JPH11242402A - 画像形成装置および定着装置 - Google Patents

画像形成装置および定着装置

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JPH11242402A
JPH11242402A JP6067698A JP6067698A JPH11242402A JP H11242402 A JPH11242402 A JP H11242402A JP 6067698 A JP6067698 A JP 6067698A JP 6067698 A JP6067698 A JP 6067698A JP H11242402 A JPH11242402 A JP H11242402A
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JP
Japan
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fixing
cleaning
unit
image forming
roller
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JP6067698A
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English (en)
Inventor
Tomio Noguchi
富生 野口
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加圧ローラのクリーニングをその全域にわた
って良好に行う。 【解決手段】 加圧ローラ34のクリーニングブレード
81を弾性体で形成し、ブレード81を押さえる押え8
4板が、その長手方向でブレード81の押え量を、端部
より中央部で多くなるように変化させる。ブレード81
の加圧ローラ34に対する当接離間を、シート材の種類
あるいは使用環境に応じて当接切換レバー91によって
切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば複写機、
レーザービームプリンタ、ファクシミリ等とされる電子
写真方式を利用した画像形成装置および該画像形成装置
に用いられる定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザービームプリンタ等の画像
形成装置においては、レーザー光等によって描かれた潜
像を現像せしめる現像装置と、現像されたトナー像をシ
ート材に転写せしめる転写手段と、転写されたトナー像
をシート材上に定着せしめる定着器(定着装置)とを備
えたものが主流となっている。この中で、転写されたト
ナー像をシート材に定着する定着器においては、ヒータ
ーと温度センサによって所定の温度に保たれながら回転
する定着ローラ(定着用回転体)と、前記定着ローラに
所定の圧力で当接され、従動回転する加圧ローラ(定着
用回転体)とにより、熱および圧力をもって現像剤たる
トナーを溶融させ、トナー像をシート材に定着する手法
が主流である。
【0003】図20には、その代表例としての従来のレ
ーザビームプリンタが示される。以下、このレーザビー
ムプリンタの全体的構成および機能について説明する。
【0004】プリンタ本体(画像形成装置本体)内に
は、レーザースキャナ2、感光ドラム3と一次帯電器1
6と現像器17とを含むプロセスカートリッジ1、転写
ローラ9、定着器4、搬送ローラ対8、給紙カセット
6、および給紙ローラ(ピックアップローラ)7等が設
置されている。
【0005】給紙カセット6内に積載収納されたシート
状の記録材(以下、単に「シート材」という)Sは、図
中反時計方向に回転する給紙ローラ7により給送され、
シート材ガイド18に導かれて搬送ローラ対8のニップ
部へ送られる。次いで、シート材Sは搬送ローラ対8に
よって感光ドラム3と転写ローラ9との間に送られる。
【0006】感光ドラム3は図中反時計方向に回転して
おり、一次帯電器16で均一に帯電されている。そし
て、その外周面にはレーザスキャナ2からのレーザ光に
より静電潜像が順次形成され、続いてその静電潜像が現
像器17で現像され、トナー像が形成される。
【0007】感光ドラム3と転写ローラ9との間に送ら
れたシート材Sには、感光ドラム3上のトナー像が転写
ローラ9により順次転写される。
【0008】このようにしてトナー像が転写されたシー
ト材Sは定着器4へ送られ、ここで、加熱加圧されてト
ナー像がシート材Sに定着する。
【0009】この後、シート材Sは搬送ローラ対10に
より排紙ローラ5へ送られ、次いで排紙ローラ5により
プリンタ本体上面のシート材排紙トレイ19上に排紙さ
れる。あるいは搬送切換ガイド11の作用により他の排
紙ローラ14を介してプリンタ本体側方に排紙すること
もできる。
【0010】そして、この従来のレーザービームプリン
タでは、プロセスカートリッジ1、定着器4等のユニッ
トや、給紙ローラ7、転写ローラ9等のローラ関係は、
消耗部品であり、その製品のライフ中に何回かの交換が
必要である。
【0011】排紙カバー12は、支点15を中心として
開閉回動可能に設けられており、定着器4の交換、排紙
部でのジャム処理のために開閉される。
【0012】この従来のレーザービームプリンタでは、
定着器4は、画像形成装置本体の排紙カバー12を図2
0のA方向に開いた状態で、つまり二点鎖線の位置にお
いて、交換可能なように構成されている。そして、定着
器4は、本体装着状態で、メインステー20の位置決め
突起13により位置決めされている。また、固定レバー
31により装置本体に固定されている。また、定着器4
のコネクタ38が、本体側のコネクタ39に接続するこ
とにより、電力の供給を受けている。
【0013】つぎに図21を参照して上記定着器4につ
いてさらに詳しく説明する。
