JP5471637B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

定着装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5471637B2
JP5471637B2 JP2010055822A JP2010055822A JP5471637B2 JP 5471637 B2 JP5471637 B2 JP 5471637B2 JP 2010055822 A JP2010055822 A JP 2010055822A JP 2010055822 A JP2010055822 A JP 2010055822A JP 5471637 B2 JP5471637 B2 JP 5471637B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surface side
image surface
image
fixing
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010055822A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011191388A (ja
Inventor
上野智志
江原正尚
小川禎史
瀬尾洋
長谷岳誠
今田高広
湯淺周太郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2010055822A priority Critical patent/JP5471637B2/ja
Priority to US13/064,105 priority patent/US8463166B2/en
Publication of JP2011191388A publication Critical patent/JP2011191388A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5471637B2 publication Critical patent/JP5471637B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2017Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
    • G03G15/2028Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means with means for handling the copy material in the fixing nip, e.g. introduction guides, stripping means

Description

本発明は、画像転写後の記録媒体を定着部材と加圧部材間に通して搬送しながらその記録媒体上のトナー画像を定着し、その後定着部材及び加圧部材から分離部材により記録媒体を分離する定着装置、及びこれを備えた画像形成装置に関する。画像形成装置は、例えば複写機、プリンタ、ファクシミリ又はそれらの複合機などであり、特に、帯電・書込み・現像・転写・クリーニング・除電などを繰り返して像担持体に順次トナー画像を形成し、そのトナー画像を逐次転写して、シートやOHPフィルムなどの記録媒体に画像を記録する電子写真式の画像形成装置である。
複写機などの画像形成装置に対して、近年省エネルギー化・高速化についての市場要求が強くなってきており、これらの要求に応えるためには、画像形成装置に用いられる定着装置の熱効率の改善が重要である。
画像形成装置では、電子写真記録、静電記録、磁気記録などの画像形成プロセスにより、画像転写方式又は直接方式により未定着トナー画像が、記録材シート、印刷紙、感光紙、静電記録紙などの記録媒体に形成される。未定着トナー画像を定着させるための定着装置としては、熱ローラ方式、フィルム加熱方式、電磁誘導加熱方式などの接触加熱方式の定着装置が広く採用されている。
熱ローラ方式の定着装置は、内部にハロゲンランプなどの熱源を有して所定の温度に温調される定着ローラと、これに圧接された加圧ローラとの回転ローラ対を基本的に有している。これらの回転ローラ対の接触部である所謂定着ニップ部に記録媒体を導入して搬送させ、定着ローラ及び加圧ローラからの熱及び圧力により未定着トナー画像を溶融させて定着させる。
特許文献1は、熱ローラ方式の定着装置において、分離部分の部材を接離可能にしたり、定着回転部材の高寿命化のため脱圧可能な構成にしたりしても、分離部材の先端がニップ部の定着回転部材の表面における変動に反応し得る構成を開示している。
また、特許文献2や特許文献3はフィルム加熱方式の定着装置を開示している。この定着装置は、支持部材に固定支持された加熱体に耐熱性を有する薄肉の定着フィルムを介して記録媒体を密着させ、定着フィルムを加熱体に対して摺動移動させながら加熱体の熱をフィルム材を介して記録媒体に供給するものである。この定着装置は、加熱体として、例えば耐熱性、絶縁性、良熱伝導性などの特性を有するアルミナや窒化アルミニウムなどのセラミック基板上に抵抗層を備えたセラミックヒータを使用する。この定着装置は、定着フィルムとして薄膜で低熱容量のものを用いることができるために、熱ローラ方式の定着装置よりも伝熱効率が高く、ウォームアップ時間の短縮が図れ、クイックスタート化や省エネルギー化が可能になる。
特許文献4は、電磁誘導加熱方式の定着装置として、磁束により定着スリーブの金属層(発熱層)に渦電流を誘導させて、そのジュール熱で発熱させる定着装置を開示している。これによれば、誘導電流の発生を利用することで直接定着フィルムを発熱させることができ、ハロゲンランプを熱源とする熱ローラ方式の定着装置よりも高効率の定着プロセスを達成している。
電磁誘導加熱方式の定着装置としては、離型層、弾性層、金属層(発熱層)を有する定着スリーブと、定着スリーブに内包される弾性層と支持体(芯金)で形成された定着ローラを有し、定着スリーブを介して定着ローラと加圧ローラで相互圧接することで、圧接ニップ部を形成する構成が良く知られている。
この構成において、定着スリーブは定着ローラとシリコーン接着剤などで接着する又は接着しない場合、定着ローラ端部に定着スリーブよりも径の大きいリングを配置することで、スラスト方向の移動(寄り)を防いでいる。
定着ローラと加圧ローラにより形成される定着ニップ部によりトナー画像を定着された記録媒体は、溶けて冷却されていないトナーの粘度や定着ニップ部の向きなどに起因し、定着ローラや加圧ローラに巻き付く方向に排出されるため、これを正しい搬送路に導くために従来から分離部材が用いられている。分離部材として過去には接触式の爪を用いていたが、フルカラーの画像ではローラに付いた爪の接触跡が画像に出てしまうため、近年では非接触式の分離板が広く用いられている。非接触式の分離板では、分離板とローラとの分離ギャップの調節が重要となるため、通常非接触の分離板は要求される位置精度を出すために板金を用い、また記録媒体へのコスレによる画像劣化を生じさせないように爪状ではなく板状の形状を有している。
先にも述べたように、昨今の定着装置では省エネルギー化を達成するために、装置の電源ON後に定着装置を急速に加熱し、如何に早くスタンバイ状態にさせるかが課題となっており、スタンバイ準備時(立ち上り時)により早く定着ローラを温めるために加圧ローラに対する熱の供給を極力抑える構成が用いられている。このような構成では、立ち上り直後の定着ローラと加圧ローラの温度差が大きくなり、記録媒体が定着ニップ部を抜けた直後にその表裏の温度差によって加圧ローラ側に大きくバックカールしてしまうことが分かっている。
また、立ち上りを迅速化するために加圧ローラの熱量を下げるためには、加圧ローラ表面の弾性層を極力薄くする必要がある。これにより、加圧ローラが定着ローラに対して食い込んで定着ニップ部出口は加圧ローラ向きになり、記録媒体が加圧ローラに巻き付き易くなっている。
さらに、記録媒体として裏紙が使用された場合や両面印刷時などにおいて、記録媒体の非画像面側に多量のトナーが既に付着している場合に、非画像面側と加圧ローラの強い接着力のために記録媒体は加圧ローラ側に巻き付き易くなる。
従来では、トナーの粘度によって定着ローラ側に巻き付き易い記録媒体を分離搬送するために、通常、分離機構は画像面側に配置され、非画像面側ではサポート的に樹脂などからなる搬送ガイドのみが配置されていたが、上に述べた理由により加圧ローラ側に巻き付く記録媒体を分離搬送するために、非画像面側にも位置精度の高い分離部材を設置する必要が生じてきている。この時、要求される画像品質を確保するために、画像面側のみならず非画像面側にも非接触式の分離部材を用いる必要があり、画像面側と非画像面側の両方に分離板を用いる必要がある。
従来では、定着装置内で記録媒体のジャムが発生した場合、定着ニップ部に残された残紙を処理するために、搬送ガイドはユーザー又はサービスマンによって開閉可能に構成されている。しかしながら、画像面側と非画像面側の両方に分離板を用いた場合、通常両分離板間の距離は狭くなり、搬送ガイドを開いても依然としてその奥の定着ニップ部に指を届かせるのは困難である。また板金からなる分離板は非常に高温になっているためこれに触ると危険である。
そこで、本発明では、画像面側と非画像面側の両方に分離板を配置した定着装置において、分離板の搬送方向下流側に配置された搬送ガイドの開閉に伴って、画像面側と非画像面側の分離板を安全かつ簡単に開閉させる定着装置を提供することを目的とする。
この課題は、本発明によれば、記録媒体上のトナー像を加熱して該トナー像を該記録媒体に定着させ、該記録媒体を搬送する定着部材と、該定着部材を加熱するための加熱部材と、該定着部材を押圧して定着ニップ部を形成する加圧部材と、該定着部材の搬送方向下流側に配置され該定着部材から該記録媒体を分離させる画像面側分離部材と、該画像面側分離部材の搬送方向下流側に設置された画像面側搬送ガイド部材と、該加圧部材の搬送方向下流側に配置され該加圧部材から該記録媒体を分離させる非画像面側分離部材と、該非画像面側分離部材の搬送方向下流側に設置された非画像面側搬送ガイド部材を有する定着装置において、該画像面側分離部材は、該定着部材の主走査方向の画像範囲内に対して非接触に設置されており、該画像面側搬送ガイド部材を回転軸周りの回転により開閉させると、該画像面側分離部材も同時に回転又はスライドして開閉し、該非画像面側分離部材は、該加圧部材の主走査方向の画像範囲内に対して非接触に設置されており、該非画像面側搬送ガイド部材を回転軸周りの回転により開閉させると、該非画像面側分離部材も同時に回転又はスライドして開閉し、前記画像面側搬送ガイド部材の開閉と前記画像面側分離部材の開閉を連動させるために、ワイヤー部材と該ワイヤー部材にテンションをかけるテンショナーを有するワイヤー連動機構が設けられることを特徴とする定着装置によって解決される。
また、記録媒体上のトナー像を加熱して該トナー像を該記録媒体に定着させ、該記録媒体を搬送する定着部材と、該定着部材を加熱するための加熱部材と、該定着部材を押圧して定着ニップ部を形成する加圧部材と、該定着部材の搬送方向下流側に配置され該定着部材から該記録媒体を分離させる画像面側分離部材と、該画像面側分離部材の搬送方向下流側に設置された画像面側搬送ガイド部材と、該加圧部材の搬送方向下流側に配置され該加圧部材から該記録媒体を分離させる非画像面側分離部材と、該非画像面側分離部材の搬送方向下流側に設置された非画像面側搬送ガイド部材を有する定着装置において、該画像面側分離部材は、該定着部材の主走査方向の画像範囲内に対して非接触に設置されており、該画像面側搬送ガイド部材を回転軸周りの回転により開閉させると、該画像面側分離部材も同時に回転又はスライドして開閉し、該非画像面側分離部材は、該加圧部材の主走査方向の画像範囲内に対して非接触に設置されており、該非画像面側搬送ガイド部材を回転軸周りの回転により開閉させると、該非画像面側分離部材も同時に回転又はスライドして開閉し、前記画像面側搬送ガイド部材の開閉と前記画像面側分離部材の開閉を連動させるために、ギヤを有するギヤ連動機構が設けられてもよい
また、記録媒体上のトナー像を加熱して該トナー像を該記録媒体に定着させ、該記録媒体を搬送する定着部材と、該定着部材を加熱するための加熱部材と、該定着部材を押圧して定着ニップ部を形成する加圧部材と、該定着部材の搬送方向下流側に配置され該定着部材から該記録媒体を分離させる画像面側分離部材と、該画像面側分離部材の搬送方向下流側に設置された画像面側搬送ガイド部材と、該加圧部材の搬送方向下流側に配置され該加圧部材から該記録媒体を分離させる非画像面側分離部材と、該非画像面側分離部材の搬送方向下流側に設置された非画像面側搬送ガイド部材を有する定着装置において、該画像面側分離部材は、該定着部材の主走査方向の画像範囲内に対して非接触に設置されており、該画像面側搬送ガイド部材を回転軸周りの回転により開閉させると、該画像面側分離部材も同時に回転又はスライドして開閉し、該非画像面側分離部材は、該加圧部材の主走査方向の画像範囲内に対して非接触に設置されており、該非画像面側搬送ガイド部材を回転軸周りの回転により開閉させると、該非画像面側分離部材も同時に回転又はスライドして開閉し、前記画像面側搬送ガイド部材の開閉と前記画像面側分離部材の開閉を連動させるために、リンク腕を有するリンク連動機構が設けられてもよい
さらに、前記非画像面側搬送ガイド部材の開閉と前記非画像面側分離部材の開閉を連動させるために、ワイヤー部材と該ワイヤー部材にテンションをかけるテンショナーを有するワイヤー連動機構が設けられると有利である。
また、前記非画像面側搬送ガイド部材の開閉と前記非画像面側分離部材の開閉を連動させるために、ギヤを有するギヤ連動機構が設けられると有利である。
さらに、前記非画像面側搬送ガイド部材の開閉と前記非画像面側分離部材の開閉を連動させるために、リンク腕を有するリンク連動機構が設けられると有利である。
また、前記画像面側搬送ガイド部材及び前記非画像面側搬送ガイド部材は、回転軸を中心に記録媒体の通紙時位置からジャム処理時の位置まで回転すると有利である。
さらに、前記画像面側分離部材及び前記非画像面側分離部材は、前記画像面側搬送ガイド部材及び前記非画像面側搬送ガイド部材の回転に連動して、記録媒体の通紙時位置からジャム処理時の位置まで回転すると有利である。
また、前記画像面側分離部材及び前記非画像面側分離部材は、前記画像面側搬送ガイド部材及び前記非画像面側搬送ガイド部材の回転に連動して、記録媒体の通紙時位置からジャム処理時の位置までスライドすると有利である。
さらに、本発明の画像形成装置は前記の定着装置を備えていると有利である。
本発明によれば、画像面側搬送ガイドの開閉に伴って画像面側分離板が開閉し、非画像面側搬送ガイドの開閉に伴って非画像面側分離板が開閉するため、狭い定着ニップ部が広く開放される。従って、ユーザーやサービスマンは、狭い定着ニップ部でジャムが生じた場合でも、これらの分離板を開放させることで確実かつ速やかに記録媒体を取り除くことができる。また、高温の分離板に直接触れずにジャム処理を行うことができるため安全である。
本発明の定着装置が設けられるカラープリンタなどの画像形成装置の一例を示す概略断面図である。 本発明に係る定着装置の実施形態の概略断面図である。 本発明に係る定着装置の別の実施形態の概略断面図である。 本発明に係る分離板の実施形態の概略断面図であり、画像面側搬送ガイドと画像面側分離板、及び非画像面側搬送ガイドと非画像面側分離板が共に回転することを示している。 本発明に係る分離板の実施形態の概略断面図であり、画像面側搬送ガイドの回転に伴い画像面側分離板がスライドし、非画像面側搬送ガイドの回転に伴い非画像面側分離板がスライドすることを示している。 搬送ガイドの開閉に分離板の開閉を連動させるための連動機構を示す概略断面図であり、ワイヤーやテンショナーなどを用いたワイヤー連動機構を示している。 搬送ガイドの開閉に分離板の開閉を連動させるための連動機構を示す概略断面図であり、アイドラギヤなどを用いたギヤ連動機構を示している。 搬送ガイドの開閉に分離板の開閉を連動させるための連動機構を示す概略断面図であり、リンク腕などからなるリンク機構を用いたリンク連動機構を示している。
