JP2018124505A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

定着装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018124505A
JP2018124505A JP2017018607A JP2017018607A JP2018124505A JP 2018124505 A JP2018124505 A JP 2018124505A JP 2017018607 A JP2017018607 A JP 2017018607A JP 2017018607 A JP2017018607 A JP 2017018607A JP 2018124505 A JP2018124505 A JP 2018124505A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing roller
fixing
separation claw
fixing member
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017018607A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6693433B2 (ja
Inventor
利充 武内
Toshimitsu Takeuchi
利充 武内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2017018607A priority Critical patent/JP6693433B2/ja
Publication of JP2018124505A publication Critical patent/JP2018124505A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6693433B2 publication Critical patent/JP6693433B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】定着部材の使用開始直後の表面の傷の広がりを抑えて画像不良を防止すると共に、定着部材の耐久性及び良好な画像品質を維持する。【解決手段】プリンターの定着装置13は、トナー像が形成された用紙に接触して用紙を加熱する回転可能な定着ローラー21と、定着ローラー21との間を通過する用紙を加圧する回転可能な加圧ローラー22と、定着ローラー21の表面に接触し、定着ローラー21の回転軸方向にスラスト動作可能に設けられ、用紙を定着ローラー21から分離する複数の分離爪29と、を備える。そして、各分離爪29は、定着ローラー21が使用開始から所定の開始条件を満たすまでは、定着ローラー21の回転軸方向において初期位置に固定されていて、定着ローラー21が所定の開始条件を満たしたときに、定着ローラー21の回転軸方向へのスラスト動作を開始する。【選択図】図3

