JP2012128331A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
定着装置及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012128331A JP2012128331A JP2010281661A JP2010281661A JP2012128331A JP 2012128331 A JP2012128331 A JP 2012128331A JP 2010281661 A JP2010281661 A JP 2010281661A JP 2010281661 A JP2010281661 A JP 2010281661A JP 2012128331 A JP2012128331 A JP 2012128331A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing
- fixing device
- nip
- fixing belt
- support member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
【解決手段】定着ベルト21と、加圧ローラ31と、定着ベルト21を介して加圧ローラ31と圧接してニップ部を形成するニップ形成部材26と、定着ベルト21の内径部に固設され、ニップ形成部材26をニップ部とは反対側から支持する補強部材23と、定着ベルト21の内周側から定着ベルト21の回転を支持する略円筒状の支持部材60と、支持部材60を加熱する加熱手段25と、支持部材60の軸方向端部を保持し当該定着装置の側板42に固設されるフランジ部材28と、フランジ部材28とは別体であって該フランジ部材28よりも高温強度の高い部材からなり、当該定着装置の側板42を基準として補強部材23の軸方向端部を支持する補強部材支持部42aと、を備える。
【選択図】図15
Description
例えば、特許文献2では、発熱体としてのセラミックヒータ211と、加圧部材としての加圧ローラ212との間に耐熱性フィルム(定着フィルム)213を挟ませて定着ニップ部Nを形成させ、前記定着ニップ部Nのフィルム213と加圧ローラ212との間に画像定着すべき未定着トナー画像を形成担持させた被記録材を導入して、フィルム213と一緒に挟持搬送させることで、ニップ部Nにおいてセラミックヒータ211の熱がフィルム213を介して被記録材に与えられ、また定着ニップ部Nの加圧力にて未定着トナー画像を被記録材面に熱圧定着させるフィルム加熱方式の定着装置が開示されている(図19)。このフィルム加熱方式の定着装置は、セラミックヒータ及びフィルムとして低熱容量の部材を用いてオンデマンドタイプの装置を構成することができるとともに、画像形成装置の画像形成実行時のみ熱源としてのセラミックヒータに通電して所定の定着温度に発熱させた状態にすればよく、画像形成装置の電源オンから画像形成実行可能状態までの待ち時間が短く(クイックスタート性)、スタンバイ時の消費電力も大幅に小さい(省電力)等の利点がある。
また、フィルム加熱方式の定着装置では、ベルトをニップ部で局所的に加熱しているため回転するベルトがニップ入り口に戻ってくる際に、ベルト温度は最も冷えた状態になり、(特に高速回転を行うと)定着不良が出やすいという問題があった(課題2)。
〔1〕 回転可能な無端状ベルトの定着部材(定着ベルト21)と、前記定着部材の外周側に該定着部材と圧接可能に配置される加圧部材(加圧ローラ31)と、前記定着部材の内周側に配置され、前記定着部材を介して前記加圧部材と圧接してニップ部を形成するニップ形成部材(ニップ形成部材26)と、前記定着部材の内径部に固設され、前記ニップ形成部材を前記ニップ部とは反対側から支持する補強部材(補強部材23)と、前記定着部材の内周側に固設され、外周面が該定着部材の内周面と摺接して前記定着部材の回転を支持する略円筒状の支持部材(支持部材60)と、前記支持部材の円筒内部に配置され該支持部材を加熱する加熱手段(加熱手段25)と、前記支持部材の軸方向端部を保持し当該定着装置のフレーム(側板42)に固設されるフランジ部材(フランジ部材28)と、前記フランジ部材とは別体であって該フランジ部材よりも高温強度の高い部材からなり、当該定着装置のフレームを基準として前記補強部材の軸方向端部を支持する補強部材支持部(補強部材支持部42a)と、を備えることを特徴とする定着装置(定着装置20、図2,図15〜図17)。
〔2〕 前記補強部材支持部は、金属材料から構成されていることを特徴とする前記〔1〕に記載の定着装置。
〔3〕 前記補強部材支持部は、当該定着装置のフレームの一部であることを特徴とする前記〔1〕または〔2〕に記載の定着装置(図15)。
〔4〕 前記補強部材支持部は、当該定着装置のフレームに取り付けられる別部材(取付部材42b)で構成されていることを特徴とする前記〔1〕または〔2〕に記載の定着装置(図16)。
〔5〕 前記補強部材支持部は、当該定着装置のフレームにおける位置の調整が可能であることを特徴とする前記〔4〕に記載の定着装置(図17)。
〔6〕 前記補強部材支持部は、前記補強部材の軸方向両端部を支持するものとして同一部品で構成されていることを特徴とする前記〔4〕または〔5〕に記載の定着装置。
〔7〕 前記〔1〕〜〔6〕のいずれかに記載の定着装置(定着装置20)を備えることを特徴とする画像形成装置(画像形成装置1、図1)。
本発明の画像形成装置によれば、本発明の定着装置を備えるので、安定した画像形成を行うことができる。
まず、図1を参照して本発明の実施の形態に係る画像形成装置1について説明する。
図1に示すように、画像形成装置1は、タンデム型カラープリンタである。画像形成装置本体1の上方にあるボトル収容部101には、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した4つのトナーボトル102Y、102M、102C、102Kが着脱自在に設置されている。このため、これらの4つのトナーボトル102Y、102M、102C、102Kは、ユーザなどによって交換自在になっている。
ボトル収容部101の下方には中間転写ユニット85が配設されている。その中間転写ユニット85の中間転写ベルト78に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部4Y、4M、4C、4Kが並設されている。
最後に、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、不図示の除電部との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上の残留電位が除去される。こうして、感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上で行われる一連の作像プロセスが終了する。
図2に示すように、定着装置20は、回転可能で可撓性を有する無端状の定着ベルト21と、定着ベルト21の径方向外側に設けられるとともに定着ベルト21を径方向内側に押圧する加圧部材31と、定着ベルト21の径方向内側に設けられるとともに定着ベルト21を挟んで加圧部材31と互いに押圧するニップ形成部材26と、定着ベルト21および加圧部材31の間にトナー像Tを担持した記録媒体Pを挟み込むニップ部27と、定着ベルト21の内周側に設けられるとともに定着ベルト21を回転可能に支持する管状(略円筒状、パイプ形状)の支持部材(加熱部材ともいう)60と、支持部材60を加熱して定着ベルト21に伝熱させる加熱手段25と、ニップ形成部材26をニップ部27とは反対側から支持する補強部材23と、定着装置20の長手方向の両端部に設けられたフランジ部材28と、両端部に設けられたフランジ部材28をそれぞれ支持する図12に示すフレームである側板42とを備えている。
ユーザが操作パネルあるいはコンピュータなどを操作して印刷要求を出す。この印刷要求により画像形成装置が出力信号を受けると、駆動機構によって加圧部材31が回転され、定着ベルト21も連れ回りする。
上述した実施の形態と同条件で、図5に示す寸法および形状の支持部材60を用い、ニップ形成部材26を組み付けた支持部材60の外周長L1と定着ベルト21の内周長L2との周長差L2−L1のみを異ならせて、各種の測定を行った。測定は、周長差と支持部材60の表面温度との関係、ならびに周長差と支持部材60および定着ベルト21の摩擦力との関係について行った。
以下、本発明の具体的構成について説明する。
図15は、本発明の定着装置20の側板42におけるフランジ部材28設置位置周辺の第1構成例を示す概略図である。図15(a)は定着装置20の上断面図、図15(b)は定着装置20の側面図である。
本構成例では、図15に示すように、補強部材支持部42aは、定着ユニットの構造体である側板42の一部に設けられており、フランジ部材28を介さずに、補強部材23の軸方向端部を直接支持している。詳しくは、補強部材支持部42aは、側板42においてフランジ部材28を固設するために設けた開口部42kの切断端面のうち、加圧ローラ31がニップ形成部材26を押圧する方向の軸線(図15(b)において左右方向に延びる一点差線)上であって補強部材23(本体23a)のニップ形成部材26とは反対側(図中左側)の面が当接する部分に形成されている。
図16は、本発明の定着装置20の側板42におけるフランジ部材28設置位置周辺の第2構成例を示す概略図である。図16(a)は定着装置20の上断面図、図16(b)は定着装置20の側面図である。
本構成例では、図16に示すように、補強部材支持部42aは、側板42の開口部42kに別部材として取り付けられる鉄、ステンレスなどの金属材料からなる取付部材42bに設けられており、フランジ部材28を介さずに、補強部材23の軸方向端部を直接支持している。詳しくは、補強部材支持部42aは、取付部材42bにおいて開口部42kの一部を構成する切断端面のうち、加圧ローラ31がニップ形成部材26を押圧する方向の軸線(図16(b)において左右方向に延びる一点差線)上であって補強部材23(本体23a)のニップ形成部材26とは反対側(図中左側)の面が当接する部分に形成されている。
これによれば、補強部材支持部42aが同一部品で構成されるものとすることで、それぞれを別部品で構成されるとするよりも、部品のばらつきによる補強部材23の加圧ローラ31の加圧方向における偏差を容易に抑制して該補強部材23を位置精度よく支持できるとともにコストダウンを図ることが可能である。
3 露光部
4Y,4M,4C,4K 作像部
5Y,5M,5C,5K 感光体ドラム
12 給紙部
18 加熱領域と分離領域との間の最大外径
19 止着部材
20 定着装置
21 定着ベルト
21a 基材
21b 離型層
21c 塗膜
22 反射板
23 補強部材
23a 本体
23b 受け突起
25 加熱手段
26 ニップ形成部材
26a 本体
26b 支持突起
26c 中心線
27 ニップ部
28 フランジ部材
28a 円筒部
28b フランジ部
28c 鍔部
28d 案内部
29 膜部材
31 加圧ローラ(加圧部材)
32 中心軸
33 弾性層
34 離型層
42 側板
42a 補強部材支持部
42b 取付部材
42k 開口部
60 支持部材
60a 塗膜
61 ニップ凹部
62 導入領域
63 加熱領域
63a 加熱領域の円弧中心
64 分離領域
64a 分離領域の円弧中心
65 逃げ領域
66 中間領域
67 側壁
68 底壁
69 開口
70 外保持部材
70a 取付部
70b 開口部
71 内保持部材
71a 開口部
75 帯電部
76 現像装置
77 クリーニング部
78 中間転写ベルト
79Y,79M,79C,79K 1次転写バイアスローラ
80 中間転写クリーニング部
82 2次転写バックアップローラ
83 クリーニングバックアップローラ
84 テンションローラ
85 中間転写ユニット
89 2次転写ローラ
97 給紙ローラ
98 レジストローラ対
99 排紙ローラ対
100 スタック部
101 ボトル収納部
102Y,102M,102C,102K トナーボトル
201 ヒータ
202,203 ローラ部材
204 定着ベルト
205,212 加圧ローラ
211 セラミックヒータ
213 フィルム
A,B 領域
N 定着ニップ部
P 記録媒体
T トナー像
Claims (7)
- 回転可能な無端状ベルトの定着部材と、
前記定着部材の外周側に該定着部材と圧接可能に配置される加圧部材と、
前記定着部材の内周側に配置され、前記定着部材を介して前記加圧部材と圧接してニップ部を形成するニップ形成部材と、
前記定着部材の内径部に固設され、前記ニップ形成部材を前記ニップ部とは反対側から支持する補強部材と、
前記定着部材の内周側に固設され、外周面が該定着部材の内周面と摺接して前記定着部材の回転を支持する略円筒状の支持部材と、
前記支持部材の円筒内部に配置され該支持部材を加熱する加熱手段と、
前記支持部材の軸方向端部を保持し当該定着装置のフレームに固設されるフランジ部材と、
前記フランジ部材とは別体であって該フランジ部材よりも高温強度の高い部材からなり、当該定着装置のフレームを基準として前記補強部材の軸方向端部を支持する補強部材支持部と、
を備えることを特徴とする定着装置。 - 前記補強部材支持部は、金属材料から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 前記補強部材支持部は、当該定着装置のフレームの一部であることを特徴とする請求項1または2に記載の定着装置。
- 前記補強部材支持部は、当該定着装置のフレームに取り付けられる別部材で構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の定着装置。
- 前記補強部材支持部は、当該定着装置のフレームにおける位置の調整が可能であることを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
