JPH1135185A - 転写搬送装置 - Google Patents

転写搬送装置

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JPH1135185A
JPH1135185A JP9188615A JP18861597A JPH1135185A JP H1135185 A JPH1135185 A JP H1135185A JP 9188615 A JP9188615 A JP 9188615A JP 18861597 A JP18861597 A JP 18861597A JP H1135185 A JPH1135185 A JP H1135185A
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transfer belt
cleaning blade
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blade
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JP9188615A
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English (en)
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Mikio Ishibashi
幹生 石▲橋▼
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】転写ベルトを清掃するクリーニングブレード両
端部の接触抵抗を小さくする手段を設けて効果的に長期
間に渡ってブレードめくれを起こさず、転写材の裏汚れ
のない良好な転写画像を得ることができる転写搬送装置
を提供する。 【解決手段】像担持体2と対向して配置された転写ベル
ト3と、該転写ベルト表面を清掃するクリーニングブレ
ード6Aを有し、転写材Sを保持した転写ベルト3を回
転する像担持体2に当接させて像担持体上のトナー像を
転写材Sへ転写させ、転写後の転写材を定着部に向けて
搬送し、転写材分離後の転写ベルト表面に残留したトナ
ーをクリーニングブレード6Aで清掃する構成の転写搬
送装置において、クリーニングブレード6Aの下流側で
該クリーニングブレードの両端部に相当する位置に、転
写ベルト3に接触して該転写ベルトとクリーニングブレ
ードの接触抵抗を小さくする潤滑剤を供給する手段16
を有する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の電子写真方式の画像形成装置に装
備される転写搬送装置に関し、特に転写ベルトで転写材
を保持・搬送して像担持体上の画像を転写材に転写させ
る接触転写方式の転写搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファクシミリ、プリンター等の
電子写真方式の画像形成装置においては、像担持体であ
る感光体を帯電した後、露光装置により原稿像を直接露
光するか、あるいはレーザー走査光学系やLED光書込
光学系等により画像信号に応じた光書込を行い、感光体
上に静電潜像を形成し、該潜像を現像装置のトナーによ
り現像して顕像化し、この画像(トナー像)を転写紙や
フィルム等の転写材に転写する。そして転写後の転写材
を定着装置に搬送し、定着装置でトナー像を転写材に定
着して画像を得ている。このような画像形成装置におい
て、トナー像を転写材に転写させ、且つ転写後の転写材
を感光体から分離し、定着装置に搬送する装置として、
転写ベルトを用いた転写搬送装置が知られている。
【0003】転写搬送装置の転写ベルトは、ゴム系材料
等の弾性部材からなる無端状で中抵抗のベルト走行体で
あり、駆動ローラや従動ローラ等の複数のローラに張架
されて感光体に対向配置され、転写時には転写紙等の転
写材を保持した転写ベルトが感光体に当接され、感光体
との転写ニップ部で転写材を挾持搬送すると共に、転写
ベルトの裏面側に配設されたバイアス印加手段(バイア
ス印加ローラ、バイアス印加ブラシ等)への高電圧印加
により感光体上のトナー像を転写材へ転写させ、転写後
の転写材を感光体から分離して定着部に向けて搬送する
ようになっている。また、転写搬送装置では、感光体の
非画像部に付着しているトナー等や転写材からの紙粉等
が転写ベルト上に転写されてしまうため、一般的に転写
ベルトには、転写材分離後の転写ベルト表面に残留した
トナーや紙粉を除去するためにクリーニング手段が設け
られている。このクリーニング手段としては様々なもの
が考えられるが、コスト面等の制約もあり、弾性のある
クリーニングブレードを用いたブレードクリーニング方
式が一般的である。
【0004】クリーニングブレードを用いたブレードク
リーニング方式には、さらにカウンターブレード方式と
リーディングブレード方式の2つがあり、小さな加圧力
で効果的にクリーニングできるカウンターブレード方式
が広く使われている。このカウンターブレード方式は効
果的である反面、転写ベルトとの摩擦係数が高くなって
しまった時にクリーニングブレードが転写ベルトに巻き
込まれてしまうという欠点がある。クリーニングブレー
ドの巻き込みが起こると、転写ベルトが十分にクリーニ
ングされず、結果として転写材の裏面が汚れてしまうと
いう問題や、過度の力でクリーニングブレードが転写ベ
ルトに加圧されて転写ベルトが損傷するという問題など
がある。このため、従来から様々な対処法が開発されて
きた。
【0005】例えば、特開平7−319359号公報に
は、感光体に接触しながら回転する被クリーニング回転
体(例えば転写ベルト)にクリーニングブレードを押し
当ててクリーニングを行うクリーニング装置において、
特に両端部においてクリーニングブレードがめくれを生
ずることを防ぐことを目的として、転写ベルトに、その
ローラ巻付け部でクリーニングブレードを押し当てると
ともに、そのブレードの両端部の上流位置でブラシ部材
からなる現像剤保持部材を押し当ててなり、そして、駆
動時、転写ベルトの回転にともない、その両端部に付着
する現像剤の量が多いときは、それを現像剤保持部材で
拭き取り、少ないときはその拭き取った現像剤を現像剤
保持部材で転写ベルトに付着し、その両端部において現
像剤がない場合をなくして転写ベルトに対する摩擦力を
低減することが記載されている。
【0006】また、転写ベルトのクリーニングではない
が、電子写真装置の感光体のクリーニング手段にブレー
ド方式を用い、そのブレードエッジの巻き込みや異常摩
耗等を防止する技術として、例えば、特開平5−613
1号公報には、感光体表面をクリーニングするクリーニ
ングブレード両端の巻き込みを防止することを目的とし
て、クリーニングブレードが両端部で巻き込まないよう
にブレードの両端部に色々なトナー溜りを作り、感光体
との摩擦抵抗を下げることが記載されている。さらに、
特開平2−289885号公報には、感光体表面をクリ
ーニングするクリーニングブレードのブレードエッジの
破損や異常摩耗を防止することを目的として、特定のタ
イミングでクリーニングブレード両端部に相当する位置
で、感光体の電界を消去するイレーサの電源をOFFに
することで、トナーをブレードエッジに供給し摩擦抵抗
を下げることが記載されている。さらにまた、特開平8
−152811号公報には、感光体を接触式に帯電する
とともに、ゴムブレードにより清掃を行う電子写真装置
等において、ゴムブレードと感光体表面の摩擦力が大き
く、ブレード反転をしたりすることを防止することを目
的として、感光体表面の十点平均粗さRzが0.3μm
以上2.0μm以下であるとして、ブレードと感光体表
面との摩擦力を低減し、良好な画像を得ることが記載さ
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述の特開平7−31
9359号公報記載の技術では、クリーニングブレード
のエッジ部に対して常にトナーが供給されるように、ク
リーニング部手前で転写ベルトにブラシ状あるいはスポ
ンジ状の現像剤保持部材を押し付けているが、この方法
では低摩擦化には効果があると考えられるが、常にベル
ト上のトナーを集めることになり、汚れやトナー飛散の
危険を持っている。また、特開平2−289885号公
報記載の技術でも、クリーニングブレードのエッジ部に
対して常にトナーが供給されるように、感光体の非画像
領域をイレースするイレーサーの電源をOFFにしてト
ナーが付着するようにしている。上記2つの従来技術に
共通していることであるが、クリーニングブレードのエ
ッジ部にトナーを供給することは低摩擦化に対して効果
があるが、正確にブレードエッジにトナーが供給される
ようにブレード位置を正確に定めなくてはならない。も
しブレードの両端部とトナー供給位置とにずれが生じ、
ブレード外にトナーが供給されるとクリーニング不良と
なる。
【0008】特開平5−6131号公報記載の技術で
は、一般的にめくれの起きやすいクリーニングブレード
のエッジ部にトナーを溜めるような構成を持ち、摩擦抵
抗を下げる工夫がなされている。この方式では、常時使
用している環境では問題はないが、クリーニングブレー
ドは消耗品であるために、一般的にめくれの危険が最も
高いブレードの交換直後にはトナーが全くないという状
態になり、めくれに対して余裕度が小さくなってしま
う。
【0009】特開平8−152811号公報記載の技術
では、一般的なクリーニングの条件である表面粗さを規
定している。しかし、経時劣化によって、感光体とブレ
ードの摩擦が高くなればクリーニング条件も変わり、中
央部よりもエッジ部が比較的めくれが起きやすくなる
が、それに対しては対処していない。
【0010】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、転写ベルトとその転写ベルト表面を清掃するクリ
ーニングブレードを有する転写搬送装置において、クリ
ーニングブレード両端部の接触抵抗を小さくする手段を
設けて、効果的に長期間にわたってブレードめくれを起
こさず、転写材の裏汚れのない良好な転写画像を得るこ
とを目的とする。また、クリーニングブレード両端部の
接触抵抗を小さくする手段を長寿命化して、より効果的
に長期間にわたってブレードめくれを起こさず、転写材
の裏汚れのない良好な転写画像を得ることを目的とす
る。さらにまた、クリーニングブレード両端部の接触抵
抗を小さくする手段を簡略化、長寿命化して、より効果
的に長期間にわたってブレードめくれを起こさず、転写
材の裏汚れのない良好な転写画像を得ることを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、像担持体と対向して配置さ
れた無端状で中抵抗の転写ベルトと、その転写ベルトの
裏面側に配設されたバイアス印加手段と、前記転写ベル
ト表面を清掃するクリーニングブレードを有し、転写材
を保持した転写ベルトを回転する像担持体に当接させて
前記バイアス印加手段への高電圧印加により像担持体上
のトナー像を転写材へ転写させ、転写後の転写材を定着
部に向けて搬送し、転写材分離後の転写ベルト表面に残
留したトナーを前記クリーニングブレードで清掃する構
成の転写搬送装置において、前記クリーニングブレード
の下流側で該クリーニングブレードの両端部に相当する
位置に、転写ベルトに接触して該転写ベルトとクリーニ
ングブレードの接触抵抗を小さくする潤滑剤を供給する
潤滑剤供給手段を有する構成としたものである。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の転
写搬送装置において、潤滑剤供給手段が転写ベルトに対
して接離する手段を有する構成としたものである。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1記載の転
写搬送装置において、転写ベルトを上下して像担持体に
対して接離する手段を有し、潤滑剤供給手段は固定さ
れ、転写ベルトの上下により潤滑剤供給手段が接離する
構成としたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0015】まず本発明に係る転写搬送装置の基本構成
及び動作の一例について説明する。図4は本発明に係る
転写搬送装置を備えた画像形成装置の要部構成の説明図
である。図4において、転写搬送装置1は、ドラム状の
感光体2からの現像画像を転写するために一対のローラ
4,5に巻き掛けられている転写ベルト3、該転写ベル
ト3を感光体2に対して接離させるDCソレノイド8と
接離レバー9、転写ベルト3に転写バイアスを印加する
転写バイアスローラ11、及び転写ベルト3の電荷を除
電する接触板13とを備えている。また、転写ベルト3
の表面に付着する残留トナーや転写紙Sの紙粉を機械的
に掻き落とすクリーニングブレード6Aを有するクリー
ニング装置6を備えている。
【0016】ローラ5は、図示しない駆動モータと歯車
等を介して連結され回転駆動するようになっており駆動
ローラとなっている。転写ベルト3は、その駆動ローラ
5の回転に従動して感光体2との対向位置で転写紙Sの
搬送方向(図4(A)の矢印A方向)に移動することが
できるようになっている。転写ベルト3は、図5に示す
ように2層構造で構成されており、JISK6911に
準拠した測定による電気抵抗が、DC100V印加時に
おいて、表面コーティング層3bはベルト表面の表面抵
抗率が1×109Ω〜1×1012Ω、その内側の弾性層
3aの表面抵抗率が1×107Ω〜1×109Ωに、そし
てその体積抵抗率が5×108Ω・cm〜5×1010Ω・cm
に設定されているものである。
【0017】ローラ4,5は、ベルトユニットを構成す
る支持体7の側板部(図示せず)によって回転可能に支
持されている。支持体7は駆動ローラ5の支持軸5aを
支点として揺動可能となっており、該支持体7は、転写
ベルト3の転写位置側を制御板8Aからの信号により駆
動されるDCソレノイド8によって動作される。すなわ
ち、DCソレノイド8には、接離レバー9が連結されて
いて、この接離レバー9が支持体7を上下に動かして転
写ベルト6を感光体2に対して接離させるようになって
いる。尚、図4(A)は転写ベルト3を感光体2から離
間した状態を示しており、図4(B)は転写ベルト3を
感光体2に当接した転写時の状態を示している。
【0018】制御板8Aは、用紙搬送手段であるレジス
トローラ10によって感光体2に形成される画像の先端
位置との整合を採られた状態で搬送される転写紙Sの先
端が感光体2に接近すると、駆動信号を発してDCソレ
ノイド8を駆動するようになっている。従って、このD
Cソレノイド8の駆動により支持体7が感光体2に対し
て近接して、転写ベルト3が同感光体2に当接すること
により、感光体2との対向位置で転写紙Sを感光体2に
接触させながら搬送することのできるニップ部Bが形成
される。
【0019】上述したローラ4,5のうち、感光体3側
に位置するローラ4は、駆動側をなすローラ5に対する
従動ローラとして構成されており、また、ローラ4の表
面形状は、軸方向において両端が先細のテーパ状に形成
されていて、転写ベルト3の片寄りを防止するようにな
っている。ローラ4は金属などの導電性のローラであ
り、図4の例では前述したような電気抵抗の転写ベルト
3を支持しているだけで、電気的には他の導電部材とは
直接接続されていないが、必要に応じて転写制御板14
やアースに接続してもよい。また、駆動側のローラ5は
駆動の際の転写ベルト3に対するグリップ力を高める機
能からEPDMゴム、クロロプレーンゴム、あるいはシ
リコーンゴムなどの材質が選択されている。
【0020】転写バイアスローラ11は、転写ベルト3
の移動方向において転写位置(ニップ部B)よりも若干
下流側(図4において左側)で、転写ベルト3の内側に
接触するように設けられている。この転写バイアスロー
ラ11は、転写ベルト3に対して感光体2上のトナーの
帯電極性と逆極性の電荷を付与するための接触電極を構
成しており、転写バイアス電圧印加用の高圧電源12に
接続されている。尚、転写バイアスローラ11は転写位
置に設置してもよいが、中抵抗の転写ベルト3を用いる
ことで、転写位置から離れた場所から転写バイアスロー
ラ11で電圧を印加できる。
【0021】接触板13は、転写ベルト3の転写紙搬送
面でない、下側の、従動ローラ4近傍のベルト内面に配
置されており、これは転写ニップ上流側において転写紙
Sへ電荷注入するのを抑えている。また、この接触板1
3は、転写ベルト3上に流れる電流を帰還電流として検
出するためのものであり、この電流の検出によって転写
バイアスローラ11からの供給電流が制御される。この
ため、接触板13には、検出電流に応じて転写バイアス
ローラ11への供給電流を設定するための転写制御板1
4が接続されており、この転写制御板14は、高圧電源
12に接続されている。尚、接触板13の配置位置は従
動ローラ4近傍のベルト内面とは限らず、駆動ローラ5
近傍のベルト内面等、他の位置でもよい。また、接触板
13を従動ローラ4の近傍に設ける代わりに導電性の従
動ローラ4を転写制御板14と電気的に接続する構成と
してもよい。
【0022】このような転写搬送装置1においては、図
4(B)に示すように、レジストローラ10から転写紙
Sが繰り出されるのに合わせて、支持体7が転写ベルト
3を感光体2に接近させる態位を設定され、感光体2と
の間で転写紙Sの搬送方向に沿った長さに相当する幅4
〜8mm程度のニップ部Bを形成する。
【0023】一方、感光体2は、その表面が例えば、−
800Vに帯電した状態とされ、図6に示すように、こ
の表面にプラス帯電のトナーを静電的に吸着した状態で
ニップ部に移動する。そして、感光体2は、ニップ部B
に至る前に感光体2近傍に配置され、感光体2表面の電
荷を弱める転写前除電ランプ(PTL)15によって表
面電位を低下させられる。図6では、帯電電荷の高さを
丸印の大きさによって表わしてあり、転写前除電ランプ
15によって帯電電荷が少なくなっている状態は、除電
前を示す丸印よりも小さく示されている。
【0024】図4(B)に示すニップ部Bにおいて、感
光体2上のトナーは、転写ベルト3側に位置する転写バ
イアスローラ11からの転写バイアスによって転写紙S
上に転移する。この転写バイアスは−1.5kV〜−
6.5kVの範囲で高圧電源12から印加されるが、こ
れは以下のような定電流制御の結果、転写バイアスが可
変設定される。すなわち、図4において、高圧電源12
から出力された電流値をI1とし、転写ベルト3を介し
て接触板13から設置側に流れる帰還電流値を検出した
際の値をI2とした場合、これら両者間で、 I1−I2=IOUT (但し、IOUT:一定)・・・(1) の関係が得られるようにI1の値を制御する。これは、
温度、湿度等の環境条件の変化や転写ベルト3の製造品
質に生じるバラツキに拘らず、転写紙S上での表面電位
Pを安定させることによって転写効率の変化を無くす
ようにするためである。
【0025】つまり、転写ベルト3及び転写紙Sを通し
て感光体2側に流れる電流IOUTとして見立てることに
よって、転写紙S上での表面抵抗VPの低抵抗化あるい
は高抵抗化による転写ベルト3への電流の流れ易さの変
化が転写紙Sの分離性能や転写性能に影響してしまうの
を防止するようになっている。本構成例の場合I
OUTは、搬送速度330mm/sec、有効転写バイアスロー
ラ長310mmにおいて、IOUT=35μA±5μAに設
定した場合に良好な転写が得られた。
【0026】ところで、感光体2からの画像転写が行わ
れると、これと同時に転写紙Sも帯電する。従って、転
写ベルト3の真電荷と転写紙S側に発生する分極電荷と
の関係により、転写紙Sを転写ベルト3上に静電的に吸
着して感光体2からの転写紙の分離が行える。そして、
感光体2の曲率分離を利用した転写紙S自らの腰の強さ
による剥離動作によって、感光体2からの分離が助長さ
れる。
【0027】しかし、このような静電吸着は、環境条件
の変化により、高湿度の場合には、転写紙Sに電流が流
れやすくなるので転写紙の分離がうまくいかなくなる。
このため、図5に示した転写ベルト3の表面層3bでの
抵抗値が若干高めに設定してあることから、ニップ部B
での転写紙Sへの真電荷の移行を遅らせ、さらには、転
写バイアスローラ11をニップ部Bよりも転写紙搬送方
向で下流側に位置させている。これにより、転写ベルト
3から転写紙Sへの真電荷の移行を遅らせて、転写紙S
と感光体2との間での静電的な吸着関係を回避するよう
になっている。
【0028】この場合に用いる真電荷の移行を遅らせる
とは、転写紙Sが感光体2側のニップ部に至るまでの上
流側で転写紙Sへの電荷が発生しないことを意味してい
る。このことから、転写紙Sの感光体2への巻き付きが
防止され、また、感光体2からの転写紙Sの分離不良も
防止されることになる。
【0029】さらに、転写ベルト3側でも、環境変化に
よる抵抗変化が少ないものが選択される方がよく、抵抗
を制御する導電材料としてはカーボン、酸化亜鉛などを
適量添加し、弾性体ベルトとしてゴムベルトを用いた場
合には、クロロプレーンゴム、EPDMゴム、シリコー
ンゴム、エピクロルヒドリンゴムなどの吸湿性が少な
く、抵抗値が安定した材質を選択することが望まれる。
【0030】尚、この感光体3側へ流れる電流IOUT
値は一義的なものではなく、搬送速度が遅い場合には減
らすことができ、反対に搬送速度が早い時や、転写前除
電ランプ15が用いられない場合には増やすことにな
る。
【0031】一方、ニップ部Bを通過した転写紙Sは、
転写ベルト3の移動に合わせて静電吸着搬送され、駆動
側のローラ5での曲率分離が行われる。このため、駆動
ローラ5の直径は16mm以下に設定されている。さら
に、このような駆動ローラ5を用いた場合には、上質4
5K紙(剛度:横21[cm3/100])の分離が可能である
という実験結果が得られている。
【0032】また、駆動ローラ5で転写ベルト3から分
離された転写紙Sは、ガイド板で案内されて定着部17
を構成する加熱ローラ17aとパッドローラ17bの間
に搬送される。定着部17では、転写紙S上のトナーを
加熱溶融して転写紙Sに圧着してトナーを転写紙S上に
定着させる。
【0033】転写紙Sへの画像転写及び分離が完了した
転写ベルト3は、DCソレノイド8の励磁が解除される
のに応じて接離レバー9が解除され、支持体7が感光体
2から離間される。そして、クリーニング装置6により
表面を清掃される。クリーニング装置6は、ポリウレタ
ン等からなるクリーニングブレード6Aを備えており、
クリーニングブレード6Aで転写ベルト3を機械的に摺
擦することにより、感光体2の紙間部の表面から転移し
たり転写紙に転写されないで転写ベルト3の周辺に飛散
していたものが付着した場合のトナーや、転写紙Sから
転移した紙粉を掻き取るようになっている。
【0034】クリーニングブレード6Aによって摺擦さ
れる転写ベルト3は、摺擦抵抗の増加による駆動力の増
大あるいはクリーニングブレード6Aのめくれ等の現象
を防止するのに、摩擦係数の低いものとして表面にフッ
素系の樹脂材料、例えばポリフッ化ビニリデン、四フッ
化エチレンなどが被覆されている。また、転写ベルト3
の表面からクリーニングブレード6Aで掻き取られたト
ナーあるいは紙粉は、トナー回収コイル6Bによって転
写搬送装置1から図示しない廃トナー回収容器に収容さ
れる。
【0035】ところで、上記クリーニングブレード6A
による転写ベルト3のクリーニングはカウンターブレー
ド方式で行われているが、このカウンターブレード方式
は効果的である反面、転写ベルトとの摩擦係数が高くな
ってしまった時にクリーニングブレードが転写ベルトに
巻き込まれてしまうという欠点がある。クリーニングブ
レードの巻き込みが起こると、転写ベルトが十分にクリ
ーニングされず、結果として転写材の裏面が汚れてしま
うという問題や、過度の力でクリーニングブレードが転
写ベルトに加圧されて転写ベルトが損傷するという問題
などがある。
【0036】そこでこのような問題を解決するため、本
発明では、上述した構成の転写搬送装置において、クリ
ーニングブレード6Aの下流側で該クリーニングブレー
ド6Aの両端部に相当する位置に、転写ベルト3に接触
して該転写ベルト3とクリーニングブレード6Aの接触
抵抗を小さくする潤滑剤を供給する潤滑剤供給手段を設
けたものである。以下、本発明の実施例について説明す
る。
【0037】
【実施例】
(実施例1)図1は本発明の一実施例を示す転写搬送装
置の構成説明図であり、(A)は転写搬送装置の概略構
成を示す図、(B)は(A)の装置をF方向から見たと
きの図である。転写搬送装置1の基本構成は前述した通
りであるが、本実施例では、転写ベルト3の転写材搬送
領域外であってクリーニングブレード6Aの下流側で該
クリーニングブレード6Aの両端部に相当する位置に、
転写ベルト3に対して潤滑剤を供給する手段として潤滑
剤塗布装置16を設けている。ここで、図1(A)に示
すように、潤滑剤塗布装置16は、クリーニングブレー
ド6Aより下流側で転写紙Sの搬送開始位置に到るまで
の範囲(A1)内であれば、任意の位置に設置すること
が可能である。また、この潤滑剤塗布装置16の塗布手
段(例えば塗布ローラ)16aは、図1(B)に示すよ
うに、ブレードエッジのめくれが発生しやすいクリーニ
ングブレード6Aの両端部に相当する位置(B1)に設
置するとよい。
【0038】潤滑剤塗布装置16に用いる潤滑剤として
は微粒粉末やグリスなどがあるが、画像や感光体に対し
て影響の小さいものを選ぶ必要がある。潤滑剤塗布装置
16の塗布手段としては、回転ローラからなる塗布ロー
ラ16aの他、ハケ、ヘラ、回転ブラシなど様々なもの
が考えられる。また、塗布手段そのものを潤滑作用のあ
るもので構成することも可能であり、スポンジのような
ものに潤滑剤を含ませて塗布することも可能である。こ
こでは一例として、潤滑剤塗布装置16の塗布手段とし
て塗布ローラー16aと該塗布ローラ16aに潤滑剤を
供給する潤滑剤容器16bを用い、転写ベルト3に接触
して従動回転する塗布ローラ16aによって潤滑剤容器
16b内の潤滑剤を汲み上げて転写ベルト3に塗布する
ようにしている。
【0039】一般的にクリーニングブレード6Aの清掃
または摩擦抵抗を小さくする手段は、潜像やトナー画像
を乱すことがないようにブレード位置またはブレード位
置直前であることが多い(例えば特開平4−35819
3号公報参照)。その場合はクリーニング装置内にそれ
らの手段を組み込まなければならず構成も複雑になり位
置の自由度も小さい。それに比較して本発明では、図1
に示すように、クリーニングブレード6Aより下流で転
写紙Sの転写・搬送を妨げない位置であればどこに潤滑
剤塗布装置16を設置してもよいという利点がある。こ
れにより簡単な構成で必要以上にクリーニングブレード
6Aと転写ベルト3の摩擦力が大きくなるのを防ぐこと
ができ、その結果、ブレードめくれを防止し、めくれに
よる転写ベルト3のクリーニング不良からくる転写紙の
裏面汚れも防ぐことができる。
【0040】(実施例2)次に図2は本発明の別の実施
例を示す転写搬送装置の概略構成図であって、図1に示
した潤滑剤塗布装置16の塗布手段(図示の例では塗布
ローラ)16aに転写ベルト3に対して接離する手段を
持たせたものである。一例としては図示しない転写搬送
装置本体の支持部に中間部16dを揺動自在に軸支され
たアーム16cを設け、該アーム16cの一端側で塗布
ローラ16aを回転自在に支持し、アーム16cの他端
側に設けたレバー部16eを例えばソレノイド16fに
連結し、ソレノイド16fのON,OFFによりレバー
部16eを上下に動かすことにより、塗布ローラ16a
が転写ベルト3に接離するようにする。そして画像形成
装置本体の制御部(図示せず)からの信号を受けるとソ
レノイド16fがONになり、レバー部16eがソレノ
イド16fに引き付けられ、塗布ローラ16aが持ち上
げられて転写ベルト3に接触し、潤滑剤が塗布されるよ
うにする。尚、塗布ローラ16aを持ち上げる手段とし
ては、上記のようにソレノイド16fで引き付ける方式
の他、カムとバネ等を用いてアーム16cのレバー部1
6eを上下動する方式等、様々な方式が考えられ、図示
のものに限られるものではない。
【0041】ところで、上記のような接離機構を設けず
に、塗布ローラ16aを転写ベルト3に接触させたまま
とし、潤滑剤を常時供給するような構成としても問題は
ないが、一般的な使用状態を考えると、潤滑剤は一日に
一度程度の塗布や、あるいは所定の画像形成枚数毎の塗
布で十分である。そこで本発明では図2のような接離機
構を設けておき、例えば、朝電源をONにした時に画像
形成装置が自動で行う条件設定動作中に、塗布ローラ1
6aが転写ベルト3に接触して塗布作業を行うような制
御信号を組み込んだり、あるいは所定の画像形成枚数毎
に塗布ローラ16aが転写ベルト3に接触して塗布作業
を行うような制御信号を制御部のプログラム中に組み込
んでおくことにより、必要時のみ塗布作業が行われるよ
うにしている。これにより、実用的で効果的にブレード
めくれを防止し、めくれによるベルトのクリーニング不
良からくる転写紙の裏面汚れも防ぐことができる。この
ように制御部からの制御信号により潤滑剤塗布装置16
が接離動作するようにしておけば、潤滑剤塗布装置16
の使用を必要最小限に抑えることができ、潤滑剤の無駄
な消費を防ぐことができ、装置の高寿命化も図れる。
【0042】(実施例3)次に図3は本発明のさらに別
の実施例を示す転写搬送装置の概略構成図であって、本
実施例の転写搬送装置では、転写ベルト3を上下して感
光体2に対して接離する手段を有し、潤滑剤塗布装置1
6は固定され、転写ベルト3の上下により潤滑剤塗布装
置16が接離する構成としたものである。本実施例の転
写搬送装置では、潤滑剤塗布装置16が転写ベルト3に
対し接離するという点で図2に示した実施例2の構成と
効果は似ているが、より簡単な構成でその効果を得られ
るようにしている。
【0043】一般的に転写ベルトを用いた転写搬送装置
では、図4を参照して説明したように、非転写時には転
写ベルト3が感光体2から離れる動作を行う。すなわ
ち、前述したように、転写紙Sへの画像転写及び分離が
完了した転写ベルト3は、DCソレノイド8の励磁が解
除されるのに応じて接離レバー9が解除され、転写ベル
ト3が感光体2から離間される。本実施例では転写搬送
装置に具備されている転写ベルト3の接離機構(例え
ば、DCソレノイド8と接離レバー9)を利用して、図
3に示すように、転写ベルト3が感光体2から離間され
た位置(図中に破線で示す位置)にきたときに塗布ロー
ラ16aが転写ベルト3に接触するように潤滑剤塗布装
置16を設置しておき、潤滑剤塗布装置16の塗布ロー
ラ16aにより転写ベルト3に潤滑剤を供給してクリー
ニングブレード6Aの摩擦の低減を行っている。この方
式では、通常の転写動作中は塗布ローラ16aは転写ベ
ルト3から離間されており、通常の非転写時には転写ベ
ルト3が回転しないため、潤滑剤塗布装置16が劣化し
たり、潤滑剤が無駄に消費される畏れがない。そして、
任意の特定のタイミング(例えば、前述の実施例2のよ
うに朝電源をONにした時や、所定の画像形成枚数毎)
に、非転写時の状態で転写ベルト3が一回転あるいは数
回転されるように構成しておけば、潤滑剤塗布装置16
の塗布ローラ16aにより転写ベルト3に潤滑剤が塗布
される。
【0044】転写搬送装置の転写・非転写動作には様々
なものがあるが、いずれにしても、上記のような接離機
構により転写ベルト3がフレームごと上下する構成の装
置に対しては本実施例の構成が効果的であり、潤滑剤塗
布装置16側に接離機構を設ける必要がなくなる。その
結果、簡単な構成で、長期にわたってより効果的にブレ
ードめくれを防止し、めくれによる転写ベルトのクリー
ニング不良からくる転写紙の裏面汚れを防ぐことができ
る。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の転
写搬送装置においては、クリーニングブレードの下流側
で該クリーニングブレードの両端部に相当する位置に、
転写ベルトに接触して該転写ベルトとクリーニングブレ
ードの接触抵抗を小さくする潤滑剤を供給する潤滑剤供
給手段を有する構成としたことにより、転写ベルトのク
リーニングブレードの両端部に相当する位置に潤滑剤を
供給することができるので、常にブレード両端部の転写
ベルトとの摩擦抵抗を小さくしてブレードのめくれを防
止し、長期間にわたり裏汚れのない良好な転写画像を得
ることができる。
【0046】請求項2記載の転写搬送装置においては、
請求項1の構成に加えて、潤滑剤供給手段が転写ベルト
に対して接離する手段を有する構成としたことにより、
潤滑剤供給手段が転写ベルトに対して接離して必要なと
きにのみ潤滑剤が供給されるようにすることができの
で、潤滑剤供給手段の使用を必要最小限に抑えることが
でき、潤滑剤の無駄な消費を防ぐことができ、装置の高
寿命化も図れる。従って、摩擦抵抗を小さくしてブレー
ドめくれを防止する効果を維持したまま、より長期間に
わたり裏汚れのない良好な転写画像を得ることができ
る。
【0047】請求項3記載の転写搬送装置においては、
請求項1の構成に加えて、転写ベルトを上下して像担持
体に対して接離する手段を有し、潤滑剤供給手段は固定
され、転写ベルトの上下により潤滑剤供給手段が接離す
る構成としたことにより、潤滑剤供給手段が固定されて
いても、転写ベルトの像担持体に対する接離動作によっ
て潤滑剤供給手段との接離動作を行うことができるの
で、請求項2よりも簡単な構成で潤滑剤供給手段の使用
を必要最小限に抑えることができ、潤滑剤の無駄な消費
を防ぐことができ、装置の高寿命化も図れる。従って、
摩擦抵抗を小さくしてブレードめくれを防止する効果を
維持したまま、より効果的に、簡単な構成で、長期間に
わたり裏汚れのない良好な転写画像を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す転写搬送装置の構成説
明図であり、(A)は転写搬送装置の概略構成を示す
図、(B)は(A)の装置をF方向から見たときの図で
ある。
【図2】本発明の別の実施例を示す転写搬送装置の概略
構成図である。
【図3】本発明のさらに別の実施例を示す転写搬送装置
の概略構成図である。
【図4】本発明に係る転写搬送装置を備えた画像形成装
置の要部構成の説明図である。
【図5】転写ベルトの構成例を示す要部断面図である。
【図6】図4に示す画像形成装置における現像、転写工
程の説明図である。
【符号の説明】
1 転写搬送装置 2 感光体(像担持体) 3 転写ベルト 4 従動ローラ 5 駆動ローラ 6 クリーニング装置 6A クリーニングブレード 8 DCソレノイド(転写ベルトの接離手段) 9 接離レバー(転写ベルトの接離手段) 11 バイアス印加ローラ(バイアス印加手段) 16 潤滑剤塗布装置(潤滑剤供給手段) 16a 塗布ローラ 16b 潤滑剤容器 16c アーム(塗布ローラの接離手段) 16e レバー部(塗布ローラの接離手段) 16f ソレノイド(塗布ローラの接離手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体と対向して配置された無端状で中
    抵抗の転写ベルトと、その転写ベルトの裏面側に配設さ
    れたバイアス印加手段と、前記転写ベルト表面を清掃す
    るクリーニングブレードを有し、転写材を保持した転写
    ベルトを回転する像担持体に当接させて前記バイアス印
    加手段への高電圧印加により像担持体上のトナー像を転
    写材へ転写させ、転写後の転写材を定着部に向けて搬送
    し、転写材分離後の転写ベルト表面に残留したトナーを
    前記クリーニングブレードで清掃する構成の転写搬送装
    置において、 前記クリーニングブレードの下流側で該クリーニングブ
    レードの両端部に相当する位置に、転写ベルトに接触し
    て該転写ベルトとクリーニングブレードの接触抵抗を小
    さくする潤滑剤を供給する潤滑剤供給手段を有すること
    を特徴とする転写搬送装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の転写搬送装置において、潤
    滑剤供給手段が転写ベルトに対して接離する手段を有す
    ることを特徴とする転写搬送装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の転写搬送装置において、転
    写ベルトを上下して像担持体に対して接離する手段を有
    し、潤滑剤供給手段は固定され、転写ベルトの上下によ
    り潤滑剤供給手段が接離することを特徴とする転写搬送
    装置。
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