JP2002031956A - 湿式画像形成装置 - Google Patents

湿式画像形成装置

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JP2002031956A
JP2002031956A JP2000218899A JP2000218899A JP2002031956A JP 2002031956 A JP2002031956 A JP 2002031956A JP 2000218899 A JP2000218899 A JP 2000218899A JP 2000218899 A JP2000218899 A JP 2000218899A JP 2002031956 A JP2002031956 A JP 2002031956A
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Japan
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roller
cleaning
developing
width
blade
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English (en)
Inventor
Tomoya Kusayanagi
智哉 草柳
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Niigata Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
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Niigata Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デベブレードおよびクリーニングブレードを
クリーニングする能力を損なうことなく、スクイーズロ
ーラに付着したトナー粒子を完全に除去する。 【解決手段】 ベルト状感光体B上に形成された静電潜
像を現像するデベローラ1と、ベルト状感光体B上の余
剰な液体現像剤を除去するスクイーズローラ3と、スク
イーズローラ3に付着したトナー粒子を除去するクリー
ニングローラ4と、デベブレード2およびクリーニング
ブレード5に付着したトナー粒子を除去するブラシロー
ラ6とを備える湿式画像形成装置において、各ローラ幅
は、デベローラ1<スクイーズローラ3<ブラシローラ
6<クリーニングローラ5となるように設定する。これ
により、スクイーズローラ3とクリーニングローラ5間
に形成されたメニスカスにトナー粒子含有率が高い液体
現像剤が供給されるのを防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を利
用したプリンタ等の湿式画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の湿式画像形成装置におけ
る各ローラ幅の一例を示す図であって、図5(a)は、
画像形成部の上面図、同図(b)は、同図(a)の側面
図である。図5(a),(b)を参照すると、従来、こ
の種の湿式画像形成装置の画像形成部は、感光体上に形
成された静電潜像を現像するための所定方向に回転する
デベローラ11と、デベローラ11に付着したトナー粒
子を除去するデベブレード12と、感光体の移動に従動
して感光体上の余剰な液体現像剤を絞り取るスクイーズ
ローラ13と、スクイーズローラ13に付着したトナー
粒子を除去するクリーニングローラ14と、クリーニン
グローラ14に付着したトナー粒子を除去するクリーニ
ングブレード15と、デベブレード12とクリーニング
ブレード15に付着したトナー粒子を除去するブラシロ
ーラ16とを含んで構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
湿式画像形成装置では、ブラシローラ16の幅とクリー
ニングローラ14の幅とが同じ大きさであり、ブラシロ
ーラ16のブラシがクリーニングローラ14に接触する
ように食い込ませると、ブラシが押し広がってクリーニ
ングローラ14のローラ部端面に接触していた(図5
(a)のA部)。
【0004】そのため、リザーバ内にあるトナー粒子の
含有率が高い液体現像剤がクリーニングローラ15の端
面に供給され(図5(b)のB部)、それがクリーニン
グローラ15の表面に回り込み(図5(b)のC部)、
クリーニングローラ15の回転による搬送力により、ス
クイーズローラ13とクリーニングローラ4と間に形成
されているメニスカスにトナー粒子の含有率が高い液体
現像剤が供給されてしまうことがあった(図5(b)の
D部)。
【0005】このような問題を解決する方法として、予
めブラシが押し広がる量を考慮してブラシローラ幅を狭
くすることも考えられるが、これは、ブラシローラの部
品寸法精度、組み立て精度上からみて実現不可能であ
る。
【0006】一方、スクイーズローラとクリーニングロ
ーラとの間に形成されているメニスカスにトナー粒子の
含有率が高い液体現像剤、すなわち電気伝導度が高い液
体現像剤が供給されると、メニスカス部の電気抵抗は小
さくなるが、そのとき、スクイーズローラのクリーニン
グ能力は、スクイーズローラ表面とクリーニングローラ
間の電界強度で決定され、次のような式が成り立つ。
【0007】E=(Rm /(Rsqz +Rm ))×(1/
d)×(Vsqz −Vcl) ここで、E:電界強度[V/cm] Rm :メニスカス部の電気抵抗[Ω] Rsqz :スクイーズローラゴム部の電気抵抗[Ω] d:スクイーズローラとクリーニングローラ間のギャッ
プ[cm] Vsqz :スクイーズバイアス電圧[V] Vcl:クリーニングバイアス電圧[V] とする。
【0008】上式から判るように、メニスカス部の電気
抵抗が小さくなると、電界強度は弱くなり、スクイーズ
ローラを十分クリーニングすることができなくなる。従
って、この場合には、スクイーズローラとクリーニング
ローラと間の電位差を大きくすれば、電界強度は強くな
るが、あまり電位差を大きくするとアーク放電が発生
し、スクイーズローラゴム部が破壊されてしまうという
問題がある。
【0009】本発明の目的は、装置内の各ローラ幅をそ
れぞれ適切に設定することにより、スクイーズローラと
クリーニングローラ間に形成されたメニスカスにトナー
粒子含有率が高い液体現像剤が供給されるのを防ぐとと
もに、デベブレードおよびクリーニングブレードをクリ
ーニングする能力を損なうことなく、スクイーズローラ
に付着したトナー粒子を完全に除去可能な湿式画像形成
装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、形成された静
電潜像を有して走行するベルト状感光体と、ローラ支持
体に支持されて所定方向に回転しベルト状感光体上に形
成された静電潜像を現像するデベローラと、デベローラ
に付着したトナー粒子を除去するデベブレードと、ロー
ラ支持体に回転自在に支持されベルト状感光体に従動し
てベルト状感光体上の余剰な液体現像剤を除去するスク
イーズローラと、ローラ支持体に回転自在に支持されス
クイーズローラに付着したトナー粒子を除去するクリー
ニングローラと、クリーニングローラに付着したトナー
粒子を除去するクリーニングブレードと、ローラ支持体
に回転自在に支持されデベブレードおよびクリーニング
ブレードに付着したトナー粒子を除去するブラシローラ
とを備える湿式画像形成装置において、スクイーズロー
ラは、ローラ部の幅がデベローラのローラ部の幅よりも
広いことを特徴とする。
【0011】クリーニングローラは、ローラ部の幅がス
クイーズローラのローラ部の幅よりも広いことを特徴と
し、ブラシローラは、デベローラ,デベブレード,クリ
ーニングローラ,クリーニングブレードに対して常に接
触することを特徴とする。さらに、ブラシローラは、ク
リーニングブレードの幅に対応させ、かつスクイーズロ
ーラの幅よりも広くすることを特徴とする。
【0012】クリーニングブレードの幅は、クリーニン
グローラの幅よりも広くし、かつクリーニングローラの
幅よりも外側のクリーニングブレードはクリーニングロ
ーラ表面に接触する部分よりも長くすることを特徴とす
る。
【0013】また、本発明の湿式画像形成装置におい
て、各ローラの幅は、(デベローラ)<(スクイーズロ
ーラ)<(ブラシローラ)<(クリーニングローラ)に
設定されていることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】次ぎに、本発明について図面を参
照して説明する。図1は、本発明の湿式画像形成装置
(印字時)を示す概略断面図である。図2は、本発明の
湿式画像形成装置(装置停止時)を示す概略断面図であ
る。図3は、本発明の湿式画像形成装置内の各ローラ幅
を示す図である。
【0015】本実施例は、電子写真印刷装置に装備さ
れ、ベルト状感光体B上に形成された静電潜像を可視像
化する湿式画像形成装置である。この湿式画像形成装置
は、ベルト状感光体B上に形成された静電潜像を現像す
るために、所定方向に回転するデベローラ(現像ロー
ラ)1と、デベローラ1に付着したトナー粒子T′を除
去するデベブレード2と、ベルト状感光体Bに従動して
ベルト状感光体B上の余剰な液体現像剤Tを絞り取るス
クイーズローラ3と、スクイーズローラ3に付着したト
ナー粒子T′を除去するクリーニングローラ4と、クリ
ーニングローラ4に付着したトナー粒子T′を除去する
クリーニングブレード5と、デベブレード2とクリーニ
ングブレード5に付着したトナー粒子T′を除去するブ
ラシローラ6と、印字中にブラシローラ6の一部が液体
現像剤Tに浸るように液体現像剤Tを溜めておくリザー
バ7とを備えている。
【0016】続いて、各部を詳細に説明すると、まず、
デベローラ1は円筒状の金属部材で構成され、デベロー
ラ1の両端にある図示していないローラ支持体に回転自
在に支持されている。印字動作中、デベローラ1のシャ
フト端部より現像バイアス電圧が印可され、ベルト状感
光体Bと微少な間隙(約150[μm])を保った位置に
配置されるとともに、図1中の矢印b方向に図示されて
いないモータで駆動回転し、マニフォールド8から供給
された液体現像剤Tをこの微少な間隙に搬送してベルト
状感光体B上に形成された静電潜像を現像する。印字動
作が終了して装置が停止する直前には、ベルト状感光体
Bから大きく離れる(図2参照)。
【0017】デベブレード2は、デベローラ1のローラ
部と同じ幅の板状プラスチック部材(例えば、Esterlam
International社製のEsterlam Doctor Blade )で構成
されており、常時デベローラ1にリーディングエッジで
接触し、デベローラ1に付着したトナー粒子T′を取り
除く。
【0018】スクイーズローラ3は、ローラ部が半導電
性ウレタンゴム(抵抗率:1×10 5 〜1×109 [Ω
・cm])、シャフト部が金属部材で構成され、スクイ
ーズローラ3の両端にある図示していないローラ支持体
に回転自在に支持されている。このスクイーズローラ3
のローラ部の幅(ウレタンゴム部の幅)は、デベローラ
1のローラ部の幅よりも広くなっている。
【0019】印字動作中、スクイーズローラ3のシャフ
ト端部よりスクイーズバイアス電圧が印可され、図示し
ていないローラ支持体に収められた圧縮コイルスプリン
グにより、ベルト状感光体Bに所定の力(30[kg
f])で押し付けられ、図1中の矢印c方向にベルト状
感光体Bとの摩擦力により従動回転して、ベルト状感光
体B上の余剰な液体現像剤Tを絞り取る。そして、印字
動作が終了して装置が停止する直前には、スクイーズロ
ーラ3はベルト状感光体Bから大きく離れる(図2参
照)。
【0020】クリーニングローラ4は、円筒状の金属部
材で構成されており、クリーニングローラ4の両端にあ
る図示していないローラ支持体に回転自在に支持され、
スクイーズローラ3と微少な間隙(約150[μm])を
常に保った位置に配置されている。そして、クリーニン
グローラ4のローラ部の幅は、スクイーズローラ3のロ
ーラ部の幅よりも広くなっている。印字動作中、クリー
ニングローラ4のシャフト端部よりクリーニングバイア
ス電圧が印可され、図1中の矢印d方向に図示されてい
ないモータで駆動回転し、スクイーズローラ3に付着し
たトナー粒子T′を除去する。
【0021】クリーニングブレード5は、クリーニング
ローラ4のローラ部と同じ幅の板状プラスチック部材
(例えば、Esterlam International社製のEsterlam Doc
tor Blade )で構成されており、常時クリーニングロー
ラ4にリーディングエッジで接触し、クリーニングロー
ラ4に付着したトナー粒子T′を取り除く。
【0022】ブラシローラ6は、デベローラ1,デベブ
レード2,クリーニングローラ4,クリーニングブレー
ド5に常に接触するように、ブラシローラ6の両端にあ
る図示していないローラ支持体に回転自在に支持されて
いる。ブラシローラ6は、シャフト部が金属部材、ロー
ラ部がナイロン繊維で構成されている。そして、ブラシ
ローラ6のブラシ部の幅は、クリーニングローラ4のロ
ーラ部の幅よりも狭く、スクイーズローラ3のローラ部
の幅より広くなっている。
【0023】すなわち、湿式画像形成装置内の各ローラ
の幅は、図3に示すように、(デベローラ1)<(スク
イーズローラ3)<(ブラシローラ6)<(クリーニン
グローラ4)となるように設定する。
【0024】ブラシローラ6は、印字動作中には、その
シャフト端部よりクリーニングバイアス電圧と同じバイ
アス電圧が印可され、図1中の矢印e方向に図示されて
いないモータで駆動回転し、デベローラ1およびクリー
ニングローラ4に付着したトナー粒子T′の一部を取り
除くとともに、デベブレード2とクリーニングブレード
5に付着したトナー粒子T′を取り除く。
【0025】リザーバ7は、板状金属部材で構成されて
おり、印字動作中は液体現像剤Tが溜まり、ブラシロー
ラ6の一部が液体現像剤Tに浸るようになっている。デ
ベブレード2およびクリーニングブレード5からブラシ
ローラ6が取り除いたトナー粒子T′は、リザーバ7に
溜められた液体現像剤Tに再分散される。
【0026】印字動作が終了すると、リザーバ7の底面
にある穴から液体現像剤Tは流れ出し、リザーバ7の中
は空になる(印字動作中は、リザーバ7の底面にある穴
から液体現像剤Tが流れ出す量より、リザーバ7に入っ
てくる量の方が多いため、リザーバ7内には液体現像剤
Tが溜まる)。印字動作中、リザーバ7には、クリーニ
ングバイアス電圧と同じバイアス電圧が印可されてい
る。
【0027】続いて、本実施例の動作について詳細に説
明する。
【0028】まず、印字のデータが入力されると、ベル
ト状感光体Bは図1中の矢印a方向に動き出し、図示さ
れていないスコロトロン帯電器により約+750[V]に
帯電される。その後、図示されていない液体現像剤循環
ポンプが作動して、マニフォールド8からデベローラ1
にプラスの極性に帯電した液体現像剤Tが供給され、同
時にデベローラ1,クリーニングローラ4,ブラシロー
ラ6は、図示されていないモータにより駆動回転する。
この時、デベローラ1,スクイーズローラ3には+43
0[V]、クリーニングローラ4,ブラシローラ6,リザ
ーバ7には−1070[V]のバイアス電圧がそれぞれ印
可される。
【0029】リザーバ7には液体現像剤Tが溜まり、ブ
ラシローラ6の一部は液体現像剤Tに浸る。そして、湿
式画像形成装置を上下動させる図示していないカムが回
転して、湿式画像形成装置を装置停止時の位置(図2参
照)から印字時の位置(図1参照)に上げる。
【0030】湿式画像形成装置が印字時の位置に上がる
と、デベローラ1はベルト状感光体Bと約150[μm]
の間隙を保った位置に配置され、スクイーズローラ3は
ローラ支持体に収められた圧縮コイルスプリングによ
り、30[kgf]の力でベルト状感光体Bに押し付けら
れる。
【0031】そうすると、マニフォールド8から供給さ
れた、プラスに帯電したトナー粒子T′を含有する液体
現像剤T(トナー粒子含有率3wt%)は、デベローラ
1が図1中の矢印b方向に回転することにより、ベルト
状感光体Bとデベローラ1の間隙(現像ニップ:約15
0μm)に搬送され、ベルト状感光体Bの電位約+75
0[V]とデベローラ1の電位+430[V]で形成された
電界により、液体現像剤T中の大部分のトナー粒子T′
はデベローラ1に付着し(逆現像現象)、現像ニップ通
過した液体現像剤T中のトナー粒子T′含有率は約0.
3wt%になる。
【0032】この現像ニップを通り過ぎたベルト状感光
体B上に付着している余剰な液体現像剤T(トナー粒子
含有率:0.3wt%)は、スクイーズローラ3で絞り
取られ、スクイーズローラ3とクリーニングローラ4と
の間の間隙(約150μm)にメニスカスが形成される
(スクイーズローラ表面を伝わって落ちてきたトナー粒
子含有率0.3wt%の液体現像剤でメニスカスを形
成)。
【0033】図示されていないレーザユニットにより露
光プロセスが行われ(露光部電位は約+150[V]にな
る)、ベルト状感光体B上に静電潜像が形成されると、
現像ニップに搬送されてきた液体現像剤Tにより、この
静電潜像はベルト状感光体B(露光部)とデベローラ1
間の電界(ベルト状感光体Bの露光部電位+150[V]
とデベローラ電位+430[V]の電位差)により現像さ
れる。
【0034】ベルト状感光体B上の未露光部は、逆現像
現象が発生して、デベローラ1にトナー粒子T′が付着
する。このデベローラ1の外周面上に付着したトナー粒
子T′は、デベローラ1にリーディングエッジで常時接
触しているデベブレード2により除去される。
【0035】現像後のベルト状感光体B上の余剰な液体
現像剤Tは、ローラ支持体に収められた圧縮コイルスプ
リングにより、ベルト状感光体Bに30[kgf]の力で
押しつけられたスクイーズローラ3によって絞り取ら
れ、ベルト状感光体B上の像はフィルム状になる。この
時、像を形成しているトナー粒子T′の一部がスクイー
ズローラ3の表面に付着するが、スクイーズローラ3に
対して150[μm]の間隙を保った位置に配置されたク
リーニングローラ4とスクイーズローラ3との間の電界
(スクイーズローラ電位+430[V]とクリーニングロ
ーラ電位−1070[V]の電位差)により、スクイーズ
ローラ3からクリーニングローラ4にトナー粒子T′は
付着し、スクイーズローラ3は完全にクリーニングされ
る。
【0036】クリーニングローラ4に付着したトナー粒
子T′は、クリーニングローラ4にリーディングエッジ
で常時接触しているクリーニングブレード5により除去
される。デベブレード2、クリーニングブレード5に付
着したトナー粒子T′は、ブラシローラ6により除去さ
れ、リザーバ7内に溜まっている液体現像剤T中に再分
散される。そして、リザーバ6の底面に開けられた穴か
ら重力によって流れ落ち、図示されていない液体現像剤
タンクに戻る。
【0037】液体現像剤タンクに戻った液体現像剤T
は、図示されていない液体現像剤循環ポンプにより、再
びマニフォールド8からデベローラ1に供給される。そ
して、ベルト状感光体B上のフィルム状となった像は、
さらに乾燥させる必要があるため、図示されていない乾
燥ユニット、次いで転写ユニットへと進んで像は紙に転
写される。
【0038】次ぎに、本発明の他の実施の形態について
説明する。図4は、本発明の他の実施の形態を示す図で
あって、図4(a)は、クリーニングローラの正面図、
同図(b)は、同図(a)の側面図である。図4
(a),(b)を参照すると、本実施例では、クリーニ
ングローラ4aのローラ部端面に液体現像剤が供給され
ないように、クリーニングブレード5aの幅をクリーニ
ングローラ4aの幅よりも広くし、かつ、クリーニング
ローラ幅よりも外側のクリーニングブレード5aはクリ
ーニングローラ表面に接触する部分よりも長くする。ま
た、ブラシローラ6aもクリーニングブレード5aの幅
に対応させて、クリーニングローラ4aの幅よりも広く
する。これにより、同様の効果を得ることができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、湿式画像
形成装置内の各ローラ幅の寸法を、(デベローラ)<
(スクイーズローラ)<(ブラシローラ)<(クリーニ
ングローラ)に設定することにより、スクイーズローラ
とクリーニングローラ間に形成されたメニスカスにトナ
ー粒子含有率が高い液体現像剤が供給されるのを防止で
き、デベブレードをクリーニングする能力およびクリー
ニングブレードをクリーニングする能力を損なうことな
く、スクイーズローラに付着したトナー粒子を完全に除
去できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の湿式画像形成装置(印字時)を示す概
略断面図である。
【図2】本発明の湿式画像形成装置(装置停止時)を示
す概略断面図である。
【図3】本発明の湿式画像形成装置内の各ローラ幅を示
す図である。
【図4】本発明の他の実施の形態を示す図である。
【図5】従来の湿式画像形成装置における各ローラ幅の
一例を示す図である。
【符号の説明】
B ベルト状感光体 T 液体現像剤 T′ トナー粒子 1 デベローラ 2 デベブレード 3 スクイーズローラ 4,4a クリーニングローラ 5,5a クリーニングブレード 6,6a ブラシローラ 7 リザーバ 8 マニフォールド 11 デベローラ 12 デベブレード 13 スクイーズローラ 14 クリーニングローラ 15 クリーニングブレード 16 ブラシローラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 形成された静電潜像を有して走行するベ
    ルト状感光体と、ローラ支持体に支持されて所定方向に
    回転し前記ベルト状感光体上に形成された静電潜像を現
    像するデベローラと、前記デベローラに付着したトナー
    粒子を除去するデベブレードと、ローラ支持体に回転自
    在に支持され前記ベルト状感光体に従動してベルト状感
    光体上の余剰な液体現像剤を除去するスクイーズローラ
    と、ローラ支持体に回転自在に支持され前記スクイーズ
    ローラに付着したトナー粒子を除去するクリーニングロ
    ーラと、前記クリーニングローラに付着したトナー粒子
    を除去するクリーニングブレードと、ローラ支持体に回
    転自在に支持され前記デベブレードおよび前記クリーニ
    ングブレードに付着したトナー粒子を除去するブラシロ
    ーラとを備える湿式画像形成装置において、前記スクイ
    ーズローラは、ローラ部の幅がデベローラのローラ部の
    幅よりも広いことを特徴とする湿式画像形成装置。
  2. 【請求項2】 クリーニングローラは、ローラ部の幅が
    スクイーズローラのローラ部の幅よりも広いことを特徴
    とする請求項1記載の湿式画像形成装置。
  3. 【請求項3】 ブラシローラは、デベローラ,デベブレ
    ード,クリーニングローラ,クリーニングブレードに対
    して常に接触することを特徴とする請求項1記載の湿式
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】 ブラシローラは、クリーニングブレード
    の幅に対応させ、かつスクイーズローラの幅よりも広く
    することを特徴とする請求項1記載の湿式画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 クリーニングブレードの幅は、クリーニ
    ングローラの幅よりも広くし、かつクリーニングローラ
    の幅よりも外側のクリーニングブレードはクリーニング
    ローラ表面に接触する部分よりも長くすることを特徴と
    する請求項1記載の湿式画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の湿式画像形成装置におい
    て、前記各ローラの幅は、(デベローラ)<(スクイー
    ズローラ)<(ブラシローラ)<(クリーニングロー
    ラ)に設定されていることを特徴とする湿式画像形成装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7039343B2 (en) * 2001-07-06 2006-05-02 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus using a developing liquid

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US7039343B2 (en) * 2001-07-06 2006-05-02 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus using a developing liquid

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