JPH0922215A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH0922215A
JPH0922215A JP17207095A JP17207095A JPH0922215A JP H0922215 A JPH0922215 A JP H0922215A JP 17207095 A JP17207095 A JP 17207095A JP 17207095 A JP17207095 A JP 17207095A JP H0922215 A JPH0922215 A JP H0922215A
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JP
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pressure roller
roller
cleaning
fixing
blade
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JP17207095A
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English (en)
Inventor
Yasushi Murayama
泰 村山
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定着装置の加圧ローラ表面に設けられる離型
剤払拭手段及びクリーニング手段のメンテナンスに伴う
位置精度の劣化を防止する。 【解決手段】 加圧ローラ11のオイル除去ブレード3
2及びクリーニングウェッブ31を一体的に構成し、定
着装置本体に対して着脱可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写装置
・静電記録装置等の画像形成装置に用いる定着装置に関
する。さらに詳しくは、転写紙・静電記録紙・エレクト
ロファックス紙等の部材(以下、転写材と称する)に形
成された未定着トナー像を永久像として定着させるため
の定着ローラを有し、その定着ローラへのトナーのオフ
セットを防止するために該ローラにシリコンオイル等の
離型剤を塗布する定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来定着ローラにシリコンオイル等の離
型剤(以下、オイルという)を塗布する定着装置として
は、フェルトによって定着ローラにオイル塗布するも
の、あるいはフェルトによってオイルを汲み上げ、塗布
ローラを介して定着ローラに塗布するもの、汲み上げロ
ーラを用いてシリコンオイルの汲み上げを行う装置等が
提案されている。
【0003】従来、加圧ローラ上に塗布されたシリコン
オイル等の離型剤のうち余剰分は、シリコンゴム等から
なるオイル除去ブレード手段(以下、除去ブレードとい
う)によって加圧ローラ表面にそのエッジ部分を一定圧
力により接触させることにより、除去される。
【0004】また、加圧ローラ表面上の残留トナーや紙
粉等の残留物は、加圧ローラ表面に接触されたクリーニ
ング手段によって、清掃される。通常、クリーニング手
段としては、ウェッブ状から成るクリーニングウェッブ
を用いている。これは定着・加圧ローラ通過時の記録材
画像のオフセット・トナーによるローラ汚れ、紙粉等の
汚れや、あるいは、紙詰まり時等、異常時のローラ汚れ
による画像の劣化、定着・加圧ローラ傷等を防止するた
めに、通常長尺に形成されたウェッブを定着・加圧ロー
ラ表面に対して所定の圧力で接触させ、所定間隔毎に、
あるいは所定時間毎に、あらかじめ定められた所定量ず
つ送出することにより、定着・加圧ローラ表面上を、常
に新しいウェッブ面にて払拭クリーニングするものであ
る。
【0005】図面の図12に汲み上げローラを用いてシ
リコンオイルの汲み上げを行う定着装置を示す。図12
の装置において、PはシリコンオイルO等の離型剤貯溜
手段であるオイルパンで、該オイルパンP内のオイルに
第1汲み上げローラ1の一部が浸漬されており、第2汲
み上げローラ2は上記第1汲み上げローラ1に接触もし
くはギャップをもって回転している。上記第1及び第2
汲み上げローラ1,2は駆動源(図示せず)によって回