Description

本発明は、記録媒体にトナー像を定着させる定着装置及びこの定着装置を備えた画像形成装置に関する。
複写機やプリンター等の電子写真方式の画像形成装置は、用紙等の記録媒体にトナー像を定着させる定着装置を備える。定着装置は、例えば、記録媒体に接触して加熱する定着部材と、定着部材との間を通過する記録媒体を加圧する加圧部材とを備え、記録媒体上に形成されたトナーを加熱溶融してトナー像を記録媒体に定着させる。また、定着装置は、定着部材の表面に接触して記録媒体を定着部材から分離する分離爪を備える。
例えば、特許文献1の定着装置は、記録紙に形成された画像を定着させる定着ローラー(定着部材)と、定着ローラーに接触して記録紙を定着ローラーから分離させる分離部材(分離爪)と、分離部材を定着ローラーの軸方向に移動させる移動手段とを備える。
特許文献2の剥離爪保有定着装置は、定着ローラー(定着部材)から記録紙(記録媒体)を剥離するために設けられる複数の剥離爪(分離爪)と、定着ローラーを通過して定着処理される記録紙の処理枚数を検出する処理枚数検出手段と、複数の剥離爪を定着ローラーの軸線方向に対して平行に移動させる剥離爪駆動手段と、処理枚数検出手段の検出出力に応じて、剥離爪と定着ローラーとの相対位置が変化するように剥離爪駆動手段の動作を制御する制御手段とを含む。
実開平5−8574号公報 特開2006−330618号公報
定着装置では、定着処理が繰り返されて分離爪が固定位置で定着部材との接触を続けると、定着部材の分離爪との接触部分に負荷が集中して摩耗し、定着部材の表面が削れ、トナー離型性が低下してトナーが付着し、画像不良を生じさせてしまう。このような定着部材の損傷を防ぐために、上記したように、分離爪を定着部材の回転軸方向にスラスト動作させる定着装置がある。
しかしながら、定着装置への組み立て直後の分離爪は、定着部材に接触する先端に微小な傷や金属等の異物が付着していることがある。分離爪の傷や異物は、定着処理(印字処理)が繰り返されると、記録媒体との接触が繰り返されることで取り除かれるが、定着部材の表面に微小な傷を発生させることがある。ここで、分離爪をスラスト動作させる場合には、分離爪の傷や異物が、スラスト動作の範囲に亘って定着部材の表面に微小な傷を発生させてしまう。このように定着部材の表面の広い範囲に傷が発生した場合、記録媒体上に定着される画像のベタ領域やハーフトーン領域が光の干渉で白く見えるような現象(画像白筋)が発生してしまう。なお、このような現象を回避するために分離爪のスラスト動作を行わない場合には、上記したように、定着部材の損傷による耐久性の低下や、それに伴う画像品質の低下が生じてしまう。
そこで、本発明は上記事情を考慮し、定着部材の使用開始直後の表面の傷の広がりを抑えて画像不良を防止すると共に、定着部材の耐久性及び良好な画像品質を維持することを目的とする。
本発明の定着装置は、トナー像が形成された記録媒体に接触して前記記録媒体を加熱する回転可能な定着部材と、前記定着部材との間を通過する前記記録媒体を加圧する回転可能な加圧部材と、前記定着部材の表面に接触し、前記定着部材の回転軸方向にスラスト動作可能に設けられ、前記記録媒体を前記定着部材から分離する分離爪と、を備え、前記分離爪は、前記定着部材が使用開始から所定の開始条件を満たすまでは、前記定着部材の回転軸方向において初期位置に固定されていて、前記定着部材が前記所定の開始条件を満たしたときに、前記定着部材の回転軸方向へのスラスト動作を開始することを特徴とする。
前記所定の開始条件は、前記定着部材の所定の累積駆動時間の経過でよい。
前記所定の開始条件は、前記定着部材の所定の累積印字枚数の経過でよい。
本発明の画像形成装置は、上記した定着装置を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、定着部材の使用開始直後の表面の傷の広がりを抑えて画像不良を防止すると共に、定着部材の耐久性及び良好な画像品質を維持することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るプリンターを概略的に示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る定着装置を前方から示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る定着装置の定着ローラー駆動機構及び分離爪駆動機構を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係る定着装置の支軸、分離爪及び分離爪駆動機構を示す右側面図である。 本発明の一実施形態に係る定着装置の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る定着装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係る定着装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係る定着装置の動作を示すフローチャートである。
先ず、本発明の実施形態に係るプリンター1(画像形成装置)の全体の構成について図1を参照しながら説明する。図1は、プリンター1の装置奥行き方向(前後方向)において手前側(前側)から見たプリンター1の断面図を示す。各図では、プリンター1の装置幅方向(左右方向)の右側及び左側をそれぞれ矢印L及び矢印Rで示し、プリンター1の装置高さ方向(上下方向)の上側及び下側をそれぞれ矢印U及び矢印Loで示し、プリンター1の装置奥行き方向(前後方向)の手前側(前側)及び奥側(後側)をそれぞれ矢印Fr及び矢印Rrで示す。
プリンター1は、箱型形状のプリンター本体2を備える。プリンター本体2の下部には、用紙(記録媒体)を収納する給紙カセットが収容され、プリンター本体2の上面には、排紙トレイが設けられる。
プリンター本体2の上部には、レーザー・スキャニング・ユニット(LSU)で構成される露光器が排紙トレイの下方に配置され、露光器の下方には、画像形成部3が設けられる。画像形成部3には、像担持体である感光体ドラム5が回転可能に設けられる。感光体ドラム5の周囲には、帯電器と、現像器と、転写ローラー6と、クリーニング装置とが、感光体ドラム5の回転方向に沿って配置される。現像器の上方には、トナーを収容するトナーコンテナが配置され、トナーコンテナは現像器に接続されている。
プリンター本体2の内部には、用紙の搬送経路10が設けられる。プリンター1では、装置幅方向が用紙搬送方向(用紙長さ方向)であり、装置奥行き方向が用紙幅方向である。搬送経路10の上流端には給紙部が給紙カセットの近傍に設けられる。搬送経路10の中流部には一対のレジストローラー11が設けられ、搬送経路10において一対のレジストローラー11よりも下流側には感光体ドラム5と転写ローラー6とからなる転写部12が設けられる。搬送経路10の下流部には定着装置13が設けられ、搬送経路10の下流端には排紙部14が排紙トレイの近傍に設けられる。また、プリンター本体2の内部には、定着装置13を制御する制御装置15が備えられる。
次に、このような構成を備えたプリンター1の画像形成動作について説明する。プリンター1は、外部のコンピューター等から画像データが入力され、印刷開始の指示がなされると、画像形成動作を開始する。先ず、画像形成部3において、感光体ドラム5の表面が、帯電器によって帯電された後、露光器によって画像データに基づいて露光され、感光体ドラム5の表面に静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像器によってトナーによりトナー像に現像される。
一方、給紙カセットに収納された用紙は、給紙部によって取り出されて搬送経路10上を搬送される。搬送経路10上の用紙は、一対のレジストローラー11によって所定のタイミングで転写部12へと搬送され、転写部12によって感光体ドラム5上のトナー像が用紙に転写される。トナー像を転写された用紙は、定着装置13へと搬送され、定着装置13によって用紙にトナー像が定着される。トナー像が定着された用紙は、排紙部14から排紙トレイに排出される。なお、画像形成部3において、感光体ドラム5上に残留したトナーは、クリーニング装置によって回収される。
次に、定着装置13について説明する。定着装置13は、図2に示すように、フレーム20と、定着ローラー21(定着部材)と、加圧ローラー22(加圧部材)と、第1ヒーター23と、第2ヒーター24と、第1温度センサー25と、第2温度センサー26と、出力センサー27と、支軸28と、複数(例えば、4つ)の分離爪29とを備える。更に、定着装置13は、図3や図4に示すように、定着ローラー駆動機構30と、分離爪駆動機構31とを備える。
図2に示すように、フレーム20は、箱型状に形成され、用紙の導入口20aを右側に備えると共に、用紙の導出口20bを左側に備える。フレーム20は、搬送経路10が導入口20a及び導出口20bを通ってフレーム20を貫通するように、プリンター本体2に取り付けられる。
定着ローラー21は、例えば、円筒状の芯金21aと、芯金21aを被覆する離型層21bとからなり、装置奥行き方向(前後方向)に長い略円筒状に形成される。芯金21aは、例えば、アルミニウムや鉄等の金属製の外径30mmの薄肉管で形成される。離型層21bは、PFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)やPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等のフッ素樹脂からなり、用紙の皺を抑えるために、回転軸方向において両端から中央へと外径が小さくなる逆クラウン形状に形成される。定着ローラー21は、この離型層21bを備えることで、トナーの付着防止と帯電の抑制等を実現している。離型層21bは、例えば、耐久性を向上させるために、耐摩耗材(例えば、炭化ケイ素)を混入したフッ素樹脂で構成されてよく、また、離型性を向上させるために、耐摩耗材を減らしたりなくしたりしてよい。なお、他の異なる実施形態では、定着ローラー21が芯金21aと離型層21bとの間に弾性層(図示せず)を積層してもよい。
定着ローラー21は、装置奥行き方向を回転軸方向として、フレーム20内の上部に回転可能に取り付けられる。定着ローラー21の後端には、定着ローラー駆動機構30の定着ローラー駆動ギヤ30c(図3参照)が同軸に接続されていて、定着ローラー駆動ギヤ30cが回転駆動力を受けて回転することで、定着ローラー21が回転する。
ところで、プリンター1では、省エネを達成する為に、低融点のポリエステルトナーを使用する場合がある。この場合、定着ローラー21の離型層21bは、初期は良好なトナー離型性を維持していても、表面の経時変化や紙粉の付着に起因して離型性が低下してトナーが付着することがある。この現象は定着ローラー21の温度が比較的高い場合により顕著に発生する。また、プリンター1が間欠印字等を行う際に加圧ローラー22の温度が上昇した場合、定着装置13の定着性は向上するが、定着ローラー21の温度が比較的低い場合でも離型性が低下する。これに対して、定着ローラー21の離型性を上げるため、耐摩耗材を減らしたりなくしたりした離型層21bを適用する場合がある。耐摩耗性を減らした離型層21bは耐久性が低下するため、各分離爪29が繰り返し接触することで摩耗、損傷することがある。
加圧ローラー22は、例えば、円柱状の芯金22aと、芯金22aに周設される弾性層22bと、弾性層22bを被覆する離型層22cとからなり、装置奥行き方向(前後方向)に長い円柱状に形成される。芯金22aは、例えば、ステンレスや鉄等の金属によって外径12mmで形成される。弾性層22bは、例えば、シリコンゴムやシリコンスポンジによって厚さ9mmで形成される。離型層22cは、例えばPFA等のフッ素系樹脂によって形成される。
加圧ローラー22は、装置奥行き方向を回転軸方向として、フレーム20内の下部に回転可能に取り付けられる。特に、加圧ローラー22は、定着ローラー21と互いの外周面が対向するように、例えば、定着ローラー21の左下側に配置される。加圧ローラー22は、定着ローラー21との間に定着ニップNが形成されるように、定着ローラー21に加圧され、定着ローラー21の回転に従動して回転する。
第1ヒーター23及び第2ヒーター24は、例えば、それぞれ600W及び400Wのハロゲンヒーターからなる熱源である。第1ヒーター23及び第2ヒーター24は、電源42(図5参照)から電力を供給された電圧供給部(図示せず)からの電圧印加により通電されることで発熱する。第1ヒーター23は、定着ローラー21の芯金21aの内部で、用紙搬送方向の上流側且つ用紙幅方向の中央(通紙領域の中央)に配置され、定着ローラー21の回転軸方向の中央を加熱する。第2ヒーター24は、定着ローラー21の芯金21aの内部で、用紙搬送方向の下流側且つ用紙幅方向の両端(両端の非通紙領域)に配置され、定着ローラー21の回転軸方向の両端を加熱する。定着ローラー21の回転に伴い、第1ヒーター23及び第2ヒーター24によって加熱される定着ローラー21の周方向の箇所は変動する。
第1温度センサー25及び第2温度センサー26は、例えば、定着ローラー21に対して非接触で設けられるサーミスタ等によって構成される。第1温度センサー25及び第2温度センサー26は、制御装置15に接続されていて(図5参照)、検知した温度を制御装置15へと送信する。第1温度センサー25は、フレーム20内において定着ローラー21の外径側(例えば、上側)且つ用紙幅方向の中央に配置され、定着ローラー21の回転軸方向の中央の温度を検知する。第2温度センサー26は、フレーム20内において定着ローラー21の外径側(例えば、上側)且つ用紙幅方向の両端に配置され、定着ローラー21の回転軸方向の両端の温度を検知する。
出力センサー27は、用紙搬送方向において定着ローラー21と加圧ローラー22の間の定着ニップNよりも下流側に配置され、定着処理後に出力される用紙を検出する。
支軸28は、定着ローラー21の回転軸方向に長い形状の金属部材であり、フレーム20内の搬送経路10よりも定着ローラー21側で、定着ローラー21よりも用紙搬送方向の下流側に配置される。支軸28は、フレーム20に対して装置奥行き方向(定着ローラー21の回転軸方向)にスラスト動作可能に取り付けられる。
例えば、支軸28は、装置奥行き方向の両端がフレーム20に軸支される。図4に示すように、支軸28の装置奥行き方向の手前側の端面(前端面)には、フレーム20に対して支軸28を奥側へと付勢するコイルばね等の第1付勢部材28aが設けられ、奥側の端面(後端面)には、支軸28が手前側への押圧力を受ける被押圧部28bが設けられる。また、支軸28には、複数の分離爪29をそれぞれ取り付けるための樹脂製の複数のホルダー28cが用紙幅方向において互いに所定間隔を空けて設けられる。
各分離爪29は、支軸28に取り付けられる基部29aと、支軸28から離間する方向に基部29aから突出した先端部29bとを有する。各分離爪29は、例えば、ポリイミド樹脂やPEK(ポリエーテルケトン)等の樹脂材料からなり、PFA等のフッ素樹脂からなるコート層で被覆されて形成され、このコート層を備えることでトナーの付着防止を実現している。
複数の分離爪29は、先端部29bが定着ニップNの近傍で定着ローラー21に接触するように、支軸28の複数のホルダー28cにそれぞれ取り付けられる。例えば、各分離爪29は、基部29aから用紙幅方向両側に延びている揺動軸29cが、各ホルダー28cに軸支され、用紙幅方向の軸周りに揺動可能になっている。各分離爪29には、ねじりコイルばね等の第2付勢部材29dが設けられ、各分離爪29は、先端部29bが定着ローラー21に接近するように各ホルダー28cに対して付勢されている。
このように、第2付勢部材29dによる一定荷重を受けて定着ローラー21に接触する各分離爪29の先端部29bによって、定着ローラー21に張り付いた用紙は分離される(剥がされる)。各分離爪29は、各ホルダー28cや第2付勢部材29dによって支軸28に固定されて支軸28と一体になって動作するので、良好な耐久性を維持することができる。そして、支軸28のスラスト動作に伴って、複数の分離爪29も装置奥行き方向(定着ローラー21の回転軸方向)にスラスト動作を行う。
定着ローラー駆動機構30は、図3に示すように、モーター等の駆動部30aと、駆動部30aに接続された定着駆動入力ギヤ30bと、定着駆動入力ギヤ30bに噛合された定着ローラー駆動ギヤ30cとを備える。定着駆動入力ギヤ30b及び定着ローラー駆動ギヤ30cは、装置奥行き方向を回転軸方向として回転可能に設けられる。定着ローラー駆動機構30の各部は、例えば、装置奥行き方向の奥側(後側)でフレーム20(その内部又は外側)に取り付けられる。制御装置15から駆動信号を入力した駆動部30aが稼働すると、駆動部30aで発生した回転駆動力が定着駆動入力ギヤ30b及び定着ローラー駆動ギヤ30cを介して、定着ローラー駆動ギヤ30cに接続された定着ローラー21へと伝達される。
分離爪駆動機構31は、図3に示すように、分離爪駆動入力ギヤ31aと、入力切換部31bと、第1速度調整ギヤ31cと、第2速度調整ギヤ31dとを備え、図4に示すように、ウォーム31eと、ウォームホイール31fと、カム31gとを備える。
分離爪駆動入力ギヤ31a、第1速度調整ギヤ31c、第2速度調整ギヤ31d及びウォーム31eは、装置奥行き方向を回転軸方向として回転可能に設けられ、ウォームホイール31f及びカム31gは、装置奥行き方向に交差する装置幅方向(又は装置上下方向)を回転軸方向として回転可能に設けられる。分離爪駆動機構31の各部は、例えば、装置奥行き方向の奥側(後側)でフレーム20(その内部又は外側)に取り付けられる。
分離爪駆動入力ギヤ31aは、定着ローラー駆動ギヤ30c及び第1速度調整ギヤ31cに同時に噛合する入力状態(図3の実線参照)と、定着ローラー駆動ギヤ30c及び第1速度調整ギヤ31cの少なくとも一方に噛合しない非入力状態(図3の破線参照)との間で移動可能に構成される。分離爪駆動入力ギヤ31aが入力状態の場合、定着ローラー駆動ギヤ30cへと伝達された回転駆動力は、分離爪駆動入力ギヤ31aを介して第1速度調整ギヤ31cにも伝達される。一方、分離爪駆動入力ギヤ31aが非入力状態の場合、定着ローラー駆動ギヤ30cから第1速度調整ギヤ31cへの回転駆動力は遮断されている。
入力切換部31bは、各分離爪29のスラスト動作の稼働及び停止の切り換えのために定着ローラー駆動ギヤ30cからの回転駆動力の入力及び非入力を切り換える。本実施形態では、入力切換部31bは、定着装置13(定着ローラー21)の組み立て直後(使用開始時)は、各分離爪29のスラスト動作を停止するために(各分離爪29を装置奥行き方向の初期位置に固定するために)、分離爪駆動入力ギヤ31aを非入力状態に設定している。また、入力切換部31bは、制御装置15から開始信号を受け取ると、各分離爪29のスラスト動作を開始するために、分離爪駆動入力ギヤ31aを入力状態に切り換える。
例えば、入力切換部31bは、軸支部材で分離爪駆動入力ギヤ31aを軸支していて、付勢部材等によって軸支部材を付勢することで分離爪駆動入力ギヤ31aを入力状態へと付勢する一方、ソレノイド等によって付勢力に抗して軸支部材を移動させることで分離爪駆動入力ギヤ31aを非入力状態へと移動させるように構成される。
第1速度調整ギヤ31cは、第2速度調整ギヤ31dに噛合されていて、第1速度調整ギヤ31cへと伝達された回転駆動力は第2速度調整ギヤ31dにも伝達される。分離爪駆動入力ギヤ31a、第1速度調整ギヤ31cや第2速度調整ギヤ31dのギヤ比によって、第2速度調整ギヤ31dに伝達される回転駆動力の速度(回転数)が調整される。
ウォーム31eは、第2速度調整ギヤ31dに同軸に接続されていて、更にウォームホイール31fに噛合されている。ウォーム31e及びウォームホイール31fによって、第2速度調整ギヤ31dに伝達された回転駆動力は回転方向を変換されてウォームホイール31fへと伝達される。
ウォームホイール31fには、偏心した略楕円状のカム31gが同軸に接続されている。分離爪駆動機構31の各部は、カム31gの外周面が支軸28の被押圧部28bに当接するように配置されていて、カム31gの回転運動は、支軸28(各分離爪29)の直線運動(装置奥行き方向のスラスト動作)へと変換される。支軸28及び各分離爪29のスラスト動作は、楕円状のカム31gの回転運動に基づくので、カム31gの外周長さに対応する周期の往復運動となる。換言すれば、各分離爪29の所望のスラスト動作範囲が得られるように設計したカム31gが適用される。
このようにして、分離爪駆動機構31は、分離爪駆動入力ギヤ31aが入力状態の場合に、定着ローラー21の回転駆動に伴って、支軸28及び各分離爪29の装置奥行き方向のスラスト動作を行い、一方、分離爪駆動入力ギヤ31aが非入力状態の場合に、支軸28及び各分離爪29の装置奥行き方向の位置を固定している。なお、各分離爪29の初期位置は、支軸28及び各分離爪29、並びに分離爪駆動機構31の定着装置13への組み立て時に設定してよい。
次に、定着装置13を制御する制御装置15の周辺の電気的構成について、図5を参照しながら説明する。なお、定着装置13は、制御装置15として、プリンター1を統括制御するメイン制御装置(図示せず)を適用してもよい。
制御装置15は、CPU等で構成される制御部40と、ROMやRAM等からなる記憶部41とを含む。また、制御装置15は、上記の第1ヒーター23、第2ヒーター24、第1温度センサー25、第2温度センサー26及び出力センサー27に接続される。更に、制御装置15は、定着ローラー駆動機構30の駆動部30a、分離爪駆動機構31の入力切換部31bや、電源42等の定着装置13の各部に接続される。
電源42は、定着装置13の各部に接続されて電力供給を行い、例えば、接続された制御装置15へと電力を供給する。なお、定着装置13は、電源42として、プリンター1の各部に電力を供給するメイン電源(図示せず)を適用してもよい。
制御装置15は、第1ヒーター23及び第2ヒーター24の加熱制御機能や定着ローラー21の温度検出機能、各分離爪29のスラスト動作制御機能等の定着装置13の各種機能を実行する。記憶部41は、定着装置13の各種機能を実現するプログラムやデータを記憶する。そして、制御装置15は、記憶部41に記憶された各プロクラム等に従って演算処理を実行して、制御装置15に接続された各部を制御する。例えば、制御装置15は、プリンター1にメイン電源が入れられると、電源42から第1ヒーター23や第2ヒーター24に電圧を供給させて、定着ローラー21を加熱させる。また、制御装置15は、第1温度センサー25や第2温度センサー26によって定着ローラー21の表面温度を監視していて、定着ローラー21が定着処理可能な所定温度となるように第1ヒーター23や第2ヒーター24を制御する。
制御装置15は、各分離爪29のスラスト動作制御機能として、スラスト動作の稼働と停止との切り換えを制御する。制御装置15は、プリンター1や定着装置13(定着ローラー21)が工場出荷後の初回起動、即ち、使用開始後から所定量、累積使用されたことを所定のスラスト動作開始条件(開始条件)とする。そして、制御装置15は、所定のスラスト動作開始条件が満たされたときに、各分離爪29のスラスト動作の稼働開始を指示する開始信号を、分離爪駆動機構31(入力切換部31b)へと送信する。
例えば、制御装置15は、所定のスラスト動作開始条件として、定着ローラー21の所定の累積駆動時間の経過を設定する。制御装置15は、定着ローラー21の累積駆動時間を監視するために、駆動部30aが定着ローラー21を駆動させる時間を検出して記憶部41に記憶しておく。そして、制御装置15は、定着ローラー21が使用開始から所定の累積駆動時間(例えば、3時間)以上駆動されたときに、開始信号を分離爪駆動機構31へと送信する。
このような各分離爪29のスラスト動作制御について、図6のフローチャートを参照して説明する。定着装置13では、定着ローラー21の使用開始(ステップS1)から所定の累積駆動時間を経過するまでは(ステップS2:NO)、支軸28のスラスト動作は行われず、各分離爪29は初期位置に維持されている。そして、定着ローラー21が所定の累積駆動時間以上駆動されると(ステップS2:YES)、定着装置13では、支軸28及び各分離爪29のスラスト動作が開始される(ステップS3)。
本実施形態によれば、上述のように、プリンター1(画像形成装置)の定着装置13は、トナー像が形成された用紙(記録媒体)に接触して用紙を加熱する回転可能な定着ローラー21(定着部材)と、定着ローラー21との間を通過する用紙を加圧する回転可能な加圧ローラー22(加圧部材)と、定着ローラー21の表面に接触し、定着ローラー21の回転軸方向にスラスト動作可能に設けられ、用紙を定着ローラー21から分離する複数の分離爪29と、を備える。そして、各分離爪29は、定着ローラー21が使用開始から所定の開始条件を満たすまでは、定着ローラー21の回転軸方向において初期位置に固定されていて、定着ローラー21が所定の開始条件を満たしたときに、定着ローラー21の回転軸方向へのスラスト動作を開始する。
これにより、使用開始直後の定着装置13は、各分離爪29を装置奥行き方向の初期位置に固定することで、各分離爪29が定着ローラー21の表面を損傷する装置奥行き方向の範囲を狭く抑制することができる。定着装置13の使用開始直後では、定着ローラー21をスラスト動作させると、使用開始直後の各分離爪29に付着している微小な傷や異物によって、装置奥行き方向の広い範囲で定着ローラー21に微小な傷が発生することがあり、これにより、用紙上に定着される画像のベタ領域やハーフトーン領域が光の干渉で白く見えるような現象(画像白筋)が発生することがある。しかしながら、本実施形態によれば、上記したように、使用開始直後の定着ローラー21の表面には各分離爪29による傷が広い範囲に広がらないので、このような現象を抑制することができる。
なお、使用開始直後の各分離爪29の傷や異物によって、装置奥行き方向の狭い範囲で定着ローラー21の表面に傷がついても、上記の画像白筋等の現象を発生させることはなく、本実施形態では、画像に問題となるような欠陥は生じない。また、このような定着ローラー21の表面の傷は、印字処理(定着処理)を繰り返すことで、用紙との摩擦によって緩和されて最終的には解消する。
また、使用開始直後に各分離爪29に付着している微小な傷や異物は、定着処理を繰り返すことで、用紙や定着ローラー21との摩擦によってなくなるので、所定量使用後の各分離爪29をスラスト動作させても、定着ローラー21の装置奥行き方向の広い範囲に傷をつけることはない。そのため、本実施形態では、所定量使用後に各分離爪29をスラスト動作させることで、定着処理に伴って各分離爪29と定着ローラー21との接触位置が変化し、各分離爪29による定着ローラー21の一定箇所への負荷の集中を回避できる。これにより、各分離爪29及び定着ローラー21の経年使用により定着ローラー21の表面が削れることを抑制し、定着ローラー21の表面状態を良好に維持し、トナー付着や画像不良を抑制することができ、即ち、定着ローラー21の耐久性及び良好な画像品質を維持することができる。
また、本実施形態では、定着ローラー21の累積使用を判定するためのスラスト動作開始条件は、例えば、定着ローラー21の所定の累積駆動時間の経過で設定される。これにより、連続印字、間欠印字等の様々な印字形態や、様々な用紙サイズの影響を受けることなく、使用開始直後の各分離爪29の傷や異物が、定着ローラー21を損傷するおそれのある期間を設定することができる。
なお、スラスト動作開始条件は、所定の累積駆動時間のみに限定されない。例えば、他の実施形態では、スラスト動作開始条件は、定着ローラー21を用いた所定の累積印字枚数の経過で設定されてもよい。
この他の実施形態の各分離爪29のスラスト動作制御について、図7のフローチャートを参照して説明する。制御装置15は、定着ローラー21の使用開始(ステップS11)から、定着ローラー21を用いた累積印字枚数を監視していて記憶部41に記憶しておく。定着装置13では、定着ローラー21が所定の累積印字枚数(例えば、1000枚)を経過するまでは(ステップS12:NO)、支軸28のスラスト動作は行われず、各分離爪29は、初期位置に維持されている。そして、定着ローラー21が所定の累積印字枚数以上駆動されると(ステップS12:YES)、定着装置13では、支軸28及び各分離爪29のスラスト動作が開始される(ステップS13)。
これにより、定着装置13(定着ローラー21)のウォームアップ等のように用紙を通過させずに駆動する時間の影響を受けることなく、使用開始直後の各分離爪29の傷や異物が、定着ローラー21を損傷するおそれのある期間を設定することができる。
あるいは、他の実施形態では、スラスト動作開始条件は、定着ローラー21の所定の累積駆動時間の経過と定着ローラー21を用いた所定の累積印字枚数の経過との両方で設定されてもよい。
この他の実施形態の各分離爪29のスラスト動作制御について、図8のフローチャートを参照して説明する。制御装置15は、定着ローラー21の使用開始(ステップS11)から、定着ローラー21の累積駆動時間及び累積印字枚数を監視していて記憶部41に記憶しておく。定着装置13では、定着ローラー21が所定の累積駆動時間(例えば、3時間)及び所定の累積印字枚数(例えば、1000枚)を経過していない場合(ステップS12:NO且つステップS13:NO)、支軸28のスラスト動作は行われず、各分離爪29は、初期位置に維持されている。そして、定着ローラー21が所定の累積駆動時間以上駆動され(ステップS12:YES)、且つ所定の累積印字枚数以上駆動されると(ステップS13:YES)、定着装置13では、支軸28及び各分離爪29のスラスト動作が開始される(ステップS24)。
これにより、各分離爪29のスラスト動作開始条件として、定着ローラー21の累積駆動時間及び累積印字枚数の両方を考慮することで、より適切な条件を設定することができる。
上記した実施形態では、分離爪駆動入力ギヤ31aが入力状態と非入力状態との間を移動可能で、入力切換部31bが分離爪駆動入力ギヤ31aを移動させる構成を説明したが、定着ローラー駆動機構30(定着ローラー駆動ギヤ30c)から分離爪駆動機構31(第2速度調整ギヤ31d)への回転駆動力の伝達及び遮断を切り換える構成は、これに限定されない。例えば、他の実施形態では、分離爪駆動入力ギヤ31aは、定着ローラー駆動ギヤ30c及び第1速度調整ギヤ31cに同時に噛合するように配置されていて、入力切換部31bは、第1速度調整ギヤ31cに搭載される電磁クラッチ等で構成されてもよい。この入力切換部31bは、分離爪駆動入力ギヤ31aから回転駆動力を受ける第1速度調整ギヤ31cの回転軸と、第2速度調整ギヤ31dへと回転駆動力を伝達する第1速度調整ギヤ31cの回転軸との連結及び非連結を切り換え可能に構成される。そして、入力切換部31bは、制御装置15からの制御信号に応じて、これらの回転軸の連結及び非連結を切り換える。
上記した実施形態では、第1付勢部材28aによって支軸28を装置奥行き方向奥側へと付勢しつつ、回転する板カム状のカム31gの外周面によって支軸28を装置奥行き方向手前側へと押圧することで、支軸28及び各分離爪29のスラスト動作を行う構成を説明した。しかしながら、支軸28及び各分離爪29のスラスト動作を行う構成は、これに限定されない。例えば、他の実施形態では、フレーム20が支軸28を装置奥行き方向へ移動可能に軸支し、正面カム状のカム31gの外周と支軸28の被押圧部28bとを従動節で連結することで、カム31gの回転に応じて支軸28及び各分離爪29をスラスト動作させるように構成してもよい。
上記した実施形態では、定着ローラー21を加熱する熱源として、ハロゲンヒーターの第1ヒーター23及び第2ヒーター24を備える構成を説明したが、熱源の構成はこれに限定されない。例えば、他の実施形態では、第1ヒーター23及び第2ヒーター24は、セラミックヒーターや他の熱源で構成されてもよい。
上記した実施形態では、定着ローラー21を加熱する熱源として、定着ローラー21の内側に2つの第1ヒーター23及び第2ヒーター24を備える構成を説明したが、熱源はこれに限定されない。例えば、他の実施形態では、定着ローラー21の内側に1つのヒーターを熱源として備えてもよく、又は定着ローラー21の外側にヒーターを熱源として備えてもよい。
本実施形態では、プリンター1に本発明の構成を適用する場合について説明したが、他の異なる実施形態では、複写機、ファクシミリ、複合機等の他の画像形成装置に本発明の構成を適用することも可能である。
1 プリンター(画像形成装置)
2 プリンター本体
3 画像形成部
13 定着装置
15 制御装置
21 定着ローラー(定着部材)
22 加圧ローラー(加圧部材)
28 支軸
28a 第1付勢部材
28b 被押圧部
28c ホルダー
29 分離爪
29a 基部
29b 先端部
29c 揺動軸
29d 第2付勢部材
30 定着ローラー駆動機構
30a 駆動部
30b 定着駆動入力ギヤ
30c 定着ローラー駆動ギヤ
31 分離爪駆動機構
31a 分離爪駆動入力ギヤ
31b 入力切換部
31c 第1速度調整ギヤ
31d 第2速度調整ギヤ
31e ウォーム
31f ウォームホイール
31g カム

Claims (4)

  1. トナー像が形成された記録媒体に接触して前記記録媒体を加熱する回転可能な定着部材と、
    前記定着部材との間を通過する前記記録媒体を加圧する回転可能な加圧部材と、
    前記定着部材の表面に接触し、前記定着部材の回転軸方向にスラスト動作可能に設けられ、前記記録媒体を前記定着部材から分離する分離爪と、
    を備え、
    前記分離爪は、前記定着部材が使用開始から所定の開始条件を満たすまでは、前記定着部材の回転軸方向において初期位置に固定されていて、前記定着部材が前記所定の開始条件を満たしたときに、前記定着部材の回転軸方向へのスラスト動作を開始することを特徴とする定着装置。
  2. 前記所定の開始条件は、前記定着部材の所定の累積駆動時間の経過であることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記所定の開始条件は、前記定着部材の所定の累積印字枚数の経過であることを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の定着装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
JP2017018607A 2017-02-03 2017-02-03 定着装置及び画像形成装置 Expired - Fee Related JP6693433B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017018607A JP6693433B2 (ja) 2017-02-03 2017-02-03 定着装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017018607A JP6693433B2 (ja) 2017-02-03 2017-02-03 定着装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018124505A true JP2018124505A (ja) 2018-08-09
JP6693433B2 JP6693433B2 (ja) 2020-05-13

