JPH11174890A - 定着装置における分離爪解除装置 - Google Patents
定着装置における分離爪解除装置Info
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- JPH11174890A JPH11174890A JP9343037A JP34303797A JPH11174890A JP H11174890 A JPH11174890 A JP H11174890A JP 9343037 A JP9343037 A JP 9343037A JP 34303797 A JP34303797 A JP 34303797A JP H11174890 A JPH11174890 A JP H11174890A
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- claw
- fixing roller
- separation
- fixing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 長期の使用によっても分離爪の当接力が低下
することがないうえ、紙詰り処理時などの作業時には作
業性を悪化することなく、構造が簡単で製造コストダウ
ンが図れる分離爪解除装置を提供する。 【解決手段】 定着装置本体に設けられた支軸には回転
自在に支持されると共に、その先端部がローラ1周面に
弾発当接自在な複数の分離爪3と、支軸14に取付固定さ
れ支軸分離爪の回転を抑止自在な解除アーム及びこの支
軸の一端部に取付固定された支軸プーリ17と、開閉自在
に支持された排紙カバー20の一端部に取付固定されたプ
ーリ18とを有し、これら両プーリ17,18間を連結部材19
で連結することにより、排紙カバーの開閉と連動して分
離爪の解除及びセットを行なう。
することがないうえ、紙詰り処理時などの作業時には作
業性を悪化することなく、構造が簡単で製造コストダウ
ンが図れる分離爪解除装置を提供する。 【解決手段】 定着装置本体に設けられた支軸には回転
自在に支持されると共に、その先端部がローラ1周面に
弾発当接自在な複数の分離爪3と、支軸14に取付固定さ
れ支軸分離爪の回転を抑止自在な解除アーム及びこの支
軸の一端部に取付固定された支軸プーリ17と、開閉自在
に支持された排紙カバー20の一端部に取付固定されたプ
ーリ18とを有し、これら両プーリ17,18間を連結部材19
で連結することにより、排紙カバーの開閉と連動して分
離爪の解除及びセットを行なう。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の定着装置における分離爪解除装置
に関するものである。
タ、ファクシミリ等の定着装置における分離爪解除装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の定着装置の典型的なものの
一例としては(1)特開昭64−82081号公報に開
示されたようなものがあり、それは図10に示すようなも
のである。この定着装置は定着ローラ1及び加圧ローラ
2により構成され、用紙P上に形成されたトナー像(未
定着画像)は用紙Pが各ローラ1,2間を通過すること
により加熱、加圧され定着されるものである。3は分離
爪でこの分離爪3によって定着処理を終了した用紙は強
制的に分離され排紙される。このため、分離爪3にはス
プリング4が張設され、このスプリング4の弾性力(張
力)によって分離爪3の先端部を常に定着ローラ1の外
周面に弾発的に当接させている。この分離爪3を定着ロ
ーラに弾発的に当接させる構造としては、これ以外にも
例えば(2)特開昭64−94374号公報に記載され
ているように、分離爪自体に弾性力を有する合成樹脂材
を使用するものが開示されている。
一例としては(1)特開昭64−82081号公報に開
示されたようなものがあり、それは図10に示すようなも
のである。この定着装置は定着ローラ1及び加圧ローラ
2により構成され、用紙P上に形成されたトナー像(未
定着画像)は用紙Pが各ローラ1,2間を通過すること
により加熱、加圧され定着されるものである。3は分離
爪でこの分離爪3によって定着処理を終了した用紙は強
制的に分離され排紙される。このため、分離爪3にはス
プリング4が張設され、このスプリング4の弾性力(張
力)によって分離爪3の先端部を常に定着ローラ1の外
周面に弾発的に当接させている。この分離爪3を定着ロ
ーラに弾発的に当接させる構造としては、これ以外にも
例えば(2)特開昭64−94374号公報に記載され
ているように、分離爪自体に弾性力を有する合成樹脂材
を使用するものが開示されている。
【0003】ところで、分離爪は定着装置内での紙詰り
を除去する時やメンテナンス時にはこの分離爪のセット
状態を解除する必要があるため、従来から定着装置には
分離爪解除装置が設けられている。図11は(3)特開昭
60−134267号公報に開示された従来の分離爪解
除装置を示している。この分離爪解除装置10は分離爪3
を解除するための解除部材5とこの解除部材5を回動自
