JPH0745090Y2 - 定着装置 - Google Patents

定着装置

Info

Publication number
JPH0745090Y2
JPH0745090Y2 JP1988033832U JP3383288U JPH0745090Y2 JP H0745090 Y2 JPH0745090 Y2 JP H0745090Y2 JP 1988033832 U JP1988033832 U JP 1988033832U JP 3383288 U JP3383288 U JP 3383288U JP H0745090 Y2 JPH0745090 Y2 JP H0745090Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaner
peripheral surface
sliding contact
fixing device
peeling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988033832U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01136955U (ja
Inventor
達治 儀賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP1988033832U priority Critical patent/JPH0745090Y2/ja
Publication of JPH01136955U publication Critical patent/JPH01136955U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0745090Y2 publication Critical patent/JPH0745090Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、乾式トナー像を定着させる定着装置に関し、
より詳細には、定着装置に付設されるクリーナと剥離瓜
を一体化し、構造の簡素化及びメンテナンス性の向上を
図った定着装置に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
従来の熱ローラ定着装置を第5図に示す。同図におい
て、内部に熱源51を備えた加熱ローラ52と、圧接ローラ
53が転動接触可能に設けられ、これら両ローラ52,53の
転接部(ニップ部)Nに未定着トナー像を表面に担持す
る用紙Pが搬入ガイド板54に沿って送り込まれ挟持され
る。用紙Pが両ロールニップ部Nに挟持された際に熱と
圧力が加えられトナーが用紙Pに溶融定着するのである
が、溶融したトナーの粘性により用紙Pが加熱ローラ52
周面に付着する傾向がある。従って、加熱ローラ52周面
に付着した用紙Pを強制的に剥離させる為の剥離瓜55
が、その先端部を加熱ローラ52周面に圧接させる態様で
配設されている。また、加熱ローラ52周面に付着した溶
融トナー等の汚染物を除去する為のクリーナ56が、ロー
ラ52周面を摺接清掃可能に圧接せしめられている。
上述した剥離瓜55及びクリーナ56の両部材は、共に加熱
ローラ52周面に適切な圧力で圧接させる必要があり、加
えて消耗部材であるから適切な期間をみて交換すること
が要求される。その為、両部材に対して個別に付勢部材
としてのバネ材が設けられ、夫々交換可能に支持される
構成となっている。即ち、剥離瓜55はすり割り部55aを
軸57により回動自在に支持され、他端部にコイルバネ58
が係止されて反時計回り方向に回動付勢されている。
又、クリーナ56は、ステー59の穴に挿脱自在に装着さ
れ、軸60を中心として回動開閉可能に設けられた定着カ
バー61の裏面に一端を固着された圧縮バネ62により押圧
付勢されている。
以上の如く、剥離瓜55及びクリーナ56の両部材の個々の
付勢部材を設け、交換可能に支持する構造とすることに
より、構造が複雑化して組立作業が煩雑となり、定着装
置のコストアップを招く。又、交換の際、双方の部材を
個々に脱着させねばならず、メンテナンス作業性が極め
て悪い。特に剥離瓜55の交換は、その作業が煩しい為怠
られがちである。
〔考案の目的〕
本考案は、上記従来技術の問題点に鑑みなされたもので
あって、構造が簡単でクリーナ及び剥離瓜の交換を容易
且つ確実に実施できてメンテナンス性にも優れた定着装
置を提供することを目的とする。
〔考案の要点〕
上記目的は、本考案によれば、表面に未定着トナー像を
担持する用紙の表面に回転しつつ圧接し前記未定着トナ
ー像を該用紙表面に定着させる定着ローラと、前記定着
ローラ周面と摺接し前記周面に付着する付着物を除去す
るクリーナ、前記周面に先端部を圧接させ前記周面から
用紙を剥離させる剥離爪及び前記クリーナ及び剥離爪を
一体に支持する基体部とからなる摺接部材と、該摺接部
材を着脱可能に支持する支持部材と、前記クリーナと前
記剥離爪が前記定着ローラに圧接する状態で前記摺接部
材を前記支持部材に固定する圧接機構とを有することを
特徴とする定着装置を提供することにより達成される。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の実施例について添付の図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
第4図は、本考案の一実施例としての定着装置が適用さ
れた光書込みプリンタPの全体概略構成を示す模式図
で、第1図乃至第3図は上記定着装置の断面図及びその
要部を示す各斜視図である。
第4図において、略中央部に感光体ドラム1が回転自在
に支承されており、矢印B方向に所定速度で駆動回転さ
れる。感光体ドラム1の周面近傍には、その回転方向に
沿って、感光体ドラム1周表面を所定の極性に一様に帯
電させる帯電器2、液晶シャッタが内設されており入力
される画像情報に応じた光信号を感光体ドラム1表面に
照射して静電潜像を形成する光書込みヘッド3、形成さ
れた静電潜像にトナー供給しトナー像を形成する現像器
ユニット4、トナー像を転写紙に転写する転写帯電器
5、及び転写されずに残存するトナーを除去するクリー
ナ6等が順次配設され、1サイクルの画像形成プロセス
が形成されている。
機体下方には、転写紙Tが積載収納された給紙カセット
7、給紙コロ8、ターンガイド9及び感光体ドラム1上
のトナー像と転写紙の各先端を揃える為転写位置への転
写紙Tの搬送タイミングをとるレジスト板10等が配設さ
れ、転写紙搬入経路が形成されている。一方、転写位置
の反対側には、トナー像が転写された転写紙を感光体ド
ラム1表面から分離し搬送する分離コロ11、搬送ガイド
12、後程詳細に説明する定着装置F、トナー像が定着さ
れた転写紙を上方へ搬出する上下搬出ガイド13、14及び
排紙トレイ部16へ転写紙をフェイスダウン状態(画像形
成面を下にした状態)で排出する排出ロール対15、15が
配設され、転写紙搬出経路が形成されている。
以上の如く構成された光書込みプリンタPは、シェルオ
ープンラインSを境に、光書込みヘッド3や、上、下搬
出ガイド13、14の1部及び排紙ロール対15、15等が装着
された上部機体P1と、その他の部品が装着された下部機
体P2とに分割可能となっている。即ち、上部機体P1はヒ
ンジ17を介して下部機体P2に対して回動自在に結合され
ており、内部点検等の際には上部機体P1を図中時計回り
方向に所定角度回動させて機体を容易に開放することが
できる。
ここで、定着装置Fの構成について説明する。第1図に
おいて、加熱ローラ20と圧接ローラ21が互いに回動しつ
つ圧接し合う様に配設されている。加熱ロール20の周面
には、例えば過フルオロアルコキシ・コポリマー(PF
A)等からなる溶融トナーのオフセットを防止する為の
非粘着層20aが金属から成る基体20b上に被着されてい
る。また、その内部中央には、熱源としての加熱ランプ
22が支持されている。一方、圧接ローラ21の周面には、
例えばシリコンゴム等から成る弾性層21aが金属製基体2
1b上に被着形成されている。これら両ローラ20,21は、
夫々上、下ハウジング23,24内に収納配置され、操作者
が不用意にロール周面に触れ火傷等を負うことのない様
に構成されている。下ハウジング24の用紙進行方向Zに
対して上流側(入口側)部分24aは、両ローラ20,21にニ
ップ部Nに向けて斜め上方に延在させてあり、用紙Pの
定着部(ニップ部N)への進入をガイドする。
而して、ニップ部Nの用紙進行方向Zに対して下流側に
は、第2図に示す如く、クリーナ25に剥離爪26を一体結
合させた摺接部材27が配設されている。本例の摺接部材
27においては、クリーナ25はポリイミド系繊維のフェル
ト等の可撓性材料から成るクリーニング25aを基体部25b
に植設して形成されており、その基体部25bの側面に剥
離瓜26が同一材料で一体成形されている。クリーナ基体
部25bと剥離爪26の成形材料としては、耐熱性に優れる
と共に弾性を備えた四ふつ化エチレン(TFE)やポリイ
ミド等の樹脂材料を好適に利用できる。剥離瓜26では、
材料自体の弾性によりその先端部26aを加熱ローラ20周
面に適切な圧力で長期に亘り安定して圧接できる様、そ
の付け根部の背面(先端部26aに対して)26bが湾曲状に
形成されている。これにより、付け根部の曲げ強度が補
強され、弾性変形させた際に脆く折れてしまう様な不都
合が防止される。又、クリーナ基体部25bには、被支持
部となる段差Gが全周に亘り形成され、その背面25cは
適度に傾いたテーパ面を成している。尚、剥離瓜26は、
加熱ローラ20の軸方向(クリーナ25の長手方向)に複数
個が適切な間隔を保ち配設されている。
以上の如く構成された摺接部材27は、第3図に示される
如く、上ハウジング23の出口側に穿設された挿着口23a
にクリーニング部25a及び剥離瓜26を挿通し、クリーナ
基体部25bの段差Gを挿着口23a縁部に係合させて支持さ
れている。挿着口23aは、下縁部を切り欠いて外部と連
通されており、これにより摺接部材27をそのまま挿通さ
せて装着できる。
装着口23aに装着された摺接部材27の背面25cには、押圧
付勢部材としての板バネ28が当接せしめられている。板
バネ28は、上部機体P1側のフレーム29に一端を固着され
ている。従って、上部機体P1の開閉動作に応じて板バネ
28の先端部28aや矢印Qで示す軌跡に沿って移動する。
上部機体P1を閉じることにより、板バネ先端部28aが矢
印Qに沿って下降し摺接部材背面25cに当接し、その弾
発力により摺接部材27全体を加熱ローラ20側に押圧す
る。その結果、クリーニング部25a先端及び剥離瓜先端
部26aが、夫々所望の適切な圧力で加熱ローラ20周面に
圧接せしめられる。この場合、背面25cをテーパ状に形
成してあるから、板バネ28を確実に当接させ水平方向の
充分な押圧力を得ることができる。又、剥離瓜26は板バ
ネ28の弾発力により直接加熱ローラ20周面に圧接させる
のではなく、前述した如く材料自体の弾性により付け根
部を変形させることにより得られる弾発力で圧接させる
から、圧力の大きさや方向を最適に設定でき、加熱ロー
ラ20の非粘着層20a表面を損傷することもない。
クリーナ25及び剥離瓜26を交換する必要が生じた場合
は、上部機体P1を開き摺接部材27をそっくり交換し、再
度上部機体P1を閉じるだけでそれら交換作業が完了し、
メンテナンス作業が極めて簡単となる。この場合、クリ
ーナ25と共に剥離瓜26も無条件に交換されることになる
が、剥離瓜26の耐久期間が短くて良い為安価な材料の剥
離瓜を使用でき、ランニングコストをアップさせること
もない。
尚、本考案は、上記の好適実施例に限定されるべきもの
ではなく、本考案の技術的範囲において種々の変形が可
能であることは勿論である。例えば、摺接部材を押圧す
る付勢部材を機体開放と連動させず、定着装置自体に設
け、摺接部材の交換時に自在に押圧を解除できる構成と
してもよい。又、定着装置は必ずしも一対のローラを転
動接触させたローラ定着装置に限らず、一方がロールで
他方が板状のものや、加熱せず圧力だけで定着させる圧
力定着装置に対しても本考案を適用することができる。
更に、付勢部材は必ずしも必要でなく、例えば上記実施
例においてクリーナ基体部25bを上ハウジング23に圧入
等の方法により脱装可能に固定する構成としてもよい。
〔考案の効果〕
以上、詳細に説明した如く、本考案によればクリーナと
剥離瓜を摺接部材として一体に形成することにより、個
々に押圧機構を設ける必要がなくなり、定着装置の構造
を大幅に簡素化し安価に製作することができる。又メン
テナンス時には夫々の押圧機構を解除する必要がないか
ら、交換作業が極めて簡単となり、メンテナンス性が向
上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例としての定着装置を示す断面
図、 第2図は上記定着装置における摺接部材を示す斜視図、 第3図は上記定着装置における挿着口を示す斜視図、 第4図は上記定着装置が適用された光書込みプリンタを
示す模式図、 第5図は従来の定着装置を示す断面図である。 20,52…加熱ローラ、21,53…圧接ローラ、23…上ハウジ
ング、24…下ハウジング、25,56…クリーナ、26,55…剥
離瓜、27…摺接部材、28…板バネ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−186778(JP,A) 特開 昭61−72274(JP,A) 特開 昭58−7671(JP,A) 特開 昭58−50566(JP,A) 特開 昭61−28984(JP,A) 特開 昭62−218981(JP,A) 特開 昭55−7725(JP,A) 特開 昭63−217390(JP,A) 特開 昭64−40870(JP,A) 実開 昭52−94840(JP,U) 実開 昭57−7055(JP,U) 実開 昭60−107969(JP,U) 実開 昭61−56665(JP,U) 実開 昭61−109462(JP,U) 実開 昭62−146172(JP,U) 実開 昭63−100762(JP,U) 実開 昭55−38315(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に未定着トナー像を担持する用紙の表
    面に回転しつつ圧接し前記未定着トナー像を該用紙表面
    に定着させる定着ローラ(20)と、前記定着ローラ周面
    と摺接し前記周面に付着する付着物を除去するクリーナ
    (25a)、前記周面に先端部を圧接させ前記周面から用
    紙を剥離させる剥離爪(26)及び前記クリーナ及び剥離
    爪を一体に支持する基体部(25b)とからなる摺接部材
    (27)と、該摺接部材を着脱可能に支持する支持部材
    (23)と、前記クリーナと前記剥離爪が前記定着ローラ
    に圧接する状態で前記摺接部材を前記支持部材に固定す
    る圧接機構(28)とを有することを特徴とする定着装
    置。
JP1988033832U 1988-03-15 1988-03-15 定着装置 Expired - Lifetime JPH0745090Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988033832U JPH0745090Y2 (ja) 1988-03-15 1988-03-15 定着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988033832U JPH0745090Y2 (ja) 1988-03-15 1988-03-15 定着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01136955U JPH01136955U (ja) 1989-09-19
JPH0745090Y2 true JPH0745090Y2 (ja) 1995-10-11

Family

ID=31260534

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988033832U Expired - Lifetime JPH0745090Y2 (ja) 1988-03-15 1988-03-15 定着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0745090Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0745088Y2 (ja) * 1988-04-08 1995-10-11 株式会社テック 電子写真装置の定着部クリーニング装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5294840U (ja) * 1976-12-27 1977-07-15
JPS57186778A (en) * 1981-05-13 1982-11-17 Ricoh Co Ltd Fixing device
JPS6172274A (ja) * 1984-09-17 1986-04-14 Sharp Corp 複写機の定着装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01136955U (ja) 1989-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3404453B2 (ja) 定着装置を備えた画像形成装置
JPH0444081A (ja) 像加熱装置
JP2769727B2 (ja) 電子写真装置の定着器
JPH07281549A (ja) 加熱装置
JPH0745090Y2 (ja) 定着装置
JP4027146B2 (ja) 画像形成装置
JP2000056530A (ja) 画像形成装置の排紙ローラ構造
JP2008046145A (ja) 画像形成装置
JPH11242402A (ja) 画像形成装置および定着装置
JPH048439Y2 (ja)
JP3691266B2 (ja) 画像形成装置
JPH048441Y2 (ja)
JP2003316197A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JPH0440204Y2 (ja)
JP2001022205A (ja) 定着装置
JP3972184B2 (ja) 定着装置
JPH048119Y2 (ja)
JPH0650650Y2 (ja) ロール対軸受
JPH0836314A (ja) 転写装置
JPH08160789A (ja) 電子写真系プリンタの定着装置
JP2510111Y2 (ja) 定着装置
JPS595005Y2 (ja) シ−ト搬送装置
JPH0535401Y2 (ja)
JPH04131885A (ja) 画像形成装置
JP2003057980A (ja) 加熱装置、加熱定着装置および画像形成装置