転駆動を受けている。さらに、該第2汲み上げローラ2
には駆動源(図示せず)により回転駆動を受ける塗布ロ
ーラ3が接触回転し、該塗布ローラ3が定着ローラ4に
接離自在、または、常時接触して汲み上げられたオイル
を定着ローラ4の表面に塗布するようになっている。な
お、5は定着ローラ4に圧接回転する加圧ローラで、両
ローラ4,5のニップ部にて転写材を加圧搬送して定着
を行う。また、上記塗布ローラ3には、塗布ローラに対
して常に一定の圧が保たれるようにバネ10によって付
勢されたフッソゴム等の弾性体からなるメタリングブレ
ード9が接触していて、塗布ローラ3上のオイルの量を
所定値に規制している。定着ローラ4上に塗布されたオ
イルOは、上記ニップ部にて、加圧ローラ表面上にも塗
布される。
【0006】31は加圧ローラクリーニング手段として
の加圧ローラクリーニングウェッブであり、加圧ローラ
表面に一定圧力によって接触され、所定間隔毎に、ある
いは所定時間毎に、あらかじめ定められた所定量ずつ送
出することにより、加圧ローラ表面上を、払拭クリーニ
ングするものである。
【0007】32は加圧ローラ表面離型剤払拭手段とし
てのオイル除去ブレードであり、上記オイル塗布手段に
よって定着ローラ4上に塗布され、さらに加圧ローラ5
表面に塗布されたオイルのうち、余剰となったオイルO
を除去するものである。
【0008】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例においては、以下のような欠点があった。すな
わち、このようなクリーニングウェッブに代表される、
ローラクリーニング手段及び、ローラ表面離型剤払拭手
段を加圧ローラに対して接触させる方法を用いると、当
然のことながら、クリーニングウェッブの交換作業、あ
るいは、オイル除去ブレードの清掃、交換作業等の、メ
インテナンス作業のための上記クリーニング手段及び離
型剤払拭手段の定期的な、着脱作業が必要となる。
【0009】しかしながら、これらクリーニングウェッ
ブや、除去ブレードは、加圧ローラ表面に対して、一定
圧力にて接触させ、また、高精度にて位置決めをする必
要があり、また、同時にメインテナンス作業の効率化の
ためにも短時間にて、確実に交換・清掃等の作業を行え
る必要がある。また、これらの交換、清掃時の着脱時
に、ローラ表面への傷等の問題も発生する。
【0010】本発明は係る問題を解決して、加圧ローラ
クリーニング手段及び、加圧ローラ離型剤払拭手段のメ
インテナンス性向上のために、これらの着脱性能の向上
をはかるために、上記クリーニング手段と、上記離型剤
払拭手段とを一体化されたユニットとし、定着手段に対
する着脱を一体化して行うことにより、着脱時の位置再
現性及びメインテナンス性を保ち、省スペース化を図る
ことが可能となる。
【0011】また、離型剤払拭手段を着脱時に接離可能
とする接離機構を設けることにより、加圧ローラクリー
ニング手段と、離型剤払拭手段との適正配置が可能とな
り、着脱時におけるローラ表面へのダメージをなくし、
ローラの長寿命化を達成することのできる手段を有する
画像形成装置提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、定着ローラと、この定着ローラと圧接する加
圧ローラと、前記定着ローラ表面に離型剤を塗布する離
型剤塗布手段と、前記加圧ローラ表面の離型剤を払拭す
る離型剤払拭手段と、前記加圧ローラ表面をクリーニン
グするクリーニング手段と、を有し、前記定着ローラと
前記加圧ローラの圧接部で未定着トナー像を定着ローラ
側に担持した記録材を挟持搬送し定着を行なう定着装置
において、前記離型剤払拭手段と前記クリーニング手段
は一体的に構成され、装置本体に対して着脱可能である
ことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)以下、本発明を適用した定着装置の第1
の実施形態について図面を参照して説明する。本実施形
態はフルカラー複写機を用いて説明を行う。
【0014】図1に示される実施形態では本発明は電子
写真複写装置に具現化されている。本実施形態にて1a
〜1dは画像形成媒体としての電子写真感光体ドラムで
ある。該感光体ドラム1a〜1dの周囲には一次帯電器