在に支持するためのガイドステー6により構成される。
解除部材5の腕部7は分離爪3の切欠き部8に係合する
位置に配されているため、ガイドステー6を図で上方に
回動させることにより分離爪3を定着ローラ1から離隔
させセット状態を解除させることができる。また、分離
爪解除装置の構造としてはこれ以外にも(4)特開平8
−220923号公報に記載されているように、排紙カ
バー(排紙部)側に分離爪を設けることにより、排紙カ
バーの開閉に連動して分離爪の解除が行われる構成が開
示されている。
を除去する時やメンテナンス時にはこの分離爪のセット
状態を解除する必要があるため、従来から定着装置には
分離爪解除装置が設けられている。図11は(3)特開昭
60−134267号公報に開示された従来の分離爪解
除装置を示している。この分離爪解除装置10は分離爪3
を解除するための解除部材5とこの解除部材5を回動自
在に支持するためのガイドステー6により構成される。
解除部材5の腕部7は分離爪3の切欠き部8に係合する
位置に配されているため、ガイドステー6を図で上方に
回動させることにより分離爪3を定着ローラ1から離隔
させセット状態を解除させることができる。また、分離
爪解除装置の構造としてはこれ以外にも(4)特開平8
−220923号公報に記載されているように、排紙カ
バー(排紙部)側に分離爪を設けることにより、排紙カ
バーの開閉に連動して分離爪の解除が行われる構成が開
示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した
(1)及び(2)の場合には、長期の使用によっては経
時的にスプリングの弾性力が低減したり、熱による影響
で合成樹脂製の分離爪が変形してしまう可能性があり、
これによって定着ローラ1に対する分離爪の当接力が低
減するとともに、均一な当接圧が得られなくなってしま
う。これは、用紙の分離不良による紙詰りなどのトラブ
ルを招く原因となるため好ましくない。また(3)の場
合には、解除部材5及びこの解除部材を回動させるため
のガイドステー6等の部品が別途必要になるため構造及
び組立て工程が複雑化するとともに、部品点数の増大に
よりコストが嵩む原因となる。また(4)の場合には、
分離爪が排紙カバー側に設けられているため、例えば装
置のメンテナンス時では排紙カバーを開放させた状態で
の作業となるため、この排紙カバーの開放時に分離爪が
人手に触れて変形したり破損するなどの不具合が発生す
る恐れがあるうえ、ジャム紙の除去時やメンテナンス時
には作業の妨げになり作業性を悪化させてしまう等の問
題がある。
(1)及び(2)の場合には、長期の使用によっては経
時的にスプリングの弾性力が低減したり、熱による影響
で合成樹脂製の分離爪が変形してしまう可能性があり、
これによって定着ローラ1に対する分離爪の当接力が低
減するとともに、均一な当接圧が得られなくなってしま
う。これは、用紙の分離不良による紙詰りなどのトラブ
ルを招く原因となるため好ましくない。また(3)の場
合には、解除部材5及びこの解除部材を回動させるため
のガイドステー6等の部品が別途必要になるため構造及
び組立て工程が複雑化するとともに、部品点数の増大に
よりコストが嵩む原因となる。また(4)の場合には、
分離爪が排紙カバー側に設けられているため、例えば装
置のメンテナンス時では排紙カバーを開放させた状態で
の作業となるため、この排紙カバーの開放時に分離爪が
人手に触れて変形したり破損するなどの不具合が発生す
る恐れがあるうえ、ジャム紙の除去時やメンテナンス時
には作業の妨げになり作業性を悪化させてしまう等の問
題がある。
【0005】そこでこの発明の目的は、前記のような従
来の定着装置における分離爪解除装置のもつ問題を解消
し、長期の使用によっても定着ローラに対する分離爪の
当接力が低下することがないうえ、紙詰り処理時などの
作業時には作業性を悪化することなく、また組立工程及
び構造が簡単で製造コストダウンが図れる定着装置にお
ける分離爪解除装置を提供するにある。
来の定着装置における分離爪解除装置のもつ問題を解消
し、長期の使用によっても定着ローラに対する分離爪の
当接力が低下することがないうえ、紙詰り処理時などの
作業時には作業性を悪化することなく、また組立工程及
び構造が簡単で製造コストダウンが図れる定着装置にお
ける分離爪解除装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記のよう
な目的を達成するために、請求項1に記載の発明は用紙
上に担持された未定着画像を加熱定着する定着ローラ
と、この定着ローラに圧接して回転する加圧ローラと、
その用紙を定着ローラの外周面から分離する複数の分離
爪とを具えた定着装置において、前記分離爪は装置本体
に設けられた支軸に回転自在に支持されると共に、その
爪先が前記定着ローラの外周面に弾発当接可能に設けら
れ、さらにこの支軸には前記分離爪の回転を抑止可能な
複数の解除アーム及び支軸プーリが取付固定され、前記
分離爪によって分離される用紙の排紙側には排紙カバー
が開閉可能に設置され、この排紙カバー側に取付固定さ
れたプーリと前記支軸プーリとを連結するための連結部
材を有し、排紙カバーの開放時に前記分離爪はその爪先
が定着ローラから離間し、同閉鎖時に定着ローラに加圧
当接することを特徴とするものである。
な目的を達成するために、請求項1に記載の発明は用紙
上に担持された未定着画像を加熱定着する定着ローラ
と、この定着ローラに圧接して回転する加圧ローラと、
その用紙を定着ローラの外周面から分離する複数の分離
爪とを具えた定着装置において、前記分離爪は装置本体
に設けられた支軸に回転自在に支持されると共に、その
爪先が前記定着ローラの外周面に弾発当接可能に設けら
れ、さらにこの支軸には前記分離爪の回転を抑止可能な
複数の解除アーム及び支軸プーリが取付固定され、前記
分離爪によって分離される用紙の排紙側には排紙カバー
が開閉可能に設置され、この排紙カバー側に取付固定さ
れたプーリと前記支軸プーリとを連結するための連結部
材を有し、排紙カバーの開放時に前記分離爪はその爪先
が定着ローラから離間し、同閉鎖時に定着ローラに加圧
当接することを特徴とするものである。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、分離爪は磁性体で形成されたマグネッ
ト着磁部材を有し、解除アームには、このマグネット着
磁部材を着磁させるためのマグネット部材を有すること
を特徴とするものである。
の発明において、分離爪は磁性体で形成されたマグネッ
ト着磁部材を有し、解除アームには、このマグネット着
磁部材を着磁させるためのマグネット部材を有すること
を特徴とするものである。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、解除アームには分離爪の回転中心とこ
の分離爪の爪先が定着ローラに当接する位置を結ぶ方向
において、マグネット部材の固定位置を調節自在な位置
調節手段が設けられることを特徴とするものである。
の発明において、解除アームには分離爪の回転中心とこ
の分離爪の爪先が定着ローラに当接する位置を結ぶ方向
において、マグネット部材の固定位置を調節自在な位置
調節手段が設けられることを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図面に示すこの発明の各実施形態
において、前記の従来例と同様な部分については同一の
符号を付して説明を省略し、主として異なる部分につい
て説明することとする。
において、前記の従来例と同様な部分については同一の
符号を付して説明を省略し、主として異なる部分につい
て説明することとする。
【0010】図1〜4はこの発明の第1実施形態が示さ
れており、図1は分離爪解除装置11における分離爪のセ
ット状態を、図2は分離爪の解除状態を示している。同
図に示すように、定着装置本体9を構成するフレーム12
の上部側には回転自在に支持された支軸14が設けられ、
この支軸には所定の間隔をおいて複数の分離爪3,3が
配設されている。分離爪3の軸受部13(基端部)は切欠
き状に形成されているため、この分離爪3は支軸14を中
心として回転するとともに取付け自在(はめ込み式)に
構成されている。また、分離爪3の上部から延出された
延出部13aには他方がフレーム12側に係止されたスプリ
ング15が張設されているため、このスプリングの弾性力
(張力)によって分離爪3の先端部3aは常に定着ロー
ラ1に対して弾発的に当接している。
れており、図1は分離爪解除装置11における分離爪のセ
ット状態を、図2は分離爪の解除状態を示している。同
図に示すように、定着装置本体9を構成するフレーム12
の上部側には回転自在に支持された支軸14が設けられ、
この支軸には所定の間隔をおいて複数の分離爪3,3が
配設されている。分離爪3の軸受部13(基端部)は切欠
き状に形成されているため、この分離爪3は支軸14を中
心として回転するとともに取付け自在(はめ込み式)に
構成されている。また、分離爪3の上部から延出された
延出部13aには他方がフレーム12側に係止されたスプリ
ング15が張設されているため、このスプリングの弾性力
(張力)によって分離爪3の先端部3aは常に定着ロー
ラ1に対して弾発的に当接している。
【0011】また図3に示すように、この分離爪3に隣
接した位置(図では右側)にはこの分離爪を下方に押圧
(当接の解除)するための解除アーム16が分離爪3と同
数個設けられている。図の例では、解除アーム16の先端
部16aが分離爪3の上方(真上)に位置するように、所
定の角度(図1では約30°)に偏倚させた状態で支軸14
に取付固定(一体化)されている。すなわち図4に示す
ように、この解除アーム16は先端部16aをほぼ直角に、
下方に屈曲させたものであって、その先端部が分離爪を
抑止(押圧)自在な位置に配される(図1参照)。この
解除アーム16は合成樹脂材等を射出成形(アウトサート
成形)することにより造られている。また、支軸14の一
端部(図3では左側)には支軸プーリ17が取付固定され
ている。
接した位置(図では右側)にはこの分離爪を下方に押圧
(当接の解除)するための解除アーム16が分離爪3と同
数個設けられている。図の例では、解除アーム16の先端
部16aが分離爪3の上方(真上)に位置するように、所
定の角度(図1では約30°)に偏倚させた状態で支軸14
に取付固定(一体化)されている。すなわち図4に示す
ように、この解除アーム16は先端部16aをほぼ直角に、
下方に屈曲させたものであって、その先端部が分離爪を
抑止(押圧)自在な位置に配される(図1参照)。この
解除アーム16は合成樹脂材等を射出成形(アウトサート
成形)することにより造られている。また、支軸14の一
端部(図3では左側)には支軸プーリ17が取付固定され
ている。
【0012】20は排紙カバーで、この排紙カバー20はフ
レーム12の下部側に枢軸21を中心として開閉自在に設け
られている。また、この排紙カバー20の一端部(図では
左側内方)にはプーリ18が取付固定され、このプーリ18
と支軸プーリ17とは鋼線ワイヤ等を使用した連結部材19
によって連結されている。
レーム12の下部側に枢軸21を中心として開閉自在に設け
られている。また、この排紙カバー20の一端部(図では
左側内方)にはプーリ18が取付固定され、このプーリ18
と支軸プーリ17とは鋼線ワイヤ等を使用した連結部材19
によって連結されている。
【0013】上述のように構成される本発明の分離爪解
除装置の場合、通常時は図1に示すように、分離爪3は
スプリング15の張力によって、定着ローラ1の外周面に
その先端部3aが当接しており、図2に示すように排紙
カバー20を開けた時には、この排紙カバー20の開放にと
もなってプーリ18が図で反時計方向に回転するため、連
結部材19によって連結された支軸プーリ17が図で時計方
向に回転する。前述したように、この支軸プーリ17と支
軸14とは一体化されているため、この支軸14に固定され
た解除アーム16も支軸プーリ17と同方向(時計方向)に
回転する。これによって、回転する解除アーム16の先端
部16aが分離爪3に当接し分離爪3を回動させることに
よって分離爪のセット状態が解除される。
除装置の場合、通常時は図1に示すように、分離爪3は
スプリング15の張力によって、定着ローラ1の外周面に
その先端部3aが当接しており、図2に示すように排紙
カバー20を開けた時には、この排紙カバー20の開放にと
もなってプーリ18が図で反時計方向に回転するため、連
結部材19によって連結された支軸プーリ17が図で時計方
向に回転する。前述したように、この支軸プーリ17と支
軸14とは一体化されているため、この支軸14に固定され
た解除アーム16も支軸プーリ17と同方向(時計方向)に
回転する。これによって、回転する解除アーム16の先端
部16aが分離爪3に当接し分離爪3を回動させることに
よって分離爪のセット状態が解除される。
【0014】分離爪の解除タイミングは両プーリ17,18
の径や連結部材19の取付け位置により任意に調節するこ
とができる。例えば、各プーリ17,18の径を大きくした
場合には排紙カバー20の開放角度が小さくても分離爪の
解除が行われる。また、これら両プーリ17,18は定着装
置本体の片側(本例では、左側)に設けるだけで充分機
能するものであるが、プーリ17,18を両側(左右)に設
けたり、また連結部材による連結方法の別例として図5
に示すように両プーリ17,18をゴムベルト等を使用した
連結ベルト24によって「8の字状(たすき掛け)」に連
結した場合には、分離爪の解除がより円滑に行われる。
さらに、本実施形態では分離爪と同数の解除アームが設
けられているが、この解除アームの形状が複数の分離爪
を同時に押圧(解除)できるものであれば、この解除ア
ームは1個でもよい。
の径や連結部材19の取付け位置により任意に調節するこ
とができる。例えば、各プーリ17,18の径を大きくした
場合には排紙カバー20の開放角度が小さくても分離爪の
解除が行われる。また、これら両プーリ17,18は定着装
置本体の片側(本例では、左側)に設けるだけで充分機
能するものであるが、プーリ17,18を両側(左右)に設
けたり、また連結部材による連結方法の別例として図5
に示すように両プーリ17,18をゴムベルト等を使用した
連結ベルト24によって「8の字状(たすき掛け)」に連
結した場合には、分離爪の解除がより円滑に行われる。
さらに、本実施形態では分離爪と同数の解除アームが設
けられているが、この解除アームの形状が複数の分離爪
を同時に押圧(解除)できるものであれば、この解除ア
ームは1個でもよい。
【0015】このように、本実施形態では分離爪解除装
置の構成部品としては解除アーム以外に各プーリを連結
する連結部材が必要なだけであるから、構成が複雑化さ
れず組立て性の向上並びに部品軽減によるコストダウン
が図れる。また、分離爪は排紙カバー側に設けられてい
ないため、排紙カバーの開放時にも分離爪が人手に触れ
て変形したり破損するなどの不具合を回避することがで
きるうえ、紙詰り紙の除去時やメンテナンス時にも作業
の妨げになることはなく作業性の向上が図れる。
置の構成部品としては解除アーム以外に各プーリを連結
する連結部材が必要なだけであるから、構成が複雑化さ
れず組立て性の向上並びに部品軽減によるコストダウン
が図れる。また、分離爪は排紙カバー側に設けられてい
ないため、排紙カバーの開放時にも分離爪が人手に触れ
て変形したり破損するなどの不具合を回避することがで
きるうえ、紙詰り紙の除去時やメンテナンス時にも作業
の妨げになることはなく作業性の向上が図れる。
【0016】図6(a),(b)は、この発明の第2実施形
態を示している。同図に示すように、この実施形態にお
いては、分離爪にはスプリングを必要とせず定着ローラ
1に対する分離爪3の当接力は磁石による着磁力によっ
て行なうものである。すなわち、図6(a)に示すよう
に、解除アーム29は所定の角度に偏倚された状態で支軸
14に取付固定され、そのほぼ直角に屈曲されたアーム部
26は分離爪3の真上に対向する位置に配されている。ま
た、このアーム部26の下面には永久磁石27(マグネット
部材)が埋設されている。そして、分離爪3の上面部の
ほぼ中央にも鉄等から構成される磁性体28が埋設されて
いる。このため分離爪3は解除アーム29の永久磁石27に
対する着磁力によって、定着ローラ1の外周面にその先
端部3aが当接されている。
態を示している。同図に示すように、この実施形態にお
いては、分離爪にはスプリングを必要とせず定着ローラ
1に対する分離爪3の当接力は磁石による着磁力によっ
て行なうものである。すなわち、図6(a)に示すよう
に、解除アーム29は所定の角度に偏倚された状態で支軸
14に取付固定され、そのほぼ直角に屈曲されたアーム部
26は分離爪3の真上に対向する位置に配されている。ま
た、このアーム部26の下面には永久磁石27(マグネット
部材)が埋設されている。そして、分離爪3の上面部の
ほぼ中央にも鉄等から構成される磁性体28が埋設されて
いる。このため分離爪3は解除アーム29の永久磁石27に
対する着磁力によって、定着ローラ1の外周面にその先
端部3aが当接されている。
【0017】そして、本実施形態の場合にも排紙カバー
20を開けたとき(図2参照)にはプーリ18が回転するた
め、図6(b)に示すように支軸プーリ17及び解除アーム
29も回転する。これによって、分離爪3は解除アーム29
に着磁された状態でこの解除アームと同方向(時計方
向)に回転するため定着ローラ1から離隔されそのセッ
ト状態が解除される。このように、本第2実施形態の場
合には定着ローラ1に対する分離爪3の当接力は着磁力
によって行なわれるため、不勢用のスプリング(図10参
照)が不要となり、部品点数の軽減によるコストダウン
が図れる。また、長期の使用によっても経時的に着磁力
が低減することはないため安定した当接圧を維持できる
うえ、従来のスプリングの変形等に起因した分離不良に
よる紙詰り等のトラブルを回避することができる。尚、
本例では磁性体28の大きさLは特に考慮する必要はない
が、永久磁石27の大きさTよりもやや大きい方が好まし
い。また、この分離爪3に磁性体28を設けず、分離爪自
体(但し、軸受部を除く)を磁性体として構成してもよ
い。
20を開けたとき(図2参照)にはプーリ18が回転するた
め、図6(b)に示すように支軸プーリ17及び解除アーム
29も回転する。これによって、分離爪3は解除アーム29
に着磁された状態でこの解除アームと同方向(時計方
向)に回転するため定着ローラ1から離隔されそのセッ
ト状態が解除される。このように、本第2実施形態の場
合には定着ローラ1に対する分離爪3の当接力は着磁力
によって行なわれるため、不勢用のスプリング(図10参
照)が不要となり、部品点数の軽減によるコストダウン
が図れる。また、長期の使用によっても経時的に着磁力
が低減することはないため安定した当接圧を維持できる
うえ、従来のスプリングの変形等に起因した分離不良に
よる紙詰り等のトラブルを回避することができる。尚、
本例では磁性体28の大きさLは特に考慮する必要はない
が、永久磁石27の大きさTよりもやや大きい方が好まし
い。また、この分離爪3に磁性体28を設けず、分離爪自
体(但し、軸受部を除く)を磁性体として構成してもよ
い。
【0018】図7,8はこの発明の第3実施形態を示し
ており、上述した第2実施形態の構成に位置調節手段30
を設けたものである。すなわち、解除アーム39のアーム
部26は中空ホルダー状に形成され、このホルダー31内に
永久磁石27が内方に折り曲げられた爪部33によって弾性
的に保持された状態でスライド移動可能に収納されてい
る。また、分離爪3に設けられる磁性体34の大きさL1
は永久磁石27の大きさTとほぼ同じ大きさに設定され、
その埋設位置は図のようにホルダー31の奥側部と対向す
る位置とされている。そして、この実施形態では永久磁
石27の固定位置を図9(a),(b),(c)に示すように3
箇所の位置で調整することができる。
ており、上述した第2実施形態の構成に位置調節手段30
を設けたものである。すなわち、解除アーム39のアーム
部26は中空ホルダー状に形成され、このホルダー31内に
永久磁石27が内方に折り曲げられた爪部33によって弾性
的に保持された状態でスライド移動可能に収納されてい
る。また、分離爪3に設けられる磁性体34の大きさL1
は永久磁石27の大きさTとほぼ同じ大きさに設定され、
その埋設位置は図のようにホルダー31の奥側部と対向す
る位置とされている。そして、この実施形態では永久磁
石27の固定位置を図9(a),(b),(c)に示すように3
箇所の位置で調整することができる。
【0019】図9(a)は通常の永久磁石の位置を示して
おり、図9(b)は分離爪の当接圧を高くしたいときの永
久磁石の位置、図9(c)は分離爪の当接圧を低くしたい
ときの永久磁石の位置をそれぞれ示している。つまり、
図9(b)に示すように永久磁石27をホルダー31の奥側に
配置した時には、この永久磁石27は分離爪3の磁性体34
と対向するためその着磁力は最大となり当接圧も高くな
る。また、図9(c)に示すように永久磁石27をホルダー
31の手前側に配置した時には、この永久磁石27は分離爪
3の磁性体34と離れてしまうためその着磁力は最小とな
り当接圧も低くなる。このように、本実施形態において
は定着ローラ1に対する分離爪の当接圧を容易に変更す
ることができることから、使用する用紙の厚さに応じて
対応することができる。これによって、分離不良による
紙詰りを効果的に防止できるうえ、分離爪の当接による
定着ローラの負担を軽減することが可能となり分離爪及
び定着ローラの耐用年数(ライフサイクル)の増大等が
図れる。
おり、図9(b)は分離爪の当接圧を高くしたいときの永
久磁石の位置、図9(c)は分離爪の当接圧を低くしたい
ときの永久磁石の位置をそれぞれ示している。つまり、
図9(b)に示すように永久磁石27をホルダー31の奥側に
配置した時には、この永久磁石27は分離爪3の磁性体34
と対向するためその着磁力は最大となり当接圧も高くな
る。また、図9(c)に示すように永久磁石27をホルダー
31の手前側に配置した時には、この永久磁石27は分離爪
3の磁性体34と離れてしまうためその着磁力は最小とな
り当接圧も低くなる。このように、本実施形態において
は定着ローラ1に対する分離爪の当接圧を容易に変更す
ることができることから、使用する用紙の厚さに応じて
対応することができる。これによって、分離不良による
紙詰りを効果的に防止できるうえ、分離爪の当接による
定着ローラの負担を軽減することが可能となり分離爪及
び定着ローラの耐用年数(ライフサイクル)の増大等が
図れる。
【0020】
【発明の効果】この発明は上記のようであって、用紙上
に担持された未定着画像を加熱定着する定着ローラと、
この定着ローラに圧接して回転する加圧ローラと、その
用紙を定着ローラの外周面から分離する複数の分離爪と
を具えた定着装置において、請求項1に記載の発明は、
前記分離爪は装置本体に設けられた支軸に回転自在に支
持されると共に、その爪先が前記定着ローラの外周面に
弾発当接可能に設けられ、さらにこの支軸には前記分離
爪の回転を抑止可能な複数の解除アーム及び支軸プーリ
が取付固定され、前記分離爪によって分離される用紙の
排紙側には排紙カバーが開閉可能に設置され、この排紙
カバー側に取付固定されたプーリと前記支軸プーリとを
連結するための連結部材を有し、排紙カバーの開放時に
前記分離爪はその爪先が定着ローラから離間し、同閉鎖
時に定着ローラに加圧当接するので、構成が複雑化され
ず組立て性の向上並びに部品軽減によるコストダウンが
図れる。また、分離爪は排紙カバー側に設けられていな
いため、排紙カバーの開放時にも分離爪が人手に触れて
変形したり破損するなどの不具合を回避することができ
るうえ、ジャム紙の除去時やメンテナンス時にも作業の
妨げになることはなく作業性の向上が図れるという効果
がある。
に担持された未定着画像を加熱定着する定着ローラと、
この定着ローラに圧接して回転する加圧ローラと、その
用紙を定着ローラの外周面から分離する複数の分離爪と
を具えた定着装置において、請求項1に記載の発明は、
前記分離爪は装置本体に設けられた支軸に回転自在に支
持されると共に、その爪先が前記定着ローラの外周面に
弾発当接可能に設けられ、さらにこの支軸には前記分離
爪の回転を抑止可能な複数の解除アーム及び支軸プーリ
が取付固定され、前記分離爪によって分離される用紙の
排紙側には排紙カバーが開閉可能に設置され、この排紙
カバー側に取付固定されたプーリと前記支軸プーリとを
連結するための連結部材を有し、排紙カバーの開放時に
前記分離爪はその爪先が定着ローラから離間し、同閉鎖
時に定着ローラに加圧当接するので、構成が複雑化され
ず組立て性の向上並びに部品軽減によるコストダウンが
図れる。また、分離爪は排紙カバー側に設けられていな
いため、排紙カバーの開放時にも分離爪が人手に触れて
変形したり破損するなどの不具合を回避することができ
るうえ、ジャム紙の除去時やメンテナンス時にも作業の
妨げになることはなく作業性の向上が図れるという効果
がある。
【0021】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、分離爪は磁性体で形成されたマグネッ
ト着磁部材を有し、解除アームには、このマグネット着
磁部材を着磁させるためのマグネット部材を有するので
定着ローラに対する分離爪の当接力は着磁力によって行
なわれるため、請求項1の発明と同様の効果をもつのに
加えて、不勢用のスプリングが不要となり、部品点数の
軽減によるコストダウンが図れる。また、長期の使用に
よっても安定した当接圧を維持できるうえ経時的に着磁
力が低減することはないため、従来のスプリングの変形
等に起因した分離不良による紙詰りなどのトラブルを回
避することができるという効果がある。
の発明において、分離爪は磁性体で形成されたマグネッ
ト着磁部材を有し、解除アームには、このマグネット着
磁部材を着磁させるためのマグネット部材を有するので
定着ローラに対する分離爪の当接力は着磁力によって行
なわれるため、請求項1の発明と同様の効果をもつのに
加えて、不勢用のスプリングが不要となり、部品点数の
軽減によるコストダウンが図れる。また、長期の使用に
よっても安定した当接圧を維持できるうえ経時的に着磁
力が低減することはないため、従来のスプリングの変形
等に起因した分離不良による紙詰りなどのトラブルを回
避することができるという効果がある。
【0022】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、解除アームには分離爪の回転中心とこ
の分離爪の爪先が定着ローラに当接する位置を結ぶ方向
において、マグネット部材の固定位置を調節自在な位置
調節手段が設けられているので定着ローラに対する分離
爪の当接圧を容易に変更することができることから、使
用する用紙の厚さに効果的に対応することができる。こ
れによって、分離不良による紙詰りを効果的に防止でき
るうえ、分離爪の当接による定着ローラの負担を軽減す
ることが可能となり分離爪及び定着ローラの耐用年数
(ライフサイクル)の増大等が図れるという効果があ
る。
の発明において、解除アームには分離爪の回転中心とこ
の分離爪の爪先が定着ローラに当接する位置を結ぶ方向
において、マグネット部材の固定位置を調節自在な位置
調節手段が設けられているので定着ローラに対する分離
爪の当接圧を容易に変更することができることから、使
用する用紙の厚さに効果的に対応することができる。こ
れによって、分離不良による紙詰りを効果的に防止でき
るうえ、分離爪の当接による定着ローラの負担を軽減す
ることが可能となり分離爪及び定着ローラの耐用年数
(ライフサイクル)の増大等が図れるという効果があ
る。
【図1】この発明の第1実施形態を示す定着装置の縦断
面図である。
面図である。
【図2】同上の分離爪解除装置の解除状態の要部を示す
縦断面図である。
縦断面図である。
【図3】同上の分離爪解除装置の要部を示す上視図であ
る。
る。
【図4】同上の解除アームを示す斜視図である。
【図5】連結部材による連結方法の別例を示す縦断面図
である。
である。
【図6】本発明の第2実施形態の要部を示す縦断面図
で、(a)は分離爪のセット状態、(b)は分離爪の解除状
態を示す縦断面図である。
で、(a)は分離爪のセット状態、(b)は分離爪の解除状
態を示す縦断面図である。
【図7】この発明の第3実施形態の要部を示す縦断面図
である。
である。
【図8】同上の解除アームを示す斜視図である。
【図9】同上の位置調節手段による永久磁石の固定位置
を示す上視図である。
を示す上視図である。
【図10】この発明と同種の従来の定着装置の縦断面図
である。
である。
【図11】この発明と同種の従来の定着装置の要部斜視
図である。
図である。
1 定着ローラ 2 加圧ローラ 3 分離爪 9 定着装置本体 10,11 分離爪解除装置 12 フレーム 14 支軸 16,29,39 解除ア
ーム 17 支軸プーリ 18 プーリ 19 連結部材 20 排紙カバー 27 永久磁石 28,34 磁性体 30 位置調節手段 31 ホルダー
ーム 17 支軸プーリ 18 プーリ 19 連結部材 20 排紙カバー 27 永久磁石 28,34 磁性体 30 位置調節手段 31 ホルダー
Claims (3)
- 【請求項1】 用紙上に担持された未定着画像を加熱定
着する定着ローラと、この定着ローラに圧接して回転す
る加圧ローラと、その用紙を定着ローラの外周面から分
離する複数の分離爪とを具えた定着装置において、 前記分離爪は装置本体に設けられた支軸に回転自在に支
持されると共に、その爪先が前記定着ローラの外周面に
弾発当接可能に設けられ、さらにこの支軸には前記分離
爪の回転を抑止可能な複数の解除アーム及び支軸プーリ
が取付固定され、 前記分離爪によって分離される用紙の排紙側には排紙カ
バーが開閉可能に設置され、この排紙カバー側に取付固
定されたプーリと前記支軸プーリとを連結するための連
結部材を有し、 排紙カバーの開放時に前記分離爪はその爪先が定着ロー
ラから離間し、同閉鎖時には定着ローラに加圧当接する
ことを特徴とする定着装置における分離爪解除装置。 - 【請求項2】 分離爪は磁性体で形成されたマグネット
着磁部材を有し、解除アームには、このマグネット着磁
部材を着磁させるためのマグネット部材を有することを
特徴とする請求項1に記載の定着装置における分離爪解
除装置。 - 【請求項3】 解除アームには分離爪の回転中心とこの
分離爪の爪先が定着ローラに当接する位置を結ぶ方向に
おいて、マグネット部材の固定位置を調節自在な位置調
節手段が設けられることを特徴とする請求項2に記載の
定着装置における分離爪解除装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9343037A JPH11174890A (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 定着装置における分離爪解除装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9343037A JPH11174890A (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 定着装置における分離爪解除装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11174890A true JPH11174890A (ja) | 1999-07-02 |
Family
ID=18358459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9343037A Pending JPH11174890A (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 定着装置における分離爪解除装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11174890A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006301331A (ja) * | 2005-04-21 | 2006-11-02 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
JP2010166194A (ja) * | 2009-01-14 | 2010-07-29 | Murata Machinery Ltd | 用紙搬送装置 |
JP2010217307A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
JP2011232501A (ja) * | 2010-04-27 | 2011-11-17 | Kyocera Mita Corp | 部材移動機構及び画像形成装置 |
US8463166B2 (en) | 2010-03-12 | 2013-06-11 | Ricoh Company, Limited | Fixing device and image forming apparatus |
-
1997
- 1997-12-12 JP JP9343037A patent/JPH11174890A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006301331A (ja) * | 2005-04-21 | 2006-11-02 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
JP4653548B2 (ja) * | 2005-04-21 | 2011-03-16 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP2010166194A (ja) * | 2009-01-14 | 2010-07-29 | Murata Machinery Ltd | 用紙搬送装置 |
JP2010217307A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
US8463166B2 (en) | 2010-03-12 | 2013-06-11 | Ricoh Company, Limited | Fixing device and image forming apparatus |
JP2011232501A (ja) * | 2010-04-27 | 2011-11-17 | Kyocera Mita Corp | 部材移動機構及び画像形成装置 |
US8565636B2 (en) | 2010-04-27 | 2013-10-22 | Kyocera Document Solutions Inc. | Member moving mechanism and image forming apparatus |
US9026032B2 (en) | 2010-04-27 | 2015-05-05 | Kyocera Document Solutions Inc. | Member moving mechanism and image forming apparatus |
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