Family

ID=63110535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017018607A Expired - Fee Related JP6693433B2 (ja) 2017-02-03 2017-02-03 定着装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6693433B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11947288B2 (en) 2020-09-25 2024-04-02 Kyocera Document Solutions Inc. Fixing device having separation claw and image forming apparatus

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5448347A (en) * 1994-04-28 1995-09-05 Eastman Kodak Company Fuser skive mount
JP2002023590A (ja) * 2000-07-07 2002-01-23 Minolta Co Ltd 画像形成装置
JP2002274728A (ja) * 2001-03-14 2002-09-25 Ntn Corp 分離爪
JP2006330618A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Sharp Corp 剥離爪保有定着装置およびそれを備える画像形成装置
KR20080025574A (ko) * 2006-09-18 2008-03-21 삼성전자주식회사 정착기와 이를 가지는 화상형성장치

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5448347A (en) * 1994-04-28 1995-09-05 Eastman Kodak Company Fuser skive mount
JP2002023590A (ja) * 2000-07-07 2002-01-23 Minolta Co Ltd 画像形成装置
JP2002274728A (ja) * 2001-03-14 2002-09-25 Ntn Corp 分離爪
JP2006330618A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Sharp Corp 剥離爪保有定着装置およびそれを備える画像形成装置
KR20080025574A (ko) * 2006-09-18 2008-03-21 삼성전자주식회사 정착기와 이를 가지는 화상형성장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11947288B2 (en) 2020-09-25 2024-04-02 Kyocera Document Solutions Inc. Fixing device having separation claw and image forming apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP6693433B2 (ja) 2020-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5441989B2 (ja) 像加熱装置
JP5173464B2 (ja) 画像形成装置
US20160098003A1 (en) Fixing device and image forming apparatus including same
JP2014052456A (ja) 像加熱装置及び画像形成装置
JP5665819B2 (ja) 定着装置及び制御装置
JP2014052461A (ja) 像加熱装置
JP6039270B2 (ja) 定着装置
JP2008129089A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2004020689A (ja) 画像形成装置
JP2011232690A (ja) 画像形成装置
JP7102255B2 (ja) 画像形成装置
JP6693433B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP4680304B2 (ja) 定着装置およびそれを備えた画像形成装置
JP7066460B2 (ja) 定着装置
JP4685172B2 (ja) 定着装置およびそれを備えた画像形成装置
JP4651421B2 (ja) 定着装置、および該定着装置を備えた画像形成装置
JP7483831B1 (ja) 画像形成装置
JP2009205139A (ja) 像加熱装置
JP2012133034A (ja) 画像形成装置
JP5188114B2 (ja) 像加熱装置
JP7253144B2 (ja) 定着装置、及び、画像形成装置
JP2006039477A (ja) 画像形成装置
JP2013246380A (ja) 定着装置及びそれを備えた画像形成装置
JP6911315B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2012047886A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190816

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190820

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191023

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200317

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200330

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6693433

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees