JP2017003870A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】感光体2の表面の地肌部と現像装置4の現像ロール4aとの電位差である地肌ポテンシャルをより大きくする地肌ポテンシャル増大処理を所定のタイミングで実施する制御部を設けた。地肌ポテンシャル増大処理を実施すると、現像装置4内で現像ロール4aに担持された状態でトナーとは逆極性に帯電している異物の現像ロール4aから感光体2の地肌部への吐き出しを促進する。これにより、現像装置4内から感光体2への異物の吐き出しを促進することで、現像装置4内での異物の増加を抑えることができる。
【選択図】図2
Description
まず、この複写機の基本的な構成について説明する。図1は、実施形態に係る複写機を示す概略構成図である。この複写機は、電子写真プロセスによって記録シートPに画像を形成するプリンター部40と、原稿の画像を読み取って得た画像データをプリンター部40に送信する原稿画像読取部50とを備えている。
転写ニップ内においては、記録シートPの表面に付着している紙粉のうち、主にトナーの正規帯電極性とは逆極性(実施形態ではプラス)に帯電しているものが、転写電界の作用によって紙面から感光体2表面に逆転移する。この紙粉がクリーニング装置6とトナー返送・廃棄装置7とを経由して現像装置4内に返送されて蓄積していくのである。
第一変形例に係る複写機の制御部100は、図5の処理フローにおけるS1の工程において、湿度センサー108による湿度の検知結果と、温度センサー109による温度の検知結果とを取得する。そして、吐き出し処理の実施の要否を次の表16のように判定する。つまり、湿度の検知結果が比較的高くなったり、温度の検知結果が比較的高くなったりした場合に、吐き出し処理について実施する必要ありと判定する。
実施形態に係る複写機では、累積プリント枚数が所定枚数(30000枚)以上になったことを吐き出し処理の開始のトリガーにしていた。しかしながら、現像装置4内における紙粉の蓄積のし易さは、累積プリント枚数だけでなく、既に述べたように温湿度にも影響される。そこで、第二変形例に係る複写機の制御部100は、図5の処理フローにおけるS1の工程において、湿度センサー108による湿度の検知結果と、温度センサー109による温度の検知結果とを取得する。そして、それらの検知結果に基づいて、次の表17のように基準枚数を決定する。表17に示されるように、温度が高くなったり、湿度が高くなったりするほど、基準枚数として小さな値が決定される。この基準枚数は、前述した所定枚数の代わりに吐き出し処理の要否の判定に用いられる。よって、温度が高くなったり、湿度が高くなったりするほど、より少ない累積プリント枚数で吐き出し処理が開始されるようになる。
第三変形例に係る複写機の制御部100は、記録シートPがレジストニップに突き当たっているときの平滑度検知センサー110からの出力に基づいて、記録シートPの表面平滑度を算出する。そして、その算出結果に基づいて吐き出し処理の実施の要否を次の表18のように判定する。具体的には、表面平滑度が30度未満である場合に吐き出し処理について実施する必要ありと判定する。
感光体2の地肌部が上述した付着量検知センサー107の直下を通過しているときには、テストトナー像が通過しているときに比べて、付着量検知センサー107からの出力電圧が高くなる。以下、地肌部がセンサー直下を通過しているときの出力電圧を出力電圧Vsgという。図13に示されるように、地肌部に付着している紙粉の量が多くなるほど、地肌部表面での反射光量が少なくなることから、出力電圧Vsgが低くなる。通常プリント時の地肌ポテンシャルでは、現像スリーブから感光体2の地肌部にごく少量の紙粉しか転移しないことから、出力電圧Vsgに基づいて地肌部の紙粉付着量を把握することは困難である。しかし、地肌ポテンシャルを通常プリント時よりも大きくして紙粉の吐き出しを促進すれば、出力電圧Vsgに基づいて地肌部の紙粉付着量を把握し易くなる。地肌部の紙粉付着量が比較的多いと、現像装置4内での紙粉蓄積量が比較的多い状態になっているので、図13に示されるように、吐き出し処理の実施要求度が高くなる。
第五変形例に係る複写機では、複数の記録シートPに画像を連続的に形成する連続プリントジョブ中において、累積プリント枚数の計数値が30000枚に達したら、ジョブ中に吐き出し処理を実施する。
第六変形例に係る複写機は、以下に特筆する点の他が、第五変形例に係る複写機と同様の構成になっている。
図17は、第六変形例に係る複写機の転写ニップ周囲の構成を示す拡大構成図である。第六変形例に係る複写機の紙粉掻き取り装置21は、掻き取りブレードの代わりに、回転駆動する掻き取りブラシローラ21cを有している。この掻き取りブラシローラ21cにより、転写ローラ20の表面上の紙粉を掻き取って廃紙粉収容器21b内に廃棄する。
第七変形例に係る複写機は、以下に特筆する点の他が、第五変形例に係る複写機と同様の構成になっている。
図18は、第七変形例に係る複写機の転写ニップ周囲の構成を示す拡大構成図である。第六変形例に係る複写機の紙粉掻き取り装置21は、掻き取りブレードの代わりに、回転駆動する金属ローラ21dと、スクレーパー21eとを有している。金属ローラ21dは、その表面を転写ローラ20の表面に当接させながら、当接部で同表面と同じ方向に表面移動するように回転駆動する。スクレーパー21eは、その先端部を金属ローラ21dの表面に当接させている。
第八変形例に係る複写機は、以下に特筆する点の他が、第五変形例に係る複写機と同様の構成になっている。
第八変形例に係る複写機は、現像スリーブ上の紙粉を感光体2の表面移動方向におけるページ間対応領域に吐き出す代わりに、感光体2のページ領域に吐き出すようになっている。
図20は、第九変形例に係る複写機を示す概略構成図である。第九変形例に係る複写機は、以下に特筆する点の他が、第五変形例に係る複写機と同様の構成になっている。
第九変形例に係る複写機は、転写ローラ20の代わりに、無端状の転写ベルト22を感光体2に当接させている。
[態様A]
態様Aは、潜像担持体(例えば感光体2)と、前記潜像担持体の表面を帯電させる帯電手段(例えば帯電ローラ3)と、帯電後の前記表面に潜像を書き込む潜像書込手段(例えば光書込ユニット30)と、現像剤担持体(例えば現像スリーブ)に担持しているトナーによって前記潜像を現像する現像手段(例えば現像装置4)と、前記潜像担持体から転写体にトナー像を転写する転写手段(例えば転写ローラ20)と、前記転写手段を経由した後の前記潜像担持体上に付着している転写残トナーをクリーニング手段(例えばクリーニング装置6)と、前記クリーニング手段から前記現像手段にトナーを返送する返送手段(例えばトナー返送・廃棄装置7)とを備える画像形成装置(例えば複写機)において、前記表面の地肌部と前記現像剤担持体との電位差である地肌ポテンシャルをより大きくして前記現像剤担持体から前記表面への異物の吐き出しを促進する地肌ポテンシャル増大処理を所定のタイミングで実施する制御手段(例えば制御部100)を設けたことを特徴とするものである。
態様Bは、態様Aにおいて、前記潜像担持体上のトナー像のトナー付着量を検知するトナー付着量検知手段(例えば付着量検知センサー107)を設け、前記地肌ポテンシャル増大処理にて、前記潜像担持体上に形成したテストトナー像のトナー付着量に基づいて地肌ポテンシャルを決定するように、前記制御手段を構成したことを特徴とするものである。かかる構成では、地肌ポテンシャル増大処理における地肌ポテンシャルの増大量を、トナー付着量に基づいて把握したトナーの帯電量に見合った量にすることで、地肌ポテンシャルを増大させ過ぎることによるキャリア付着の発生を抑えることができる。
態様Cは、態様A又はBにおいて、湿度を検知する湿度検知手段(例えば湿度センサー108)を設け、前記地肌ポテンシャル増大処理にて、前記湿度検知手段による検知結果に基づいて地肌ポテンシャルを決定するように、前記制御手段を構成したことを特徴とするものである。かかる構成では、地肌ポテンシャル増大処理における地肌ポテンシャルの増大量を、湿度に基づいて把握したトナーの帯電量に見合った量にすることで、地肌ポテンシャルを増大させ過ぎることによるキャリア付着の発生を抑えることができる。
態様Dは、態様A〜Cの何れかにおいて、温度を検知する温度検知手段(例えば温度センサー109)を設け、前記地肌ポテンシャル増大処理にて、前記温度検知手段による検知結果に基づいて地肌ポテンシャルを決定するように、前記制御手段を構成したことを特徴とするものである。かかる構成では、地肌ポテンシャル増大処理における地肌ポテンシャルの増大量を、温度に基づいて把握したトナーの帯電量に見合った量にすることで、地肌ポテンシャルを増大させ過ぎることによるキャリア付着の発生を抑えることができる。
態様Eは、態様A〜Dの何れかにおいて、前記現像手段として、トナーと磁性キャリアとを含有する現像剤を用いて現像を行うものを用い、前記地肌ポテンシャル増大処理にて、前記現像手段内における磁性キャリアの累積循環距離又はこれに相関する所定のパラメータに基づいて地肌ポテンシャルを決定するように、前記制御手段を構成したことを特徴とするものである。かかる構成では、地肌ポテンシャル増大処理における地肌ポテンシャルの増大量を、磁性キャリアの累積循環距離に基づいて把握したトナーの帯電量に見合った量にすることで、地肌ポテンシャルを増大させ過ぎることによるキャリア付着の発生を抑えることができる。
態様Fは、態様A〜Eの何れかにおいて、プリントジョブ終了時に前記地肌ポテンシャル増大処理を実行するように、前記制御手段を構成したことを特徴とするものである。かかる構成では、プリントジョブ終了時に現像手段内に蓄積した異物を吐き出して蓄積量を低減することができる。
態様Gは、態様A〜Fの何れかにおいて、複数ページの画像を連続的に形成する連続プリントジョブの実施中に前記地肌ポテンシャル増大処理を実施し、異物を前記現像剤担持体から、前記潜像担持体における先行するページと後続のページとの間に対応するページ間対応領域に吐き出させるように、前記制御手段を構成したことを特徴とするものである。かかる構成では、連続プリントジョブの実施中においても、現像手段の現像剤担持体から潜像担持体への異物の吐き出しを促進して、現像手段内での異物の増加を抑えることができる。
態様Hは、態様A〜Gの何れかにおいて、プリントページ数に基づいて前記地肌ポテンシャル増大処理の実施タイミングを決定するように、前記制御手段を構成したことを特徴とするものである。かかる構成では、累積プリントページの増加によって現像手段内における異物の蓄積量がある程度増加したタイミングで地肌ポテンシャル増大処理を実施して吐き出し効率を向上させることができる。
態様Iは、態様A〜Gの何れかにおいて、環境を検知する環境検知手段(例えば湿度センサー108、温度センサー109)を設け、前記環境検知手段による検知結果に基づいて前記地肌ポテンシャル増大処理の実施タイミングを決定するように、前記制御手段を構成したことを特徴とするものである。かかる構成では、環境が潜像担持体への異物の転移をさせ易くするものに変化したことによって現像手段内における異物の蓄積量がある程度増加したタイミングで地肌ポテンシャル増大処理を実施して吐き出し効率を向上させることができる。
態様Jは、態様A〜Iの何れかにおいて、前記潜像担持体上のトナー像が直接又は中間転写体を介して転写される記録紙の平滑度の情報を取得する平滑度情報取得手段(例えば操作表示部111や平滑度検知センサー110)を設け、前記平滑度情報取得手段による取得結果に基づいて前記地肌ポテンシャル増大処理の実施タイミングを決定するように、前記制御手段を構成したことを特徴とするものである。かかる構成では、記録シートとして、潜像担持体への異物の転移をさせ易くするものが用いられたことによって現像手段内における異物の蓄積量がある程度増加したタイミングで地肌ポテンシャル増大処理を実施して吐き出し効率を向上させることができる。
態様Kは、態様Jにおいて、前記平滑度情報取得手段として、記録紙の平滑度を検知する平滑度検知手段(例えば平滑度検知センサー110)を用いたことを特徴とするものである。かかる構成では、記録シートの表面平滑度の情報をユーザーに入力してもらうことなく、表面平滑度に応じた適切なタイミングで地肌ポテンシャル増大処理を実施することができる。
態様Lは、態様A〜Kの何れかにおいて、前記潜像担持体の地肌部における異物付着量を検知する異物付着量検知手段(例えば付着量検知センサー107)を設け、前記異物付着量検知手段による検知結果に基づいて前記地肌ポテンシャル増大処理の実施タイミングを決定するように、前記制御手段を構成したことを特徴とするものである。かかる構成では、現像手段内の異物の蓄積量がある程度まで増加して現像剤担持体から潜像担持体への異物の転移量がある程度増加したタイミングで地肌ポテンシャル増大処理を実施して吐き出し効率を向上させることができる。
態様Mは、態様Lにおいて、前記潜像担持体の表面における全域のうち、前記異物付着量の検知対象領域に対しては、通常プリント時よりも大きな地肌ポテンシャルを作用させるように、前記制御手段を構成したことを特徴とするものである。かかる構成では、検知対象領域の異物付着量を通常プリント時の地肌部の異物付着量よりも増加させて、異物を検知し易くすることができる。
態様Nは、態様L又はMにおいて、前記異物付着量検知手段による検知結果に基づいて前記地肌ポテンシャル増大処理における必要実施時間を決定するように、前記制御手段を構成したことを特徴とするものである。かかる構成では、現像手段内での異物の蓄積量に応じた適切な必要実施時間だけ地肌ポテンシャル増大処理を実施することで、地肌ポテンシャル増大処理を不要に長く実施することによる装置のダウンタイムの発生を抑えることができる。
態様Oは、態様A〜Nの何れかにおいて、プリントジョブ中に前記地肌ポテンシャル増大処理を実施し、且つ、前記地肌ポテンシャル増大処理にて、前記潜像担持体の表面の表面移動方向と直交する方向における全域のうち、非画像領域の地肌ポテンシャルを画像領域の地肌ポテンシャルよりも大きくするように、前記制御手段を構成したことを特徴とするものである。かかる構成では、連続プリントジョブ中における潜像担持体の非画像領域に現像剤担持体上の異物を吐き出して、現像手段内での異物の増加を抑えることができる。
態様Pは、態様A〜Nの何れかにおいて、前記潜像担持体の表面の表面移動方向における全域のうち、前記地肌ポテンシャル増大処理によって異物が吐き出された領域を前記転写手段との対向領域に進入させるときに、トナーの正規帯電極性とは逆極性に帯電している逆帯電物質に対して前記潜像担持体側から前記転写体側に向かう静電気力を付与する電界を前記対向領域に形成するように、前記制御手段を構成したことを特徴とするものである。かかる構成では、潜像担持体に吐き出した異物を転写手段に転移させて回収破棄することができる。
態様Qは、態様Pにおいて、前記転写手段に供給する転写バイアスの極性をトナー像転写時とは逆にすることで前記電界を形成するように、前記制御手段を構成したことを特徴とするものである。かかる構成では、トナー像転写時と同極性の転写バイアスを採用する場合に比べて、潜像担持体から転写手段への異物の転移を促進することができる。
態様Rは、態様P又はQにおいて、前記転写手段として、前記潜像担持体に当接して転写ニップを形成するニップ形成部材を具備するものを用い、前記ニップ形成部材の表面から異物を除去する除去手段を設けたことを特徴とするものである。かかる構成では、潜像担持体からニップ形成部材に転移させた異物を、除去手段によってニップ形成部材で除去することで、ニップ形成部材から潜像担持体への異物の再付着の発生を抑えることができる。
態様Sは、態様Rにおいて、前記ニップ形成部材の表面に離型促進層を設けたことを特徴とするものである。かかる構成では、離型促進層によって除去手段による異物の除去効率を高めることができる。
態様Tは、態様R又はSにおいて、前記転写ニップに進入する前の前記潜像担持体の表面の電位を減衰させる電位減衰手段を設けたことを特徴とするものである。かかる構成では、異物を潜像担持体からニップ形成部材に転移させるための転写バイアスの値をより低くして省エネルギー化を図ることができる。
3:帯電ローラ(帯電手段)
4:現像装置(現像手段)
6:クリーニング装置(クリーニング手段)
7:トナー返送・廃棄装置(返送手段)
20:転写ローラ(転写手段、ニップ形成部材)
30:光書込ユニット(潜像形成手段)
100:制御部(制御手段)
107:付着量検知センサー(トナー付着量検知手段、異物付着量検知手段)
108:湿度センサー(湿度検知手段、環境検知手段)
109:温度センサー(温度検知手段、環境検知手段)
110:平滑度検知センサー(平滑度情報取得手段、平滑度検知手段)
111:操作表示部(平滑度情報取得手段)
Claims (20)
- 潜像担持体と、前記潜像担持体の表面を帯電させる帯電手段と、帯電後の前記表面に潜像を書き込む潜像書込手段と、現像剤担持体に担持しているトナーによって前記潜像を現像する現像手段と、前記潜像担持体から転写体にトナー像を転写する転写手段と、前記転写手段を経由した後の前記潜像担持体上に付着している転写残トナーをクリーニング手段と、前記クリーニング手段から前記現像手段にトナーを返送する返送手段とを備える画像形成装置において、
前記表面の地肌部と前記現像剤担持体との電位差である地肌ポテンシャルをより大きくする地肌ポテンシャル増大処理を所定のタイミングで実施する制御手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置において、
前記潜像担持体上のトナー像のトナー付着量を検知するトナー付着量検知手段を設け、
前記地肌ポテンシャル増大処理にて、前記潜像担持体上に形成したテストトナー像のトナー付着量に基づいて地肌ポテンシャルを決定するように、前記制御手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1又は2の画像形成装置において、
湿度を検知する湿度検知手段を設け、
前記地肌ポテンシャル増大処理にて、前記湿度検知手段による検知結果に基づいて地肌ポテンシャルを決定するように、前記制御手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至3の何れかの画像形成装置において、
温度を検知する温度検知手段を設け、
前記地肌ポテンシャル増大処理にて、前記温度検知手段による検知結果に基づいて地肌ポテンシャルを決定するように、前記制御手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至4の何れかの画像形成装置において、
前記現像手段として、トナーと磁性キャリアとを含有する現像剤を用いて現像を行うものを用い、
前記地肌ポテンシャル増大処理にて、前記現像手段内における磁性キャリアの累積循環距離又はこれに相関する所定のパラメータに基づいて地肌ポテンシャルを決定するように、前記制御手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至5の何れかの画像形成装置において、
プリントジョブ終了時に前記地肌ポテンシャル増大処理を実行するように、前記制御手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至6の何れかの画像形成装置において、
複数ページの画像を連続的に形成する連続プリントジョブの実施中に前記地肌ポテンシャル増大を実施し、異物を前記現像剤担持体から、前記潜像担持体における先行するページと後続のページとの間に対応するページ間対応領域に吐き出させるように、前記制御手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至7の何れかの画像形成装置において、
プリントページ数に基づいて前記地肌ポテンシャル増大処理の実施タイミングを決定するように、前記制御手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至7の何れかの画像形成装置において、
環境を検知する環境検知手段を設け、
前記環境検知手段による検知結果に基づいて前記地肌ポテンシャル増大処理の実施タイミングを決定するように、前記制御手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至9の何れかの画像形成装置において、
前記潜像担持体上のトナー像が直接又は中間転写体を介して転写される記録紙の平滑度の情報を取得する平滑度情報取得手段を設け、
前記平滑度情報取得手段による取得結果に基づいて前記地肌ポテンシャル増大処理の実施タイミングを決定するように、前記制御手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項10の画像形成装置において、
前記平滑度情報取得手段として、記録紙の平滑度を検知する平滑度検知手段を用いたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至11の何れかの画像形成装置において、
前記潜像担持体の地肌部における異物付着量を検知する異物付着量検知手段を設け、
前記異物付着量検知手段による検知結果に基づいて前記地肌ポテンシャル増大処理の実施タイミングを決定するように、前記制御手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項12の画像形成装置において、
前記潜像担持体の表面における全域のうち、前記異物付着量の検知対象領域に対しては、通常プリント時よりも大きな地肌ポテンシャルを作用させるように、前記制御手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項12又は13の画像形成装置において、
前記異物付着量検知手段による検知結果に基づいて前記地肌ポテンシャル増大処理の必要実施時間を決定するように、前記制御手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至14の何れかの画像形成装置において、
プリントジョブ中に前記地肌ポテンシャル増大処理を実施し、且つ、前記地肌ポテンシャル増大処理にて、前記潜像担持体の表面の表面移動方向と直交する方向における全域のうち、非画像領域の地肌ポテンシャルを画像領域の地肌ポテンシャルよりも大きくするように、前記制御手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至14の何れかの画像形成装置において、
前記潜像担持体の表面の表面移動方向における全域のうち、前記地肌ポテンシャル増大処理によって異物が吐き出された領域を前記転写手段との対向領域に進入させるときに、トナーの正規帯電極性とは逆極性に帯電している逆帯電物質に対して前記潜像担持体側から前記転写体側に向かう静電気力を付与する電界を前記対向領域に形成するように、前記制御手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項16の画像形成装置において、
前記転写手段に供給する転写バイアスの極性をトナー像転写時とは逆にすることで前記電界を形成するように、前記制御手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項16又は17の画像形成装置において、
前記転写手段として、前記潜像担持体に当接して転写ニップを形成するニップ形成部材を具備するものを用い、
前記ニップ形成部材の表面から異物を除去する除去手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項18の画像形成装置において、
前記ニップ形成部材の表面に離型促進層を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項18又は19の画像形成装置において、
前記転写ニップに進入する前の前記潜像担持体の表面の電位を減衰させる電位減衰手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
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