- 前記補強部材支持部は、前記補強部材の軸方向両端部を支持するものとして同一部品で構成されていることを特徴とする請求項4または5に記載の定着装置。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010281661A JP2012128331A (ja) | 2010-12-17 | 2010-12-17 | 定着装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010281661A JP2012128331A (ja) | 2010-12-17 | 2010-12-17 | 定着装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012128331A true JP2012128331A (ja) | 2012-07-05 |
Family
ID=46645380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010281661A Pending JP2012128331A (ja) | 2010-12-17 | 2010-12-17 | 定着装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012128331A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9316972B2 (en) | 2012-07-12 | 2016-04-19 | Ricoh Company, Ltd. | Fixing device and image forming apparatus incorporating same |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010096782A (ja) * | 2008-10-14 | 2010-04-30 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
-
2010
- 2010-12-17 JP JP2010281661A patent/JP2012128331A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010096782A (ja) * | 2008-10-14 | 2010-04-30 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9316972B2 (en) | 2012-07-12 | 2016-04-19 | Ricoh Company, Ltd. | Fixing device and image forming apparatus incorporating same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5625865B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5625860B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5589820B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5696835B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5747502B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5515906B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP5509936B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5582455B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP5440922B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP5655535B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP6069950B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP6136147B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP2012189770A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5601162B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP5488811B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2024023903A (ja) | 定着装置、及び、画像形成装置 | |
JP2013057896A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5655541B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2012128332A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2012128331A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5904249B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP6653069B2 (ja) | 定着装置、及び、画像形成装置 | |
JP2012103467A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2012108186A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2018155821A (ja) | 定着装置、及び、画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131111 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140415 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140416 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140610 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140902 |