JP5625865B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

定着装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5625865B2
JP5625865B2 JP2010280115A JP2010280115A JP5625865B2 JP 5625865 B2 JP5625865 B2 JP 5625865B2 JP 2010280115 A JP2010280115 A JP 2010280115A JP 2010280115 A JP2010280115 A JP 2010280115A JP 5625865 B2 JP5625865 B2 JP 5625865B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing
nip
fixing belt
support member
fixing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010280115A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012128219A (ja
Inventor
嘉紀 山口
嘉紀 山口
吉川 政昭
政昭 吉川
石井 賢治
賢治 石井
吉永 洋
洋 吉永
荒井 裕司
裕司 荒井
高木 啓正
啓正 高木
哲生 徳田
哲生 徳田
岩谷 直毅
直毅 岩谷
豊 池淵
豊 池淵
卓弥 瀬下
卓弥 瀬下
一平 藤本
一平 藤本
高広 今田
高広 今田
後藤 創
創 後藤
俊彦 下川
俊彦 下川
有信 吉浦
有信 吉浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2010280115A priority Critical patent/JP5625865B2/ja
Priority to US13/315,704 priority patent/US8682218B2/en
Priority to CN201110437961.5A priority patent/CN102566379B/zh
Priority to EP20110193232 priority patent/EP2466391B1/en
Publication of JP2012128219A publication Critical patent/JP2012128219A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5625865B2 publication Critical patent/JP5625865B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2053Structural details of heat elements, e.g. structure of roller or belt, eddy current, induction heating
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2039Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat with means for controlling the fixing temperature
    • G03G15/2046Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat with means for controlling the fixing temperature specially for the influence of heat loss, e.g. due to the contact with the copy material or other roller
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/20Details of the fixing device or porcess
    • G03G2215/2003Structural features of the fixing device
    • G03G2215/2016Heating belt
    • G03G2215/2035Heating belt the fixing nip having a stationary belt support member opposing a pressure member

