JPH06348164A - 画像形成装置の定着装置 - Google Patents
画像形成装置の定着装置Info
- Publication number
- JPH06348164A JPH06348164A JP16002693A JP16002693A JPH06348164A JP H06348164 A JPH06348164 A JP H06348164A JP 16002693 A JP16002693 A JP 16002693A JP 16002693 A JP16002693 A JP 16002693A JP H06348164 A JPH06348164 A JP H06348164A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プリンタの定着装置を組立て易く、かつ、掃
除し易くする。 【構成】 一方がピン17で枢着された上・下側板23
a,25aで、定着ローラ11と、加圧ローラ12をそ
れぞれ挾持し、他方に設けられた一対のフック27a,
28aが係合した状態で、前記定着ローラ11と、加圧
ローラ12とが圧着され、定着装置が組立てられるよう
構成する。
除し易くする。 【構成】 一方がピン17で枢着された上・下側板23
a,25aで、定着ローラ11と、加圧ローラ12をそ
れぞれ挾持し、他方に設けられた一対のフック27a,
28aが係合した状態で、前記定着ローラ11と、加圧
ローラ12とが圧着され、定着装置が組立てられるよう
構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真装置や静電記
録装置等のトナー像を形成する画像形成装置に係り、詳
しくは用紙等の像支持材をローラ対で挾圧搬送してトナ
ー像を定着する定着装置に関するものである。
録装置等のトナー像を形成する画像形成装置に係り、詳
しくは用紙等の像支持材をローラ対で挾圧搬送してトナ
ー像を定着する定着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置の定着装置は、例え
ば図3の側面図に示すような構造になっていた。定着ロ
ーラ11と、加圧ローラ12とで定着ローラ対が形成さ
れ、前記定着ローラ11は上側板13aのU字状切除部
14aに、加圧ローラ12は下側板15aのU字状切除
部16aにそれぞれはめ込まれていた。そして、上側板
13aと下側板15aとは一方をピン17で互に枢着さ
れ、他方はコイルスプリング18で引っ張られていた。
ば図3の側面図に示すような構造になっていた。定着ロ
ーラ11と、加圧ローラ12とで定着ローラ対が形成さ
れ、前記定着ローラ11は上側板13aのU字状切除部
14aに、加圧ローラ12は下側板15aのU字状切除
部16aにそれぞれはめ込まれていた。そして、上側板
13aと下側板15aとは一方をピン17で互に枢着さ
れ、他方はコイルスプリング18で引っ張られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の定着
装置を組立てるには、上側板13aを矢印A方向の下方
へ強く押し、加圧ローラ12が定着ローラ11に弾性
(定着ローラにはゴム質のような弾性体の層が被覆され
ている)で圧接した状態にし、コイルスプリング18を
引っ張った状態にして上下側板13a、15aにかけ渡
す。この作業を定着ローラ対の両側において行う必要が
あった。その為に、強いコイルスプリング18を2本取
り付ける必要があり作業性が悪かった。
装置を組立てるには、上側板13aを矢印A方向の下方
へ強く押し、加圧ローラ12が定着ローラ11に弾性
(定着ローラにはゴム質のような弾性体の層が被覆され
ている)で圧接した状態にし、コイルスプリング18を
引っ張った状態にして上下側板13a、15aにかけ渡
す。この作業を定着ローラ対の両側において行う必要が
あった。その為に、強いコイルスプリング18を2本取
り付ける必要があり作業性が悪かった。
【0004】また、定着ローラ11と加圧ローラ12間
にコピー用紙やシート等の像支持材がジャム(紙づま
り)した時にこれを取り除くことが困難であり、また、
トナーがローラ側に付着した折の掃除もむずかしかっ
た。
にコピー用紙やシート等の像支持材がジャム(紙づま
り)した時にこれを取り除くことが困難であり、また、
トナーがローラ側に付着した折の掃除もむずかしかっ
た。
【0005】従って、本発明は上述した事情に鑑みてな
されたものであり、組立て易く、かつ、分解もできる画
像形成装置の定着装置を提供するものである。
されたものであり、組立て易く、かつ、分解もできる画
像形成装置の定着装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、切除部を有す
る上下一対の側板と、前記上下一対の側板に設けられ互
に係合可能な上下一対のフックとを具備し、前記上下側
板は定着ローラ対の両端の軸受をそれぞれの切除部に装
着して配設されていることを特徴とするものである。
る上下一対の側板と、前記上下一対の側板に設けられ互
に係合可能な上下一対のフックとを具備し、前記上下側
板は定着ローラ対の両端の軸受をそれぞれの切除部に装
着して配設されていることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】定着ローラ対が装着された状態で、ローラ対両
端の上側板を押し下げると定着ローラ対は互に圧着され
たまま、上下のフックが係合する。
端の上側板を押し下げると定着ローラ対は互に圧着され
たまま、上下のフックが係合する。
【0008】
【実施例】以下、添付図に基づいて本発明の実施例を詳
細に説明する。図1及び図2は本発明の一実施例を示し
たものであり、図1は定着ローラ対が解放された状態の
正面図、図2はフックが係合し定着ローラ対が加圧され
た状態の正面図である。図において、11は定着ローラ
で、このローラの中心にはヒータ11aが配置され、金
属円筒ロールの周面には4弗化エチレン樹脂等の離型材
料の薄い被覆11bが施されている。ヒータ11aは定
着ローラ11を加熱し、これに圧接されたコピー用紙や
シート等の像支持材表面のトナー像を溶融させる。12
は加圧ローラで芯金ロール12aにシリコーンゴム等の
離型性のある厚い弾性体の層12bが被覆されている。
細に説明する。図1及び図2は本発明の一実施例を示し
たものであり、図1は定着ローラ対が解放された状態の
正面図、図2はフックが係合し定着ローラ対が加圧され
た状態の正面図である。図において、11は定着ローラ
で、このローラの中心にはヒータ11aが配置され、金
属円筒ロールの周面には4弗化エチレン樹脂等の離型材
料の薄い被覆11bが施されている。ヒータ11aは定
着ローラ11を加熱し、これに圧接されたコピー用紙や
シート等の像支持材表面のトナー像を溶融させる。12
は加圧ローラで芯金ロール12aにシリコーンゴム等の
離型性のある厚い弾性体の層12bが被覆されている。
【0009】23aは上側板、25aは下側板で、中央
付近にそれぞれ下方及び上方が解放されたU字状切除部
24a、26aが設けられ、一方はピン17を介して互
に枢着され、他方は開閉自在となっている。そして、前
記他方には、それぞれ一対のフック27a,28aが形
成され、上側板23aのフック27aは上側板23aと
一体に、下側板25aのフック28aは下側板25aに
ピン29で枢着されている。前記フック28aはコイル
スプリング21で外方(矢印方向B)へ弾発付勢される
と共に、フック27aと接触する上縁28cは円弧状に
なっている。
付近にそれぞれ下方及び上方が解放されたU字状切除部
24a、26aが設けられ、一方はピン17を介して互
に枢着され、他方は開閉自在となっている。そして、前
記他方には、それぞれ一対のフック27a,28aが形
成され、上側板23aのフック27aは上側板23aと
一体に、下側板25aのフック28aは下側板25aに
ピン29で枢着されている。前記フック28aはコイル
スプリング21で外方(矢印方向B)へ弾発付勢される
と共に、フック27aと接触する上縁28cは円弧状に
なっている。
【0010】11c、12cはそれぞれ定着ローラ11
及び加圧ローラ12両端の軸受で、それぞれ、上下側板
23a,25aのU字状切除部24a,26aに下方及
び上方から嵌入されて支承されている。尚、本実施例で
は、軸受11cは若干きつ目に、軸受12cは若干ゆる
めにそれぞれ嵌入されている。図1の定着ローラ対が開
放された状態から、図2の定着ローラ対が加圧された状
態にするには、上側板23aを矢印c方向に押し下げる
と、フック27aが下降する。この時フック27aの角
は、コイルスプリング21により外方(矢印B方向)へ
弾発付勢されたフック28aの上縁28cの円弧面に当
接しつつ下降するので、下側板25aのフック28aは
ピン29を支点にして内側に動き、図2に示すように互
に係合する。
及び加圧ローラ12両端の軸受で、それぞれ、上下側板
23a,25aのU字状切除部24a,26aに下方及
び上方から嵌入されて支承されている。尚、本実施例で
は、軸受11cは若干きつ目に、軸受12cは若干ゆる
めにそれぞれ嵌入されている。図1の定着ローラ対が開
放された状態から、図2の定着ローラ対が加圧された状
態にするには、上側板23aを矢印c方向に押し下げる
と、フック27aが下降する。この時フック27aの角
は、コイルスプリング21により外方(矢印B方向)へ
弾発付勢されたフック28aの上縁28cの円弧面に当
接しつつ下降するので、下側板25aのフック28aは
ピン29を支点にして内側に動き、図2に示すように互
に係合する。
【0011】加圧ローラ12は外周に厚い弾性体の層1
2bが被覆されているので、定着ローラ11に圧接する
際、圧接面が弾圧され、一対のフック27a、28a先
端は無理なく係合する。像支持材がジャムした時は機械
を停止し、図2に示す上側板23aを矢印c方向に押下
げた状態でフック28aを内側(矢印Bの逆方向)へ押
すとフック27a,28aの係合が解除されるので、定
着ローラ11と、加圧ローラ12との間が開き、ジャム
した像支持材を取り出すことができるし、また、定着ロ
ーラ対の清掃も可能となる。
2bが被覆されているので、定着ローラ11に圧接する
際、圧接面が弾圧され、一対のフック27a、28a先
端は無理なく係合する。像支持材がジャムした時は機械
を停止し、図2に示す上側板23aを矢印c方向に押下
げた状態でフック28aを内側(矢印Bの逆方向)へ押
すとフック27a,28aの係合が解除されるので、定
着ローラ11と、加圧ローラ12との間が開き、ジャム
した像支持材を取り出すことができるし、また、定着ロ
ーラ対の清掃も可能となる。
【0012】
【発明の効果】以上詳細に説明した本発明によれば、上
側板を下方へ押し下げるだけで定着装置が組立てられる
ので、工具を使用せずに組立てが容易となり、部品の性
能のばらつきも減少する。
側板を下方へ押し下げるだけで定着装置が組立てられる
ので、工具を使用せずに組立てが容易となり、部品の性
能のばらつきも減少する。
【0013】さらに、フックの係合を外すことにより、
像支持材がジャムした時の取り出しや、定着ローラ対に
付着したトナーの掃除も容易となる。
像支持材がジャムした時の取り出しや、定着ローラ対に
付着したトナーの掃除も容易となる。
【図1】本発明の一実施例を示し、定着ローラ対が解放
された状態の側面図である。
された状態の側面図である。
【図2】本発明の一実施例を示し、定着ローラ対が加圧
された状態の側面図である。
された状態の側面図である。
【図3】従来の定着装置の側面図である。
11 定着ローラ 11a ヒータ 11b 被覆 12 加圧ローラ 12a 芯金ロール 12b 弾性体の層 11c,12c 軸受 23a 上側板 24a U字状切除部 25a 下側板 26a U字状切除部 27a,28a フック 28c 上縁 17,29 ピン 21 コイルスプリング
Claims (1)
- 【請求項1】 切除部を有する上下一対の側板と、前記
上下一対の側板に設けられ互に係合可能な上下一対のフ
ックとを具備し、前記上下側板は定着ローラ対の両端の
軸受をそれぞれの切除部に装着して配設されていること
を特徴とする画像形成装置の定着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16002693A JPH06348164A (ja) | 1993-06-07 | 1993-06-07 | 画像形成装置の定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16002693A JPH06348164A (ja) | 1993-06-07 | 1993-06-07 | 画像形成装置の定着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06348164A true JPH06348164A (ja) | 1994-12-22 |
Family
ID=15706361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16002693A Pending JPH06348164A (ja) | 1993-06-07 | 1993-06-07 | 画像形成装置の定着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06348164A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006267865A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Funai Electric Co Ltd | 画像形成装置の定着装置およびユニットの組付構造 |
JP2009098402A (ja) * | 2007-10-17 | 2009-05-07 | Ricoh Co Ltd | 定着装置、画像形成装置、及び、フレーム |
US20110142518A1 (en) * | 2009-12-10 | 2011-06-16 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Medium correcting device and image forming device |
-
1993
- 1993-06-07 JP JP16002693A patent/JPH06348164A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006267865A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Funai Electric Co Ltd | 画像形成装置の定着装置およびユニットの組付構造 |
US7196287B2 (en) | 2005-03-25 | 2007-03-27 | Funai Electric Co., Ltd. | Unit assembly structure and fuser of image formation apparatus |
JP4656303B2 (ja) * | 2005-03-25 | 2011-03-23 | 船井電機株式会社 | 画像形成装置の定着装置 |
JP2009098402A (ja) * | 2007-10-17 | 2009-05-07 | Ricoh Co Ltd | 定着装置、画像形成装置、及び、フレーム |
US20110142518A1 (en) * | 2009-12-10 | 2011-06-16 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Medium correcting device and image forming device |
US8626053B2 (en) * | 2009-12-10 | 2014-01-07 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Medium correcting device and image forming device |
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