以下、本発明の実施形態を添付図面に従って説明する。
図1は、本発明の定着装置が設けられるカラープリンタなどの画像形成装置100の一例を示す概略断面図である。画像形成部には、複数の(図示した例では4つの)画像形成手段1Y,1C,1M及び1Kが設けられている。この第1乃至第4の画像形成手段1Y,1C,1M及び1Kはそれぞれ同一の構成を有するが、対応するトナー色だけが異なっており、これら画像形成手段において、例えばイエロートナー像、シアントナー像、マゼンタトナー像及びブラックトナー像がそれぞれ形成される。なお、これら画像形成手段は現像剤(トナー)色の違い以外はそれぞれ同一の構成であるため、以下の説明では参照符号におけるY、C、M及びKの添え字を適宜省略して説明する。
画像形成手段1には、静電潜像担持体であるドラム状の感光体2が配置されており、感光体2の周りに、帯電部材3、現像装置4及びクリーニング手段5が設けられている。この感光体2は時計回りに回転駆動し、感光体2の表面には帯電部材3が圧接されていて、この帯電部材3は、感光体2の回転駆動に伴い従動回転する。また、この帯電部材3には、図示しない高圧電源により所定のバイアス電圧が印加され、回転駆動する感光体2の表面を一様に帯電できるようになっている。なお、ここに図示した帯電部材3は、感光体2に接触するローラ状部材を採用しているが、コロナ放電などを利用する非接触式のものを採用することも可能である。
また、4つの画像形成手段1の斜め下方にはこれらに平行して露光装置6が設けられている。この露光装置6は、光源、ポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラーなどの適宜適切な構成部材を有しており、各色トナーの画像データに応じて形成された画像情報に基づいて、帯電部材3により帯電させられた各感光体2を露光し、それぞれの感光体2上に静電潜像を作り出す。この露光装置6を用いて感光体2上に形成された静電潜像は、感光体2の回転により現像装置4を通るときに各色トナーが付与されることで現像され、顕像化される。なお、当該画像形成装置内部の上方には、イエロー、シアン、マゼンタ及びブラックの各色トナーが充填されたトナーボトル11Y、11C、11M及び11Kが配置されており、トナーボトル11Y、11C、11M及び11Kから図示しない搬送経路を介して、所定補給量のトナーがそれぞれ各色現像装置4Y、4C、4M及び4Kに補給されるようになっている。
さらに、各画像形成手段の感光体2に対向して、中間転写体として構成された無端ベルト状の中間転写ベルト7が配置され、この中間転写ベルト7の表面には各感光体2が当接している。図1に示した中間転写ベルト7は、複数の支持ローラ(例えば、支持ローラ9a,9bなど)に巻き掛けられて構成されている。図示した例では、支持ローラ9aが、図示しない駆動源としての駆動モータと連結されており、この駆動モータの駆動によって中間転写ベルト7は図中反時計回りに回転移動し、これに伴って従動回転可能な支持ローラ9bも回転する。また、中間転写ベルト7の内側には、ベルトを挟んで感光体2に対向して位置する一次転写ローラ8が配置されている。この一次転写ローラ8に図示しない高圧電源から一次転写バイアスが印加され、現像装置4により顕像化されたトナー像が中間転写ベルト7に一次転写されるようになっている。なお、一次転写されずに感光体2上に残された一次転写残トナーは、感光体2による次の画像形成動作に備えるためにクリーニング装置5により除去され、感光体2上におけるトナーは完全に除去される。
さらに、中間転写ベルト7の駆動方向下流側に、二次転写装置としての二次転写ローラ10が設けられている。この二次転写ローラ10は、中間転写ベルト7を挟んで支持ローラ9bと対向しており、二次転写ローラ10と支持ローラ9bとで中間転写ベルト7を介して二次転写ニップ部を形成している。また、画像形成装置は、記録媒体Sの積載部としての給紙カセット12、給送コロ13に加え、レジストローラ対14などを備えると共に、二次転写ローラ10から見て記録媒体Sの搬送方向下流側には、定着装置20及び排紙ローラ対15が設けられている。
次に、画像形成動作について説明する。
先ず、感光体2が図示しない駆動源により時計回りに回転駆動され、このとき感光体2表面に図示しない除電装置からの光が照射されて表面電位が初期化される。次いで、感光体2の表面は、帯電部材3によって所定の極性に一様に帯電される。次いで、感光体2表面には露光装置6からのレーザ光が照射され、これによって感光体2表面に静電潜像が形成される。このとき各感光体2に露光される画像情報は、所望のフルカラー画像をイエロー、シアン、マゼンタ及びブラックの各トナー色情報に分解した単色の画像情報である。そして、感光体2上に形成された静電潜像は、現像装置4を通る際に現像装置4からの各色トナー(現像剤)が付与され、顕像化されたトナー像として可視化される。
また、中間転写ベルト7は、図中反時計回りに走行駆動させられる一方、一次転写ローラ8には、感光体1上に形成されたトナー像のトナー帯電極性と逆極性の一次転写電圧が印加される。これにより、感光体2と中間転写ベルト7との間に転写電界が形成され、感光体2上のトナー像が、その感光体2と同期して回転駆動される中間転写ベルト7上に静電的に一次転写される。このようにして、一次転写される各色トナー像は、中間転写ベルト7の搬送方向上流側から逐次タイミングを併せて中間転写ベルト7上に重ね合わされ、所望のフルカラー画像が形成される。
一方、画像形成される記録媒体Sは、給紙カセット12に積載された記録媒体束から給送ローラ13などの搬送部材によってレジストローラ対14まで一枚ごとに分離されて給送される。その際、搬送された記録媒体Sの先端は、回転駆動を開始していないレジストローラ対14のニップ部に突き当たり、ループを形成し、記録媒体Sのレジストレーションが行われる。その後、中間転写ベルト7上に担持されたフルカラートナー像とのタイミングを図って、レジストローラ対14の回転駆動が開始され、支持ローラ9bと二次転写ローラ10で構成される二次転写ニップ部に向けて記録媒体Sが送出される。本実施形態では、二次転写ローラ10に中間転写ベルト7表面におけるトナー像のトナー帯電極性と逆極性の転写電圧が印加され、これにより中間転写ベルト7表面に形成されたフルカラートナー像が記録媒体S上に一括して転写される。次いで、トナー像を転写された記録媒体Sは定着装置20まで搬送され、定着装置20を通過するときに熱と圧力を加えられ、永久画像としてトナー像が記録媒体Sに定着させられる。次いで、記録媒体Sは、排紙ローラ対15を介して排出トレイなどの記録媒体排出部に排出され、画像形成動作が完了する。なお、二次転写ニップ部で転写されずに中間転写ベルト7上に残留した残留トナーは、中間転写ベルトクリーニング手段16により取り除かれ回収される。
図2は、本発明に係る定着装置の実施形態の概略断面図である。
定着装置20は、定着部材としての定着ベルト25と、当該定着ベルト25が掛け回される定着ローラ21及び加熱ローラ24と、定着ローラ21に定着ベルト25を介して対向圧接する加圧部材としての加圧ローラ22などを備えて成る。定着ローラ21に定着ベルト25を介して加圧ローラ22が圧接することにより、定着ベルト25と加圧ローラ22とで定着ニップ部が形成されている。図示のように、中間転写ベルト7からトナー像を二次転写された記録媒体Sは、定着されるべきトナー像が形成された画像面側を定着ローラ側にして、入口ガイド27にガイドされて定着ニップ部に搬送される。この定着ニップ部で記録媒体Sが挟持されながら搬送される際に、加圧ローラ22からの押圧力と、加熱手段23の加熱作用により加熱された加熱ローラ24からの伝熱により加熱された定着ベルト25の熱とが記録媒体Sに加えられ、トナー像が記録媒体Sに定着される。トナー像定着後の記録媒体Sは、非接触分離手段である画像面側分離板28及び非画像面側分離板29によって定着ローラ21から剥がされ、記録媒体Sの搬送経路を形成する画像面側搬送ガイド30及び非画像面側搬送ガイド31の間をガイドされて、排紙ローラ対15の回転により排紙トレイに排出される。
