す回路構成を有する半導体装置では、トランジスタ160のゲート電極層の電位が保持可能という特徴を生かすことで、次のように、情報の書き込み、保持、読み出しが可能である。
情報の書き込みおよび保持について説明する。まず、第4の配線の電位を、トランジスタ162がオン状態となる電位にして、トランジスタ162をオン状態とする。これにより、第3の配線の電位が、トランジスタ160のゲート電極層、および容量素子164に与えられる。すなわち、トランジスタ160のゲート電極層には、所定の電荷が与えられる(書き込み)。ここでは、異なる二つの電位レベルを与える電荷(以下Lowレベル電荷、Highレベル電荷という)のいずれかが与えられるものとする。その後、第4の配線の電位を、トランジスタ162がオフ状態となる電位にして、トランジスタ162をオフ状態とすることにより、トランジスタ160のゲート電極層に与えられた電荷が保持される(保持)。
トランジスタ162のオフ電流は極めて小さいため、トランジスタ160のゲート電極層の電荷は長時間にわたって保持される。
次に情報の読み出しについて説明する。第1の配線に所定の電位(定電位)を与えた状態で、第5の配線に適切な電位(読み出し電位)を与えると、トランジスタ160のゲート電極層に保持された電荷量に応じて、第2の配線は異なる電位をとる。一般に、トランジスタ160をnチャネル型とすると、トランジスタ160のゲート電極層にHighレベル電荷が与えられている場合の見かけのしきい値Vth_Hは、トランジスタ160のゲート電極層にLowレベル電荷が与えられている場合の見かけのしきい値Vth_Lより低くなるためである。ここで、見かけのしきい値電圧とは、トランジスタ160を「オン状態」とするために必要な第5の配線の電位をいうものとする。したがって、第5の配線の電位をVth_HとVth_Lの間の電位Vとすることにより、トランジスタ160のゲート電極層に与えられた電荷を判別できる。例えば、書き込みにおいて、Highレベル電荷が与えられていた場合には、第5の配線の電位がV(>Vth_H)となれば、トランジスタ160は「オン状態」となる。Lowレベル電荷が与えられていた場合には、第5の配線の電位がV(<Vth_L)となっても、トランジスタ160は「オフ状態」のままである。このため、第2の配線の電位を見ることで、保持されている情報を読み出すことができる。
なお、メモリセルをアレイ状に配置して用いる場合、所望のメモリセルの情報のみを読み出せることが必要になる。このように情報を読み出さない場合には、ゲート電極層の状態にかかわらずトランジスタ160が「オフ状態」となるような電位、つまり、Vth_Hより小さい電位を第5の配線に与えればよい。又は、ゲート電極層の状態にかかわらずトランジスタ160が「オン状態」となるような電位、つまり、Vth_Lより大きい電位を第5の配線に与えればよい。
図7に異なる記憶装置の構造の一形態の例を示す。
図7は、記憶装置の斜視図である。図7に示す記憶装置は上部に記憶回路としてメモリセルを複数含む、メモリセルアレイ(メモリセルアレイ3400_1乃至メモリセルアレイ3400_n(nは2以上の整数))を複数層有し、下部にメモリセルアレイ3400_1乃至メモリセルアレイ3400_nを動作させるために必要な論理回路3004を有する。
図7では、論理回路3004、メモリセルアレイ3400_1及びメモリセルアレイ3400_2を図示しており、メモリセルアレイ3400_1又はメモリセルアレイ3400_2に含まれる複数のメモリセルのうち、メモリセル3170aと、メモリセル3170bを代表で示す。メモリセル3170a及びメモリセル3170bとしては、例えば、本実施の形態において説明した図6の回路構成と同様の構成とすることもできる。
なお、メモリセル3170a及びメモリセル3170bに含まれるトランジスタは、酸化物半導体膜にチャネル形成領域を有するトランジスタを用いる。酸化物半導体膜にチャネル形成領域を有するトランジスタの構成については、実施の形態1において説明した構成と同様であるため、説明は省略する。
また、論理回路3004は、酸化物半導体以外の半導体材料をチャネル形成領域として用いたトランジスタを有する。例えば、半導体材料(例えば、シリコンなど)を含む基板に素子分離絶縁層を設け、素子分離絶縁層に囲まれた領域にチャネル形成領域となる領域を形成することによって得られるトランジスタとすることができる。なお、トランジスタは、絶縁表面上に形成された多結晶シリコン膜等の半導体膜や、SOI基板のシリコン膜にチャネル形成領域が形成されるトランジスタであってもよい。
メモリセルアレイ3400_1乃至メモリセルアレイ3400_n及び論理回路3004は層間絶縁層を間に介して積層され、層間絶縁層を貫通する電極や配線によって適宜電気的接続等を行うことができる。
本実施の形態に示す半導体装置では、チャネル形成領域に酸化物半導体を用いたオフ電流の極めて小さいトランジスタを適用することで、極めて長期にわたり記憶内容を保持することが可能である。つまり、リフレッシュ動作が不要となるか、又は、リフレッシュ動作の頻度を極めて低くすることが可能となるため、消費電力を十分に低減することができる。また、電力の供給がない場合(ただし、電位は固定されていることが望ましい)であっても、長期にわたって記憶内容を保持することが可能である。
また、本実施の形態に示す半導体装置では、情報の書き込みに高い電圧を必要とせず、素子の劣化の問題もない。例えば、従来の不揮発性メモリのように、フローティングゲートへの電子の注入や、フローティングゲートからの電子の引き抜きを行う必要がないため、ゲート絶縁膜の劣化といった問題が全く生じない。すなわち、開示する発明に係る半導体装置では、従来の不揮発性メモリで問題となっている書き換え可能回数に制限はなく、信頼性が飛躍的に向上する。さらに、トランジスタのオン状態、オフ状態によって、情報の書き込みが行われるため、高速な動作も容易に実現しうる。
以上のように、微細化及び高集積化を実現し、かつ高い電気的特性を付与された半導体装置、及び該半導体装置の作製方法を提供することができる。
また、本実施の形態は、実施の形態1、実施の形態2、または実施の形態3と自由に組み合わせることができる。
(実施の形態5)
本実施の形態では、半導体装置の一例として、実施の形態1または実施の形態2で示すトランジスタ415、416、417のいずれか一を少なくとも一部に用いたCPU(Central Processing Unit)について説明する。
図8(A)は、CPUの具体的な構成を示すブロック図である。図8(A)に示すCPUは、基板1190上に、ALU1191(ALU:Arithmetic logic unit、演算回路)、ALUコントローラ1192、インストラクションデコーダ1193、インタラプトコントローラ1194、タイミングコントローラ1195、レジスタ1196、レジスタコントローラ1197、バスインターフェース1198(Bus I/F)、書き換え可能なROM1199、及びROMインターフェース1189(ROM I/F)を有している。基板1190は、半導体基板、SOI基板、ガラス基板などを用いる。ROM1199及びROMインターフェース1189は、別チップに設けてもよい。もちろん、図8(A)に示すCPUは、その構成を簡略化して示した一例にすぎず、実際のCPUはその用途によって多種多様な構成を有している。
バスインターフェース1198を介してCPUに入力された命令は、インストラクションデコーダ1193に入力され、デコードされた後、ALUコントローラ1192、インタラプトコントローラ1194、レジスタコントローラ1197、タイミングコントローラ1195に入力される。
ALUコントローラ1192、インタラプトコントローラ1194、レジスタコントローラ1197、タイミングコントローラ1195は、デコードされた命令に基づき、各種制御を行なう。具体的にALUコントローラ1192は、ALU1191の動作を制御するための信号を生成する。また、インタラプトコントローラ1194は、CPUのプログラム実行中に、外部の入出力装置や、周辺回路からの割り込み要求を、その優先度やマスク状態から判断し、処理する。レジスタコントローラ1197は、レジスタ1196のアドレスを生成し、CPUの状態に応じてレジスタ1196の読み出しや書き込みを行なう。
また、タイミングコントローラ1195は、ALU1191、ALUコントローラ1192、インストラクションデコーダ1193、インタラプトコントローラ1194、及びレジスタコントローラ1197の動作のタイミングを制御する信号を生成する。例えばタイミングコントローラ1195は、基準クロック信号CLK1を元に、内部クロック信号CLK2を生成する内部クロック生成部を備えており、内部クロック信号CLK2を上記各種回路に供給する。
図8(A)に示すCPUでは、レジスタ1196に、メモリセルが設けられている。レジスタ1196のメモリセルには、上記実施の形態4に開示したメモリセルを用いることができる。
図8(A)に示すCPUにおいて、レジスタコントローラ1197は、ALU1191からの指示に従い、レジスタ1196における保持動作の選択を行う。すなわち、レジスタ1196が有するメモリセルにおいて、フリップフロップによるデータの保持を行うか、容量素子によるデータの保持を行うかを、選択する。フリップフロップによるデータの保持が選択されている場合、レジスタ1196内のメモリセルへの、電源電圧の供給が行われる。容量素子におけるデータの保持が選択されている場合、容量素子へのデータの書き換えが行われ、レジスタ1196内のメモリセルへの電源電圧の供給を停止することができる。
電源停止に関しては、図8(B)または図8(C)に示すように、メモリセル群と、電源電位VDDまたは電源電位VSSの与えられているノード間に、スイッチング素子を設けることにより行うことができる。以下に図8(B)及び図8(C)の回路の説明を行う。
図8(B)及び図8(C)では、メモリセルへの電源電位の供給を制御するスイッチング素子に、実施の形態1または実施の形態2で示すトランジスタ415、416、417のいずれか一を含む記憶回路の構成の一例を示す。
図8(B)に示す記憶装置は、スイッチング素子1141と、メモリセル1142を複数有するメモリセル群1143とを有している。具体的に、各メモリセル1142には、実施の形態3に記載されているメモリセルを用いることができる。メモリセル群1143が有する各メモリセル1142には、スイッチング素子1141を介して、ハイレベルの電源電位VDDが供給されている。さらに、メモリセル群1143が有する各メモリセル1142には、信号INの電位と、ローレベルの電源電位VSSの電位が与えられている。
図8(B)では、スイッチング素子1141として、実施の形態1または実施の形態2で示すトランジスタ415、416、417のいずれか一を用いており、該トランジスタは、そのゲート電極層に与えられる信号SigAによりスイッチングが制御される。
なお、図8(B)では、スイッチング素子1141がトランジスタを一つだけ有する構成を示しているが、特に限定されず、トランジスタを複数有していてもよい。スイッチング素子1141が、スイッチング素子として機能するトランジスタを複数有している場合、上記複数のトランジスタは並列に接続されていてもよいし、直列に接続されていてもよいし、直列と並列が組み合わされて接続されていてもよい。
また、図8(B)では、スイッチング素子1141により、メモリセル群1143が有する各メモリセル1142への、ハイレベルの電源電位VDDの供給が制御されているが、スイッチング素子1141により、ローレベルの電源電位VSSの供給が制御されていてもよい。
また、図8(C)には、メモリセル群1143が有する各メモリセル1142に、スイッチング素子1141を介して、ローレベルの電源電位VSSが供給されている、記憶装置の一例を示す。スイッチング素子1141により、メモリセル群1143が有する各メモリセル1142への、ローレベルの電源電位VSSの供給を制御することができる。
メモリセル群と、電源電位VDDまたは電源電位VSSの与えられているノード間に、スイッチング素子を設け、一時的にCPUの動作を停止し、電源電圧の供給を停止した場合においてもデータを保持することが可能であり、消費電力の低減を行うことができる。具体的には、例えば、パーソナルコンピュータのユーザーが、キーボードなどの入力装置への情報の入力を停止している間でも、CPUの動作を停止することができ、それにより消費電力を低減することができる。
ここでは、CPUを例に挙げて説明したが、DSP(Digital Signal Processor)、カスタムLSI、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のLSIにも応用可能である。
以上、本実施の形態に示す構成、方法などは、他の実施の形態に示す構成、方法などと適宜組み合わせて用いることができる。
(実施の形態6)
本明細書に開示する半導体装置は、さまざまな電子機器(遊技機も含む)に適用することができる。電子機器としては、テレビ、モニタ等の表示装置、照明装置、デスクトップ型或いはノート型のパーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ、DVD(Digital Versatile Disc)などの記録媒体に記憶された静止画又は動画を再生する画像再生装置、ポータブルCDプレーヤ、ラジオ、テープレコーダ、ヘッドホンステレオ、ステレオ、コードレス電話子機、トランシーバ、携帯無線機、携帯電話、自動車電話、携帯型ゲーム機、電卓、携帯情報端末、電子手帳、電子書籍、電子翻訳機、音声入力機器、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、電気シェーバ、電子レンジ等の高周波加熱装置、電気炊飯器、電気洗濯機、電気掃除機、エアコンディショナーなどの空調設備、食器洗い器、食器乾燥器、衣類乾燥器、布団乾燥器、電気冷蔵庫、電気冷凍庫、電気冷凍冷蔵庫、DNA保存用冷凍庫、煙感知器、放射線測定器、透析装置等の医療機器、などが挙げられる。さらに、誘導灯、信号機、ベルトコンベア、エレベータ、エスカレータ、産業用ロボット、電力貯蔵システム等の産業機器も挙げられる。また、石油を用いたエンジンや、非水系二次電池からの電力を用いて電動機により推進する移動体なども、電子機器の範疇に含まれるものとする。上記移動体として、例えば、電気自動車(EV)、内燃機関と電動機を併せ持ったハイブリッド車(HEV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)、これらのタイヤ車輪を無限軌道に変えた装軌車両、電動アシスト自転車を含む原動機付自転車、自動二輪車、電動車椅子、ゴルフ用カート、小型又は大型船舶、潜水艦、ヘリコプター、航空機、ロケット、人工衛星、宇宙探査機や惑星探査機、宇宙船が挙げられる。これらの電子機器の具体例を図9、及び図10に示す。
図9(A)及び図9(B)は2つ折り可能なタブレット型端末である。図9(A)は、開いた状態であり、タブレット型端末は、筐体9630、表示部9631a、表示部9631b、表示モード切り替えスイッチ9034、電源スイッチ9035、省電力モード切り替えスイッチ9036、留め具9033、操作スイッチ9038、を有する。
図9(A)及び図9(B)に示すような携帯機器においては、画像データの一時記憶などにメモリとしてSRAMまたはDRAMが使用されている。例えば、実施の形態4に説明した半導体装置をメモリとして使用することができる。先の実施の形態で説明した半導体装置をメモリに採用することによって、情報の書き込みおよび読み出しが高速で、長期間の記憶保持が可能で、且つ消費電力が十分に低減することができる。また、図9(A)及び図9(B)に示すような携帯機器においては、画像処理や演算処理を行うCPUが使用されている。そのCPUに実施の形態5に示したCPUを用いることが可能であり、用いた場合、携帯機器の消費電力を低減することができる。
また、表示部9631aは、一部をタッチパネルの領域9632aとすることができ、表示された操作キー9638にふれることでデータ入力をすることができる。なお、表示部9631aにおいては、一例として半分の領域が表示のみの機能を有する構成、もう半分の領域がタッチパネルの機能を有する構成を示しているが該構成に限定されない。表示部9631aの全ての領域がタッチパネルの機能を有する構成としても良い。例えば、表示部9631aの全面をキーボードボタン表示させてタッチパネルとし、表示部9631bを表示画面として用いることができる。
また、表示部9631bにおいても表示部9631aと同様に、表示部9631bの一部をタッチパネルの領域9632bとすることができる。また、タッチパネルのキーボード表示切り替えボタン9639が表示されている位置に指やスタイラスなどでふれることで表示部9631bにキーボードボタン表示することができる。
また、タッチパネルの領域9632aとタッチパネルの領域9632bに対して同時にタッチ入力することもできる。
また、表示モード切り替えスイッチ9034は、縦表示又は横表示などの表示の向きを切り替え、白黒表示やカラー表示の切り替えなどを選択できる。省電力モード切り替えスイッチ9036は、タブレット型端末に内蔵している光センサで検出される使用時の外光の光量に応じて表示の輝度を最適なものとすることができる。タブレット型端末は光センサだけでなく、ジャイロ、加速度センサ等の傾きを検出するセンサなどの他の検出装置を内蔵させてもよい。
また、図9(A)では表示部9631bと表示部9631aの表示面積が同じ例を示しているが特に限定されず、一方のサイズともう一方のサイズが異なっていてもよく、表示の品質も異なっていてもよい。例えば一方が他方よりも高精細な表示を行える表示パネルとしてもよい。
図9(B)は、閉じた状態であり、タブレット型端末は、筐体9630、太陽電池9633、充放電制御回路9634、バッテリー9635、DCDCコンバータ9636を有する。なお、図9(B)では充放電制御回路9634の一例としてバッテリー9635、DCDCコンバータ9636を有する構成について示している。
なお、タブレット型端末は2つ折り可能なため、未使用時に筐体9630を閉じた状態にすることができる。従って、表示部9631a、表示部9631bを保護できるため、耐久性に優れ、長期使用の観点からも信頼性の優れたタブレット型端末を提供できる。
また、この他にも図9(A)及び図9(B)に示したタブレット型端末は、様々な情報(静止画、動画、テキスト画像など)を表示する機能、カレンダー、日付又は時刻などを表示部に表示する機能、表示部に表示した情報をタッチ入力操作又は編集するタッチ入力機能、様々なソフトウェア(プログラム)によって処理を制御する機能、等を有することができる。
タブレット型端末の表面に装着された太陽電池9633によって、電力をタッチパネル、表示部、又は映像信号処理部等に供給することができる。なお、太陽電池9633は、筐体9630の片面又は両面に設けることができ、バッテリー9635の充電を効率的に行う構成とすることができるため好適である。なおバッテリー9635としては、リチウムイオン電池を用いると、小型化を図れる等の利点がある。
また、図9(B)に示す充放電制御回路9634の構成、及び動作について図9(C)にブロック図を示し説明する。図9(C)には、太陽電池9633、バッテリー9635、DCDCコンバータ9636、コンバータ9637、スイッチSW1乃至SW3、表示部9631について示しており、バッテリー9635、DCDCコンバータ9636、コンバータ9637、スイッチSW1乃至SW3が、図9(B)に示す充放電制御回路9634に対応する箇所となる。
まず外光により太陽電池9633により発電がされる場合の動作の例について説明する。太陽電池9633で発電した電力は、バッテリー9635を充電するための電圧となるようDCDCコンバータ9636で昇圧又は降圧がなされる。そして、表示部9631の動作に太陽電池9633からの電力が用いられる際にはスイッチSW1をオンにし、コンバータ9637で表示部9631に必要な電圧に昇圧又は降圧をすることとなる。また、表示部9631での表示を行わない際には、SW1をオフにし、SW2をオンにしてバッテリー9635の充電を行う構成とすればよい。
なお太陽電池9633については、発電手段の一例として示したが、特に限定されず、圧電素子(ピエゾ素子)や熱電変換素子(ペルティエ素子)などの他の発電手段によるバッテリー9635の充電を行う構成であってもよい。例えば、無線(非接触)で電力を送受信して充電する無接点電力伝送モジュールや、また他の充電手段を組み合わせて行う構成としてもよい。
図10(A)において、テレビジョン装置8000は、筐体8001に表示部8002が組み込まれており、表示部8002により映像を表示し、スピーカ部8003から音声を出力することが可能である。
表示部8002は、液晶表示装置、有機EL素子などの発光素子を各画素に備えた発光装置、電気泳動表示装置、DMD(Digital Micromirror Device)、PDP(Plasma Display Panel)などの、半導体表示装置を用いることができる。
テレビジョン装置8000は、受信機やモデムなどを備えていてもよい。テレビジョン装置8000は、受信機により一般のテレビ放送の受信を行うことができ、さらにモデムを介して有線又は無線による通信ネットワークに接続することにより、一方向(送信者から受信者)又は双方向(送信者と受信者間、あるいは受信者間同士など)の情報通信を行うことも可能である。
また、テレビジョン装置8000は、情報通信を行うためのCPUや、メモリを備えていてもよい。テレビジョン装置8000は、実施の形態4に示すメモリや、実施の形態5に示したCPUを用いることが可能である。
図10(A)において、室内機8200及び室外機8204を有するエアコンディショナーは、実施の形態5のCPUを用いた電子機器の一例である。具体的に、室内機8200は、筐体8201、送風口8202、CPU8203等を有する。図10(A)において、CPU8203が、室内機8200に設けられている場合を例示しているが、CPU8203は室外機8204に設けられていてもよい。或いは、室内機8200と室外機8204の両方に、CPU8203が設けられていてもよい。実施の形態5に示したCPUをエアコンディショナーのCPUに用いることによって省電力化が図れる。
図10(A)において、電気冷凍冷蔵庫8300は、酸化物半導体を用いたCPUを備える電子機器の一例である。具体的に、電気冷凍冷蔵庫8300は、筐体8301、冷蔵室用扉8302、冷凍室用扉8303、CPU8304等を有する。図10(A)では、CPU8304が、筐体8301の内部に設けられている。実施の形態5に示したCPUを電気冷凍冷蔵庫8300のCPU8304に用いることによって省電力化が図れる。
図10(B)において、電気機器の一例である電気自動車の例を示す。電気自動車9700には、二次電池9701が搭載されている(図10(C))。二次電池9701の電力は、制御回路9702により出力が調整されて、駆動装置9703に供給される。制御回路9702は、図示しないROM、RAM、CPU等を有する処理装置9704によって制御される。実施の形態5に示したCPUを電気自動車9700のCPUに用いることによって省電力化が図れる。
駆動装置9703は、直流電動機若しくは交流電動機単体、又は電動機と内燃機関と、を組み合わせて構成される。処理装置9704は、電気自動車9700の運転者の操作情報(加速、減速、停止など)や走行時の情報(上り坂や下り坂等の情報、駆動輪にかかる負荷情報など)の入力情報に基づき、制御回路9702に制御信号を出力する。制御回路9702は、処理装置9704の制御信号により、二次電池9701から供給される電気エネルギーを調整して駆動装置9703の出力を制御する。交流電動機を搭載している場合は、図示していないが、直流を交流に変換するインバータも内蔵される。
本実施の形態は、他の実施の形態と適宜組み合わせて実施することが可能である。
160:トランジスタ
162:トランジスタ
164:容量素子
400:基板
401:ゲート電極層
402:絶縁膜
403:酸化物半導体膜の積層
403a:第1の酸化物半導体膜
403b:第2の酸化物半導体膜
403c:第3の酸化物半導体膜
415 トランジスタ
416 トランジスタ
417 トランジスタ
433 絶縁膜
434 配線層
435 酸化物絶縁膜
436 配線層
437 絶縁膜
438 電極層
439 層間絶縁膜
442 導電層
445a:電極層
445b:電極層
485 層間絶縁膜
486 バリア金属膜
487 低抵抗導電層
488 バリア金属膜
491 導電層
610 トランジスタ
647 配線層
657 配線層
658 配線層
684 絶縁膜
686 絶縁膜
687 絶縁膜
690 容量素子
692 配線層
693 容量電極層
700 基板
740 トランジスタ
741 ゲート電極層
742 ゲート絶縁膜
743 チャネル形成領域
744 n型不純物領域
745 n型不純物領域
746 側壁絶縁層
748 配線層
750 トランジスタ
751 ゲート電極層
752 ゲート絶縁膜
753 チャネル形成領域
754 p型不純物領域
755 p型不純物領域
756 側壁絶縁層
760 回路
788 絶縁膜
789 素子分離領域
800 基板
801 トランジスタ
802 トランジスタ
803 トランジスタ
804 トランジスタ
811 トランジスタ
812 トランジスタ
813 トランジスタ
814 トランジスタ
825 電極層
826 絶縁膜
830 絶縁膜
831 配線層
832 配線層
833 絶縁膜
834 配線層
835 配線層
842 電極層
1141 スイッチング素子
1142 メモリセル
1143 メモリセル群
1189 ROMインターフェース
1190 基板
1191 ALU
1192 ALUコントローラ
1193 インストラクションデコーダ
1194 インタラプトコントローラ
1195 タイミングコントローラ
1196 レジスタ
1197 レジスタコントローラ
1198 バスインターフェース
1199 ROM
3004 論理回路
3170a メモリセル
3170b メモリセル
3400 メモリセルアレイ
8000 テレビジョン装置
8001 筐体
8002 表示部
8003 スピーカ部
8200 室内機
8201 筐体
8202 送風口
8203 CPU
8204 室外機
8300 電気冷凍冷蔵庫
8301 筐体
8302 冷蔵室用扉
8303 冷凍室用扉
8304 CPU
9033 留め具
9034 スイッチ
9035 電源スイッチ
9036 スイッチ
9038 操作スイッチ
9630 筐体
9631 表示部
9631a 表示部
9631b 表示部
9632a 領域
9632b 領域
9633 太陽電池
9634 充放電制御回路
9635 バッテリー
9636 DCDCコンバータ
9637 コンバータ
9638 操作キー
9639 ボタン
9700 電気自動車
9701 二次電池
9702 制御回路
9703 駆動装置
9704 処理装置

Claims (2)

  1. 第2の絶縁層と、
    前記第2の絶縁層上に第1の導電層と、
    前記第2の絶縁層上に第3の絶縁層と、
    前記第1の導電層上に第1の絶縁層と、
    前記第1の絶縁層上に第1の酸化物半導体層と、
    前記第1の酸化物半導体層上に第2の酸化物半導体層と、
    前記第2の酸化物半導体層上に第3の酸化物半導体層と、
    を有し、
    前記第1の酸化物半導体層、前記第2の酸化物半導体層、及び前記第3の酸化物半導体層は少なくともインジウムとガリウムとを含み、
    前記第2の酸化物半導体層に含まれるガリウムに対するインジウムの組成は、前記第1の酸化物半導体層に含まれるガリウムに対するインジウムの組成より高く、
    前記第2の酸化物半導体層に含まれるガリウムに対するインジウムの組成は、前記第3の酸化物半導体層に含まれるガリウムに対するインジウムの組成より高く、
    前記第2の酸化物半導体層の膜厚は、前記第1の酸化物半導体層の膜厚より大きく、
    前記第2の酸化物半導体層の膜厚は、前記第3の酸化物半導体層の膜厚より大きく、
    前記第3の絶縁層は、前記第1の酸化物半導体層と重なる第1の領域と、前記第1の酸化物半導体層と重ならない第2の領域と、を有し、
    前記第2の領域の膜厚は、前記第1の領域の膜厚より小さいことを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1において、
    前記第1の絶縁層の側面は、前記第1の酸化物半導体層の側面とそろうように設けられていることを特徴とする半導体装置。
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