Description

本発明は、熱と圧力により記録媒体にトナーを定着させる定着装置及び該定着装置を備える電子写真方式、静電記録方式等を利用したFAX、プリンタ、複写機またはそれらの複合機等の画像形成装置に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置として、電子写真方式を利用した画像形成装置が種々考案されており公知技術となっている。その画像形成プロセスは、像担持体である感光ドラムの表面に静電潜像を形成し、感光ドラム上の静電潜像を現像剤であるトナー等によって現像して可視像化し、現像された画像を転写装置により記録紙に転写して画像を担持させ、圧力や熱等を用いる定着装置によって記録紙上のトナー画像を定着する過程により成立している。
この定着装置では、対向するローラもしくはベルトもしくはそれらの組み合わせにより構成された定着部材及び加圧部材が当接してニップ部を形成するように配置されており、該ニップ部に記録紙を挟みこみ、熱および圧力を加え前記トナー像を記録紙上に定着することを行っている。
前記定着装置の一例を挙げると、複数のローラ部材に張架された定着ベルトを定着部材として用いる技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。このような定着ベルトを用いた装置は、定着部材としての定着ベルト(無端状ベルト)204、定着ベルト204を張架・支持する複数のローラ部材、複数のローラ部材202,203のうち1つのローラ部材202に内設されたヒータ201、加圧ローラ(加圧部材)205、等で構成されている(図18)。ヒータは、ローラ部材を介して定着ベルトを加熱する。そして、定着ベルトと加圧ローラとの間に形成されたニップ部に向けて搬送された記録媒体上のトナー像は、ニップ部にて熱と圧力とを受けて記録媒体上に定着される(ベルト定着方式)。
また、上述した画像形成装置に用いられる定着装置において、回転体である定着部材の内面に摺接する固定部材を有している定着装置がある。
例えば、特許文献2では、発熱体としてのセラミックヒータ211と、加圧部材としての加圧ローラ212との間に耐熱性フィルム(定着フィルム)213を挟ませて定着ニップ部Nを形成させ、前記定着ニップ部Nのフィルム213と加圧ローラ212との間に画像定着すべき未定着トナー画像を形成担持させた被記録材を導入して、フィルム213と一緒に挟持搬送させることで、ニップ部Nにおいてセラミックヒータ211の熱がフィルム213を介して被記録材に与えられ、また定着ニップ部Nの加圧力にて未定着トナー画像を被記録材面に熱圧定着させるフィルム加熱方式の定着装置が開示されている(図19)。このフィルム加熱方式の定着装置は、セラミックヒータ及びフィルムとして低熱容量の部材を用いてオンデマンドタイプの装置を構成することができるとともに、画像形成装置の画像形成実行時のみ熱源としてのセラミックヒータに通電して所定の定着温度に発熱させた状態にすればよく、画像形成装置の電源オンから画像形成実行可能状態までの待ち時間が短く(クイックスタート性)、スタンバイ時の消費電力も大幅に小さい(省電力)等の利点がある。
また、特許文献3,4では、表面が弾性変形する回転可能な加熱定着ロールと、前記加熱定着ロールに接触したまま走行可能なエンドレスベルト(加圧ベルト)と、前記エンドレスベルトの内側に非回転状態で配置されて、前記エンドレスベルトを前記加熱定着ロールに圧接させ、前記エンドレスベルトと前記加熱定着ロールとの間に記録紙が通過させられるベルトニップを設けると共に、前記加熱定着ロールの表面を弾性変形させる加圧パッドとを具備してなる加圧ベルト方式の画像定着装置が提案されている。この定着方式によれば、下の加圧部材をベルトにし、用紙とロールの接触面積を広げることで熱伝導効率を大幅に向上させ、エネルギー消費を抑制すると同時に小型化を実現することが可能となっている。
しかしながら、上述した特許文献1記載の定着装置は、定着ローラを用いた装置に比べて装置の高速化に適しているものの、ウォームアップ時間(プリント可能な温度に達するまでに要する時間である。)やファーストプリント時間(プリント要求を受けた後にプリント準備を経てプリント動作をおこない排紙が完了するまでの時間である。)の短縮化に限界があった。
これに対して、特許文献2記載の定着装置は、低熱容量化によりウォームアップ時間やファーストプリント時間の短縮化が可能になるとともに、装置の小型化も可能になる。しかし、特許文献2記載の定着装置では、耐久性の問題と、ベルト温度安定性の問題があった。すなわち、熱源であるセラミックヒータとベルト内面の摺動による耐磨耗性が不十分であり、長時間運転すると連続摩擦を繰り返す面が荒れて摩擦抵抗が増大し、ベルトの走行が不安定になる、もしくは定着装置の駆動トルクが増大する等の現象が生じ、その結果、画像を形成する転写紙のスリップが生じ画像のずれが生じる、または駆動ギヤに係る応力が増大し、ギヤの破損を引き起こすという不具合が発生した(課題1)。
また、フィルム加熱方式の定着装置では、ベルトをニップ部で局所的に加熱しているため回転するベルトがニップ入り口に戻ってくる際に、ベルト温度は最も冷えた状態になり、(特に高速回転を行うと)定着不良が出やすいという問題があった(課題2)。
一方、特許文献3では、圧力パッドの表層に低摩擦シート(シート状摺動材)としてPTFEを含浸させたガラス繊維シート(PTFE含浸ガラスクロス)を用い、ベルト内面と固定部材の摺動性の問題を改善する手段が開示されている。しかし、このような加圧ベルト方式の定着装置(特許文献3,4)では、定着ローラの熱容量が大きく、昇温が遅いため、ウォームアップにかかる時間が長いという問題があった。(課題3)。
以上のような課題1〜3に対して、特許文献5では、無端状の定着ベルトの内周側に配置される略パイプ状の対向部材(金属熱伝導体、加熱部材、支持部材)と、前記対向部材の内周側に配置され該対向部材を加熱するセラミックヒータ等の抵抗発熱体とを設けることにより、定着ベルト全体を温めることを可能にし、ウォームアップ時間やファーストプリント時間を短縮することができ、かつ高速回転時の熱量不足を解消することのできる定着装置が提案されている。
しかしながら、特許文献5記載の定着装置では、定着ベルト側に加圧部材である加圧ローラを押圧して形成するニップ部を金属熱伝導体で支持する構成であるため、ニップ部におけるニップ幅、圧力などが不安定なものとなっていた。
そこで、特許文献6では、定着ベルトと加圧ローラとによるニップ部やパイプ状の支持部材の状態、形状、位置などを保持して安定させるため、ニップ部が形成される部位に対応させてニップ形成部材(当接部材、固定部材)及び補強部材などを設ける構成が提案されている。なお、ニップ形成部材は、定着ベルトを介して加圧ローラと圧接してニップ部を形成する圧接面となるベース部材と、該ベース部材の圧接面を覆い定着ベルトと摺接する摺動シートと、ベース部材のニップ部とは反対面に設けられ補強部材と当接する突起部と、から構成されている。
しかしながら、このようなニップ形成部材において、ベース部材への摺動シートの取り付けに際して種々の問題が発生した。すなわち、ベース部材のニップ部とは反対側の面に摺動シートの固定と突起部の配置が集中するため、摺動シートを定着ベルトと適切に摺接するようにベース部材に固定しつつ、突起部が補強部材と適切に当接するように配置することが容易ではなかった。また、摺動シートの取り付け方によっては、ユニット内におけるニップ形成部材の配置精度を損ない、ニップ部が適切に形成されない問題が発生した。
本発明は、以上の従来技術における課題に鑑みてなされたものであり、ニップ形成部材において摺動シートが適切に固定されるとともに、ユニット内でニップ形成部材が高精度に配置可能な定着装置及び該定着装置を備える画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために提供する本発明は、以下の通りである。なお、カッコ内に本発明を実施するための形態において対応する部位及び符号等を示す。
〔1〕 回転可能な無端状ベルトの定着部材(定着ベルト21)と、前記定着部材の外周側に該定着部材と圧接可能に配置される加圧部材(加圧ローラ31)と、前記定着部材の内周側に配置され、ベース部材(本体26a)と該ベース部材に巻きつけられる摺動シート(膜部材29)とからなり、前記定着部材を介して前記加圧部材と圧接してニップ部(ニップ部27)を形成するニップ形成部材(ニップ形成部材26)と、前記定着部材の内周側に固設され、前記ニップ形成部材を前記ニップ部とは反対側から支持する補強部材(補強部材23)と、前記定着部材の内周側に固設され、外周面が該定着部材の内周面と摺接して前記定着部材の回転を支持する略円筒状の支持部材(支持部材60)と、前記支持部材の円筒内部に配置され該支持部材を加熱する加熱手段(加熱手段25)と、を備え、前記ニップ形成部材において、前記ベース部材は、前記ニップ部とは反対側の面にその長手方向に所定間隔で配列され前記補強部材と当接する複数の突起部(支持突起26b)を有しており、前記摺動シートは、該摺動シートに設けられた開口部(開口部29k)を前記突起部に嵌め込んだ状態で前記ベース部材に巻きつけられ、さらに該ベース部材の前記ニップ部とは反対側の面で締結部材(締結部材26n)で固定されていることを特徴とする定着装置(定着装置20、図2,図13〜図15)。
〔2〕 前記複数の突起部は、前記ベース部材の長手方向中央部から端部に向かうにつれて突起高さが徐々に低くなっていることを特徴とする前記〔1〕に記載の定着装置(図16)。
〔3〕 前記複数の突起部は、前記ニップ部が形成されるときの前記補強部材の長手方向の変形分を相殺するように、前記ベース部材の長手方向中央部と端部の突起高さの差を有していることを特徴とする前記〔2〕に記載の定着装置(図17)。
〔4〕 前記〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載の定着装置(定着装置20)を備えることを特徴とする画像形成装置(画像形成装置1、図1)。
本発明の定着装置によれば、ニップ形成部材において、ベース部材は、ニップ部とは反対側の面にその長手方向に所定間隔で配列され補強部材と当接する複数の突起部を有しており、摺動シートは、該摺動シートに設けられた開口部を前記突起部に嵌め込んだ状態で前記ベース部材に巻きつけられ、さらに該ベース部材の前記ニップ部とは反対側の面で締結部材で固定されているので、摺動シートがベース部材に適切に固定され、さらに突起部が摺動シートを介することなく補強部材と直接当接するのでユニット内でニップ形成部材が高精度に配置可能となり、良好な定着処理を行うことができる。
本発明の画像形成装置によれば、本発明の定着装置を備えるので、良好な画像形成を行うことができる。
本発明の実施の形態に係る定着装置を搭載した画像形成装置を示す概略の構成図である。 本発明の実施の形態に係る定着装置の中央縦断面図である。 本発明の実施の形態に係る定着装置の支持部材、外保持部材および内保持部材を分解した状態を示す中央縦断面図である。 本発明の実施の形態に係る定着装置の支持部材を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る定着装置の支持部材の寸法を示す概略の正面図である。 本発明の実施の形態に係る定着装置のニップ形成部材を取り外した状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る定着装置のニップ形成部材の裏側を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る定着装置の補強部材を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る定着装置のフランジ部材を示す斜視図である。 面状発熱体からなる加熱手段を示す断面図である。 図5に示す支持部材と直径30mmの定着ベルトを利用した場合の周長差と摩擦力および温度との関係を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る定着装置の支持部材とフランジ部材と側板とを示す断面図である。 ニップ形成部材の構成を示す斜視図である。 ニップ形成部材が補強部材と当接している状態を示す概略図である。 ニップ形成部材の本体のニップ背面における支持突起及びネジ穴の配置を示す正面図である。 支持突起の突起高さの状態を示す側面図である。 支持突起の軸方向中央部と端部の高さの差とニップ部のニップ幅、面圧の関係を示す図である。 従来のベルト定着方式の定着装置を示す概略構成図である。 従来のフィルム加熱方式の定着装置を示す概略構成図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
まず、図1を参照して本発明の実施の形態に係る画像形成装置1について説明する。
図1に示すように、画像形成装置1は、タンデム型カラープリンタである。画像形成装置本体1の上方にあるボトル収容部101には、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した4つのトナーボトル102Y、102M、102C、102Kが着脱自在に設置されている。このため、これらの4つのトナーボトル102Y、102M、102C、102Kは、ユーザなどによって交換自在になっている。
ボトル収容部101の下方には中間転写ユニット85が配設されている。その中間転写ユニット85の中間転写ベルト78に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部4Y、4M、4C、4Kが並設されている。
各作像部4Y、4M、4C、4Kには、それぞれ、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kが配設されている。また、各感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの周囲には、それぞれ、帯電部75、現像部76、クリーニング部77、不図示の除電部などが配設されている。そして、各感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程)が行われて、各感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上に各色の画像が形成されることになる。
感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kは、不図示の駆動モータによって図1中の時計方向に回転駆動される。そして、帯電部75の位置で感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面が一様に帯電される(帯電工程である。)。その後、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、露光部3から発せられたレーザ光Lの照射位置に達して、この位置での露光走査によって各色に対応した静電潜像が形成される(露光工程である。)。
その後、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、現像装置76との対向位置に達して、この位置で静電潜像が現像されて、各色のトナー像が形成される(現像工程である。)。その後、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、中間転写ベルト78および1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上のトナー像が中間転写ベルト78上に転写される(第1転写工程である。)。このとき、感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上には、僅かながら未転写トナーが残存する。
その後、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、クリーニング部77との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上に残存した未転写トナーがクリーニング部77のクリーニングブレードによって機械的に回収される(クリーニング工程である。)。
最後に、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、不図示の除電部との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上の残留電位が除去される。こうして、感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上で行われる一連の作像プロセスが終了する。
その後、現像工程を経て各感光体ドラム上に形成した各色のトナー像を、中間転写ベルト78上に重ねて転写する。こうして、中間転写ベルト78上にカラー画像が形成される。ここで、中間転写ユニット85は、中間転写ベルト78、4つの1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79K、2次転写バックアップローラ82、クリーニングバックアップローラ83、テンションローラ84、中間転写クリーニング部80、などで構成される。中間転写ベルト78は、3つのローラ82〜84によって張架および支持されるとともに、1つのローラ82の回転駆動によって図1中の矢印方向に無端移動される。
4つの1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kは、それぞれ、中間転写ベルト78を感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kとの間に挟み込んで1次転写ニップを形成している。そして、1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kに、トナーの極性とは逆の転写バイアスが印加される。そして、中間転写ベルト78は、矢印方向に走行して、各1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kの1次転写ニップを順次通過する。こうして、感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上の各色のトナー像が、中間転写ベルト78上に重ねて1次転写される。
その後、各色のトナー像が重ねて転写された中間転写ベルト78は、2次転写ローラ89との対向位置に達する。この位置では、2次転写バックアップローラ82が、2次転写ローラ89との間に中間転写ベルト78を挟み込んで2次転写ニップを形成している。そして、中間転写ベルト78上に形成された4色のトナー像は、この2次転写ニップの位置に搬送された記録媒体P上に転写される。このとき、中間転写ベルト78には、記録媒体Pに転写されなかった未転写トナーが残存する。その後、中間転写ベルト78は、中間転写クリーニング部80の位置に達する。そして、この位置で、中間転写ベルト78上の未転写トナーが回収される。こうして、中間転写ベルト78上で行われる一連の転写プロセスが終了する。
ここで、2次転写ニップの位置に搬送された記録媒体Pは、装置本体1の下方に配設された給紙部12から、給紙ローラ97やレジストローラ対98などを経由して搬送されたものである。詳しくは、給紙部12には、転写紙などの記録媒体Pが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ97が図1中の反時計方向に回転駆動されると、一番上の記録媒体Pがレジストローラ対98のローラ間に向けて給送される。
レジストローラ対98に搬送された記録媒体Pは、回転駆動を停止したレジストローラ対98のローラニップの位置で一旦停止する。そして、中間転写ベルト78上のカラー画像にタイミングを合わせて、レジストローラ対98が回転駆動されて、記録媒体Pが2次転写ニップに向けて搬送される。こうして、記録媒体P上に、所望のカラー画像が転写される。
その後、2次転写ニップの位置でカラー画像が転写された記録媒体Pは、定着装置20の位置に搬送される。そして、この位置で、定着スリーブ21および加圧ローラ31による熱と圧力とにより、表面に転写されたカラー画像が記録媒体P上に定着される。その後、記録媒体Pは、排紙ローラ対99のローラ間を経て、装置外へと排出される。排紙ローラ対99によって装置外に排出された被転写Pは、出力画像として、スタック部100上に順次スタックされる。こうして、画像形成装置1における一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、本実施の形態に係る定着装置20の構成について説明する。
図2に示すように、定着装置20は、回転可能で可撓性を有する無端状の定着ベルト21と、定着ベルト21の径方向外側に設けられるとともに定着ベルト21を径方向内側に押圧する加圧部材31と、定着ベルト21の径方向内側に設けられるとともに定着ベルト21を挟んで加圧部材31と互いに押圧するニップ形成部材26と、定着ベルト21および加圧部材31の間にトナー像Tを担持した記録媒体Pを挟み込むニップ部27と、定着ベルト21の内周側に設けられるとともに定着ベルト21を回転可能に支持する管状(略円筒状、パイプ形状)の支持部材(加熱部材ともいう)60と、支持部材60を加熱して定着ベルト21に伝熱させる加熱手段25と、支持部材60を画像形成装置1に支持させる補強部材23と、定着装置20の長手方向の両端部に設けられたフランジ部材28と、両端部に設けられたフランジ部材28をそれぞれ支持する図12に示すフレームである側板42とを備えている。
定着ベルト21は、内径30mmの筒状で、厚さ30〜50μmの鉄製の基材21aと、その表面側に形成された離型層21bと、基材21aの裏面側に形成された塗膜21cとを備えている。基材21aを形成する材料としては、鉄に限られず、コバルト、ニッケル、ステンレス、あるいはこれらの合金などの伝熱性のよい金属材料、もしくはポリイミドなどの合成樹脂材料を用いることができる。
離型層21bは、記録媒体P上のトナー像Tに対して離型性を高めるために設けられている。離型層21bは、厚さ10〜50μmのPFA(4フッ化エチレンバーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂)製としている。離型層21bを形成する材料としては、PFAに限られず、PTFE(4フッ化エチレン樹脂)、ポリイミド、ポリエーテルイミド、PES(ポリエーテルサルファイド)などを用いることができる。離型層21bを設けることで、トナー像Tに対する離型性が担保される。
塗膜21cは、支持部材60との摩擦抵抗を小さくするために設けられている。塗膜21cは、テフロン(登録商標)のコーティングとしている。塗膜を形成する材料としては、テフロン(登録商標)に限られず、メッキ、DLC(ダイヤモンドライクカーボン)、ガラスコートなどの表面コートを用いることができる。
支持部材60は、図3〜図5に示すように、厚さ0.1〜1mmの鉄などの金属製の断面略C字形状のパイプとされている。支持部材60は、ニップ形成部材26を収容してニップ部27の一部を形成するニップ凹部61と、ニップ凹部61の定着ベルト21の回転方向上流側に連続して設けられる導入領域62と、この導入領域62に連続して設けられる加熱領域63と、ニップ凹部61の定着ベルト21の回転方向下流側に形成される分離領域64と、この分離領域64に連続して設けられる平坦な逃げ領域65と、この逃げ領域65の回転方向下流側に連続して形成されるとともに加熱領域63に連続する中間領域66とを備えている。支持部材60はプレス成型により形成される。
加熱領域63は、ニップ凹部61の回転方向上流側から連続する半径14.5mmの断面円弧形状であって、加熱手段25により加熱される領域としている。また、加熱領域63の円弧中心63aは、ニップ形成部材26の記録媒体搬送方向(図2中、白抜き矢印で示す)の中心線26cに対して記録媒体搬送方向上流側に3.4mm離隔するようにしている。これにより、定着ベルト21は記録媒体搬送方向下流側に引っ張られることから、定着ベルト21が加熱領域63から離れ難くなる。また、支持部材60の内面、特に加熱領域63は黒色塗装されている。これにより、加熱手段25からの輻射熱の輻射率が向上する。
導入領域62は、断面形状として加熱領域63の円弧中心63aからの距離が加熱領域63の半径14.5mmより小さくなるようにして形成されている。すなわち、導入領域62は曲率の小さい平坦な形状であって、ニップ凹部61と加熱領域63とを連続するようにしている。これにより、ニップ部27の近傍における定着ベルト21の支持部材60からの浮き上がりを抑制できる。
分離領域64は、断面形状として加熱領域63の半径14.5mmよりも小さい半径13mmの円弧形状であり、ニップ部27を抜けた記録媒体Pから定着ベルト21を急激に引き離すことで記録媒体Pが定着ベルト21から分離される領域となっている。また、分離領域64の円弧中心64aは、加熱領域63の円弧中心63aに対して記録媒体搬送方向下流側に2.7mmかつニップ部27側に2mm離隔するようにしている。これにより、加熱領域63と分離領域64との各円弧中心63a、64aを結ぶ最大外径18が支持部材60の最大外径となるとともに、この最大外径18は30.86mmとなって定着ベルト21の内径30mmより大きくなる。これにより、定着ベルト21は加熱領域63と分離領域64との間で引っ張られるようになり、定着ベルト21が加熱領域63から離れ難くなる。さらに、ニップ形成部材26を組み付けた支持部材60の外周長をL1、定着ベルト21の内周長をL2とすると、周長差L2−L1が0.7mmであるようにしている。
中間領域66は、断面形状として加熱領域63と同一半径および同一中心63aの円弧形状となっている。これにより、加熱領域63と中間領域66とを同じ曲率で形成することができるので、支持部材60の加工が容易に行われる。
逃げ領域65は、分離領域64の円弧中心64aから記録媒体搬送方向下流側に11.5mm離れた平面で、中間領域66と分離領域64との間に形成されている。これにより、逃げ領域65において支持部材60と定着ベルト21とが非接触になるので、摩擦抵抗が低減される。
図2に示すように、支持部材60の外面は塗膜60aでコートされている。塗膜60aは、定着ベルト21との摩擦抵抗を小さくするために設けられている。塗膜60aは、テフロン(登録商標)のコーティングとしている。塗膜60aを形成する材料としては、テフロン(登録商標)に限られず、メッキ、DLC、ガラスコートなどの表面コートを用いることができる。また、支持部材60と定着ベルト21との間にはグリスが塗布されている。これにより、支持部材60と定着ベルト21との摩擦抵抗が小さくなる。
図3に示すように、ニップ凹部61は、支持部材60の内側に向けて平行に延びる一対の側壁67と、各側壁67の先端を結ぶ底壁68と、底壁68に形成された開口69とを備えている。ニップ凹部61には、ニップ凹部61の外側、すなわち支持部材60の内側に設けられた略コ字形状の外保持部材70と、ニップ凹部61の内側、すなわち支持部材60の外側に設けられた略コ字形状の内保持部材71とが装着されている。これら外保持部材70と内保持部材71とは、支持部材60のニップ凹部61の側壁67および底壁68を挟持してねじ止めされている。これら外保持部材70と内保持部材71との装着により、ニップ凹部61の形状が維持される。また、外保持部材70の長手方向の両端部には取付部70aが形成されている。取付部70aは、フランジ部材28により支持部材60に対して固定されている。また、外保持部材70、内保持部材71は、開口69に対応する面にそれぞれ開口部70b,71aを備えており、支持部材60に装着されると、補強部材23の受け突起23bを支持部材60の外側に露出させ該受け突起23bをニップ形成部材26に当接させる状態となる。
図2、図6、図7に示すように、ニップ形成部材26は、内保持部材71の内側に設けられている。ニップ形成部材26は、LCP(液晶ポリマー)や、ポリイミド樹脂、PAI(ポリアミドイミド樹脂)などの耐熱性を有する樹脂部材であり、支持部材60の長手方向に沿った略角棒状としている。このニップ形成部材26は、加圧部材31に対向する本体26aと、本体26aの背面で補強部材23に当接して支持される支持突起26bと、本体26aの周囲に設けられた膜部材29とを備えている。
本体26aが加圧部材31により押圧された際は、支持突起26bが補強部材23に当接して支持されることで、加圧部材31により押し込まれることが防止される。このニップ形成部材26の加圧部材31側の面は平面状に形成されている。なお、加圧部材31の表面に沿うような凹形状としても良い。
膜部材29は、PTFE繊維の織物からなり、定着ベルト21との摩擦抵抗を低減している。膜部材29は、本体26aに巻かれ、支持突起26bの近傍にねじ止めされた止着部材19と本体26aとに挟まれて固定されている。ニップ形成部材26は、その軸方向両端部がフランジ部材28により支持部材60に対して固定されている。
図2および図8に示すように、補強部材23は、支持部材60の長手方向に沿った金属製の略角棒状で、高い剛性を有する本体23aと、ニップ形成部材26の支持突起26bに当接する受け突起23bと、加熱手段25に対向する反射板22とを備えている。受け突起23bは、ニップ形成部材26の支持突起26bに当接し、加圧部材31により押圧されたニップ形成部材26を背後から支持する。反射板22は、加熱手段25からの輻射熱を反射して、補強部材23の本体23aに逃げてしまう熱量を低減している。補強部材23は、フランジ部材28により支持部材60に対して固定されている。
加熱手段25は、支持部材60の長手方向に沿って内部に設けられる線状発熱体であり、本実施の形態ではハロゲンヒータとしている。加熱手段25は、加熱領域63の内側に設置されている。このため、加熱領域63は、加熱手段25からの熱が補強部材23に遮られずに輻射される輻射領域となる。また、加熱領域63の適宜位置には、定着ベルト21の温度を検出する温度センサが設けられている。
図9に示すように、フランジ部材28は、支持部材60の軸方向両端部の内径部に挿入され支持部材60の端部近傍の形状を保持する円筒部28aと、当該定着装置20の側板42に固設されるフランジ部28bと、からなり、ニップ形成部材26、外保持部材70、補強部材23、加熱手段25をそれぞれ保持して固定している。また、フランジ部材28は、鍔部28cにより、定着ベルト21の軸方向への移動を規制している。
なお、支持部材60は、前述のように、加熱領域63において定着ベルト21と密着して定着ベルト21を効率的に加熱し、分離領域64において記録媒体Pの分離性を確保する等、所定の機能を得るために所定の断面形状としているが、支持部材60は薄肉の金属パイプであるため、加工上の形状のばらつきがあったり、定着ベルト21の摺動を受けて変形したりして所期の機能を損なう傾向にある。そこで、フランジ部材28の円筒部28aの外周面が支持部材60の端部近傍の形状を前述したような形状となるように保持し、所期の機能が安定して得られるようにしている。そのため、円筒部28aの外周面と支持部材60の端部の内周面とのクリアランスは、0.15mm以下となっている。
加圧部材31は、外径が30mmの加圧ローラであって、金属製のパイプ状の中心軸32と、その周囲に設けられた耐熱性のシリコーンゴムからなる弾性層33と、表面に形成されたPFA製の離型層34とを備えている。弾性層33は、厚さ2〜3mmとなっている。離型層34は、厚さ50μmのPFAチューブを被覆して形成されている。また、中心軸32には必要に応じてハロゲンヒータなどの発熱体を内蔵してもよい。
また、加圧部材31は、図示しない加圧機構によりニップ形成部材26に向けて定着ベルト21を介して押し当てられている。加圧部材31が定着ベルト21を介してニップ形成部材26に押圧されることにより、ニップ部27が形成される。加圧部材31は、定着ベルト21を押圧した状態で図示しない駆動機構により回転される(図2中、矢印方向)。この回転に伴って、定着ベルト21が回転するとともに、ニップ部27で記録媒体Pが加圧されつつ搬送される。
次に、作用について説明する。
ユーザが操作パネルあるいはコンピュータなどを操作して印刷要求を出す。この印刷要求により画像形成装置が出力信号を受けると、駆動機構によって加圧部材31が回転され、定着ベルト21も連れ回りする。
ここで、加熱領域63の円弧中心63aはニップ形成部材26の記録媒体搬送方向の中心線に対して記録媒体搬送方向上流側に位置するので、定着ベルト21は記録媒体搬送方向下流側、すなわち加熱領域63と反対側に引っ張られることから、加熱領域63における支持部材60と定着ベルト21との密着性が高まるとともに、定着ベルト21が支持部材60から離れ難くなる。また、加熱領域63は断面形状として定着ベルト21の半径15mmと略同一の半径14.5mmの円弧形状であるので、加熱領域63では定着ベルト21に変形力が殆ど作用することなく支持部材60に密着するようになり、支持部材60と定着ベルト21との密着性が高まる。さらに、加熱領域63と分離領域64との間の最大外径18の30.86mmが定着ベルト21の内径30mmより大きいので、定着ベルト21は加熱領域63と分離領域64との間で引っ張られるようになり、加熱領域63における支持部材60と定着ベルト21との密着性が高まるとともに、定着ベルト21が支持部材60から離れ難くなる。これらの理由から、加熱領域63において定着ベルト21が支持部材60に密着して摺動するようになる。
一方、加圧部材31の回転と同期して、加熱手段25が通電されて発熱する。加熱手段25の熱は加熱領域63に輻射されて、加熱領域63が急激に加熱される。なお、加圧部材31の回転と加熱手段25による加熱は必ずしも同時に開始する必要はなく、適宜時間差を設けても良い。そして、温度センサにより定着ベルト21の温度が検出され、ニップ部27が定着に必要な温度まで昇温された後、温度を保持したまま記録媒体Pの通紙が開始される。ニップ部27を通過した記録媒体Pでは、記録媒体P上のトナー像Tがニップ部27の圧力と熱により定着される。
以上のように、本実施の形態に係る画像形成装置によれば、加熱領域63における支持部材60と定着ベルト21との密着性がより高まるとともに定着ベルト21が支持部材60から離れ難くなるので、支持部材60から定着ベルト21への熱伝導率が高くなって、支持部材60が過熱することを抑制して、塗膜60a、21cの劣化を防止できるようになる。また、支持部材60と定着ベルト21との密着性がより高まることにより、ウォームアップ時間やファーストプリント時間を短縮することができ、省エネ性を向上することができる。
そして、本実施の形態によれば、分離領域64は断面形状として加熱領域63の半径よりも小さい半径の円弧形状であるので、定着ベルト21が記録媒体Pから急激に引き離される。よって、ニップ部27を通過した後の記録媒体Pでの定着ベルト21からの分離性を向上することができる。
また、本実施の形態によれば、ニップ形成部材26を組み付けた支持部材60の外周長をL1、定着ベルト21の内周長をL2とすると、周長差L2−L1が0.5〜0.9mmであるようにしている(図11)。ここで、周長差が0.9mmを超える場合は、定着ベルト21は支持部材60に対して緩く巻かれるので、定着ベルト21が浮き上がって支持部材60の一部に過熱部分が生じて塗膜の耐久性が劣化しやすくなる。また、周長差が0.5mm未満の場合は、定着ベルト21は支持部材60に対してきつく巻かれるので、定着ベルト21と支持部材60との摩擦力が大きくなって定着ベルト21が回転し難くなり、加圧部材31および記録媒体Pが定着ベルト21に対してスリップしやすくなる。このため、本実施の形態のように周長差L2−L1が0.5〜0.9mmであると、定着ベルト21が支持部材60から浮き上がることが無く支持部材60の過熱を防止できるとともに、定着ベルト21の支持部材60への巻き付きがきつすぎずに記録媒体Pのスリップを抑制できるようになる。
また、本実施の形態によれば、定着ベルト21は加熱領域63と分離領域64との間で引っ張られるので、定着ベルト21の停止時であっても加熱領域63において支持部材60と定着ベルト21との密着性が高まる。これにより、停止していた定着装置20を起動して定着ベルト21を静止加熱する際に、支持部材60を過熱することなく定着ベルト21を効率的に加熱できるようになる。
さらに、本実施の形態によれば、加熱手段25は支持部材60の長手方向に沿って内部に設けられる線状発熱体であるので、線状発熱体は組み付け構造が簡易であることから、定着装置20の構成を簡素化することができる。しかも、支持部材60の内面は黒色塗装されているので、支持部材60での輻射率が向上して、ウォームアップ時間やファーストプリント時間を短縮することができ、省エネ性を向上することができる。
また、本実施の形態によれば、加熱領域63とニップ形成部材26の間に、断面形状として加熱領域63の円弧中心63aからの距離が加熱領域63の半径14.5mmより小さい導入領域62が設けられているので、導入領域62において定着ベルト21が支持部材60の外周面から浮き上がってしまうのを抑制することができ、支持部材60が過熱することを防止できるようになる。
そして、本実施の形態によれば、中間領域66は、断面形状として加熱領域63と同一半径および同一中心63aの円弧形状であるので、加熱領域63と中間領域66とを同じ曲率で形成することができる。したがって、支持部材60の加工を容易にすることができ、製造コストを低減することができる。
また、本実施の形態によれば、中間領域66と分離領域64との間に、平坦な逃げ領域65が設けられているので、逃げ領域65において支持部材60と定着ベルト21とが非接触となり、これらの間の摩擦抵抗が減少して定着ベルト21と記録媒体Pとの間の摩擦抵抗より更に小さくなり、定着ベルト21に対する記録媒体Pのスリップを抑制することができる。また、支持部材60を形成するための材料を短くすることができるので、材料コストを低減することができる。
さらに、本実施の形態によれば、定着ベルト21の内面と支持部材60の外面とがいずれも塗膜21c、60aでコートされているとともに、これらの間にグリスが塗布されているので、支持部材60と定着ベルト21との間の摺動部分の摩擦抵抗が低減して定着ベルト21と記録媒体Pとの間の摩擦抵抗より小さくなるので、定着ベルト21に対する記録媒体Pのスリップを抑制することができる。
なお、本実施の形態に係る画像形成装置においては、本発明における定着装置20のニップ形成部材26を組み付けた支持部材60の外周長をL1、定着ベルト21の内周長をL2とすると、周長差L2−L1を0.7mmとしたが、これに限定されるものではない。
すなわち、定着ベルト21の内周長と支持部材60の外周長との差が0.9mmを超える場合は、定着ベルト21は支持部材60に対して緩く巻かれるので、定着ベルト21が浮き上がって支持部材60の一部に過熱部分が生じて塗膜の耐久性が劣化することがある。また、定着ベルト21の内周長と支持部材60の外周長との差が0.5mm未満の場合は、定着ベルト21は支持部材60に対してきつく巻かれるので、定着ベルト21と支持部材60との摩擦力が大きくなって定着ベルト21が回転し難くなり、加圧部材31および記録媒体Pが定着ベルト21に対してスリップしやすくなる。
このため、定着ベルト21の内周長と支持部材60の外周長との周長差としては、0.5〜0.9mmであればよく、より好ましくは0.6〜0.8mmであり、最も好ましくは0.7mmであり、これらの範囲であれば、支持部材60の過熱を防止しつつ、記録媒体Pのスリップを抑制することができるようになる。なお、塗膜21c、60aやグリスの有無、あるいは、各部の形状や寸法により、周長差は0.5〜0.9mmにも限られず、適宜設定することができる。
また、本実施の形態に係る画像形成装置においては、本発明における定着装置20の支持部材60の中間領域66は断面形状として加熱領域63と同一半径および同一中心63aの円弧形状であるものとしたが、これに限定されるものではなく、例えば補強部材23と干渉しなければ、断面形状として加熱領域63の円弧中心63aからの距離が加熱領域63の半径より小さいものとしてもよい。この場合、中間領域66では支持部材60と定着ベルト21とが非接触になるので、これらの間の摩擦抵抗が減少して定着ベルト21と記録媒体Pとの間の摩擦抵抗より更に小さくなり、定着ベルト21に対する記録媒体Pのスリップを抑制することができる。また、支持部材60を形成するための材料を短くすることができるので、材料コストを低減することができる。
また、本実施の形態に係る画像形成装置においては、本発明における定着装置20の定着ベルト21は直径30mmのものとしたが、これに限定されるものではなく、例えば、直径15〜120mm、特に25mmとしてもよい。
さらに、本実施の形態に係る画像形成装置においては、本発明における定着装置20の加熱手段25をハロゲンヒータなどの線状発熱体としたが、これに限定されるものではなく、例えば、図2に想像線で示すように、加熱手段25は支持部材60の長手方向に沿って内周面に接して設けられる面状発熱体であるようにしてもよい。
面状発熱体は、例えば、図10に示すように、定着ベルト21の軸方向および周方向に対応して所定の幅及び長さをもち可撓性のある発熱シート52sを備えている。この発熱シート52sは、絶縁性を有する基層52aと、耐熱性樹脂中に導電性粒子が分散されてなる抵抗発熱層52bと、この抵抗発熱層52bに電力を供給する電極層52cとを備えている。基層52a上には、抵抗発熱層52bと隣接する別の給電系統の電極層52cとの間や発熱シート52sの縁部分と外部との間を絶縁する絶縁層52dが設けられている。また、この面状発熱体は、発熱シート52sの端部で電極層52cに接続され、給電線から供給される電力を電極層52cに供給する電極端子を備えている。なお、面状発熱体としては、上述の構成に限られず、他の構成であってもよい。
面状発熱体を適用するとともに線状発熱体を省略することで、加熱領域63は面状発熱体からなる加熱手段25からの熱が伝導される接触領域となる。これによれば、面状発熱体は支持部材60を効率よく加熱することができるので、ウォームアップ時間やファーストプリント時間を短縮することができ、省エネ性を向上させることができる。
あるいは、加熱手段25は、支持部材60の外部または内部に設けられて支持部材60に対して誘導加熱を行う誘導コイルであるようにしてもよい。この場合、加熱領域63は、加熱手段25に対向して誘導加熱される対向領域となる。これによれば、誘導加熱では支持部材60以外は直接加熱されないので、線状発熱体のように支持部材60以外に例えば補強部材23まで加熱されることはなく、支持部材60を効率的に加熱することができる。
(実施例)
上述した実施の形態と同条件で、図5に示す寸法および形状の支持部材60を用い、ニップ形成部材26を組み付けた支持部材60の外周長L1と定着ベルト21の内周長L2との周長差L2−L1のみを異ならせて、各種の測定を行った。測定は、周長差と支持部材60の表面温度との関係、ならびに周長差と支持部材60および定着ベルト21の摩擦力との関係について行った。
その結果を図11に示す。図11に示すように、周長差が0.9mmを超える場合は、支持部材60の表面温度が所定の温度限界値を超えた。すなわち、周長差が0.9mmを超える場合は、定着ベルト21は支持部材60に対して緩く巻かれるので、定着ベルト21が浮き上がって支持部材60の一部に過熱部分が生じて温度限界を超えたものと推測された。これにより、周長差が0.9mmを超える場合は、支持部材60の過熱により塗膜60aの耐久性が劣化しやすくなることが判明した。
また、周長差が0.5mm未満の場合は、支持部材60および定着ベルト21の間の摩擦力が所定の限界値を超えた。すなわち、周長差が0.5mm未満の場合は、定着ベルト21は支持部材60に対してきつく巻かれるので、定着ベルト21と支持部材60との間の摩擦力が大きくなり加圧部材31および記録媒体Pのスリップ限界値を超えたと推測された。これにより、周長差が0.5mm未満の場合は、定着ベルト21が回転し難くなり、加圧部材31および記録媒体Pが定着ベルト21に対してスリップしやすくなることが判明した。
これらの結果を踏まえ、定着ベルト21の内周長と支持部材60の外周長との周長差としては、0.5〜0.9mm、より好ましくは0.6〜0.8mm、最も好ましくは0.7mmであることが明らかとなった。これにより、支持部材60の過熱を防止しつつ、記録媒体Pのスリップを抑制できることが確認された。
ところで、ニップ形成部材26は、固定部材であるために、装置稼動時は常に同じ部分が定着ベルト21と摺動接触することになる。そのため、ニップ形成部材26は、耐熱樹脂製の本体26aのニップ部27側の表面に高摺動性を有するシートである膜部材29を巻きつけた構成となっている。このとき、本体26aのニップ部27とは反対側の面に膜部材29の固定と支持突起26bの配置が集中するため、膜部材29を定着ベルト21と適切に摺接するように本体26aに固定しつつ、支持突起26bが補強部材23と適切に当接するように配置することが容易ではなかった。また、ニップ形成部材26はニップ部27の位置を決める部品であるために、ユニット内で高精度に配置されている必要があるが、ニップ形成部材26は加圧ローラ31からの圧を支える剛性の高い補強部材23によって支えられた状態で配置される関係上、膜部材29を介して補強部材23と当接させると、膜部材29の厚さのバラツキ等の影響を受けてユニット内におけるニップ形成部材26の配置精度を損ない、ニップ部27が適切に形成されない不具合があった。
発明者らは、この問題を解決すべく鋭意検討を行い、本発明を成すに至った。
以下、本発明の要部構成について説明する。
図13は、ニップ形成部材26の構成を示す斜視図である。ここでは、補強部材23側から見た構成を示しており、図13(a)がニップ形成部材26の全体構成を、図13(b)はその一部構成を示している。
ニップ形成部材26において、図13に示すように、ベース部材である本体26aは、ニップ部27とは反対側の面(ベース背面)にその長手方向に所定間隔で配列され補強部材23(受け突起23b)と当接する、当接面が楕円形状となった複数の支持突起26bを有しており、膜部材29は、該膜部材29に設けられた開口部29kを支持突起26bに嵌め込んだ状態で本体26aに巻きつけられ、さらに本体26aのニップ部27とは反対側の面で止着部材19とともにネジである締結部材26nで固定されている。
また、締結部材26nの螺合位置を外して本体26aから支持突起26bが、膜部材29の開口部29kと止着部材19の開口部19kを通して外部に突出するようになっている(図13(b))。また、支持突起26bは締結部材26nよりも補強部材23側に突出している。このように、支持突起26bが膜部材29から露出しているため、図14に示すように、補強部材23の受け突起23bに膜部材29を介さずに直接当接するようになり、ニップ形成部材26は、位置精度よく補強部材23に支持されるようになる。
このとき、補強部材23における受け突起23bは軸方向に複数(本実施形態では5つ)配置されており、図14(b)に示すように、1つの受け突起23bに対して複数の支持突起26b(図14(b)では4つの支持突起26b)が当接するようになっている。したがって、ニップ形成部材26は、図13(a)に示すように、軸方向に20個の支持突起26bを有している。
なお、支持突起26bが軸方向(長手方向)全域に亘って繋がっていた場合、膜部材29を本体26aのベース背面で固定するスペースがなくなってしまうため、小さな支持突起26bを軸方向に所定間隔をもって配置し、支持突起26b間のスペースで巻きつけられた膜部材29を締結部材26nで固定する構成としている。
図15は、本体26aのベース背面に設けられた支持突起26b及びネジ穴26hの配置を示す正面図である。
本体26aのベース背面には、図15に示すように、複数の支持突起26bと、締結部材26nが締結されるネジ穴26hと、がそれぞれ所定間隔で設けられている。
ここで、支持突起26bは、補強部材23との当接面が軸方向の幅(または長径)5mm〜7mmの楕円形状となっており、支持突起26b同士の間隔は6mm以上、14mm以下となっている。支持突起26bの間隔が6mm未満になると、膜部材29を固定するために充分な締結力を有する締結部材26nを配置することができず、14mmより大となると加圧時(ニップ部形成時)に支持突起26bの間で圧抜けが発生し、ニップ部27が波打った形状となってしまい、ニップ部27を通過する記録媒体Pで搬送シワや不均一な定着が発生してしまうためである。
また、すべてのネジ穴26hで締結部材26nを締結する必要はなく、ニップ形成部材26の軸方向においてバランスよく締結すればよい。例えば図13(a)に示すように、4つ並んだ支持突起26bの両端及びその中央のネジ穴26hで締結部材26nを締結するとよい。
また、複数の支持突起26bは、本体26aの軸方向(長手方向)中央部から両端部に向かうにつれてそれぞれ突起高さが徐々に低くなっていることが好ましい。すなわち、図16において、本体26aの軸方向において中央部の支持突起26bの高さh1が端部の支持突起26bの高さh2よりも大きく、支持突起26bの高さが中央部から両端部それぞれに向かうにつれて徐々に低くなるように変化している。
また、複数の支持突起26bは、ニップ部27が形成されるときの補強部材23の軸方向(長手方向)の変形分を相殺するように、本体26aの軸方向(長手方向)中央部と端部の突起高さの差を有していることが好適である。
以上の構成により、ニップ部27形成時に、補強部材23が、仮に多少撓んだとしても、軸方向中央部のニップ圧が低下することを防ぎ、軸方向におけるニップ幅及びニップ圧にばらつきが生じることを抑制することができる。
ここで、定着装置20において、ニップ形成部材26における本体26aの軸方向中央部の支持突起26bの高さh1と端部の支持突起26bの高さh2の差を変化させて、ニップ部27における軸方向中央部と端部のニップ幅、面圧を測定した。なお、詳細な条件は次のとおりである。
・支持突起26bの高さh1と高さh2の差(△h);0.4mm、0.5mmの2水準
・加圧ローラ31の軸上硬度(ゴム硬度);57HS、66HSの2水準
・ニップ部27総荷重;240N
・ニップ部軸方向長さ;300mm
図17にその測定結果を示す。
まず、図17(a)では、支持突起26bの高さh1と高さh2の差(△h)が0.4mmの場合(凸0.4の表記)、0.5mmの場合(凸0.5と表記)のいずれにおいても、加圧ローラ31の軸上硬度57HS〜66HSの範囲で、ニップ部27の軸方向中央部、端部ともに許容ニップ幅範囲(6〜7mm)内に収まる領域が存在しており、ニップ幅に関しては、支持突起26bの高さh1と高さh2の差(△h)が0.4mm、0.5mmのいずれでもよいことが分かった。
一方、図17(b)では、支持突起26bの高さh1と高さh2の差(△h)が0.4mmの場合(凸0.4の表記)には、加圧ローラ31の軸上硬度57HS〜66HSの範囲で、ニップ部27の軸方向中央部、端部ともに許容面圧範囲(0.6〜0.8kgf/cm)内に収まる領域が存在したが、支持突起26bの高さh1と高さh2の差(△h)が0.5mmの場合(凸0.5の表記)には、加圧ローラ31の軸上硬度57HS〜66HSの範囲で、ニップ部27の軸方向中央部、端部ともに許容面圧範囲(0.6〜0.8kgf/cm)内に収まる領域は存在しなかった。
以上のことから、支持突起26bの高さh1と高さh2の差(△h)を0.4mmとすると、加圧ローラ31の加圧によって補強部材23が変形してもその変形分をニップ形成部材26における支持突起26bの突起高さの差で相殺し、ニップ形成部材26のニップ面側は軸方向に真直ぐになるので均一なニップ幅およびニップ内面圧を得ることができ、好適であるのに対して、支持突起26bの高さh1と高さh2の差(△h)を0.5mmとするとニップ内面圧が不均一となって不適であることが分かった。
また、支持突起26bの高さh1と高さh2の差(△h)の範囲は、0.30〜0.48mmが好ましく、0.375〜0.425mmがより好ましい。
なお、これまで本発明を図面に示した実施形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
1 画像形成装置
3 露光部
4Y,4M,4C,4K 作像部
5Y,5M,5C,5K 感光体ドラム
12 給紙部
18 加熱領域と分離領域との間の最大外径
19 止着部材
19k 開口部
20 定着装置
21 定着ベルト
21a 基材
21b 離型層
21c 塗膜
22 反射板
22c 取付部
22n 固定ネジ
23 補強部材
23a 本体
23b 受け突起
25 加熱手段
26 ニップ形成部材
26a 本体
26b 支持突起
26c 中心線
26h ネジ穴
26n 締結部材
27 ニップ部
28 フランジ部材
28a 円筒部
28b フランジ部
28c 鍔部
29 膜部材
29k 開口部
31 加圧ローラ(加圧部材)
32 中心軸
33 弾性層
34 離型層
42 側板
60 支持部材
60a 塗膜
61 ニップ凹部
62 導入領域
63 加熱領域
63a 加熱領域の円弧中心
64 分離領域
64a 分離領域の円弧中心
65 逃げ領域
66 中間領域
67 側壁
68 底壁
69 開口
70 外保持部材
70a 取付部
70b 開口部
71 内保持部材
71a 開口部
75 帯電部
76 現像装置
77 クリーニング部
78 中間転写ベルト
79Y,79M,79C,79K 1次転写バイアスローラ
80 中間転写クリーニング部
82 2次転写バックアップローラ
83 クリーニングバックアップローラ
84 テンションローラ
85 中間転写ユニット
89 2次転写ローラ
97 給紙ローラ
98 レジストローラ対
99 排紙ローラ対
100 スタック部
101 ボトル収納部
102Y,102M,102C,102K トナーボトル
201 ヒータ
202,203 ローラ部材
204 定着ベルト
205,212 加圧ローラ
211 セラミックヒータ
213 フィルム
A,B 領域
N 定着ニップ部
P 記録媒体
T トナー像
特開平11−2982号公報 特開平4−44075号公報 特開8−262903号公報 特開10−213984号公報 特開2007−334205号公報 特開2010−96782号公報

Claims (4)

  1. 回転可能な無端状ベルトの定着部材と、
    前記定着部材の外周側に該定着部材と圧接可能に配置される加圧部材と、
    前記定着部材の内周側に配置され、ベース部材と該ベース部材に巻きつけられる摺動シートとからなり、前記定着部材を介して前記加圧部材と圧接してニップ部を形成するニップ形成部材と、
    前記定着部材の内周側に固設され、前記ニップ形成部材を前記ニップ部とは反対側から支持する補強部材と、
    前記定着部材の内周側に固設され、外周面が該定着部材の内周面と摺接して前記定着部材の回転を支持する略円筒状の支持部材と、
    前記支持部材の円筒内部に配置され該支持部材を加熱する加熱手段と、
    を備え、
    前記ニップ形成部材において、前記ベース部材は、前記ニップ部とは反対側の面にその長手方向に所定間隔で配列され前記補強部材と当接する複数の突起部を有しており、前記摺動シートは、該摺動シートに設けられた開口部を前記突起部に嵌め込んだ状態で前記ベース部材に巻きつけられ、さらに該ベース部材の前記ニップ部とは反対側の面で締結部材で固定されていることを特徴とする定着装置。
  2. 前記複数の突起部は、前記ベース部材の長手方向中央部から端部に向かうにつれて突起高さが徐々に低くなっていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記複数の突起部は、前記ニップ部が形成されるときの前記補強部材の長手方向の変形分を相殺するように、前記ベース部材の長手方向中央部と端部の突起高さの差を有していることを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
JP2010280115A 2010-12-16 2010-12-16 定着装置及び画像形成装置 Active JP5625865B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010280115A JP5625865B2 (ja) 2010-12-16 2010-12-16 定着装置及び画像形成装置
US13/315,704 US8682218B2 (en) 2010-12-16 2011-12-09 Fixing device and image forming apparatus incorporating same
CN201110437961.5A CN102566379B (zh) 2010-12-16 2011-12-12 定影装置及图像形成装置
EP20110193232 EP2466391B1 (en) 2010-12-16 2011-12-13 Fixing device and image forming apparatus incorporating same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010280115A JP5625865B2 (ja) 2010-12-16 2010-12-16 定着装置及び画像形成装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014203943A Division JP5904249B2 (ja) 2014-10-02 2014-10-02 定着装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012128219A JP2012128219A (ja) 2012-07-05
JP5625865B2 true JP5625865B2 (ja) 2014-11-19

Family

ID=45421909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010280115A Active JP5625865B2 (ja) 2010-12-16 2010-12-16 定着装置及び画像形成装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8682218B2 (ja)
EP (1) EP2466391B1 (ja)
JP (1) JP5625865B2 (ja)
CN (1) CN102566379B (ja)

Families Citing this family (69)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5625860B2 (ja) * 2010-12-14 2014-11-19 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5773151B2 (ja) 2011-08-17 2015-09-02 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6069828B2 (ja) 2011-12-05 2017-02-01 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5737629B2 (ja) 2011-12-26 2015-06-17 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6136221B2 (ja) 2011-12-27 2017-05-31 株式会社リコー 定着装置、及び、画像形成装置
JP6136220B2 (ja) 2011-12-27 2017-05-31 株式会社リコー 定着装置、及び、画像形成装置
JP5904325B2 (ja) 2011-12-28 2016-04-13 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
CN103186087B (zh) 2011-12-28 2016-08-03 株式会社理光 定影装置、成像装置和分离构件
JP5796711B2 (ja) 2011-12-28 2015-10-21 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5928783B2 (ja) 2012-01-11 2016-06-01 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5761524B2 (ja) 2012-01-13 2015-08-12 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5737520B2 (ja) 2012-01-13 2015-06-17 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5796714B2 (ja) 2012-01-13 2015-10-21 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5970828B2 (ja) 2012-01-19 2016-08-17 株式会社リコー 分離部材、定着装置、及び画像形成装置
JP6333511B6 (ja) 2012-01-23 2023-11-08 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5967468B2 (ja) 2012-01-24 2016-08-10 株式会社リコー 定着装置、及び、画像形成装置
JP5943231B2 (ja) 2012-01-26 2016-07-05 株式会社リコー 定着装置、及び、画像形成装置
JP6035668B2 (ja) 2012-01-27 2016-11-30 株式会社リコー 定着装置、及び、画像形成装置
JP6052598B2 (ja) 2012-01-30 2016-12-27 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5751428B2 (ja) 2012-01-31 2015-07-22 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6051741B2 (ja) 2012-01-31 2016-12-27 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5963105B2 (ja) 2012-02-02 2016-08-03 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5850326B2 (ja) 2012-02-09 2016-02-03 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5995132B2 (ja) 2012-02-09 2016-09-21 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6032525B2 (ja) 2012-02-09 2016-11-30 株式会社リコー 画像形成装置
JP2013164463A (ja) 2012-02-09 2013-08-22 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP6019779B2 (ja) 2012-02-09 2016-11-02 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6019785B2 (ja) 2012-02-09 2016-11-02 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6423994B2 (ja) 2012-02-09 2018-11-14 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
US9026024B2 (en) 2012-02-09 2015-05-05 Ricoh Company, Ltd. Fixing device capable of minimizing damage of endless rotary body and image forming apparatus incorporating same
JP6003619B2 (ja) 2012-02-09 2016-10-05 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5896281B2 (ja) 2012-02-09 2016-03-30 株式会社リコー 画像形成装置
JP6209311B2 (ja) 2012-02-09 2017-10-04 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6135051B2 (ja) 2012-02-09 2017-05-31 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5948923B2 (ja) 2012-02-09 2016-07-06 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6201312B2 (ja) 2012-02-09 2017-09-27 株式会社リコー 画像形成装置
JP6103679B2 (ja) 2012-02-09 2017-03-29 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5950152B2 (ja) 2012-03-22 2016-07-13 株式会社リコー 定着装置、及び、画像形成装置
JP2013195857A (ja) 2012-03-22 2013-09-30 Ricoh Co Ltd 定着装置、及び、画像形成装置
JP2014013377A (ja) * 2012-06-06 2014-01-23 Ricoh Co Ltd 定着装置および画像形成装置
US9152106B2 (en) 2012-08-31 2015-10-06 Ricoh Company, Ltd. Fixing device and image forming apparatus including same
JP6136147B2 (ja) * 2012-08-31 2017-05-31 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP2014186303A (ja) 2013-02-25 2014-10-02 Ricoh Co Ltd 定着装置および画像形成装置
WO2015033955A1 (ja) * 2013-09-05 2015-03-12 三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社 熱可塑性樹脂組成物、樹脂成形品、及びメッキ層付樹脂成形品の製造方法
JP6413528B2 (ja) 2014-03-17 2018-10-31 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6347163B2 (ja) 2014-07-10 2018-06-27 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6589350B2 (ja) 2014-07-10 2019-10-16 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6365039B2 (ja) 2014-07-10 2018-08-01 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6407011B2 (ja) * 2014-12-22 2018-10-17 キヤノン株式会社 無端ベルト
JP6264321B2 (ja) 2015-05-15 2018-01-24 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置及びそれを備えた画像形成装置
JP6583716B2 (ja) 2015-07-07 2019-10-02 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6597148B2 (ja) 2015-10-08 2019-10-30 株式会社リコー 定着装置、画像形成装置、及び摺動部材
JP2017083520A (ja) 2015-10-23 2017-05-18 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
US9869952B2 (en) 2015-11-11 2018-01-16 Ricoh Company, Ltd. Fixing device and image forming apparatus including a friction reducer including a lubricant
US20170255149A1 (en) * 2016-03-03 2017-09-07 Hiromasa Takagi Nip-forming member, fixing unit, and image forming apparatus
JP6648606B2 (ja) * 2016-03-31 2020-02-14 ブラザー工業株式会社 定着装置
US10838332B2 (en) * 2016-07-21 2020-11-17 Canon Kabushiki Kaisha Image heating device
US10295937B2 (en) 2016-09-01 2019-05-21 Ricoh Company, Ltd. Fixing device and image forming apparatus
JP6857324B2 (ja) * 2017-01-17 2021-04-14 株式会社リコー 定着装置、及び、画像形成装置
JP6832180B2 (ja) * 2017-02-06 2021-02-24 株式会社東芝 定着装置及び画像形成装置
JP6855847B2 (ja) * 2017-03-08 2021-04-07 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP7106840B2 (ja) * 2017-11-07 2022-07-27 コニカミノルタ株式会社 定着装置および画像形成装置
JP2019105795A (ja) 2017-12-14 2019-06-27 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置、画像形成装置及び押し当て部材形成方法
KR20190108896A (ko) 2018-03-15 2019-09-25 휴렛-팩커드 디벨롭먼트 컴퍼니, 엘.피. 무단 벨트가 회전 부재에 의하여 지지되는 정착기
JP7069921B2 (ja) 2018-03-26 2022-05-18 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP7127406B2 (ja) 2018-07-25 2022-08-30 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP7172349B2 (ja) * 2018-09-20 2022-11-16 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 定着装置および画像形成装置
JP2022018257A (ja) * 2020-07-15 2022-01-27 キヤノン株式会社 定着装置及び画像形成装置
KR20230043330A (ko) * 2021-09-24 2023-03-31 휴렛-팩커드 디벨롭먼트 컴퍼니, 엘.피. 정착 벨트의 과열을 방지하기 위한 열 전달 부재를 갖는 정착 장치

Family Cites Families (126)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3795770B2 (ja) 2000-06-30 2006-07-12 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP2002148985A (ja) * 2000-11-10 2002-05-22 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置
JP3957968B2 (ja) 2000-11-24 2007-08-15 株式会社リコー 定着装置及びこれを有する画像形成装置
JP3880424B2 (ja) 2001-03-29 2007-02-14 株式会社リコー 画像形成装置
JP2002372885A (ja) 2001-06-18 2002-12-26 Ricoh Co Ltd 液体塗布装置および画像形成装置
JP2003076189A (ja) 2001-06-22 2003-03-14 Ricoh Co Ltd 定着装置および画像形成装置
EP1341058B1 (en) 2002-03-01 2006-07-19 Ricoh Company, Ltd Fixing device with a peeler and image forming apparatus including the same
JP3691026B2 (ja) 2002-04-12 2005-08-31 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP4099098B2 (ja) 2002-05-31 2008-06-11 株式会社リコー 定着装置・画像形成装置
JP3954919B2 (ja) 2002-07-26 2007-08-08 株式会社リコー 画像形成装置
JP2004206079A (ja) 2002-12-13 2004-07-22 Ricoh Co Ltd 定着装置と画像形成装置
US7212759B2 (en) 2003-03-27 2007-05-01 Ricoh Company, Ltd. Heating device, fixing device and image forming apparatus
US7054570B2 (en) 2003-03-27 2006-05-30 Ricoh Company, Ltd. Image-forming apparatus
US7130555B2 (en) 2003-04-01 2006-10-31 Ricoh Company, Ltd. Fixing unit having a plurality of heaters, image forming apparatus and method of determining temperature detecting position of temperature sensor
JP4351462B2 (ja) 2003-04-01 2009-10-28 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
US7151907B2 (en) 2003-07-30 2006-12-19 Ricoh Company Limited Fixing device, image forming apparatus using the same and process cartridge
JP4439885B2 (ja) 2003-11-25 2010-03-24 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
US7609988B2 (en) 2003-12-08 2009-10-27 Ricoh Company, Ltd. Heater, fixing unit and image forming apparatus having power supplied from chargeable auxiliary power supplying unit varied per unit time
JP2005174577A (ja) 2003-12-08 2005-06-30 Ricoh Co Ltd 加熱装置、これを用いた定着装置及びこの定着装置を用いた画像形成装置
JP2005189461A (ja) 2003-12-25 2005-07-14 Ricoh Co Ltd ベルト定着装置,画像形成装置及びその画像形成装置において使用するトナー
JP2005219273A (ja) 2004-02-04 2005-08-18 Ricoh Co Ltd 蓄電装置、定着装置、及び、画像形成装置
EP1562085B1 (en) 2004-02-05 2011-12-21 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
JP2005221753A (ja) 2004-02-05 2005-08-18 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2005316080A (ja) 2004-04-28 2005-11-10 Ricoh Co Ltd ローラ及びそのローラを用いる定着装置並びに画像形成装置
JP2005331578A (ja) * 2004-05-18 2005-12-02 Fuji Xerox Co Ltd 電子写真システム用の定着装置と画像形成装置
US7925177B2 (en) 2004-07-21 2011-04-12 Ricoh Co, Ltd. Image fixing apparatus stably controlling a fixing temperature, and image forming apparatus using the same
JP4578178B2 (ja) 2004-08-23 2010-11-10 株式会社リコー 画像形成装置
JP2006091809A (ja) 2004-08-23 2006-04-06 Ricoh Co Ltd クリーニング装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置及びトナー
JP4578179B2 (ja) 2004-08-23 2010-11-10 株式会社リコー 定着装置、及び画像形成装置
US7343113B2 (en) 2004-09-08 2008-03-11 Ricoh Company, Ltd. Fixing device, image forming apparatus including the fixing device, and fixing method
JP4530771B2 (ja) 2004-09-08 2010-08-25 株式会社リコー 定着装置、及び画像形成装置
JP4530770B2 (ja) 2004-09-08 2010-08-25 株式会社リコー 定着装置、及び画像形成装置
US7333743B2 (en) 2004-09-09 2008-02-19 Ricoh Company, Ltd. Fixing device, image forming apparatus including the fixing device, and fixing method
JP4679857B2 (ja) 2004-09-09 2011-05-11 株式会社リコー 定着装置、及び画像形成装置
JP4614058B2 (ja) 2004-09-09 2011-01-19 株式会社リコー 定着装置の電力供給制御方法、定着装置、及び画像形成装置
JP4381970B2 (ja) * 2004-09-30 2009-12-09 株式会社リコー 現像剤規制部材、この現像剤規制部材の製造方法及びこれを用いた現像機及びこの現像機を用いた画像形成装置又はプリンタ
JP2006154487A (ja) 2004-11-30 2006-06-15 Ricoh Co Ltd 定着装置、画像形成装置及び定着装置の制御方法
JP4264410B2 (ja) 2004-11-30 2009-05-20 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
US7546049B2 (en) 2005-01-21 2009-06-09 Ricoh, Ltd. Image forming device with a control means to correct the fixing control temperature
JP2006201564A (ja) 2005-01-21 2006-08-03 Ricoh Co Ltd 定着装置および画像形成装置
JP4883914B2 (ja) 2005-01-24 2012-02-22 株式会社リコー 定着装置及びこれを用いる画像形成装置
US20060257183A1 (en) 2005-05-12 2006-11-16 Masanao Ehara Image forming apparatus
JP4841179B2 (ja) 2005-06-17 2011-12-21 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP4728059B2 (ja) 2005-07-15 2011-07-20 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP2007035606A (ja) 2005-07-29 2007-02-08 Ricoh Co Ltd 加熱装置、定着装置及び画像形成装置
JP4908120B2 (ja) * 2006-09-07 2012-04-04 株式会社リコー 現像剤規制ブレード構造体及びこれを用いた現像機及びこの現像機を用いたプリンタ及びこの現像機を用いた画像形成装置
JP2008065264A (ja) 2006-09-11 2008-03-21 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2008070747A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2008216825A (ja) 2007-03-07 2008-09-18 Ricoh Co Ltd 定着装置、これを用いた画像形成装置
JP5177348B2 (ja) 2007-03-12 2013-04-03 株式会社リコー 定着装置、これを用いた画像形成装置
JP2008225118A (ja) 2007-03-13 2008-09-25 Ricoh Co Ltd 廃トナー回収装置及び画像形成装置
JP2008233790A (ja) 2007-03-23 2008-10-02 Ricoh Co Ltd 定着装置、これを用いた画像形成装置
JP2008261953A (ja) 2007-04-10 2008-10-30 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US8244168B2 (en) 2007-06-25 2012-08-14 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus with movable transfer device
JP5121406B2 (ja) 2007-11-13 2013-01-16 株式会社リコー 画像形成装置
JP5015675B2 (ja) 2007-06-27 2012-08-29 株式会社リコー 加熱装置および定着装置ならびに画像形成装置
JP2009069397A (ja) 2007-09-12 2009-04-02 Ricoh Co Ltd 定着装置および画像形成装置
JP5262073B2 (ja) 2007-11-13 2013-08-14 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2009145417A (ja) 2007-12-11 2009-07-02 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
EP2075645B1 (en) 2007-12-26 2014-11-05 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, and method of controlling warming-up time of image forming apparatus
JP5552732B2 (ja) 2008-03-31 2014-07-16 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
US20100020809A1 (en) 2008-07-25 2010-01-28 Micrel, Inc. True Ring Networks Using Tag VLAN Filtering
JP5177412B2 (ja) 2008-09-19 2013-04-03 株式会社リコー 画像形成装置
JP5170842B2 (ja) * 2008-10-14 2013-03-27 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5387884B2 (ja) 2008-10-14 2014-01-15 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5201478B2 (ja) * 2009-02-09 2013-06-05 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5510818B2 (ja) 2009-05-08 2014-06-04 株式会社リコー 潤滑剤塗布装置、プロセスカートリッジ、転写ユニット、および、画像形成装置
JP5348561B2 (ja) * 2009-05-15 2013-11-20 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP4760958B2 (ja) * 2009-05-25 2011-08-31 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 定着装置及び画像形成装置
JP5360686B2 (ja) 2009-05-27 2013-12-04 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP4887402B2 (ja) 2009-05-28 2012-02-29 シャープ株式会社 定着装置および該定着装置を備える画像形成装置
JP5440006B2 (ja) * 2009-07-29 2014-03-12 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5464411B2 (ja) 2009-07-29 2014-04-09 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2011043666A (ja) 2009-08-21 2011-03-03 Ricoh Co Ltd 定着装置および画像形成装置
JP5521776B2 (ja) 2009-08-24 2014-06-18 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5418068B2 (ja) 2009-08-26 2014-02-19 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5321905B2 (ja) 2009-09-01 2013-10-23 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5582455B2 (ja) 2009-09-03 2014-09-03 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5556343B2 (ja) 2009-09-03 2014-07-23 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5510886B2 (ja) 2009-09-08 2014-06-04 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5299690B2 (ja) 2009-09-10 2013-09-25 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5366005B2 (ja) 2009-09-10 2013-12-11 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5549160B2 (ja) 2009-09-10 2014-07-16 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5541608B2 (ja) 2009-09-10 2014-07-09 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP2011081338A (ja) 2009-09-14 2011-04-21 Ricoh Co Ltd 定着装置
JP5375469B2 (ja) 2009-09-14 2013-12-25 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5581634B2 (ja) 2009-09-15 2014-09-03 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP2011064726A (ja) 2009-09-15 2011-03-31 Ricoh Co Ltd 定着装置および画像形成装置
JP5326958B2 (ja) 2009-09-15 2013-10-30 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2011064767A (ja) 2009-09-15 2011-03-31 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP5440922B2 (ja) 2009-09-28 2014-03-12 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5472605B2 (ja) 2009-10-09 2014-04-16 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5440777B2 (ja) 2009-11-17 2014-03-12 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5532977B2 (ja) 2009-11-30 2014-06-25 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5333194B2 (ja) 2009-12-22 2013-11-06 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5403264B2 (ja) 2010-01-13 2014-01-29 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5381746B2 (ja) 2010-01-26 2014-01-08 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
US8600276B2 (en) 2010-01-27 2013-12-03 Ricoh Company, Limited Heat conduction unit, fixing device, and image forming apparatus
JP5445188B2 (ja) 2010-02-07 2014-03-19 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5445189B2 (ja) 2010-02-08 2014-03-19 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5381776B2 (ja) 2010-02-12 2014-01-08 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2011169997A (ja) 2010-02-17 2011-09-01 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP5564981B2 (ja) 2010-02-25 2014-08-06 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5556236B2 (ja) 2010-02-26 2014-07-23 株式会社リコー 定着装置、及び、これを備える画像形成装置
JP5531676B2 (ja) 2010-03-03 2014-06-25 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5509936B2 (ja) 2010-03-03 2014-06-04 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5418913B2 (ja) 2010-03-04 2014-02-19 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5600970B2 (ja) 2010-03-08 2014-10-08 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5633386B2 (ja) 2010-03-10 2014-12-03 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5440278B2 (ja) 2010-03-10 2014-03-12 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5471634B2 (ja) 2010-03-11 2014-04-16 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5471637B2 (ja) 2010-03-12 2014-04-16 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5408553B2 (ja) 2010-03-12 2014-02-05 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5630040B2 (ja) 2010-03-15 2014-11-26 株式会社リコー 定着装置、及び画像形成装置
JP2011191565A (ja) 2010-03-15 2011-09-29 Ricoh Co Ltd 潤滑剤塗布装置および画像形成装置
JP5625406B2 (ja) 2010-03-16 2014-11-19 株式会社リコー 画像形成装置
JP2011191607A (ja) 2010-03-16 2011-09-29 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2011191591A (ja) 2010-03-16 2011-09-29 Ricoh Co Ltd 定着装置および画像形成装置
JP5589526B2 (ja) 2010-03-18 2014-09-17 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5447045B2 (ja) 2010-03-18 2014-03-19 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5515906B2 (ja) 2010-03-18 2014-06-11 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP2011197183A (ja) 2010-03-18 2011-10-06 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP5510721B2 (ja) 2010-05-07 2014-06-04 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5510058B2 (ja) 2010-05-19 2014-06-04 株式会社リコー 画像形成装置
EP2453316B1 (en) * 2010-11-12 2021-03-24 Ricoh Company, Ltd. Fixing device and image forming apparatus incorporating same
JP5625860B2 (ja) 2010-12-14 2014-11-19 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20120155936A1 (en) 2012-06-21
JP2012128219A (ja) 2012-07-05
EP2466391A1 (en) 2012-06-20
CN102566379A (zh) 2012-07-11
EP2466391B1 (en) 2015-05-06
US8682218B2 (en) 2014-03-25
CN102566379B (zh) 2014-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5625865B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5589820B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5625860B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5696835B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5747502B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5515906B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP5509936B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5582455B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP5531676B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5440922B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP5633386B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5655535B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6069950B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP5499800B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6136147B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2012189770A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5601162B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP5488811B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2013057896A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2012128332A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5655541B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5904249B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2012128331A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2012103467A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2012108186A (ja) 定着装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140411

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140507

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140703

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140902

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140915

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5625865

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151