これらの分離板28,29の断面は図示のようにL型をしており、その先端部は鋭利に形成され、記録部材の先端部を捕らえ易くなっている。また、分離板28,29は、定着ローラ又は加圧ローラの軸に沿って紙面垂直方向(主走査方向)に延在し、定着ローラ又は加圧ローラの主走査方向の画像範囲内に対して非接触に設置されている。なお、搬送ガイドやリンク腕などの形状は概略的に示されている。
画像面側分離板28、画像面側搬送ガイド30及び非画像面側搬送ガイド31を有する定着装置は従来知られているが、本発明においては非画像面側分離板29も設けている。これは、記録媒体として裏紙が使用された場合や両面印刷時などにおいて、記録媒体の非画像面側に多量のトナーが既に付着している場合に、非画像面側と加圧ローラ22の強い接着力のために記録媒体Sが加圧ローラ22側に巻き付いてジャムが発生するのを、非画像面側分離板29によって防止するためである。
また、加熱ローラ24内部には加熱手段としてのヒータ23が内蔵され、加圧ローラ22内部には加熱手段としてのヒータ26が内蔵されている。ここで、加圧ローラ22内部にヒータ26を設けるのは、装置の立ち上げ時などの加圧ローラ22の温度が定着ローラ21に比べて低い場合に定着ローラ21の熱を奪って定着不良が生じないようにするためである。
定着ベルト25は、加熱に耐えうる耐熱性を有しており、その表面に記録媒体Sの凹凸に対応するための弾性層を有している。代表的な定着ベルト25の構成としては、基材となる80μm厚のポリイミド樹脂に、弾性層としての200μm厚のシリコーンゴム、さらに10μm厚のPFA層(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニールエーテル共重合体層)を積層したものが挙げられる。なお、弾性層として、トナーや紙粉などに対する離型性が優れているものを採用できる場合には、表面のPFA層を省略することもできる。
挟持搬送される記録媒体Sに適当な面圧とニップ幅を適用することができる定着ニップ部を形成するために、定着ローラ21及び加圧ローラ22は、ゴムのような弾性体又はスポンジなどの発泡体を用いて構成されるのが一般的である。本実施形態では、定着ローラ21には、硬度が35Hs程度のスポンジローラを採用し、加圧ローラ22の表面には、3mm程度の厚みと60Hs程度の硬度を有するゴムを採用した。
後述するように、記録媒体Sが定着ニップ部でジャムした際は、画像面側搬送ガイド30の上方にある図示しない画像面側の定着装置の筐体カバーを反時計回りに回動させて開けることにより、画像面側分離板28と画像面側搬送ガイド30が共に回動又はスライドし、また非画像面側搬送ガイド31の上方にある図示しない非画像面側の定着装置の筐体カバーを時計回りに回動させて開けることにより、非画像面側分離板29と非画像面側搬送ガイド31が共に回動又はスライドし、狭かった定着ニップ部が開放されるようになっている。これにより、ユーザーは定着ニップ部にアクセスして、ジャムした記録媒体Sを確実かつ速やかに取り除くことができる。
図3は、本発明に係る定着装置の別の実施形態の概略断面図である。
この定着装置20は電磁誘導加熱方式であり、図2の実施形態の定着ローラ21、ヒータ23、加熱ローラ24、定着ベルト25に代えて、コア34、コア内に配置されたコイル33、定着ローラ21に対向してコイル33を保持するコイルガイド35等が設けられている。励磁コイルとしてのコイル33、励磁コイルコアとしてのコア34及びコイルガイド35は、誘導加熱部を形成している。コイル33は、定着ローラ21の外周面の一部を覆うように配設されたコイルガイド上に細線を束ねたリッツ線を巻回して幅方向(図3の紙面垂直方向)に延設したものである。
コイルガイド35は、ガラス材料が45%程度含有されたPET(ポリエチレンテレフタレート)等の耐熱性の高い樹脂材料からなり、定着ローラ21の外周面に対向してコイル33を保持している。なお、本実施形態では、誘導加熱部のコイルガイド35の対向面と定着ローラ21の外周面とのギャップは2±0.1mmに設定されている。
コア34は、比透磁率が2500程度であるフェライト等の強磁性体からなり、定着ローラ21の表層であるスリーブ層内の発熱層に向けて効率のよい磁束を形成するためのものであり、アーチコア、センターコア、サイドコア等で構成されている。
このように構成された定着装置19は次のように動作する。
図示しない駆動モータによって定着ローラ21が図3において反時計回りに回転駆動され、それに伴い加圧ローラ22が時計回りに回転する。そして、定着ローラ21のスリーブ層内の発熱層は、誘導加熱部との対向位置で誘導加熱部から発生される磁束によって加熱される。
詳しくは、発振回路を有する周波数可変の電源部(図示せず)からコイル部26に10kHz〜1MHz(好ましくは、20kHz〜800kHz)の高周波交番電流が通電されることで、コイル33から定着ローラ21のスリーブ層に向けて磁力線が双方向に交互に切り替わるようにして形成される。このように交番磁界が形成されることで、スリーブ層の発熱層に渦電流が生じ、その電気抵抗によってジュール熱が発生して発熱層は誘導加熱される。このようにして、定着ローラ21のスリーブ層は自身の発熱層の誘導加熱によって加熱される。
本実施形態においても非画像面側分離板29が設けられている。図2の実施形態と同様に、記録媒体Sが定着ニップ部でジャムした際は、画像面側搬送ガイド30の上方にある図示しない画像面側の定着装置の筐体カバーを回動させて開けることにより、画像面側分離板28と画像面側搬送ガイド30が共に回動又はスライドし、また非画像面側搬送ガイド31の上方にある図示しない非画像面側の定着装置の筐体カバーを回動させて開けることにより、非画像面側分離板29と非画像面側搬送ガイド31が共に回動又はスライドし、狭かった定着ニップ部が大きく開放されるようになっている。
図4〜8は、本発明の特徴部である分離板の実施形態の概略断面図である。
図4に示す実施形態では、画像面側の定着装置40の筐体カバー及び画像面側搬送ガイド41の開閉に伴い、画像面側搬送ガイド41と画像面側分離板43は共に回転運動し、開閉するようになっている。この際、破線で示された記録媒体の通紙時位置における画像面側搬送ガイド41は、図示しない定着装置側板などに固定された搬送ガイド回転軸45を中心に、図中反時計回りに、実線で示されたジャム処理時の位置まで回転移動し、これに伴い、破線で示された記録媒体の通紙時位置における画像面側分離板43も、図示しない定着装置側板などに固定された分離板回転軸47を中心に、図中反時計回りに、実線で示されたジャム処理時の位置まで回転移動する。
一方、非画像面側の定着装置40の筐体カバー及び非画像面側搬送ガイド42の開閉に伴い、非画像面側搬送ガイド42と非画像面側分離板44も共に回転運動し、開閉するようになっている。この際、破線で示された記録媒体の通紙時位置における非画像面側搬送ガイド42は、図示しない定着装置側板などに固定された搬送ガイド回転軸46を中心に、図中時計回りに、実線で示されたジャム処理時の位置まで回転移動し、これに伴い、破線で示された記録媒体の通紙時位置における非画像面側分離板44も、図示しない定着装置側板などに固定された分離板回転軸48を中心に、図中時計回りに、実線で示されたジャム処理時の位置まで回転移動する。
このように、画像面側搬送ガイド41と画像面側分離板43、及び非画像面側搬送ガイド42と非画像面側分離板44は共に回転運動するため、狭い定着ニップ部が広く開放される。従って、ユーザー又はサービスマンは、狭い定着ニップ部でジャムが生じた場合でも、これを開放させて記録媒体を取り除くことができる。また、通常金属で構成され、高温になる分離板43,44に直接触れずにジャム処理を行うことができ、安全である。