2a〜2d、レーザービーム露光装置の如き露光手段
3、及び現像器4a〜4d等の画像形成手段が配設され
る。これら画像形成手段の構成及び作用は当業者には周
知であるのでこれ以上の説明は省略する。
【0015】感光体ドラム1上に形成された画像は、給
紙装置5より給送された転写材(記録材)P上に転写放
電器6a〜6dの作用下に転写される。転写を終了した
転写材Pは転写材搬送装置7の無端ベルト8にて定着装
置9へと搬送され転写像(未定着トナー像)が転写材上
に定着される。このとき、無端ベルト8の搬送速度は定
着装置の定着ローラ対10、11、の搬送速度より若干
速くしてあり、転写材Pはループを形成し定着時のシワ
の発生を防止している。又、無端ベルト8の搬送速度は
通常、感光体ドラム1の周速度と一致させてあり、画像
が転写材に転写される際の像の伸び縮み等が発生するの
を防止している。転写が終了した感光体ドラム1はクリ
ーナー12a〜12dで残留現像剤が除去され、次の画
像形成プロセスが行われる。
【0016】図2の装置において定着ローラ10、加圧
ローラ11の両ローラ内部には、ハロゲンランプ等から
なる定着ヒータ13が配置され、両ローラ10、11の
ニップ部にて転写材を加圧搬送して熱定着を行う。22
はシリコンオイルO等の離型剤貯溜手段であるオイルパ
ンで、該オイルパン内のオイルに汲み上げローラ14、
15が配置され、さらに、塗布ローラ16が接触回転
し、該塗布ローラ16が定着ローラ10に接離自在、ま
たは、常時接触して汲み上げられたオイルを定着ローラ
10の表面に塗布するようになっている。また、上記塗
布ローラ16には、塗布ローラに対して常に一定の圧が
保たれるようにバネ17によって付勢されたフッソゴム
等の弾性体からなるメタリングブレード18が接触して
いて、塗布ローラ16上のオイルの量を所定値に規制し
ている。19は定着ローラ10の表面温度を検出する定
着ローラ表面温度検出手段としての定着ローラサーミス
タ、20は、加圧ローラ11の表面温度を検出する加圧
ローラ表面温度検出手段としての加圧ローラサーミスタ
である。定着ローラサーミスタ19、及び加圧ローラサ
ーミスタ20は、付勢手段としての板バネ21により、
各々、ローラ表面に対して、所望の接触圧力によって接
触されるように構成されている。これらのサーミスタ1
9、20によって、定着ローラ及び加圧ローラ表面温度
は各々、所望の制御温度TU 、TL になるように不図示
の定着温調回路によって独立に温度制御される。23
は、定着ローラ分離爪であり、定着ローラ通過後の記録
紙をローラ表面より分離するための分離手段としての分
離爪である。分離爪23は、加圧ローラ11のスラスト
方向(軸方向)に数個配置され、使用される記録紙の幅
方向のサイズに各々対応されている。25、26は、定
着ローラ通過後の記録紙を排紙手段に導くための排紙上
ガイド、排紙下ガイドである。24a、24bは排出の
ための排紙ローラ対である。41は、定着ローラクリー
ニング手段である定着ローラ10の表面をクリーニング
するための、不織布等からなる定着ローラクリーニング
ウェッブである。クリーニングウェッブ41は、不図示
のクリーニングウェッブ駆動手段により、駆動され、常
に新しいウェッブ表面にて、定着ローラ表面をクリーニ
ング可能なように、構成されている。
【0017】図3に本実施形態の定着装置における加圧
ローラクリーニング部及び、加圧ローラオイル除去ブレ
ード部の説明図を示す。31は、加圧ローラクリーニン
グ手段としての加圧ローラ11の表面をクリーニングす
るための、不織布等からなる加圧ローラクリーニングウ
ェッブである。42はウェッブローラであり、ウェッブ
を定着・加圧ローラ表面に圧接するために、通常は、シ
リコンゴム等からなる弾性体のローラを用いることが多
い。
【0018】クリーニングウェッブ31は、不図示のク
リーニングウェッブ駆動手段により、駆動され、常に新
しいウェッブ表面にて、加圧ローラ表面をクリーニング
可能なように、構成されている。
【0019】32は、加圧ローラ11表面上のオイルO
を払拭するためのフッソゴム等の弾性体からなるオイル
除去ブレードである。33は、オイル除去ブレード32
を支持するためのブレード台であり、回転中心33bを
軸として、回転可能にフレーム35に取り付けられてい
る。オイル除去ブレードは、加圧ローラ11表面に対し
て、常に一定の圧が保たれるようにバネ34によって付
勢される。これによって、加圧ローラ上のオイルの量を
所定量に規制するものである。
【0020】35は、加圧ローラウェッブ31と除去ブ
レード32を同一のユニットとして一体化するための一
体化フレームである。以後、これらの一体化されたユニ
ット(加圧ローラウェッブ+オイル除去ブレード)を加
圧ローラクリーニングユニット30と称する。このユニ
ット30はローラを備えた装置本体から着脱可能であ
る。36は、定着装置9に設けられた、加圧ローラクリ
ーニングユニット30の定着装置に対する位置決めピン
である。37は、一体化フレーム上に設けられた、除去
ブレード接離機構のためのリンクである。リンク37
は、回転中心37Cを軸として回動可能に、フレーム3
5に取付けられている。38は、リンク37を付勢する
ためのバネである。39は、定着装置9に設けられたリ
ンク37の突き当て部である。
【0021】加圧ローラウェッブ31及び、除去ブレー
ド32は、フレーム35上に搭載される。これらのウェ
ッブ及び、ブレードは、加圧ローラに対し、一定の圧で
接触される。
【0022】図4及び図5に、オイル除去ブレード32
の、加圧ローラ11への接離機構を示す。図4は、加圧
ローラクリーニングユニット30を定着装置9より、取
り外した状態を示している。この時、オイル除去ブレー
ド32は、リンク37に取付けられたリンクバネ38に
より、除去ブレード台33の突き当て部33aをリンク
37のアーム部37aによって押され、除去ブレードバ
ネ34に抗して、除去ブレードを本図において時計方向
に回転中心33bを軸として揺動される。これによっ
て、図で2点斜線によって描かれた通常位置すなわち、
加圧ローラ11表面に接触した状態より、ブレードエッ
ジ部が離脱された状態の位置へと回動される。
【0023】図5は、加圧ローラクリーニングユニット
30を定着装置9に、装着した状態を示している。この
時、オイル除去ブレード32は、除去ブレードバネ34
の付勢力によって、一定の加圧力によって、加圧ローラ
表面にそのブレードエッジ部を接触させている。この
時、リンク37は、アーム部37bが、定着装置9に設
けられた突き当て部39によりリンクバネ38に抗して
押され、これによって、除去ブレード台33の突き当て
部33aを解放し、これによって、除去ブレードは本図
において反時計方向に回転中心33bを軸として揺動さ
れる。これによって、図で2点斜線によって描かれた離
脱位置すなわち、加圧ローラ11表面から離脱した状態
より、ブレードエッジ部が加圧ローラに接触した状態の
位置へと回動される。
【0024】すなわち、加圧ローラクリーニングユニッ
ト30を着脱時には、加圧ローラオイル除去ブレード3
2は、加圧ローラ表面より離脱し、また、加圧ローラク
リーニングユニット30の装着終了時には、オイル除去
ブレードは、所定位置、すなわち、加圧ローラ表面に、
所定の加圧力により接触した状態になる。
【0025】このように本実施形態によれば加圧ローラ
クリーニングユニット30は、加圧ローラクリーニング
ウェッブ及びオイル除去ブレード32が同一のフレーム
35に搭載されているため、加圧ローラに対する位置決
めが容易であり、メインテナンス等により、着脱して
も、その位置再現性が保証できる。また、上述したよう
な、着脱動作に連動した、オイル除去ブレードの接離機
構を有することにより、着脱性能の向上及び、加圧ロー
ラ表面への傷等のダメージも、防止することが可能とな
る。また、この接離機構によりスペース的にもクリーニ
ング手段及び離型剤払拭手段の配置上の自由度が増し、
省スペース化も図れる。
【0026】以上の構成により常に安定したクリーニン
グ性能と、離型剤払拭性能が得られ高品位な画像を形成
することができる。
【0027】(実施形態2)図6に本発明の第2の実施
形態の定着装置における加圧ローラクリーニング部及
び、加圧ローラオイル除去ブレード部の説明図を示す。
51は、加圧ローラクリーニング手段としての加圧ロー
ラ11の表面をクリーニングするための、加圧ローラク
リーニングローラである。クリーニングローラ51は、
加圧ローラ表面に一定の圧によって接触させるために、
加圧ローラに対して付勢されている。クリーニングロー
ラ51は、通常はシリコンゴム等からなる弾性体のロー
ラを用いることが多い。52は、クリーニングローラ5
1の表面を払拭するためのクリーニングローラブレード
である。53は、クリーニングローラブレード52を支
持するためのブレード台であり、回転中心53aを軸と
して回動可能にフレーム35に取り付けられている。ク
リーニングローラブレード52は、クリーニングローラ
ブレードバネ54により、一定の圧でクリーニングロー
ラ表面に付勢されている。クリーニングローラは、不図
示のクリーニングローラ駆動手段により、回転駆動され
ている。
【0028】32は、加圧ローラ11表面上のオイルO
を払拭するためのフッソゴム等の弾性体からなるオイル
除去ブレードである。33はオイル除去ブレード32を
支持するためのブレード台であり、回転中心33bを軸
として、回動可能にフレーム35に取り付けられてい
る。オイル除去ブレードは、加圧ローラ11表面に対し
て、常に一定の圧が保たれるようにバネ34によって付
勢される。これによって、加圧ローラ上のオイルの量を
所定量に規制するものである。
【0029】35は、加圧ローラクリーニングローラ5
1と除去ブレード32を同一のユニットとして一体化す
るための一体化フレームである。以後、これらの一体化
されたユニット(加圧ローラクリーニングローラ+オイ
ル除去ブレード)を加圧ローラクリーニングユニット3
0と称する。36は、定着装置9に設けられた、加圧ロ
ーラクリーニングユニット30の定着装置に対する位置
決めピンである。37は、一体化フレーム上に設けられ
た、除去ブレード接離機構のためのリンクである。リン
ク37は、回転中心37Cを軸として回動可能に、フレ
ーム35に取り付けられている。38は、リンク37を
付勢するためのバネである。39は、定着装置9に設け
られた、リンク37の突き当て部である。
【0030】加圧ローラクリーニングローラ51及び、
除去ブレード32は、フレーム35上に搭載される。こ
れらのクリーニングローラ及び、ブレードは、加圧ロー
ラに対し、一定の圧で接触される。
【0031】図7及び図8に、オイル除去ブレード32
の、加圧ローラ11への接離機構を示す。図7は、加圧
ローラクリーニングユニット30を定着装置9より、取
り外した状態を示している。この時、オイル除去ブレー
ド32は、リンク37に取り付けられたリンクバネ38
により、除去ブレード台33の突き当て部33aをリン
ク37のアーム部37aによって押され、除去ブレード
バネ34に抗して、除去ブレードを本図において時計方
向に回転中心33bを軸として揺動される。これによっ
て、図で2点斜線によって描かれた通常位置すなわち、
加圧ローラ11表面に接触した状態より、ブレードエッ
ジ部が離脱された状態の位置へと回動される。
【0032】図8は、加圧ローラクリーニングユニット
30を定着装置9に、装着した状態を示している。この
時、オイル除去ブレード32は、除去ブレードバネ34
の付勢力によって、一定の加圧力によつて、加圧ローラ
表面にそのブレードエッジ部を接触させている。この
時、リンク37は、アーム部37bが、定着装置9に設
けられた突き当て部39によりリンクバネ38に抗して
押され、これによって、除去ブレード台33の突き当て
部33aを解放し、これによって、除去ブレードは本図
において反時計方向に回転中心33bを軸として揺動さ
れる。これによって、図で2点斜線によって描かれた離
脱位置すなわち、加圧ローラ11表面から離脱した状態
より、ブレードエッジ部が加圧ローラに接触した状態の
位置へと回動される。
【0033】すなわち、加圧ローラクリーニングユニッ
ト30を着脱時には、加圧ローラオイル除去ブレード3
2は、加圧ローラ表面より離脱し、また、加圧ローラク
リーニングユニット30の装着終了時には、オイル除去
ブレードは、所定位置、すなわち、加圧ローラ表面に、
所定の加圧力により接触した状態になる。
【0034】このように本実施形態によれば加圧ローラ
クリーニングユニット30は、加圧ローラクリーニング
ローラ及びオイル除去ブレード32が同一のフレーム3
5に搭載されているため、加圧ローラに対する位置決め
が容易であり、メインテナンス等により、着脱しても、
その、位置再現性が保証できる。また、上述したよう
な、着脱動作に連動した、オイル除去ブレードの接離機
構を有することにより、着脱性能の向上及び、加圧ロー
ラ表面への傷等のダメージも、防止することが可能とな
る。
【0035】(実施形態3)図9に本発明の第3の実施
形態の定着装置における加圧ローラクリーニング部及
び、加圧ローラオイル除去ブレード部の説明図を示す。
61は、加圧ローラクリーニング手段としての加圧ロー
ラ11の表面をクリーニングするための、加圧ローラク
リーニングパッドである。クリーニングパッド61は、
加圧ローラ表面に一定の圧によって接触させるために、
加圧ローラに対して付勢されている。クリーニングパッ
ド61は、通常はフェルト等からなる不織布を用いるこ
とが多い。
【0036】32は、加圧ローラ11表面上のオイルO
を払拭するためのフッソゴム等の弾性体からなるオイル
除去ブレードである。33はオイル除去ブレード32を
支持するためのブレード台であり、回転中心33bを軸
として、回動可能にフレーム35に取り付けられてい
る。オイル除去ブレードは、加圧ローラ11表面に対し
て、常に一定の圧が保たれるようにバネ34によって付
勢される。これによって、加圧ローラ上のオイルの量を
所定量に規制するものである。
【0037】35は、加圧ローラクリーニングパッド6
1と除去ブレード32を同一のユニットとして一体化す
るための一体化フレームである。以後、これらの一体化
されたユニット(加圧ローラクリーニングパッド+オイ
ル除去ブレード)を加圧ローラクリーニングユニット3
0と称する。36は、定着装置9に設けられた、加圧ロ
ーラクリーニングユニット30の定着装置に対する位置
決めピンである。37は、一体化フレーム上に設けられ
た、除去ブレード接離機構のためのリンクである。リン
ク37は、回転中心37Cを軸として回動可能に、フレ
ーム35に取り付けられている。38は、リンク37を
付勢するためのバネである。39は、定着装置9に設け
られた、リンク37の突き当て部である。
【0038】加圧ローラクリーニングパッド61及び、
除去ブレード32は、フレーム35上に搭載される。こ
れらのクリーニングパッド及び、ブレードは、加圧ロー
ラに対し、一定の圧で接触される。
【0039】図10及び図11に、オイル除去ブレード
32の、加圧ローラ11への接離機構を示す。図10
は、加圧ローラクリーニングユニット30を定着装置9
より、取り外した状態を示している。この時、オイル除
去ブレード32は、リンク37に取り付けられたリンク
バネ38により、除去ブレード台33の突き当て部33
aをリンク37のアーム部37aによって押され、除去
ブレードバネ34に抗して、除去ブレードを本図におい
て時計方向に回転中心33bを軸として揺動される。こ
れによって、図で2点斜線によって描かれた通常位置す
なわち、加圧ローラ11表面に接触した状態より、ブレ
ードエッジ部が離脱された状態の位置へと回動される。
【0040】図11は、加圧ローラクリーニングユニッ
ト30を定着装置9に、装着した状態を示している。こ
の時、オイル除去ブレード32は、除去ブレードバネ3
4の付勢力によって、一定の加圧力によつて、加圧ロー
ラ表面にそのブレードエッジ部を接触させている。この
時、リンク37は、アーム部37bが、定着装置9に設
けられた突き当て部39によりリンクバネ38に抗して
押され、これによって、除去ブレード台33の突き当て
部33aを解放し、これによって、除去ブレードは本図
において反時計方向に回転中心33bを軸として揺動さ
れる。これによって、図で2点斜線によって描かれた離
脱位置すなわち、加圧ローラ11表面から離脱した状態
より、ブレードエッジ部が加圧ローラに接触した状態の
位置へと回動される。
【0041】すなわち、加圧ローラクリーニングユニッ
ト30を着脱時には、加圧ローラオイル除去ブレード3
2は、加圧ローラ表面より離脱し、また、加圧ローラク
リーニングユニット30の装着終了時には、オイル除去
ブレードは、所定位置、すなわち、加圧ローラ表面に、
所定の加圧力により接触した状態になる。
【0042】このように本実施形態によれば加圧ローラ
クリーニングユニット30は、加圧ローラクリーニング
パッド及びオイル除去ブレード32が同一のフレーム3
5に搭載されているため、加圧ローラに対する位置決め
が容易であり、メインテナンス等により、着脱しても、
その、位置再現性が保証できる。また、上述したよう
な、着脱動作に連動した、オイル除去ブレードの接離機
構を有することにより、着脱性能の向上及び、加圧ロー
ラ表面への傷等のダメージも、防止することが可能とな
る。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、定着ロ
ーラに離型剤を塗布する定着装置において、クリーニン
グ手段と、離型剤払拭手段とを一体化し、定着装置本体
に対して着脱可能な構成にすることにより、クリーニン
グ手段、及び離型剤払拭手段の着脱時の位置再現性を向
上し、メインテナンス性を向上することが可能となっ
た。
【0044】また、着脱時に離型剤払拭手段を接離する
手段を有することにより、ローラ表面、離型剤払拭手段
への傷の防止を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像形成装置の説明図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施形態における定着装置の説
明図である。
【図3】本発明の第1の実施形態における定着装置の加
圧ローラウェッブ及び、加圧ローラオイル除去ブレード
部の説明図である。
【図4】本発明の第1の実施形態における加圧ローラオ
イル除去ブレード接離機構の離脱時を説明する図であ
る。
【図5】本発明の第1の実施形態における加圧ローラオ
イル除去ブレード接離機構の接触時を説明する図であ
る。
【図6】本発明の第2の実施形態における定着装置の加
圧ローラウェッブ及び、加圧ローラオイル除去ブレード
部の説明図である。
【図7】本発明の第2の実施形態における加圧ローラオ
イル除去ブレード接離機構の離脱時を説明する図であ
る。
【図8】本発明の第2の実施形態における加圧ローラオ
イル除去ブレード接離機構の接触時を説明する図であ
る。
【図9】本発明の第3の実施形態における定着装置の加
圧ローラウェッブ及び、加圧ローラオイル除去ブレード
部の説明図である。
【図10】本発明の第3の実施形態における加圧ローラ
オイル除去ブレード接離機構の離脱時を説明する図であ
る。
【図11】本発明の第3の実施形態における加圧ローラ
オイル除去ブレード接離機構の接触時を説明する図であ
る。
【図12】従来の定着装置を示す図である。
【符号の説明】
10 定着ローラ 11 加圧ローラ 16 塗布ローラ 31 クリーニングウェッブ 32 オイル除去ブレード 35 フレーム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定着ローラと、この定着ローラと圧接す
    る加圧ローラと、前記定着ローラ表面に離型剤を塗布す
    る離型剤塗布手段と、前記加圧ローラ表面の離型剤を払
    拭する離型剤払拭手段と、前記加圧ローラ表面をクリー
    ニングするクリーニング手段と、を有し、前記定着ロー
    ラと前記加圧ローラの圧接部で未定着トナー像を定着ロ
    ーラ側に担持した記録材を挟持搬送し定着を行なう定着
    装置において、 前記離型剤払拭手段と前記クリーニング手段は一体的に
    構成され、装置本体に対して着脱可能であることを特徴
    とする定着装置。
  2. 【請求項2】 前記離型剤払拭手段は、装置本体への着
    脱時に前記加圧ローラ表面に接離する接離手段を有する
    ことを特徴とする請求項1の定着装置。
  3. 【請求項3】 前記離型剤払拭手段は前記加圧ローラ表
    面に接するブレードを有することを特徴とする請求項1
    の定着装置。
  4. 【請求項4】 前記クリーニング手段は前記加圧ローラ
    表面に接するクリーニングウェッブを有することを特徴
    とする請求項1の定着装置。
  5. 【請求項5】 前記クリーニング手段は前記加圧ローラ
    表面に接するローラを有することを特徴とする請求項1
    の定着装置。
  6. 【請求項6】 前記クリーニング手段は前記加圧ローラ
    表面に接するクリーニングパッドを有することを特徴と
    する請求項1の定着装置。
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