【0014】定着器4は、定着ローラ29と加圧ローラ
34を中心として、それらを支える定着フレーム35、
シート材の進入のガイドとなる入り口ガイド28、排紙
口のガイドとなる分離上ガイド30と分離下ガイド3
2、および本体に固定するための固定レバー31等で構
成されている。
【0015】定着器4の中をシート材は、矢印C方向
に、入り口ガイド28側から入り、定着ローラ29と加
圧ローラ34とのニップ部で定着され、分離上ガイド3
0と分離下ガイド32の間でガイドされ、排紙ローラ4
3と排紙コロ42により定着器外部へと搬送される。
【0016】本例の定着器4には、加圧ローラ34の表
面に付着する残留トナー、ゴミなどをクリーニングする
ためのクリーニングローラ71が付設されている。クリ
ーニングローラ71は、加圧バネ73の付勢力によって
加圧ローラ34の方向に加圧されており、また軸受ホル
ダー72により加圧ローラ34に対して従動回転するよ
うに支持されている。
【0017】図22に示す定着器4は、加圧ローラ34
をクリーニングするための別の手段を備えた例である。
本例では、加圧ローラ34の表面に付着する残留トナ
ー、ゴミなどをクリーニングするためのブレード81が
設けられている。ブレード81は、シリコンゴムなどの
弾性体材料で構成されており、また支持板83と押え板
84で挟まれ、固定されている。そして支持板83は、
支点85を中心に回動可能に設置されており、加圧バネ
82で加圧ローラ34の方向に加圧されている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
画像形成装置においては、加圧ローラへの異物(ゴミ、
トナー)の付着を防止するために、加圧ローラクリーニ
ング方式(クリーニングブレードまたはクリーニングロ
ーラ)が用いられている。このため、加圧ローラの表面
は常にきれいな状態を保つことができ、定着器を通過す
るシート材に対して、シート材表面を汚したり、部分的
に画像の定着性が悪くなるなどの現象を防止することが
可能となっている。
【0019】しかし、上記従来の定着器の加圧ローラク
リーニング方式には、解決せねばならない課題がいくつ
かあった。それらを以下に記す。
【0020】1.加圧ローラは通常紙しわ防止のために
逆クラウン形状をとっており、これを原因とする長手方
向でのクリーニングむらが問題となっている。すなわ
ち、加圧ローラの長手方向中央部における接触圧が弱く
なるため中央部にクリーニング不良などが生じる。
【0021】2.長期間の使用によるクリーニングブレ
ードの劣化や、トナーの付着積載によるクリーニング不
良など、いわゆる耐久における問題である。トナーがた
まり過ぎると、クリーニングブレードからもれたトナー
が、定着器を通過するシート材を汚してしまう。
【0022】3.加圧ローラの加圧力を可変とする定着
器、つまり、加圧ローラを変位させることで、加圧ロー
ラと定着ローラの接触圧を変える機構を有する定着器、
あるいは厚紙や封筒などの搬送時の加圧モード切換を行
う定着器の場合、クリーニングローラをバネで加圧して
いると、クリーニングローラ接触圧が変わってしまい、
適正なクリーニング効果が得られない。
【0023】以上のような課題が、従来の定着器の加圧
ローラクリーニング方式にはあり、ユーザーに安定した
クリーニング効果と長寿命の定着器を供給するために、
上記課題を解決することが望まれていた。
【0024】なお、上記従来例の説明においては、加圧
ローラのクリーニング手段について説明したが、同様な
課題、特に上記1と2の課題は定着ローラのクリーニン
グ手段についてもいえることである。
【0025】従って、本発明の主な目的は、定着用回転
体のクリーニングをその全域にわたって良好に行うこと
のできる定着装置および該定着装置を備えた画像形成装
置を提供することである。
【0026】本発明の他の目的は、定着用回転体のクリ
ーニング手段の長寿命化を達成できる定着装置および該
定着装置を備えた画像形成装置を提供することである。
【0027】本発明の他の目的は、加圧力を可変とする
加圧ローラに対するクリーニングを適正に行うことので
きる定着装置および該定着装置を備えた画像形成装置を
提供することである。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置および定着装置にて達成される。要約すれ
ば、本発明は、記録材上に未定着画像を形成する画像形
成手段と、前記記録材上の未定着画像を定着する定着手
段とを有し、前記定着手段が、定着用回転体と、前記定
着用回転体の表面をクリーニングするためのクリーニン
グ手段とを有する画像形成装置において、クリーニング
する前記定着用回転体に対する前記クリーニング手段の
接触・非接触を切り換える切り換え手段を有することを
特徴とする画像形成装置である。
【0029】前記切り換え手段を動作させる機構を有
し、画像形成装置本体の動作にしたがって、前記クリー
ニング手段が、クリーニングする前記定着用回転体に当
接離間することが好ましい。別の態様によれば、前記切
り換え手段が熱により動作する機構を有し、前記画像形
成装置本体の連続稼働により機内温度が上昇するにした
がって、前記クリーニング手段が、クリーニングする前
記定着用回転体に当接離間することが好ましい。前記ク
リーニング手段はクリーニングローラまたはクリーニン
グブレードであることが好ましい。
【0030】本発明による他の態様によれば、記録材上
に未定着画像を形成する画像形成手段と、記録材上の未
定着画像を定着する定着手段とを有し、前記定着手段
が、定着用回転体と、前記定着用回転体の表面をクリー
ニングするためのクリーニング手段とを有する画像形成
装置において、前記クリーニング手段は弾性体で構成さ
れたクリーニングブレードであり、前記クリーニングブ
レードは押え板で固定され、前記押え板が長手方向での