図5に示す実施形態では、画像面側の定着装置50の筐体カバー及び画像面側搬送ガイド51の開閉に伴い、画像面側分離板53がスライドし、開閉するようになっている。この際、破線で示された記録媒体の通紙時位置における画像面側搬送ガイド51は、図示しない定着装置側板などに固定された搬送ガイド回転軸55を中心に、図中反時計回りに、実線で示されたジャム処理時の位置まで回転移動し、これに伴い、破線で示された記録媒体の通紙時位置における画像面側分離板53は、図示しない定着装置側板などに固定された分離板スライドレール57に沿って、実線で示されたジャム処理時の位置までスライド移動する。
一方、非画像面側の定着装置50の筐体カバー及び非画像面側搬送ガイド52の開閉に伴い、非画像面側分離板54がスライドし、開閉するようになっている。この際、破線で示された記録媒体の通紙時位置における非画像面側搬送ガイド52は、図示しない定着装置側板などに固定された搬送ガイド回転軸56を中心に、図中時計回りに、実線で示されたジャム処理時の位置まで回転移動し、これに伴い、破線で示された記録媒体の通紙時位置における非画像面側分離板54は、図示しない定着装置側板などに固定された分離板スライドレール58に沿って、実線で示されたジャム処理時の位置までスライド移動する。
このように、画像面側分離板53及び非画像面側分離板54は、画像面側搬送ガイド51及び非画像面側搬送ガイド52の回転移動に伴ってスライド移動するため、狭い定着ニップ部が広く開放される。このように、分離板53,54がスライドしながら開閉することで、回転しながら開閉したときのように、一般的に鋭利な形状をしている分離板53,54の先端部分がユーザーの方を向くことがなくなり、より安全にジャム処理を行うことができる。
図6〜8は、搬送ガイドの開閉に分離板の開閉を連動させるための具体的な連動機構を示す概略断面図である。
図6は、ワイヤー61、ばねなどのテンショナー62、中継ドラム63、ワイヤー巻上げドラム64などを用いた、搬送ガイド67の開閉に伴い分離板68が開閉するワイヤー連動機構60を示している。破線で示された記録媒体の通紙時位置において、ワイヤー61は、テンショナー62に保持された中継ドラム63を介して、遊びを持って、その一端を従動ドラム69に接続され、その他端をワイヤー巻上げドラム64に接続されている。搬送ガイド67が搬送ガイド回転軸65の周りに回転して開くと、搬送ガイド回転軸65と同軸に配置されたワイヤー巻上げドラム64によりワイヤー61が巻き上げられる。これに伴い、テンショナー62及び中継ドラム63は、図中破線の位置から実線の位置まで遊びの分だけ移動し、テンショナー62は図示しないストッパによって図中実線の位置で停止される。そこからさらに搬送ガイド67を回転させると、ワイヤー巻上げドラム64によりワイヤー61の一端がさらに巻き上げられ、ワイヤー61の他端は、巻き上げられた分だけ分離板回転軸66と同軸に配置された従動ドラム69を回動させ、従って分離板68も、破線の記録媒体の通紙時位置から実線のジャム処理時の位置まで回転して開く。
ここで、ワイヤー61により常に一定の張力を得られるようにするために、中継ドラム63がワイヤー巻上げドラム64の軸と従動ドラム69の軸を結んだ線分の中点を通る垂線上に近い範囲で可動するように、テンショナー62を配置する。このようにしてテンショナー62及び中継ドラム63を用いることで、ワイヤー61に遊びを与えることができ、分離板68の通紙時の位置はワイヤー61の張力ではなく、例えば加圧ローラ端部に突当てるなどして加圧ローラに対して高精度で位置決めすることができる。なお、ワイヤー巻上げドラム64は、巻き取り用部品として形成され、ワイヤーなどを巻き取ることができるようになっている。
図6の実施形態では、ワイヤー連動機構60は非画像面側に配置されているが、これを画像面側又は両側に配置し、画像面側又は両側の搬送ガイド及び分離板を連動させてもよい。
なお、ワイヤー61が用いられていれば、搬送ガイド67と分離板68のいずれか一方又は両方がスライド運動をして開閉してもよい。
このようにワイヤー61を用いることで、搬送ガイド67及び分離板68が確実に連動し、また省スペースな設計が可能である。さらに、テンショナー62を用いることで、作用長さの調節が難しいワイヤー61も使用可能となる。
図7は、アイドラギヤ71などを用いた、搬送ガイド72の開閉に伴い分離板73が開閉するギヤ連動機構70を示している。搬送ガイド72が、図中破線の記録媒体の通紙時位置から実線のジャム処理時の位置まで時計回りに回転して開くと、搬送ガイド回転軸74と同軸に配置された駆動ギヤ75も時計回りに回転する。一方、駆動ギヤ75は、図示しない定着装置側板などに保持されたアイドラギヤ71と噛み合っており、またアイドラギヤ71は、分離板回転軸76と同軸に配置された従動ギヤ77と噛み合っている。よって、駆動ギヤ75の時計回りの回転に伴い、アイドラギヤ71を介して従動ギヤ77も時計回りに回転し、それにより分離板73も図中破線の記録媒体の通紙時位置から実線のジャム処理時の位置まで時計回りに回転する。
分離板73が通紙時の位置にあるときには、分離板73の従動ギヤ77と噛み合う付近のアイドラギヤ71の歯をなくすことで、分離板73はギヤの噛み合いではなく、例えば加圧ローラ端部に突当てるなどして加圧ローラに対して高精度で位置決めすることができる。
図7の実施形態では、ギヤ連動機構70は非画像面側に配置されているが、これを画像面側又は両側に配置し、画像面側又は両側の搬送ガイド及び分離板を連動させてもよい。また、ギヤが用いられていれば、搬送ガイド72と分離板73のいずれか一方又は両方がスライド運動をして開閉してもよい。
このようにアイドラギヤ71、駆動ギヤ75、従動ギヤ77を用いることで、搬送ガイド72及び分離板73が確実に連動し、また搬送ガイド72の開閉度に対して分離板73の開閉度を確実に調和させることが可能となる。さらに、安価なギヤを使用することができ、部品数も少なくて済む。
図8は、リンク腕81などからなるリンク機構を用いた、搬送ガイド82の開閉に伴い分離板83が開閉するリンク連動機構80を示している。搬送ガイド82が、図中破線の記録媒体の通紙時位置から実線のジャム処理時の位置まで搬送ガイド回転軸84を中心に時計回りに回転して開くと、搬送ガイド82上のリンク腕スライドレール85に連結したリンク腕81の一端は、図中破線の記録媒体の通紙時位置から、リンク腕スライドレール85上を搬送ガイド回転軸84の方向に移動する。この時、分離板83に固定されたリンク腕81の他端は、リンク腕81自体の上方向への移動に伴い分離板83を上方向に持ち上げる。これにより、分離板83も、図示しない定着装置側板などに固定された分離板スライドレール86上を上方向に移動し、実線で示されたジャム処理時の位置まで移動する。
図8の実施形態では、リンク連動機構80は非画像面側に配置されているが、これを画像面側又は両側に配置し、画像面側又は両側の搬送ガイド及び分離板を連動させてもよい。また搬送ガイド82は回転運動をして開閉し、分離板83はスライド運動をして開閉するリンク連動機構80を示したが、リンク腕81、リンク腕スライドレール85、分離板スライドレール86などからなるリンク機構が用いられていれば、搬送ガイド82と分離板83のいずれか一方又は両方がスライド運動又は回転運動をして開閉してもよい。
このようにリンク機構を用いることで、搬送ガイド82及び分離板83が確実に連動し、また搬送ガイド82の開閉に伴う分離板83の開閉運動にスペース上の規制が少なく、狭いスペースにおいても自由な配置設計が可能となる。
19,20,40,50 定着装置
21 定着ローラ
22 加圧ローラ
23 加熱手段
24 加熱ローラ
25 定着ベルト
28,43,53 画像面側分離板
29,44,54,68,73,83 非画像面側分離板
30,41,51 画像面側搬送ガイド
31,42,52,67,72,82 非画像面側搬送ガイド
60,70,80 連動機構
特開2008−065042号公報 特開昭63−313182号公報 特開平1−263679号公報 実開昭51−109739号公報

Claims (10)

  1. 記録媒体上のトナー像を加熱して該トナー像を該記録媒体に定着させ、該記録媒体を搬送する定着部材と、該定着部材を加熱するための加熱部材と、該定着部材を押圧して定着ニップ部を形成する加圧部材と、該定着部材の搬送方向下流側に配置され該定着部材から該記録媒体を分離させる画像面側分離部材と、該画像面側分離部材の搬送方向下流側に設置された画像面側搬送ガイド部材と、該加圧部材の搬送方向下流側に配置され該加圧部材から該記録媒体を分離させる非画像面側分離部材と、該非画像面側分離部材の搬送方向下流側に設置された非画像面側搬送ガイド部材を有する定着装置において、
    該画像面側分離部材は、該定着部材の主走査方向の画像範囲内に対して非接触に設置されており、該画像面側搬送ガイド部材を回転軸周りの回転により開閉させると、該画像面側分離部材も同時に回転又はスライドして開閉し、
    該非画像面側分離部材は、該加圧部材の主走査方向の画像範囲内に対して非接触に設置されており、該非画像面側搬送ガイド部材を回転軸周りの回転により開閉させると、該非画像面側分離部材も同時に回転又はスライドして開閉し、
    前記画像面側搬送ガイド部材の開閉と前記画像面側分離部材の開閉を連動させるために、ワイヤー部材と該ワイヤー部材にテンションをかけるテンショナーを有するワイヤー連動機構が設けられることを特徴とする定着装置。
  2. 記録媒体上のトナー像を加熱して該トナー像を該記録媒体に定着させ、該記録媒体を搬送する定着部材と、該定着部材を加熱するための加熱部材と、該定着部材を押圧して定着ニップ部を形成する加圧部材と、該定着部材の搬送方向下流側に配置され該定着部材から該記録媒体を分離させる画像面側分離部材と、該画像面側分離部材の搬送方向下流側に設置された画像面側搬送ガイド部材と、該加圧部材の搬送方向下流側に配置され該加圧部材から該記録媒体を分離させる非画像面側分離部材と、該非画像面側分離部材の搬送方向下流側に設置された非画像面側搬送ガイド部材を有する定着装置において、
    該画像面側分離部材は、該定着部材の主走査方向の画像範囲内に対して非接触に設置されており、該画像面側搬送ガイド部材を回転軸周りの回転により開閉させると、該画像面側分離部材も同時に回転又はスライドして開閉し、
    該非画像面側分離部材は、該加圧部材の主走査方向の画像範囲内に対して非接触に設置されており、該非画像面側搬送ガイド部材を回転軸周りの回転により開閉させると、該非画像面側分離部材も同時に回転又はスライドして開閉し、
    前記画像面側搬送ガイド部材の開閉と前記画像面側分離部材の開閉を連動させるために、ギヤを有するギヤ連動機構が設けられることを特徴とする定着装置。
  3. 記録媒体上のトナー像を加熱して該トナー像を該記録媒体に定着させ、該記録媒体を搬送する定着部材と、該定着部材を加熱するための加熱部材と、該定着部材を押圧して定着ニップ部を形成する加圧部材と、該定着部材の搬送方向下流側に配置され該定着部材から該記録媒体を分離させる画像面側分離部材と、該画像面側分離部材の搬送方向下流側に設置された画像面側搬送ガイド部材と、該加圧部材の搬送方向下流側に配置され該加圧部材から該記録媒体を分離させる非画像面側分離部材と、該非画像面側分離部材の搬送方向下流側に設置された非画像面側搬送ガイド部材を有する定着装置において、
    該画像面側分離部材は、該定着部材の主走査方向の画像範囲内に対して非接触に設置されており、該画像面側搬送ガイド部材を回転軸周りの回転により開閉させると、該画像面側分離部材も同時に回転又はスライドして開閉し、
    該非画像面側分離部材は、該加圧部材の主走査方向の画像範囲内に対して非接触に設置されており、該非画像面側搬送ガイド部材を回転軸周りの回転により開閉させると、該非画像面側分離部材も同時に回転又はスライドして開閉し、
    前記画像面側搬送ガイド部材の開閉と前記画像面側分離部材の開閉を連動させるために、リンク腕を有するリンク連動機構が設けられることを特徴とする定着装置。
  4. 前記非画像面側搬送ガイド部材の開閉と前記非画像面側分離部材の開閉を連動させるために、ワイヤー部材と該ワイヤー部材にテンションをかけるテンショナーを有するワイヤー連動機構が設けられることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の定着装置。
  5. 前記非画像面側搬送ガイド部材の開閉と前記非画像面側分離部材の開閉を連動させるために、ギヤを有するギヤ連動機構が設けられることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の定着装置。
  6. 前記非画像面側搬送ガイド部材の開閉と前記非画像面側分離部材の開閉を連動させるために、リンク腕を有するリンク連動機構が設けられることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の定着装置。
  7. 前記画像面側搬送ガイド部材及び前記非画像面側搬送ガイド部材は、回転軸を中心に記録媒体の通紙時位置からジャム処理時の位置まで回転することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の定着装置。
  8. 前記画像面側分離部材及び前記非画像面側分離部材は、前記画像面側搬送ガイド部材及び前記非画像面側搬送ガイド部材の回転に連動して、記録媒体の通紙時位置からジャム処理時の位置まで回転することを特徴とする請求項1,2,又はのいずれか一項に記載の定着装置。
  9. 前記画像面側分離部材及び前記非画像面側分離部材は、前記画像面側搬送ガイド部材及び前記非画像面側搬送ガイド部材の回転に連動して、記録媒体の通紙時位置からジャム処理時の位置までスライドすることを特徴とする請求項又はのいずれか一項に記載の定着装置。
  10. 請求項1〜のいずれか一項に記載の定着装置を備えた画像形成装置。
JP2010055822A 2010-03-12 2010-03-12 定着装置及び画像形成装置 Expired - Fee Related JP5471637B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010055822A JP5471637B2 (ja) 2010-03-12 2010-03-12 定着装置及び画像形成装置
US13/064,105 US8463166B2 (en) 2010-03-12 2011-03-07 Fixing device and image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010055822A JP5471637B2 (ja) 2010-03-12 2010-03-12 定着装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011191388A JP2011191388A (ja) 2011-09-29
JP5471637B2 true JP5471637B2 (ja) 2014-04-16

Family

ID=44560116

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010055822A Expired - Fee Related JP5471637B2 (ja) 2010-03-12 2010-03-12 定着装置及び画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8463166B2 (ja)
JP (1) JP5471637B2 (ja)

Families Citing this family (49)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5610148B2 (ja) 2010-10-18 2014-10-22 株式会社リコー 画像形成装置
JP2012088491A (ja) 2010-10-19 2012-05-10 Ricoh Co Ltd 定着ローラ、定着装置及び画像形成装置
JP5707867B2 (ja) 2010-11-01 2015-04-30 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5636889B2 (ja) 2010-11-09 2014-12-10 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP2012118481A (ja) 2010-11-10 2012-06-21 Ricoh Co Ltd 定着装置、画像形成装置、及び定着装置の制御方法
EP2453316B1 (en) 2010-11-12 2021-03-24 Ricoh Company, Ltd. Fixing device and image forming apparatus incorporating same
JP5625779B2 (ja) 2010-11-12 2014-11-19 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5747502B2 (ja) 2010-11-12 2015-07-15 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5696835B2 (ja) 2010-12-14 2015-04-08 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5625860B2 (ja) 2010-12-14 2014-11-19 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5625865B2 (ja) 2010-12-16 2014-11-19 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5589820B2 (ja) 2010-12-17 2014-09-17 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5640750B2 (ja) 2011-01-07 2014-12-17 株式会社リコー 定着装置、画像形成装置、定着制御方法
JP5669010B2 (ja) 2011-01-11 2015-02-12 株式会社リコー 定着装置及びその定着装置を備えた画像形成装置
JP5625924B2 (ja) 2011-01-11 2014-11-19 株式会社リコー 電磁誘導加熱方式定着装置と画像形成装置
JP5825545B2 (ja) 2011-01-11 2015-12-02 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP2012168403A (ja) 2011-02-15 2012-09-06 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP5796303B2 (ja) 2011-02-16 2015-10-21 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5760505B2 (ja) 2011-02-25 2015-08-12 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2012185295A (ja) 2011-03-04 2012-09-27 Ricoh Co Ltd 定着装置および画像形成装置
JP5768507B2 (ja) 2011-03-17 2015-08-26 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5773151B2 (ja) 2011-08-17 2015-09-02 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2013114213A (ja) 2011-11-30 2013-06-10 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP6069828B2 (ja) 2011-12-05 2017-02-01 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5796714B2 (ja) 2012-01-13 2015-10-21 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6024108B2 (ja) 2012-01-19 2016-11-09 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6333511B6 (ja) 2012-01-23 2023-11-08 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6209311B2 (ja) 2012-02-09 2017-10-04 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6019785B2 (ja) 2012-02-09 2016-11-02 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6032525B2 (ja) 2012-02-09 2016-11-30 株式会社リコー 画像形成装置
JP5948923B2 (ja) 2012-02-09 2016-07-06 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2013164463A (ja) 2012-02-09 2013-08-22 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP6135051B2 (ja) 2012-02-09 2017-05-31 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6019779B2 (ja) 2012-02-09 2016-11-02 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2013195857A (ja) 2012-03-22 2013-09-30 Ricoh Co Ltd 定着装置、及び、画像形成装置
JP6016071B2 (ja) 2012-05-18 2016-10-26 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2014174383A (ja) 2013-03-11 2014-09-22 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP6205766B2 (ja) 2013-03-12 2017-10-04 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5953260B2 (ja) * 2013-04-26 2016-07-20 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置及び画像形成装置
JP6202950B2 (ja) * 2013-09-02 2017-09-27 キヤノン株式会社 画像加熱装置
JP6394873B2 (ja) 2014-09-05 2018-09-26 株式会社リコー 定着装置、及び、画像形成装置
JP6623524B2 (ja) 2015-02-03 2019-12-25 株式会社リコー 用紙搬送装置及び画像形成装置
JP2016177085A (ja) * 2015-03-19 2016-10-06 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
US10012936B2 (en) 2016-03-18 2018-07-03 Ricoh Company, Ltd. Fixing device and image forming apparatus
US9996035B2 (en) 2016-03-18 2018-06-12 Ricoh Company, Ltd. Fixing device and image forming apparatus with a movable presser which moves a fixing belt
US10012937B2 (en) 2016-03-18 2018-07-03 Ricoh Company, Ltd. Fixing device and image forming apparatus including a fixing belt, a presser, and a gap retainer
JP2017219797A (ja) 2016-06-10 2017-12-14 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP2023008286A (ja) 2021-07-05 2023-01-19 株式会社リコー 接離装置、定着装置及び画像形成装置
JP2023008288A (ja) 2021-07-05 2023-01-19 株式会社リコー 画像形成装置

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3973845A (en) 1975-01-15 1976-08-10 Xerox Corporation Method of reducing friction in blade cleaning of imaging surfaces
US4065120A (en) * 1975-10-17 1977-12-27 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Copy paper stripping means
JPS57104965A (en) * 1980-12-22 1982-06-30 Konishiroku Photo Ind Co Ltd Roller fixing device
JP2516886B2 (ja) 1987-06-16 1996-07-24 キヤノン株式会社 像加熱装置
JP2673959B2 (ja) 1988-04-15 1997-11-05 キヤノン株式会社 定着装置
US5589925A (en) * 1994-11-08 1996-12-31 Eastman Kodak Company Anti-gouging skive mechanism with replaceable fingers
US5548389A (en) * 1994-12-19 1996-08-20 Xerox Corporation Variable position stripper system for curl reduction
JP3560201B2 (ja) * 1996-07-08 2004-09-02 富士ゼロックス株式会社 用紙剥離装置
JPH11174890A (ja) 1997-12-12 1999-07-02 Ricoh Co Ltd 定着装置における分離爪解除装置
JP3965024B2 (ja) * 2000-03-09 2007-08-22 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
US6650862B2 (en) * 2001-03-28 2003-11-18 Kyocera Mita Corporation Image forming apparatus having sheet separator and sheet separator for use in image forming apparatus
JP4666620B2 (ja) * 2005-10-31 2011-04-06 京セラミタ株式会社 カバー体のロック構造およびこの構造を備えた画像形成装置
JP4823826B2 (ja) 2006-09-07 2011-11-24 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP2008097041A (ja) * 2007-12-21 2008-04-24 Seiko Epson Corp 画像形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011191388A (ja) 2011-09-29
US20110222926A1 (en) 2011-09-15
US8463166B2 (en) 2013-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5471637B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5796303B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5625924B2 (ja) 電磁誘導加熱方式定着装置と画像形成装置
JP5360686B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
EP1923752B1 (en) Fixing Device and Image Forming Apparatus Using the Same
JP6333511B6 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5454254B2 (ja) 画像形成装置
JP6150107B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2013137470A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2008146010A (ja) 定着装置及び画像形成装置
US9091975B2 (en) Fixing device
JP5518238B2 (ja) 画像加熱装置
JP2005070376A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5713272B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2015069041A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2012027174A (ja) 定着装置、及び、画像形成装置
JP4612862B2 (ja) 像加熱装置
US20180059588A1 (en) Image heating apparatus
JP2014056007A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2018194655A (ja) 搬送装置および画像形成装置
JP5299137B2 (ja) 画像形成装置
JP5376270B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5980056B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2014106520A (ja) 定着装置およびこれを備えた画像形成装置
JP6056568B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131004

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131015

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140120

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees