JP5827192B2 - 脂肪組成物 - Google Patents
脂肪組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5827192B2 JP5827192B2 JP2012186802A JP2012186802A JP5827192B2 JP 5827192 B2 JP5827192 B2 JP 5827192B2 JP 2012186802 A JP2012186802 A JP 2012186802A JP 2012186802 A JP2012186802 A JP 2012186802A JP 5827192 B2 JP5827192 B2 JP 5827192B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- fat
- fat composition
- content
- triglycerides
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23D—EDIBLE OILS OR FATS, e.g. MARGARINES, SHORTENINGS, COOKING OILS
- A23D9/00—Other edible oils or fats, e.g. shortenings, cooking oils
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11C—FATTY ACIDS FROM FATS, OILS OR WAXES; CANDLES; FATS, OILS OR FATTY ACIDS BY CHEMICAL MODIFICATION OF FATS, OILS, OR FATTY ACIDS OBTAINED THEREFROM
- C11C3/00—Fats, oils, or fatty acids by chemical modification of fats, oils, or fatty acids obtained therefrom
- C11C3/04—Fats, oils, or fatty acids by chemical modification of fats, oils, or fatty acids obtained therefrom by esterification of fats or fatty oils
- C11C3/10—Ester interchange
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
- Edible Oils And Fats (AREA)
- Confectionery (AREA)
- Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
Description
1.スリップ融点(slip melting point)<36℃、及び25℃での固体脂肪含有量>25%
2.飽和脂肪酸の全含有量:40〜75%、好ましくは45〜70%
3.アラキン酸及びベヘン酸の全含有量:3〜40%、好ましくは5〜35%、並びにパルミチン酸及びステアリン酸の全含有量:25〜60%、好ましくは25〜50%
4.構成成分である脂肪酸の全炭素原子数で測定した、C56〜C60のトリグリセリド組成物を有するトリグリセリドの全含有量:最小9%、好ましくは最小15%
5.S2Uタイプのトリグリセリドの全含有量:最小25%、好ましくは最小35%であり、S=飽和脂肪酸及びU=不飽和脂肪酸である。
i)脂肪組成物中の脂肪酸残基最小1重量%がC18−トランス不飽和脂肪酸残基である、又は
ii)脂肪組成物がS3タイプのトリグリセリドを最小1重量%含有する、又は
iii)脂肪組成物がソルビタンステアレートを最小1重量%含有する
の少なくとも1つに適合する、本発明の脂肪組成物によって、これらの諸目的が達成されることを見出した。
SFCがIUPAC 2.150aによって決定され、高融点脂肪成分が、ソルビタントリステアレート、S3タイプのトリグリセリド、並びにS2E及びSE2タイプのトリグリセリド(但し、S=飽和脂肪酸及びE=C18−トランス不飽和脂肪酸)からなる群から選択され、全脂肪組成物がC18−トランス不飽和脂肪酸残基を最大15重量%、S3タイプのトリグリセリドを最大15重量%、及びソルビタントリステアレートを最大5重量%含み、但し、以下の条件
i)脂肪組成物中の脂肪酸残基最小1重量%がC18−トランス不飽和脂肪酸残基である、又は
ii)脂肪組成物がS3タイプのトリグリセリドを最小1重量%含有する、又は
iii)脂肪組成物がソルビタントリステアレートを最小1重量%含有する
の少なくとも1つに適合する脂肪組成物によって達成される。
(a)植物脂肪ベースで、C18−トランス不飽和脂肪酸残基を含む出発トリグリセリド混合物をエステル交換し、エステル交換した混合物を分画して、構成脂肪酸がパルミチン酸、ステアリン酸、及びアラキン酸残基40〜70重量%と、1〜15重量%がC18−トランス不飽和脂肪酸残基であるオレイン酸、リノール酸、リノレン酸、及びC18−トランス不飽和脂肪酸残基25〜60重量%と、最大3重量%がベヘン酸残基である他の脂肪酸残基0〜5重量%とから構成され、S2Uタイプのトリグリセリドの全含有量が35〜90%、好ましくは45〜85%、最も好ましくは55〜80重量%であり、SSU/SUSタイプのトリグリセリドの比が>1、好ましくは>1.5であり、S3タイプのトリグリセリドの全含有量が最大15重量%である(S=飽和脂肪酸及びU=不飽和脂肪酸)トリグリセリド混合物を得、場合によって、その後全脂肪組成物に対してソルビタントリステアレートを最大5重量%添加するステップ、或いは
(b)植物脂肪ベースの出発トリグリセリド混合物をエステル交換し、エステル交換した混合物を分画し、場合によって、その後又はそれに続いて水素化して、構成脂肪酸がパルミチン酸、ステアリン酸、及びアラキン酸残基40〜70重量%と、最大15重量%がC18−トランス不飽和脂肪酸残基であるオレイン酸、リノール酸、リノレン酸、及びC18−トランス不飽和脂肪酸残基25〜60重量%と、最大3重量%がベヘン酸残基である他の脂肪酸残基0〜5重量%とから構成され、S2Uタイプのトリグリセリドの全含有量が35〜90%、好ましくは45〜85%、最も好ましくは55〜80重量%であり、SSU/SUSタイプのトリグリセリドの比が>1、好ましくは>1.5であり、S3タイプのトリグリセリドの全含有量が最大15重量%である(S=飽和脂肪酸及びU=不飽和脂肪酸)トリグリセリド混合物を得、場合によって、その後全脂肪組成物に対してソルビタントリステアレートを最大5重量%添加するステップ、或いは
(c)植物脂肪ベースの出発トリグリセリド混合物をエステル交換し、エステル交換した混合物を分画し、場合によって、その後又は次いでS3、S2E、及びSE2タイプのトリグリセリド(S=飽和脂肪酸及びE=C18−トランス不飽和脂肪酸)からなる群から選択される高融点脂肪成分を添加して、構成脂肪酸がパルミチン酸、ステアリン酸、及びアラキン酸残基40〜70重量%と、最大15重量%がC18−トランス不飽和脂肪酸残基であるオレイン酸、リノール酸、リノレン酸、及びC18−トランス不飽和脂肪酸残基25〜60重量%と、最大3%がベヘン酸残基である他の脂肪酸残基0〜5重量%とから構成され、S2Uタイプのトリグリセリドの全含有量が35〜90重量%、好ましくは45〜85重量%、最も好ましくは55〜80重量%であり、SSU/SUSタイプのトリグリセリドの比が>1、好ましくは>1.5であり、S3タイプのトリグリセリドの全含有量が最大15重量%である(S=飽和脂肪酸及びU=不飽和脂肪酸)トリグリセリド混合物を得、場合によって、その後全脂肪組成物に対してソルビタントリステアレートを最大5重量%添加するステップ
を含む方法によって調製することができる。
S2Uタイプのトリグリセリドとして高度に対称である参照油(PMF)は、20℃でのSFCと35℃でのSFCにおいておよそ同じ増加を示し、即ちΔSFC20℃/ΔSFC35℃比がおよそ1である。
(a)植物脂肪ベースの出発トリグリセリド混合物をある量のC18−トランス不飽和脂肪酸残基を用いてエステル交換し、エステル交換した混合物を分画してパルミチン酸、ステアリン酸、及びアラキン酸残基40〜70重量%と、1〜15重量%がC18−トランス不飽和脂肪酸残基であるオレイン酸、リノール酸、リノレン酸、及びC18−トランス不飽和脂肪酸残基25〜60重量%と、最大3重量%がベヘン酸残基である他の脂肪酸残基0〜5重量%と(但し、S2Uタイプのトリグリセリドの全含有量が35〜90%、好ましくは45〜85%、最も好ましくは55〜80重量%であり、SSU/SUSタイプのトリグリセリドの比が>1、好ましくは>1.5であり、S3タイプのトリグリセリドの全含有量が最大15重量%であり、S=飽和脂肪酸及びU=不飽和脂肪酸)から構成される、構成成分としての脂肪酸であるトリグリセリド混合物を得、その後場合によって、全脂肪組成物に対してソルビタントリステアレートを最大5重量%添加するステップ、或いは
(b)植物脂肪ベースの出発トリグリセリド混合物をエステル交換し、エステル交換した混合物を分画し、場合によって、その後又は次いで水素化して、パルミチン酸、ステアリン酸、及びアラキン酸残基40〜70重量%と、最大15重量%がC18−トランス不飽和脂肪酸残基であるオレイン酸、リノール酸、リノレン酸、及びC18−トランス不飽和脂肪酸残基25〜60重量%と、最大3重量%がベヘン酸残基である他の脂肪酸残基0〜5重量%と(但し、S2Uタイプのトリグリセリドの全含有量が35〜90%、好ましくは45〜85%、最も好ましくは55〜80重量%であり、SSU/SUSタイプのトリグリセリドの比が>1、好ましくは>1.5であり、S3タイプのトリグリセリドの全含有量が最大15重量%であり、S=飽和脂肪酸及びU=不飽和脂肪酸)から構成される、構成成分としての脂肪酸であるトリグリセリド混合物を得、その後場合によって、全脂肪組成物に対してソルビタントリステアレートを最大5重量%添加するステップ、或いは
(c)植物脂肪ベースの出発トリグリセリド混合物をエステル交換し、エステル交換した混合物を分画し、場合によって、その後又はそれに続いてS3、S2E、及びSE2タイプのトリグリセリド(但し、S=飽和脂肪酸及びE=C18−トランス不飽和脂肪酸)からなる群から選択される高融点脂肪成分を添加して、パルミチン酸、ステアリン酸、及びアラキン酸残基40〜70重量%と、最大15重量%がC18−トランス不飽和脂肪酸残基であるオレイン酸、リノール酸、リノレン酸、及びC18−トランス不飽和脂肪酸残基25〜60重量%と、最大3%がベヘン酸残基である他の脂肪酸残基0〜5重量%と(但し、S2Uタイプのトリグリセリドの全含有量が35〜90重量%、好ましくは45〜85重量%、最も好ましくは55〜80重量%であり、SSU/SUSタイプのトリグリセリドの比が>1、好ましくは>1.5であり、S3タイプのトリグリセリドの全含有量が最大15重量%であり、S=飽和脂肪酸及びU=不飽和脂肪酸)から構成される、構成成分としての脂肪酸であるトリグリセリド混合物を得、その後場合によって、全脂肪組成物に対してソルビタントリステアレートを最大5重量%添加するステップ
により、植物脂肪ベースの出発トリグリセリド混合物から得ることができることを見出した。
高融点脂肪成分を添加した出発油
以下の植物油混合物をエステル交換して、脂肪酸部分を完全にランダム化した。
完全に水素化した、低エルカ酸菜種油 22.2%
パームステアリン(ヨウ素価、IV=35) 69.1%
パームオレイン(ヨウ素価、IV=56) 8.7%
トリグリセリド:
S2U=69.5%
U3=3.5%
S3<2%
残りはSU2タイプのトリグリセリド
脂肪酸:
飽和=55%
一不飽和=37%
二不飽和=8%
製品1.1=出発油+ソルビタントリステアレート2%
製品1.2=St3約100%(S=ステアリン酸約95%及びパルミチン酸5%)を含有する、出発油+完全に水素化した低エルカ酸菜種油(FH−LEAR)5%
製品1.3=P3(トリパルミチン)40%を含有する、出発油+パーム油最高融点画分(IV=12)5%
製品1.4=主としてS2E及びSE2からなる、出発油+10%トランス水素化大豆油
参照出発油=パーム油中融点画分(IV=45)
本発明の部分ではない参照製品=40%P3(トリパルミチン)を含有する、パーム油中融点画分(IV=45)+5%パーム油上層画分(IV=12)
様々な量の高融点脂肪成分を添加した出発油及び参照油
S2U含有量73%の出発油を、実施例1に記載のように調製した。この出発油に、様々な量の完全に水素化した低エルカ酸菜種油(FH−LEAR)を添加した。
高融点脂肪成分を添加した異なるSSU/SUS比を有する出発油
以下の植物油混合物をエステル交換して、脂肪酸部分を完全にランダム化した。
完全に水素化した低エルカ酸菜種油 21.5%
パームステアリン(ヨウ素価、IV=35) 73.8%
完全に水素化したパームステアリン 4.7%
トリグリセリド:
S2U=70.0%
U3=3.5%
S3<1%
残りはSU2タイプのトリグリセリド
脂肪酸:
飽和=58%
一不飽和=35%
二不飽和=7%
in situ形成される高融点脂肪成分を有する出発油
前の実施例は、方法(c)に従う本発明の製品の調製を示すものである。
S2Uタイプのトリグリセリド全含有量=70%
SSU/SUSタイプのトリグリセリド比=2
S3タイプのトリグリセリド全含有量<2%
エステル交換前に存在する高融点脂肪成分を有する出発油
この実施例は、方法(a)に従う本発明の製品の調製を示すものである。
トランス水素化パームステアリン(IV=18、TFA=9%) 30%
完全に水素化した低エルカ酸菜種油 15%
パーム油中融点画分(IV=45) 5%
トランス水素化パーム油(IV=39、TFA=17%) 50%
トリグリセリド:
S2U=58%
U3=6%
S3<2%
残りはSU2タイプのトリグリセリド
本発明の脂肪組成物の製菓品における使用
本発明の製品を、市場で入手できる3種類のカカオ脂代替物(CBR)と比較して試験した。
実施例4に従って調製される、TFA含有量11.8%の本発明の製品
「Cebao 44−38」(Aarhus United)、TFA55%を含有するCBR
「Akopol LT 15」(Karlshamns)、TFA13%を含有するCBR
「Melano LT 130G」(Fuji)、TFA7%を含有するCBR
であった。
複合物をNielsen Baby Flexエンローバーに移し、40℃で3×3cmに引き延ばしたケーキ(spun−cake)片をコーティングするために使用し、続いてBlume&Coの3段階冷却トンネル中で冷却した。温度設定は第1区間で6℃とし、第2区間で5℃とし、最終区間で14℃とした。費やした全冷却時間は3、6、9、12、15、及び18分であった。
複合物を40℃で100gの成形型の中に移し、続いてBlume&Coの3段階冷却トンネル中で冷却した。温度設定は第1区間で6℃とし、第2区間で5℃とし、最終区間で14℃とした。費やした全冷却時間は30分であった。各バーを冷却期間直後に評価した。冷却期間後にバーが成形型から離型しない場合には、冷却サイクルを繰り返した。
(1)構成脂肪酸が
a)パルミチン酸、ステアリン酸、及びアラキン酸残基40〜70重量%と、
b)最大15重量%がC18−トランス不飽和脂肪酸残基であるオレイン酸、リノール酸、リノレン酸、及びC18−トランス不飽和脂肪酸残基25〜60重量%と、
c)最大3重量%がベヘン酸残基である他の脂肪酸残基0〜5重量%とから構成され、
S 2 Uタイプのトリグリセリドの全含有量が35〜90重量%であり、SSU/SUSタイプのトリグリセリドの比が>1かつ≦2であり、S 3 タイプのトリグリセリドの全含有量が最大15重量%である(S=飽和脂肪酸及びU=不飽和脂肪酸)トリグリセリド混合物を含み、
i)C18−トランス不飽和脂肪酸残基を含む1つ又は複数のトリグリセリド
ii)S 3 タイプのトリグリセリド又は
iii)ソルビタントリステアレート
からなる群から選択される1つ又は複数の高融点脂肪成分を最小1重量%含有する脂肪組成物であって、該脂肪組成物は、前記高融点脂肪成分を含まない対応する組成物と比較して、35℃での固体脂肪含有量(SFC)の増加の2倍より大きい20℃でのSFCの増加を示し、即ちΔSFC 20℃ /ΔSFC 35℃ 比が最小2であり、
SFCがIUPAC 2.150aによって決定される、上記脂肪組成物。
(2)全脂肪組成物の重量に対してソルビタントリステアレートを最大5重量%まで含む、(1)に記載の脂肪組成物。
(3)SSU/SUSタイプのトリグリセリドの比が>1.5である、(1)又は(2)に記載の脂肪組成物。
(4)S 2 Uタイプのトリグリセリドの全含有量が、45〜85重量%である、(1)−(3)のいずれかに記載の脂肪組成物。
(5)S 2 Uタイプのトリグリセリドの全含有量が、55〜80重量%である、(4)記載の脂肪組成物。
(6)C18−トランス不飽和脂肪酸残基の割合が、1〜12重量%である、(1)から(5)までのいずれかに記載の脂肪組成物。
(7)C18−トランス不飽和脂肪酸残基の割合が、2〜12重量%である、(1)から(6)までのいずれかに記載の脂肪組成物。
(8)S 3 タイプのトリグリセリドの全含有量が、1〜12重量%である、(1)から(7)までのいずれかに記載の脂肪組成物。
(9)S 3 タイプのトリグリセリドの全含有量が、2〜8重量%である、(1)から(8)までのいずれかに記載の脂肪組成物。
(10)ソルビタントリステアレートの含有量が、0.5〜3.5重量%である、(1)から(9)までのいずれかに記載の脂肪組成物。
(11)ソルビタントリステアレートの含有量が、1〜2重量%である、(1)から(10)までのいずれかに記載の脂肪組成物。
(12)20℃での固体脂肪含有量(SFC)と35℃での固体脂肪含有量(SFC)との間の差が、少なくとも35%であり、SFCがIUPAC 2.150aによって決定される、(1)から(11)までのいずれかに記載の脂肪組成物。
(13)20℃での固体脂肪含有量(SFC)と35℃での固体脂肪含有量(SFC)との間の差が、少なくとも40%であり、SFCがIUPAC 2.150aによって決定される、(1)から(12)までのいずれかに記載の脂肪組成物。
(14)20℃での固体脂肪含有量(SFC)と35℃での固体脂肪含有量(SFC)との間の差が、少なくとも45%であり、SFCがIUPAC 2.150aによって決定される、(1)から(13)までのいずれかに記載の脂肪組成物。
(15)植物油ベースの非テンパリング脂肪である、(1)から(14)までのいずれかに記載の脂肪組成物。
(16)さらに、乳化剤、酸化防止剤、香味剤、及び着色剤などの食品用添加物を含有する、(1)から(15)までのいずれかに記載の脂肪組成物。
(17)(a)植物脂肪ベースで、C18−トランス不飽和脂肪酸残基を含む、出発トリグリセリド混合物をエステル交換し、エステル交換した混合物を分画して、前記トリグリセリド混合物を得るステップ、或いは
(b)植物脂肪ベースの出発トリグリセリド混合物をエステル交換し、エステル交換した混合物を分画し、続いて水素添加を行って、前記トリグリセリド混合物を得るステップ、或いは
(c)植物脂肪ベースの出発トリグリセリド混合物をエステル交換し、エステル交換した混合物を分画し、その後又は次いでS 3 、S 2 E、及びSE 2 タイプのトリグリセリド(S=飽和脂肪酸及びE=C18−トランス不飽和脂肪酸)からなる群から選択される高融点脂肪成分を添加して、前記トリグリセリド混合物を得るステップ
を含む、(1)から(16)までのいずれかに記載の脂肪組成物を調製する方法。
(18)前記エステル交換及び分画後に全脂肪組成物の重量に対してソルビタントリステアレートを最大5重量%まで含む、(17)に記載の方法。
(19)C18−トランス不飽和脂肪酸残基が、最終脂肪組成物中に1〜12重量%の割合のC18−トランス不飽和脂肪酸残基が得られるような量で、方法(a)では存在し、方法(b)では形成され、又は方法(c)ではS 2 E及びSE 2 タイプのトリグリセリドとして添加される、(18)に記載の方法。
(20)S 3 タイプのトリグリセリドが、最終脂肪組成物中に1〜12重量%のS 3 タイプのトリグリセリド含有量が得られるような量で分画物中に残され、又は添加される、(17)から(19)までのいずれかに記載の方法。
(21)2〜8重量%のS 3 タイプのトリグリセリド含有量が最終脂肪組成物中に得られる、(20)に記載の方法。
(22)ソルビタントリステアレートが、最終脂肪組成物中に0.5〜3.5重量%のソルビタントリステアレート含有量が得られるような量で添加される、(17)から(21)までのいずれかに記載の方法。
(23)(1)から(16)までのいずれかに記載の脂肪組成物の、ヒト及び他の哺乳動物用の食品に組み込まれるべき油及び脂肪の成分としての使用。
(24)(1)から(16)までのいずれかに記載の脂肪組成物の、製菓、焼き菓子、及び乳製品フィリングの材料としての、5〜60重量%の濃度での使用。
(25)(1)から(16)までのいずれかに記載の脂肪組成物の、製菓、焼き菓子、及び乳製品フィリングの材料としての、10〜50重量%の濃度での使用。
(26)(1)から(16)までのいずれかに記載の脂肪組成物の、製菓用コーティング複合物の材料としての、1〜55重量%の濃度での使用。
(27)(1)から(16)までのいずれかに記載の脂肪組成物の、製菓用コーティング複合物の材料としての、1〜40重量%の濃度での使用。
(28)(1)から(16)までのいずれかに記載の脂肪組成物の、チョコレート及びチョコレート類似製品の材料としての、5〜50重量%の濃度での使用。
(29)(1)から(16)までのいずれかに記載の脂肪組成物の、化粧品、医療用医薬品、又は一般用医薬品(OTC)の成分としての使用。
(30)油又は脂肪98〜5重量%及び(1)から(16)までのいずれかに記載の脂肪組成物2〜95重量%を含む、製菓への適用のための脂肪組成物。
Claims (23)
- 構成脂肪酸が
a)パルミチン酸、ステアリン酸、及びアラキン酸残基40〜70重量%と、
b)最大15重量%がC18−トランス不飽和脂肪酸残基であるオレイン酸、リノール酸、リノレン酸、及びC18−トランス不飽和脂肪酸残基25〜60重量%と、
c)最大3重量%がベヘン酸残基である他の脂肪酸残基0〜5重量%とから構成され、
S2Uタイプのトリグリセリドの全含有量が35〜90重量%であり、SSU/SUSタイプのトリグリセリドの比が>1かつ≦2であり、S3タイプのトリグリセリドの全含有量が最大15重量%である(S=飽和脂肪酸及びU=不飽和脂肪酸)トリグリセリド混合物を含み、
i)C18−トランス不飽和脂肪酸残基を含む1つ又は複数のトリグリセリド
ii)S3タイプのトリグリセリド又は
iii)ソルビタントリステアレート
からなる群から選択される1つ又は複数の高融点脂肪成分を最小1重量%含有する化粧用配合物への適用のための脂肪組成物であって、該脂肪組成物は、前記高融点脂肪成分を含まない対応する組成物と比較して、35℃での固体脂肪含有量(SFC)の増加の2倍より大きい20℃でのSFCの増加を示し、即ちΔSFC20℃/ΔSFC35℃比が最小2であり、
SFCがIUPAC 2.150aによって決定される、上記脂肪組成物。 - 全脂肪組成物の重量に対してソルビタントリステアレートを最大5重量%までさらに含む、請求項1に記載の脂肪組成物。
- SSU/SUSタイプのトリグリセリドの比が>1.5かつ≦2である、請求項1又は2に記載の脂肪組成物。
- S2Uタイプのトリグリセリドの全含有量が、45〜85重量%である、請求項1から3のいずれかに記載の脂肪組成物。
- S2Uタイプのトリグリセリドの全含有量が、55〜80重量%である、請求項4に記載の脂肪組成物。
- C18−トランス不飽和脂肪酸残基の割合が、1〜12重量%である、請求項1から5までのいずれかに記載の脂肪組成物。
- C18−トランス不飽和脂肪酸残基の割合が、2〜12重量%である、請求項1から6までのいずれかに記載の脂肪組成物。
- S3タイプのトリグリセリドの全含有量が、1〜12重量%である、請求項1から7までのいずれかに記載の脂肪組成物。
- S3タイプのトリグリセリドの全含有量が、2〜8重量%である、請求項1から8までのいずれかに記載の脂肪組成物。
- ソルビタントリステアレートの含有量が、0.5〜3.5重量%である、請求項1から9までのいずれかに記載の脂肪組成物。
- ソルビタントリステアレートの含有量が、1〜2重量%である、請求項1から10までのいずれかに記載の脂肪組成物。
- 20℃での固体脂肪含有量(SFC)と35℃での固体脂肪含有量(SFC)との間の差が、少なくとも35%であり、SFCがIUPAC 2.150aによって決定される、請求項1から11までのいずれかに記載の脂肪組成物。
- 20℃での固体脂肪含有量(SFC)と35℃での固体脂肪含有量(SFC)との間の差が、少なくとも40%であり、SFCがIUPAC 2.150aによって決定される、請求項1から12までのいずれかに記載の脂肪組成物。
- 20℃での固体脂肪含有量(SFC)と35℃での固体脂肪含有量(SFC)との間の差が、少なくとも45%であり、SFCがIUPAC 2.150aによって決定される、請求項1から13までのいずれかに記載の脂肪組成物。
- 植物油ベースの非テンパリング脂肪である、請求項1から14までのいずれかに記載の脂肪組成物。
- さらに、乳化剤、酸化防止剤、香味剤、及び着色剤などの食品用添加物を含有する、請求項1から15までのいずれかに記載の脂肪組成物。
- 請求項1から16までのいずれかに記載の脂肪組成物の、化粧品の成分としての使用。
- (a)植物脂肪ベースで、C18−トランス不飽和脂肪酸残基を含む、出発トリグリセリド混合物をエステル交換し、エステル交換した混合物を分画して、前記トリグリセリド混合物を得るステップ、或いは
(b)植物脂肪ベースの出発トリグリセリド混合物をエステル交換し、エステル交換した混合物を分画し、続いて水素添加を行って、前記トリグリセリド混合物を得るステップ、或いは
(c)植物脂肪ベースの出発トリグリセリド混合物をエステル交換し、エステル交換した混合物を分画し、その後又は次いでS3、S2E、及びSE2タイプのトリグリセリド(S=飽和脂肪酸及びE=C18−トランス不飽和脂肪酸)からなる群から選択される高融点脂肪成分を添加して、前記トリグリセリド混合物を得るステップ
を含む、請求項1から16までのいずれかに記載の脂肪組成物を調製する方法。 - 前記エステル交換及び分画後に全脂肪組成物の重量に対してソルビタントリステアレートを最大5重量%まで含む、請求項18に記載の方法。
- C18−トランス不飽和脂肪酸残基が、最終脂肪組成物中に1〜12重量%の割合のC18−トランス不飽和脂肪酸残基が得られるような量で、方法(a)では存在し、方法(b)では形成され、又は方法(c)ではS2E及びSE2タイプのトリグリセリドとして添加される、請求項19に記載の方法。
- S3タイプのトリグリセリドが、最終脂肪組成物中に1〜12重量%のS3タイプのトリグリセリド含有量が得られるような量で分画物中に残され、又は添加される、請求項18から20までのいずれかに記載の方法。
- 2〜8重量%のS3タイプのトリグリセリド含有量が最終脂肪組成物中に得られる、請求項21に記載の方法。
- ソルビタントリステアレートが、最終脂肪組成物中に0.5〜3.5重量%のソルビタントリステアレート含有量が得られるような量で添加される、請求項18から22までのいずれかに記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DKPA200401549 | 2004-10-08 | ||
DKPA200401549 | 2004-10-08 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007535022A Division JP2008516018A (ja) | 2004-10-08 | 2005-10-07 | 脂肪組成物 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015162544A Division JP2016020501A (ja) | 2004-10-08 | 2015-08-20 | 脂肪組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013018984A JP2013018984A (ja) | 2013-01-31 |
JP5827192B2 true JP5827192B2 (ja) | 2015-12-02 |
Family
ID=34973958
Family Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007535022A Pending JP2008516018A (ja) | 2004-10-08 | 2005-10-07 | 脂肪組成物 |
JP2012186802A Expired - Fee Related JP5827192B2 (ja) | 2004-10-08 | 2012-08-27 | 脂肪組成物 |
JP2015162544A Pending JP2016020501A (ja) | 2004-10-08 | 2015-08-20 | 脂肪組成物 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007535022A Pending JP2008516018A (ja) | 2004-10-08 | 2005-10-07 | 脂肪組成物 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015162544A Pending JP2016020501A (ja) | 2004-10-08 | 2015-08-20 | 脂肪組成物 |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8133526B2 (ja) |
EP (1) | EP1804589B2 (ja) |
JP (3) | JP2008516018A (ja) |
CN (1) | CN100574622C (ja) |
AT (1) | ATE525913T2 (ja) |
BR (1) | BRPI0516257A (ja) |
DK (1) | DK1804589T3 (ja) |
ES (1) | ES2374363T5 (ja) |
RU (1) | RU2374860C2 (ja) |
WO (1) | WO2006037341A1 (ja) |
Families Citing this family (38)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20090258128A1 (en) * | 2006-09-14 | 2009-10-15 | Tsukasa Saito | Hydrogenated oil flavor-imparting agent |
US8486478B2 (en) | 2007-11-08 | 2013-07-16 | International Great Brands LLC | Structured lipid compositions |
US8206772B2 (en) * | 2007-11-08 | 2012-06-26 | Kraft Foods Global Brands Llc | Structured lipid compositions and methods of formulation thereof |
JP5461879B2 (ja) * | 2008-04-30 | 2014-04-02 | 株式会社Adeka | 非ラウリン、低トランス及び非テンパー型ハードバター組成物 |
JP4426643B2 (ja) * | 2008-05-15 | 2010-03-03 | 日清オイリオグループ株式会社 | 硬質脂肪 |
WO2010055033A1 (en) * | 2008-11-13 | 2010-05-20 | Fuji Oil Europe | Structured edible product with limited safa-content |
ES2381138T3 (es) * | 2008-12-23 | 2012-05-23 | Fuji Oil Europe | Producto comestible estructurado con un contenido limitado de safa |
BRPI0903778B1 (pt) | 2009-07-17 | 2017-04-18 | Cargill Agrícola S A | composição alimentícia de gordura vegetal, processo de preparação de uma composição alimentícia de gordura vegetal e uso de uma composição alimentícia de gordura vegetal na preparação de recheio |
JP4651734B1 (ja) * | 2009-09-30 | 2011-03-16 | 日清オイリオグループ株式会社 | 油脂の製造方法 |
US20130136841A1 (en) | 2010-06-24 | 2013-05-30 | Morten Daugaard Andersen | Non-temper, texture providing fat compositions |
EP2696698B1 (en) * | 2011-04-14 | 2015-02-25 | AAK Denmark A/S | Bloom retarding fat |
WO2012154413A1 (en) * | 2011-05-09 | 2012-11-15 | General Mills, Inc. | Fat compositions and related methods, including shortening particles and shortening compositions without added non-interesterified hardstock fat, and related products |
MY157437A (en) | 2011-05-17 | 2016-06-15 | Nisshin Oillio Group Ltd | Oil and fat composition that can be used as non-tempering type hard butter |
GB201200707D0 (en) | 2012-01-16 | 2012-02-29 | Kraft Foods Uk R & D Ltd | Composition |
WO2013132284A1 (en) | 2012-03-09 | 2013-09-12 | Cruz Adriana Fernanda | Cocoa butter substitute |
WO2013168554A1 (ja) * | 2012-05-10 | 2013-11-14 | 日清オイリオグループ株式会社 | ノンテンパリング型ハードバターに適した油脂組成物 |
WO2014036557A1 (en) * | 2012-09-03 | 2014-03-06 | Aarhuskarlshamn Usa Inc. | Confectionery coating fat with low saturated fat |
CN103907736B (zh) * | 2013-01-09 | 2019-03-12 | 丰益(上海)生物技术研发中心有限公司 | 用于巧克力涂层的脂肪组合物 |
JP5729731B2 (ja) * | 2013-04-02 | 2015-06-03 | 日清オイリオグループ株式会社 | サンドクリーム用油脂組成物 |
TR201901378T4 (tr) * | 2013-11-15 | 2019-02-21 | Aak Ab Publ | Kakao yağı stabilize edici bitkisel katı yağ bileşimi. |
CN107809910A (zh) * | 2015-06-10 | 2018-03-16 | Aak股份有限公司 | 用于生产晶种浆的方法及其装置 |
MX2017015309A (es) * | 2015-06-10 | 2018-07-06 | Aak Ab Publ | Producto de confiteria. |
AU2016360513B2 (en) * | 2015-11-27 | 2021-02-11 | Société des Produits Nestlé S.A. | Low saturated fat blend for use for moisture barrier coating in frozen confection |
CN106883933B (zh) * | 2015-12-16 | 2021-05-18 | 丰益油脂科技(连云港)有限公司 | 椰油酸生产方法及由该方法制得的椰油酸 |
CN106901317B (zh) * | 2015-12-22 | 2020-11-10 | 丰益(上海)生物技术研发中心有限公司 | 一种低温抗冻高温稳定型巧克力酱 |
WO2017143138A1 (en) * | 2016-02-17 | 2017-08-24 | Aak Usa Inc. | Multi-functional, structured, glycidic / non-glycidic matrices |
BR102016019506B1 (pt) * | 2016-08-24 | 2022-05-31 | Universidade Estadual De Campinas - Unicamp | Base lipídica para estabilização do polimorfismo de lipídios, processo de obtenção da mesma e uso |
CA3051601C (en) * | 2017-02-28 | 2024-06-25 | Fuji Oil Holdings Inc. | Oil and fat for suppressing bloom |
JP7043190B2 (ja) * | 2017-06-29 | 2022-03-29 | 株式会社Adeka | 非テンパー型のハードバター組成物 |
CN109315568B (zh) * | 2017-12-26 | 2022-10-04 | 丰益(上海)生物技术研发中心有限公司 | 油脂组合物、其用途以及含有油脂组合物的食品 |
CN109984208A (zh) * | 2017-12-29 | 2019-07-09 | 丰益(上海)生物技术研发中心有限公司 | 脂肪组合物 |
CN109984214B (zh) * | 2017-12-29 | 2023-04-07 | 丰益(上海)生物技术研发中心有限公司 | 油脂组合物及含该油脂组合物的巧克力产品 |
KR20230058628A (ko) * | 2020-09-02 | 2023-05-03 | 가부시키가이샤 아데카 | 제과용 유지 조성물 |
WO2022210658A1 (ja) * | 2021-03-31 | 2022-10-06 | 不二製油グループ本社株式会社 | 非ラウリン、非トランス、非テンパリング型チョコレート類用油脂 |
CN112970914B (zh) * | 2021-04-14 | 2022-07-19 | 江南大学 | 一种巧克力抑霜剂及其制备方法 |
WO2024203270A1 (ja) * | 2023-03-29 | 2024-10-03 | 不二製油グループ本社株式会社 | チョコレート類用油脂 |
JP7544170B1 (ja) | 2023-03-29 | 2024-09-03 | 不二製油株式会社 | チョコレート類用油脂 |
JP7544171B1 (ja) | 2023-03-29 | 2024-09-03 | 不二製油株式会社 | チョコレート類用油脂 |
Family Cites Families (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1958792B2 (de) | 1968-11-26 | 1976-10-07 | Kao Soap Co., Ltd., Tokio | Verfahren zur herstellung eines kakaobutterersatzes |
JPS5842697A (ja) * | 1981-09-07 | 1983-03-12 | 不二製油株式会社 | 油脂の改質方法 |
JPH0816234B2 (ja) * | 1985-03-29 | 1996-02-21 | 不二製油株式会社 | 食用油脂組成物 |
JPH0611217B2 (ja) | 1985-12-07 | 1994-02-16 | 不二製油株式会社 | カカオバター代用脂 |
JPS63112948A (ja) * | 1986-10-30 | 1988-05-18 | Fuji Oil Co Ltd | チヨコレ−ト用油脂 |
JP2592527B2 (ja) | 1988-08-05 | 1997-03-19 | 不二製油株式会社 | 抗ブルーム剤及びその使用法 |
EP0536824B2 (en) | 1991-10-03 | 1999-05-19 | Unilever N.V. | Non-temper, confectionery fats |
DE69202231T2 (de) * | 1991-11-26 | 1995-08-31 | Unilever Nv | Nicht-temperiertes Fett für Süsswaren. |
EP0545463B1 (en) | 1991-11-26 | 1995-04-26 | Unilever N.V. | Non-tempering confectionery fat |
DE69300287T2 (de) * | 1992-03-11 | 1995-12-21 | Loders Croklaan Bv | Verbesserte, auf Triglycerid-Additiven basierte Schokoladezusammensetzungen. |
DK0641167T3 (da) * | 1992-05-22 | 2000-03-13 | Unilever Nv | Bloom-inhiberende fedtblandinger |
JPH084513B2 (ja) * | 1993-11-29 | 1996-01-24 | 不二製油株式会社 | 油脂の改質方法 |
DE69426705T2 (de) | 1993-11-29 | 2001-08-02 | Loders Croklaan B.V., Wormerveer | Fett enthaltende gesunde zusammensetzungen |
DK0792107T3 (da) | 1994-11-15 | 1999-11-08 | Unilever Nv | Fedtblanding til margarine og vand-olie-smørematerialer |
PL181043B1 (pl) | 1994-12-22 | 2001-05-31 | Unilever Nv | Sposób wytwarzania tłuszczu margarynowego, sposób wytwarzania plastycznego środka do smarowania pieczywa typu emulsji W/O, sposób wytwarzania twardej osnowy tłuszczowej oraz sposób wytwarzania tłuszczu |
JP3491658B2 (ja) † | 1996-04-24 | 2004-01-26 | 不二製油株式会社 | ハードバター添加用組成物及びハードバターの製造法 |
JP3785467B2 (ja) * | 1996-07-10 | 2006-06-14 | 旭電化工業株式会社 | 油脂組成物の製造方法 |
JP3498623B2 (ja) | 1999-03-23 | 2004-02-16 | 不二製油株式会社 | ハードバター及びその製造法 |
JP3779505B2 (ja) * | 1999-08-24 | 2006-05-31 | 花王株式会社 | 油脂組成物 |
AU3821002A (en) | 2001-10-05 | 2003-04-10 | Malaysian Palm Oil Board | A process to prevent and delay clouding in palm olein |
CA2465083A1 (en) | 2001-11-02 | 2003-05-08 | Aarhus United A/S | Non-lauric, non-trans, non-temper fat compositions |
WO2003053152A2 (en) | 2001-12-20 | 2003-07-03 | Fuji Oil Europe | Tempering fat composition |
US7947323B2 (en) * | 2002-03-26 | 2011-05-24 | Fuji Oil Company, Limited | Low-trans fats for confectionery and bakery fat compositions |
WO2006016576A1 (ja) * | 2004-08-11 | 2006-02-16 | Fuji Oil Company, Limited | 食品内水分移行抑制用油脂組成物及びこれを使用した食品 |
-
2005
- 2005-10-07 BR BRPI0516257-2A patent/BRPI0516257A/pt not_active IP Right Cessation
- 2005-10-07 RU RU2007116954/13A patent/RU2374860C2/ru active
- 2005-10-07 EP EP05788983.4A patent/EP1804589B2/en active Active
- 2005-10-07 DK DK05788983.4T patent/DK1804589T3/da active
- 2005-10-07 ES ES05788983.4T patent/ES2374363T5/es active Active
- 2005-10-07 AT AT05788983T patent/ATE525913T2/de active
- 2005-10-07 JP JP2007535022A patent/JP2008516018A/ja active Pending
- 2005-10-07 CN CN200580034245A patent/CN100574622C/zh active Active
- 2005-10-07 US US11/576,574 patent/US8133526B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2005-10-07 WO PCT/DK2005/000647 patent/WO2006037341A1/en active Application Filing
-
2012
- 2012-08-27 JP JP2012186802A patent/JP5827192B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2015
- 2015-08-20 JP JP2015162544A patent/JP2016020501A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008516018A (ja) | 2008-05-15 |
DK1804589T3 (da) | 2012-01-02 |
WO2006037341A1 (en) | 2006-04-13 |
ATE525913T2 (de) | 2011-10-15 |
US8133526B2 (en) | 2012-03-13 |
RU2007116954A (ru) | 2008-11-20 |
EP1804589B1 (en) | 2011-09-28 |
JP2013018984A (ja) | 2013-01-31 |
BRPI0516257A (pt) | 2008-08-26 |
ES2374363T3 (es) | 2012-02-16 |
EP1804589A1 (en) | 2007-07-11 |
JP2016020501A (ja) | 2016-02-04 |
CN101035434A (zh) | 2007-09-12 |
ES2374363T5 (es) | 2017-11-14 |
CN100574622C (zh) | 2009-12-30 |
US20070269468A1 (en) | 2007-11-22 |
EP1804589B2 (en) | 2017-01-11 |
RU2374860C2 (ru) | 2009-12-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5827192B2 (ja) | 脂肪組成物 | |
JP4578099B2 (ja) | 非ラウリン非トランス非焼戻し脂肪組成物 | |
KR102000298B1 (ko) | 비-라우릭, 비-트랜스, 비-템퍼링형 제과용 유지 및 그 제조법 | |
JP5461879B2 (ja) | 非ラウリン、低トランス及び非テンパー型ハードバター組成物 | |
KR101258703B1 (ko) | 제과용 지방 조성물용의 저(低)트란스 지방 | |
RU2404239C2 (ru) | Композиция негидрогенизированных растительных жиров, способ ее получения и продукты, содержащие эту композицию | |
US6277433B1 (en) | Fat mixtures | |
JP5358041B1 (ja) | ノンテンパリング型ハードバターに適した油脂組成物 | |
JP4653772B2 (ja) | ソフトチョコレート用油脂組成物 | |
KR20150034690A (ko) | 소성 초콜렛류 및 그 제조방법 | |
JP7043190B2 (ja) | 非テンパー型のハードバター組成物 | |
JP2010148385A (ja) | 非テンパリング型ハードバター組成物 | |
JPWO2019176963A1 (ja) | ココアバター相溶性向上剤およびその製造方法、並びに、ノーテンパリング型チョコレート及びそれを含む食品 | |
JP2016140313A (ja) | 油性食品用油脂組成物、及びこれを含有する油性食品類 | |
WO2004113482A1 (en) | LOW TRANS FAT CONTENT COMPOSITIONS FOR CONFECTIONERY | |
JP6793280B2 (ja) | ココアバター相溶性向上剤およびその製造方法、並びに、ノーテンパリング型チョコレート及びその油脂組成物 | |
JP2023529830A (ja) | 脂肪組成物を調製する方法 | |
JPH0678673A (ja) | 改良非ラウリン系トリグリセリド組成物 | |
BE1029835B1 (nl) | Vast vet | |
TWI848078B (zh) | 月桂系硬脂組成物、含有其的巧克力類食品及巧克力類食品的耐表面起白性的提高方法 | |
JP2019129796A (ja) | チョコレート | |
BRPI0516257B1 (pt) | Composição de gordura, método para a preparação da mesma, e, uso de uma composição de gordura |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140121 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20140416 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20140421 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20140515 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20140520 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20140620 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20140625 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140717 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150220 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20150413 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150820 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150925 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151015 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5827192 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |