JPH11352792A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH11352792A JPH11352792A JP10155894A JP15589498A JPH11352792A JP H11352792 A JPH11352792 A JP H11352792A JP 10155894 A JP10155894 A JP 10155894A JP 15589498 A JP15589498 A JP 15589498A JP H11352792 A JPH11352792 A JP H11352792A
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- cleaning brush
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- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
リーニング機能の向上を図り、転写ベルト及びクリーニ
ングブレードの寿命を長くして、コストの低減及びメン
テナンス性向上を図る。 【解決手段】 クリーニングブレード24より上流にク
リーニングブラシ26を設け、転写ベルト17上の紙粉
及びトナーを摺接除去する。転写ベルトの劣化によるク
リーニング機能低下時に、クリーニングブラシ26にト
ナーと逆極性のバイアスを印加して、トナーを静電吸着
する事によりクリーニング機能を高める。クリーニング
ブラシ26の飽和を遅延するため、クリーニング機能低
下時の条件を限定してクリーニングブラシ26にトナー
と逆極性のバイアスを印加して限定的にクリーニング機
能を高める。
Description
いて、シート紙等を支持搬送する転写ベルトのクリーニ
ング性能を維持する画像形成装置に関する。
うち、感光体を露光して除電された領域に、帯電極性と
同極性のトナーを付与し現像剤像を得る反転現像方式の
デジタル画像形成装置にあっては、感光体上の現像剤像
をシート紙等の被転写体に転写するための転写電荷の極
性は、感光体の帯電極性と逆極性と成る。その結果、転
写終了後、被転写体と感光体とが静電的に吸着してしま
う事から、被転写体の剥離時には、静電的な吸着力に抗
してこれらを分離する事となる。
ンタ等では、感光体の径が小さいことから、シート紙等
をその腰の強さを利用して感光体から分離し、その補助
手段としてコロナチャージャ等の剥離手段を設けてい
た。一方プロセス速度の速いデジタル複写機等では、感
度の比較的低い有機感光体のド径が大きくなるため、シ
ート紙の腰を利用しての分離が難しい。
了後の分離位置における感光体の曲率を部分的に大きく
して分離し易くする装置や、表面にフッソ系の樹脂等が
塗布される転写べルトを使用してシート紙を転写ベルト
側に吸着させ分離する装置等が実用化されている。これ
らのうち転写ベルトを使用する装置にあっては、紙詰ま
り時や特殊な紙サイズを使用した際にべルトに付着した
トナーあるいは通常の印字の際にべルトに付着した紙粉
やトナーを除去して良好な転写及び搬送を維持するた
め、従来、クリーニングブレードを用いてシート紙分離
後の転写ベルトのクリーニングを行っていた。
写ベルトのクリーニングに用いるクリーニングブレード
は、多くの場合弾性部材を用いており、このような弾性
のクリーニングブレードに大きな紙粉等の異物が挟まる
と、クリ−ニング不良を発生するのは勿論、シート紙を
転写搬送する間のクリーニングブレードとの摺擦により
転写べルト表面とクリ−ニングプレードとの間に挟まっ
た紙紛が研磨剤として働いて、転写べルト表面に塗布さ
れる樹脂に微小な傷を付けてしまう。このため転写ベル
トの劣化が早められ、クリーニング不良を生じシート紙
の汚損や転写不良による表示品位の低下を来たしてしま
う。更に紙紛を除去するためのメンテナンス頻度が増大
されてメンテナンス性が低下され、クリーニングブレー
ドの交換あるいは転写ベルトの交換時期が早められてコ
ストの低減が妨げられるという問題を生じていた。
で、クリーニングブレードによる転写ベルトのクリーニ
ング機能を向上し、転写ベルト及びクリーニングブレー
ドの長寿命化を図り、メンテナンス性を向上及びコスト
の低減を図る画像形成装置を提供する事を目的とする。
決するための手段として、像担持体と、この像担持体に
現像剤像を形成する画像形成手段と、前記像担持体の転
写領域に被転写体を搬送する無端の走行部材と、前記転
写領域にて前記走行部材に搬送される前記被転写体に転
写電荷を付与する転写手段と、前記走行部材を清掃する
クリーニングブレードと、前記被転写体の剥離位置から
前記クリーニングブレードに達する迄の間に設けられ前
記走行部材を清掃するクリーニングブラシと、このクリ
ーニングブラシにバイアスを印加する電源と、前記クリ
ーニングブラシに印加するバイアスを変動するよう前記
電源を制御する電源制御手段とを設けるものである。
段として、像担持体と、この像担持体に現像剤像を形成
する画像形成手段と、前記像担持体の転写領域に被転写
体を搬送する無端の走行部材と、前記転写領域にて前記
走行部材に搬送される前記被転写体に転写電荷を付与す
る転写手段と、前記走行部材を清掃するクリーニングブ
レードと、前記被転写体の剥離位置から前記クリーニン
グブレードに達する迄の間に設けられ前記走行部材を清
掃するクリーニングブラシと、このクリーニングブラシ
にバイアスを印加する電源と、前記走行部材周囲の温度
条件に応じて前記クリーニングブラシに印加するバイア
スを変動するよう前記電源を制御する電源制御手段とを
設けるものである。
段として、像担持体と、この像担持体に現像剤像を形成
する画像形成手段と、前記像担持体の転写領域に被転写
体を搬送する無端の走行部材と、前記転写領域にて前記
走行部材に搬送される前記被転写体に転写電荷を付与す
る転写手段と、前記走行部材を清掃するクリーニングブ
レードと、前記被転写体の剥離位置から前記クリーニン
グブレードに達する迄の間に設けられ前記走行部材を清
掃するクリーニングブラシと、このクリーニングブラシ
にバイアスを印加する電源と、前記走行部材の使用状況
に応じて前記クリーニングブラシに印加するバイアスを
変動するよう前記電源を制御する電源制御手段とを設け
るものである。
段として、像担持体と、この像担持体に現像剤像を形成
する画像形成手段と、前記像担持体の転写領域に被転写
体を搬送する無端の走行部材と、前記転写領域にて前記
走行部材に搬送される前記被転写体に転写電荷を付与す
る転写手段と、前記走行部材を清掃するクリーニングブ
レードと、前記被転写体の剥離位置から前記クリーニン
グブレードに達する迄の間に設けられ前記走行部材を清
掃するクリーニングブラシと、このクリーニングブラシ
にバイアスを印加する電源と、前記クリーニングブレー
ドの使用状況に応じて前記クリーニングブラシに印加す
るバイアスを変動するよう前記電源を制御する電源制御
手段とを設けるものである。
段として、像担持体と、この像担持体に現像剤像を形成
する画像形成手段と、前記像担持体の転写領域に被転写
体を搬送する無端の走行部材と、前記転写領域にて前記
走行部材に搬送される前記被転写体に転写電荷を付与す
る転写手段と、前記走行部材を清掃するクリーニングブ
レードと、前記被転写体の剥離位置から前記クリーニン
グブレードに達する迄の間において前記走行部材に接触
し前記走行部材の走行方向と順方向で周速比1未満で回
転するクリーニングブラシと、このクリーニングブラシ
の付着物を除去する除去部材とを設けるものである。
段として、像担持体と、この像担持体に現像剤像を形成
する画像形成手段と、前記像担持体の転写領域に被転写
体を搬送する無端の走行部材と、前記転写領域にて前記
走行部材に搬送される前記被転写体に転写電荷を付与す
る転写手段と、前記走行部材を清掃するクリーニングブ
レードと、前記被転写体の剥離位置から前記クリーニン
グブレードに達する迄の間に設けられ前記走行部材を清
掃するクリーニングブラシと、このクリーニングブラシ
による前記走行部材に対する負荷の軽減を制御するブラ
シ制御手段とを設けるものである。
シによりクリーニングブレード到達前に現像剤や紙紛等
を除去し、クリーニング性を高め、クリーニング手段の
メンテナンス頻度の低減によりメンテナンス性を向上す
ると共に、転写ベルト及びクリーニング手段の長寿命化
により低コスト化を図るものである。
る。図1は、従来の装置である第1の装置を示し、一様
に−500〜−800Vの表面電位を付与する帯電器
1、露光装置2、現像装置3を経て、反転現像方式によ
りマイナス極性に帯電される感光体4上にマイナス極性
のトナーにより現像画像を形成する一方、感光体4上の
現像画像に同期してシート紙Pを搬送し高圧電源5aに
より+300〜5kVのバイアスを印加される給電ロー
ラ5によりシート紙P上に現像画像を転写させる転写ベ
ルト6のクリーニングを、クリーニングブレード7だけ
で行うものである。図2は第2の装置を示し、転写ベル
ト6のクリーニングをクリーニングブレード7及びクリ
ーニングブラシ8を用いて行うものである。
ンニング試験を行った結果を表1に示す。給電ローラ5
は体積抵抗10e2〜10e8Ω・cmの弾性部材から
成り、転写ベルト6は体積抵抗が10e8〜10e12
Ω・cmの弾性部材から成っている。又クリーニングブ
ラシ8は体積抵抗が10e2〜8Ωで、ポリエステル繊
維を植毛したものを使用した。クリーニングブラシ8の
毛先は、転写べルト表面に対して約1mm食い込ませ、
転写べルト6に対して逆方向に周速比0.5で回転す
る。更にクリーニングブラシ8には0.5〜1.5mm
食い込むように金属のバー8aを当てて、クリーニング
ブラシ8に付着した紙粉を叩き落とすような構成とし
た。
チャートを印刷し、電源9よりクリーニングブラシ8に
印加されるバイアス電圧を−1.5kV、0V(GN
D)、+1.5kVとして、20℃の常温で50k枚コ
ピーするごとに、30℃の高温環境および10℃の低温
環境で5k枚づつのコピーを行い、クリ−ニング不良の
有無を確認した。また、紙粉のない状況についても比較
するため、図1の構成で紙を通さない実験も行った。
の装置のいずれも、常温及び高温環境では、200k枚
以上に渡ってクリ−ニング不良が発生しなかったが、通
紙をした場合には、第1の装置、及び第2の装置でクリ
ーニングブラシにGND、+1.5kVのバイアス電圧
を印加する構成では、低温環境において100k枚後に
クリ−ニング不良を発生した。また、クリーニングブラ
シに−1.5kVのバイアス電圧を印加する構成では、
150k枚後にクリ−ニング不良を発生した。このとき
クリーニングブラシは紙粉によって白く変色しているの
が確認された。
合では、150k枚後でも低温環境でクリ−ニング不良
を発生せず、200k枚後で僅かに不良が発生した状態
であった。このような結果は転写べルトの表面粗さの測
定結果(図示せず)とも一致しており、今回の実験の設
定ではべルトの表面粗さが5μmを超えると、低温低湿
環境(10℃、20%)にてクリ−ニング不良が発生し
た。
着がなければ、転写べルト表面の劣化を低く抑えること
が出来、又クリーニングブラシに現像剤と同極性の−バ
イアスを印加することで、紙粉をより効果的に除去で
き、クリ−ニング手段を多少なりとも延命できることが
判明した。
後、更に低温環境にてランニング試験を行った結果を表
2に示す。
ングブレードも200k枚使用した後のため、クリーニ
ングブレード7のみで転写ベルト6のクリーニングを行
う第1の装置では、直ちにクリ−ニング不良を発生して
しまう。但し、ここでクリーニングブレードを交換すれ
ば、その後50k枚程度迄はクリ−ニング不良を発生し
なくなる。
7及びクリーニングブラシ8を用いてクリーニングする
第2の装置では、クリーニングブラシ8に現像剤と逆極
性の+バイアスを印加すると不良を発生しなくなる。尚
第2の装置において、クリーニングブラシ8を接地(G
ND)し、あるいはクリーニングブラシ8に−バイアス
を印加した場合は初期からクリーニング不良を生じ
る。)これはクリーニングブラシ8に+バイアスを印加
したことで、転写べルト6に付着したトナーがクリーニ
ングブラシ8に静電的に吸着移動し、いわばブラシクリ
ーニングが成立したためである。
と、クリーニングブラシ8の繊維間にトナーが詰まって
回収能カが低下してしまうことから、その後60k枚終
了後には再度クリーニング不良を生じてしまう。そこで
クリーニングブラシ8を掃除したところ、トナー回収能
力が復帰してクリ−ニング不良を発生しなくなった。
ブラシに+バイアスを印加する一方、常温や高温環境で
は、転写べルト上の紙粉をある程度除去できる−バイア
スを印加する事によりクリーニング効率が向上される事
が判明した。又、クリーニングブラシ8自身もトナー付
着によりクリーニング機能を低下しても清掃する事によ
り再生され延命される事が判明した。但し、転写ベルト
表面が劣化していない状態では、低温環境であってもク
リーニングブレードのみで十分クリーニング可能である
ことから、転写ベルトが新しくほとんど劣化していない
場合には、クリーニングブラシへの+バイアスの印加は
不要とされる。また、べルト表面が劣化して表面粗さが
大きくなっていても、クリ−ニングプレードを新品に交
換すると、低温環境下においてもクリ−ニング性能が回
復する事が判明した。
4に示す第1の実施の形態を参照して説明する。図3
は、画像形成装置の画像形成部10を示す概略構成図で
あり、像担持体でありマイナス帯電される感光体11周
囲には感光体11に一様に−500〜−800Vの表面
電位を付与する帯電器12、画像情報を光情報に変換し
感光体11を反転露光する露光装置13の露光部13
a、マイナス極性のトナーにより反転現像を行う現像装
置14、感光体11と対向する転写領域にて高圧電源1
6aにより+300〜5kVのバイアスを印加され、走
行部材である転写ベルト17を介してシート紙Pに転写
電荷を付与する転写手段である給電ローラ16、感光体
11上の残留トナーを除去するクリーニング装置18、
除電器20がその矢印s方向の回転方向に沿って順次配
置されている。又、21は、図示しない給紙装置から供
給されるシート紙Pを、感光体11上に形成されるトナ
ー像に同期して給電ローラ16方向に搬送するレジスト
ローラであり、25は定着ローラである。
動ローラ22及び従動ローラ23間に掛け渡され、矢印
t方向に走行する体積抵抗が10e8〜10e12Ω・
cmの弾性部材表面に、フッ素系樹脂を塗布してなる転
写ベルト17には、転写ベルト17に付着したトナーや
紙紛を除去する弾性のウレタンからなるクリーニングブ
レード24が摺接されている。ここで駆動ローラ22
は、転写ベルト17除電のため接地されている。又クリ
ーニングブレード24の上流には体積抵抗が10e2〜
8Ωで、ポリエステル繊維を植毛して成るクリーニング
ブラシ26が、転写ベルト17表面に対して食い込み
0.5〜2.5mmとなるよう当接し、転写ベルト17
と順方向である矢印u方向に周速比0.5で回転するよ
うになっている。
応じて制御装置(図示せず)により操作されるスイッチ
27を介し、−1.5kVを印加するマイナス電源2
8、あるいは+500Vを印加するプラス電源30が接
続されている。即ち、検知手段(図示せず)により15
℃以上の常温及び高温が検知された場合は、スイッチ2
7は図示しない制御装置によりマイナス電源28にスイ
ッチされ、15℃以下の低温が検知された場合は、スイ
ッチ27はプラス電源30にスイッチされる。
よる感光体11の矢印s方向の回転に従い、感光体11
は帯電器12により一様に−極性に帯電され、露光部1
3aにて画像情報に対応する光情報を走査露光され、反
転静電潜像を形成され現像装置14に達し、−極性のト
ナーにより反転現像され、トナー像を形成される。一
方、コピー開始により転写ベルト17は矢印t方向に走
行し感光体11上のトナー像と同期してレジストローラ
21により供給されるシート紙Pを転写ベルト17に静
電的に吸着し給電ローラ16に対向する感光体11の転
写位置に搬送する。
り給電ローラ16に+300〜5kVのバイアスが印加
されていて、感光体11上のトナー像は転写位置を通過
する間にシート紙Pに静電的に転写される。この後シー
ト紙Pは、転写ベルトの静電吸着力により感光体11か
ら剥離され、接地される駆動ローラ22位置に達する
と、感光体11との静電吸着力が弱められ、腰の強さに
より感光体11から剥離され、定着ローラ25に搬送さ
れ、トナー像を定着後、排紙される。一方感光体11は
シート紙P剥離後、クリーニング装置18、除電器20
を経て次のコピー可能とされる。
ベルト17は駆動ローラ22及び従動ローラ23により
走行されクリーニングブラシ26に達する。ここでクリ
ーニングブラシ26は、周囲の温度条件に応じてより良
好なクリーニングを行うよう、図4に示すフローチャー
トに従い制御装置(図示せず)により制御されている。
即ちステップ100にて、温度センサ(図示せず)から
入力されたデータが周囲の温度が15℃以上であるか否
かを比較し、15℃以上であればステップ101にてス
イッチ27がマイナス電源28に接続され、クリーニン
グブラシ26は−1.5kVのバイアスを印加される。
これによりクリーニングブラシ26は、転写ベルト17
上の紙粉を摺接除去する事となる。
ップ102にてスイッチ27がプラス電源30に接続さ
れ、クリーニングブラシ26は+500Vのバイアスを
印加される。これによりクリーニングブラシ26は、転
写ベルト17上の紙粉を摺接除去し更に転写ベルト17
上のトナーを静電的に吸着除去することと成る。尚、ク
リーニングブラシ26に静電的に付着したトナーは徐々
に溜まってしまうが、クリーニングブラシ26に−1.
5kVのバイアスが印加された際には、静電的に吐き出
されることとなる。
より補助的にトナー及び紙粉を除去された後、転写ベル
ト17はクリーニングブレード24に到達し、紙紛やト
ナーをブレードクリーニングされ、次のシート紙Pの搬
送操作を待機する事となる。
た本実施の形態の転写ベルト17を用いランニング試験
を行ったところ(表3)に示す結果を得られ、低温環境
においても200k枚迄は良好なクリーニングを得られ
た。ランニング試験はA4サイズ紙に約6%のチャート
をコピーし、20℃の常温で50k枚コピーするごと
に、30℃の高温環境および10℃の低温環境で5k枚
づつのコピーを行い、クリ−ニング不良の有無を確認し
た。
ベルトを用い初期から低温環境にてランニング試験を行
ったところ(表4)に示す結果を得られた。
ト17上のトナーをクリーニングブラシ26に静電的に
吸着してクリーニング機能を向上し、常温あるいは高温
環境においては、低温環境時にクリーニングブラシ26
に溜まったトナーを吐き出してクリーニングブラシ26
の長寿命化を図る事により、低温環境においても200
k枚迄は良好なクリーニングを得られ、従来に比し良好
なクリーニング性能をより長く維持出来、メンテナンス
頻度を低減出来ると共にクリーニングブレード24や転
写ベルト17の長寿命化によりコストの低減を図れる。
態を参照して説明する。本実施の形態は第1の実施の形
態とは、クリーニングブラシ26に印加するバイアスの
極性を変える条件が異なるものの、他は第1の実施の形
態と同様である事から、第1の実施の形態と同一部分に
ついては同一符号を付してその説明を省略する。本実施
の形態におけるクリーニングブラシ26のスイッチ27
は、転写ベルト17の使用状況に応じて図5に示すフロ
ーチャートに従い、制御装置(図示せず)により操作さ
れ、これによりクリーニングブラシ26のバイアス印加
が制御される。
ーニング時、ステップ106にて転写ベルト17が新し
いか否かを比較し、新しい場合はステップ107に進み
先ずカウンタリセットを行いK=0にセットした後ステ
ップ108に進み、カウンタを加算しK=K+1とす
る。ステップ106で転写ベルト17が既に使用中であ
る場合はステップ108に進む。
を比較しコピーが100k枚を越え転写ベルト17表面
が劣化していると判断した場合は、ステップ111に進
みスイッチ27をプラス電源30に接続し、クリーニン
グブラシ26に+500Vのバイアスを印加し、クリー
ニングブラシ26により、転写ベルト17上の紙粉を摺
接除去し又トナーを静電的に吸着除去してブレードクリ
ーニング前に付着トナーをブラシクリーニングする。
であり転写ベルト17表面が劣化していないと判断した
場合は、ステップ112に進みスイッチ27をマイナス
電源28に接続し、クリーニングブラシ26に−1.5
kVのバイアスを印加する。これによりクリーニングブ
ラシ26は、転写ベルト17上の紙粉を摺接除去する事
となる。
かを比較して、次のコピーが有る場合は、ステップ10
8に戻り、コピーが無い場合はクリーニングブラシ26
のバイアス印加制御を終了する。
ていない間は、クリーニングブレード24により付着ト
ナーを確実に除去出来良好なクリーニング機能を得られ
低温環境においてもクリーニング不良を発生しないの
で、この間はクリーニングブラシ26にトナーと同極性
の−1.5kVを印加して、ブラシクリーニングを行わ
ずにクリーニングブラシ26の目詰まりを防止しその長
寿命化を実現する。
ト17表面が劣化した場合には、クリーニングブレード
24のみでは良好なクリーニングを得にくく成っている
ので、クリーニングブラシ26にトナーと逆極性の+5
00Vを印加して、クリーニングブラシ26にトナーを
静電吸着してブラシクリーニングを補助的に行って、転
写ベルト17の劣化にかかわらず低温環境におけるクリ
ーニング不良を防止して、転写ベルト17あるいはクリ
ーニングブレード24の長寿命化を図る。
た本実施の形態の転写ベルト17を用いランニング試験
を行ったところ(表3)に示す結果を得られ、低温環境
においても150k枚迄は良好なクリーニングを得られ
た。
を備えた転写ベルトを用い初期から低温環境にてランニ
ング試験を行ったところ(表4)に示す結果を得られ、
150k枚迄良好なクリーニングを得られた。
劣化してきたときに転写ベルト17上のトナーをクリー
ニングブラシ26に静電的に吸着するので、補助的なブ
ラシクリーニングをより効果的に実施でき、転写ベルト
17の劣化にかかわらず低温環境にいても良好なクリー
ニングを得られ、転写ベルト17あるいはクリーニング
ブレード24が長寿命化される。そして転写ベルト17
が新しくて劣化しておらずブレードクリーニングにより
良好なクリーニング結果を得られる間は、ブラシクリー
ニングを行わない事により、トナーの目詰まりによるク
リーニングブラシ26の飽和を遅延出来、クリーニング
ブラシ26の長寿命化も図れ、ひいては従来に比し良好
なクリーニング性能をより長く維持出来、メンテナンス
頻度を低減出来ると共にクリーニングブレード24や転
写ベルト17及びクリーニングブラシ26の長寿命化に
よりコストの低減を図れる。
態を参照して説明する。本実施の形態は第2の実施の形
態と同様、第1の実施の形態とは、クリーニングブラシ
26に印加するバイアスの極性を変える条件が異なるも
のの、他は第1の実施の形態と同様である事から、第1
の実施の形態と同一部分については同一符号を付してそ
の説明を省略する。本実施の形態におけるクリーニング
ブラシ26のスイッチ27は、転写ベルト17の使用状
況及び温度環境に応じて図6に示すフローチャートに従
い、制御装置(図示せず)により操作され、これにより
クリーニングブラシ26のバイアス印加が制御される。
ーニング時、ステップ116にて転写ベルト17が新し
いか否かを比較し、新しい場合はステップ117に進み
先ずカウンタリセットを行いK=0にセットした後ステ
ップ118に進み、カウンタを加算しK=K+1とす
る。ステップ116で転写ベルト17が既に使用中であ
る場合はステップ118に進む。
を比較しコピーが100k枚を越え転写ベルト17表面
が劣化していると判断した場合は、ステップ121に進
み、ステップ120でコピーが100k枚以下であり転
写ベルト17表面が劣化していないと判断した場合は、
ステップ123に進む。
下であるか否かを比較し、15℃以下であればステップ
122に進み、15℃より高ければステップ123に進
む。ステップ122では、スイッチ27をプラス電源3
0に接続し、クリーニングブラシ26に+500Vのバ
イアスを印加し、クリーニングブラシ26により、転写
ベルト17上の紙粉を摺接除去し又トナーを静電的に吸
着除去してブレードクリーニング前に付着トナーをブラ
シクリーニングする。ステップ123では、スイッチ2
7をマイナス電源28に接続し、クリーニングブラシ2
6に−1.5kVのバイアスを印加する。これによりク
リーニングブラシ26は、転写ベルト17上の紙粉を摺
接除去する事となる。
かを比較して、次のコピーが有る場合は、ステップ11
8に戻り、コピーが無い場合はクリーニングブラシ26
のバイアス印加制御を終了する。
していない間は、クリーニングブレード24により付着
トナーを確実に除去出来良好なクリーニング機能を得ら
れ低温環境においてもクリーニング不良を発生しないの
で、この間はクリーニングブラシ26にトナーと同極性
の−1.5kVを印加して、ブラシクリーニングを行わ
ずにクリーニングブラシ26の目詰まりを防止しその長
寿命化を実現する。
ト17表面が劣化した場合であって、周囲温度が低温で
ある場合には、クリーニングブレード24のみでは良好
なクリーニングを得にくく成っているので、クリーニン
グブラシ26にトナーと逆極性の+500Vを印加し
て、クリーニングブラシ26にトナーを静電吸着してブ
ラシクリーニングを補助的に行って、転写ベルト17の
劣化にかかわらず低温環境におけるクリーニング不良を
防止して、転写ベルト17あるいはクリーニングブレー
ド24の長寿命化を図る。
た本実施の形態の転写ベルト17を用いランニング試験
を行ったところ(表3)に示す結果を得られ、低温環境
においても200k枚迄は良好なクリーニングを得られ
た。
を備えた転写ベルトを用い初期から低温環境にてランニ
ング試験を行ったところ(表4)に示す結果を得られ、
150k枚迄良好なクリーニングを得られた。
劣化してきて更に低温環境のときに転写ベルト17上の
トナーをクリーニングブラシ26に静電的に吸着するこ
とから、補助的なブラシクリーニングをより効果的に実
施でき、転写ベルト17の劣化にかかわらず低温環境に
おいて良好なクリーニングを得られ、転写ベルト17あ
るいはクリーニングブレード24を長寿命化出来る。
いない間、更には転写ベルト17が劣化してきても環境
温度が常温以上であり、ブレードクリーニングにより良
好なクリーニング結果を得られる間は、ブラシクリーニ
ングを行わない事により、トナーの目詰まりによるクリ
ーニングブラシ26の飽和を遅延出来、クリーニングブ
ラシ26の長寿命化も図れ、ひいては従来に比し良好な
クリーニング性能をより長く維持出来、メンテナンス頻
度を低減出来ると共にクリーニングブレード24や転写
ベルト17及びクリーニングブラシ26の長寿命化によ
りコストの低減を図れる。
態を参照して説明する。本実施の形態は第2、第3の実
施の形態と同様、第1の実施の形態とは、クリーニング
ブラシ26に印加するバイアスの極性を変える条件が異
なるものの、他は第1の実施の形態と同様である事か
ら、第1の実施の形態と同一部分については同一符号を
付してその説明を省略する。本実施の形態におけるクリ
ーニングブラシ26のスイッチ27は、クリーニングブ
レード24の使用状況及び温度環境に応じて図7に示す
フローチャートに従い、制御装置(図示せず)により操
作され、これによりクリーニングブラシ26のバイアス
印加が制御される。
ーニング時、ステップ126にて転写ベルト17が新し
いか否かを比較し、新しい場合はステップ127に進み
先ずカウンタリセットを行いK=0にセットした後ステ
ップ128に進み、カウンタを加算しK=K+1とす
る。ステップ126で転写ベルト17が既に使用中であ
る場合はステップ128に進む。次にステップ130で
K>50kか否かを比較しコピーが50k枚を越えクリ
ーニングブレード24が劣化していると判断した場合
は、ステップ131に進み、ステップ130でコピーが
50k枚以下でありクリーニングブレード24が劣化し
ていないと判断した場合は、ステップ133に進む。
下であるか否かを比較し、15℃以下であればステップ
132に進み、15℃より高ければステップ133に進
む。ステップ132では、スイッチ27をプラス電源3
0に接続し、クリーニングブラシ26に+500Vのバ
イアスを印加し、クリーニングブラシ26により、転写
ベルト17上の紙粉を摺接除去し又トナーを静電的に吸
着除去してブレードクリーニング前に付着トナーをブラ
シクリーニングする。ステップ133では、スイッチ2
7をマイナス電源28に接続し、クリーニングブラシ2
6に−1.5kVのバイアスを印加する。これによりク
リーニングブラシ26は、転写ベルト17上の紙粉を摺
接除去する事となる。
かを比較して、次のコピーが有る場合は、ステップ12
8に戻り、コピーが無い場合はクリーニングブラシ26
のバイアス印加制御を終了する。
していない間及び、転写ベルトが劣化しても周囲温度が
15℃より高い時には、クリーニングブレード24によ
り付着トナーを確実に除去出来良好なクリーニング機能
を得られクリーニング不良を発生しないので、この間は
クリーニングブラシ26にトナーと同極性の−1.5k
Vを印加して、ブラシクリーニングを行わずにクリーニ
ングブラシ26の目詰まりを防止しその長寿命化を実現
する。
ト17表面が劣化した場合であって、周囲温度が15℃
以下の低温である場合には、クリーニングブレード24
のみでは良好なクリーニングを得にくく成っているの
で、クリーニングブラシ26にトナーと逆極性の+50
0Vを印加して、クリーニングブラシ26にトナーを静
電吸着してブラシクリーニングを補助的に行って、転写
ベルト17の劣化にかかわらず低温環境におけるクリー
ニング不良を防止して、転写ベルト17あるいはクリー
ニングブレード24の長寿命化を図る。
た本実施の形態の転写ベルト17を用いランニング試験
を行ったところ(表3)に示す結果を得られ、低温環境
においても200k枚迄は良好なクリーニングを得られ
た。
を備えた転写ベルトを用い初期から低温環境にてランニ
ング試験を行ったところ(表4)に示す結果を得られ、
150k枚迄良好なクリーニングを得られた。
劣化してきて更に低温環境のときに転写ベルト17上の
トナーをクリーニングブラシ26に静電的に吸着するこ
とから、補助的なブラシクリーニングをより効果的に実
施でき、転写ベルト17の劣化にかかわらず低温環境に
おいて良好なクリーニングを得られ、転写ベルト17あ
るいはクリーニングブレード24を長寿命化出来る。
いない間、更には転写ベルト17が劣化してきても環境
温度が常温以上であり、ブレードクリーニングにより良
好なクリーニング結果を得られる間は、ブラシクリーニ
ングを行わない事により、トナーの目詰まりによるクリ
ーニングブラシ26の飽和をより遅延出来、クリーニン
グブラシ26の一層の長寿命化を図れ、ひいては従来に
比し良好なクリーニング性能をより長く維持出来、メン
テナンス頻度を低減出来ると共にクリーニングブレード
24や転写ベルト17及びクリーニングブラシ26の長
寿命化によりコストの低減を図れる。
態を参照して説明する。本実施の形態は第1の実施の形
態のクリーニングブラシ26の目詰まりを防止するため
にクリーニングブラシ26上の付着トナーを書き落とす
バーを設けるものの、他は第1の実施の形態と同様であ
る事から、第1の実施の形態と同一部分については同一
符号を付してその説明を省略する。本実施の形態におけ
るクリーニングブラシ26には、クリーニングブラシ2
6に付着したトナーや紙紛を掻き落とす金属製のバー3
1が、0.5〜2.5mmの食い込みをもって当接され
ている。
ー31との当接により、繊維の間に詰まったトナーや紙
紛を掻き落とし目詰まりを防止している。但し、図9に
示す(比較例1)のように、クリーニングブラシ26を
転写ベルト17の矢印t方向の走行方向に対して順方向
の矢印u方向に1倍以上の速度で回転させると、クリー
ニングブラシ26の毛先は、回転方向下流側になびく。
この状態でクリーニングブラシ26がバー31に当接す
ると、毛先は更に回転方向下流側になびいて毛たおれに
つながり、クリーニングブラシ26の性能を劣化してし
まう。また図10に示す(比較例2)のようにクリーニ
ングブラシ26を転写ベルト17の矢印t方向の走行方
向に対して逆方向の矢印w方向に回転させても、(比較
例1)と同様に毛先は回転方向下流側になびきバー31
との当接により毛たおれを招いてしまう。
グブラシ26を転写ベルト17と順方向で周速比0.5
で回転すれば、その毛先は図8に示すように回転方向に
逆らって(イ)に示すように逆方向になびく。この状態
でクリーニングブラシ26がバー31に当接すると、バ
ー31が毛先を叩く効果が大きくクリーニングブラシ2
6は目詰まりを効果的に解消される。又同時に毛先は
(ロ)に示すように元に戻る方向に強制され、繰り返し
の使用によっても毛たおれを発生しにくく成る。
てクリーニングブラシ26の転写ベルト17に対する回
転方向及び周速比を変えて、クリーニングブラシ26が
トナーの飽和を来たすまでの寿命を比較した結果を(表
5)に示す。転写ベルト17の表面粗さ6.8μm、ク
リーニングブラシ26の転写ベルト17への食い込み量
を1mm、バー31の食い込み量も1mmとし、クリー
ニングブラシ26の径はΦ17、転写ベルト17の周速
は400mm/secとする。
が、より長く良好なクリーニングを得られ、クリーニン
グブラシ26の寿命が伸び、中でもクリーニングブラシ
26の回転速度と、搬送ベルト17及びクリーニングブ
ラシ26間の速度差とがほぼ同じになる周速比0.5近
辺が最も寿命が伸びることが判明した。これは、クリー
ニングブラシ26の毛先が転写べルト17表面と摺擦さ
れてなびくときの速度と、バー31との当接により毛先
が元に戻る方向になびくときの速度とが近い方が、クリ
ーニングブラシ26の毛たおれが発生し難いことを示し
ている。
31を前述の第3の実施の形態のクリーニングブラシ2
6に用いランニング試験を行ったところ(表4)に示す
結果を得られ、初期から低温環境で連続して200k枚
ランニングしてもクリ−ニング不良は発生せず、良好な
クリーニングを得られた。
シ26の目詰まりを防止することにより飽和達成迄の時
間を遅延出来、クリーニングブラシ26の一層の長寿命
化を図れ、ひいては従来に比し良好なクリーニング性能
をより長く維持出来、メンテナンス頻度を低減出来ると
共にクリーニングブレード24や転写ベルト17及びク
リーニングブラシ26の長寿命化によりコストの低減を
図れる。
形態を参照して説明する。本実施の形態は第1の実施の
形態のバイアスを印加したクリーニングブラシ26を転
写ベルト17に当接することにより生じる画像への影響
を防止するためにクリーニングブラシ26を制御するも
のであり、他は第1の実施の形態と同様である事から、
第1の実施の形態と同一部分については同一符号を付し
てその説明を省略する。
に摺接することによって、紙粉及びトナー等をより効果
的に除去でき転写ベルト17のクリーニング性能を向上
し、転写ベルト17やクリーニングブレード24の長寿
命化を実現出来る。但し転写ベルト17にバイアスを印
加したクリーニングブラシ26を当接させると、べルト
のトルクが増大し、転写べルト17の微小な回転ムラが
発生しやすくなる。一方転写べルト17は感光体11と
接触しているため、特に転写電荷が付与されている状態
では、両者は静電的に吸着しているため、転写べルト1
7に微少な回転ムラを生じると、感光体11にも直接影
響を与えてしまう。
回転ムラを生じると、潜像が乱れ画質が低下してしま
う。そこで図11に示すフローチャートに従い、制御装
置(図示せず)によりクリーニングブラシ26の駆動装
置26aの駆動制御を行い、感光体11の画像露光中か
つ給電ローラ16による給電中は転写べルト17に当接
したクリーニングブラシ26の回転を停止するようにし
た。
ステップ136にて感光体11の露光部13aで、静電
潜像を露光中か否かを比較し、露光中である場合はステ
ップ137に進み、露光していない場合はステップ14
0に進む。ステップ137では、高圧電源16aがオン
され給電ローラ16が給電中であるか否かを比較し、給
電中である場合はステップ138に進み、そうでない場
合はステップ140に進む。
る駆動を停止して、クリーニングブラシ26の回転を停
止する。これにより転写ベルト17はクリーニングブラ
シ26によるトルクが低減される。ステップ140で
は、クリーニングブラシ26の駆動を停止する事無く回
転を続けることとなる。
た本実施の形態の転写ベルト17を用い画像形成状態を
比較したところ(表6)に示す様な結果を得られた。画
像はハーフトーンをコピーし、肉眼でもピッチムラを判
別できるように、感光体11の軸からフライホイール
(図示せず)を取り外して比較した。
好な画像を得られた。
クリーニングブラシ26を当接しても静電潜像形成中は
転写ベルト17に掛かるトルクが低減され、回転ムラを
生じる事が無く、バイアスを印加してもなんら画質の劣
化を懸念することなく、クリーニングブラシ26による
補助的なクリーニング機能により、転写ベルト17ある
いはクリーニングブレード24の長寿命化を図れる。
形態を参照して説明する。本実施の形態は第6の実施の
形態において、クリーニングブラシ26の駆動を制御す
る際の条件が異なるものの、他は第6の実施の形態と同
様である事から、第6の実施の形態と同一部分について
は同一符号を付してその説明を省略する。本実施の形態
におけるクリーニングブラシ26は、図12に示すフロ
ーチャートに従い、制御装置(図示せず)により駆動制
御され、感光体11の画像露光中あるいはシート紙Pへ
のトナー像転写中のいずれかであれば、転写べルト17
に当接したクリーニングブラシ26の回転を停止するよ
うにした。
ステップ141にて感光体11の露光部13aで、静電
潜像を露光中か否かを比較し、露光中である場合はステ
ップ143に進み、露光していない場合はステップ14
2に進む。ステップ142では、感光体11及び給電ロ
ーラ16間でシート紙Pにトナー像を転写中であるか否
かを比較し、転写中である場合はステップ143に進
み、そうでない場合はステップ144に進む。ステップ
143では、駆動装置26aによる駆動を停止して、ク
リーニングブラシ26の回転を停止する。これにより転
写ベルト17はクリーニングブラシ26によるトルクが
低減される。ステップ144では、クリーニングブラシ
26の駆動を停止する事無く回転を続けることとなる。
た本実施の形態の転写ベルト17を用い画像形成状態を
比較したところ(表6)に示す様な結果を得られ、ピッ
チムラを生じる事無く良好な画像を得られた。
るいはトナー像転写中のいずれにおいても転写ベルト1
7に掛かるトルクが低減され、回転ムラを生じる事が無
く、バイアスを印加してもなんら画質の劣化を懸念する
ことなく、クリーニングブラシ26による補助的なクリ
ーニング機能により、転写ベルト17あるいはクリーニ
ングブレード24の長寿命化を図れる。
8の実施の形態を参照して説明する。本実施の形態は第
7の実施の形態において、クリーニングブラシ26によ
り生じる画像への影響を防止するためクリーニングブラ
シ26を転写ベルト17と接離制御するものであり、他
は第7の実施の形態と同様である事から、第7の実施の
形態と同一部分については同一符号を付してその説明を
省略する。
26は、軸36aを支点として回動可能なアーム36に
支持されている。アーム36は、スブリング37により
転写べルト17側に付勢される一方、ソレノイド38に
よりスプリング37の付勢力に抗して転写ベルト17か
ら離間される。
ステップ146にて感光体11の露光部13aで、静電
潜像を露光中か否かを比較し、露光中である場合はステ
ップ148に進み、露光していない場合はステップ14
7に進む。ステップ147では、感光体11及び給電ロ
ーラ16間でシート紙Pにトナー像を転写中であるか否
かを比較し、転写中である場合はステップ148に進
み、そうでない場合はステップ150に進む。ステップ
148では、ソレノイド38をオンして、アーム36を
スプリング37に抗して矢印v方向に回動し、クリーニ
ングブラシ26を転写ベルト17から離間する。ステッ
プ150では、ソレノイド38をオフ状態に維持しクリ
ーニングブラシ26を転写ベルト17に摺接回転維持す
る。
た本実施の形態の転写ベルト17を用い画像形成状態を
比較したところ(表6)に示す様な結果を得られ、ピッ
チムラを生じる事無く良好な画像を得られた。
同様、静電潜像形成中あるいはトナー像転写中のいずれ
においても転写ベルト17に掛かるトルクが低減され、
回転ムラを生じる事が無く、バイアスを印加してもなん
ら画質の劣化を懸念することなく、クリーニングブラシ
26による補助的なクリーニング機能により、転写ベル
ト17あるいはクリーニングブレード24の長寿命化を
図れる。
のでは無くその趣旨を変えない範囲での変更は可能であ
って、例えば像担持体の帯電極性は+極性であっても良
い。また、走行部材やクリーニングブレード、クリーニ
ングブラシの材質は、現像剤像の良好な転写あるいは良
好なクリーニングを得られるものであれば限定されない
し、クリーニングブラシに印加するバイアスの大きさも
必要に応じて任意である。
度環境や、転写ベルトあるいはクリーニングブレードの
劣化状況に応じて、クリーニングブラシによるクリーニ
ング条件を最適化することにより、画像品位を低下する
事無く、長期間に渡り、走行部材のクリーニング機能を
良好に維持出来、転写ベルト及びクリーニングブレード
の長寿命化によりコストを低減出来、更にメンテナンス
性を向上出来る。
成図である。
はその概略構成図、(b)はその一部拡大図である。
画像形成部を示す概略構成図、(b)はその一部拡大図
である。
シのバイアス印加制御を示すフローチャートである。
シのバイアス印加制御を示すフローチャートである。
シのバイアス印加制御を示すフローチャートである。
シのバイアス印加制御を示すフローチャートである。
シを示す概略構成図である。
の原理を示す概略説明図である。
生の原理を示す概略説明図である。
示す概略構成図である。
示す概略構成図である。
示す概略構成図である。
ラシを転写ベルトに当接した状態を示す概略説明図であ
る。
ラシを転写ベルトから離間した状態を示す概略説明図で
ある。
Claims (12)
- 【請求項1】 像担持体と、この像担持体に現像剤像を
形成する画像形成手段と、前記像担持体の転写領域に被
転写体を搬送する無端の走行部材と、前記転写領域にて
前記走行部材に搬送される前記被転写体に転写電荷を付
与する転写手段と、前記走行部材を清掃するクリーニン
グブレードと、前記被転写体の剥離位置から前記クリー
ニングブレードに達する迄の間に設けられ前記走行部材
を清掃するクリーニングブラシと、このクリーニングブ
ラシにバイアスを印加する電源と、前記クリーニングブ
ラシに印加するバイアスを変動するよう前記電源を制御
する電源制御手段とを具備する事を特徴とする画像形成
装置。 - 【請求項2】 像担持体と、この像担持体に現像剤像を
形成する画像形成手段と、前記像担持体の転写領域に被
転写体を搬送する無端の走行部材と、前記転写領域にて
前記走行部材に搬送される前記被転写体に転写電荷を付
与する転写手段と、前記走行部材を清掃するクリーニン
グブレードと、前記被転写体の剥離位置から前記クリー
ニングブレードに達する迄の間に設けられ前記走行部材
を清掃するクリーニングブラシと、このクリーニングブ
ラシにバイアスを印加する電源と、前記走行部材周囲の
温度条件に応じて前記クリーニングブラシに印加するバ
イアスを変動するよう前記電源を制御する電源制御手段
とを具備する事を特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 電源制御手段が、常温時及び高温時にあ
ってはクリーニングブラシに現像剤と同極性のバイアス
を印可し、低温時にあっては前記クリーニングブラシに
前記現像剤と逆極性のバイアスを印可するよう電源を制
御する事を特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 像担持体と、この像担持体に現像剤像を
形成する画像形成手段と、前記像担持体の転写領域に被
転写体を搬送する無端の走行部材と、前記転写領域にて
前記走行部材に搬送される前記被転写体に転写電荷を付
与する転写手段と、前記走行部材を清掃するクリーニン
グブレードと、前記被転写体の剥離位置から前記クリー
ニングブレードに達する迄の間に設けられ前記走行部材
を清掃するクリーニングブラシと、このクリーニングブ
ラシにバイアスを印加する電源と、前記走行部材の使用
状況に応じて前記クリーニングブラシに印加するバイア
スを変動するよう前記電源を制御する電源制御手段とを
具備する事を特徴とする画像形成装置。 - 【請求項5】 電源制御手段が、走行部材の劣化前はク
リーニングブラシに現像剤と同極性のバイアスを印可
し、前記走行部材の劣化後は前記クリーニングブラシに
前記現像剤と逆極性のバイアスを印可するよう電源を制
御する事を特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 像担持体と、この像担持体に現像剤像を
形成する画像形成手段と、前記像担持体の転写領域に被
転写体を搬送する無端の走行部材と、前記転写領域にて
前記走行部材に搬送される前記被転写体に転写電荷を付
与する転写手段と、前記走行部材を清掃するクリーニン
グブレードと、前記被転写体の剥離位置から前記クリー
ニングブレードに達する迄の間に設けられ前記走行部材
を清掃するクリーニングブラシと、このクリーニングブ
ラシにバイアスを印加する電源と、前記クリーニングブ
レードの使用状況に応じて前記クリーニングブラシに印
加するバイアスを変動するよう前記電源を制御する電源
制御手段とを具備する事を特徴とする画像形成装置。 - 【請求項7】 電源制御手段が、クリーニングブレード
の劣化前はクリーニングブラシに現像剤と同極性のバイ
アスを印可し、前記クリーニングブレードの劣化後は前
記クリーニングブラシに前記現像剤と逆極性のバイアス
を印可するよう電源を制御する事を特徴とする請求項6
に記載の画像形成装置。 - 【請求項8】 像担持体と、この像担持体に現像剤像を
形成する画像形成手段と、前記像担持体の転写領域に被
転写体を搬送する無端の走行部材と、前記転写領域にて
前記走行部材に搬送される前記被転写体に転写電荷を付
与する転写手段と、前記走行部材を清掃するクリーニン
グブレードと、前記被転写体の剥離位置から前記クリー
ニングブレードに達する迄の間において前記走行部材に
接触し前記走行部材の走行方向と順方向で周速比1未満
で回転するクリーニングブラシと、このクリーニングブ
ラシの付着物を除去する除去部材とを具備する事を特徴
とする画像形成装置。 - 【請求項9】 クリーニングブラシが走行部材に対する
周速比0.3〜0.7で回転することを特徴とする請求
項8に記載の画像形成装置。 - 【請求項10】 像担持体と、この像担持体に現像剤像
を形成する画像形成手段と、前記像担持体の転写領域に
被転写体を搬送する無端の走行部材と、前記転写領域に
て前記走行部材に搬送される前記被転写体に転写電荷を
付与する転写手段と、前記走行部材を清掃するクリーニ
ングブレードと、前記被転写体の剥離位置から前記クリ
ーニングブレードに達する迄の間に設けられ前記走行部
材を清掃するクリーニングブラシと、このクリーニング
ブラシによる前記走行部材に対する負荷の軽減を制御す
るブラシ制御手段とを具備する事を特徴とする画像形成
装置。 - 【請求項11】 ブラシ制御手段が、画像形成手段によ
る像担持体への静電潜像形成中及び/又は転写手段によ
る転写電荷付与中は、クリーニングブラシの回転を停止
するよう制御するする事を特徴とする請求項10に記載
の画像形成装置。 - 【請求項12】 ブラシ制御手段が、画像形成手段によ
る像担持体への静電潜像形成中及び/又は転写手段によ
る転写電荷付与中は、クリーニングブラシを走行部材か
ら離間するよう制御するする事を特徴とする請求項10
に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10155894A JPH11352792A (ja) | 1998-06-04 | 1998-06-04 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10155894A JPH11352792A (ja) | 1998-06-04 | 1998-06-04 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11352792A true JPH11352792A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=15615838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10155894A Pending JPH11352792A (ja) | 1998-06-04 | 1998-06-04 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11352792A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100346720B1 (ko) * | 2000-02-21 | 2002-08-03 | 삼성전자 주식회사 | 습식 인쇄기의 캐리어 건조방법 |
JP2008074506A (ja) * | 2006-09-19 | 2008-04-03 | Ricoh Co Ltd | 記録材搬送装置及び画像形成装置 |
JP2009051201A (ja) * | 2007-07-27 | 2009-03-12 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2009298559A (ja) * | 2008-06-16 | 2009-12-24 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
JP2017003870A (ja) * | 2015-06-12 | 2017-01-05 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
-
1998
- 1998-06-04 JP JP10155894A patent/JPH11352792A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100346720B1 (ko) * | 2000-02-21 | 2002-08-03 | 삼성전자 주식회사 | 습식 인쇄기의 캐리어 건조방법 |
JP2008074506A (ja) * | 2006-09-19 | 2008-04-03 | Ricoh Co Ltd | 記録材搬送装置及び画像形成装置 |
JP4705539B2 (ja) * | 2006-09-19 | 2011-06-22 | 株式会社リコー | 記録材搬送装置及び画像形成装置 |
JP2009051201A (ja) * | 2007-07-27 | 2009-03-12 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2009298559A (ja) * | 2008-06-16 | 2009-12-24 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
JP2017003870A (ja) * | 2015-06-12 | 2017-01-05 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
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