前記クリーニングブレードの押え量を変化させているこ
とを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0031】また、本発明による他の態様によれば、記
録材上に未定着画像を形成する画像形成手段と、記録材
上の未定着画像を定着する定着手段とを有し、前記定着
手段は、定着用回転体と、前記定着用回転体の表面をク
リーニングするためのクリーニング手段とを有する画像
形成装置において、前記クリーニング手段はクリーニン
グブレードであり、クリーニングする前記定着用回転体
に対して斜めに交差して当接していることを特徴とする
画像形成装置が提供される。
【0032】さらに、本発明による他の態様によれば、
記録材上に未定着画像を形成する画像形成手段と、記録
材上の未定着画像を定着する定着手段とを有し、前記定
着手段は、定着用回転体と、前記定着用回転体の表面を
クリーニングするためのクリーニング手段とを有する画
像形成装置において、前記クリーニング手段はクリーニ
ングローラであり、前記クリーニングローラが長手方向
で外径が変化することを特徴とする画像形成装置が提供
される。
【0033】前記クリーニングローラはクラウン形状を
有することが好ましい。
【0034】本発明による他の態様によれば、記録材上
に未定着画像を形成する画像形成手段と、記録材上の未
定着画像を定着する定着手段とを有し、前記定着手段
は、記録材に当接される加圧ローラと、前記加圧ローラ
の表面をクリーニングするためのクリーニング手段と、
記録材の種類に応じて前記加圧ローラの当接圧を切り換
える手段とを有する画像形成装置において、前記加圧ロ
ーラの軸部を支持するホルダーと前記クリーニング手段
を支持するホルダーが一体で形成され、前記当接圧の切
り換え時に連動して動作することを特徴とする画像形成
装置が提供される。
【0035】前記クリーニング手段はクリーニングロー
ラまたはクリーニングブレードであることが好ましい。
【0036】本発明による他の態様によれば、定着用回
転体と、前記定着用回転体の表面をクリーニングするた
めのクリーニング手段とを有し、記録材上に形成された
未定着画像を定着する、画像形成装置に用いられる定着
装置において、クリーニングする前記定着用回転体に対
する前記クリーニング手段の接触・非接触を切り換える
切り換え手段を有することを特徴とする定着装置が提供
される。
【0037】前記切り換え手段を動作させる機構を有
し、前記画像形成装置の動作にしたがって、前記クリー
ニング手段が、クリーニングする前記定着用回転体に当
接離間することが好ましい。別の態様によれば、前記切
り換え手段が熱により動作する機構を有し、前記画像形
成装置の連続稼働により機内温度が上昇するにしたがっ
て、前記クリーニング手段が、クリーニングする前記定
着用回転体に当接離間するこが好ましい。前記クリーニ
ング手段はクリーニングローラまたはクリーニングブレ
ードであることが好ましい。
【0038】本発明による他の態様によれば、定着用回
転体と、前記定着用回転体の表面をクリーニングするた
めのクリーニング手段とを有し、記録材上に形成された
未定着画像を定着する定着装置において、前記クリーニ
ング手段は弾性体で構成されたクリーニングブレードで
あり、前記クリーニングブレードは押え板で固定され、
前記押え板が長手方向での前記クリーニングブレードの
押え量を変化させていることを特徴とする定着装置が提
供される。
【0039】また、本発明による他の態様によれば、定
着用回転体と、前記定着用回転体の表面をクリーニング
するためのクリーニング手段とを有し、記録材上に形成
された未定着画像を定着する定着装置において、前記ク
リーニング手段はクリーニングブレードであり、クリー
ニングするローラに対して斜めに交差して当接している
ことを特徴とする定着装置が提供される。
【0040】本発明による他の態様によれば、定着用回
転体と、前記定着用回転体の表面をクリーニングするた
めのクリーニング手段とを有し、記録材上に形成された
未定着画像を定着する定着装置において、前記クリーニ
ング手段はクリーニングローラであり、前記クリーニン
グローラが長手方向で外径が変化することを特徴とする
定着装置が提供される。
【0041】前記クリーニングローラはクラウン形状を
有することが好ましい。
【0042】本発明による他の態様によれば、記録材に
当接する加圧ローラと、前記加圧ローラの表面をクリー
ニングするためのクリーニング手段と、記録材の種類に
応じて前記加圧ローラの当接圧を切り換える手段とを有
し、記録材上に形成された未定着画像を定着する定着装
置において、前記加圧ローラの軸部を支持するホルダー
と前記クリーニング手段を支持するホルダーが一体で形
成され、前記当接圧の切り換え時に連動して動作するこ
とを特徴とする定着装置が提供される。
【0043】前記クリーニング手段はクリーニングロー
ラまたはクリーニングブレードであることが好ましい。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
および定着装置を図面に則して更に詳しく説明する。な
お、つぎに説明する実施例では、本発明は、図20に示
した画像形成装置に具現化するものとする。したがっ
て、画像形成装置の全体的構成および機能についての詳
しい説明は省略し、本発明の特徴部分について説明す
る。また、前出の部材と同一の機能を有する部材には同
一符号を付し、説明を省略する。
【0045】実施例1 本発明の定着器の第1実施例について図1〜図6を参照
して説明する。
【0046】本実施例の定着器は、加圧ローラの表面を
クリーニングするためのクリーニング手段であるクリー
ニングブレードを有し、さらにクリーニングブレードの
加圧ローラに対する接触・非接触を切り換える切換手段
を有することを特徴とする。
【0047】また、クリーニングブレードが弾性体で構
成され、押え板により固定されており、押え板が長手方
向でのクリーニングブレードの押え量を変化させている
ことを特徴とする。
【0048】まず本実施例における定着器の全体的構成
について図1により説明する。本実施例の定着器4は、
前述のように、定着ローラ(定着用回転体)29と加圧
ローラ(定着用回転体)34を中心として、それらを支
える定着フレーム35および上部フレーム57、シート
材の進入のガイドとなる入り口ガイド28、排紙口のガ
イドとなる分離上ガイド30と分離下ガイド32、およ
び本体に固定するための固定レバー31を備えている。
【0049】また、定着ローラ29はその内部にヒータ
ー48を有し、その回転方向における加圧ローラ34と
のニップ部下流にはシート材分離部材41が付設されて
いる。この分離部材41はバネ部材44の付勢力によっ
て定着ローラ29に押圧され、その周面に巻き付こうす
るシート材を分離し、排紙ローラ43と排紙コロ42の
方へ導くものである。
【0050】加圧ローラ34は、その長手方向両端部を
支持部材62により支持され、この支持部材62がバネ
部材44によって付勢されることにより、定着ローラ2
9に所定の圧力で加圧されている。
【0051】上記概略構成において、シート材Sは、定
着器4の中を矢印C方向に、入り口ガイド28側から入
り、定着ローラ29と加圧ローラ34とのニップ部で定
着され、分離上ガイド30と分離下ガイド32の間でガ
イドされ、排紙ローラ43と排紙コロ42により定着器
外部へと搬送される。
【0052】本実施例の定着器4は、加圧ローラ34の
クリーニング手段として、図22を参照して説明したよ
うなクリーニングブレード81を備えている。クリーニ
ングブレード81は、支持板83と押え板84とにより
挟まれて固定されており、支持板83は、支点85を中
心に回動可能に定着フレーム35に取り付けられてい
る。そして、支持板84が加圧バネ82で加圧されるこ
とによって、クリーニングブレード81は加圧ローラ3
4に当接されている。
【0053】本実施例のクリーニングブレード81は、
加圧ローラ34への接触・非接触を切り換えるための当
接切換えレバー91を備えている。
【0054】当接切換えレバー91は、図面上左右方
向、すなわち加圧ローラ34の長手方向に対して直交す
る方向に動かすことが可能なように、定着フレーム35
に取り付けられている。
【0055】当接切換えレバー91は、図中左端に握り
部91a、右端の拡大部91b、および両者を連結する
中央部91cからなり、拡大部91bには略三角形状の
穴91dが、中央部91cには横長の長穴91eがそれ
ぞれ穿設されている。
【0056】拡大部91bの三角穴91dに、支持板8
3に設けられたボス86が入り込んでいて、この当接切
換えレバー91を左右に動かすことにより、支持板83
の位置を規制してクリーニングブレード81の加圧ロー
ラ34への接触・非接触を切り換えることができる。
【0057】なお、当接切換えレバー91は、中央部9
1cの長穴91eに挿入された2本のガイドピン99に
よって図中左右方向への移動が案内される。
【0058】図2および図3は、当接切換えレバー91
の動きによるクリーニングブレード81の加圧ローラ3
4への接触・非接触の状態をそれぞれ示している。
【0059】図2には、当接切換えレバー91を右側に
押し込んだ状態が示され、支持板83は規制から解放さ
れ、加圧バネ82の付勢力によりクリーニングブレード
81が加圧ローラ34に当接している。
【0060】また、図3には、当接切換えレバー91を
左側に引っ張った状態が示され、当接切換えレバー91
の三角穴91dに入り込んでいるボス86が規制され、
支持板83が加圧バネ82の付勢力に抗して下方に押え
つけられており、クリーニングブレード81が加圧ロー
ラ34に対して非接触となっている。
【0061】本実施例では、当接切換えレバー91の操
作をユーザーが行うことができる。クリーニングブレー
ド81の当接状態は、本体で通紙するシート材の種類
(厚紙、薄紙など)または、使用環境(周囲温度)など
により決定し、切換え動作を行う。
【0062】図4は、加圧ローラ34と、加圧ローラ3
4に当接したクリーニングブレード81とを示す拡大斜
視図である。
【0063】クリーニングブレード81は、材質が弾性
体(シリコンゴムやポリイミドフィルムなど)で構成さ
れ、クリーニングブレード81を固定している支持板8
3は、その長手方向においてクリーニングブレード81
を押える幅(押え板84から突出しているクリーニング
ブレードの長さ)が徐々に変化するように、図示のごと
く中央で大きくなるように、クリーニングブレード81
を支持している。これにより、加圧ローラ34に対する
クリーニングブレード81の当接力を、長手方向のどの
位置でも均一とすることができる。
【0064】図5および図6により、さらにクリーニン
グブレードについて説明する。図5は、図4の線D−D
に沿ったクリーニングブレード81の当接部中央におけ
る断面図であり、図6は図4の線E−Eに沿った当接部
端部における断面図である。
【0065】図5において、クリーニングブレード81
の支持板83からの突出量がFで示され、図6におい
て、上記突出量はGで示されている。このとき突出量F
とGがG>Fとなっていることにより、中央部でのクリ
ーニングブレード81の接触圧=端部でのクリーニング
ブレード81の接触圧になっている。
【0066】上記のように本実施例では、クリーニング
ブレード81を支持する支持板83を曲線にカットする
だけで、加圧ローラ34に対するクリーニングブレード
81の接触圧を長手方向において均一にすることができ
る。
【0067】実施例2 つぎに、本発明の第2実施例について図7〜図9により
説明する。
【0068】本実施例の定着器は、加圧ローラの表面を
クリーニングするためのクリーニング手段としてクリー
ニングローラを有し、かつ該クリーニングローラの加圧
ローラに対する接触・非接触を切り換える切換え手段を
有することを特徴とする。
【0069】また、クリーニングローラがその長手方向
において外径が変化している、つまりクラウン形状であ
ることを特徴とする。
【0070】本実施例の定着器は、第1実施例のクリー
ニングブレード81と違い、クリーニングローラ71を
用いた場合の構成を備えている。
【0071】図9に示すように、クリーニングローラ7
1は、アルミニウムや鉄(耐熱性があり、熱伝導がよ
く、加圧ローラの材質より、トナーとの粘着性が高い材
料が用いられる)などの棒材やパイプ材などで構成され
る。そして、クリーニングローラ71は支持板87によ
りその軸71aを回転可能に支持されており、図7およ
び図8に示すように、支持板87は支点85を中心に回
動可能に定着フレーム35に取り付けられている。そし
て、支持板87が加圧バネ82によって加圧されること
により、クリーニングローラ71は加圧ローラ34に当
接される。
【0072】また、当接切換えレバー91は、第1実施
例と同様に、図面上左右に動かすことが可能なように、
定着フレーム35に取り付けられている。当接切換えレ
バー91の拡大部91bに穿設された三角穴91dに
は、支持板87に設けられたボス86が入り込んでお
り、この当接切換えレバー91を左右に動かすことによ
り、支持板87の位置を規制して、クリーニングローラ
71の加圧ローラ34への接触・非接触を切り換えるこ
とができる。
【0073】図7および図8は、当接切換えレバー91
の動きによるクリーニングローラ71の加圧ローラ34
への当接、離間状態がそれぞれ示されている。
【0074】図7には、当接切換えレバー91を右側
に、すなわち加圧ローラ34方向に押し込んだ状態が示
されており、支持板87が解放され、加圧バネ82の付
勢力によってクリーニングローラ71が加圧ローラ34
に当接している状態である。
【0075】また図8には、当接切換えレバー91を左
側に引っ張った状態が示され、当接切換えレバー91の
拡大部91bの三角穴91dに入り込んでいるボス86
が規制され、支持板87が加圧バネ82の付勢力に抗し
て下に押えつけられており、クリーニングローラ71が
加圧ローラ34に対して非接触となっている。
【0076】本実施例では、第1実施例と同様、当接切
換えレバー91の操作をユーザーが行うことができる。
クリーニングブレード81の当接状態は、本体で通紙す
るシート材の種類(厚紙、薄紙など)、または使用環境
(周囲温度)等により決定し、切換え動作を行う。
【0077】また、クリーニングローラ71は、図9に
示すように、長手方向にクラウン形状をしており、逆ク
ラウン形状をした加圧ローラ34に対して当接してい
る。これにより、クリーニングローラ71の加圧ローラ
34に対する単位面積当たりの接触圧をその長手方向に
おいて均一にすることができる。
【0078】実施例3 つぎに、本発明の第3実施例について図10〜図12に
より説明する。
【0079】本実施例の定着器は、画像形成装置本体内
に加圧ローラのクリーニング手段、本実施例ではクリー
ニングブレードの当接切換え手段を動作させる機構を有
し、画像形成装置本体の動作にしたがって、クリーニン
グ手段が加圧ローラに対して当接・離間するすることを
特徴とする。
【0080】本実施例の定着器は、第1実施例の当接切
換えレバー91と異なり、カム88が、図10に示され
るように、定着器4内に設けられて、クリーニングブレ
ード81の支持板83の動きを規制している。
【0081】カム88は、画像形成装置本体の駆動とク
ラッチ(不図示)により制御され、回転することが可能
とされている。図11および図12にその動作を示す。
図11にはカム88が支持板83から外れた状態が示さ
れ、支持板83がカム88の規制から解放され、クリー
ニングブレード81が加圧バネ82の付勢力により加圧
ローラ34に当接している。また、図12にはカム88
が、図11に示す状態からさらに回転し、支持板83が
加圧バネ82の付勢力に抗して下に押えつけられてお
り、クリーニングブレード81が加圧ローラ34に対し
て非接触となっている。
【0082】装置本体の制御において、クリーニングブ
レード81を加圧ローラ34に当接させるのは、装置本
体の給紙動作の初期数秒間と、通紙中の紙間等の短い時
間に限られる。このことで、本実施例では、クリーニン
グブレード81の劣化、加圧ローラの表面の摩耗による
ダメージを飛躍的に改善することが可能になる。
【0083】なお、本実施例の構成は、クリーニングブ
レード81が第2実施例のクリーニングローラ71の場
合も有効である。
【0084】実施例4 つぎに、本発明の第4実施例について図13〜図15に
より説明する。
【0085】本実施例の定着器は、クリーニング手段、
本実施例ではクリーニングブレードの加圧ローラに対す
る当接切換え手段が熱により動作する機構を有し、クリ
ーニングブレードを加圧ローラに当接、離間させること
を特徴とする。
【0086】本実施例の定着器は、図13に示すよう
に、クリーニングブレード81の加圧ローラ34に対す
る当接状態の切換えを、温度により切り換える機構を有
している。つまり、クリーニングブレード81を支持し
ている加圧板89は、バネ性を備えており、さらに、周
囲温度によって反りを生じるように、異材質の合わせ板
で構成されている。このことにより、周囲温度に応じ
て、クリーニングブレード81の加圧ローラ34への接
触・非接触を切り換えることができる。
【0087】図14および図15によりその動作を説明
する。図14には、定着器がある温度Kより低い状態が
示され、この状態でクリーニングブレード81は加圧ロ
ーラ34に接触状態となっている。また図15には、定
着器がある温度Kより高い状態が示され、クリーニング
ブレード81が加圧ローラ34に非接触となっている。
【0088】ある温度Kの設定を、定着器のスタンバイ
時の周囲温度より高く、連続プリント時の周囲温度より
低く設定することで、画像形成装置本体の動作直後には
クリーニングブレード81は、加圧ローラ34に対する
当接状態を保ち、連続プリント時には、加圧ローラ34
から離間される状態を保つ。
【0089】本実施例では、当接切換え手段が熱により
動作する機構を有し、上記のように当接状態を切り換え
ることによって、より単純で安価な構成の定着器、ユー
ザー側で面倒な操作のいらない定着器を提供することが
可能となる。
【0090】なお、本実施例の構成は、クリーニングブ
レード81が第2実施例のクリーニングローラ71の場
合も有効である。
【0091】実施例5 つぎに、本発明の第5実施例について図16により説明
する。
【0092】本実施例は、クリーニングブレードが加圧
ローラに斜めに交差して加圧・押し当てられていること
を特徴とする。
【0093】本実施例の定着器は、第1実施例におけ
る、クリーニングブレード81のクラウン加圧ローラ3
4に対する当接圧を均一にする対策の別の実施例であ
る。
【0094】本実施例のクリーニングブレード94は、
図16に示すように、加圧ローラ34に対して斜めに交
差し、長手方向においてほぼ均一に接触している。つま
り、クリーニングブレード94は、加圧ローラ34の平
行線に対して角度Hをもったねじれの位置にある状態
で、加圧ローラ34に対して接触している。
【0095】さらに、この構成では、トナーや異物Tな
どは、図16に示すように加圧ローラ34の回転に伴い
矢印a方向に力を受けるため、トナーや異物Tは、クリ
ーニングブレード94の当接部に移動された後、矢印b
にて示す方向に当接部に沿って図中下方(クリーニング
ブレード94の長手方向端部)に集められる。
【0096】これにより、本実施例の構成では、クリー
ニングブレード94上にトナーや異物が積載しにくくな
り、クリーニングブレード94のトナー掻き取りの耐久
寿命を延ばすことが可能になる。
【0097】実施例6 つぎに本発明の第6実施例について、図17〜図19に
より説明する。
【0098】本実施例は、加圧ローラ34の表面をクリ
ーニングするためのクリーニング手段、本実施例ではク
リーニングローラ71を有し、通常のシート材搬送時
と、厚紙や封筒などの搬送時とで、加圧ローラ34の定
着ローラ29への当接圧を切り換える手段(加圧モード
切り換え手段)を有する定着器において、加圧ローラ3
4の軸部63を支持するホルダー95とクリーニングロ
ーラ71を支持するホルダー95が一体で形成され、当
接圧切り換え時に連動して動作することを特徴とする。
【0099】本実施例の定着器は、図18に示すよう
に、通常のシート材搬送時と、厚紙や封筒などの搬送時
や、定着しずらい特殊紙とで、加圧ローラの当接圧を、
強くしたり弱くしたりすることができる切り換える手段
(加圧モード切り換え手段)を有している。
【0100】加圧モード切り換え手段は、定着フレーム
35に固着された支点64を中心として回動可能に取り
付けられている加圧モードレバー60、該レバー60の
端部に取り付けられ、レバー60を加圧ローラ34側に
付勢する加圧バネ44、加圧ローラ34の軸部63とク
リーニングローラ34とを支持する加圧軸受ホルダー9
5、加圧バネ44の下部に配置されて加圧ローラ34の
加圧力を調整する加圧力調整ネジ97で構成されてい
る。
【0101】図18には、通常の状態が示され、その状
態から加圧力調整ネジ97をネジを締める方向あるいは
緩めるに回転させることができる。これにより、加圧力
軸受ホルダー98を押している加圧バネ44のバネ力を
調整することができ、加圧ローラ34にかかっている加
圧力の強弱を調整することができる。
【0102】加圧モードの切り換えの状態を図18およ
び図19に示す。図18が、通常の加圧力調整ネジ97
のポジションであり、加圧ローラ34は加圧バネ44で
最大に加圧され、加圧ローラ34、定着ローラ29間の
ローラ中心間距離がもっとも小さくなっている。
【0103】図19が、加圧力調整ネジ97を緩める方
向に回転させ、加圧バネ44の加圧力を最も下げた状態
であり、加圧ローラ34と定着ローラ29の接触圧が最
も下がり、加圧ローラ34,定着ローラ29間のローラ
中間距離が最も大きくなっている状態である。
【0104】このように、加圧ローラ34は、加圧力調
整ネジ97のポジションにより大きく動く。
【0105】本実施例では、図18および図19に示す
ように、加圧ローラ軸受63を支えている加圧軸受ホル
ダー95が、クリーニングローラ71の軸端部を支持し
ている。このため、図18および図19のどちらの状態
でも、加圧ローラ34と、クリーニングローラ71のロ
ーラ中心間距離を一定に保つことができる。すなわち、
どの加圧力調整ネジ97のポジションでも、クリーニン
グローラ71の加圧ローラ34への接触圧(軸間固定に
よる接触圧)を一定に保つことができる。
【0106】また、図18および図19に示すように、
本実施例の定着器においては、クリーニングローラ71
表面に一定以上積載したトナーや、大きな異物を掻き落
とすための板金のブレード96が、加圧軸受ホルダー9
8内に設けられている。
【0107】また、クリーニングローラ71とブレード
96との位置関係も、加圧力調整ネジ97のポジション
によらず、保つことができる。このためクリーニングブ
レード71とブレード96のギャップを微少ギャップ
(0.5mm程度)で保証することができる。
【0108】これにより、クリーニングローラ71表面
の一定以上積載したトナーや、大きな異物を効率よく、
掻き落とすことができ、クリーニングローラ71の耐久
寿命を延ばすことができる。
【0109】なお、上記第1〜第5の実施例において
は、本発明を加圧ローラに対するクリーニング手段に適
用した場合について説明したが、定着ローラに対するク
リーニング手段に応用することももちろん可能である。
【0110】また、上記実施例においては、定着ローラ
および該定着ローラに当接する加圧ローラを備えた形式
の定着装置に本発明を適用した場合について説明した
が、定着ローラを有していない、いわゆるサーフ形式の
定着装置に適用することももちろん可能である。
【0111】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の定着装置および画像形成装置によれば、定着用回転体
のクリーニングをその全域にわたって良好に行うことが
でき、記録材の汚損や、画像定着性の部分的悪化を防止
でき、高品質の記録材および画像を得ることができる。
また、定着用回転体のクリーニング手段の長寿命化を達
成できる。さらに、加圧力を可変とする加圧ローラに対
するクリーニングを適正に行うことができ、長寿命化を
達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る定着器の第1実施例を示す構成図
である。
【図2】図1の定着器においてクリーニングブレードが
加圧ローラに当接した状態を示す説明図である。
【図3】図1の定着器においてクリーニングブレードが
加圧ローラから離間した状態を示す説明図である。
【図4】第1実施例の加圧ローラおよびクリーニングブ
レードを示す斜視図である。
【図5】図4の線D−Dに沿った断面図である。
【図6】図4の線E−Eに沿った断面図である。
【図7】定着器の第2実施例において、クリーニングロ
ーラが加圧ローラに当接した状態を示す説明図である。
【図8】定着器の第2実施例において、クリーニングロ
ーラが加圧ローラから離間した状態を示す説明図であ
る。
【図9】第2実施例における加圧ローラとクリーニング
ローラを示す斜視図である。
【図10】定着器の第3実施例における構成図である。
【図11】図10の定着器においてクリーニングブレー
ドが加圧ローラに当接した状態を示す説明図である。
【図12】図10の定着器においてクリーニングブレー
ドが加圧ローラから離間した状態を示す説明図である。
【図13】定着器の第4実施例における構成図である。
【図14】図13の定着器においてクリーニングブレー
ドが加圧ローラに当接した状態を示す説明図である。
【図15】図13の定着器においてクリーニングブレー
ドが加圧ローラから離間した状態を示す説明図である。
【図16】第5実施例の定着器の加圧ローラおよびクリ
ーニングブレードを示す斜視図である。
【図17】加圧モード切り換え手段を備えた第6実施例
の定着器を示す構成図である。
【図18】図17の加圧モード切り換え手段が通常の加
圧モードにある状態を示す説明図である。
【図19】図17の加圧モード切り換え手段が非加圧モ
ードにある状態を示す説明図である。
【図20】本発明が具現化される従来の画像形成装置の
一例を示す構成図である。
【図21】図20のクリーニングブレードを備えた定着
器を示す構成図である。
【図22】図21において、クリーニングブレードの代
わりにクリーニングローラを用いた状態を示す拡大図で
ある。
【符号の説明】
4 定着器 29 定着ローラ(定着用回転体) 34 加圧ローラ(定着用回転体) 44 定着加圧バネ 60 加圧モードレバー 71 クリーニングローラ 81、94 クリーニングブレード 83、92 支持板 84、93 押え板 88 カム 89 加圧板 91 当接切換レバー(接触・非接触切り換え
手段) 95 加圧力軸受ホルダー 97 加圧力調整ネジ

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録材上に未定着画像を形成する画像形
    成手段と、前記記録材上の未定着画像を定着する定着手
    段とを有し、前記定着手段が、定着用回転体と、前記定
    着用回転体の表面をクリーニングするためのクリーニン
    グ手段とを有する画像形成装置において、 クリーニングする前記定着用回転体に対する前記クリー
    ニング手段の接触・非接触を切り換える切り換え手段を
    有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記切り換え手段を動作させる機構を有
    し、画像形成装置本体の動作にしたがって、前記クリー
    ニング手段が、クリーニングする前記定着用回転体に当
    接離間することを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記切り換え手段が熱により動作する機
    構を有し、前記画像形成装置本体の連続稼働により機内
    温度が上昇するにしたがって、前記クリーニング手段
    が、クリーニングする前記定着用回転体に当接離間する
    ことを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記クリーニング手段はクリーニングロ
    ーラまたはクリーニングブレードであることを特徴とす
    る請求項1、2、または3の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 記録材上に未定着画像を形成する画像形
    成手段と、記録材上の未定着画像を定着する定着手段と
    を有し、前記定着手段が、定着用回転体と、前記定着用
    回転体の表面に当接してクリーニングするためのクリー
    ニング手段とを有する画像形成装置において、 前記クリーニング手段は弾性体で構成されたクリーニン
    グブレードであり、前記クリーニングブレードは押え板
    で固定され、前記押え板が長手方向での前記クリーニン
    グブレードの押え量を変化させていることを特徴とする
