JP2990148B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2990148B2 JP4738298A JP4738298A JP2990148B2 JP 2990148 B2 JP2990148 B2 JP 2990148B2 JP 4738298 A JP4738298 A JP 4738298A JP 4738298 A JP4738298 A JP 4738298A JP 2990148 B2 JP2990148 B2 JP 2990148B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体現像剤を使用
する電子写真プロセスを利用したプリンタやファクシミ
リ、複写機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、トナーを含んだ現像液を感光
体に供給して現像を行う湿式の画像形成装置にあって
は、ベルト状感光体に形成された静電潜像は、現像ロー
ラとベルト状感光体の間隙に現像液供給出段から供給さ
れた現像液により現像される。この現像の際、ベルト状
感光体に余分に付着した液体現像剤は、スクイーズロー
ラにより搾り取られる。このスクイーズローラは、スク
イーズ支持体に回転自在に支持されており、スクイーズ
支持体は、ベルト状感光体に向かって自在に昇降する移
動台上に圧縮コイルバネを介して装備されている。従っ
て、移動台がベルト状感光体に近接すれば、圧縮コイル
バネの弾性によりスクイーズローラはより大きな押圧力
でベルト状感光体に圧接し、圧縮コイルバネが届く範囲
内で移動台がベルト状感光体から離間すれば、圧縮コイ
ルバネによりスクイーズローラは小さな押圧力でベルト
状感光体に圧接する。
【0003】通常は、移動台がベルト状感光体側に近接
し、スクイーズローラは、圧縮コイルバネにより強い力
でベルト状感光体に押し付けられ、ベルト状感光体表面
の移動方向と同方向に従動回転しつつ、スクイーズ(余
分な液体現像剤の搾り取り)が行われる。この結果、ベ
ルト状感光体上の像はフィルム状になり、次に乾燥工程
を経た後、紙に転写され印字される。
【0004】ここで、前述したスクイーズ動作を行う
と、ベルト状感光体とスクイーズローラの接触部より上
流側の間隙にスクイーズローラがベルト状感光体からス
クイーズした余分な液体現像剤が滞留する。このままの
状態で装置を停止させ、放置すると、溜まっている液体
現像剤は乾燥して固まり、次の印字の時に汚れの発生等
の悪影響を及ぼす。
【0005】このため、従来、この種の画像形成装置に
おいては、特開平5−273867にあるように、スク
イーズローラは、感光体に対して一定の間隙を保ち、か
つ逆方向に回転させることによって、現像されているト
ナー像を乱すことなく、余剰の現像液を取り除くものが
一般的であった。具体的には、画像形成装置が停止する
直前に、スクイーズローラの両端にあるスクイーズ支持
体を保持する移動台をベルト状感光体から遠ざけて、圧
縮コイルバネを伸ばし、スクイーズローラのベルト状感
光体表面への押圧力を低下させる。これにより、スクイ
ーズローラは、ベルト状感光体の駆動方向と同方向に従
動回転する状態からベルト状感光体表面の移動方向と反
対方向に駆動回転させることが可能となる。このよう
に、スクイーズローラを反対方向に回転させることによ
り、ベルト状感光体から液体現像剤を効率的に除去でき
る。
【0006】また、特開昭58−18666号には、ス
クイーズローラの表面の現像液をブレードによってかき
おとす発明が提案されている。スクイーズローラに液体
現像剤が付着している場合には、ベルト状感光体から余
分な液体現像剤を除去するのに不都合だからである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例には以下のような不都合があった。即ち、上記した
ように、液体現像剤が付着したスクイーズローラを長期
間放置すると、スクイーズローラ上の現像液が乾燥し、
ローラ表面にトナーが固着して性能が劣化し、黒いスジ
状の画像欠陥が発生するという問題があった。
【0008】この問題を解決するために、スクイーズロ
ーラにブレードを当接させる場合でも、実際には印字中
に付着した現像剤をブレードだけで完全に取り除くこと
は困難であり、残った現像剤が放置されることによって
表面で乾燥してしまうと、除去することができなくな
る、という問題があった。
【0009】以上のことから、上記した従来の画像形成
装置においては、スクイーズローラの性能を現像ローラ
や他の構成要素の寿命まで保つことが難しく、ユーザや
保守員による清掃作業が定期的に必要であるという欠点
があった。
【0010】
【発明の目的】本発明は、画像形成装置に係り、特に、
長期間にわたり画像品質を維持することができる画像形
成装置を提供することを、その目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明では、表面に静電潜像が形
成される感光体と、この感光体に近接して当該感光体の
表面に液体現像剤を供給する現像ローラと、感光体に
接触し従動すると共に現像ローラの下流側に配設され
るスクイーズローラとを備えた画像形成装置において、
前記スクイーズローラの近傍に、当該スクイーズローラ
の表面に接触するクリーニングローラを備えると共に、
このクリーニングローラを前記スクイーズローラに対し
て近接離間させるリンク機構を備え、クリーニングロー
ラは、印字工程終了後所定時間だけスクイーズローラに
接触し、同時にスクイーズローラは感光体に抗して逆回
転を行うという構成を採っている。
【0012】以上のように構成されたことにより、画像
形成中においては、スクイーズローラはベルト状感光体
の移動に伴って従動する。このとき、クリーニングロー
ラは、スクイーズローラの回転を妨げないように離れて
いる。一方、画像形成の後に、クリーニングローラがス
クイーズローラに接触してクリーニングを行う。このと
き、スクイーズローラは感光体に従動していた状態から
逆回転する状態に切り替わる。クリーニング時には、
リーニングローラが現像ローラをクリーニングすると同
時に、スクイーズローラもクリーニングする。このた
め、それぞれ現像ローラやスクイーズローラの表面に固
体化した現像剤が除去される。加えて、スクイーズロー
ラからクリーニングローラが離間しうるので、感光体に
従動しているスクイーズローラに対して回転負荷トルク
を与えない。このため、感光体上の画像を乱すこともな
い。
【0013】請求項2記載の発明では、感光体はベルト
状とするという構成を採り、その他の構成は請求項1記
載の発明と同様である。
【0014】請求項3記載の発明では、クリーニングロ
ーラは、現像ローラと接すると共に同方向に回転すると
いう構成を採り、その他の構成は請求項1又は2記載の
発明と同様である。
【0015】請求項4記載の発明では、スクイーズロー
ラは、弾性体を有するゴム層を表面に有するという構成
を採り、その他の構成は請求項1,2又は3記載の発明
と同様である。
【0016】請求項5記載の発明では、ゴム層は、ウレ
タン,エチレン−プロピレンジエンモノマー若しくはニ
トリルゴムからなるという構成を採り、その他の構成は
請求項4記載の発明と同様である。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の画像形成装置につ
いて図面を参照して説明する。
【0018】 ここで、図1は、本発明の参考例の形態を
示す断面図である。参考例たる画像形成装置Pは、ベル
ト状感光体3と、このベルト状感光体3の表面に液体現
像剤を供給する現像ローラ4を備えている。この現像ロ
ーラ4は、ベルト状感光体3に接触している。ベルト状
感光体3を挟んで現像ローラ4に対向する位置には、第
1のバックアップローラ5が配設されている。この第1
のバックアップローラ5は、現像ローラ4と共にベルト
状感光体3を挟持して、現像ローラ4からベルト状感光
体3への液体現像剤の供給を確実にし、またベルト状感
光体3の搬送を確実にするためのものである。
【0019】 また、画像形成装置Pには、スクイーズロ
ーラ7に回転動作を付勢する回転力付勢手段(図示略)
と、現像ローラ及びクリーニングローラを支持する支持
ユニット13と、この支持ユニット13の移動を付勢す
る移動付勢機構としてのカム機構(図示略)を有する。
また、画像形成装置Pは、スクイーズローラ4を保持
し,ベルト状感光体3に対して近接離間する方向に移動
自在に装備されたスクイーズ支持ユニット15を備え、
支持ユニット13とスクイーズ支持ユニット15との間
に、スクイーズローラ7のベルト状感光体3側への押圧
を付勢するための自然長の異なる二種類の伸縮自在の弾
性体としての圧縮コイルバネ(図示略)が介挿されてい
る。
【0020】 ベルト状感光体3は、光の照射によって静
電潜像が形成されるように表面に感光体が被覆されてい
る。そして、このベルト状感光体3の上流側には、図示
しない光源が配設され、形成したい画像に応じて光源か
らベルト状感光体3に向けて光が照射される。この光源
は一般的にレーザ光源が用いられる。ベルト状感光体3
は、図示しない帯電器により帯電しており、その後に光
が照射されることにより、光が照射されていない領域と
の間に電位差が生じる。尚、ベルト状感光体3は、ルー
プ状になっている。
【0021】 現像ローラ4の近傍には、現像剤供給手段
2が配設されている。この現像剤供給手段2は、図示し
ない現像剤貯留部から現像剤を取り込み、現像ローラ4
の表面に液体現像剤を供給するものである。具体的に
は、現像ローラ4と第1のバックアップローラ5との接
触位置の上流側に、所定のパイプ状部材が設けられ、こ
のパイプ状部材から現像ローラ4に向けて液体現像剤が
供給される。
【0022】 また、スクイーズローラ7は、現像ローラ
4の下流側において、ベルト状感光体3に接触して配設
されている。ベルト状感光体3を挟んでスクイーズロー
ラ7に対向する位置には、第2のバックアップローラ6
が配設されている。この第2のバックアップローラ6
は、スクイーズローラ7と共にベルト状感光体3を挟持
する。尚、ベルト状感光体3は、図中の矢印方向に移動
しており、表面には静電潜像が形成されている。
【0023】 スクイーズローラ7の近傍には、所定のブ
レード8が配設されている。このブレード8は、スクイ
ーズローラ7の表面に付着した液体現像剤を除去するた
めのものである。スクイーズローラ7の表面は、弾性を
有するゴム層からなる。このゴム層の材質としては、例
えばウレタン、EPDM或いはニトリルゴムなどであ
る。
【0024】 また、現像ローラ4及びスクイーズローラ
7の近傍には、クリーニングローラ1が配設されてい
る。このクリーニングローラ1は、現像ローラ4及びス
クイーズローラ7に付着している液体現像剤を除去する
ためのものである。このクリーニングローラ1は、綿な
どの不織布を巻いたローラである。但し、この他、ウレ
タンの発泡ローラ、アクリル、ナイロン、レーヨンなど
のブラシローラであってもよい。
【0025】 次に、以上のように構成された参考例たる
画像形成装置Pの動作及び作用について説明する。ベル
ト状感光体3は、光が照射されていない領域、即ち、非
画像部の電位は約600V程度であり、光が照射された
画像部の電位は約50〜120V程度の範囲となってい
る。そして、現像材供給手段2から、現像ローラ4の表
面にトナーとキャリアの混合された液体現像剤が供給さ
れ、現像ローラ4は、図中矢印の方向に回転しながら、
その表面に液体現像剤の液層が形成される。
【0026】 現像ローラ4とベルト状感光体3の表面と
は、約100μm〜200μm程度の距離を保って対向
しており、ベルト状感光体3は、第1のバックアップロ
ーラ5及び第2のバックアップローラ6に沿って搬送さ
れる。これにより、ベルト状感光体3の表面の静電潜像
は、現像ローラ4上の液体現像剤によって現像される。
【0027】 ベルト状感光体3上において、現像された
直後のトナー像のトナーの濃度は液体現像剤の全体量に
対して20〜50%程度である。そして、ベルト状感光
体3の進行に伴い、スクイーズローラ7によって余分な
液体現像剤が除去される。このとき、スクイーズローラ
7は、ベルト状感光体3に対し、約1〜2kgf/cm
2 の圧力で接触している。このため、主に余分なキャリ
アが除去され、ベルト状感光体3の表面に残るトナーの
濃度は50〜80%程度となる。このとき、トナー同士
の凝集力により、トナー自体が液体から半固体に変化
し、ベルト状感光体3上において半固定化される。
【0028】 上記したように、スクイーズローラ7はウ
レタン、EPDM、ニトリルゴムなどの弾性体を有する
ゴム層を表面に持つゴムローラである。そして、そのゴ
ム層の硬度は、ショア30度〜60度で、ベルト状感光
体3に対する接触圧力は、単位長さあたり200〜50
0gf/cmである。但し、これらの値は一例であり、
用いる各ローラの大きさや長さに応じて適切に選択する
必要がある。
【0029】 以上の工程により適切なトナー像がベルト
状感光体3の表面に形成される。そして、更にこのベル
ト状感光体3が搬送され、図示しない転写部において、
印字用紙にトナー像が転写される。そして、トナー像が
転写された後には、再びベルト状感光体3が搬送され、
次の画像形成に用いられる。
【0030】 ところで、上記したように、現像ローラ4
とスクイーズローラ7は直接液体現像剤に接触する。こ
のため、現像ローラ4及びスクイーズローラ7の表面
は、余分な液体現像剤が付着している。このため、クリ
ーニングローラ1によって表面を清浄にする。
【0031】 クリーニングローラ1は、上記したよう
に、綿繊維などからなる不織布を巻いたローラか、ある
いはウレタンの発泡ローラ、アクリル、ナイロン、レー
ヨンなどのブラシローラからなる。そして、現像ローラ
4等に接触しながら回転し、対向している現像ローラ
4、スクイーズローラ7の表面を摩擦することによって
表面の固着したトナーを除去する。
【0032】 このように、参考例では、1つのクリーニ
ングローラ1で現像ローラ4及びスクイーズローラ7の
清浄化を同時に行っている。このため、部品点数を増加
させることなく、ブレード8だけで液体現像剤を除去す
る場合と比較して、効率的にクリーニング作業が行え
る、という特別の効果を奏する。
【0033】 次に、本発明の実施形態について説明す
る。本実施形態においては、現像工程時には、クリーニ
ングローラ1は、スクイーズローラ7に接触しないよう
になっている。なぜなら、スクイーズローラ7はベルト
状感光体3に接触して従動しており、回転負荷トルクが
大きくなると、ベルト状感光体3と同じ周速度で回転で
きなくなり、表面に形成されているトナー画像を乱して
しまうからである。
【0034】 このため、スクイーズローラ7のクリーニ
ングは、印字工程の終了後に行うようになっている。具
体的には、クリーニングローラ7は、回転軸が移動でき
るように、リンク構造10で支持されている。即ち、ク
リーニングローラ1は、現像ローラ4を中心として揺動
するように構成されている。尚、現像ローラ4とクリー
ニングローラ1とは、支持ユニット13に支持されてお
り、同時に上下動するようになっている。
【0035】 また、スクイーズローラ7とブレード8は
同一のスクイーズ支持ユニット15に支持されており、
このスクイーズローラ7等を支持するスクイーズ支持ユ
ニット15も上下動できるようになっている。従って、
上記した現像ローラ4等を支持する支持ユニット13
と、スクイーズローラ7等を支持するスクイーズ支持ユ
ニット15は相互に別個に上下動することができる。
【0036】 ここで、印字工程の終了時の動作を図2〜
図4に示す。図2は、現像ローラ4が現像位置から後退
し、ベルト状感光体3から離間している状態を示してい
る。一方、スクイーズローラ7はベルト状感光体3に接
触している。これは、印字工程の後にもベルト感光体3
上には液体現像剤が残留している場合があり、スクイー
ズローラでこの液体現像剤を除去するためである。残留
している液体現像剤を除去するために、スクイーズロー
ラ7はベルト状感光体の搬送方向とは逆となる方向に回
転する。
【0037】 スクイーズローラ7でベルト状感光体3の
表面の液体現像剤を除去している時に、クリーニングロ
ーラ1はスクイーズローラ7に接触している。このと
き、スクイーズローラ7とクリーニングローラ1は、共
に同方向(図2においては時計周り)に回転しているた
め、両者の接触部においては、スクイーズローラ7とク
リーニングローラ1の表面は相互に接触しながら逆方向
に移動することとなる。これにより、効率的にスクイー
ズローラ7の表面から、液体現像剤が除去される。
【0038】 また、スクイーズローラ7の近傍には、上
記したブレード8が配設されている。このブレード8
は、スクイーズローラ7の全長と同程度の長さを有して
おり、必要に応じてスクイーズローラ7と接触する。そ
して、スクイーズローラ7の表面に付着している液体現
像剤を除去する。ブレード8は弾性を有しており、固形
化した現像剤をある程度除去することができる。
【0039】 クリーニングローラ1は、上記したスクイ
ーズローラ7の液体現像剤を除去すると同時に、現像ロ
ーラ4とも接触し、この現像ローラ4上の液体現像剤を
再分散して除去する。以上の動作を0.5秒〜1.5秒
程度行うことで、液体現像剤の除去が終了する。
【0040】 液体現像剤の除去が終了した後は、図3に
示すように、現像ローラ4及びスクイーズローラ7は両
方ともベルト状感光体3から離れる。そして、次の印字
指令がなされるまで各構成部材は待機している。
【0041】 また、図4は、本実施形態の通常印字時の
状態を示す断面図である。この図4に示すように、通常
印字時は、クリーニングローラ1はスクイーズローラ7
と接触せず、現像ローラ4の表面のみと接触している。
このため、クリーニングローラ1は現像ローラ4の表面
をクリーニングする。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、画像形成
装置において、クリーニングローラを設け、現像ローラ
とスクイーズローラの両方の表面を摩擦することによ
り、現像ローラ及びスクイーズローラの表面に固着した
液体現像剤(トナー)を再分散して除去することによ
り、長期間にわたり画像品質を保つことができる、とい
う優れた効果を生じる。
【0043】 また、一つのクリーニングローラで現像ロ
ーラとスクイーズローラの両方をクリーニングすること
ができるので、画像形成装置内のスペース効率を高める
ことができると共に、クリーニングのための部品点数の
増加も最小限に抑えることができる。
【0044】 また、クリーニングローラは、現像ローラ
と接すると共に同方向に回転する。このため、クリーニ
ングローラと現像ローラとの接触点においては、両ロー
ラは相互に反対方向の周速度を有している。このため、
現像ローラの表面から残留している現像剤を効率的に除
去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の参考例を示す断面図である。
【図2】本発明の実施形態を示す断面図であり、現像ロ
ーラがベルト状感光体から離間している状態を示す。
【図3】図2に開示した画像形成装置を示す断面図であ
り、スクイーズローラがベルト状感光体から離間してい
る状態を示す。
【図4】図2に開示した画像形成装置を示す断面図であ
り、現像ローラ及びスクイーズローラがベルト状感光体
に接触し、クリーニングローラがスクイーズローラから
離間している状態を示す。
【符号の説明】
1 クリーニングローラ 2 現像剤供給手段 3 ベルト状感光体 4 現像ローラ 7 スクイーズローラ 8 ブレード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 13/10 - 13/11 G03G 15/10 - 15/11

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に静電潜像が形成される感光体と、
    この感光体に近接して当該感光体の表面に液体現像剤を
    供給する現像ローラと、前記感光体に常時接触し従動す
    ると共に前記現像ローラの下流側に配設されるスクイー
    ズローラとを備えた画像形成装置において、 前記スクイーズローラの近傍に、当該スクイーズローラ
    の表面に接触するクリーニングローラを備えると共に、
    このクリーニングローラを前記スクイーズローラに対し
    て近接離間させるリンク機構を備え 、 前記クリーニングローラは、印字工程終了後所定時間だ
    けスクイーズローラに接触し、同時に前記スクイーズロ
    ーラは前記感光体に抗して逆回転を行うことを特徴とし
    た画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記感光体はベルト状であることを特徴
    とした請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記クリーニングローラは、前記現像ロ
    ーラと接すると共に同方向に回転することを特徴とする
    請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記スクイーズローラは、弾性体を有す
    るゴム層を表面に有することを特徴とする請求項1,2
    又は3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記ゴム層は、ウレタン,エチレン−プ
    ロピレンジエンモノマー若しくはニトリルゴムからなる
    ことを特徴とした請求項4記載の画像形成装置。
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