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】 記録材上に未定着画像を形成する画像形
    成手段と、記録材上の未定着画像を定着する定着手段と
    を有し、前記定着手段は、定着用回転体と、前記定着用
    回転体の表面をクリーニングするためのクリーニング手
    段とを有する画像形成装置において、 前記クリーニング手段はクリーニングブレードであり、
    クリーニングする前記定着用回転体に対して斜めに交差
    して当接していることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 記録材上に未定着画像を形成する画像形
    成手段と、記録材上の未定着画像を定着する定着手段と
    を有し、前記定着手段は、定着用回転体と、前記定着用
    回転体の表面をクリーニングするためのクリーニング手
    段とを有する画像形成装置において、 前記クリーニング手段はクリーニングローラであり、前
    記クリーニングローラが長手方向で外径が変化すること
    を特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記クリーニングローラはクラウン形状
    を有することを特徴とする請求項7の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 記録材上に未定着画像を形成する画像形
    成手段と、記録材上の未定着画像を定着する定着手段と
    を有し、前記定着手段は、記録材に当接する加圧ローラ
    と、前記加圧ローラの表面をクリーニングするためのク
    リーニング手段と、記録材の種類に応じて前記加圧ロー
    ラの当接圧を切り換える手段とを有する画像形成装置に
    おいて、 前記加圧ローラの軸部を支持するホルダーと前記クリー
    ニング手段を支持するホルダーが一体で形成され、前記
    当接圧の切り換え時に連動して動作することを特徴とす
    る画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記クリーニング手段はクリーニング
    ローラまたはクリーニングブレードである請求項9の画
    像形成装置。
  11. 【請求項11】 定着用回転体と、前記定着用回転体の
    表面をクリーニングするためのクリーニング手段とを有
    し、記録材上に形成された未定着画像を定着する、画像
    形成装置に用いられる定着装置において、 クリーニングする前記定着用回転体に対する前記クリー
    ニング手段の接触・非接触を切り換える切り換え手段を
    有することを特徴とする定着装置。
  12. 【請求項12】 前記切り換え手段を動作させる機構を
    有し、前記画像形成装置の動作にしたがって、前記クリ
    ーニング手段が、クリーニングする前記定着用回転体に
    当接離間することを特徴とする請求項11の定着装置。
  13. 【請求項13】 前記切り換え手段が熱により動作する
    機構を有し、前記画像形成装置の連続稼働により機内温
    度が上昇するにしたがって、前記クリーニング手段が、
    クリーニングする前記定着用回転体に当接離間すること
    を特徴とする請求項11の定着装置。
  14. 【請求項14】 前記クリーニング手段はクリーニング
    ローラまたはクリーニングブレードであることを特徴と
    する請求項11、12、または13の定着装置。
  15. 【請求項15】 定着用回転体と、前記定着用回転体の
    表面をクリーニングするためのクリーニング手段とを有
    し、記録材上に形成された未定着画像を定着する定着装
    置において、 前記クリーニング手段は弾性体で構成されたクリーニン
    グブレードであり、前記クリーニングブレードは押え板
    で固定され、前記押え板が長手方向での前記クリーニン
    グブレードの押え量を変化させていることを特徴とする
    定着装置。
  16. 【請求項16】 定着用回転体と、前記定着用回転体の
    表面をクリーニングするためのクリーニング手段とを有
    し、記録材上に形成された未定着画像を定着する定着装
    置において、 前記クリーニング手段はクリーニングブレードであり、
    クリーニングする前記定着用回転体に対して斜めに交差
    して当接していることを特徴とする定着装置。
  17. 【請求項17】 定着用回転体と、前記定着用回転体の
    表面をクリーニングするためのクリーニング手段とを有
    し、記録材上に形成された未定着画像を定着する定着装
    置において、 前記クリーニング手段はクリーニングローラであり、前
    記クリーニングローラが長手方向で外径が変化すること
    を特徴とする定着装置。
  18. 【請求項18】 前記クリーニングローラはクラウン形
    状を有することを特徴とする請求項17の定着装置。
  19. 【請求項19】 記録材に当接する加圧ローラと、前記
    加圧ローラの表面をクリーニングするためのクリーニン
    グ手段と、記録材の種類に応じて前記加圧ローラの当接
    圧を切り換える手段とを有し、記録材上に形成された未
    定着画像を定着する定着装置において、 前記加圧ローラの軸部を支持するホルダーと前記クリー
    ニング手段を支持するホルダーが一体で形成され、前記
    当接圧の切り換え時に連動して動作することを特徴とす
    る定着装置。
  20. 【請求項20】 前記クリーニング手段はクリーニング
    ローラまたはクリーニングブレードである請求項19の
    定着装置。
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